JP2006006893A - 血管硬化度評価装置、血管硬化度算出装置、および血管硬化度算出プログラム - Google Patents
血管硬化度評価装置、血管硬化度算出装置、および血管硬化度算出プログラム Download PDFInfo
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Abstract
本発明は、血管の硬化度を評価あるいは算出する装置等に関し、身体の各部の血管の硬化度を評価、算出するのに好適な装置等を提供する。
【解決手段】
測定対象部位の脈波速度PWVと血圧(収縮期血圧Psと拡張期血圧Pd)を測定し、Ln(Ps/Pd)・PWV2/(ΔP)(但し、ΔP=Ps−Pd、Lnはeを底とする自然対数である)を含む演算式、あるいは、測定対象部位の脈波速度PWVと血圧(平均血圧Pmと拡張期血圧Pd)を測定し、Ln(Pm/Pd)・PWV2/(ΔP)(但し、ΔP=Pm−Pd、Lnはeを底とする自然対数である)を含む演算式に基づいて測定対象部位の血管の硬化度を指標する評価値を算出して出力する。
【選択図】 図5
Description
Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Lnはeを底とする自然対数
ΔP=Ps−Pd
である。
を含む演算式に基づいて血管の硬化度を指標する評価値を算出する評価値算出部と、評価値算出部で算出された評価値を出力する評価値出力部とを備えたことを特徴とする。
β=K・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Kは定数である。
を算出するものであってもよく、この場合に、上記評価値算出部が、上記定数Kとして
K=2ρ
但し、ρは血液密度である。
を採用した評価値
β=2ρ・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP
を算出するものであってもよい。
β’=A・{K・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP}+B
但し、A,Bは各定数である。
を算出するものであってもよい。
β”=E・√{K・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP}+F
但し、E,Fは各定数である。
を算出するものであってもよい。
Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Lnはeを底とする自然対数
ΔP=Ps−Pd
である。
を含む演算式に基づいて血管の硬化度を指標する評価値を算出する評価値算出部と、評価値算出部で算出された評価値を出力する評価値出力部とを備えたことを特徴とする。
β=K・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Kは定数である。
を算出するものであってもよく、この場合に、上記評価値算出部が、上記定数Kとして
K=2ρ
但し、ρは血液密度である。
を採用した評価値
β=2ρ・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP
を算出するものであってもよい。
β’=A・{K・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP}+B
但し、A,Bは各定数である。
を算出するものであってもよく、あるいは、上記評価値算出部が、評価値β”として
β”=E・√{K・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP}+F
但し、E,Fは各定数である。
を算出するものであってもよい。
Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Lnはeを底とする自然対数
ΔP=Ps−Pd
である。
を含む演算式に基づいて血管の硬化度を指標する評価値を算出する評価値算出部と、評価値算出部で算出された評価値を出力する評価値出力部とを備えた血管硬化度算出装置として動作させることを特徴とする。
β=K・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Kは定数である。
を算出するものであってもよく、この場合に、上記評価値算出部が、上記定数Kとして
K=2ρ
但し、ρは血液密度である。
を採用した評価値
β=2ρ・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP
を算出するものであってもよい。
β’=A・{K・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP}+B
但し、A,Bは各定数である。
を算出するものであってもよく、あるいは、上記評価値算出部が、評価値β”として
β”=E・√{K・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP}+F
但し、E,Fは各定数である。
を算出するものであってもよい。
但し、Ps:収縮期血圧
Pd:拡張期血圧
D:拡張期血管半径
ΔD:血管半径の増加分
Ln:eを底とする自然対数
である。
=(ΔP/ρ)・(V/ΔV) ……(2)
但し、ΔP=Ps−Pd
ρ:血液密度
V:血管体積
ΔV:血管体積の変動分
血管は円筒モデルで考えることができ、血管長Lの血管の体積Vは、半径をDとすると、
V=(π・L・D2) ……(3)
となる。この式(3)は、体積Vは、半径Dの2乗に円周率πと長さLを乗じることにより求められることを表わしており、したがって、
(ΔV)/V={πL(D+ΔD)2−πLD2}/(πLD2)
={2D(ΔD)2+(ΔD)2}/D2
=(2ΔD)/D+(ΔD/D)2 ……(4)
ここで、D>>(ΔD)であるから、式(4)の中の(ΔD/D)2は充分小さく、(2ΔD)/Dに比べて無視できる。したがって、式(4)は、
(ΔV)/V=(2ΔD)/D ……(5)
と表わすことができる。
{D/(ΔD)}/2={V/(ΔV)} ……(6)
となる。この式(6)を式(2)に代入すると、
PWV2=(ΔP/ρ)・(D/ΔD)/2
={(ΔP)/(2ρ)}・(D/ΔD) ……(7)
この式(7)を変形し、
D/ΔD=PWV2/{(ΔP)/(2ρ)} ……(8)
この式(8)を式(1)に代入すると、
β=Ln(Ps/Pd)・PWV2/{(ΔP)/(2ρ)} ……(9)
となる。ここで、ρは血液密度であり定数であるため、
K=2ρ ……(10)
と置くと、式(9)は、
β=K・Ln(Ps/Pd)・PWV2/(ΔP) ……(11)
となる。
Ln(Ps/Pd)・PWV2/(ΔP)
を含む演算式に基づいて測定対象部位の血管の硬化度を指標する評価値を求めればよい。
β’=A・β+B
=A・{K・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP}+B ……(12)
但し、A,Bは変換調整定数である。
を採用してもよい。変換調整定数A,Bとしては、例えば、上述の式(11)のβを、医者が頭に記憶している従来の脈波伝播速度PWVを用いた診断における数値常識と同じ数値常識が適用できるように変換するための定数が採用される。
β”=E・√(β)+F
=E・√{K・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP}+F ……(13)
但し、E,Fは変換調整定数である。
を採用してもよい。脈波伝播速度PWVとβは、PWVを変数としたときβが二次曲線を描く関係となっているので、式(13)を採用するとこの関係が一次式の直線関係となるように変換される。このような変換を行なうとともに、従来の脈波伝播速度PWVを採用した診断における、医者が頭に記憶している数値常識と同じ数値常識が適用できるように変換調整定数を定義すると、より精確に、従来のPWVを採用した診断における数値常識に近づけることができる。
Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Lnはeを底とする自然対数
ΔP=Pm−Pd
である。
を含む演算式に基づいて血管の硬化度を指標する評価値を算出する評価値算出部と、評価値算出部で算出された評価値を出力する評価値出力部とを備えたことを特徴とする。
β=K・Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Kは定数である。
を算出するものであってもよい。
β’=A・{K・Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP}+B
但し、A,Bは各定数である。
を算出するものであってもよい。
β”=E・√{K・Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP}+F
但し、E,Fは各定数である。
を算出するものであってもよい。
Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Lnはeを底とする自然対数
ΔP=Pm−Pd
である。
を含む演算式に基づいて血管の硬化度を指標する評価値を算出する評価値算出部と、評価値算出部で算出された評価値を出力する評価値出力部とを備えたことを特徴とする。
β=K・Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Kは定数である。
を算出するものであってもよい。
β’=A・{K・Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP}+B
但し、A,Bは各定数である。
を算出するものであってもよく、あるいは、上記評価値算出部が、評価値β”として
β”=E・√{K・Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP}+F
但し、E,Fは各定数である。
を算出するものであってもよい。
Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Lnはeを底とする自然対数
ΔP=Pm−Pd
である。
を含む演算式に基づいて血管の硬化度を指標する評価値を算出する評価値算出部と、評価値算出部で算出された評価値を出力する評価値出力部とを備えた血管硬化度算出装置として動作させることを特徴とする。
β=K・Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Kは定数である。
を算出するものであってもよい。
β’=A・{K・Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP}+B
但し、A,Bは各定数である。
を算出するものであってもよく、あるいは、上記評価値算出部が、評価値β”として
β”=E・√{K・Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP}+F
但し、E,Fは各定数である。
を算出するものであってもよい。
Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Lnはeを底とする自然対数
ΔP=Ps−Pd
である。
を含む演算式に基づいて測定対象部位の血管の硬化度を指標する評価値が算出される。具体例については後述する。
β=Ln(Ps/Pd)・PWV2/{(ΔP)/(2ρ)} ……(9)
を採用する。
CAVI=Ln(Ps/Pd)・1/k2・PWV2 ……(14)
が提案されている(特願2003−397902)。
β’=A・β+B ……(12’)
但し、A,Bは変換調整定数
βは式(9)で定義されるβ
である。
β”=E√(β)+F ……(13’)
但し、E,Fは変換調整定数
βは式(9)で定義されるβ
である。
を採用してもよい。この場合、医者が従来より慣れている、PWV’を採用した診断における数値常識を、そのまま当て嵌めることができる。
A=5.8465
B=4.3255
と求められ、したがって、式(12’)は、
β’=5.8465×β+4.3255
となる。
E=11.212
F=−0.8336
と求められ、したがって式(13’)は、
β”=11.212×√β−0.8336
となる。
Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Lnはeを底とする自然対数
ΔP=Pm−Pd
である。
を含む演算式に基づいて測定対象部位の血管の硬化度を指標する評価値が算出される。演算式の具体例については後述する。
CAVIβm=K×Ln(Pm/Pd)・PWV2/(ΔP) ……(15)
但し、ΔP=Pm−Pd
Kは定数
である。
を採用する。
CAVI=Ln(Ps/Pd)・1/k2・PWV2 ……(14)
を採用し、式(14)と式(15)とを比較しながらそれらの演算式に基づく評価例を説明する。
CAVIβm’=A・CAVIβm+B
但し、A,Bは変換調整定数である。
CAVIβm”=E√(CAVIβ)+F
但し、E,Fは変換調整定数である。
を採用してもよい。この場合、医者が従来より慣れているPWV’を採用した診断における数値常識をそのまま当て嵌めることができる。
11 本体部
12 ディスプレイ
13 キーボード
14 マウス
20 CDROM
100 血管硬化度評価装置
101 脈波速度計測部
102 血圧測定部
103 評価値算出部
104 評価値出力部
200 血管硬化度算出装置
201 データ取得部
202 評価値算出部
203 評価値出力部
300 血管硬化度算出プログラム
301 データ取得部
302 評価値算出部
303 評価値出力部
Claims (30)
- 脈波速度PWVを求める脈波速度計測部と、
収縮期血圧Psおよび拡張期血圧Pdからなる血圧を求める血圧測定部と、
前記脈波速度計測部で求められた脈波速度と前記血圧測定部で求められた血圧とを用い、
Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Lnはeを底とする自然対数
ΔP=Ps−Pd
である。
を含む演算式に基づいて血管の硬化度を指標する評価値を算出する評価値算出部と、
前記評価値算出部で算出された評価値を出力する評価値出力部とを備えたことを特徴とする血管硬化度評価装置。 - 前記評価値算出部が、評価値βとして
β=K・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Kは定数である。
を算出するものであることを特徴とする請求項1記載の血管硬化度評価装置。 - 前記評価値算出部が、前記定数Kとして
K=2ρ
但し、ρは血液密度である。
を採用した評価値
β=2ρ・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP
を算出するものであることを特徴とする請求項2記載の血管硬化度評価装置。 - 前記評価値算出部が、評価値β’として
β’=A・{K・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP}+B
但し、A,Bは各定数である。
を算出するものであることを特徴とする請求項1記載の血管硬化度評価装置。 - 前記評価値算出部が、評価値β”として
β”=E・√{K・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP}+F
但し、E,Fは各定数である。
を算出するものであることを特徴とする請求項1記載の血管硬化度評価装置。 - 脈波速度PWVを表わすデータもしくは該脈波速度算出用のデータと、
収縮期血圧Psおよび拡張期血圧Pdからなる血圧を表わすデータもしくは該血圧算出用のデータとを取得するデータ取得部と、
前記データ取得部で取得されたデータを用い、
Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Lnはeを底とする自然対数
ΔP=Ps−Pd
である。
を含む演算式に基づいて血管の硬化度を指標する評価値を算出する評価値算出部と、
前記評価値算出部で算出された評価値を出力する評価値出力部とを備えたことを特徴とする血管硬化度算出装置。 - 前記評価値算出部が、評価値βとして
β=K・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Kは定数である。
を算出するものであることを特徴とする請求項6記載の血管硬化度算出装置。 - 前記評価値算出部が、前記定数Kとして
K=2ρ
但し、ρは血液密度である。
を採用した評価値
β=2ρ・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP
を算出するものであることを特徴とする請求項7記載の血管硬化度算出装置。 - 前記評価値算出部が、評価値β’として
β’=A・{K・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP}+B
但し、A,Bは各定数である。
を算出するものであることを特徴とする請求項6記載の血管硬化度算出装置。 - 前記評価値算出部が、評価値β”として
β”=E・√{K・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP}+F
但し、E,Fは各定数である。
を算出するものであることを特徴とする請求項6記載の血管硬化度算出装置。 - プログラムを実行する演算処理装置内で実行され、該演算処理装置を、
脈波速度PWVを表わすデータもしくは該脈波速度算出用のデータと、
収縮期血圧Psおよび拡張期血圧Pdからなる血圧を表わすデータもしくは該血圧算出用のデータとを取得するデータ取得部と、
前記データ取得部で取得されたデータを用い、
Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Lnはeを底とする自然対数
ΔP=Ps−Pd
である。
を含む演算式に基づいて血管の硬化度を指標する評価値を算出する評価値算出部と、
前記評価値算出部で算出された評価値を出力する評価値出力部とを備えた血管硬化度算出装置として動作させることを特徴とする血管硬化度算出プログラム。 - 前記評価値算出部が、評価値βとして
β=K・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Kは定数である。
を算出するものであることを特徴とする請求項11記載の血管硬化度算出プログラム。 - 前記評価値算出部が、前記定数Kとして
K=2ρ
但し、ρは血液密度である。
を採用した評価値
β=2ρ・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP
を算出するものであることを特徴とする請求項12記載の血管硬化度算出プログラム。 - 前記評価値算出部が、評価値β’として
β’=A・{K・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP}+B
但し、A,Bは各定数である。
を算出するものであることを特徴とする請求項11記載の血管硬化度算出プログラム。 - 前記評価値算出部が、評価値β”として
β”=C・√{K・Ln(Ps/Pd)・PWV2/ΔP}+D
但し、C,Dは各定数である。
を算出するものであることを特徴とする請求項11記載の血管硬化度算出プログラム。 - 脈波速度PWVを求める脈波速度計測部と、
平均血圧Pmおよび拡張期血圧Pdからなる血圧を求める血圧測定部と、
前記脈波速度計測部で求められた脈波速度と前記血圧測定部で求められた血圧とを用い、
Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Lnはeを底とする自然対数
ΔP=Pm−Pd
である。
を含む演算式に基づいて血管の硬化度を指標する評価値を算出する評価値算出部と、
前記評価値算出部で算出された評価値を出力する評価値出力部とを備えたことを特徴とする血管硬化度評価装置。 - 前記血圧測定部が、オシロメトリック法を採用した場合の脈派の最大点の血圧を平均血圧Pmとして求めるものであることを特徴とする請求項16記載の血管硬化度評価装置。
- 前記評価値算出部が、評価値βとして
β=K・Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Kは定数である。
を算出するものであることを特徴とする請求項16記載の血管硬化度評価装置。 - 前記評価値算出部が、評価値β’として
β’=A・{K・Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP}+B
但し、A,Bは各定数である。
を算出するものであることを特徴とする請求項16記載の血管硬化度評価装置。 - 前記評価値算出部が、評価値β”として
β”=E・√{K・Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP}+F
但し、E,Fは各定数である。
を算出するものであることを特徴とする請求項16記載の血管硬化度評価装置。 - 脈波速度PWVを表わすデータもしくは該脈波速度算出用のデータと、
平均血圧Pmおよび拡張期血圧Pdからなる血圧を表わすデータもしくは該血圧算出用のデータとを取得するデータ取得部と、
前記データ取得部で取得されたデータを用い、
Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Lnはeを底とする自然対数
ΔP=Pm−Pd
である。
を含む演算式に基づいて血管の硬化度を指標する評価値を算出する評価値算出部と、
前記評価値算出部で算出された評価値を出力する評価値出力部とを備えたことを特徴とする血管硬化度算出装置。 - 前記データ取得部が、平均血圧Pmを表わすデータあるいは平均血圧Pm算出用のデータとして、オシロメトリック法を採用した場合の脈派の最大点の血圧を表わすデータあるいは該最大点の血圧算出用のデータを取得するものであることを特徴とする請求項21記載の血管硬化度算出装置。
- 前記評価値算出部が、評価値βとして
β=K・Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Kは定数である。
を算出するものであることを特徴とする請求項21記載の血管硬化度算出装置。 - 前記評価値算出部が、評価値β’として
β’=A・{K・Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP}+B
但し、A,Bは各定数である。
を算出するものであることを特徴とする請求項21記載の血管硬化度算出装置。 - 前記評価値算出部が、評価値β”として
β”=E・√{K・Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP}+F
但し、E,Fは各定数である。
を算出するものであることを特徴とする請求項21記載の血管硬化度算出装置。 - プログラムを実行する演算処理装置内で実行され、該演算処理装置を、
脈波速度PWVを表わすデータもしくは該脈波速度算出用のデータと、
平均血圧Pmおよび拡張期血圧Pdからなる血圧を表わすデータもしくは該血圧算出用のデータとを取得するデータ取得部と、
前記データ取得部で取得されたデータを用い、
Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Lnはeを底とする自然対数
ΔP=Pm−Pd
である。
を含む演算式に基づいて血管の硬化度を指標する評価値を算出する評価値算出部と、
前記評価値算出部で算出された評価値を出力する評価値出力部とを備えた血管硬化度算出装置として動作させることを特徴とする血管硬化度算出プログラム。 - 前記データ取得部が、平均血圧Pmを表わすデータあるいは平均血圧Pm算出用のデータとして、オシロメトリック法を採用した場合の脈派の最大点の血圧を表わすデータあるいは該最大点の血圧算出用のデータを取得するものであることを特徴とする請求項26記載の血管硬化度算出プログラム。
- 前記評価値算出部が、評価値βとして
β=K・Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP
但し、Kは定数である。
を算出するものであることを特徴とする請求項26記載の血管硬化度算出プログラム。 - 前記評価値算出部が、評価値β’として
β’=A・{K・Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP}+B
但し、A,Bは各定数である。
を算出するものであることを特徴とする請求項26記載の血管硬化度算出プログラム。 - 前記評価値算出部が、評価値β”として
β”=C・√{K・Ln(Pm/Pd)・PWV2/ΔP}+D
但し、C,Dは各定数である。
を算出するものであることを特徴とする請求項26記載の血管硬化度算出プログラム。
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