JP2006005888A - 電力線搬送信号入出力装置 - Google Patents

電力線搬送信号入出力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006005888A
JP2006005888A JP2004183050A JP2004183050A JP2006005888A JP 2006005888 A JP2006005888 A JP 2006005888A JP 2004183050 A JP2004183050 A JP 2004183050A JP 2004183050 A JP2004183050 A JP 2004183050A JP 2006005888 A JP2006005888 A JP 2006005888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power line
core
case
case member
output device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004183050A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4071221B2 (ja
Inventor
Kazumi Kobayashi
一三 小林
Toshihiro Kuroshima
敏浩 黒嶋
Hiromitsu Abe
廣光 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2004183050A priority Critical patent/JP4071221B2/ja
Publication of JP2006005888A publication Critical patent/JP2006005888A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4071221B2 publication Critical patent/JP4071221B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 簡単な構成で、しかも容易に設置可能な電力線搬送信号入出力装置の提供。
【解決手段】 電力線搬送信号入出力装置1は、第1ケース部材10と第2ケース部材20とを備えた分割型ケースと、共に磁性体からなる第1コア部材50と第2コア部材60とを備え、第1コア部材50と第2コア部材60とが所定の面当接をなしたときに電力線を挿通させる貫通孔3aを提供する管状体をなす分割型コアとを備えている。第1ケース部材10と第2ケース部材20は、所定の結合状態において、分割型コアを収容するコア収容部16、26と、信号取出線の一部を収容する信号取出線収容部17と、コア収容部16、26と分割型ケースの外部とを連通し、互いに対向する位置に形成された1対の電力線用孔と、信号取出線収容部17と分割型ケースの外部とを連通する信号取出線用孔とを提供するように形成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電力線搬送信号入出力装置に関し、特に新たな配線工事を必要とせずに設置可能な電力線搬送信号入出力装置に関する。
伝送路として電話線や光ファイバー等の代わりに電力供給用の電力線を使用し、商用電源に搬送波を重畳させてデータ通信等を行う電力線通信技術が実用化されている。かかる通信技術によれば各家庭や事業所に引き込まれた電力線を活用できるため、新たな通信線を敷設すること無く効率的なネットワークの構築が可能である。
上記電力線通信に用いる装置として、例えば特許文献1には、電力線の途中に円筒形の磁性体とループ状の通信線を設置することにより、電力線搬送信号の入出力を行う入出力回路が開示されている。また同文献には、より簡便に設置を行うために2分割された磁性体を用いた例も示されている。
特開2004−32585号公報
しかしながら、特許文献1では入出力回路は示されているものの、電力線に磁性体及び通信線を設置するための具体的な構造は開示されていない。
そこで本発明は、簡単な構成で、しかも容易に設置可能な電力線搬送信号入出力装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、電力線に搬送される信号を、該電力線の近傍に設けた信号取出線により入出力するために用いる電力線搬送信号入出力装置を提供している。該電力線搬送信号入出力装置は、第1ケース部材と第2ケース部材とを備えた分割型ケースと、共に磁性体からなる第1コア部材と第2コア部材とを備え、該第1コア部材と該第2コア部材とが所定の面当接をなしたときに該電力線を挿通させる貫通孔を提供する管状体をなす分割型コアとを備えている。該第1ケース部材と該第2ケース部材は、所定の結合状態において、該分割型コアを収容するコア収容部と、該信号取出線の一部を収容する信号取出線収容部と、該コア収容部と該分割型ケースの外部とを連通し、互いに対向する位置に形成された1対の電力線用孔と、該信号取出線収容部と該分割型ケースの外部とを連通する少なくとも1個の信号取出線用孔と、を提供するように形成されている。該所定の結合状態において、該一対の電力線用孔は、該貫通孔の開口端付近に位置して該電力線を貫通させる。
かかる電力線搬送信号入出力装置によれば、分割型ケースを用いることによって簡単な構成で電力線搬送信号入出力装置を提供することができる。また、本電力線搬送信号入出力装置には、分割型のケース及び分割型のコアを用いているため、電力線の途中部分に容易に設置可能である。更に、該分割型ケースによってコア収容部及び信号取出線収容部が提供されているため、分割型コア及び信号取出線の一部をケース内の所定の位置に確実に収容することができる。
ここで、該貫通孔の中心は、該一対の電力線用孔の中心に対して、該コア収容部から該信号取出線収容部へ向かう方向に偏芯しているのが好ましい。かかる電力線搬送信号入出力装置によれば、分割型コアの貫通孔内に信号取出線のための空間が確保される。よって、信号取出線と電力線を離間することができるため、接触による断線やショートを防止できる。
また、該第1ケース部材及び該第2ケース部材は、それぞれ第1押圧部及び第2押圧部を備え、該第1押圧部及び該第2押圧部は、該所定の結合状態において、該コア収容部を挟んで互いに対向して位置し、それぞれ該第1コア部材及び該第2コア部材を互いに押し付け合う方向に押圧し、もって該所定の面当接を維持するのが好ましい。かかる電力線搬送信号入出力装置によれば、第1コア部材と該第2コア部材とは互いに押し付けられるため、所定の面当接を確実に維持することができる。したがって、コア面同士が密接していないことによるコアの特性の悪化を防止することができる。
また、該第1ケース部材及び該第2ケース部材は、それぞれ該第1コア部材及び該第2コア部材をそれぞれの所定位置に係止する係止部を備えているのが好ましい。かかる電力線搬送信号入出力装置によれば、第1コア部材及び第2コア部材は、それぞれ第1ケース部材及び第2ケース部材の所定位置に確実に係止される。よって、部材同士がばらばらになってしまうことがなく、取扱いに便利である。また、第1ケース部材及び第2ケース部材が所定の結合状態に置かれた場合には、第1コア部材及び第2コア部材は所定位置において正確に面当接される。
更に、該第1ケース部材及び該第2ケース部材のうち少なくとも何れか一方は、該信号取出線の一部を該信号取出線収容部内の所定位置に保持するための信号取出線保持部材を備えているのが好ましい。かかる電力線搬送信号入出力装置によれば、信号取出線を信号取出線収容部に確実に保持することができる。
また、該分割型ケースは、該第1ケース部材と該第2ケース部材とを係止するケース係止部を有し、もって該所定の結合状態を維持するのが好ましい。かかる電力線搬送信号入出力装置によれば、第1ケース部材と第2ケース部材とが確実に固定され、所定の結合状態を維持することができる。
また、該分割型ケースは、該第1ケース部材と該第2ケース部材とを遥動可能に保持するヒンジ部を備えているのが好ましい。かかる電力線搬送信号入出力装置によれば、第1ケース部材と第2ケース部材とがヒンジ部により接続されているため、装置の設置前においては取扱いが便利であり、また設置時においては第1ケース部材(第1コア部材)と第2ケース部材(第2コア部材)により電力線を挟み込むだけで容易に設置できる。
更に、該分割型ケースは、該分割型ケースを該電力線に対して所望の位置に保持するためのバンドを保持するバンド保持部を備えているのが好ましい。かかる電力線搬送信号入出力装置によれば、バンドをバンド保持部と電力線とに掛けることにより、電力線搬送信号入出力装置が所望の位置からずれることを防止できる。
本発明の電力線搬送信号入出力装置によれば、簡単な構成で、しかも容易に設置可能な電力線搬送信号入出力装置を提供することができる。
第1の実施の形態による電力線搬送信号入出力装置について図1から図7までに基づき説明する。
図1に示されるように、第1の実施の形態による電力線搬送信号入出力装置1は、電力線80を搬送される信号を、電磁誘導現象を利用することにより、電力線80の近傍に設けた信号取出線90を用いて入出力するために使用するものである。以下、電力線80が延びる方向を軸方向という。
図2に示されるように、電力線搬送信号入出力装置1は、分割型ケース2と分割型コア3とから構成され、全体として分割タイプの構造を有している。分割型ケース2は、第1ケース部材10と、第2ケース部材20と、ヒンジ部30とを備えている。ヒンジ部30は、第1ケース部材10と第2ケース部材20とを遥動可能に保持するものである。分割型コア3は、共に磁性体からなる第1コア部材50と第2コア部材60とを備えている。第1コア部材50と第2コア部材60は、それぞれ第1ケース部材10と第2ケース部材20に保持されている。
かかる分割構造により、電力線搬送信号入出力装置1は、図1に示されるように分割型ケース2が閉じられた状態(以下、結合状態という。)と、図2に示されるように分割型ケース2が閉じられていない状態(以下、非結合状態という。)とを容易に変化させることができる。したがって、電力線搬送信号入出力装置1を電力線80に容易に設置することができ、また電力線搬送信号入出力装置1に対して信号取出線90を容易に装着することができる。
分割型ケース2について説明する。図1に示されるように、分割型ケース2は、第1ケース部材10と第2ケース部材20とが結合することにより、略円筒形状の基部2Kと軸方向に延びる凸状部2Tとを合わせたような形状をなしている。第2ケース部材20は、略円筒形状の外周を規定する外周壁20A、軸方向に延びる凸状部を規定する凸状部壁20B、軸方向端部を規定する軸方向端部壁20C及び20Dを有している。第1ケース部材10も同様に、外周壁10A、凸状部壁10B、軸方向端部壁10C及び10Dを有している。本実施の形態においては、分割型ケース2は、ナイロンやPBT(ポリブチレン・テレフタレート)等の樹脂により一体成型されている。
図3に示されるように、第1ケース部材10の内部には、コア係止部材11A〜11D及び仕切り壁14が設けられている。コア係止部材11A〜11Dと、仕切り壁14と、外周壁10A(図1)とにより、第1コア部材50を収容する空間である第1コア収容部16が規定されている。同様に、第2ケース部材20の内部には、コア係止部材21A〜21D及び仕切り壁24が設けられている。コア係止部材21A〜21Dと、仕切り壁24と、外周壁20A(図1)とにより、第2コア部材60を収容する空間である第2コア収容部26が規定されている。かかる構造により、結合状態(図1)においては、第1コア収容部16と第2コア収容部26とが一体となって、コア収容部が形成される。なお、結合状態においては、第1ケース部材10の結合面10j(図3)と第2ケース部材20の結合面20jとが当接または近接する。
また、第1ケース部材10には、断面視略L字状の信号取出線保持部材13が、軸方向に沿って3個配設されている。信号取出線保持部材13と仕切り壁14と凸状部壁10Bとによって、信号取出線90の一部を収容するための空間である信号取出線収容部17が規定されている。
第1ケース部材10の軸方向端部壁10C及び10Dには、それぞれ半円状凹部10a及び10bが形成されている。同様に、第2ケース部材20の軸方向端部壁20C及び20Dには、それぞれ半円状凹部20a及び20bが形成されている。したがって、結合状態においては、半円状凹部10aと20a、10bと20bがそれぞれ一体となることにより、略円形状をなす1対の電力線用孔2a及び2b(図1)が形成される。1対の電力線用孔2a及び2bは、軸方向に沿って互いに対向して位置し、コア収容部16、26と分割型ケース2の外部とを連通するように形成されている。
更に、図3に示されるように、第1ケース部材10の軸方向端部壁10Cには、信号取出線用凹部10hが形成されている。第2ケース部材20の軸方向端部壁20Cには、信号取出線用凹部10hと対応する位置に、面20hが形成されている。このため結合状態においては、信号取出線用凹部10hと面20hとによって信号取出線用孔2c(図1)が形成される。信号取出線用孔2cは、信号取出線収容部17と分割型ケース2の外部とを連通するように形成されており、したがって、信号取出線収容部17に収容される信号取出線90の一部を分割型ケース2の外部へ取り出すことができる。
図3及び図5に示されるように、コア係止部材11A〜11Dは、第1ケース部材10の外周壁10Aの内側(コア収容部側)にそれぞれ立設されている。コア係止部材11A〜11Dの先端には係止爪11A1〜11D1が形成されている。係止爪11A1〜11D1が第1コア部材50の係止爪係合用凹部53a〜53dに係合することにより、第1コア部材50の+Z方向(図3)の動きが規制される。よって、第1コア部材50は第1ケース部材10の所定位置に確実に係止される。第2ケース部材20についても同様に、コア係止部材21A〜21Dの係止爪が第2コア部材60の係止爪係合用凹部63a〜63dに係合することにより、第2コア部材60が第2ケース部材20の所定位置に係止される。
ここで、分割型コア3について図3を参照して説明する。第1コア部材50及び第2コア部材60は、略円筒形状の磁性体を軸方向に沿って半分に切断した各部材である。第1コア部材50は、当接面51A、51Bと凹部面52とを有しており、同様に、第2コア部材60は、当接面61A、61Bと凹部面62とを有している。結合状態において、第1コア部材50の当接面51A、51Bは、それぞれ第2コア部材60の当接面61A、61Bと面当接する。このとき、第1コア部材50の凹部面52と第2コア部材60の凹部面62とにより、電力線80を挿通させる貫通孔3aが形成される。よって、分割型コア3は、結合状態において、略円筒形状又は管状体をなしている。このとき、分割型ケース2に形成される1対の電力線用孔2a及び2b(図1)は、分割型コア3に形成される貫通孔3aの両開口端付近に位置して、電力線80を貫通させている。
また、第1コア部材50の当接面51A、51Bにおける軸方向両端部には、係止爪係合用凹部53a〜53dが形成されている。同様に、第2コア部材60の当接面61A、61Bにおける軸方向両端部には、係止爪係合用凹部63a〜63dが形成されている。
分割型コア3が磁性体コアとしての特性を十分に発揮するためには、結合状態において、第1コア部材50の当接面51A、51Bと、第2コア部材60の当接面61A、61Bとがそれぞれ密着していることが必要である。かかる密着状態を実現するために、分割型ケース2及び分割型コア3は以下のような構造を有している。
図4から図6までに示されるように、第1ケース部材10及び第2ケース部材20は、1対の第1押圧部12及び1対の第2押圧部22を備えている。1対の第1押圧部12及び1対の第2押圧部22は、結合状態(図1)においてコア収容部16、26を挟んで互いに対向する位置に形成されている。1対の第1押圧部12は、外周壁10Aの中央付近に1対のU字状スリット12h(図4)を形成することにより形成される。各第1押圧部12には、第1コア部材50に当接して押圧するための押圧面12aが形成されている。図5及び図6に示されるように、各第1押圧部12は、押圧面12aが外周壁10Aから第1コア収容部16に向かって所定高さだけ突出するように形成されている。以上、1対の第1押圧部12について説明したが、第2ケース部材20に形成された1対の第2押圧部22も同様の構造を有している。
一方、図3において、第1コア部材50の当接面51A及び51Bは、第1ケース部材10の結合面10jよりも僅かに高い位置(+Z方向)に位置している。すなわち、当接面51A及び51Bは、結合面10jと同じ高さにあるのではなく、結合面10jに対して所定高さだけ突出している。同様に、第2コア部材60の当接面61A及び61Bも、第2ケース部材20の結合面20jに対して所定高さだけ突出している。
かかる構成によれば、第1ケース部材10と第2ケース部材20とを閉じよう(結合しよう)とすると、当接面51A、51Bと当接面61A、61Bは、突出している分だけ結合面10jと20jよりも先に当接する。それから更に、結合面10jと結合面20jとが当接または近接するまで第1ケース部材10と第2ケース部材20とを閉じる(結合させる)と、第1コア部材50及び第2コア部材60は、それぞれ1対の第1押圧部12及び1対の第2押圧部22を、コアの半径方向外側へ向かって押圧する。逆に、1対の第1押圧部12及び1対の第2押圧部22は、それぞれ第1コア部材50及び第2コア部材60を互いに押し付け合う方向に(コアの半径方向内側へ向かって)押圧する。したがって、当接面51A、51Bと当接面61A、61Bとの間において所定の面当接すなわち密着状態が維持される。よって、分割型コア3は磁性体コアとしての特性を十分に発揮することが可能である。
次に、図3及び図4に示されるように、第1ケース部材10にはケース係止片15が設けられている。また、第2ケース部材20には、ケース係止孔20c(図4)が形成されている。結合状態(図1)においては、ケース係止片15とケース係止孔20cとが係合して、第1ケース部材10と第2ケース部材20とが結合される。すなわち、ケース係止片15及びケース係止孔20cにより、第1ケース部材10と第2ケース部材20とが確実に固定され、結合状態を維持することができる。
また、図3及び図4に示されるように、第1ケース部材10の半円状凹部10bの近傍には、バンド保持部18が設けられている。バンド保持部18にはバンド挿通孔18aが形成されており、バンド挿通孔18aにはバンド85(図2)が挿通される。バンド85をバンド保持部18と電力線80とに掛けることにより、分割型ケース2を電力線80に対して所望の位置に保持することができる。
図2に示されるように、信号取出線90は、巻回部91及び接続端子92を備えている。巻回部91は、仕切り壁14及び第1コア部材50(当接面51Aの近傍)に巻き付けられるように巻回されている。したがって、巻回部91の一部は信号取出線収容部17に収容され、他の一部は貫通孔3a内の後述する空間3Sに収容されていることになる。巻回部91の両端は、信号取出線用孔2c付近で一本に束ねられ、接続端子92に向かって延びている。接続端子92はモデムなどの通信装置と接続するための端子である。前述のように、信号取出線収容部17には信号取出線保持部材13が設けられているので、巻回部91が信号取出線収容部17から外れにくくなっている。よって、巻回部91を信号取出線収容部17内の所定位置に保持することが可能である。
次に、分割型コア3の貫通孔3aと、1対の電力線用孔2a及び2bとの位置関係について説明する。図4、図5及び図7において、分割型コア3の貫通孔3aの中心を通る中心線を中心線L1とする。また、1対の電力線用孔2a及び2bの中心を通る中心線を中心線L2とする。つまり、中心線L2は電力線80の中心線である。図4、図5及び図7に示されるように、中心線L1は、中心線L2に対して、信号取出線収容部17に近づく方向にずれている。すなわち、分割型コア3の貫通孔3aの中心は、一対の電力線用孔2a及び2bの中心(電力線80の中心)に対して、コア収容部16、26から信号取出線収容部17へ向かう方向に偏芯している。したがって、貫通孔3aに電力線80が挿通された状態において、貫通孔3a内部の信号取出線収容部17に近い側には空間3S(図2)が確保される。そして、空間3Sを利用して信号取出線90の巻回部91が巻回されている。かかる構成によれば、信号取出線90の巻回部91と電力線80とを離間することができるため、接触による断線やショートを防止できる。
以上説明した第1の実施の形態による電力線搬送信号入出力装置1によれば、分割型ケース2を用いることによって簡単な構成で電力線搬送信号入出力装置を提供することができる。また、電力線搬送信号入出力装置1においては、分割型ケース2及び分割型コア3を用いているため、新たな配線工事を必要とせずに、電力線80の途中部分に容易に設置可能である。更に、分割型ケース2によってコア収容部16、26及び信号取出線収容部17が提供されているため、分割型コア3及び信号取出線90の一部をケース内の所定の位置に確実に収容することができる。
また、電力線搬送信号入出力装置1はコア係止部材11A〜11D及びコア係止部材21A〜21Dを備えているから、第1コア部材50及び第2コア部材60は、それぞれ第1ケース部材10及び第2ケース部材20の所定位置に確実に係止される。よって、部材同士がばらばらになってしまうことがなく、取扱いに便利である。また、第1ケース部材10及び第2ケース部材20が結合状態に置かれた場合には、第1コア部材50及び第2コア部材60は所定位置において正確に面当接される。
また、電力線搬送信号入出力装置1においては、第1ケース部材10と第2ケース部材20とがヒンジ部30により接続されているため、装置1を電力線80に設置する前においては取扱いが便利であり、また設置時においては第1ケース部材10(第1コア部材50)と第2ケース部材20(第2コア部材60)により電力線80を挟み込むだけで容易に設置できる。
第2の実施の形態による電力線搬送信号入出力装置について図8及び図9に基づき説明する。第2の実施の形態による電力線搬送信号入出力装置101の構成は、基本的には、第1の実施の形態による電力線搬送信号入出力装置1と同様であるが、分割型ケースの形状が異なっている。
図8に示されるように、電力線搬送信号入出力装置101は、分割型ケース102と分割型コア103とから構成される。分割型ケース102は、第1ケース部材110と第2ケース部材120とを備えている。第1の実施の形態による分割型ケース2と異なり、分割型ケース102は略直方体の箱型形状をなすことを特徴とする。また、分割型コア103は、第1の実施の形態による分割型コア3と同様の形状を有しており、共に磁性体からなる第1コア部材150と第2コア部材160とを備えている。
図9に示されるように、第1ケース部材110は、側壁110A及び110B、軸方向端部壁110C及び110D、及び、底部壁(図示せず)を備えている。また、第1ケース部材110の内部には、仕切り壁114A〜114Cが立設されている。仕切り壁114A〜114Cにより、第1コア部材150を収容するための空間である第1コア収容部116が規定されている。また、仕切り壁114Aと第1ケース部材110の側壁110Bと底部壁(図示せず)とによって、信号取出線の一部を収容するための空間である信号取出線収容部117が規定されている。第2ケース部材120も同様の構造を有している。
第1の実施の形態における分割型ケース2の場合と同様に、第1ケース部材110の軸方向端部壁110C及び110D(図9)には、それぞれ半円状凹部110a及び110b(図9)が形成され、第2ケース部材120の軸方向端部壁120C(図8)及び120D(図示せず)には、それぞれ半円状凹部120a(図8)及び120b(図示せず)が形成されている。したがって、結合状態において、略円形状をなす1対の電力線用孔102a及び102b(図9)が形成される。
更に、図8に示されるように、第1ケース部材110の軸方向端部壁110Cには凹部110hが形成されており、第2ケース部材120の軸方向端部壁120Cには凹部110hと対応する位置に凹部120hが形成されている。かかる凹部110h及び120hによって、結合状態において信号取出線用孔102cが形成される。また、図9に示されるように、信号取出線収容部117を挟んで信号取出線用孔102cと対向する位置には、別の信号取出線用孔102dが形成される。このようにすれば、第1ケース部材110を対称線C1(図9)に関して左右対称に形成することができ、第1ケース部材110及び第2ケース部材120を共通形状とすることができる。したがって、第1ケース部材110及び第2ケース部材120を共通の型により成型することができるから製造上有利である。
また、第1の実施の形態と同様に、第1ケース部材110及び第2ケース部材120は、それぞれ1対の第1押圧部112(図9)及び1対の第2押圧部(図示せず)を備えている。各第1押圧部112には、第1コア部材150に当接して押圧するための押圧面112aが形成されている。1対の第1押圧部112及び1対の第2押圧部(図示せず)は、結合状態において、第1コア部材150及び第2コア部材160を互いに押し付け合う方向に押圧するから、所定の面当接すなわち密着状態が維持される。なお、本実施の形態においては、第1ケース部材110と第2ケース部材120とは、フック、ねじ、接着剤、バンド、テープ等により結合される。
第2の実施の形態による分割型コア103について説明する。分割型コア103は、第1コア部材150及び第2コア部材160から構成され、第1の実施の形態における分割型コア3と同様の構造を有している。結合状態において、第1コア部材150の当接面151A、151Bは、それぞれ第2コア部材160の当接面161A、161Bと面当接する。このとき、第1コア部材150の凹部面152と第2コア部材160の凹部面162とにより、電力線を挿通させる貫通孔103aが形成される。第1コア部材150の外周面の一部には、略平面の押圧部当接面151Cが形成されている。押圧部当接面151Cは略平面として形成されているから、1対の第1押圧部112の押圧面112aと安定的に当接することができる。第2コア部材160も第1コア部材150と同様の形状を有している。
以上説明した第2の実施の形態による電力線搬送信号入出力装置101によれば、分割型ケース102は略直方体の箱型形状をなしているから、第1の実施の形態による電力線搬送信号入出力装置1よりも更に簡単な構成により電力線搬送信号入出力装置を提供することが可能である。また、第1ケース部材110と第2ケース部材120とを共通形状にできるため、第1ケース部材110及び第2ケース部材120を共通の型により成型することができ、製造コスト等の面で有利である。
本発明による電力線搬送信号入出力装置は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、第1の実施の形態においては、ケース係止片15とケース係止孔20c(図4)とが係合することにより、第1ケース部材10と第2ケース部材20とが係止され、結合状態が維持される。しかしながら、第1ケース部材10と第2ケース部材20とを結合する手段としては、フック、ねじ、接着剤、バンド、テープ等を用いても良い。また、ヒンジ部30は必ずしも必要なく、他の結合手段を用いても良い。
第1の実施の形態による電力線搬送信号入出力装置に電力線及び信号取出線を装着した状態であって、分割型ケースが閉じられた状態(結合状態)を示す斜視図。 図1の電力線搬送信号入出力装置において、分割型ケースが閉じられていない状態(非結合状態)を示す斜視図。 第1の実施の形態による電力線搬送信号入出力装置(非結合状態)を示す斜視図。 第1の実施の形態による電力線搬送信号入出力装置に用いられる分割型ケース(非結合状態)の内部構造を示す平面図。 第1の実施の形態による電力線搬送信号入出力装置を示す、図4のV−V線に沿った断面図。 第1の実施の形態による電力線搬送信号入出力装置を示す、図4のVI−VI線に沿った断面図。 第1の実施の形態による電力線搬送信号入出力装置を図1の矢印VII方向から見た側面図(ただし、電力線及び信号取出線は未装着の状態)。 第2の実施の形態による電力線搬送信号入出力装置における分割型ケース及び分割型コアを分解して示した分解側面図。 第2の実施の形態による電力線搬送信号入出力装置において、第1コア部材が第1ケース部材に収容された状態を示す平面図。
符号の説明
1・・・電力線搬送信号入出力装置、 2・・・分割型ケース、 2a・・・電力線用孔、 2c・・・信号取出線用孔、 3・・・分割型コア、 3a・・・貫通孔、 3S・・・空間、 10・・・第1ケース部材、 10a、10b・・・半円状凹部、 10h・・・信号取出線用凹部、 10j・・・結合面、 10A・・・外周壁、 10B・・・凸状部壁、 10C、10D・・・軸方向端部壁、 11A〜11D・・・コア係止部材、 11A1〜11D1・・・係止爪、 12・・・第1押圧部、 12a・・・押圧面、 12h・・・U字状スリット、 13・・・信号取出線保持部材、 14・・・仕切り壁、 15・・・ケース係止片、 16・・・第1コア収容部、 17・・・信号取出線収容部、 18・・・バンド保持部、 18a・・・バンド挿通孔、 20・・・第2ケース部材、 20a・・・半円状凹部、 20c・・・ケース係止孔、 20h・・・面、 20j・・・結合面、 20A・・・外周壁、 20B・・・凸状部壁、 20C・・・軸方向端部壁、 21A〜21D・・・コア係止部材、 22・・・第2押圧部、 24・・・仕切り壁、 26・・・第2コア収容部、 30・・・ヒンジ部、 50・・・第1コア部材、 51A、51B・・・当接面、 52・・・凹部面、 53a〜53d・・・ 係止爪係合用凹部、 60・・・第2コア部材、 61A、61B・・・当接面、 62・・・凹部面、 63a〜63d・・・係止爪係合用凹部、 80・・・電力線、 85・・・バンド、 90・・・信号取出線、 91・・・巻回部、 92・・・接続端子、 101・・・電力線搬送信号入出力装置、 102・・・分割型ケース、 102a・・・電力線用孔、 102c、102d・・・信号取出線用孔、 103・・・分割型コア、 103a・・・貫通孔、 110・・・第1ケース部材、 110a・・・半円状凹部、 110h・・・凹部、 110A、110B・・・側壁、 110C・・・軸方向端部壁、 112・・・押圧部、 112a・・・押圧面、 114A〜114C・・・仕切り壁、 116・・・第1コア収容部、 117・・・信号取出線収容部、 120・・・第2ケース部材、 120a・・・半円状凹部、 120h・・・凹部、 120C・・・軸方向端部壁、 150・・・第1コア部材、 151A・・・当接面、 151C・・・押圧部当接面、 152・・・凹部面、 160・・・第2コア部材、 161A・・・当接面、 162・・・凹部面。

Claims (8)

  1. 電力線に搬送される信号を、該電力線の近傍に設けた信号取出線により入出力するために用いる電力線搬送信号入出力装置であって、
    該電力線搬送信号入出力装置は、第1ケース部材と第2ケース部材とを備えた分割型ケースと、
    共に磁性体からなる第1コア部材と第2コア部材とを備え、該第1コア部材と該第2コア部材とが所定の面当接をなしたときに該電力線を挿通させる貫通孔を提供する管状体をなす分割型コアとを備えており、
    該第1ケース部材と該第2ケース部材は、所定の結合状態において、該分割型コアを収容するコア収容部と、該信号取出線の一部を収容する信号取出線収容部と、該コア収容部と該分割型ケースの外部とを連通し、互いに対向する位置に形成された1対の電力線用孔と、該信号取出線収容部と該分割型ケースの外部とを連通する少なくとも1個の信号取出線用孔と、を提供するように形成されており、該所定の結合状態において、該一対の電力線用孔は、該貫通孔の開口端付近に位置して該電力線を貫通させることを特徴とする電力線搬送信号入出力装置。
  2. 該貫通孔の中心は、該一対の電力線用孔の中心に対して、該コア収容部から該信号取出線収容部へ向かう方向に偏芯していることを特徴とする請求項1記載の電力線搬送信号入出力装置。
  3. 該第1ケース部材および該第2ケース部材は、それぞれ第1押圧部および第2押圧部を備え、
    該第1押圧部および該第2押圧部は、該所定の結合状態において、該コア収容部を挟んで互いに対向して位置し、それぞれ該第1コア部材および該第2コア部材を互いに押し付け合う方向に押圧し、もって該所定の面当接を維持することを特徴とする請求項1又は2記載の電力線搬送信号入出力装置。
  4. 該第1ケース部材および該第2ケース部材は、それぞれ該第1コア部材および該第2コア部材をそれぞれの所定位置に係止する係止部を備えていることを特徴とする請求項1から3の何れか一記載の電力線搬送信号入出力装置。
  5. 該第1ケース部材および該第2ケース部材のうち少なくとも何れか一方は、該信号取出線の一部を該信号取出線収容部内の所定位置に保持するための信号取出線保持部材を備えていることを特徴とする請求項1から4の何れか一記載の電力線搬送信号入出力装置。
  6. 該分割型ケースは、該第1ケース部材と該第2ケース部材とを係止するケース係止部を有し、もって該所定の結合状態を維持することを特徴とする請求項1から5の何れか一記載の電力線搬送信号入出力装置。
  7. 該分割型ケースは、該第1ケース部材と該第2ケース部材とを遥動可能に保持するヒンジ部を備えていることを特徴とする請求項1から6の何れか一記載の電力線搬送信号入出力装置。
  8. 該分割型ケースは、該分割型ケースを該電力線に対して所望の位置に保持するためのバンドを保持するバンド保持部を備えていることを特徴とする請求項1から7の何れか一記載の電力線搬送信号入出力装置。
JP2004183050A 2004-06-21 2004-06-21 電力線搬送信号入出力装置 Active JP4071221B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004183050A JP4071221B2 (ja) 2004-06-21 2004-06-21 電力線搬送信号入出力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004183050A JP4071221B2 (ja) 2004-06-21 2004-06-21 電力線搬送信号入出力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006005888A true JP2006005888A (ja) 2006-01-05
JP4071221B2 JP4071221B2 (ja) 2008-04-02

Family

ID=35773859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004183050A Active JP4071221B2 (ja) 2004-06-21 2004-06-21 電力線搬送信号入出力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4071221B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009044801A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Panasonic Electric Works Co Ltd 電力監視システム
JP2009194782A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Hitachi Ltd 電力線搬送通信装置及びその電磁結合器
KR101034250B1 (ko) * 2009-10-06 2011-05-12 한국전기연구원 고압 전력선 통신용 비접촉식 신호결합장치 및 방법
WO2016171492A1 (ko) * 2015-04-22 2016-10-27 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 배관 통신 장치
WO2016171493A1 (ko) * 2015-04-22 2016-10-27 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 배관 통신 장치
KR20160125817A (ko) * 2015-04-22 2016-11-01 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 배관 통신 장치
WO2016204188A1 (ja) * 2015-06-19 2016-12-22 北川工業株式会社 ノイズ対策部材
EP4112967A1 (de) * 2021-06-28 2023-01-04 Nexans Schwingungsdämpfer

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009044801A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Panasonic Electric Works Co Ltd 電力監視システム
JP2009194782A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Hitachi Ltd 電力線搬送通信装置及びその電磁結合器
KR101034250B1 (ko) * 2009-10-06 2011-05-12 한국전기연구원 고압 전력선 통신용 비접촉식 신호결합장치 및 방법
KR20160125816A (ko) * 2015-04-22 2016-11-01 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 배관 통신 장치
WO2016171493A1 (ko) * 2015-04-22 2016-10-27 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 배관 통신 장치
KR20160125817A (ko) * 2015-04-22 2016-11-01 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 배관 통신 장치
WO2016171492A1 (ko) * 2015-04-22 2016-10-27 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 배관 통신 장치
KR101685342B1 (ko) * 2015-04-22 2016-12-12 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 배관 통신 장치
KR101685341B1 (ko) * 2015-04-22 2016-12-12 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 배관 통신 장치
KR101796047B1 (ko) * 2015-04-22 2017-11-10 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 배관 통신 장치
WO2016204188A1 (ja) * 2015-06-19 2016-12-22 北川工業株式会社 ノイズ対策部材
JP2017011061A (ja) * 2015-06-19 2017-01-12 北川工業株式会社 ノイズ対策部材
US10381150B2 (en) 2015-06-19 2019-08-13 Kitagawa Industries Co., Ltd. Noise suppression member
EP4112967A1 (de) * 2021-06-28 2023-01-04 Nexans Schwingungsdämpfer
US20230020124A1 (en) * 2021-06-28 2023-01-19 Nexans Vibration damper

Also Published As

Publication number Publication date
JP4071221B2 (ja) 2008-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4071221B2 (ja) 電力線搬送信号入出力装置
JP2014239286A (ja) アンテナ用コイル装置
CN103427525A (zh) 与定子组件一起使用的绝缘构件以及组装该定子组件的方法
JP2014175353A (ja) コモンモードチョークコイル
JP2007157956A (ja) スイッチングトランス
CN105742038B (zh) 共模扼流线圈
JP2012054488A (ja) トランス
JP2000306648A (ja) 回転コネクタ
JP2001274023A (ja) 面実装インダクタンス素子
JP2008172053A (ja) コイル部品
WO2020015233A1 (zh) 充电盒及充电装置
CN101197509A (zh) 电动机
US20140145904A1 (en) Antenna device
JP4788972B2 (ja) 電子部品
CN110224234B (zh) 驱动装置
JP2008153066A (ja) 分岐コネクタおよび分岐コネクタに接続されるコネクタ
JP2000124038A (ja) 高周波トランス及び巻線用補助具
JP2569842Y2 (ja) トランス
CN214281059U (zh) 马达定子及马达
CN210489384U (zh) 电感器
US6262650B1 (en) Coil former
JPH0632656Y2 (ja) トロイダルコイル装置
JPH09281150A (ja) 電流センサ装置及び電流センサ装置の組み立て方法
JPS60144135A (ja) 永久磁石回転子型同期モ−タ
JPH0917646A (ja) ブッシュ、ブッシュ型磁心及びそれを用いたノイズフィルタ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060926

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070918

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4071221

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140125

Year of fee payment: 6