JP2006005432A - 平面アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】波長の短いミリ波帯においてもプリント基板を用いて容易に製作でき、かつ高効率の送受信が可能な平面アンテナを提供する。
【解決手段】基板11a〜11eを積層して形成し、その周縁に沿って複数のスルーホール17をλ/4以下の間隔で設ける。基板11aの上面には、中心から所定の間隔で設けた同心円12a〜12c上に複数のパッチアンテナ13を形成し、その給電点に給電ピン14a〜14cを接続する。基板11aの裏面に設けた金属膜18と、最下層の基板11eの裏面に形成した金属膜19及び上記複数のスルーホール17によりラジアル導波路20を形成する。基板11eの裏面中心部に給電部21を設け、給電線路22を接続する。給電ピン14a〜14cは、最内周の同心円12aに対するものを最も短く、外側の周に行くに従って長く形成し、各パッチアンテナ13に対する給電電力をほぼ同じにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ラジアル導波路を使用したマイクロ波帯ないしミリ波帯における平面アンテナに関する。
従来、衛星放送等の受信アンテナとしては、パラボラアンテナの他に平面アンテナが用いられている(例えば、特許文献1参照。)。上記衛星放送等を受信する平面アンテナは、金属ケースによりラジアル導波路を形成し、その裏面中心部より給電すると共に、上記ラジアル導波路の上面に例えばヘリカルアンテナ素子等の複数のアンテナ素子を同心円状に設け、該アンテナ素子の軸部をラジアル導波路内に挿入する構成となっている。
特開平4−154307号公報
上記従来のように金属ケースによりラジアル導波路を形成し、その上面に複数のヘリカルアンテナ素子等を設ける構造の平面アンテナは、マイクロ波帯では所望の精度を得ることが可能であるが、波長の短いミリ波帯で使用する場合には、マイクロ波帯の数倍の精度が必要であり、機械加工で製作する場合には非常に高価になってしまうという問題がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、波長の短いミリ波帯においてもプリント基板を用いて容易に製作でき、かつ高効率の送受信が可能な平面アンテナを提供することを目的とする。
本発明に係る平面アンテナは、積層された複数の基板と、前記積層された基板に対し、該基板の上面を除いて形成されるラジアル導波路と、前記積層された基板の上面に同心円状に設けられる複数のパッチアンテナと、前記各パッチアンテナの給電点より前記ラジアル導波路内に挿入される給電ピンと、前記ラジアル導波路の裏面中心部から前記ラジアル導波路内に所定長さ挿入される給電部とを具備し、前記給電ピンは各基板に設けたスルーホールを利用して形成し、かつ、前記最内側の同心円上に設けられるパッチアンテナの給電ピンを最も短く、外側の周に行くに従って給電ピンを長く形成し、前記各パッチアンテナに対してほぼ同振幅で給電するように構成したことを特徴とする。
本発明によれば、基板上面に同心円状に設けられた各パッチアンテナに対してほぼ同振幅で給電することが可能となり、非常に高いアンテナ放射効率を得ることができ、高い精度が要求される波長の短いミリ波帯であっても高効率で安価な平面アンテナを実現することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
この第1実施形態に係る平面アンテナは、ラジアル導波路右旋円偏波アレーアンテナに実施した場合の例を示したものである。
図1は本発明の第1実施形態に係る平面アンテナ10の平面図、図2は図1のA−A線矢視断面図である。この第1実施形態に係る平面アンテナ10は、複数層例えば5層の円板状基板11a〜11eを積層して形成している。
上記第1層の基板11aの上面には、中心から所定の間隔L1、L2、L3で設けられた同心円12a〜12c上に右旋円偏波用の複数のパッチアンテナ13が金属泊例えば銅箔により形成される。すなわち、第1層の基板11a上に複数のパッチアンテナ13が同心円状にアレー配置される。この場合、パッチアンテナ13は、各給電点が同心円12a〜12c上に位置するように配置される。
上記パッチアンテナ13は、例えば同心円12a上には6個、同心円12b上には12個、同心円12c上には18個設けられる。上記同心円12a上のパッチアンテナ13の給電点には給電ピン14a、同心円12b上のパッチアンテナ13の給電点には給電ピン14b、同心円12c上のパッチアンテナ13の給電点には給電ピン14cが接続される。上記給電ピン14a〜14cは、スルーホールを利用して形成したもので、詳細を後述するラジアル導波路20内に所定長さ挿入される。また、各パッチアンテナ13には、周縁部に円偏波用の2つの凹部15が相対向する位置に設けられる。
上記同心円12a〜12cの間隔L1、L2、L3は、1λg(λgは使用周波数の管内波長)あるいは1λg以下の値に設定される。上記同心円12a〜12cの間隔が、L1=L2=L3=1λgの場合、パッチアンテナ13は全て同じ向きに設けられる。この場合、パッチアンテナ13は全て同位相給電となる。また、同心円12a〜12cの間隔L1、L2、L3が、L1=L2=L3≠1λgの場合、パッチアンテナ13は、各同心円12a〜12c上においては同じ向きに設けられるが、異なる同心円間においては、その向きを所定角度回転させて位相の進み、遅れを調整して同位相となるようにする。
また、上記基板11aの上面には、周縁に沿って金属箔による導体パターン16aが形成され、この導体パターン16a部分に複数のスルーホール17がλ/4(λは使用周波数の波長)以下の間隔で設けられる。上記スルーホール17の間隔をλ/4以下とすることによって、スルーホール17を形成した部分からの電波の漏洩を阻止する。上記導体パターン16aと最外周の同心円12cとの間隔は、例えばλg/4程度に設定される。更に、基板11aの裏面には、金属箔の蒸着等によりほぼ全面的に金属膜18が形成される。
一方、最下層、すなわち第5層の基板11eの裏面には、金属箔の蒸着等によりほぼ全面的に金属膜19が形成され、この金属膜19に上記スルーホール17が電気的に接続される。上記基板11aの裏面に設けた金属膜18と、基板11eの裏面に設けた金属膜19、及び基板11a〜11eの周辺部に設けたスルーホール17によりラジアル導波路20が形成される。
そして、上記基板11eの裏面中心部には、給電部21が設けられる。この給電部21は、スルーホールを利用した給電線路22を備え、ラジアル導波路20内に所定長さ挿入される。この給電線路22は、例えば第5層の基板11e、第4層の基板11d、第3層の基板11cの中心部を通って第2層の基板11bの裏面まで延長される。この第2層の基板11bの裏面の中央部には、導体円板によるの整合素子23が設けられており、上記給電部21から整合素子23まで上記給電線路22が設けられる。上記整合素子23は、直径の大きさによって整合を図ることができる。
また、上記基板11aの各パッチアンテナ13に接続される給電ピン14a〜14cは、給電線路22に一番近い最内周の同心円12aに設けられるものが最も短く、外側の周に行くに従って長く形成される。すなわち、ラジアル導波路20内に挿入される給電ピン14a〜14cの長さが異なる値に設定される。例えば同心円12aに設けられるパッチアンテナ13の給電ピン14aは、第2層の基板11bの裏面まで、同心円12bに設けられるパッチアンテナ13の給電ピン14bは、第3層の基板11cの裏面まで、同心円12cに設けられるパッチアンテナ13の給電ピン14cは、第4層の基板11dの裏面まで形成される。
上記のように給電線路22に一番近い最内周の同心円12aに設けられるパッチアンテナ13の給電ピン14aを最も短く、外側の周に行くに従って長く形成することにより、アンテナの放射効率を向上する。例えば全ての給電ピン14a〜14cが全て同じ長さであった場合、給電線路22から放射される電力は、給電線路22に一番近い最内周の同心円12aに設けられているパッチアンテナ13の給電ピン14aにエネルギーの殆どが供給されてしまい、他の給電ピン14b、14cには殆どエネルギーが伝達されない。このときの放射指向性は、各パッチアンテナ13が等振幅で給電された場合に比較し、メインローブの電力半値幅が広がり、放射効率が低下する。このため、この実施形態では、上記したように同心円12aに設けられるパッチアンテナ13の給電ピン14aを最も短く、外側の周に行くに従って長く形成することにより、各パッチアンテナ13に対する給電電力をほぼ一様に分布させることができ、アンテナの放射効率を向上することができる。
次に、上記各給電ピン14a〜14cの長さを異ならせて設定する場合の具体的に構成例について説明する。図3〜図7は、第1層ないし第5層の基板11a〜11eの裏面側のパターン例を示したものである。
第1層の基板11aの裏面には、図3に示すように全てのパッチアンテナ13の給電ピン14a〜14cと対応して円形の導体パターン31が形成されると共に、この導体パターン31の外周部分を除いて全面的に上記金属膜18が形成される。すなわち、基板11aには、全ての給電ピン14a〜14cに対応する部分にスルーホールを形成している。また、基板11aの周縁部には、上記した複数のスルーホール17がλ/4以下の間隔で設けられる。
第2層の基板11bの裏面には、図4に示すように全てのパッチアンテナ13の給電ピン14a〜14cと対応して円形の導体パターン32が形成されると共に、中心部に上記整合素子23が形成される。すなわち、基板11bには、基板11aと同様に全ての給電ピン14a〜14cに対応する部分にスルーホールを形成している。また、基板11bには、周縁に沿って金属箔による導体パターン16bが形成され、この導体パターン16b部分に上記した複数のスルーホール17が設けられる。
第3層の基板11cの裏面には、図5に示すように最内周の同心円12a上に位置する給電ピン14aを除き、他の同心円12b、12c上に位置する給電ピン14b、14c及び中心部のスルーホールに対して導体パターン33が形成される。すなわち、基板11cには、給電ピン14b、14cに対応する部分及び中心部にスルーホールが形成され、給電ピン14aに対応する部分にスルーホールが形成されないようにしている。また、基板11cには、周縁に沿って金属箔による導体パターン16cが形成され、この導体パターン16c部分に上記した複数のスルーホール17が設けられる。
第4層の基板11dの裏面には、図6に示すように同心円12a、12b上に位置する給電ピン14a、14bを除き、最外周の同心円12c上に位置する給電ピン14c及び中心部のスルーホールに対して導体パターン34が形成される。すなわち、基板11dには、給電ピン14cに対応する部分及び中心部にスルーホールが形成され、給電ピン14a、14bに対応する部分にスルーホールが形成されないようにしている。また、基板11dには、周縁に沿って金属箔による導体パターン16dが成され、この導体パターン16d部分に上記した複数のスルーホール17が設けられる。
第5層の基板11eの裏面には、図7に示すように中心部に給電部21が設けられると共に、その外周部分を除いて全面的に上記金属膜19が形成される。また、基板11eには、周縁部に上記した複数のスルーホール17が設けられる。なお、基板11eには、給電ピン14a〜14cに対応する位置にスルーホールを形成しておいても、図7に示したように基板11eの裏面側において、給電ピン14a〜14cに対応する部分の金属箔を削ってスルーホールと金属膜19との間の電気的接続を遮断することにより、スルーホールは形成されず、ラジアル導波路20とショートすることはない。上記スルーホールの金属箔を削った後は、図7に示したように小さな穴が残るが、この穴は波長に比して十分に小さいので、電磁波が漏れることはない。
上記第1層ないし第5層の基板11a〜11eの裏面側のパターンを図3〜図7に示すように形成することにより、図2に示したように同心円12a〜12c上のパッチアンテナ13に対してそれぞれ長さの異なる給電ピン14a〜14cを形成することができる。
上記の構成において、給電部21に給電された電力は、給電線路22からラジアル導波路20内を通り、給電ピン14a〜14cを経由してパッチアンテナ13に伝達される。アレーアンテナの放射効率は、各パッチアンテナ13が同位相、同振幅の時に最も効率が良くなる。
上記全てのパッチアンテナ13を同位相給電とするには、L1=L2=L3=1λgに設定することにより、全てのパッチアンテナ13を同じ向きに設定して同位相給電することができる。また、同心円12a〜12cの間隔L1、L2、L3が、L1=L2=L3≠1λgに設定した場合には、パッチアンテナ13は、各同心円12a〜12c上においては同じ向きに設けるが、異なる同心円間においては、その向きを所定角度回転させて位相の進み、遅れを調整して同位相となるようにする。
また、上記実施形態で示したように、最内側の同心円12a上に設けられるパッチアンテナ13の給電ピン14aを最も短く、外側の周に行くに従って長く形成することにより、各パッチアンテナ13に対する給電電力をほぼ一様に近い分布とすることができる。この結果、各パッチアンテナ13を同位相、同振幅で給電することが可能となり、非常に高いアンテナ放射効率を得ることができる。
上記第1実施形態によれば、基板上にパッチアンテナ13を形成すると共に、各基板に設けたスルーホールを利用して給電ピン14a〜14cを形成しているので、同心円12a〜12c上に設けられる給電ピン14a〜14cの長さを各同心円毎に設定でき、この結果、各パッチアンテナ13を同位相、同振幅で給電することが可能となり、高い精度が要求される波長の短いミリ波帯であっても高効率で安価な平面アンテナを実現することができる。
なお、上記実施形態では、5層の基板11a〜11eを設けた場合について示したが、基板の数は5層に限定されるものではなく、任意に設定し得るものである。
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態に係る平面アンテナについて、図8及び図9を参照して説明する。この第2実施形態に係る平面アンテナは、ラジアル導波路直線偏波アレーアンテナに実施した場合の例を示したものである。
図8は第2実施形態に係る平面アンテナ10の平面図、図9(a)、(b)は図8のB−B線矢視断面図で、給電ピンの加工工程を示している。この第2実施形態に係る平面アンテナ10は、厚さが例えば0.1〜0.2mmの円板状基板11aと、厚さが例えば1.6mm程度の基板11bを積層して形成している。
上記第1層の基板11aの上面には、中心から所定の間隔L1、L2、L3で設けられた同心円12a〜12c上に、直線偏波用の複数の方形状パッチアンテナ13が金属泊により形成される。上記同心円12a上のパッチアンテナ13の給電点には給電ピン14a、同心円12b上のパッチアンテナ13の給電点には給電ピン14b、同心円12c上のパッチアンテナ13の給電点には給電ピン14cが接続される。
上記同心円12a〜12cの間隔L1、L2、L3は、例えば1λgに設定され、パッチアンテナ13は全て同じ向きに設けられる。この場合、パッチアンテナ13は全て同位相給電となる。
また、図9(b)に示すように上記基板11aの各パッチアンテナ13に接続される給電ピン14a〜14cは、給電線路22に一番近い最内周の同心円12aに設けられるものが最も短く、外側の周に行くに従って長く形成される。
また、上記基板11aの上面には、周縁に沿って導体パターン16aが形成され、この導体パターン16a部分に複数のスルーホール17がλ/4以下の間隔で設けられる。上記基板11aの裏面には、ほぼ全面的に金属膜18が形成される。
そして、第2層の基板11bの裏面には、ほぼ全面的に金属膜19が形成され、この金属膜19に上記スルーホール17が電気的に接続される。上記金属膜18、19とスルーホール17によりラジアル導波路20が形成される。上記基板11bの裏面中心部には、給電部21が設けられる。この給電部21は、スルーホールを利用した給電線路22を備え、ラジアル導波路20内に所定長さ挿入される。
次に、上記給電ピン14a〜14c及び給電部21を加工する工程について説明する。まず、第1層の基板11a及び第2層の基板11bに、図9(a)に示すように給電ピン14a〜14cに対応する位置にスルーホール41を設けると共に、給電部21の給電線路22に対応する位置にスルーホール42を設ける。上記スルーホール41、42は、基板11a上面から基板11bの裏面まで同じ長さで設けられる。
次いで、上記給電ピン14a〜14cに対応するスルーホール41を図9(b)に示すように基板11bの裏面側から切削加工し、その加工穴43の深さによって給電ピン14a〜14cの長さを上記第1実施形態で説明した長さに設定する。すなわち、給電ピン14a〜14cは、給電線路22に一番近い最内周の同心円12a上のパッチアンテナ13に設けられる給電ピン14aが最も短く、外側の周に行くに従って長くなるように切削加工する。
また、給電部21に設けたスルーホール42については、基板11aの上面側から切削加工し、その加工穴44の深さによって給電線路22の長さを所定の長さに設定する。
上記のようにパッチアンテナ13の給電ピン14a〜14cの長さを設定することにより、各パッチアンテナ13に対する給電電力をほぼ一様に近い分布とすることができる。この結果、各パッチアンテナ13を同位相、同振幅で給電することが可能となり、非常に高いアンテナ放射効率を得ることができる。また、同心円12a〜12cの間隔L1、L2、L3を1λgに設定した場合、パッチアンテナ13を全て同じ向きに設定して同位相給電でき、直線偏波パッチアレーアンテナとすることができる。
上記第2実施形態によれば、簡単な切削加工で給電ピン14a〜14cの長さを自由に設定できるので、パッチアンテナ13の励振分布を正確に揃えることができ、高効率で安価なミリ波平面アンテナを実現することができる。
上記各実施形態では、基板11a上に3つの同心円12a〜12cを設定してパッチアンテナ13を設けた場合について示したが、同心円の数は任意に設定し得るものである。
また、上記各実施形態では、各基板の周縁部に複数のスルーホール17を設けると共に最下層の基板の裏面に金属膜19を設けてラジアル導波路20を構成する場合について示したが、その他、導電性部材を用いたケースによりラジアル導波路を構成するようにしても良い。
また、本発明に係る平面アンテナは、ミリ波帯だけでなく、マイクロ波帯においても適用し得るものである。
本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
本発明の第1実施形態に係る平面アンテナの構成を示す平面図である。 図1におけるA−A線矢視断面図である。 同実施形態における第1層基板の裏面に形成されるパターン例を示す図である。 同実施形態における第2層基板の裏面に形成されるパターン例を示す図である。 同実施形態における第3層基板の裏面に形成されるパターン例を示す図である。 同実施形態における第4層基板の裏面に形成されるパターン例を示す図である。 同実施形態における第5層基板の裏面に形成されるパターン例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る平面アンテナの構成を示す平面図である。 図8におけるB−B線矢視断面図で、給電ピンの加工工程を説明するための図である。
符号の説明
10…平面アンテナ、11a〜11e…第1層ないし第5層の基板、12a〜12c…同心円、13…パッチアンテナ、14a〜14c…給電ピン、15…凹部、16a〜16d…導体パターン、17…スルーホール、18、19…金属膜、20…ラジアル導波路、21…給電部、22…給電線路、23…整合素子、31〜34…導体パターン、41、42…スルーホール、44…加工穴。

Claims (1)

  1. 積層された複数の基板と、前記積層された基板に対し、該基板の上面を除いて形成されるラジアル導波路と、前記積層された基板の上面に同心円状に設けられる複数のパッチアンテナと、前記各パッチアンテナの給電点より前記ラジアル導波路内に挿入される給電ピンと、前記ラジアル導波路の裏面中心部から前記ラジアル導波路内に所定長さ挿入される給電部とを具備し、
    前記給電ピンは各基板に設けたスルーホールを利用して形成し、かつ、前記最内側の同心円上に設けられるパッチアンテナの給電ピンを最も短く、外側の周に行くに従って給電ピンを長く形成し、前記各パッチアンテナに対してほぼ同振幅で給電するように構成したことを特徴とする平面アンテナ。
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