JP2006004646A - 柔軟性発熱体 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、難燃性と高い信頼性を有する柔軟性発熱体を提供することを目的としている。
【解決手段】柔軟性を有する難燃性ベース不織布2と、難燃性ベース不織布2に熱融着された柔軟性と耐熱性を有する難燃性ベースフィルム3と、難燃性ベースフィルム上に印刷により形成された櫛形電極4と櫛形電極4により給電される高分子抵抗体5と、櫛形電極4、高分子抵抗体5、及び難燃性ベースフィルム3との接着性と柔軟性を有する難燃性カバーフィルム6と、難燃性カバーフィルム6上に接着された柔軟性を有する難燃性カバー不織布7とを備えてなる柔軟性発熱体とすることで、柔軟性と難燃性を有して、かつ、高い信頼性を有する柔軟性発熱体を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、高分子抵抗体のジュール熱を利用した発熱体に関するもので、難燃性を有し、かつ信頼性の高い柔軟性発熱体に関するものである。
従来、この種の発熱体は、図6に示したように、ポリエステルシートなどの電気絶縁性の基材50上に、銀ペーストなどの導電性ペーストを印刷・乾燥して得られる一対の櫛形電極51・52とこれにより給電される位置に高分子抵抗体インクを印刷・乾燥して得られる高分子抵抗体53を設けて、さらに被覆材54で櫛形電極51・52及び高分子抵抗体53を被覆して保護する構成としたものである。基材50及び被覆材54としてポリエステルフィルムを用いる場合には被覆材54に例えばポリエチレン系の熱融着性樹脂55をあらかじめ接着しておき、熱時加圧することにより、基材50と被覆材54とを熱融着性樹脂55を介して接合してなる。
図6(a)は発熱体の平面図、図6(b)は図6(a)のX−Y位置断面図である。これにより、櫛形電極51・52及び高分子抵抗体53は外界から隔離され、長期信頼性を付与されるのである。
従来から、過電流保護素子や小型で特殊な形状の発熱体として、例えば自動車のドアミラー等の露・霜除去用として使用されている。使用形態は折り曲げなどの機械的ストレスが加わらないように、例えば金属板などに接着固定して用いられるものである。なお、実用上は給電のために端子が必要であるが、省略している。
この高分子抵抗体53を形成する高分子抵抗体インクとしては、ベースポリマーと、カーボンブラック、金属粉末、グラファイトなどの導電性物質を溶媒に分散してなり、とくにベースポリマーとして結晶性樹脂を用いてPTC特性を持たせたものが多い(例えば、特許文献1、2、3参照)。
PTC特性とは、温度上昇によって抵抗値が上昇し、ある温度に達すると抵抗値が急激に増加する抵抗温度特性(抵抗が正の温度係数を有する意味の英語 Positive Temperature Coefficient の頭文字を取っている)を意味しており、PTC特性を有する高分子抵抗体53は、自己温度調節機能を有する発熱体を提供できる。
特開昭56−13689号公報 特開平6−96843号公報 特開平8−120182号公報
しかし、前記従来の発熱体では、基材や被服材にポリエステルフィルムを用いているために剛直な発熱体となり、カーシートヒーターなどのように人体にフィットして、かつ違和感のないような柔軟性を有する発熱体には至っていない。
単純に、基材や被服材に柔軟性を有するエラストマー等を用いれば形の上では柔軟な発熱体とすることが出来るが、機械的応力や温度・湿度などの環境ストレスが加わった場合の高分子抵抗体の抵抗値安定性(信頼性)を確保することは容易ではない。よって、柔軟性発熱体のニーズは高いものの実用化には至っていない。さらに、難燃性についても、そこまで言及されていないのが実情である。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、柔軟性と難燃性を有して、かつ、高い信頼性を有する柔軟性発熱体を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の柔軟性発熱体は、柔軟性を有する難燃性ベース不織布と、前記難燃性ベース不織布に熱融着された柔軟性と耐熱性を有する難燃性ベースフィルムと、前記難燃性ベースフィルム上に印刷により形成された櫛形電極と前記櫛形電極により給電される高分子抵抗体と、前記櫛形電極、高分子抵抗体、及び難燃性ベースフィルムとの接着性と柔軟性を有する難燃性カバーフィルムと、前記難燃性カバーフィルム上に接着された柔軟性を有する難燃性カバー不織布とを備えてなる。
これによって、柔軟性を有する難燃性ベース及びカバー不織布、難燃性ベース及びカバーフィルムを用いるとともに、印刷により薄膜状に電極や高分子抵抗体を形成した構成としているので柔軟性を発揮できる。また、高分子抵抗体の周囲に難燃性ベース及びカバーフィルムと難燃性ベース及びカバー不織布が配置され、難燃性を付与できるとともに、高分子抵抗体に加わる機械的ストレスを抑制することができる。
本発明の柔軟性発熱体は、柔軟性と難燃性を有して、かつ、高い信頼性を有する柔軟性発熱体を提供することができる。
第1の発明は、柔軟性を有する難燃性ベース不織布と、前記難燃性ベース不織布に熱融着された柔軟性と耐熱性を有する難燃性ベースフィルムと、前記難燃性ベースフィルム上に印刷により形成された一対の櫛形電極と前記櫛形電極により給電される高分子抵抗体と、前記櫛形電極、高分子抵抗体、及び難燃性ベースフィルムとの接着性と柔軟性を有する難燃性カバーフィルムと、前記難燃性カバーフィルム上に接着された柔軟性を有する難燃性カバー不織布とを備えてなる。
この構成により、柔軟性を有する難燃性ベース及びカバー不織布と、難燃性ベース及びカバーフィルムを用いるとともに、印刷により薄膜状に電極や高分子抵抗体を形成した構成としているので柔軟性を発揮できる。また、高分子抵抗体の周囲に難燃性ベース及びカバーフィルムと、難燃性ベース及びカバー不織布を配置しているので難燃性を付与できる。さらに、高分子抵抗体に加わる機械的ストレスを抑制することができる。
第2の発明は、難燃性ベース不織布として、難燃性スパンレースと長尺方向に配置された長繊維とからなるスパンボンドを用いてなる。
この構成により、長繊維が配置された方向への伸びを規制して、櫛形電極や高分子抵抗体を保護することが出来る。
第3の発明は、難燃性カバー不織布として、100〜200g目付の難燃性ニードルパンチ、又は15〜50g目付けの難燃性スパンレースを用いてなる。
この構成により、難燃性ニードルパンチを用いた場合には、柔軟性と同時にクッション性と質感を付与することができる。また、難燃性スパンレースを用いた場合には、薄型の柔軟性発熱体部材として敷布やレザーなどの表皮材に張り合わせて用いて、応用範囲を拡大できる。
第4の発明は、開口部を有する難燃性スパンレースを用いてなり、難燃性スパンレースの開口部を通して接着・難燃性フィルムの接着性を利用して他の部材に貼り合わせて用いることができる。
第5の発明は、高分子抵抗体が、結晶性樹脂とカーボンブラックとの混練・架橋物とエラストマーと溶剤とからなる高分子抵抗体インクを印刷・乾燥してなり、PTC特性を有することを特徴とするもので、エラストマーをバインダーとする高分子抵抗体として柔軟性を付与できるとともに、PTC特性を有していることで、安全性が高く、自己温度調節機能を有する柔軟性発熱体を提供できる。
第6の発明は、電極が、銀とカーボンブラックとポリエステルウレタン樹脂と溶剤とからなる銀ペーストを印刷・乾燥してなり、ポリエステルウレタン樹脂の柔軟性を生かした電極とすることができる。
第7の発明は、難燃性ベースフィルム、及び難燃性カバーフィルムとして、それぞれ、難燃剤を混練したベース樹脂組成物、難燃剤を混練したカバー樹脂組成物をTダイ押し出しにより難燃性ベース不織布、難燃性カバー不織布上に形成してなる。
この構成により、難燃性を有するベース及びカバーフィルムとすることができるとともに、低コストでフィルム化の加工ができる。
第8の発明は、ベース樹脂組成物が、オレフィン系熱可塑性エラストマーと、ウレタン系熱可塑性エラストマーと、スチレン系熱可塑性エラストマーの少なくとも2つの組み合わせからなる。
この構成により、熱可塑性エラストマーとしての加工性と、オレフィン系は耐熱性、ウレタン系は柔軟性とPTC特性、スチレン系は低温柔軟性といった各タイプの熱可塑性エラストマーの特徴を生かして、信頼性の高い柔軟性発熱体を提供できる。
第9の発明は、ベース樹脂組成物が、30〜70%のオレフィン系熱可塑性エラストマーと、30〜70%のウレタン系熱可塑性エラストマーと、30%以下の相溶・分散化樹脂とからなる。
この構成により、オレフィン系熱可塑性エラストマーの耐熱性と、ウレタン系熱可塑性エラストマーの柔軟性とPTC特性を生かすとともに、相溶・分散化樹脂で両者を結合するとともに、難燃剤を均一分散化してフィルム化適性の高いベース樹脂組成物とすることができる。
第10の発明は、ベース樹脂組成物が、30〜70%のオレフィン系熱可塑性エラストマーと、30〜70%のスチレン系熱可塑性エラストマーと、30%以下の相溶・分散化樹脂とからなる。
この構成により、 オレフィン系熱可塑性エラストマーの耐熱性と、スチレン系熱可塑性エラストマーの柔軟性を生かすとともに、相溶・分散化樹脂で接着性を付与するとともに難燃剤を均一分散化してフィルム化適性の高いベース樹脂組成物とすることができる。
第11の発明は、ベース樹脂組成物が、30〜70%のスチレン系熱可塑性エラストマーと、30〜70%のウレタン系熱可塑性エラストマーと、30%以下の相溶・分散化樹脂とからなり、スチレン系熱可塑性エラストマーの低温柔軟性と、ウレタン系熱可塑性エラストマーの柔軟性とPTC特性を生かして、さらに相溶・分散化樹脂で難燃剤を均一分散化して、極めて柔軟性に富むフィルム化適性の高いベース樹脂組成物とすることができる。
第12の発明は、カバー樹脂組成物が、高分子抵抗体に用いられる結晶性樹脂の融点から30℃以内の融点を有するポリオレフィン同士の組み合わせ、もしくは前記ポリオレフィンと熱可塑性エラストマーとの組み合わせによりなる。
この構成により、高分子抵抗体の熱的挙動、すなわち温度による体積変化に近い樹脂組成物Bを提供するとともに、耐熱性の高い熱可塑性エラストマーを用いることで柔軟性に優れたカバー樹脂組成物とすることができる。
第13の発明は、カバー樹脂組成物が、30〜70%のポリオレフィンと30〜70%の変性ポリオレフィンと30%以下の相溶・分散化樹脂とからなり、変性ポリオレフィンの接着性と、相溶・分散化樹脂による難燃剤の均一分散化を図り、フィルム適性のカバー高い樹脂組成物とすることができる。
第14の発明は、カバー樹脂組成物が、30〜70%のポリオレフィンと30〜70%の熱可塑性エラストマーと30%以下の相溶・分散化樹脂とからなり、熱可塑性エラストマーの柔軟性と相溶・分散化樹脂によるポリオレフィンと熱可塑性エラストマーとの相溶化と難燃剤の分散促進を生かして、フィルム適性の高いカバー樹脂組成物とすることができる。
第15の発明は、カバー樹脂組成物が、30〜70%の変性ポリオレフィンと30〜70%の熱可塑性エラストマーと30%以下の相溶・分散化樹脂とからなるからなり、変性ポリオレフィンの接着性と熱可塑性エラストマーの柔軟性と相溶・分散化樹脂の分散促進効果を生かしてフィルム適性の高いカバー樹脂組成物とすることができる。
第16の発明は、ウレタン系、スチレン系熱可塑性エラストマーを用いてなり、柔軟性と耐熱性をカバー樹脂組成物に付与できる。
第17の発明は、相溶・分散化樹脂として、無水マレイン酸やカルボン酸などの極性基が導入された変性ポリオレフィンや変性熱可塑性エラストマーを用いてなる。
この構成により、本来相溶しない樹脂同士や熱可塑性エラストマー同士、さらには樹脂と熱可塑性エラストマーとを相溶化したり、難燃剤の均一分散化を図ることができる。
第18の発明は、難燃剤として、窒素系及びリン系難燃剤を単独または組み合わせて用いてなる。
この構成により、窒素系の酸素遮断性とリン系の燃焼拡散防止性の相乗効果を発揮できる難燃効果の高い難燃剤を提供できる。
第19の発明は、90℃から250℃の融点を有する難燃剤を用いてなり、融解熱により燃焼熱拡散を防止する効果を有する難燃剤を提供できる。
第20の発明は、難燃剤を相溶・分散化樹脂を用いてマスターバッチとして用いてなり、難燃剤の均一分散化と樹脂との親和性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら、説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1及び図2は、本発明の第1の実施の形態における柔軟性発熱体1の概略構成図を示すものであり、図1(a)は一部切り欠き平面図、図1(b)は(a)のX−Y位置断面図である。
図1において、2は難燃性ベース不織布であり、分子内に難燃剤が組み込まれた難燃性ポリエステル繊維、例えば商品名難燃性「ハイム」(東洋紡績社製)で作製された目付け40gのスパンレースとポリエステル長繊維、例えば商品名「ミライフ」とを用いて作製したスパンボンド、3は難燃性ベース不織布2のスパンレース面側にTダイ押し出しにより50〜60ミクロンの厚みに熱融着された耐熱性を有する難燃性ベースフィルム、4は難燃性ベースフィルム3上に銀ペーストのスクリーン印刷・乾燥により形成された一対の櫛形電極、5は櫛型電極4上に高分子抵抗体インクの印刷・乾燥により形成された高分子抵抗体、6は難燃性ベースフィルム3、櫛型電極4、高分子抵抗体5との接着性と柔軟性を有する難燃性カバーフィルム、7は難燃性カバーフィルム6を被覆する難燃剤の含浸により難燃性が付与されたポリエステル繊維から作製された150g目付けの難燃性ニードルパンチを用いた難燃性カバー不織布である。
難燃性ベース不織布2はポリエステル長繊維によりその配置方向(巻き取り方向)の伸びが規制されるとともに引っ張り強度を有する。ロールトウロールで印刷するときのテンションに耐えて安定した印刷を行うことができるとともに、難燃性ベース不織布の伸び規制方向に櫛型電極4の主電極7を配置することで、主電極7を機械的ストレスより保護することができる。主電極7から派生する枝電極8より高分子抵抗体5に給電されるが、主電極7より安定した電位で高分子抵抗体5に給電されるため安定した抵抗温度特性を発揮できる。
また、高分子抵抗体5の周囲には、難燃性ベースフィルム3、難燃性カバーフィルム6、難燃性ベース不織布2、難燃性カバー不織布7が配置されており、また高分子抵抗体5は印刷により約20ミクロンの薄膜として構成されているので、難燃性を付与できた。
(実施の形態2)
実施の形態1で、難燃性カバー不織布7として150g目付けの難燃性ニードルパンチを用いたが、これにより柔軟性とクッション性と質感を付与できるが、目付け量としては100から200gであれば着座感やコスト面から柔軟性発熱体の単一部材として実用化できる。一方、難燃性カバー不織布7をして、15〜50g目付けの難燃性スパンレースを用いれば、敷布やレザーなどの他の表皮材に接着して一体化して用いることができる。さらに、開口部を有する難燃性スパンレースを用いれば、開口部を通して接着・難燃性フィルム6を熱接着剤として利用することもできる。
(実施の形態3)
実施の形態1では言及しなかったが、高分子抵抗体5は、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)を結晶性樹脂として、これにカーボンブラックを混練したものを、例えば化学架橋剤で架橋したものを粉砕して、これにエラストマーとしてアクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、溶剤を加えた3本ロールでインク化して得た高分子抵抗体インクをスクリーン印刷後乾燥して作製された。得られた高分子抵抗体5は、PTC特性を有し、カーシート内組み込み状態で発熱飽和温度40から45℃の柔軟性発熱体とすることができた。この高分子抵抗体5を用いた柔軟性発熱体1は、自己温度調節機能を有するので、制御不用で安全性が高い。また、高分子抵抗体5は印刷により形成されるので、量産性に富むとともに、バリエーションに対応できるので、低コストで納期の短い柔軟性発熱体とすることができる。また、バインダーとしてエラストマーを用いているので、柔軟性のある高分子抵抗体とすることができる。よって、機械的ストレスによる抵抗値安定性に優れた柔軟性発熱体を提供できる。カーシートヒータとして用いる上で、加振耐久性評価があるが、これは人の膝頭を想定して直径165mmの半円球を水辺座面から50mm繰り返し押し下げる試験で100万回後も抵抗値変化が初期の20%以内とすることができた。
なお、結晶性樹脂としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)に限定するものでない。エチレン−エチレンアクリレート共重合樹脂(EEA)やエチレン−メタクリル酸メチル共重合樹脂(EMMA)、ポリエチレン、等のポリオレフィンを用いることができる。さらに、これらを単独で、又は組み合わせて用いても良い。また、カーボンブラックも単独、もしくは組み合わせて用いても良い。さらに、エラストマーも溶剤に溶けるものであれば各種エラストマーを用いることができる。
(実施の形態4)
実施の形態1で用いた電極は、銀とカーボンブラックとポリエステルウレタン樹脂と溶剤からなる銀ペーストをスクリーン印刷後乾燥して作製された。バインダーとしてポリエステルウレタン樹脂を用いているので柔軟性に富み、前述した加振耐久性評価でも電極の断線は見られなかった。また、カーボンブラックを含有しているので、銀のマイグレーションを生ずることはなかった。
(実施の形態5)
難燃性ベースフィルム3、及び難燃性カバーフィルム6は、それぞれ、難燃剤を混練したベース樹脂組成物、難燃剤を混練したカバー樹脂組成物をTダイ押し出しにより55ミクロン厚みで難燃性ベース不織布2、難燃性カバー不織布7上に形成して作製された。
この構成により、低コストで難燃性に富む難燃性ベースフィルム3、及び難燃性カバーフィルム6を作製することができる。
(実施の形態6)
ベース樹脂組成物が、オレフィン系熱可塑性エラストマーと、ウレタン系熱可塑性エラストマーと、スチレン系熱可塑性エラストマーの少なくとも2つの組み合わせからなり、オレフィン系熱可塑性エラストマーの耐熱性とウレタン系熱可塑性エラストマーの柔軟性とPTC特性向上効果、スチレン系熱可塑性エラストマーの柔軟性を生かしたベース柔軟性組成物を作製することができる。
具体的には、ベース樹脂組成物では、30〜70%のオレフィン系熱可塑性エラストマーと、30〜70%のウレタン系熱可塑性エラストマーと、30%以下の相溶・分散化樹脂の配合範囲で抵抗値安定性を確認できた。好ましくは、樹脂配合比50%のオレフィン系熱可塑性エラストマーとして、例えば商品名「ゼラス5053」(三菱化学(株)社製)と、50%のウレタン系熱可塑性エラストマー「XN−2001」(日本ユニカー(株)社製)として、これに窒素・リン系難燃剤として、例えば商品名「FCP730」(鈴裕化学(株)社製)を25重量%添加してベース樹脂組成物を作製した。
通常、オレフィン系熱可塑性エラストマーとウレタン系熱可塑性エラストマーとは相溶性に乏しいが、前記配合のものは80℃放置試験での抵抗値安定性に優れ、難燃剤が相溶化剤として機能していることも考えられる。確実にオレフィン系熱可塑性エラストマーとウレタン系熱可塑性エラストマーとの相溶化を図るために、15%の相溶・分散化樹脂として、例えば商品名「ボンダインLX4110」(エチレン−アクリル酸エステル−無水マレイン酸三元共重合樹脂、住友化学(株)製)を添加しても良好な抵抗値安定性が得られた。相溶・分散化樹脂とは、無水マレイン酸基やカルボン酸基などの極性基が導入された変性ポリオレフィンや変性熱可塑性エラストマーのことであり、極性基により異なる樹脂同士に親和性を持たせて相溶化構造とすることができる。変性ポリオレフィンとしては、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合樹脂、エチレン−メタクリル酸メチル共重合樹脂、エチレン−メタクリル酸共重合樹脂等がある。変性熱可塑性エラストマーとは、変性スチレン系熱可塑性エラストマー、商品名「タフテックM1943」(旭化成(株)社製)等がある。
また、その極性基を利用して、難燃剤を予め相溶・分散化樹脂で、例えば70重量%濃度にマスターバッチ化してのちに、樹脂に混練することで、難燃剤の分散性を高めて、フィルム化を実現することができた。
次に、ベース樹脂組成物を、30〜70%のオレフィン系熱可塑性エラストマーと、30〜70%のスチレン系熱可塑性エラストマーとして例えば商品名「タフテックH1062」、30%以下の相溶・分散化樹脂としても良好な抵抗値安定性が得られた。好ましくは、樹脂配合比45%のオレフィン系熱可塑性エラストマーと45%のスチレン系熱可塑性エラストマーと10%の相溶・分散化樹脂として、難燃剤を25重量%混練して耐熱・難燃性フィルム3とすることができた。
次に、ベース樹脂組成物を、30〜70%のスチレン系熱可塑性エラストマーと、30〜70%のウレタン系熱可塑性エラストマーと、30%以下の相溶・分散化樹脂とからこうせいしても良好な抵抗値安定性が得られた。好ましくは、樹脂配合比45%のスチレン系オレフィン系熱可塑性エラストマーと45%のウレタン系熱可塑性エラストマーと10%の相溶・分散化樹脂として、難燃剤を25重量%混練して難燃性ベースフィルム3とすることができた。
(実施の形態7)
カバー樹脂組成物は、高分子抵抗体に用いられる結晶性樹脂の融点から30℃以内の融点を有するポリオレフィン同士の組み合わせ、もしくは前記ポリオレフィンと熱可塑性エラストマーとの組み合わせによりなる。具体的には、樹脂組成物Bの樹脂配合を、30〜70%のポリオレフィンとして、例えば、商品名「エクセレンVL200」(住友化学(株)製)と、30〜70%の変性ポリオレフィンとして、例えば商品名「ボンダインLX4110」とから構成した。30%以下の相溶・分散化樹脂として、例えば低分子量変性ポリエチレンワックス、商品名「ユーメックス1003」(三洋化成工業(株)社製)から構成した。好ましくは、樹脂配合45%のポリオレフィンと45%の変性ポリオレフィンと10%の相溶・分散化樹脂から構成した。この樹脂配合に難燃剤を25重量%混練して、接着・難燃性フィルム6とした。なお、ここでは、低分子量変性ポリエチレンワックスを相溶・分散化樹脂としたが、変性ポリオレフィンを用いても良いことは言うまでもない。
また、カバー樹脂組成物を、30〜70%のポリオレフィンと30〜70%の熱可塑性エラストマーと30%以下の相溶・分散化樹脂とから構成しても優れた抵抗値安定性を有する柔軟性発熱体とすることができた。
さらに、カバー樹脂組成物が、30〜70%の変性ポリオレフィンと30〜70%の熱可塑性エラストマーと30%以下の相溶・分散化樹脂とから構成することもできる。熱可塑性エラストマーとしては、ウレタン系やスチレン系を用いることができる。
(実施の形態8)
難燃剤として、窒素系及びリン系難燃剤を単独または組み合わせて用いたが、窒素系の0酸素遮断性(窒息性)やリン系の燃焼部隔離性により優れた難燃効果を発揮できる。添加濃度としては、15重量%以上で自動車難燃性規格(FMVSS)である水平方向への燃焼速度50mm/min以下を達成、20重量%で自己消火性、25重量%で不燃性を達成できた。
また、90℃から250℃の融点を有する難燃剤として、例えば商品名「ヒシコーリンPO−800」(融点110℃)を5重量%と上述した窒素・リン系難燃剤15重量%との組合せで不燃性を達成できた。こうした融解する難燃剤は燃焼熱を融解熱として減少させる効果がある。
さらに、難燃剤の均一分散化はフィルム化にとって極めて重要であるが、相溶・分散化樹脂を用いてマスターバッチとして用いることで再現性ある難燃性とフォルム化適性の高い樹脂組成物AおよびBとすることができる。
以上のように、本発明にかかる柔軟性発熱体は、カーシートヒーター等の柔軟性と高い信頼性が要求される用途に適した柔軟性と難燃性と信頼性の高い柔軟性発熱体を提供できる。
(a)本発明の実施の形態1における発熱体の構成を示す一部切り欠き平面図(b)(a)におけるX−Y断面図 (a)従来の発熱体を示す平面図(b)(a)におけるX−Y断面図
符号の説明
1 柔軟性発熱体
2 難燃性ベース不織布
3 難燃性ベースフィルム
4 櫛形電極
5 高分子抵抗体
6 難燃性カバー不織布
7 難燃性カバー不織布

Claims (20)

  1. 柔軟性を有する難燃性ベース不織布と、難燃性ベース不織布に熱融着された柔軟性と耐熱性を有する難燃性ベースフィルムと、前記難燃性ベースフィルム上に印刷により形成された櫛形電極と前記櫛形電極により給電される高分子抵抗体と、前記櫛形電極、高分子抵抗体、及び難燃性ベースフィルムとの接着性と柔軟性を有する難燃性カバーフィルムと、前記難燃性カバーフィルム上に接着された柔軟性を有する難燃性カバー不織布とを備えてなる柔軟性発熱体。
  2. 難燃性ベース不織布は、難燃性スパンレースと長尺方向に配置された長繊維とからなるスパンボンドを用いてなる請求項1記載の柔軟性発熱体。
  3. 難燃性カバー不織布は、100〜200g目付の難燃性ニードルパンチ、又は15〜50g目付けの難燃性スパンレースを用いてなる請求項1記載の柔軟性発熱体。
  4. 難燃性スパンレースは、開口部を有する請求項3記載の柔軟性発熱体。
  5. 高分子抵抗体が、結晶性樹脂とカーボンブラックとの混練・架橋物とエラストマーと溶剤とからなる高分子抵抗体インクを印刷・乾燥してなり、PTC特性を有することを特徴とする請求項1記載の柔軟性発熱体。
  6. 櫛形電極が、銀とカーボンブラックとポリエステルウレタン樹脂と溶剤とからなる銀ペーストを印刷・乾燥してなる請求項1記載の柔軟性発熱体。
  7. 燃性ベースフィルム及び難燃性カバーフィルムは、それぞれ、難燃剤を混練したベース樹脂組成物、難燃剤を混練したカバー樹脂組成物をTダイ押し出しにより難燃性ベース不織布、難燃性カバー不織布上に形成してなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の柔軟性発熱体。
  8. ベース樹脂組成物は、オレフィン系熱可塑性エラストマーと、ウレタン系熱可塑性エラストマーと、スチレン系熱可塑性エラストマーの少なくとも2つの組み合わせからなる請求項7記載の柔軟性発熱体。
  9. ベース樹脂組成物は、30〜70%のオレフィン系熱可塑性エラストマーと、30〜70%のウレタン系熱可塑性エラストマーと、30%以下の相溶・分散化樹脂とからなる請求項7または8記載の柔軟性発熱体。
  10. ベース樹脂組成物は、30〜70%のオレフィン系熱可塑性エラストマーと、30〜70%のスチレン系熱可塑性エラストマーと、30%以下の相溶・分散化樹脂とからなる請求項7または8記載の柔軟性発熱体。
  11. ベース樹脂組成物は、30〜70%のスチレン系熱可塑性エラストマーと、30〜70%のウレタン系熱可塑性エラストマーと、30%以下の相溶・分散化樹脂とからなる請求項7または8記載の柔軟性発熱体。
  12. カバー樹脂組成物は、高分子抵抗体に用いられる結晶性樹脂の融点から30℃以内の融点を有するポリオレフィン同士の組み合わせ、もしくは前記ポリオレフィンと熱可塑性エラストマーとの組み合わせによりなる請求項7記載の柔軟性発熱体。
  13. カバー樹脂組成物は、30〜70%のポリオレフィンと30〜70%の変性ポリオレフィンと30%以下の相溶・分散化樹脂とからなる請求項12記載の柔軟性発熱体。
  14. カバー樹脂組成物は、30〜70%のポリオレフィンと30〜70%の熱可塑性エラストマーと30%以下の相溶・分散化樹脂とからなる請求項12記載の柔軟性発熱体。
  15. カバー樹脂組成物は、30〜70%の変性ポリオレフィンと30〜70%の熱可塑性エラストマーと30%以下の相溶・分散化樹脂とからなる請求項12記載の柔軟性発熱体。
  16. ウレタン系、スチレン系熱可塑性エラストマーを用いてなる請求項15記載の柔軟性発熱体。
  17. 相溶・分散化樹脂は、無水マレイン酸やカルボン酸などの極性基が導入された変性ポリオレフィンや変性熱可塑性エラストマーを用いてなる請求項9〜11、13〜15のいずれか1項に記載の柔軟性発熱体。
  18. 難燃剤は、窒素系及びリン系難燃剤を単独または組み合わせて用いてなる請求項7記載の柔軟性発熱体。
  19. 難燃剤は、90℃から250℃の融点を有するリン系難燃剤を用いてなる請求項7〜17記載の柔軟性発熱体。
  20. 難燃剤を相溶・分散化樹脂を用いてマスターバッチとして用いてなる請求項7、18、19のいずれか1項に記載の柔軟性発熱体。
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