JP2006002493A - 温水洗浄便座付水洗便器 - Google Patents
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Abstract
【課題】温水洗浄便座と便器の多種の組み合わせに対応することができ、しかも接続部があっても水漏れのおそれがない温水洗浄便座付水洗便器を提供する。
【解決手段】便器4と便器4に搭載した温水洗浄便座12とからなる温水洗浄便座付水洗便器1である。水道配管と接続する給水口2を温水洗浄便座側Aに設ける。この給水口2から給水する給水管路5を温水洗浄便座側Aで2つの管路に分岐して温水洗浄ノズル8に給水する温水洗浄用給水管路5aと便器4に給水する便器用給水管路5bとを形成する。温水洗浄用給水管路5a及び便器用給水管路5bの夫々に減圧弁6,9を設ける。便器用給水管路5bを減圧弁6より下流側で且つ便器4より上流側で温水洗浄便座側Aと便器側Bとに分割すると共にこの分割した部分を接続部Cで接続する。
【選択図】 図1
【解決手段】便器4と便器4に搭載した温水洗浄便座12とからなる温水洗浄便座付水洗便器1である。水道配管と接続する給水口2を温水洗浄便座側Aに設ける。この給水口2から給水する給水管路5を温水洗浄便座側Aで2つの管路に分岐して温水洗浄ノズル8に給水する温水洗浄用給水管路5aと便器4に給水する便器用給水管路5bとを形成する。温水洗浄用給水管路5a及び便器用給水管路5bの夫々に減圧弁6,9を設ける。便器用給水管路5bを減圧弁6より下流側で且つ便器4より上流側で温水洗浄便座側Aと便器側Bとに分割すると共にこの分割した部分を接続部Cで接続する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、便器と便器に搭載した温水洗浄便座とからなる温水洗浄便座付水洗便器に関するものである。
従来、便器と便器に搭載した温水洗浄便座とからなる温水洗浄便座付水洗便器で温水洗浄ノズルや便器に給水する場合、例えば図4に示すようになっている(例えば、特許文献1参照)。これは温水洗浄便座付水洗便器1の便器側Bに給水口2を設けてあり、水道配管側に止水栓3を介して給水口2を接続し得るようにしてある。この給水口2は便器4と便器用給水管路5b′を介して連通させてあり、便器用給水管路5b′に減圧弁6、電磁弁7を順に配置してある。また温水洗浄便座側Aには温水洗浄ノズル8に給水するための温水洗浄用給水管路5a′を設けてあり、温水洗浄用給水管路5a′に減圧弁9、電磁弁10及び貯湯タンク11を順に配置してある。そして便器側Bの便器用給水管路5b′から減圧弁6より上流側で分岐した管路と温水洗浄便座側Aの温水洗浄用給水管路5a′の減圧弁9より上流側とを接続部Cで接続することにより温水洗浄便座側A側の配管と便器側Bの配管とを接続してある。
また、他の従来例として図5に示すように温水洗浄便座側Aと便器側Bとを配管上一体型にしたものがある。水道配管側に止水栓3を介して接続し得る給水口2から給水する給水管路5を温水洗浄便座付水洗便器1で2つの管路に分岐することにより温水洗浄ノズル8に給水するための温水洗浄用給水管路5aと便器4に給水するためための便器用給水管路5bとを形成してあり、温水洗浄用給水管路5aに減圧弁9、電磁弁10及び貯湯タンク11を順に配置してあり、便器用給水管路5bに減圧弁6、電磁弁7を順に配置してある。
特開2003−268839号公報
上記のような温水洗浄便座付水洗便器1の場合、1つの給水口2を水道配管に接続するだけで温水洗浄便座及び便器4の両方に給水することができるようになるが、図4の従来例の場合、温水洗浄便座側Aへの給水のための接続部Cは水道配管からの給水圧を直接受けるために接続部Cの接続施工を怠った場合、多大な水漏れに繋がり、拡大損害を招くおそれがある。また図5の従来例の場合、図4のような接続部Cがないために上記のような水漏れ事故が回避されるが、一般に便器4及び温水洗浄便座は設置される地域、排水管位置並びに使用者の要求によって種々の便器4と温水洗浄便座の組み合わせが考えられるため、図5の従来例の場合、温水洗浄便座と便器4とが一体になった温水洗浄便座付水洗便器1の製造業者はそれらの組み合わせを考慮して多数の品種をラインナップする必要がある。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、1つの給水口から温水洗浄便座と便器に給水することができるものであっても、温水洗浄便座と便器の多種の組み合わせに対応することができ、しかも接続部があっても水圧に低い部分であるために水漏れのおそれがない温水洗浄便座付水洗便器を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る温水洗浄便座付水洗便器は、便器4と便器4に搭載した温水洗浄便座12とからなる温水洗浄便座付水洗便器1であって、水道配管と接続する給水口2を温水洗浄便座側Aに設け、この給水口2から給水する給水管路5を温水洗浄便座側Aで2つの管路に分岐して温水洗浄ノズル8に給水する温水洗浄用給水管路5aと便器4に給水する便器用給水管路5bとを形成し、温水洗浄用給水管路5a及び便器用給水管路5bの夫々に減圧弁6,9を設け、便器用給水管路5bを減圧弁6より下流側で且つ便器4より上流側で温水洗浄便座側Aと便器側Bとに分割すると共にこの分割した部分を接続部Cで接続したことを特徴とする。
上記構成によれば、1つの給水口2を水道配管と接続するだけで温水洗浄便座12及び便器4の両方に給水することができる。このように1つの給水口2から給水できるものであっても便器用給水管路5bの温水洗浄便座側Aと便器側Bとを接続部Cで接続することで温水洗浄便座12と便器4の組み合わせを変えることができて多種の組み合わせに容易に対応することができる。また接続部Cで接続する部分が減圧弁6より下流側にあるために接続部Cにかかる水圧が低くて水漏れするおそれがなくなる。
本発明は叙述のように構成されているので、1つの給水口を水道配管と接続するだけで接続できるものであっても、接続部で接続するようにすることにより、温水洗浄便座と便器の組み合わせを変えることができて多種の組み合わせに対応することができるという効果があり、しかも接続部で接続しても接続部で接続する部分から水漏れするおそれがない。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本発明の温水洗浄便座付水洗便器1は便器−温水洗浄便座一体型と称されるものであり、図2に示すように便器4の上に温水洗浄便座12を載設してこれらの間を連結することで組み立てられるようになっている。
この温水洗浄便座付水洗便器1の温水洗浄便座側Aには図1に示すように給水口2を設けてあり、この給水口2が水道配管と止水栓3を介して接続してある。この給水口2から給水する給水管路5は2つの管路に分岐してあって、温水洗浄用給水用管路5aと便器用給水管路5bとを形成してある。この温水洗浄用給水管路5aには減圧弁9、電磁弁10、貯湯タンク11を順に配置してあり、温水洗浄用給水管路5aの先端にはお尻洗浄したりビデ洗浄したりする温水洗浄ノズル8を設けてある。上記貯湯タンク11には瞬間湯沸し機能を設けてある。便器用給水管路5bには減圧弁6、電磁弁7を順に配置してあり、便器用給水管路5bの先端に便器4を設けてあり、便器用給水管路5bから便器4に水を供給して便器4を洗浄できるようになっている。この便器4は便器ボウル13内に水を溜めてから排水トラップを回動駆動したりして一気に排水することにより洗浄する所謂ターントラップ洗浄方式で洗浄するものであり、少ない水の使用量で便器4を洗浄するものである。
ところで、温水洗浄便座付水洗便器1の温水洗浄便座側A側の配管と便器側Bの配管とは着脱可能に接続する構造になっており、便器用給水管路5bは温水洗浄便座側Aと便器側Bとの間で接続部Cにて接続する構造になっている。つまり、減圧弁6や電磁弁7より下流側で便座用給水管路5bは温水洗浄便座側Aと便器側Bとに分割してあり、この分割した部分を接続部Cにて接続してある。図2、図3に示すように便器用給水管路5bの温水洗浄便座側Aの端部の接続口14と便座用給水管路5bの便器側Bの接続口15とを接続スリーブのような接続部Cで接続してある。
上記のような温水洗浄便座付水洗便器1では1つの給水口2と水道配管とを接続するだけで温水洗浄用給水管路5aを介して温水洗浄便座12に給水できると共に便器用給水管路5bを介して便器4に給水できる。このように1つの給水口2から温水洗浄便座12及び便器4の両方に給水できるものでも、便器用給水管路5bの温水洗浄便座A側と便器側Bとを接続部Cで接続することで温水洗浄便座12と便器4の組み合わせを変えることができて多種の組み合わせに容易に対応することができる。また接続部Cで接続する部分が減圧弁6より下流側にあるために接続部Cにかかる水圧が低くて水漏れするおそれがなくなる。
1 温水洗浄便座付水洗便器
2 給水口
4 便器
5 給水管路
5a 温水洗浄用給水管路
5b 便器用給水管路
6 減圧弁
9 減圧弁
A 温水洗浄便座側
B 便器側
C 接続部
2 給水口
4 便器
5 給水管路
5a 温水洗浄用給水管路
5b 便器用給水管路
6 減圧弁
9 減圧弁
A 温水洗浄便座側
B 便器側
C 接続部
Claims (1)
- 便器と便器に搭載した温水洗浄便座とからなる温水洗浄便座付水洗便器であって、水道配管と接続する給水口を温水洗浄便座側に設け、この給水口から給水する給水管路を温水洗浄便座側で2つの管路に分岐して温水洗浄ノズルに給水する温水洗浄用給水管路と便器に給水する便器用給水管路とを形成し、温水洗浄用給水管路及び便器用給水管路の夫々に減圧弁を設け、便器用給水管路を減圧弁より下流側で且つ便器より上流側で温水洗浄便座側と便器側とに分割すると共にこの分割した部分を接続部で接続したことを特徴とする温水洗浄便座付水洗便器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004181646A JP2006002493A (ja) | 2004-06-18 | 2004-06-18 | 温水洗浄便座付水洗便器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004181646A JP2006002493A (ja) | 2004-06-18 | 2004-06-18 | 温水洗浄便座付水洗便器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006002493A true JP2006002493A (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=35771117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004181646A Withdrawn JP2006002493A (ja) | 2004-06-18 | 2004-06-18 | 温水洗浄便座付水洗便器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006002493A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105247142A (zh) * | 2013-04-18 | 2016-01-13 | 帝希有限公司 | 具有集成在冲洗水分配器中的私密喷淋装置的坐便器 |
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2004
- 2004-06-18 JP JP2004181646A patent/JP2006002493A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105247142A (zh) * | 2013-04-18 | 2016-01-13 | 帝希有限公司 | 具有集成在冲洗水分配器中的私密喷淋装置的坐便器 |
CN105247142B (zh) * | 2013-04-18 | 2018-09-28 | 帝希有限公司 | 具有集成在冲洗水分配器中的私密喷淋装置的坐便器 |
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Legal Events
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