JP2006001682A - 給紙装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エアーを吹き付ける位置を移動させることにより、広い範囲でシート間の密着を剥がして、シート供給部材で1枚ずつ搬送することを課題とする。
【解決手段】 エアー吹き付け装置52が移動することによって、給紙トレイ44に収容された記録紙Pの端部に沿ってエアーが吹き付けられて、記録紙Pはロールユニット46へ送り出される。これにより、記録紙Pの端部に広い範囲でエアーが吹き付けられるので、記録紙P同士の密着を広い範囲で剥がされた記録紙Pが、ロールユニット46で1枚ずつ搬送される。従って、記録紙Pが重送されたり、紙詰まりを引き起こすことがなく、スムーズに画像形成部12へ搬送される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に用いられる給紙装置に関する。
複写機やプリンタなどの画像形成装置には、シートの側方からエアーを吹き込んでシートとシートの間にエアーを通過させることで、上位のシートを浮き上がらせて1枚ずつ分離させ、最上位の1枚を他のシートから分離させてシート供給部材で搬送するものがある(特許文献1参照)。
しかし、特許文献1では、ブロワー(エアー吹き付け装置)は給紙トレイに固定されており、常にブロワーからシートの同じ位置にエアーが吹き付けられる。つまり、シートの側方の全域に渡ってエアーが吹き付けられるのではなく、エアーが吹き付けられない部分もある。これにより、エアーが吹き付けられた部分のシート間の密着は剥がれるものの、エアーが吹き付けられない部分のシート間の密着は剥がれない。すなわち、シート間の密着は局所的にしか剥がれず、局所的に密着した部分がある状態でシートをシート供給部材へ搬送すると、シートが重送されたり、紙詰まりを引き起こす要因となる。
第2973445号公報
本発明は上記事実を考慮し、エアーを吹き付ける位置を移動させることにより、広い範囲でシート間の密着を剥がして、シート供給部材で1枚ずつ搬送することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、シートを収容するシート収容部と、前記シート収容部に収容されたシートを送り出すシート供給手段と、前記シート収容部に収容されたシートにエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、を備えた給紙装置において、前記エアー吹き付け手段がエアーを吹き付ける位置をシート束の側面に沿ってシート面の略水平方向に移動させる吹き付け位置移動手段を設けていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、吹き付け位置移動手段によって、エアー吹き付け手段がシート束の側面に沿ってシート面の略水平方向に移動してエアーを吹き付け、シートはシート供給手段へ送り出される。これにより、シート束の側面に広い範囲でエアーが吹き付けられるので、シート同士の密着を広い範囲で剥がされたシートが、シート供給手段で1枚ずつ搬送される。従って、シートは重送されたり紙詰まりを引き起こすことがなく、スムーズに画像形成部へ搬送される。
請求項2に記載の発明は、前記エアー吹き付け手段を、前記シートの搬送方向の下流側のシート束の側面に対向する位置に設けていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、シートの搬送方向の下流側のシート束の側面に対向する位置、すなわち、シート供給手段が接触する部分の近傍にエアー吹き付け手段を設ける。これにより、シート供給手段が接触する部分の近傍(シートの搬送方向の下流側のシート束の側面)は広い範囲で密着が剥がされるので、確実に1枚ずつシート供給手段でシートが搬送される。
請求項3に記載の発明は、前記エアー吹き付け手段を、前記シートの搬送方向と直交する方向の一方のシート束の側面に対向する位置に設けていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、シートの搬送方向と直交する方向の一方のシート束の側面に対向する位置にエアー吹き付け手段を設けることで、シートの搬送方向と直交する方向の一方のシート束の側面(シートの搬送方向)に沿って広い範囲で密着を剥がすことができる。
請求項4に記載の発明は、前記エアー吹き付け手段を、前記シートの搬送方向の下流側と上流側のシート束の側面に対向する位置に設けていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、シートの搬送方向の下流側と上流側のシート束の側面に対向する位置にエアー吹き付け手段を設けることで、シートの搬送方向の下流側と上流側のシート束の側面に広い範囲で密着を剥がすことができる。
請求項5に記載の発明は、前記エアー吹き付け手段を、前記シートの搬送方向と直交する方向のシート束の両側面に対向する位置に設けていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、シートの搬送方向と直交する方向のシート束の両側面にエアー吹き付け手段を設けることで、請求項4と同様に、シートの搬送方向と直交する方向のシート束の両側面の広い範囲で密着を剥がすことができる。
請求項6に記載の発明は、前記エアー吹き付け手段を、前記シートの搬送方向の下流側と、該シートの搬送方向と直交する方向の一方のシート束の側面に対向する位置に設けていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、シートの搬送方向の下流側と、シートの搬送方向と直交する方向の一方のシート束の側面に対向する位置にエアー吹き付け手段を設けることで、シートには直交する二方向からエアーが吹き付けられる。これにより、シートの密着がより広い範囲で剥がされる。
請求項7に記載の発明は、前記エアー吹き付け手段がエアーを吹き付ける位置をシート束の側面に沿ってシート面の略垂直方向に移動させる垂直移動手段を設けていることを特徴としている。
請求項7に記載の発明によれば、垂直移動手段によって、エアー吹き付け手段がシート束の側面に沿ってシート面の略垂直方向に移動することで、水平方向だけでなく垂直方向にもエアーが吹き付けられる範囲が広くなり、シート間の密着をより広い範囲で剥がすことができる。
請求項8に記載の発明は、前記エアー吹き付け手段がエアーを吹き付ける位置を、前記シートの搬送方向のシートの中心線、あるいは、該シートの搬送方向と直交する方向のシートの中心線に対して2つ設け、前記中心線に対して対称に移動させる手段を設けていることを特徴としている。
請求項8に記載の発明によれば、シートの搬送方向のシートの中心線に対して、エアー吹き付け手段がエアーを吹き付ける位置を2つ設けることで、このエアー吹き付け手段をシートの中心線に対して対称に移動させることによって、シートの搬送方向のシート束の側面にはシートの中心線に対してバランス良くエアーが吹き付けられる。また、シートの搬送方向と直交する方向の中心線に対して、エアー吹き付け手段がエアーを吹き付ける位置を2つ設けることで、このエアー吹き付け手段を中心線に対して対称に移動させることによって、シートの搬送方向と直交する方向のシート束の側面には、シートの中心線に対してバランス良くエアーが吹き付けられる。これにより、シート間の密着を、シートの中心線に対して対称にバランス良く剥がすことができるので、よりシート間の密着を剥がしやすくなる。
請求項9に記載の発明は、前記エアー吹き付け手段がエアーを吹き付ける位置の移動範囲を、前記シートのサイズに応じて制御することを特徴としている。
請求項9に記載の発明によれば、シートのサイズに応じてエアー吹き付け手段がエアーを吹き付ける位置を制御することで、シートサイズが小さい場合にはエアー吹き付け手段がエアーを吹き付ける位置を小さくすれば良い。すなわち、エアー吹き付け手段を小さい範囲で移動させれば良いので、効率良くエアー吹き付け手段を移動させることができ、電力消費節約に繋がる。また、シートサイズが大きい場合には、確実にシートの角部にエアー吹き付け手段を移動させるので、シート束の側面全体の密着を剥がすことができる。
請求項10に記載の発明は、前記エアー吹き付け手段がエアーを吹き付ける位置を移動させる速度を、エアーの吹き付け位置によって制御することを特徴としている。
請求項10に記載の発明によれば、エアー吹き付け手段がエアーを吹き付ける位置を移動させる際、エアーの吹き付け位置によって移動速度を制御する。例えば、エアー吹き付け手段がシートの角部にある場合には移動速度を遅くして、エアー吹き付け手段から大量のエアーをシートの角部に吹き込む。これによって、シートの角部の密着を確実に剥がすことができる。シートの角部の密着が剥がれると、速い速度でエアー吹き付け手段を移動させてエアーを吹き付けても、シートの広い範囲で密着を剥がすことができる。従って、短い時間で確実にシートの密着を剥がすことができる。
請求項11に記載の発明は、前記エアー吹き付け手段から吹き付けるエアーの風量を、エアーの吹き付け位置によって制御することを特徴としている。
請求項11に記載の発明によれば、シートの位置に対して、エアー吹き付け手段から吹き付けるエアーの風量を制御する。例えば、エアー吹き付け手段がシートの角部にある場合にはエアーの風量を大きくし、大量のエアーをシートの角部に吹き込む。これによって、シートの角部の密着を確実に剥がすことができる。シートの角部の密着が剥がれると、小さい風量でエアー吹き付け手段を移動させてエアーを吹き付けても、広い範囲でシート間の密着を剥がすことができる。従って、必要以上にエアーを吹き出す必要がないので、電力消費の節約に繋がる。
請求項12に記載の発明は、前記エアー吹き付け手段を、前記シート収容部の側壁の外側に設け、前記エアー吹き付け手段のエアー吹き付け開口を、前記側壁に沿って移動させることを特徴としている。
請求項12に記載の発明によれば、シート収容部の側壁の外側にはエアー吹き付け手段が設けられており、エアー吹き付け手段のエアー吹き付け開口を、側壁に沿って移動させる。これにより、エアー吹き付け手段のエアー吹き付け開口から吹き出されたエアーは、側壁からシート収容部内へ吹き込まれ、シート束の側面に吹き付けられる。このとき、シート束の側面はシート収容部の側壁で押さえられるので、シート収容部内に積載されて収容されたシートがシート収容部の外へ飛び出てしまうことがない。また、積載されたシート束の側面が乱れるのを防ぐことができる。
請求項13に記載の発明は、前記エアー吹き付け手段を、前記シート収容部の側壁の外側に設け、前記エアー吹き付け手段を、前記側壁に沿って移動させることを特徴としている。
請求項13に記載の発明によれば、シート収容部の側壁の外側にはエアー吹き付け手段が設けられており、エアー吹き付け手段を側壁に沿って移動させる。これにより、請求項12と同様に、エアー吹き付け手段から吹き出されたエアーは、側壁からシート収容部内へ吹き込まれ、シート束の側面に吹き付けられる。このとき、シート束の側面はシート収容部の側壁で押さえられるので、シート収容部内に積載されて収容されたシートがシート収容部の外へ飛び出てしまうことがない。また、積載されたシート束の側面が乱れるのを防ぐことができる。
本発明は上記構成としたので、エアーを吹き付ける位置を移動させることにより、広い範囲でシート間の密着を剥がして、シート供給部材で1枚ずつ搬送することができる。
本発明の第1の実施形態に係る給紙装置40について説明する前に、この給紙装置40を備えた画像形成装置10の概要について説明する。
図1に示すように、画像形成装置10は画像形成部12を備えている。画像形成部12には、感光体ドラム14が設けられており、感光体ドラム14の円周方向には、帯電器16、現像装置18、クリーナー20が配設されている。帯電器16と現像装置18の間には、感光体ドラム14の表面にレーザー光を照射する画像書込装置22が設けられている。
画像書込装置22は、画像記録制御部24に接続されている。画像記録制御部24は、通信回線32を介して受信部26に接続されており、画像読取装置28で読み取られたデータ、又は、外部機器(パーソナルコンピュータ等)30からのデータ等の画像情報が受信部26から画像記録制御部24へ送られる。そして、画像記録制御部24によって制御された画像情報に基づきレーザー光を変調して、画像書込装置22から感光体ドラム14に静電潜像を形成する。
感光体ドラム14は、帯電器16によって表面が所定の電位に帯電される。そして、画像書込装置22からレーザー光が照射されて感光体ドラム14の表面が露光され、静電潜像が形成される。この静電潜像が、現像装置18によって現像化され、感光体ドラム14の表面にトナー像が形成される。このとき、記録紙Pに転写されずに感光体ドラム14の表面に残留したトナーは、クリーナー20によって回収される。
感光体ドラム14の画像書込装置22と反対側には、感光体ドラム14に対向して、転写ローラ34が設けられている。後述する給紙部42から搬送された記録紙Pに、転写ローラ34によって感光体ドラム14のトナー像が転写され、搬送方向下流側に設置された定着装置36で、トナー像が記録紙Pに定着される。そして、定着装置36の搬送方向下流側に設けられた一対の排出ローラ38によって、記録紙Pは排出トレイ39に排出される。
一方、画像形成装置10の下方には、複数の給紙装置40が上下に設けられた給紙部42が配設されている。
図2示すように、給紙装置40は矩形状の給紙トレイ44を備えている。給紙トレイ44内には記録紙Pが積層されており、搬送方向上流側には、記録紙Pの搬送方向の後端面を規制するエンドガイド48が設けられている。また、記録紙Pの搬送方向と直交する方向の一方の端面(側端面)は、給紙トレイ44の側壁44Aに突き当てられており、側壁44Aと対向する位置には、記録紙Pの他方の側端面を規制する側面ガイド50が設置されている。エンドガイド48は搬送方向に、側面ガイド50は搬送方向と直交する方向に、それぞれスライド可能となっており、記録紙Pのサイズに応じてスライドさせて記録紙Pの端面を位置決めするようになっている。
また、給紙トレイ44の底部には、図示しないモータの駆動により昇降するボトムプレート47が設けられている。モータは、マイクロスイッチによってオン、オフされるようになっている。記録紙Pの最上位の高さが所定高さより低くなってマイクロスイッチがオンになると、モータを駆動してボトムプレート47を上昇させる。記録紙Pの最上位の高さが所定高さになり、マイクロスイッチがオフになると、モータの駆動を停止してボトムプレート47の上昇を停止させる構成となっている。
給紙トレイ44の記録紙Pの搬送方向の前端部側の側壁44Bには、ロールユニット46が設けられている。ロールユニット46は、図示しない支持アームを介して揺動自在とされ、給紙トレイ44に積載された記録紙Pの最上面に接触して、記録紙Pを送り出すナジャーロール29と、ナジャーロール29の下流側に設置され、ナジャーロール29から送り出された記録紙Pを捌いて下流側へ搬送するフィードロール30と、フィードロール30の下方に配設され、フィードロール30を押圧して記録紙Pを分離して画像形成部12(図1参照)へ搬送するリタードロール31を備えている。
一方、側壁44Aの外側には、エアー吹き付け装置52が設置されている。エアー吹き付け装置52は、ダクト54と、ダクト54の一端に接続されたブロワー56とで構成されている。ダクト54の他端はエアーが吹き出されるエアー吹き出し口54Aとなっており、このエアー吹き出し口54Aが側壁44Aに対向するようにして配置されている。これにより、ブロワー56の駆動によって、後述する開口部70を介して、エアー吹き出し口54Aから記録紙Pの搬送方向と直交する方向の端部に向かってエアーが吹き出されるようになっている。
エアー吹き付け装置52の下方には、長尺状のガイドブロック58が配設されており、エアー吹き付け装置52はこのガイドブロック58の上面に、略L字状の止め具60を用いて取り付けられている。
ガイドブロック58の芯部には貫通孔58Aが形成されており、この貫通孔58Aには側壁44Aの長手方向に沿って設けられたガイドシャフト62が挿通されている。ガイドシャフト62の端部は、給紙部42(図1参照)に設けられた支持部材63に取り付けられている。これにより、ガイドブロック58はガイドシャフト62に沿って記録紙Pの搬送方向と平行な方向(矢印A方向及び矢印B方向)にスライド可能となっている。
ガイドブロック58の下面にはラック58Bが形成されており、このラック58Bには、図示しないモータに取り付けられたギヤ64が噛合している。これにより、モータの駆動によってギヤ64が正転逆転すると、ガイドブロック58が矢印A方向又は矢印B方向にスライドして、ガイドブロック58に取り付けられたエアー吹き付け装置52が矢印A方向又は矢印B方向に移動する構成となっている。そして、モータを駆動させてガイドブロック58をスライドさせながらブロワー56を駆動させることで、図4に示すように、記録紙Pの搬送方向と直交する方向の端部に沿って、エアー吹き出し口54Aからエアーが吹き付けられる。
図2及び図3に示すように、側壁44Aの記録紙Pの搬送方向の上流側の端部には、センサ66が設置されている。モータを駆動させてギヤ64を矢印C方向に回転させ、エアー吹き付け装置52が矢印A方向に移動して、センサ66がエアー吹き付け装置52を検出すると、センサ66に接続された図示しない制御装置がモータの回転方向を切り替える。これにより、ギヤ64の回転方向は矢印D方向に切り替わり、エアー吹き付け装置52は矢印B方向へ移動する。
また、側壁44Aの記録紙Pの搬送方向の下流側の端部にはセンサ68が設置されており、このセンサ68でエアー吹き付け装置52の位置を検出すると、センサ68に接続された図示しない制御装置がモータの回転方向を切り替える。これにより、ギヤ64の回転方向は矢印C方向に切り替わり、エアー吹き付け装置52は矢印A方向に移動する。
側壁44Aのエアー吹き出し口54Aの移動経路上には、複数の開口部70が所定の間隔で形成されており、エアー吹き出し口54Aから吹き出されたエアーは、この開口部70を通って記録紙Pの端部に向かって吹き付けられる。
次に、本発明の第1の実施形態の作用について説明する。
図2〜図4に示すように、エアー吹き付け装置52を移動させながら、エアーを給紙トレイ44に収容された記録紙Pの端部に沿って吹き付ける。そして、エアーによって密着が剥がされた記録紙Pは、ロールユニット46で画像形成部12(図1参照)へ送り出される。このように、記録紙Pの端部に広い範囲でエアーが吹き付けられるので、記録紙P同士の密着を広い範囲で剥がすことができ、記録紙Pはロールユニット46で1枚ずつ搬送される。従って、記録紙Pは重送されたり紙詰まりを引き起こすことがなく、スムーズに画像形成部12へ搬送される。
また、給紙トレイ44の側壁44Aの外側にエアー吹き付け装置52を配置して、このエアー吹き付け装置52を記録紙Pの端部に沿って側壁44Aに形成された複数の開口部70に沿って移動させることで、エアー吹き付け装置52から吹き出されるエアーは、開口部70から給紙トレイ44内へ吹き込む。このとき、記録紙Pの端部は給紙トレイ44の側壁44Aで押さえられるので、給紙トレイ44内に積載されて収容された記録紙Pが給紙トレイ44の外へ飛び出てしまうことがない。また、積載された記録紙Pの端部が乱れるのを防ぐことができる。
なお、本実施形態では、図4に示すように、エアー吹き付け装置52を給紙トレイ44の記録紙Pの搬送方向と直交する方向の端部に設ける構成としたが、図5に示すように、エアー吹き付け装置52を、給紙トレイ44の記録紙Pの搬送方向の下流側の端部に設ける構成としてもよい。このとき、ロールユニット46(ナジャーロール29)が接触する部分の近傍の密着が、広い範囲で剥がされる。これにより、記録紙Pは、確実に1枚ずつロールユニット46で画像形成部12(図1参照)へ搬送される。
また、本実施形態では、エアー吹き付け装置52が取り付けられたガイドブロック58に形成されたラック58Bにギヤ64を噛合させることで、エアー吹き付け装置52を移動させる構成としたが、ベルト送り機構やねじ送り機構等を用いてエアー吹き付け装置52を移動させてもよく、種々の方法を用いることができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る給紙装置について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
図6に示すように、トレイ44の側壁44Aの記録紙Pの搬送方向両端には、ローラ80が設けられている。ローラ80の支持軸78は、給紙部42(図1参照)に取り付けられた支持部材76に回転可能に軸支されている。これにより、ローラ80は回転可能とされている。
ローラ80には、無端ベルト82が架け渡されている。無端ベルト82には、開口部84が形成されており、この開口部84と無端ベルト82の内側に固定されたエアー吹き付け装置52のエアー吹き出し口54Aが対面している。また、開口部84は、側壁44Aの開口部70に対応した位置に形成されており、エアー吹き出し口54Aから吹き出されたエアーは、無端ベルト82の開口部84及び側壁44Aの開口部70から給紙トレイ44内へ吹き込まれるようになっている。
一方、支持軸78の一方の端部にはギヤ86が取り付けられており、このギヤ86にはモータ88の回転軸に接続されたギヤ90が噛合している。これにより、モータの駆動によりローラ80が回転し、これに伴って無端ベルト82が移動して、エアー吹き付け装置52が記録紙Pの搬送方向と平行な方向に移動するようになっている。
これにより、エアー吹き付け装置52が設けられた部分以外(開口部70が形成された部分以外)の無端ベルト82が、給紙トレイ44の側壁44Aに形成された開口部70を防ぐので、エアー吹き付け装置52から給紙トレイ44内に吹き出されたエアーが、給紙トレイ44から外側へ漏れにくくなる。このため、少ない風量で記録紙Pの密着を剥がすことができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る給紙装置について説明する。なお、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
図7に示すように、上記構成の開口部84が形成された無端ベルト82を、箱状の容器92内に収納している。この容器92の開口部92Aは、側壁44Aと対面している。容器92の底面92Bに開口部92Cを形成して、この開口部92Cにエアー吹き付け装置94のエアー吹き出し口96を取り付ける。そして、エアー吹き付け装置94から、容器92と側壁44Aとで密閉された空間にエアーを吹き込む。エアーは無端ベルト82に形成された開口部84から、側壁44Aに形成された開口部70を通して給紙トレイ44内へ吹き込まれる。
これにより、無端ベルト82が移動し、開口部84の位置が移動することで、給紙トレイ44内に吹き出されるエアーの位置が変わり、記録紙Pの密着を剥がすことができる。
また、エアー吹き付け装置94を移動させる必要がないので、無端ベルト82にエアー吹き付け装置を取り付け移動させる構成と比較して、無端ベルト82を駆動させる力が小さくて済み、小型のモータを使用することが可能となって装置全体の小型化に繋がる。
次に、本発明の第4の実施形態に係る給紙装置150について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
図8に示すように、エアー吹き付け装置52が取り付けられたガイドブロック58に挿通されたガイドレール151の端部には、長手方向が給紙トレイ44の上下方向に平行となるようにして、略直方体のガイドブロック152が設けられている。ガイドブロック152の芯部には貫通孔152Aが形成されており、この貫通孔152Aにガイドレール154が挿通されている。ガイドレール154の両端は、給紙部42(図1参照)に設けられた支持部材156に取り付けられており、ガイドブロック152はガイドレール154に沿って上下方向へスライド可能となっている。
ガイドブロック152の側面にはラック152Bが形成されており、このラック152Bには図示しないモータに取り付けられたギヤ158が噛合している。これにより、モータの駆動によってギヤ158が正転逆転すると、ガイドブロック152が上下方向にスライドするようになっており、これに伴ってエアー吹き付け装置52が上下方向に移動する構成となっている。
従って、エアー吹き付け装置52は、記録紙Pの搬送方向に平行な方向(矢印A方向及び矢印B方向)及び上下方向に移動可能となっている。また、側壁44Aに形成された開口部160は、エアー吹き付け装置52の上下方向の移動に対応するようにして、上下方向の寸法が、エアー吹き付け装置52のエアー吹き出し口54Aの上下方向の寸法よりもやや大きめに形成されている。
このように、エアー吹き付け装置52が、記録紙Pの端部に沿って記録紙Pの搬送方向と平行な方向(水平方向)に移動すると共に、記録紙Pの搬送方向と直交する方向(垂直方向)に移動することで、記録紙Pに対して水平方向だけでなく垂直方向にも広い範囲でエアーが吹き付けられるので、記録紙P間の密着をより広い範囲で剥がすことができる。
エアー吹き付け装置52の移動軌跡は、図9(A)に示すように、記録紙Pの水平方向をXとし、垂直方向をYとしたとき、図9(B)、(C)、(D)に示すような形態が考えられる。また、これらに示した移動軌跡以外にも、種々の移動軌跡が考えられ、エアー吹き付け装置52の移動軌跡は特に限定されるものではない。
次に、本発明の第5の実施形態に係る給紙装置について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
図10に示すように、給紙トレイ44の記録紙Pの搬送方向の上流側の側壁44C及び下流側の側壁44Bに、それぞれエアー吹き付け装置52を配置する。エアー吹き付け装置52は、それぞれ図示しない移動機構によって、記録紙Pの搬送方向の上流側の端部及び下流側の端部に沿って図中の矢印E方向及び矢印F方向に、水平方向に、あるいは水平方向及び垂直方向に移動するようになっている。
このように、給紙トレイ44の記録紙Pの搬送方向の上流側の側壁44C及び下流側の側壁44Bにエアー吹き付け装置52を配置することで、記録紙Pの搬送方向の両端部に広い範囲でエアーが吹き付けられて、この両端部の密着は広い範囲で剥がされる。
なお、本実施形態では、エアー吹き付け装置52を、それぞれ給紙トレイ44の記録紙Pの搬送方向の下流側の側壁44C及び上流側の側壁44Bに配置する構成としたが、図11に示すように、給紙トレイ44の記録紙Pの搬送方向と直交する方向の両側の側壁44A、44Dに、エアー吹き付け装置52を配置しても同様の効果が得られる。
また、図12に示すように、給紙トレイ44の記録紙Pの搬送方向の下流側の側壁44Bと記録紙Pの搬送方向と直交する方向の一方の側壁44Aとに、エアー吹き付け装置52を配置してもよい。これにより、記録紙Pには直交する二方向、すなわち、記録紙Pの搬送方向の端部と記録紙Pの搬送方向と直交する方向の端部にエアーが吹き付けられるので、記録紙Pの密着がより広い範囲で剥がされる。
さらに、エアー吹き付け装置52を、給紙トレイ44の三箇所の側壁に配置してもよいし、全ての側壁に配置してもよい。
次に、本発明の第6の実施形態に係る給紙装置について説明する。なお、第1の実施形態及び第4の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
図13に示すように、給紙トレイ44の記録紙Pの搬送方向の下流側の側壁44Bには、記録紙Pの幅方向の中心線Mに対して2つのエアー吹き付け装置52A、52Bが配置されている。このエアー吹き付け装置52A、52Bは、それぞれ図示しないガイドブロックに取り付けられている。ガイドブロックは上下方向に平行に所定の隙間を設けて配置され、この隙間にはギアがそれぞれのガイドブロックに噛み合うようにして設けられている。これにより、ギアが回転すると、ガイドブロックは互いに反対方向に移動し、エアー吹き付け装置52A、52Bは中心線Mに対して対称に移動するようになっている。すなわち、エアー吹き付け装置52Aが中心線Mから離れていく方向に移動するときは、エアー吹き付け装置52Bも中心線Mから離れていく方向に移動して、エアー吹き付け装置52Aが中心線Mに向かって移動するときは、エアー吹き付け装置52Bも中心線Mに向かって移動する。
このように、記録紙Pの幅方向の中心線Mに対して2つのエアー吹き付け装置52A、52Bを配置することで、記録紙Pの搬送方向の下流側の端部には中心線Mに対して両側からバランス良くエアーが吹き付けられ、記録紙P間の密着をバランス良く剥がすことができる。
なお、本実施形態では、給紙トレイ44の記録紙Pの搬送方向の下流側の側壁44Bに、記録紙Pの幅方向の中心線Mに対して2つのエアー吹き付け装置52A、52Bを配置したが、図14に示すように、給紙トレイ44の記録紙Pの搬送方向と直交する方向の側壁44Aに、記録紙Pの長手方向の中心線Nに対して2つのエアー吹き付け装置52A、52Bを配置しても同様の効果を得ることができる。
なお、本実施形態では、図2及び図3に示すように、給紙トレイ44の側壁44Aにセンサ66、68を設置して、エアー吹き付け装置52の位置を検出することで、エアー吹き付け装置52の移動方向の切り替えを行う構成としたが、エアー吹き付け装置52を移動させる手段は、この方法に限定されるものではない。例えば、ガイドブロック58を移動させるギヤ64をステッピングモータで回転し、ステッピングモータのパルス値をカウントすることで、エアー吹き付け装置52の移動距離を計測しながら、移動方向の切り替えを行う構成とすることもできる。
ステッピングモータを用いることによって、図15に示すように、記録紙Pのサイズに応じてエアー吹き付け装置52の移動距離を変化させることが可能となる。例えば、A4サイズの記録紙Pの場合には、給紙トレイ44の側壁44Aに配置されたエアー吹き付け装置52がホームポジションから矢印A方向に約297mm移動すると、ステッピングモータの回転方向が切り替わり、ホームポジションに向かって矢印B方向へ移動するようになっている。また、側壁44Bに配置されたエアー吹き付け装置52の場合には、ホームポジションから矢印E方向に約210mm移動すると、ステッピングモータの回転方向が切り替わり、ホームポジションに向かって矢印F方向へ移動するようになっている。A3サイズの記録紙Pの場合には、これらの距離をそれぞれ約420mm、約297mmとする。
図16に示すように、記録紙Pの幅方向の中心線が給紙トレイ44の幅方向の中心線と重なるように、記録紙Pが給紙トレイ44に収容されている場合(センターレジ)には、記録紙Pの搬送方向の下流側に設けられたエアー吹き付け装置52は、記録紙Pのサイズに応じて、移動始点の位置を変更させる必要がある。この場合、記録紙Pを給紙トレイ44に収容し、サイドガイド164で記録紙Pの搬送方向と直交する方向の端部を規制すると、給紙トレイ44の底部に取り付けられたセンサ165でサイドガイド164の位置が検出され、センサ165からステッピングモータへ信号が送られる。これにより、エアー吹き付け装置52は、サイドガイド164の位置(記録紙Pのサイズ)に応じて、ホームポジション(給紙トレイ44の端部)から記録紙Pの端部までの距離を、ステッピングモータのパルス値をカウントすることで移動して待機する。そして、ステッピングモータによって矢印E方向に、記録紙Pのサイズに応じて所定の距離エアー吹き付け装置52が移動し、ステッピングモータの回転方向が切り替わり、ホームポジションに向かって矢印F方向へ移動するようになっている。
上記構成のように、センターレジの場合、記録紙Pのサイズに応じてエアー吹き付け装置52の移動範囲を変化させることで、記録紙Pのサイズが小さい場合にはエアー吹き付け装置52を小さい範囲で移動させれば良く、効率良く移動させることができるので電力消費節約に繋がる。また、記録紙Pのサイズが大きい場合には、確実に記録紙Pの角部にエアー吹き付け装置52を移動させるので、記録紙Pの端部全体の密着を剥がすことができる。
次に、本発明の第7の実施形態に係る給紙装置について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
エアー吹き付け装置52は、ステッピングモータによってパルス値がカウントされ、所定の距離移動したと検知されると、ステッピングモータの回転速度が変化するようになっている。すなわち、エアー吹き付け装置52が水平方向に移動する速度を、記録紙Pにエアーを吹き付ける位置によって変化させる。
例えば、図17に示すように、エアー吹き付け装置52がホームポジション(記録紙Pの角部、図中のaの位置)にある場合には、遅い速度でエアー吹き付け装置52を矢印E方向へ移動させる。これにより、エアー吹き付け装置52から記録紙Pの角部に大量のエアーが吹き込まれ、記録紙Pの角部の密着が容易に剥がれる。そして、エアー吹き付け装置52が図中のbの位置に移動したのが検知されると、aの位置からbの位置までの移動速度よりも速い速度で、エアー吹き付け装置52を矢印E方向に移動させる。同様にして、エアー吹き付け装置52が図中のdの位置にある場合には、遅い速度でエアー吹き付け装置52を矢印F方向に移動させる。そして、図中cの位置にエアー吹き付け装置52が移動すると、dの位置からcの位置までの移動速度よりも速い速度でエアー吹き付け装置52を移動させる。
記録紙Pの角部の密着を剥がした後に、速い速度でエアー吹き付け装置52を移動させることで、記録紙Pの中央部分には角部に対して吹きつけられるエアーの量よりも少ない量のエアーが吹き付けられるが、角部の密着が剥がされているので、少ない量のエアーでも問題なく記録紙Pの密着を剥がすことができる。
従って、記録紙Pの角部にエアーを吹き付けるときは遅い速度でエアー吹き付け装置52を移動させるが、角部以外の部分ではエアー吹き付け装置52を速く移動させるので、短時間で確実に記録紙Pの端部の密着を剥がすことができる。
なお、本実施形態では、記録紙Pに対するエアー吹き付け装置52の位置によってエアー吹き付け装置52の移動速度を変化させる構成としたが、記録紙Pに対するエアー吹き付け装置52の位置によってエアー吹き付け装置52から吹き出すエアーの風量を変化させてもよい。
例えば、図17において、エアー吹き付け装置52が記録紙Pの角部(図中のaの位置)にある場合には、エアー吹き付け装置52から吹き出すエアーの風量を大きくする。これにより、エアー吹き付け装置52から記録紙Pの角部に大量のエアーが吹き込まれ、記録紙Pの角部の密着が容易に剥がれる。そして、エアー吹き付け装置52が矢印E方向に移動して図中のbの位置にあるときには、aの位置で吹き出していたエアーの風量よりも小さい風量のエアーを記録紙Pの端部に吹き付ける。
このように、記録紙Pにエアーを吹き付ける位置によって、エアー吹き付け装置52から吹き出すエアーの風量を変化させることで、必要以上にエアーを吹き出す必要がないので、電力消費の節約に繋がる。
本発明の第1の実施形態に係る給紙装置が搭載された画像形成装置の概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る給紙装置を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る給紙装置を示す側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る給紙装置を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係るその他の形態の給紙装置を示す上面図である。 本発明の第2の実施形態に係るその他の形態の給紙装置を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係るその他の形態の給紙装置を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係る給紙装置を示す側面図である。 (A)は本発明の第4の実施形態に係る給紙装置を示す斜視図であり、(B)〜(D)はエアー吹き出し装置の移動軌跡を示すグラフである。 本発明の第5の実施形態に係る給紙装置を示す平面図である。 本発明の第5の実施形態に係るその他の形態の給紙装置を示す平面図である。 本発明の第5の実施形態に係るその他の形態の給紙装置を示す平面図である。 本発明の第6の実施形態に係る給紙装置を示す平面図である。 本発明の第6の実施形態に係るその他の形態の給紙装置を示す平面図である。 本発明の第6の実施形態に係るその他の形態の給紙装置を示す平面図である。 本発明の第6の実施形態に係るその他の形態の給紙装置を示す平面図である。 本発明の第7の実施形態に係る給紙装置を示す平面図である。
符号の説明
40 給紙装置
44 給紙トレイ(シート収容部)
46 ロールユニット(シート供給手段)
52 エアー吹き付け装置(エアー吹き付け手段)
54 エアー吹き出し口(エアー吹き付け開口)
58 ガイドブロック
58B ラック(吹き付け位置移動手段)
64 ギヤ(吹き付け位置移動手段)
70 開口部(吹き付け位置移動手段)
80 ローラ(吹き付け位置移動手段)
86 ギヤ(吹き付け位置移動手段)
88 モータ(吹き付け位置移動手段)
90 ギヤ(吹き付け位置移動手段)
94 エアー吹き付け装置(エアー吹き付け手段)
150給紙装置
152 ガイドブロック(垂直移動手段)
152B ラック(垂直移動手段)
158 ギヤ(垂直移動手段)

Claims (13)

  1. シートを収容するシート収容部と、前記シート収容部に収容されたシートを送り出すシート供給手段と、前記シート収容部に収容されたシートにエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、を備えた給紙装置において、
    前記エアー吹き付け手段がエアーを吹き付ける位置をシート束の側面に沿ってシート面の略水平方向に移動させる吹き付け位置移動手段を設けていることを特徴とする給紙装置。
  2. 前記エアー吹き付け手段を、前記シートの搬送方向の下流側のシート束の側面に対向する位置に設けていることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記エアー吹き付け手段を、前記シートの搬送方向と直交する方向の一方のシート束の側面に対向する位置に設けていることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  4. 前記エアー吹き付け手段を、前記シートの搬送方向の下流側と上流側のシート束の側面に対向する位置に設けていることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  5. 前記エアー吹き付け手段を、前記シートの搬送方向と直交する方向のシート束の両側面に対向する位置に設けていることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  6. 前記エアー吹き付け手段を、前記シートの搬送方向の下流側と、該シートの搬送方向と直交する方向の一方のシート束の側面に対向する位置に設けていることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  7. 前記エアー吹き付け手段がエアーを吹き付ける位置をシート束の側面に沿ってシート面の略垂直方向に移動させる垂直移動手段を設けていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の給紙装置。
  8. 前記エアー吹き付け手段がエアーを吹き付ける位置を、前記シートの搬送方向のシートの中心線、あるいは、該シートの搬送方向と直交する方向のシートの中心線に対して2つ設け、前記中心線に対して対称に移動させる手段を設けていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の給紙装置。
  9. 前記エアー吹き付け手段がエアーを吹き付ける位置の移動範囲を、前記シートのサイズに応じて制御することを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の給紙装置。
  10. 前記エアー吹き付け手段がエアーを吹き付ける位置を移動させる速度を、エアーの吹き付け位置によって制御することを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の給紙装置。
  11. 前記エアー吹き付け手段から吹き付けるエアーの風量を、エアーの吹き付け位置によって制御することを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の給紙装置。
  12. 前記エアー吹き付け手段を、前記シート収容部の側壁の外側に設け、前記エアー吹き付け手段のエアー吹き付け開口を、前記側壁に沿って移動させることを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の給紙装置。
  13. 前記エアー吹き付け手段を、前記シート収容部の側壁の外側に設け、前記エアー吹き付け手段を、前記側壁に沿って移動させることを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の給紙装置。
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