JP2006001565A - 扁平連続体の巻回体用止め具および巻回体の巻き止め構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構造と操作により、ホースなどの扁平連続体の巻回体を確実に固定保管できる構造を提供する。
【解決手段】 扁平管状連続体の巻回体用の長片テープ状止め具であって、長さ方向一端から他端に向かって、表面にループ状係合素子を持ち裏面にフック状係合素子を持つ巻締め部、実質的に係合素子を有しない挿通部、裏面にフック状係合素子を持つ固定部および実質的に係合素子を持たない硬質の案内部を順次有する止め具、および該止め具を巻回体に取付け固定した巻回体の巻き止め構造。
【選択図】 図1

Description

本発明は管状連続体、特に柔らかで扁平化できるホースなどの管状連続体を巻き回し、その巻回状態を保持するための止め具、およびその巻回体の巻き止め構造に関する。
長いホース類、特に柔らかで扁平化できるホースなどの巻回体を保存する場合、巻回体の中心部〜最外側をベルト、ロープ、ゴム帯などで巻締めて、巻回状態が崩れるのを防ぐことが普通に行なわれている。日常生活では上記の方法で特に問題はないが、巻回体を多くあつかう分野や、消火などの緊急動作を要する分野では上記の方法は非効率で、改善が望まれていた。
消防ホースの巻装状態(巻回状態)を保持し、必要時に巻装状態を容易に解除して消防ホースの延長、伸長を可能にする方法として、消防ホースの雌金具近傍に面ファスナーを備えた第1の結束バンドを着脱可能に取り付け、消防ホースの途中部に面ファスナーを備えた第2の結束バンドを取り付け、ホースを巻装したときに、両結束バンドの面ファスナーが係合するように取り付ける方法が提案されている(特許文献1参照)。しかしこの方法では、巻き回したときに第1の結束バンドの面ファスナーと第2の結束バンドの面ファスナーが対向するように両結束バンドの位置を正確に決める必要がある。しかし、実際の使用においてホースの巻装状態は微妙に異なるので、両結束バンドの位置が正確に対向するように巻回するのは難しい。また結束バンドはホース巻回体の最外側のホースを係合するだけなので、ホースの外側周を持って巻回体を持ち運ぶときに、面ファスナーの係合が外れて巻回状態がくずれることがある。
また、ゴムホースなどの巻回体を、コの字型の結束具の上に巻装し、ゴムホースなどを巻き終えた後に、結束具の開放端部に板状の補助具を取り付けて巻回体を固定する方法が提案されている(特許文献2参照)。しかしこの方法は、3ないし4個の結束具と補助具が必要であり、ホースの巻回作業と延伸作業をすばやく行うのは困難である。
実開平6―51148号公報 特開昭53−143496号公報
本発明は、簡単な構造と操作により、扁平管状連続体の巻回体を確実に保存でき、また巻回体を開放延長する際に支障とならない止め具と巻き止め構造を提供するものである。
本発明者らは鋭意検討した結果、上記目的を達成することができる止め具を見出し、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、扁平管状連続体の巻回体の巻回状態を固定するための長片テープ状止め具であって、該止め具の長さ方向一端から他端に向かって、表面にループ状係合素子を持ち裏面にフック状係合素子を持つ巻締め部、実質的に係合素子を有しない挿通部、裏面にフック状係合素子を持つ固定部および実質的に係合素子を持たない硬質の案内部を順次有してなり、巻締め部の幅がその他の部分に比して幅広であり、巻締め部の開放端を中にして該止め具を巻き回したとき、巻締め部の一部が巻締め部の他の部分に重なり、よって巻締め部の表面ループ状係合素子と裏面フック状係合素子が係合し、さらに巻締め部の表面ループ状係合素子と固定部の裏面フック状係合素子が係合するように構成された止め具を提供する。
さらに本発明は、長片のテープ状止め具と扁平管状連続体の巻回体からなり、
(1)該テープ状止め具は、長さ方向一端から他端に向かって、表面にループ状係合素子を持ち裏面にフック状係合素子を持つ巻締め部、実質的に係合素子を有しない挿通部、裏面にフック状係合素子を持つ固定部および実質的に係合素子を持たない硬質の案内部を順次有してなり、
(2)該巻締め部の幅はその他の部分に比して幅広であり、
(3)該巻回体の外側端部表面に付設されたループ状係合素子片と該巻締め部の開放端近傍の裏面フック状係合素子が係合され、該巻締め部が該巻回体の外側端部に巻き回されて該巻締め部の表面ループ状係合素子と裏面フック状係合素子とが係合されており、
(4)該挿通部が巻き回された外周部の扁平管状連続体束を該巻回体の半径方向に挿通緊縛し、さらに
(5)該固定部が該巻締め部に巻き回され、該巻締め部の表面ループ状係合素子と該固定部の裏面フック状係合素子が係合されていること
を特徴とする扁平管状連続体を巻き回してなる巻回体の巻き止め構造を提供する。
本発明により、繊維、金属などのテープ、各種ホースなどの扁平連続体を巻き回して保管することが容易となり、また簡単な操作で保管状態から扁平連続体を展開することができる。本発明を消火用ホースに用いると、巻回体の保管が容易であると同時に、消火の緊急時に、ホースの展開が簡単容易であるので、消火作業の遅れを防ぐことができて、その効果は大きい。
本発明で使用される扁平連続体は、消火用ホースや給水、排水用ホースなどのように、使用するときは水の圧力によりパイプ状となるが、保管時にはつぶれて扁平化できる柔らかな布製、ゴム製または樹脂製のホースや、各種用途に使用される繊維製または樹脂製の帯状体を含む。本発明者らは、ワイヤーやパイプなどの扁平化しにくく、略円形の断面を有する連続体の巻回体に比して、扁平連続体の巻回体では、扁平連続体の周回帯間に摩擦力があるために、巻回体の形態が比較的安定であることに着目し、この特質を利用した止め具と巻き止め構造を発明するに至った。
以下、図面により本発明を説明する。図1は本発明による止め具の1例の平面図であり、図2は図1に示した止め具の側面図である。図3は本発明による止め具を扁平連続体の1例である消火用ホースの巻回体に用いた巻き止め構造を示す斜視図であり、図4は、図3のX―X’線における断面図である。
図1において、長片止め具1は、巻締め部2、挿通部3、固定部4および案内部5から構成される。巻締め部2はその表面にループ状係合素子6を持ち裏面にフック状係合素子7を持つ。巻締め部2の開放端近傍の裏面フック状係合素子7は、図3および図4に示すように、巻回体8の外側端部9の表面に付設されたループ状係合素子片10と係合し、止め具1の端部が外側端部9に着脱可能に固定される。さらに、止め具1を外側端部9の周りに巻き回わしたとき、巻締め部2の一部が巻締め部2の他の部分に重なり、巻締め部2の表面ループ状係合素子6と裏面フック状係合素子7が係合し、止め具1が外側端部9に着脱可能でかつ強固に連結される。
巻締め部2の長さは巻回体8の外側端部9の外周の約1.2〜2.0倍の長さが望ましく、より好ましくは約1.3〜1.5倍の長さが好ましい。巻締め部2の長さがそれ以下であると巻締め部2と外側端部9との係合力が低く、それ以上であると巻締め部2の巻締めやその解除の作業がし難くなり、好ましくない。
巻締め部2は特に力がかかる部分であるので、強度が高いことが好ましく、その幅は約3〜8cmが望ましく、より好ましくは約4〜6cmである。フック状係合素子とループ状係合素子の係合力は両係合素子の強度および密度によっても調整されるから、目的に応じて適当な部材を選択して使用する。本発明の止め具の長さや幅は、扁平連続体、巻回体の大きさにより適宜選択されるのは当然である。
フック状係合素子としては、基布にかぎ状素子またはキノコ状素子を立設した布製フック面ファスナーまたは熱可塑性樹脂の成形体であるかぎ状素子、キノコ状素子または矢じり状素子を基板に立設した樹脂製フック面ファスナーが使用できる。布製フック面ファスナーは反復使用回数の高い止め具を提供でき、樹脂製フック面ファスナーは係合力の高い止め具を提供することができる利点がある。
ループ状係合素子は上記フック状係合素子と係合しうる繊維材であれば制限なく使用できる。その例は基布にループ状繊維を立設したループ面ファスナー、パイル布、不織布、毛羽立てした繊維布などである。
本発明の止め具は、上記したフック面ファスナーとループ面ファスナーを係合素子を持たない面同士を接して接着または熱融着して製造することができる。またそれらの中間にフィルムまたは不織布などの支持体を設けてその両面にフック面ファスナーとループ面ファスナーをそれぞれ接合して製造することもできる。
図3および図4に示すように、挿通部3は、巻締め部2に続いて巻回体8の外側端部9から巻回体本体の一側面から反対側面へ挿通され、外側端部9と巻き回された扁平連続体束(周回帯)を巻き締めて、巻回体8の外側端部9と巻回体本体を一体化する部分である。この部分は他の部材と係合するものではなく、機械的強度があり巻回体の巻き重ねた隣接する周回帯の間隙(周回帯間隙11)を支障なく通過しうる平滑性をもつことが望ましい。かかる点から挿通部3は強度ある布帛または樹脂製のシートなどが好ましい。また案内部5から挿通部3までが周回帯間隙11を容易に挿通するためには、それらの幅はせまいことが好ましい。巻締め部2の幅より狭くすることが望ましく、挿通部3、固定部4および案内部5の幅は、通常、巻締め部2の0.6〜0.9倍であるのが好ましい。なお、挿通部3、固定部4および案内部5の幅は、異なっていてもよいが、止め具1の生産性を考慮すると、同じであるのが好ましい。巻締め部2と挿通部3は縫製、接着または熱融着などにより連結する。挿通部を伸縮性の素材で構成すると、止め具を引っ張って緊縛するときに、弾性力によって巻き締める効果を高めることができる。
本発明の止め具は、上記した各部材を適宜組み合わせて縫製または接着して製造できる。また、テープ状フック面ファスナーに、巻締め部2のループ状係合素子6に対応する短いループ面ファスナーを該巻締め部2のフック状係合素子7の裏面に接合し、挿通部3と案内部5にあるフック状係合素子を熱処理で溶融し、平坦な面に成形して、止め具とすることもできる。この止め具において、巻締め部2以外の部分の強度が弱い場合は、その部分に補強材として、フィルム、不織布、布帛などを積層することができる。
さらに止め具の製造を容易にするために、フック面ファスナーとしてテープ状樹脂製成形フック面ファスナーを用い、ループ面ファスナーとしてテープ状ナップ繊維材を用い、両者を係合素子のない裏面で接着または融着し、全体を図1の形状に打ち抜いて製造することもできる。この止め具は2層構造であるので、強度に優れる。この止め具において、挿通部3と案内部5のフック状係合素子とループ状係合素子、および固定部4のループ状係合素子は不要な素子であるので、それら不要な素子を熱処理により溶融して、実質的に平坦な面とすることが望ましい。不要なフック状係合素子は抵抗が大きいから、可及的に溶融することが望ましいが、フック状係合素子が小さく抵抗が許容される場合は、存続させることができる。ループ状係合素子は抵抗が比較的に少ないから、溶融せずに存続しても問題とならない。
挿通部3は巻回体8の中心に通さず、巻回体の外側の周回帯間、例えば外側から3〜8周目の周回帯間隙11に通すことにより、止め具1全体の長さを短くすることができ、使用する際の作業性を大きく改善することができる。止め具1が長いと作業時間が長くなり、また固定を解除して止め具が伸びた状態になると、作業者にからまったり踏まれて損傷する可能性が高くなり好ましくない。
固定部4は、巻回体8の周回帯間隙11を挿通し巻回体の反対側に通したあと、さらに巻締め部2の上に巻き回し、その裏面のフック状係合素子7’と巻締め部2のループ状係合素子6とを係合することにより、止め具1と巻回体8とを固定する。従って固定部4は表面に係合素子を持つ必要はなく、周回帯間隙11の挿通に際して大きな抵抗を示さない構造とすることが好ましい。固定部4は布帛または樹脂製のシートなどであるのが好ましい。固定部4のフック状係合素子7’は、巻締め部2のフック状係合素子7と同様であり、また、ループ面ファスナーを用いない以外は、巻締め部2と同様にして製造されるので、ここではその詳細を省略する。固定部4を係止する前に、挿通部の緊縛度を調整して、固定の強さを調整することができる。
案内部5は、止め具1を使用するときに、手にとって作業を容易にする部分であり、係合素子を持たない平滑で硬質な部材により製造することが望ましい。そのような部材としては、プラスチックス、緻密な繊維材、樹脂含浸繊維材などが挙げられる。
固定部4及び/又は案内部5に着色材または蓄光発光材などを付設して巻回体8の識別を容易にしたり、同部分に表示材を付設して整頓を容易にすることができる。
本発明の止め具1は上記した各部材を組み合わせて縫製または接合して製造することができる。また、フック面ファスナーとして樹脂製成形フック面ファスナーを用い、これに巻締め部2の表面を形成するループ面ファスナー(ナップ繊維材)を接合し、全体を図1の形状に打ち抜き成形して製造することもできる。このようにして製造した止め具は、挿通部3と案内部5に相当する部分にフック面ファスナーが存在するが、成形フック面ファスナーのフック状係合素子は比較的に小さく挿通に大きな抵抗にならないために、そのまま止め具として使用することが出来る。必要であれば、挿通部3と案内部5の成形フック面ファスナーを熱処理してフック状係合素子を溶融し、実質的に係合素子を持たない面にすることもできる。
図3および4に示した構造は、巻回体8の外側端部9にループ状係合素子をもつ面ファスナー10を付設し、それに組み合わせて係合する係合素子を止め具の各部位に付設した構造である。巻回体8の外側端部9にループ状係合素子片10を設けると、その部分が他の繊維材と接触したときに不要の係合を起こさない点、および他の物体と衝突したときに係合素子が破壊されにくい点で優れている。場合によっては、巻回体8の外側端部9にフック状係合素子片を付設し、それに応じて止め具1に設ける係合素子を上記の構成とは逆の組み合わせにすることも可能である。
上記のようにして巻回体8を固定すれば、巻回体が不用意に伸びて保管状態を乱すことがない。また逆の手順で、止め具1を巻回体から取り外すことが容易にできる。
本発明の好適な例は消火用ホースの止め具である。ホース幅約10cm(扁平時)、巻回体の直径約50cmの巻回体8に対して、巻締め部2の幅約4cm、長さ40cm、挿通部3の幅約3cm、長さ約20cm、固定部4の幅約3cm、長さ約10cm、案内部の幅約3cm、長さ約3cmの止め具を用意し、ホースの端部金具部分に巻締めて図3のように固定した。この状態で巻き回されたホースはくずれることなく保管できた。また、止め具1の係合を解除して挿通部3を巻回体8から引き抜くだけで、ホースの巻回状態を解除して容易に延長することができた。この操作性は従来のベルトやゴム帯によるホース止め構造に比して簡単であり、かつ確実に延長できる効果がある。
本発明による止め具の1例を示す平面図。 図1に示した止め具の側面図。 本発明による留め具を扁平連続体の1例である消火ホースの巻回体に用いた巻き止め構造を示す斜視図。 図3のX―X’線における断面図。
符号の説明
1:止め具、2:巻締め部、3:挿通部、4:固定部、5:案内部、6:ループ状係合素子、7:フック状係合素子、7’:フック状係合素子、8:巻回体、9:外側端部、10:ループ状係合素子片、11:周回帯間隙


Claims (5)

  1. 扁平管状連続体の巻回体の巻回状態を固定するための長片テープ状止め具であって、該止め具の長さ方向一端から他端に向かって、表面にループ状係合素子を持ち裏面にフック状係合素子を持つ巻締め部、実質的に係合素子を有しない挿通部、裏面にフック状係合素子を持つ固定部および実質的に係合素子を持たない硬質の案内部を順次有してなり、巻締め部の幅がその他の部分に比して幅広であり、巻締め部の開放端を中にして該止め具を巻き回したとき、巻締め部の一部が巻締め部の他の部分に重なり、よって巻締め部の表面ループ状係合素子と裏面フック状係合素子が係合し、さらに巻締め部の表面ループ状係合素子と固定部の裏面フック状係合素子が係合するように構成された止め具。
  2. 該巻締め部、挿通部、固定部および案内部が、フック状係合素子を持つテープ状面ファスナーと、該巻締め部を形成するループ状係合素子を持つテープ状面ファスナーを接合した長片により形成され、該挿通部と案内部のフック状係合素子は熱処理により実質的に係合素子を持たない面に成形されることを特徴とする請求項1に記載の止め具。
  3. 該巻締め部、挿通部、固定部および案内部が、フック状係合素子を持つテープ状面ファスナーと、ループ状係合素子を持つテープ状面ファスナーを積層した長片により形成され、該挿通部と案内部の少なくともフック状係合素子は熱処理により実質的に係合素子を持たない面に成形されることを特徴とする請求項1に記載の止め具。
  4. 長片のテープ状止め具と扁平管状連続体の巻回体からなり、
    (1)該テープ状止め具は、長さ方向一端から他端に向かって、表面にループ状係合素子を持ち裏面にフック状係合素子を持つ巻締め部、実質的に係合素子を有しない挿通部、裏面にフック状係合素子を持つ固定部および実質的に係合素子を持たない硬質の案内部を順次有してなり、
    (2)該巻締め部の幅はその他の部分に比して幅広であり、
    (3)該巻回体の外側端部表面に付設されたループ状係合素子片と該巻締め部の開放端近傍の裏面フック状係合素子が係合され、該巻締め部が該巻回体の外側端部に巻き回されて該巻締め部の表面ループ状係合素子と裏面フック状係合素子とが係合されており、
    (4)該挿通部が巻き回された外周部の扁平管状連続体束を該巻回体の半径方向に挿通緊縛し、さらに
    (5)該固定部が該巻締め部に巻き回され、該巻締め部の表面ループ状係合素子と該固定部の裏面フック状係合素子が係合されていること
    を特徴とする扁平管状連続体を巻き回してなる巻回体の巻き止め構造。
  5. 該扁平連続体が消火用ホースであり、該巻回体の外側端部がホース接続用金具部分である請求項4に記載の巻回体の巻き止め構造。

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