JP2006000314A - 串焼機 - Google Patents

串焼機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006000314A
JP2006000314A JP2004178800A JP2004178800A JP2006000314A JP 2006000314 A JP2006000314 A JP 2006000314A JP 2004178800 A JP2004178800 A JP 2004178800A JP 2004178800 A JP2004178800 A JP 2004178800A JP 2006000314 A JP2006000314 A JP 2006000314A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skewer
saucer
roller
sauce
rollers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004178800A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Higo
政彦 肥後
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIGO GRILLER CO Ltd
HIGO-GRILLER CO Ltd
Original Assignee
HIGO GRILLER CO Ltd
HIGO-GRILLER CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HIGO GRILLER CO Ltd, HIGO-GRILLER CO Ltd filed Critical HIGO GRILLER CO Ltd
Priority to JP2004178800A priority Critical patent/JP2006000314A/ja
Publication of JP2006000314A publication Critical patent/JP2006000314A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 面倒なタレ付け作業を簡便な機構において機械化し、しかも焼物の焼成前、焼成中にかかわらずタレを一度に充分に付けて、焼物を美味しく焼き上げることができる串焼機を提供する。
【解決手段】 二個のローラ31a、31bを上下に配置し、上方のローラ31aの上部にタレ入れ32のタレTを振り掛けるようにしたタレ振り掛け機構36が設けられ、下方のローラ31bの下部をタレ入れ32のタレTに浸したものとし、搬送手段1によって搬送される焼串2に刺した焼物Wが、前記二個のローラ31a、31b間をこれらのローラ面Fa、Fbに接触して通過するようにしたタレ付け装置Dを備えたものとしている。
【選択図面】 図15

Description

この発明は、鳥獣肉や魚介類、野菜などを焼串に刺して焼くようにした串焼機に関するものである。
従来の串焼機は、例えば図18、19に示したように、焼串51に刺した焼物(図示せず)を搬送手段52によってヒータ53領域に搬送し、この焼物をヒータ53で焼成するようにしている。すなわち、前記搬送手段52は機台54に設置され、ヒータ53は機台55に設置されている。機台54に設置された搬送手段52はチェーンベルトとしており、このチェーンベルトは機台54の両端部に設けたスプロケット56、56間に掛け渡されており、一方のスプロケット56をモータ57により駆動させることにより、これらスプロケット56、56間を循環走行するようにしている。そして、前記搬送手段52としたチェーンベルトに適宜間隔をおいて水平方向に金属製の焼串51を連続して複数本取り付けたものとしている。この焼串51は、図20、21に示したように、串の途中から上方向に折り曲げ可能なものとし、この上方向に折り曲げた状態で焼物を刺し、搬送手段52により機台55のヒータ53領域を搬送して焼成されるときは水平方向にされ、ヒータ53領域を通過して焼成が終わると、焼串51から焼物を抜き、再び上方向に折り曲げた状態に戻し、最初の位置に戻すようにしたものとしている。
以上のように構成した従来の串焼機は、先ず一方のスプロケット56側において、適当な大きさに切った鳥獣肉や魚介類、野菜類などの焼物を焼串51に刺し、これに刷毛などを用いて手作業でタレ付けをする。次に、モータ57のスイッチを入れて搬送手段52としたチェーンベルトを循環走行させると、前記焼串51に刺した焼物は、機台55のヒータ53領域に搬送される。この搬送中に、前記焼串51に刺した焼物は徐々に焼成され、他方のスプロケット56側に到達するころには、その上下両面が満遍なく焼成されることになる。この焼成された焼物はそのスプロケット56側で焼串51から抜かれ、焼串51は上方向に折り曲げた状態にして、最初のスプロケット56側に戻され、前記串刺し作業やタレ付け作業が繰り返されるようにしている(特許文献1)。
特開2000−342458号(第2、3頁、図5、6、11、12)
したがって、上記従来の串焼機では、タレ付け作業を手作業で行わなければならず、このタレ付け作業が非常に面倒であるという問題点を有していた。
さらに、上記従来の串焼機では、タレ付け作業は、焼物の焼成前にしか行うことができず、焼物がヒータ領域を通過している間、すなわち焼物の焼成中には行うことができず、焼成中にタレを付けて美味しく焼き上げることができないという問題点を有していた。
そこで、この発明は、上記従来の問題点を解決することをその課題としており、面倒なタレ付け作業を簡便な機構において機械化し、しかも焼物の焼成前、焼成中にかかわらずタレを一度に充分に付けて、焼物を美味しく焼き上げることができる串焼機を提供することを目的としてなされたものである。
そのため、この発明の串焼機は、二個のローラ31a、31bを上下に配置し、上方のローラ31aの上部にタレ入れ32のタレTを振り掛けるようにしたタレ振り掛け機構36が設けられ、下方のローラ31bの下部をタレ入れ32のタレTに浸したものとし、搬送手段1によって搬送される焼串2に刺した焼物Wが、前記二個のローラ31a、31b間をこれらのローラ面Fa、Fbに接触して通過するようにしたタレ付け装置Dを備えたものとしている。
そして、この発明の串焼機は、前記タレ付け装置Dを自動串焼機Aの加熱手段3の加熱領域外に設置したものとしている。
さらに、この発明の串焼機は、前記タレ振り掛け機構36を、本体ケース33に軸支された回転軸37の一端側に回転円板38が取り付けられ、この回転円板38の接線方向に複数個のタレ掬いカップ39が取り付けられ、前記回転円板38の上部側方に、底部に流孔40を形成したタレ溜め41を設け、前記タレ掬いカップ39が回転円板38の回転に伴って回転し、下方位置でタレ入れ32のタレTを掬い、上方位置で掬ったタレTをタレ溜め41に入れ、このタレ溜め41の底孔41aからタレTが流れ落ちて、このタレTをローラ31aに振り掛けるようにしたものとしている。
この発明の串焼機は、以上に述べたように構成されており、面倒なタレ付け作業を簡便な機構において機械化したので、廉価で提供できるものとなり、しかも焼物の焼成前、焼成中にかかわらずタレを一度に充分に付けて、焼物を美味しく焼き上げることができるものとなった。
以下、この発明の串焼機の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜5は、この発明の串焼機の一実施形態として示した自動串焼機Aである。この自動串焼機Aは、図に示したように、搬送手段1によって焼串2に刺した焼物(図示せず)を加熱手段3領域に循環走行させ、この焼物を加熱手段3で焼成するようにしている。すなわち、前記搬送手段1は機台4に設置され、加熱手段3は機台5に設置されており、これら機台4、5は、別体として構成されている。そして、両機台4、5に移動用のキャスター6を取り付けるなどして、前記焼物を焼成するときは、両機台4、5を図1〜3に示したように互いに接近させ、焼物を焼成しないときは、両機台4、5を図4に示したように互いに離間させている。
前記搬送手段1はチェーンベルトとしており、このチェーンベルトは機台4の両端部に設けたスプロケット7a、7b間に掛け渡されており、一方のスプロケット7aをモータ8により駆動させることにより、これらスプロケット7a、7b間を循環走行するようにしている。そして、前記搬送手段1としたチェーンベルトに適宜間隔をおいて複数個の焼串保持体9を取り付けたものとし、これら焼串保持体9にそれぞれ水平方向に焼串2を着脱自在として取り付けるようにしている。この焼串保持体9は、図6、7に示したように、搬送手段1に横設した水平部材10に外側保持体11a、中間保持体11bおよび内側保持体11cを設けたものとしている。外側保持体11aは垂直板12に支持溝13を形成したものとし、中間保持体11bは垂直板14に支持溝15を形成したものとし、内側保持体11cは垂直板16の上端に水平支持板17を延設したものとし、さらにこの水平支持板17の先端に斜め上に向けた傾斜板18を延設したものとしている。
前記焼串2は、図8に示したように、一般に鉄砲串と呼ばれている竹串としており、先端を尖らせた串刺部2aと、基端下部の角を落とした把持部2bを有しており、串刺部2aに焼き物を突き刺し、把持部2bおよびこの把持部2b近辺の串刺部2aを前記焼串保持体9に保持するようにしている。そして、この焼串保持体9には、図9〜12に示したすような、焼串保持体9に接触して沿わせるようにした冷却装置Bが装備されている。すなわち、この冷却装置Bは、前記搬送手段1の循環走行域の上部では、焼串保持体9の水平部材10の下面に接触して沿わせるようにした冷却管19aが設置され、前記搬送手段1の循環走行域の下部では、焼串保持体9の水平部材10の上面に接触して沿わせるようにした冷却管19bが設置されると共に、焼串保持体9の水平部材10の下面に近接して沿わせるようにした冷却管19cが設置されたものとしている。これら冷却管19a、19b、19cは、断面を四角形状とした角管としており、図10に示したように、冷却管19aと冷却管19bを連結管20で連結すると共に、冷却管19bと冷却管19cを連結管21で連結しており、さらに前記冷却管19aは、後に述べるタレ付け装置Dのタレ入れ32の流水空間44と連結管22で連結している。そして、前記冷却管19cには、水道水などの冷却水が流入管23から流入され、冷却管19c、冷却管19b、冷却管19aの順に、これら冷却管19a、19b、19cの内部に冷却水を流通させるようにし、さらにこの冷却水をタレ付け装置Dのタレ入れ32の流水空間44に流通させるようにしている。なお、前記冷却装置Bは、焼串保持体9の水平部材10の下面に近接して沿わせるようにして設置された冷却管19cに代えて、単なる角管や角棒(図示せず)を設置したものとしてもよい。この場合、水道水などの冷却水は、この冷却管19cを飛ばし、冷却管19b、冷却管19aの順に、これら冷却管19a、19bの内部に冷却水を流通させるようにするのは言うまでもない。
そして、前記焼串2は、スプロケット7b側において、図11に示したように、把持部2bの基端下部の角を落とした部分を下にして、その把持部2bの端部側を焼串保持体9の水平部材10と内側保持体11cの水平支持板17との間に差し込み、把持部2bの前側を中間保持体11bの垂直板14の支持溝15に入れ、把持部2b近辺の串刺部2aを外側保持体11aの垂直板12の支持溝13に入れると、搬送手段1の循環走行域の上部では、串刺部2aに突き刺した焼物Wの重みでこれらに支えられ、焼串保持体9に保持されることになる。また、前記焼串2は、搬送手段1の循環走行域の下部では、引っ繰り返った状態となり、図12に示したように、前記水平部材10と水平支持板17との間、および冷却管19c(この冷却管19cに代えて角管や角棒とした場合には、その角管や角棒)によって、串刺部2aに突き刺した焼物Wの重みでこれらに支えられ、焼串保持体9に保持されることになる。
さらに、前記焼串2は、搬送手段1の循環走行域の下部において、スプロケット7b側に戻ってくると、冷却管19cの端部を通過し、この冷却管19cによる支えがなくなり、前記水平部材10と水平支持板17との間に差し込まれた焼串2の把持部2bが、串刺部2aに突き刺した焼物Wの重みでこれらの間から抜け、焼串2が前記焼串保持体9から外れて落下することになる。しかし、この場合、焼串2の把持部2bにタレTなどが付いていると、前記水平部材10と水平支持板17の間に焼串2の把持部2bが引っ付いて、串刺部2aに突き刺した焼物Wの重みだけでは、これらの間から焼串2が抜け難くなるので、冷却管19cの端部とスプロケット7bの間の搬送手段1の循環走行域には、図1、9に示したように、焼串落下装置Cが装備されている。この焼串落下装置Cは、図13、14に示したように、三角形状のこじ開け爪24を有しており、このこじ開け爪24の尖頭部24aが、焼串保持体9に保持された焼串2の把持部2b近辺の串刺部2aと、焼串保持体9の水平部材10の間に位置するようにして、自動串焼機Aに設置したものとしている。したがって、搬送手段1を循環走行中、冷却管19cの端部を通過しても焼串保持体9から外れて落下しない焼串2に対して、この焼串2の把持部2b近辺の串刺部2aと、焼串保持体9の水平部材10の間に、前記こじ開け爪20の尖頭部20aが入り込み、焼串2の把持部2bを水平部材10と水平支持板17との間から無理矢理に押し出すようにし、焼串2が前記焼串保持体9から外れて落下するようにしている。なお、この焼串2が落下する位置に回収皿(図示せず)を設置しておけば、串刺部2aに突き刺した焼物を回収することができる。
前記加熱手段3は、図3、5に示すように、機台5の上にヒータ3aが二段に配置されており、この加熱領域において、上段のヒ−タ3aの上方(上部加熱領域)、および上段のヒ−タ3aと下段のヒータ3aの間(下部加熱領域)を、前記搬送手段1によって焼串2が循環する間に、焼串2に刺した焼物Wを焼成するようにしている。すなわち、焼串2に刺した焼物Wは、一方のスプロケット7b側から搬送手段1により、前記上部加熱領域を搬送され、他方のスプロケット7aで折り返して、引っ繰り返った状態となり、前記下部加熱領域を搬送して、初めのスプロケット7b側に戻るまでに焼成される。なお、上段のヒータ3aの上方には、反射板25を設けるなどして熱効率のよいものとすることができる。また、図示していないが、前記加熱手段3は、機台5の上にヒータ3aを三段に配置したものとし、この加熱領域において、上段のヒータ3aと中段のヒータ3aの間、および中段のヒータ3aと下段のヒータ3aの間を、前記搬送手段1によって循環する間に、焼串2に刺した焼物Wを焼成するようにしてもよい。さらに、図示した加熱手段3は、シースヒータとしているが、ガスバーナなど任意なものとすることができる。また、前記加熱手段3の下方には焼物から垂れ落ちた肉汁や水分を溜めておくための水槽26が設けられている。この水槽26には、後に述べるタレ付け装置Dのタレ入れ32の冷却に使用された水が供給されて溜めておかれ、この水はドレン管27から下水管28に排出されるようにしている。
さらに、この発明の串焼機には、加熱手段3の加熱領域を過ぎたスプロケット7a側の機台4にタレ付け装置Dが装備されている。このタレ付け装置Dは、図15〜17に示したように、二個のローラ31a、31bを上下に配置し、上方のローラ31aの上部にタレ入れ32のタレTを振り掛けるようにすると共に、下方のローラ31bの下部をタレ入れ32のタレTに浸したものとし、前記搬送手段1によって搬送される焼串2に刺した焼物Wが、前記二個のローラ31a、31b間をこれらのローラ面Fa、Fbに接触して通過するようにしている。そして、このタレ付け装置Dは、開閉自在としたカバー30で略上半部が覆われており、焼物にタレTを付けるときにはこのカバー30を下げた状態にしているが、タレ入れ32にタレTを補給するときや、装置の点検をするときなどにはこのカバー30を上げた状態にすることができる。なお、前記タレ付け装置Dは、図示したように自動串焼機Aの加熱手段3の加熱領域外に設置したものとするのが、タレ入れ32のタレTが加熱手段3の熱影響を受け難くなるので好ましいが、自動串焼機Aの加熱手段3の加熱領域に設置したものとしてもよい。
前記ローラ31a、31bは、横長の円柱形状としており、スポンジ状にするなどしてタレTが充分に付けられるようにしており、焼串2に刺した焼物の通過空間Sを備えた本体ケース33内に、その本体ケース33の上部にローラ31aの支持軸34が上下動自在として支持され、本体ケース33の下部にローラ31bの支持軸35が支持されることにより、ローラ31aのローラ面Faとローラ31bのローラ面Fbを接触させた状態にして、上下に配置したものとしている。そして、前記焼串2に刺され水平状態で搬送される焼物は、前記ローラ31a、31bの間をこれらのローラ面Fa、Fbに接触して通過するようにしている。なお、ローラ31bの支持軸35は、前記自動串焼機Aのスプロケット7aを駆動させるモータ8の動力を伝達して駆動するものとしても、このローラ31bの支持軸35の専用の駆動モータによって駆動するものとしてもよい。
さらに、前記本体ケース33には、タレ振り掛け機構36が設けられ、上方のローラ31aの上部にタレ入れ32のタレTを振り掛けるようにしている。このタレ振り掛け機構36は、本体ケース33に軸支された回転軸37の一端側に回転円板38が取り付けられ、この回転円板38の接線方向に複数個のタレ掬いカップ39が取り付けられており、前記回転円板38の上部側方に、底部に流孔40を形成したタレ溜め41を設けたものとし、前記回転軸37の他端側にスプロケット42が取り付けられている。前記タレ掬いカップ39は、回転円板38の回転に伴って回転し、下方位置でタレ入れ32のタレTを掬い、上方位置で掬ったタレTをタレ溜め41に入れるようにしている。また、前記ローラ31bの支持軸35の一端側にはスプロケット43が取り付けられており、このスプロケット43が前記スプロケット42と噛み合うようにしている。
したがって、前記ローラ31bの支持軸35の駆動力が、スプロケット43からスプロケット42に伝わり、回転円板38を回転させることにより、タレ掬いカップ39が回転してタレ入れ32のタレTを掬ってタレ溜め41に入れ、このタレ溜め41に形成した底孔41aからタレTが流れ落ちて、このタレTをローラ31aに振り掛けるようにしている。
前記タレ入れ32は、図示したものでは、本体ケース33の下部としているが、この本体ケース33とは別体として設けたものとしてもよい。このタレ入れ32には、少なくとも前記ローラ31bのローラ面Fbの下部が浸かる程度のタレTが常時収容されており、前記回転円板38の下方に位置する部分には、タレ掬いカップ39が潜り込む深底部分32aが形成されている。さらに、前記タレ入れ32の側面には、流水空間44が形成されており、この流水空間44に前記連結管22から冷却水を流通させるようにし、タレ入れ32に収容したタレTを常時冷却するようにして、タレTが高温になって変質しないようにしている。そして、このタレ入れ32の流水空間44を流通した冷却水は、前記水槽26に供給され、この水槽26に溜めておくようにしている。
以上のように構成されたこの発明の串焼機は、先ず、モータMのスイッチを入れスプロケット7aを回転駆動させることにより搬送手段1を始動させると共に、タレ付け装置Dの支持軸35を回転駆動させることによりローラ31bを回転させる。さらに、冷却装置Bの冷却管19cに、水道水などの冷却水を流入管23から流入し、冷却管19c、冷却管19b、冷却管19aの順に、これら冷却管19a、19b、19cの内部に冷却水を流通させる。
すると、前記搬送手段1によって焼串保持体9に取り付けられた焼串2が加熱手段3の加熱領域を循環走行する間に、焼串2に刺した焼物Wが焼成されるが、焼串保持体9は、冷却管19a、19b、19cの内部を流通する冷却水によって冷却されるので高温にならず、この焼串保持体9に取り付けられた焼串2も高温になることはない。したがって、この発明の串焼機は、焼串を搬送手段に取り付けたり、搬送手段から取り外したりする作業中に、焼串や焼串保持体に触れても火傷を負ってしまうことがないものとなる。
そして、前記冷却管19a、19b、19cの内部を流通した冷却水は、タレ付け装置Dのタレ入れ32の側面に形成された流水空間44に流通されるので、タレ付け装置Dのタレ入れ32に収容したタレTが冷却される。したがって、この発明の串焼機は、タレTが高温になって変質しないものなる。
さらに、前記流水空間44に流通した冷却水は、加熱手段3の水槽26に供給され、この水槽26に溜めておく水として使用される。したがって、この発明の串焼機は、冷却水の有効利用が図れるものとなる。
一方、この発明の串焼機では、前記タレ付け装置Dのローラ31bを回転させると、このローラ31bに接触しているローラ31aも回転し、ローラ31bのローラ面Fbに付けられたタレTが、このローラ31aのローラ面Faにも付けられる。さらに、前記ローラ31aのローラ面Faには、タレ振り掛け機構36のタレ溜め41の流孔40からタレTが振り掛けられる。このような状態において、前記上部加熱領域を過ぎて搬送されてきた焼串2に刺した焼物Wは、ローラ1a、1b間をこれらのローラ面Fa、Fbに接触しながら水平状態で通過していくので、この通過時に焼物Wの上下面にタレTが付けられることになる。なお、前記焼物Wがローラ1a、1b間を通過する場合には、図示していないが、焼物Wによってローラ1aが押し上げられ、ローラ1a、1b間が開くようにしており、焼物Wがローラ1a、1b間を通過してしまうと、ローラ1aは自重で下がり、ローラ1bと接触することになる。
したがって、この発明の串焼機は、前記焼物Wがローラ1a、1b間を通過する場合には、ローラ1a、1bによってこの焼物WにタレTが付けられ、焼物Wがローラ1a、1b間を通過してしまうと、ローラ1bによってローラ1aにタレTが付けられる。さらに、このローラ1aには、常時、タレ振り掛け機構36のタレ溜め41の流孔40からもタレTが振り掛けられているので、前記焼物WにはタレTが一度に充分に付けられることになる。
この発明の串焼機の正面図である。 この発明の串焼機の平面図である。 この発明の串焼機の側面図である。 この発明の串焼機における搬送手段を設置した機台と加熱手段を設置した機台を離間させた状態の平面図である。 この発明の串焼機の要部断面図である。 この発明の串焼機の搬送手段に取り付けた焼串保持体の側面図である。 図6に示した焼串保持体の平面図である。 この発明の串焼機の搬送手段に取り付けた焼串保持体に保持する焼串の斜視図である。 この発明の串焼機の冷却装置の正面図である。 図9に示した冷却装置の冷却水の流れ順路の説明図である。 この発明の串焼機の搬送手段の循環走行域の上部における焼串保持体への焼串の保持状態を示す説明図(図9中のA−A線による断面図)である。 この発明の串焼機の搬送手段の循環走行域の下部における焼串保持体への焼串の保持状態を示す説明図(図9中のB−B線による断面図)である。 この発明の串焼機の焼串落下装置の正面図である。 図13に示した焼串落下装置の側面図である。 この発明の串焼機のタレ付け装置の要部を切断面して示す側面図である。 この発明の串焼機のタレ付け装置のカバーを外した状態の平面図である。 この発明の串焼機のタレ付け装置のカバーを外した状態の正面図である。 従来の串焼機の平面図である。 図18中のC−C線による従来の串焼機の断面図である。 従来の串焼機に使用する焼串の平面図である。 従来の串焼機に使用する焼串の側面図である。
符号の説明
1 搬送手段
2 焼串
3 加熱手段
31a ローラ
31b ローラ
32 タレ入れ
33 本体ケース
36 タレ振り掛け機構
37 回転軸
38 回転円板
39 タレ掬いカップ
41 タレ溜め
41a 底孔
A 自動串焼機
D タレ付け装置
W 焼物
T タレ
Fa ローラ面
Fb ローラ面

Claims (3)

  1. 二個のローラ(31a、31b)を上下に配置し、上方のローラ(31a)の上部にタレ入れ(32)のタレ(T)を振り掛けるようにしたタレ振り掛け機構(36)が設けられ、下方のローラ(31b)の下部をタレ入れ(32)のタレ(T)に浸したものとし、搬送手段(1)によって搬送される焼串(2)に刺した焼物(W)が、前記二個のローラ(31a、31b)間をこれらのローラ面(Fa、Fb)に接触して通過するようにしたタレ付け装置(D)を備えたことを特徴とする串焼機。
  2. 前記タレ付け装置(D)を自動串焼機(A)の加熱手段(3)の加熱領域外に設置したことを特徴とする請求項1記載の串焼機。
  3. 前記タレ振り掛け機構(36)を、本体ケース(33)に軸支された回転軸(37)の一端側に回転円板(38)が取り付けられ、この回転円板(38)の接線方向に複数個のタレ掬いカップ(39)が取り付けられ、前記回転円板(38)の上部側方に、底部に流孔(40)を形成したタレ溜め(41)を設け、前記タレ掬いカップ(39)が回転円板(38)の回転に伴って回転し、下方位置でタレ入れ(32)のタレ(T)を掬い、上方位置で掬ったタレ(T)をタレ溜め(41)に入れ、このタレ溜め(41)の底孔(41a)からタレ(T)が流れ落ちて、このタレ(T)をローラ(31a)に振り掛けるようにしたことを特徴とする請求項1記載の串焼機のタレ付け装置。
JP2004178800A 2004-06-16 2004-06-16 串焼機 Pending JP2006000314A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004178800A JP2006000314A (ja) 2004-06-16 2004-06-16 串焼機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004178800A JP2006000314A (ja) 2004-06-16 2004-06-16 串焼機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006000314A true JP2006000314A (ja) 2006-01-05

Family

ID=35769215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004178800A Pending JP2006000314A (ja) 2004-06-16 2004-06-16 串焼機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006000314A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2856918A4 (en) * 2012-05-28 2016-06-22 Hibiki Co Ltd DEVICE FOR MANUFACTURING GRILL BROCHETTES

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2856918A4 (en) * 2012-05-28 2016-06-22 Hibiki Co Ltd DEVICE FOR MANUFACTURING GRILL BROCHETTES

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200478957Y1 (ko) 회전식 구이기
US20120097046A1 (en) Kabob cooker and grill
CN108142848B (zh) 吊篮
JP4268526B2 (ja) 回転オーブン
US2259073A (en) Automatic broiler
JP2006000314A (ja) 串焼機
US3563160A (en) Automatic apparatus for broiling spitted foods
KR200413229Y1 (ko) 고기구이판의 자동 공급 및 회수장치
JP2006000315A (ja) 串焼機
KR200169888Y1 (ko) 회전식 고기구이기
US3087418A (en) Broiler
KR100809668B1 (ko) 회전식 고기구이기
KR101023663B1 (ko) 자동 구이 장치
TWI508660B (zh) 自動燒烤機結構
KR20110020551A (ko) 음식물 구이장치
KR20160021651A (ko) 멸치 자숙장치
KR100603648B1 (ko) 직화겸용 회전 분리식 숯불 구이기
JP2949191B2 (ja) ロストルの洗浄方法およびその装置
JP2008093049A (ja) 自動焼物機
KR200169840Y1 (ko) 고기 구이기
JP3412041B2 (ja) 自動焼物機
KR200250036Y1 (ko) 원적외선을 이용한 회전식 자동구이장치
KR102410674B1 (ko) 회전고기구이장치
KR102616179B1 (ko) 튀김 구이 복합 장치
JP6004713B2 (ja) 串焼き装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20060314

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20070711

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070713

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071102