JP2005537617A - 弾性接触ブレードを備えた電気接触端子 - Google Patents

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Abstract

本発明は、小さな電気伝導性金属プレート(13)を切断して折り曲げることによって得られる電気接触端子に関するものであり、該電気接触端子は、電気ワイヤ(1)を接続するために使用される後部(5)と、相補的な接触ブレードとの接触ブレード(11、11’)を形成する第1の折り曲げブレードを備えた前部(3)とからなり、前記接触ブレード(11、11’)は、該接触ブレードの折り曲げ領域に配置された少なくとも1つの成形部分(12、12’)を備えている。

Description

本発明は、弾性接触ブレードを備えていて、その可撓性が相補的な接触端子との良好な電気接触を保証する電気接触端子に関するものである。特に、本発明は、切断されかつ折り曲げられたストリップから1つの片に形成され、かつ相補的な雄接触端子を受け入れるよう構成された、弾性接触ブレードを有する雌電気接触端子に関するものである。
本発明は、電気あるいは電子コネクタ技術の分野、特に自動車産業でのコネクタ技術分野において利用される。
コネクタ技術分野では、より安価なコネクタがますます求められている。このため、可能な限り最も少ない材料量で済む一方、可能な限り最も製造が単純なコネクタを構成することが求められている。これらの要求にかなうようにするため、所望のコネクタを形成するよう切断されかつ折り曲げられるストリップと呼ばれる板金あるいは電気伝導性金属の1つのプレートからなる1つの片で、雌あるいは雄コネクタや接触端子を作成することは周知である。
特に、ケージタイプの雌電気接触端子が作成される。そのような接触端子は、かしめによって電気ワイヤが取り付けられる後部を有しており、該電気ワイヤは、相補的な雄接触端子に取り付けられた他の電気ワイヤに接続される。この雌接触端子はまた、雄接触端子を受け入れるように構成されたケージ形状の前部を有している。雌接触端子はまた、後部に前部を接続する移行部を備えていることができる。
そのような雌接触端子が、特許文献1に記載されている。この接触端子のケージは、金属のプレートあるいはストリップからなり、2つの側部(あるいは側方壁部)と頂部とを備えている。頂部は、並んで配置された2つの部材からなっている。雌端子と相補的な雄端子との間の電気接触を構築する接触ブレードを形成するように、各側部においてタブが切断形成されかつ折り曲げられている。
しばしば、この接触ブレードを形成するように構成されたタブは、ケージの側部の延長部に切断形成され、かつケージの内部の方へ折り曲げられる。これは特に、特許文献1の場合である。
他の雌接触端子では、接触ブレードを、ケージの後部に切断形成されてケージの前方へ折り曲げられたタブから生成することもできる。
一般に、ケージの各側部はまた、接触ブレードが配置される開口部を備えている。接触ブレードの形成方法(ケージの前方あるいは後方へ折り曲げる)にかかわらず、一般に四角形状とされる開口部は、この端子を受け入れるコネクタボックスのキャビティに該端子をロックするためのピンを受け入れるように構成されている。
したがって、相補的な雄接触端子が雌接触端子内に導入されたとき、雄端子の接触尾部が雌接触端子の2つの接触ブレード間で締め付けられる。
ところで、接触端子における周知の接触ブレードは、単にケージの内部の方へ折り曲げられている。したがって、雄接触端子の接触尾部が2つの接触ブレード間に導入されたときに、2つの接触ブレードが接触尾部との永続的な接触を維持することは重要である。したがって、接触ブレードは弾力性あるいは可撓性を有していることが必要である。
この目的のために、接触ブレードに優れた可撓性を与える薄いストリップを選択することができる。しかしなから、薄いストリップでは、折り曲げ領域の位置における接触ブレードの裂けあるいは剪断の危険性が大いにある。実際、一般的なやり方では、雌接触端子は、締め付けられた場所と切断線の交差部の位置とにおいて特に脆弱になる。実際、ストリップが薄いときには、ストリップの切断、整形及び折り曲げのために、壁部あるいはこの壁部に平行に及ぼされる側方からの機械的応力の作用のもとで、切断線交差部が剪断及び/または裂けることがある。接触ブレードの切断及び剪断の危険性がさらになお増加したならば、どんな理由にせよ、雄及び雌接触端子を再び組み立てる前に分解しなければならない。
欧州特許出願公開第0959531号明細書
対照的に、もし厚いストリップを選択したならば、接触ブレードはあまり可撓性を有しないことになる。ところで、接触ブレードが可撓性を有していないならば、接触ブレード間に導入される接触尾部による応力のもとで、これらのブレードは互いに離間するように押しつけられ、接触尾部による電気接触が十分に構築されない。
したがって、切断線の交差部領域で脆弱にならないように雌端子組立体が十分な剛性を有し、かつ、雄接触端子の接触尾部との永続的な接触を維持するように接触ブレードが十分な可撓性を有するように、ストリップの厚みの妥協点を見つけることは困難であることが理解される。
本発明の目的は、前述した電気接触端子の不具合を改善することである。この目的のため、本発明は、接触ブレードの折り曲げ領域に形成された1つ以上の成形部分によって該弾性接触ブレードがより大きな可撓性を有するようになった電気接触端子を提供する。特に、本発明は、ストリップで1つの片から形成された、接触ブレードが接触端子の内部の方へ折り曲げられた雌接触端子に関連している。この場合、本発明の接触端子はまた、接触ブレードに抗して支持されるようになる補強ブレードを備えることができ、これら接触ブレードを相補的な雄端子の接触尾部に接触する領域で補強する。
より正確には、本発明は、電気伝導性金属の1つのプレートを切断して折り曲げることによって得られる雌電気接触端子に関連するものであり、該電気接触端子は:
− 電気ワイヤとの接続を許容する後部と;
− 基部と頂部と2つの側部を有するケージを備える一方で、側部のうちの一方の延長部に形成されかつ前記ケージの内部の方へ折り曲げられた、相補的な接触端子に対して接触する接触ブレードを形成する少なくとも1つの第1のブレードを備えた前部と;
を備え、
両側部が、接触ブレードの自由端の方へ折り曲げられてこの接触ブレードの自由端で支持される、補強ブレードを形成する第2のブレードを有することを特徴としている。
有利には、接触ブレードは、前記接触ブレードの折り曲げ領域に生成された少なくとも1つの成形部分を備えている。
図1は、本発明の一実施例による雌電気接触端子の上面図を示している。この接触端子2は、電気伝導ワイヤ1の周囲をかしめる準備のできた状態で示されている。言い換えると、この図1では、雌接触端子2は、その前部3が切断形成されて折り曲げられているのに対して、その後部5とその移行部4とは切断形成されて電気ワイヤ1の挿入及びかしめを待っている状態で示されている。
雌接触端子2の後部5は、基部と、かしめウイングを形成する相補的な形状の2つの側部とを備えている。これらの側部は、図1では開いているものとして示されている、つまり、接触端子を形成するストリップの折り曲げの後であるが電気ワイヤのかしめの前であると考えられる位置で示されている。これらの側部は、折り曲げられて、接触端子の固定位置に電気ワイヤを保持するために該電気ワイヤ1の絶縁体1aの周囲をかしめるように構成されている。
また、雌接触端子2の移行部4は、基部と、相補的な形状の2つの側部とを備えている。後部の場合のように、移行部の側部は、図1では開いているものとして示されている、つまり、接触端子を形成するストリップの折り曲げの後であるが電気ワイヤのかしめの前であると考えられる位置で示されている。これらの側部は、折り曲げられて、電気ワイヤ1の剥離領域1bの周囲をかしめられるように構成されており、電気ワイヤ1の剥離部分と接触端子の移行部4との間に電気接触が構築される。したがって、電気ワイヤ1が雌接触端子2の後部5及び移行部4内に導入されたときに、これら後部及び移行部は電気ワイヤ1の周囲をかしめ、それによって、このワイヤ1が本発明の雌接触端子に対して相補的な雄接触端子にかしめられた他の電気ワイヤに電気的に接続されることができる。
本発明の雌接触端子は、寸法及び外形が先行技術の雌接触端子と同一である。そのため、本発明の雌接触端子は、現在のコネクタ技術分野において使用されている典型的な雄接触端子が挿入されることができる。したがって、本発明の雌接触端子に対して相補的な雄接触端子については、ここでは説明されない。
接触端子2の前部3は、基部16と頂部6とを有するケージを形成するものであり、該頂部は、実質的に平坦面を形成するように互いに結合された2つの部分6a及び6bで形成されている。実施例の一例において、2つの部分6a及び6bは互いに連結され、このようにしてケージの頂部6の剛性を高める。例えば、図1に示されるように、頂部の部分6aは、ほぞ7a及び7bを形成する突出部分を備え、頂部の他の部分は、部分6aのほぞを受け入れるためのほぞ穴7cを形成するノッチを有している。部分6a及び6bは、互いに連結されることなく単に並んで配置されることもできる。
ケージは、2つの側方に位置する側部あるいは壁部8及び8’を備えており、図1では側部8のみが見えている。各側部は、ケージの前部にタブを備えており、このタブは、接触ブレードを形成するためにケージの内部の方へ折り曲げられている。この雌接触端子の接触ブレードは、この図面では見えていない。それらは、図2〜4を参照しつつ、以下で説明される。
ケージの壁部8は、開口部9と、補強ブレード10を形成するよう構成された第2のタブとを備えている。この側部8と、該側部8と同一の側部8’とは、以下でより詳細に説明される。
図2には、図1の接触端子ケージの内部が、接触端子の後方から見たときの外形で示されている。本発明のより良い理解のために、図2は、頂部6の除去された図1の接触端子ケージを示している。このケージに頂部がないという事実は、本発明の実施例を構成せず、これは、単に読者による本発明のより良い理解を許容するためのものである。
したがって、この図2においては、ケージ2の側部8及び8’の延長部に打ち抜き形成されるタブによって形成された接触ブレード11及び11’を見ることができる。これらのタブ11及び11’は、互いに対称である。したがって、接触ブレード11のみが説明される。この接触ブレード11は、側部8の延長部に打ち抜かれており、接触ブレードのための典型的な角度である約135°の角度でケージの内部の方へ折り曲げられている。典型的な場合にしたがって、この接触ブレードはそれから、側部8に略平行となるようにその自由端で折り曲げられる。
2つの接触ブレード11及び11’は、一緒になって喉部分を形成しており、該喉部分は、雌接触端子のケージの内側に対する雄接触端子の接触尾部の挿入を容易にするように構成されている。
接触ブレード11は、スペースあるいはクリアランスによってブレード11’から離間させられており、該スペースあるいはクリアランスの寸法は、相補的な雄接触端子の接触尾部を受け入れために調節される。
本発明によれば、接触ブレード11を形成するタブは、該タブをケージの内部の方へ折り曲げるための領域に位置する成形部分12を備えている。これらの成形部分12は、ストリップが切断形成された後であるが折り曲げられる前、特に接触ブレード11を形成するタブの折り曲げの前に、該ストリップを打ちつけることによって形成される。接触ブレード11’は、ブレード11のものと対称な成形部分12を備えている。
これらの成形部分は接触ブレードに一定の可撓性を与え、それによって接触ブレードをより弾性的にする。さらに、これらの成形部分は、タブの折り曲げられる部分を増大させるという利点を有しており、これによって、より大きな量のストリップを必要とすることなく、内部の方へ接触ブレードを長くして、雄端子の接触尾部との接触領域を増大させる。これらの成形部分はまた、接触ブレードの折り曲げ領域における該接触ブレードへの応力を減少させるという利点を有している。
本発明の一実施例では、1つの成形部分を、各接触ブレードに形成することができる。他の実施例では、複数の成形部分が、各接触ブレードに形成される。形成される成形部分の数は、接触ブレードのための望ましい可撓性だけではなく、基本的にストリップの厚みに依存する
この図2はまた、補強ブレード10及び10’を形成する2つのタブを示している。これらの補強ブレード10及び10’は、雌接触端子ケージの側部8及び8’に打ち抜かれている。これら第2のタブ10及び10’は、一旦打ち抜かれると、まず45°のオーダーの角度でケージの内部の方へ折り曲げられ、それから側部8及び8’に略平行となるように再び折り曲げられる。補強ブレード10及び10’を形成するこれらのタブのそれぞれの自由端は、それから接触ブレード11及び11’のうちの一方の内面に抗してそれぞれ支持されるのが分かる。各接触ブレード11及び11’は、それから、補強ブレード10及び10’でその自由端が支持されることによって補強され、接触ブレード11及び11’が適所に確実に保持されることを許容する。
このように、接触ブレード11及び11’は、接触尾部の挿入を容易にするための十分な可撓性を有しており、接触尾部の挿入の後に互いに離間するように押しつけられているという危険性がない。言い換えると、成形部分によって接触ブレード11及び11’に与えられる可撓性は、前記ブレード間への接触尾部の容易な挿入を保証し、補強ブレード10及び10’は、それらがこの接触尾部に抗して適所に保持されることを保証する。したがって、接触ブレードは、雄接触端子の接触尾部との永続的な接触を維持することができる。
本発明の一実施例によれば、補強ブレード10及び10’は、ストリップの一部分に形成され、通常、開口部9及び9’を形成するための側部8及び8’に打ち抜かれる。したがって、補強ブレードは、通常は無駄と考えられるストリップの一部分に形成されている。このように、接触ブレードの補強は、さらなる量のストリップを必要とすることなくなされる。これらの補強ブレードの形成を単純化するために、それらを開口部9及び9’の幅とすることができる。これらの開口部9及び9’は、この場合、長方形形状とすることができる。
本発明の雌接触端子を形成するための形状となるように切断形成されたストリップ13が図3に示されている。ストリップの打ち抜き部分は、太線で示されており、ストリップの折り曲げ領域、つまりストリップが整形された後で折り曲げられることになる場所は、細線で示されている。したがって、頂部6のほぞ/ほぞ穴組立体を形成するように構成された打ち抜き部分7a〜7cと、補強ブレードを形成するように構成されたタブの打ち抜き部分10及び10’と、開口部のための打ち抜き部分9及び9’と、接触ブレードを形成するように構成されたタブ11及び11’とを、この図3において見ることができる。また、この図3においては、接触端子のケージを形成するように構成されたストリップの部分の外側に打ち抜かれたタブから形成される接触ブレード11及び11’を見ることができる。
したがって、この図3ではまた、接触ブレードを形成するように構成されたタブ11及び11’の第1の折り曲げ領域e1及びe1’と、これらのタブ11及び11’の第2の折り曲げ領域e2及びe2’とが示されている。また、加えて、補強ブレードを形成するように構成されたタブ10及び10’の第1の折り曲げ領域e3及びe3’と、これらのタブ10及び10’の第2の折り曲げ領域e4及びe4’とが示されている。
本発明では、タブ11及び11’は、折り曲げ領域e1及びe1’に1つ以上の成形部分を有するように形成されている。これらのタブは、それから1回目に領域e2及びe2’の位置で折り曲げられ、その後2回目に領域e1及びe1’の位置、つまり成形領域で折り曲げられる。
本発明の一変形では、補強ブレードがまた、ストリップの折り曲げの前に折り曲げ領域e3及びe3’の位置に形成された1つ以上の成形部分を備えることができる。
図4には、折り曲げられた後の図3のストリップが、接触端子の正面から見たときの外形で示されている。したがって、この図4では、接触ブレード11及び11’が雌接触端子のケージの内部の方へ折り曲げられているのを見ることができる。これらの接触ブレードの折り曲げ部において、一連の成形部分12及び12’を見ることができる。この図に示されているように、成形部分は、接触ブレードを形成するタブの幅に形成された溝の形を有していることができる。これらの成形部分は、接触ブレードのための望ましい可撓性に依存可能な他の形を有することもできる。
この図4はまた、接触ブレード11’に抗して支持されるようになる、ケージの側部8から形成されるとともにケージの内部の方へ折り曲げられた補強ブレード10’を、開口部9’を通して示している。
本発明の一実施例によれば、補強ブレード10’は、補強ブレードを形成するタブと同時にストリップに打ち抜かれる1つあるいは2つの側方タブ片15を備えていることができる。図4では、1つのみのタブ片が各補強ブレードのために示されている。これらの側方タブ片15’及び15は、ケージの頂部6に形成されたスロット14及び14’で終端するように構成されている。各補強ブレードが2つのタブ片を備えている場合には、これらのタブ片のうちの一方は、ケージの頂部に形成されたスロットで終端し、他方は、ケージの基部16に形成されたスロット内に留まる。タブ片に適合されたサイズのこれらのスロットは、タブ片を受け入れるための役割を有しており、このようにして、スロットの幅に依存して予め画成された遊びを有しつつ、接触ブレードに抗する補強ブレードを保持する。この遊びは、接触ブレードにとって許容される遊び、つまり、雄端子の接触尾部の挿入中に許容される接触ブレードの移動と一致している。言い換えると、これらのタブ片及びスロット組立体は、開口部内において接触ブレードの弾力移動を制限することを許容し、それらの弾性能力を上回る接触尾部の挿入中の引っ張りから保護する。このようにして、それらは接触ブレード間にクリアランスを画成している。
本発明の一実施例によれば、基部16及び頂部6は、接触ブレードにおける折り曲げ領域を備えたU字形状セクションに対向して配置された張り出し前部をそれぞれ有している。
他の実施例では、1つあるいは2つの側方タブ片をそれぞれ有しているのが、接触ブレード11及び11’である。この実施例は、折り曲げられる準備のできた打ち抜きストリップの形で、図5に示されている。図5のストリップの例は、ケージの頂部6を形成するように構成された部分を備えている。この例では、頂部の2つの部分6a及び6bが、該頂部を形成するために折り曲げられて並んで配置される。
この実施例では、タブ片15、18と15’、18’とが、接触ブレード11及び11’の自由端19、19’の両側に切断形成されている。したがって、タブ片15及び18は、ケージの頂部6及び基部16にそれぞれ形成されたスロット14及び17内で終端することができる。同様に、タブ片15’及び18’は、ケージの頂部6及び基部16にそれぞれ形成されたスロット14’及び17’で終端することができる。接触ブレードはまた、1つのみのタブ片をそれぞれ備えていることができ、この場合、タブ片は、頂部6のスロット14及び14’内あるいは基部16のスロット17及び17’内で終端することができる。
前述の実施例のように、これらのタブ片及びこれらのスロットは、開口部内における接触ブレードのクリアランスを制限することを許容し、相補的な接触端子の挿入中の、それらの弾性能力を上回る引っ張りから保護する。したがって、それらは、接触ブレード間の正確なクリアランスを画成する。タブ片が接触ブレードに形成されたこの実施例は、補強ブレードの周囲よりも接触ブレードの周囲の方が利用できる材料が多いために、前述した実施例よりも実現するのが容易であることに留意されたい。さらに、この実施例は、クリアランス、つまり接触ブレードの内面間の距離に関してより良い精度を得ることを許容する。
ちょうど今説明された実施例では、接触ブレードは、ケージの前部の延長部に切断形成されたタブによって形成されている。しかしながら、本発明は、その接触ブレードがケージの後部の延長部に切断形成されたタブからなる雌接触端子においても実現することができる。それから、成形部分がケージの後方に形成される。この場合、ケージの前部の延長部に切断形成されたタブによって形成される補強ブレードは、接触ブレードの外面で支持される。したがって、喉部分を形成するのは補強ブレードである。この場合、これらの補強ブレードは、喉部分の可撓性をより大きくする1つ以上の成形部分をも備えているという利点を有している。
ケージタイプの雄あるいは雌端子であってもなくても、一般的なやり方で、折り曲げられる弾性接触ブレードを備える全ての接触端子に成形部分を形成することができる。
電気ワイヤがかしめられる前の、本発明による雌電気接触端子の全体図である。 図1の雌電気接触端子のケージ内部の詳細図である。 図2の接触端子ケージを形成するために折り曲げられるよう構成された切断ストリップを示す図である。 接触端子ケージを形成するように折り曲げられるときの図3の切断ストリップを示す図である。 折り曲げられる準備ができた切断ストリップの他の例を示す図である。
符号の説明
1 電気ワイヤ
2 接触端子
3 前部
4 移行部
5 後部
6 頂部
8、8’ 側部
10 補強ブレード
11、11’ 接触ブレード
12、12’ 成形部分
13 プレート
14、14’ スロット
15、15’ タブ片
16 基部
17、17’ スロット

Claims (8)

  1. 電気伝導性金属のプレート(13)を切断して折り曲げることによって得られる電気接触端子において:
    − 電気ワイヤ(1)との接続を許容する後部(5)と;
    − 一方では、基部(16)と頂部(6)と2つの側部(8、8’)とを有するケージを備え、他方では、前記側部のうちの一方の延長部に形成されて前記ケージの内部の方へ折り曲げられた、相補的な接触端子への接触ブレード(11、11’)を形成する少なくとも1つの第1のブレードを備えた前部(3)と;
    を備え、
    両側部が、前記接触ブレードの自由端の方へ折り曲げられてこの接触ブレードの自由端で支持される、補強ブレードを形成する第2のブレード(10、10’)を備えていることを特徴とする電気接触端子。
  2. 請求項1に記載の接触端子において、
    接触ブレード(11、11’)が、前記接触ブレードの折り曲げ領域に形成された少なくとも1つの成形部分(12、12’)を備えていることを特徴とする接触端子。
  3. 請求項2に記載の接触端子において、
    前記成形部分が、前記金属プレートの折り曲げの前に前記接触ブレードに形成されていることを特徴とする接触端子。
  4. 請求項2または3に記載の接触端子において、
    前記成形部分が、前記ケージの内部の方への接触ブレードの前記折り曲げ領域に形成されていることを特徴とする接触端子。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の接触端子において、
    前記ブレードのうちの少なくとも1つに形成され、前記ケージの頂部及び/または基部に形成された少なくとも1つのスロット(14、17)内に受け入れられる少なくとも1つの側方タブ片(15)を備えていることを特徴とする接触端子。
  6. 請求項5に記載の接触端子において、
    側方タブ片(15)が、1つの接触ブレード(11)に形成されていることを特徴とする接触端子。
  7. 請求項5に記載の接触端子において、
    側方タブ片(15)が、1つの補強ブレード(10)に形成されていることを特徴とする接触端子。
  8. 請求項2〜7のいずれかに記載の接触端子において、
    前記基部及び前記頂部が、前記接触ブレードの折り曲げ領域を有するU字形状のセクションに対向する張り出し前部を備えていることを特徴とする接触端子。
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