JP2583012Y2 - 接続端子 - Google Patents
接続端子Info
- Publication number
- JP2583012Y2 JP2583012Y2 JP6430392U JP6430392U JP2583012Y2 JP 2583012 Y2 JP2583012 Y2 JP 2583012Y2 JP 6430392 U JP6430392 U JP 6430392U JP 6430392 U JP6430392 U JP 6430392U JP 2583012 Y2 JP2583012 Y2 JP 2583012Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact piece
- connection terminal
- connecting portion
- bending
- elastic contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、挿込接続端子のこじり
力に対して抵抗力を有し、耐久性のある接続端子に関す
るものである。
力に対して抵抗力を有し、耐久性のある接続端子に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コネクタボックスやヒューズボッ
クス等に収容される受接続端子は、1枚の導電金属板を
折り曲げて形成され、内部に可動接触片が同じ導電金属
板を折曲げて形成されている。このような可動接触片
は、ヒューズ端子やタブ端子等の挿込接続端子が挿入さ
れる際にこじり力を受け、それが繰り返されて疲労折損
したり、それが強制され永久変形することがあるため、
可動接触片は高い弾性力を有することが要求されてい
る。
クス等に収容される受接続端子は、1枚の導電金属板を
折り曲げて形成され、内部に可動接触片が同じ導電金属
板を折曲げて形成されている。このような可動接触片
は、ヒューズ端子やタブ端子等の挿込接続端子が挿入さ
れる際にこじり力を受け、それが繰り返されて疲労折損
したり、それが強制され永久変形することがあるため、
可動接触片は高い弾性力を有することが要求されてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながらこの可動
接触片は、高弾性材から形成すると導電性が低くなり、
逆に高導電材により形成すると弾性力が低くなるという
問題点がある。
接触片は、高弾性材から形成すると導電性が低くなり、
逆に高導電材により形成すると弾性力が低くなるという
問題点がある。
【0004】本考案の目的は、上述した問題点を解消
し、高導電材から形成しても弾性力を高く保持すること
ができる接続端子を提供することにある。
し、高導電材から形成しても弾性力を高く保持すること
ができる接続端子を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本考案に係る接続端子は、1枚の導電金属板を打抜
き略箱型に折曲げて成る接続部と、該接続部の両側板を
切出し接続部内に折り曲げて成る可動支持片とを有し、
該可動支持片の間に、別体の導電金属板を断面略袋状に
折曲げて成る弾性接触片を装着し、該弾性接触片の入口
部を前記接続部の入口側に向けて配置したことを特徴と
するものである。
めの本考案に係る接続端子は、1枚の導電金属板を打抜
き略箱型に折曲げて成る接続部と、該接続部の両側板を
切出し接続部内に折り曲げて成る可動支持片とを有し、
該可動支持片の間に、別体の導電金属板を断面略袋状に
折曲げて成る弾性接触片を装着し、該弾性接触片の入口
部を前記接続部の入口側に向けて配置したことを特徴と
するものである。
【0006】
【作用】上述の構成を有する接続端子は、接続部内にお
いて可動支持片により支持された断面略袋状の弾性接触
片により相手側挿入接続端子を挟着する。
いて可動支持片により支持された断面略袋状の弾性接触
片により相手側挿入接続端子を挟着する。
【0007】
【実施例】本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は実施例の一部を断面とした平面図、図2は
その側面図、図3は正面図であり、接続端子1は導電金
属板を打抜き折り曲げて形成され、相手側の挿込接続端
子を受入れる接続部2、図示しないハウジングとの間の
安定性を確保するスタビライザ3、電線の芯線を圧着す
る芯線圧着部4、電線の被覆を圧着する被覆圧着部5、
他の接続端子と共に一体的に連設されて適宜切断される
端子連結部6が設けられている。
する。図1は実施例の一部を断面とした平面図、図2は
その側面図、図3は正面図であり、接続端子1は導電金
属板を打抜き折り曲げて形成され、相手側の挿込接続端
子を受入れる接続部2、図示しないハウジングとの間の
安定性を確保するスタビライザ3、電線の芯線を圧着す
る芯線圧着部4、電線の被覆を圧着する被覆圧着部5、
他の接続端子と共に一体的に連設されて適宜切断される
端子連結部6が設けられている。
【0008】接続部2は略箱型に形成され、スタビライ
ザ3、芯線圧着部4、被覆圧着部5、端子連結部6は断
面略U字形に形成されている。そして、接続部2は底板
7、この底板7の両側に連なる側板8、9、これらの側
板8、9を相互に内側に折曲げて突き合せた天板10
a、10b、更に天板10a、10bの後部が内側に折
曲げられた突片11a、11bにより囲まれている。
ザ3、芯線圧着部4、被覆圧着部5、端子連結部6は断
面略U字形に形成されている。そして、接続部2は底板
7、この底板7の両側に連なる側板8、9、これらの側
板8、9を相互に内側に折曲げて突き合せた天板10
a、10b、更に天板10a、10bの後部が内側に折
曲げられた突片11a、11bにより囲まれている。
【0009】また、側板8、9の一部は後方の基部を残
して図に示すように逆コ字形に打ち抜かれ、それぞれが
内側に折曲げられて可動支持片12、13が形成されて
いる。これらの可動支持片12、13と突片11a、1
1bとの間には、図4に示すように別体で先端部が閉じ
られた断面略袋状の弾性接触片14が嵌着されている。
この弾性接触片14は例えば接続端子1とほぼ同材質の
導電金属板を折曲して形成され、基部14a、折曲部1
4b、14b、相互に接近する傾斜部14c、14c、
相互に密着する接触部14d、14d、相互に外側に拡
開する自由端部14e、14eを有しており、接続端子
1の成形時に接続部2内に挿入される。ここで、基部1
4aは突片11a、11bに当接し、折曲部14b、1
4bは接続部2の内壁に密着している。そして、2つの
傾斜部14cは可動支持片12、13に沿って配置され
ている。
して図に示すように逆コ字形に打ち抜かれ、それぞれが
内側に折曲げられて可動支持片12、13が形成されて
いる。これらの可動支持片12、13と突片11a、1
1bとの間には、図4に示すように別体で先端部が閉じ
られた断面略袋状の弾性接触片14が嵌着されている。
この弾性接触片14は例えば接続端子1とほぼ同材質の
導電金属板を折曲して形成され、基部14a、折曲部1
4b、14b、相互に接近する傾斜部14c、14c、
相互に密着する接触部14d、14d、相互に外側に拡
開する自由端部14e、14eを有しており、接続端子
1の成形時に接続部2内に挿入される。ここで、基部1
4aは突片11a、11bに当接し、折曲部14b、1
4bは接続部2の内壁に密着している。そして、2つの
傾斜部14cは可動支持片12、13に沿って配置され
ている。
【0010】図示しない挿込接続端子を接続端子1の接
続部2に挿入すると、挿込接続端子は弾性接触片14の
接触部14d、14d間に挿し込まれ、接触部14d、
14d及び傾斜部14c、14cは外側に撓むと同時
に、可動支持片12、13に弾接する。従って、挿込接
続端子は弾性接触片14の接触部14d、14dで挟圧
されると同時に、可動支持片12、13の付勢力によっ
ても挟圧されることになる。
続部2に挿入すると、挿込接続端子は弾性接触片14の
接触部14d、14d間に挿し込まれ、接触部14d、
14d及び傾斜部14c、14cは外側に撓むと同時
に、可動支持片12、13に弾接する。従って、挿込接
続端子は弾性接触片14の接触部14d、14dで挟圧
されると同時に、可動支持片12、13の付勢力によっ
ても挟圧されることになる。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る接続端
子は、可動支持片の間に先端部が相互に密着した別体の
断面略袋状の弾性接触片を挿着したので、弾性接触片内
に挿込接続端子を挿入すると、弾性接触片の弾性力は可
動支持片の弾性力により補強され、弾性力の低い高導電
材から成る接続端子でも高い接触圧を得ることができ
る。
子は、可動支持片の間に先端部が相互に密着した別体の
断面略袋状の弾性接触片を挿着したので、弾性接触片内
に挿込接続端子を挿入すると、弾性接触片の弾性力は可
動支持片の弾性力により補強され、弾性力の低い高導電
材から成る接続端子でも高い接触圧を得ることができ
る。
【図1】本実施例の一部を断面とした平面図である。
【図2】側面図である。
【図3】正面図である。
【図4】弾性接触片の平面図である。
1 接続端子 2 接続部 12、13 可動支持片 14 弾性接触片 14a 基部 14b 折曲部 14c 傾斜部 14d 接触部
Claims (1)
- 【請求項1】 1枚の導電金属板を打抜き略箱型に折曲
げて成る接続部と、該接続部の両側板を切出し接続部内
に折り曲げて成る可動支持片とを有し、該可動支持片の
間に、別体の導電金属板を断面略袋状に折曲げて成る弾
性接触片を装着し、該弾性接触片の入口部を前記接続部
の入口側に向けて配置したことを特徴とする接続端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6430392U JP2583012Y2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 接続端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6430392U JP2583012Y2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 接続端子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0621166U JPH0621166U (ja) | 1994-03-18 |
JP2583012Y2 true JP2583012Y2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=13254352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6430392U Expired - Fee Related JP2583012Y2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 接続端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2583012Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001307808A (ja) * | 2000-04-18 | 2001-11-02 | Ryosei Electro-Circuit Systems Ltd | 接続端子 |
JP2003338334A (ja) * | 2002-05-20 | 2003-11-28 | Yazaki Corp | 雌端子およびその接続構造ならびにワイヤハーネス |
KR101717113B1 (ko) * | 2010-08-13 | 2017-03-16 | 한국단자공업 주식회사 | 접지 터미널 |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP6430392U patent/JP2583012Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0621166U (ja) | 1994-03-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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