JP2005536415A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 充填作業中に、分注ポートと乾燥粉末用の流路とを有するホッパから乾燥粉末を流動可能に分配する方法であって、
   第１の乾燥粉末の調合物に対応する複数の異なる選択された所定の変調周波数により変調された搬送周波数を含む第１の非線形の振動入力信号を発生するステップと、
   前記第１の非線形の振動入力信号を、前記第１の乾燥粉末の調合物が通過して流れる間に、乾燥粉末用流路と少なくとも１つの分注ポートとを有する分注ホッパに印加するステップと、
   前記第１の乾燥粉末の第１の計量された量を前記分注ポートを通して受取り部材に分配するステップと、
   を含む、方法。
2. 前記非線形の信号の選択された変調周波数が、第１の乾燥粉末の周知及び／又は所定の流動特性の周波数に対応し、かつ前記発生ステップは、乾燥粉末が凝集することなくほぼ均一で流動的な方法で流れるようにするために実行される、請求項１に記載の方法。
3. 前記入力信号が、乾燥粉末の調合物に対する質量流量解析で検出されるような、アバランシェ間の時間の観察された周波数の評価から得られる、請求項１に記載の方法。
4. 前記印加ステップが複数の選択された変調周波数の振動エネルギーを同時に印加するように実行される、請求項１に記載の方法。
5. 前記振動エネルギーの入力信号が前記ホッパ及び／又は乾燥粉末の電気−機械的な刺激によって発生される、請求項１に記載の方法。
6. 第１の非線形の入力信号“ｘ_signal ”は、数式：
   ｘ_signal ＝ ｘｆ₂ ＋ ｘｆ₃ ＋ ｘｆ₄ ＋… ｘｆ_n
   ［式中、ｆ₂、ｆ₃、ｆ₄、…、ｆ_nは、それぞれ、乾燥粉末のアバランシェに基づく解析スペクトルで最も多く観察される周波数に相当し、ｆ₂、ｆ₃、ｆ₄、…、ｆ_nと共に使用されるパラメーター“ｘ”は、観察された各周波数の振幅重み付けを表す変数である］から得られる、請求項１に記載の方法。
7. 前記の重み付けされた積算周波数成分１つ以上を、数学的位相調整で増幅する、請求項６に記載の方法。
8. ｆ₂、ｆ₃、ｆ₄は、乾燥粉末のアバランシェに基づく解析スペクトルで最も多く観察される周波数である、請求項６に記載の方法。
9. 乾燥粉末を分配するシステムであって、これは、
   少なくとも１つの分注ポートと内面及び外面を有する壁とを備え、中に乾燥粉末を保持するように構成されたホッパと、
   前記ホッパ内に配置されるある量の乾燥粉末と、
   動作に当たっては、乾燥粉末が前記分注ポートに向かって下向きに流れるときに、下向きの力ベクトルを少なくとも１つ有する速度を、乾燥粉末に与えるに十分な非線形の振動エネルギーを出力するように構成され、前記ホッパと動作できるように結合された少なくとも１つの振動エネルギーソースと、
   但し、前記非線形振動エネルギーは、第１の乾燥粉末の調合物に対応する複数の異なる選択された変調周波数により変調された搬送周波数を含み、
   前記振動エネルギーソースに指示して、選択された変調周波数により変調された搬送周波数を出力するように構成され、かつ前記ホッパ及び前記振動エネルギーソースと動作できるように結合された制御装置と、
   を含み、
   その場合、動作に当たっては、乾燥粉末が前記分注ポートに向かって下向きに流れるときに、下向きの力ベクトルを少なくとも１つ有する速度を乾燥粉末に与えるに十分な、第２の非線形振動エネルギーを出力するように、少なくとも１つの振動エネルギーソースが構成され、複数の異なる所定の変調周波数により変調された搬送周波数を含む第２の非線形振動エネルギーは、第１の非線形振動エネルギーとは異なり、かつ前記制御装置は、前記振動エネルギーソースに電気的に指示して、乾燥粉末が流れる間、関連した所定の周波数により変調された各搬送周波数で、第１又は第２の非線形振動エネルギーを出力するように構成される、システム。
10. 更に、制御モジュールと動作できるように結合された検出システムを含み、前記検出システムは、用量充填に関連するパラメーターを検出して、分配システムの電子調整用のフィードバックデーターを提供するように構成されている、請求項９に記載のシステム。