JP2005535809A - 舌部および溝を有する耐水性床張り材 - Google Patents

舌部および溝を有する耐水性床張り材 Download PDF

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Abstract

本発明は、床被覆パネル(10)が概ね平坦な第一および第二面(11,12)、第一連結部材および第二連結部材(20,22)を含む第一側縁および第二側縁(13,14)、ならびに床被覆パネル(10)の第一面(11)下への水の浸入を阻止するための湿気バリアを提供するために第一および第二連結部材(20,22)の少なくとも一つの少なくとも一部に選択的に付与されるバリア構成材を含む新規床被覆パネル(10)、および床被覆システムを提供する。バリア構成材(60)は、床被覆製造工程時に第一または第二連結部材(20,22)の少なくとも一方へ付与されてよい。

Description

本発明は、概ね、商業、工業または住宅環境に使用するための床被覆パネルに関する。更に具体的には、本発明は床被覆パネルの側縁に付与されるバリア構成材を有する連結部材を備えた床被覆パネルに関する。
床張りもしくはフローリング(flooring)用として、高圧ラミネートおよびファイバーボードコアラミネートを含む種々のラミネートを使用することは概ね既知である。床張り製品を製造するために使用されるファイバーボードコアラミネート、典型的には、ファイバーボードまたは有機複合コア層、装飾層、および樹脂含浸メラミン材による硬質平坦耐磨耗層を含む複数の層を含む。これらの層状構造は典型的には床被覆システムを創出するために設置現場で共に結合される標準サイズのパネルに形成される。
かかる床張りシステムの最上層は、しばしば、耐水性または水密性の材料から製造されるが、床被覆システム、床被覆システムを構築する隣接床被覆パネル間の継手部分で水による損害を受け易い。隣接床被覆パネル間の取り付け(シーム)の僅かな不完全性が水その他の液体を床パネル間の結合部へ浸入させ、それにより個別床パネルを損傷し、歪曲させ、磨耗を早め、または取り付けを劣化させる。更に、洗浄剤は、概ね、シームへの水の浸入を促進する界面活性剤を含む。床パネルの内層を形成する材料は完全な不透水性でないので、かかる内層は水または他の流体を吸収し、その結果として製品に損害を与え製品寿命を短縮する。
実際の住宅および商業環境において、ラミネートおよび木製フローリングは、しばしば、故意または偶然に液体と接触する。洗浄液による床の洗浄では、フローリングのシームでの膨潤量が35%に達する。事故による湿潤は溢れまたは動物もしくは子供の尿により発生する。これらの液体は、いずれも水よりも低い表面張力を有しかつ膨潤の原因になる二つの床被覆パネルの組み合わせにより形成されるシームへ移動し易い。
製造業者は、通常、製品の耐水性を改善するために床被覆パネルにパラフィンベース物質を適用する。しかし、かかる物質は概ね耐久性がなく、そのために床被覆システムの有効寿命に適した良好な耐水性を提供しない。更に、かかる物質は、また、例えば洗剤が床被覆材上に繰り返し使用される場合、または低表面張力物質がかかる床上に溢れる場合に、十分なバリアを提供しない。
結果として、水および他の液体に抵抗力のある強力かつ信頼性のある継手を有する床被覆パネルおよび床被覆パネルシステムに対するニーズが存在する。
[発明の概要]
具体化されかつここに記載の本発明によれば、本発明は、一形態として、床被覆パネルに関する。
床被覆パネルの形態において、本発明は、概ね平坦な第一面、および第一と反対側の概ね平坦な第二面を含む。第一面と第二面間にはそれぞれ第一側縁およびその反対側の第二側縁がある。パネルの第一縁内に第一連結部材があり、第一連結部材は、そこから突出する突起、および前記突起と第一面間の第一当接面を含む。対応する第二連結部材が前記パネルの第二縁内に形成されかつ前記突起(第一突起?)を受ける寸法および形状の凹部を含みかつ前記凹部と第一面間に第二当接面を含む。バリア構成材が、前記第一当接面および前記第二当接面の少なくとも一方の少なくとも一部に選択により付与されてよい。
使用時に、第一パネルの第一連結部材は、第二パネルの第二連結部材内に、前記バリア構成材が二つのパネルの第一当接面と第二当接面間に位置するように、受けられる。それにより付与されるバリア構成材との関係で、耐水性バリアが二つの連結部材間に形成される。複数のパネルが床被覆パネルシステムを形成するためにこのように共に結合され得る。
特に、バリア構成材は床被覆製造工程において所定点で第一当接面および第二当接面の少なくとも一方に付与されてよい。他の形態として、バリア構成材は第一および第二当接面の一方または両方の全面へ適用されてよい。更に、バリア構成材は通常使用条件下で二つの組み合わせた床被覆パネルのシーム(継ぎ目)への水または他の液体の浸入の可能性を実質的に減少する耐水性バリアを提供する。
本発明の他の利点は、続く説明に一部記載され、かつその説明から一部理解でき、または本発明の実施により理解できる。本発明の利点は、特に添付請求の範囲に記載の要素およびその組み合わせにより実現されかつ達成される。上記説明および続く詳細な説明は例示でありかつ本発明の解説にすぎずかつ請求項に記載の発明を限定するものでない。
本発明は、種々の改良および変更が当業者に理解されるので例示を意図して次の実施形態により詳細に説明される。本明細書および請求の範囲において使用される無冠詞および「前記」等の冠詞を付けた名詞はそれが使用されている内容から一つまたは複数を意味する。幾つかの実施形態を図面を参照して説明し、その説明において同様参照番号は図面を通して同様部を示す。
図1および2を参照すると、本発明は、一実施形態において、床被覆パネル10である。このパネル10は、概ね平坦な第一面11および第一面と反対側の概ね平坦な第二面12を含む。第一面11および第二面12間には第一側縁13およびその反対側の第二側縁14が延在し、その各々が床被覆パネルの長手に延在する。第一側縁13内には第一連結部材20が形成され、第一連結部材はそこから突出する突起21を含む。第一連結部材20は突起21と第一面11間に第一当接面50を更に含む。第二側縁14はそこに形成された対応する第二連結部材22を含み、第二連結部材は床被覆パネルのうちの第二床被覆パネルの突起21を受けることのできる寸法および形状の凹部23を含む。第二連結部材22は、また、凹部23と第一面11間に第二当接面52を含む。更に詳細に後述するバリア構成材60が、所望により第一当接面50または第二当接面52の少なくとも一方の少なくとも一部に選択的に付与される。複数の床被覆パネルが図1に示されたように床被覆システム15を形成するために共に結合できる。
本発明は、工業界で既知または将来的に開発されうる種々の構成の床被覆パネルを含む。例えば、床被覆パネルはファイバボードコアを有する積層材から製造できる。更に、本発明は、Formica(登録商標)およびWilson Art(登録商標)の商品名で市販されている高圧ラミネート等の他のタイプのラミネートで構成できる。同様に、天然有機材料、リサイクル材料または合成材料等の他の材料が床パネルを製造するために使用できる。更に、床被覆パネルは、Armstrong Flooring, Inc.(Lancaster, PA)の一部門Bruce Hardwood Floorsにより製造されたような、舌および溝付き木製のフローリング材であってよい。更に、本発明は、ここで更に詳細に説明するような再結合できない接着剤の形成により有益であるいずれのフローリング基板上にも好適に使用できる。
図2を参照すると、代表的ラミネート床パネルが複数の個別層で構成され、複数の層は次の幾つかまたは全てを含んでよい。即ち、裏層16、コア層17、装飾層18、および磨耗層19。種々の層が、パネルを形成するために、化学的接着剤、機械的結合材、または当業界で既知の他の手段により相互に接着、結合、または連結されてよい。上述の各層を含む実施形態において、概ね平坦な第一面11は、通常、磨耗層19の上面であり、他方、概ね平坦な第二面12は典型的には図2に示されたように裏層16の下面により形成される。パネル10が設置されるときに、裏層16はその下の副床(図示せず)に対面する。
裏層16は選択的であるが、裏層16は、コア層17が典型的には湿気または汚染物に対して完全不透過性でないので床被覆パネル10に対する耐湿性を改善する。更に、裏層16は全体的厚みを増加することによって床被覆パネル10の構造的一体性を改善し、かつ未塗布コア材の歪曲および磨耗傾向を減少させる。裏層16の構造は、例えば酸化アルミニウム(AlO2)により強化されかつ適宜硬化性樹脂を含浸したメラミンの透明シートを含んでよい。他の実施形態において、裏層16は、フェノール樹脂または他の天然、合成、またはリサイクル材料等の適宜湿気抵抗を持つ他の材料により構成されてよい。
代表的ラミネート床被覆パネルの次の層はコア層17である。一実施形態において、コア層17は、Louisiana Pacific、 Georgia Pacific、 Temple Inland、Weyerhauser等の会社から市販されているような中密度または高密度のファイバーボードから形成されてよい。許容できる結果を産出すると考えられている一つのファイバーボードによるコア材料は高密度ファイバーボードであり、これは900−960kg/m3で圧縮した硬質の木と軟質の木の繊維複合体である。かかるファイバーボードのコア材料は、通常、4または5フィート(1.22−1.52m)幅および18フィート(5.49m)長で利用可能である。他の実施形態において、異なる材料で構成されるか、または異なる特性を有するコア層17が利用でき、限定的でないがベニア板、チップボード、削片板等の木材ベース製品を含む。
一つの実施形態において、装飾または『デコール(decor)』層18は、コア層17の上面を実質的に被覆するシート状の紙を含む。装飾層18の可視側は色彩または模様等の所望の美観を表示する。例えば、現在の予想される或る模様は、模造硬質木製フローリング、模造セラミックタイルを含み、それぞれが広範囲のスタイル、陰影、および色彩を含む。今日予測されている模造硬質木製スタイルは、パイン、ハートパイン、桜、楓、ブナ、樫、およびマホガニを含む。模造タイルの外観が広範囲のスタイルで予想されており、種々のマーブルおよびセラミックタイル色を含み、セラミックタイルスタイルのグラウト線を含む。最近の他の予想される模様は、花柄模様、抽象画、幾何学図、および会社ロゴを含む。他の模様が製造業者または使用者の美観または設計目的に従って選択され得る。
装飾層18は熱硬化性樹脂を含浸しかつ所望美的色彩および/または模様を備えた紙から製造できる。実際の木製ベニア、粉末石、その他の材料を含む他の材料により装飾層18が形成されてよい。更に、カバー層17の上面へ直接または間接に印刷加工を施すことにより同様の装飾的外観を達成できる。かかる実施形態において、装飾層18は、コア層17へ塗布できるインキ、染料、顔料、または他の仕上げ物質を含む。選択的に、装飾的外観は、コア層17の上面をエッチング、バーニング(burning)、マーリング(marring)することにより付与できる。コア層17の上面上へかかる装飾的外観を付与するいずれの処理も、ここに記載の装飾層18を構成すると想定されている。選択的に、装飾的外観は、磨耗層19の上面へ直接付与されてもよく、この場合、磨耗層19は床被覆パネル10内の装飾層18の必要性を不要にする。
磨耗層19は、床被覆パネルを周囲環境から保護するために装飾層18に接着、結合または連結されてよい。一実施形態において、磨耗層19は、装飾層18の美的外観が磨耗層19により妨害されないように実質的に透明である。磨耗層19は選択的であるが、装飾層18に付与された美的画像の磨耗、汚染、劣化に対する床被覆パネル10の抵抗を床被覆パネル10内に磨耗層19を含むことによって概ね改善する。磨耗層19はAlO2で強化されかつ熱硬化性樹脂を含浸するメラミンシートを含んでよい。選択的に、磨耗層19はニス層または他のUV硬化性スクラッチ抵抗コーティングを含んでよい。更に、磨耗層19は適宜湿気抵抗を有しかつ床が受ける負荷および磨耗に対して弾性を有する、フェノール樹脂もしくは他の天然、合成、またはリサイクル材料等いずれの材料からも形成できる。
本発明の連結部材20および22は図1および3に示されたように二つの隣接する床被覆パネル10a,10bを共に結合するための手段を提供する。隣接パネルを結合するかかる手段の一図示例は、Moriau他によるUSP6,006,486(参考として全体が本願に組み込まれる)に示されている。
図2および3の図示形態において、床被覆パネル10の第一側縁13は第一連結部材20を含む。第一連結部材20は下側に形成されたリブ30を有する突起21を含む。第二側縁14上に、第二連結部材22は上リップ33、下リップ31、および下リップ31内に形成された戻り止め32を含む。凹部23が突起21を受ける寸法および形状で形成され、かつ戻り止め32はリブ30を受ける寸法および形状で形成されている。この実施形態において、戻り止め32およびリブ30は係止構造であり、これについて詳細に後述する。
図2および3を参照すると、隣接する床被覆パネル10bへのパネル10aの連結は、パネル10aの第一連結部材20をパネル10bの第二連結部材22へ設置することによって達成される。図示実施形態において、パネル10aの突起21の先端を水平上方から所定の角度でパネル10bの凹部23へ挿入し、次にパネル10aを時計方向に回転してパネル10aおよび10bを図示されたように実質的同一水平面内にする。
図示実施形態において、図3に示された四つの接触領域において二つのパネル10a,10bの対応する連結部材20,22間で接触が行われる。パネル10aの突起21は上リップ33およびパネル10bの下リップ31と接触領域40および41でそれぞれ接触する。接触領域40および41は実質的同一水平面内への両パネルの位置決めを助ける。パネル10aのリブ30(図2)は接触領域42でパネル10bの戻り止め32と係合する。この実施形態において、接触領域42は実質的に平面であるが、いずれかの接触領域は所望形態によりいずれの形状に形成されてもよい。実質的平面の接触領域42と実質的平坦な第二面12とにより形成される角度は、第二面12から接触領域42の平面に対して半時計方向に測定して、その間で鋭角を形成する。この構成は接触領域42における隣接パネル10a,10b間の接触力が、確実に、両パネルを相互に対して付勢しかつ緊密結合を促進する。パネル10aのリブ30と戻り止め32により形成される、この係合構造は、パネル10a,10bの側縁13,14に対して垂直であってそれぞれの第一面11に対して平行の方向における二つのパネル10a,10bの実質的分離を阻止する。他の接触領域43が、図3に示される実施形態において、パネル10aの第一当接面50とパネル10bの第二当接面52間の結合点で両パネルの各々の第一面11に隣接して存在する。
注記すべきことは、床被覆パネル10は、四辺形、矩形、および他の多角形形態を含む様々な形状および寸法で製造されてよいことである。四辺形および矩形パネルの場合、各パネルは四つの縁を有する。従って、本発明によれば、各パネル10は二つの第一側縁13、およびその反対側の二つの側縁14を含み、各側縁がパネル10の上下面11,12間に延在する。
同様に、図2および3の実施形態は単に解説目的であり、かつ本発明は将来開発されるまたは当業界で既知の他の連結形態に同様に適用できる。他の実施形態において、接触領域の数量、寸法、および場所は所望形態により変更できるが、異なる形態が本発明の範囲に含まれる。例えば、係止構造を伴わない舌および溝が本発明から有利に誘導できかつ本発明の範囲に属する。他の例として、実質的完全接触がパネルの組み合わせ縁全体に沿って維持される形態の舌および溝形態は、同様に本発明の範囲内に属すると想定されている。
バリア構成材60は、当業者に既知の方法により、選択的に、工場で床被覆パネルに所望場所および所望量で予め付設される。一例として、バリア構成材は所望場所にスプレイ形態で付与される。本発明によれば、バリア構成材60は、所望により、接触領域40−43等の第一または第二当接面50,52の少なくとも一方の少なくとも一部に選択により付設される。更に、バリア構成材60は、選択により、第一当接面50の少なくとも一部へ付与される。更に、バリア構成材60は、選択により、第二当接面52の少なくとも一部へ付与される。更に他の形態において、バリア構成材60は、選択により、相互に分離または対応する第一および第二当接面50,52の両方の少なくとも一部の所望場所に付与される。
図2および3の実施形態において、バリア構成材60は、選択により、接触領域43に対応する場所で第一当接面50の実質的全体にのみ付与される。『選択により付与される』は、バリア構成材60が付与の意図された領域にのみ付与されることを意味し、かつバリア構成材60が付与の選択または意図されていない領域または隣接領域へは付与されないことを意味する。
隣接パネル10a,10bが図3に示されたように共に組立てられる場合に、バリア構成材60は、第一および第二当接面50,52間に湿気バリアを形成し、そのようにして隣接パネル10a,10bの第一面に沿って水および他の液体が湿気バリアへ浸透することを防止する。他の実施形態において、バリア構成材60は、選択により、接触領域43に対応する場所で第二当接面52の実質的全体にのみ付与されてよい。更に他の実施形態において、バリア構成材60は、選択により、接触領域43に対応する場所で第一および第二当接面52の両方の実質的全体に付与されてよい。
他の実施形態において、バリア構成材60は、連結部50,52の一方または両方の或る部分または全体に付与されてよい。上述のごとく、種々の実施形態において、バリア構成材60は、選択により、第一当接面50上の複数の場所にのみ付与されてよい。または、バリア構成材60は第二当接面52上の複数の場所にのみ付与されてよい。他の実施形態において、バリア構成材60は、選択により、第一当接面50および第二当接面52の両方上の複数場所に付与されてよい。
他の実施形態において、バリア構成材60は、第一側縁13、第二側縁14、またはその両方の実質的全体に所望により付与されてよい。
知られているように、様々な方法が床被覆パネル10へバリア構成材60を付与するために使用できる。第一方法として、真空コーティング加工が利用できる。この方法では、床被覆パネルは、バリア構成材を圧力下で床被覆パネルのそれぞれの縁の一側へ付与する機械へ送られる。そのパネルの縁の反対側へ真空が付与されて過剰バリア構成材が床被覆パネルから除去される。過剰バリア構成材は、再使用のために容器へ戻される。かかる真空コーティング法は、圧力/真空比率の調整により、床被覆パネルへのバリア構成材の精確な付与を可能にする。
バリア構成材を床被覆パネルへ付与する他の方法として、ロールコートアプリケータの使用がある。この方法において、幾つかの大きい直径のローラが床被覆パネル上に塗布すべき領域に適合するように形成される。バリア構成材は転写ローラにより床被覆パネルへ塗布され、バリア構成材は供給容器から転写ローラに供給される。バリア構成材の塗布はこの塗布に使用されるパラメタを調製することにより精確に制御できる。
バリア構成材を床被覆パネルへ付与する他の方法として、マルチスプレイ・ヘッドアプリケータの使用がある。この方法は、精確かつ的確に必要量のバリア構成材をフローリング形態へ付与する。この方法において、マルチスプレイ・アプリケータにはバリア構成材を床被覆パネルの側縁の選択された部分上にスプレイするめにノズルが取り付けられかつ位置決めされる。マルチスプレイ・アプリケータは、高周波パルスによりバリア構成材を床被覆パネル上の所望一へ付与し、パルス運動がスプレイヘッドを清潔に保持するのに役立つ。バリア構成材は供給タンクから構成材料を吸引する従来ポンプシステムによりスプレイヘッドへ供給される。かかるスプレイ・アプリケータシステムは当業者に既知であり、かつSpraymation, Inc.(Ft. Lauderdable, FL)を含む製造業者から市販されている。
バリア構成材を付与する他の既存法、および将来開発されるバリア構成材の付与方法を含む、バリア構成材付与の他の方法が本発明に利用できる。
床被覆材に付与されるバリア構成材の量は、所望防水特性が得られる限り臨界的でない。一般的に、約0.1、0.5、2.0、または5.0gの構成材料が8”x48”(0.20x1.22m)のボードにつき、完成床被覆材の所望の水バリア特性を得る。
ここで使用される用語『バリア構成材』は、活性成分、即ち初期バリア特性を提供する化学物質、およびいずれかの溶剤、希釈剤または他の成分を含む構成材料を意味する。バリア構成材が、選択により,床被覆パネルへ付加される一形態として、活性成分は表面に関する耐水性または耐油性を提供するための使用に適したいずれの材料であってもよい。この目的から、次の非制限的材料リストが、バリア構成材の活性成分として利用できる。即ち、フッ素化合物、ステアリン酸塩、オイル、パラフィンワックス、アクリレート(ラテックス)ポリマーまたはシリコーンポリマーが使用できる。他の形態として、バリア構成材の活性成分はパラフィンワックスを含まない。更に他の形態として、バリア構成材は、合成イソパラフィンハイドロカーボンを含まない。更に、バリア構成材の活性成分は事実上フッ素化合物で構成される。
当業者に理解されるように、一つまたはそれ以上の、ここに開示の活性成分を含むバリア構成材の付加は、結果として床被覆パネルの表面の湿潤性を低下させる。床被覆パネルの湿潤性の低下は、組み合わせた対の床被覆パネルの継ぎ目への水、その他の損傷物質の浸入の可能性を減少させる。この水防止特性は、通常、水と接触する場所、例えば浴室、台所および他の領域での使用を床被覆材料の使用を可能にするために非常に重要である。
本発明によれば、床被覆システムを形成する、組み合わせた対の床被覆パネルの垂直縁の上部へ向けてバリア構成材を位置決めすることにより、耐久性のある効果的水防止もしくは水抵抗が得られることが知見された。かかるバリア構成材の選択的付与は当分野で知られていない。
一形態において、床被覆パネルへ付与するバリア構成材は活性成分としてフッ素化合物を含む。適宜フッ素化合物は、テキスタイルおよび他の材料に撥水性を付与するために使用されるものである。かかる材料は当業者に既知である。テキスタル材料に汚れまたは油抵抗を付与するために好適ないずれのフッ素化合物も本発明に使用できる。
フッ素化合物は、ブランド名のない一般的フルオロポリマーを含んでよい。適宜フッ素化合物テキスタイル処理剤は、制限的でないが、市販フッ素化合物合成物を含む。市販フッ素化合物合成物として、3M Corp.(St.Paul,MN)の製品、SCOTCHGUARD FC 255,SCOTCHGUARD FC 214−230、およびTEFLON, TEFLON 8070,TEFLON 8787およびDuPont (E.I.DuPont de Nemours Corp.,Wilmington, DE)から入手できるZonyl 8412等が本発明に使用できる。更に適宜フッ素化合物として、3M Specialty Chemicals DivisionのFX−1367FおよびFX−1355、DuPont Flooring SystemsのNRD−372、Advancd Polymer, Inc.(Carlstadt, NJ)のTG−232DおよびHoechst Celanese (Munich, Germany)のNuva3555が含まれる。これらのそして他の製造業者の他の同様フッ素化合物が同様に好適である。
本発明の一形態において、バリア構成材は有機溶剤を含まない。更に、バリア構成材の活性成分用希釈剤は水を含むか、または他の形態において、事実上、水で構成される。更に、バリア構成材は、活性成分水中乳濁または分散を含む。他の形態において、バリア構成材は実質的に非可燃性でありかつ耐爆発および耐火設備を使用しない工業的施設で利用できる。
特に、耐久的バリア構成材を得るために、ポリマー材の使用が活性成分として使用するのに望ましい。適宜ポリマーの非制限例として、シリコーンポリマー、アクリレート(ラテックス)ポリマー、およびフルオロポリマーが含まれる。かかる材料は、概ね、高分子量であり、かつ床被覆パネルにバリア構成材の耐久的設置を可能にする。別の形態において、バリア構成材は、床被覆材を少なくとも約六カ月間、または少なくとも約一年間、または少なくとも約五年間、または少なくとも約七年間、または少なくとも約十二年間、または床被覆システムの全使用期間にわたって永続させる処理を提供する。
本発明の一適宜形態において、バリア構成材はフルオロアルキルアクリレートコポリマーを含む。このフルオロアルキルアクリレートポリマーはエマルジョンで調製されてよい。本発明のバリア構成材構成に使用するかかるエマルジョンの特定例は、Unidyne TG−572およびTG−472(Daikin America, Signal Mtn., TN)である。TG−472は、約30重量%のフルオロアルキルアクリレートコポリマーおよび乳化剤、約5.4%のトリプロピレングリコールを含み、成分材料のバランスは水を含む。TG−572の構成は同様と考えられる。
バリア構成材は、ベンダにより供給される、即ち適切な、活性成分を含む約100重量%の構成材料を含む。ベンダにより供給される構成材料は、任意量の活性成分を含んでよい。しかし、かる構成材は通常は、水または他の溶媒における水防止化合物の溶液または分散液として供給される。意図されるように、ベンダにより供給されるバリア化合物の濃度は、本発明の使用に適したバリア構成材を提供するために適宜希釈が得られる限り重要でない。選択的に、バリア構成材料は、床被覆パネル上に使用する前に希釈されてよい。適宜溶剤が希釈に使用できるが、水が結果として活性成分の工業使用から環境衝撃を低減する。従って、バリア構成材は初期溶媒として水を含んでよい。
バリア構成材の活性成分は、或る形態において、架橋性もしくは架橋結合可能である。『架橋性』もしくは『架橋結合可能』の用語は、活性成分が反応またはそれ自体凝縮して、少なくとも約1.5倍または約2倍の分子量をもつ最終物質となるか、または3倍の分子量の非架橋活性成分となることを意味する。活性成分は、また、メラミン/ホルムアルデヒド樹脂等の第二材料に関して架橋結合可能であってよい。
活性成分は、バリア構成材を床被覆パネルに付与した後に、バリア構成材にエネルギを付与することにより架橋性であってよい。このエネルギは熱、赤外線ランプ、マイクロウエーブエネルギにより付与される。活性成分は、また、バリア構成材内への架橋剤の添加により架橋結合可能であってよい。他の形態において、活性成分は、加熱により実質的に架橋するが、付加的架橋が時と共に発生することがある。
バリア構成材中の活性成分の最終量は、広範囲に変化する。特に、バリア構成材中の活性成分(即ち水防止化合物(water barrier chemical))の量は、バリア構成材の約1,2,5,10,15,20,25,30,40または50重量%であってよく、いずれの値も適宜であれば最上および最下の終点を形成する。バリア構成材中の材料のバランスは基本的に水であり、少量の他の材料を伴う。
バリア構成材は、当業者に既知の添加物を含んでよい。特に、バリア構成材は、一つまたはそれ以上の界面活性剤、粘度調節剤、防腐剤、表面張力調節剤、または乳白剤を含んでよい。
当業者に理解されるように、活性成分の希釈は製造業者により供給される構成材料中の活性成分のタイプおよび量に大部で依存する。
本発明の重要な形態は、バリア構成材が床被覆パネルまたは床被覆パネルシステムに耐久性のある水抵抗または水防止処理を提供することである。『耐久性』の用語は、バリア構成材が水または他の液体が二つの組み合わせた床被覆パネルの継ぎ目へ浸入する可能性を実質的に減退させる処理を提供することを意味するために使用される。バリア構成材は、バリア構成材がパラフィンベースの構成材料により提供される場合に少なくとも二倍になる水バリアである。更に、本発明のバリア構成材は、水が少量の界面活性剤、即ち水の1重量%またはそれ以下の界面活性剤を含む場合であっても、上の継ぎ目へ浸入する水の量を少なくとも1/2または3/4まで減少させる。かかる減少は、少なくとも約10、約20、約40または約100の通常モップ掃除サイクルに相当する。ここで、『通常モップ掃除』の用語は、床被覆パネルシステムが通常の住居使用時に受ける清掃に対応する。更に、本発明のバリア構成材は、一週間に一回の通常モップ掃除サイクルに関し、耐久性水バリアを約一年、約二年、約五年、約七年、約十二年間、または特定床被覆パネルシステムの通常使用寿命年数に相当する期間、提供する。
更に、このバリア構成材を伴う床被覆パネルへ他の材料を付与することが可能である。特に、例えば舌部および溝付きフローリング材に耐水材を付与する従来法は、舌部および溝形態への耐水材の全体的かつ不特定付与に依存する。この全体的かつ不特定付与は、接着剤等の他の材料の連続的付与を防止してよい。その理由は、水バリア構成材が溝中の舌部の表面形態への接着剤(または他の材料)の耐久的接着を阻止することによる。或る状況では、水バリア特性を有するだけなく、接着剤が塗布できる床被覆パネルが望ましい。
かかる目的によれば、本発明は、床被覆パネルへの接着剤の選択的付与に関する発明について利用できる。この接着剤に関する発明は、同時出願中のUS特許出願(代理人事件番号19133.0026U1)に詳細に記載され、その開示はここに参考として組み込まれる。
床被覆パネルへのバリア構成材付与後に、熱を加えて溶剤をバリア構成材から除去しかつ/または活性成分の架橋、即ち硬化を可能にする。別の形態において、バリア構成材は約5秒、10秒、約30秒、約1分、約3分、約5分、約10分、または約20分間乾燥させ、いずれかの値で適宜上または下の終点を形成する。活性成分の乾燥かつ/または架橋のための温度は、約100°F(37.8℃)、約120°F(48.2℃)、約140°F(60℃)、約160°F(71.1℃)、約180°F(82.2℃)、約200°F(93.3℃)または約220°F(104.4℃)であってよく、いずれかの値で適宜上または下の終点を形成する。或る形態において、床被覆パネルを少なくとも180°F(82.2℃)まで少なくとも10秒間加熱することが重要である。
バリア構成材は当業者に既知のように、添加物を含んでよい。特に、バリア構成材、一つまたはそれ以上の界面活性剤、粘度調節剤、防腐剤、表面張力調節剤、または乳白剤を含んでよい。
床被覆パネルの防水のみが所望され、例えば同時特許出願、代理人事件番号19133.0026U1に開示かつ請求されるように、工場での予備接着が必要ない場合には、バリア構成材は、例えば防水が上下両方に付与されるような、例外的に完全な防水をパネルに施すために床被覆パネルの全体に付与する。かかる形態において、架橋ポリマーは本発明のバリア構成材の活性成分を形成し、バリア構成材は第一または第二当接面の全部に付与される。
この形態において、バリア構成材の活性成分は、架橋結合可能でなければならず、さもなければ床被覆パネルが商業設備または住宅用に組立てられるときに架橋される。本発明のこの形態において、架橋性材料はシリコーン、アクリルポリマー、またはフルオロポリマーであってよい。フルオロポリマーの場合に、架橋性材料は本明細書に記載のようにフルオロアクリレートポリマーであってよい。
次の実施例は、本願で請求の装置および構成を如何に製造しかつ評価するかに関する完全な開示および説明を当業者に提供するために記載され、かつ本発明の単なる例示であり、かつ発明者が発明と考える範囲を制限するものでない。数字(例えば量、温度等)に関する精度を確実にするための努力がなされているが、
幾らかの誤りおよび逸脱が考慮されるべきである。反対記載がない限り、部は重量部であり、温度は°F(℃)であるか、または周囲温度であり、かつ圧力は大気または略大気である。
[継ぎ目の滲出または膨張テスト]
設備
1. 配管工用パテ
2. デジタルカリバス
3. 2%洗浄溶液赤染料40入りアイボリィ(H2Oよりも相当に低い表面張力)(非常に過酷なテスト)
4. 10mlメモリ付きシリンダ
5. ラミネート剪断用歯付き鋸
[継ぎ目テストの手順(図4)]
1. テストすべきサンプルとしてのパネルの長手に12インチのカットマークを付ける。
2. 溝側で上リップの縁上から約1.5インチ離れて三つの2インチリングRのマークを付ける。
3. 各リングR内で約1/2インチ離れて三つのマークを付ける。
4. デジタルカリバスによりマークの各々でパネルの厚みを測定する。
5. 二つのパネル210a,210bを共に結合しかつサンプルを切断分離する。
6. 所望時間フラット水平場所に設置する。
7. 配管工用パテのリングRを各々のマークのまわりに置く。
8. パネル結合後の所望時間に、10mlの赤色洗浄液Sを各リングへ注ぎ、かつその洗浄液がジョイントJを通過または蒸発するまで、フラット水平位置に妨害することなく設置する。洗浄液は、2%液、例えば少量の実際の食品着色剤を添加したIvory(登録商標)または液体Ajax(登録商標)皿洗い洗剤を含む。
10. 二つのパネルを分離して同一マーク場所を再測定する。更に、赤色染料溶液がジョイントへどの程度浸透したか観察する。スプレイ(spraymation)ヘッドを使用した。約1gまたはそれ以下の25%TG472または571/75%水構成材料。8”x48”(0.20x1.22m)のラミネート床被覆材。バリア構成材は場所50/52に付与された。
[継ぎ目滲出および膨張]
4時間% 72時間%
B Flexipel XPCのみ 9.96 2.98
(比較)
D Unidyne TG−571 16.70 4.31
E Unidyne TG−472 1.84 0.87
G Virgin Control 24.45 23.68
(比較)
H Paraffin Control 30.66 25.63
(比較)
I 競合床被覆材 21.17 21.49
(パラフィンワックスで処理される比較)
Flexipel XPC(Innovative Chemical Technologies, Cartersville, GA)は合成炭化水素(97−98%)およびペルフルオリネーティドポリマー(2−3%)。
Unidyne 571および472はフルオロアクリレートポリマーエマルジョンである。床被覆パネルに付与後に、床被覆パネルを10−30秒間180°F (82.2℃)で処理した。
液体添加後に継ぎ目での滲出および膨張を床材の厚みの%変化として測定した。
上記結果から明らかなように、フルオロアクリレートポリマーはその他の試験材料の水バリアを著しく改善した。
当業者に理解されるように、種々の改変および変更が本発明の範囲および主旨から逸脱することなく本発明に行うことができる。本発明の他の形態はここに開示の明細書および実施例を考慮することにより当業者には明らかであろう。明細書および実施形態は例示と考えられるべきであり、本発明の真の範囲および精神は特許請求の範囲により示されている。
床被覆パネルシステムを形成するために共に連結された複数の床被覆パネルの上面図である。 本発明による床被覆パネルの一実施形態の断面側面図である。 図2による一対の床被覆パネルの側部分断面図である。 本発明の床被覆パネルに連結された耐水性を試験するために使用される試験設備の概略図である。

Claims (19)

  1. イ.概ね平坦な第一面、
    ロ.概ね平坦な第二面、
    ハ.前記第一面と前記第二面間にそれぞれ延在する第一側縁およびその反対側の第二側縁、
    ニ.パネルの第一縁内に形成されかつそこから突出する突起を含む第一連結部材、および前記突起と前記第一面間の第一当接面、
    ホ.前記パネルの第二側縁内に形成されかつ前記突起を受ける寸法および形状の凹部を含みかつ前記凹部と前記第一面間に第二当接面を含む第二連結部材、ならびに
    ヘ.前記第一当接面および前記第二当接面の少なくとも一方の少なくとも一部に選択により付与されたバリア構成材、
    を含む床被覆パネル。
  2. 第一および第二床被覆パネルを更に含み、前記第一床被覆パネルの第一連結部材は第二床被覆パネルの第二連結部材内に受けられ、かつ第一床被覆パネルの第一当接面の少なくとも一部が第二床被覆パネルの第二当接面の少なくとも一部と接触し、前記バリア構成材が第一当接面と第二当接面間に位置しかつ前記第一面から床被覆パネルへ浸入する湿気に対するバリアを形成している、請求項1の床被覆パネル。
  3. 前記バリア構成材は第一当接面の実質的全体に沿って付与されている、請求項1の床被覆パネル。
  4. 前記バリア構成材は第二当接面の実質的全体に沿って付与されている、請求項1の床被覆パネル。
  5. 前記バリア構成材は第一当接面の実質的全体に沿ってかつ第二当接面の実質的全体に沿って付与されている、請求項1の床被覆パネル。
  6. 前記バリア構成材は第一当接面の上面に隣接する一部に沿って選択により付与されている、請求項1の床被覆パネル。
  7. 前記バリア構成材は第二当接面の上面に隣接する一部に沿って選択により付与されている、請求項1の床被覆パネル。
  8. 前記バリア構成材は第一当接面の上面に隣接する一部に沿ってかつ第二当接面の上面に隣接する一部に沿って選択により付与されている、請求項1の床被覆パネル。
  9. 前記バリア構成材は、フルオロケミカル、金属ステアリン酸塩類、オイル、ワックス、アクリレートポリマー、またはシリコーンポリマーの一つまたはそれ以上を含む活性成分を含む、請求項1の床被覆パネル。
  10. 前記活性成分は架橋性である、請求項9の床被覆パネル。
  11. 前記活性成分はフルオロケミカルを含む、請求項9の床被覆パネル。
  12. 前記フルオロケミカルはフルオロポリマーを含む、請求項11の床被覆パネル。
  13. 前記フルオロポリマーはフルオロアクリレートポリマーを含む、請求項12の床被覆パネル。
  14. 第二床被覆パネルに組み合わせるのに適した床被覆パネルであって、前記床被覆パネルは舌部および溝形態を形成する領域の少なくとも一部に付与された架橋性ポリマーを有し、それにより前記架橋性ポリマーが少なくとも一部で架橋しかつ床被覆パネルが少なくとも一つの第二床被覆パネルと組み合わされるときに耐水性バリアを提供する、床被覆パネル。
  15. 前記架橋性ポリマーは前記舌部および溝形態の垂直縁に付与され、前記垂直縁は前記床被覆パネルの上縁を含む、請求項14の床被覆パネル。
  16. 前記床被覆パネルは第二床被覆パネルに組み合わされている、請求項14の床被覆パネル。
  17. 前記第二床被覆パネルは第一床被覆パネルの垂直縁に対応する垂直縁に付与された架橋性ポリマーを含む、請求項16の床被覆パネル。
  18. 前記架橋性ポリマーは水バリアを提供し、それにより架橋ポリマーバリア構成材で処理されない床被覆システムの浸水量と比較して床被覆システムへの浸水量を実質的に減少する、請求項16の床被覆パネル。
  19. 前記架橋性ポリマーは、シリコーンポリマー、アクリレートポリマー、またはフルオロポリマーの一つまたはそれ以上を含む、請求項14の床被覆パネル。
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