JP4358740B2 - 予備接着した舌部および溝を有する床張り材 - Google Patents

予備接着した舌部および溝を有する床張り材 Download PDF

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Description

本発明は、概ね、商業、工業または住宅環境に使用するための床被覆パネルに関する。更に具体的には、本発明は、少なくとも一つの連結部材上の少なくとも一つの場所に接着剤構成物が付与された複数の相補的連結部材を有する床被覆パネルに関し、前記接着剤構成物は床被覆パネルに予め付与されてよい。
床張りもしくはフローリング(flooring)用として、高圧ラミネートおよびファイバーボードコアラミネートを含む種々のラミネートを使用することは概ね既知である。床張り製品を製造するために使用されるファイバーボードコアラミネート、典型的には、ファイバーボードまたは有機複合コア層、装飾層、および樹脂含浸メラミン材による硬質平坦耐磨耗層を含む複数の層を含む。これらの層状構造は典型的には床被覆システムを創出するために設置現場で共に結合される標準サイズのパネルに形成される。
更に近年では、住宅および商業施設において壁から壁までカーペットを敷きつめる用途は衰退している。その代わりに、内装業者は、硬木製床張りを含む「伝統的」設計を採用する傾向がある。かかる硬い木の床張りは、概ね舌部および溝設計を含む。
或る従来床被覆パネルは、組立て直前に設置者が液体接着剤を連結部材に塗布した舌部および溝付き連結部材を使用する。液体接着剤はパネル間接着を促進するが、使用する接着剤の量を調整することが困難であるために、設置工程に時間がかかり信頼性に欠ける。更に、パネルが設置されるときに、連結部材からパネルの可視面または下側に過剰に接着剤が圧搾される。
この問題を解決するために、或る製造業者は連結形態を改良し、界面取り付けまたはスナップ式係止による取り付けが行われ、かつ複数パネルを相互に付勢し、かつ接着剤を使用することなくパネル間連結を維持しようとしている。これらの設計は、概ね設置方法を容易にする。しかし、全体的に連結の一体性に関する問題を提起する。例えば、機械的係止機構は時間の経過と共に磨耗し、それにより係止力が低下し、結果的にパネル間に遊びおよび可視間隙を作る。更に、かかる幾つかの連結部材の強度は、連結部材に塗布された接着剤を有する製品のそれよりも著しく低下している。
上記に照らして、床被覆パネル、および強力で信頼性のある連結部材を有する床被覆パネルシステムに対するニーズが工業界に存在する。更に、床被覆パネル、および床被覆パネルシステムの設置時に付与する必要がなく、所望量が所望場所に予め付与された接着剤構成物を連結部材内に有する床被覆パネルシステムに対するニーズが存在する。
[発明の概要]
具体化されかつここに記載の本発明によれば、本発明は、一形態として、床被覆パネルに関する。この形態において、本発明は、概ね平坦な第一面、および第一と反対側の概ね平坦な第二面を含む。第一面と第二面間にはそれぞれ第一側縁およびその反対側の第二側縁がある。床被覆パネルの第一縁内に第一連結部材があり、第一連結部材は、そこから突出する突起を含む。対応する相補的第二連結部材が前記パネルの第二側縁内に形成されかつ第一突起を受ける寸法および形状の凹部を含む。接着剤構成物が第一連結部材および第二連結部材の少なくとも一方の少なくとも一部に選択により付与されている。
使用時に、第一パネルの第一連結部材は、第二パネルの第二連結部材内に、前記接着剤構成物が二つのパネルの第一連結部材と第二連結部材間に位置するように、受けられる。それにより接着剤による結合が二つの連結部材間に形成される。複数のパネルがこのようにして連結でき、床被覆パネルシステムを形成する。
特に、接着剤構成物は床被覆製造工程時に第一および第二連結部材の少なくとも一方に付与されてよい。他の形態として、接着剤構成物は、組み合わされる床被覆パネル間に耐久性のある結合を形成する実質的に再固着不可結合(non-refastenable bond)を提供する。
本発明の他の利点は、続く説明に一部記載され、かつその説明から一部理解でき、または本発明の実施により理解できる。本発明の利点は、特に添付請求の範囲に記載の要素およびその組み合わせにより実現されかつ達成される。上記説明および続く詳細な説明は例示でありかつ本発明の解説にすぎずかつ請求項に記載の発明を限定するものでない。
本発明は、種々の改良および変更が当業者に理解されるので例示を意図して次の実施形態により詳細に説明される。本明細書および請求の範囲において使用される不定冠詞の名詞および「前記」等の冠詞を付けた名詞はそれが使用されている内容から一つまたは複数を意味する。幾つかの実施形態を図面を参照して説明し、その説明において同様参照番号は図面を通して同様部を示す。
図1および2を参照すると、本発明は、一実施形態において、床被覆パネル10である。このパネル10は、概ね平坦な第一面11および第一面と反対側の概ね平坦な第二面12を含む。第一面11および第二面12間には第一側縁13およびその反対側の第二側縁14が延在し、その各々が床被覆パネルの長手に延在する。第一側縁13内には第一連結部材20が形成され、第一連結部材はそこから突出する突起21を含む。第二側縁14には相補的第二連結部材22が含まれ、第二連結部材は床被覆パネルの第二の一つの突起21を受ける寸法および形状の凹部23を含む。詳細に後述する接着剤構成物24が所望により第一および第二連結部材20,22の少なくとも一方の少なくとも一部に選択により付与されている。複数の床被覆パネルが、図1に示されたような床被覆パネルシステム15を形成するために共に連結される。
本発明は、工業界で既知または将来的に開発されうる種々の構成の床被覆パネルを含む。例えば、床被覆パネルはファイバボードコアを有する積層材から製造できる。更に、本発明は、Formica(登録商標)およびWilson Art(登録商標)の商品名で市販されている高圧ラミネート等の他のタイプのラミネートで構成できる。同様に、天然有機材料、リサイクル材料または合成材料等の他の材料が床パネルを製造するために使用できる。更に、床被覆パネルは、Armstrong Flooring, Inc.(Lancaster, PA)の一部門Bruce Hardwood Floorsにより製造されたような、舌部および溝付き木製のフローリング材であってよい。更に、本発明は、ここで更に詳細に説明するような再固着できない結合を含むことが有益であるいずれのフローリング基板上にも好適に使用できる。
図2を参照すると、代表的ラミネート床パネルが複数の個別層で構成され、複数の層は次の幾つかまたは全てを含んでよい。即ち、裏層16、コア層17、装飾層18、および磨耗層19。種々の層が、パネルを形成するために、化学的接着剤、機械的結合材、または当業界で既知の他の手段により相互に接着、結合、または連結されてよい。上述の各層を含む実施形態において、概ね平坦な第一面11は、通常、磨耗層19の上面であり、他方、概ね平坦な第二面12は典型的には図2に示されたように裏層16の下面により形成される。パネル10が設置されるときに、裏層16はその下の副床(図示せず)に対面する。
裏層16は選択的であるが、裏層16は、コア層17が典型的には湿気または汚染物に対して完全不透過性でないので床被覆パネル10に対する耐湿性を改善する。更に、裏層16は全体的厚みを増加することによって床被覆パネル10の構造的一体性を改善し、かつ未塗布コア材の歪曲および磨耗傾向を減少させる。裏層16の構造は、例えば酸化アルミニウム(AlO2)により強化されかつ適宜硬化性樹脂を含浸したメラミンの透明シートを含んでよい。他の実施形態において、裏層16は、フェノール樹脂または他の天然、合成、またはリサイクル材料等の適宜湿気抵抗を持つ他の材料により構成されてよい。
代表的ラミネート床被覆パネルの次の層はコア層17である。一実施形態において、コア層17は、Louisiana Pacific、 Georgia Pacific、 Temple Inland、Weyerhauser等の会社から市販されているような中密度または高密度のファイバーボードから形成されてよい。許容できる結果を産出すると考えられている一つのファイバーボードによるコア材料は高密度ファイバーボードであり、これは900−960kg/m3で圧縮した硬質の木と軟質の木の繊維複合体である。かかるファイバーボードのコア材料は、通常、4または5フィート(1.22−1.52m)幅および18フィート(5.49m)長で利用可能である。他の実施形態において、異なる材料で構成されるか、または異なる特性を有するコア層17が利用でき、限定的でないがベニア板、チップボード、削片板等の木材ベース製品を含む。
一つの実施形態において、装飾または『デコール(decor)』層18は、コア層17の上面を実質的に被覆するシート状の紙を含む。装飾層18の可視側は色彩または模様等の所望の美観を表示する。例えば、現在の予想される或る模様は、模造硬質木製フローリング、模造セラミックタイルを含み、それぞれが広範囲のスタイル、陰影、および色彩を含む。今日予測されている模造硬質木製スタイルは、パイン、ハートパイン、桜、楓、ブナ、樫、およびマホガニを含む。模造タイルの外観が広範囲のスタイルで予想されており、種々のマーブルおよびセラミックタイル色を含み、セラミックタイルスタイルのグラウト線を含む。最近の他の予想される模様は、花柄模様、抽象画、幾何学図、および会社ロゴを含む。他の模様が製造業者または使用者の美観または設計目的に従って選択され得る。
装飾層18は熱硬化性樹脂を含浸しかつ所望美的色彩および/または模様を備えた紙から製造できる。実際の木製ベニア、粉末石、その他の材料を含む他の材料により装飾層18が形成されてよい。更に、カバー層17の上面へ直接または間接に印刷加工を施すことにより同様の装飾的外観を達成できる。かかる実施形態において、装飾層18は、コア層17へ塗布できるインキ、染料、顔料、または他の仕上げ物質を含む。選択的に、装飾的外観は、コア層17の上面をエッチング、バーニング(burning)、マーリング(marring)することにより付与できる。コア層17の上面上へかかる装飾的外観を付与するいずれの処理も、ここに記載の装飾層18を構成すると想定されている。選択的に、装飾的外観は、磨耗層19の上面へ直接付与されてもよく、この場合、磨耗層19は床被覆パネル10内の装飾層18の必要性を不要にする。
磨耗層19は、床被覆パネルを周囲環境から保護するために装飾層18に接着、結合または連結されてよい。一実施形態において、磨耗層19は、装飾層18の美的外観が磨耗層19により妨害されないように実質的に透明である。磨耗層19は選択的であるが、装飾層18に付与された美的画像の磨耗、汚染、劣化に対する床被覆パネル10の抵抗を床被覆パネル10内に磨耗層19を含むことによって概ね改善する。磨耗層19はAlO2で強化されかつ熱硬化性樹脂を含浸するメラミンシートを含んでよい。選択的に、磨耗層19はニス層または他のUV硬化性スクラッチ抵抗コーティングを含んでよい。更に、磨耗層19は適宜湿気抵抗を有しかつ床が受ける負荷および磨耗に対して弾性を有する、フェノール樹脂もしくは他の天然、合成、またはリサイクル材料等いずれの材料からも形成できる。
本発明の連結部材20および22は図1および3に示されたように二つの隣接する床被覆パネル10a,10bを共に結合するための手段を提供する。隣接パネルを結合するかかる手段の一図示例は、Moriau他によるUSP6,006,486(参考として全体が本願に組み込まれる)に示されている。
図2および3の図示形態において、床被覆パネル10の第一側縁13は第一連結部材20を含む。第一連結部材20は下側に形成されたリブ30を有する突起21を含む。第二側縁14上に、第二連結部材22は上リップ33、下リップ31、および下リップ31内に形成された戻り止め32を含む。凹部23が突起21を受ける寸法および形状で形成され、かつ戻り止め32はリブ30を受ける寸法および形状で形成されている。この実施形態において、戻り止め32およびリブ30は係止構造であり、これについて詳細に後述する。
図2および3を参照すると、隣接する床被覆パネル10bへのパネル10aの連結は、パネル10aの第一連結部材20をパネル10bの第二連結部材22へ設置することによって達成される。図示実施形態において、パネル10aの突起21の先端を水平上方から所定の角度でパネル10bの凹部23へ挿入し、次にパネル10aを時計方向に回転してパネル10aおよび10bを図示されたように実質的同一水平面内にする。
図示実施形態において、図3に示された四つの接触領域において二つのパネル10a,10bの対応する連結部材20,22間で接触が行われる。パネル10aの突起21は上リップ33およびパネル10bの下リップ31と接触領域40および41でそれぞれ接触する。接触領域40および41は実質的同一水平面内への両パネルの位置決めを助ける。パネル10aのリブ30(図2)は接触領域42でパネル10bの戻り止め32と係合する。この実施形態において、接触領域42は実質的に平面であるが、いずれかの接触領域は所望形態によりいずれの形状に形成されてもよい。実質的平面の接触領域42と実質的平坦な第二面12とにより形成される角度は、第二面12から接触領域42の平面に対して半時計方向に測定して、その間で鋭角を形成する。この構成は接触領域42における隣接パネル10a,10b間の接触力が、確実に、両パネルを相互に対して付勢しかつ緊密結合を促進する。パネル10aのリブ30と戻り止め32により形成される、この係合構造は、パネル10a,10bの側縁13,14に対して垂直であってそれぞれの第一面11に対して平行の方向における二つのパネル10a,10bの実質的分離を阻止する。他の接触領域43が、図3に示される実施形態において、各パネル10a,10bの第一面11に隣接して存在する。
注記すべきことは、床被覆パネル10は、四辺形、矩形、および他の多角形形態を含む様々な形状および寸法で製造されてよいことである。四辺形および矩形パネルの場合、各パネルは四つの縁を有する。従って、本発明によれば、各パネル10は二つの第一側縁13、およびその反対側の二つの側縁14を含み、各側縁がパネル10の上下面11,12間に延在する。
同様に、図2および3の実施形態は単に解説目的であり、かつ本発明は将来開発されるまたは当業界で既知の他の連結形態に同様に適用できる。他の実施形態において、接触領域の数量、寸法、および場所は所望形態により変更できるが、異なる形態が本発明の範囲に含まれる。例えば、係止構造を伴わない舌部および溝が本発明から有利に誘導できかつ本発明の範囲に属する。他の例として、実質的完全接触がパネルの組み合わせ縁全体に沿って維持される形態の舌部および溝形態は、同様に本発明の範囲内に属すると想定されている。
接着剤構成物24は、当業者に既知の方法により、選択的に、工場で床被覆パネルに所望場所および所望量で予め付与される。一例として、接着剤構成物は所望場所にスプレイ形態またはビード形態で付与される。本発明によれば、接着剤構成物24は、所望により、接触領域40−43等の第一または第二連結部材20,22の少なくとも一方の少なくとも一部に選択により付与される。更に、接着剤構成物24は、選択により、第一連結部材20の少なくとも一部へ付与される。更に、接着剤構成物24は、選択により、第二連結部材22の少なくとも一部へ付与される。更に他の形態において、接着剤構成物24は、選択により、相互に分離または対応する第一および第二連結部材20,22の両方の少なくとも一部の所望場所に付与される。
図2および3の実施形態において、接着剤構成物24は、選択により、接触領域42に対応する場所でリブ30にのみ付与される。『選択により付与される』は、接着剤構成物24の付与が意図された領域にのみ付与されることを意味し、かつ接着剤構成物24の付与が選択または意図されていない領域または隣接領域へは付与されないことを意味する。
隣接パネル10a,10bが図3に示されたように共に組立てられる場合に、接着剤構成物24は、リブ30と戻り止め32間に接着剤結合を形成する。他の実施形態において、接着剤構成物24は、接触領域42に対応する場所で戻り止め32にのみ選択により付与されてよい。更に他の実施形態において、接着剤構成物240は、接触領域42に対応する場所でリブ30および戻り止め32の両方へ選択により付与されてよい。
他の実施形態において、接着剤構成物24は、連結部材20,22の一方または両方の場所に付与されてよく、かつ特定連結形態のための全接触領域またはある接触領域に対応する場所に付与されてよい。上述のごとく、種々の実施形態において、接着剤構成物24は、一つまたはそれ以上の接触領域に対応する第一連結部材20上の場所にのみ選択により付与されてよい。または、接着剤構成物24は、一つまたはそれ以上の上述の接触領域に対応する第二連結部材22上の場所にのみ付与されてよい。他の実施形態において、接着剤構成物24は、所望により一つまたはそれ以上の接触領域に対応する第一連結部材20および第二連結部材22の両方上の場所に選択により付与されてよい。
更に他の実施形態において、接着剤構成物24は、第一側縁13、第二側縁14、またはその両方の実質的全体に所望により付与されてよい。
知られているように、様々な方法が床被覆パネル10へ接着剤構成物24を付与するために使用できる。第一方法として、真空コーティング加工が利用できる。この方法では、床被覆パネルは、接着剤構成物を圧力下で床被覆パネルのそれぞれの縁の一側へ付与する機械へ送られる。そのパネルの縁の反対側へ真空が付与されて過剰接着剤構成物が床被覆パネルから除去される。過剰接着剤構成物は、再使用のために容器へ戻される。かかる真空コーティング法は、圧力/真空比率の調整により、床被覆パネルへの接着剤構成物の精確な付与を可能にする。
接着剤構成物を床被覆パネルへ付与する他の方法として、ロールコートアプリケータの使用がある。この方法において、幾つかの大きい直径のローラが床被覆パネル上に塗布すべき領域に適合するように形成される。接着剤構成物は転写ローラにより床被覆パネルへ塗布され、接着剤構成物は供給容器から転写ローラに供給される。接着剤構成物の塗布はこの塗布に使用されるパラメタを調製することにより精確に制御できる。
接着剤構成物を床被覆パネルへ付与する他の方法として、マルチスプレイ・ヘッドアプリケータの使用がある。この方法は、精確かつ的確に必要量の接着剤構成物をフローリング形態へ付与する。この方法において、マルチスプレイ・アプリケータには接着剤構成物を床被覆パネルの側縁の選択された部分上にスプレイするめにノズルが取り付けられかつ位置決めされる。マルチスプレイ・アプリケータは、高周波パルスにより接着剤構成物を床被覆パネル上の所望一へ付与し、パルス運動がスプレイヘッドを清潔に保持するのに役立つ。接着剤構成物は供給タンクから構成材料を吸引する従来ポンプシステムによりスプレイヘッドへ供給される。かかるスプレイ・アプリケータシステムは当業者に既知であり、かつNordson Corp.(Westlake, OH)、ITW Dynatec America (Hendersonville, TN)および3M Corp.(St. Paul, MN)を含む製造業者から市販されている。
接着剤構成物を付与する他の既存法、および将来開発される接着剤構成物の付与方法を含む、接着剤構成物を付与する他の方法が本発明に利用できる。
床被覆材に付与される接着剤構成物の重量は、48”(1.22m)のボードにつき約0.1〜2.0gであってよい。更に、接着剤塗布重量は、48”(1.22m)のボードにつき、約0.1、0.4、0.5、0.7、0.9、1.0、1.2、1.5、1.9または2.0gである。接着剤の約一つから約四つのビードがボードの縁に沿って付与される。
接着剤構成物の主成分は、一つまたはそれ以上のアクリルラテックスポリマーまたは他の同様ポリマーを含む。かかる成分は、USP4,477,622に詳細に説明されており、その開示は参考として全体がここに組み込まれる。接着剤構成物としての使用に適した材料は、USP6,290,801に記載されており、その開示は参考として全体がここに組み込まれる。
他の形態において、接着剤構成物の主成分は、ポリクロロプレン、ポリウレタン、スチレンイソプレンコポリマー、スチレンブタジエンコポリマー、ポリイミド、ポリビニルクロリド、ニトロセルロース、ポイソプレン、アクリロニトリルブタジエンイソプレンターポリマー、ブタジエンメタクリロニトリルコポリマー、またはポリエチレンビニルアセテートコポリマーの一つのまたはそれ以上を含んでよい。
他の形態において、接着剤構成物は、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、または2−エチレヘキシルアクリレートを含む一つまたはそれ以上のモノマーから誘導されるアクリルポリマーを含む。
本発明の特定形態において、接着剤構成物に使用されるポリマーは、約20から40°または約25から約35°CのTgを有するアクリルポリマーの一つと配合したビニルアクリルポリマー、および約10から約30°Cまたは約15から約25°CのTgを有する第二アクリルポリマーを含む。第一および第二アクリルポリマーの配合は、第一アクリルポリマーの約50から70全重量%ポリマー、および第二アクリルポリマーの約50から70全重量%ポリマーから成る。混合状態の第一および第二アクリルポリマーはアクリル酸の約1から約8モルのアルキルエステル、および約60から80%が加水分解された完全加水分解ポリ(ビニル)アルコールを含む。このポリマーブレンドの特に市場で利用できる形態が、AAT-1311-3としてAdvance Adhesive Technologies, Inc. (Dalton, GA)により供給されている。
本発明の接着剤構成物に使用できる他のポリマーブレンドは、上述のAAT−1311−3とエチレンビニルアセテートコポリマー(EVA)とアクリルラテックスのブレンドである。EVAポリマーのTgは、約−10から約+10°Cまたは約−5から約+5°Cである。エチレンモノマーは、約15から約30重量%であり、かつビニルアセテートは約85から約70重量%である。アクリルポリマーは約30から約40°CのTgを有しかつアクリル酸またはメタクリル酸のエステルおよびアルコールを含む。カーボン長は約6から約20炭素原子、または約6から約12炭素原子、または約8から約10炭素原子であってよい。この特定ポリマーブレンドはAdvanced Adhesives TechnologiesによりAAT-1311-4として市販されている。
接着剤構成物は当業者に既知の他の材料を含んでよい。かかる添加物は接着剤構成物に所望される最終特性およびその接着剤構成物から形成される接着結合に依存して変化する。非制限的例として、接着剤構成物は粘度調節剤、流動調節剤、乳白剤、保存剤、および表面張力調節剤を含んでよい。
一形態において、床被覆パネルへ塗布後に、接着剤構成物は事実上べとつかないものであってよい。ある状況では、べとつかない接着剤構成物は、糸くず、塵、およびその他の物質が設置前に接着剤構成物に接着しないようなものであることが望ましい。当業者に理解されるように、糸くず、塵等の接着は見た目によくなくかつ接着剤構成物の接着効果を減退させる。
一形態において、接着剤構成物のべとつきは上述のAAT-1311-3および1311-4構成物から理解されるように二つまたはそれ以上の接着剤ポリマーを結合することにより調整できる。例えば、「ソフト」ポリマーは接着剤構成物に接着特性を付与するが、概ねべとつく。対称的に、「ハード」ポリマーはべとつかないが、概ね周囲に近い温度では実質的接着特性を有しない。これらの二つのタイプのポリマーを混合することによって、各ポリマーの性質を使用してべとつかないが、加圧後に強力結合する接着剤を形成できる。
更に、接着剤ポリマーのべとつきは、粘着付与剤の添加により調節できる。かかる粘着付与剤およびその使用は当業者に既知であるので、ここでは詳述しない。
他の適宜アクリルポリマーまたはポリマーブレンド(アクリルポリマーを含んでも含まなくてもよい)はAir Products and Chemicals (Lehigh Valley, PA)およびRohm and Haas (Philadelphia, PA)から入手できる。
他の特徴として、ここでの使用に適した接着剤構成物は、実質的再固着不可結合剤(non-refastenable bond)である。『実質的再固着不可』は、結合形成完成後に接着点でパネルに圧力を加えても、床被覆パネルそれ自体が分離しないことを意味する。更に具体的には、接着剤結合が無効になるよりも床被覆パネルそれ自体が破壊する可能性が高いことを意味する。
他の形態において、接着剤構成物24は、所望時間後に、第一床被覆パネル10aの第一連結部材20と第二床被覆パネル10bの第二連結部材22との間に実質的再固着不可結合を形成する。当業者に理解されるように、最終接着剤構成物の所望特性は、床被覆が意図される使用法に依存する。例えば、専門設置者による設置が意図された床被覆パネルに必要な『再固着時間』は、家の所有者による設置が意図される床被覆パネルよりも短い。『再固着時間』は、第二床被覆パネルと実質的再固着不可結合を形成するために、第一床被覆パネル上の接着剤構成物に必要とされる時間を意味する。この再固着時間の全部または一部に、床被覆パネルが床被覆パネルそれ自身に損傷を与えることなく、または耐久的再固着不可結合を終局的に形成するために接着剤構成物の機能に損傷を与えることなく再位置決めされてよい。再固着時間の結果として、組み合わせる対の床被覆パネルを、接着剤結合またはパネルそれ自体を破壊することなく再位置決めすることは可能ではない。この状況において、接着剤結合またはパネルそれ自体の損傷は結果として消費者には許容されない。
本発明によれば、床被覆パネルが一緒にされるときに接着剤が直ちにシール(seal)を形成しないことが重要である。これに対して、本発明に利用される接着剤構成物は、上述のごとく、充分な『作業時間』または再固着時間を可能にし、床被覆パネルの移動を可能にしてそのパネルの適正整合を確実にする。換言すれば、本発明の重要な特徴として、接着剤構成物は二つのパネルの接触後に直ちに再固着不可結合を形成しない。
即ち、床被覆パネルの設置に熟練した専門設置者は、一対の床被覆パネルを適切に組み合わせるために何度も試みる必要はないが、家の所有者は対のパネルを結合するのに一回またはそれ以上の間違いをする。そのように、家の所有者は床被覆パネルを満足できる位置に決める前に何度も床被覆パネルを再位置決めする必要がある。従って、専門家による設置が意図された床被覆パネルは、家の所有者による設置が意図される製品よりも短時間で再固着不可結合を形成する接着剤構成物を含んでよい。接着剤構成物および結果として接着剤特性は、本発明の床被覆パネルに対するエンドユーザの潜在的能力レベルに照らして、接着剤ポリマーのタイプおよび量を変更することにより調整できる。かかる変更は熟練されてない普通の当業者により決定できる。
他の特徴として、本発明の床被覆パネル上に使用される接着剤構成物の再固着時間は、約4から約48時間、または約2から約12時間、または約12から約48時間、または約1から約4時間である。更に、本発明の床被覆パネル上に使用される接着剤構成物の再固着時間は、約1時間、約2時間、約5時間、約10時間、約15時間、約20時間、約24時間、約36時間、または約48時間であり、いずれかの値が適宜に上終点または下終点として使用できる。更に、床被覆パネルは、36時間まで調整できるが、約48時間で再固着不可結合が形成され、それにより接着剤結合の破壊を伴わないパネルの調節を防止する。
他の特徴として、二つの床被覆パネルを組み合わせた後に、実質的再固着不可結合が約1時間、約6時間、約12時間、約18時間、約24時間、約36時間、または約48時間で形成されず、その場合にいずれかの値が適宜に上または下終点として使用されうる。
接着剤構成物24は、第一床被覆パネル10a上に位置する第一連結部材20および第二床被覆パネル10b上に位置する第二連結部材22の対応する部に塗布された接着剤が組み合わされるときに実質的再固着不可結合を形成する。これは、『接着剤対接着剤シール』である。選択的に、接着剤構成物は、接着剤構成物が、組み合わせる第一床被覆パネル10aまたは第二床被覆パネル10bの一つへ塗布されるときに実質的再固着不可結合を形成する。これは、『接着剤対パネル』シールである。当業者に理解されるように、各接着剤のタイプは、接着剤構成物が床被覆パネル材それ自体に適切に接着するものである。そのようにして、本発明において、ここで利用される接着剤構成物は床被覆パネル材へ緊密(tight)結合を形成する。
他の形態として、接着剤構成物はその表面に付与される剥離細片を有する。消費者による設置が意図される場合に、この剥離細片は組み合わせるための一つまたはそれ以上の床被覆パネル上に接着剤構成物を残存させるために除去される。
本発明に使用される接着剤構成物の形態および成分は、意図される最終使用および所望接着結合強度により大きく変化してよいことは明らかであるが、本発明の主な特徴は、湿気(即ち、水)、その他の活性剤が接着結合を形成するために必要とされないことである。即ち、本発明に使用される接着剤構成物は、『自己活性』し、二つの床被覆パネルの組み合わせ後に実質的再固着不可結合の形成を開始するための触媒または活性剤を必要としない。
一形態において、接着剤構成物は水性である。『水性』は、接着剤の初期溶媒が水であることを意味する。接着剤構成物は、ある形態において、有機溶媒等の共存溶媒を有してよい。しかし、殆どの形態において、接着剤構成物の環境衝撃を少なくするために、接着剤構成物の溶媒は水である。
他の形態において、接着剤構成物は、周囲温度またはそれに近い温度で床被覆パネル製造過程において付与されてよい。『周囲』は概ね、約20°Cから約40°Cの範囲の温度を意味する。かかる形態において、接着剤は床被覆パネルへ塗布後に流動可能である。即ち、殆どの形態において、接着剤構成物は床被覆パネルへの塗布を促進するために接着剤構成物に加熱を必要としない。
当業者に理解されるように、接着剤構成物は、床被覆パネルへの付与後に、『液体状』にならないように温度適用時に充分な粘度を有することが重要である。この目的のために、使用温度で、接着剤構成物は、固着前に実質的床被覆パネル上に流れないようにすべきである。本発明に使用される接着剤構成物の適切粘度および流動的性質は、熟練を要することなく通常の当業者により容易に決定されうる。更に、接着剤構成物が床被覆パネルへの接着剤構成物の付与を促進するために、粘度の変更を必要とする場合には、かかる変更は当業者に既知の方法および材料により実行されうる。従って、かかる方法および材料は、ここでは詳細に説明しない。他の形態において、接着剤構成物はチキソトロピック(thixatropic)である。
詳細に説明するように、床被覆パネルへ付与後に、接着剤構成物は塗布後にかなり短時間で指触乾燥状態になる。一形態において、接着剤構成物は乾燥する、即ち、溶媒が周囲条件下で接着剤構成物から蒸発する。更に、製造工程で接着剤構成物から溶媒を除去するために熱が加えられる。かかる加熱法は、赤外線ランプ、温風、またはマイクロウエーブエネルギによる。これらのいずれかの乾燥法が使用されるときに、溶媒は製造過程を促進するためにかなり短時間で接着剤構成物から蒸発することが望ましい。更に、当業者に理解されるように、接着剤構成物中の少量の水(または他の液体)が、接着剤構成物の乾燥時間を短縮する。従って、一形態において、接着剤ポリマー中の水分量は約55重量%を超えない。
床被覆パネルの設置時間が経過すると、接着剤構成物は再固着不可結合を形成できるものでなければならない。床張り材料の製造と設置との間で幾からの時間が経過するので、接着剤構成物は床張り材への塗布後に数カ月から約第二年まで貯蔵寿命、または貯蔵、ディスプレイ、販売、および床張り材の究極的使用を可能にする充分な貯蔵寿命を有するものでなければならない。『貯蔵寿命』は、接着剤構成物が接着特性を維持する期間、例えば接着剤構成物が個別床被覆パネルの耐久的相互取り付けるに使用するのに適した期間を意味する。『貯蔵寿命』は、また、『開放時間』として当業者に知られている。『開放時間』は、接着剤構成物が乾燥した後のタイムスパンを意味し、その間に実質的再固着不可結合が二つの床被覆パネル間で生じてよい。しかし、当業者が理解するように、接着剤構成物の貯蔵寿命は、ラミネート床張り材が貯蔵される温度および湿気等に依存して変化する。一般的に、本発明の接着剤構成物の接着能力は、ラミネート床張り材に典型的な条件下で出荷および貯蔵する場合に数カ月から二年まで殆ど一定状態を維持する。他の形態において、本発明に適した接着剤構成物の開放時間は、少なくとも約一週間、約1カ月、約六カ月、約一年、約一年半、または約二年であり、これらの値は適宜に上または下終点として使用できる。
更に、接着剤構成物の所望開放時間を維持するために特別の包装を必要としない。即ち、接着剤構成物により処理された床被覆パネルは、通常の温度および湿度で貯蔵および出荷でき、ここで詳細に説明したような接着剤構成物で処理されない床被覆パネルまたは同様の床被覆パネルとの比較で特別の冷凍または湿度調整を必要としない。
一形態において、本発明に利用される接着剤構成物は、『接触接着剤』である。しかし、ここに記載したようにパネル結合のために実質的再固着不可接着剤を形成する床被覆パネル基板へ乾燥状態で結合する接着剤構成物は、同様に使用に適している。更に、本発明の接着剤構成物は、圧力感知接着剤ではない。
接触接着剤は、拡散過程でそれ自体に結合する接着剤である。この拡散過程は、ここでは『コールドフロー(cold flow)』と呼ぶ。ここでの使用に適した接着剤構成物の遅い固着動作は、理論に拘束されることなく、接着剤構成物のコールドフロー動作の結果であると信じられている。かかるコールドフローによる接着は、接着剤構成物が塗布された第一床被覆パネル10aを第二床被覆パネル10bに組み合わせるときに(少なくとも若干の圧力を加える)発生するような、接着剤構成物へ圧力を加えるときに生じる。コールドフローもしくは『自動接着』(autohesion)の開始後に、接着剤構成物は所定時間後に第一床被覆パネル10aと第二床被覆パネル10bとの間で実質的再固着不可結合を形成し始める。
一形態において、第二床被覆パネル10bには接着剤構成物が塗布され、他の形態において、第二床被覆パネル10bには接着剤構成物は付与されない。更に他の形態において、第二床被覆パネル10bには異なる接着剤構成物が付与される。
更に他の形態において、付与後または乾燥後に接着剤構成物は床被覆パネルへ実質的に移動しない。しかしながら、当業者に理解されるように、床被覆材料基板への若干の浸入は、接着剤構成物を基板へ『つかませ(grab)』かつ実質的再固着不可結合を形成するために、湿潤構成物の付与後に必要である。更に、接着剤構成物が使用時に床被覆パネルを膨潤させないことが重要である。即ち、接着剤構成物が、接着剤構成物乾燥後に床被覆パネル材へ吸収される成分を含有しないことが概ね望ましい。パネル結合のために接着剤が望まれる場合、再固着不可結合を効果的にするために第二床被覆パネルの組み合わせ後に、接着剤構成物の幾らかを第二床被覆パネルへ移動させることが必要である。そのようにして、パネル結合に接着剤が望まれる場合には、床被覆パネルへ膨潤しまたは床被覆パネルの一体性を損失させるような方法で、乾燥した接着剤構成物を床被覆パネルへ移動させるべきでない。
更に、接着剤構成物は付与された場所に固定維持されるこが望ましい。接着剤構成物のこの『定着(stay put)』性は、接着剤構成物が床被覆パネルへ選択により付与されるときに重要である。
本発明は、床被覆パネルのバリア構成材の選択的付与に関する発明に関して利用されうる。このバリア構成材に関する発明は、同時出願された米国特許出願(代理人事件番号19133.0028U1)に詳細に説明されており、その開示は参考としてここに組み入れられる。
次の実施例は、本願で請求の装置および構成を如何に製造しかつ評価するかに関する完全な開示および説明を当業者に提供するために記載され、かつ本発明の単なる例示であり、かつ発明者が発明と考える範囲を制限するものでない。数字(例えば量、温度等)に関する精度を確実にするための努力がなされているが、幾らかの誤りおよび逸脱が考慮されるべきである。反対記載がない限り、部は重量部であり、温度は°F(℃)であり、かつ圧力は大気または略大気である。
[サンプル接着剤構成物調製]
構成物1
AAT-1311-3(Advanced Adhesive Technologies, Dalton, GA)
アクリルポリマー 100 phr*
(60全重量%ポリマーで30℃のTgを有する一つのポリマー、および40全重量%ポリマーで20℃のTgを有する第二ポリマーのビニルアクリルブレンド)
NP-10(ノニレタノールフエノール10モル エトキシレート) 0.01-0.05 phr
水 50重量%固体に調整
ポリアクリル酸ソーダ濃化剤 0.15-0.60 phr
構成物2
AAT-1311-4(Advanced Adhesive Technologies, Dalton, GA)
アクリルポリマー 50 phr*
(上述のAAT-1311-3)
アクリル樹脂/粘着付与剤 50 phr
(エチレンビニルアセテートコポリマーラテックスおよびアクリルラテックスEVAは20-25%エチレンモノマーおよび75-80%ビニルアセテート)
NP-10(ノニレタノールフエノール10モル エトキシレート) 0.01-0.06 phr
水 50重量%固体に調整
ポリアクリル酸ソーダ濃化剤 0.1-0.50 phr
*(100樹脂に対する部)
注記、NP-10および濃化剤の量は、必要とされる量が他の原料、所望粘度および必要表面張力に依存して変化するので、精確ではない。
接着剤構成物の単一ビードが結合部J(図4)へ散布することにより付与され、これは床被覆パネル(図2および3)の一表面のマーク領域24に対応する。150°F(65.6℃)のヒートガンが、接着剤構成物を指触乾燥状態にするために略30秒間接着剤構成物へ放射された。
[継ぎ目強度テスト(図4)]
接着剤構成物を使用した床被覆パネル110aおよび110b間の連結部Jでの接着剤結合の強度が、『ヒンジテスト』を使用して試験された。このテストにおいて、次の装置が使用された。
1. 高密度ファイバボードコアを有する床被覆パネル110aおよび110b
2. 床被覆パネル110aおよび110bを切断するためのブレードを具備した鋸(図示せず)
3. 底グリップ位置に設置面を有する張力テスタ(図示せず)
4. ケーブル112および留め金114
5. ラッチアイ(latch eye)116およびねじ(図示せず)
6. 留め金118
次の手順は図4に示されたようにヒンジテストに採用された。
1. 接着剤構成物により床被覆パネル110aと110bとを共に結合する。
2. 結合した床被覆パネル110aと110bを長さ9インチと幅6インチ(1インチは約2.54cm)に切断する。床被覆パネル110aおよび110b間結合は結合部Jの舌部側で縁から4インチとした。
3. 同サンプルの舌部側の中心にある結合部Jと平行にラッチアイ116を取り付ける。
4. 上留め金により自由ケーブル112の端を留める。
5. 張力テスタ上の設置面120へ短い溝側を固定する。ラッチアイ116を垂直方向へ引っ張るために上留め金に整列させる。
6. 留め金114をラッチアイ116へ取り付けてケーブル112の緩みを取り除き、約2ポンドの張力負荷を予め加える。
7. 結合部Jが破裂または破壊するまで毎分0.15インチで引っ張る。
8. 結合部Jの破裂または破壊に必要な最高負荷を記録する。
[ヒンジテストの結果]
接着剤構成物を塗布した結合部Jは、16.6lbsの力を加えるまで変化しなかった。床被覆パネルのコア層の破壊により損傷したが、接着剤結合は変化しなかった。このことは、接着剤結合が強力かつ再固着負荷であったことを意味する。接着剤構成物が塗布されていない結合部は9.6lbsの力を加えることにより損傷した。これは、本発明の接着剤構成物の付与が床被覆材に実質的により一層強力な結合強度を付与することを示す。
当業者に理解されるように、種々の改変および変更が本発明の範囲および主旨から逸脱することなく本発明に行うことができる。本発明の他の形態はここに開示の明細書および実施例を考慮することにより当業者には明らかであろう。明細書および実施形態は例示と考えられるべきであり、本発明の真の範囲および精神は特許請求の範囲により示されている。
床被覆パネルシステムを形成するために共に連結された複数の床被覆パネルの上面図である。 本発明による床被覆パネルの一実施形態の断面側面図である。 図2による一対の床被覆パネルの側部分断面図である。 本発明の床被覆パネルに連結された継ぎ目強度を試験するために使用されたテスト装置の概略図である。

Claims (19)

  1. イ.概ね平坦な第一面、
    ロ.前記第一面と反対側の概ね平坦な第二面、
    ハ.前記第一面と前記第二面間にそれぞれ延在する第一側縁およびその反対側の第二側縁、
    ニ.床被覆パネルの第一縁内に形成されかつそこから突出する突起を含む第一連結部材、
    ホ.前記パネルの第二側縁内に形成されかつ前記突起を受ける寸法および形状の凹部を含む相補的第二連結部材、ならびに
    ヘ.前記第一連結部材および前記第二連結部材の少なくとも一方の少なくとも一部に選択により付与された、少なくとも約一カ月の開放期間を有する自己活性化接着剤構成物、
    を含む床被覆パネル。
  2. 第一および第二床被覆パネルを更に含み、前記第一床被覆パネルの第一連結部材は第二床被覆パネルの第二連結部材内に受けられ、かつ前記接着剤構成物は二つのパネルの第一連結部材と第二連結部材間に位置決めされかつその間に接着結合を形成している、請求項1の床被覆パネル。
  3. 前記接着剤構成物は約48時間の接合後に実質的に再固着不可の結合を形成する、請求項2の床被覆パネル。
  4. 前記接着結合は約48時間の接合前に実質的に分離可能である、請求項2の床被覆パネル。
  5. 第一床被覆パネルの第一連結部材は第二床被覆パネルの第二連結部材と、それぞれの連結部材間に形成された複数の接触領域に沿って係合している、請求項2の床被覆パネル。
  6. 前記接着剤構成物は前記複数の接触領域内の各接触領域に付与されかつ前記接触領域の外側の連結部材の残部へ浸入していない、請求項5の床被覆パネル。
  7. 第一床被覆パネルの第一連結部材は第二床被覆パネルの第二連結部材と、それぞれの連結部材間に形成された少なくとも一つの接触領域に沿って係合している、請求項2の床被覆パネル。
  8. 前記接着剤構成物は、選択された接触領域に付与されるか、または選択された接触領域の外側でそれぞれの連結部材の任意部まで延在しない、請求項7の床被覆パネル。
  9. 前記選択された接触領域は、第一床被覆パネルおよび第二床被覆パネルがそれぞれの縁に対して垂直方向かつそれぞれの表面に対して平行に実質的に分離するのを防止するための係止構造を含む、請求項8の床被覆パネル。
  10. 第二連結部材は、第二連結部材の凹部とそのパネルの第一面との間で第二側縁内に形成された上リップ、および前記凹部とそのパネルの第二面との間で第二側縁内に形成されたリップ、ならびに前記下リップ内に形成された戻り止めを更に含む、請求項9の床被覆パネル。
  11. 前記係止構造は、第一連結部材の突起から突出するリブ、および第二連結部材の下リップ内に形成された戻り止めを更に含み、前記リブは前記戻り止め内に受けられかつ前記選択された接触領域に沿って前記戻り止めと接触している、請求項10の床被覆パネル。
  12. 前記選択された接触領域は実質的平坦である、請求項11の床被覆パネル。
  13. 前記選択された接触領域はそれぞれのパネルの第二面に対して鋭角を形成し、前記鋭角は第二面から前記接触領域まで半時計方向に測定されている、請求項12の床被覆パネル。
  14. 前記接着剤構成物は接触接着剤を含む、請求項1の床被覆パネル。
  15. 前記接着剤は、ポリクロロプレン、ポリウレタン、スチレンイソプレンコポリマー、スチレンブタジエンコポリマー、ポリイミド、ポリビニルクロリド、ニトロセルロース、ポリイソプレン、アクリロニトリルプタジエンイソプレンターポリマー、ブタジエンメタクリロニトリルコポリマー、ポリエチレンビニルアセテートコポリマー、またはアクリルポリマーの一つのまたはそれ以上を含む接着剤ポリマーを含む、請求項1の床被覆パネル。
  16. 少なくとも一つの接着剤構成物はアクリルポリマーの分散液を含む、請求項1の床被覆パネル。
  17. 前記アクリルポリマーは、メタルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、t−オクチルアクリレート、ドデシルアクリレート、およびオクタデシルアクリレートを含む一つまたはそれ以上のモノマーから誘導されている、請求項16の床被覆パネル。
  18. 前記アクリルポリマーは、メチル、アクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、または2−エチルヘキシルアクリレートを含む一つまたはそれ以上のモノマーから誘導されている、請求項16の床被覆パネル。
  19. 前記接着剤構成物は少なくとも約六カ月の開放期間を有する、請求項1の床被覆パネル。
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