JP2005535325A - 飼料及び獣医業務における発酵小麦胚芽の使用 - Google Patents
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Abstract
本発明は、特に、動物飼育及び獣医療法の目的の発酵小麦胚芽抽出物の新規な使用に関する。本発明の課題は、発酵小麦胚芽抽出物を含む飼料、栄養分、プレミックス及び獣医用調製物でもある。
Description
本発明は、発酵小麦胚芽抽出物の使用、特に飼料及び獣医目的の使用に関する。本発明の課題事項は、発酵小麦胚芽抽出物を含む飼料、栄養分及びプレミックスにも関する。
発酵小麦胚芽抽出物(ここでは、VET−HBMと呼ばれる)及びその製造は、国際公開第98/08694号パンフレットに開示され、そこには当該抽出物の免疫賦活効果及び転移阻害効果が記載されている。(上記刊行物は、参考として本発明に記載した。)上述の原料は、発酵小麦胚芽をサッカロマイセス・セレヴィシエ(出芽酵母)で発酵し、次いでろ過液を乾燥することによって製造される。得られた当該原料は、2,6−ジメトキシ−p−ベンゾキノンの含有量、すなわち約0.4mg/乾燥原料1gを特徴とする。
驚くことに、我々は、研究過程で、VET−HBMが家畜及び動物の飼料に主に使用できることを見出した。VET−HBMは、動物の体重を即座に増加させ、病気、とりわけ感染症に対する動物の抵抗力を向上させる。VET−HBMは、特に、肉の収量を増やし、大規模生産の下で飼育されている家畜、特に家禽及び豚の品質を向上させるのに役立ち、同時に、飼料の更なる有効な使用(飼料の転換割合)を提供する。
豚及び家禽の経済的な大規模生産は、家畜の収益性を決定するファクターの中で重要なファクターである。飼料の量の減少は、飼料代が高いため、非常に重要である。ここ10年、専門的な配合飼料の開発及び好適に選択された補足物により、製造された肉や卵の量及び質の指標となるような非常に良い結果が多数得られている。
しかしながら、より有効な飼料成分、特に飼料添加物は不安(毒性、抵抗)なく使用できるものではないことが判っている。すなわち、飼料添加物は、一定の時間が経過すると効果が減少し、環境保護及び公衆衛生の観点から好ましくないことが判明している。
そこで、本発明の目的は、家畜の食餌及び飼育に使用される、体と相等しく、かつ自然的な原料を発見することである。当該目的は、収量促進剤の分野において、抗生物質及び体に異常な物質の使用を抑えるという欧州労働組合の要求に適うものである。
我々は、研究過程で、ブロイラー、ガチョウ、七面鳥及び豚の大量生産の環境下、予備飼育の後離乳させる過程及び肥育する間に、上述の自然型VET−HBMの製造を試みた。VET−HBMは、好適には、一般的な飼料と混合して、当該動物に導入した。我々の実験中に、開始栄養分、飼育栄養分及び仕上げ栄養分を、VET−HBMを用いて完全にすることは、ブロイラー、ガチョウ、七面鳥及び豚の開発に好ましい結果をもたらすことが判った。これは、体重の増加及び特定の飼料の使用を改善し、抵抗力を増大させ、同時に環境汚染を減じたからである。
更に、我々は、七面鳥の肥育において急速な成長に頻繁に伴う大動脈破裂が実際に除去できることを見出した。すなわち、このような事実は特に有益である。
我々は、家禽農場で通常起こっている感染に対するVET−HBMの効果について研究し、驚くべきことに、VET−HBMは、マイコプラスマ属微生物、特にマイコプラスマ属gallisepticum及びマイコプラスマ属synoviaeによって引き起こされる感染、並びにアイメリア属tenellaによって引き起こされるコクシジウム症から動物を保護することができ、家禽(例えばGumboro病)に起こる他の感染に対して抵抗性を増大させることができる、ことを見出した。
家禽のマイコプラスマ属gallisepticum及びマイコプラスマ属synoviaeによる混入は、養鶏業にとって重大な経済的損失を招く。当該感染の結果、体重増加や卵の生産は減少し、死亡数、孵化の欠如、屠殺場の没収等が増加する。気道に起こる上皮外傷は、二次的な細菌性感染の原因となり、上記の損失を更に増やす。
経済的損失を削減するために、種々の抗生物質[例えばチロジン(tilozine)、チアマリン(thiamuline)、ノルフロキサチン(norfloxacine)、エンロフロキサチン(enrofloxacine)等]の使用が提案されている。しかしながら、昨年、様々な国の専門家が抗生物質の使用の削減(例えばチロジンを含む抗生物質の使用は、収量促進剤として禁止する)を要求し、ヒト目的で使用される当該抗生物質の使用を抑えるよう主張した。このような理由から、我々は、広範囲に起こるマイコプラスマ感染に対し、前述の飼養試験で大変良好な結果をもたらすVET−HBMの効果を研究した。
驚くべきことに、我々は、良く知られた抗マイコプラスマ抗生物質であるチアマチン(tiamutine)の投与と同様に、VET−HBMの配合により、マイコプラスマ感染の影響を回避できることを見出した。世界中の至る所でマイコプラスマ感染が大量に発生しており、この事実は経済的に非常に重要であるからである。マイコプラスマ感染によって起こる経済的損失は、VET−HBMを使用する方法によって減じることができる。VET−HBMの使用は、獣医の業務や収量の促進に抗生物質の使用が強く求められる場合には、特に好まれる。
加えて、我々は、通常の豚集団に存在し、多大な経済的損失を引き起こすマイコプラスマ属hyopneumoniaeと豚との関係について研究してきた。驚くことに、我々は、VET−HBMが、マイコプラスマ属hyopneumoniaeによって起こる肺炎から豚を保護できることを見出した。
加えて、我々は、他の寄生虫病、すなわちコクシジウム症に対するVET−HBMの効果を研究した。コクシジウム症は、アイメリア属tenellaよって起こる非常に幅広い家禽の寄生虫病である。コクシジウム症数は、大量飼育方式が最も高い程度でコクシジウム感染の機会を増やしているため、ここ10年世界の至る所で増えている。おそらく、7種のアイメリア菌株はコクシジウム症を形成する役割を果たしており、その中には病原性株も低病原性株も存在する。出血性腸炎及び死を引き起こす株の中で、虫垂コクシジウム症を起こすアイメリア属tenellaは大変重要である。そのため、我々は、純粋アイメリア属tenellaに感染したニワトリについて研究してきた。
驚くことに、我々は、VET−HBM補足物から得られた人工的に感染したニワトリのオーシスト排便がコントロールに比較して減少したことを見出した。すなわち、これは、中間体が壊れ、虫垂に重大なダメージを与えるアイメリア属tenellaの寄生が発達できなかったことを意味するものである。従って、VET−HBMはアイメリア属tenellによって起こる重大な病気からニワトリを保護することができる。
上記に加えて、我々は、Gumboro病に対する予防接種をした(CEVACワクチンによる)ニワトリの抗体濃度の変化に対するVET−HBMの効果を研究した。我々は、飼料に配合したVET−HBMが、家禽の抗体産生を有意義に増加させると共に、動物を厚く保護すると、ニワトリの飼育の間にCEVACワクチンの効果を促進させる程度に抗体濃度を増加させることを見出した。
更に、我々は、VET−HBMの配合がストレス(例えば熱及び輸送ストレス)の結果生じる経済的損失を有意義に減じることを観察してきた。
上記知見に基き、本発明は、飼料、動物用の栄養分又は動物用のプレミックスの生産用の飼料補足物としての発酵小麦胚芽抽出物の使用に関する。本発明で用いられる語で、「動物」の語は、とりわけ、牛、馬、豚、家禽、ウサギ、養殖魚等の家畜;犬、猫及び他の動物等のペット;動物園の動物を意味する。本発明によれば、飼料補足物は、ブロイラー、雌鳥、焙焼ガチョウ、フェザーガチョウ、肝臓ガチョウ、焙焼アヒル、七面鳥、豚及び子豚等の家畜、好ましくは家禽の収量促進剤として用いる。
別の視点によれば、本発明は、周知の飼料成分、栄養分成分及びプレミックス成分に加えて発酵小麦胚芽抽出物を含有する、飼料、栄養分及びプレミックスに関する。本発明の飼料及び栄養分は、発酵小麦胚芽抽出物を約0.001〜10重量%、好ましくは0.01〜5.0重量%、更に好ましくは0.3〜1.0重量%の量で含む。本発明によれば飼料及び栄養分は、小麦胚芽抽出物を約0.001〜50重量%の量で含有してもよい。本発明による製造は、それ自体よく知られた方法で発酵された小麦胚芽抽出物を、固体、可鍛性の媒体、プレミックスについては通常のビタミン、微小元素及び飼料とそれぞれ上記の量で混合する方法で製造できる。
本発明によれば、VET−HBM補足物は、食餌の部分的又は全体において、開始の、飼育の及び終結の飼料又栄養分各々と混合して使用する。VET−HBMは、動物の飲料水に配合して使用してもよい。
別の観点によれば、本発明は、家畜の収量促進のための方法に関する。当該方法によれば、収量促進剤としての発酵小麦胚芽抽出物を動物飼料に添加し、当該動物をこの飼料で飼育する。上記の収量促進剤は、0.1〜6g/kg、好ましくは0.3〜3g/kgの量で使用する。
別の観点によれば、本発明は、家禽のマイコプラスマ感染、感染性炎症及びコクシジウム感染を予防及び/又は減少させ、予防接種した家禽の抗体力価を上げるために、動物における発酵小麦胚芽抽出物の使用に関する。発酵小麦胚芽抽出物は、マイコプラスマ属gallisepticumによって豚に引き起こされる肺炎を予防するのと同様に、マイコプラスマ属synoviae又はマイコプラスマ属hyopneumoniaeの感染を予防し、家禽のコクシジウム感染を予防及び/又は減少させるために有益に使用することができる。本発明は、上記目的のための調製物の製造における発酵小麦胚芽抽出物の使用に関する。
発酵小麦胚芽抽出物を含む本発明による獣医用調製物は、活性成分を1以上の獣医的に許容される補助的原料と混合して、動物の抵抗力を増強する調製物、マイコプラスマ感染及び感染性炎症を予防及び/又は治療する調製物、家禽のコクシジウム感染を予防及び/又は治療する調製物、並びに予防接種した家禽の抗体力価を上げる調製物を作る過程において、通常の方法で調製できる。
獣医業務で通常使用される補助的原料を用いる調製物は、錠、ピル、カプセル、ゲル又はペーストに製剤化される。当該補助的原料は、ゼラチン、租砂糖、ラクトース、マルトース及びデキストロース等の天然糖、レクチン、ペクチン、シクロデキストリン、デキストラン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアセテート、アカシアガム、キサンタンガム、トラガカント、アガー−アガー、アルギン酸、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース・ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース又は同様のセルロース誘導体、乳化剤、油、脂質、特に飽和脂肪酸から誘導されるグリセロールエステル及びポリグリセロールエステルを含む。
当該調製物中の補助的成分の量は、変化させることができ、治療される動物の個々の要求等の種々の要因による。投与される用量は、特に、治療される動物のサイズや予防又は治療される病気のタイプによる。1日量は、1日に単独量又は多くの部分量に分けて投与してもよい。
本発明を以下の実施例によって更に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
以下の実施例で使用するVET−HBMは、国際公開99/08094号パンフレットの実施例2に実質的に対応する以下の技術に従って調製した。
小麦品質(ハンガリー標準に従う)を有する300kgの小麦胚芽粉末、及び100kgのイースト(サッカロマイセス・セレヴィシエ)を5m3の発酵器に投入し、飲料水を体積が4000Lになるまで加えた。発酵を18時間行い、その間、継続的に空気を含ませ(0.5L空気/L発酵液/分)、かつゆっくり攪拌した(30rev./分)。泡立ちを防止するために、1L/m3のヒマワリ油を当該混合物に加えた。発酵の後、空気の導入及び攪拌を停止し、発酵液をまずスクリューろ過装置、そして分離装置、最後に鋭利な分離装置で分離した。
フラクション1の調製
上記発酵液を正確にろ過し、その正確さを顕微鏡でチェックした。ろ過した発酵液は、実際に細胞を含まなかった。すなわち、10見当たり最高1個のースト細胞を意味する。得られた、約1.5重量%の乾燥原料を含む発酵液は、40〜50℃の温度、真空コンデンサーで濃縮した後、真空を停止し、約15分間空気圧下で加熱した。その後、当該溶液の乾燥原料体積を測定し、溶液の乾燥体積が約30重量%になるまで、大量のマルトデキストリンを加えた(まず熱水に溶解し、それから冷却した)。その後、当該溶液を、外温が約90℃のシャーノズル回転スプレー乾燥機でスプレー乾燥した。粉末として得られた最終生成物は、本発明に従う発酵生長原料を60重量%及びマルトデキストリンを40重量%含んでいた。
HPLCによって測定されたジメトキシ−p−ベンゾキノンの含有量は、0.15mg/g乾燥原料±20%であった。
上記発酵液を正確にろ過し、その正確さを顕微鏡でチェックした。ろ過した発酵液は、実際に細胞を含まなかった。すなわち、10見当たり最高1個のースト細胞を意味する。得られた、約1.5重量%の乾燥原料を含む発酵液は、40〜50℃の温度、真空コンデンサーで濃縮した後、真空を停止し、約15分間空気圧下で加熱した。その後、当該溶液の乾燥原料体積を測定し、溶液の乾燥体積が約30重量%になるまで、大量のマルトデキストリンを加えた(まず熱水に溶解し、それから冷却した)。その後、当該溶液を、外温が約90℃のシャーノズル回転スプレー乾燥機でスプレー乾燥した。粉末として得られた最終生成物は、本発明に従う発酵生長原料を60重量%及びマルトデキストリンを40重量%含んでいた。
HPLCによって測定されたジメトキシ−p−ベンゾキノンの含有量は、0.15mg/g乾燥原料±20%であった。
フラクション2の調製
スクリューろ過装置で分離した25〜27重量%乾燥原料を有するバイオマスを、流動化乾燥装置中で微粉末に解されたとうもろこし担体上で1:1の割合で乾燥し、その粒子サイズを徐々に0.2〜0.8mmの間で調整した。
スクリューろ過装置で分離した25〜27重量%乾燥原料を有するバイオマスを、流動化乾燥装置中で微粉末に解されたとうもろこし担体上で1:1の割合で乾燥し、その粒子サイズを徐々に0.2〜0.8mmの間で調整した。
最終生産物の調製
フラクション1及び2をLodigeシステムのホモジナイザーで混合し、注意深くホモジナイズした。当該方法で得られた調製物中の2,6−ジメトキシ−p−ベンゾゾキノンの含有量は、0.11mg/g乾燥原料±20%であった。
フラクション1及び2をLodigeシステムのホモジナイザーで混合し、注意深くホモジナイズした。当該方法で得られた調製物中の2,6−ジメトキシ−p−ベンゾゾキノンの含有量は、0.11mg/g乾燥原料±20%であった。
実施例1
32600の1日齢ブロイラー(Shaver Starbo)を3群に分けた食餌実験に使用した。コントロール群「K」は16300からなり、2つの実験群(「I」及び「II」)は8150と8150のひなからなる。飼料の内容は、通常の飼育段階に対して指示された必要値に対応した。VET−HBM標準化調製物を、実験群「I」及び「II」の動物の開始栄養分、飼育栄養分及び仕上げ栄養分に3g/飼料kgの量で混合した。
32600の1日齢ブロイラー(Shaver Starbo)を3群に分けた食餌実験に使用した。コントロール群「K」は16300からなり、2つの実験群(「I」及び「II」)は8150と8150のひなからなる。飼料の内容は、通常の飼育段階に対して指示された必要値に対応した。VET−HBM標準化調製物を、実験群「I」及び「II」の動物の開始栄養分、飼育栄養分及び仕上げ栄養分に3g/飼料kgの量で混合した。
コントロール「K」群及び実験「II」群の動物には、飲料水と一緒に、細菌の感染を予防するために、エンロフロキサシン(enrofloxacine)(Avian Pathol.19,511-522(1990)を3〜5日間与えた。実験群「I」の動物は、通常の飼育以外は、エンロフロキサシも与えず、他の薬物治療も行わなかった。Gumboro病を予防するために、CEVACワクチン(Phylaxia、Budapest,Hungary)を3群の全てに等しく動物の飲料水に混合した。
食餌システムは、自動的に管理され、各々10トンの飼料を受け入れることができる2つのタンクに接続された。飼料を徐々に変化させた。残物は、約120m3に広がった、深さ6cmの乾燥松チップであり、残物の交換毎に、約100トンの肥料に相当する。換気は、スピード調速機が付いた44の換気装置で解決し、換気装置の能力は、各々10000m3/時間であった。
結果
1.数字上及び百分率での死亡評価:
ブロイラーの食餌実験では、異常な暑い夏気温(熱ショック)と同様に、孵化衰弱が通常(5.3%)よりも大量の死亡を引き起こした。当該実験中の死亡は、コントロール群で5.57%(913)、実験群「I」で4.9%(400)及び実験群「II」で4.04%(330)であった。
1.数字上及び百分率での死亡評価:
ブロイラーの食餌実験では、異常な暑い夏気温(熱ショック)と同様に、孵化衰弱が通常(5.3%)よりも大量の死亡を引き起こした。当該実験中の死亡は、コントロール群で5.57%(913)、実験群「I」で4.9%(400)及び実験群「II」で4.04%(330)であった。
その結果、熱ショックの予防では、VET−HBMが動物に重要な助けになることが当該死亡結果から判った。
2.体重の週毎の増加の百分率での評価:
食餌実験の過程では、飼育週に対して分析される体重増加は、VET−HBM補助物質を与えた実験群の全てのケースにおいてコントロール群よりも大きかった。毎週測定する体重及びコントロールの百分率での毎週の体重増加を、以下の表1に示す。
食餌実験の過程では、飼育週に対して分析される体重増加は、VET−HBM補助物質を与えた実験群の全てのケースにおいてコントロール群よりも大きかった。毎週測定する体重及びコントロールの百分率での毎週の体重増加を、以下の表1に示す。
3.肥満形成の指標の評価:
以下の表2から、VET−HBM補助物質を与えた動物の体重増加は、実験の最後では、コントロール群の値を超えた。すなわち、群「I」では2.45%、群「II」では5.22%であった。
以下の表2から、VET−HBM補助物質を与えた動物の体重増加は、実験の最後では、コントロール群の値を超えた。すなわち、群「I」では2.45%、群「II」では5.22%であった。
反対に、特定の飼料使用(食餌変換率)をした場合には、体重増加は、補助物質を与えない群「K」のコントロール動物の場合に比べ、実験群では少なかった。すなわち、実験群「I」ではほとんど12%(1.8kg/kg)、実験群「II」では12.4%(1.84kg/kg)であった。
更に、ブロイラーの搬送のデッドラインを1週間短縮し、屠殺実験により、赤身の肉、特に胸肉及び足肉の量の収量が増えたことを確認した。
通常の飼育技術において今日まで使用してきた薬物療法は、実験群「I」には行わず、VET−HBMのみを与えた。当該事実にも関らず、当該ニワトリは、VET−HBMで補足した通常の飼育技術によって飼育した実験群「II」のメンバーには適合しないことが判った。
糞の粘度は変化し、下痢のケースの数は減少し、より硬い糞の排便のため、残物の粘度は改善された。このことは、大量の残物をもっと少なくすることが必要であり、当該事実は材料及び人力の節約に繋がるため、環境保護の観点から非常に大きな役割を果たしている。
我々は、VET−HBMが0.3g/飼料kgの量で使用した場合に、同様な結果を得た。
実施例2
豚の部では、大量規模の生産の環境下、35日齢の離乳したベーコン用子豚の3群を、全ての群で50匹ずつの実験に使用した。ほとんどの60日飼育予備実験では、3gのVET−HBMを動物の1キログラム飼料に混合した。コントロール群の動物は、当該製品としては今日まで一般的であった飼料で飼育した。しかしながら、実験動物の2群は、VET−HBM補助物質を含む飼料を、35日齢から92日齢まで使用した。
豚の部では、大量規模の生産の環境下、35日齢の離乳したベーコン用子豚の3群を、全ての群で50匹ずつの実験に使用した。ほとんどの60日飼育予備実験では、3gのVET−HBMを動物の1キログラム飼料に混合した。コントロール群の動物は、当該製品としては今日まで一般的であった飼料で飼育した。しかしながら、実験動物の2群は、VET−HBM補助物質を含む飼料を、35日齢から92日齢まで使用した。
離乳時に、動物の残物を2群に、すなわち第一の群をコントロール群「A」、第二の群を群「B」及び「C」に、遺伝子的要因を無視して分けた。当該実験で、動物の3群全てについて、雄、雌が混合していた。飼育の過程では、当該製品で一般的な飼育技術、食餌技術及び飲用技術を用いた。子豚には、35日齢から95日齢までスターター子豚栄養分を与えた。飼料の供給は、Big Dutchman MC44-V03システムの給餌器から行った。毎日の飼料の消費は、LCD SCAN型の摂食コンピューターで記録した。実験中、以下の事項をコントロール群及び実験群の両方について記録した;
−初期及び最終の動物数
−実験の始まりでの動物の体重
−群毎の飼料消費
−動物の衛生状態、臨床状態に起こる変化、並びに折々の病気及び死亡の理由
−平均的な個々の体重及び総体重(個別の計量、生存数)の近似
結果を表3に示す。
−初期及び最終の動物数
−実験の始まりでの動物の体重
−群毎の飼料消費
−動物の衛生状態、臨床状態に起こる変化、並びに折々の病気及び死亡の理由
−平均的な個々の体重及び総体重(個別の計量、生存数)の近似
結果を表3に示す。
表3から、子豚飼料のVET−HBMを用いる補足は、死亡のレベルを減少させたことが判る。35日齢から92日齢の子豚では、飼料と共にVET−HBMを与えると、動物の体重の増加に影響した。すなわち、群「B」の子豚の体重は、コントロール動物の体重を5.4%(31.10kg)超えた。一方、群「C」の子豚の体重は、コントロール動物の体重を9.43%(32.26kg)超えた。
食餌変換率(特定の飼料の使用)は、補助物を与えなかったコントロール動物(「A」)よりも低かった。すなわち、群「B」の動物では5.67%、群「C」の動物では9.91%であった。
糞の粘度が変化し、実験群の子豚では全く下痢が起こらなかった。残物の粘度は、硬い糞の排便のため、コントロール群の動物よりも常に良好であった。
実施例3
好ましい結果に基き、VET−HBMの供給を肥満の終結まで続けた。子豚は、肥育の過程で95日目から屠殺の日まで、太る栄養分を消費した(これは172日間である)。この場合、飼料は3gのVET−HBMも含んでいた。結果を表4に示す。
好ましい結果に基き、VET−HBMの供給を肥満の終結まで続けた。子豚は、肥育の過程で95日目から屠殺の日まで、太る栄養分を消費した(これは172日間である)。この場合、飼料は3gのVET−HBMも含んでいた。結果を表4に示す。
表4から、肥育を終了するまで全く死亡しなかったことが判る。豚の最終体重は、コントロール(108kg)よりも多かった。すなわち、群「B」では1.8%(110kg)、群「C」では5.5%(114kg)であった。
飼料変換率(特定の飼料の使用)は、実験動物ではコントロール群よりも、それぞれ10.9%及び15.2%と低かった。糞の粘度は変化し、下痢は実験動物では起こらなかった。しかしながら、コントロール動物の場合には、下痢の豚が存在した。
実施例4
食餌実験は、焙焼ガチョウの大規模生産の環境下で行い、VET−HBMの効果を調べた。各250ずつの第一のクラスは、孵化したてのガチョウのひなで雌雄混合のものを実験に用い、群の中の一つを実験群、他の群をコントロール群に分けた。飼料の内容パラメーターは、指示した通常の食餌段階に必要な数値に対応した。実験群のVET−HBM補助物を、動物の開始栄養分、飼育栄養分及び仕上げ栄養分に0.3g/飼料kgの量で混合した。
食餌実験は、焙焼ガチョウの大規模生産の環境下で行い、VET−HBMの効果を調べた。各250ずつの第一のクラスは、孵化したてのガチョウのひなで雌雄混合のものを実験に用い、群の中の一つを実験群、他の群をコントロール群に分けた。飼料の内容パラメーターは、指示した通常の食餌段階に必要な数値に対応した。実験群のVET−HBM補助物を、動物の開始栄養分、飼育栄養分及び仕上げ栄養分に0.3g/飼料kgの量で混合した。
動物の飼育箱は、ガチョウ飼育の一般的な指示に従った(鳥数:8鳥/m2)。32℃の室温を徐々に3日目から20〜22℃に下げ、14日目まで投与した。予備飼育期間の課程での自然照明は、人工照明で補足した。予備飼育期間(4週間)の課程での動物の給水は、傾けた飲用道具を通じて、そしてパイプ状の飲用道具から任意に行った。
実験期間を通じて、次のパラメーターを群毎に記録した:
−初期及び最終の動物数、
−臨床状態、
−死亡損失、死亡原因も示す、
−28日齢から55日齢の個々の体重、及び
−28日目及び55日目の食餌変換率
結果を表5に示す。
−初期及び最終の動物数、
−臨床状態、
−死亡損失、死亡原因も示す、
−28日齢から55日齢の個々の体重、及び
−28日目及び55日目の食餌変換率
結果を表5に示す。
表5から、得られた結果から、ガチョウの飼育過程では、発酵小麦胚芽抽出物で補助した栄養分を効果的に使用できたことが判る。
実験動物の臨床状態は、コントロール動物に比べて何ら偏りを示さなかった。8週間の飼育期間での実験群の死亡は、コントロール群の数値である4.8%に比較して、3.6%に減少した。実験群は、コントロール群に比較して著しい体重増加を示した。28日目まで、実験群の体重の増加は、コントロール群よりも6.7%良好であった。その上、寿命の55日目では、実験群の焙焼ガチョウの体重は、コントロール群の動物を4.7%超えた。
実験群の飼料の使用は著しく改善した。食餌変換率(特定の飼料の使用)は、コントロール群よりも実験群で良好であった。すなわち、最初の28日間では5.9%、寿命の55日目では9.35%であった。
実施例5
食餌実験は、大規模生産の環境下にてブロイラー七面鳥で行い、VET−HBMで補足した飼料の食餌効果を調査した。
食餌実験は、大規模生産の環境下にてブロイラー七面鳥で行い、VET−HBMで補足した飼料の食餌効果を調査した。
実験は、1日齢七面鳥ひなを4群に分けた。コントロール群では、9300の雌鳥(A)及び8700の雄鳥(C)の七面鳥ひなを含み、実験群では、9600の雌鳥(B)及び食肉タイプ(BIG−6)の9100の雄鳥(D)の七面鳥ひなを使用した。群B及びDの動物飼料については、飼料1kg当り、0.3gのVET−HBMを配合した。
実験は、BIG−6(Giant)(起源の場所:Nadudvar,Hugary)と指定した1日齢食肉交配種の七面鳥ひなを上記の群に導入する大規模な七面鳥農場で実施した。定住密集度は、4群全てについて同一とした(4動物/m2)。深く残物が入った建物の中で、室温、換気及び湿度の飼育技術は、技術的な指示に従って、対応する通常の寿命を保証した。ブロイラー七面鳥の飼料は、それぞれ、七面鳥の飼育及び肥育に一般的である七面鳥の開始栄養分、飼育栄養分及び仕上げ栄養分であった(そして、当該飼料は、ハンガリー飼料規約(1990)の指示によって集めた)。すなわち、飼料は、実験群B及びDで1kg当り0.3gのVET−HBMで補足した。
動物には、寿命の56日目までに開始栄養分を、寿命の57日目から112日目まで飼育栄養分を、寿命の113日目から肥育の完了まで仕上げ栄養分を与えた。細菌性感染を防止し、治療するために、七面鳥の肥育では、通常、リンコスペクチン(Lincospectin)を4群全てについて使用した。
実験中、次の事項をコントロール及び実験群について記録した:
−初期及び最終の動物数、
−死亡損失、死亡原因も示す、
−実験開始及び最後の体重、
−健康、臨床状態に起こる変化、
−飼育中の技術的な失敗、及び
−飼料使用のデータ
結果を表6に示す。
−初期及び最終の動物数、
−死亡損失、死亡原因も示す、
−実験開始及び最後の体重、
−健康、臨床状態に起こる変化、
−飼育中の技術的な失敗、及び
−飼料使用のデータ
結果を表6に示す。
実験動物の臨床状態は、コントロール動物に比較すると偏りを示さなかった。コントロール群の動物では多くの動物が死亡し、それぞれ2.28%、1.58%であった。
実験の最後では、体重増加は2つの実験群で大きくなった。すなわち、それぞれB群では12.32%、C群では9.68%であった。
食餌変換率もまた、2つの実験群で良好であり、それぞれB群では6.12%、D群で5.87%とコントロール群に比べて低かった。
七面鳥の肥育過程では、急激な成長のために頻繁に起こる大動脈破裂及び死亡が、VET−HBMの投与の結果、実際に発生しなくなったという事実は大きな利点として強調すべきである。
実施例6
<マイコプラスマ属gallisepticumに対する効果の研究>
研究は、マイコプラスマ属synoviaeに感染してない食肉タイプのArbor Acressニワトリで行った。動物のマイコプラスマ属synoviaeの非感染は、血清学的スクリーニング試験を用いて、マイコプラスマ属gallisepticum及びマイコプラスマ属synoviae抗原による凝集テストで確認した(Intervet International B.V.m.;Boxmeer,The Netherlands)。更に、動物は、モノクローナル抗体によるELISA試験及びMYGA試験キット(Diagnosztikum Kft;Budapest,Hugary)とMYSAキット(Svanova,Uppsala,Sweden)[Czifra,Gy.et al.,:Avian Dis.37,680-699(1993)]を使用して試験した。血清学的試験は、負の結果を示した。
更に、マイコプラスマの単離は、実験動物が由来する孵化が同一である、20の1日齢ひなの気管、気管及びエア・ポケットから、培地B[Erno H.,and Stipkovits,L.:Acta Vet.Scand.14,436-449(1973)]及びFrey培地[Frey,M.C.et al.,:Am.J.Vet.Res.29,
2164-2171(1968)]を用いて試みた。当該単離は、失敗に終わった。
<マイコプラスマ属gallisepticumに対する効果の研究>
研究は、マイコプラスマ属synoviaeに感染してない食肉タイプのArbor Acressニワトリで行った。動物のマイコプラスマ属synoviaeの非感染は、血清学的スクリーニング試験を用いて、マイコプラスマ属gallisepticum及びマイコプラスマ属synoviae抗原による凝集テストで確認した(Intervet International B.V.m.;Boxmeer,The Netherlands)。更に、動物は、モノクローナル抗体によるELISA試験及びMYGA試験キット(Diagnosztikum Kft;Budapest,Hugary)とMYSAキット(Svanova,Uppsala,Sweden)[Czifra,Gy.et al.,:Avian Dis.37,680-699(1993)]を使用して試験した。血清学的試験は、負の結果を示した。
更に、マイコプラスマの単離は、実験動物が由来する孵化が同一である、20の1日齢ひなの気管、気管及びエア・ポケットから、培地B[Erno H.,and Stipkovits,L.:Acta Vet.Scand.14,436-449(1973)]及びFrey培地[Frey,M.C.et al.,:Am.J.Vet.Res.29,
2164-2171(1968)]を用いて試みた。当該単離は、失敗に終わった。
120動物を実験に使用し、4群の平均体重がスチューデントT検定で互いに逸脱しない方法で、同一の数(30動物ずつ)で4つの等しい群に分けた。
実験動物の感のために、マイコプラスマ属gallisepticum No.1226を、予め24時間培地Bで増殖してから使用した。細菌の量は、9.5×108pfu/mL(pfuは、プラーク形成単位)であった。
実験群を以下のように治療し、感染させた。
群1は、固く締められる密封可能な200リットルボックスで、10mLの滅菌培地Bでスプレーしたものを置き、次いで動物を20分間、当該ボックス中に保持した。その後、当該群を別の部屋に移し、動物は全く治療しなかった。当該群をネガティブコントロールとした。
群1は、固く締められる密封可能な200リットルボックスで、10mLの滅菌培地Bでスプレーしたものを置き、次いで動物を20分間、当該ボックス中に保持した。その後、当該群を別の部屋に移し、動物は全く治療しなかった。当該群をネガティブコントロールとした。
群2は、10mLのマイコプラスマ属gallisepticum培養液をスプレーした上記と同一のボックスを置き、次いで動物を20分間、当該ボックス中に保持した。その後、当該群を別の部屋に移し、動物は全く治療しなかった。当該群を感染モニターのためのコントロールとした。
群3は、群2同一の方法で感染させ、動物を第三の部屋に移した後、実験の間、VET−HBMを3g/kgの濃度で含むひなの飼育栄養分で飼育した。
群4は、群2同一の方法で感染させ、動物を第四の部屋に移した後、実験の間、チアマチン(Biochemie GmbH,Kundl,Austria)200mg/kgの濃度で含む飼育栄養分で飼育した。
治療効果を判断するために、以下のパラメーター、すなわち、臨床的症状、体重の変化、食餌変換率を調べた。これに加えて、病理学的、組織学的及び血清学的検査、並びにマイコプラスマ再単離を行った。
結果
1.臨床試験
臨床症状及び死亡可能性を毎日調べた。治療動物(群3及び4)では何の臨床症状も認められなかったが、感染・非治療群では6日目から呼吸器症状が現れ、その上、7日目及び9日目には1匹ずつ死亡した。
1.臨床試験
臨床症状及び死亡可能性を毎日調べた。治療動物(群3及び4)では何の臨床症状も認められなかったが、感染・非治療群では6日目から呼吸器症状が現れ、その上、7日目及び9日目には1匹ずつ死亡した。
2.体重増加
体重増加は、統計上は、感染・非治療群では、コントロールの非治療群及び2つの治療群に比べて著しく低かった。同時に、2つの治療群では、コントロール群と同程度の体重増加であった。
体重増加は、統計上は、感染・非治療群では、コントロールの非治療群及び2つの治療群に比べて著しく低かった。同時に、2つの治療群では、コントロール群と同程度の体重増加であった。
3.食餌変換率
食餌変換率は、感染・非治療群では0.45kg/kg増えたのに対し、治療群ではコントロール群と同程度のままであった。
食餌変換率は、感染・非治療群では0.45kg/kg増えたのに対し、治療群ではコントロール群と同程度のままであった。
4.病理学的検査
実験の最後に、動物は全て病理学的解剖により、マイコプラスマ属gallisepticumに特徴的なエア・ポケット及び腹膜の炎症を検査した。
実験の最後に、動物は全て病理学的解剖により、マイコプラスマ属gallisepticumに特徴的なエア・ポケット及び腹膜の炎症を検査した。
群1では、全ての動物に炎症が認められなかったが、群2では、重症の程度の異なるエア・ポケット及び腹膜の炎症を示した。治療群3及び4群では、病理学的変化はほとんどなく、その程度も群2の動物に比べてかなり中程度であった。VET−HBM及びチアマチンによる治療群の結果は、互いに大差がなかった。
5.組織学的検査
群2では、感染の結果、リンパ組織球性気管支炎及び小裂片間隙性肺炎の数が非感染群1と比べて著しく増加した。同時に、VET−HBM及びチアマチンでそれぞれ治療した群3、群4のパラメーターはそれぞれ、その数が群3では群1と比べて著しく高かった小裂片間隙性肺炎を除いて、群1と同程度のままであった。群3及び4は、試験の変化の範囲内では、統計学上、ほとんど差がなかった。
群2では、感染の結果、リンパ組織球性気管支炎及び小裂片間隙性肺炎の数が非感染群1と比べて著しく増加した。同時に、VET−HBM及びチアマチンでそれぞれ治療した群3、群4のパラメーターはそれぞれ、その数が群3では群1と比べて著しく高かった小裂片間隙性肺炎を除いて、群1と同程度のままであった。群3及び4は、試験の変化の範囲内では、統計学上、ほとんど差がなかった。
6.血清学的検査
ニワトリの血漿は、マイコプラスマ属gallisepticum凝集テストによってスライド上で調べた。反応の程度をスコアし、反応した動物の数及びスコアの合計を、Chie squareテストと比較した。群1は、実験の最後まで反応を示さなかった。治療群3及び4では、驚いたことに、若干の動物が血清反応(25に対して、それぞれ6及び8)を示し、スコアは非治療群2(75スコア)に比べて著しく低かった(それぞれ6及び11)。
ニワトリの血漿は、マイコプラスマ属gallisepticum凝集テストによってスライド上で調べた。反応の程度をスコアし、反応した動物の数及びスコアの合計を、Chie squareテストと比較した。群1は、実験の最後まで反応を示さなかった。治療群3及び4では、驚いたことに、若干の動物が血清反応(25に対して、それぞれ6及び8)を示し、スコアは非治療群2(75スコア)に比べて著しく低かった(それぞれ6及び11)。
7.マイコプラスマの再単離
感染性マイコプラスマ菌株の再単離は以下のようにして行った。感染1時間後に、動物を5匹ずつ殺した。各1cmの長さの器官の小片を2mlの液体培地Bに入れ、細菌を3分間振とうした後、培地中でカウントした。実験の最後に、感染に使用した菌株の再単離を、ニワトリの呼吸器官(器官、肺、エア・ポケット)及び他の器官(脳、肝臓、脾臓、腎臓、心臓)から、試料が上記の全ての器官から固形培地Bにタンポンにより運ばれる方法で行った。寒天スラントを10日間培養し、評価した。単離物の一部分を、特定の免疫血清を用いるエピフルオレセン(epifluorescent)法で同定した。
感染性マイコプラスマ菌株の再単離は以下のようにして行った。感染1時間後に、動物を5匹ずつ殺した。各1cmの長さの器官の小片を2mlの液体培地Bに入れ、細菌を3分間振とうした後、培地中でカウントした。実験の最後に、感染に使用した菌株の再単離を、ニワトリの呼吸器官(器官、肺、エア・ポケット)及び他の器官(脳、肝臓、脾臓、腎臓、心臓)から、試料が上記の全ての器官から固形培地Bにタンポンにより運ばれる方法で行った。寒天スラントを10日間培養し、評価した。単離物の一部分を、特定の免疫血清を用いるエピフルオレセン(epifluorescent)法で同定した。
感染直後、マイコプラスマは、群1の動物の気管官からうまく単離できなかった。同時に、群2の感染動物の気管から、マイコプラスマ属gallisepticumを1×102〜2.7×103pfu/ml確認することができた。
実験の最後には、感染に用いた菌株を群1から再培養することができなかったが、群2から、とりわけ気管、肺及びエア・ポケットから、当該菌株を64例再培養することができた。一方、再培養は、意味深いことに、群3及び4からはほとんど成功せず(それぞれ10及び3例)、他の内部器官を除いて肺及び気管の中には首尾良くいったものもあった。治療VET−HBM群及び治療チアマチン群には実質的な差は認められなかった。
実施例7
<アイメリア属tenellaに対する効果試験>
48の1日齢ニワトリを用い、4群に分けた実験を行った(各群は12動物)。ひなをケージに群毎に入れ、実験中、室温を28℃にした。動物の飼育中、14日齢まで任意に、通常の栄養分及び飲料水を使用した(群1及び2)。群3及び4の栄養分は、1kg飼料当たり0.3gのVET−HBMで補足した。
群2及び4の動物は、2×103のアイメリア属tenellaの胞子形成したオーシストを含む懸濁液で経口感染させた。
<アイメリア属tenellaに対する効果試験>
48の1日齢ニワトリを用い、4群に分けた実験を行った(各群は12動物)。ひなをケージに群毎に入れ、実験中、室温を28℃にした。動物の飼育中、14日齢まで任意に、通常の栄養分及び飲料水を使用した(群1及び2)。群3及び4の栄養分は、1kg飼料当たり0.3gのVET−HBMで補足した。
群2及び4の動物は、2×103のアイメリア属tenellaの胞子形成したオーシストを含む懸濁液で経口感染させた。
感染から7日目から始めて、オーシストの排便を糞で調べた。同一の群に属する動物の糞の1日量を計量し、個々にホモジナイズした。各動物の糞から同一の量を計量し、これを2.5%K2Cr2O7溶液でホモジナイズした。当該群の1日のオーシストの排便をMcMasterで3回繰り返して測定した。結果を表7に示す。
上記の表7から、VET−HBMを与えた感染群4のオーシストの発達は、従来の栄養分を食べて生きてきた感染群2の動物に比べて著しく低かった(p<0.0001及びp<0.001)。群2では、オーシストの排便の上昇は、数日間で治療群をかなり超え、この高い濃度は実験の最後まで維持された。
初め、7日目及び14日目の体重測定により、従来の栄養分を食べて生きてきた人工感染動物の体重が、実験の最終日まで徐々に減少したが、VET−HBMを与えた感染及び非感染ひなでは体重が有意に(p<0.001)増加した、ことを確認した。
初め、7日目及び14日目の体重測定により、従来の栄養分を食べて生きてきた人工感染動物の体重が、実験の最終日まで徐々に減少したが、VET−HBMを与えた感染及び非感染ひなでは体重が有意に(p<0.001)増加した、ことを確認した。
実施例8
<予防接種したニワトリの抗体濃度測定>
1群7匹の1日齢のRoss−308タイプ(供給起源:Babolna,Hungary)のひなであって、感染性Gumboro病(Phylaxia,Budapest,Hungary由来のCEVAECワクチン)に対するワクチンで卵を一度処理しているひなを実験に使用した。チキンブイヨンの半分の基礎栄養分に対して、VET−HBMを0.3g/飼料kgの量で与えた、動物には任意に飼料及び飲料水を与えた。コントロール及び治療のニワトリは、第一日目及び毎週と時間を追って採血し、その血清を遠心分離し、実施する時まで−18℃で保存した。
<予防接種したニワトリの抗体濃度測定>
1群7匹の1日齢のRoss−308タイプ(供給起源:Babolna,Hungary)のひなであって、感染性Gumboro病(Phylaxia,Budapest,Hungary由来のCEVAECワクチン)に対するワクチンで卵を一度処理しているひなを実験に使用した。チキンブイヨンの半分の基礎栄養分に対して、VET−HBMを0.3g/飼料kgの量で与えた、動物には任意に飼料及び飲料水を与えた。コントロール及び治療のニワトリは、第一日目及び毎週と時間を追って採血し、その血清を遠心分離し、実施する時まで−18℃で保存した。
抗体量は、ELISAテストで測定した。当該テストの過程で、抗体は一般的に96ウェルのポリスチレンプレートの壁に吸着される。研究対象の血清中の特異的抗体は、抗原、非結合抗体に結合するが、洗浄によって除かれ、当該系は、西洋ワサビペルオキシダーゼ酵素又は他の酵素とコンジュゲートする、種特異的抗グロブリン血清によって完成する。反応しなかった抗グロブリンコンジュゲート分子は、洗浄によって除去される。抗原−抗体−抗グロブリンコンジュゲート、すなわち「サンドウィッチ」は、酵素物質の添加によって色付き反応形態となり、目に見える。当該実験で、感染性粘液嚢炎抗体キット(ProfFLOK(登録商標)IBDELISA Kit,Kirkegaard & Perry Laboratories, Guilford,UK製,カタログ番号54-81-01)を測定用に使用した。
測定は、上述の方法に従って行った。当該測定では、各50μLの血清を抗原で感作したプレートのウェルに加えた。ポジティブ及びネガティブコントロール血清を、ELISAプレートの最初の部分(−1、+2、−3)及び最後の部分(−94、+95、−96)に添加した。血清を加えたプレートを室温で30分間インキュベートし、洗浄溶液(300μL)で洗浄し、当該溶液は当該ウェルに3分間残した後、吹き出させた。当該洗浄ステップを2分後に繰り返した。その上に、キットからコンジュゲート100μLを、ウェル毎に試料に加え、室温で30分間インキュベートし、最後に先のようにして2回洗浄した。その後、100μLの基質を系に加え、室温で125分間インキュベートした。反応を100μLの停止溶液で停止した。発色した緑青色をELISAリーデング装置で405〜410nmにて読んだ。抗体力価は、得られた吸収データで、毎週分析して評価したものから計算した。
当該測定から、1日目に採血した動物の血清の力価の値は、コントロール群の通常の値と同じであったことが確認できた(平均13.5)。1週間目に採血された血清試料の力価の値は、コントロール群の値に比べて増加した(平均17.4)。2週間では、当該増加は、コントロールに比べて更に増えた(平均21.2)。3週間では、力価の値は、コントロールに比べて、VET−HBM治療の影響により強く増加した(平均30.3)。4週間では、治療群の力価の値は、コントロール群の値に比べて3倍であった(平均42.1)。5週間では、力価の値は、コントロール群の4倍になった(平均55.6)。6週間では、力価の値は、6週間目に測定されたコントロール群の値のほとんど5倍になった(平均69.4)。
統計的評価に基き、得られた値は、有意(p<0.001)であり、またコントロールに比べて急騰を示したことが判った。
統計的評価に基き、得られた値は、有意(p<0.001)であり、またコントロールに比べて急騰を示したことが判った。
Claims (15)
- 飼料、栄養分又はプレミックスの製造のための飼料補足物としての発酵小麦胚芽抽出物の使用。
- 一般的な飼料成分及び栄養分成分に加えて、発酵小麦胚芽抽出物を0.001〜10重量%の量で含む飼料又は栄養分。
- 一般的なプレミックス成分に加えて、発酵小麦胚芽抽出物を0.001〜50重量%の量で含む飼料プレミックス又は栄養分プレミックス。
- 水性媒体中でサッカロマイセス・セレヴィシエの存在下に小麦胚芽の発酵中に得られる発酵培養液に由来する発酵小麦胚芽抽出物を含む、請求項2又は3記載の飼料、栄養分又はプレミックス。
- 家畜の収量を促進する方法であって、発酵小麦胚芽抽出物を収量促進剤として当該動物の飼料に添加し、当該動物を当該方法で得られる飼料で飼うことを特徴とする、家畜の収量を促進する前記方法。
- 前記収量促進剤を、0.1〜6g/kg飼料、好ましくは0.3〜3g/kg飼料の量で使用することを特徴とする、請求項5記載の方法。
- 前記家畜が、牛、馬、ウサギ、子豚、肥育された豚、ブロイラー、雌鳥、七面鳥、ガチョウ又はアヒルである請求項5又は6記載の方法。
- 家畜の収量促進のための発酵小麦胚芽抽出物の使用。
- 動物のマイコプラスマ感染を予防及び/又は治療するための調合物の製造のための発酵小麦胚芽抽出物の使用。
- 動物のマイコプラスマ感染性炎症、特にマイコプラスマ属hyopneumoniaeによって引き起こされる肺炎を予防及び/又は治療するための調合物の製造のための発酵小麦胚芽抽出物の使用。
- 家禽のコクシジウム症感染を予防及び/又は治療するための調合物の製造のための発酵小麦胚芽抽出物の使用。
- 予防接種した家禽の抗体力価を上げるための発酵小麦胚芽抽出物の使用。
- マイコプラスマ属gallisepticumもしくはマイコプラスマ属synoviae感染及び/又は家禽の感染におけるコクシジウム症を予防及び/又は減ずるための発酵小麦胚芽抽出物の使用。
- マイコプラスマ属hyopneumoniaeによって引き起こされる肺炎を予防するための発酵小麦胚芽抽出物の使用。
- 前記発酵小麦胚芽抽出物を0.1〜6g/飼料kgの量で一般的な飼料と混合して使用する、請求項8、11〜13のいずれか1項記載の使用。
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