JP2005534511A - 突起部付きライナを備える研磨物品ならびにその製造および使用方法 - Google Patents

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Abstract

研磨物品(100)は、それから延在する突起部(165)を有するベース部分(170)を含むライナ(160)と接触する接着剤層(112)を有し、ここで突起部の少なくともいくつかは接着剤層に接触している。

Description

本発明は、研磨物品に、より具体的には接着剤層を有する研磨物品に関する。
多くの研磨物品、例えば、シートまたはディスクの形の被覆研磨または不織研磨物品は、一般に、使用中にはサポートパッド上へ取り付けられる。典型的には、サポートパッドの目的は、特定の研磨用途に必要とされる必要な基盤を研磨物品に提供することである。例えば、研磨物品が高圧で(例えば、高素材除去用途向けに)用いられることになっている場合、サポートパッドは典型的には耐久性、耐熱性の、堅いものであろう。研磨物品が成形表面を仕上げるために用いられることになっている場合、サポートパッドは典型的には柔らかい、整合的なものであろう。
バッキングを有する研磨物品について、サポートパッド上へ研磨物品を取り付けるための一選択肢は感圧接着剤(すなわち、PSA)を伴う。この選択肢のために、研磨層の反対側のバッキングの表面は典型的にはPSAの層を有する。PSA層は、典型的には、意図される研磨用途のために被覆研磨物品をサポートパッド上に保持するのに十分な粘着性を有する。
ユーザーに供給される時、ライナが典型的には研磨物品のPSA層に接合されている。ライナは、例えば、さもなければPSA層に被着して接着剤層の粘着性の低下をもたらすかもしれない異物から接着剤層を保護するのに役立つ。通常のライナは、典型的には紙またはポリマーフィルムでできており、一般に低粘着性材料のコーティングを有する。典型的には、低粘着性材料はPSA層と直接接触している。かかる低粘着性材料の例には、ポリエチレン、シリコ−ン、フルオロポリマー、および高分子量ワックス状材料が挙げられる。それによってPSA層を露出するライナの取り外しは、典型的にはPSA層からライナを分離すること(例えば、指の爪を用いて)を必要とするので、面倒な工程であり得る。
ライナの取り外しを容易にするために、幾つかの研磨物品は使い捨てタブを有する。かかる研磨物品は、研磨物品およびその関連ライナを、好ましいサイズおよび形状(例えば、ディスクまたは長方形)に一般に対応する形状だが、タブを形成する追加領域を含む形状へカットすることによって(例えば、ダイス打ち抜きによって)一般に形成される。研磨物品の研磨層、バッキング、PSA層、および任意の層を貫いて行われるが、ライナに貫入しないカットは、タブ上の研磨物品の当該部分を好ましい形状を有する当該部分から切断する。タブは容易に掴むことができ、ライナをPSA層から取り外して好ましい形状を有する研磨物品をもたらすために用いることができる。実際には、研磨物品からタブを切り離すカットの深さを正確に制御するのは困難であり、ライナ中へのまたはそれを貫くカットの問題はよく起こる。かかる場合には、タブは適切に機能しないかもしれない。
一態様では、本発明は、
第1主面と第1主面の反対側にある第2主面とを有するバッキングと、
第1主面の少なくとも一部分上にある研磨層であって、バインダーおよび研磨粒子を含む研磨層と、
第2主面の少なくとも一部分上にある接着剤層と、
接着剤層に被着された取り外し可能なライナであって、それから延在する突起部を有するベース部分を含み、突起部の少なくともいくつかが接着剤層に接触しているライナと、
を含む被覆研磨物品を提供する。
別の態様では、本発明は、
第1主面と第1主面の反対側にある第2主面とを有するバッキングと、
第1主面の少なくとも一部分上にある不織研磨ウェブであって、目の粗いかさ高繊維ウェブ(open lofty fiber web)、バインダー、および研磨粒子を含む不織研磨ウェブと、
第2主面の少なくとも一部分上にある接着剤層と、
接着剤層に被着された取り外し可能なライナであって、それから延在する突起部を有するベース部分を含み、突起部の少なくともいくつかが接着剤層に接触しているライナと、
を含む不織研磨物品を提供する。
別の態様では、本発明は、
第1主面と第1主面の反対側にある第2主面とを有するバッキングを提供する工程と、
バインダーおよび研磨粒子を含む研磨層を第1主面の少なくとも一部分に貼り付ける工程と、
接着剤層を第2主面の少なくとも一部分に貼り付ける工程と、
突起部を接着剤層に接触させることによって、ベース部分とベースから延在する複数の突起部とを含む、取り外し可能なライナを接着剤層に被着する工程と
を含む被覆研磨物品の製造方法を提供する。
典型的には、研磨層は、取り外し可能なライナを付着する前に第1主面に貼り付けられる。
別の態様では、本発明は、
第1主面と第1主面の反対側にある第2主面とを有するバッキングを提供する工程と、
目の粗いかさ高繊維ウェブ、バインダー、および研磨粒子を含む不織研磨ウェブを第1主面の少なくとも一部分に貼り付ける工程と、
接着剤層を第2主面の少なくとも一部分に貼り付ける工程と、
ベース部分と接着剤層に接触する複数の突起部とを有する第1面を含む、取り外し可能なライナを接着剤層に貼り付ける工程と、
を含む不織研磨物品の製造方法を提供する。
典型的には、不織研磨ウェブは、取り外し可能なライナを被着する前に第1主面に貼り付けられる。
別の態様では、本発明は、
第1主面と第1主面の反対側にある第2主面とを有するバッキング、
第1主面の少なくとも一部分上にある研磨層であって、バインダーおよび研磨粒子を含む研磨層、
第2主面の少なくとも一部分上にある接着剤層、ならびに
接着剤層に被着された取り外し可能なライナであって、ベース部分とベースから延在する複数の突起部とを含み、突起部が接着剤層に接触しているライナ
を含む被覆研磨物品を提供する工程と、
ライナを接着剤層から取り外す工程と、
接着剤層をサポートパッドに被着する工程と、
研磨層の少なくとも一部分をワークピースの表面の少なくとも一部分と摩擦接触させる工程と、
研磨物品またはワークピースの少なくとも1つを他方に対して動かして表面の少なくとも一部分を研磨する工程と、
を含むワークピースの研磨方法を提供する。
別の態様では、本発明は、
第1主面と第1主面の反対側にある第2主面とを有するバッキング、
第1主面の少なくとも一部分上にある不織研磨ウェブであって、目の粗いかさ高繊維ウェブ、バインダー、および研磨粒子を含む不織研磨ウェブ、
第2主面の少なくとも一部分上にある接着剤層、ならびに
接着剤層に被着された取り外し可能なライナであって、ベース部分とベースから延在する複数の突起部とを含み、突起部が接着剤層に接触しているライナ
を含む不織研磨物品を提供する工程と、
ライナを接着剤層から取り外す工程と、
接着剤層をサポートパッドに被着する工程と、
不織研磨ウェブの少なくとも一部分をワークピースの表面の少なくとも一部分と摩擦接触させる工程と、
研磨物品またはワークピースの少なくとも1つを他方に対して動かして表面の少なくとも一部分を研磨する工程と、
を含むワークピースの研磨方法を提供する。
典型的には、本発明による被覆研磨物品および不織研磨物品のライナは、容易に取り外し可能であり、加工操作中のライナの故意でないカットの問題に対処するものである。
本発明による研磨物品には、被覆研磨物品および不織研磨物品が含まれる。
被覆研磨物品
被覆研磨物品は一般にバッキングと研磨粒子および研磨粒子をバッキングに固定するためのバインダーを含む研磨層とを含む。研磨層は、例えば、単層(例えば、スラリー層)または多層(例えば、メイクおよびサイズ層)であり得る。
本発明による模範的な被覆研磨物品の一実施形態は図1に例示される。この図について言及すると、被覆研磨物品100は、第1主面111と第1主面111の反対側にある第2主面112とを有するバッキング110を含む。研磨層125は、第1主面111に貼付けられ、研磨粒子130、メイク層120、およびサイズ層140を含む。接着剤層150は第2主面112の少なくとも一部分に接触している。簡単にするために、バッキング110、研磨層125、および接着剤層150は集合的に本明細書では以下サブ−アセンブリ115と言われる。取り外し可能なライナ160は、第1面172と第1面172の反対側にある第2面174とを有するベース部分170を含む。突起部165は、第1面172から延在しており、ライナ160が接着剤層150に被着するように接着剤層150に接触している。
メイクおよびサイズ層ならびにそれらの塗布方法は研磨技術ではよく知られている。それらは典型的には1つまたは複数のバインダー(例えば、フェノール樹脂、ウレア−ホルムアルデヒド、エポキシ、エポキシ/アクリレート)を含み、研磨粒子をバッキングに接合するのに役立つ。メイクコートはまたバッキングを密封するのにも役立つかもしれない。
本発明による模範的な被覆研磨物品の別の実施形態は図2に例示される。この図について言及すると、被覆研磨物品200は、第1主面211と第1主面211の反対側にある第2主面212とを有するバッキング210を含む。研磨層225は、第1主面211に貼付けられ、研磨粒子230およびバインダー235を含む。接着剤層250は第2主面212の少なくとも一部分に接触している。取り外し可能なライナ260は、第1面272と第1面272の反対側にある第2面274とを有するベース部分270を含む。突起部265は、第1面272から延在しており、ライナ260が接着剤層250に被着するように接着剤層250に接触している。
研磨層は、後で硬化されてバインダーを形成するバインダー前駆体中の研磨粒子のスラリーとして塗布されてもよい。バインダー前駆体中の研磨粒子のかかるスラリーおよびそれらの塗布技術は研磨技術ではよく知られている。
好適なバッキングには、通常の密封被覆研磨バッキングおよび多孔性非密封バッキングをはじめとする、被覆または不織研磨物品の製造技術で公知のものが含まれる。バッキングは柔軟性があってもまたは堅くてもよい。好ましくは、バッキングは柔軟性がある。バッキングは、被覆研磨材の製造でバッキングとして通常使用されるものをはじめとする任意の数の様々な材料でできていてもよい。
模範的な柔軟性があるバッキングには、ポリオレフィンフィルム(例えば、二軸延伸ポリプロピレンをはじめとするポリプロピレン)、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、セルロースエステルフィルムのような(下塗フィルムをはじめとする)ポリマーフィルム、繊維状強化熱可塑性樹脂、金属箔、メッシュ、フォーム(例えば、天然スポンジ材料またはポリウレタンフォーム)、クロス(例えば、ポリエステル、ナイロン、絹、綿、および/またはレーヨンを含む繊維または糸から製造されたクロス)、紙、アート紙、バルカン紙、バルカンファイバー、不織材料、それらの組合せ、およびそれらの処理形が含まれる。バッキングはまた、2つの材料の積層品(例えば、紙/フィルム、クロス/紙、不織材料/紙、フィルム/クロス)であってもよい。クロスバッキングは織られていてもまたはスチッチボンドされていてもよい。バッキング材料の選択は、例えば、研磨物品の意図される用途に依存するかもしれない。
バッキングの厚さは一般には0.02mm〜5mm、好ましくは0.05mm〜3.5mm、より好ましくは0.1mm〜2mmの範囲であるが、これらの範囲外の厚さもまた有用であるかもしれない。
帯電防止材料がこれらバッキング処理の任意の中に含まれてもよい。帯電防止材料の添加は、木材または木材様材料を磨く時に静電気を蓄積する研磨物品の傾向を減らすことができる。
好適な研磨粒子には、研磨技術で公知の任意の研磨粒子が含まれる。模範的な有用な研磨粒子には、酸化アルミニウム、(1つまたは複数の金属酸化物改質剤および/またはシーディング剤もしくは核剤を含んでもよい)セラミック酸化アルミニウム、および熱処理酸化アルミニウムのような溶融酸化アルミニウムベース材料、炭化ケイ素、共溶融アルミナ−ジルコニア、ダイヤモンド、セリア、二ホウ化チタン、立方晶窒化ホウ素、炭化ホウ素、ガーネット、火打石、金剛砂、ゾル−ゲル由来研磨粒子、ならびにそれらのブレンドが含まれる。好ましくは、研磨粒子は溶融酸化アルミニウム、熱処理酸化アルミニウム、セラミック酸化アルミニウム、炭化ケイ素、アルミナ・ジルコニア、ガーネット、ダイヤモンド、立方晶窒化ホウ素、ゾル−ゲル由来研磨粒子、またはそれらの混合物を含む。
研磨粒子は、例えば、個々の粒子、研磨複合粒子、塊(浸食され得る塊をはじめとする)、およびそれらの混合物(例えば、同じまたは異なるサイズおよび/または組成を有する)の形にあってもよい。
研磨粒子は典型的には0.1マイクロメートル〜2000マイクロメートル、より好ましくは1マイクロメートル〜1300マイクロメートルの平均直径を有するが、他の直径を有する他の粒子を使用することもできる。
研磨粒子についてのコーティング量は、例えば、研磨物品のタイプ(例えば、被覆研磨物品または不織研磨物品)、研磨粒子の塗布方法、および研磨粒子のサイズに依存するかもしれないが、典型的には平方メートル当たり5グラム(g/m)〜1350g/mの範囲である。
本発明による研磨物品は典型的には少なくとも1つのバインダー(例えば、被覆研磨物品のメイク、サイズ、および/またはスラリー層中に、または不織研磨物品の繊維ウェブ上にコートされた)を含む。典型的には、バインダーは、バインダー前駆体を硬化させることによって(例えば、熱的方法によって、または電磁または微粒子放射線を用いることによって)形成される。有用なバインダーおよびバインダー前駆体は無機であってもまたは有機であってもよい。有用なバインダー前駆体には、例えば、熱的におよび/または放射線への露光によって硬化されてもよい、熱硬化性樹脂および放射線硬化性樹脂が含まれる。模範的な有機バインダー前駆体には、膠、フェノール樹脂、アミノプラスト樹脂、ウレア−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、ウレタン樹脂、(例えば、ペンダントα,β−不飽和基を有するアミノプラスト樹脂、アクリレートウレタン、アクリル化エポキシ、アクリル化イソシアヌレート)、アクリル樹脂、エポキシ樹脂(ビス−マレイミドおよびフルオレン改質エポキシ樹脂をはじめとする)、イソシアヌレート樹脂、ならびにそれらの混合物が含まれる。
バインダーおよび/または研磨製品はまた、繊維、滑剤、湿潤剤、チキソトロピック材料、界面活性剤、顔料、染料、帯電防止剤(例えば、カーボンブラック、酸化バナジウム、グラファイトなど)、粉砕助剤、カップリング剤(例えば、シラン、チタネート、ジルコアルミネートなど)、可塑剤、懸濁化剤などのような添加剤を含んでもよい。これら任意の添加剤の量は好ましい特性を提供するために選択される。カップリング剤は研磨粒子および/または充填材への粘着性を改善することができる。
本発明による被覆研磨物品の幾つかの実施形態では、1つまたは複数の追加の任意コーティング(例えば、飽和剤、プレサイズ層、バックサイズ層、タイ層、スーパーサイズ層)は、当業者に公知であるような材料の機能または目的によって決定されるように連続層または不連続層として存在してもよい。例えば、特に細粒度の研磨材を用いる場合には、紙バッキング材料の固有のテクスチャー化表面を平らにするために飽和コートを提供することが好ましいかもしれない。スーパーサイズ層、すなわち、サイズ層の少なくとも一部分上に塗布されたコーティングは、例えば、粉砕助剤を、および/またはアンチ−ローディングコーティングとして提供するために追加され得る。
さらに、任意のスーパーサイズ層に関しては、それは、被覆研磨物品の切削能力を劇的に低下させ得る研磨粒子間の削り屑(ワークピースから研磨された材料)の蓄積を防ぐまたは減らすのに役立つかもしれない。スーパーサイズ層は好ましくは粉砕助剤(例えば、テトラフルオロホウ酸カリウム)、脂肪酸の金属塩(例えば、ステアリン酸亜鉛またはステアリン酸カルシウム)、リン酸エステルの塩(例えば、ベヘニルリン酸カリウム)、リン酸エステル、ウレア−ホルムアルデヒド樹脂、鉱油、架橋シラン、架橋シリコーン、および/またはフルオロケミカルズを含んでもよい。
被覆研磨物品を製造するための技術および材料のさらなる記載は、例えば、米国特許第4,314,827号明細書(ライセイザー(Leitheiser)ら)、同第4,518,397号明細書(ライセイザーら)、同第4,588,419号明細書(コール(Caul)ら)、同第4,623,364号明細書(コットリンガー(Cottringer)ら)、同第4,652,275号明細書(ブルーチャー(Bloecher)ら)、同第4,734,104号明細書(ブロバーグ(Broberg))、同第4,737,163号明細書(ラーケイ(Larkey))、同第4,744,802号明細書(シュワベル(Schwabel))、同第4,751,138号明細書(ツメイ(Tumey)ら)、同第4,770,671号明細書(モンロー(Monroe)ら)、同第4,799,939号明細書(ブルーチャーら)、同第4,881,951号明細書(ウッド(Wood)ら)、同第4,927,431号明細書(ブッチャナン(Buchanan)ら)、同第5,498,269号明細書(ラーミー(Larmie))、同第5,011,508号明細書(ワルド(Wald)ら)、同第5,078,753号明細書(ブロバーグら)、同第5,090,968号明細書(ペロウ(Pellow))、同第5,108,463号明細書(ブッチャナンら)、同第5,137,542号明細書(ブッチャナンら)、同第5,139,978号明細書(ウッド)、同第5,152,917号明細書(ピーパー(Pieper)ら)、同第5,201,916号明細書(バーグ(Berg)ら)、同第5,203,884号明細書(ブッチャナンら)、同第5,227,104号明細書(バウアー(Bauer))、同第5,328,716号明細書(ブッチャナンら)、同第5,366,523号明細書(ローウェンホースト(Rowenhorst)ら)、同第5,378,251号明細書(カラー(Culler)ら)、同第5,417,726号明細書(スタウト(Stout)ら)、同第5,429,647号明細書(ラーミー)、同第5,436,063号明細書(フォレット(Follett)ら)、同第5,490,878号明細書(ピーターソン(Peterson)ら)、同第5,496,386号明細書(ブロバーグら)、同第5,520,711号明細書(ヘルミン(Helmin))、同第5,549,962号明細書(ホームズ(Holmes)ら)、同第5,551,963号明細書(ラーミー)、同第5,556,437号明細書(リー(Lee)ら)、同第5,560,753号明細書(ブッチャナンら)、同第5,609,706号明細書(ベネディクト(Benedict)ら)、同第5,700,302号明細書(ステゼル(Stoetzel)ら)、同第5,942,015号明細書(カラーら)、同第5,954,844号明細書(ロー(Law)ら)、同第5,961,674号明細書(ガグリアルディ(Gagliardi)ら)、同第5,975,988号明細書(クリスチアンソン(Christianson))、同第6,059,850号明細書(リーセ(Lise)ら)、および同第6,261,682号明細書(ロー)に見いだされるかもしれない。
不織研磨物品
本発明による一実施形態に従った不織研磨物品は図3に示される。不織研磨物品300は、研磨粒子330を繊維ウェブ340の全体にわたって分配され有機バインダー(示されていない)によってその中に接着接合された目の粗いかさ高繊維ウェブ340を含む。繊維ウェブ340は、第1主面311と第1主面311の反対側にある第2主面とを有するバッキング310に貼り付けられている。第2主面312の少なくとも一部分はその上に接着剤層350を有する。取り外し可能なライナ360は、ベース部分370の第1面372と第1面372の反対側にある第2面374とを有するベース部分370を有する。突起部365は、ライナ360の第1面372から延在しており、ライナ360が接着剤層に被着するように接着剤層350に接触している。
繊維ウェブは、好ましくは捲縮したおよび/または互いに絡み合った連続繊維またはステープルファイバーを含んでもよい。模範的な繊維には、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、およびポリアラミド繊維が含まれる。
繊維ウェブは、例えば、針タッキング、ステッチボンディング、および/または接着剤接合(例えば、膠またはホットメルト接着剤を用いる)によって、バッキングに貼り付けられ(すなわち、固定され)てもよい。
被覆研磨物品への包含のために本明細書で上に述べられたバインダーおよびバインダー前駆体、バッキング、研磨粒子、任意の添加剤、ならびに任意の層もまた、本発明による不織研磨材に用いられてもよい。
不織研磨物品を製造するための技術および材料のさらなる記載は、例えば、米国特許第2,958,593号明細書(フーバー(Hoover)ら)、同第4,331,453号明細書(ダウ(Dau)ら)、同第4,991,362号明細書(ハイア(Heyer)ら)、同第5,591,239号明細書(エドブロム(Edblom)ら)、同第5,681,361号明細書(サンダーズ(Sanders))、同第5,858,140号明細書(バーガー(Berger)ら)、同第6,017,831号明細書(ベアズレイ(Beardsley)ら)、および同第6,207,246号明細書(モレン(Moren)ら)に見いだされるかもしれない。
本発明による被覆および不織研磨物品は、それに取り外し可能なライナが被着しているバッキングと典型的には接触した接着剤層を含む。
接着剤層用の接着剤の例には、ホットメルト接着剤、粘着接着剤(感圧接着剤をはじめとする)、および/または硬化接着剤をはじめとする、当該技術で公知のものが挙げられる。好ましくは、接着剤層は粘着性である。より好ましくは、接着剤層は感圧接着剤である。
感圧接着剤は一般に、例えば、ディ.セイタス(D.Satas)編、「感圧接着剤技術ハンドブック(Handbook of Pressure−Sensitive Adhesive Technology)」、第3版、フォン・ノストランド・レインホールド(Von Nostrand Reinhold)(1989年)に記載されている。模範的な感圧接着剤には、ラテックス・クレープ、ロジン、ポリアクリレートエステル(例えば、ポリ(アクリル酸ブチル))をはじめとするアクリルポリマーおよびコポリマー、ポリビニルエーテル(例えば、ポリ(ビニルn−ブチルエーテル))、ポリ(アルファ−オレフィン)、シリコーン、アルキッド接着剤、ゴム系接着剤(例えば、天然ゴム、合成ゴム、塩素化ゴム)、ならびにそれらの混合物が含まれる。
接着剤は、例えば、純材料として、溶剤中の溶液として、または水性分散系としてバッキングに塗布されてもよい。バッキングへの接着剤の塗布方法は広く知られており、それには、吹き付け塗り、カーテンコーティング、ロールコーティング、スクリーンコーティング、ホットメルト押出コーティング、ナイフコーティングなどが含まれる。
接着剤層は、任意の重量または厚さのものであってもよい。好ましくは、接着剤層は1マイクロメートル〜220マイクロメートルの範囲の、より好ましくは5マイクロメートル〜170マイクロメートルの範囲の被覆厚さを有する。接着剤層は連続であってもまたは不連続であってもよい。
本発明による研磨物品は、典型的には、バッキング上の接着剤層に被着された取り外し可能なライナを含む。ライナは、ダスト、指、または他の研磨物品(例えば、積み重ねられる場合)のような様々な物体への偶発的な被着、またはそれらによる汚染から接着剤層を保護するのに少なくとも部分的に役立つ。
好ましくは、ライナは柔軟性がある。本明細書で用いるところでは、用語「柔軟性がある」は、ライナに適用される時、ライナが破壊するまたはひびが入ることなく、少なくとも1回、そのものの上へ折り畳み、かつ、広げ得ることを意味する。
好ましくは、ライナは使い捨てであり、研磨物品の性能への弊害なしに捨てることができる。
適切な処理(例えば、エンボス化)で、ライナは、ライナとしての使用について知られている実質的に任意の材料から製造することができるが、好ましくはライナは押出可能な熱可塑性樹脂を含む。模範的な押出可能な熱可塑性樹脂には、例えば、ポリ(エチレンテレフタレート)のようなポリエステル、ポリオレフィン(例えば、ポリプロピレン、ポリブチレン、プロピレンとエチレンとのコポリマー、またはポリエチレン)、ポリスチレン(例えば、ポリ(スチレン−コ−アクリロニトリル)およびポリ(アクリロニトリル−コ−ブタジエン−コ−スチレン))、可塑化ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ならびにポリメタクリレートが含まれる。好ましくは、押出可能な熱可塑性樹脂はポリオレフィンを含み、より好ましくは押出可能な熱可塑性樹脂はポリプロピレン、ポリエチレン、および/またはプロピレンとエチレンとのコポリマーを含む。
典型的には、ライナはテクスチャー化表面をもたらす突起部を有する。突起部は連結を断たれていてもまたは連結されていてもよい(例えば、平方形の格子パターンを形成するために連結された尾根およびポストであってもよい)。突起部は規則的にまたは不規則に間隔をあけて配置されてもよく、好ましくは突起部は規則的に間隔をあけて配置される。突起部は接着剤層に接触し、場合によりバッキングに接触するのに十分な程度、接着剤層中へ貫入してもよい。
好ましくは、個々の突起部の反対側は実質的に平行であるか、または突起部の先端に向かって狭くなっている。突起部は、ライナと具体的な研磨物品との間の好ましい相互作用に依存してサイズおよび/または形状の任意の組合せのものであってもよい。個々の突起部の模範的な形状には、ポスト(例えば、円筒形、プリズム状)、円錐、半球、ピラミッド(角錘台をはじめとする)、尾根が含まれるが、他の形状もまた有用である。好ましくは、個々の突起部の先端は実質的に平面であるが、それらは凹面、凸面、および/またはそれらの組合せであり得る。好ましくは、突起部の先端は実質的に同一平面で終わるが、これは必要条件ではない。
突起部の断面形状は、好ましい剥離特性を与える任意の形状であってもよい。典型的には、突起部の断面形状は、それらを製造するために用いられる製造方法によって決定される。個々の突起部の模範的な断面形状(突起部の先端とライナのベース部分との中間点で決定される)には、円形、楕円形、多角形、およびそれらの組合せが含まれる。有用な多角形断面形状には、例えば、正方形、三角形、長方形、および台形が含まれる。円形断面形状の突起部が特に好ましい。突起部は、相互連結されていて、好ましくは実質的に一様な高さを有する、隆起した連結パターンを形成していてもよい。模範的な隆起した連結パターンには、平方形格子、六角形格子、ダイヤモンド格子、長方形格子、および三角形格子が含まれる。
実例として、図4〜7は本発明の実施で有用な模範的なライナを示す。
ここで図4について言及すると、ライナ400は、第1面472と第1面472の反対側にある第2面474とを有するベース部分470を含む。円筒形状の突起部465が第1面472から延在している。
ここで図5について言及すると、ライナ500は、第1面572と第1面572の反対側にある第2面574とを有するベース部分570を含む。角錐台形状の突起部565が第1面572から延在している。
さて図6について言及すると、ライナ600は、第1面672と第1面672の反対側にある第2面674とを有するベース部分670を含む。相互に連結された突起部665が第1面672から延在しており、隆起した平方形格子パターンを集合的に形成している。
さて図7について言及すると、ライナ700は、第1面772と第1面772の反対側にある第2面774とを有するベース部分770を含む。相互に連結された突起部765が第1面772から延在しており、隆起した六角形格子パターンを集合的に形成している。
突起部は、エンボス化、または金型(例えば、柄ロール)中への溶融押出をはじめとする様々な方法によって都合よく形成されてもよい。突起部の形成方法は、例えば、2001年11月1日に公開された米国特許公開第20010036529号明細書(カルホウン(Calhoun)ら)、および2002年3月28日に公開された米国特許公開第20020037393号明細書(ストローベル(Strobel)ら)、ならびに1997年4月17日に公開されたPCT公開国際公開第97/13633 A1号パンフレット(カルホウンら)および2000年12月7日に公開された国際公開第00/73082 A1号パンフレット(エングル(Engle)ら)に記載されている。
エンボス化は、例えば、熱可塑性フィルムにロールニップを通過させて相当するエンボス化パターンを有する道具に押し付けることに達成することができる。
突起部はまた、例えば、エンボス化またはへこんだパターンを有する道具を用いて溶融熱可塑性樹脂をキャストし、熱可塑性樹脂を固化させ、そして例えば、その開示が参照により本明細書に援用される、米国特許第5,845,375号明細書(バイチンスキイー(Bychinski)ら)に記載されているように生じたテクスチャー化固体フィルムを取り外すことによって形成することができる。例えば、円筒形空洞のパターンを有する道具を用いると、相当するパターンの突き出た円筒形ポストを有するライナの形成をもたらすであろう。かかる方法では、空洞の深さは、円筒形ポストの意図される高さの少なくとも約2倍の深さであるように好ましくは選ばれる。
ライナの第1面上の突起部の密度(すなわち、単位面積当たりの突起部の数)は、好ましい剥離特性を与える任意の数であってもよい。好ましくは、ライナの第1面上の突起部の密度は、接着剤層が突起部の間に垂れ下がりライナのベース部分に触れることができないようなものである。例えば、ライナの第1面上の突起部の密度は、ライナの平方センチメートル当たり10〜250突起部の範囲、好ましくは平方センチメートル当たり15〜186突起部の範囲、より好ましくは平方センチメートル当たり31〜62突起部の範囲にあってもよい。
好ましくは、突起部の物理的寸法は、圧縮応力がかけられた時に、突起物が曲がらずまたは座屈せず、それらの構造完全性を維持して接着剤層がライナのベース部分のランドエリアに接触するのを防ぐようなものである。
典型的には、突起部の高さは、近くの接着面がライナのベース部分に接触することなく圧縮荷重下に突起部先端が接着剤層に貫入してバッキング層に接触することができるように、それが接着剤層の厚さよりも大きいように選択される。好ましくは、突起部の少なくとも幾つかの高さは少なくとも0.025mmであり、より好ましくは接着剤層の厚さよりも少なくとも0.10mm大きい。突起部は同じまたは異なる高さのものであってもよい。幾つかの実施形態では、突起部は、プロセス変動を考慮に入れて、好ましくは実質的に同じ高さのものである。好ましくは、突起部の平均高さは0.12mm〜1.0mm、より好ましくは0.25mm〜0.64mm、より好ましくは0.38mm〜0.50mmの範囲にある。研磨物品の性質に依存して、突起部の高さは、典型的には、接着剤層からのライナの容易な取り外しが可能であるように選択される。
典型的には、突起部は好ましくは0.15mm〜0.76mmの範囲の幅または直径を有するが、他の幅および直径が用いられてもよい。好ましくは、突起部高さを増やすと共に、突起部の幅および/または直径は、突起部の曲がりまたは座屈を防ぐために増やされる。好ましくは、本発明による突起部には、2:1またはそれ未満、好ましくは1:1またはそれ未満のアスペクト比(すなわち、突起部高さ対ベースでの幅の比)のものが含まれる。
その上に突起部を有する第1面の反対側にあるライナの第2面は、修飾されないままであり得るし、または第1面について上に記載されたようにエンボス化され得る。
ライナベース部分の厚さは、好ましい加工特性、曲げ剛性、耐引裂性、および引張強度を与える任意の厚さであり得る。好ましくは、ライナベース部分は0.025mm〜0.25mmの範囲の、より好ましくは0.076mm〜0.13mmの範囲の厚さを有する。
本発明による研磨物品は、例えば、ダイス打ち抜き、ナイフカット、およびレーザーカットをはじめとする多種多様な方法によって、例えばロール、ディスク(穴あきディスクを含む)、および/またはシートをはじめとする形、形状、および/またはサイズへ変換することができる。
幾つかの実施形態では、本発明による被覆研磨物品は、主要部とライナの取り外しを助けるタブとを有する被覆研磨ディスクへ変換されてもよい。かかる実施形態では、バッキングに対して垂直に見た時に、被覆研磨材の主要部および/またはタブは任意の形状、例えば、円形、三日月形、楕円形、または多角形(例えば、正方形、三角形、長方形、六角形、もしくは台形)のものであってもよい。好ましくは、主要部は、バッキングの第1主面に垂直の回転対称軸を有する。好ましくは、バッキングに対して垂直に見た時に、主要部は円形状を有し、タブは三日月形状を有する。
ここで図8について言及すると、被覆研磨ディスク800は、被覆研磨物品100の模範的なかかる実施形態である。図8で、サブアセンブリ115は、ライナ160の外周841と実質的に同一の広がりを持つ外周840を有する。サブアセンブリ115は、サブアセンブリ115を切り裂くがライナ160を通って延在していないカット816によって切り離されている主要部115aとタブ115bとを含む。
ワークピースを研磨する前に、タブ115bが掴まれ、被覆研磨ディスク800がカット816に沿って曲げられてサブアセンブリ115の主要部115aからのライナ160の分離を容易にすることができ、それは次に、例えば、サポートパッドに接着されてもよい。カット816は、例えば、任意のカット方法によって、好ましくはダイス打ち抜きまたはレーザーカットによって形成されてもよい。ダイス打ち抜きによってカット816を形成する場合、ダイがバッキングを切り抜くがライナ110のベース部分170に貫入しないまたは切断しないように、ダイは典型的には配置される。
本発明による研磨物品はワークピースを研磨するのに有用である。使用する時に、ライナは典型的には研磨物品から取り外され、それによって接着剤層を露出し、次に、接着剤層はサポートパッド(当該技術ではバックアップパッドとしても知られる)と接着接触させられる。模範的なサポートパッドは、例えば、その開示が参照により本明細書に援用される、米国特許第5,807,161号明細書(マナー(Manor)ら)および同第4,631,220号明細書(クリフトン(Clifton))に記載されている。サポートパッドは、場合により、米国特許第6,142,858号明細書(リューデケ(Luedeke))に記載されているようにそれに付けられた取り付けシャフトを有してもよい。
研磨物品をサポートパッド上に取り付けた後、研磨物品はワークピースの表面と摩擦接触させられる。次に研磨物品またはワークピースの少なくとも1つが他方に対して動かされて表面の少なくとも一部分を研磨する。ワークピース材料の例には、金属、金属合金、外来金属合金、セラミックス、ガラス、木材、木材様材料、複合材料、塗面、プラスチック、強化プラスチック、石、および/またはそれらの組合せが挙げられる。ワークピースは、平らであってもよいし、またはある形状またはそれに関連した輪郭を有してもよい。模範的なワークピースには、金属部品、プラスチック部品、パーティクルボード、カムシャフト、クランクシャフト、家具、およびタービン翼が含まれる。
本発明による研磨物品は、手動により用いられてもよく、および/または機械と組み合わせて用いられてもよい。研磨物品およびワークピースの少なくとも1つまたは両方が研磨時に他方に対して動かされる。
別の態様では、研磨は乾いたまたは湿った状態で行われてもよい。湿式研磨用の模範的な液体には、水、通常の錆止め化合物を含有する水、潤滑油、オイル、石鹸、および切削液が含まれる。液体はまた消泡剤、脱脂剤などを含有してもよい。
本発明は、すべての部、百分率、比などが特に明記しない限り重量による次の非限定的な実施例を用いてより十分に理解されるであろう。
特に記載のない限り、実施例で使用されるすべての試薬は、ウィスコンシン州ミルウォ−キーのアルドリッチ・ケミカル社(Aldrich Chemical Co.,Milwaukee,Wisconsin)のような一般化学薬品供給業者から入手した、もしくは入手可能であり、または公知方法によって合成されてもよい。
次の略語(cm=センチメートル、kPa=キロパスカル、mm=ミリメートル、およびpsi=平方インチ当たりのポンド)を次の実施例の全体にわたって用いる。
ライナ1〜7の製造
ライナ1
エチレン−プロピレン耐衝撃性コポリマー樹脂(ミシガン州ミッドランドのダウ・ケミカル・カンパニー(Dow Chemical Company,Midland、Michigan)から商品名「SRD7−587ディベロップメンタル・ポリプロピレン樹脂(DEVELOPMENTAL POLYPROPYLENE RESIN)」で入手した)を、210℃の温度で一軸スクリュー押出機(コネチカット州ハムデンのメリット・デービス社(Merritt Davis Corp.,Hamden,Connecticut)から入手した)を用い、柄ロールを33メートル毎分の表面速度で絶えず回転させ、3psi(20kPa)の呼びニップ圧を用いながら、21℃の温度に維持された軟鋼柄ロールの空洞中へ押し出した。柄ロールの表面は、1.44mmの中心−中心呼び間隔(すなわち、平方センチメートル当たり50の円筒形空洞の密度)で、円筒形空洞の六角形最密配列を有した。各空洞は0.45mmの公称直径および1.52mmの公称深さを有した。
連続法では、樹脂が柄ロール上へ押し出される所に隣接した柄ロールの表面に沿ったローラーであって、空洞および柄ロールの表面を覆う樹脂の層の厚さが0.13mmであるように当該表面から間隔をあけて配置されたローラーによって樹脂を空洞中へ圧入した。固化した樹脂を、0.15mm公称高さおよび1.44mmの中心−中心呼び間隔の直立した円筒形突起部の六角形最密配列を有するライナとして柄ロールから剥離した。ライナを巻取ロール上へ巻き取った。ライナのベース部分は0.13mmの呼び厚さを有した。
ライナ2
おおよそ7.5psi(52kPa)のニップ圧を用いたことを除いては、ライナ1の製造手順を繰り返し、0.25mm公称高さの円筒形突起部を有するライナをもたらした。
ライナ3
おおよそ13psi(90kPa)のニップ圧を用いたことを除いては、ライナ1の製造手順を繰り返し、0.36mm公称高さの円筒形突起部を有するライナをもたらした。
ライナ4
おおよそ22psi(150kPa)のニップ圧を用いたことを除いては、ライナ1の製造手順を繰り返し、0.46mm公称高さの円筒形突起部を有するライナをもたらした。
ライナ5
おおよそ28psi(190kPa)のニップ圧を用いたことを除いては、ライナ1の製造手順を繰り返し、0.56mm公称高さの円筒形突起部を有するライナをもたらした。
ライナ6
おおよそ30psi(210kPa)のニップ圧を用いたことを除いては、ライナ1の製造手順を繰り返し、0.61mm公称高さの円筒形突起部を有するライナをもたらした。
ライナ7
おおよそ32psi(220kPa)のニップ圧を用いたことを除いては、ライナ1の製造手順を繰り返し、0.66mm公称高さの円筒形突起部を有するライナをもたらした。
比較例A
それぞれがシリコーン被覆紙剥離ライナを有する、商品名「スチキット(STIKIT)233U P150」で入手可能な、3つの6インチ(15cm)直径の感圧接着剤(PSA)裏付けC−重量(C−weight)被覆研磨ディスクをミネソタ州セントポールの3Mカンパニー(3M Company,St.Paul,Minnesota)から入手した。ディスク外周を越えて0.38インチ(9.7mm)突き出たタブ(0.38インチ(9.7mm)半径)を有する、5インチ(12.7cm)直径ディスクを、独国フランクフルト・アム・マインのドイツ統合シューマシーネン有限責任会社(Deutsche Vereingte Schuhmaschinen GmbH,Frankfurt am Main,Germany)から商品名「サムコ・モデル(SAMCO MODEL)SB−25」で入手した水圧プレスを用いて各被覆研磨ディスクからダイス打ち抜きした。用いたダイは、それから0.38インチ(9.7mm)突き出てタブを形成した0.38インチ(9.7mm)半径の円弧を有する5インチ(12.7cm)直径の円形刃よりなった。ディスクの円周上の刃の部分、および(図8に一般に例示されるようなカットを形成するための)ディスクからのタブの切り離しは、ダイのカット面の残りと比べて5ミル(0.13mm)へこんでいた。3つの研磨ディスクの輪郭をカットするのにちょうど十分であるダイス打ち抜き条件下で、ディスク製の各被覆研磨物品のタブ部分からディスク部分を切り離すカットは、紙ライナ中へ伸びて、タブを部分的にまたは完全に取り外した。
比較例B
6インチ(15cm)直径PSA裏付けC−重量研磨ディスクを、3Mカンパニーから入手した、商品名「スチキット243U P80」で入手可能な、シリコーン被覆紙剥離ライナを有する6インチ(15cm)直径PSA裏付けD−重量被覆研磨ディスクで置き換えたことを除いては、比較例Aを繰り返した。3つの研磨ディスクの輪郭をカットするのにちょうど十分であるダイス打ち抜き条件下で、ディスク製の各被覆研磨物品のタブ部分からディスク部分を切り離すカットは、紙ライナ中へ伸びて、タブを部分的にまたは完全に取り外した。
実施例1
紙ライナを3つの6インチ(15cm)直径PSA裏付けC重量「スチキット233U P150」被覆研磨ディスクから取り外した。ライナ3の区分(8インチ×8インチ(20.3cm×20.3cm))を手で各研磨ディスクのPSA層に積層した。それぞれがディスクの外周から0.38インチ(9.7mm)突き出ているタブ(0.38インチ(9.7mm)半径)を有する、3つの5インチ(12.7cm)直径ディスクを、比較例Aで記載したようにダイス打ち抜きし、ライナのベース部分中へ目立って貫入していないカットによって被着タブを被覆研磨ディスクから切り離された3つの被覆研磨ディスクをもたらした。
実施例2
6インチ(15cm)直径PSA裏付けC重量被覆研磨ディスクを、商品名「スチキット243U P80」で3Mカンパニーから入手した6インチ(15cm)直径PSA裏付けD−重量被覆研磨ディスクで置き換えたことを除いては、実施例1の手順を繰り返した。各生じた被覆研磨ディスクは、ライナのベース部分中へ目立って貫入していないカットによってタブを被覆研磨ディスクから切り離されていた。
実施例3
実施例1からのライナをライナ4で置き換えたことを除いては、実施例1の手順を繰り返した。各生じた被覆研磨ディスクは、ライナのベース部分中へ目立って貫入していないカットによってタブを被覆研磨ディスクから切り離されていた。
実施例4
6インチ(15cm)直径PSA裏付けC重量被覆研磨ディスクを、6インチ(15cm)直径PSA裏付けD−重量「スチキット243U P80」被覆研磨ディスクで置き換えたことを除いては、実施例3の手順を繰り返した。各生じた被覆研磨ディスクは、ライナのベース部分中へ目立って貫入していないカットによってタブを被覆研磨ディスクから切り離されていた。
実施例5
ライナ3をライナ5で置き換えたことを除いては、実施例3の手順を繰り返した。各生じた被覆研磨ディスクは、ライナのベース部分中へ目立って貫入していないカットによってタブを被覆研磨ディスクから切り離されていた。
実施例6
6インチ(15cm)直径PSA裏付けC重量被覆研磨ディスクを、6インチ(15cm)直径PSA裏付けD−重量「スチキット243U P80」ディスクで置き換えたことを除いては、実施例5の手順を繰り返した。各生じた被覆研磨ディスクは、ライナのベース部分中へ目立って貫入していないカットによってタブを被覆研磨ディスクから切り離されていた。
同様に、ライナ1、2、6、または7のいずれかを使用して本発明の研磨物品を製造することもまた可能である。これは、例えば、実施例1〜6のいずれかの手順に従って、しかし具体的実施例で使用したライナをライナ1、2、6、または7のいずれか1つで置き換えて成し遂げられてもよい。
実施例1〜6ならびに比較例AおよびBを製造する過程において、タブ部分を用いることなく、実施例1〜6のライナからよりも比較例AおよびBの紙ライナから手によって被覆研磨ディスクの分離を開始するのが著しくより困難であることもまた観察された。
本発明の範囲および精神から逸脱することなく本発明の様々な修正および変更が当業者に明らかになるであろうし、本発明が本明細書に述べられた例示された実施形態に不当にも限定されないことは理解されるべきである。
本発明による被覆研磨物品の一実施形態の略断面図である。 本発明による被覆研磨物品の別の実施形態の略断面図である。 本発明の不織研磨物品の一実施形態の略断面図である。 図1〜3に例示されるようなライナの模範的な実施形態の斜視図である。 図1〜3に例示されるようなライナの模範的な実施形態の斜視図である。 図1〜3に例示されるようなライナの模範的な実施形態の斜視図である。 図1〜3に例示されるようなライナの模範的な実施形態の斜視図である。 タブを有する、図1に例示されるような、被覆研磨物品の一実施形態の斜視図である。

Claims (39)

  1. 第1主面と前記第1主面の反対側にある第2主面とを有するバッキングと、
    前記第1主面の少なくとも一部分上にある研磨層であって、バインダーおよび研磨粒子を含む研磨層と、
    前記第2主面の少なくとも一部分上にある接着剤層と、
    前記接着剤層に被着された取り外し可能なライナであって、それから延在する突起部を有するベース部分を含み、前記突起部の少なくともいくつかが前記接着剤層に接触しているライナと、
    を含む被覆研磨物品。
  2. 前記研磨層がメイク層およびサイズ層を含む、請求項1に記載の被覆研磨物品。
  3. 前記研磨層がスラリー層を含む、請求項1に記載の被覆研磨物品。
  4. バックサイズ層、スーパーサイズ層、プレサイズ層、または飽和剤の少なくとも1つをさらに含む、請求項1に記載の被覆研磨物品。
  5. 第1主面と前記第1主面の反対側にある第2主面とを有するバッキングと、
    前記第1主面の少なくとも一部分上にある不織研磨ウェブであって、目の粗いかさ高繊維ウェブ、バインダー、および研磨粒子を含む不織研磨ウェブと、
    前記第2主面の少なくとも一部分上にある接着剤層と、
    前記接着剤層に被着された取り外し可能なライナであって、それから延在する突起部を有するベース部分を含み、前記突起部の少なくともいくつかが前記接着剤層に接触しているライナと、
    を含む不織研磨物品。
  6. 前記ベース部分が第1面を有し、かつ、前記突起部が前記第1面から延在している、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  7. 前記接着剤層が前記ライナの前記ベース部分に接触しない、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  8. 前記バッキングがクロス、紙、フォーム、または熱可塑性フィルムの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  9. 前記接着剤層が感圧接着剤を含む、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  10. 前記接着剤層が天然ゴム、合成ゴム、ブロックコポリマー、ポリ(メタ)アクリレート、シリコーン、ポリオレフィン、およびそれらの組合せよりなる群から選択される感圧接着剤を含む、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  11. 前記ライナが熱可塑性樹脂を含む、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  12. 前記ライナがポリオレフィン、ポリエステル、ポリカーボネート、およびポリ(メタ)アクリレートよりなる群から選択される熱可塑性樹脂を含む、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  13. 前記ライナがポリエチレンまたはポリプロピレンの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  14. 前記突起部の少なくともいくつかが前記第1主面に対して垂直の回転対称軸を有する、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  15. 前記突起部が円筒形ポストを含む、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  16. 前記突起部が尾根を含む、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  17. 突起部の平均密度が平方センチメートル当たり15〜186突起部の範囲にある、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  18. 突起部の平均密度が平方センチメートル当たり31〜62突起部の範囲にある、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  19. 前記突起部が0.12〜0.64mmの範囲の平均高さを有する、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  20. 前記突起部が0.38〜0.50mmの範囲の平均高さを有する、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  21. 前記突起部の平均高さが前記接着剤層の平均厚さよりも少なくとも0.025mm大きい、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  22. 前記突起部の平均高さが前記接着剤層の平均厚さよりも少なくとも0.10mm大きい、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  23. 前記ライナの外周が前記バッキングの外周を超えて延在している、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  24. 前記バッキングの外周および前記ライナの外周が実質的に同一の広がりを持つ、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  25. 前記バッキングの外周および前記ライナの外周が実質的に同一の広がりを持ち、かつ、前記バッキングが第1および第2の隣接する不連続部分を含む、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  26. 前記バッキングの外周および前記ライナの外周が実質的に同一の広がりを持ち、前記バッキングが第1および第2の隣接する不連続部分を含み、かつ、前記第1および第2の隣接する部分がカットによって切り離されている、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  27. 前記バッキングの外周および前記ライナの外周が実質的に同一の広がりを持ち、前記バッキングが第1および第2の隣接する不連続部分を含み、かつ、前記第1および第2の隣接する部分がカットによって切り離され、かつ、前記バッキングの第1部分が前記第1主面に対して垂直の回転対称軸を持った形状を有する、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  28. 前記バッキングの外周および前記ライナの外周が実質的に同一の広がりを持ち、かつ、前記バッキングが第1および第2の隣接する不連続部分を含み、前記バッキングの第1部分が円形または多角形よりなる群から選択される形状を含み、かつ、前記第2部分が、前記ライナに被着された時に、柔軟性があるタブを含む、請求項1に記載の被覆研磨物品または請求項5に記載の不織研磨物品。
  29. 第1主面と前記第1主面の反対側にある第2主面とを有するバッキングを提供する工程と、
    バインダーおよび研磨粒子を含む研磨層を前記第1主面の少なくとも一部分に貼り付ける工程と、
    接着剤層を前記第2主面の少なくとも一部分に貼り付ける工程と、
    突起部を前記接着剤層に接触させることによって、ベース部分と前記ベースから延在する複数の突起部とを含む取り外し可能なライナを前記接着剤層に被着する工程と、
    を含む被覆研磨物品の製造方法。
  30. 前記研磨層がメイク層およびサイズ層を含む、請求項29に記載の被覆研磨物品の製造方法。
  31. 前記研磨層がスラリー層を含む、請求項29に記載の被覆研磨物品の製造方法。
  32. 第1主面と前記第1主面の反対側にある第2主面とを有するバッキングを提供する工程と、
    目の粗いかさ高繊維ウェブ、バインダー、および研磨粒子を含む不織研磨ウェブを前記第1主面の少なくとも一部分に貼り付ける工程と、
    接着剤層を前記第2主面の少なくとも一部分に貼り付ける工程と、
    ベース部分と前記接着剤層に接触する複数の突起部とを有する第1面を含む取り外し可能なライナを前記接着剤層に貼り付ける工程と、
    を含む不織研磨物品の製造方法。
  33. 前記接着剤層が前記ライナの第1面のベース部分に接触しない、請求項29に記載の被覆研磨物品の製造方法または請求項32に記載の不織研磨物品の製造方法。
  34. 前記ライナを切断することなく前記バッキングを切断する工程をさらに含む、請求項29に記載の被覆研磨物品の製造方法または請求項32に記載の不織研磨物品の製造方法。
  35. 単一工程として、前記ライナをカットすることなく前記研磨層および前記バッキングをカットする工程をさらに含む、請求項29に記載の被覆研磨物品の製造方法または請求項32に記載の不織研磨物品の製造方法。
  36. 第1主面と前記第1主面の反対側にある第2主面とを有するバッキング、
    前記第1主面の少なくとも一部分上にある研磨層であって、バインダーおよび研磨粒子を含む研磨層、
    前記第2主面の少なくとも一部分上にある接着剤層、ならびに
    前記接着剤層に被着された取り外し可能なライナであって、ベース部分と前記ベースから延在する複数の突起部とを含み、前記突起部が前記接着剤層に接触しているライナ、
    を含む被覆研磨物品を提供する工程と、
    前記ライナを前記接着剤層から取り外す工程と、
    前記接着剤層をサポートパッドに被着する工程と、
    前記研磨層の少なくとも一部分をワークピースの表面の少なくとも一部分と摩擦接触させる工程と、
    前記研磨物品または前記ワークピースの少なくとも1つを他方に対して動かして前記表面の少なくとも一部分を研磨する工程と、
    を含むワークピースの研磨方法。
  37. 前記研磨層がメイク層およびサイズ層を含む、請求項36に記載のワークピースの研磨方法。
  38. 前記研磨層がスラリー層を含む、請求項36に記載のワークピースの研磨方法。
  39. 第1主面と前記第1主面の反対側にある第2主面とを有するバッキング、
    前記第1主面の少なくとも一部分上にある不織研磨ウェブであって、目の粗いかさ高繊維ウェブ、バインダー、および研磨粒子を含む不織研磨ウェブ、
    前記第2主面の少なくとも一部分上にある接着剤層、ならびに
    前記接着剤層に被着された取り外し可能なライナであって、ベース部分と前記ベースから延在する複数の突起部とを含み、前記突起部が前記接着剤層に接触しているライナ、
    を含む不織研磨物品を提供する工程と、
    前記ライナを前記接着剤層から取り外す工程と、
    前記接着剤層をサポートパッドに被着する工程と、
    前記不織研磨ウェブの少なくとも一部分をワークピースの表面の少なくとも一部分と摩擦接触させる工程と、
    前記研磨物品または前記ワークピースの少なくとも1つを他方に対して動かして前記表面の少なくとも一部分を研磨する工程と、
    を含むワークピースの研磨方法。
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