JP2005533085A - キサンチンとα−ヒドロキシ酸とを含有するヘアトリートメント組成物 - Google Patents

キサンチンとα−ヒドロキシ酸とを含有するヘアトリートメント組成物 Download PDF

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Abstract

本発明は、毛髪のスタイリング及び特に毛髪の引き伸ばしを行うための外用適用に適したシャンプーまたはコンディショナーのようなヘアトリートメント組成物を提供する。本発明は、α−ヒドロキシ酸及び/またはその塩と、好ましくは以下の式を有しているキサンチンとを含む。
【化3】

Description

本発明はヘアトリートメント組成物に関する。組成物は毛髪をスタイリングするため及び毛髪を引き伸ばすために特に適当である。
何世紀もの間、長い髪は望ましい特性であると考えられてきた。この特性を得るために、髪を機械的に引き伸ばして真っ直ぐな髪にする直毛化デバイスが販売されている。一群のこのようなデバイスが欧州特許EP0511892及び国際特許WO12/32381に開示されている。上記のような機械的な毛髪引き伸ばし方法に代替する方法では、化学的な毛髪成長刺激剤を使用して毛髪の成長を刺激する。このような製品は欧州特許EP0897712及び国際特許WO92/07877に開示されている。
毛髪及び皮膚の色素沈着にキサンチンを使用することは米国特許US5470579に開示されている。米国特許US4931066は、ヘアダイ製品中にキサンチンを別の化合物と併用できることを開示している。
キサンチンはまた抜け毛の治療に有用であるとして特許の対象になっている。例えば、国際特許WO85/05270、WO84/04038、フランス特許FR2751541及び国際特許85/05272はいずれも、カフェインまたはテオフィリンをホスホジエステラーゼ阻害剤として含有する抜け毛治療製品を開示している。カフェインと抜け毛治療化合物ミノキシジルとを含有している養毛ローションまたはシャンプーは日本特許JP04−193821に記載されている。
本出願は毛髪を引き伸ばすための配合物及び方法を開示している。本発明は更に、毛髪が縮れてボリュームが増すことを防止できる利点を有している。また別の利点は、多湿条件下のスタイリングに対する毛髪の感受性及び保持性を強化することである。
第一の目的によれば、本発明は、
(i)α−ヒドロキシ酸及び/またはその塩と、
(ii)キサンチン、置換キサンチンまたはそれらの混合物と、
を含むリーブオンヘアトリートメント組成物を毛髪に塗布する段階を含む毛髪のトリートメント方法を提供する。
本発明の別の目的は、毛髪をスタイリングするため、特に、髪を引き伸ばし、髪のボリュームを抑え、また、高湿度下のヘアスタイル保持を強化するために、(i)α−ヒドロキシ酸及び/またはその塩と、
(ii)キサンチン、置換キサンチンまたはそれらの混合物と、
を使用することである。
本発明は、キサンチンとα−ヒドロキシ酸との組合せが、毛髪のスタイリング髪の引き伸ばし、髪のボリューム抑制、高湿度下のヘアスタイル保持の強化に特に有用であるという知見に基づく。
キサンチン
好ましいキサンチン(キサンチンという用語はキサンチン及び置換キサンチンを含意する)は、式:
Figure 2005533085
〔式中、R、R及びRは、H、置換もしくは未置換のC−Cアルキル基、置換もしくは未置換のC−Cアルケニル基、アリール基、アリールアルキル基またはそれらの混合物から独立に選択される〕
を有している化合物である。上述の置換基はアミンまたはヒドロキシ基であるのが好ましい。
、R及びRが、H、C−Cアルキル基、C−Cアルケニル基またはそれらの混合物であるのが有利である。R、R及びRが、H、メチル基またはそれらの混合物から独立に選択されるのが特に好ましい。
カフェイン、ジフィリン、カファミノール、テオフィリン、アミノフィリン及びテオブロミンのような置換キサンチンが最も好ましい。これらのうちで、カフェインが特に好ましい。
キサンチンは塩の形態でもよい。化粧品に許容される式(I)のキサンチンの塩は、本発明に使用された場合には人体に無毒な塩である。塩の種類は、キサンチン中に存在する酸性基または塩基性基に依存すると考えられ、従ってキサンチンの正確な構造式に依存すると考えられる。適当な酸付加塩は例えば、塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩、カルボン酸塩(例えば、酢酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、リンゴ酸塩、マロン酸塩、マレイン酸塩、乳酸塩、コハク酸塩及びフマル酸塩)を包含する。適当な塩基性塩は例えば、アンモニウム塩及びアルカリ金属塩(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩)を包含する。適当な塩は当業者に公知の方法によって得ることができる。
化粧料に許容され得る溶媒和物も同様に慣用の方法によって得られる。適当な溶媒和物は例えば水和物である。
キサンチンは合成によって製造されてもよく、または、植物エキスのような天然産物から抽出されてもよい。例えば、ある種のキサンチンはカカオ豆、茶の葉及びコーラ豆から得ることができる。本発明ではキサンチンを実質的に純粋な形態、精製されない天然エキスの形態、または実質的に純粋な形態と天然エキスとの混合物の形態で使用し得る。
本発明ではキサンチンを単独で使用してもよく、または別の1種もしくは複数の異なるキサンチンと混用してもよい。
本発明のヘアトリートメント組成物は好ましくは全配合物中に0.1から20重量%のキサンチン/置換キサンチンを含む。
α−ヒドロキシ酸
本発明の配合物はα−ヒドロキシ酸を含む。該ヒドロキシ酸及び/またはその塩は好ましくはビス(α−ヒドロキシ酸)及び/またはその塩である。
α−ヒドロキシ酸は1個または複数のカルボン酸基を含むことができ、これらのカルボン酸基の少なくとも1つがα−ヒドロキシ基でなければならない。
α−ヒドロキシ酸及び/またはその塩が光学活性であるならば、天然資源由来のようなL形であるのが好ましく、特にα−ヒドロキシ酸がクエン酸及び酒石酸及び/またはそれらの塩であるのが好ましい。
α−ヒドロキシ酸(i)の量は全配合物の0.1から20重量%である。
本発明のヘアトリートメント組成物中のキサンチンとα−ヒドロキシ酸との合計量は、一般には0.2から40重量%、好ましくは1から10重量%、より好ましくは2から5重量%である。
キサンチン対α−ヒドロキシ酸の重量比は、好ましくは1:0.001から0.001:1、より好ましくは1:0:01から0.01:1、最も好ましくは3:1から1:3の範囲である。
製品形態
本発明のヘアトリートメント組成物の最終製品形態は例えば、シャンプー、コンディショナー、スプレー、ムース、ジェル、ワックスまたはローションが適当であり得る。特に好ましい製品形態は、洗髪後コンディショナー(リーブイン)及びヘアエッセンスのようなヘアトリートメント製品である。
シャンプー組成物は好ましくは、化粧料に許容され得、また毛髪への外用適用に適している1種または複数の洗浄用界面活性剤を含む。別の界面活性剤が乳化剤として存在してもよい。
適当な洗浄用界面活性剤は、アニオン性、両性及び双イオン性の界面活性剤及びそれらの混合物から選択される。洗浄用界面活性剤は乳化剤と同じ界面活性剤でもよく、または、異なる界面活性剤でもよい。
アニオン性洗浄用界面活性剤
本発明のシャンプー組成物は典型的には、化粧品に許容され得、毛髪に外用適用するための適当な1種または複数のアニオン性洗浄用界面活性剤を含み得る。
適当なアニオン性洗浄用界面活性剤の例は、アルキルスルフェート、アルキルエーテルスルフェート、アルカリールスルホネート、アルカノイルイセチオネート、アルキルスクシネート、アルキルスルホスクシネート、N−アルキルサルコシネート、アルキルホスフェート、アルキルエーテルホスフェート、アルキルエーテルカルボキシレート及びアルファ−オレフィンスルホネート、特にそれらのナトリウム塩、マグネシウム塩、アンモニウム塩、モノ−、ジ−及びトリエタノールアミン塩である。アルキル基及びアシル基は一般に8から18個の炭素原子を含有しており、不飽和でもよい。アルキルエーテルスルフェート、アルキルエーテルホスフェート及びアルキルエーテルカルボキシレートは1分子あたり1から10個のエチレンオキシド単位またはプロピレンオキシド単位を含み得る。
本発明のシャンプー組成物に使用するための典型的なアニオン性洗浄用界面活性剤としては、オレイルスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルスルホコハク酸アンモニウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ココイルイセチオン酸ナトリウム、ラウリルイセチオン酸ナトリウム及びN−ラウリルサルコシン酸ナトリウムがある。最も好ましいアニオン性界面活性剤は、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(n)EO(式中のnは1から3の範囲)、ラウリル硫酸アンモニウム及びラウリルエーテル硫酸アンモニウム(n)EO(式中のnは1から3の範囲)である。
本発明のシャンプー組成物中のアニオン性界面活性剤の総量は、一般に5から30重量%、好ましくは6から20重量%、より好ましくは8から16重量%である。
補助界面活性剤
シャンプー組成物は場合によっては、好ましくは両性または双イオン性の界面活性剤から成る補助界面活性剤を含有し、これらは0から約8重量%、好ましくは1から4重量%の範囲の量で含まれる。
両性及び双イオン性の界面活性剤としては、アルキルベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルスルホベタイン(スルタイン)、アルキルグリシネート、アルキルカルボキシグリシネート、アルキルアムホプロピオネート、アルキルアムホグリシネート、アルキルアミドプロピルヒドロキシスルタイン、アシルタウレート及びアシルグルタメートがあり、これらのアルキル基及びアシル基は8から19個の炭素原子を有している。本発明のシャンプーに使用するための典型的な両性及び双イオン性の界面活性剤は、ラウリルアミンオキシド、ココジメチルスルホプロピルベタインを包含し、好ましくはラウリルベタイン、コカミドプロピルベタイン及びコカムホプロピオン酸ナトリウムである。
別の好ましい補助界面活性剤は非イオン性界面活性剤であり、0から8重量%、好ましくは2から5重量%の範囲の量で含まれる。
例えば、本発明のシャンプー組成物に含有させ得る代表的な非イオン性界面活性剤は、脂肪族(C−C18)の第一級または第二級の直鎖状または分枝状のアルコールまたはフェノールとアルキレンオキシド、通常はエチレンオキシドとの縮合物であり、一般に6から30個のエチレンオキシド基を有している。
本発明のシャンプー組成物に含有させ得る別の非イオン性界面活性剤はアルキルポリグリコシド(APG)である。典型的なAPGは、(場合によっては架橋基を介して)1つまたは複数のグリコシル基のブロックに結合されたアルキル基を含むAPGである。好ましいAPGは以下の式:
RO − (G)
によって定義され、式中のRは分枝状または直鎖状のC−C20のアルキル基またはアルケニル基であり、Gは糖基であり、nは1から10である。
本発明のシャンプー組成物に含有させ得る糖由来の別の非イオン性界面活性剤としては、例えば国際特許WO92/06154及び米国特許US5194639に記載されているC12−C18N−メチルグルカミドのようなC10−C18N−アルキル(C−C)ポリヒドロキシ脂肪酸アミド、及び、C10−C18N−(3−メトキシプロピル)グルカミドのようなN−アルコキシポリヒドロキシ脂肪酸アミドがある。
シャンプー組成物はまた場合によっては、1種または複数のカチオン性補助界面活性剤を0.01から10重量%、より好ましくは0.05から5重量%、最も好ましくは0.05から2重量%の範囲の量で含有し得る。有用なカチオン性界面活性剤はコンディショナー組成物に関連して後述する。
本発明のシャンプー組成物中の界面活性剤の総量(補助界面活性剤及び/または乳化剤が存在するならばそれらを含める)は、一般に5から50重量%、好ましくは5から30重量%、より好ましくは10から25重量%である。
カチオン性ポリマー
カチオン性ポリマーは本発明のシャンプー組成物中でシャンプーのコンディショニング性能を増強するための好ましい成分である。
適当なカチオン性窒素ポリマーはCTFA Cosmetic Ingredient Directory,3rd editionに記載されている。
カチオン性コンディショニングポリマーは本発明の組成物中に一般には0.01から5重量%、好ましくは0.05から1重量%、より好ましくは0.08から0.5重量%のレベルで存在し得る。
コンディショニング界面活性剤
コンディショナー組成物は通常は、1種または複数のコンディショニング界面活性剤を含み得る。これらは化粧品に許容され得、また毛髪に外用適用するのに適している。
適当なコンディショニング界面活性剤はカチオン性界面活性剤から選択され、これらが単独使用されるかまたは混用される。
本発明の組成物に有用なカチオン性界面活性剤は、アミノまたは第四アンモニウムのような親水性部分を含有し、これらは本発明の水性組成物に溶解すると正電荷を帯びる。
本発明のコンディショナー組成物に最も好ましいカチオン性界面活性剤は、C16−C22のアルキル鎖長を有しているモノアルキル第四アンモニウム化合物である。
適当なカチオン性界面活性剤の例は、第四アンモニウム化合物、特にトリメチル第四化合物である。
好ましい第四アンモニウム化合物は、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド(BTAC)、セチルピリジニウムクロリド、テトラメチルアンモニウムクロリド、テトラエチルアンモニウムクロリド、オクチルトリメチルアンモニウムクロリド、ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド、オクチルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、デシルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ジドデシルジメチルアンモニウムクロリド、ジオクタデシルジメチルアンモニウムクロリド、タロウトリメチルアンモニウムクロリド、ココトリメチルアンモニウムクロリド、PEG−2オレイルアンモニウムクロリド、及び、クロリドがハロゲン(例えば、ブロミド)、酢酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、グリコール酸塩、リン酸塩、硝酸塩、硫酸塩またはアルキル硫酸塩によって置換されたこれらの塩を包含する。別の適当なカチオン性界面活性剤は、CTFA名称で、クオタニウム−5、クオタニウム−31及びクオタニウム−18と呼ばれる材料を包含する。上記材料の任意の混合物も適当であろう。本発明のヘアコンディショナーに使用するための特に有用なカチオン性界面活性剤は、例えばHoechst Celanese社からGENAMIN CTACとして市販されているセチルトリメチルアンモニウムクロリドである。
第一級、第二級及び第三級の脂肪アミンの塩も適当なカチオン性界面活性剤である。
本発明のコンディショナー中で、カチオン性界面活性剤のレベルは全組成物の好ましくは0.01から10重量%、より好ましくは0.05から5重量%、最も好ましくは0.1から2重量%である。
脂肪材料
本発明のコンディショナー組成物は更に、脂肪材料を含むのが好ましい。「脂肪材料」という用語は、脂肪アルコール、アルコキシル化脂肪アルコール、脂肪酸またはそれらの混合物を意味する。
または、アルキル鎖に約12から約18個の炭素原子を有している(プロポキシル化)脂肪アルコールを脂肪アルコール自体に代替または追加して使用してもよい。適当な例は、エチレングリコールセチルエーテル、ポリオキシエチレン(2)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(4)セチルエーテル及びそれらの混合物である。
本発明のコンディショナー中の脂肪アルコール材料のレベルは、適正には0.01から15重量%、好ましくは0.1から10重量%、より好ましくは0.1から5重量%である。カチオン性界面活性剤対脂肪アルコールの重量比は、適正には10:1から1:10、好ましくは4:1から1:8、最適には1:1から1:7、例えば1:3である。
任意成分
懸濁化剤
好ましい実施態様ではヘアトリートメント組成物が、特にシャンプー組成物であるときには、更に0.1から5重量%の懸濁化剤を含む。
シリコーンコンディショニング剤
本発明の組成物は、コンディショニング性能を強化するために、乳化した液滴の形状のシリコーン−コンディショニング剤を含有できる。
適当なシリコーンとしては、ポリジオルガノシロキサン、特に、CTFA名称でジメチコーンと呼ばれるポリジメチルシロキサンがある。ヒドロキシル末端基をもつポリジメチルシロキサンも本発明の組成物(特に、シャンプー及びコンディショナー)に使用するために適当であり、これはCTFA名称でジメチコノールと呼ばれている。例えば国際特許WO96/31183に記載されているような僅かな架橋度を有しているシリコーンガムも本発明の組成物に使用するために適当である。
本発明のシャンプー及びコンディショナーに含有させる別の好ましいシリコーンのクラスはアミノ官能シリコーンである。
シリコーンの総量は全組成物の好ましくは0.01から10重量%、より好ましくは0.3から5重量%であり、最も好ましくは0.5から3重量%が適正レベルである。
(ii)非シリコーン油性コンディショニング成分
本発明の組成物はまた、分散した不揮発性の水不溶性油性コンディショニング剤を含み得る。
「不溶性」という用語は、材料が25℃、0.1%(w/w)の濃度で水(蒸留水または等価の水)に可溶でないことを意味する。
適当な油性または脂性の材料は炭化水素油、脂肪エステル及びそれらの混合物から選択される。
補助成分
本発明の組成物はまた、ヘアケアに適した補助成分を含有し得る。このような成分は各々が一般には全組成物の2重量%以下、好ましくは1重量%以下のレベルで含有される。
ヘアケア用の適当な補助成分としてはアミノ酸、糖及びセラミドがある。
スタイリングポリマー
ヘアスタイリングポリマーは本発明の組成物中に好ましくは0.001から10重量%、より好ましくは0.1から10重量%、例えば1から8重量%の量で存在する。
ヘアスタイリングポリマーは公知である。適当なヘアスタイリングポリマーとしては、ポリマーにカチオン性、アニオン性、両性または非イオン性という特性を与える部分を含有している市販のポリマーがある。適当なヘアスタイリングポリマーは例えばブロックコポリマー及びグラフトコポリマーを包含する。ポリマーは合成でもよくまたは天然由来でもよい。
アニオン性ヘアスタイリングポリマーの例を以下に挙げる:
酢酸ビニルとクロトン酸とのコポリマー;
酢酸ビニルとクロトン酸とアルファ分枝をもつ飽和脂肪族モノカルボン酸のビニルエステル、例えばビニルネオデカノエートとのターポリマー;
メチルビニルエーテルと無水マレイン酸との(モル比約1:1の)コポリマーであって、このようなコポリマーが1から4個の炭素原子を含有する飽和アルコール例えばエタノールまたはブタノールで50%エステル化されているもの;
アニオン性ラジカル含有部分であるアクリル酸またはメタクリル酸を別のモノマーと共に含有しているアクリルコポリマー、例えば、アクリル酸またはメタクリル酸と1−22個の炭素原子を有している1種類または複数の飽和アルコールとのエステル(例えば、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、n−ブチルアクリレート、t−ブチルアクリレート、t−ブチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、n−ヘキシルアクリレート、n−オクチルアクリレート、ラウリルメタクリレート及びベヘニルアクリレート);1から6個の炭素原子を有しているグリコール(例えば、ヒドロキシプロピルメタクリレート及びヒドロキシエチルアクリレート);スチレン;ビニルカプロラクタム;酢酸ビニル;アクリルアミド;アルキル基に1から8個の炭素原子を有しているアルキルアクリルアミド及びメタクリルアミド(例えば、メタクリルアミド、t−ブチルアクリルアミド及びn−オクチルアクリルアミド);及びその他の相溶性不飽和モノマー。追加のスタイリングポリマーがまたポリジメチルシロキサンのようなグラフトシリコーンを含有してもよい。
適当なアニオン性ヘアスタイリングポリマーの具体例を以下に挙げる:
RESYN(登録商標)28−2930、National Starchから入手可能(酢酸ビニル/クロトン酸/ビニルネオデカノエートコポリマー);
ULTRAHOLD(登録商標)8、BASFから入手可能(CTFA名称アクリレート/アクリルアミドコポリマー);
GANTREZ(登録商標)ESシリーズ、ISP Corporationから入手可能(メチルビニルエーテルと無水マレイン酸とのエステル化コポリマー)。
その他の適当なアニオン性ヘアスタイリングポリマーとしてはカルボキシル化ポリウレタンがある。カルボキシル化ポリウレタン樹脂はカルボキシル側基を有しておりヒドロキシル末端をもつ線状コポリマーである。これらの少なくとも1つの末端がエトキシル化及び/またはプロポキシル化されていてもよい。カルボキシル基はカルボン酸基またはエステル基でよく、この場合、エステル基のアルキル部分は1から3個の炭素原子を含有している。カルボキシル化ポリウレタン樹脂はまた、ポリビニルヒロリドンとポリウレタンとのコポリマーでもよい。このコポリマーのCTFA名称はPVP/ポリカルバミルポリグリコールエステルである。適当なカルボキシル化ポリウレタン樹脂は欧州特許公開EP−A−0619111及び米国特許US5,000,955に開示されている。別の適当な親水性ポリウレタンは米国特許US3,822,238;4,156,066;4,156,067;4,255,550及び4,743,673に開示されている。
t−ブチルアミノエチルメタクリレートのようなモノマーに由来のカチオン性基とアクリル酸またはメタクリル酸のようなモノマーに由来のカルボキシル基とを含有する両性のヘアスタイリングポリマーも本発明に使用できる。両性のヘアスタイリングポリマーの1つの具体例は、National Starch and Chemical Corporationによって販売されているAmphomer(登録商標)(オクチルアクリルアミド/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマー)である。
非イオン性ヘアスタイリングポリマーの例は、N−ビニルピロリドンのホモポリマー及びN−ビニルピロリドンと酢酸ビニルのような相溶性非イオン性モノマーとのコポリマーである。種々の重量平均分子量を有しているN−ビニルピロリドン含有の非イオン性ポリマーはISP Corporationから市販されており、このような材料の具体例は、PVP K−90という名称で販売されている平均分子量約630,000のN−ビニルピロリドンのホモポリマー、及び、PVP K−120という名称で販売されている平均分子量約1,000,000のN−ビニルピロリドンのホモポリマーである。
別の適当な非イオン性ヘアスタイリングポリマーは架橋シリコーン樹脂またはガムである。特定例は、欧州特許公開EP−A−0240350に記載されているような硬質シリコーンポリマー及び国際特許WO96/31188に記載されているような架橋シリコーンガムである。
カチオン性ヘアスタイリングポリマーの例は、低級アルキルアミノアルキルアクリレートまたはメタクリレートモノマー、例えばジメチルアミノエチルメタクリレートのようなアミノ−官能アクリレートと、N−ビニルピロリドン、ビニルカプロラクタム、アルキルメタクリレート(例えば、メチルメタクリレート及びエチルメタクリレート)及びアルキルアクリレート(例えば、エチルアクリレート及びN−ブチルアクリレート)のような相溶性モノマーとのコポリマーである。
適当なカチオン性ポリマーの具体例を以下に挙げる:
N−ビニルピロリドンとジメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー、ISP CorporationからCopolymer 845、Copolymer 937及びCopolymer 958として入手可能;
N−ビニルピロリドンとジメチルアミノプロピルアクリルアミドまたはメタクリルアミドとのコポリマー、ISP CorporationからStyleze(登録商標)CC10として入手可能;
N−ビニルピロリジンとジメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー;
ビニルカプロラクタムとN−ビニルピロリドンとジメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー;
ポリクオタニウム−4(ジアリルジモニウムクロリドとヒドロキシエチルセルロースとのコポリマー);
ポリクオタニウム−11(ビニルピロリドンとジメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマーとジエチルスルフェートとの反応によって形成される)、ISPからGafquat(登録商標)734、755及び755Nとして、また、BASFからLuviquat(登録商標)PQ11として入手可能;
ポリクオタニウム−16(メチルビニルイミダゾリウムクロリドとビニルピロリドンとから形成される)、BASFからLuviquat(登録商標)FC370、FC550、FC905及びHM−552として入手可能;
ポリクオタニウム−46(ビニルカプロラクタム及びビニルピロリドンとメチルビニルイミダゾリウムメトスルフェートとの反応によって調製される)、BASFからLuviquat(登録商標)Holdとして入手可能。
適当な天然由来ポリマーの例としては、セラック、アルギン酸塩、ゼラチン、ペクチン、セルロース誘導体及びキトサンまたはそれらの塩及び誘導体がある。市販品の具体例は、Kytamer(登録商標)(Amerchol社)及びAmaze(登録商標)(National Starch社)である。
また、国際特許WO93/03703に記載されているイオン性コポリマー、国際特許WO93/23446に開示されているポリシロキサングラフトポリマー、国際特許WO95/00106またはWO95/32703に記載されているシリコーン含有ポリカルボン酸コポリマー、国際特許WO95/01383、WO95/06078、WO95/06079及びWO95/01384に記載されている熱可塑性エラストマー系コポリマー、国際特許WO95/04518またはWO95/05800に開示されているシリコーングラフト接着性ポリマー、国際特許WO96/21427に教示されているシリコーンマクログラフトコポリマー、国際特許WO96/32918のシリコーンマクロマー、国際特許WO98/48770またはWO98/48771またはWO98/48776の接着性ポリマー、国際特許WO98/51261のグラフトポリマー及び国際特許WO98/51755に記載のグラフトコポリマーも本発明の組成物中で追加のスタイリングポリマーとして使用するのに適している。
次に本発明を以下の非限定実施例によってより詳細に説明する。
本発明の実施例は数字によって示す。
比較実施例は文字によって示す。
引用した全てのパーセンテージは、異なる記述がない限り全重量に基づく重量%である。
(実施例A、B、1及び2)
本発明の配合物を以下に示す:
Figure 2005533085
実験方法
天然の巻き毛から一組の毛髪標本を作製した。処理を行う前に写真を撮影し定規を使用して全ての毛髪標本の初期長さ(L)を計測した。基剤シャンプーを使用して毛髪標本を洗浄した。以下の処理プロトコルを使用した。9重量/重量%のシャンプーを使用し、シャンプーを毛髪に塗布して30秒間マッサージし、次いで30秒間のすすぎ処理を全ての毛髪標本に2回ずつ行った。その後、18重量/重量%のコンディショナーを毛髪に塗布して60秒間マッサージし次いで60秒間すすいだ。その後、毛髪標本を実施例1及びAで処理した。即ち、毛髪標本をこれらの実施例に15分間浸漬し、余分な水を振り払い、最後に櫛で梳いてから、20℃、50RHで3時間乾燥させた。この段階で、毛髪標本の長さ(L)を計測した。更に、30℃、80RHで3時間維持した後、毛髪標本の最終長さ(L)を計測した。
実施例2及びBでは、9重量/重量%のこれらの製品を毛髪標本に揉み込み、毛髪標本を真っすぐに梳き、そのまま乾燥させることによって毛髪標本を処理した。処理後の全ての毛髪標本を20℃、50RHの調整環境で3時間乾燥させた。
毛髪標本がいったん乾いてからその長さを再度計測し、毛髪標本を30℃、80RHの新しい環境に移して3時間乾燥した。毛髪標本の長さの三回目及び最終回の計測を行った。毛髪標本を実施例B及び2で処理した場合は、8回の処理サイクル後に比較した。
計測した長さを対照(実施例Aまたは実施例B)に比べた伸長%に変換するために以下の式を使用した。結果を以下の表に示す。
Figure 2005533085
式中、iは本発明の実施例(1及び2)を表し、jは比較実施例(A及びB)を表す。
Figure 2005533085
(実施例C、D、E、F、3及び4)
各々が1重量%の実施例を含有する溶液を配合した。パーマ用ロッドと30cm長さの毛髪とを使用して巻き毛標本を作製した。巻き毛標本を溶液に1時間浸し、蒸留水で十分にすすぎ、30分間乾燥させた。カール用ロッドから毛髪を外し、巻き毛の長さを計測した。送風扇を作動させた高湿度環境室(90%RH、30℃)に毛髪を1分間吊るし、再度計測した。
Figure 2005533085

Claims (18)

  1. (i)α−ヒドロキシ酸、その塩またはそれらの混合物と、
    (ii)キサンチン、置換キサンチンまたはそれらの混合物と、
    を含むリーブオンヘアトリートメント組成物を毛髪に適用する段階を含む毛髪のトリートメント方法。
  2. ヘアトリートメント組成物のキサンチン、置換キサンチン(ii)が以下の式:
    Figure 2005533085
    〔式中、R、R及びRは、H、置換もしくは未置換のC−Cアルキル基、置換もしくは未置換のC−Cアルケニル基、アリール基、アリールアルキル基またはそれらの混合物から独立に選択される〕
    を有している請求項1に記載の方法。
  3. キサンチン/置換キサンチン(ii)のR、R及びRが、H、C−Cアルキル基、C−Cアルケニル基またはそれらの混合物から独立に選択される請求項2に記載の方法。
  4. (ii)のR、R及びRが、H、メチル基またはそれらの混合物から独立に選択される請求項3に記載の方法。
  5. キサンチン誘導体(ii)がカフェインである請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. α−ヒドロキシ酸及び/またはその塩(i)がクエン酸及び/またはその塩である請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. α−ヒドロキシ酸及び/またはその塩(i)がビス(α−ヒドロキシ酸)及び/またはその塩である請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  8. α−ヒドロキシ酸(i)が酒石酸またはその塩である請求項7に記載の方法。
  9. α−ヒドロキシ酸及び/またはその塩(i)が、光学活性であるならばL形である請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 酸/塩(i)の総量が全配合物の0.1から20重量%である請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. キサンチン(ii)の総量が全配合物の0.1から20重量%である請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. ヘアトリートメント組成物が更に界面活性剤を含む請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. ヘアトリートメント組成物が更に、カチオン性のまたはシリコーン基剤のコンディショニング剤を含む請求項1から12のいずれか一項に記載のヘアトリートメント組成物。
  14. ヘアトリートメント組成物が更にスタイリング剤を含む請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. ヘアトリートメント組成物が水性基剤を含む請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 毛髪をスタイリングするための請求項1から15のいずれか一項に記載の組成物の使用。
  17. 毛髪を引き伸ばすため及び/または毛髪のボリュームを抑えるための、(i)α−ヒドロキシ酸、その塩またはそれらの混合物、及び、(ii)キサンチン、置換キサンチンまたはそれらの混合物の使用。
  18. 高湿度下のヘアスタイル保持を強化するための、(i)α−ヒドロキシ酸、その塩またはそれらの混合物、及び、(ii)キサンチン、置換キサンチンまたはそれらの混合物の使用。
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