JP2005533018A - ベータ−ラクタマーゼ阻害剤としてのヘテロトリサイクリル−6−アルキリデン−ペネム - Google Patents
ベータ−ラクタマーゼ阻害剤としてのヘテロトリサイクリル−6−アルキリデン−ペネム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005533018A JP2005533018A JP2004501419A JP2004501419A JP2005533018A JP 2005533018 A JP2005533018 A JP 2005533018A JP 2004501419 A JP2004501419 A JP 2004501419A JP 2004501419 A JP2004501419 A JP 2004501419A JP 2005533018 A JP2005533018 A JP 2005533018A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- independently
- optionally substituted
- molecule
- alkyl
- carbon atom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 0 BC(*)=C([C@]1N2C(C(O*)=O)=C*1)C2=O Chemical compound BC(*)=C([C@]1N2C(C(O*)=O)=C*1)C2=O 0.000 description 8
- XDTMQSROBMDMFD-UHFFFAOYSA-N C1CCCCC1 Chemical compound C1CCCCC1 XDTMQSROBMDMFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- WTNGORCKALKKRQ-UHFFFAOYSA-N C/C(/N=C\N)=N\c1c(C=C)cccc1 Chemical compound C/C(/N=C\N)=N\c1c(C=C)cccc1 WTNGORCKALKKRQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- JAVCNKITNXFRBQ-UHFFFAOYSA-N Cc1ncc(C=O)[n]1-c1c(C=C)cccc1 Chemical compound Cc1ncc(C=O)[n]1-c1c(C=C)cccc1 JAVCNKITNXFRBQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D499/00—Heterocyclic compounds containing 4-thia-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. penicillins, penems; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
- C07D499/88—Compounds with a double bond between positions 2 and 3 and a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. an ester or nitrile radical, directly attached in position 2
- C07D499/881—Compounds with a double bond between positions 2 and 3 and a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. an ester or nitrile radical, directly attached in position 2 with a hydrogen atom or an unsubstituted hydrocarbon radical, attached in position 3
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D519/00—Heterocyclic compounds containing more than one system of two or more relevant hetero rings condensed among themselves or condensed with a common carbocyclic ring system not provided for in groups C07D453/00 or C07D455/00
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/04—Antibacterial agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D499/00—Heterocyclic compounds containing 4-thia-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. penicillins, penems; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
- C07D499/88—Compounds with a double bond between positions 2 and 3 and a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. an ester or nitrile radical, directly attached in position 2
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Public Health (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Oncology (AREA)
- Communicable Diseases (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
Abstract
【化1】
Description
本発明は、広域スペクトルβ−ラクタマーゼ阻害剤として作用するある種の三環式6−アルキリデンペネムに関する。β−ラクタマーゼは、β−ラクタム系抗生物質を加水分解し、それ自体として細菌の耐性の要因となる。本発明の化合物は、β−ラクタム系抗生物質と組み合わせた場合、生命を危うくする細菌感染症に対する有効な治療を提供する。
ペニシリンおよびセファロスポリンは、臨床において最も頻繁に幅広く使用されるβ−ラクタム系抗生物質である。しかしながら、種々の病原体によるβ−ラクタム系抗生物質に対する耐性の発生は、細菌感染症の有効な治療の維持に対してダメージング効果を及ぼしている(Coleman, K. Expert Opin. Invest. Drugs 1995, 4, 693;Sutherland, R. Infection 1995, 23(4)191;Bush, K, Cur. Pharm. Design 1999, 5, 839-845)。β−ラクタム系抗生物質に対する細菌の耐性の発生に関係がある最も有意な公知のメカニズムは、クラス−A、クラス−Bおよびクラス−Cセリンβ−ラクタマーゼの産生である。これらの酵素は、β−ラクタム系抗生物質を分解し、結果として抗菌活性を損失させる。クラス−A酵素は、優先的にペニシリンを加水分解するが、クラス−Cラクタマーゼは、セファロスポリン加水分解に好都合な基質プロフィールを有する(Bush, K.; Jacoby, G.A.; Medeiros, A.A. Antimicrob. Agents Chemother. 1995, 39, 1211)。現在までのところ、250種類を超えるβ−ラクタマーゼが報告されており(Payne, D.J,: Du, W and Bateson, J.H. Exp. Opin. Invest. Drugs 2000, 247)、広域スペクトルβ−ラクタマーゼ阻害剤を新しく得ることが必要とされている。これらの抗生物質に対する細菌の耐性は、これらの酵素を阻害する化合物と組み合わせてβ−ラクタム系抗生物質を投与することにより非常に低下させることができる。
クラブラン酸はアモキシリンおよびチカルシリンと組み合わせて臨床的に使用され;同様に、スルバクタムはアンピシリンと、タゾバクタムはピペラシリンと組み合わせて使用される。しかしながら、これらの化合物は、クラスC産生性生物に対して無効である。クラス−Aβ−ラクタマーゼ(例えば、PCIおよびTEM−1)の不活化のメカニズムは解明されている(Bush, K.; Antimicrob. Agents Chemother. 1993, 37, 851;Yang, Y.; Janota, K.; Tabei, K.; Huang, N.; Seigal, M.M.; Lin, Y.I.; Rasmussen, B.A. and Shlaes, D.M. J. Biol. Chem. 2000, 35, 26674-26682)。
本発明は、新規で低分子量の広域スペクトルβ−ラクタム化合物、および、特に、β−ラクタマーゼ阻害性および抗菌性を有する一群の三環式ヘテロアリール置換6−アルキリデンペネムに関する。したがって、該化合物は、単独でまたは他の抗生物質と組み合わせて、ヒトまたは動物における抗細菌感染症の治療において有用である。
AおよびBの一方は水素を示し、他方は置換されていてもよい縮合三環式ヘテロアリール基を示し;
Xは、SまたはOであり;
R5は、H、C1−C6アルキル、C5−C6シクロアルキル、CHR3OCOC1−C6のようなインビボ加水分解性エステルまたはNa、K、Caのような塩であり;好ましくは、R5は、Hまたは塩である]
で示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくはインビボ加水分解性エステルが提供される。
アルキルなる用語は、炭素数1〜12、好ましくは炭素数1〜6の、直鎖および分枝鎖の両方のアルキル基を意味する。
ペルフルオロアルキルは、少なくとも1個の炭素原子および2個またはそれ以上のフッ素原子を有する、直鎖または分枝鎖の両方の脂肪族炭化水素基を表すように本明細書中にて使用される。例として、CF3、CH2CF3、CF2CF3およびCH(CF3)2が挙げられる。
ハロゲンなる用語は、Cl、Br、F、およびIであると定義される。
環の大きさおよび配置:(5−5−5)
1. Z1は、O、S、またはN−R1であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6およびZ7は、独立して、CR2、またはNであり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうちいずれか1つは、分子の残部と結合する炭素である。
2. Z1は、O、S、またはN−R1であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6およびZ7は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、およびY4はCであり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素である。
3. Z2は、O、S、またはN−R1であり;Z1、Z3、Z4、Z5、Z6およびZ7は、独立して、CR2、またはNであり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素である。
4. Z2は、O、S、またはN−R1であり;Z1、Z3、Z4、Z5、Z6およびZ7は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素である。
5. Z3は、O、S、またはN−R1であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、CR2、またはNであり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素である。
7. Z7は、O、S、またはN−R1であり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z5およびZ6は、独立して、CR2またはNであり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z5およびZ6のうち1つは分子の残部と結合する炭素である。
8. Z7は、O、S、またはN−R1であり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z5およびZ6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z5およびZ6のうちいずれかは分子の残部と結合する炭素である。
9. Z1、Z4、およびZ6は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Z2、Z3、Z5、Z7は、独立して、CR2、またはNであり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z2、Z3、Z5、またはZ7のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素である。
10. Z1、Z4、およびZ6は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Z2、Z3、Z5、Z7は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z2、Z3、Z5、またはZ7のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素である。
12. Z3、Z4、およびZ6は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Z2、Z3、Z5、Z7は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z2、Z5、またはZ7のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素である。
13. Z1は、O、S、またはN−R1であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6およびZ7は、独立して、CR2、またはNであり;Y2はNであり;Y1、Y3、Y4はCであり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、またはZ7のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素である。
14. Z1は、O、S、またはN−R1であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6およびZ7は、独立して、CR2であり;Y2はNであり;Y1、Y3、Y4はCであり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、またはZ7のうち1つは分子の残部と結合する炭素である。
15. Z2およびZ4は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Z1、Z3、Z5、Z6、Z7は、独立して、CR2、Nであり;Y1はNであり;Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z3、Z5、Z6、またはZ7のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素である。
17. Z3およびZ5は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Z1、Z2、Z4、Z6、Z7は、独立して、CR2、またはNであり;Y1はNであり;Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z3、Z5、Z6、またはZ7のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素である。
18. Z3およびZ5は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Z1、Z2、Z4、Z6、Z7は、独立して、CR2であり;Y1はNであり;Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z3、Z5、Z6、またはZ7のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素である。
19. Z1およびZ5は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Z2、Z3、Z4、Z6、Z7は、独立して、N、またはCR2であり;Y1はNであり;Y2、Y3、Y4はCであり;Z2、Z3、Z4、Z6、Z7のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素である。
20. Z1およびZ5は、独立して、O、S、またはN−R1;Z2、Z3、Z4、Z6、Z7は、独立して、CR2であり;Y1はNであり;Y2、Y3、Y4はCであり;Z2、Z3、Z4、Z6、またはZ7のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素である。
22. Z3およびZ7は、独立して、O、S、N−R1であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1はNであり;Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z2、Z4、Z5、またはZ6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素である。
23. Z3およびZ7は、独立して、O、S、N−R1であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6は、独立して、N、またはCR2であり;Y2はNであり;Y1、Y3、Y4はCであり;Z1、Z2、Z4、Z5、またはZ6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素である。
24. Z3およびZ7は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y2はNであり;Y1、Y3、Y4はCであり;Z1、Z2、Z4、Z5、またはZ6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素である。
25. Z3およびZ5は、独立して、O、S、N−R1であり;Z1、Z2、Z4、Z6、Z7は、独立して、N、またはCR2であり;Y2はNであり;Y1、Y3、Y4はCであり;Z1、Z2、Z4、Z6、またはZ7のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素である。
26. Z3およびZ5は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Z1、Z2、Z4、Z6、Z7は、独立して、CR2であり;Y2はNであり;Y1、Y3、Y4はCであり;Z1、Z2、Z4、Z6、またはZ7のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素である。
27. Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6およびZ7は、独立して、CR2である。
28. Z1はCR2であり;Z2は、分子の残部と結合する炭素であり;Z3はNまたはCR2であり;Z4はO、S、CR2またはN−R1であり;Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、CR2またはNであり;Y1はNであり;Y2、Y3およびY4はCである。
29. Z2はCR2であり;Z1は分子の残部と結合する炭素であり;Z3はNまたはCR2であり;Z4はO、S、CR2またはN−R1であり;Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、CR2またはNであり;Y1はNであり;Y2、Y3およびY4はCである。
30. Z1はNであり、Z2は分子の残部と結合する炭素であり;Z3はNまたはCR2であり;Z4はO、S、CR2またはN−R1であり;Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、CR2またはNであり;Y1はNであり;Y2、Y3およびY4はCである。
31. Z1、Z2、Z3は、独立して、CR2またはNであり;Z4はO、S、CR2またはN−R1であり;Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、CR2またはNであり、Z5、Z6、Z7、またはZ8のうち1つは分子の残部と結合する炭素である;Y1はNであり;Y2、Y3およびY4はCである。
32. Z1はCR2またはNであり;Z2はCR2であり:Z3はO、SまたはN−R1であり;Z4はNまたはCR2であり;Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、CR2であり;Y1はN、またはCであり;Y2、Y3およびY4はCである。
34. Z1、Z2、Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、NまたはCR2であり;Z3およびZ4は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Y1、Y2、Y3、およびY4はCである。
35. Z1、Z2、およびZ3は、独立して、CR2またはNであり;Z4はO、S、CR2またはN−R1であり;Z5、Z6、Z7、およびZ8は、独立して、CR2またはNであり;Y1はNであり;Y2、Y3およびY4はCである。
36. Z1はNであり;Z2はCR2であり;Z3は分子の残部と結合する炭素原子であり;Z4はNであり;Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、NまたはCR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4は、独立して、NまたはCである。
37. Z1およびZ4は、独立して、CR2またはN;Z2およびZ3はCR2であり;Z5、Z6、Z7は、独立して、CR2またはNであり;Y1はCであり、Y2はNである。
38. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z2はCR2であり;Z3はCR2、またはNであり;Z4はO、S、N−R1、またはCR2であり:Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、NまたはCR2であり;Y1、Y2、Y3、およびY4はCであり;Z2、Z3、Z5、Z6、Z7、またはZ8のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
39. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z2はN、またはCR2であり;Z3はCR2であり;Z5、Z6、およびZ7は、独立して、NまたはCR2であり;Z4およびZ8は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Y1、Y2、Y3、およびY4はCであり、Z2、Z5、Z6、またはZ7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
40. Z3はO、S、またはN−R1であり;Z2はN、CR2であり;Z1はCR2であり;Z5、Z6、およびZ7は、独立して、NまたはCR2であり;Z4およびZ8は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Y1、Y2、Y3、およびY4はCであり、Z2、Z5、Z6、またはZ7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
41. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z2はNまたはCR2であり;Z3はCR2であり;Z4、Z5、Z6、Z7、およびZ8は、独立して、NまたはCR2であり;Y1、Y2、Y3、およびY4はCであり;Z2、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
42. Z1はNまたはCR2であり;Z2はCR2であり;Z3はO、S、N−R1またはCR2であり;Z7はCR2またはNであり;Z6、およびZ8は、独立して、NまたはCR2であり;Z4およびZ5はCR2またはNであり;Y1、Y2、およびY3はCであり;Y4はNであり、Z2、Z4、Z5、Z6のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
43. Z1はN、またはCR2であり;Z2はCR2であり;Z3はO、S、N−R1またはCR2であり;Z6はCR2またはNであり;Z7、およびZ8は、独立して、NまたはCR2であり;Z4およびZ5は、独立して、CR2またはNであり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり、Z2、Z4、Z5、Z6のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
44. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z2はN、またはCR2であり;Z3はCR2であり;Z6、Z7、およびZ8はNであり;Z4およびZ5は、独立して、CR2またはNであり;Y1、Y2、Y4はCであり;Y3はNであり、Z2、またはZ3のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
45. Z1はNまたはCR2であり;Z2はCR2であり;Z3はO、S、N−R1またはCR2であり;Z6、Z7、およびZ8はNであり;Z4およびZ5は、独立して、CR2またはNであり;Y1、Y2、Y4はCであり;Y3はNであり、Z1、Z2のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
47. Z1はNであり;Z2、Z3、Z4およびZ5は、独立して、CR2であり;Z6、Z7、およびZ8は、独立して、O、S、N、N−R1またはCR2であり;Y2、Y3、およびY4はCであり;Y1はNであり;Z2、Z3、Z6、Z6、Z7、Z8のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
48. Z3はNであり;Z2およびZ1は、独立して、CR2であり;Z4、およびZ5は、独立して、CR2であり;Z6、Z7、Z8は、独立して、O、S、N、N−R1またはCR2であり;Y2、Y3、およびY1はCであり;Y4はNであり;Z2、Z1、Z6、Z6、Z7、Z8のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
49. Z1はN、またはCR2であり;Z2はCR2であり;Z3はO、S、またはN−R1であり;Z4およびZ5は、独立して、CR2であり;Z6、Z7、Z8は、独立して、O、S、N、N−R1、またはCR2であり;Y1、Y2、Y3、およびY4はCであり;Z1、Z2、Z3、Z6、Z7、Z8のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
50. Z1およびZ3は、独立して、O、S、N−R1、N、またはCR2であり;Z2はCR2であり;Z4、Z5、Z6、Z7、Z8、Z9、は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCである。
51. Z1およびZ3は、独立して、O、S、N−R1、N、またはCR2であり;Z2はCR2であり;Z4、およびZ9は、独立して、CR2、またはNであり;Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z2、Z3、Z5、Z6、Z7、Z8のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
52. Z1はS、O、またはN−R1であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、CR2であり;Z9はNであり;Y1、Y2、Y3、Y4はCである。
53. Z1、およびZ3は、独立して、O、S、N−R1、N、またはCR2であり;Z4、およびZ9は、独立して、NまたはCR2であり;Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、CR2またはNであり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z2は分子の残部と結合する炭素である。
54. Z1はNであり;Z2、Z3、およびZ4は、独立して、CR2であり;Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、NまたはCR2であり;Z9はCR2またはNであり;Y1はNであり;Y2、Y3、およびY4はCであり;Z2またはZ3は分子の残部と結合する炭素である。
55. Z3はNであり;Z1、Z2、およびZ4は、独立して、CR2であり;Z5、Z6、Z7、およびZ8は、独立して、CR2、またはNであり;Z9はCR2、またはNであり;Y4はNであり;Y1、Y2、およびY3はCである。
56. Z1はNであり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8、およびZ9は、独立して、CR2であり;Y1はNであり;Y2、Y3、およびY4はCであり;Z2、Z3、Z6、Z7、Z8、Z9のうち1つ分子の残部と結合する炭素原子である。
57. Z3はNであり;Z1、Z2、およびZ4は、独立して、CR2であり;Z5、Z6、Z7、Z8、およびZ9は、独立して、CR2またはNであり;Y1、Y3、Y4はCであり;Y2はNである。
58. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z2、Z3、およびZ4は、独立して、CR2であり;Z5はCR2またはNであり;Z6、Z7、Z8、およびZ9は、独立して、CR2、またはNであり;Z6、Z7、Z8、Z9のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
59. Z1およびZ3は、独立して、O、S、N−R1、N、またはCR2であり;Z4はCR2またはNであり;Z5はCR2であり;Z6、Z7、Z8、およびZ9は、独立して、CR2、またはNであり;Y1、およびY2は、独立して、CまたはNであり;Y3およびY4はCである。
60. Z1およびZ2は、独立して、NまたはCR2であり;Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、およびZ8は、独立して、CR2であり;Y1はCである。
61. Z1、およびZ2は、独立して、CR2であり;Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、およびZ8は、独立して、NまたはCR2であり;Y1はCである。
62. Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、およびZ8は、独立して、NまたはCR2であり;Y1はCである。
63. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z2、およびZ3は、独立して、CR2であり;Z4はO、S、N−R1、またはCR2であり;Y1、およびY2はCであり;Y4、およびY3は、独立して、C、またはNであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4であり;tは1または2である。
64. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z2およびZ3は、独立して、CR2であり;Z4はO、S、N−R1、またはCR2であり;Y1、およびY2はCであり;Y4、およびY3は、独立して、C、またはNであり;W1、およびW3は、独立して、CR4R4であり;tは1〜2であり;W2はO、S(O)r(rは0〜2である)、N−R1またはCR4R4である。
65. Z3はNであり;Z2はCR2であり;Z1はCR2、またはNであり;Z4はO、S、N−R1であり、W1、W2、およびW3は、独立して、CR4R4であり;tは1〜3であり;Y1、Y3、およびY4はCであり;Y2はNであり;Z1、Z2またはZ4のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
66. Z1はNであり;Z2はCR2であり;Z3はCR2、またはNであり;Z4はO、S、またはN−R1であり;W1、W2、およびW3は、独立して、CR4R4であり;tは1〜3であり;Y2、Y3、およびY4はCであり;Y1はNであり;Z2、Z3、Z4のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
67. Z3はNであり;Z2はCR2であり;Z1はCR2、またはNであり;Z4はO、S、またはN−R1であり;Y1、Y3、およびY4はCであり;Y2はNであり;W1、W2、およびW3は、独立して、CR4R4、O、S(O)r(rは0〜2である)またはN−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない)tは1〜3であり;Z1、Z2またはZ4のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
69. Z1はCR2であり;Z2は分子の残部と結合する炭素原子であり;Z3はNであり;Z4はO、S、またはN−R1であり;Y1はCであり;Y2はNであり;Y3、およびY4はCであり;W1、W2、およびW3は、独立して、CR4R4、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはN−R1であり(ただし、S−S、S=OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3である。
70. Z1は分子の残部と結合する炭素原子であり;Z2はCR2であり;Z3はNであり;Z4はO、S、N−R1であり;Y1はCであり;Y2はNであり;Y3、およびY4はCであり;W1、W2、およびW3は、独立して、CR4R4、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはN−R1であり(ただし、S−S、S=OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3である。
71. Z1、Z2、およびZ3は、独立して、CR2、またはNであり;Z4はCR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4はNであり;W1、W2、およびW3は、独立して、CR4R4、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはN−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3である。
72. Z1、Z2、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はNであり;W1、W2は、独立して、O、S、N−R1、またはCR4R4であり;tは1〜2である。
73. Z1、Z2は、独立して、N、またはCR2であり;Z3はCR2であり;Z4はO、S、またはN−R1であり;W1、およびW2は、独立して、O、S、N−R1、CR4R4であり;tは1〜2である。
74. Z1はO、S、N−R1であり;Z2、Z3、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;W1、W2、W3は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;Y1、Y2はCであり;tは1〜3であり;Z2、Z3のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
75. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z3はN、O、またはSであり;Z2、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;W1、W2、W3は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;Y1、およびY2はCであり;tは1〜3であり;Z2は分子の残部と結合する炭素原子である。
76. Z1はCR2であり;Z3はNであり;Z2、Z4、およびZ5は、独立して、CR2;W1、W2、およびW3は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4;Y1はNであり;Y2はCであり;tは1〜3である;Z1、またはZ2は分子の残部と結合する炭素原子である。
77. Z1はNであり;Z2、Z3、Z4、Z5は、独立して、CR2;W1、W2、W3は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4;Y1はCであり;Y2はNであり;tは1〜3である;Z2、またはZ3は分子の残部と結合する炭素原子である。
78. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z2はN、O、またはSであり;Z3、Z4、およびZ5は、独立して、CR2であり;W1、W2、およびW3は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;Y1、およびY2はCであり;tは1〜3であり;Z3のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
80. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z3はN、O、またはSであり;Z2はCR2であり;Z4、Z5は、独立して、CR2、またはNであり;W1、W2、W3は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;Y1、Y2はCであり;tは1〜3であり;Z2は分子の残部と結合する炭素原子である。
81. Z1はCR2であり;Z3はNであり;Z2はCR2であり;Z4、Z5は、独立して、N、またはCR2であり;W1、W2、W3は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;Y1はNであり;Y2はCであり;tは1〜3であり;Z1またはZ2は分子の残部と結合する炭素原子である。
82. Z1はNであり;Z2、およびZ3は、独立して、CR2であり;Z4、Z5は、独立して、NまたはCR2であり;W1、W2、W3は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;Y1はCであり;Y2はNであり;tは1〜3であり;Z2またはZ3は分子の残部と結合する炭素原子である。
83. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z2はN、O、またはSであり;Z3はCR2であり;Z4、およびZ5は、独立して、N、またはCR2であり;W1、W2、W3は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;Y1、Y2はCであり;tは1〜3であり;Z3は分子の残部と結合する炭素原子である。
84. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z2、Z3、Z4、およびZ5は、独立して、CR2であり;W1、W2、W3は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;Y1、Y2,Y3、およびY4はCであり;tは1〜3であり;Z2またはZ3は分子の残部と結合する炭素原子である。
85. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z3はN、O、またはSであり;Z2、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;W1、W2、W3は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;tは1〜3であり;Z2は分子の残部と結合する炭素原子である。
86. Z1はCR2であり;Z3はNであり;Z2、Z4、およびZ5は、独立して、CR2であり;W1、W2、W3は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;Y3はNであり;Y1,Y2、Y4はCであり;tは1〜3であり;Z1、またはZ2は分子の残部と結合する炭素原子である。
87. Z1はNであり;Z2、Z3、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;W1、W2、W3は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;tは1〜3であり;Z2またはZ3は分子の残部と結合する炭素原子である。
88. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z2はN、O、またはSであり;Z3、Z4、およびZ5は、独立して、CR2であり;W1、W2、W3は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;Y1、Y2、Y3、およびY4はCであり;tは1〜3であり;Z3は分子の残部と結合する炭素原子である。
90. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z3はN、O、またはSであり;Z2はCR2であり;Z4、およびZ5は、独立して、CR2またはNであり;W1、W2、W3は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;tは1〜3であり;Z2は分子の残部と結合する炭素原子である。
91. Z1はCR2であり;Z3はNであり;Z2はCR2であり;Z4、およびZ5は、独立して、N、CR2であり;W1、W2、W3は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;Y3はNであり;Y1、Y2、Y4はCであり;tは1〜3であり;Z1またはZ2は分子の残部と結合する炭素原子である。
92. Z1はNであり;Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Z4、Z5は、独立して、N、またはCR2であり;W1、W2、W3は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;tは1〜3であり;Z2、またはZ3は分子の残部と結合する炭素原子である。
93. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z2はN、O、またはSであり;Z3はCR2であり;Z4、Z5は、独立して、N、またはCR2であり;W1、W2、W3は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;tは1〜3であり;Z3は分子の残部と結合する炭素原子である。
94. Z1、Z3、Z4、およびZ5は、独立して、NまたはCR2であり;Z2はO、S、またはN−R1であり;Y1、Y2はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは1〜2である。
95. Z1、Z3、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;Z2はO、S、またはN−R1であり;Y1、Y2はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2である。
96. Z1、Z3、Z5は、独立して、CR2であり;Z2はO、S、N−R1であり;Z4はNであり;Y1、Y2はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2である。
97. Z1、Z2、Z3、Z4、およびZ5は、独立して、CR2であり;Y1はCであり;Y2はNであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2である。
98. Z1、Z2、Z3、Z5は、独立して、CR2であり;Z4はNであり;Y1はCであり;Y2はNであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2である。
99. Z3、Z6は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Z1、Z2、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2である。
100. Z3、Z6は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Z1、Z4はNであり;Z2、Z5は、独立して、CR2であり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z2またはZ5は分子の残部と結合する炭素原子である。
101. Z1、Z4は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Z2、Z3、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2である。
102. Z1、Z4は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Z3、Z6はNであり;Z2、Z5は、独立して、CR2であり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z2またはZ5は分子の残部と結合する炭素原子である。
103. Z2、Z5は、独立して、O、S、またはN−R1;Z1、Z3、Z4、Z6は、独立して、CR2であり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2である。
105. Z1はCR2、Nであり;Z2はCR2であり;Z3はNであり;Z4、Z5は、独立して、CR2であり;Z6はNであり;Y1、Y3は、独立して、CR2であり;Y2、Y4はNであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z4、Z5のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
106. Z1はCR2、またはNであり;Z2はCR2であり;Z3はO、S、N−R1であり;Z4、Z5は、独立して、CR2であり;Z6はNであり;Y1、Y4、Y3は、独立して、CR2であり;Y2はNであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z4、Z5のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
107. Z1はCR2、またはNであり;Z2はCR2であり;Z3はNであり;Z4、Z5、Z6は、独立して、N、またはCR2であり;Y1、およびY3はNであり;Y2、Y4は、独立して、CR2であり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
108. Z1、Z2、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Z3はO、S、またはN−R1であり;Y1、Y2、Y4はCであり;Y3はNであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2である。
109. Z1、Z2、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2またはN;Z3はO、S、またはN−R1であり;Y1、Y2、Y4はCであり;Y3はNであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
110. Z1、Z2、Z3、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Z4はO、S、またはN−R1であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z3、Z5、Z6のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
111. Z1、Z2、Z3、Z5、Z6は、独立して、CR2またはNであり;Z4はO、S、またはN−R1であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z3、Z5、Z6のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
112. Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y3はNであり;Y2、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
114. Z1、Z3、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Z2はO、S、またはN−R1であり;Y1、Y2、Y4はCであり;Y3はNであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z3、Z4、Z5、Z6のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
115. Z1、Z3、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2、またはNであり;Z2はO、S、またはN−R1であり;Y1、Y2、Y4はCであり;Y3はNであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z3、Z4、Z5、Z6のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
116. Z1、Z2、Z4、Z6は、独立して、CR2であり;Z3、Z5は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z4、Z6のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
117. Z1、Z2、Z4、Z6は、独立して、CR2、またはNであり;Z3、Z5は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z4、Z6のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
119. Z1、Z2、Z4、Z5は、独立して、CR2、またはNであり;Z3、Z6は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z4、Z5のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
120. Z1、Z2、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Z3、Z4は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z5、Z6のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
121. Z1、Z2、Z5、Z6は、独立して、CR2またはNであり;Z3、Z4は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z5、Z6のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
122. Z1、Z2、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;Z3、Z6は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z5、Z6のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
124. Z1、Z2、Z3、Z4、Z6は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、またはN−R1であり;Y1はNであり;Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z6のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
125. Z1、Z2、Z3、Z4、Z6は、独立して、CR2、またはNであり;Z5はO、S、またはN−R1であり;Y1はNであり;Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z6のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
126. Z1、Z3、Z4、Z6は、独立して、CR2であり;Z2、Z5は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z3、Z4、Z6のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
127. Z1、Z3、Z4、Z6は、独立して、CR2またはNであり;Z2、Z5は、独立して、O、S、またはN−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z3、Z4、Z6のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
128. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z2、Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、CR2であり;Z3はCR2、またはNであり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z2、Z3、Z4、Z6のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
129. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z2、Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、CR2であり;Z3はCR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
130. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z2、Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、CR2であり;Z3はNであり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z2、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
131. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z3、Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、CR2であり;Z2はCR2、またはNであり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
132. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z3、Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、CR2であり;Z2はN;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
134. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、NまたはCR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
135. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z2はCR2であり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、NまたはCR2であり;Z3はCR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
136. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z2はCR2であり;Z4、Z5、Z6、およびZ7は、独立して、NまたはCR2であり;Z3はNであり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、およびW2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z2、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
137. Z1はO、S、またはN−R1であり;Z4、Z5、Z6、およびZ7は、独立して、NまたはCR2であり;Z2およびZ3は、独立して、CR2またはNであり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1およびW2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
139. Z1はO、S、N−R1であり;Z4、Z5、Z6、およびZ7は、独立して、NまたはCR2であり;Z2およびZ3は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1およびW2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
140. Z3はO、S、またはN−R1であり;Z2、Z4、Z5、Z6、およびZ7は、独立して、CR2であり;Z1はCR2またはNであり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
141. Z3はO、S、またはN−R1であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
142. Z3はO、S、またはN−R1であり;Z2、Z4、Z5、Z6、およびZ7は、独立して、CR2であり;Z1はNであり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
144. Z3はO、S、またはN−R1であり;Z1、Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、CR2であり;Z2はNであり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1およびW2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
145. Z3はO、S、またはN−R1であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1およびW2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;のうち1つはZ1、Z2、Z4、Z5、Z6、Z7は分子の残部と結合する炭素原子である。
146. Z3はO、S、またはN−R1であり;Z2、Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、NまたはCR2であり;Z1はCR2、またはNであり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
147. Z3はO、S、またはN−R1であり;Z2はCR2であり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、NまたはCR2であり;Z1はCR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1およびW2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
149. Z3はO、S、またはN−R1であり;Z4、Z5、Z6、およびZ7は、独立して、NまたはCR2であり;Z2およびZ1は、独立して、CR2またはNであり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1およびW2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
150. Z3はO、S、N−R1であり;Z1はCR2であり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、NまたはCR2であり;Z2はNであり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z4、Z5、Z6、およびZ7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
151. Z3はO、S、N−R1であり;Z4、Z5、Z6、およびZ7は、独立して、NまたはCR2であり;Z1およびZ2は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1およびW2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6、およびZ7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
152. Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、およびZ7は、独立して、CR2であり;Y4はNであり;Y1、Y2、Y3はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
154. Z2はNであり;Z1、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、CR2であり;Y4はNであり;Y1、Y2、Y3はCであり;W1およびW2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z3、Z4、Z5、Z6、およびZ7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
155. Z3はNであり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6、およびZ7は、独立して、CR2であり;Y4はNであり;Y1、Y2、Y3はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、またはCR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6、およびZ7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
156. Z1およびZ2はNであり;Z3、Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、CR2であり;Y4はNであり;Y1、Y2、Y3はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは1〜2であり;Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
157. Z1、Z3はNであり;Z2、Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、CR2であり;Y4はNであり;Y1、Y2、Y3はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
159. Z1、Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2;Y4はNであり;Y1、Y2、Y3はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
160. Z1はNであり;Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2;Y4はNであり;Y1、Y2、Y3はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは1〜2であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
161. Z2はNであり;Z1、Z3は、独立して、CR2であり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2;Y4はNであり;Y1、Y2、Y3はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
162. Z3はNであり;Z1、Z2は、独立して、CR2であり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2;Y4はNであり;Y1、Y2、Y3はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
164. Z1、Z3はNであり;Z2は、独立して、CR2であり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2;Y4はNであり;Y1、Y2、Y3はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは1〜2であり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
165. Z1、Z2、Z3はNであり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2;Y4はNであり;Y1、Y2、Y3はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは1〜2であり;Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
166. Z1はO、S、N−R1であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
167. Z1はO、S、N−R1であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7はCH2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
168. Z1はO、S、N−R1であり;Z2はNであり;Z3、Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
169. Z1はO、S、N−R1であり;Z2、Z3はNであり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
170. Z1はO、S、N−R1であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z3はNであり;Z2、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
172. Z2はO、S、N−R1であり;Z1、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z1、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
173. Z2はO、S、N−R1であり;Z1はNであり;Z3はCR2であり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
174. Z2はO、S、N−R1であり;Z1、Z3はNであり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
175. Z3はO、S、N−R1であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
177. Z3はO、S、N−R1であり;Z1はNであり;Z2はCR2であり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z2、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
178. Z3はO、S、N−R1であり;Z1、Z2はNであり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
179. Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2;Y1はNであり;Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
180. Z1はNであり;Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2;Y1はNであり;Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
182. Z1、Z2、Z3はNであり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2であり;Y1はNであり;Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
183. Z2はNであり;Z1、Z3は、独立して、CR2であり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2であり;Y1はNであり;Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z1、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
184. Z2、Z3はNであり;Z1はCR2であり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2;Y1はNであり;Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z1、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
185. Z3はNであり;Z1、Z2は、独立して、CR2であり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2であり;Y1はNであり;Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
187. Z1はNであり;Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2であり;Y4はNであり;Y2、Y3、Y1はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
188. Z1、Z2はNであり;Z3はCR2であり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2であり;Y4はNであり;Y2、Y3、Y1はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
189. Z1、Z2、Z3はNであり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2であり;Y4はNであり;Y2、Y3、Y1はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
190. Z2はNであり;Z1、Z3は、独立して、CR2であり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2であり;Y4はNであり;Y2、Y3、Y1はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z1、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
192. Z3はNであり;Z1、Z2は、独立して、CR2であり;Z4、Z5、Z6、Z7は、独立して、N、CR2であり;Y4はNであり;Y2、Y3、Y1はCであり;W1、W2は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6、Z7のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
193. Z1はO、S、N−R1であり;Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Y1、Y4はCであり;Y2、Y3は、独立して、N、C、CHであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z2、Z3のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
194. Z1はO、S、N−R1であり;Z2はNであり;Z3はCR2であり;Y1、Y4はCであり;Y2、Y3は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z3は分子の残部と結合する炭素原子である。
195. Z1はO、S、N−R1であり;Z3はNであり、Z2はCR2であり;Y1、Y4はCであり;Y2、Y3は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z2は分子の残部と結合する炭素原子である。
196. Z2はO、S、N−R1であり;Z1、Z3は、独立して、CR2であり;Y1、Y4はCであり;Y2、Y3は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z2、Z3のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
197. Z2はO、S、N−R1であり;Z1はNであり;Z3はCR2であり;Y1、Y4はCであり;Y2、Y3は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z3は分子の残部と結合する炭素原子である。
199. Z3はO、S、N−R1であり;Z1、Z2は、独立して、CR2であり;Y1、Y4はCであり;Y2、Y3は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z1、Z2のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
200. Z3はO、S、N−R1であり;Z1はNであり;Z2はCR2であり;Y1、Y4はCであり;Y2、Y3は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z2は分子の残部と結合する炭素原子である。
201. Z3はO、S、N−R1であり;Z1はCH2であり;Z2はNであり;Y1、Y4はCであり;Y2、Y3は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい)W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z1は分子の残部と結合する炭素原子である。
202. Z1、Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Y1はNであり;Y4はCであり;Y2、Y3は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z1、Z2、Z3のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
204. Z1、Z2はNであり;Z3はCR2であり;Y1はNであり;Y4はCであり;Y2、Y3は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z3は分子の残部と結合する炭素原子である。
205. Z1、Z3はNであり;Z2はCR2であり;Y1はNであり;Y4はCであり;Y2、Y3は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z2は分子の残部と結合する炭素原子である。
206. Z1、Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Y4はNであり;Y1はCであり;Y2、Y3は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z1、Z2、Z3のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
207. Z1はNであり;Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Y4はNであり;Y1はCであり;Y2、Y3は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;のうち1つはZ2、Z3は分子の残部と結合する炭素原子である。
209. Z1、Z3はNであり;Z2はCR2であり;Y4はNであり;Y1はCであり;Y2、Y3は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z2は分子の残部と結合する炭素原子である。
210. Z1はO、S、N−R1であり;Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、N、C、CHであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z2、Z3のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
211. Z1はO、S、N−R1であり;Z2はNであり;Z3はCR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z3は分子の残部と結合する炭素原子である。
212. Z1はO、S、N−R1であり;Z3はNであり、Z2はCR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z2は分子の残部と結合する炭素原子である。
213. Z2はO、S、N−R1であり;Z1、Z3は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;のうち1つはZ2、Z3は分子の残部と結合する炭素原子である。
214. Z2はO、S、N−R1であり;Z1はNであり;Z3はCR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z3は分子の残部と結合する炭素原子である。
216. Z3はO、S、N−R1であり;Z1、Z2は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z1、Z2のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
217. Z3はO、S、N−R1であり;Z1はNであり;Z2はCR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z2は分子の残部と結合する炭素原子である。
218. Z3はO、S、N−R1であり;Z1はCH2であり;Z2はNであり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z1は分子の残部と結合する炭素原子である。
219. Z1、Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Y1はNであり;Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;のうち1つはZ1、Z2、Z3は分子の残部と結合する炭素原子である。
221. Z1、Z2はNであり;Z3はCR2であり;Y1はNであり;Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z3は分子の残部と結合する炭素原子である。
222. Z1、Z3はNであり;Z2はCR2であり;Y1はNであり;Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z2は分子の残部と結合する炭素原子である。
223. Z1、Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Y2はNであり;Y1はCであり;Y3、Y4は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z1、Z2、Z3のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
224. Z1はNであり;Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Y2はNであり;Y1はCであり;Y3、Y4は、独立して、C、CH. Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z2、Z3のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子である。
226. Z1、Z3はNであり;Z2はCR2であり;Y2はNであり;Y1はCであり;Y3、Y4は、独立して、C、CH、Nであり(両者の間に二重結合が存在してもよい);W1、W2、W3、W4、W5は、独立して、N−R1、O、S=(O)r(rは0〜2である)、CR4R4であり;tは0〜2であり;uは1〜3であり;Z2は分子の残部と結合する炭素原子である。
227. Z1、Z2、Z3、Z4、Z6、Z7、Z8、Z9は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z6、Z7、Z8、Z9のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
228. Z1はNであり;Z2、Z3、Z4、Z6、Z7、Z8、Z9は、独立して、CR2であり;Z5 はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z2、Z3、Z4、Z6、Z7、Z8、Z9のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
229. Z1、Z2はNであり;Z3、Z4、Z6、Z7、Z8、Z9は、独立して、CR2であり;Z5 はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z3、Z4、Z6、Z7、Z8、Z9のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
230. Z1、Z3はNであり;Z2、Z4、Z6、Z7、Z8、Z9は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z2、Z4、Z6、Z7、Z8、Z9のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
231. Z1、Z4はNであり;Z3、Z6、Z7、Z8、Z9は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z3、Z6、Z7、Z8、Z9のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
233. Z1、Z2はNであり;Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Z6、Z7、Z8、Z9は、独立して、N、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z3、Z4、Z6、Z7、Z8、Z9のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
234. Z1、Z3はNであり;Z2、Z4は、独立して、CR2であり;Z6、Z7、Z8、Z9は、独立して、N、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z2、Z4、Z6、Z7、Z8、Z9のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
235. Z1、Z4はNであり;Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Z6、Z7、Z8、Z9は、独立して、N、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z2、Z3、Z6、Z7、Z8、Z9のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
236. Z2はNであり;Z1、Z3、Z4、Z6、Z7、Z8、Z9は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z3、Z4、Z6、Z7、Z8、Z9のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
238. Z2、Z4はNであり;Z1、Z3、Z6、Z7、Z8、Z9は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z3、Z6、Z7、Z8、Z9のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
239. Z2はNであり;Z1、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Z6、Z7、Z8、Z9は、独立して、N、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z3、Z4、Z6、Z7、Z8、Z9のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
240. Z2、Z3はNであり;Z1、Z4は、独立して、CR2であり;Z6、Z7、Z8、Z9は、独立して、N、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z4、Z6、Z7、Z8、Z9のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
241. Z2、Z4はNであり;Z1、Z3は、独立して、CR2であり;Z6、Z7、Z8、Z9は、独立して、N、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z3、Z6、Z7、Z8、Z9のうち1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
242. Z1、Z2、Z3、Z4、Z6、Z7、Z8、Z9は、独立して、CR2であり;Z5、Z10は、独立して、O、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z6、Z7、Z8、Z9のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
243. Z1、Z2、Z3、Z4、Z6、Z7、Z8、Z9は、独立して、N、CR2であり;Z5、Z10は、独立して、O、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z6、Z7、Z8、Z9のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
244. Z1、Z2、Z3、Z4,Z7、Z8、Z9、Z10は、独立して、CR2であり;Z5、Z6は、独立して、N、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z7、Z8、Z9、Z10のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
245. 163.Z1、Z2、Z3、Z4は、独立して、CR2、Nであり;Z5、Z6、Z7、Z8、Z9、Z10は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z7、Z8、Z9、Z10のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
246. Z1、Z2、Z3、Z4、Z6、Z7、Z8、Z9は、独立して、CR2であり;Y1はNであり;Y2はCであり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z6、Z7、Z8、Z9のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
247. Z1、Z2、Z3、Z4、Z7、Z8、Z9は、独立して、CR2であり;Z6はO、S、N−R1であり;Y1はCであり;Y2はNであり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z6、Z7、Z8、Z9のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
248. Z1、Z2、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜4であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z2、Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
249. Z1、Z2、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はN、CR2であり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜4であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;Z1、Z2、Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
250. Z1、Z2、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、Nであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;;tは1〜3であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;Z1、Z2、Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
251. Z1はNであり;Z2、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜4であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z2、Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
252. Z1、Z2はNであり;Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜4であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
254. Z1、Z4はNであり;Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜4であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z2、Z3のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
255. Z1はNであり;Z2、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はN、CR2であり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜4であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;Z2、Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
256. Z1、Z3はNであり;Z2、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はN、CR2であり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜4であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;Z2、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
257. Z1、Z4はNであり;Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Z5はN、CR2であり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜4であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;Z2、Z3のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
259. Z1、Z3はNであり;Z2、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、Nであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜3であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;Z2、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
260. Z1、Z4はNであり;Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、Nであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜3であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;Z2、Z3のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
261. Z2はNであり;Z1、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜4であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
262. Z2、Z3はNであり;Z1、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜4であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
264. Z2はNであり;Z1、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はN、CR2であり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜4であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;Z1、Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
265. Z2、Z3はNであり;Z1、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はN、CR2であり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜4であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;Z1、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
266. Z2、Z4はNであり;Z1、Z3は、独立して、CR2であり;Z5はN、CR2であり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜4であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;Z1、Z3のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
267. Z2はNであり;Z1、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、Nであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜3であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;Z1、Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
269. Z2、Z4はNであり;Z1、Z3は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、Nであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜3であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;Z1、Z3のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
270. Z3はNであり;Z1、Z2、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜4であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z2、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
271. Z3、Z4はNであり;Z1、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜4であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z2のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
272. Z3はNであり;Z1、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はN、CR2であり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜4であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;Z1、Z2、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
274. Z3はNであり;Z1、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、Nであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜3であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;Z1、Z2、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
275. Z3、Z4はNであり;Z1、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、Nであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜3であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;Z1、Z2のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
276. Z1、Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Z4はNであり;Z5はO、S、N−R1であり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜4であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;Z1、Z2、Z3のうちいずれか1つは、分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
277. Z1、Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Z4はNであり;Z5はN、CR2であり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜4であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;Z1、Z2、Z3のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
278. Z1、Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Z4はNであり;Z5はO、S、Nであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);W1、W2、W3によって形成される環において、1つの二重結合が存在してもよく;tは1〜3であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;Z1、Z2、Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
279. Z1、Z2、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であ;Z1、Z2、Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
280. Z1はNであり;Z2、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z2、Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
281. Z1、Z2はNであり;Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
282. Z1、Z3はNであり;Z2、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z2、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
283. Z2はNであり;Z1、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
285. Z3はNであり;Z1、Z2、Z4は、独立して、CR2であり;Z5はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
286. Z1、Z2、Z3、Z5は、独立して、CR2であり;Z4はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z3、Z5のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
287. Z1はNであり;Z2、Z3、Z5は、独立して、CR2であり;Z4はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z2、Z3、Z5のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
288. Z1、Z2はNであり;Z3、Z5は、独立して、CR2であり;Z4はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z3、Z5のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
290. Z2はNであり;Z1、Z3、Z5は、独立して、CR2であり;Z4はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z3、Z5のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
291. Z2、Z3はNであり;Z1、Z5は、独立して、CR2であり;Z4はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z5のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
292. Z3はNであり;Z1、Z2、Z5は、独立して、CR2であり;Z4はO、S、N−R1であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z5のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
293. Z1、Z2、Z3、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;W1、W2は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
295. Z1、Z2はNであり;Z3、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;W1、W2は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
296. Z1、Z3はNであり;Z2、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;W1、W2は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z2、Z4、Z5のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
297. Z2はNであり;Z1、Z3、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;W1、W2は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
298. Z2、Z3はNであり;Z1、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;W1、W2は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z4、Z5のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
299. Z3はNであり;Z1、Z2、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3はCであり;Y4はNであり;W1、W2は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z4、Z5のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
300. Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6は、独立して、N、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
301. Z1はNであり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z2、Z3、 Z4、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
302. Z1、Z2はNであり;Z3、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z3、 Z4、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
303. Z1、Z3はNであり;Z2、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z2、 Z4、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
304. Z1、Z4はNであり;Z2、Z3、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z2、Z3、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
306. Z1、Z6はNであり;Z2、Z3、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z2、Z3、Z4、Z5のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
307. Z2はNであり;Z1、Z3、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z3、Z4、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
308. Z2、Z3はNであり;Z1、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z4、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
309. Z2、Z4はNであり;Z1、Z3、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z3、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
311. Z2、Z5はNであり;Z1、Z3、Z4、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z3、Z4、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
312. Z2、Z6はNであり;Z1、Z3、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z3、Z4、Z5のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
313. Z3はNであり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
314. Z3、Z4はNであり;Z1、Z2、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
316. Z3、Z6はNであり;Z1、Z2、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z4、Z5のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
317. Z4はNであり;Z1、Z2、Z3、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z3、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
318. Z4、Z5はNであり;Z1、Z2、Z3、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z3、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
319. Z5はNであり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
321. Z6はNであり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z5のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
322. Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6は、独立して、N、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
323. Z1はNであり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
324. Z1、Z2はNであり;Z3、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z3、Z4、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
325. Z1、Z3はNであり;Z2、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z2、Z4、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
326. Z1、Z4はNであり;Z2、Z3、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z2、Z3、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
328. Z1、Z6はNであり;Z2、Z3、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z2、Z3、Z4、Z5のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
329. Z2はNであり;Z1、Z3、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z3、Z4、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
330. Z2、Z3はNであり;Z1、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z4、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
331. Z2、Z4はNであり;Z1、Z3、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z3、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
333. Z2、Z5はNであり;Z1、Z3、Z4、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z3、Z4、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
334. Z2、Z6はNであり;Z1、Z3、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z3、Z4、Z5のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
335. Z3はNであり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
336. Z3、Z4はNであり;Z1、Z2、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
338. Z3、Z6はNであり;Z1、Z2、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z4、Z5のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
339. Z4はNであり;Z1、Z2、Z3、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z3、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
340. Z4、Z5はNであり;Z1、Z2、Z3、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z3、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
341. Z5はNであり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
343. Z6はNであり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z5のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
344. Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6は、独立して、N、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
345. Z1はNであり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
346. Z1、Z2はNであり;Z3、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z3、Z4、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
347. Z1、Z3はNであり;Z2、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z2、Z4、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
348. Z1、Z4はNであり;Z2、Z3、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z2、Z3、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
350. Z1、Z6はNであり;Z2、Z3、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z2、Z3、Z4、Z5のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
351. Z2はNであり;Z1、Z3、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z3、Z4、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
352. Z2、Z3はNであり;Z1、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z4、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
353. Z2、Z4はNであり;Z1、Z3、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z3、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
354. Z2、Z5はNであり;Z1、Z3、Z4、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z3、Z4、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
356. Z2、Z6はNであり;Z1、Z3、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z3、Z4、Z5のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
357. Z3はNであり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
358. Z3、Z4はNであり;Z1、Z2、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
359. Z3、Z5はNであり;Z1、Z2、Z4、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z4、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
361. Z4はNであり;Z1、Z2、Z3、Z5、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z3、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
362. Z4、Z5はNであり;Z1、Z2、Z3、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z3、Z5、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
363. Z5はNであり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z6は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z6のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
364. Z5、Z6はNであり;Z1、Z2、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
365. Z6はNであり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z5は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z3、Z4、Z5のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
366. Z1はNであり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
367. Z1、Z2はNであり;Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
368. Z1、Z3はNであり;Z2、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z2、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
369. Z1、Z4はNであり;Z2、Z3、Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z2、Z3、Z5、Z6、Z7、Z8のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
370. Z1、Z2はNであり;Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
372. Z1、Z2はNであり;Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、N、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
373. Z1、Z3はNであり;Z2、Z4は独立してCR2であり;Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、N、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z2、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
374. Z1、Z4はNであり;Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、N、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z2、Z3、Z5、Z6、Z7、Z8のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
375. Z1、Z2はNであり;Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、N、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
377. Z2、Z3はNであり;Z1、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
378. Z2、Z4はNであり;Z1、Z3、Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z3、Z5、Z6、Z7、Z8のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
379. Z2はNであり;Z1、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、N、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
380. Z2、Z3はNであり;Z1、Z4は独立してCR2であり;Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、N、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
382. Z3はNであり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
383. Z3、Z4はNであり;Z1、Z2、Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z2、Z5、Z6、Z7、Z8のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
384. Z4はNであり;Z1、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Z5、Z6、Z7、Z8は、独立して、N、CR2であり;Y1、Y2、Y3、Y4はCであり;W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜3であり;Z1、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、Z8のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
385. Z1はNであり;Z2、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、CH、Nであり;W1はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1、結合であり;W2はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり;tは0〜2であり;W3、W4、W5は、独立して、O、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);uは1〜3であり;Z2、Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
386. Z1、Z2はNであり;Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、CH、Nであり;W1はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1、結合であり;W2はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり;tは0〜2であり;W3、W4、W5は、独立して、O、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);uは1〜3であり;Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
387. Z1、Z3はNであり;Z2、Z4は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、CH、Nであり;W1はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1、結合であり;W2はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり;tは0〜2であり;W3、W4、W5は、独立して、O、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);uは1〜3であり;Z2、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
388. Z1 ,Z4はNであり;Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、CH、Nであり;W1はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1、結合であり;W2はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり;tは0〜2であり;W3、W4、W5は、独立して、O、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);uは1〜3であり;Z2、Z3のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
389. Z2はNであり;Z1、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、CH、Nであり;W1はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1、結合であり;W2はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり;tは0〜2であり;W3、W4、W5は、独立して、O、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);uは1〜3であり;Z1、Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
391. Z2 ,Z4はNであり;Z1、Z3は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、CH、Nであり;W1はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1、結合であり;W2はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり;tは0〜2であり;W3、W4、W5は、独立して、O、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);uは1〜3であり;Z1、Z3のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
392. Z3はNであり;Z1、Z2、Z4は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、CH、Nであり;W1はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1、結合であり;W2はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり;tは0〜2であり;W3、W4、W5は、独立して、O、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);uは1〜3であり;Z1、Z2、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
393. Z3、Z4はNであり;Z1、Z2は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、CH、Nであり;W1はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1、結合であり;W2はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり;tは0〜2であり;W3、W4、W5は、独立して、O、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);uは1〜3であり;Z1、Z2のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
394. Z4はNであり;Z1、Z2 Z3は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、CH、Nであり;W1はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1、結合であり;W2はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり;tは0〜2であり;W3、W4、W5は、独立して、O、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);uは1〜3であり;Z1、Z2、Z3のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
395. Z1はNであり;Z2、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、CH、Nであり;W1はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり;W2、W3、W4は、独立して、O、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜2であり;uは1〜3であり;Z2、Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
396. Z1、Z2はNであり;Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、CH、Nであり;W1はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1;W2、W3、W4は、独立して、O、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1 (ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜2であり;uは1〜3であり;Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
397. Z1、Z3はNであり;Z2、Z4は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、CH、Nであり;W1はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり;W2、W3、W4は、独立して、O、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜2であり;uは1〜3であり;Z2、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
398. Z1、Z4はNであり;Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、CH、Nであり;W1はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり;W2、W3、W4は、独立して、O、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜2であり;uは1〜3であり;Z2、Z3のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
399. Z2はNであり;Z1、Z3、Z4は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、CH、Nであり;W1はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり;W2、W3、W4は、独立して、O、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜2であり;uは1〜3であり;Z1、Z3、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
401. Z2、Z4はNであり;Z1、Z3は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、CH、Nであり;W1はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり;W2、W3、W4は、独立して、O、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜2であり;uは1〜3であり;Z1、Z3のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
402. Z3はNであり;Z1、Z2、Z4は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、CH、Nであり;W1はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり;W2、W3、W4は、独立して、O、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜2であり;uは1〜3であり;Z1、Z2、Z4のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
403. Z3、Z4はNであり;Z1、Z2は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、CH、Nであり;W1はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり;W2、W3、W4は、独立して、O、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜2であり;uは1〜3であり;Z1、Z2のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
404. Z4はNであり;Z1、Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Y1、Y2はCであり;Y3、Y4は、独立して、CH、Nであり;W1はO、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり;W2、W3、W4は、独立して、O、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜2であり;uは1〜3であり;Z1、Z2、Z3のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
405. Z1、Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y4はCであり;Y2はNであり;W1、W2、、W4は、独立して、O、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜2であり;uは1〜2であり;Z1、Z2、Z3のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
406. Z1はNであり;Z2、Z3は、独立して、CR2であり;Y1、Y2、Y4はCであり;Y2はNであり;W1、W2、W4は、独立して、O、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜2であり;uは1〜2であり;Z2、Z3のうちいずれか1つは分子の残部と結合する炭素原子でなければならない。
407. Z1、Z3はNであり;Z3はCR2であり;Y1、Y2、Y4はCであり;Y2はNであり;W1、W2、、W4は、独立して、O、S(O)r(rは0〜2である)、CR4R4、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);tは1〜2であり;uは1〜2であり;Z3は分子の残部と結合する炭素原子である。
1. (5R,6Z)−6−(イミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
2. (5R,6Z)−6−[(7−メトキシイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
3. (5R,6Z)−6−[(7−クロロイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
4. (5R),(6Z)−6−イミダゾ[1,2−a]キノリン−2−イルメチレン−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
5. (5R),(6Z)−6−(6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[d]イミダゾ[2,1−b][1,3]チアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
6. (5R),(6Z)−6−(イミダゾ[1.2−a]キノキサリン−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩;
7. (5R,6Z)−6−[(7−メチルイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
8. (5R),(6Z)−6−(4,5,6,7−テトラヒドロ−1,3a,3b,8−テトラアザ−シクロペンタ[a]インデン−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩;
9. (5R,6E)−6−[(10−ベンジル−11−オキソ−10,11−ジヒドロジベンゾ[b,f][1,4]オキサゼピン−8−イル)メチレン]−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
10. 6−(5−エトキシ−7,8−ジヒドロ−6H−3,4,8b−トリアザ−as−インダセン−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
11. (5R,6EおよびZ)−7−オキソ−6−(4H,10H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]ベンゾオキサゼピン−2−イルメチレン)−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩;および
12. (5R),(6Z)−6−(5H−イミダゾ[2,1−a]イソインドール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩。
Bush et al.[Bush, K., Macalintal, C., Rasmussen, B. A., Lee, V. and Yang, Y. Antimicrobial Agents and Chemotherapy 1993, 37, 851]によって記載されたようにして分光測定でペネム阻害剤のβ−ラクタマーゼ阻害活性を決定した。該アッセイにおいて、均一に精製されたクラスAβ−ラクタマーゼであるイーコリ(E.coli)由来のTEM−1およびエンテロバクター・クロアカエ(Enterobacter cloacae )由来のImi−1、クラスB酵素であるバクテロイデス・フラギリス(Bacteroides fragilis)由来のCcrA、ならびにクラスC酵素であるエンテロバクター・クロアカエ由来のAmpCを使用した。TEM−1、Imi−1、CcrAおよびAmpCについての酵素濃度は、各々、4.3、7.1、1.2および2.1nMであった。幅広い範囲に及ぶ阻害剤濃度は、可能なIC50値を含むように50mM PO4、pH7.0中で調製された。酵素反応を開始させるのに使用した基質は、阻害剤と同一のバッファー中50μg/mlのニトロセフィンであった。初めに、酵素および阻害剤(各々20μl)を25℃で10分間プレインキュベートした後、ニトロセフィン160μlを添加した。SoftMax Programの動態学的プロトコールと一緒にMolecular Devices Spectra Max 250を使用し、495nmで5分間、加水分解の開始速度をモニターした。Spectra Max 250からの読みをエクスポートし、Microsoft Excelにトランスファーした。各阻害剤濃度の阻害パーセントを対照酵素活性に基づいて算出した。酵素活性の50%減少を引き起こす阻害剤濃度(IC50)をグラフで示して決定した。
材料:
動物:
約18〜22グラムの雌性マウス株CD−1をCharles River Laboratories から受け取り、使用の7日前に検疫した。加えて、個々の研究についてサイトキサンを使用してマウスを好中球減少症にすることができる。
イー・コリ(E. coli)、クレブシエラ・ニューモニエ(K. pneumoniae)、モルガネラ・モルガニイ(M. morganii)、エンテロバクター・クロケア(E. cloacae)、セラチア・マルセッセンス(S. marcescens)、シトロバクター・フロインディイ(C. freundii)、スタフィロコッカス(staphylococci)、ストレプトコッカス(streptococci)、シュードモナス・エルジノーサ(P. aeruginosa)およびナイセリア・ゴノレエ(N. gonorrhoeae)の株による感染を含むマウスにおける感染を引き起こすように順応した臨床的単離体を実験に使用する。
ブロス、生理食塩水または雄ブタ胃ムチンに懸濁した予定の細菌接種材料(ナイセリア・ゴノレアについては乾燥したウシヘモグロビンを追加した)0.5mlを腹腔内注射するか、または0.05mlを鼻腔内注射することによりマウスに投与した。細菌接種材料は、特定の感染株の10〜100LD50に相当し、7日以内に未処置の対照動物が死亡するであろう:「マウスにおける細菌毒性」。抗菌量(抗生物質の二倍段階希釈液によって調製された用量濃度)を0.2%水性寒天またはメトセルに溶解または懸濁させ、以下の方法でリン酸緩衝生理食塩水またはアジュバントを経口、皮下または静脈内投与する。
a)経口または皮下:感染の0.5時間後に用量0.5mlを投与した。2回目の投与は、より毒性の強い生物による感染の治療のために、感染の3時間後に投与することができる。
b)静脈内:感染の0.5時間後に用量0.2mlを投与した。より毒性の強い生物による感染の治療のために、48時間目まで、より多くの用量を投与することができる。(静脈内用量は、24時間につき3回を超えない)。
c)経口前投与:特別な環境下で、抗生物質の胃安定性を増大させるために、胃のpHを調節することが必要である。この目的のために、感染の0.5時間後にリン酸緩衝生理食塩水(pH7.8、0.06M)(または特定の認可されたアジュバント)を経口投与し、5分後に、リン酸緩衝生理食塩水(pH7.8、0.06M)中に含有される抗生物質0.5mlを投与する。
インビボ効力の決定に必要とされる動物の数について以下のとおり詳細に説明する:
A) 3種類の投与経路(経口、皮下および静脈内)の各々にて投与量につきマウス5匹を用いて5種類の投与量で新規抗生物質を試験する。初めに、薬物が経口吸収されるかおよび/または最も効果的な経路はどれかを決定するために3種類の投与経路を研究すべきである。これには、抗生物質1種類につき3種類の経路を用いて経路1種類のにつきマウス25匹が必要であるか、または、試験される新規化合物1種類につきマウス75匹が必要である。1つの実験につき1〜2種類の新規化合物を試験する(マウス75〜150匹)。
B) 新規化合物の有効性を、標準または有効性が既知の抗生物質のものと比較しなければならない。既知の抗生物質または以前に試験された抗生物質を、単一の投与経路によって1種類の投与濃度につきマウス5匹を用いて5種類の投与濃度で、1種類の抗生物質につき合計25匹のマウスについて試験する。通常、1つの実験につき3〜6種類の抗生物質を試験する(マウス75〜150匹)。
C) 未処置対照 − 上記試験の各々において、1種類の濃度につきマウス10匹を用いて未処置動物に3種類の濃度の細菌接種材料で感染させる(マウスは試験ごとに合計30匹)。これらの未処置対照を使用して、試験ごとの比較および妥当性のために必要とされる10〜100LD50の感染レベルを決定し、維持する
感染した未処置動物の生存率を処置動物と比較することによって抗菌剤の保護作用を測定する。この決定のために、処置後7日間、動物を観察する。生存数を毎日2回調査し、その時、死亡した動物および瀕死の動物を取り出す。プロビット分析(Cleeland,R. and E. Squires. 1991. Evaluation of New Antimicrobials in Vitro and in Experimental Animal Infections. In Antibiotics in Laboratory Medicine", 3rd. ed., edited by Victor Lorian. Willams and Wilkins Baltimore, Maryland. pp. 752-783)のためのコンピュータープログラムによる半有効量(ED50)の推定のために、3つに分けた試験からの7日生存率をプールする。試験は3回、別々の日に行って、統計学的に妥当な数の動物を提供し、日ごとおよび試験ごとに基づく試験結果の変動を最小限にする。
で示される化合物を還元的脱離させ、要すれば保護基を除去して、R5が水素である式Iで示される化合物を得;次いで、所望により、医薬上許容される塩、またはR5がC1−C6アルキル、C5−C6シクロアルキル、またはCHR3OCOC1−C6アルキルであるエステルに転換させること
を含む方法を提供する。
(5R,6Z)−6−(イミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸の製造
工程1:イミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチル:
室温で2−アミノベンゾチアゾール(7.5g、50mmol)のDMF(100ml)中撹拌溶液にブロモピルビン酸エチル(9.8g、50mmol)を滴下した。添加後、該反応混合物を6時間加熱還流した。該反応混合物を室温に冷却し、氷冷水でクエンチした。水性層をNH4OHで中和し、分取した固体を濾過した。水で十分に線上し、乾燥させた。得られた粗製生成物は、精製せずに次工程に用いた。
茶色の固体;収率:10g、81%;M+H 248。融点97℃。
LiAlH4(2.0g、過剰)の乾燥THF、ミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチル(4.9g、20mmol)の撹拌スラリーに0℃でTHF(100ml)にゆっくりと添加した。添加後、該反応混合物を室温で1時間撹拌し、飽和NH4Cl/NH4OHでクエンチした。分取した固体をクロロホルム/MeOH(3:1)で希釈し、セライトパッドで濾過した。有機層を飽和NaClで1回洗浄し、無水MgSO4で乾燥させた。これを濾過し、濃縮した。得られた茶色の固体を精製せずに次工程に用いた。収率:3.8g、93%;M+H 205;融点131℃。
イミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−メタノール(2.04g、10mmol)の塩化メチレン(200ml)中撹拌溶液に活性MnO2(15g、過剰)を添加した。該反応混合物を室温で24時間撹拌し、セライトパッドで濾過した。該反応混合物を濃縮し、該生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理して75%酢酸エチル:ヘキサンで溶離することにより精製した。茶色の固体;収率:800mg、40%;M+H 203。
アルゴン雰囲気下にて室温で、無水MgBr2:エーテラート(619mg、2.4mmol)の乾燥アセトニトリル(15mL)溶液に、2−ホルミル−イミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール(444mg、2.2mmol)、および(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(772mg、2mmol)の乾燥THF溶液(20mL)を連続的に添加した。−20℃に冷却した後、Et3N(2.0mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃で2時間撹拌し、無水酢酸(1.04mL)で一度に処理した。該反応混合物を0℃に加温し、0℃で15時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムに加え、次いで、該カラムを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離した。回収したフラクションを減圧濃縮し、ジアステレオ異性体の混合物を次工程に用いた。薄黄色の非晶質固体;収率:850mg、67%;融点69℃;M+H 630
4−ニトロベンジル−6−[(アセチルオキシ)(イミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イル)メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボキシレート(500mg、0.79mmol)をTHF(17mL)およびアセトニトリル(36mL)に溶解した。新しく活性化させた亜鉛末(5.2g)を0.5Mリン酸緩衝液(pH6.5、28mL)と一緒に迅速に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を室温で2時間強く撹拌した。該反応混合物を濾過し、3℃に冷却し、1N NaOHを添加したpHを8.5に調整した。濾液を酢酸エチルで洗浄し、水性層を分取した。水性層を35℃にて真空濃縮して黄色の沈殿物を得た。該沈殿物をアセトニトリルに溶解し、HP−21逆相カラムに負荷した。脱イオン水(2L)で溶離し、その後、10%アセトニトリル:水で溶離した。収率:105mg、35%;黄色結晶;融点233℃;M+H 356。
1H NMR(DMSO−d6)δ 6.51(s,1H)、6.53(s,1H)、7.09(s,1H)、7.47(t,1H,J=7.5Hz)、7.54(t,1H,J=7.5Hz)、8,06(t,1H)、8.62(s,1H)。
(5R,6Z)−6−[(7−メトキシイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸の製造
工程1:7−メトキシイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチル:
実施例1(工程1)に概略記載した方法に従って7−メトキシイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチルを製造した。6−メトキシ−2−アミノベンゾチアゾール(27g、0.15mol)およびブロモピルビン酸エチル(39.9g、0.2mol)から出発して、7−メトキシイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチル24g(収率43%)を茶色の固体として単離した。(M+H)277。
実施例1(工程2)に概略記載した方法に従って7−メトキシイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−メタノールを製造した。7−メトキシイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチル(12.5g、43.5mmol)およびLiAlH4溶液(43.5ml、THF中0.5M溶液)から出発して、アルコール誘導体4.0g(収率40%)を茶色の固体として単離した。(M+H)235。
実施例1(工程3)に概略記載した方法に従って2−ホルミル−7−メトキシイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾールを製造した。塩化メチレン/DMF(300mL:50mL)および活性MnO2(12g、過剰)中の7−メトキシイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−メタノール(4.0g 17mmol)から出発して、アルデヒド誘導体822mg(収率21%)を茶色の固体として単離した。(M+H)233。
アルゴン雰囲気下にて室温で無水MgBr2:エーテラート(1.3g、5mmol)の乾燥アセトニトリル(15mL)溶液に2−ホルミル−7−メトキシイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール(822mg、3.5mmol)および(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(1.364、3.54mmol)の乾燥THF溶液(40mL)を連続的に添加した。−20℃に冷却した後、Et3N(2.0mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃2時間撹拌し、無水酢酸(1.04mL)で一度に処理した。該反応混合物を0℃に加温し、0℃で1.5時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラム処理し、次いで、カラムを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離した。回収したフラクションを減圧濃縮し、ジアステレオ異性体の混合物を次工程に用いた。薄黄色の非晶質固体;収率:2.24g、95%;M+H 660。
4−ニトロベンジル−6−[(アセチルオキシ)(7−メトキシイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イル)メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボキシレート(659mg、1.0mmol)をTHF(17mL)およびアセトニトリル(36mL)に溶解した。新しく活性化した亜鉛末(5.2g)を0.5Mリン酸緩衝液(pH6.5、28mL)と一緒に迅速に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を室温で2時間強く撹拌した。該反応混合物を濾過し、3℃に冷却し、1N NaOHを添加したpHを8.5に調整した。濾液を酢酸エチルで洗浄し、水性層を分取した。水性層を35℃で真空濃縮して黄色の沈殿物を得た。該沈殿物を濾過し、H2O、MeCN、アセトンで洗浄して標記化合物を得た。収率:68mg、23%;黄色結晶;融点284;M+H 386。
1H NMR(DMSO−d6)δ 3.89(s,3H)、6.58(s,1H)、6.64(s,1H)、7.14(s,1H)、7.2(dd,1H,J=6.0Hz)、7.75(d,1H,J=3.0Hz)、8,03(d,J=6.0Hz 1H)、8.62(s,1H)。
(5R,6Z)−6−[(7−クロロイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸の製造
工程1:7−クロロイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチル:
実施例1(工程1)に概略記載した方法に従って7−クロロイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチルを製造した。6−クロロ−2−アミノベンゾチアゾール(9.2g、50mmol)およびブロモピルビン酸エチル(11.6g、60mmol)から出発して、7−クロロイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチル8.5g(収率60%)を茶色の固体として単離した.(M+H)281。
実施例1(工程2)に概略記載した方法に従って7−クロロイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−メタノールを製造した。7−クロロイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチル(9.0g、32.1mmol)およびLiAlH4(4.0g、過剰)から出発して、アルコール誘導体5.5g(収率72%)を茶色の固体として単離した。融点166℃(M+H)239。
実施例1(工程3)に概略記載した方法に従って2−ホルミル−7−クロロイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾールを製造した。塩化メチレン/MeOH(300mL:50mL)中の7−クロロイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−メタノール(4.0g、16.8mmol)および活性MnO2(20g、過剰)から出発して、アルデヒド誘導体2.2g(収率55%)を茶色の固体として単離した。(M+H)236。
アルゴン雰囲気下にて室温で無水MgBr2:O(Et)2(390mg、1.5mmol)の乾燥アセトニトリル(15mL)溶液に2−ホルミル−7−クロロイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール(270mg、1.14mmol)および(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(500mg、1.14mmol)の乾燥THF溶液(20mL)を連続的に添加した。−20℃に冷却した後、Et3N(2.0mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃で2時間撹拌し、無水酢酸(1.04mL)で一度に処理した。該反応混合物を0℃に加温し、0℃で15時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、次いで、該カラムを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離した。回収したフラクションを減圧濃縮し、ジアステレオマーの混合物を次工程に用いた。薄黄色の非晶質固体;収率:495mg、65%;M+H 665。
4−ニトロベンジル−6−[(アセチルオキシ)(7−クロロイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イル)メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボキシレート(450mg、0.67mmol)をTHF(20mL)およびアセトニトリル(10mL)に溶解した。新しく活性化した亜鉛末(5.2g)を0.5Mリン酸緩衝液(pH6.5、28mL)と一緒に迅速に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を室温で2時間強く撹拌した。該反応混合物を濾過し、3℃に冷却し、0.1N NaOHを添加してpHを8.5に調整した。濾液を酢酸エチルで洗浄し、水性層を分取した。該水性層を35℃で真空濃縮して黄色の沈殿物を得た。該生成物をHP21樹脂逆相カラムクロマトグラフィーにより精製した。最初に、該カラムを脱イオン水(2L)で溶離し、その後、10%アセトニトリル:水で溶離した。該生成物を分有するフラクションを回収し、室温で減圧濃縮した。黄色固体をアセトンで洗浄し、濾過し、乾燥させた。収率:80mg、18%;黄色結晶;融点240℃;(M+H+Na)412。
1H NMR(DMSO−d6)δ 6.6(s,2H)、7.1(s,1H)、7.62(dd,1H)、8.11(d,1H)、8.2(s,1H)、8.6(s,1H)。
(5R),(6Z)−6−イミダゾ[1,2−a]キノリン−2−イルメチレン−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸の製造
イミダゾ[1,2−a]キノリン−2−カルボアルデヒド
Westwoodおよび共同研究者の方法(J. Med. Chem. 1988, 31, 1098-1115)によってイミダゾ[1,2−a]キノリン−2−カルボアルデヒドを製造した。
アルゴン雰囲気下にて室温で無水MgBr2(2.5g)の乾燥アセトニトリル(75.5mL)溶液にイミダゾ[1,2−a]キノリン−2−カルボアルデヒド(1.09g)および(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(2.22g)の乾燥THF溶液(75.5mL)を添加した。−20℃に冷却した後、Et3N(1.85mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃で2時間撹拌し、無水酢酸(1.04mL)で一度に処理した。該反応混合物を0℃に加温し、0℃で15時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラム処理し、次いで、該カラムをCHCl3−アセトン(1/0〜95/5)で溶離した。回収したフラクションを減圧濃縮し、次いで、CHCl3−Et2Oから再結晶して標記化合物を1種類の異性体として得た(薄黄色結晶、収率:1.3g、38%)。
1H NMR(CDCl3)δ 2.37(s,3H)、5.29(d,1H,J=13.5Hz)、5.45(d,1H,J=13.5Hz)、6.22(s,1H)、7.14(s,1H)、7.46〜7.52(m,3H)、7.56(d,1H,J=9.6Hz)、7.62(d,2H,J=8.6Hz)、7.64〜7.69(m,1H)、7.83(dd,1H,J=1.1,7.9Hz)、7.93(d,1H,J=8.3Hz)、7.99(s,1H)、8.25(d,2H,J=8.6Hz)。
(5R,6RS)−6−[(RS)−アセトキシイミダゾ[1,2−a]キノリン−2−イルメチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロベンジルエステル(1.3g)をTHF(17mL)およびアセトニトリル(36mL)に溶解した。新しく活性化した亜鉛末(5.2g)を0.5Mリン酸緩衝液(pH6.5、28mL)と一緒に迅速に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を室温で2時間強く撹拌した。該反応混合物を濾過し、3℃に冷却し、1N NaOHを添加してpHを8.5に調整した。濾液を酢酸エチルで洗浄し、水性層を分取した。水性層を35℃で真空濃縮して黄色の沈殿物を得た。該屯田物を濾過し、H2O、アセトニトリル、およびアセトンで洗浄して標記化合物を得た;収量297mg、38%、黄色結晶、融点205℃。
1H NMR(D2O)d 6.19(s,1H)、6.36(s,1H)、6.87(s,1H)、6.96(d,1H,J=9.5Hz)、7.32(d,1H,J=9.5Hz)、7.33(s,1H)、7.44〜7.57(m,4H)。
(5R),(6Z)−6−(6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[d]イミダゾ[2,1−b][1,3]チアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸の製造
工程1:6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[d]イミダゾ[2,1−b][1,3]チアゾール−2−カルボン酸エチルの製造
2−クロロシクロペンタノン(11.8g、100mmol)およびチオ尿素(8.0g 101mmol)の混合物をエタノール:THF(1:2)中にて16時間還流した。該反応混合物を室温に冷却し、分取した白色固体を濾過した(9.0g分取)。これを無水エタノール(100ml)およびナトリウムメトキシド(2.7g、51mmol)に溶解した。これにブロモピルビン酸エチル(10.0g)を添加し、室温で2時間撹拌した。次いで、48時間還流した。最後に、反応混合物を室温に冷却し、濃縮した。残留物をクロロホルムで抽出し、水で十分に洗浄した。該生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、50%酢酸エチル:ヘキサンで溶離することにより精製した。赤色の半固体;収率:3.0g;M+H 237。
該エステルをLiAlH4で還元し、得られたアルコールを活性MnO2で酸化した。得られたアルデヒドを次工程に用いた。
アルゴン雰囲気下にて室温で無水MgBr2:O(Et)2(1.2g、3.0mmol)の乾燥アセトニトリル(15mL)溶液に2−ホルミル−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[d]イミダゾ[2,1−b][1,3]チアゾール(600mg、3.1mmol)および(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(1.2g、3mmol)の乾燥THF溶液(20mL)を連続的に添加した。−20℃に冷却した後、Et3N(2.0mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃で2時間撹拌し、無水酢酸(1.04mL)で一度に処理した。該反応混合物を0℃に加温し、0℃で15時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、次いで、該カラムを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離した。回収したフラクションを減圧濃縮し、ジアステレオマーの混合物を次工程に用いた。薄黄色の非晶質固体;収率:850mg、45%;M+H 620。
4−ニトロベンジル(5R)−6−[(アセチルオキシ)(6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[d]イミダゾ[2,1−b][1,3]チアゾール−2−イル)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボキシレート(850mg、1.37mmol)をTHF(20mL)およびアセトニトリル(10mL)に溶解した。新しく活性化した亜鉛末(5.2g)を0.5Mリン酸緩衝液(pH6.5、28mL)と一緒に迅速に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を室温で2時間強く撹拌した。該反応混合物を濾過し、3℃に冷却し、0.1N NaOHを添加してpHを8.5に調整した。濾液を酢酸エチルで洗浄し、水性層を分取した。該水性層を35℃で真空濃縮して黄色の沈殿物を得た。該生成物をHP21樹脂逆相カラムクロマトグラフィーにより精製した。最初に、該カラムを脱イオン水(2L)で溶離し、その後、10%アセトニトリル:水で溶離した。該生成物を含有するフラクションを回収し、室温で減圧濃縮した。黄色結晶をアセトンで洗浄し、濾過し、乾燥させた。収率:138mg、29%;黄色固体;融点192℃;(M+H+Na)367。1H NMR(DMSO−d6)δ 2.51(m,4H)、3.01(m,2H)、8.2(s,1H)、7.1(s,1H)、6.55(s,1H)、6.4(s,1H)。
(5R),(6Z)−6−(イミダゾ[1.2−a]キノキサリン−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩の製造
イミダゾ[1,2−a]キノキサリン−2−カルボキシアルデヒド
Westwoodおよび共同研究者の方法(J. Med. Chem. 1998, 31, 1098-1115)によりイミダゾ[1,2−a]キノキサリン−2−カルボキシアルデヒドを製造した。
窒素雰囲気下にて室温でMgBr2(1.1g)の乾燥アセトニトリル(20mL)溶液にイミダゾ[1,2−a]キノキサリン−2−カルボキシアルデヒド(505mg)の乾燥アセトニトリル(33mL)溶液を添加し、該混合物を10分間撹拌した。(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(931mg)の乾燥THF(25mL)溶液を添加した後、該混合物を−20℃に冷却し、次いで、トリエチルアミン(0.8mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃で4時間撹拌し、4,4−ジメチルアミノピリジン(58mg)および無水酢酸(0.44mL)で一度に処理した。該反応混合物を0℃に加温し、0℃で16時間撹拌した。該反応混合物に10%クエン酸水溶液(200mL)を添加し、水性層を酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。有機層を水、飽和炭酸水素ナトリウムおよび食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、CH2Cl2−アセトン(50:1)で溶離し、標記化合物をジアステレオマー混合物として得た(78:22、薄茶色の泡沫状非晶質、1.0g、68.9%)。
1H NMR(CDCl3)δ 2.07(s,0.66H)、2.38(s,2.34H)、5.30(d,1H,J=13.5Hz)、5.45(d,0.78H,J=13.5Hz)、5.48(d,0.22H,J=13.5Hz)、6.24(s,0.78H)、6.46(s,0.22H)、6.63(s,0.22H)、7.18(s,0.78H)、7.50(s,0.78H)、7.52(s,0.22H)、7.61(d,1.56H,J=8.7Hz)、7.63(d,0.44H,J=8.8Hz)、7.64−7.67(m,1H)、7.68−7.73(m,1H)、7.92−7.95(m,1H)、8.08(s,0.78H)、8.13−8.16(m,1H)、8.24(d,1.56H,J=8.7Hz)、8.25(d,0.44H,J=8.8Hz)、8.33(s,0.22H)、9.05(s,0.78H)、9.09(s,0.22H)。
THF(48mL)および0.5mol/Lのリン酸緩衝液(pH6.5、48mL)の混合液に(5R、6RS)−6−((RS)−アセトキシイミダゾ[1,2−a]キノキサリン−2−イルメチル)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸p−ニトロベンジルエステル(951mg)および10%Pd−C(50%wet、477mg)を添加した。該混合物を室温で400kPaにて4時間水素添加した。該反応溶液を濾過し、Pd−Cを水およびn−ブタノールで洗浄した。該反応混合物を0℃に冷却し、1N NaOHを添加してpHを8.5に調整した。水性層を分取し、次いで、有機層を水で抽出した。合わせた水性層を濃縮して57gを得、これをDiaion HP−21樹脂(60mL、三菱化成工業株式会社)カラムクロマトグラフィー処理した。吸着後、該カラムを水、次いで、5、10、15および20%アセトニトリル:水の溶液(各60mL)で溶離した。合わせたフラクションを35℃で真空濃縮し、凍結乾燥させて標記化合物を黄色非晶質固体として得た;収量148mg(26.1%)、融点300℃(分解)。
1H NMR(D2O)δ 5.92(s,1H)、6.23(s,1H)、6.66(s,1H)、7.11−7.22(m,3H)、7.25(d,1H,J=7.9Hz)、7.50(s,1H)、8.03(s,1H);IR(KBr)3413、1748、1592、1553cm-1;lmax(H2O)340、293、237、218nm。
(5R,6Z)−6−[(7−メチルイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸の製造
工程1:7−メチルイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチル:
実施例1(工程1)に概略記載した方法に従って7−メチルイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチルを製造した。6−メチル−2−アミノベンゾチアゾール(3.2g、20mmol)およびブロモピルビン酸エチル(4.0g、20.4mmol)から出発して、7−メチルイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチル3.0g(収率57%)を茶色の固体として単離した。(M+H)261。
7−メチルイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチル(4.0g、15.38mmol)の−78℃での乾燥THF中撹拌溶液にDIBAL(トルエン中1M溶液)(16.0ml、16mmol)を添加した。該反応混合物を−78℃で撹拌し、ゆっくりと室温に上昇させた。該反応混合物室温で30分間撹拌し、飽和NH4Clでクエンチした。該反応混合物をクロロホルムで抽出し、水で十分に洗浄した。有機層を無水MgSO4で乾燥させ;濾過し、濃縮した。残留物をSiO2カラムクロマトグラフィー処理し、クロロホルム:メタノール(20:1)で溶離することにより精製した。茶色の固体;(M+H)217;収量:800mg(24%)
アルゴン雰囲気下にて室温で無水MgBr2:O(Et)2(566mg、2.0mmol)の乾燥アセトニトリル(15mL)溶液に2−ホルミル−7−メチルイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール(432mg、2.0mmol)および(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(772mg、2.0mmol)の乾燥THF溶液(20mL)を連続的に添加した。−20℃に冷却した後、Et3N(2.0mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃で2時間撹拌し、無水酢酸(1.04mL)で一度に処理した。該反応混合物を0℃に加温し、0℃で15時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、次いで、該カラムを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離した。回収したフラクションを減圧濃縮し、ジアステレオマーの混合物を次工程に用いた。薄黄色の非晶質固体;収率:400mg、31%;M+H 645。
4−ニトロベンジル−6−[(アセチルオキシ)(7−メチルイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イル)メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボキシレート(350mg、0.54mmol)をTHF(20mL)およびアセトニトリル(10mL)に溶解した。新しく活性化した亜鉛末(5.2g)を0.5Mリン酸緩衝液(pH6.5、28mL)と一緒に迅速に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を室温で2時間強く撹拌した。該反応混合物を濾過し、3℃に冷却し、0.1N NaOHを添加してpHを8.5に調整した。濾液を酢酸エチルで洗浄し、水性層を分取した。該水性層を35℃で真空濃縮して黄色の沈殿物を得た。該生成物をHP21樹脂逆相カラムクロマトグラフィーにより精製した。最初に、該カラムを脱イオン水(2L)で溶離し、その後、10%アセトニトリル:水で溶離した。該生成物を含有するフラクションを回収し、室温で減圧濃縮した。黄色固体をアセトンで洗浄し、濾過し、乾燥させた。収率:110mg、55%;黄色結晶;融点178℃(分解);(M+H+Na)392。
1H NMR(DMSO−d6)δ 8.56(s,1H)、7.93(d,1H)、7.83(s,1H)、7.38(d,1H)、7.07(s,1H)、6.51(s,2H)、2.42(s,3H)。
4−ニトロベンジル−6−[(アセチルオキシ)(7−メチルイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イル)メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボキシレート(350mg、0.54mmol)をTHF(40mL)および6.5pHリン酸緩衝液(40ml)に溶解し、室温で40psiにて3時間Pd/C(10%、200mg)で水素添加した。最後に、反応反応混合物をセライトパッドで濾過し、アセトニトリルで洗浄した。該反応混合物を濃縮して40mlにし、0でに冷却し、1N NaOHを添加することによりpHを8.5に調整した。該生成物を直接HP21樹脂逆相カラムクロマトグラフィー処理した。最初に、該カラムを脱イオン水(2L)で溶離し、その後、10%アセトニトリル:水で溶離した。該フラクションを濃縮し、黄色固体をアセトンで洗浄し、濾過し、乾燥させた。収率:110mg、55%、黄色固体。
(5R),(6Z)−6−(4,5,6,7−テトラヒドロ−1,3a,3b,8−テトラアザ−シクロペンタ[a]インデン−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩の製造
工程1:5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イルアミン
[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イルアミン(2.5g)のエタノール(72mL)中混合物にHClのエタノール中12.7%溶液(5.35mL)および10%Pd−C(50%wet)(2.5g)を添加した。該反応混合物を室温で3日間400KPaにて水素添加した。該混合物を濾過し、減圧濃縮した。残留物を炭酸カリウム飽和溶液で処理し、クロロホルムで抽出した。有機層を乾燥させ(Na2SO4)、減圧濃縮した。標記化合物を薄黄色固体として得た(2.31g、90%)。1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ 1.88−1.94(m,2H)、1.98−2.05(m,2H)、2.77(t,2H,J=6.2Hz)、3.95(t,2H,J=6.2Hz)、4.09(brs,2H)。
5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−2−イルアミン(5.8g)の1,2−ジメトキシエタン(320mL)中混合物にブロモピルビン酸エチル(10.23g)を添加した。該反応混合物を室温で5時間撹拌し、100mLに減圧濃縮した。ジエチルエーテル(200mL)を添加し、濾過することにより沈殿物を得た。該沈殿物をエタノール(175mL)に溶解し、シールド管中にて110℃で20時間撹拌した。該反応混合物を室温に冷却し、減圧濃縮した。残留物を炭酸カリウム飽和溶液で処理し、クロロホルムで抽出した。有機層を乾燥させ(Na2SO4)、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、次いで、酢酸エチル−メタノール(1/1)で溶離した。標記化合物を薄黄色固体として得た(7.56g、77%)。1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ 1.42(t,3H,J=7.1Hz)、2.14−2.25(m,4H)、3.11(t,2H,J=6.1Hz)、4.37(t,2H,J=5.7Hz)、4.41(q,2H,J=7.1Hz)、7.57(s,1H)。
窒素雰囲気下にて4,5,6,7−テトラヒドロ−1,3a,3b,8−テトラアザ−シクロペンタ[a]インデン−2−カルボン酸エチルエステル(100mg)の−78℃での乾燥THF(5mL)中溶液にトルエン中1.01M水素化アルミニウムジイソブチル(1.06mL)を滴下した。該反応混合物を−78℃で30分間撹拌し、エタノール(約1mL)で処理した。該混合物を0℃に加温し、0℃で1時間撹拌した。反応溶液を酢酸エチル(20mL)で希釈し、塩化アンモニウム飽和溶液0.5mLで処理し、(沈殿物が十分に析出するまで)約5分間超音波処理した。該混合物を乾燥させ(Na2SO4)、セライトパッドで濾過した。濾液を減圧濃縮した。残留物をジクロロメタンおよびジエチルエーテルから結晶化し、標記化合物を得た(47.4mg、58%)。1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ 2.16−2.27(m,4H)、3.14(t,2H,J=6.1Hz)、4.39(t,2H,J=5.7Hz)、7.53(s,1H)、10.01(s,1H)。
窒素雰囲気下にて室温で無水MgBr2(4.45g)の乾燥アセトニトリル(110mL)溶液に4,5,6,7−テトラヒドロ−1,3a,3b,8−テトラアザ−シクロペンタ[a]インデン−2−カルボアルデヒド(2.97g)を添加した。該反応混合物に(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(2.97g)の乾燥THF溶液(110mL)を添加し、−20℃に冷却し、トリエチルアミン(6.45mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。混合物を−20℃で1.2時間撹拌した後、無水酢酸(2.9mL)を一度に添加した。該反応混合物を0℃に加温し、0℃で16.5時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、H2Oおよび食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、酢酸エチル−n−ヘキサン(3/1)で溶離し、次いで、酢酸エチル−メタノール(5/1)で溶離した。標記化合物を茶色の非晶質固体として得た(651.6mg、13%)。1H−NMR(400MHz,CDCl3)δ 2.10−2.24(m,4H)、2.29(s,3H)、3.04−3.07(m,2H)、4.28−4.32(m,2H)、5.27(d,1H,J=13.7Hz)、5.43(d,1H,J=13.7Hz)、6.19(s,1H)、6.91(s,1H)、7.01(s,1H)、7.49(s,1H)、7.59−7.62(m,2H)、8.23−8.25(m,2H)。
(5R、6RS)−6−{(RS)−アセトキシ−[4,5,6,7−テトラヒドロ−1,3a,3b,8−テトラアザ−シクロペンタ[a]インデン−2−イル]−メチル}−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(643.6mg)をTHF(9mL)およびアセトニトリル(4.2mL)に溶解した。該反応混合物に新しく活性化した亜鉛末(2.57g)および0.5Mリン酸緩衝液(pH6.4、13.2mL)を添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該混合物を室温で2時間強く撹拌した。該混合物を3℃に冷却し、1N NaOH水溶液を添加してpHを7.5に調整した。反応溶液を酢酸エチルと混合し、セライトパッドで濾過した。該パッドを水で洗浄した。水性層を35℃にて20mLに真空濃縮した。該濃縮物をDiaion HP−21(60mL、三菱化成工業株式会社)樹脂カラムクロマトグラフィー処理した。吸着後、該カラムを水で溶離し、次いで、2.5−10%アセトニトリル−水で溶離した。合わせたフラクションを35℃で真空濃縮し、凍結乾燥させて標記化合物を黄色の非晶質固体として得た(68mg、18%、pH7.4)。融点175℃(分解);1H−NMR(400MHz,D2O)δ 1.85−2.03(m,4H)、2.85−2.99(m,2H)、4.07−4.14(m,2H)、6.34(s,1H)、6.74(s,1H)、6.76(s,1H)、7.28(s,1H)。
(5R,6E)−6−[(10−ベンジル−11−オキソ−10,11−ジヒドロジベンゾ[b,f][1,4]オキサゼピン−8−イル)メチレン]−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸の製造
工程1:8−(ヒドロキシメチル)ジベンゾ[b,f][1,4]オキサゼピン−11(10H)−オンの製造
N2下にて室温で11−オキソ−10,11−ジヒドロ−ジベンゾ[b,f][1,4]オキサゼピン−8−カルボン酸メチルエステル(1.346g、5mmol)のTHF中溶液に水素化アルミニウムリチウム(11mL、11mmol)をゆっくりて添加した。該反応混合物を1時間45分撹拌し、次いで、pH値が2〜3に達するまで2NのHClでクエンチした。ロータリーエバポレーションによりTHFを全て除去し、該反応混合物を酢酸エチルで5回抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。所望の化合物(白色固体)を収率46%で得た。
N2下にて室温でモレキュラーシーブ(1g)にアセトニトリル中の8−(ヒドロキシメチル)ジベンゾ[b,f][1,4]オキサゼピン−11(10H)−オン(0.241g、1mmol)を添加し、次いで、該反応混合物に4−メチルモルホリンN−オキシド(0.175g、1.5mmol)を添加した。該混合物を10分間撹拌した後、テトラプロピルアンモニアムペルルテナート(0.0176g、0.05mmol)を添加し、t.l.cにより該反応を完了するまで追跡した。該反応混合物を酢酸エチル10mlで希釈し、少量のシリカゲルカラムによりそれをフラッシュした。所望の物質を含有する酢酸エチルを全て回収し、該有機層を1N HClで抽出し、それを食塩水で洗浄した。該有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。所望の化合物(白色固体)を収率83%で得た。
N2下にて室温で11−オキソ−10,11ジヒドロジベンゾ[b,f][1,4]オキサゼピン−8−カルボアルデヒド(0.240g、1mmol)のアセトニトリル中溶液に無水炭酸カリウム(0.207g、1.5mmol)および臭化ベンジル(0.205g、1.2mmol)を添加した。次いで、該反応混合物を4時間還流させ、室温に冷却した。該反応混合物を酢酸エチルで希釈し、マグネゾルパッドで濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムおよびヘキサン中50%酢酸エチルで精製した。所望の化合物(淡黄色油状物)を収率63%で得た。
N2下にて室温で臭化マグネシウム(0.419g、2.28mmol)にアセトニトリル中の10−ベンジル−11−オキソ−10,11−ジヒドロ−ジベンゾ[b,f][1,4]オキサゼピン−8−カルボアルデヒド(0.250g、0.759mmol)を添加した。次いで、該混合物に(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロベンジルエステル(0.292g、0.758mmol)の乾燥THF溶液を添加した。15分後、該反応混合物を−20℃に冷却し、トリエチルアミン(0.317mL、2.27mmol)を添加した。反応フラスコをホイルで覆って遮光した。−20℃で4時間後、無水酢酸(0.358mL、3.795mmol)およびDMAP(0.00927g、0.0759mmol)で処理した。該反応混合物を0℃に加温し、それをフリーザー中に一夜放置した。反応溶液を濃縮し、酢酸エチルに溶解し、5%クエン酸水溶液、飽和NaHCO3、水および食塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム中にて乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムおよび酢酸エチル/CH2Cl2(1:15)で精製した。所望の化合物(淡黄色油状物)を収率41%で得た。
6−[アセトキシ−(10−ベンジル−11−オキソ−10,11−ジヒドロ−ジベンゾ[b,f][1,4]オキサゼピン−8−イル)−メチル]−6−ブロモ−7オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(0.210g、0.273mmol)のTHF中溶液に0.5Mリン酸緩衝溶液(pH6.5)を添加し、次いで、10%Pd−C(0.0546g)を添加した。次いで、該反応混合物を40psiにて3時間水素添加した。セライトパッドで濾過し、ロータリーエバポレーションによりTHFを除去し、酢酸エチルとの混合物を抽出し、水および食塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。NaHCO3を最少量の蒸留水に溶解し、それを少量の酢酸エチルと一緒にpH値が7〜8になるまで反応混合物に添加し、酢酸エチルを蒸発させた。水中で量を変化させるアセトニトリル(0%−20%)を用いて逆相カラム(MCI Gel CHP20P)で精製した。ロータリーエバポレーションによりアセトニトリルおよび水を除去し、該化合物を凍結乾燥させた。所望の物質(黄色固体)を収率24%で得た。融点:179℃。1H NMR(DMSO)δ 1.755−1.825(s,1H)、2.497−2.506(d,2H)、5.243−5.434(m,2H)、6.516−6.770(m,1H)、7.039−7.792(m,11H)。
6−(5−エトキシ−7,8−ジヒドロ−6H−3,4,8b−トリアザ−as−インダセン−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸の製造
工程1:4−エトキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタピリミジン−2−イルアミンの製造
(SM:Ross, L. O.; Goodman, L.; Baker, B. R. J. Am. Chem. Soc. 1959, 81, 3108)
4−クロロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタピリミジン−2−イルアミン5.1gをキシレン200mlおよび無水エタノール30mlに溶解した。次いで、ナトリウムエトキシド6.8gを添加し、該混合物を3時間還流させた。次いで、溶媒を真空除去し、残留物に水100mlを添加した。濾過し、該ケークを水(50ml)で洗浄した。固体をさらに数時間真空乾燥させた。所望の生成物は5.3gであった(収率98%)。融点:133.8〜134.9℃
H−NMR:(300MHz,CDCl3)δ 6.23(s,NH2)、4.28(四重項,2H,J=6.9Hz)、2.6(m,2H)、1.93(m,2H)、1.27(t,CH3,J=6.9Hz);MS:180.0(M+H)
4−エトキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタピリミジン−2−イルアミン5.2g(29mmol)を乾燥THF 100mlに溶解した。次いで、ブロモピルベート(5.4ml)を5分間の間に滴下した。該混合物を23℃で1時間撹拌した。次いで、濾過し、エーテルで洗浄して固体8.7gを得た。次いで、この固体をエタノール50mlに溶解し、2時間還流した。該反応混合物を室温に冷却し、クロロホルム350mlと飽和炭酸水素ナトリウム200mlとの間で分配させた。有機層を分取し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。乾燥剤を濾去し、濃縮して生成物6.5gを得た。
融点:168.6〜168.7℃。
H−NMR:(300MHz,CDCl3)δ 7.69(s,1H)、4.50(四重項,2H,J=7.2Hz)、4.40(四重項,2H,J=7.2Hz)、3.11(t,2H,J=9.6Hz)、2.88(t,2H,J=9.6Hz)、2.88(m,2H)、1.43(t,2H,J=7.2Hz);MS:276.2(M+H)
5−エトキシ−7、8−ジヒドロ−6H−3,4,8b−トリアザ−as−インダセン−2−カルボン酸エチルエステル1.925gをジクロロメタン40mlに溶解し、次いで、−78℃に冷却した。次いで、DIBAL(1M、21ml、3当量)を5分間以内に添加した。次いで、反応媒体をエタノール2mlでクエンチし、ジクロロメタン350mlと1N水酸化ナトリウム100mlとの間で分配させた。水性層をさらにクロロホルム150mlで洗浄し、合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して対応するアルコールを得た。次いで、該アルコールをジクロロメタン150mlに溶解し、次いで、二酸化マンガン10gを添加した。該混合物を23℃で2時間撹拌した。次いで、該反応混合物をセライトパッドで濾過し、濃縮して所望のアルデヒド1.1g(68%)を得た。
融点:237.2〜237.3℃
H−NMR:(300MHz,CDCl3)δ 9.94(s,1H、CHO)、8.39(s,1H)、4.46(四重項,2H、J=7.2Hz)、3.2(m,2H、CH2)、2.85(m,2H、CH2)、2.24(m,2H、CH2)、1.38(t,3H、CH3、J=7.2Hz);MS:232.1(M+H)
5−エトキシ−7,8−ジヒドロ−6H−3,4,8b−トリアザ−as−インダセン−2−カルボアルデヒド(693mg、3mmol)のアセトニトリル溶液30mlに臭化マグネシウムエーテラート1.03gを添加した。該混合物を23℃で半時間撹拌した。次いで、6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(1.155g、1当量)の乾燥THF溶液30mlを1分以内に注入し、次いで、該反応混合物を−20℃に冷却した。次いで、トリエチルアミン(0.7ml、当量)を注入し、該反応混合物を−20℃で5時間撹拌した。次いで、無水酢酸(0.377ml、当量)を注入し、該反応混合物を0℃で18時間放置した。次いで、反応媒体を酢酸エチル400mlで希釈し、5%クエン酸100ml、飽和炭酸水素ナトリウム100ml、および食塩水100mlで洗浄した。次いで、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。ヘキサン中20%酢酸エチルを使用してフラッシュカラムクロマトグラフィー処理して生成物1.1gを得た。
融点:118.7〜119.1℃
H−NMR:(300MHz,CDCl3)δ 8.35(d,2H,J=11Hz)、7.63(m,2H)、7.41(d,1H,J=6.9Hz)、7.08(d,1H,J=11Hz)、6.47(s,1H)、5.55(4H,CH2)、4.54(m,2H)、3.09(m,2H)、2.93(m,2H)、2.32(m,2H)、1.41(t,J=9.6Hz);MS:660.1(M+H)
6−[アセトキシ−(5−エトキシ−7,8−ジヒドロ−6H−3,4,8b−トリアザ−as−インダセン−2−イル)−メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(1.03g、1.565mmol)をTHF 20mlおよびpH=6.5水性リン酸緩衝液20mlに懸濁させた。次いで、該混合物を2時間45psi水素処理した。次いで、セライトパッドで濾過し、真空濃縮してTHFをほとんど除去した。次いで、該溶液を0℃に冷却し、1N水酸化ナトリウムでpH=8に塩基性化した。次いで、水1リットルを使用し、次いで、5%〜25%アセトニトリルおよび水を使用して逆相HPLCにより精製した。次いで、水を除去し、真空濃縮し、生成物100mgを回収した。
融点:>250℃
H−NMR:(300MHz,CDCl3)δ 7.52(s,1H)、6.95(s,1H)、6.54(s,1H)、4.73(m,2H)、3.06(m,2H)、2.84(m,2H)、2.27(m,2H)、1.43(t,3H);MS:383.2(M+H)。
(5R,6EおよびZ)−7−オキソ−6−(4H,10H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]ベンゾオキサゼピン−2−イルメチレン)−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩
工程1:1−(2−フルオロベンジル)−1H−ピラゾール−3,5−ジカルボキシレートの製造
N2下にて3,5−ピラゾールジカルボン酸ジエチル(3.01g、14.18mmol)、Cs2CO3(5.57g、17.1mmol)、およびアセトニトリル(140ml)の混合物に2−フルオロ臭化ベンジル(2.0ml、16.58mmol)を添加した。60℃に2時間加熱し、次いで、室温に冷却した。該反応溶液を濾過し、濃縮した。得られた残留物に水(〜200mL)を添加し、EtOAcで抽出した。有機物を水および食塩水で洗浄した。有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。1−(2−フルオロベンジル)−1H−ピラゾール−3,5−ジカルボン酸ジエチル(淡黄色油状物)を定量的収率で得た。
N2下にて0℃で1−(2−フルオロベンジル)−1H−ピラゾール−3,5−ジカルボン酸ジエチル(4.80g、14.99mmol)のCH2Cl2(90ml)中溶液にDIBAL−HのTHF中1M溶液(90ml、90mmol)を添加した。2時間後、NH4Cl(水溶液)でクエンチし、懸濁液が形成された。濾過し、EtOAcで抽出し、食塩水で洗浄した。有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムおよびCH2Cl2中5%MeOHで精製した。ジオール化合物(透明油状物)3.4gを収率96%で得た。
N2下にてNaH(60%、1.34g、33.5mmol)のトルエン(330ml)中懸濁液にHMPA(24ml)中のジオール化合物(3.83g、16.21mmol)を添加した。迅速に95℃に3時間加熱し、室温に冷却した。水でクエンチし、EtOAcで抽出した。有機物を水および食塩水で洗浄した。有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムおよびCH2Cl2中2%MeOHで精製した。4H,10H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]ベンゾオキサゼピン−2−イルメタノール(白色固体)を得た。収量:0.71g、20%。
4H,10H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]ベンゾオキサゼピン−2−イルメタノール(0.71g、3.28mmol)、4−メチルモルホリンN−オキシド(1/198g、10.23mmol)、モレキュラーシーブ(粉末、4Å)(3.32g)、およびアセトニトリル(0.07M)をN2下に一緒に置いた。テトラプロピルアンモニウムペルルテナート(0.113g、0.322mmol)を添加し、3時間後、反応溶液をセライトで濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムおよびEtOAc/ヘキサン(1:1)で精製した。4H,10H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]ベンゾオキサゼピン−2−カルボアルデヒド(白色固体)を得た。収量:0.31g、44%。
N2下にてMgBr2(0.49g、2.66mmol)にアセトニトリル(14ml)中の4H,10H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]ベンゾオキサゼピン−2−カルボアルデヒド(0.19g、0.887mmol)を添加した。25分後、THF(14ml)中の6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(0.342g、0.888mmol)を添加した。15分後、該反応を−20℃に冷却した。10分後、Et3N(3当量)を添加し、該反応を暗所に置いた。6.5時間後、Ac2O(0.42ml、4.45mmol)およびDMAP(0.011g、0.0900mmol)を添加した。0℃に加温し、一夜フリーザー中に置いた。反応溶液を濃縮し、得られた残留物を濃縮し、得られた残留物をEtOAcに溶解した。5%クエン酸(水溶液)および飽和NaHCO3(水溶液)で洗浄した。さらに水および食塩水で洗浄した。有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲル分取プレートおよびEtOAc/ヘキサン(1:2)で精製した。縮合生成物(黄色ガム状物/固体)を得た。収量:0.31g、収率54%。
工程6:縮合生成物(5)(0.300g、0.468mmol)のTHF(18mL)中溶液に0.5Mリン酸緩衝溶液(pH6.5)(18mL)を添加した。Pd−炭素(0.102g)を添加し、該反応混合物を40psiで2時間水素添加した。セライトで濾過し、ロータリーエバポレーションによりTHFを除去した。EtOAcで抽出した。有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。NaHCO3(0.08g、0.952mmol)を最少量の水に溶解し、少量のEtOAcと一緒に濃縮有機物に添加した。濾過し、ロータリーエバポレーションによりEtOAcを除去した。逆相カラム(MCI Gel CHP20P)および水中にて量を変化させるアセトニトリル(0%〜15%)で精製した。アセトニトリルを除去し、回収したフラクションからロータリーエバポレーションによりほとんどの水を除去した。残留物を凍結乾燥させて(5R,6E)−7−オキソ−6−(4H,10H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]ベンゾオキサゼピン−2−イルメチレン)−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩(6)(黄色固体)41mgを収率22%で得た。HPLCにより純度が77%であり、E/Z異性体比が3:2であることが判明した。1H−NMR(δ、DMSO−d6)5.366(m,4H)、5.649(m,4H)、6.326(t,2H)、6.444(s,2H)、6.551(s,2H)、6.640(s,2H)、6.810(s,2H)、6.974(m,2H)、7.249(m,2H)、7.355(m,2H)。m/z(M+H)390.0
(5R),(6Z)−6−(5H−イミダゾ[2,1−a]イソインドール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩
工程1:5H−イミダゾ[2,1−a]イソインドール−2−カルボアルデヒドの製造
3−アミノ−1H−イソインドール(3.4g)の乾燥アセトニトリル(100mL)中混合物に2−ブロモ−3−イソプロポキシ−プロペナール(4.97g)の乾燥アセトニトリル(3mL)中溶液を添加した。該反応混合物を室温で3.25時間撹拌した。次いで、該混合物にトリエチルアミン(3.6mL)を添加し、2時間加熱還流した。該混合物を室温に冷却し、酢酸エチルで希釈し、20%炭酸水素カリウムで洗浄した。セライトパッドで濾過した後、有機層を乾燥させ(MgSO4)、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、次いで、酢酸エチル−ヘキサン(3/1〜4/1)で溶離した。粗製化合物を酢酸エチルおよびn−ヘキサンから結晶化して標記化合物を得た(1.04g、22%)。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 5.01(s,2H)、7.28−7.52(m,3H)、7.90(s,1H)、7.91−7.93(m,1H)、9.92(s,1H)。
窒素雰囲気下にて室温で無水MgBr2(1.8g)の乾燥アセトニトリル(50mL)溶液に5H−イミダゾ[2,1−a]イソインドール−2−カルボアルデヒド(736.8mg)を添加した。該反応混合物に(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(1.55g)の乾燥THF溶液(50mL)を添加し、−20℃に冷却し、トリエチルアミン(1.34mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該混合物を−20℃で2時間撹拌し、無水酢酸(0.76mL)で一度に処理した。該反応混合物を0℃に加温し、0℃で18時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、H2O、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、次いで、酢酸エチル−ヘキサン(2/3〜1/1)で溶離した。標記化合物を2種類のジアステレオ混合物として得た(5/1、薄黄色の非晶質固体、1.8g、73%)。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 2.02(s,0.84×3H)、2.27(s,0.16×3H)、4.89−4.94(m,2H)、5.29(d,1H,J=13.6Hz)、5.47(d,1H,J=13.6Hz)、6.18(s,0.16×1H)、6.40(s,0.84×1H)、6.42(s,0.84×1H)、6.94(d,0.16透ける1H,J=0.9Hz)、7.18(d,0.16×1H,J=0.7Hz)、7.35−7.48(m,3H)、7.51(s,0.84×1H)、7.60−7.64(m,2H)、7.79−7.83(m,1H)、8.23−8.27(m,2H)。
(5R,6RS)−6−[(RS)−アセトキシ−(5H−イミダゾ[2,1−a]イソインドール−2−イル)−メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(1.5g)をTHF(21mL)およびアセトニトリル(9.8mL)に溶解した。該反応混合物に新しく活性化した亜鉛末(6g)および0.5Mリン酸緩衝液(pH6.4、30.8mL)を添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該混合物を室温で2時間強く撹拌した。該混合物を9℃に冷却し、1M NaOH水溶液を添加してpHを7.5に調整した。反応溶液を酢酸エチルと混合し、セライトパッドで濾過した。該パッドを水で洗浄し、水性層を分取した。水性層を25mLに35℃で真空濃縮した。該濃縮物をDiaion HP−21(100mL、三菱化成工業株式会社)樹脂カラムクロマトグラフィー処理した。吸着後、該カラムを水で溶離し、次いで、5〜15%アセトニトリル−水で溶離した。合わせたフラクションを35℃で真空濃縮し、凍結乾燥して黄色の非晶質固体(527mg、58%)として標記化合物を得た。融点170℃(分解);1H NMR(400MHz,D2O)δ 4.62(s,2H)、6.27(s,1H)、6.56(s,1H)、6.78(s,1H)、7.22−7.31(m,4H)、7.52(d,1H,J=6.7Hz)。
(5R,6Z)−6−[(5−メチルイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸の製造
工程1:5−メチルイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチル:
実施例1(工程1)に概略記載した方法に従って5−メチルイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチルを製造した。4−メチル−2−アミノベンゾチアゾール(8.0g、48.7mmol)およびブロモピルビン酸エチル(14.0g、71.7mmol)から出発して、5−メチルイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチル6.0g(収率45%)を茶色の固体として単離した。(M+H)261。
実施例1(工程2)に概略記載した方法に従って5−メチルイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−メタノールを製造した。5−メチルイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチル(5.2g、20mmol)およびLiAlH4溶液(22ml、THF中0.5M溶液)から出発して、アルコール誘導体3g(収率69%)を茶色の固体として単離した。(M+H)219。
実施例1(工程3)に概略記載した方法に従って2−ホルミル−5−メチルイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾールを製造した。塩化メチレン/DMF(300mL:50mL)中の5−メチルイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−メタノール(2.0g 9.1mmol)および活性MnO2(12g、過剰)から出発して、アルデヒド誘導700mg(収率35%)を茶色の固体として単離した。(M+H)217。
アルゴン雰囲気下にて室温で無水MgBr2:エーテラート(1.3g、5mmol)の乾燥アセトニトリル(15mL)溶液に2−ホルミル−5−メチルイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール(432mg、2.0mmol)および(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(770mg、2mmol)の乾燥THF溶液(40mL)を連続的に添加した。−20出に冷却した後、Et3N(2.0mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃で2時間撹拌し、無水酢酸(1.04mL)で一度に処理した。該反応混合物を0℃に加温し、0℃で15時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラム処理し、次いで、該カラムを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離した。回収したフラクションを減圧濃縮し、ジアステレオ異性体の混合物を次工程に用いた。薄黄色の非晶質固体;収率:270mg、20%;M+H 644。
4−ニトロベンジル−6−[(アセチルオキシ)(5−メチルイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イル)メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボキシレート(400mg、0.62mmol)をTHF(17mL)およびアセトニトリル(36mL)に溶解した。新しく活性化した亜鉛末(5.2g)を0.5Mリン酸緩衝液(pH6.5、28mL)と一緒に迅速に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を室温で2時間強く撹拌した。該反応混合物を濾過し、3℃に冷却し、1N NaOHを添加してpHを8.5に調整した。濾液を酢酸エチルで洗浄し、水性層を分取した。該水性層を35℃で真空濃縮して黄色の沈殿物を得た。該沈殿物を濾過し、H2O、MeCN、アセトンで洗浄して標記化合物を得た。収率:60mg、24%;黄色結晶;融点192;M+Na 392。
1H NMR(DMSO−d6)δ 2.1(s,3H)、6.53(s,2H)、7.1(s,1H)、7.34−7.36(m,2H)、7.85(m,1H)、8,58(s,1H)。
(5R,6Z)−6−[(7−フルオロイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸の製造
工程1:7−フルオロイミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチル
実施例1(工程1)に概略記載した方法に従って7−フルオロ−イミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチルを製造した。6−フルオロ−2−アミノベンゾチアゾール(10.0g、59.5mmol)およびブロモピルビン酸エチル(17.4g、89.2mmol)から出発して、7−フルオロ−イミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチル3.0g(収率19%)を茶色の半固体として単離した。(M+H)265。
還流温度のTHF中の7−フルオロ−イミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチル(2.64g、0.01mol)およびLiBH4(50mg)から出発して7−フルオロ−イミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−メタノールを製造した。2時間後、反応混合物を氷冷水でクエンチし、10N HClで酸性化した。反応混合物を1時間撹拌し、K2CO3で中和した。分取した残留物をクロロホルム:メタノール(3:1)で抽出し、無水MgSO4で乾燥させた。濾過し、濃縮した。粗製反応混合物が純粋であることが判明し、如何なる精製も行わずに次工程に用いた。収量:1.5g(68%);半固体;M+H 223。
実施例1(工程3)に概略記載した方法に従って2−ホルミル−7−フルオロ−イミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾールを製造した。塩化メチレン/DMF(300mL:50mL)中の7−フルオロ−イミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール−2−メタノール(1.5g、6.7mmol)および活性MnO2(12g、過剰)から出発して、アルデヒド誘導体1.1g(収率78%)を茶色の固体として単離した。(M+H)221。
アルゴン雰囲気下にて室温で無水MgBr2:エーテラート(1.3g、5mmol)の乾燥アセトニトリル(15mL)溶液に2−ホルミル−7−フルオロ−イミダゾ[2,1−b]−ベンゾチアゾール(500mg、2.3mmol)および(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(875mg、2.3mmol)の乾燥THF溶液(40mL)を連続的に添加した。−20℃に冷却した後、Et3N(2.0mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃で2時間撹拌し、無水酢酸(1.04mL)で一度に処理した。該反応混合物を0℃に加温し、0℃で15時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラム処理し、次いで、該カラムを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離した。回収したフラクションを減圧濃縮し、ジアステレオ異性体の混合物を次工程に用いた。薄黄色の非晶質固体;収率:330mg、22%;M+H 649。
4−ニトロベンジル−6−[(アセチルオキシ)(7−フルオロ−イミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イル)メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボキシレート(710mg、1.07mmol)をTHF(17mL)およびアセトニトリル(36mL)に溶解した。新しく活性化した亜鉛末(5.2g)を0.5Mリン酸緩衝液(pH6.5、28mL)と一緒に迅速に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を室温で2時間強く撹拌した。該反応混合物を濾過し、3℃に冷却し、1N NaOHを添加してpHを8.5に調整した。濾液を酢酸エチルで洗浄し、水性層を分取した。該水性層を35℃で真空濃縮して黄色の沈殿物を得た。該沈殿物を濾過し、H2O、MeCN、アセトンで洗浄して標記化合物を得た。収量:80mg、19%;黄色結晶;融点200(分解);M+Na 396。
1H NMR(DMSO−d6)δ 6.53(s,1H)、6.63(s,1H)、7.1(s,1H)、7.45(t,1H)、8.04(m,1H)、8,13−8.10(m,1H)、8.61(s,1H)。
(5R),(6Z)−6−(5,8−ジヒドロ−6H−イミダゾ[2,1−b]ピラノ[4,3−d][1,3]チアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸の製造
工程1:5,8−ジヒドロ−6H−イミダゾ[2.1−b]ピラノ[4,3−d][1,3]チアゾール−2−カルボン酸エチルの製造
テトラヒドロ−4H−ピラン−4−オン(5.0g、50mmol)の0℃のCCl4(100ml)中混合物にSO2Cl2(7.4g、55mmol)をゆっくり添加した。添加後、反応混合物を室温で4時間撹拌し、氷冷水で注意深くクエンチした。反応混合物を十分に洗浄し、無水MgSO4で乾燥させた。有機層を濾過し、濃縮した。得られた無色油状物をチオ尿素(4.0g、52mmol)を含有するTHF/EtOHに溶解し、8時間還流させた。最後に、反応混合物を室温に冷却し、分取した6,7−ジヒドロ−4H−ピラノ[4,3−d][1,3]チアゾール−2−アミン・塩酸塩(白色固体)を濾過した。収量:4.5g(47%);融点115℃;(M+H)157。
無水エタノール(100ml)およびナトリウムメトキシド(1.1g、21mmol)に6,7−ジヒドロ−4H−ピラノ[4,3−d][1,3]チアゾール−2−アミン・塩酸塩(4.0g、20.8mmol)の撹拌混合物を溶解した。これを室温で30分間撹拌し、これにブロモピルビン酸エチル(10.0g)を添加し、室温で2時間撹拌した。次いで、48時間還流させた。最後に、反応混合物を室温に冷却し、濃縮した。残留物をクロロホルムで抽出し、水で十分に洗浄した。該生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理して50%酢酸エチル:ヘキサンで溶離することにより精製した。赤色の半固体;収率:3.1g、(59%) M+H 253。
該エステルをLiBH4で還元し、得られたアルコールを活性MnO2で酸化した。得られたアルデヒドを次工程に用いた。
アルゴン雰囲気下にて室温で無水MgBr2:O(Et)2(1.2g、3.0mmol)の乾燥アセトニトリル(15mL)溶液に2−ホルミル−5,8−ジヒドロ−6H−イミダゾ[2.1−b]ピラノ[4,3−d][1,3]チアゾール(208mg、1.0mmol)および(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(400mg、1.1mmol)の乾燥THF溶液(20mL)を連続的に添加した。−20℃に冷却した後、Et3N(2.0mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃で2時間撹拌し、無水酢酸(1.04mL)で一度に処理した。該反応混合物0℃に加温し、0℃で15時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、次いで、該カラムを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離した。回収したフラクションを減圧濃縮し、該ジアステレオマーの混合物を次工程に用いた。薄黄色の非晶質固体;収率:400mg、62%;融点78℃;M+H 636。
4−ニトロベンジル(5R)−6−[(アセチルオキシ)(5,8−ジヒドロ−6H−イミダゾ[2,1−b][1,3]ピラノ[4,3−d][1,3]チアゾール−2−イル)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボキシレート(500mg、0.79mmol)をTHF(20mL)およびアセトニトリル(10mL)に溶解した。新しく活性化した亜鉛末(5.2g)を0.5Mリン酸緩衝液(pH6.5、28mL)と一緒に迅速に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を室温で2時間強く撹拌した。該反応混合物を濾過し、3℃に冷却し、0.1N NaOHを添加してpHを8.5に調整した。濾液を酢酸エチルで洗浄し、水性層を分取した。該水性層を35℃で真空濃縮して黄色の沈殿物を得た。該生成物をHP21樹脂逆相カラムクロマトグラフィーにより精製した。最初に、該カラムを脱イオン水(2L)で溶離し、その後、10%アセトニトリル:水で溶離した。該生成物を含有するフラクションを回収し、室温で減圧濃縮した。黄色固体をアセトンで洗浄し、濾過し、乾燥させた。収量:85mg、30%;黄色結晶;融点205℃;(M+H+Na)383。1H NMR(DMSO−d6)δ 2.8(m,2H)、4.0(m,2H)、4.6(s,2H)、6.4(s,1H)、6.5(s,1H)、7.0(s,1H)、8.1(s,1H)。
(5R),(6Z)−6−(イミダゾ[2,1−b]ベンゾチアゾール−7−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸の製造
工程1:イミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−7−イルメタノールの製造
0℃でLiBH4(1g)のTHF(100ml)中溶液にイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−7−カルボン酸エチル(1.1g、4.5mmol)のTHF(50ml)中溶液をゆっくり添加した。該反応混合物を2時間還流し、室温に冷却した。氷冷水でクエンチし、濃HClで注意深く中和した。該溶液を室温で2時間撹拌し、K2CO3(固体)で塩基性化した。最後に、反応混合物をクロロホルム:メタノール(3:1)で抽出し、無水MgSO4で乾燥させた。濾過し、濃縮した。該生成物は十分に純粋であり、精製せずに次工程に用いた。茶色の固体。融点75℃;(M+H)205。収量;800mg、(87%)。
上記方法によって得られたイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−7−イルメタノール(700mg、3.4mmol)を還流条件下にてCH2Cl2中活性MnO2(2g)で酸化した。該反応混合物を6時間撹拌し、室温に冷却した。セライトで濾過し、濃縮した。分取した茶色の固体をジエチルエーテルと一緒にトリチュレートし、濾過した。それは十分に純粋であることが判明し、精製せずに次工程に用いた。収量:400mg(58%);(M+H)203。
アルゴン雰囲気下にて室温で無水MgBr2:O(Et)2(390mg、1.5mmol)の乾燥アセトニトリル(15mL)溶液に7−ホルミル−イミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール(260mg、1.3mmol)および(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(500mg、1.14mmol)の乾燥THF溶液(20mL)を連続的に添加した。−20℃に冷却した後、Et3N(2.0mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃に2時間撹拌し、無水酢酸(1.04mL)で一度に処理した。該反応混合物を0℃に加温し、0℃で15時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、次いで、該カラムを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離した。回収したフラクションを減圧濃縮し、該ジアステレオマーの混合物を次工程に用いた。薄黄色の非晶質固体;収量:750mg、91%;融点82℃;M+H 630。
4−ニトロベンジル−6−[(アセチルオキシ)(イミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−7−イル)メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボキシレート(900mg、1.4mmol)をTHF(20mL)およびアセトニトリル(20mL)および0.5Mリン酸緩衝液(pH6.5、20mL)に溶解し、40psiにてPd/C(10%)で6時間水素添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を濾過し、3℃に冷却し、0.1N NaOHを添加してpHを8.5に調整した。濾液を濃縮し、水性層を酢酸エチルで洗浄した。水性層を分取した。該水性層を35℃で真空濃縮して黄色の沈殿物を得た。該生成物をHP21樹脂逆相カラムクロマトグラフィーにより精製した。最初に、該カラムを脱イオン水(2L)で溶離し、その後、10%アセトニトリル:水で溶離した。該生成物を含有するフラクションを回収し、室温で減圧濃縮した。黄色固体をアセトンで洗浄し、濾過し、乾燥させた。収量:180mg、36%;黄色結晶;融点235℃;(M+H+Na)378。
1H NMR(DMSO−d6)δ 6.3(s,1H)、6.6(s,1H)、7.1(s,1H)、7.52(s,1H)、8.1−8.5(m,3H)、8.7(s,1H)。
(5R),(6Z)−7−オキソ−6−([1,3]チアゾロ[3,2−a]ベンゾイミダゾール−2−イルメチレン)−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸の製造
工程1:ベンゾ[4,5]イミダゾ[2,1−b]チアゾール−2−カルボアルデヒドの製造
2−メルカプトベンゾイミダゾール(5.0g、33.3mmol)およびK2CO3(4.59g、33.3mmol)の無水DMF(100mL)中撹拌溶液にブロモマロンアルデヒド(4.99g、33.3)を添加し、80℃に8時間加熱した。最後に、反応混合物を濃縮乾固し、氷冷水を添加し、1N HClで中和した。該生成物をクロロホルムで抽出し、水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥させた。濾過し、濃縮した。残留物をDMF/酢酸混合液(1:1)(100ml)に溶解し、120℃で6時間加熱した。該反応混合物を濃縮し、クロロホルムで抽出し;水で十分に洗浄し、無水MgSO4で乾燥させた。濾過し、濃縮した。分取した固体をジエチルエーテルと一緒にトリチュレートし、濾過した。収量:4.2g(62%);(M+H)203。
アルゴン雰囲気下にて室温で無水MgBr2:O(Et)2(1.65g、過剰)の乾燥アセトニトリル(15mL)溶液にベンゾ[4,5]イミダゾ[2,1−b]チアゾール−2−カルボアルデヒド(404mg、2mmol)および(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(772mg、2mmol)の乾燥THF溶液(20mL)を連続的に添加した。−20℃に冷却した後、Et3N(2.0mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃で2時間撹拌し、無水酢酸(1.04mL)で一度に処理した。該反応混合物を0℃に加温し、0℃で15時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、次いで、該カラムを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離した。回収したフラクションを減圧濃縮し、ジアステレオマーの混合物を次工程に用いた。薄黄色の非晶質固体;収量:800mg、63%;融点78℃;(M+H)630。
4−ニトロベンジル(5R)−6−[(アセチルオキシ)([1,3]チアゾロ[3,2−a]ベンゾイミダゾール−2−イル)メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボキシレート(630mg、1.0mmol)をTHF(20mL)およびアセトニトリル(20mL)および0.5Mリン酸緩衝液(pH6.5、20mL)に溶解し、40psiにてPd/C(10%)で6時間水素添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を濾過し、3℃に冷却し、0.1N NaOHを添加してpHを8.5に調整した。濾液を濃縮し、水性層を酢酸エチルで洗浄した。水性層を分取した。該水性層を35℃で真空濃縮して黄色の沈殿物を得た。該生成物をHP21樹脂逆相カラムクロマトグラフィーにより精製した。最初に、該カラムを脱イオン水(2L)で溶離し、その後、10%アセトニトリル:水で溶離した。該生成物を含有するフラクションを回収し、室温で減圧濃縮した。黄色固体をアセトンで洗浄し、濾過し、乾燥させた。収量:190mg、50%;黄色結晶;融点240℃(分解);(M+H+Na)378。
1H NMR(DMSO−d6)δ 6.3(s,1H)、6.4(s,1H)、6.6(d,2H)、7.29−7.39(m,2H)、7.69−7.73(t,1H)、8.1−8.19(m,1H)、8.84(s,1H)。
(5R),(6Z)−6−(7,8−ジヒドロ−6H−シクロペンタ[3,4]ピラゾロ[5,1−b][1,3]チアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−6−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸の製造
工程1:7,9−ジヒドロ−6H−シクロペンタ[3,4]ピラゾロ[5,1−b][1,3]チアゾール−2−カルボアルデヒドの製造
1,4,5,6−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール−3(H)−チオン[T.takeshima, N.Oskada, E.Okabe and F.mineshima, J. Chem. Soc. Perkin. Trans. I, 1277-1279, (1975)の方法により製造した](5.3g、37.85mmol)およびK2CO3(10.4g、75mmol)の無水DMF(100mL)中撹拌溶液にブロモマロンアルデヒド(5.7g、37.85)を添加し、80℃で8時間加熱した。最後に、反応混合物を濃縮乾固し、氷冷水を添加し、1N HClで中和した。該生成物をクロロホルムで抽出し、水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥させた。濾過し、濃縮した。残留物をDMF/酢酸混合液(1:1)(100ml)に溶解し、120℃で6時間加熱した。該反応混合物を濃縮し、クロロホルムで抽出し;水で十分に洗浄し、無水MgSO4で乾燥させた。濾過し、濃縮した。該生成物をSiO2カラムクロマトグラフィー処理し、それを75%酢酸エチル:ヘキサンで溶離することにより精製した。収量:2.2g(30%);融点112℃;(M+H)193。
アルゴン雰囲気下にて室温で無水MgBr2:O(Et)2(1.65g、過剰)の乾燥アセトニトリル(15mL)溶液に7,9−ジヒドロ−6H−シクロペンタ[3,4]ピラゾロ[5,1−b][1,3]チアゾール−2−カルボアルデヒド(576mg、3mmol)および(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(1.16g、3mmol)の乾燥THF溶液(20mL)を連続的に添加した。−20℃に冷却した後、Et3N(2.0mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃で2時間撹拌し、無水酢酸(1.04mL)で一度に処理した。該反応混合物を0℃に加温し、0℃で15時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、次いで、該カラムを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離した。回収したフラクションを減圧濃縮し、ジアステレオマーの混合物を次工程に用いた。薄黄色の非晶質固体;収量:1.5g、83%;融点69℃;(M+H)620。
4−ニトロベンジル−(5R)−6−[(アセチルオキシ)(7,8−ジヒドロ−8H−シクロペンタ[3,4]ピラゾロ[5,1−b][1,3]チアゾール−2−イル)メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボキシレート(1.2g、1.9mmol)をTHF(30mL)およびアセトニトリル(30mL)および0.5Mリン酸緩衝液(pH6.5、30mL)に溶解し、40psiにてPd/C(10%)で6時間水素添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を濾過し、3℃に冷却し、0.1N NaOHを添加してpHを8.5に調整した。濾液を濃縮し、水性層を酢酸エチルで洗浄した。水性層を分取した。該水性層を35℃で真空濃縮して黄色の沈殿物を得た。該生成物をHP21樹脂逆相カラムクロマトグラフィーにより精製した。最初に、該カラムを脱イオン水(2L)で溶離し、その後、10%アセトニトリル:水で溶離した。該生成物を含有するフラクションを回収し、室温で減圧濃縮した。黄色固体をアセトンで洗浄し、濾過し、乾燥させた。収量:420mg、38%;黄色結晶;融点190℃(分解);(M+H+Na)368。
1H NMR(DMSO−d6)δ 2.38−2.42(m,2H)、2.69−2.89(m,4H)、,6.57(s,1H)、6.58(s,1H)、7.36(s,1H)、8.53(s,1H)。
(5R),(6Z)−7−オキソ−6−(5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イルメチレン)−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸の製造
工程1:5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−カルボン酸エチルの製造
2−クロロシクロヘキサノン(13.2g、100mmol)およびチオ尿素(8.0g 101mmol)の混合物をエタノール:THF(1:2)中にて16時間還流させた。該反応混合物を室温に冷却し、分取した白色固体を濾過した(12.0gを分取)。これを無水エタノール(100ml)およびナトリウムメトキシド(3.3g、63mmol)に溶解した。これにブロモピルビン酸エチル(15.0g)を添加し、室温で2時間撹拌した。次いで、48時間還流させた。最後に、反応混合物を室温に冷却し、濃縮した。残留物をクロロホルムで抽出し、水で十分に洗浄した。該生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、それを50%酢酸エチル:ヘキサンで溶離することにより精製したた。赤色の半固体;収量:6.2g(39%);M+H 251。
該エステルをLiBH4で還元し、得られたアルコールを活性MnO2で酸化した。得られたアルデヒドを次工程に用いた。
アルゴン雰囲気下にて室温で無水MgBr2:O(Et)2(1.2g、3.0mmol)の乾燥アセトニトリル(15mL)溶液に5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−カルボアルデヒド(412mg、2.0mmol)および(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(770mg、2mmol)の乾燥THF溶液(20mL)を連続的に添加した。−20℃に冷却した後、Et3N(2.0mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃で2時間撹拌し、無水酢酸(1.04mL)で一度に処理した。該反応混合物を0℃に加温し、0℃で15時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、次いで、該カラムを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離した。回収したフラクションを減圧濃縮し、ジアステレオマーの混合物を次工程に用いた。薄黄色の非晶質固体;収量:980mg、77%;M+H 634。
4−ニトロベンジル(5R)−6−[(アセチルオキシ)(5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イル)メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボキシレート(980mg、1.55mmol)をTHF(20mL)およびアセトニトリル(10mL)に溶解した。新しく活性化した亜鉛末(5.2g)を0.5Mリン酸緩衝液(pH6.5、28mL)と一緒に迅速に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を室温で2時間強く撹拌した。該反応混合物を濾過し、3℃に冷却し、0.1N NaOHを添加してpHを8.5に調整した。濾液を酢酸エチルで洗浄し、水性層を分取した。該水性層を35℃で真空濃縮して黄色の沈殿物を得た。該生成物をHP21樹脂逆相カラムクロマトグラフィーにより精製した。最初に、該カラムを脱イオン水(2L)で溶離し、その後、10%アセトニトリル:水で溶離した。該生成物を含有するフラクションを回収し、室温で減圧濃縮した。黄色固体をアセトンで洗浄し、濾過し、乾燥させた。収量:120mg、20%;黄色結晶;融点250℃(分解);(M+H+Na)382。1H NMR(DMSO−d6)δ 1.9(m,2H)、2.5(m,2H)、3.2−3.4(m,4H)、6.6(s,1H)、7.1(s,1H)、7.5(s,1H)、8.1(s,1H)。
(5R),(6Z)−8−[(9−メチル−9H−イミダゾ[1,2−a]ベンゾイミダゾール−2−イル)メチレン]−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸の製造
工程1:9−メチル−9H−イミダゾ[1,2−a]ベンゾイミダゾール−2−カルボアルデヒドの製造
0℃でのLiBH4(1.79g、82mmol)のTHF中撹拌溶液に9−メチル−9H−イミダゾ[1,2−a]ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸エチル(2.5g、10.3mmol)を滴下した。該反応混合物を2時間還流し、室温に冷却した。Tiを氷冷水で注意深くクエンチし、濃HClでpH4に酸性化した。該反応混合物を室温で1時間撹拌し、K2CO3で塩基性化した。残留物をクロロホルム:メタノール(3:1)で抽出し;無水MgSO4で乾燥させた。濾過し、濃縮した。収量:1.3g(65%)。(M+H)202。
残留物(1.3g、6.4mmol)を還流条件下にてCH2Cl2中MnO2(5.0g)で酸化した。完了後、反応混合物を濾過し、濃縮した。SiO2カラムクロマトグラフィー処理し、それを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離することにより精製した。茶色の固体。収量:330mg(25%);(M+H)200。
アルゴン雰囲気下にて室温で無水MgBr2:O(Et)2(1.2g、3.0mmol)の乾燥アセトニトリル(15mL)溶液に9−メチル−9H−イミダゾ[1,2−a]ベンゾイミダゾール−2−カルボアルデヒド(330mg、1.65mmol)および(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(770mg、2mmol)の乾燥THF溶液(20mL)を連続的に添加した。−20℃に冷却した後、Et3N(2.0mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃で2時間撹拌し、無水酢酸(1.04mL)で一度に処理した。該反応混合物を0℃に加温し0℃で15時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、次いで、該カラムを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離した。回収したフラクションを減圧濃縮し、ジアステレオマーの混合物を次工程に用いた。薄黄色の非晶質固体;収量:330mg、31%;(M+H)628。
4−ニトロベンジル(5R)−6−[(アセチルオキシ)(9−メチル−9H−イミダゾ[1,2−a]ベンゾイミダゾール−2−)メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボキシレート(1g、1.6mmol)をTHF(20mL)およびアセトニトリル(10mL)に溶解した。新しく活性化した亜鉛末(5.2g)を0.5Mリン酸緩衝液(pH6.5、28mL)と一緒に迅速に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を室温で2時間強く撹拌した。該反応混合物を濾過し、3℃に冷却し、0.1N NaOHを添加してpHを8.5に調整した。濾液を酢酸エチルで洗浄し、水性層を分取した。該水性層を35℃で真空濃縮して黄色の沈殿物を得た。該生成物をHP21樹脂逆相カラムクロマトグラフィーにより精製した。最初に、該カラムを脱イオン水(2L)で溶離し、その後、10%アセトニトリル:水で溶離した。該生成物を含有するフラクションを回収し、室温で減圧濃縮した。黄色固体をアセトンで洗浄し、濾過し、乾燥させた。収量:140mg、23%;黄色結晶;融点220℃(分解);(M+H+Na)375。1H NMR(DMSO−d6)δ 3.4(s,3H)、6.54(s,1H)、6.56(s,1H)、7.01(s,1H)、7.21(t,1H)、7.3(t,1H)、7.56(d,1H)、7.85(d,1H)、8.1(s,1H)。
(5R,6Z)−7−オキソ−6−(4H−チエノ[2',3':4,5]チオピラノ[2,3−b]ピリジン−2−イルメチレン)−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸(ナトリウム塩)の製造
工程1:2,3−ジヒドロ−4H−チオピラノ[2,3−b]ピリジン−4−オン
3−(3−カルボキシ−2−ピリジルチオ)プロピオン酸[文献:J. Heteroyclic Chem., 37, 379(2000)に記載されるように製造した]14g(61.6mmol)および無水酢酸ナトリウム15g(185mmol、3当量)の無水酢酸200mL中溶液を撹拌N2雰囲気乾燥条件下にて還流させた(160℃)。冷却し、水300mLで希釈し、30%水酸化アンモニウム溶液でpH8〜9に塩基性化し、クロロホルム200mLで3回抽出した。合わせた有機物を炭酸水素ナトリウム(飽和溶液)60mLで2回、次いで、水で洗浄し、乾燥させ、蒸発させて標記化合物2.8g(27%)を得た;赤色がかった固体、融点66〜8℃、(M+H)+=166.2。
無水ジメチルホルムアミド3.95g(43mmol、1.25当量)にオキシ塩化リン6.6g(43mmol、1当量)の塩化メチレン30mL中溶液を、0〜5℃の温度に維持するような速度で滴下し(0℃、撹拌、N2雰囲気、乾燥条件下);RMを室温で2時間撹拌し、0℃に冷却し、2,3−ジヒドロ−4H−チオピラノ[2,3−b]ピリジン−4−オン8.9g(54mmol、1.25当量)の塩化メチレン30mL中溶液を20分間にわたって滴下した。RMを室温で2時間撹拌し、砕いた氷:酢酸ナトリウムの4:1混合物に注ぎ、塩化メチレン150mLで4回抽出し、合わせた有機物を水で洗浄し、乾燥させ、蒸発させ、標記化合物7.76g(68%)を得た;茶色がかった固体;融点56〜8℃、(M+H)+=212.6。
4−クロロ−2H−チオピラノ[2,3b]ピリジン−3−カルボアルデヒド7.5g(35mmol、1当量)の塩化メチレン250mL中溶液に塩化メチレン30mL中のメルカプト酢酸エチル4.7g(39mmol、1.1当量)、およびトリエチルアミン7.2g.(71mmol、2当量)を添加した(撹拌、N2雰囲気、乾燥条件下)。RMを2時間還流させ、水100mLでクエンチし、有機物を分取し、塩化メチレン150mLで水を4回抽出し、合わせた有機物を乾燥させ、蒸発させた。残留物をシリカゲルカラム処理し、溶媒としてヘキサン:酢酸エチル(3:1)を使用して精製して標記化合物7.6g(78%)を得た;黄色結晶、融点113〜5℃、(M+H)+=278.3。
4H−チエノ[2'3':4,5]チオピラノ[2,3b]ピリジン−2−カルボン酸エチル7.5g.(27mmol)の乾燥テトラヒドロフラン300mL中溶液に(0℃、N2雰囲気、乾燥条件)に水素化アルミニウムリチウムのテトラヒドロフラン中1M冷溶液60mL(60mmol、2.1当量)を滴下し、SMが出現するまで(TLC/MSによってモニター)RMを室温で撹拌した。0℃に冷却し、RMを2Nギ酸溶液でクエンチし、pH=8に中和し、室温で2時間撹拌し、濾過し、塩化メチレン200mLで4回抽出し、合わせた有機物を乾燥させ、蒸発させて所望の化合物6.0g(94%)を得た;黄色結晶、融点112〜4℃、(M+H)+=236.4。
4H−チエノ[2',3':4,5]チオピラノ[2,3b]ピリジン−2−イルメタノール3.0g(12.8mmol)のクロロホルム200mL中溶液に活性酸化マンガン(IV)9.0g(80mmol、7当量)を添加し、RMを撹拌、N2雰囲気下にて12時間還流させた。セライトパッドで濾過し、蒸発させ、残留物をシリカゲルカラムで精製して標記化合物2.5g(86%)を得た。黄色結晶、融点93〜5℃、(M+H)+=234.4。
密封した乾燥丸底フラスコ中にて、N2でフラッシュし、4H−チエノ[2',3':4,5]チオピラノ[2,3b]−ピリジン−2−カルボアルデヒド0.6g(2.57mmol、1当量)、無水THF(15mL)、無水ACN(15mL)、無水MgBr20.520g(2.8mmol、1.1当量)、およびRMを室温で30分間撹拌した。RMに無水トリエチルアミン2.5mL(14mmol、5.4当量)、無水THF 10mLを添加し、RMを−20℃に冷却し、ブロモペナム0.95g(2.5mmol、1当量)を添加した。RMを−20℃で6時間撹拌した。同温度で、無水酢酸3mL(3mmol、1.15当量)を添加し、RMを15分間撹拌し、0℃で12時間保持し、蒸発乾固させ、残留物を酢酸エチル80mLで5回抽出した。有機溶媒を蒸発させ、残留物をシリカゲルカラムで精製して(溶媒:ヘキサン:酢酸エチル(4:1))、標記化合物0.880g(52%)を得た;黄色がかった結晶、融点141〜3℃、(M+H)+=661.6。
4−ニトロベンジル(5R)−6−[(アセチルオキシ)(4H−チエノ[2',3':4,5]チオピラノ[2,3b]ピリジン−2−イル)メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0.]ヘプタ−エン−2カルボキシレート0.8g(1.21mmol、1当量)のTHF 40mLおよびリン酸緩衝溶液(pH=6.36)40mL中溶液をパラジウム−炭素10%触媒0.4gの存在下にて40psiで30分間水素添加した。RMをセライトパッドで濾過し、濾液をpH=8.0に調整し、真空濃縮し、、溶媒として5%、10% ACN/水混合液を使用して逆相カラム(アンバーライト)にて残留物を精製して、標記化合物0.103g(21%)を得た;赤色がかった結晶、融点362.4℃、(M+H)+=409.5。
1H NMR:(DMSO−d6)δ 4.12(s,2H)、6.49(s,1H)、6.53(s,1H);7.22(d,1H);7.34(s,1H);7.41(s,1H)、7.76(t,1H);8.28(d,1H)。
(5R,6Z)−6−[(5−メチル−7,8−ジヒドロ−6H−シクロペンタ[e][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル)メチレン]−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩の製造
工程1:(8−メチル−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[d][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル)−メタノールの製造
丸底フラスコに2−アセチルシクロペンタノン3.78g、(5−アミノ−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イル)−メタノール3.52gおよび2−メトキシエタノール50mlを入れた。該混合物を18時間還流した。次いで、23℃に冷却し、5mlに濃縮した。次いで、エチルエーテル50mlを添加し、沈殿物を濾過し、真空乾燥させて生成物2.0gを得た。この化合物を次工程に直接使用した。MS:205.2(M+H)。H−NMR(DMSO):δ 5.55(t,1H、OH、J=6.2Hz)、4.63(d,2H,J=6.2Hz)、3.28(m,2H)、3.02(t,2H,CH2,J=6.8Hz)、2.51(s,3H、CH3)、2.27(m,2H,CH2)。
丸底フラスコにDMSO 0.17mlおよびジクロロメタン1mlを入れた。該混合物を−50〜−60℃に冷却した。次いで、塩化オキサリル0.1mlおよびジクロロメタン2mlの混合物を一度に全部フラスコ中に注入した。該混合物を室温でさらに5分間撹拌した。次いで、ジクロロメタン2ml中の(8−メチル−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[d][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル)−メタノール0.174gを2分間以内に添加した。該混合物を−50〜−60℃で撹拌し、次いで、トリエチルアミン0.7mlを添加した。さらに5分後、反応媒体を23℃に加温し、水20mlおよびジクロロメタン200mlの混合液を添加した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させた。乾燥剤を濾去し、濾液を濃縮して生成物0.153g(89%)を得た。MS:203.1(M+H)。H−NMR(CDCl3):δ 10.24(s,1H)、3.49(m,2H)、3.15(m,2H)、2.67(s,3H、CH3)、2.44(m,2H,CH2)。
アルゴン雰囲気下にて室温で無水MgBr2:O(Et)2(1.2g、3.0mmol)の乾燥アセトニトリル(15mL)溶液に8−メチル−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[d][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−カルボアルデヒド(153mg、0.75mmol)および(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(385mg、1mmol)の乾燥THF溶液(20mL)を連続して添加した。−20℃に冷却した後、Et3N(2.0mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃で2時間撹拌し、無水酢酸(1.04mL)で一度に処理した。該反応混合物を0℃に加温し、0℃で15時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、次いで、該カラムを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離した。回収したフラクションを減圧濃縮し、ジアステレオマーの混合物を次工程に用いた。薄黄色の非晶質固体;収量:200mg、42%;(M+H)631。
4−ニトロベンジル(5R)−6−[(アセチルオキシ)(5−メチル−7,8−ジヒドロ−6H−シクロペンタ[e][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル)メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボキシレート(200mg、0.31mmol)をTHF(20mL)およびアセトニトリル(20mL)およびリン酸緩衝液(pH6.5)(20ml)に溶解し、40psi圧下にてPd/C(10%)(200mg)で水素添加した。最後に、反応混合物を濾過し、3℃に冷却し、0.1N NaOHを添加してpHを8.5に調整した。濾液を酢酸エチルで洗浄し、水性層を分取した。該水性層を35℃で真空濃縮し、黄色の沈殿物を得た。該生成物をHP21樹脂逆相カラムクロマトグラフィーにより精製した。最初に、該カラムを脱イオン水(2L)で溶離し、その後、10%アセトニトリル:水で溶離した。該生成物を含有するフラクションを回収し、室温で減圧濃縮した。黄色固体をアセトンで洗浄し、濾過し、乾燥させた。収量:15mg、13%;黄色結晶;融点2500C(分解);(M+H+Na)378。1H NMR(DMSO−d6)δ 6.80(s,1H)、6.76(s,1H)、6.25(s,1H)、3.24(m,2H)、2.96(m,2H)、2.49(s,3H)、2.25(m,2H)。
(5R,6Z)−6−{[7−(エトキシカルボニル)−6,7,8,9−テトラヒドロピリド[3,4−e][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル]メチレン}−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩の製造
工程1:2−ヒドロキシメチル−8,9−ジヒドロ−6H−1,3,4,7,9b−ペンタアザ−シクロペンタ[a]ナフタレン−7−カルボン酸エチルエステルの製造
丸底フラスコに4−オキソ−ピペリジン−1−カルボン酸エチルエステル8.56g、ジメチルホルムアミドジメチルアセタール10.3mlを入れ、該混合物を90℃で2時間還流させた。次いで、それを水75ml中に注ぎ、ジクロロメタン250mlで2回抽出した。合わせた有機層を食塩水50mlで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。乾燥剤を濾去し、濃縮して、3−ジメチルアミノメチレン−4−オキソ−ピペリジン−1−カルボン酸エチルエステル28gを得た。次いで、この物質(12.8g)を(5−アミノ−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イル)−メタノール3.42gおよび2−メトキシエタノール100mlと一緒に丸底フラスコに入れた。該混合物を18時間還流した。次いで、23℃に冷却し、5mlに濃縮した。次いで、エチルエーテル50mlを添加し、沈殿物を濾過し、真空乾燥させて生成物1.5gを得た。MS:278.1(M+H)。H−NMR(CDCl3):δ 8.60(s,1H)、4.98(s,2H)、4.78(s,2H,CH2)、4.22(q,2H,J=4.8Hz)、3.75(t,2H,CH2,J=4Hz)、3.51(t,2H,J=4Hz)、1.32(m,3H,CH3,J=4.8Hz)。
実施例22(工程2)に概略記載された方法によって、2−ヒドロキシメチル−8,9−ジヒドロ−6H−1,3,4,7,9b−ペンタアザ−シクロペンタ[a]ナフタレン−7−カルボン酸エチルエステル(831mg、3mmol)を2−ホルミル−8,9−ジヒドロ−6H−1,3,4,7,9b−ペンタアザ−シクロペンタ[a]ナフタレン−7−カルボン酸エチルエステルに転換した(690mg、収率89%)。
MS:276.1(M+H)。H−NMR(CDCl3):δ 10.24(s,1H)、8.76(s,1H)、4.86(s,2H)、4.23(q,2H,CH2,J=7.2Hz)、4.13(t,2H,CH2,J=7.2Hz)3.39(t,2H,CH2,J=5.7Hz)、1.34(t,3H,CH3,J=7.2Hz)。
アルゴン雰囲気下にて室温で無水MgBr2:O(Et)2(1.2g、3.0mmol)の乾燥アセトニトリル(15mL)溶液に2−ホルミル−8,9−ジヒドロ−6H−1,3,4,7,9b−ペンタアザ−シクロペンタ[a]ナフタレン−7−カルボン酸エチルエステル(550mg、2mmol)および(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(770mg、2mmol)の乾燥THF溶液(20mL)を連続的に添加した。−20℃に冷却した後、Et3N(2.0mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃で2時間撹拌、無水酢酸(1.04mL)で一度に処理した。該反応混合物を0℃に加温し、0℃で15時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、次いで、該カラムを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離した。回収したフラクションを減圧濃縮し、ジアステレオマーの混合物を次工程に用いた。薄黄色の非晶質固体;収量:220mg、15%;(M+H)703。
2−[(アセチルオキシ)((5R)−6−ブロモ−2−{[(4−ニトロベンジル)オキシ]カルボニル}−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−6−イル)メチル]−8,9−ジヒドロピリド[3,4−e][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7(6H)−カルボン酸エチル(220mg、0.28mmol)をTHF(20mL)およびアセトニトリル(20mL)およびリン酸緩衝液(pH6.5)(20ml)に溶解し、40psi下にてPd/C(10%)(200mg)で水素添加した。最後に、反応混合物を濾過し、3℃に冷却し、0.1N NaOHを添加してpHを8.5に調整した。濾液を酢酸エチルで洗浄し、水性層を分取した。該水性層を35℃で真空濃縮して黄色の沈殿物を得た。該生成物をHP21樹脂逆相カラムクロマトグラフィーにより精製した。最初に、該カラムを脱イオン水(2L)で溶離し、その後、10%アセトニトリル:水で溶離した。該生成物を含有するフラクションを回収し、室温で減圧濃縮した。黄色固体をアセトンで洗浄し、濾過し、乾燥させた。収量:15mg、2%;黄色結晶;融点>250℃(分解);(M+H+Na)449。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.61(s,1H)、7.01(s,1H)、6.90(s,1H)、6.44(s,1H)、4.74(m,2H,CH2)、4.13(q,2H,J=5.4Hz)、3.84(s,m,2H,CH2)、1.22(t,3H,CH3,J=5.7Hz)。
(5R,6Z)−6−(8',9'−ジヒドロ−6'H−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,7'−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]キナゾリン]−2'−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩の製造
工程1:2−ヒドロキシメチル−8,9−ジヒドロ−6H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]キナゾリン−7−エチレンケタールの製造
丸底フラスコに1,4−シクロヘキサジオンモノ−エチレンケタール15.6g、ジメチルホルムアミドジメチルアセタール11.9gを入れ、該混合物を90℃で2時間還流した。次いで、それを水75ml中に注ぎ、ジクロロメタン250mlで2回抽出した。合わせた有機層を食塩水50mlで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ。乾燥剤を濾去し、濃縮して3−ジメチルアミノメチレン−4−オキソ−シクロヘキサン28gを得た。次いで、粗製生成物を(5−アミノ−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イル)−メタノール11.9gおよび2−メトキシエタノール100mlと一緒に丸底フラスコに入れた。該混合物を18時間還流した。次いで、23℃に冷却し、5mlに濃縮した。次いで、エチルエーテル50mlを添加し、沈殿物を濾過し、真空乾燥させて生成物2.0g(収率8%)を得た。MS:263(M+H)。H−NMR(CDCl3):δ 8.51(s,1H)、5.17(s,2H,CH2)、4.08(s,4H、OCH2CH2O)、3.42(t,2H,CH2,J=5.1Hz)、3.07(s,2H,CH2)、2.15(t,3H,CH3,J=5.1Hz)。
丸底フラスコにDMSO 5mlおよびジクロロメタン5mlを入れた。該混合物を−50〜−60℃に冷却した。次いで、該フラスコに塩化オキサリル1mlおよびジクロロメタン5mlの混合液を一度に全部注入した。該混合物を同温度でさらに5分間撹拌した。ジクロロメタン20ml中の2−ヒドロキシメチル−8,9−ジヒドロ−6H−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]キナゾリン−7−エチレンケタール(1.31g、5mmol)を2分間以内に添加した。該混合物を−50〜−60℃で15分間撹拌し、次いで、トリエチルアミン0.7mlを添加した。さらに5分後、反応媒体を23℃に加温し、水20mlおよびジクロロメタン200mlの混合液を添加した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ。乾燥剤を濾去し、濾液を濃縮して、生成物910mgを得た(70%)。MS:261(M+H)。H−NMR(CDCl3):δ 10.26(s,1H)、8.66(s,1H)、4.08(s,4H、OCH2CH2O)、3.49(t,2H,J=6.9Hz)、3.11(s,2H)、2.18(t,3H,CH3,J=6.9Hz)、2.44(m,2H,CH2)。
アルゴン雰囲気下にて室温で無水MgBr2:O(Et)2(1.2g、3.0mmol)の乾燥アセトニトリル(15mL)溶液に7−エチレンケタール−6,7,8,9−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]キナゾリン−2−カルボアルデヒド(780mg、3mmol)および(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(1.15gg、3mmol)の乾燥THF溶液(20mL)を連続的に添加した。−20℃に冷却した、Et3N(2.0mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃で2時間撹拌し、無水酢酸(1.04mL)で一度に処理した。該反応混合物を0℃に加温し、0℃で15時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、次いで、該カラムを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離した。回収したフラクションを減圧濃縮し、ジアステレオマーの混合物を次工程に用いた。薄黄色の非晶質固体;収量:300mg、15%;(M+H)688.8。
4−ニトロベンジル(5R)−6−[(アセチルオキシ)(8',9'−ジヒドロ−6'H−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,7'−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]キナゾリン]−2'−イル)メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボキシレート(300mg、0.43mmol)をTHF(20mL)およびアセトニトリル(20mL)およびリン酸緩衝液(pH6.5)(20ml)に溶解し、40psi下にてPd/C(10%)(200mg)で水素添加した。最後に、反応混合物を濾過し、3℃に冷却し、0.1N NaOHを添加してpHを8.5に調整した。濾液を酢酸エチルで洗浄し、水性層を分取した。該水性層を35℃で真空濃縮して黄色の沈殿物を得た。該生成物をHP21樹脂逆相カラムクロマトグラフィーにより精製した。最初に、該カラムを脱イオン水(2L)で溶離し、その後、10%アセトニトリル:水で溶離した。該生成物を含有するフラクションを回収し、室温で減圧濃縮した。黄色固体をアセトンで洗浄し、濾過し、乾燥させた。収量:15mg、9%;黄色結晶;融点>250℃(分解);(M+H+Na)435.9。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.50(s,1H)、6.97(s,1H)、6.85(s,1H)、6.38(s,1H)、4.05(s,4H、OCH2CH2O)、3.28(m,2H)、3.07(s,2H)、2.13(t,3H,CH3,J=4.8Hz)。
(5R,6Z)−6−[(5−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]キナゾリン−2−イル)メチレン]−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩の製造
工程1:(5−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]キナゾリン−2−イル)−メタノールの製造
丸底フラスコに2−アセチルシクロヘキサノン4.2g、(5−アミノ−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イル)−メタノール3.52gおよび2−メトキシエタノール50mlを入れた。該混合物を18時間還流した。次いで、23℃に冷却し、5mlに濃縮した。次いで、エチルエーテル50mlを添加し、沈殿物を濾過し、真空乾燥させて生成物3.32gを得た(収率:49%)。この化合物を次工程に直接使用した。MS:219.2(M+H)。H−NMR(DMSO):δ 5.49(t,1H、OH、J=6Hz)、4.61(d,2H,J=6Hz)、3.24(m,2H)、2.93(m,2H)、2.69(s,3H)、2.52(s,2H)、1.84(m,4H)。
丸底フラスコにDMSO 1mlおよびジクロロメタン5mlを入れた。該混合物を−50〜−60℃に冷却した。次いで、該フラスコに塩化オキサリル1mlおよびジクロロメタン2mlの混合液を一度に全部注入した。該混合物を同温度でさらに5分間撹拌した。次いで、ジクロロメタン2ml中の(5−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]キナゾリン−2−イル)−メタノール0.218gを2分間以内に添加した。該混合物を−50〜−60℃で15分間撹拌し、次いで、トリエチルアミン0.7mlを添加した。さらに5分後、反応媒体を23℃に加温し、水20mlおよびジクロロメタン200mlの混合液を添加した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させた。乾燥剤を濾去し、濾液を濃縮して生成物0.216gを得た(99%)。MS:217.1(M+H)。H−NMR(CDCl3):δ 10.20(s,1H)、3.23(m,2H)、2.78(m,2H)2.63(s,3H、CH3)、2.00(m,4H)。
アルゴン雰囲気下にて室温で無水MgBr2:O(Et)2(1.2g、3.0mmol)の乾燥アセトニトリル(15mL)溶液に5−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]キナゾリン−2−カルボアルデヒド(432mg、2mmol)および(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(770mg、2mmol)の乾燥THF溶液(20mL)連続的に添加した。−20℃に冷却た後、Et3N(2.0mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃で2時間撹拌し、無水酢酸(1.04mL)で一度に処理した。該反応混合物0℃に加温し、0℃で15時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、次いで、該カラムを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離した。回収したフラクションを減圧濃縮し、ジアステレオマーの混合物を次工程に用いた。薄黄色の非晶質固体;収量:600mg、47%;(M+H)644.7。
4−ニトロベンジル(5R)−6−[(アセチルオキシ)(5−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]キナゾリン−2−イル)メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボキシレート(600mg、0.93mmol)をTHF(20mL)およびアセトニトリル(20mL)およびリン酸緩衝液(pH6.5)(20ml)に溶解し、40psi下にてPd/C(10%)(200mg)で水素添加した。最後に、反応混合物を濾過し、3℃に冷却し、0.1N NaOHを添加してpHを8.5に調整した。濾液を酢酸エチルで洗浄し、水性層を分取した。該水性層を35℃で真空濃縮して黄色の沈殿物を得た。該生成物をHP21樹脂逆相カラムクロマトグラフィーにより精製した。最初に、該カラムを脱イオン水(2L)で溶離し、その後、10%アセトニトリル:水で溶離した。該生成物を含有するフラクションを回収し、室温で減圧濃縮した。黄色固体をアセトンで洗浄し、濾過し、乾燥させた。収量:37mg、11%;黄色結晶;融点250℃(分解);(M+H+Na)392。1H NMR(DMSO−d6)δ 6.90(s,1H)、6.85(s,1H)、6.28(s,1H)、2.98(m,2H)、2.77(m,2H)、2.55(m,3H)、1.78(m,4H)。
(5R,6Z)−6−[(5−メトキシ−7,8−ジヒドロ−6H−シクロペンタ[e]イミダゾ[1,2−a]ピリミジン−2−イル)メチレン]−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩の製造
工程1:4−メトキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタピリミジン−2−イルアミンの製造
(SM: Ross,L.O.; Goodman,L.; Baker,B.R. J. Am. Chem. Soc. 1959, 81, 3108)
4−クロロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタピリミジン−2−イルアミン5.3gをキシレン200mlおよび無水メタノール30mlに溶解した。次いで、ナトリウムメトキシド5.4gを添加し、該混合物を3時間還流させた。次いで、溶媒を真空除去し、残留物に水100mlを添加した。濾過し、ケークを水(50ml)で洗浄した。固体をさらに数時間真空乾燥させた。所望の生成物の重量は4.8g(収率98%)であった。融点:133.8〜134.9℃;MS:166.2.0(M+H)
4−エトキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタピリミジン−2−イルアミン4.8g(29mmol)を乾燥THF 100mlに溶解した。次いで、ブロモピルベート(5.4ml)を5分間以内に滴下した。該混合物を23℃で1時間撹拌した。次いで、濾過し、エーテルで洗浄して固体8.7gを得た。次いで、この固体をエタノール50mlに溶解し、2時間還流した。該反応混合物を室温に冷却し、クロロホルム350mlと飽和炭酸水素ナトリウム200mlとの間で分配させた。有機層を分取し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。乾燥剤を濾去し、濃縮して生成物5.3g(収率70%)を得た。
融点:105〜106℃。(M+H)262。
5−メトキシ−7、8−ジヒドロ−6H−3,4,8b−トリアザ−as−インダセン−2−カルボン酸エチルエステル5.2g(19.8mmol)をジクロロメタン40mlに溶解し、次いで、−78℃に冷却した。次いで、DIBAL(1M、30ml、1.5当量)を5分間以内に添加した。次いで、反応媒体をエタノール2mlでクエンチし、ジクロロメタン350mlと1N水酸化ナトリウム100mlとの間で分配させた。水性層をさらにクロロホルム150mlで洗浄し、合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して対応するアルコールを得た。次いで、該アルコールをジクロロメタン150mlに溶解し、次いで、二酸化マンガン10gを添加した。該混合物を23℃で2時間撹拌した。次いで、該反応混合物をセライトパッドで濾過し、濃縮して所望のアルデヒド1.1g(68%)を得た。融点:235.2〜236.3℃;MS:218.1(M+H)
5−メトキシ−7,8−ジヒドロ−6H−3,4,8b−トリアザ−as−インダセン−2−カルボアルデヒド(660mg、3mmol)のアセトニトリル溶液30mlに臭化マグネシウムエーテラート1.03gを添加した。該混合物を23℃で半時間撹拌した。次いで、6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(1.l55g、1当量)の乾燥THF溶液30mlを1分間以内に注入し、次いで、該反応混合物を−20℃に冷却した。次いで、トリエチルアミン(0.7ml、当量)を注入し、該反応混合物を−20℃で5時間撹拌した。次いで、無水酢酸(0.377ml、当量)を注入し、該反応混合物を0℃で18時間放置した。次いで、反応媒体を酢酸エチル400mlで希釈し、5%クエン酸100ml、飽和炭酸水素ナトリウム100ml、および食塩水100mlで洗浄した。次いで、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。ヘキサン中20%酢酸エチルを使用してフラッシュカラムクロマトグラフィー処理して生成物1.8gを得た。(収率93%);融点:118.7〜119.1℃;MS:645.9(M+H)
6−[アセトキシ−(5−メトキシ−7,8−ジヒドロ−6H−3,4,8b−トリアザ−as−インダセン−2−イル)−メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(966mg、1.4mmol)をTHF20mlおよびpH=6.5水性リン酸緩衝液20mlに溶解した。次いで、該混合物を2時間45psi水素処理した。次いで、セライトパッドで濾過し、真空濃縮してTHFをほとんど除去した。次いで、該溶液を0℃に冷却し、1N水酸化ナトリウムでpH=8に塩基性化した。次いで、水1リットル、次いで、5%〜25%アセトニトリルおよび水を使用して逆相HPLCにより精製した。次いで、真空濃縮により水を除去し、生成物100mgを回収した。
融点:>250℃
H−NMR:(300MHz,D2O)δ 10.12(s,1H)、9.29(s,1H)、8.81(s,1H)、8.78(s,1H)、6.19(s,3H)、5.36(m,2H)、5.05(m,2H)、4.43(m,2H);MS:371.2(M+H)。
(5R,6Z)−6−({5−[2−(ベンジルオキシ)エトキシ]−7,8−ジヒドロ−6H−シクロペンタ[e]イミダゾ[1,2−a]ピリミジン−2−イル}メチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩の製造
工程1:4−ベンジルオキシエトキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタピリミジン−2−イルアミンの製造
(SM: Ross,L.O.; Goodman,L.; Baker,B.R. J. Am. Chem. Soc. 1959, 81, 3108)
NaH(60% 552mg)のTHF中撹拌懸濁液に2−ベンジルオキシエタノール(3.38g、20mmol)を室温でゆっくり添加した。添加後、4−クロロ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタピリミジン−2−イルアミン3.28g(19.4mmol)をTHF 200mlに溶解し、それに添加し、該混合物を3時間還流した。次いで、溶媒を真空除去し、残留物を水100mlに添加した。該生成物をクロロホルムで抽出し;水で十分に洗浄し、無水MgSO4で乾燥させた。濾過し、濃縮した。低融点の固体;収量:4.2g(73%);(M+H)286.1
4−ベンジルオキシエトキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタピリミジン−2−イルアミン6.0g(21mmol)を乾燥THF 100mlに溶解した。次いで、ブロモピルベート(8ml)を5分間以内に滴下した。該混合物を23℃で1時間撹拌した。次いで、濾過し、エーテルで洗浄して固体を得た。次いで、この固体をエタノール50mlに溶解し、2時間還流した。該反応混合物を室温に冷却し、クロロホルム350mlと飽和炭酸水素ナトリウム200mlとの間で分配させた。有機層を分取し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。乾燥剤を濾去し、濃縮して生成物5.36gを得た(収率67%)。
(M+H)382.1
5−ベンジルオキシエトキシ−7,8−ジヒドロ−6H−3,4,8b−トリアザ−as−インダセン−2−カルボン酸エチルエステル3.81g(10mmol)をジクロロメタン40mlに溶解し、次いで、−78℃に冷却した。次いで、DIBAL(1M、30ml、1.5当量)を5分間以内に添加した。次いで、反応媒体をエタノール2mlでクエンチし、ジクロロメタン350mlと1N水酸化ナトリウム100mlとの間で分配させた。水性層をさらにクロロホルム150mlで洗浄し、合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して対応するアルコールを得た。次いで、該アルコールをジクロロメタン150mlに溶解し、次いで、二酸化マンガン10gを添加した。該混合物を23℃で2時間撹拌した。次いで、該反応混合物をセライトパッドで濾過し、濃縮して所望のアルデヒド2.25g(67%)を得た。MS:338(M+H)
5−ベンジルオキシエトキシ−7,8−ジヒドロ−6H−3,4,8b−トリアザ−as−インダセン−2−カルボアルデヒド(676mg、2mmol)のアセトニトリル溶液30mlに臭化マグネシウムエーテラート1.03gを添加した。該混合物を23℃で半時間撹拌した。次いで、6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(770mg、2mmol)の乾燥THF溶液30mlを1分間以内に注入し、次いで、該反応混合物を−20℃に冷却した。次いで、トリエチルアミン(0.7ml、当量)を注入し、該反応混合物を−20℃で5時間撹拌した。次いで、無水酢酸(0.377ml、当量)を注入し、該反応混合物を0℃で18時間放置した。次いで、反応媒体を酢酸エチル400mlで希釈し、5%クエン酸100ml、飽和炭酸水素ナトリウム100ml、および食塩水100mlで洗浄した。次いで、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。ヘキサン中20%酢酸エチルを使用してフラッシュカラムクロマトグラフィー処理して生成物1.05gを得た(収率68%);MS:765.8(M+H)
6−[アセトキシ−(5−[2−(ベンジルオキシ)eメトキシ−7,8−ジヒドロ−6H−3,4,8b−トリアザ−as−インダセン−2−イル)−メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(966mg、1.2mmol)をTHF 20mlおよびpH=6.5水性リン酸緩衝液20mlに懸濁した。次いで、該混合物を2時間45psi水素処理した。次いで、セライトパッドで濾過し、真空濃縮してTHFをほとんど除去した。次いで、溶液を0℃に冷却し、1N水酸化ナトリウムでpH=8に塩基性化した。次いで、水1リットル、次いで、5%〜25%アセトニトリルおよび水を使用して逆相HPLCにより精製した。次いで、真空濃縮により水を除去し、生成物100mgを回収した。融点:>250℃;H−NMR(DMSO):δ 7.66(s,1H)、7.36(s,1H)、7.08(m,5H)、6.87(s,1H)、6.85(s,1H)、4.37(m,2H)、4.29(m,2H,CH2)、3.65(m,2H,CH2)、2.73(m,2H,CH2)、2.46(m,2H,CH2)、2.02(m,2H,CH2)。
MS:491.1(M+H)。
(5R,6Z)−6−(2,3−ジヒドロ[1,3]チアゾロ[3,2−a]ベンゾイミダゾール−6−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩の製造
工程1:(2,3−ジヒドロ−ベンゾ[4,5]イミダゾ[2,1−b]チアゾール−7−イル)−メタノールの製造
丸底フラスコに2−チオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル2.83g、ジブロエタン2.55gおよびDMF 50mlおよびエタノール50mlを添加した。該混合物10時間還流した。次いで、ロータリーエバポレーターにて濃縮乾燥させた。次いで、固体をTHF 100mlに溶解し、次いで、1M LiAlH4(THF中)20mlを5分間以内に注入した。反応媒体を室温で1時間撹拌した。次いで、エタノールを添加し(〜10ml)、次いで、2N HCl 50mlを添加した。水性層を10N水酸化ナトリウムでpH=14に塩基性化した。水性層を酢酸エチル500mlで2回抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させた。乾燥剤を濾去し、濃縮して生成物2.04g(60%)を得た。MS:207.0(M+H)。H−NMR(DMSO):δ 7.34(m,2H)、7.08(m,1H)、5.15(m,1H、OH)、4.53(m,2H,CH2)、4.34(m,2H,CH2)、4.00(m,2H,CH2)。
DMSO 1.7mlおよびジクロロメタン5mlの前冷却(−50〜−60℃)混合液に塩化オキサリル1mlのジクロロメタン溶液20mlを5分間以内に添加した。該混合物を同温度でさらに5分間撹拌した。次いで、ジクロロメタン20mlおよびTHF 20mlの混合液中の2,3−ジヒドロ−ベンゾ[4,5]イミダゾ[2,1−b]チアゾール−7−イル)−メタノール1.9gを2分間以内に注入した。該混合物を−50〜−60℃で15分間撹拌した。次いで、トリエチルアミン7mlを一度全部注入し、さらに5分後、冷却浴を取り外し、反応をそれ自体により室温に加温した。次いで、水(100ml)を添加し、反応媒体を酢酸エチル200mlで2回抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させた。乾燥剤を濾去し、濃縮して生成物1.2gを得た(64%)。MS:205.0(M+H)。H−NMR(CDCl3):δ 9.98(m,1H)、7.67(m,2H)、7.17(m,1H)、4.33(m,2H)、3.99(m,2H,CH2)。
2,3−ジヒドロ−ベンゾ[4,5]イミダゾ[2,1−b]チアゾール−7−カルボアルデヒド(610mg、2mmol)のアセトニトリル溶液30mlに臭化マグネシウムエーテラート1.03gを添加した。該混合物を23℃で半時間撹拌した。次いで、6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(770mg、2mmol)の乾燥THF溶液30mlを1分間以内に注入し、次いで、該反応混合物を−20℃に冷却した。次いで、トリエチルアミン(0.7ml、当量)を注入し、該反応混合物を−20℃で5時間撹拌した。次いで、無水酢酸(0.377ml、当量)を注入し、該反応混合物を0℃で18時間放置した。次いで、反応媒体を酢酸エチル400mlで希釈し、5%クエン酸100ml、飽和炭酸水素ナトリウム100ml、および食塩水100mlで洗浄した。次いで、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。ヘキサン中20%酢酸エチルを使用してフラッシュカラムクロマトグラフィー処理して生成物690mgを得た(収率54%);MS:630.8(M+H)
6−[アセトキシ−(2,3−ジヒドロ−ベンゾ[4,5]イミダゾ[2,1−b]チアゾール−6−イル)−メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(690mg、1.1mmol)をTHF 20mlおよびpH=6.5水性リン酸緩衝液20mlに懸濁した。次いで、該混合物を2時間45psi水素処理した。次いで、セライトパッドで濾過し、真空濃縮してTHFをほとんど除去した。次いで、溶液を0℃に冷却し、1N水酸化ナトリウムでpH=8に塩基性化した。次いで、水1リットル、次いで、5%〜25%アセトニトリルおよび水を使用して逆相HPLCにより精製した。次いで、真空濃縮して水を除去し、生成物32mg(収率3%)を回収した。融点:>250℃;H−NMR(D2O):δ 7.08(m,6H)、7.36(s,1H)、4.05(m,2H)、3.90(b,1H);MS:358.3(M+H)。
(5R,6Z)−6−(3,4−ジヒドロ−2H−[1,3]チアジノ[3,2−a]ベンゾイミダゾール−7−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩の製造
工程1:(3,4−ジヒドロ−2H−1−チア−4a,9−ジアザ−フルオレン−6−イル)−メタノールの製造
丸底フラスコに2−チオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル4.06g、1,3−ジブロモプロパン4.04gおよびDMF 50mlおよびエタノール50mlを添加した。該混合物を10時間還流した。次いで、ロータリーエバポレーターにて濃縮乾燥させた。次いで、固体をTHF100mlに溶解し、次いで、1M LiAlH4(THF中)20mlを5分間以内に注入した。反応媒体を室温で1時間撹拌した。次いで、エタノールを添加し(〜10ml)、次いで、2N HCl 50mlを添加した。10N水酸化ナトリウムで水性層をpH=14に塩基性化した。水性層を酢酸エチル500mlで2回抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ。乾燥剤を濾去し、濃縮して生成物3g(68%)を得た。NMR(DMSO):δ 7.91(m,3H)、4.13(m,2H)、3.93(s,1H)、3.23(m,2H,CH2)、2.48(m,2H,CH2)。MS:221.0(M+H)。
丸底フラスコに(3,4−ジヒドロ−2H−1−チア−4a,9−ジアザ−フルオレン−6−イル)−メタノール1.1g、二酸化マンガン6gおよびクロロホルム250mlを添加した。該混合物を室温で1時間撹拌し、次いで、セライトパッドで濾過した。これにより生成物0.67gを得た(61%)。MS:219.0(M+H)。H−NMR(CDCl3):δ 10.04(s,1H)、7.67(m,3H)、4.25(m,2H)、3.27(m,2H)、2.50(m,2H)。
3,4−ジヒドロ−2H−1−チア−4a,9−ジアザ−フルオレン−6−カルボアルデヒド(660mg、3mmol)のアセトニトリル溶液30mlに臭化マグネシウムエーテラート1.03gを添加した。該混合物を23℃で半時間撹拌した。次いで、6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(1.15g、3mmol)の乾燥THF溶液30mlを1分間以内に注入し、次いで、該反応混合物を−20℃に冷却した。次いで、トリエチルアミン(0.7ml、当量)を注入し、該反応混合物を−20℃で5時間撹拌した。次いで、無水酢酸(0.377ml、当量)を注入し、該反応混合物を0℃で18時間放置した。次いで、反応媒体を酢酸エチル400mlで希釈し、5%クエン酸100ml、飽和炭酸水素ナトリウム100ml、および食塩水100mlで洗浄した。次いで、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。ヘキサン中20%酢酸エチルを使用してフラッシュカラムクロマトグラフィー処理して生成物690mgを得た(収率36%);MS:644.9(M+H)
4−ニトロベンジル(5R)−6−[(アセチルオキシ)(3,4−ジヒドロ−2H−[1,3]チアジノ[3,2−a]ベンゾイミダゾール−7−イル)メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボキシレート(700mg、1.1mmol)THF 20mlおよびpH=6.5水性リン酸緩衝液20mlに懸濁した。次いで、該混合物を2時間45psi水素処理した。次いで、セライトパッドで濾過し、真空濃縮してTHFをほとんど除去した。次いで、溶液を0℃に冷却し、1N 水酸化ナトリウムでpH=8に塩基性化した。次いで、水1リットル、次いで、5%〜25%アセトニトリルおよび水を使用して逆相HPLCにより精製した。次いで、真空濃縮により水を除去し、生成物75mg(収率18%)を回収した。融点:>250℃;H−NMR(D2O):δ 7.08(m,6H)、3.70(m,2H)、4.05(m,2H)、3.13(m,2H)、2.22(m,2H);MS:372.1(M+H)。
(5R,6Z)−7−オキソ−6−([1,3]チアゾロ[3,2−a]ベンゾイミダゾール−6−イルメチレン)−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩の製造
工程1:ベンゾ[4,5]イミダゾ[2,1−b]チアゾール−6−カルボン酸メチルエステルの製造
丸底フラスコに2−チオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル3.3g、アルファ−ブロモジエチルアセタール4.5ml、DMF 50mlを添加した。該混合物を10時間還流した。次いで、10%飽和炭酸水素ナトリウム(100ml)中に注ぎ、酢酸エチル100mlで2回抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させた。乾燥剤を濾去し、乾燥濃縮し、10〜30%酢酸エチル/ヘキサンを使用してフラッシュカラムクロマトグラフィー処理して粗製生成物1.16g(32%)を得た。MS:233.1(M+H)。H−NMR(DMSO):δ 7.78(m,5H)、2.04(s,3H、CH3)。
丸底フラスコに(3,4−ジヒドロ−2H−1−チア−4a,9−ジアザ−フルオレン−6−イル)−メタノール1.16g、二酸化マンガン25gおよびクロロホルム250mlを添加した。該混合物を室温で1時間撹拌し、次いで、セライトパッドで濾過した。これにより生成物0.42gを得た(42%)。MS:203.0(M+H)。H−NMR(CDCl3):δ 10.10(ss,1H)、8.24(ss,1H)、7.85(m,3H)、6.96(m,1H)。
ベンゾ[4,5]イミダゾ[2,1−b]チアゾール−6−カルボアルデヒド(404mg、2mmol)のアセトニトリル溶液30mlに臭化マグネシウムエーテラート1.03gを添加した。該混合物を23℃で半時間撹拌した。次いで、6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(770mg、2mmol)の乾燥THF溶液30mlを1分間以内で注入し、次いで、該反応混合物を−20℃に冷却した。次いで、トリエチルアミン(0.7ml、当量)を注入し、該反応混合物を−20℃で5分間撹拌した。次いで、無水酢酸(0.377ml、当量)を注入し、該反応混合物を0℃で18時間放置した。次いで、反応媒体を酢酸エチル400mlで希釈し、5%クエン酸100ml、飽和炭酸水素ナトリウム100ml、および食塩水100mlで洗浄した。次いで、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。ヘキサン中20%酢酸エチルを使用してフラッシュカラムクロマトグラフィー処理して生成物630mgを得た(収率50%);MS:631.9(M+H)
4−ニトロベンジル(5R)−6−[(アセチルオキシ)([1,3]チアゾロ[3,2−a]ベンゾイミダゾール−6−イル)メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボキシレート(630mg、1mmol)をTHF 20mlおよびpH=6.5水性リン酸緩衝液20mlに懸濁した。次いで、該混合物を2時間45psi水素処理した。次いで、セライトパッドで濾過し、真空濃縮してTHFをほとんど除去した。次いで、溶液を0℃に冷却し、1N 水酸化ナトリウムでpH=8に塩基性化した。次いで、水1リットル、次いで、5%〜25%アセトニトリルおよび水を使用して逆相HPLCにより精製した次いで、真空濃縮により水を除去し、生成物33mg(収率8%)を回収した。融点:>250℃;H−NMR(D2O):δ 6.89(m,8H)、5.22(s,2H)、5.02(s,2H)、4.81(s,2H)。
MS:378.1(M+H+Na)。
(5R,6Z)−6−(7,8−ジヒドロ−5H−ピラノ[4,3−d]ピラゾロ[5,1−b][1,3]オキサゾール−2−イルメチレン)7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩の製造
工程1:5−[(4−オキソテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)オキシ]−1H−ピラゾール−3−カルボン酸エチルの製造
5−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−3−カルボン酸エチル(7.0g、45mmol)および炭酸カリウム24.9ggのアセトニトリル500ml中撹拌懸濁液に3−ブロモ−テトラヒドロ−ピラン−4−オン8.0gを添加し、16時間還流した。該反応混合物を室温に冷却し、次いで、濾過し、固体をアセトニトリルで洗浄した。濾液を油状物に濃縮した。残留物を酢酸エチルに溶解し、水で抽出した。有機相をMgSO4で乾燥させ、蒸発乾固させた。所望の生成物9.0g(78%)を白色固体として得た。融点121−123℃;(M+H)255。
ディーン−スタークトラップを使用して5−[(4−オキソテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)オキシ]−1H−ピラゾール−3−カルボン酸エチル(254mg、1mmol)およびメタンスルホン酸(192mg)の酢酸7mlおよびトルエン(50ml)中混合物を18時間還流させた。該反応混合物を室温に冷却した。該反応混合物を濾過した。濾液を油状物に濃縮した。残留物を酢酸エチル、ビカーボネート水溶液に溶解した。有機層を水で洗浄し、MgSO4で乾燥させた。酢酸エチルを除去した後、シリカゲルクロマトグラフィー処理して酢酸エチル/ヘキサンで溶離することにより残留物を精製して白色固体として所望の生成物120mg(51%)を得た。融点:116−118℃;エレクトロスプレー−MS m/z 237.0 (M+H)+
7,8−ジヒドロ−5H−ピラノ[4,3−d]ピラゾロ[5,1−b][1,3]オキサゾール−2−カルボキシレート(1.5g、6.3mmol)のTHF 100ml中撹拌溶液に水素化ホウ素リチウム1.05gおよびメタノール1.54gを添加した。溶液を40℃で2.5時間加熱した。反応を1N HClによりクエンチし、pH1.3に調整し、室温で1時間撹拌した。該反応混合物をK2CO3でpH8に調整した。該反応混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層をMgSO4で乾燥させ、油状物に濃縮し、カラムクロマトグラフィー処理して所望の生成物0.74gを得た(60%)。(M+H)196。
7,8−ジヒドロ−5H−ピラノ[4,3−d]ピラゾロ[5,1−b][1,3]オキサゾール−2−イルメタノール(1.0g、5.1mmol)のCHCl3 60ml中撹拌溶液にMnO2 8gを添加した。該懸濁液を窒素雰囲気下にて1.5時間還流した。該反応混合物をセライトパッドで濾過した。濾液を濃縮して黄色油状物を得た。該生成物をクロマトグラフィー処理して精製した。生成物0.79gを得た(80%);(M+H)193
アルゴン雰囲気下にて室温で無水MgBr2:O(Et)2(2.21g、8.5mmol)の乾燥アセトニトリル(15mL)溶液に7,8−ジヒドロ−5H−ピラノ[4,3−d]ピラゾロ[5,1−b][1,3]オキサゾール−2−カルボアルデヒド(600mg、3.1mmol)および(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(1.54g、4.6mmol)の乾燥THF溶液(20mL)を連続的に添加した。−20℃に冷却した後、Et3N(2.0mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃で2時間撹拌し、無水酢酸(1.04mL)で一度に処理した。該反応混合物を0℃に加温し、0℃で15時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、次いで、該カラムを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離した。回収したフラクションを減圧濃縮し、ジアステレオ異性体の混合物を次工程に使用した。薄黄色の非晶質固体;収量:1.35g、70%;(M+H)619。
4−ニトロベンジル(5R)−6−[(アセチルオキシ)(7,8−ジヒドロ−5H−ピラノ[4,3]ピラゾロ[5,1−b][1,3]オキサゾール−2−イル)メチル]−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボキシレート(1.2g、1.9mmol)をTHF(20mL)、アセトニトリル(10mL)および0.5Mリン酸緩衝液(pH6.5、28mL)に溶解し、40psi圧下にて10%Pd/Cで水素添加した。4時間後、該反応混合物を濾過し、3℃に冷却し、0.1M NaOHを添加してpHを8.5に調整した。濾液を酢酸エチルで洗浄し、水性層を分取した。該水性層を35℃で真空濃縮して黄色の沈殿物を得た。該生成物をHP21樹脂逆相カラムクロマトグラフィーにより精製した。最初に、該カラムを脱イオン水(2リットル)で溶離し、その後、10%アセトニトリル:水で溶離した。該生成物を含有するフラクションを回収し、室温で減圧濃縮した。黄色固体をアセトンで洗浄し、濾過した。この反応において、EおよびZ異性体を形成し、それらを分取HPLCにより分取した。
(5R,6Z)−6−(7,8−ジヒドロ−5H−ピラノ[4,3−d]ピラゾロ[5,1−b][1,3]オキサゾール−2−イルメチレン)7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩:収率87mg、(25%);黄色固体;(M+H+Na)368.2。
H−NMR(D2O):7.04(1H,s)、7.01(1H,s)、6.45(1H,s)、6.09(1H,s)、4.76(2H,m)、4.12(2H,m)、2.96(2H,m)。
(5R,6E)−6−(7,8−ジヒドロ−5H−ピラノ[4,3−d]ピラゾロ[5,1−b][1,3]オキサゾール−2−イルメチレン)7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩:収量75mg、(21%);黄色固体;(M+H+Na)368.2。
H−NMR(D2O):7.08(1H,s)、6.81(1H,s)、6.71(1H,s)、6.40(1H,s)、4.68(2H,m)、4.03(2H,m)、2.87(2H,m)。
(5R,6Z)−7−オキソ−6−(5,6,7,8−テトラヒドロピラゾロ[5,1−b][1,3]ベンゾオキサゾール−2−イルメチレン)−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩の製造
工程1:5−[(2−オキソシクロヘキシル)オキシ]−1H−ピラゾール−3−カルボン酸エチルの製造:
5−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−3−カルボン酸エチル(6.25g、40mmol)および炭酸カリウム22.1gのアセトニトリル500ml中撹拌懸濁液に2−クロロシクロヘキサノン6.35gを添加し、16時間還流した。該反応混合物を室温に冷却し、次いで、濾過し、固体をアセトニトリルで洗浄した。濾液を油状物に濃縮した。残留物を酢酸エチルに溶解し、水で抽出した。有機相をMgSO4で乾燥させ、蒸発乾固させた。該生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、それを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離することにより精製した。所望の生成物4.92g(49%)を白色固体として得た。融点122〜124℃;(M+H)253。
5−[(2−オキソシクロヘキシル)オキシ]−1H−ピラゾール−3−カルボン酸エチル(127.6mg、0.5mmol)およびメタンスルホン酸(95mg)の酢酸5mlおよびトルエン(50ml)中混合物を、ディーン−スタークトラップを使用して18時間還流して水を除去した。該反応混合物を室温に冷却した。該反応混合物を濾過した。濾液を油状物に濃縮した。残留物を酢酸エチルおよびビカーボネート水溶液に溶解した。有機層を水で洗浄し、MgSO4で乾燥させた。酢酸エチルを除去した後、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー処理して酢酸エチル/ヘキサン(1:1)で溶離することにより精製して所望の生成物69.7mg(59%)を白色固体として得た。融点:55〜57℃;エレクトロスプレー−MS m/z 235.0 (M+H)+
5,6,7,8−テトラヒドロピラゾロ[5,1−b][1,3]ベンゾオキサゾール−2−カルボン酸エチル(3.84g、16.4mmol)のTHF 100ml中撹拌溶液に水素化ホウ素リチウム3.05gおよびメタノール3mlを添加した。該溶液を40℃で2.5時間加熱した。該反応を1N HClでクエンチし、pHを1.3に調整し、室温で1時間撹拌した。該反応混合物をK2CO3でpHを8に調整した。該反応混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層をMgSO4で乾燥させ、油状物に濃縮し、カラムクロマトグラフィー処理して所望の生成物2.62gを得た(83%)。融点:82〜84℃;(M+H)193。
5,6、7,8−テトラヒドロピラゾロ[5,1−b][1,3]ベンゾオキサゾール−2−イルメタノール(2.30g、11.97mmol)のCHCl3 60mlの撹拌溶液にMnO2 10gを添加した。該懸濁液を窒素雰囲気下にて1.5時間還流した。該反応混合物をセライトパッドで濾過した。濾液を濃縮して黄色固体を得た。該生成物をクロマトグラフィーにより精製した。該生成物1.95gを得た(85.5%);(M+H)191
アルゴン雰囲気下にて室温で無水MgBr2:O(Et)2(2.21g、8.5mmol)の乾燥アセトニトリル(15mL)溶液に5,6,7,8−テトラヒドロピラゾロ[5,1−b][1,3]ベンゾオキサゾール−2−カルボアルデヒド(589mg、3.1mmol)および(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(1.54g、4.6mmol)の乾燥THF溶液(20mL)を連続的に添加した。−20℃に冷却した後、Et3N(2.0mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃で2時間撹拌し、無水酢酸(1.04mL)で一度に処理した。該反応混合物を0℃に加温し、0℃で15時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、次いで、該カラムを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離した。回収したフラクションを減圧濃縮し、ジアステレオ異性体の混合物を次工程に使用した。薄黄色の非晶質固体;収量:792mg、42%;融点160〜162℃;(M+H)618。
4−ニトロベンジル(5R)−6−[(アセチルオキシ)(5,67,8−テトラヒドロピラゾロ[5,1−b][1,3]ベンゾオキサゾール−2−イル)メチル−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボキシレート(318mg、0.5mmol)をTHF(20mL)、アセトニトリル(10mL)および0.5Mリン酸緩衝液(pH6.5、28mL)に溶解し、40psiにて10%Pd/C(100mg)で水素添加した。4時間後、該反応混合物を濾過し、3℃に冷却し、0.1M NaOHを添加してpHを8.5に調整した。濾液を酢酸エチルで洗浄し、水性層を分取した。該水性層を35℃で真空濃縮して黄色の沈殿物を得た。該生成物をHP21樹脂逆相カラムクロマトグラフィーにより精製した。最初に、該カラムを脱イオン水(2リットル)で溶離し、その後、10%アセトニトリル:水で溶離した。該生成物を含有するフラクションを回収し、室温で減圧濃縮した。黄色固体をアセトンで洗浄し、濾過した。収量:150mg(76%);黄色固体;(M+H+Na)365.2。
H−NMR(D2O):δ 6.92(1H,s)、6.91(1H,s)、6.32(1H,s)、5.85(1H,s)、2.59(4H,m)、1.80(4H,m)。
(5R,6Z)−6−{[6−(エトキシカルボニル)−5,6,7,8−テトラヒドロピラゾロ[5',1':2,3][1,3]オキサゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]メチレン}−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩の製造
工程1:3−{[3−エトキシカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]オキシ}−4−オキソピペリジン−1−カルボン酸エチルの製造
5−ヒドロキシ−1H−ピラゾール−3−カルボン酸エチル(19.5g、127mmol)および炭酸カリウム50.0gのアセトニトリル500ml中撹拌溶液に3−ブロモ−4−オキソ−ピペリジン−1−カルボン酸エチルエステル(37.45g、149mmol)を添加し、16時間還流した。該反応混合物を室温に冷却し、次いで、濾過し、固体をアセトニトリルで洗浄した。濾液を油状物に濃縮した。残留物を酢酸エチルに溶解し、水で抽出した。有機相をMgSO4で乾燥させ、蒸発乾固した。該生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離することにより精製した。所望の生成物8.5g(19%)を黄色油状物として得た。(M+H)326。
3−{[3−エトキシカルボニル)−1H−ピラゾール−5−イル]オキシ}−4−オキソピペリジン−1−カルボキシレート(325mg、1mmol)およびメタンスルホン酸(95mg)の酢酸5mlおよびトルエン(50ml)中混合物を、ディーン−スタークトラップを使用して18時間還流して水を除去した。該反応混合物を室温に冷却した。該反応混合物を濾過した。濾液を油状物に濃縮した。残留物を酢酸エチルおよび水性炭酸水素溶液に溶解した。有機層を水で洗浄し、MgSO4で乾燥させた。酢酸エチルを除去した後、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー処理して酢酸エチル/ヘキサン(1:1)で溶離することにより精製して所望の生成物175mg(57%)を黄色油状物として得た。エレクトロスプレー−MS m/z 308.0 (M+H)+
7,8−テトラヒドロピラゾロ[5',1':2,3][1,3]オキサゾロ[5,4−c]ピリジン−2,6(5H)−ジカルボン酸ジエチル(307mg、1mmol)のTHF 40ml中撹拌溶液に水素化ホウ素リチウム305mgおよびメタノール1mlを添加した。該溶液を40℃で2.5時間加熱した。該反応を1N HClによりクエンチし、pH1.3に調整し、室温で1時間撹拌した。該反応混合物をK2CO3でpH8に調整し、該反応混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層をMgSO4で乾燥させ、油状物に濃縮し、カラムクロマトグラフィー処理して所望の生成物172mgを得た(65%);(M+H)266。
2−(ヒドロキシメチル)−7,8−ジヒドロピラゾロ[5',1':2,3][1,3]オキサゾロ[5,4−c]ピリジン−6(5H)−カルボン酸エチル(1.76g、6.6mmol)のCHCl3 60ml中撹拌溶液にMnO2 10gを添加した。該懸濁液を窒素雰囲気下にて1.5時間還流した。該反応混合物をセライトパッドで濾過した。濾液を濃縮して黄色固体を得た。該生成物をクロマトグラフィーにより精製した。該生成物1.43gを得た(82%);融点:97−990C(M+H)264。
アルゴン雰囲気下にて室温で2−ホルミル−7,8−ジヒドロピラゾロ[5',1':2,3][1,3]オキサゾロ[5,4−c]ピリジン−6(5H)−カルボン酸エチル(790mg、3.mmol)および(5R,6S)−6−ブロモ−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸4−ニトロ−ベンジルエステル(1.54g、4.6mmol)の乾燥THF溶液(20mL)を無水MgBr2:O(Et)2(2.21g、8.5mmol)の乾燥アセトニトリル(15mL)溶液に連続的に添加した。−20℃に冷却した、Et3N(2.0mL)を一度に添加した。反応容器をホイルで覆って遮光した。該反応混合物を−20℃で2時間撹拌し、無水酢酸(1.04mL)で一度に処理した。該反応混合物を0℃に加温し、0℃で15時間撹拌した。該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム、および食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、セライトパッドで濾過した。該パッドを酢酸エチルで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー処理し、次いで、該カラムを酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離した。回収したフラクションを減圧濃縮し、ジアステレオ異性体の混合物を次工程に使用した。薄黄色の非晶質固体;収量:1.67g、81%;(M+H)690。
2−[(アセチルオキシ)(5R)−6−ブロモ−2−Z{[(4−ニトロベンジル)オキシ]カルボニル}−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−6−イル]メチル]−7,8−ジヒドロピラゾロ[5',1':2,3][1,3]オキサゾロ[5,4−c]ピリジン−6(5H)−カルボン酸エチル(828mg、0.5mmol)をTHF(20mL)、アセトニトリル(10mL)および0.5Mリン酸緩衝液(pH6.5、28mL)に溶解し、40psi圧にて10%Pd/C(200mg)で水素添加した。4時間後、該反応混合物を濾過し、3℃に冷却し、0.1M NaOHを添加してpHを8.5に調整した。濾液を酢酸エチルで洗浄し、水性層を分取した。該水性層を35℃で真空濃縮して黄色の沈殿物を得た。該生成物をHP21樹脂逆相カラムクロマトグラフィーにより精製した。最初に、該カラムを脱イオン水(2リットル)で溶離し、その後、10%アセトニトリル:水で溶離した。該生成物を含有するフラクションを回収し、室温で減圧濃縮した。黄色固体をアセトンで洗浄し、濾過した。収量375mg(71%);黄色固体;(M+H+Na)438.4。
H−NMR(D2O):δ 6.96(1H,s)、6.94(1H,s)、6.41(1H,s)、6.00(1H,s)、4.53(2H,m)、4.13(2H,q)、3.78(2H,m)、2.78(2H,m)、1.21(3H,t)。
Claims (25)
- 三環式ヘテロアリール基が式:
R1は、H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリールまたは単環式もしくは二環式飽和複素環、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル(ただし、Nと直接結合している炭素原子には二重結合も三重結合も存在すべきではない);置換されていてもよいペルフルオロアルキル、−S(O)p置換されていてもよいアルキルまたはアリール(ここで、pは0〜2である)、置換されていてもよい−C=Oヘテロアリール、置換されていてもよい−C=Oアリール、置換されていてもよい−C=Oアルキル、置換されていてもよい−C=Oシクロアルキル、置換されていてもよい−C=O単環式または二環式飽和複素環、置換されていてもよいC1−C6アルキルアリール、置換されていてもよいC1−C6アルキルヘテロアリール、置換されていてもよいアリール−C1−C6アルキル、置換されていてもよいヘテロアリール−C1−C6アルキル、置換されていてもよいC1−C6アルキル単環式または二環式飽和複素環、炭素数8〜16の置換されていてもよいアリールアルケニル、−CONR6R7、−SO2NR6R7、置換されていてもよいアリールアルキルオキシアルキル、置換されていてもよい−アルキル−O−アルキル−アリール、置換されていてもよい−アルキル−O−アルキル−ヘテロアリール、置換されていてもよいアリールオキシアルキル、置換されていてもよいヘテロアリールオキシアルキル、置換されていてもよいアリールオキシアリール、置換されていてもよいアリールオキシヘテロアリール、置換されていてもよいC1−C6アルキルアリールオキシアリール、置換されていてもよいC1−C6アルキルアリールオキシヘテロアリール、置換されていてもよいアルキルアリールオキシアルキルアミン、置換されていてもよいアルコキシカルボニル、置換されていてもよいアリールオキシカルボニル、または置換されていてもよいヘテロアリールオキシカルボニルであり;
R2は、水素、置換されていてもよいC1−C6アルキル、置換されていてもよいC2−C6アルケニル、置換されていてもよいC2−C6アルキニル、ハロゲン、シアノ、N−R6R7、置換されていてもよいC1−C6アルコキシ、ヒドロキシ;置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、COOR6、置換されていてもよいアルキルアリールオキシアルキルアミン、置換されていてもよいアリールオキシ、置換されていてもよいヘテロアリールオキシ、置換されていてもよいC3−C6アルケニルオキシ、置換されていてもよいC3−C6アルキニルオキシ、C1−C6アルキルアミノ−C1−C6アルコキシ、アルキレンジオキシ、置換されていてもよいアリールオキシ−C1−C6アルキルアミン、C1−C6ペルフルオロアルキル、S(O)q−置換されていてもよいC1−C6アルキル、S(O)q−置換されていてもよいアリール(ここで、qは0、1または2である)、CONR6R7、グアニジノまたは環状グアニジノ、置換されていてもよいアルキルアリール、置換されていてもよいアリールアルキル、置換されていてもよいC1−C6アルキルヘテロアリール、置換されていてもよいヘテロアリール−C1−C6アルキル、置換されていてもよいC1−C6アルキル単環式または二環式飽和複素環、炭素数8〜16の置換されていてもよいアリールアルケニル、SO2NR6R7、置換されていてもよいアリールアルキルオキシアルキル、置換されていてもよいアリールオキシアルキル、置換されていてもよいヘテロアリールオキシアルキル、置換されていてもよいアリールオキシアリール、置換されていてもよいアリールオキシヘテロアリール、置換されていてもよいヘテロアリールオキシアリール、置換されていてもよいC1−C6アルキルアリールオキシアリール、置換されていてもよいC1−C6アルキルアリールオキシヘテロアリール、置換されていてもよいアリールオキシアルキル、置換されていてもよいヘテロアリールオキシアルキル、または置換されていてもよいアルキルアリールオキシアルキルアミンであり;
R6およびR7は、独立して、H、置換されていてもよいC1−C6アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいC1−C6アルキルアリール、置換されていてもよいアリールアルキル、置換されていてもよいヘテロアリールアルキル、置換されていてもよいC1−C6アルキルヘテロアリールであるか、または、R6およびR7は一緒なって、N−R1、O、およびS(O)n(ここで、nは0〜2である)から選択される1または2個のヘテロ原子を有していてもよい3〜7員飽和環系を形成することができ;
Y1、Y2、Y3およびY4は、独立して、CまたはNであり得る]
で示される基である、請求項1記載の化合物。 - 三環式ヘテロアリール基が
W1、W2およびW3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、またはN−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);R1、R2、R6、R7、Y1、Y2、Y3およびY4は、請求項2における定義と同じであり;
R4は、H、置換されていてもよいC1−C6アルキル、OH(ただし、R4が2つともOHである場合はない)、C1−C6アルコキシ、−S−C1−C6アルキル、COOR6、−NR6R7、−CONR6R7であるか;またはR4R4は、一緒になって=Oであってもよいか、または、R4R4は、それらが結合している炭素と一緒になって、N、O、S(O)n(ここで、nは0〜2である)、N−R1から選択されるヘテロ原子が存在するかまたは存在しない5〜8員のスピロ系を形成してもよく;
tは1〜3である]
で示される基である、請求項1記載の化合物。 - 三環式ヘテロアリール基が
Y1、およびY2は、独立して、CまたはNであり;
W1、W2およびW3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、またはN−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);R1、R2、R6、およびR7は請求項2における定義と同じであり;
R4は、H、置換されていてもよいC1−C6アルキル、OH(ただし、R4が2つともOHである場合はない)、C1−C6アルコキシ、−S−C1−C6アルキル、COOR6、−NR6R7、−CONR6R7であるか;またはR4R4は、一緒になって=Oであってもよいか、または、R4R4は、それらが結合している炭素と一緒になって、N、O、S(O)n(ここで、nは0〜2である)、N−R1から選択されるヘテロ原子が存在するかまたは存在しない5〜8員のスピロ系を形成してもよく;
tは1〜3である]
で示される基である、請求項1記載の化合物。 - 三環式ヘテロアリール基が
W1およびW2は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、N−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は飽和環を形成するようには生じ得ない);
R1、R2、R6、R7、Y1、Y2、Y3およびY4は、請求項2における定義と同じであり;
R4は、H、置換されていてもよいC1−C6アルキル、OH(ただし、R4が2つともOHである場合はない)、C1−C6アルコキシ、−S−C1−C6アルキル、COOR6、−NR6R7、−CONR6R7であるか;またはR4R4は一緒になって=Oであってもよいか、または、R4R4は、それらが結合している炭素と一緒になって、N、O、S(O)n(ここで、nは0〜2である)、N−R1から選択されるヘテロ原子が存在するかまたは存在しない5〜8員のスピロ系を形成してもよく;
tは1〜3である]
で示される基である、請求項1記載の化合物。 - 三環式ヘテロアリール基が
W1およびW2は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、またはN−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);
R1、R2、R6、R7、Y1、Y2、Y3およびY4は、請求項2における定義と同じであり;
R4は、H、置換されていてもよいC1−C6アルキル、OH(ただし、R4が2つともOHである場合はない)、C1−C6アルコキシ、−S−C1−C6アルキル、COOR6、−NR6R7、−CONR6R7であるか;またはR4R4は一緒になって=Oであってもよいか、またはR4R4は、それらが結合する炭素と一緒になって、N、O、S(O)n(ここで、nは0〜2である)、N−R1から選択されるヘテロ原子が存在するかまたは存在しない5〜8員のスピロ系を形成してもよく;
tは0〜3である]
で示される基である、請求項1記載の化合物。 - 三環式ヘテロアリール基が
Y1およびY4は、独立して、CまたはNであり;
Y2およびY3は、独立して、CHまたはNであり;
W1、W2、W3、W4およびW5は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、またはN−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);
R1、R2、R6、およびR7は、請求項2における定義と同じであり;
R4は、H、置換されていてもよいC1−C6アルキル、OH(ただし、R4が2つともOHである場合はない)、C1−C6アルコキシ、−S−C1−C6アルキル、COOR6、−NR6R7、−CONR6R7であるか;またはR4R4は一緒になって=Oであってもよいか、またはR4R4は、それらが結合する炭素と一緒になって、N、O、S(O)n(ここで、nは0〜2である)、N−R1から選択されるヘテロ原子が存在するかまたは存在しない5〜8員のスピロ系を形成してもよく;
tは0〜2であり;
uは1〜3である]
で示される基である、請求項1記載の化合物。 - 三環式ヘテロアリール基が
W1、W2、W3は、独立して、CR4R4、O、N−R1、またはS=(O)r(rは0〜2である)であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);
R1、R2、R6、R7、Y1、Y2、Y3およびY4は、請求項2における定義と同じであり;
R4は、H、置換されていてもよいC1−C6アルキル、OH(ただし、R4が2つともOHである場合はない)、C1−C6アルコキシ、−S−C1−C6アルキル、COOR6、−NR6R7、−CONR6R7であるか;またはR4R4は一緒になって=Oであってもよいか、またはR4R4は、それらが結合する炭素と一緒になって、N、O、S(O)n(ここで、nは0〜2である)、N−R1から選択されるヘテロ原子が存在するかまたは存在しない5〜8員のスピロ系を形成してもよく;
tは1〜4である]
で示される基である、請求項1記載の化合物。 - 三環式ヘテロアリール基が
W1、W2およびW3は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、またはN−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);
R1、R2、R6、R7、Y1、Y2、Y3およびY4は、請求項2おける定義と同じであり;
R4は、H、置換されていてもよいC1−C6アルキル、OH(ただし、R4が2つともOHである場合はない)、C1−C6アルコキシ、−S−C1−C6アルキル、COOR6、−NR6R7、−CONR6R7であるか;またはR4R4は一緒になって=Oであってもよいか、またはR4R4は、それらが結合する炭素と一緒になって、N、O、S(O)n(ここで、nは0〜2である)、N−R1から選択されるヘテロ原子が存在するかまたは存在しない5〜8員のスピロ系を形成してもよく;
tは1〜3である]
で示される基である、請求項1記載の化合物。 - 三環式ヘテロアリール基が
W1、およびW2は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、またはN−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);
R1、R2、R6、R7、Y1、Y2、Y3およびY4は、請求項2おける定義と同じであり;
R4は、H、置換されていてもよいC1−C6アルキル、OH(ただし、R4が2つともOHである場合はない)、C1−C6アルコキシ、−S−C1−C6アルキル、COOR6、−NR6R7、−CONR6R7であるか;またはR4R4は一緒になって=Oであってもよいか、またはR4R4は、それらが結合する炭素と一緒になって、N、O、S(O)n(ここで、nは0〜2である)、N−R1から選択されるヘテロ原子が存在するかまたは存在しない5〜8員のスピロ系を形成してもよく;
tは1〜2である]
で示される基である、請求項1記載の化合物。 - 三環式ヘテロアリール基が
W1、W2、W3、W4およびW5は、独立して、CR4R4、S(O)r(rは0〜2である)、O、またはN−R1であり(ただし、S−S、S−OまたはO−O結合形成は、飽和環を形成するようには生じ得ない);
R1、R2、R6、R7、Y1、Y2、Y3およびY4は、請求項2おける定義と同じであり;
R4は、H、置換されていてもよいC1−C6アルキル、OH(ただし、R4が2つともOHである場合はない)、C1−C6アルコキシ、−S−C1−C6アルキル、COOR6、−NR6R7、−CONR6R7であるか;またはR4R4は一緒になって=Oであってもよいか、またはR4R4は、それらが結合する炭素と一緒になって、N、O、S(O)n(ここで、nは0〜2である)、N−R1から選択されるヘテロ原子が存在するかまたは存在しない5〜8員のスピロ系を形成してもよく;
tは1〜3であり;
uは1〜3である]
で示される基である、請求項1記載の化合物。 - XがSである、請求項1〜17いずれか1項記載の化合物。
- (5R,6Z)−6−(イミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
(5R,6Z)−6−[(7−メトキシイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
(5R,6Z)−6−[(7−クロロイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
(5R),(6Z)−6−イミダゾ[1,2−a]キノリン−2−イルメチレン−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
(5R),(6Z)−6−(6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[d]イミダゾ[2,1−b][1,3]チアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
(5R),(6Z)−6−(イミダゾ[1.2−a]キノキサリン−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩;
(5R,6Z)−6−[(7−メチルイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
(5R),(6Z)−6−(4,5,6,7−テトラヒドロ−1,3a,3b,8−テトラアザ−シクロペンタ[a]インデン−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩;
(5R,6E)−6−[(10−ベンジル−11−オキソ−10,11−ジヒドロジベンゾ[b,f][1,4]オキサゼピン−8−イル)メチレン]−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
6−(5−エトキシ−7,8−ジヒドロ−6H−3,4,8b−トリアザ−as−インダセン−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
(5R,6EおよびZ)−7−オキソ−6−(4H,10H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]ベンゾオキサゼピン−2−イルメチレン)−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩;
(5R),(6Z)−6−(5H−イミダゾ[2,1−a]イソインドール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩;
(5R,6Z)−6−[(5−メチルイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
(5R,6Z)−6−[(7−フルオロイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
(5R),(6Z)−6−(5,8−ジヒドロ−6H−イミダゾ[2,1−b]ピラノ[4,3−d][1,3]チアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
(5R),(6Z)−6−(イミダゾ[2,1−b]ベンゾチアゾール−7−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
(5R),(6Z)−7−オキソ−6−([1,3]チアゾロ[3,2−a]ベンゾイミダゾール−2−イルメチレン)−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
(5R),(6Z)−6−(7,8−ジヒドロ−6H−シクロペンタ[3,4]ピラゾロ[5,1−b][1,3]チアゾール−2−イルメチレン)−7−オキソ−6−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
(5R),(6Z)−7−オキソ−6−(5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[2,1−b][1,3]ベンゾチアゾール−2−イルメチレン)−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
(5R),(6Z)−8−[(9−メチル−9H−イミダゾ[1,2−a]ベンゾイミダゾール−2−イル)メチレン]−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸;
(5R,6Z)−7−オキソ−6−(4H−チエノ[2',3':4,5]チオピラノ[2,3−b]ピリジン−2−イルメチレン)−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸(ナトリウム塩);
(5R,6Z)−7−オキソ−6−(4H−チエノ[2',3':4,5]チオピラノ[2,3−b]ピリジン−2−イルメチレン)−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸(ナトリウム塩);
(5R,6Z)−6−[(5−メチル−7,8−ジヒドロ−6H−シクロペンタ[e][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル)メチレン]−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩;
(5R,6Z)−6−{[7−(エトキシカルボニル)−6,7,8,9−テトラヒドロピリド[3,4−e][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル]メチレン}−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩;
(5R,6Z)−6−(8',9'−ジヒドロ−6'H−スピロ[1,3−ジオキソラン−2,7'−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]キナゾリン]−2'−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩;
(5R,6Z)−6−[(5−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]キナゾリン−2−イル)メチレン]−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩;
(5R,6Z)−6−[(5−メトキシ−7,8−ジヒドロ−6H−シクロペンタ[e]イミダゾ[1,2−a]ピリミジン−2−イル)メチレン]−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩;
(5R,6Z)−6−({5−[2−(ベンジルオキシ)エトキシ]−7,8−ジヒドロ−6H−シクロペンタ[e]イミダゾ[1,2−a]ピリミジン−2−イル}メチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩;
(5R,6Z)−6−(2,3−ジヒドロ[1,3]チアゾロ[3,2−a]ベンゾイミダゾール−6−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩;
(5R,6Z)−6−(3,4−ジヒドロ−2H−[1,3]チアジノ[3,2−a]ベンゾイミダゾール−7−イルメチレン)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩;
(5R,6Z)−7−オキソ−6−([1,3]チアゾロ[3,2−a]ベンゾイミダゾール−6−イルメチレン)−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩;
(5R,6Z)−6−(7,8−ジヒドロ−5H−ピラノ[4,3−d]ピラゾロ[5,1−b][1,3]オキサゾール−2−イルメチレン)7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩;
(5R,6Z)−7−オキソ−6−(5,6,7,8−テトラヒドロピラゾロ[5,1−b][1,3]ベンゾオキサゾール−2−イルメチレン)−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩;
(5R,6Z)−6−{[6−(エトキシカルボニル)−5,6,7,8−テトラヒドロピラゾロ[5',1':2,3][1,3]オキサゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]メチレン}−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプタ−2−エン−2−カルボン酸ナトリウム塩
からなる群から選択される請求項1記載の化合物。 - 細菌感染症または疾患の治療を必要とする患者におけるその治療方法であって、該患者に請求項1〜19いずれか1項記載の式Iで示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくはインビボ加水分解性エステルの有効量を投与することを含む方法。
- 化合物をベータラクタム系抗生物質と共投与する、請求項20記載の方法。
- β−ラクタム系抗生物質対化合物の比が約1:1から約100:1の範囲である請求項21記載の方法。
- β−ラクタム系抗生物質対化合物の比が10:1未満である請求項22記載の方法。
- 医薬上許容される担体および請求項1〜19いずれか1項記載の式Iで示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくはインビボ加水分解性エステルの有効量を含む医薬組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US37705102P | 2002-05-01 | 2002-05-01 | |
PCT/US2003/013451 WO2003093280A1 (en) | 2002-05-01 | 2003-04-30 | Heterotricyclyl 6-alkylidene-penems as βετα-lactamase inhibitors |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005533018A true JP2005533018A (ja) | 2005-11-04 |
JP2005533018A5 JP2005533018A5 (ja) | 2010-03-04 |
JP4472515B2 JP4472515B2 (ja) | 2010-06-02 |
Family
ID=29401436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004501419A Expired - Lifetime JP4472515B2 (ja) | 2002-05-01 | 2003-04-30 | ベータ−ラクタマーゼ阻害剤としてのヘテロトリサイクリル−6−アルキリデン−ペネム |
Country Status (23)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US7018997B2 (ja) |
EP (1) | EP1499622B1 (ja) |
JP (1) | JP4472515B2 (ja) |
KR (1) | KR20050007366A (ja) |
CN (1) | CN100506825C (ja) |
AR (1) | AR039475A1 (ja) |
AT (1) | ATE425169T1 (ja) |
AU (1) | AU2003239325B8 (ja) |
BR (1) | BR0309878A (ja) |
CA (1) | CA2483562C (ja) |
DE (1) | DE60326562D1 (ja) |
DK (1) | DK1499622T3 (ja) |
EC (1) | ECSP045405A (ja) |
ES (1) | ES2322951T3 (ja) |
IL (1) | IL164898A0 (ja) |
MX (1) | MXPA04010662A (ja) |
NO (1) | NO20044550L (ja) |
NZ (1) | NZ536181A (ja) |
RU (1) | RU2004135086A (ja) |
TW (1) | TW200404809A (ja) |
UA (1) | UA78312C2 (ja) |
WO (1) | WO2003093280A1 (ja) |
ZA (1) | ZA200409691B (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AR039475A1 (es) * | 2002-05-01 | 2005-02-23 | Wyeth Corp | 6-alquiliden-penems triciclicos como inhibidores de beta-lactamasa |
AR039774A1 (es) * | 2002-05-01 | 2005-03-02 | Wyeth Corp | 6-alquiliden-penems biciclicos como inhibidores de beta-lactamasas |
AR039476A1 (es) * | 2002-05-01 | 2005-02-23 | Wyeth Corp | Proceso para preparar derivados de 6-alquiliden penem |
US20040132708A1 (en) * | 2002-05-01 | 2004-07-08 | Wyeth | Process for preparing 6-alkylidene penem derivatives |
TW200716104A (en) * | 2005-06-01 | 2007-05-01 | Wyeth Corp | Tricyclic 6-alkylidene-penems as class-D β -lactamases inhibitors |
TW200716102A (en) * | 2005-06-01 | 2007-05-01 | Wyeth Corp | Bicyclic 6-alkylidene-penems as class-D β -lactamases inhibitors |
CA2616468A1 (en) * | 2005-07-27 | 2007-03-08 | Wyeth | Tricyclic 6-alkylidene-penem .beta.-lactamase inhibitors and .beta.-lactam antibiotic combination: a broad spectrum antibiotic |
BRPI0613927A2 (pt) * | 2005-07-27 | 2011-02-15 | Wyeth Corp | uso de cefepima ou um sal farmaceuticamente aceitável desta e um composto da fórmula i ou um sal farmaceuticamente aceitável ou éster deste hidrolisável in vivo; composição; embalagem; e produto |
GT200600380A (es) * | 2005-08-24 | 2007-03-29 | Proceso para la preparacion de inhibidores de beta-lactamasa | |
US20100063023A1 (en) * | 2008-09-10 | 2010-03-11 | Wyeth | Bicyclic and Tricyclic Substituted 6-Methylidene Carbapenems as Broad Spectrum Beta-Lactamase Inhibitors |
US20110288063A1 (en) * | 2010-05-19 | 2011-11-24 | Naeja Pharmaceutical Inc. | Novel fused bridged bicyclic heteroaryl substituted 6-alkylidene penems as potent beta-lactamase inhibitors |
EP4370130A1 (en) * | 2021-07-15 | 2024-05-22 | Genentech, Inc. | Therapeutic compounds and methods |
Family Cites Families (122)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US474771A (en) * | 1892-05-10 | Telethermometer | ||
US470395A (en) * | 1892-03-08 | hannum | ||
GB1257034A (ja) * | 1968-03-25 | 1971-12-15 | ||
US3644825A (en) * | 1969-12-31 | 1972-02-22 | Texas Instruments Inc | Magnetic detection system for detecting movement of an object utilizing signals derived from two orthogonal pickup coils |
US3821469A (en) * | 1972-05-15 | 1974-06-28 | Amperex Electronic Corp | Graphical data device |
US4017858A (en) * | 1973-07-30 | 1977-04-12 | Polhemus Navigation Sciences, Inc. | Apparatus for generating a nutating electromagnetic field |
US3868565A (en) * | 1973-07-30 | 1975-02-25 | Jack Kuipers | Object tracking and orientation determination means, system and process |
US3983474A (en) * | 1975-02-21 | 1976-09-28 | Polhemus Navigation Sciences, Inc. | Tracking and determining orientation of object using coordinate transformation means, system and process |
US4054881A (en) * | 1976-04-26 | 1977-10-18 | The Austin Company | Remote object position locater |
DE2718804C3 (de) * | 1977-04-27 | 1979-10-31 | Karlheinz Prof. Dr. 3000 Hannover Renner | Vorrichtung zur PositionierungskontroUe von Patienten und/oder Bestrahlungsquellen |
US4182312A (en) * | 1977-05-20 | 1980-01-08 | Mushabac David R | Dental probe |
US4206067A (en) * | 1978-10-02 | 1980-06-03 | Chevron Research Company | Thermally stabilized erosion-inhibited functional fluids containing perhalometal compounds and an organic base |
US4256112A (en) * | 1979-02-12 | 1981-03-17 | David Kopf Instruments | Head positioner |
US4341220A (en) * | 1979-04-13 | 1982-07-27 | Pfizer Inc. | Stereotactic surgery apparatus and method |
US4314251A (en) * | 1979-07-30 | 1982-02-02 | The Austin Company | Remote object position and orientation locater |
US4608977A (en) * | 1979-08-29 | 1986-09-02 | Brown Russell A | System using computed tomography as for selective body treatment |
US4319136A (en) * | 1979-11-09 | 1982-03-09 | Jinkins J Randolph | Computerized tomography radiograph data transfer cap |
US4328548A (en) * | 1980-04-04 | 1982-05-04 | The Austin Company | Locator for source of electromagnetic radiation having unknown structure or orientation |
US4346384A (en) * | 1980-06-30 | 1982-08-24 | The Austin Company | Remote object position and orientation locator |
DE3176517D1 (en) * | 1980-04-24 | 1987-12-17 | Beecham Group Plc | Beta-lactam compounds, their preparation and use |
US4688037A (en) * | 1980-08-18 | 1987-08-18 | Mcdonnell Douglas Corporation | Electromagnetic communications and switching system |
US4638798A (en) * | 1980-09-10 | 1987-01-27 | Shelden C Hunter | Stereotactic method and apparatus for locating and treating or removing lesions |
US4506676A (en) * | 1982-09-10 | 1985-03-26 | Duska Alois A | Radiographic localization technique |
EP0120613A1 (en) | 1983-03-02 | 1984-10-03 | Beecham Group Plc | Penem derivatives and precursors |
US4651732A (en) * | 1983-03-17 | 1987-03-24 | Frederick Philip R | Three-dimensional light guidance system for invasive procedures |
US4613866A (en) * | 1983-05-13 | 1986-09-23 | Mcdonnell Douglas Corporation | Three dimensional digitizer with electromagnetic coupling |
NL8302228A (nl) * | 1983-06-22 | 1985-01-16 | Optische Ind De Oude Delft Nv | Meetstelsel voor het onder gebruikmaking van een op driehoeksmeting berustend principe, contactloos meten van een door een oppervlakcontour van een objectvlak gegeven afstand tot een referentieniveau. |
DE3342675A1 (de) * | 1983-11-25 | 1985-06-05 | Fa. Carl Zeiss, 7920 Heidenheim | Verfahren und vorrichtung zur beruehrungslosen vermessung von objekten |
US4753528A (en) * | 1983-12-13 | 1988-06-28 | Quantime, Inc. | Laser archery distance device |
FI82471C (fi) | 1984-01-26 | 1991-03-11 | Beecham Group Plc | Foerfarande foer framstaellning av farmakologiskt aktiva 6-metylenpenemderivater. |
GB8402086D0 (en) | 1984-01-26 | 1984-02-29 | Beecham Group Plc | Compounds |
US4841967A (en) * | 1984-01-30 | 1989-06-27 | Chang Ming Z | Positioning device for percutaneous needle insertion |
EP0150984B1 (en) | 1984-01-30 | 1991-09-11 | Pfizer Inc. | 6-(substituted) methylenepenicillanic and 6-(substituted) hydroxymethylpenicillanic acids and derivatives thereof |
US4583538A (en) * | 1984-05-04 | 1986-04-22 | Onik Gary M | Method and apparatus for stereotaxic placement of probes in the body utilizing CT scanner localization |
EP0167050A1 (en) | 1984-06-21 | 1986-01-08 | Beecham Group Plc | Clavulanate compounds, their preparation and use and intermediates thereof |
US4617925A (en) * | 1984-10-01 | 1986-10-21 | Laitinen Lauri V | Adapter for definition of the position of brain structures |
US4618975A (en) * | 1984-12-21 | 1986-10-21 | At&T Technologies, Inc. | Method and apparatus for analyzing a porous nonhomogeneous cylindrical object |
US4838265A (en) * | 1985-05-24 | 1989-06-13 | Cosman Eric R | Localization device for probe placement under CT scanner imaging |
SE447848B (sv) * | 1985-06-14 | 1986-12-15 | Anders Bengtsson | Instrument for metning av ytors topografi |
US4805615A (en) * | 1985-07-02 | 1989-02-21 | Carol Mark P | Method and apparatus for performing stereotactic surgery |
GB8518416D0 (en) * | 1985-07-22 | 1985-08-29 | Beecham Group Plc | Compounds |
GB8518421D0 (en) * | 1985-07-22 | 1985-08-29 | Beecham Group Plc | Compounds |
GB8518422D0 (en) | 1985-07-22 | 1985-08-29 | Beecham Group Plc | Compounds |
US4737032A (en) * | 1985-08-26 | 1988-04-12 | Cyberware Laboratory, Inc. | Surface mensuration sensor |
US4737794A (en) * | 1985-12-09 | 1988-04-12 | Mcdonnell Douglas Corporation | Method and apparatus for determining remote object orientation and position |
US4742356A (en) * | 1985-12-09 | 1988-05-03 | Mcdonnell Douglas Corporation | Method and apparatus for determining remote object orientation and position |
ATE159021T1 (de) | 1986-01-17 | 1997-10-15 | Beecham Group Plc | Verfahren zur herstellung von penem derivaten und zwischenprodukte zu dieser herstellung |
SE469321B (sv) * | 1986-04-14 | 1993-06-21 | Joenkoepings Laens Landsting | Saett och anordning foer att framstaella en modifierad tredimensionell avbildning av ett elastiskt deformerbart foeremaal |
US4821731A (en) * | 1986-04-25 | 1989-04-18 | Intra-Sonix, Inc. | Acoustic image system and method |
US4822163A (en) * | 1986-06-26 | 1989-04-18 | Robotic Vision Systems, Inc. | Tracking vision sensor |
US4723544A (en) * | 1986-07-09 | 1988-02-09 | Moore Robert R | Hemispherical vectoring needle guide for discolysis |
US4733969A (en) * | 1986-09-08 | 1988-03-29 | Cyberoptics Corporation | Laser probe for determining distance |
US4761072A (en) * | 1986-09-30 | 1988-08-02 | Diffracto Ltd. | Electro-optical sensors for manual control |
US4750487A (en) * | 1986-11-24 | 1988-06-14 | Zanetti Paul H | Stereotactic frame |
US4891369A (en) * | 1986-12-03 | 1990-01-02 | Taiho Pharmaceutical Company, Limited | 2β-Substituted-methylpenicillanic acid derivatives, and salts and esters thereof |
DE3703422A1 (de) * | 1987-02-05 | 1988-08-18 | Zeiss Carl Fa | Optoelektronischer abstandssensor |
US4745290A (en) * | 1987-03-19 | 1988-05-17 | David Frankel | Method and apparatus for use in making custom shoes |
US4804261A (en) * | 1987-03-27 | 1989-02-14 | Kirschen David G | Anti-claustrophobic glasses |
US4809694A (en) * | 1987-05-19 | 1989-03-07 | Ferrara Vincent L | Biopsy guide |
DE3717871C3 (de) * | 1987-05-27 | 1995-05-04 | Georg Prof Dr Schloendorff | Verfahren und Vorrichtung zum reproduzierbaren optischen Darstellen eines chirururgischen Eingriffes |
US4836778A (en) * | 1987-05-26 | 1989-06-06 | Vexcel Corporation | Mandibular motion monitoring system |
DE3725375A1 (de) * | 1987-07-31 | 1989-02-09 | Bayer Ag | Stabile oxapenem-3-carbonsaeuren |
US4829373A (en) * | 1987-08-03 | 1989-05-09 | Vexcel Corporation | Stereo mensuration apparatus |
US4931056A (en) * | 1987-09-04 | 1990-06-05 | Neurodynamics, Inc. | Catheter guide apparatus for perpendicular insertion into a cranium orifice |
JPS6472736A (en) * | 1987-09-14 | 1989-03-17 | Toshiba Corp | Mri apparatus |
GB8724566D0 (en) | 1987-10-20 | 1987-11-25 | Roussel Lab Ltd | Chemical compounds |
US4991579A (en) * | 1987-11-10 | 1991-02-12 | Allen George S | Method and apparatus for providing related images over time of a portion of the anatomy using fiducial implants |
US5027818A (en) * | 1987-12-03 | 1991-07-02 | University Of Florida | Dosimetric technique for stereotactic radiosurgery same |
GB8729614D0 (en) | 1987-12-18 | 1988-02-03 | Beecham Group Plc | Novel compounds |
GB8729613D0 (en) | 1987-12-18 | 1988-02-03 | Beecham Group Plc | Novel compounds |
US4869247A (en) * | 1988-03-11 | 1989-09-26 | The University Of Virginia Alumni Patents Foundation | Video tumor fighting system |
US5099846A (en) * | 1988-12-23 | 1992-03-31 | Hardy Tyrone L | Method and apparatus for video presentation from a variety of scanner imaging sources |
US5098426A (en) * | 1989-02-06 | 1992-03-24 | Phoenix Laser Systems, Inc. | Method and apparatus for precision laser surgery |
US5197476A (en) * | 1989-03-16 | 1993-03-30 | Christopher Nowacki | Locating target in human body |
US5285787A (en) * | 1989-09-12 | 1994-02-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Apparatus for calculating coordinate data of desired point in subject to be examined |
EP0427358B1 (en) * | 1989-11-08 | 1996-03-27 | George S. Allen | Mechanical arm for and interactive image-guided surgical system |
NZ237202A (en) | 1990-02-23 | 1994-01-26 | Bristol Myers Squibb Co | Composition containing beta-lactam antibiotic and cationic oligopeptide |
US5224049A (en) * | 1990-04-10 | 1993-06-29 | Mushabac David R | Method, system and mold assembly for use in preparing a dental prosthesis |
US5107839A (en) * | 1990-05-04 | 1992-04-28 | Pavel V. Houdek | Computer controlled stereotaxic radiotherapy system and method |
US5017139A (en) * | 1990-07-05 | 1991-05-21 | Mushabac David R | Mechanical support for hand-held dental/medical instrument |
US5193106A (en) * | 1990-08-28 | 1993-03-09 | Desena Danforth | X-ray identification marker |
EP1690511B1 (en) * | 1990-10-19 | 2010-07-14 | St. Louis University | Surgical probe locating system for head use |
US5480439A (en) * | 1991-02-13 | 1996-01-02 | Lunar Corporation | Method for periprosthetic bone mineral density measurement |
US5279309A (en) * | 1991-06-13 | 1994-01-18 | International Business Machines Corporation | Signaling device and method for monitoring positions in a surgical operation |
GB9116236D0 (en) | 1991-07-27 | 1991-09-11 | Smithkline Beecham Plc | Novel compounds |
US5207688A (en) * | 1991-10-31 | 1993-05-04 | Medco, Inc. | Noninvasive head fixation method and apparatus |
US5330485A (en) * | 1991-11-01 | 1994-07-19 | Clayman David A | Cerebral instrument guide frame and procedures utilizing it |
US5230623A (en) * | 1991-12-10 | 1993-07-27 | Radionics, Inc. | Operating pointer with interactive computergraphics |
US5306271A (en) * | 1992-03-09 | 1994-04-26 | Izi Corporation | Radiation therapy skin markers |
US5299253A (en) * | 1992-04-10 | 1994-03-29 | Akzo N.V. | Alignment system to overlay abdominal computer aided tomography and magnetic resonance anatomy with single photon emission tomography |
US5389101A (en) * | 1992-04-21 | 1995-02-14 | University Of Utah | Apparatus and method for photogrammetric surgical localization |
GB9222700D0 (en) | 1992-10-29 | 1992-12-09 | Smithkline Beecham Plc | Chemical compounds |
US5309913A (en) * | 1992-11-30 | 1994-05-10 | The Cleveland Clinic Foundation | Frameless stereotaxy system |
US5517990A (en) * | 1992-11-30 | 1996-05-21 | The Cleveland Clinic Foundation | Stereotaxy wand and tool guide |
US5551429A (en) * | 1993-02-12 | 1996-09-03 | Fitzpatrick; J. Michael | Method for relating the data of an image space to physical space |
US5799099A (en) * | 1993-02-12 | 1998-08-25 | George S. Allen | Automatic technique for localizing externally attached fiducial markers in volume images of the head |
US5483961A (en) * | 1993-03-19 | 1996-01-16 | Kelly; Patrick J. | Magnetic field digitizer for stereotactic surgery |
DE69432961T2 (de) * | 1993-04-22 | 2004-02-12 | Image Guided Technologies, Inc., Boulder | Anordnung zur Bestimmung der gegenseitigen Lage von Körpern |
US5391199A (en) * | 1993-07-20 | 1995-02-21 | Biosense, Inc. | Apparatus and method for treating cardiac arrhythmias |
US5738096A (en) * | 1993-07-20 | 1998-04-14 | Biosense, Inc. | Cardiac electromechanics |
FR2709656B1 (fr) * | 1993-09-07 | 1995-12-01 | Deemed Int Sa | Installation pour opération de microchirurgie assistée par ordinateur et procédés mis en Óoeuvre par ladite installation. |
DE9314075U1 (de) * | 1993-09-17 | 1994-01-20 | Dwl Elektron Systeme Gmbh | Vorrichtung zur Aufnahme wenigstens einer sonographischen Sonde |
US5558091A (en) * | 1993-10-06 | 1996-09-24 | Biosense, Inc. | Magnetic determination of position and orientation |
US5446548A (en) * | 1993-10-08 | 1995-08-29 | Siemens Medical Systems, Inc. | Patient positioning and monitoring system |
US5394875A (en) * | 1993-10-21 | 1995-03-07 | Lewis; Judith T. | Automatic ultrasonic localization of targets implanted in a portion of the anatomy |
GB9326248D0 (en) | 1993-12-23 | 1994-02-23 | Smithkline Beecham Plc | Pharmaceutical formulations |
CN1094353C (zh) | 1994-04-25 | 2002-11-20 | 史密斯克莱·比奇曼公司 | 含有β-内酰胺酶抑制性青霉烯与β-内酰胺抗生素复合的药物制剂及其在治疗细菌感染中的应用 |
US5600330A (en) * | 1994-07-12 | 1997-02-04 | Ascension Technology Corporation | Device for measuring position and orientation using non-dipole magnet IC fields |
US5769861A (en) * | 1995-09-28 | 1998-06-23 | Brainlab Med. Computersysteme Gmbh | Method and devices for localizing an instrument |
ATE233089T1 (de) * | 1998-10-15 | 2003-03-15 | Sarawak Medichem Pharmaceuticals Inc | Verfahren und zusammensetzung zur behandlung und vorbeugung von mycobacterium infektionen |
GB9928290D0 (en) * | 1999-12-01 | 2000-01-26 | Univ Belfast | Process for preparing ambient temperature ionic liquids |
EP1199077A1 (en) * | 2000-10-19 | 2002-04-24 | Amura Limited | Stable compositions of oxapenem-3-carboxylic acids by Co-lyophilisation with pharmaceutical carriers |
GB0106428D0 (en) * | 2001-03-15 | 2001-05-02 | Amura Ltd | Antibacterial composition |
AR039476A1 (es) * | 2002-05-01 | 2005-02-23 | Wyeth Corp | Proceso para preparar derivados de 6-alquiliden penem |
AR039475A1 (es) | 2002-05-01 | 2005-02-23 | Wyeth Corp | 6-alquiliden-penems triciclicos como inhibidores de beta-lactamasa |
US20040132708A1 (en) * | 2002-05-01 | 2004-07-08 | Wyeth | Process for preparing 6-alkylidene penem derivatives |
AR039774A1 (es) * | 2002-05-01 | 2005-03-02 | Wyeth Corp | 6-alquiliden-penems biciclicos como inhibidores de beta-lactamasas |
AR046041A1 (es) * | 2003-10-03 | 2005-11-23 | Aventis Pharma Inc | Procedimiento para la preparacion de compuestos heterociclicos n-amino sustituidos |
TW200716104A (en) * | 2005-06-01 | 2007-05-01 | Wyeth Corp | Tricyclic 6-alkylidene-penems as class-D β -lactamases inhibitors |
TW200716102A (en) * | 2005-06-01 | 2007-05-01 | Wyeth Corp | Bicyclic 6-alkylidene-penems as class-D β -lactamases inhibitors |
CA2616468A1 (en) * | 2005-07-27 | 2007-03-08 | Wyeth | Tricyclic 6-alkylidene-penem .beta.-lactamase inhibitors and .beta.-lactam antibiotic combination: a broad spectrum antibiotic |
BRPI0613927A2 (pt) * | 2005-07-27 | 2011-02-15 | Wyeth Corp | uso de cefepima ou um sal farmaceuticamente aceitável desta e um composto da fórmula i ou um sal farmaceuticamente aceitável ou éster deste hidrolisável in vivo; composição; embalagem; e produto |
-
2003
- 2003-04-28 AR ARP030101469A patent/AR039475A1/es not_active Application Discontinuation
- 2003-04-29 TW TW092110031A patent/TW200404809A/zh unknown
- 2003-04-30 DE DE60326562T patent/DE60326562D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2003-04-30 JP JP2004501419A patent/JP4472515B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 2003-04-30 BR BR0309878-8A patent/BR0309878A/pt not_active IP Right Cessation
- 2003-04-30 ES ES03733911T patent/ES2322951T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2003-04-30 AT AT03733911T patent/ATE425169T1/de not_active IP Right Cessation
- 2003-04-30 AU AU2003239325A patent/AU2003239325B8/en not_active Ceased
- 2003-04-30 KR KR10-2004-7017588A patent/KR20050007366A/ko not_active Application Discontinuation
- 2003-04-30 CN CNB038097192A patent/CN100506825C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2003-04-30 CA CA2483562A patent/CA2483562C/en not_active Expired - Fee Related
- 2003-04-30 WO PCT/US2003/013451 patent/WO2003093280A1/en active Application Filing
- 2003-04-30 UA UA20041109780A patent/UA78312C2/uk unknown
- 2003-04-30 EP EP03733911A patent/EP1499622B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2003-04-30 RU RU2004135086/04A patent/RU2004135086A/ru not_active Application Discontinuation
- 2003-04-30 NZ NZ536181A patent/NZ536181A/en unknown
- 2003-04-30 DK DK03733911T patent/DK1499622T3/da active
- 2003-04-30 MX MXPA04010662A patent/MXPA04010662A/es active IP Right Grant
- 2003-05-01 US US10/427,427 patent/US7018997B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2004
- 2004-10-22 NO NO20044550A patent/NO20044550L/no not_active Application Discontinuation
- 2004-10-28 IL IL16489804A patent/IL164898A0/xx unknown
- 2004-10-29 EC EC2004005405A patent/ECSP045405A/es unknown
- 2004-11-30 ZA ZA200409691A patent/ZA200409691B/xx unknown
-
2005
- 2005-11-18 US US11/283,288 patent/US20060074064A1/en not_active Abandoned
-
2008
- 2008-08-07 US US12/187,707 patent/US7691842B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AR039475A1 (es) | 2005-02-23 |
AU2003239325B2 (en) | 2009-04-23 |
ES2322951T3 (es) | 2009-07-02 |
NO20044550L (no) | 2005-01-28 |
NZ536181A (en) | 2007-06-29 |
US7018997B2 (en) | 2006-03-28 |
ZA200409691B (en) | 2009-09-30 |
US7691842B2 (en) | 2010-04-06 |
CA2483562C (en) | 2011-06-21 |
KR20050007366A (ko) | 2005-01-17 |
MXPA04010662A (es) | 2005-01-25 |
EP1499622A1 (en) | 2005-01-26 |
BR0309878A (pt) | 2005-04-19 |
UA78312C2 (en) | 2007-03-15 |
US20040043978A1 (en) | 2004-03-04 |
WO2003093280A1 (en) | 2003-11-13 |
AU2003239325A1 (en) | 2003-11-17 |
DE60326562D1 (de) | 2009-04-23 |
EP1499622B1 (en) | 2009-03-11 |
RU2004135086A (ru) | 2005-05-10 |
CN1649882A (zh) | 2005-08-03 |
CN100506825C (zh) | 2009-07-01 |
ECSP045405A (es) | 2005-01-03 |
US20080318921A1 (en) | 2008-12-25 |
AU2003239325B8 (en) | 2009-06-18 |
DK1499622T3 (da) | 2009-06-08 |
JP4472515B2 (ja) | 2010-06-02 |
ATE425169T1 (de) | 2009-03-15 |
IL164898A0 (en) | 2005-12-18 |
TW200404809A (en) | 2004-04-01 |
CA2483562A1 (en) | 2003-11-13 |
US20060074064A1 (en) | 2006-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7691842B2 (en) | Tricyclic 6-alkylidene-penems as β-lactamase inhibitors | |
US7812014B2 (en) | Bicyclic 6-alkylidene-penems as β-lactamase inhibitors | |
JP2008542376A (ja) | クラスDのβラクタマーゼ阻害剤としての三環系6−アルキリデンペネム類 | |
US20060276445A1 (en) | Bicyclic 6-alkylidene-penems as class-D beta-lactamases inhibitors | |
EP1499620B1 (en) | Process for preparing 6-alkylidene penem derivatives | |
US20040132708A1 (en) | Process for preparing 6-alkylidene penem derivatives | |
US20070232582A1 (en) | 4-substituted or unsubtituted-7-hydro-1,4-thiazepine-7-[bicyclic or tricyclic heteroaryl] substituted-3,6-dicarboxylic acid derivatives as beta-lactamase inhibitors | |
US7229983B2 (en) | 4-substituted or unsubstituted-7-hydro-1,4-thiazepine-7-[bicyclic or tricyclic heteroaryl] substituted-3,6-dicarboxylic acid derivatives as β-lactamase inhibitors |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060131 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091006 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100106 |
|
A524 | Written submission of copy of amendment under article 19 pct |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524 Effective date: 20100106 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100202 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100303 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |