JP2005532798A - 高速調理装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

パン製品を焼いたりピザを調理する等の場合に食料製品を迅速に調理することができる調理装置。調理装置は、食料製品の上方及び/又は下方から空気インピンジメントを使用する。幾つかの場合には、食料製品の表面に所望の色及びさくさくした食感を与えるために、赤外線ヒータ(19A,19B)が使用される。幾つかの場合には、食料製品の上面とは反対側の食料製品の下面に、熱エネルギの増大が提供される。幾つかの場合には、増大は、ガス又は電気であってよい余分なヒータ(248,250)による。装置は特に、パン製品を焼いたり、サンドイッチ製品を調理したり(パンを焼き、サンドイッチの中身を加熱する)及び/又はピザを調理したりするために適用される。食料製品のタイプに応じて、食料製品の上面又は下面により多くの熱エネルギを供給することによって、迅速な調理時間が達成され、これにより、品質及び速度を与える。

Description

本発明は、調理装置及び方法、特に調理されたパン製品がさくさくした食感を備えるようにパン製品、例えばピザ、マフィン、ベーグル及び同様のものを迅速に調理することができる調理装置及び方法に関する。この調理装置は、その他の食料製品、例えば肉、野菜及び/又は付け合わせを加熱することもできる。
ファーストフード産業において、パン製品、例えばピザ、マフィン、ベーグル及び同様のものの高品質な調理のためのより迅速な調理時間が現在要求されている。ファーストフード産業において使用された従来のトースタの1つのタイプは接触式トースタである。接触式トースタの例は、現在1999年11月16日に認可された米国特許第5983785号である、本出願と同じ譲受人に譲渡された1999年2月24日に出願された米国特許出願第09/257149号明細書に記載されている。この特許が開示している接触式トースタにおいて、パン製品は、加熱された定置の熱板の表面と押圧接触されながらコンベヤベルトによって運搬される。接触式トースタは、概して、パン製品の一方の表面、例えば加熱された熱板に押し付けられた表面のみを焼く。このような接触式トースタは、パン製品、例えばベーグル又はマフィンの高品質な焼成を達成するために比較的長い時間を必要とする。コンベヤベルトの速度を高めかつ熱板の温度を高めることは焼き時間を短縮するが、食料製品を焦がしたり温度が低い製品を製造するおそれがある。
非接触式トースタの例は、パン製品を収容するスロットのそれぞれの側において2つの電気ヒータエレメントを使用する一般的な家庭用トースタである。このタイプの非接触式トースタは、パン製品の向き合った概して平坦な表面を焼く。このようなトースタは概して、温度が焼かれている製品に応じて上下させられることができるようにヒータエレメントの温度の調整を行うレオスタット制御装置を有している。例えば、温度は、厚いパン製品、例えばマフィン又はベーグルのためのより良くかつより迅速な焼きを得るために上昇させられる。しばしば、所望の焼き時間のための温度は高すぎるのでパン製品は焦げてしまう。
空気噴射加熱を使用するトンネルオーブンは、ピザを含む広範囲な食料製品を調理するために知られている。トンネルオーブンの例は米国特許第4873107号明細書に記載されている。この特許は、調理経路に沿ってギャップを形成するように配置された、反対方向に回転する1対のコンベヤベルトを開示している。別個の加熱された空気マニホールドが、ギャップにおいて調理経路に沿って運搬されるピザ材料の上面及び下面に加圧された高温空気を吹き付けるために、それぞれのコンベヤベルトと共に位置決めされている。このタイプのトンネルオーブンは、食品を高温で短時間で焦がすことなく調理することができる。しかしながら、さらに高速で調理するトンネルオーブンが必要とされている。慣用のトンネルオーブンは、調理される食料製品にさくさくした食感を与えることができない。
米国特許第4873107号明細書のトンネルオーブンは、食品に衝突する前に拡散又は霧化(plume)するように、互いに及び食品から離間させられた、断面が矩形の空気ジェット開口を使用する。このことは、食品に極めて均一な調理パターンを提供し、これにより、食品の表面における縞模様を回避する傾向がある。空気ジェット配列は、ファン速度の調整により空気ジェットフィンガを横切る横方向不均衡を妨害することなしに空気流チューニングを可能にする。このチューニングは、上部プレナム又は空気ジェットフィンガの垂直方向高さ調整と共に使用された場合、様々な高さの食品を収容する。すなわち、手作業による垂直方向高さ調整は、種々異なる高さの食品を収容するために必要とされる。
したがって、調理時間がより速いトンネル調理装置が必要とされている。
また、焦がすことなく高品質かつ迅速な焼成を達成することができかつさらに焼成されたパン製品のさくさくした食感を提供することができる調理装置が必要とされている。
また、空気ジェットフィンガの垂直方向高さを調整することなく可変高さの食品を収容するためのチューニング能力を備えたトンネル調理装置が必要とされている。
本発明は、焦がすことなくより迅速な焼成/調理の前記要求を満たしかつさらにさくさくした食感を提供する調理装置を提供する。
本発明は、食品製品及び付け合わせを加熱する調理装置を提供する。
発明の概要
本発明の実施形態による調理装置は、入口と出口とを有するハウジングを有している。焼成/調理通路がハウジング内に規定されている。コンベヤアセンブリは、入口において挿入された食料製品を焼成/調理通路に沿って移動させる。加熱空気インピンジメントアセンブリは、食料製品の上面に、食料製品を加熱するための及び上面を褐色に焼くための高温空気を供給するように配置されている。電気ヒータは、食料製品の下面に熱及び赤外線エネルギを供給するために通路の下方に配置されている。焼成/調理の後、食料製品は出口へ搬送される。
高温空気は、食料製品を60秒未満で焼成温度に急速に加熱する温度を有している。高温空気は、急速な焼成時間の最後までに食料製品の下面及び側面にさくさくした食感を与えるように赤外線熱を促進する温度環境を提供する。
コンベヤアセンブリは、加熱空気インピンジメントアセンブリからギャップによって離間させられたコンベヤベルトループを有している。通路はギャップ内に配置されている。有利には、食料製品の上方の距離を変化させ、ひいてはインピンジメントの箇所における高温空気速度を変化させるために、空気インピンジメントアセンブリは、昇降させることによって調整可能である。
有利には、加熱空気インピンジメントアセンブリ及び電気ヒータアセンブリは、通路に沿って2つ以上の焼成/調理領域を提供するように構成されることができ、これにより、種々異なる焼成/調理温度及び空気速度を採用することができる。
択一的な実施形態において、コンベヤベルトアセンブリは、1対の並列した下部ベルトループを有しており、これらの下部ベルトループは、空気インピンジメントアセンブリと共に並列通路を形成している。これにより、各通路は、種々異なる厚さ又は高さの食料製品を同時に焼成/調理するように設定されることができる。択一的に、通路ギャップは、同じ厚さの食料製品の焼成/調理能力を二倍にするように同じであることができる。
別の択一的な実施形態において、加熱されたインピンジメント空気は、食料製品の下方からも供給される。電気加熱アセンブリは、赤外線エネルギとインピンジメント空気との間に著しい干渉が存在しないように、加熱されたインピンジメント空気のコラムに対して配置されている。
本発明の調理装置のさらに別の実施形態において、上面又は下面のうちの一方に供給される熱エネルギが他方に供給されるものよりも大きいように熱エネルギが食料製品の上面及び下面に供給される。熱エネルギは、少なくとも部分的に、空気の上部コラムを上面にかつ空気の下部コラムを下部に提供する空気インピンジメントアセンブリによって供給される。
供給機構は、上部及び下部コラムを形成する空気を加熱するための手段と、加熱するための手段と食料製品の下面との間に配置された第1のヒータとを有している。有利には、第1のヒータは空気インピンジメントアセンブリと下面との間に配置されている。第1のヒータは有利には、直接に空気の第1のコラム内に位置することなしに、加熱された空気の下部コラムを縫うように配置されたヒータエレメントを含んでいる。空気インピンジメントアセンブリは有利には、複数の開口を備えた表面を含んでおり、これらの開口を加熱された空気の下部コラムが通過させられ、ヒータエレメントは何れの開口にも重なり合っていない。
択一的な実施形態において、第1のヒータは空気インピンジメントアセンブリ内に配置されている。第1のヒータエレメントは、ジェット開口と最小限の干渉を提供するように、加熱空気の下部コラムを形成するジェット開口を縫うように配置されていてよい。択一的に、ヒータエレメントは、下部プレナム内においてファンアセンブリに近付けて配置されてもよい。
本発明の別の実施形態によれば、調理装置は、オーブンキャビティ及び加熱チャンバをも有している。空気インピンジメントアセンブリは少なくとも部分的にオーブンキャビティ内に配置されており、第1のヒータは加熱チャンバ内に配置されている。供給するための手段は有利には、加熱手段によって加熱された循環する空気流を提供する。循環する空気流は、空気の下部コラムを含む第1の経路と、空気の上部コラムを含む第2の経路とに分割される。第1のヒータは、第1の経路における循環する空気流の温度を、第2の経路における循環する空気流の温度よりも上昇させる。
有利には、第1のヒータは、空気インピンジメントアセンブリと食料製品の下面との間か、空気インピンジメントアセンブリの内部か、又は空気インピンジメントアセンブリと加熱手段との間に配置されている。
供給するための手段は、循環する空気流内に配置されたファンアセンブリをも有しており、第1のヒータはファンアセンブリ内に配置されている。供給するための手段は有利には、循環する空気流を第1及び第2の経路に分割するための分割装置をも有している。第1のヒータは、第1の経路における循環する空気流の温度を上昇させるように分割装置に対して配置されている。第1のヒータは、第1の経路又は分割装置に配置されており、この場合、1つ以上の放熱孔等の、第1の経路との伝熱手段を有している。第1のヒータは、ガスヒータ又は電気ヒータであってよい。
様々な実施形態において、調理装置は、択一的に又は付加的に、空気の上部コラムを形成する空気を冷却するための手段を有している。すなわち、供給手段は、空気の下部又は上部コラムの温度を変化させるための手段を有している。この実施形態の1つの態様によれば、変化させるための手段は、空気の下部コラムの温度を上昇させるか、空気の上部コラムの温度を冷却するか、又はその両方である。
本発明の方法は、加熱された空気のコラムとして提供される加熱された空気の流れを、食料製品の上面に提供することによって食料製品を調理する。また、熱は食料製品の下面に提供される。食料製品の上面及び下面に提供される熱エネルギは、下面に提供される熱エネルギが上面に提供されるものよりも大きいように制御される。
有利には、赤外線エネルギも食料製品の下面に提供される。択一的に又は付加的に、加熱された空気の流れの一部は、空気の上部コラムを形成するときに使用されるために冷却される。有利には、加熱された空気流は、空気の下部コラムが空気の上部コラムよりも高温であるように制御される。
本発明の調理装置の別の実施形態は、インピンジメント空気のコラムを提供するための複数のジェット開口を有する手段を有している。インピンジメント空気のコラムは、ジェット開口と食料製品との間の距離を調整することなしに、種々異なる高さの食料製品を調理するためのインピンジメント空気のブランケットを形成する。調理装置は、種々異なる高さの食料製品を実質的に同じ調理時間で調理することができる。
有利には、ジェット開口は、種々異なる高さの食料製品を調理するための種々異なるBTU供給速度を提供するように成形された断面を有している。断面は有利には少なくとも1つの細長い部分を有しており、この細長い部分は、端部か、中央か又はそれらの組み合わせに配置された1つ以上の広がった部分を備えている。断面は有利には、犬の骨状、ジャック状及び星形から成るグループから選択されている。
択一的な実施形態において、インピンジメント空気のコラムは、食料製品の上方、下方又は上方及び下方から食料製品に向けられている。インピンジメントコラムは有利には、上方及び下方から食料製品に向かって送られるインピンジメント空気の上部コラム及び下部コラムを含んでいる。コンベヤは有利には、食料製品をインピンジメント空気のブランケットに通過させるために設けられている。
択一的な実施形態において、食料製品の上面及び下面に提供される熱エネルギを制御するための制御手段が設けられており、この制御手段は、上面下面に平衡した又は平衡していない熱エネルギを提供することができる。有利には、食料製品の上面又は下面のいずれか一方に、他方よりも大きな熱エネルギが提供される。
別の択一的な実施形態において、食料製品に熱を提供するために1つ以上の放射ヒータが配置されている。放射ヒータのうちの1つは食料製品の上面又は下面の上方又は下方に配置されており、インピンジメント空気のコラムは他方の面に送られる。択一的に、放射ヒータの第1及び第2のものは、食料製品の上面及び下面の上方又は下方に配置されている。有利には、両方オン、両方オフ又は一方がオンで一方がオフから状態を選択することによって放射ヒータのオン/オフ状態を選択的に制御するための制御手段が設けられている。
本発明の方法の別の実施形態において、種々異なる高さの食料製品が、インピンジメント空気のブランケットを形成するジェット開口を介してインピンジメント空気のコラムを提供することによって料理される。インピンジメント空気のブランケットは、ジェット開口と食料製品との間の距離を調整することなしに、種々異なる高さの食料製品を調理する。この方法は、種々異なる高さの食料製品を実質的に同じ調理時間で調理することができる。
有利には、ジェット開口は、種々異なる高さの食料製品を調理するための種々異なるBTU供給速度を提供するように成形された断面を有している。断面は有利には、少なくとも1つの細長い部分を有しており、この部分は、端部か、中央か又はこれらの組み合わせに配置された1つ以上の広がった部分を備えている。断面は有利には、犬の骨状、ジャック状及び星形から成るグループから選択されている。
インピンジメント空気のコラムは、食料製品の上方、下方又は上方及び下方から食料製品に向かって送られる。
方法の別の実施形態において、熱エネルギは、食料製品の上面及び下面に制御可能に提供され、上面及び底面に平衡した又は平衡していない熱エネルギを提供することができる。
本発明のその他の課題、利点及び特徴は、添付の図面に関連した以下の明細書を参照することによって理解されるであろう。添付の図面において同じ符号は構造の同じエレメントを示している。
図1から図3までを参照すると、本発明の有利な実施形態による高速調理装置11が設けられている。高速調理装置11は、ハウジング14と、コンベヤアセンブリ13と、空気インピンジメントアセンブリ17と、ヒータアセンブリ19、例えば電気ヒータアセンブリ又は空気インピンジメントアセンブリとを有している。例えば、ヒータアセンブリ19は電気ヒータアセンブリとして示されている。
ハウジング14は、入口26と、出口28と、出口29とを有している。食料製品は、入口26を介して調理装置11に進入し、コンベヤアセンブリ13によって出口28又は出口29へ焼成/調理通路30に沿って運搬される。コンベヤアセンブリ13は、食料製品12を焼成/調理通路30に沿って右から左へ運搬するために図3に矢印によって示された方向に循環するコンベヤベルトループ136を有している。食料製品12は、重力によって、コンベヤベルトループ136の左側端部において、出口28に通じるシュート40を通る通路上又は、出口29に通じる戻りシュート42上に載置される。シュート40を通る通路は、食料製品12を出口28から排出させたい場合に使用される。食料製品を出口29から排出させたい場合には、シュート40を通る通路は、除去されるか又は、食料製品12が戻りシュート41に進入できるような位置へ移動させられる。
焼成/調理通路30は、第1の焼成/調理領域31Aと第2の焼成/調理領域31Bとに分割されている。空気インピンジメントアセンブリ17は、コンベヤベルトループ136の上方に配置されており、第1の空気インピンジメントヒータ17Aと第2の空気インピンジメントヒータ17Bとを有している。コンベヤベルトループ136と空気インピンジメントアセンブリ17とは、ギャップ‘g’によって分離されている。焼成/調理通路30はギャップ‘g’に配置されている。電気ヒータアセンブリ19は、焼成/調理領域31A及び31Bにおいてベルトループ136の下方に配置された、第1の電気ヒータエレメント19Aと第2の電気ヒータエレメント19Bとを有している。
本発明の重要な特徴は、食料製品12の上面を褐色に色づけながら、食料製品12,例えばパンを、調理装置11の使用者によって決定された所望の温度に相当する焼成された温度にまで急速に加熱するために空気インピンジメント加熱を使用することである。パン製品を焼成するために、インピンジメント空気の温度は約500゜F〜700゜Fである。最も有利には、インピンジメント空気の温度は、60秒未満で焼成時間を達成するために約600゜Fである。
食料製品12にさくさくした食感を与えるために、電気ヒータ19A及び19Bは、食料製品12の下面及び側面に入射されるための赤外放射を生ぜしめる温度で動作させられる。上記空気インピンジメント温度によって生ぜしめられる環境の場合、約1000゜F〜1800゜Fの範囲の赤外線加熱温度で焼成時間の終了までにさくさくした食感が得られる。
焼成/調理通路30を別個の焼成/調理領域に分割することは、焼成/調理領域31A及び31Bにおいて同じ又は種々異なる焼成/調理温度を使用する融通性を提供する。例えば、食料製品12が冷凍又は冷却されている場合、焼成/調理領域31Aの温度は、食料製品12がゾーン31Aを通過する間にこの食料製品を、暖かいが焼成されない温度に急速に解凍及びもたらすように、高く設定されることができる。ゾーン31Bの温度は、食料製品12の加熱を完了するために幾らか低く設定されることができる。これに対して、幾つかの用途では、ゾーン31A及び31Bにおいて実質的に等しい温度が使用されてよい。
図4を参照すると、ハウジング14は内部フレーム構造16をも有しており、焼成/調理領域31Bに対応する内部フレーム構造の一部のみが示されている。内部フレーム構造16は、垂直に延びたフレームエレメント22,24,30及び32によって垂直方向に分離された、上部及び下部の水平に延びた矩形のフレーム部分18及び20を有している。垂直に配置された矩形のフレーム部分36は、上部及び下部の矩形のフレーム部分18及び20内に配置されていて、角隅においてこれらのフレーム部分に固定されている。中間の垂直に延びたフレームエレメント38も、矩形のフレーム部分36に固定されている。内部フレーム構造は、ハウジング14の外壁にあらゆる適切な形式で固定されている。
空気インピンジメントヒータ17Bは、出口28の僅かに上方に配置された供給ダクトアセンブリ若しくはプレナム70を有している。供給ダクトアセンブリ70は、入口若しくはベース部分78を有しており、この入口若しくはベース部分は、概して、フレーム部分18及び20によって形成された矩形のフレームの、ハウジング垂直フレーム部分36と垂直フレーム部分35との間に配置されている。ベース部分78は、焼成/調理通路に対して平行に延びている。供給ダクトアセンブリ70は、ベース部分78を介して供給される空気を案内するためにベース部分78に結合された3つの供給ダクト若しくはジェットフィンガ80を含んでいる。ベース部分78及びジェットフィンガ80は、概して矩形の断面を有している。
図5を参照すると、各ジェットフィンガ80は、通路28に面した底面82を有している。各底面82は、その長さ方向に沿って、ジェットフィンガ80の長さ方向に対して平行に延びた、概してV字形の突起84及び86の交互の連続によって規定された波形の断面を有している。突起84は、通路28に向かって下方へ突出している。各突起84の頂点には、複数の概して矩形の空気スロット開口88が形成されている。
図6及び図7を参照すると、択一的な実施形態における各ジェットフィンガ80は、ジェットフィンガ80に取り付けるための複数の側壁タブ183を備えた、概して平坦な底面182を有している。空気156をインピンジメント空気として食料製品12(図6及び図7には示されていない)へ送るために、底面182には、複数の概して円形の開口188が形成されている。開口188は、開口の対角の列を含む配列に配置されている。
図8を参照すると、本発明の別の択一的な実施形態によれば、底面182は、3つ以上の突出部を有する複数の多重突出部状の開口198が形成されている。有利には、開口198は、図8に示したように4つの点若しくは十字形を有している。有利には、開口198は、打抜き加工等によって、十字形の突出部が概して下面182から下方へ食料製品12に向かって延びているように形成されている。この構成は、改良された空気インピンジメント流を与えることが分かった。
ダクトアセンブリ70は、1対のラック部材92によってハウジング14に対して垂直方向に選択的に移動するようにハウジング14内に支持されている。ラック部材92は、外部ジェットフィンガ80aに固定されており、1対の協働するピニオンギヤ94は、垂直フレームエレメント20,30,36及び38に適切な支持ブラケット96によって作用的に取り付けられている。各ジェットフィンガ80aのためのピニオンギヤ94は、ジェットフィンガ80aに対して平行に延びた細長い駆動シャフト98によって作用的に結合されている。駆動シャフト98は、ダクトアセンブリ70を選択的に昇降させ、これによりギャップ‘g’を選択的に変化させるために回転させられる。択一的に、ギャップ‘g’を変化させるために、コンベヤベルトアセンブリ13を昇降させることができる。
図4及び図9を参照すると、ハウジング14内からの加熱された調理空気が、ハウジング14内に取り付けられたファン106によってプレナムダクトアセンブリ70に供給される。ファン106は、ハウジング14の内部に面した開口114と、電気式加熱コイル116と、駆動シャフト118とを有しており、この駆動シャフトは、ハウジング14の隣接する壁部119と、この壁部119に適切に固定されたモータ120とを通って外方へ延びている。出口ダクト126は、ファン106から垂直方向に延びており、供給ダクト区分130に摺動可能にかつ内外に重なり合うように収容されており、供給ダクト区分自体は、取付けブラケット132によってベース部分ダクト78に固定されている。この構成により、駆動シャフト98が回転させられるとダクトアセンブリ70が垂直方向に自由に移動する。電気式加熱コイル116は空気156を加熱するために働く。加熱コイル116は、図9に示されたようにファン開口114の下流に又は空気156を加熱するあらゆるその他の位置に配置されていてよい。
コンベヤベルトループ136は、ジェットフィンガ80及び80aに対して直交方向に延びた1対のループ状のローラチェーン138及び140を有している。コンベヤベルトループ136の外端部は、コンベヤベルトループの角隅部において、ローラチェーン138及び140と作用的に係合する適切なスプロケット142によって回転可能に支持されている。スプロケット142は、取付けブラケット144によってハウジング14に固定されている。
横方向で向かい合ったスプロケット142は、適切な結合ロッド146によって相互に結合されている。少なくとも1つの結合ロッド146は、駆動シャフト146aを規定するように後方へ延長されている。駆動シャフト146aは、食料製品12を通路30に沿って水平に運搬するために(図3)矢印によって示された方向にベルトループ136を循環させるように(慣用の駆動装置(図示せず))によって適切に駆動されてよい。
コンベヤベルトループ136は一連の個々の横方向区分150を有しており、これらの横方向区分は、ローラチェーン138,140と共に移動するようにローラチェーン138と140との間に作用的に固定されている。
図3から図9までを参照すると、供給ファン106は空気156(図9)をハウジング14の内部から加熱エレメント116を横切って開口114内へ引き込む。ファン106に進入する加熱空気は、上方へ、ベースダクト部分78内へ送られ、ジェットフィンガ80及び80aを通過し、空気スロット88を介して下方へ通路30に向かって流出する。断面が矩形の高温空気のジェットは、コンベヤベルトループ136と通路30における食料製品12とに衝突し、これにより食料製品12を加熱し、食料製品の上面を褐色にする。食料製品12に衝突した後、空気は、再循環経路を辿って、加熱エレメント116を介してファン開口114へ流れる。
電気ヒータ19Bは、図4に、蛇行したコイルパターンを有する電気加熱コイルとして示されているが、食料製品に所望のさくさくした食感を付与することができるあらゆる形状又は形式の赤外線加熱エレメントも本発明によって考慮されている。電気ヒータ19A及び19Bは、別個の温度レギュレータを備えた別個のコイルであるか、1つの温度レギュレータを備えた、両焼成/調理領域31A及び31Bを横切って延びた組み合わされたコイルであってよい。前記のように、電気ヒータ19A及び19Bは、赤外放射を生ぜしめる温度にまで加熱される。赤外放射は、高温空気インピンジメントアセンブリ17によって生ぜしめられた加熱された環境において、食料製品12の下面及び側面を所望のさくさくした食感を得るように焼くために作用する。
図10を参照すると、本発明の択一的な実施形態は1対のコンベヤベルトループ134A及び134Bを有している。各下部ベルトループ134A及び134Bは、食料製品12を運搬するための別個の焼成/調理通路を形成するために上部ベルトループ136の下方に配置されている。両方の下部ベルトループ134A及び134Bに対して1つのヒータコイル199が使用されている。各通路のギャップ‘g’は、同じ厚さ又は異なる厚さの食料製品が同時に調理される又は焼成されることができるように別個に調整されてよい。例えば、調理又は焼成されることができる同じ厚さの食料材料の数を二倍にするために、両通路が同じギャップを有するように設定されることができる。択一的に、一方の通路は、マフィンのヒールを収容するギャップ‘g’に設定され、他方の通路は、マフィンのクラウンを収容するギャップ‘g’に設定されることができる。付加的に、空気インピンジメントアセンブリ17は、各焼成/調理領域において両通路をカバーするように延長されることができる。択一的に、各通路及び焼成/調理領域に対して別個の空気インピンジメントアセンブリが使用されることができる。
電気加熱アセンブリ19とコンベヤベルトループ136との間の距離は、食料製品12に入射する熱及び赤外線エネルギの強度を変化させるために調整可能である。幾つかの実施形態において、加熱アセンブリ19はコンベヤベルトループ136内に配置されている。
本発明のさらに別の実施形態は、空気インピンジメントアセンブリ17は、食料製品12にインピンジメント空気を提供することができる他の位置に配置されることができる。例えば、空気インピンジメントアセンブリ17は、食料製品12にインピンジメント空気を提供するインピンジメント空気供給配管を備えたハウジング14内のあらゆる箇所に配置されることができる。
幾つかの実施形態において、コンベヤベルトアセンブリ13が、ギャップ“g”を変化させるために垂直方向で調整可能であってよい。
図11及び図12を参照すると、本発明の択一的な実施形態が高速調理装置200として示されている。高速調理装置200は、ハウジング202と、コンベヤアセンブリ204と、空気インピンジメントアセンブリ206と、電気ヒータアセンブリ208とを有している。ハウジング202は、コンベヤアセンブリ204の上方に配置された焼成/調理通路203を規定している。コンベヤアセンブリ204は、焼成/調理経路203に沿って1つ以上のコンベヤベルト(図示せず)上で食料製品(図示せず)を運搬するために循環する。空気インピンジメントアセンブリ206は、上部空気プレナム220と、下部空気プレナム226と、ファン214と、空気ヒータ216と、空気プレナム218とを有している。上部空気プレナム220は、分配斜面222と、底面223と、底面223に形成された複数の開口224とを有している。下部空気プレナム226は、分配斜面228と、上面229と、上面229に形成された複数の開口230とを有している。
ファン214が回転すると、空気流が、空気ヒータ216によって加熱される空気プレナム218内に生ぜしめられる。加熱された空気は、それぞれ矢印236及び238によって示したように、空気プレナム218からスロット232を介して上部空気プレナム220へ、及びスロット234を介して下部空気プレナム226に流入する。上部空気プレナム218内の加熱された空気流は、矢印240によって示されたように斜面222によって下方へ逸らされ、開口224を通ってコンベヤアセンブリ204の上部に向かって及び焼成/調理通路203内へ流れる。下部空気プレナム226内の加熱された空気流は、矢印242によって示されたように斜面228によって上方へ逸らされ、開口230を通ってコンベヤアセンブリ204の底部に向かってかつコンベヤアセンブリ204を通過して焼成/調理通路203に流入する。
上部空気プレナム218は、適切には、実質的に焼成/調理通路203に沿った長さを有する1つのジェットフィンガであってよい。択一的に、上部空気プレナム218は複数のジェットフィンガであってよい。有利には、開口224は十字形を有する。
図12を参照すると、下部空気プレナム226は、焼成/調理通路203の一方の端部に配置されたジェットフィンガ244と、焼成/調理通路203の他方の端部に配置された別のジェットフィンガ246とを有する。開口230は、ジェットフィンガ244及び246の上部に配置されており、有利には十字形を有している。
電気ヒータ208は、ジェットフィンガ244の上方に配置されたヒータエレメント248と、ジェットフィンガ246の上方に配置されたヒータエレメント250と、ジェットフィンガ244と246との間に配置された空間254の上方に配置されたヒータエレメント252とを有している。ヒータエレメント248,250,252は、それぞれ蛇行したパターンに形成された赤外線ヒータである。ヒータエレメント248及び250の蛇行したパターンは、開口230を縫うように、しかし開口230に重なり合うのを回避するように配置されている。この配列により、ヒータエレメント248及び250によって放出される赤外線エネルギと、開口230から上方に流れる空気インピンジメントコラムの対流エネルギとは、互いに最小限の干渉を有する。すなわち、ヒータエレメントは空気流を妨害せず、空気流は、加熱エレメントを冷却することによって赤外線放射を減じることはない。
調理装置200は、赤外線加熱アセンブリ208によって提供される付加的なさくさくした食感という利益を得ながら、焼成/調理通路203の上方及び下方から極めて高温の調理環境を提供する。3つの異なるヒータエレメント248,250及び252と、離間された下部ジェットフィンガ244及び246とを使用することによって、3つの別個の調理ゾーンが規定され、これらの調理ゾーンは、加熱温度と、それぞれのゾーン内での食料製品滞在時間とのために制御されることができる。これは、焼成/調理プロセスにおける大きな融通性を提供する。
図13を参照すると、発明の択一的な実施形態が調理装置260として示されている。調理装置260は図11及び図12の調理装置200と同様であり、その同じ構成部材は同じ符号で示されている。調理装置260は、電気ヒータ208が下部空気プレナム226内に配置されているという点において調理装置200とは異なっている。つまり、ヒータエレメント250は、図13に示されているようにジェットフィンガ246内に配置されている。図13には示されていないが、ヒータエレメント248はジェットフィンガ244内に配置されている(図12参照)。調理装置200及び調理装置260はジェットフィンガ244と246との間の間隔に基づきヒータエレメント252(図12参照)を使用する必要がある又は必要がないことが当業者によって認められるであろう。調理装置11及び200のように、調理装置260は食料製品の上面及び下面に熱を提供し、この場合、食料製品をより迅速に調理するために下面に提供される熱は熱エネルギがより大きい(より高温である)。ヒータエレメント208,248(図13には示されていない)及び250は、上部インピンジメント空気に対して下部インピンジメント空気の温度を上昇させるあらゆる適切な加熱エレメントであってよい。例えば、ヒータエレメント248及び250は赤外線ヒータエレメントであってよい。
図14から図16までを参照すると、本発明の択一的な実施形態は調理装置300として示されている。調理装置300は、オーブンキャビティ302と、ハウジング306内に配置された加熱チャンバ304とを有している。コンベヤアセンブリ308はオーブンキャビティ302内に配置されている。空気インピンジメントアセンブリ312は、部分的にオーブンキャビティ302内に、部分的に加熱チャンバ304内に配置されている。調理通路314はコンベヤアセンブリ308の上方に配置されている。コンベヤアセンブリ308は、食料製品(図示せず)を1つ以上のコンベヤベルト(図示せず)上において調理通路314に沿って運搬するために回転する。
空気インピンジメントアセンブリ310は、1対の上部空気プレナム316及び318と、1対の下部空気プレナム320及び322と、ファンアセンブリ324と、空気ヒータセンブリ326と、空気プレナム318とを有している。上部空気プレナム316及び318は実質的に同じである。例えば、上部空気プレナム316は、分配斜面328と、底面330と、底面330に形成された複数の開口332とを有している。3つの開口332のみが図16に示されているが、底面330のほとんど全体に亘って分配されたより多くの開口322が設けられていることが認められるであろう。
下部空気プレナム320及び322は実質的に同じである。例えば、下部空気プレナム320は、分配斜面334と、上面336と、上面336に形成された複数の開口338とを有している。3つの開口338のみが図16に示されているが、上面336のほとんど全体に亘ってより多くの開口338が設けられていることが認められるであろう。択一的に、上部空気プレナム316及び318の代わりに通路314の長さに沿って延びた1つの上部空気プレナムが使用されることができる及び/又は下部空気プレナム320及び322の代わりに1つの下部空気プレナムが使用されることができる。
ファンアセンブリ324及び空気ヒータアセンブリ326は加熱チャンバ304内に配置されている。ファンアセンブリ324は、軸344上に取り付けられていてかつ別個のファンハウジング346及び348に配置された、1対の遠心ファン340及び342を有している。軸344は、コンベヤアセンブリ308に沿った食料製品の走行方向に対して平行である。ファンハウジング346は、上部プレナム316及び下部プレナム320と流体連通している。ファンハウジング348は、上部プレナム318及び下部プレナム322と流体連通している。空気流分割装置345は、ファン340及び342によって形成された循環空気流を分割するために、ファンハウジング346内に突入している。
空気ヒータセンブリ326は、ガス又は電気エレメント等の1つ又は複数のあらゆる適切な加熱エレメントを有していてよく、循環空気流を加熱するために加熱チャンバ304内の適切な位置に位置決めされている。
ファン340及び342が回転すると、加熱された空気流がファンハウジング346及び348において形成される。加熱された空気流は、分割装置345によって上部空気プレナム316及び318と下部空気プレナム320及び322とに分割される。図16において、この空気流は、上部プレナム316及び下部プレナム320のためにそれぞれ矢印350及び352によって示されている。上部空気プレナム316における加熱された空気流は、分配斜面328によって逸らされ、矢印354によって示されているように下方へ開口330を通ってコンベヤアセンブリ308の上部に向かって、焼成/調理通路314内へ流れる。下部空気プレナム320における加熱された空気流は、斜面334によって上方に逸らされ、矢印356によって示されているように開口338を通ってコンベヤアセンブリ308の底部に向かって、またコンベヤアセンブリ308を通って焼成/調理通路314内へ流れる。
ハウジング306は、オーブンキャビティ302を加熱チャンバ304から分離する壁部358を有している。通路314とファンハウジング346との間の流体連通を提供するために、複数の空気戻しダクト360,362,364,366及び368が壁部358と結合されている。空気戻しダクト360,362及び364は、通路314内にコンベヤアセンブリ308の上方に配置されており、空気戻しダクト366及び368は、通路314内にコンベヤアセンブリ308の下方に配置されている。それぞれの空気戻しダクト360,362,364,366及び368は、循環空気流がファンハウジング346へ戻るための複数の開口を有している。例えば、空気戻しダクト362は、コンベヤアセンブリ308に面した空気戻しダクトの底面に配置された開口370を有している。食料製品(図14及び図15には示されていない)に衝突した後、加熱された空気流は、ファン340及び342の吸引作用により空気戻しダクト360,362,364,366及び368を介して加熱チャンバ304へ戻る。
択一的な実施形態において、上部空気プレナム316及び318及び/又は下部空気プレナム320及び322は、適切には、実質的に焼成/調理通路314に沿った長さを有する1つのジェットフィンガであってよい。択一的に、上部空気プレナム316又は318又は下部空気プレナム320又は322のいずれもが、複数のジェットフィンガであってよい。開口332及び/又は開口338は、行われる調理のタイプに応じてあらゆる適切な形状を有していてよい。
電気ヒータアセンブリ312は、それぞれの下部マニホールドに配置された少なくとも1つのヒータエレメント372を有している。例えば、2つのヒータエレメント372は、図16において分割装置345の下方に配置されている。ヒータエレメント372は、下部プレナム320及び322への空気流の温度を、上部プレナム316及び318への空気流の温度に対して上昇させるあらゆる適切な電気ヒータであってよい。例えば、電気ヒータ372は、赤外線ヒータ又はその他の電気ヒータであってよい。電気ヒータ372を分割装置345の下方に配置することにより、空気流の熱又は熱エネルギが増大され、これにより、下部空気プレナム320及び322を介して食料製品に供給される熱エネルギは、上部空気プレナム316及び318によって供給されるものよりも大きい。このことは、調理時間を短縮する、すなわち、調理装置11,200及び260等の調理装置300は、慣用の空気インピンジメントオーブンよりも高速な調理時間を有する。また、ヒータエレメント372は、パン製品にさくさくした食感を付与する。
図17を参照すると、本発明の別の択一的な実施形態が調理装置380として示されている。調理装置380は、電気ヒータアセンブリ312を有していない点を除いて、実質的に調理装置300と同じである。その代わりに、上部空気プレナム316及び318よりも下部空気プレナム320及び322に向かってより多くの熱を向ける形式で、ガスバーナ382が分割装置345に配置されている。これに関して、燃焼火炎が、下部プレナム320及び322に逸らされている空気流を加熱するように、複数の開口又は窓384が分割装置345の底側に配置されている。
択一的な実施形態において、ガスバーナ382は、ファンハウジング346の下側部分における空気流を加熱するように再配置されることができ、分割装置345は、この上昇された加熱された空気が分割装置の下方において下部空気プレナム320及び322に供給されることを保証するように再位置決めされることができる(例えば図16において先端を逆時計回りに回転させる)。
調理装置300又は360の択一的な実施形態において、分割装置345の上方のファンハウジング346の部分における空気は、下部空気プレナム320及び322への空気流に対して冷却されることができる。この実施形態において、例えば、上部空気流は、分割装置345の上方のファンハウジングの領域内に、より低温の空気を付加することによって冷却されることができる。これは、調理装置300の電気ヒータアセンブリ312又は調理装置380のガスバーナ382を増大する又は交換することができる。より低温の空気は、例えば、通路314から逸らされた希釈空気であることができる。
図18を参照すると、厚い食料製品402と薄い食料製品404とは異なる高さを有している。厚い食料製品402と薄い食料製品404とは、ベーカリー製品、ピザ、ミート、鶏肉又は魚肉製品、野菜及び同様のもの等の、異なる高さを有するあらゆる食料製品であってよい。厚い食料製品402と薄い食料製品404とは、例えば厚いピザ402及び薄いピザ404として示されている。2つの高さの差はBTUΔとして表されている。厚いピザ402の上部は、空気ジェット406から距離Lに配置されているように示されている。薄いピザ404の上部は、距離BTUΔだけ厚いピザ402の上部の下方に位置している。
距離Lが従来のオーブンにおいて設定されると、厚いピザ402及び薄いピザ404は、距離Lを変化させることによって、すなわち上部ジェット又はコンベヤの位置を垂直方向に変化させることによってのみ調理されることができた。このことは、調理時間に影響する温度変化を生ぜしめ、これにより、転換時間を浪費的かつ複雑にした。
特定の断面形状を有しかつ重なり合ったジェットを提供するように間隔を置かれたジェット開口の配列は、より高い食料製品(厚いピザ402)の食料表面において加熱された空気のブランケットを形成するように拡散又は霧化(plume)することができることが発見された。ブランケットにより、厚いピザ402及び薄いピザ404は、距離Lを調整することなくコンベヤ上に互いに隣接させられた場合に調理されることができる。
特定の断面形状は、Lが所定の値である場合、距離BTUΔに亘ってある範囲のBTU供給速度を提供する。このBTU供給速度の範囲は、より高いBTU速度が、トッピングを吹き飛ばすことなく厚いピザ402を完全に調理し、より低いBTU速度が、焦がすことなく薄いピザ404を調理することを保証する。より高いBTU速度及びより低いBTU速度は、依然として加熱された空気をほぼ同じ温度で厚いピザ402及び薄いピザ404に供給する。この範囲内のBTU供給速度は、距離Lを調整することなしに空気圧の調整(例えばファン速度の調整のみ)によって製品高さのばらつきに対して調整されることができる。このチューニングは、厚いピザ402を完全に調理しかつ薄いピザ404を焦がすことなく調理する範囲における供給速度へのチューニングを可能にする。
有利には、断面形状は少なくとも1つのウェブ状部分を含んでおり、このウェブ状部分は、ウェブ状部分の長さに沿って少なくとも1つの広がった領域を有している。より有利には、広がった領域はウェブ状部分の端部に配置されている。さらに一層有利には、ウェブ状部分のそれぞれの端部に広がった領域が設けられていて、犬の骨形状が形成されている。広がった部分は、ウェブ状部分の長さに沿った速度勾配を低減するために働く。
その他の有利な断面形状は、星形を形成するように互いに交差した、各端部に拡大した部分を備えた複数のウェブ状部分を含んでいる。ウェブ状部分の数が2つである場合、形状はジャックである。より有利には、星形及びジャックは、ウェブ状部分の中間点、すなわち交点において付加的な広がった部分をも有している。
この発見は、L=3.937インチでBTUΔ=0.625インチである例のために厚いピザ402及び薄いピザ404のために図19〜30を引用して説明される。
図19〜24を参照すると、3つのジェット開口410,412,414が、それぞれ円形、矩形及び十字形の断面形状を有するように示されている。図19及び20を参照すると、ジェット開口410のための熱トレースは、厚いピザ402及び薄いピザ404の上部へのBTU供給速度が約24〜25.39BTU/lbmの極めて狭い範囲であることを示している。これらの供給速度は極めて接近しているので、チューニングは、ファン速度と、ジェットフィンガと、フィンガ開口プレートとを変更することと、静圧を増大するためにフィンガにおける空気整流器又は遮断板を付加すること、又は戻り空気経路を修正することとを組み合わせることを必要とする。例えば、距離Lの垂直方向の調整は、厚いピザ402及び薄いピザ404を調理するために必要とされる。
同様に、図22は、図23に示した矩形のジェット開口412の場合の約35〜36BTU/lbmの極めて狭い範囲を示している。図24は、十字形のジェット開口412の場合の約23〜約25BTU/lbmの極めて狭い範囲を示している。それぞれのジェット開口410,412及び414は、ジェット開口の中央から縁部若しくは端部に向かって空気速度の著しい降下を有する。これは、食料製品が開口を横切るときに、食料製品が不均一な熱処理(すなわちBTU供給速度)を受けることを意味する。また、ジェット開口412及び414のための空気のジェットコラムは、かなり狭く、より高い食料製品(例えば厚いピザ402)の上部において加熱された空気のブランケットを形成するために使用することが困難である。
図25を参照すると、犬の骨状のジェット開口416はウェブ状部分418を有しており、ウェブ状部分は、ウェブ状部分のそれぞれの端部に配置された広がった部分420及び422を有している。広がった部分は、円形、正方形、矩形及び多角形を含むがこれらに限定されないあらゆる適切な形状を有していてよい。広がった部分420及び422は、ウェブ状部分418の長さに沿った速度変化を減じるために働く。このことは、犬の骨状のジェット開口416によって形成される加熱された空気のジェットコラムにおける、より均一な空気速度を保証するのを助ける。
図26を参照すると、犬の骨状のジェット開口416のための熱トレースは、BTUΔ距離を通じて広いBTU供給速度範囲に亘ってかなり一定の空気ジェットコラム温度を示している。すなわち、BTU供給速度範囲は約26〜約36BTU/lbmである。このことは、距離Lを調整することなしに厚いピザ402及び薄いピザ404を調理するために、空気速度又はファン速度の単純な調整によって供給速度のチューニングを可能にするための大きな十分な範囲を保証する。すなわち、BTU供給速度は、距離Lを調整することなしに厚いピザ402及び薄いピザ494を調理する、広い範囲における1対の値にチューニングされることができる。
図27を参照すると、ジャック状のジェット開口424は、交差した1対のウェブ状部分416を有しており、これらのウェブ状部分は、2つのウェブ状部分の交点若しくは中間点に配置された別の広がった部分426を共有している。広がった部分420,422と同様に、広がった部分426は、円形、正方形、矩形及び多角形を含むがこれらに限定されないあらゆる適切な形状を有していてよい。広がった部分420,422及び426は、ウェブ状部分418の長さに沿った速度変化を減じるために働く。これは、ジャック状のジェット開口416によって形成された加熱空気のジェットコラムにおけるより均一な空気速度を保証するのを助ける。
図28を参照すると、ジャック状のジェット開口424のための熱トレースは、BTUΔ距離を通じてBTU供給速度の広い範囲に亘って、空気ジェットコラムのかなり一定の温度を示している。つまり、BTU供給速度範囲は約25〜約33BTU/lbmである。これは、距離Lを調整することなく厚いピザ402及び薄いピザ404を調理するために、単に空気速度又はファン速度を調整することによって供給速度のチューニングを可能にするための大きな十分な範囲を保証する。すなわち、BTU供給速度は、距離Lを調整することなく厚いピザ402及び薄いピザ404を調理する、広い範囲における1対の値にチューニングされることができる。
図29を参照すると、星形のジェット開口430は、ジャック状の開口424と同様であるが、1対よりも多い犬の骨状の開口416を有しており、これらの開口は、中央の広がった部分426を備えながら交差している。これは、星形のジェット開口416によって形成された加熱空気のジェットコラムにおけるより均一な空気速度を保証するのを助ける。
図30を参照すると、星形ジェット開口416のための熱トレースは、BTUΔ距離を通じて広い範囲のBTU供給速度に亘って空気ジェットコラムのかなり一定の温度を示している。すなわち、BTU供給速度範囲は、約46〜約52BTU/lbmである。これは、距離Lを調整することなく厚いピザ402及び薄いピザ404を調理するために単に空気速度又はファン速度を調整することによって供給速度のチューニングを可能にするための大きな十分な範囲を保証する。すなわち、BTU供給速度は、オーブンにおける同じ調理時間又は滞在時間で、距離Lを調整することなく厚いピザ402及び薄いピザ404を調理する、広範囲の1対の値にチューニングされることができる。
また、図26、図28及び図30の熱トレースは、加熱空気のジェットコラムが、厚いピザ402の上方に加熱空気のブランケットを形成するシステムを設計するための融通性を許容するのに十分に広いことを示している。
図31を参照すると、調理装置440は、コンベヤ442と、コンベヤ442の上方に配置された上部インピンジメントアセンブリ444と、コンベヤ442の下方に配置された下部インピンジメントアセンブリ446とを有している。コンベヤ442は、上部インピンジメントアセンブリ442と下部インピンジメントアセンブリ446との間において通路に沿って食料製品(図示せず)を運搬するために働く。インピンジメントアセンブリ444及び446は、コンベヤ442によって運搬されている食料製品を調理するためのインピンジメント空気を提供するために働く。インピンジメントアセンブリ444及び448は、食料製品を調理するためのあらゆる調理装置11(図1〜図9)、200(図11及び図12)、260(図13)、300(図14〜図17)及び380(図17)並びにあらゆるインピンジメントオーブンにおいて実施されてよい。
電気ヒータ448はコンベヤ442の上方に配置されており、電気ヒータ450はコンベヤ442の下方に配置されている。電気ヒータ448及び450はあらゆる適切な電気ヒータであってよく、有利には、赤外線ヒータ等の放射ヒータである。電気ヒータ448,450は有利にはそれぞれ、例えば図12の調理装置200に示したように、ヒータエレメントを有していて、このヒータエレメントは、インピンジメント空気のコラムとの干渉を最小限にする形式でインピンジメント空気のコラムの間を縫っている。電気ヒータ448及び450は、コンベヤ442とインピンジメントアセンブリ444及び446との間に配置されて示されている。電気ヒータ448及び450は択一的に、例えば図13及び図16に示されているように、それぞれインピンジメントアセンブリ444及び446内に配置されていてよいことが当業者に明らかとなるであろう。
制御ユニット452は電気ヒータ448,450に電気的に接続されている。制御ユニット452は、電気ヒータ448を、両方オフ、両方オン、又は一方がオフで一方がオンになるように制御するために働く。例えば、電気ヒータ448及び450がそれぞれオンとオフであるならば、付加的な熱エネルギが食料製品の上部に提供され、これにより、食料製品の上部にさくさくした食感が与えられる。これに対して、電気ヒータ448及び450がそれぞれオフ及びオンであるならば、付加的な熱エネルギが食料製品の下面に提供され、これにより、食料製品の下面にさくさくした食感が与えられる。両方の電気ヒータがオンであるならば、食料製品の上面及び下面にさくさくした食感が与えられる。
制御装置452が、様々な調理作業のためにプログラムされた形式で電気ヒータ448及び450に提供されるエネルギを制御するために付加的な機能を与えられることができることが当業者に明らかとなるであろう。これは、調理装置440に大きな融通性を与える。さらに、調理装置440の原理は図1〜図30に示された実施例のいずれにおいても実施されてよいことが当業者に明らかとなるであろう。
本発明のブランケット及びチューニングの特徴は、1つのコンベヤ上で様々な高さの食料製品を調理するためのあらゆる調理装置11(図1〜図9)、200(図11及び図12)、260(図13)、300(図14〜図17)及び380(図17)並びにあらゆるインピンジメントオーブンにおいて使用されることができることが当業者に明らかとなるであろう。
本発明のオーブンは、調理されている製品の最大熱吸収率を一致させるために、食料製品の上面及び下面に異なる量の熱エネルギを提供することによって、迅速な調理時間を達成する、ということも当業者に明らかとなるであろう。
本発明は、発明の好適な形式を特に引用しながら説明されているが、添付の請求項に定義されているような本発明の精神及び範囲から逸脱することなく好適な形式に対して様々な変更及び修正が加えられてもよいことは明らかとなるであろう。
本発明による高速調理装置の食料入口側から見た斜視図である。 図1の調理装置の食料出口側から見た斜視図である。 図1の調理装置のコンベヤベルトアセンブリ及び加熱エレメントの正面から見た骨格図である。 図1の調理装置のためのコンベヤアセンブリ及び加熱エレメントの部分図である。 ジェットカーテンプレートのうちの1つの拡大された断片的な斜視図であり、前記ジェットカーテンプレートを通って、加熱されたインピンジメント空気が、図1の調理装置の内部を横切っている食料材料に対して流れる。 ジェットカーテンプレートの択一的な実施形態の斜視図である。 図6のジェットカーテンプレートの平面図である。 ジェットカーテンプレートの別の択一的な実施形態の平面図である。 図4のファンの断片的な断面図である。 ツインコンベヤベルトを有する択一的な実施形態の斜視図である。 本発明の高速調理装置の択一的な実施形態の、正面カバーが取り外された正面図である。 図11の12−12線に沿って見た図である。 本発明の高速調理装置の別の択一的な実施形態の、正面カバーが取り外された正面図である。 本発明の、上部カバーが取り外された、高速調理装置の別の択一的な実施形態の上面図である。 図14の線15に沿って見た図である。 図14の線16に沿って見た図である。 本発明の高速調理装置の別の択一的な実施形態の、側壁が取り外された図である。 本発明の調理装置の実施形態の幾つかのためのBTUチューニング範囲を示す図である。 円形の空気ジェット開口の断面図である。 図19の円形の空気ジェット開口のエンタルピの輪郭を示す熱トレースである。 矩形の空気ジェット開口の断面図である。 図21の矩形の空気ジェット開口のエンタルピの輪郭を示す熱トレースである。 十字形の空気ジェット開口の断面図である。 図23の十字形の空気ジェット開口のエンタルピの輪郭を示す熱トレースである。 犬の骨状の空気ジェット開口の断面図である。 図25の犬の骨状の空気ジェット開口のエンタルピの輪郭を示す熱トレースである。 ジャック状の空気ジェット開口の断面図である。 図27のジャック状の空気ジェット開口のエンタルピの輪郭を示す熱トレースである。 星形の空気ジェット開口の断面図である。 図29の星形の空気ジェット開口のエンタルピの輪郭を示す熱トレースである。 本発明の調理装置の択一的な実施形態の図である。
符号の説明
11,200,300 高速調理装置、 13,204,308 コンベヤアセンブリ、 14,202,306 ハウジング、 16 内部フレーム構造、 17,206,312 インピンジメントアセンブリ、 17A 第1のヒータ、 17B 第2のヒータ、 18,20 フレーム部分、 19,208 ヒータアセンブリ、 19A 第1の電気ヒータエレメント、 19B 第2の電気ヒータエレメント、 22,24,30,32 フレームエレメント、 26 入口、 28,29 出口、 30,203 焼成/調理通路、 31A 第1の焼成/調理領域、 31B 第2の焼成/調理領域、 36 フレーム部分、 38 フレームエレメント、 40 シュート、 41,42 戻りシュート、 70 供給ダクトアセンブリ、 78 ベース部分、 80 ジェットフィンガ、 80a 外部ジェットフィンガ、 82,182 底面、 183 側壁タブ、 84,86 突起、 88,188 空気スロット開口、 92 ラック部材、 94 ピニオンギヤ、 96 支持ブラケット、 98 駆動シャフト、 106 ファン、 114 開口、 116 加熱コイル、 118 駆動シャフト、 119 壁部、 120 モータ、 126 出口ダクト、 130 供給ダクト区分、 132 取付けブラケット、 134A,134B,136 コンベヤベルトループ、 138,140 ローラチェーン、 142 スプロケット、 144 取付けブラケット、 146 結合ロッド、 146a 駆動シャフト、 156 空気、 214 ファン、 216 空気ヒータ、 218 空気プレナム、 220 上部空気プレナム、 222 分配斜面、 223 底面、 224 開口、 226 下部空気プレナム、 228 分配斜面、 230 開口、 232 開口、 232,234 スロット、 236,238 矢印、 244,246 ジェットフィンガ、 248,250,252 ヒータエレメント、 260 調理装置、 302 オーブンキャビティ、 304 加熱チャンバ、 308 コンベヤアセンブリ、 316,318 上部空気プレナム、 320,322 下部空気プレナム、 324 ファンアセンブリ、 328 分配斜面、 330 底面、 332 開口、 334 分配斜面、 336 上面、 338 開口、 340,342 遠心力ファン、 344 軸、 345 空気流分割装置、 346,348 ファンアセンブリ、 358 壁部、 360,362,364,366,368 空気戻しダクト、 370 開口、 372 ヒータエレメント、 380 調理装置、 382 ガスバーナ、 384 窓、 402 厚いピザ、 404 薄いピザ、 440 調理装置、 410,412,414,416 ジェット開口、 418 ウェブ状部分、 420,422 広がった部分、 442 コンベヤ、 448,450 電気ヒータ、 452 制御装置

Claims (77)

  1. 調理装置において、1つ以上の食料製品の上面及び下面に熱エネルギを供給するための手段が設けられており、この場合、前記下面に供給される前記熱エネルギが、前記上面に供給される前記熱エネルギよりも大きくなっており、前記供給するための手段が、空気の上部コラムを前記上面に提供しかつ熱を前記下面に提供するための手段を含んでいることを特徴とする、調理装置。
  2. 前記提供するための手段が、前記空気の上部コラムを前記上面に提供しかつ空気の下部コラムを前記下面に提供する空気インピンジメントアセンブリを含んでいる、請求項1記載の調理装置。
  3. 前記供給するための手段がさらに、前記空気の上部コラム及び下部コラムを形成する空気を加熱するための手段と、該加熱するための手段と前記下面との間に配置された第1のヒータとを含んでいる、請求項2記載の調理装置。
  4. 前記第1のヒータが前記空気インピンジメントアセンブリと前記下面との間に配置されている、請求項3記載の調理装置。
  5. 前記第1のヒータが、空気の前記下部コラム内に直接に位置することなく前記空気の下部コラムを縫うように配置されたヒータエレメントを含んでいる、請求項4記載の調理装置。
  6. 前記空気インピンジメントアセンブリが、複数の開口を備えた面を有しており、前記開口を通って前記空気の下部コラムが供給されるようになっており、前記ヒータエレメントが前記開口のいずれにも重なっていない、請求項5記載の調理装置。
  7. 前記空気インピンジメントアセンブリが、それぞれ前記上部コラムと下部コラムとを提供するための上部プレナムアセンブリと下部プレナムアセンブリとを含んでいる、請求項6記載の調理装置。
  8. 前記第1のヒータが前記空気インピンジメントアセンブリ内に配置されている、請求項3記載の調理装置。
  9. 前記第1のヒータが、前記空気の下部コラム内に直接に位置することなく前記空気の下部コラムを縫うように配置されたヒータエレメントを含んでいる、請求項8記載の調理装置。
  10. 前記空気インピンジメントアセンブリが、前記空気の上部コラムを提供するために配置された上部プレナムと、前記空気の下部コラムを提供するように配置された下部プレナムとを含んでおり、前記ヒータエレメントが前記下部プレナム内に配置されている、請求項9記載の調理装置。
  11. 前記調理装置がさらにオーブンキャビティと加熱チャンバとを含んでおり、前記空気インピンジメントアセンブリが、少なくとも部分的に前記オーブンキャビティ内に配置されており、前記第1のヒータが前記加熱チャンバ内に配置されている、請求項3記載の調理装置。
  12. 前記供給するための手段が、前記加熱手段によって加熱される循環する空気流を提供し、該循環する空気流が、前記空気の上部コラムを含む第1の経路と、前記空気の下部コラムを含む第2の経路とに分割されるようになっており、前記第1のヒータが、前記第2の経路における前記循環する空気流の温度を、前記第1の経路における前記循環する空気流の温度よりも上昇させるようになっている、請求項3記載の調理装置。
  13. 前記第1のヒータの位置が、前記空気インピンジメントアセンブリと前記下面との間か、前記空気インピンジメントアセンブリの内部か、又は前記空気インピンジメントアセンブリと前記加熱手段との間のうちから選択されている、請求項12記載の調理装置。
  14. 前記供給するための手段がさらに、前記循環する空気流内に配置されたファンアセンブリを含んでおり、前記第1のヒータが前記ファンアセンブリ内に配置されている、請求項12記載の調理装置。
  15. 前記供給するための前記手段がさらに、前記循環する空気流を前記第1の経路と第2の経路とに分割する分割装置を含んでおり、前記第1のヒータが、前記分割装置に対して、前記第2の経路における循環する空気流の前記温度を上昇させるように配置されている、請求項12記載の調理装置。
  16. 前記第1のヒータが前記第2の経路に配置されている、請求項15記載の調理装置。
  17. 前記第1のヒータが前記分割装置内に配置されており、前記分割装置が、前記第2の経路との熱交換手段を有している、請求項15記載の調理装置。
  18. 前記熱交換手段が、前記第2の経路に向かって開放した1つ以上の窓を含んでいる、請求項17記載の調理装置。
  19. 前記第1のヒータがガスヒータである、請求項18記載の調理装置。
  20. 前記空気の上部コラムを形成する空気を冷却するための手段が設けられている、請求項3記載の調理装置。
  21. 前記供給手段が、空気の前記上部コラム又は下部コラムのうちの一方の温度を変化させるための手段を含んでいる、請求項2記載の調理装置。
  22. 前記変化させるための手段が、前記空気の下部コラムの温度を上昇させるか、前記空気の上部コラムの温度を冷却するか、又はこれらの組み合わせから選択されている、請求項21記載の調理装置。
  23. 前記空気の上部コラム及び下部コラムの少なくとも一方が、前記個々の上面又は下面にインピンジメント空気のブランケットを形成するように拡散する、請求項3記載の調理装置。
  24. 前記空気インピンジメントアセンブリが、前記インピンジメント空気のブランケットを提供するように成形された複数の開口を含んでいる、請求項23記載の調理装置。
  25. 前記複数の開口が、矩形又は十字形から選択された形状を有する、請求項24記載の調理装置。
  26. 前記1つ以上の食料製品の少なくとも2つが異なる高さを有しており、前記開口のそれぞれが、種々異なる高さの少なくとも2つの食料製品を調理するために異なるBTU供給速度を提供するように成形された断面を有している、請求項24記載の調理装置。
  27. 前記断面が、犬の骨状、ジャック状、又は星形から選択されている、請求項26記載の調理装置。
  28. 前記断面が、端部、中央又はこれらの組み合わせから選択された位置に配置された1つ以上の広がった部分を有している、請求項27記載の調理装置。
  29. 前記広がった部分が概して円形である、請求項28記載の調理装置。
  30. 前記空気の上部コラムが、前記上面上に上部インピンジメント空気のブランケットを形成するために拡散する、請求項1記載の調理装置。
  31. 前記空気インピンジメントアセンブリが、前記インピンジメント空気のブランケットを提供するように成形された複数の開口を含んでいる、請求項30記載の調理装置。
  32. 前記複数の開口が、矩形又は十字形から選択された形状を有している、請求項31記載の調理装置。
  33. 前記1つ以上の食料製品の少なくとも2つが異なる高さを有しており、前記開口のそれぞれが、種々異なる高さの前記2つの食料製品を調理するための異なるBTU供給速度を提供するように成形された断面を有している、請求項31記載の調理装置。
  34. 前記断面が、犬の骨状、ジャック状又は星形から選択されている、請求項33記載の調理装置。
  35. 前記断面が、端部、中央又はこれらの組み合わせから選択された位置に配置された1つ以上の広がった部分を有している、請求項34記載の調理装置。
  36. 前記広がった部分が概して円形である、請求項35記載の調理装置。
  37. 1つ以上の食料製品を調理するための方法において、
    a)加熱空気のコラムとして提供される空気の流れを前記食料製品の上面に提供し、前記食料製品の下面に熱を提供し、
    b)前記下面に提供される熱エネルギが前記上面に提供される熱エネルギよりも大きくなるように前記食料製品の前記上面及び下面に提供される熱エネルギを制御する
    ことを特徴とする、1つ以上の食料製品を調理するための方法。
  38. ステップ(a)が放射エネルギを前記食料製品の前記下面に提供する、請求項37記載の方法。
  39. ステップ(b)が前記加熱空気の流れの少なくとも一部を冷却する、請求項37記載の方法。
  40. ステップ(a)が前記空気の流れを加熱空気の上部コラム及び下部コラムとしてそれぞれ前記食料製品の上面及び下面に提供する、請求項37記載の方法。
  41. ステップ(b)が、前記下部コラムが前記上部コラムよりも高温になるように前記加熱空気の流れを制御する、請求項40記載の方法。
  42. 前記加熱空気の上部コラムが、前記食料製品の前記上面へのインピンジメント空気のブランケットを形成するために拡散する、請求項37記載の方法。
  43. 前記空気のコラムが複数の開口を介して提供され、該開口のそれぞれが、犬の骨状、ジャック状又は星形から選択された断面を有している、請求項37記載の方法。
  44. 前記空気のコラムが、互いに間隔を置かれた複数の開口を介して提供され、該開口が、前記食料製品の前記上面にインピンジメント空気のブランケットを提供するように成形されている、請求項37記載の方法。
  45. 前記1つ以上の食料製品の少なくとも2つが異なる高さを有しており、前記開口のそれぞれが、種々異なる高さの前記2つの食料製品を調理するための異なるBTU供給速度を提供するように成形された断面を有している、請求項37記載の方法。
  46. 前記断面が、犬の骨状、ジャック状又は星形から選択されている、請求項45記載の方法。
  47. ステップ(a)が、調理ゾーンにおいて前記食料製品に前記加熱空気のコラムを提供し、前記調理ゾーンが所定の温度に設定されている、請求項45記載の方法。
  48. 調理装置において、インピンジメント空気のコラムを提供するための複数のジェット開口を有する手段が設けられており、前記ジェット開口が、該ジェット開口と前記食料製品との間の距離を調整することなく種々異なる高さの食料製品を調理するためのインピンジメント空気のブランケットを形成するようになっていることを特徴とする、調理装置。
  49. 種々異なる高さの前記食料製品が実質的に同じ調理時間で調理される、請求項48記載の装置。
  50. 前記ジェット開口のそれぞれが、種々異なる高さの前記食料製品を調理するための異なるBTU供給速度を提供するように成形された断面を有している、請求項48記載の調理装置。
  51. 前記断面が、犬の骨状、ジャック状又は星形から選択されている、請求項50記載の調理装置。
  52. 前記断面が、端部、中央又はこれらの組み合わせから選択された位置に配置された1つ以上の広がった部分を備えた、少なくとも1つの細長い部分を有している、請求項50記載の調理装置。
  53. 前記インピンジメント空気のコラムが、上方、下方又は上方及び下方から選択された方向から前記食料製品に向けられている、請求項48記載の調理装置。
  54. 前記食料製品の上面及び下面に提供される熱エネルギを制御するための手段が設けられており、該手段が、食料製品に平衡な又は非平衡な熱エネルギを提供する能力を備える、請求項48記載の調理装置。
  55. 食料製品の上面より下面により大きな熱エネルギが提供されるように、前記食料製品に提供される熱エネルギを制御するための手段が設けられている、請求項48記載の調理装置。
  56. 食料製品の下面より上面により大きな熱エネルギが提供されるように、前記食料製品に提供される熱エネルギを制御するための手段が設けられている、請求項48記載の調理装置。
  57. 前記インピンジメントコラムが、それぞれ前記食料製品の上方及び下方から前記食料製品に向けられた、インピンジメント空気の上部コラムと下部コラムとを含んでいる、請求項48記載の調理装置。
  58. 前記ジェット開口のそれぞれが、種々異なる高さの前記食料製品を調理するために種々異なるBTU供給速度を提供するように成形された断面を有している、請求項57記載の調理装置。
  59. 種々異なる高さの前記食料製品が、実質的に同じ調理時間で調理される、請求項58記載の調理装置。
  60. 前記断面が、犬の骨状、ジャック状又は星形から選択されている、請求項58記載の調理装置。
  61. 前記断面が、端部、中央又はこれらの組み合わせから選択された位置に配置された1つ以上の広がった部分を備えた、少なくとも1つの細長い部分を有している、請求項58記載の調理装置。
  62. 前記食料製品を前記インピンジメント空気のブランケットに通過させるためのコンベヤが設けられている、請求項57記載の調理装置。
  63. 前記食料製品に熱を提供するために配置された1つ以上の放射ヒータが設けられている、請求項48記載の調理装置。
  64. 前記放射ヒータの少なくとも1つが、前記食料製品の一方の側に配置されており、前記インピンジメント空気のコラムが、食料製品の他方の側に向けられている、請求項63記載の調理装置。
  65. 前記放射ヒータの第1のものと第2のものとが、前記食料製品の両側に配置されており、さらに、放射ヒータのオン/オフ状態を、両方オン、両方オフ又は一方がオンで他方がオフから選択することによって選択的に制御するための手段が設けられている、請求項63記載の調理装置。
  66. 前記放射ヒータの少なくとも1つが、前記インピンジメント空気のコラムと最小限の干渉を有するように配置されている、請求項63記載の調理装置。
  67. 種々異なる高さの食料製品を調理するための方法において、ジェット開口を介してインピンジメント空気のコラムを提供し、該コラムが、前記ジェット開口と前記食料製品との間の距離を調整することなく種々異なる高さの前記食料製品を調理するためのインピンジメント空気のブランケットを形成することを特徴とする、種々異なる高さの食料製品を調理するための方法。
  68. 前記種々異なる高さの食料製品が、実質的に同じ調理時間で調理される、請求項67記載の方法。
  69. 前記ジェット開口のそれぞれが、種々異なる高さの前記食料製品を調理するための種々異なるBTU供給速度を提供するように成形された断面を有している、請求項67記載の方法。
  70. 前記断面が、犬の骨状、ジャック状又は星形から選択されている、請求項69記載の方法。
  71. 前記断面が、端部、中央又はこれらの組み合わせから選択された位置に配置された1つ以上の広がった部分を備えた、少なくとも1つの細長い部分を有している、請求項69記載の方法。
  72. 前記インピンジメント空気の前記コラムが、上方、下方又は上方及び下方から選択された方向から前記食料製品に向けられている、請求項67記載の方法。
  73. 前記食料製品の上面及び下面に提供される熱エネルギを制御するステップを含んでおり、食料製品の上面及び下面に平衡な又は非平衡な熱エネルギを提供する能力を備えている、請求項67記載の方法。
  74. 調理装置において、
    調理したい食料製品を運搬するためのコンベヤが設けられており、
    前記コンベヤの上方に配置された上部空気インピンジメントアセンブリが設けられており、該上部空気インピンジメントアセンブリが、前記調理製品を調理するために加熱されたインピンジメント空気の上部コラムを形成する複数のジェット開口を有しており、
    前記コンベヤの下方に配置された下部空気インピンジメントアセンブリが設けられており、該下部空気インピンジメントアセンブリが、前記食料製品を調理するために加熱されたインピンジメント空気の下部コラムを形成する複数のジェット開口を有しており、
    前記コンベヤの上方及び下方にそれぞれ配置された上部放射ヒータ及び下部放射ヒータが設けられており、
    前記上部放射ヒータ及び前記下部放射ヒータのオン/オフ状態を選択的に制御するための制御装置が設けられていることを特徴とする、調理装置。
  75. 前記オン/オフ状態が、両方オン、両方オフ又は一方がオンで他方がオフから選択されている、請求項74記載の調理装置。
  76. 前記上部インピンジメントアセンブリの前記ジェット開口が、前記食料製品にインピンジメント空気のブランケットを提供するように配置及び成形されている、請求項74記載の調理装置。
  77. 前記上部インピンジメントアセンブリの前記ジェット開口が、前記食料製品と前記上部インピンジメントアセンブリのジェット開口との間の距離を調整することなく、種々異なる高さを有する前記食料製品を調理するためにインピンジメント空気のブランケットを提供するように配置及び成形されている、請求項74記載の調理装置。
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