JP2005532185A - 工作機械用工具受容部 - Google Patents

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Abstract

本発明は、工作機械、特にドリルハンマおよび/または打撃ハンマ用の工具受容部であって、工具軸(14、14’)を受容するための受容開口(12,12’)と、打撃ピン(16、16’)と、打撃ピン(16,16’)に対して相対的に定置の、潤滑剤を供給する潤滑剤開口(56、74)と、潤滑剤調量のための変位可能な弁位置を有する潤滑剤弁(16,56,68,72)とを有しており、工具軸(14,14’)および/または打撃ピン(16,16’)は、運転中に、空転位置と打撃位置との間に位置する運転位置を有している形式の工作機械用工具受容部に関する。潤滑剤弁(16,56,68,72)の弁位置は、打撃ピン(16,16’)および/または空転位置と打撃位置との間の工具軸(14,14’)の運転位置と関連している。

Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載の工作機械用工具受容部に関する。
工具軸の受容のために、円筒形の受容開口を有するこの形式の工具受容部を有するドリルハンマは、ドイツ国特許公開広報第19805187A1から公知である。工具軸は、この場合、受容開口内で、ロック部材によりロックされている。運転中、軸方向で振動する打撃ピンは、工具軸へ打撃を及ぼす。ロックは、従って工具の軸方向の遊びを可能し、これにより工具が、打撃ピンの打撃を避けて、打撃を被加工工作物へ伝達することができる。
工具軸も受容開口も、この場合、ドリルハンマおよび/または打撃ハンマの運転中に、著しい機械的な負荷を受けるので、磨耗を防ぐために、強制潤滑装置が設けられている。このため、受容開口の壁部に、潤滑剤タンクから潤滑剤が供給される潤滑剤開口が設けられている。潤滑剤開口には、この場合、ボール弁が設けられている。ボール弁は、工具を挿入の際に工具軸により開口されて、潤滑剤が受容開口内に入る。運転中には、それに対してボール弁は潤滑剤開口を閉じるので、潤滑はおこなわれない。
ドイツ国特許公開広報第19805187A1から、さらに、ボール弁の代わりに、別の弁形式を使用することも公知である。別の弁形式として、例えば温度に依存する弁または遠心力作動弁が、必要に応じた潤滑をおこなうために使用されている。
さらに、ドイツ国特許公開広報第19805187A1から、強制潤滑装置を有する工具受容部も公知である。この工具受容部の場合、打撃ピンは端面に、ばね負荷された潤滑剤弁を有している。潤滑剤弁は、工具軸にぶつかるごとに開口する。この場合、潤滑剤は、受容開口内に供給される。潤滑剤供給装置は、この場合従って部分的に打撃ピン内に配置されている。この配置により、強い衝撃にさらされる。
発明の利点
本発明は、可動の打撃ピン(当てハンマ)と、打撃ピンに対して定置の潤滑剤開口とを有する工具受容部において、運転中に強制潤滑を達成するために、潤滑剤を、打撃ピンおよび/または工具軸の運転位置と関連して調量するという一般的な技術的示唆を含んでいる。
定置の潤滑剤開口の、本発明の範囲内で使用される概念は、一般的に理解されるもので、当初に記載された公知の強制潤滑装置に対する区別に役立つものである。この公知の強制潤滑装置の場合、潤滑剤開口は、可動な打撃ピンの端面に配置されているので、潤滑剤供給装置は、運転中に著しい衝撃にさらされる。
潤滑剤の調量は、この場合有利には、潤滑剤弁による、潤滑剤開口の開閉によりおこなわれる。潤滑剤開口の開閉は、この場合、工具軸の運転位置または打撃ピンの運転位置との関連でおこなわれる。
工具軸若しくは打撃ピンの運転位置の、本発明の範囲内で使用される概念は、一般的に理解されるもので、当初に記載された公知の工具受容部に対する区別に役立つものである。この公知の工具受容部の場合、工具軸は、受容開口内へ挿入されるときだけ潤滑剤弁を開き、それに対して通常の運転の場合、潤滑はおこなわれない。
有利な実施例では、潤滑剤調量は、打撃ピンの運転位置との関連でおこなわれる。この場合、打撃ピンは、運転中、空転位置と運転位置との間で移動可能である。
この実施例では、潤滑剤開口は、打撃ピンが空転位置に位置する場合に、有利には開口するのに対して、打撃ピンが打撃位置に位置する場合には、有利には閉じられている。この形式では、工作物から工具を解離するごとに、潤滑剤が供給されている。
しかしながら択一的に、潤滑剤開口は、打撃ピンが運転位置に位置する場合に、開口するのに対して、打撃ピンが空転位置に位置する場合には、閉じることも可能である。この形式では、工作物から工具を解離するごとに、潤滑剤の供給は中断される。
さらに、複数の潤滑剤開口を設けることも可能である。複数の潤滑剤開口は、打撃ピンにより、異なった形式で作動される。例えば一方の潤滑剤開口は、打撃ピンの空転位置において開口し、打撃ピンの打撃位置において閉じられている。それに対して、他方の潤滑剤開口は、空転位置において閉じられ、打撃位置において開口される。この場合、一方の潤滑剤開口は、従って空転時に潤滑をおこない、それに対して他方の潤滑剤開口は、打撃運転時に潤滑をおこなうことになる。
有利には、空転時潤滑のための潤滑剤開口は、打撃運転時の潤滑のための潤滑剤開口よりも大きくなっている。打撃運転中に、この場合従って僅かな潤滑剤調量しかおこなわれないのに対して、工具を被加工工作物より解離後の空転時に、大きな潤滑剤調量がおこなわれる。
本発明の有利な実施例では、潤滑剤開口の開閉は、打撃ピンによりおこなわれるので、打撃ピンと潤滑剤開口は、潤滑剤弁を形成している。この場合、打撃ピンは、案内スリーブ内を移動可能である。この場合、潤滑剤開口は、案内スリーブ内に配置されている。打撃ピンは、この場合従って有利には、案内スリーブ内に軸方向を移動可能に支承されかつ潤滑剤開口を開閉するピストンを形成している。
本発明の有利な実施例では、打撃ピンは、3つの、軸方向において互いに隣接する区分を有しており、打撃ピンの中央の区分は、この場合潤滑剤弁の制御のために使用するので、打撃ピンの外径は、中央の区分において、案内スリーブの内径とほぼ同一の外径を有している。打撃ピンの2つの外側の区分は、それに対して、ハンマの打撃を受容するため若しくは工具軸への打撃の伝達のために使用する。打撃ピンの外径は、従って、2つの外側の区分において、有利には、案内スリーブの内径より小さくなっている。この構成は、打撃ピンの両外側区分において、循環剤が通流する環状の間隙が、打撃ピンの外周面と案内スリーブとの間に自由に残されている。
潤滑剤は、案内スリーブ内に配置された潤滑剤開口を選択的に内側から外側へまたは外側から内側へ通過することができる。
有利には、潤滑剤は、しかしながら案内スリーブ内に供給されるの対して、工具軸若しくは打撃ピンに潤滑剤を供給するために、案内スリーブ内に配置された潤滑剤開口は、外側において、受容開口に開口している潤滑剤通路に移行している。
潤滑剤通路は、この場合例えば軸方向において受容開口に開口しているので、供給された潤滑剤は、まず、受容開口に差し込まれた工具軸の端面に当たる。しかしながら、潤滑剤通路は側方に外側から受容開口に開口することも可能であるので、供給された潤滑剤は、まず工具軸の外周面に当たることになる。
潤滑剤の供給は、有利には、例えば、工作機械の伝動装置ケース内に配置することができる、一体化された潤滑剤タンクによりおこなわれる。潤滑剤供給の別の可能性は、供給が直接、製品の潤滑装置からおこなう点にある。潤滑剤タンクのこの形式の配置は、潤滑剤を十分な量供給することができる利点がある。さらに、潤滑剤タンクのこの配置は、有利には、伝動ケース内の、T字型ハンドル用孔により簡単に充たすことができる。
有利には、潤滑剤タンクは、潤滑剤通路を介して、案内スリーブの内部と接続されている。
有利な実施例では、打撃ピンは、外周面に、潤滑剤開口を確実にシールするために、少なくても1つのシール部材を有している。特に有利には、打撃ピンは、外周面に少なくとも2つのシール面を有している。少なくとも2つのシール面は、案内スリーブ内に配置された潤滑剤開口が、打撃ピンの運転位置において、軸方向でみて、両シール部材の間に位置するように軸方向において互いにずらされて配置されている。この場合、両シール部材は、潤滑剤開口を従って軸方向において両側でシールすることができる。
上記記載の実施例の場合、工作機械が工作物から外されて、打撃ピンがその空転位置を占めると、潤滑剤供給は、通常空転位置でのみおこなわれる。運転中に、それに対して、通常潤滑剤供給はおこなわれない、なぜなら打撃ピンは、打撃位置に位置しているからである。
本発明の変化実施例では、それに対して、運転中にも、打撃ピンが打撃位置に位置している場合に、潤滑剤供給がおこなわれている。この場合、潤滑剤調量は、打撃ピンの案内スリーブによりおこなわれる。この場合、案内スリーブは、打撃ピンにより軸方向に移動可能であってかつ潤滑剤開口を、軸方向の位置において開放している。本発明のこの変化実施例では、有利には、打撃ピンは、工具軸への打撃運動後に、工具軸からの反対方向のB方向打撃をおこなうという事実を利用する。このB方向打撃の脈動は、打撃ピンから案内スリーブへ伝達される。案内スリーブは、軸方向へ移動して潤滑剤開口を開放する。本発明のこの変化実施例では、従って通常打撃ごとに、潤滑剤供給がおこなわれるので、長く継続する打撃運転の場合でも短い間隔で、十分な潤滑が保証される。
B方向打撃を、打撃ピンから案内スリーブへの伝達は、例えば、工具側において案内スリーブに取り付けられてかつ有利には内側に突出する肩部によりおこなわれる。B方向打撃により打撃ピンが軸方向で移動すると、打撃ピンは、案内スリーブの肩部にぶつかり、案内スリーブを軸方向に連行する。肩部の代わりに、B方向打撃中の案内スリーブの連行は、案内スリーブに固定または一体成形された別の部材により達成することができる。
本発明のこの変化実施例において、有利には、弾性部材および/または緩衝部材が設けられている。弾性部材および/または緩衝部材は、案内スリーブを、B方向打撃に起因する軸方向移動後に、再び、潤滑剤開口を閉じるために、案内スリーブの出発位置へ戻している。弾性部材および/または緩衝部材としては、例えばゴムリングとして構成された弾性リングが適当である。弾性リングは、例えば、案内スリーブの半径方向に突出したフランジと対向軸受との間に配置することができるので、弾性リングは、B方向打撃中に、案内スリーブの軸方向移動により圧縮される。打撃ピンから案内スリーブへの脈動伝達後に、弾性リングは、再び正常な形状になって、案内スリーブをその出発位置に押圧している。
本発明のこの変化実施例において、潤滑剤開口は、有利には、案内スリーブの端面に配置されている。この場合、案内スリーブは、潤滑剤開口を有利には、案内スリーブの両端面の一方の端面により閉じることができる。案内スリーブは、従って、その出発位置において有利には、案内スリーブの両端面の一方の端面によりシール部材に接している。この場合、シール部材として例えばリングが使用される。案内スリーブが、B方向打撃によりシール部材から解離すると、シール部材と案内スリーブとの間に、潤滑剤を供給する間隙が形成される。
潤滑剤を調量するために、シール部材は有利には弾性的に構成されていてかつ少なくとも1つの潤滑剤開口を有している。潤滑剤開口は、案内スリーブの出発位置において閉鎖されかつ、案内スリーブがシール部材から解離すると開口される。このような形式では、B方向打撃中には、潤滑剤は過剰には供給されないことが達成される、なぜなら環状隙間は完全に開放されないで、シール部材内の潤滑剤開口だけが開放されるからである。潤滑剤開口は、例えば、シール部材として使用されたOリング内に配置されたノッチとして構成されている。
しかしながら、本発明の範囲内では、潤滑剤開口を、案内スリーブが接するシール部材に配置すること必要がない。むしろ、潤滑剤開口を案内スリーブ内に配置されてかつシール部材により開閉することも可能である。
さらに、潤滑剤開口を、案内スリーブの外套面に配置することも可能である。この場合、潤滑剤弁は、潤滑弁が、案内スリーブの壁部に、案内スリーブの軸方向の位置と関連して開閉されることによりスライド弁として構成されている。
本発明の前記記載の、軸方向に移動可能な案内スリーブを有する変化実施例の場合、潤滑剤弁の弁位置は、同様に、打撃ピンの位置と関連している、なぜなら打撃ピンの空転位置において、B方向打撃は案内スリーブへ伝達されず、従って、潤滑剤供給はおこなわれない。潤滑剤供給の本来の調量は、この場合しかし、案内スリーブの軸方向位置と関連しておこなわれる。
さらに、本発明は、前記記載の本発明の工具受容部を有する工作機械を含んでいる。特に有利には、本発明の工具受容部は、ドリルハンマまたはチゼルハンマに使用されるが、本発明は、工作機械のこれらの形式に限定されるものではない。
図面
その他の利点は、以下に記載の図面の説明から明らかである。図面には、本発明の実施例が示されている。図面、明細書および特許請求の範囲は、多数の組み合わせられた構成要件を含んでいる。当業者は、有利な構成要件と構成要件の有利な組み合わせを図面から理解できる。
実施例
図1aと図1bには、略示されたドリルハンマの工具受容部が示されている。工具受容部は、受容体10を有している。受容体10は、中心の受容開口12を形成している。中心の受容開口には、図1bに示すように、ボーラー若しくはバイトの工具軸14の差込端部が挿入可能である。中心の受容開口12内に、打撃ピン16(打撃ヘッド)が機械側から突出している。打撃ピンは、ドリルハンマの打撃運転中に、軸方向の打撃を工具軸14に及ぼす。
工具受容部は、公知の形式で工具ロック装置を有している。工具ロック装置は、例えば、ボール18により形成されたロック部材を有している。ロック部材は、受容体10内の貫通孔20内に配置されていて、ロック位置では部分的に外側から中心の受容開口12内へ突入している。ボール18は、この場合、貫通孔20が円錐断面形状に構成されていることにより、中心の受容開口12内への完全な侵入は阻止されている。ボール18は、閉鎖リング22により半径方向で被覆されている。閉鎖リング22は、受容体10に周りから係合する操作スリーブ24により、軸方向に移動可能である。ばね26は、閉鎖リング22を軸方向の力で、ロック位置の、閉鎖リング22がボール18を半径方向で被覆する方向へ負荷している。ばね26と閉鎖リング22との間に、保持板28が配置されている。保持板28は、工具軸14の挿入の際に、軸方向で、ばね26の弾性力に抗して後退する。閉鎖リング22は、従って、工具軸14のアンロックのためにだけ作動することになる。
受容体10の工具側の端部は、公知の形式で防塵キャップ30により被覆されている。防塵キャップ30は、工具軸14が挿入されると、工具軸14に接して、穿孔の際の塵埃が、中心の受容開口12内に浸入するのを防止する。
工具受容部は、ドリルハンマの伝動装置ケース32に取付けられている。この場合、受容体10は、ドリルハンマの案内管34内に配置されていて、案内管34と共にプレス嵌めを形成している。さらに、受容体10は、案内管34内で、止め輪36により軸方向で固定されている。
さらに、案内管34内に挿入された案内スリーブ40を軸方向で固定するために、止め輪38が設けられている。この場合、案内スリーブ40内の打撃ピン16は、軸方向に移動可能に支承されている。案内スリーブ40は、この場合、案内管34内で、止め輪38および別の止め輪42により軸方向に固定されている。
ドリルハンマの案内スリーブ40と案内管34との間に、例えばプラスチックからなる波形ワッシャ44が配置されている。
波形ワッシャ44と並んで、緩衝機能とシール機能とを有するシールリング46が配置されている。シールリング46についてはさらに詳しく下記に記載する。
案内スリーブ40の機械側の端部には、さらに、慣用の緩衝ブッシュ48若しくは保持装置が配置されている。
受容体10は、内側に段部を有している。段部内には、案内体50が配置されている。この場合、案内体50は、打撃ピン16のための、軸方向の工具側のストッパを形成して、打撃ピンの運動を工具側で制限している。
打撃ピン16自体は、主に3つの軸方向において互いに連続する、異なる外径を有する区分からなっている。打撃ピン16の中央区分は、案内スリーブ40内に案内されているので、打撃ピン16の外径は、中央区分において、案内スリーブ40の内径とほぼ同一である。打撃ピン16の外周面の中央範囲には、2つのシールリング52,54が配置されている。シールリング52,54は、打撃ピン16と案内スリーブ40との間の軸方向における隙間をシールしている。打撃ピン16の軸方向の2つの外側の区分は、それに対して中央区分より著しく小さい外径を有しているので、これら両外側の区分においては、打撃ピン16と案内スリーブ40との間の環状の隙間が形成されている。
さらに、案内スリーブ40内には、複数の半径方向に延びる潤滑剤開口56が配置されている。潤滑剤開口56は、特に図2に詳細に示されている。潤滑剤開口56は、伝動装置ケーシング32内に配置された潤滑剤タンク58からの潤滑剤の供給に役立っている。
以下に、本発明の工具受容部の作用形式を説明する。工具受容部の構造に関しては、上記明細書の説明を参照のこと。
図1aと図1bには、対称線の上側の打撃ピン16が、打撃位置で示されている。打撃位置において、打撃ピン16がドリルハンマの打撃体60からの軸方向の打撃を受ける。これら軸方向の打撃を、打撃ピン16は、工具側の端面により、工具軸14に伝達する。
図1aと図1bに示す対称線の下側の打撃ピン16は、それに対して空転位置で示されている。空転位置では、打撃ピン16は、打撃ピン16の中央区分の工具側の側面により、案内リング50に接している。案内リング50は、軸方向のストッパを形成している。打撃ピン16の空転位置において、打撃体60の自由端部は、緩衝スリーブ40により収容されて保持されているので、打撃体60自体は、最早打撃を受けない。これにより、空転位置において、振動が減少される。打撃ピン16は、ドリルハンマが、加工された工作物から解離されると、従って空転位置を占める。ドリルハンマが新たに装着されると、工具軸14は、打撃ピンを軸方向でみて、打撃体60の方向に移動する。この場合、打撃体60の自由端部は、緩衝スリーブ48から押出される。
打撃ピン16の打撃位置において、シールリング54は軸方向でみて工具側において、潤滑剤開口56の前方に位置しているのに対して、シールリング52は軸方向の機械側において、潤滑剤開口56の後方に位置しているので、両シールリング52,54は、潤滑剤開口56を、打撃ピン16の打撃位置において、潤滑剤タンク58に対してシールしており、打撃ピン16の打撃位置において潤滑はおこなわれない。
これに対して、両シールリング52,54は、打撃ピン16の空転位置では、軸方向で見て工具側において、潤滑剤開口56の前方に位置しているので、潤滑剤は、潤滑剤タンク58から、潤滑剤開口56を通って、ドリルハンマの案内スリーブ40と案内管34との間の中間室へ入ることができる。シールリング46は、案内スリーブ40と案内管34との間の中間室をこの場合、機械側でシールする。
案内スリーブ40は、環状のフランジ62を有している。案内管34の内側とフランジ62との間には、環状間隙が形成されている。この環状間隙を通って、潤滑剤は軸方向に通流することができる。この場合、潤滑剤は、止め輪38の開放範囲を通過する。
潤滑剤は、途中、案内スリーブ40と案内管34との間の、軸方向で見て止め輪38の前方に位置する中間室に達して、案内スリーブ40と受容体10との間で、さらに軸方向でみて中心の受容開口12の方向へ流れる。
案内スリーブ40と受容体10との間の隙間から流れ出ると、潤滑剤の流れは分割される。潤滑剤の一部は、案内体50の内側に沿って流れるのに対して、潤滑剤の他方の部分は、案内体50の外側に沿って流れる。これら両潤滑剤流は、案内体50の前側の工具側で合流して、受容開口12内へ入る。
ドリルハンマの運転中において、従って、ドリルハンマが一時的に加工された工作物から取り外されても、工具軸14と中央受容開口12との強制潤滑はおこなわれている。この場合、打撃ピン16は、空転位置を占めている。
使用者にとって特別な操作を必要としないことは特に有利である。これは、家庭大工市場用の工具機械の場合特に重要である。
さらに、伝動装置ケース32内への潤滑剤タンク58の配置は、大きな潤滑剤貯蔵を可能にする。
さらに、伝動装置ケース内の潤滑剤タンク58の配置は、伝動装置ケース32内のT字形ハンドル孔による簡単な潤滑剤充填を可能にする。
案内スリーブ40内の潤滑剤開口56は、有利には、レーザ孔あけ方法による狭い許容製作誤差で製作することができる。この場合、潤滑剤開口の大きさ、配置および数を変えることにより、潤滑剤の調量が可能になる。
工具受容部の図3、図4a、図4bおよび図5に図示された実施例は、上記記載の実施例と大部分において一致しているので、説明の繰り返しを避けるために上記記載の実施例を参照のこと。さらに、以下において相当する構成部分には、区別するためにダッシュが対応する符号に付けられている。
この実施例の特徴は、ドリルハンマが、工作物から取り外されて、打撃ピン16’が空転位置を占めると、受容開口12’への潤滑剤の供給がおこなわれないことである。
むしろ、本発明の工具受容部のこの実施例において、打撃ピン16’が、打撃位置に位置する場合には、受容開口12’への潤滑剤の供給は、打撃運転中にもおこなわれている。
この供給は、本発明の工具受容部の場合、受容部に対して軸方向に移動可能に支承された案内スリーブ40’による潤滑剤の調量がおこなわれることにより達成される。案内スリーブ40’の移動は、工具軸14’上の打撃運動後に、工具軸14’からの、B方向打撃として図示する対向衝動をこうむる打撃ピン16’によりおこなわれる。このB方向打撃は、工具軸14’から離れて、打撃ピン16’の軸方向運動になる。この場合、打撃ピン16’は、案内スリーブ40’の内側の、工具軸14’の反対側に一体成形された肩部64にぶつかる。打撃ピン16’が、案内スリーブ40’の肩部64にぶつかると、案内スリーブ40’は軸方向に連行されて、案内スリーブ40’の出発位置から、軸方向における潤滑位置へ移動する。下記に詳細に述べるこの潤滑位置において、潤滑剤は、受容開口12’へ供給される。
B方向打撃中の案内スリーブ40’の軸方向運動は、潤滑位置付近のゴムリング形式の弾性兼緩衝部材66により、受け止められて緩衝される。この緩衝のために、案内スリーブ40’は、その工作物側の端面に、半径方向で外側に突出するフランジ68を有している。このフランジ68に、弾性兼緩衝部材66が接することになる。フランジ68と軸方向で対向側において、弾性兼緩衝部材66は、焼結支承ブッシュ70の端面に接しているので、弾性兼緩衝部材66は、案内スリーブ40’の軸方向運動の際、出発位置から潤滑位置へ軸方向で圧縮される。B方向打撃中の案内スリーブ40’の軸方向運動の緩衝に加えて、弾性兼緩衝部材66は、案内スリーブ40’をB方向打撃後に再び出発位置にもたらす役目も持っている。この役目は、B方向打撃中に圧縮された弾性兼緩衝部材66が、圧縮状態で、案内スリーブ40’のフランジ68に及ぼし、案内スリーブ40’を工作物方向へ押す弾性力により達成される。
打撃ピン16’の、図4aに示した出発位置において、案内スリーブ40’のフランジ68は、図5の軸方向でみて前面図に示すOリング72に接する。この場合、案内スリーブ40’のフランジ68とOリング72との間に、Oリング72と案内スリーブ40’のフランジ68との間の潤滑剤が、半径方向外側から、受容開口12’へ浸入するのを防止する、ほぼ円環状のシール面が形成される。
案内スリーブ40’の、図4bに示した潤滑位置において、案内スリーブ40’はそれに対してOリング72から若干軸方向へ分離している。これにより、Oリング72内の、半径方向に延びる潤滑剤開口74が開放されているので、潤滑剤は、半径方向で外側から、Oリング72内の潤滑剤開口74を通って内側の受容開口12’へ浸入することができる。Oリング72と案内スリーブ40’のフランジ68との間の円環状のシール面は、案内スリーブ40’の潤滑位置においてしかしながら、Oリング72内で切り欠きとして構成されたOリング72内の潤滑剤開口74がある個所において中断されている。このように、潤滑剤供給装置74は、潤滑剤開口74の横断面に量的に制限されるので、潤滑剤供給は、異なる潤滑剤開口74を有する異なるOリング72の使用により調量される。
さらに、この実施例において、打撃ピン16’は、シールリング52’を1つしか有していない。このシールリング52’は、潤滑剤室58を工作物側でシールする機能しか有しておらず、この実施例では、潤滑剤調量は、打撃ピン16’のシールリング52’によっておこなわれない。
本発明は、上記記載の有利な実施例に限定されない。むしろ、本発明の技術思想を利用し、従って本発明の権利範囲内にある多数の変化例や変更例が可能である。
図1aは、工具が挿入されていない、本発明の工具受容部の側面断面図である。
図1bは、図1aにおいて、工具が挿入された、本発明の工具受容部の側面断面図である。
図2は、図1aと図1bにおいて、点線で囲まれた範囲の詳細図である。
図3は、工具受容部の部分横断面図である。
図4aと図4bとは、図3の部分詳細図である。
図5は、第3に示した工具受容部のシールリングを示す図である。
符号の説明
10、10’ 受容体
12、12’ 受容開口
14、14’ 工具軸
16、16’ 打撃ピン
18、18’ ボール
20、20’ 貫通孔
22、22’ 閉鎖リング
24、24’ 操作スリーブ
26、26’ ばね
28、28’ 保持板
30、30’ 防塵キャップ
32、32’ 伝動装置ケース
34 案内管
36 止め輪
38 止め輪
40,40’ 案内スリーブ
42 止め輪
46 シールリング
48 緩衝ブッシュ
50、50’ 案内体
52,52’ シールリング
54 シールリング
56,56’ 潤滑剤開口
58、58’ 潤滑剤室
60、60’ 打撃体
62 案内スリーブのフランジ
64 案内スリーブの肩部
66 弾性兼緩衝部材
68 案内スリーブのフランジ
72 Oリング
74 潤滑剤開口

Claims (13)

  1. 工作機械、特にドリルハンマおよび/または打撃ハンマ用の工具受容部であって、工具軸(14、14’)を受容するための受容開口(12,12’)と、打撃ピン(16、16’)と、打撃ピン(16,16’)に対して相対的に定置の、潤滑剤を供給する潤滑剤開口(56、74)と、潤滑剤調量のための変位可能な弁位置を有する潤滑剤弁(16,56,68,72)とを有しており、工具軸(14,14’)および/または打撃ピン(16,16’)は、運転中に、空転位置と打撃位置との間に位置する運転位置を有している形式のものにおいて、潤滑剤弁(16,56,68,72)の弁位置は、打撃ピン(16,16’)および/または空転位置と打撃位置との間の工具軸(14,14’)の運転位置と関連することを特徴とする工具受容部。
  2. 潤滑剤弁(16,56)は、打撃ピン(16)の空転位置では開口され、打撃ピン(16)の打撃位置では閉じられていることを特徴とする請求項1記載の工具受容部。
  3. 打撃ピン(16)は、案内スリーブ(40)内で移動可能であって、潤滑剤開口(56)は、案内スリーブ(40)内に配置されていることを特徴とする前記請求項のいずれか1項記載の工具受容部。
  4. 打撃ピン(16)は、3つの軸方向において前後に位置する区分を有しており、打撃ピン(16)の中央の区分は、案内スリーブ(40)の内径とほぼ同一の外径を有しているのに対して、打撃ピン(16)の2つの外側の区分は、案内スリーブ(40)の内径より小さいことを特徴とする請求項3記載の工具受容部。
  5. 潤滑剤開口(56)は、案内スリーブ(40)の外側において、受容開口(12,12’)に開口している第1の潤滑剤通路に移行していることを特徴とする請求項3および/または請求項4記載の工具受容部。
  6. 第1の潤滑剤通路は、受容開口(12)にほぼ軸方向で開口していることを特徴とする請求項5記載の工具受容部。
  7. 案内スリーブ(40)は、内側で、潤滑剤室(58)に開口する第2の潤滑剤通路へ移行していることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項記載の工具受容部。
  8. 伝動装置ケース(32)が設けらており、伝動装置ケース(32)に、潤滑剤室(58)が一体化されている上記請求項のいずれか1項記載の工具受容部。
  9. 打撃ピン(16)は、その外周面に少なくても1つのシール部材(52,54)を有していて、打撃ピン(16)と案内スリーブ(40)との間の間隙をシールしている請求項3乃至8のいずれか1項記載の工具受容部。
  10. 打撃ピン(16)は、その外周面に少なくとも2つの、軸方向に互いに間隔をおいて位置するシール面(52,53)を有しており、案内スリーブ(40)内の潤滑剤開口(56)は、打撃ピン(16)の運転位置において、軸方向でみて、両シール部材(52,54)の間に位置している請求項9記載の工具受容部。
  11. 案内スリーブ(40’)は、打撃ピン(16’)により軸方向に移動可能であって、潤滑剤弁(72,68)の弁位置は、案内スリーブ(40’)の軸方向位置と関連する前記請求項のいずれか1項記載の工具受容部。
  12. 案内スリーブ(40’)を出発位置へ軸方向へ戻すために、弾性部材および/または緩衝部材(66)が設けられている請求項11記載の工具受容部。
  13. 前記請求項のいずれか1項記載の工具受容部を有する工作機械。
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