JP2005532007A - ノイズバランスをとるqam検出の方法 - Google Patents

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Abstract

複素シンボルベクトルDを検出するステップと、ベクトルDが、複素基準ベクトルRと関連付けられたどの基準シンボル境界に対応するか確認するステップと、ベクトルDとベクトルRとの間の差分を構成しているエラーベクトルEの直交成分を確認して、復調段階におけるフィードバック信号としてエラー制御信号E’を近似するステップとを含む、M値QAMを利用したデジタルデータを復調する方法が開示される。受信段における熱雑音の影響が、重み付けと雑音バランスの少なくとも一方により軽減される。

Description

本発明は、様々なタイプの通信システムにおいて利用可能な、位相変調による符号および復号の原理に関する。特に無線通信システムに適用可能な技術に関するものである。
無線チャネル上でデータを送信する際に、バイナリシーケンス信号を送る信号速度の限界を克服のために一般的に用いられる原理として、4以上のユニークなシンボルを利用する方法がある。これによって、ナイキスト定理によって与えられる、通過帯域(Hz)の倍のビットレートに対応する最大信号速度(ビット/秒)を上回ることができる。
4相位相変調(QPSK)は4値直交振幅変調(4QAM)とも呼ばれ、2ビット語を4つの離散的なシンボルに符号化する。これらのシンボルは、一定振幅を有し、基準信号に関して異なる4つの位相値を持つ複素平面上の信号ベクトルとして表現することができる。受信信号が複素平面上のどの象限に属するか確認することによって検出が行われる。
より高い次数の変調を使用することにより、ビットレートを更に増加することができる。しかしながら、複素平面上において、個々のシンボルがより近づくこととなり区別することがより難しくなるため、より高い要求が検出段に課されることになる。また、所与のメディア上で伝送される際の信号の劣化により、使用可能なシンボル数には限界がある。
より高次の変調はM値(M’ary) QAMと一般に呼ばれる。ここで、M=2であり、利用可能な離散的シンボル数であり、1シンボルにつきNビット送信することが可能である。個々のシンボルに対して振幅および位相が変化するため、M値QAMはまた、M値APK(振幅位相変調)とも呼ばれる。
図1に従来の送信機、図2に従来の受信機を示す。
送信機は、データバッファ1、マッパー2、ベースバンドフィルタ3、中間周波数(IF)発振器6、位相デバイダ5、加算器7、および、無線周波数(RF)信号が送信される加算器4を含んでいる。
一時的にバッファ1に格納されたデータは、無線インタフェース上のデータの送信速度に従ってマッパー2に伝送される。データ(バイナリのビットシリアルストリングとみなすことが可能)は、マッパー2により、前述した複素平面上のI成分とQ成分を有するシンボルに区切られる。
一方、受信機では、入力信号(RF)に対し、信号発振器IF12により生成されデバイダ11により90度位相をずらされた信号を乗算することにより、IおよびQ成分を復号する。IF12の信号は、通常、IF6からのキャリア信号を有するキャリア再生PLL(位相ロックループ)によりコヒーレントであり、そうして、RF信号はフィルタ9および10それぞれによりフィルタされた後、復号され複素平面上に戻される。期待されるシンボル値と検出シンボル値との偏差に対応するエラー信号16は、IF発生器12を調整しているPLLループバックフィルタ13に入力される。
図3および図4は、データを送信する際の従来のスキームを示す。所定のシーケンスのシンボルからなるフレームアラインメント語F1は、以降のフレームであるトラフィックデータB1、B2・・・Bn−1を参照するための機能を有する。たとえば、フレーム語は8ビット長であってもよい。フレームを一定期間伝送した後、フレームアラインメント語は繰り返される。そうして、所定のシーケンスが回復されるフレームアライナ15を経て、復調器は、各々のフレームにおける個々のフレーム位置を識別することが可能となる。
図4’(図4A)に示されているように、フレームアラインメント語は、シンボルTを搬送する残りのトラフィックから識別可能な単一のパイロット信号Pを含んでもよい。
期待される基準シンボル値Rからの検出シンボル値Dの偏差に対応するエラー信号ベクトルEはデマッパー14で検出され、ずれたエラー信号を意味する制御値EをずらすPLLループバックフィルタ13に入力される。たとえば、位置DおよびRに対するベクトル間の角度φが算出され、エラー制御信号E’として使用され得る。
後者の信号はIF発生器12を調整するために使用され、その結果、IF12からの信号の位相はIF6の信号とコヒーレントになる。
主に受信信号の熱雑音から成る加法性雑音は、通常位相検出器出力へ伝送される。ノイズ部分は所与のシンボルから独立しているため、受信信号のノイズ部分は送信されたコンスタレーションシンボル周辺で一定の領域を構成する。
4より大きな全てのQAM方式は、個々のシンボルのエンベロープが異なるコンスタレーションを有する。それゆえ、4より大きなQAM方式において、エラー信号Eを直接未処理で使用する場合、小さいエンベロープ(G)を有するシンボルからのノイズ転送は大きなエンベロープ(H)を有するシンボルより非常に大きくなる。この関係を図5に示す。この図は、熱雑音の影響を受けている16QAMコンスタレーションにおける検出シンボルを示している。
従って、ノイズ寄与を補償する必要性が生じる。
ノイズ転送に関して最適ものは、エンベロープに関して位相検出器を「イコライズする」ことであり、それゆえ、下記の式のように、信号のエンベロープを有する検出された位相エラーを乗算する:
I:E’=φ・|D|
ここで、Dは検出信号であり、φは検出信号および決定されたシンボル基準R(正方形の中心)の間の角度である。図6を参照。
しかしながら、上記の演算には多くのプログラム命令が必要であり、一部のアプリケーションには適切ではない。
一方、ずれた信号は以下の式によってより容易に算出される:
II:E’=D_Q・R_I―D_I・R_Q
Dは検出信号であり、Rは決定されたシンボルである。
後者の場合、ノイズは信号のエンベロープに関連して「正方形」の形に依存する。図7において、上記の関連式IIにおける、制御信号E’の所与の値が様々な線により示されている。
ノイズに関連して検出されたエラーをイコライズするために、エラーを実際のエンベロープと分離すべきである。そのため、以下の式が用いられる:
III:E’=(D_Q・R_I―D_I・R_Q)/√((D_Q)+(D_I)
しかしながら、上記2つのノイズバランスの方法もまた比較的複雑なアルゴリズムを必要とし、受信段における大きな処理能力を必要とする。
従来の技術文書(特許文献1)は、決定されたIチャネルデータを差し引き、差分の符号を差分自身に乗算することにより受信データの位相エラー値を導出し、さらに、重み関数を位相エラー値に適用する位相エラー検出方法を示している。この信号は、受信データの位相補正に用いられる。また、シンボル間の隣接エラーにより発生する決定エラーにより生じる位相エラーの誤検出を削減するために、重み関数が適用される。
米国特許第5796786号公報
本発明の第1の目的は、ノイズに強い高ビットレートデータ転送を提供し、周波数効率が高く、ハードウェア上の必要条件を低減する方法を明らかにすることである。
この目的は、請求項1および4において特定される内容によって達成される。
更なる目的は、QAM信号のエンベロープに関連してノイズバランスを提供する方法を明らかにすることである。
この目的は、請求項1によって特定される主題によって達成される。
更なる目的は、QAM決定のしきい値に関連したノイズの抑制を提供する方法を明らかにすることである。
この目的は、請求項4によって達成される。
更なる効果は、本発明の好ましい実施形態の以下の詳細な説明から明らかになる。
本発明の第1の好ましい実施例によれば、ノイズのイコライズは、信号エンベロープから独立した直交エラー成分であるE_QおよびE_Iを直接使用することにより実現される。
図8に示す第1の実施例によれば、コンスタレーション領域は4つの領域に分割され、ずれたエラー制御信号E’は検出されたシンボルベクトルDに依存して以下の通りに決定される:
IV:領域A |D_Q|≧|D_I| :E’≡E_I
V:領域B |D_Q|<|D_I| :E’≡E_Q
第1実施例の別の面からみると、図9に示すように、原点を通過する4本の線により、A,BおよびCの3つの領域に分割される。これらの3つの領域、および、それぞれの領域におけるずれたエラー制御信号E’は以下のように定義される:
VI:領域A |D_Q|≧2・|D_I| :E’≡E_I
VII:領域B |D_Q|<1/2・|D_I| :E’≡E_Q
VIII:領域C (A、B以外) :E’≡(E_I+E_Q)/2
明らかなように、IおよびQ軸を囲んでいる領域AおよびBにおいては、検出されたエラーシンボルDがいずれかの領域に属していることが検出されると、直交エラー成分であるE_IまたはE_Qの1つが直接未処理のまま使用される。コーナー領域である領域Cにおいては、直交エラー成分であるE_IおよびE_Qの平均値がずれたエラー制御信号E’として使用される。
エラー制御値E’は、例えば図2に示される受信機のPLLループバックフィルタ13で導出される。
上記、比較および演算のステップが極めて少ないプログラム命令により、容易に実現されるのは明らかである。
他のノイズの一因としては、QAM決定デバイス(すなわちデマッパー14で実行されるシンボル検出)の閾値に関連している。検出シンボルが、例えば図5および6に示されるサイズTの正方形の境界に近づく場合、ノイズ寄与によりエラーが発生しうる。雑音成分がシンボル境界までの距離より大きい場合、エラー信号はPLLトラッキングを大きく妨害する誤った符号を得ることがある。
本発明によれば、この影響を境界の近い位置の検出器出力を抑制する上記の重み関数を適用することにより低減することができる。
重み付けは、多くの方法で実現可能である。しかしながら、本発明によれば、検出信号Dが決定境界に近い場合の検出器出力の急激な変化を低減させることが基本的な目的である。公知の復調器は、検出対位相エラーレスポンスとして典型的の「のこぎり歯」形状を有する。検出境界外側における反応の抑圧は、さらなる目的である。
本発明の第2の好ましい実施例によれば、発生したシンボルエラーの重み付けに以下の関係式が使用される:
IX: −1/2T≦E’≦1/2T において WE=E’(1−2W/T)
ここで、図12に示すようにTは境界サイズに対応し、E’は、ずれた制御エラーに対応し、W=Max{abs(E_I); abs(E_Q)}である。
原則として、E_QおよびE_Iが属するシンボル境界が検出されるならば、E’の値は上記の±1/2Tの範囲外で発生する事は無い。そのため、1つの例として上記区間の外側でゼロの重み関数とし得る。
X: E’<−1/2T ∨ 1/2T<E’ において WE=0
通常、エラー信号(E)がゼロに近づく場合、加重エラー信号(WE)もゼロに近づく。また、重み関数はゼロ近くの正の値に対しては正の値、および、ゼロ近くの負の数に対しては負の数となる。さらに、エラー信号ベクトルが検出シンボルのシンボル境界に近づく場合重み関数はゼロに近づく。
図10は、上記の方法を実施するための一実施例を示しており、重み付けフィルタ17は導出されたエラー制御信号E’の重み付けを実行し、フィードバック加重制御値WEをIF発生器12に出力する。図10から明らかなように、デマッパー14からのオプション信号18により、特定のシンボルの重み付けを可能または除外することができる。
上記の重み付けにより、検出器対位相エラーレスポンスの形状は結果として放物線状となる。エラー重み付けは、図11のライン26に例示される。
図11から明らかなように、重み関数が利用されなかった場合発生したであろう誤った位相エラーが実質的に減少している。したがって、PLLループの誤調整の可能性も減少する。
図12は、離散値を使用する他の重み関数を示している。図から明らかのように、重み関数の形状は図11の形状と類似している。しかしなから、単純化のため多数の離散値を使用している。
上記で説明したように、決定境界近くでのレスポンスを抑圧することが目的である。しかしながら、本発明の第3の実施例によれば、これはI/Q平面の中心シンボルにのみ適用可能である。
図13に、128QAM方式の典型的な例を示す。コンスタレーションにおける8つの外側の信号位置32は、境界線から外側の領域34に来るものを定義する。信号が外周のコーナー領域34において検出された場合、外れたエラー制御信号は重み付けされない(WE=E’)。一方、領域36によって示されるように信号がQおよびI軸に沿ったシンボル境界の外側で検出される場合、重み関数WE=0が適用される。こうすることにより、バースト誤り性能を改善することが出来る。
このようにして、本発明により、ノイズが復調器において発生するにもかかわらず、エラーが低減しトラッキング能力が強化される改良された復調器が実現できる。
公知の送信機を示す図である。 公知の受信機を示す図である。 公知の典型的なフレームタイミング図である。 図3の詳細を示す図である。 他の公知のフレーム図である。 16QAM変調のコンスタレーションにおける熱雑音を示す。 エラーベクトルEに関連した詳細図を示す。 64QAM方式における、公知の方式に従って導出された様々な制御エラー値E’の曲線を示す図である。 本発明の第1実施例に従う、典型的な四分円誤り訂正方式を示す。 本発明の第1実施例の代替例に従う、典型的な八分円誤り訂正方式を示す。 本発明の第2実施例に従う、放物線状エラー加重のための典型的な受信機を示す。 本発明の第2実施例に従う、典型的な第1の放物線状のエラー重み関数を示す。 本発明の第2実施例に従う、典型的な第2の放物線状のエラー重み関数を示す。 本発明の第3実施例に従う、典型的な128QAM方式を示す。

Claims (8)

  1. M値QAMで変調されたデジタルデータを復調する方法であって、
    複素シンボルベクトル(D)を検出するステップと、
    検出された前記シンボルベクトル(D)が、複素基準ベクトル(R)と関連付けられたどの基準シンボル境界に属するか確認するステップと、
    検出された前記シンボルベクトル(D)と関連した基準ベクトル(R)との間の差分を構成しているエラーベクトル(E)の直交成分(E_IおよびE_Q)を確認して、復調段階におけるフィードバック信号としてエラー制御信号(E’)の近似を求めるステップと、
    を有し、
    複素平面で虚軸(Q)を取り囲み、原点を横切っている少なくとも2つの線によって区切られ、虚軸に関して対称な第1の領域(A)に、検出された前記シンボルベクトル(D)が属する場合、前記エラーベクトル(E)の虚数の直交成分(E_Q)によってエラー制御信号(E’)を近似し、
    前記複素平面で実軸(I)を取り囲み、原点を横切っている少なくとも2つの線によって区切られ、実軸に関して対称な第2の領域(B)に、検出された前記シンボルベクトル(D)が属する場合、前記エラーベクトル(E)の実数の直交成分(E_I)によってエラー制御信号(E’)を近似する、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記第1の領域は|D_Q| ≧ |D_I|によって区切られる領域であり、
    前記第2の領域は|D_Q| < |D_I|によって区切られる領域である、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の領域は|D_Q| ≧ 2|D_I|によって区切られる領域であり、
    前記第2の領域は|D_Q| < 1/2|D_I|によって区切られる領域であり、
    検出された前記シンボルベクトル(D)が第1の領域と第2の領域のいずれにも属さない場合、前記実数の直交成分(E_I)および前記虚数の直交成分(E_Q)の平均値によって前記エラー制御信号(E’)を近似する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. M値QAMで変調されたデジタルデータを復調する方法であって、
    複素シンボルベクトル(D)を検出するステップと、
    検出された前記シンボルベクトル(D)が、所与のシンボル境界サイズ(T)を有する、複素基準ベクトル(R)と関連付けられたどの基準シンボル境界に属するか確認するステップと、
    検出された前記シンボルベクトル(D)と関連した前記基準ベクトル(R)との間の差分を構成しているエラーベクトル(E)の直交成分(E_IおよびE_Q)を確認するステップと、
    前記エラーベクトル(E)からエラー制御信号(E’)を導出するステップとを有し、
    前記エラー制御信号は、
    復調段階におけるフィードバック信号として導出されたエラー制御信号(E’)の関数である加重エラー信号(WE)を用いており、
    前記加重エラー信号(WE)は、エラーベクトル(E)がゼロに近づくときにゼロに近づき、
    ゼロに近い正の値に対しては正の値とし、ゼロに近い負の値に対しては負の値とし、
    前記エラーベクトルが前記検出シンボルのシンボル境界に近づくときにゼロに近づく、
    ことを特徴とする方法。
  5. 前記エラーベクトル(E)がシンボル境界を超える場合、前記加重エラー信号(WE)を低減値またはゼロ値ととする、
    ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. WE=E’(1−2W/T) にしたがってエラー制御信号を低減し、
    E’は導出された前記エラー制御信号(E’)に対応しており、
    Tは前記シンボル境界サイズに対応しており、
    W = Max {abs(E_I); abs(E_Q)} である、
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. M値QAMコンスタレーションの外側コーナー領域(34)については重み付けを実行しない、
    ことを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の方法。
  8. 検出された前記シンボルベクトル(D)がQ軸およびI軸に沿ったシンボル境界の外側(36)に属する場合、WE=0である重み関数を適用する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
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