JP2000224250A - 復調器及び復調方法 - Google Patents
復調器及び復調方法Info
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/06—Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection
- H04L25/067—Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection providing soft decisions, i.e. decisions together with an estimate of reliability
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/06—Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection
- H04L25/061—Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection providing hard decisions only; arrangements for tracking or suppressing unwanted low frequency components, e.g. removal of dc offset
- H04L25/062—Setting decision thresholds using feedforward techniques only
-
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/18—Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
- H04L27/22—Demodulator circuits; Receiver circuits
-
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/32—Carrier systems characterised by combinations of two or more of the types covered by groups H04L27/02, H04L27/10, H04L27/18 or H04L27/26
- H04L27/34—Amplitude- and phase-modulated carrier systems, e.g. quadrature-amplitude modulated carrier systems
- H04L27/38—Demodulator circuits; Receiver circuits
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- Signal Processing (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】PSKやQAM等のハード判断(又はビタビ復
号化やトレリス復号化等のソフト判断)による復号化技
術を提供する。 【解決手段】復調器−ビット同期器20は、PSK又は
QAM信号を復調し同期化し、同相成分I及び直交成分
Qを発生し、判断回路24及びマイクロプロセッサ22
に供給する。判断回路24は、基準の判断境界に対する
受信信号のコンスタレーション点それぞれの距離を判定
し、該距離に基づいて判断境界を調整し最適化し、最適
化された判断境界を判断回路24の判断マップ26に記
憶する。マイクロプロセッサ24は、最適化された判断
境界に基づいて信号を復号化する。これにより、送信機
に非線形逆歪み技法を適用しなくてもBERを改善する
ことができ、送信機の軽量化を実現でき、送信機を衛星
上に配置した衛星通信システムのような用途において、
特に有用である。
号化やトレリス復号化等のソフト判断)による復号化技
術を提供する。 【解決手段】復調器−ビット同期器20は、PSK又は
QAM信号を復調し同期化し、同相成分I及び直交成分
Qを発生し、判断回路24及びマイクロプロセッサ22
に供給する。判断回路24は、基準の判断境界に対する
受信信号のコンスタレーション点それぞれの距離を判定
し、該距離に基づいて判断境界を調整し最適化し、最適
化された判断境界を判断回路24の判断マップ26に記
憶する。マイクロプロセッサ24は、最適化された判断
境界に基づいて信号を復号化する。これにより、送信機
に非線形逆歪み技法を適用しなくてもBERを改善する
ことができ、送信機の軽量化を実現でき、送信機を衛星
上に配置した衛星通信システムのような用途において、
特に有用である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位相シフト・キー
イング(PSK:phase shift keyin
g)及び直交振幅変調(QAM:quadrature
amplitude modulation)等のハ
ード判断技術(hard−decision tech
nique)によって種々の信号を復調すると共に、ビ
タビ(Viterbi)復号化及びトレリス(trel
lis)復号化等のソフト判断技術によって、信号を復
調する復調方法及び復調器に関するものである。ハード
判断技術では、判断領域を受信機において最適化してビ
ット・エラー・レート(BER)を低減し、ソフト判断
技術では、受信機において判断メトリック(metri
cs)を最適化してBERを低減する。判断領域及びメ
トリックの最適化によって、送信機における非線形逆歪
み法(non−linear predistorti
on)の必要性を回避することができる。
イング(PSK:phase shift keyin
g)及び直交振幅変調(QAM:quadrature
amplitude modulation)等のハ
ード判断技術(hard−decision tech
nique)によって種々の信号を復調すると共に、ビ
タビ(Viterbi)復号化及びトレリス(trel
lis)復号化等のソフト判断技術によって、信号を復
調する復調方法及び復調器に関するものである。ハード
判断技術では、判断領域を受信機において最適化してビ
ット・エラー・レート(BER)を低減し、ソフト判断
技術では、受信機において判断メトリック(metri
cs)を最適化してBERを低減する。判断領域及びメ
トリックの最適化によって、送信機における非線形逆歪
み法(non−linear predistorti
on)の必要性を回避することができる。
【0002】
【従来の技術】キャリア信号を種々の形式の情報で変調
するための種々の変調技術が知られている。帯域幅の割
り当てに制限があるために、周波数当たり送信可能な情
報量を増大させることができる変調技術が開発されてき
た。このような技術の1つは、直交位相シフト・キーイ
ング(QPSK)として知られている。かかるQPSK
変調技術は、当技術分野では公知であり、米国特許第
5,440,259号、第5,615,230号、第
5,440,268号、第5,550,868号、第
5,598,441号、第5,500,876号、及び
第5,485,489号に記載されている。これらの内
容は、この言及により本願にも含まれるものとする。
するための種々の変調技術が知られている。帯域幅の割
り当てに制限があるために、周波数当たり送信可能な情
報量を増大させることができる変調技術が開発されてき
た。このような技術の1つは、直交位相シフト・キーイ
ング(QPSK)として知られている。かかるQPSK
変調技術は、当技術分野では公知であり、米国特許第
5,440,259号、第5,615,230号、第
5,440,268号、第5,550,868号、第
5,598,441号、第5,500,876号、及び
第5,485,489号に記載されている。これらの内
容は、この言及により本願にも含まれるものとする。
【0003】このような変調技術では、通常、キャリア
の実成分及び直交成分双方の位相を変調し、各々2段階
を有する2つのビットを、単一の周波数で送信可能にす
る。したがって、各周波数において、シンボルとして知
られている4つの異なる位相状態の1つに、キャリアを
変調することができる。シンボルは、図1に概略的に示
すようなコンスタレーションを形成する。このように、
QPSK変調技術は、振幅変調技術及び周波数変調技術
に対して、周波数当たり2倍の情報を与えることがで
き、帯域幅の割り当てが比較的限定されている、例え
ば、衛星通信システムのような用途に適している。
の実成分及び直交成分双方の位相を変調し、各々2段階
を有する2つのビットを、単一の周波数で送信可能にす
る。したがって、各周波数において、シンボルとして知
られている4つの異なる位相状態の1つに、キャリアを
変調することができる。シンボルは、図1に概略的に示
すようなコンスタレーションを形成する。このように、
QPSK変調技術は、振幅変調技術及び周波数変調技術
に対して、周波数当たり2倍の情報を与えることがで
き、帯域幅の割り当てが比較的限定されている、例え
ば、衛星通信システムのような用途に適している。
【0004】周波数当たりの送信情報量をさらに増大さ
せるために、直交振幅変調(QAM)のような、他の変
調技術が開発されている。かかるQAM変調技術は、当
技術分野では比較的よく知られている。QAM変調技術
の例は、米国特許第5,612,651号、第5,34
3,499号、第5,363,408号、及び第5,3
07,377号に開示されている。これらの内容は、こ
の言及により本願にも含まれるものとする。このような
QAM変調技術は、本質的に、QPSK信号の振幅及び
位相変調を伴い、例えば、図2に示すように、8、1
6、32、64、及び更にそれ以上の信号のコンスタレ
ーションを与える。
せるために、直交振幅変調(QAM)のような、他の変
調技術が開発されている。かかるQAM変調技術は、当
技術分野では比較的よく知られている。QAM変調技術
の例は、米国特許第5,612,651号、第5,34
3,499号、第5,363,408号、及び第5,3
07,377号に開示されている。これらの内容は、こ
の言及により本願にも含まれるものとする。このような
QAM変調技術は、本質的に、QPSK信号の振幅及び
位相変調を伴い、例えば、図2に示すように、8、1
6、32、64、及び更にそれ以上の信号のコンスタレ
ーションを与える。
【0005】PSK及びQAM変調信号の復号化も、当
技術分野では公知である。通常、PSK又はQAM信号
は、受信され、復調され、フィルタリングされ、サンプ
リングされる。サンプルは、判断変数として知られてい
る。例えば、図1に示すQPSKコンスタレーション
は、各々1つの四分儀を表わす4つの対称的な判断領域
20,22,24,26に分割することができる。同様
に、図3に示すような8PSKコンスタレーションで
は、8つの判断領域30,32,34,36,38,4
0,42,44に分割される。各判断領域30〜44
は、図3に点線で示すように、放射状の回転対称な45
°の区分領域によって既定される。シンボルを復号化す
るために、ビット判断又はシンボル判断は、判断変数が
配されている判断領域を決定することを基本とする。こ
の技術は、ハード判断検出として知られている。
技術分野では公知である。通常、PSK又はQAM信号
は、受信され、復調され、フィルタリングされ、サンプ
リングされる。サンプルは、判断変数として知られてい
る。例えば、図1に示すQPSKコンスタレーション
は、各々1つの四分儀を表わす4つの対称的な判断領域
20,22,24,26に分割することができる。同様
に、図3に示すような8PSKコンスタレーションで
は、8つの判断領域30,32,34,36,38,4
0,42,44に分割される。各判断領域30〜44
は、図3に点線で示すように、放射状の回転対称な45
°の区分領域によって既定される。シンボルを復号化す
るために、ビット判断又はシンボル判断は、判断変数が
配されている判断領域を決定することを基本とする。こ
の技術は、ハード判断検出として知られている。
【0006】トレリス復号化やビタビ復号化のような他
の符号化及び復号化技術も公知である。トレリス符号の
復調は、米国特許第4,873,701号において詳細
に論じられており、その内容はこの言及により本願にも
含まれるものとする。畳み込み符号化技術も公知であ
る。かかる畳み込み符号化信号は、ビタビ復号化として
知られている手順によって復号化される。ビタビ復号化
は、A.J.Viterbiによる“Error Bo
unds for ConvolutionalCod
es and Asymptotically Opt
imum Decoding Algorithm”
(畳み込み符号のためのエラー制限及び漸近的最適復号
化アルゴリズム)(IEEE Trans Inf.
Theory,IT−13,pp.260−269,1
967年4月)において論じられている。畳み込み符号
化/ビタビ復号化技術は、C.Britton Ror
abaugh(C.ブリトン・ローラボー)による”E
rror Coding Cookbook”(エラー
符号化のクックブック)(McGraw Hillco
pyright 1996年、pp.105−125)
にも開示されており、その内容はこの言及により本願に
も含まれるものとする。このような技術は、ソフト判断
技術として知られている。ソフト判断技術では、通常、
受信した判断変数と基準コンスタレーションとの間の距
離として、判断メトリックを計算する。
の符号化及び復号化技術も公知である。トレリス符号の
復調は、米国特許第4,873,701号において詳細
に論じられており、その内容はこの言及により本願にも
含まれるものとする。畳み込み符号化技術も公知であ
る。かかる畳み込み符号化信号は、ビタビ復号化として
知られている手順によって復号化される。ビタビ復号化
は、A.J.Viterbiによる“Error Bo
unds for ConvolutionalCod
es and Asymptotically Opt
imum Decoding Algorithm”
(畳み込み符号のためのエラー制限及び漸近的最適復号
化アルゴリズム)(IEEE Trans Inf.
Theory,IT−13,pp.260−269,1
967年4月)において論じられている。畳み込み符号
化/ビタビ復号化技術は、C.Britton Ror
abaugh(C.ブリトン・ローラボー)による”E
rror Coding Cookbook”(エラー
符号化のクックブック)(McGraw Hillco
pyright 1996年、pp.105−125)
にも開示されており、その内容はこの言及により本願に
も含まれるものとする。このような技術は、ソフト判断
技術として知られている。ソフト判断技術では、通常、
受信した判断変数と基準コンスタレーションとの間の距
離として、判断メトリックを計算する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハード
判断技術及びソフト判断技術に伴う問題があり、この問
題により、システムのビット・エラー・レート(BE
R)性能の悪化を招いている。かかる問題は、変調器の
欠陥、チャネル・フィルタリング、増幅器の非線形性、
及び復調器の欠陥の結果生じるものである。これらの問
題のために、無雑音判断変数は、その理想的な位置には
なく、よって、最も近い判断境界から等距離とならなく
なる。したがって、理想的な判断領域に対して行われる
判断は、理想的ではなくなってしまい、BERの上昇を
招いてしまう。ソフト判断復号化技術では、上記した問
題のために、無雑音コンスタレーションが理想的な位置
には現れない。
判断技術及びソフト判断技術に伴う問題があり、この問
題により、システムのビット・エラー・レート(BE
R)性能の悪化を招いている。かかる問題は、変調器の
欠陥、チャネル・フィルタリング、増幅器の非線形性、
及び復調器の欠陥の結果生じるものである。これらの問
題のために、無雑音判断変数は、その理想的な位置には
なく、よって、最も近い判断境界から等距離とならなく
なる。したがって、理想的な判断領域に対して行われる
判断は、理想的ではなくなってしまい、BERの上昇を
招いてしまう。ソフト判断復号化技術では、上記した問
題のために、無雑音コンスタレーションが理想的な位置
には現れない。
【0008】これらの問題は、図4及び図5に示すバイ
ナリ位相シフト・キーイング(BPSK)の例を参照す
ることによって、十分に理解されるであろう。図4に示
すように、コンスタレーション点+A及び−Aは、判断
境界としてのゼロ軸から等距離にある。これら2つのコ
ンスタレーション点に対して、添加白色ガウス・ノイズ
(AWGN:additive white Gaus
sian noise)の確率密度関数(PDF:pr
obability density functio
n)が示されている。図示のように、変調器の出力信号
は等しい確率で送信され、これにより、最大尤度の判断
を行ってBERを最小化する。
ナリ位相シフト・キーイング(BPSK)の例を参照す
ることによって、十分に理解されるであろう。図4に示
すように、コンスタレーション点+A及び−Aは、判断
境界としてのゼロ軸から等距離にある。これら2つのコ
ンスタレーション点に対して、添加白色ガウス・ノイズ
(AWGN:additive white Gaus
sian noise)の確率密度関数(PDF:pr
obability density functio
n)が示されている。図示のように、変調器の出力信号
は等しい確率で送信され、これにより、最大尤度の判断
を行ってBERを最小化する。
【0009】図5は、理想的でない状態を示している。
図5では、コンスタレーション点+B及び−Cは、例え
ば、モデムの欠陥、増幅器の非線形性等のために、非較
正のバイアスを有する。図示のように、コンスタレーシ
ョン点+B及び−Cは、もはや判断境界から等距離には
ない。したがって、判断領域の境界はもはや確率の最大
尤度を与えず、エラーの確率は著しく高まってしまい、
結局、BERの上昇を招いてしまう。このため、BER
を最適化する復号化技術の改良が求められており、本発
明はこのような技術を提供することである。
図5では、コンスタレーション点+B及び−Cは、例え
ば、モデムの欠陥、増幅器の非線形性等のために、非較
正のバイアスを有する。図示のように、コンスタレーシ
ョン点+B及び−Cは、もはや判断境界から等距離には
ない。したがって、判断領域の境界はもはや確率の最大
尤度を与えず、エラーの確率は著しく高まってしまい、
結局、BERの上昇を招いてしまう。このため、BER
を最適化する復号化技術の改良が求められており、本発
明はこのような技術を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、位相シフト・
キーイング(PSK)や直交振幅変調(QAM)等のハ
ード判断復号化、及び、ビタビ復号化やトレリス復号化
等のソフト判断技術に有用な、改良された復号化技術に
関するものである。本発明によるシステムは、ハード判
断復号化技術には適応判断領域を備え、ソフト判断技術
には適応メトリックを備えることによって、判断境界及
び基準コンスタレーションをそれぞれ最適化し、ビット
・エラー・レート(BER)を最小化しようとするもの
である。即ち、受信信号のコンスタレーション点の位置
に基づいて、判断境界及びメトリックを最適化する。判
断境界及びメトリックを適応的に調整することによっ
て、送信機に非線形逆歪み法を用いることなく、BER
を格段に改善することが可能となり、ハードウエアの複
雑さ緩和、及び送信機の軽量化がもたらされる。したが
って、送信機を衛星上に配置した衛星通信システムのよ
うな用途において、極めて有用となる。本発明のこれら
及びその他の利点は、以下の明細書及び添付図面を参照
することによって、容易に理解されよう。
キーイング(PSK)や直交振幅変調(QAM)等のハ
ード判断復号化、及び、ビタビ復号化やトレリス復号化
等のソフト判断技術に有用な、改良された復号化技術に
関するものである。本発明によるシステムは、ハード判
断復号化技術には適応判断領域を備え、ソフト判断技術
には適応メトリックを備えることによって、判断境界及
び基準コンスタレーションをそれぞれ最適化し、ビット
・エラー・レート(BER)を最小化しようとするもの
である。即ち、受信信号のコンスタレーション点の位置
に基づいて、判断境界及びメトリックを最適化する。判
断境界及びメトリックを適応的に調整することによっ
て、送信機に非線形逆歪み法を用いることなく、BER
を格段に改善することが可能となり、ハードウエアの複
雑さ緩和、及び送信機の軽量化がもたらされる。したが
って、送信機を衛星上に配置した衛星通信システムのよ
うな用途において、極めて有用となる。本発明のこれら
及びその他の利点は、以下の明細書及び添付図面を参照
することによって、容易に理解されよう。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、直交位相シフト・キー
イング(QPSK)、8PSK、12/4直交振幅変調
(QAM)、16−QAM、及び32−QAM等のハー
ド判断復号化技術、並びにビタビ復号化やトレリス復号
化等のソフト判断復号化技術の双方について、ビット・
エラー・レート(BER)を改善する、復調器及び復調
方法に関するものである。先に論じたように、ハード判
断検出技術は、受信信号が位置する判断領域を判定する
ことによって動作する。ビタビ復号化やトレリス復号化
のようなソフト判断検出技術では、シンボルと基準コン
スタレーションとの間の距離である判断メトリックを計
算する。ハード判断技術及びソフト判断技術の双方にお
いて、変調器の欠陥、チャネル・フィルタリング、増幅
器の非線形性、及び復調器の欠陥の結果、種々のエラー
が発生する可能性がある。本発明に係るシステムは、ハ
ード判断復号化技術に対してBERを最適化するため
に、適応判断領域を設け、判断領域の境界を、例えば、
受信信号から等距離に置くことにより、復調器の最大尤
度の判断能力を復元する。ビタビ符号化及びトレリス復
号化のようなソフト判断復号化技術では、判断メトリッ
クを適応的に調整し、BERを最低に抑え、復調器の最
大尤度の判断能力を復元する。
イング(QPSK)、8PSK、12/4直交振幅変調
(QAM)、16−QAM、及び32−QAM等のハー
ド判断復号化技術、並びにビタビ復号化やトレリス復号
化等のソフト判断復号化技術の双方について、ビット・
エラー・レート(BER)を改善する、復調器及び復調
方法に関するものである。先に論じたように、ハード判
断検出技術は、受信信号が位置する判断領域を判定する
ことによって動作する。ビタビ復号化やトレリス復号化
のようなソフト判断検出技術では、シンボルと基準コン
スタレーションとの間の距離である判断メトリックを計
算する。ハード判断技術及びソフト判断技術の双方にお
いて、変調器の欠陥、チャネル・フィルタリング、増幅
器の非線形性、及び復調器の欠陥の結果、種々のエラー
が発生する可能性がある。本発明に係るシステムは、ハ
ード判断復号化技術に対してBERを最適化するため
に、適応判断領域を設け、判断領域の境界を、例えば、
受信信号から等距離に置くことにより、復調器の最大尤
度の判断能力を復元する。ビタビ符号化及びトレリス復
号化のようなソフト判断復号化技術では、判断メトリッ
クを適応的に調整し、BERを最低に抑え、復調器の最
大尤度の判断能力を復元する。
【0012】本発明の利点の1つは、コンスタレーショ
ン・バイアス・エラーを補償するための非線形逆歪み技
術を不要にすることである。非線形逆歪み技術によるエ
ラー補償では、送信機に余分なハードウエアが必要とな
り、送信機の重量や電力消費だけでなく、複雑さも増大
することになる。種々の公知の衛星通信システムでは、
送信機は衛星上に配置されているので、重量及び空間は
非常に制限されている。本発明は、地上に配置される受
信機に追加の適応処理を備えることによってBERの改
善を図りつつ、衛星上における余分なハードウエアを不
要にすることによって、重量及び空間の問題を解決す
る。
ン・バイアス・エラーを補償するための非線形逆歪み技
術を不要にすることである。非線形逆歪み技術によるエ
ラー補償では、送信機に余分なハードウエアが必要とな
り、送信機の重量や電力消費だけでなく、複雑さも増大
することになる。種々の公知の衛星通信システムでは、
送信機は衛星上に配置されているので、重量及び空間は
非常に制限されている。本発明は、地上に配置される受
信機に追加の適応処理を備えることによってBERの改
善を図りつつ、衛星上における余分なハードウエアを不
要にすることによって、重量及び空間の問題を解決す
る。
【0013】図4〜図6に参照して、本システムの性能
例について説明する。上記したように、図4は、理想的
なコンスタレーションを表わしており、簡略化のため
に、バイナリ位相シフト・キーイング(BPSK)の例
を示している。上記したように、図5は、2つの理想的
でないコンスタレーション点+B及び−Cについて示し
ている。例示の目的のために、B>Cとする。また、点
+B及び−Cの各々に対して、添加(additiv
e)白色ガウス・ノイズ(AWGN)の確率密度関数
(PDF)も示している。B>Cであるので、これらの
点は、ゼロ軸から等距離ではなく、ゼロ軸は、これらの
点の右半分及び左半分の判断領域を形成する。図5に示
すような状態の場合、エラー確率は、図4に示す理想的
な状態に比べて、著しく上昇する。
例について説明する。上記したように、図4は、理想的
なコンスタレーションを表わしており、簡略化のため
に、バイナリ位相シフト・キーイング(BPSK)の例
を示している。上記したように、図5は、2つの理想的
でないコンスタレーション点+B及び−Cについて示し
ている。例示の目的のために、B>Cとする。また、点
+B及び−Cの各々に対して、添加(additiv
e)白色ガウス・ノイズ(AWGN)の確率密度関数
(PDF)も示している。B>Cであるので、これらの
点は、ゼロ軸から等距離ではなく、ゼロ軸は、これらの
点の右半分及び左半分の判断領域を形成する。図5に示
すような状態の場合、エラー確率は、図4に示す理想的
な状態に比べて、著しく上昇する。
【0014】しかしながら、本発明によれば、図5に点
線で示している判断境界を調整することによって、図6
に示すように、コンスタレーション・エラー・バイアス
を補償する。BPSKの例では、単に点+Bと点−Bと
の間の距離を検出し、それを半分に分割する((B−
C)/2)ことによって、判断境界を調整する。図6に
示したように、判断境界を調整した場合は、エラー確率
は、図5に示した状態に比べて大幅に減少し、図4に示
した理想的な状態におけるエラー確率とほぼ同様なエラ
ー確立を有するようにすることができる。
線で示している判断境界を調整することによって、図6
に示すように、コンスタレーション・エラー・バイアス
を補償する。BPSKの例では、単に点+Bと点−Bと
の間の距離を検出し、それを半分に分割する((B−
C)/2)ことによって、判断境界を調整する。図6に
示したように、判断境界を調整した場合は、エラー確率
は、図5に示した状態に比べて大幅に減少し、図4に示
した理想的な状態におけるエラー確率とほぼ同様なエラ
ー確立を有するようにすることができる。
【0015】判断境界又は基準コンスタレーションを最
適化するためには、種々の技術を用いることができる。
これらの技術の例を図8及び図9を参照して説明する。
最適化技術の1つは、最急降下(steepest d
escent)法のような最小化技術を用いて、判断境
界又は基準コンスタレーション点の位置を微動させ(d
ithering)、ビット・エラー・レート(BE
R)を最小化することである。即ち、図8を参照する
と、基準コンスタレーションは、各クラウド(clou
d)の重心として初期化されている。次に、各点を垂直
方向及び水平方向双方に微動させつつ、BERを測定す
る。例えば、最急降下法のような最適化法によって、こ
の点を移動させて、BERを最小化する。図8に示す例
では、システムは、点(8点×2ディメンジョン)を順
次周回する。
適化するためには、種々の技術を用いることができる。
これらの技術の例を図8及び図9を参照して説明する。
最適化技術の1つは、最急降下(steepest d
escent)法のような最小化技術を用いて、判断境
界又は基準コンスタレーション点の位置を微動させ(d
ithering)、ビット・エラー・レート(BE
R)を最小化することである。即ち、図8を参照する
と、基準コンスタレーションは、各クラウド(clou
d)の重心として初期化されている。次に、各点を垂直
方向及び水平方向双方に微動させつつ、BERを測定す
る。例えば、最急降下法のような最適化法によって、こ
の点を移動させて、BERを最小化する。図8に示す例
では、システムは、点(8点×2ディメンジョン)を順
次周回する。
【0016】判断境界は、図9に示すように、最適化す
ることができる。即ち、最初に各クラウドの重心を決定
する。次に、隣接する重心の中間に判断境界を引く。判
断境界と水平軸との間の角度θを微動させながら、BE
Rを測定する。そして、例えば最急降下法によって、B
ERが最小化されるように、角度θを調整する。あるい
は、判断空間内の各点を、初期状態において最も近い重
心にマッピングする。次に、各重心を微動させ、BER
を最小化するように、判断空間のマッピングを再度行
う。
ることができる。即ち、最初に各クラウドの重心を決定
する。次に、隣接する重心の中間に判断境界を引く。判
断境界と水平軸との間の角度θを微動させながら、BE
Rを測定する。そして、例えば最急降下法によって、B
ERが最小化されるように、角度θを調整する。あるい
は、判断空間内の各点を、初期状態において最も近い重
心にマッピングする。次に、各重心を微動させ、BER
を最小化するように、判断空間のマッピングを再度行
う。
【0017】別の最適化技術も既知である。判断境界又
は基準コンスタレーションの最適化は、いずれか1つの
技術又は複数の技術を組み合わせて行うことができる。
他の最適化技術には、各コンスタレーション・クラスタ
の重心を最初に決定する際に、無雑音即ち高SNRコン
スタレーションを収集することが含まれる。最適な判断
境界は、I/Q判断空間内の各点を、最も近い重心点に
マッピングすることによって決定される。他の最適化メ
トリックには、平均2乗誤差及び累積経路誤差が含ま
れ、両技術とも当技術分野では比較的良く知られてい
る。
は基準コンスタレーションの最適化は、いずれか1つの
技術又は複数の技術を組み合わせて行うことができる。
他の最適化技術には、各コンスタレーション・クラスタ
の重心を最初に決定する際に、無雑音即ち高SNRコン
スタレーションを収集することが含まれる。最適な判断
境界は、I/Q判断空間内の各点を、最も近い重心点に
マッピングすることによって決定される。他の最適化メ
トリックには、平均2乗誤差及び累積経路誤差が含ま
れ、両技術とも当技術分野では比較的良く知られてい
る。
【0018】本発明にしたがって適応判断領域及びメト
リックを実施するためには、種々の技術を用いることが
できる。これらの技術は、重心及び判断境界を再配置す
る上記した技術や、プログラム可能なルックアップ・テ
ーブルによって受信機における2次元I/Q空間を理想
的な判断空間に順応するようにマッピングし直す技術を
含んでいる。このような技術は全て、本発明に適用可能
なものである。図7に示すように、コンスタレーション
点のバイアスは、リンクを確定した後に決定することが
できる。低データ・レート又は訓練シーケンスを用い
て、初期較正を行うことができる。
リックを実施するためには、種々の技術を用いることが
できる。これらの技術は、重心及び判断境界を再配置す
る上記した技術や、プログラム可能なルックアップ・テ
ーブルによって受信機における2次元I/Q空間を理想
的な判断空間に順応するようにマッピングし直す技術を
含んでいる。このような技術は全て、本発明に適用可能
なものである。図7に示すように、コンスタレーション
点のバイアスは、リンクを確定した後に決定することが
できる。低データ・レート又は訓練シーケンスを用い
て、初期較正を行うことができる。
【0019】図10〜図13は、本発明の装置の実施例
をブロック図で示している。図10及び図11は、位相
シフト・キーイング(PSK)や直交振幅変調(QA
M)のようなハード判断技術によって信号を復調する復
調器を実現するためのブロック図を示している。図12
及び図13は、ビタビ復号化やトレリス復号化のような
ソフト判断技術によって信号を復調する場合のブロック
図を示している。図10及び図12は、復号化した信号
のBERを改善するように適合化した復調器の例を示
し、図11及び図13は、図10及び図12と同様であ
るが、シンボル・エラー・カウンタを追加している。シ
ンボル・エラー・カウンタは、二進カウンタとして実現
され、復号化したシンボルを基準訓練シーケンスと比較
して、BERを更に改善する。これについては以下で論
ずる。全ての実施形態において、ハードウエアは標準的
なものである。
をブロック図で示している。図10及び図11は、位相
シフト・キーイング(PSK)や直交振幅変調(QA
M)のようなハード判断技術によって信号を復調する復
調器を実現するためのブロック図を示している。図12
及び図13は、ビタビ復号化やトレリス復号化のような
ソフト判断技術によって信号を復調する場合のブロック
図を示している。図10及び図12は、復号化した信号
のBERを改善するように適合化した復調器の例を示
し、図11及び図13は、図10及び図12と同様であ
るが、シンボル・エラー・カウンタを追加している。シ
ンボル・エラー・カウンタは、二進カウンタとして実現
され、復号化したシンボルを基準訓練シーケンスと比較
して、BERを更に改善する。これについては以下で論
ずる。全ての実施形態において、ハードウエアは標準的
なものである。
【0020】図10を参照すると、このシステムは、復
調器−ビット同期器20、マイクロプロセッサ22、及
び判断回路24を含んでいる。このハードウエアは全
て、標準的なもので、当技術分野では非常に良く知られ
ている。当技術では公知のように、PSK及びQAM信
号を公知の方法で復調及び同期化し、同相信号成分I及
び直交信号成分Qを発生する。これらの信号成分I及び
Qは、判断回路24及びマイクロプロセッサ22に印加
される。先に論じたように、点に対する判断領域又は重
心を量子化し、判断回路24内の判断マップ26にマッ
ピングする。判断マップ26は、電子メモリによって実
現される。マイクロプロセッサ22は、判断マップ26
における適応判断領域を用いて、シンボルを復号化す
る。
調器−ビット同期器20、マイクロプロセッサ22、及
び判断回路24を含んでいる。このハードウエアは全
て、標準的なもので、当技術分野では非常に良く知られ
ている。当技術では公知のように、PSK及びQAM信
号を公知の方法で復調及び同期化し、同相信号成分I及
び直交信号成分Qを発生する。これらの信号成分I及び
Qは、判断回路24及びマイクロプロセッサ22に印加
される。先に論じたように、点に対する判断領域又は重
心を量子化し、判断回路24内の判断マップ26にマッ
ピングする。判断マップ26は、電子メモリによって実
現される。マイクロプロセッサ22は、判断マップ26
における適応判断領域を用いて、シンボルを復号化す
る。
【0021】図11は、図10と同様であるが、更にシ
ンボル・エラー・カウンタ28を含んでいる。該カウン
タは、単純なバイナリ比較器として実現すればよい。前
述のように、シンボル・エラー・カウンタ28は任意採
用であり、復号化した信号のBERを更に改善するため
に、用いられる。この実施例では、復号化したシンボル
を基準訓練シーケンスと比較する。即ち、送信機は、基
準訓練シーケンスを送信するように強制される。基準訓
練シーケンスのシンボルの復号化を、基準訓練シーケン
スに用いられた実際のシンボルと比較する。この比較の
結果に応じて、判断境界を更に調整し、BERの一層の
改善を図ることができる。
ンボル・エラー・カウンタ28を含んでいる。該カウン
タは、単純なバイナリ比較器として実現すればよい。前
述のように、シンボル・エラー・カウンタ28は任意採
用であり、復号化した信号のBERを更に改善するため
に、用いられる。この実施例では、復号化したシンボル
を基準訓練シーケンスと比較する。即ち、送信機は、基
準訓練シーケンスを送信するように強制される。基準訓
練シーケンスのシンボルの復号化を、基準訓練シーケン
スに用いられた実際のシンボルと比較する。この比較の
結果に応じて、判断境界を更に調整し、BERの一層の
改善を図ることができる。
【0022】図12及び図13は、前述のように、本発
明による復調器の実施例を示すブロック図であり、これ
ら実施例では、ビタビ復号化やトレリス復号化のような
ソフト判断技術を利用する。図10及び図11に示した
実施例と同様に、本システムは、復調器−ビット同期器
32、トレリス・デコーダ34、及びマイクロプロセッ
サ36を含んでいる。先に述べたように、これらのデバ
イス32,34,36は、既知のものである。これら実
施例では、本発明により、シンボルと基準コンスタレー
ションとの間の距離を最適化し、先に論じたように、B
ERを最小化する。図13は、図12と同様であるが、
シンボル・エラー・カウンタ40を含み、基準コンスタ
レーションを更に調整することによって、BERの一層
の最小化を図ることができる。
明による復調器の実施例を示すブロック図であり、これ
ら実施例では、ビタビ復号化やトレリス復号化のような
ソフト判断技術を利用する。図10及び図11に示した
実施例と同様に、本システムは、復調器−ビット同期器
32、トレリス・デコーダ34、及びマイクロプロセッ
サ36を含んでいる。先に述べたように、これらのデバ
イス32,34,36は、既知のものである。これら実
施例では、本発明により、シンボルと基準コンスタレー
ションとの間の距離を最適化し、先に論じたように、B
ERを最小化する。図13は、図12と同様であるが、
シンボル・エラー・カウンタ40を含み、基準コンスタ
レーションを更に調整することによって、BERの一層
の最小化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】4つのシンボル(点)及び4つの判断領域を示
すQPSKコンスタレーションの説明図である。
すQPSKコンスタレーションの説明図である。
【図2】16QAMコンスタレーションの説明図であ
る。
る。
【図3】点線が判断領域の境界を表わしている、8QP
SKコンスタレーションの説明図である。
SKコンスタレーションの説明図である。
【図4】平均白色ガウス・ノイズ(AWGN)の確率分
布関数(PDF)を示す、理想的なバイナリ位相シフト
・キーイング(BPSK)コンスタレーションの説明図
である。
布関数(PDF)を示す、理想的なバイナリ位相シフト
・キーイング(BPSK)コンスタレーションの説明図
である。
【図5】バイアス・エラーがある場合のコンスタレーシ
ョン点を示す、図4と同様の説明図である。
ョン点を示す、図4と同様の説明図である。
【図6】本発明の原理に基づいた、エラー確率が低い適
応判断境界を示す、図4と同様の説明図である。
応判断境界を示す、図4と同様の説明図である。
【図7】本発明に係る、適応境界補正技術の説明図であ
る。
る。
【図8】本発明に係る、基準コンスタレーションの最適
化を示す説明図である。
化を示す説明図である。
【図9】本発明に係る、判断境界の最適化を示す説明図
である。
である。
【図10】ハード判断復号化技術を利用する、本発明に
係る復調器のブロック図である。
係る復調器のブロック図である。
【図11】ビット・エラー・レートを更に最適化するた
めのシンボル・エラー・カウンタを備えた、本発明に係
る復調器のブロック図である。
めのシンボル・エラー・カウンタを備えた、本発明に係
る復調器のブロック図である。
【図12】ソフト判断復号化技術を利用する、本発明に
係る復調器のブロック図である。
係る復調器のブロック図である。
【図13】ビット・エラー・レートを更に最適化するた
めのシンボル・エラー・カウンタを備えた、本発明に係
る復調器のブロック図である。
めのシンボル・エラー・カウンタを備えた、本発明に係
る復調器のブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サミュエル・ジェイ・フリードバーグ アメリカ合衆国カリフォルニア州90503, トーランス,ウエスト・ハンドレッドナイ ンティース・ストリート 5520 (72)発明者 ジェイムズ・シー・ベッカー アメリカ合衆国カリフォルニア州90503, トーランス,フラウアー・アベニュー 1632
Claims (15)
- 【請求項1】 復調器であって、 変調された信号を受信する手段と、 所定の判断境界に対する受信信号の距離を判定する手段
と、 所定の判断境界を距離の関数として調整し、調整された
判断境界を規定する調整手段と、 調整された判断境界に応じて受信信号を復号化する手段
とを備えることを特徴とする復調器。 - 【請求項2】 請求項1記載の復調器において、調整手
段が、調整された判断境界を判断マップにマッピングす
る手段を含むことを特徴とする復調器。 - 【請求項3】 請求項1記載の復調器において、該復調
器はさらに、復号化された信号を所定の訓練シーケンス
と比較し、ビット・エラー・レート(BER)を更に改
善するシンボル・エラー・カウンタを含むことを特徴と
する復調器。 - 【請求項4】 請求項1記載の復調器において、調整手
段が、判断境界の位置を微動させつつBERを測定し、
該BERが最小となる判断境界の位置を選択する手段を
含むことを特徴とする復調器。 - 【請求項5】 復調器であって、 変調された信号を受信する手段と、 該受信信号と基準コンスタレーションとの間の距離を判
定する手段と、 基準コンスタレーションの位置を、前記距離の関数とし
て調整し、調整された基準コンスタレーションを規定す
る調整手段と、 調整された基準コンスタレーションに応じて受信信号を
復号化する手段とからなることを特徴とする復調器。 - 【請求項6】 請求項5記載の復調器において、調整手
段が、調整された基準コンスタレーションをメモリ・マ
ップにマッピングする手段を含むことを特徴とする復調
器。 - 【請求項7】 請求項5記載の復調器において、該復調
器はさらに、復号化された信号を所定の訓練シーケンス
と比較し、ビット・エラー・レート(BER)を更に改
善するシンボル・エラー・カウンタを含むことを特徴と
する復調器。 - 【請求項8】 請求項5記載の復調器において、調整手
段が、基準コンスタレーション内の各点を微動させつつ
BERを測定し、基準コンスタレーションにBERが最
小となる位置を選択する手段を含むことを特徴とする復
調器。 - 【請求項9】 信号を復調する方法であって、 (a)変調された信号を受信するステップと、 (b)該受信信号の所定の判断境界に対する距離を判定
するステップと、 (c)所定の判断境界を上記距離の関数として調整し、
調整された判断境界を規定する調整ステップと、 (d)調整された判断境界に応じて、受信信号を復号化
するステップとからなることを特徴とする復調方法。 - 【請求項10】 請求項9記載の復調方法において、調
整ステップが、調整された判断境界を判断マップにマッ
ピングするステップを含むことを特徴とする復調方法。 - 【請求項11】 請求項9記載の復調方法において、該
方法はさらに、 シンボル・エラー・カウンタを備えるステップと、 復調された信号を所定の訓練シーケンスと比較し、ビッ
ト・エラー・レート(BER)を更に改善するステップ
とを含むことを特徴とする復調方法。 - 【請求項12】 請求項9記載の復調方法において、調
整ステップが、 判断境界の位置を微動させつつ、BERを測定するステ
ップと、 BERが最小となる判断境界の位置を選択するステップ
とからなることを特徴とする復調方法。 - 【請求項13】 信号を復調する方法であって、 (a)変調された信号を受信するステップと、 (b)該受信信号と基準コンスタレーションとの間の距
離を判定するステップと、 (c)基準コンスタレーションの位置を、上記距離の関
数として調整し、調整された基準コンスタレーションを
規定する調整ステップと、 (d)受信信号を調整された基準コンスタレーションに
応じて復号化するステップとからなることを特徴とする
復調方法。 - 【請求項14】 請求項13記載の復調方法において、
調整ステップが、調整された基準コンスタレーションを
メモリ・マップにマッピングするステップを含むことを
特徴とする復調方法。 - 【請求項15】 請求項13記載の復調方法において、
該方法はさらに、 シンボル・エラー・カウンタを備えるステップと、 復調信号を所定の訓練シーケンスと比較し、ビット・エ
ラー・レートを更に改善するステップとを含むことを特
徴とする復調方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/240275 | 1999-01-29 | ||
US09/240,275 US7197090B1 (en) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | Adaptive decision regions and metrics |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000224250A true JP2000224250A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=22905884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000022364A Pending JP2000224250A (ja) | 1999-01-29 | 2000-01-31 | 復調器及び復調方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7197090B1 (ja) |
EP (1) | EP1024634A2 (ja) |
JP (1) | JP2000224250A (ja) |
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KR100776976B1 (ko) | 2006-07-31 | 2007-11-21 | 전자부품연구원 | 데이터 가변적 통신 오율 제어 통신 시스템 |
JP2021057785A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | Kddi株式会社 | 受信装置及びプログラム |
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KR100959921B1 (ko) * | 2003-07-03 | 2010-05-26 | 삼성전자주식회사 | 다중 채널 통신 시스템의 수신기 및 상기 수신기를 사용한데이터 복원방법 |
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