JP2005530758A - 三環式マクロライド系抗菌化合物 - Google Patents

三環式マクロライド系抗菌化合物 Download PDF

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JP2005530758A JP2004501428A JP2004501428A JP2005530758A JP 2005530758 A JP2005530758 A JP 2005530758A JP 2004501428 A JP2004501428 A JP 2004501428A JP 2004501428 A JP2004501428 A JP 2004501428A JP 2005530758 A JP2005530758 A JP 2005530758A
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    • C07H17/04Heterocyclic radicals containing only oxygen as ring hetero atoms
    • C07H17/08Hetero rings containing eight or more ring members, e.g. erythromycins
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
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    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

Abstract

式(I)および 式(II)を有する抗菌化合物ならびにそれらの塩、プロドラッグおよびプロドラッグの塩;それらの化合物の製造方法およびその方法で使用される中間体;それらの化合物を含む組成物;ならびにそれらの化合物を用いる細菌感染の予防または治療方法が開示される。
【化64】

Description

本発明は、抗菌剤として有用な化合物、それらの化合物の製造方法およびそれらの方法で使用される中間体、それらの化合物を含む組成物、ならびにそれらの化合物を用いる細菌感染の予防または治療方法に関するものである。
細菌感染の予防または治療に現在一般に使用可能な多くの薬剤の有効性が薬剤耐性菌の出現によって危険に曝されていることから、新規な抗菌化合物が、それの治療上の価値および抗菌剤分野へ貢献するために有益であると考えられる。
従って本発明の第1の実施形態は、細菌成長を阻害する化合物ならびにその塩、プロドラッグおよびプロドラッグの塩に関するものであって、前記化合物が下記式(I):
Figure 2005530758
または下記式(II):
Figure 2005530758
を有する。
式中、
は、水素、−R11、−C(O)OR11、−C(O)NH、−C(O)NHR12、−C(O)NR1213、−CH14、−C(O)OCH14、−C(O)NHCH14または−C(O)N(CH14であり;
は、水素またはRであり;Rはヒドロキシル保護部分であり;
またはRの一方は水素であり、他方は−OH、−OR、−OR15、−OC(O)R15、−OC(O)OR15、−OC(O)NH、−OC(O)NHR16、−OC(O)NR1617、−OCH18または−OC(O)OCH18であり;あるいは
およびRが一緒になって、=Oまたは−CHO−であり;
は、水素、−R19、−C(O)OR19、−C(O)NH、−C(O)NHR20、−C(O)NR2021、−CH22、−C(O)OCH22、−C(O)NHCH22または−OC(O)N(CH22であり;
およびR10は独立に、水素または−R23であり;
は、=O、=NOH、=NOR、=NOR24または=NO(CH)R25であり;
およびRの一方は水素であり、他方は−OHまたは−OR32であり;あるいは
およびRが一緒になって、=Oであり;
11、R15、R19、R24およびR26は独立に、アルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいは独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;
12、R13、R16、R17、R20、R21、R27およびR28は独立に、アルキル;シクロアルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;あるいは
12とR13が一緒となって、R16とR17が一緒となって、R20とR21が一緒となって、あるいはR27とR28が一緒になって独立に、C〜C−アルキレン;−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断されたC〜C−アルキレン;−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレン;あるいは−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断され、かつ−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレンであり;
14、R18、R22、R25およびR29は独立に、−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から独立に選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断されたアルキル;あるいは独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキルであり;
23は、アルキル;アルケニル;アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断されたアルキル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断されたアルケニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断されたアルキニル;あるいは独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニルであり;
30およびR31は独立に、アルキル;シクロアルキル;アリール;ヘテロアリール;複素環;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;シクロアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;あるいは
30およびR31が一緒になって、C〜C−アルキレン;−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断されたC〜C−アルキレン;−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレン;あるいは−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断され、かつ−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレンであり;
32は、−R26、−C(O)OR26、−C(O)NH、−C(O)NHR27、−C(O)NR2728、−CH29、−C(O)OCH29、−C(O)NHCH29または−C(O)N(CH29であり;
は水素またはフッ素である。
本発明の第2の実施形態は、下記式(I)−b:
Figure 2005530758
または下記式(II)−f:
Figure 2005530758
[式中、
は、水素、−R11、−C(O)OR11、−C(O)NH、−C(O)NHR12、−C(O)NR1213、−CH14、−C(O)OCH14、−C(O)NHCH14または−C(O)N(CH14であり;
は、水素、−R19、−C(O)OR19、−C(O)NH、−C(O)NHR20、−C(O)NR2021、−CH22、−C(O)OCH22、−C(O)NHCH22または−CH22であり;
およびR10は独立に、水素または−R23であり;
11およびR19は独立に、アルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個、2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいは独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;
12、R13、R20およびR21は独立に、アルキル;シクロアルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;あるいは
12とR13が一緒になってあるいはR20とR21が一緒になって、C〜C−アルキレン;−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断されたC〜C−アルキレン;−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレン;あるいは−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断され、かつ−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレンであり;
14およびR22は独立に、−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から独立に選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断されたアルキル;あるいは独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキルであり;
23は、アルキル;アルケニル;アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個、2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個、2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断されたアルキル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断されたアルケニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断されたアルキニル;あるいは独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニルであり;
30およびR31は独立に、アルキル;シクロアルキル;アリール;ヘテロアリール;複素環;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;シクロアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;あるいは
30およびR31が一緒になって、C〜C−アルキレン;−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断されたC〜C−アルキレン;−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレン;あるいは−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断され、かつ−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレンである。]を有する化合物ならびにそれらの塩、プロドラッグまたはプロドラッグの塩の製造方法であって、
(a)下記式(X):
Figure 2005530758
を有する化合物または下記式(IX):
Figure 2005530758
を有する化合物[式中、Rはヒドロキシル保護部分であり;RP1はトリメチルシリルまたはトリエチルシリルである。]、式(XCHR10CO)Oを有する化合物[Xは、−Clまたは−Brである]および第2の塩基を、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジンの存在下または非存在下に反応させて、それぞれ下記式(XI):
Figure 2005530758
を有する化合物または下記式(XIII):
Figure 2005530758
を有する化合物を得る工程;
(b)工程(a)の生成物および式RNHを有する化合物を反応させて、それぞれ下記式(XII):
Figure 2005530758
を有する化合物または下記式(XIV):
Figure 2005530758
を有する化合物を得る工程;
(c)工程(b)の生成物、式RCHOを有する化合物および第1の酸を約75℃〜約120℃で反応させて、それぞれ下記式(I)−a:
Figure 2005530758
を有する化合物または下記式(XV):
Figure 2005530758
を有する化合物を得る工程;
(d)式(XV)を有する化合物およびフッ素化剤を反応させ、それから得られた生成物と酸化剤を、第2の塩基の存在下または非存在下に反応させて、下記式(II)−c:
Figure 2005530758
を有する化合物を得る工程;ならびに
(e)−(1)式(I)−aを有する化合物と脱保護剤とを反応させる工程;あるいは
(e)−(2)式(II)−cを有する化合物と脱保護剤とを反応させる工程
を有する方法に関するものである。
本発明の第3の実施形態は、下記式(II)−g:
Figure 2005530758
[式中、
は、水素、−R11、−C(O)OR11、−C(O)NH、−C(O)NHR12、−C(O)NR1213、−CH14、−C(O)OCH14、−C(O)NHCH14または−C(O)N(CH14であり;
は、水素、−R19、−C(O)OR19、−C(O)NH、−C(O)NHR20、−C(O)NR2021、−CH22、−C(O)OCH22、−C(O)NHCH22または−OC(O)N(CH22であり;
およびR10は独立に、水素または−R23であり;
11およびR19は独立に、アルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個、2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいは独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;
12、R13、R20およびR21は独立に、アルキル;シクロアルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;あるいは
12とR13が一緒になってあるいはR20とR21が一緒になって、C〜C−アルキレン;−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断されたC〜C−アルキレン;−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレン;あるいは−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断され、かつ−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレンであり;
14およびR22は独立に、−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から独立に選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断されたアルキル;あるいは独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキルであり;
23は、アルキル;アルケニル;アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個、2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個、2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断されたアルキル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断されたアルケニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断されたアルキニル;あるいは独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニルであり;
30およびR31は独立に、アルキル;シクロアルキル;アリール;ヘテロアリール;複素環;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;シクロアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;あるいは
30およびR31が一緒になって、C〜C−アルキレン;−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断されたC〜C−アルキレン;−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレン;あるいは−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断され、かつ−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレンである。]を有する化合物あるいはその化合物の塩、プロドラッグまたはプロドラッグの塩の製造方法であって、
(a)下記式(II)−c:
Figure 2005530758
の化合物[Rはヒドロキシル保護部分である。]とフッ素化剤を、第4の塩基存在下または非存在下に反応させる工程;および
(b)工程(a)の生成物と脱保護剤を反応させる工程
を有する方法に関するものである。
本発明の第4の実施形態は、第2の実施形態で用いられる化合物であって、下記式(XI):
Figure 2005530758
下記式(XII):
Figure 2005530758
下記式(XIII):
Figure 2005530758
下記式(XIV):
Figure 2005530758
を有する化合物およびそれらの塩に関するものである。
式中、
は、水素、−R11、−C(O)OR11、−C(O)NH、−C(O)NHR12、−C(O)NR1213、−CH14、−C(O)OCH14、−C(O)NHCH14または−C(O)N(CH14であり;
は、水素、−R19、−C(O)OR19、−C(O)NH、−C(O)NHR20、−C(O)NR2021、−CH22、−C(O)OCH22、−C(O)NHCH22または−OC(O)N(CH22であり;
10は、水素または−R23であり;
11およびR19は独立に、アルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいは独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;
12、R13、R20およびR21は独立に、アルキル;シクロアルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;あるいは
12とR13が一緒になってあるいはR20とR21が一緒になって独立に、C〜C−アルキレン;−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断されたC〜C−アルキレン;−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレン;あるいは−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断され、かつ−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレンであり;
14およびR22は独立に、−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から独立に選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断されたアルキル;あるいは独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキルであり;
23は、アルキル;アルケニル;アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断されたアルキル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断されたアルケニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断されたアルキニル;あるいは独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニルであり;
30およびR31は独立に、アルキル;シクロアルキル;アリール;ヘテロアリール;複素環;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;シクロアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;あるいは
30およびR31が一緒になって、C〜C−アルキレン;−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断されたC〜C−アルキレン;−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレン;あるいは−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断され、かつ−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレンであり;
は、(メチル)カルボニルまたは(フェニル)カルボニルであり;
P1は、トリメチルシリルまたはトリエチルシリルであり;
は、塩素または臭素である。
本発明の第5の実施形態は、魚類または哺乳動物での細菌感染の予防または治療において有用な組成物であって、治療上有効量の1以上の第1の実施形態の化合物および賦形剤を含む組成物に関するものである。
本発明の第6の実施形態は、細菌感染の予防または治療のための医薬製造における第1の実施形態の化合物の使用に関するものである。
「当該化合物」とも称される本発明の化合物は、固定部分および可変部分の両方を有し、可変部分は大文字および添付の数字および/またはアルファベットの上付文字によって識別され、以下の用語はここで示した意味を有する。
「アルケニル」とは、炭素原子を介して結合した、2〜8個の炭素原子を有し、少なくとも1個の炭素−炭素二重結合を有する1価の直鎖および分岐炭化水素部分を意味する。
アルケニル部分の例には、ブタ−1,3−ジエニル、ブテニル、ブタ−2−エニル、エテニル、1−エチルヘキセン−2−イル、ヘキサ−3−エニル、1−メチルブテニル、2−メチルブテニル、1−メチルブタ−2−エニル、1−メチルブタ−1,3−ジエニル、ペンテニル、ペンタ−2−エニル、ペンタ−3−エニルおよびプロペニルなどがある。
「アルキル」とは、炭素原子を介して結合した1〜6個の炭素原子を有する1価の飽和の直鎖および分岐炭化水素部分を意味する。
アルキル部分の例には、ブチル、1,1−ジメチルエチル、1,1−ジメチルプロピル、1,2−ジメチルプロピル、エチル、1−エチルプロピル、2−エチルプロピル、ヘキシル、メチル、2−メチルプロピル、3−メチルブチル、1−メチルペンチル、2−メチルペンタ−3−イルおよびペンチルなどがある。
「アルキレン」とは、炭素原子を介して結合した1〜8個の炭素原子を有する二価の飽和直鎖および分岐炭化水素部分を意味する。
アルキレン部分の例には、ブチレン、1,1,−ジメチルエチレン、1,1−ジメチルプロピレン、1,2−ジメチルプロピレン、エチレン、1−エチルプロピレン、2−エチルプロピレン、ヘキシレン、メチレン、2−メチルプロピレン、3−メチルブチレン、1−メチルペンチレン、2−メチル−2−エチルプロピレンおよびペンチレンなどがある。
「アルキニル」とは、炭素原子を介して結合した、2〜6個の炭素原子を有し、少なくとも1個の炭素−炭素三重結合を有する1価の直鎖および分岐炭化水素部分を意味する。
アルキニル部分の例には、エチニル(アセチレニル)、ペンチニル、ペンタ−2−イニル、ペンタ−3−イニル、ペンタ−4−イニル、1−メチルブタ−2−イニル、2−メチルブタ−3−イニル、ヘキシニル、ヘキサ−2−イニル、ヘキサ−3−イニル、ヘキサ−4−イニル、1−メチル−ペンタ−2−イニル、1−メチレンペンタ−3−イニル、1−メチル−ペンタ−2,4−ジイニルおよびプロパ−2−イニル(プロパルギル)などがある。
「アリール」とは、炭素原子を介して結合しており、かつ非縮合または別のフェニル部分またはシクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロアリール、複素環、ナフチルもしくはインダニル部分の飽和部分と縮合した1価の非置換および置換フェニル部分を意味する。
フェニル、ナフチルまたはインダニル部分の飽和部分と縮合したフェニル部分の例には、それぞれ非置換および置換のナフタ−(1−もしくは2−もしくは3−もしくは4−)イル、アントラセン−(1−もしくは2−もしくは3−もしくは4−)イルおよびフルオレン−(1−もしくは2−もしくは3−もしくは4−)イルがある。
シクロアルキル部分と縮合したフェニル部分の例には、非置換および置換のインダン−(4−もしくは5−もしくは6−もしくは7−)イルおよび1,2,3,4−テトラヒドロナフタ−(5−もしくは6−もしくは7−もしくは8−)イルがある。
シクロアルケニル部分と縮合したフェニル部分の例には、非置換および置換のインデン−(4−もしくは5−もしくは6−もしくは7−)イル、1,2−ジヒドロナフタ−(5−もしくは6−もしくは7−もしくは8−)イルおよび1,2−ジヒドロナフタ−(5−もしくは6−もしくは7−もしくは8−)イルがある。
ヘテロアリール部分と縮合したフェニル部分の例には、非置換および置換のベンゾイミダゾール−(4−もしくは5−もしくは6−もしくは7−)イル、1−ベンゾフラン−(4−もしくは5−もしくは6−もしくは7−)イル、1,2−ベンゾイソチアゾール−(4−もしくは5−もしくは6−もしくは7−)イル、ベンゾチアゾール−(4−もしくは5−もしくは6−もしくは7−)イル、1−ベンゾチオフェン−(4−もしくは5−もしくは6−もしくは7−)イル、シンノリン−(5−または6−または7−または8−)イル、インドール−(4−または5−または6−または7−)イル、イソキノリン−(5−から8−)イル、フタラジン−(5−から8−)イル、キナゾリン−(5−から8−)イル、キノリン−(5−または6−または7−または8−)イルおよびキノキサリン−(5−または6−または7−または8−)イルなどがある。
複素環部分と縮合したフェニル部分の例には、非置換および置換の1,3−ベンゾジオキシ−(4−もしくは5−もしくは6−もしくは7−)イル、1,4−ベンゾジオキシ−(5−もしくは6−もしくは7−もしくは8−)イル、1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−(4−もしくは5−もしくは6−もしくは7−)イル、2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−(4−もしくは5−もしくは6−もしくは7−)イル、1,3−ジヒドロ−2−ベンゾチオフェン−(4−もしくは5−もしくは6−もしくは7−)イル、2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチオフェン−(4−もしくは5−もしくは6−もしくは7−)イルおよびインドリン−(4−もしくは5−もしくは6−もしくは7−)イルなどがある。
「シクロアルキル」とは、炭素原子を介して結合した3〜6個の炭素原子を有する1価の非置換および置換の飽和環状炭化水素部分を意味する。
シクロアルキル部分の例には、非置換および置換のシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルがある。
「シクロアルケニル」とは、炭素原子を介して結合した4〜6個の炭素原子と少なくとも1個の炭素−炭素二重結合を有する1価の非置換および置換環状炭化水素部分を意味する。
シクロアルケニル部分の例には、非置換および置換の1,3−シクロヘキサジエニル、1,4−シクロヘキサジエニル、シクロヘキセニル、シクロペンタジエニルおよびシクロペンテニルがある。
「ハロ」とは、フッ素(−F)、塩素(−Cl)、臭素(−Br)およびヨウ素(−I)部分を意味する。
「ヘテロアリール」とは、(1)1価芳香族の非置換および置換5員環部分であって、2個の二重結合および(a)1個の酸素原子もしくは1個の硫黄原子、(b)1個、2個、3個もしくは4個の窒素原子または(c)1個もしくは2個の窒素原子と1個の酸素原子もしくは1個の硫黄原子を有し、(a)、(b)および(c)において残りの原子は炭素原子であり、その環自体は炭素原子または窒素原子を介して結合していても良いもの;ならびに(2)1価の6員環部分であって、3個の二重結合および1個もしくは2個もしくは3個の窒素原子を有し、かつ残りの原子は炭素原子であり、その環自体は炭素原子を介して結合しているものを意味し、そのヘテロアリール部分(1)および(2)は非縮合であるか、あるいは別のヘテロアリール部分もしくはアリール部分と縮合している。 5員ヘテロアリール部分には、非置換および置換のフラニル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、ピロリル、テトラゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、チアゾリル、チオフェニル(チエニル)、1H−テトラゾリル、2H−テトラアゾリルおよび1,2,3−トリアゾリルがある。
アリール部分と縮合した5員ヘテロアリール部分の例には、非置換および置換のベンゾイミダゾール−(1−もしくは2−)イル、1−ベンゾフラン−(2−もしくは3−)イル、1,2−ベンゾイソチアゾール−3−イル、ベンゾチアゾール−2−イル、1−ベンゾチオフェン−(2−もしくは3−)イル、シンノリン−(3−もしくは4−)イル、インドール−(1−もしくは2−もしくは3−)イル、イソキノリン−(1−もしくは3−もしくは4−)イル、フタラジン−(1−もしくは4−)イル、キナゾリン−(2−もしくは4−)イル、キノリン−(2−もしくは3−もしくは4−)イルおよびキノキサリン−(2−もしくは3−)イルなどがある。
他の5員ヘテロアリール部分と縮合した5員ヘテロアリール部分の例には、非置換および置換の(1,3)チアゾロ(4,5−d)(1,3)オキサゾリル、(1,3)チアゾロ(4,5−d)(1,3)チアゾリル、チエノ(3,2−d)(1,3)オキサゾリル、チエノ(3,2−d)(1,3)チアゾリルおよびチエノ(2,3−b)チオフェニルなどがある。
6員ヘテロアリール部分と縮合した5員ヘテロアリール部分の例には、非置換および置換のフロ(2,3−b)ピリジン−(2−もしくは3−)イル、3H−イミダゾ(4,5−b)ピリジン−(2−もしくは3−)イル、(1,3)チアゾロ(4,5−b)ピラジン−2−イル、(1,3)チアゾロ(4,5−b)ピリジン−2−イルおよびチエノ(2,3−b)ピリジン−(2−もしくは3−)イルなどがある。
6員ヘテロアリール部分の例には、非置換および置換のピラジニル、ピリダジニル、ピリジル、ピリミジニルおよび1,3,5−トリアジニルがある。
アリール部分と縮合した6員ヘテロアリール部分には、非置換および置換のシンノリン−(3−もしくは4−)イル、イソキノリン−(1−もしくは3−もしくは4−)イル、フタラジン−(1−もしくは4−)イル、キナゾリン−(2−もしくは4−)イル、キノリン−(2−もしくは3−もしくは4−)イルおよびキノキサリン−(2−もしくは3−)イルなどがある。
5員ヘテロアリール部分と縮合した6員ヘテロアリール部分には、非置換および置換のフロ(2,3−b)ピリジン−(4−もしくは5−もしくは6−)イル、3H−イミダゾ(4,5−b)ピリジン−(5−もしくは6−もしくは7−)イル、(1,3)チアゾロ(4,5−b)ピラジン−(5−もしくは6−)イル、(1,3)チアゾロ(4,5−b)ピリジン−(5−もしくは6−もしくは7−)イルおよびチエノ(2,3−b)ピリジン−(4−もしくは5−もしくは6−)イルなどがある。
他の6員ヘテロアリール部分と縮合した6員ヘテロアリール部分には、非置換および置換の1,5−ナフチリジニル、1,7−ナフチリジニル、1,8−ナフチリジニル、プテリジニル、ピリダジノ(4,5−d)ピリダジニル、ピリド(2,3−d)ピリダジニルおよびピリド(3,4−d)ピリダジニルなどがある。
「複素環」とは、(a)1個の窒素、酸素もしくは硫黄原子を有し、残りの原子が炭素原子であり、二重結合がなく、炭素原子もしくは窒素原子を介して結合した1価非芳香族の非置換および置換4員環部分、(b)1個もしくは2個の窒素、酸素もしくは硫黄原子を有し、残りの原子が炭素原子であり、ゼロもしくは1個の二重結合を有し、炭素原子もしくは窒素原子を介して結合した1価非芳香族の非置換および置換5員環部分、並びに(c)1個もしくは2個もしくは3個の窒素、酸素もしくは硫黄原子を有し、残りの原子は炭素原子であり、ゼロ、1もしくは2個二重結合を有し、炭素原子もしくは窒素原子を介して結合した1価非芳香族の非置換および置換6員環部分を意味する。
4員複素環部分の例には、非置換および置換のオキセタン、チエタンおよびアゼチジンがある。
5員複素環部分の例には、非置換および置換の1,4−ジオキサニル、1,3−ジオキソラニル、イミダゾリジニル、2−イミダゾリニル、4,5−ジヒドロイソオキサゾリル、ピラゾリジニル、2−ピラゾリニル、ピロリジニル、2−ピロリジニル、3−ピロリジニルおよび2H−ピロリルなどがある。
6員複素環部分の例には、非置換および置換の1,3−ジチアニル、1,4−ジチアニル、モルホリニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピラニル、2H−ピラニル、4H−ピラニルおよびチオモルホリニルなどがある。
置換アリールおよびヘテロアリール部分は、独立にアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ハロ、−CN、−OH、−SH、−NH、−NO、−CF、−CHCF、−CFCF、−OCF、−OCHCF、−OCFCF、−OR30、−SR30、−S(O)(アルキル)、−SO(アルキル)、−C(O)H、−C(O)(アルキル)、−C(O)OH、−C(O)O(アルキル),−NH(アルキル)、−N(アルキル)、−C(O)NH、−C(O)NH(アルキル)、−C(O)N(アルキル)、−OC(O)(アルキル)、−OC(O)O(アルキル)、−OC(O)NH、−OC(O)NH(アルキル)、−OC(O)N(アルキル)、−NHC(O)H、−NHC(O)(アルキル)、−NHC(O)O(アルキル)、−NHC(O)NH、−NHC(O)NH(アルキル)、−NHC(O)N(アルキル)、−SONH、−SONH(アルキル)、−SON(アルキル)およびR40からなる群から選択される1個、2個、3個、4個もしくは5個の置換基で置換された部分であり;R30は、アルキルまたはハロ、−O(アルキル)および−S(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキルであり;R40は、フリル、イミダゾリル、インダゾリジニル、イソキノリニル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、モルホリニル、ナフチル、ナフチリジル、1,2,3−オキサジアゾリル、オキサゾリル、フェニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジニル、ピロリジニル、ピロリル、キナゾリル、キノリニル、キノキサリル、テトラゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、1,2,3−トリアゾリルまたはチオモルホリニルであり、各R40部分は、非置換であるか独立にアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ハロ、=O、−CN、−OH、−SH、−NO、−CF、−CHCF、−CFCF、−OCF、−OCHCF、−OCFCF、−O(アルキル)、−S(アルキル)、−S(O)(アルキル)、−SO(アルキル)、−C(O)H、−C(O)(アルキル)、−C(O)OH、−C(O)O(アルキル)、−NH、−NH(アルキル)、−N(アルキル)、−C(O)NH、−C(O)NH(アルキル)、−C(O)N(アルキル)、−OC(O)(アルキル)、−OC(O)O(アルキル)、−OC(O)NH、−OC(O)NH(アルキル)、−OC(O)N(アルキル)、−NHC(O)H、−NHC(O)(アルキル)、−NHC(O)O(アルキル)、−NHC(O)NH、−NHC(O)NH(アルキル)、−NHC(O)N(アルキル)、−SONH、−SONH(アルキル)および−SON(アルキル)からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されている。
置換シクロアルキル、シクロアルケニルおよび複素環部分は、独立にアルキル、フェニル、ハロ、−CN、−OH、−NH、−CF、−OR30、−SR30、−S(O)(アルキル)、−SO(アルキル)、−C(O)H、−C(O)(アルキル)、−C(O)OH、−C(O)O(アルキル)、−NH(アルキル)、−N(アルキル)、−C(O)NH、−C(O)NH(アルキル)および−C(O)N(アルキル)からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された部分であり、前記フェニルは非置換であるいか、あるいは独立にハロ、−CN、−OH、−NHおよび−CFからなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されている。
「ヒドロキシル保護部分」とは、−OH部分を望ましくない副反応に対して保護する選択的に導入可能かつ脱離可能な部分を意味する。ヒドロキシル保護部分には、4−ニトロベンジルオキシカルボニル、4−ブロモベンジルオキシカルボニル、4−メトキシベンジルオキシカルボニル、3,4−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニル、ジフェニルメトキシカルボニル、2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル、2,2,2−トリブロモエトキシカルボニル、2−(トリメチルシリル)−エトキシカルボニル、2−(フェニルスルホニル)エトキシカルボニル、アリルオキシカルボニル、アセチル、クロロアセチル、ジクロロアセチル、トリクロロアセチル、トリフルオロアセチル、メトキシアセチル、フェノキシアセチル、ピバロイル、プロピオニル、2−メチルプロピオニル、ベンゾイル、tert−ブチル、2,2,2−トリクロロエチル、2−トリメチルシリルエチル、1,1−ジメチル−2−プロペニル、3−メチル−3−ブテニル、パラ−メトキシベンジル、3,4−ジメトキシベンジル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチル、テトラヒドロフリル、ベンジルオキシメチル、2−メトキシエトキシメチル、2,2,2−トリクロロエトキシメチル、2−(トリメチルシリル)−エトキシメチル、メタンスルホニル、パラ−トルエンスルホニル、トリメチルシリル、トリエチルシリル、トリイソプロピルシリル、ジエチルイソプロピルシリル、tert−ブチルジメチルシリル、tert−ブチルジフェニルシリル、ジフェニルメチルシリルおよびtert−ブチルメトキシフェニルシリルなどがある。
これらの可変部分を組み合わせて本発明の第7の実施形態を提供することができ、その実施形態は、
が、水素、−R11、−C(O)OR11、−C(O)NH、−C(O)NHR12または−C(O)NR1213であり;
が、水素またはRであり;Rがヒドロキシル保護部分であり;
またはRの一方が水素であり、他方が−OH、−OR、−OR15、−OC(O)R15、−OC(O)OR15、−OC(O)NH、−OC(O)NHR16または−OC(O)NR1617であり;あるいは
およびRが一緒になって、=Oまたは−CHO−であり;
が、水素、−R19、−C(O)OR19、−C(O)NH、−C(O)NHR20または−C(O)NR2021であり;
およびR10が独立に、水素または−R23であり;
が、=O、=NOH、=NORまたは=NOR24であり;
およびRの一方が水素であり、他方が−OHまたは−OR32であり;あるいは
およびRが一緒になって、=Oであり;
11、R15、R19、R24およびR26が独立に、アルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいは独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;
12、R13、R16、R17、R20、R21、R27およびR28が独立に、アルキル;シクロアルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;シクロアルキル;アリール;ヘテロアリール;複素環;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;
23が、アルキル;アルケニル;アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;あるいは独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニルであり;
30およびR31が独立に、アルキル;シクロアルキル;アリール;ヘテロアリール;複素環;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;シクロアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;
32が、−R26、−C(O)OR26、−C(O)NH、−C(O)NHR27または−C(O)NR2728であり;
が水素またはフッ素である式(I)または式(II)を有する化合物ならびにそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグおよびプロドラッグの塩;
が、水素、−R11、−C(O)OR11、−C(O)NH、−C(O)NHR12または−C(O)NR1213であり;
が、水素またはRであり;Rがヒドロキシル保護部分であり;
またはRの一方が水素であり、他方が−OH、−ORまたは−OC(O)R15であり;あるいは
およびRが一緒になって、=Oまたは−CHO−であり;
が、水素、−R19、−C(O)OR19、−C(O)NH、−C(O)NHR20または−C(O)NR2021であり;
およびR10が独立に、水素または−R23であり;
が、=O、=NOH、=NORまたは=NOR24であり;
およびRの一方が水素であり、他方が−OHまたは−OR32であり;あるいは
およびRが一緒になって、=Oであり;
11、R15、R19、R24およびR26が独立に、アルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいは独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;
12、R13、R20、R21、R27およびR28が独立に、アルキル;シクロアルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;シクロアルキル;アリール;ヘテロアリール;複素環;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;
23が、アルキル;アルケニル;アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;あるいは独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニルであり;
30およびR31が独立に、アルキル;シクロアルキル;アリール;ヘテロアリール;複素環;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;シクロアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;
32が、−R26、−C(O)OR26、−C(O)NH、−C(O)NHR27または−C(O)NR2728であり;
が水素またはフッ素である式(I)または式(II)を有する化合物ならびにそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグおよびプロドラッグの塩;
が、メチル、エチル、プロパ−2−イニルまたはプロパ−2−エニルであり、そのそれぞれが非置換であるかフェニル、キノリニル、イソキノリニル、キナゾリニルおよびキノキサリニルからなる群から選択される1個の置換基で置換されており、その各置換基は非置換であるか、独立に−F、−Cl、−Br、−Iおよび−NOからなる群から選択される1個もしくは2個の置換基で置換されており;Rが水素であり;Rが、−OH、((フェニル)カルボニル)オキシ、((メチル)カルボニル)オキシ、(トリメチルシリル)オキシまたは(トリエチルシリル)オキシであってRが水素であるか、あるいはRとRが一緒になって、=Oまたは−CHO−であり;Rが、水素、メチル、エチル、プロピル、プロパ−2−イニル、プロパ−2−エニル、フェニルメチル、4−メトキシフェニルメチルまたは2,4−ジメトキシフェニルメチルであり;Rが、水素、メチル、エチル、エチニルまたはフェニルであり;Rが=Oであり;Rが水素であってRが−OHであるか、あるいはRとRが一緒になって=Oであり;R10が、水素、メチル、エチル、プロパ−2−イニルまたはプロパ−2−エニルであり;Xが水素またはフッ素である式(I)または式(II)を有する化合物ならびにそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグおよびプロドラッグの塩;
が、イソオキサゾリルで置換されたプロパ−2−イニルであり、そのイソオキサゾリルがフリル、イミダゾリル、イソキノリニル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピリジル、ピリミジニル、キノリニル、テトラゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、チアゾリル、チエニルおよび1,2,3−トリアゾリルからなる群から選択される1個の置換基で置換されており、その各置換基は非置換であるか独立に−F、−Cl、−Br、−Iおよび−NOからなる群から選択される1個もしくは2個の置換基で置換されており;Rが水素であり;Rが、−OH、((フェニル)カルボニル)オキシ、((メチル)カルボニル)オキシ、(トリメチルシリル)オキシまたは(トリエチルシリル)オキシであり、Rが水素であるか、あるいはRとRが一緒になって=Oまたは−CHO−であり;Rが、水素、メチル、エチル、プロピル、プロパ−2−イニル、プロパ−2−エニル、フェニルメチル、4−メトキシフェニルメチルまたは2,4−ジメトキシフェニルメチルであり;Rが、水素、メチル、エチル、エテニルまたはフェニルであり;Rが=Oであり;Rが水素であり、Rが−OHであるか、あるいはRとRが一緒になって=Oであり;R10が、水素、メチル、エチル、プロパ−2−イニルまたはプロパ−2−エニルであり;Xが水素またはフッ素である式(I)または式(II)を有する化合物ならびにそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグおよびプロドラッグの塩;
が、チエニルで置換されたプロパ−2−イニルであり、そのチエニルがフリル、イミダゾリル、イソキノリニル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピリジル、ピリミジニル、キノリニル、テトラゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、チアゾリル、チエニルおよび1,2,3−トリアゾリルからなる群から選択される1個の置換基で置換されており、その各置換基は非置換であるか独立に−F、−Cl、−Br、−Iおよび−NOからなる群から選択される1個もしくは2個の置換基で置換されており;Rが水素であり;Rが、−OH、((フェニル)カルボニル)オキシ、((メチル)カルボニル)オキシ、(トリメチルシリル)オキシまたは(トリエチルシリル)オキシであり、Rが水素であるか、あるいはRとRが一緒になって=Oまたは−CHO−であり;Rが、水素、メチル、エチル、プロピル、プロパ−2−イニル、プロパ−2−エニル、フェニルメチル、4−メトキシフェニルメチルまたは2,4−ジメトキシフェニルメチルであり;Rが、水素、メチル、エチル、エテニルまたはフェニルであり;Rが=Oであり;Rが水素であり、Rが−OHであるか、あるいはRとRが一緒になって=Oであり;R10が、水素、メチル、エチル、プロパ−2−イニルまたはプロパ−2−エニルであり;Xが水素またはフッ素である式(I)または式(II)を有する化合物ならびにそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグおよびプロドラッグの塩;
が、イソオキサゾリルで置換されたプロパ−2−エニルであり、そのイソオキサゾリルがフリル、イミダゾリル、イソキノリニル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピリジル、ピリミジニル、キノリニル、テトラゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、チアゾリル、チエニルおよび1,2,3−トリアゾリルからなる群から選択される1個の置換基で置換されており、その各置換基は非置換であるか独立に−F、−Cl、−Br、−Iおよび−NOからなる群から選択される1個もしくは2個の置換基で置換されており;Rが水素であり;Rが、−OH、((フェニル)カルボニル)オキシ、((メチル)カルボニル)オキシ、(トリメチルシリル)オキシまたは(トリエチルシリル)オキシであり、Rが水素であるか、あるいはRとRが一緒になって=Oまたは−CHO−であり;Rが、水素、メチル、エチル、プロピル、プロパ−2−イニル、プロパ−2−エニル、フェニルメチル、4−メトキシフェニルメチルまたは2,4−ジメトキシフェニルメチルであり;Rが、水素、メチル、エチル、エテニルまたはフェニルであり;Rが=Oであり;Rが水素であり、Rが−OHであるか、あるいはRとRが一緒になって=Oであり;R10が、水素、メチル、エチル、プロパ−2−イニルまたはプロパ−2−エニルであり;Xが水素またはフッ素である式(I)または式(II)を有する化合物ならびにそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグおよびプロドラッグの塩;
が、チエニルで置換されたプロパ−2−エニルであり、そのチエニルが、フリル、イミダゾリル、イソキノリニル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピリジル、ピリミジニル、キノリニル、テトラゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、チアゾリル、チエニルおよび1,2,3−トリアゾリルからなる群から選択される1個の置換基で置換されており、その各置換基は非置換であるか独立に−F、−Cl、−Br、−Iおよび−NOからなる群から選択される1個もしくは2個の置換基で置換されており;Rが水素であり;Rが、−OH、((フェニル)カルボニル)オキシ、((メチル)カルボニル)オキシ、(トリメチルシリル)オキシまたは(トリエチルシリル)オキシであり、Rが水素であるか、あるいはRとRが一緒になって=Oまたは−CHO−であり;Rが、水素、メチル、エチル、プロピル、プロパ−2−イニル、プロパ−2−エニル、フェニルメチル、4−メトキシフェニルメチルまたは2,4−ジメトキシフェニルメチルであり;Rが、水素、メチル、エチル、エテニルまたはフェニルであり;Rが=Oであり;Rが水素であり、Rが−OHであるか、あるいはRとRが一緒になって=Oであり;R10が、水素、メチル、エチル、プロパ−2−イニルまたはプロパ−2−エニルであり;Xが水素またはフッ素である式(I)または式(II)を有する化合物ならびにそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグおよびプロドラッグの塩;
ならびに
が、メチル、プロパ−2−イニル、3−(5−ピリジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニル、3−(キノリン−3−イル)プロパ−2−エニル、3−(3−ピリジン−2−イルイソオキサゾール−5−イル)プロパ−2−イニルまたは3−(5−ピリミジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニルであり;Rが、水素であり;Rが、−OH、((フェニル)カルボニル)オキシ、((メチル)カルボニル)オキシ、(トリメチルシリル)オキシまたは(トリエチルシリル)オキシであり、Rが水素であるか、あるいはRとRが一緒になって=Oまたは−CHO−であり;Rが、水素、メチル、エチル、プロピル、プロパ−2−イニル、プロパ−2−エニル、フェニルメチル、4−メトキシフェニルメチルまたは2,4−ジメトキシフェニルメチルであり;Rが、水素、メチル、エチル、エテニルまたはフェニルであり;Rが=Oであり;Rが水素であり、Rが−OHであるか、あるいはRとRが一緒になって=Oであり;R10が、水素、メチル、エチル、プロパ−2−イニルまたはプロパ−2−エニルであり;Xが水素またはフッ素である式(I)または式(II)を有する化合物ならびにそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグおよびプロドラッグの塩
に関するものである。
本発明の実施におけるR部分の具体例には、メチル、プロパ−2−イニルおよび3−(5−ピリジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニルがある。
本発明の実施におけるR部分の具体例は水素である。
本発明の実施におけるR部分の具体例は、((フェニル)カルボニル)オキシである。
本発明の実施におけるR部分の具体例は水素である。
本発明の実施におけるR部分の具体例は、水素およびメチルである。
本発明の実施におけるR部分の具体例は水素である。
本発明の実施におけるR部分の具体例は=Oである。
本発明の実施におけるRおよびR部分の具体例は、RとRが一体で=Oである。
本発明の実施におけるR10部分の具体例は水素である。
本発明の実施におけるX部分の具体例は水素である。
これらの具体的部分を組み合わせて、本発明の第8の実施形態を提供することができ、その実施形態は、Rが、アルキル、−(CH)アルキニルまたはチエニルで置換された−(CH)アルキニルであり、そのチエニルがピリジルで置換されており;Rが水素であり;Rが((フェニル)カルボニル)オキシであり;Rが水素であり;Rが水素またはアルキルであり;Rが水素であり;Rが=Oであり;RとRが一緒になって=Oであり;R10が水素であり;Xが水素である式(I)または式(II)を有する化合物ならびにそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグおよびプロドラッグの塩;
が、メチル、プロパ−2−イニルまたはチエニルで置換されたプロパ−2−イニルであり、そのチエニルがピリジルで置換されており;Rが水素であり;Rが((フェニル)カルボニル)オキシであり;Rが水素であり;Rが水素またはメチルであり;Rが水素であり;Rが=Oであり;RとRが一緒になって=Oであり;R10が水素であり;Xが水素である式(I)または式(II)を有する化合物ならびにそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグおよびプロドラッグの塩;
がメチルであり;Rが水素であり;Rが((フェニル)カルボニル)オキシであり;Rが水素であり;Rが水素またはメチルであり;Rが水素であり;Rが=Oであり;RとRが一緒になって=Oであり;R10が水素であり;Xが水素である式(I)または式(II)を有する化合物ならびにそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグおよびプロドラッグの塩;
がプロパ−2−イニルであり;Rが水素であり;Rが((フェニル)カルボニル)オキシであり;Rが水素であり;Rが水素またはメチルであり;Rが水素であり;Rが=Oであり;RとRが一緒になって=Oであり;R10が水素であり;Xが水素である式(I)または式(II)を有する化合物ならびにそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグおよびプロドラッグの塩;
ならびに
が3−(5−ピリジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニルであり;Rが水素であり;Rが((フェニル)カルボニル)オキシであり;Rが水素であり;Rが水素またはメチルであり;Rが水素であり;Rが=Oであり;RとRが一緒になって=Oであり;R10が水素であり;Xが水素である式(I)または式(II)を有する化合物ならびにそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグおよびプロドラッグの塩;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−8−メトキシ−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ−(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−8−メトキシ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ−(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−12−フルオロ−8−メトキシ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−8−メトキシ−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,13−トリオキソ−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−8−メトキシ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−8−メトキシ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−8−メトキシ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ−(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−12−フルオロ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ3アザシクロテトラデカ−(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,13−トリオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−12−フルオロ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,13−トリオキソ−8−((3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−8−((3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−8−((3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−ピリミジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−ピリミジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−ピリミジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−12−フルオロ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−ピリミジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ−(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−ピリミジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−ピリミジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)−ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,13−トリオキソ−8−((3−(5−ピリミジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)−ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−8−((3−(5−ピリミジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−8−((3−(5−ピリミジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(3−ピリジン−2−イルイソオキサゾール−5−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(3−ピリジン−2−イルイソオキサゾール−5−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(3−ピリジン−2−イルイソオキサゾール−5−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−12−フルオロ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(3−ピリジン−2−イルイソオキサゾール−5−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(3−ピリジン−2−イルイソオキサゾール−5−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(3−ピリジン−2−イルイソオキサゾール−5−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,13−トリオキソ−8−((3−(3−ピリジン−2−イルイソオキサゾール−5−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)−ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)−ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−8−((3−(3−ピリジン−2−イルイソオキサゾール−5−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)−ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)−ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−8−((3−(3−ピリジン−2−イルイソオキサゾール−5−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(((2E)−3−キノリン−3−イルプロパ−2−エニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(((2E)−3−キノリン−3−イルプロパ−2−エニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(((2E)−3−キノリン−3−イルプロパ−2−エニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−12−フルオロ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(((2E)−3−キノリン−3−イルプロパ−2−エニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(((2E)−3−キノリン−3−イルプロパ−2−エニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(((2E)−3−キノリン−3−イルプロパ−2−エニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,13−トリオキソ−8−(((2E)−3−キノリン−3−イルプロパ−2−エニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−8−(((2E)−3−キノリン−3−イルプロパ−2−エニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−8−(((2E)−3−キノリン−3−イルプロパ−2−エニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−8−メトキシ−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ−(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aS,4aR、6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bR)−15−エチル−8−メトキシ−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ−(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10S,11S,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,、13−トリオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル4−O−ベンゾイル−2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ−(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;および
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−8−メトキシ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソヘキサ−デカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)−ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド
である化合物ならびにそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグおよびプロドラッグの塩に関するものである。
本発明の化合物は、R配置またはS配置で不斉置換された炭素原子を有するものであり、その「R」および「S」という用語は、IUPACの推奨法(IUPAC 1974 Recommendations for Section E, Fundamental Stereochemistry, Pure Appl. Chem. (1976) 45, 13-10)によって定義の通りである。等量のR配置およびS配置で不斉置換された炭素原子を有する化合物は、それらの炭素原子においてラセミ体である。一方の配置が他方の配置に対して過剰である原子は、より多くの量で、好ましくは約85%〜90%過剰で、より好ましくは約95%〜99%過剰で、さらに好ましくは約99%超で過剰で存在する配置を割り当てられる。従って本発明は、ラセミ混合物、エナンチオマー、エナンチオマーの混合物、ジアステレオマーおよびジアステレオマーの混合物を含む化合物の全ての立体異性体を包含するものである。
これら化合物の個々の立体異性体は、当業者の知識の範囲内での多くの方法のいずれかによって製造することができる。その方法には、立体特異的合成、ジアステレオマーのクロマトグラフィー分離、エナンチオマーのクロマトグラフィー分割、酵素分割、ならびにエナンチオマー混合物中のエナンチオマーのジアステレオマーへの変換とそのジアステレオマーのクロマトグラフィー分離および個々のエナンチオマーの再生などがある。
立体特異的合成では、適切なキラル出発原料およびキラル中心での立体化学のラセミ化や反転を生じない合成反応を用いる。
ある合成反応から得られる化合物のジアステレオマー混合物は、当業者には公知であるクロマトグラフィー法によって分離することができる。
エナンチオマーのクロマトグラフィー分割は、市販のキラルクロマトグラフィー樹脂で行うことができる。実際には、ラセミ体を溶液とし、キラル固定相を含むカラムに負荷する。次に、高速液体クロマトグラフィーによってエナンチオマーを分離する。
エステラーゼ類、ホスファターゼ類およびリパーゼ類などの酵素が、エナンチオマー混合物中のエナンチオマーの誘導体の分割に有用である場合がある。例えば、分離対象の化合物のカルボキシル基のエステル誘導体を調製することができる。ある種の酵素は、その混合物中のエナンチオマーのうちの1種類のみを選択的に加水分解する。次に、得られたエナンチオマー的に純粋な酸を、未加水分解エステルから分離することができる。
エナンチオマーの分割も、エナンチオマーとキラル補助剤との反応によって、混合物中のエナンチオマーをジアステレオマーに変換することで行うことができる。次に、得られたジアステレオマーをカラムクロマトグラフィーによって分離することができる。この方法は、分離対象の化合物がキラル補助剤と塩または共有結合を形成するカルボキシル、アミノまたはヒドロキシル基を有する場合に特に有用である。キラル的に純粋なアミノ酸、有機カルボン酸または有機スルホン酸が、キラル補助剤として特に有用である。ジアステレオマーがクロマトグラフィーによって分離されたら、個々のエナンチオマーを再生することができる。非常に多くの場合、キラル補助剤を回収および再使用することができる。
本発明の化合物は、Z配置またはE配置での炭素−炭素二重結合を有する場合もあり、その場合に「Z」という用語は炭素−炭素二重結合の同じ側に、より大きい2個の置換基があることを表し、「E」という用語は炭素−炭素二重結合の反対側に、より大きい2個の置換基があることを表す。その化合物は、Z配置またはE配置の平衡混合物として存在する場合もある。
ヒドロキシル、アミノまたはカルボン酸を有する本発明の化合物は、それにプロドラッグ形成部分が結合していても良い。そのプロドラッグ形成部分は代謝的な方法によって脱離し、遊離したヒドロキシル、アミノまたはカルボン酸を有する化合物をin vivoで放出する。プロドラッグは、溶解度および/または疎水性、消化管における吸収、生物学的利用能、組織浸透性およびクリアランス速度などの薬物動態特性を調節する上で有用である。
本発明の化合物は、酸付加塩、塩基付加塩または両性イオンとして存在し得る。その化合物の塩は、それらの単離時または精製後に製造される。当該化合物の酸付加塩は、その化合物の酸との反応から誘導されるものである。例えば、酢酸塩、アジピン酸塩、アルギン酸塩、重炭酸塩、クエン酸塩、アスパラギン酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、重硫酸塩、酪酸塩、樟脳酸塩、カンファースルホン酸塩、ジグルコン酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、グリセロリン酸塩、グルタミン酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、ラクトビオン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、メシチレンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、ナフチレンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、シュウ酸塩、パモ酸塩、ペクチン酸塩、過硫酸塩、リン酸塩、ピクリン酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、トリクロロ酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、パラ−トルエンスルホン酸塩およびウンデカン酸塩、それら化合物の塩およびそれらのプロドラッグが、本発明によって包含される。化合物がカルボン酸を有する場合、リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウムおよびマグネシウムなどの陽イオンの水酸化物、炭酸塩および重炭酸塩などの塩基との反応によって、塩基付加塩をそれから製造することができる。
本発明の化合物は、賦形剤を用いてまたはそれを用いずに投与することができる。賦形剤には、カプセル化剤あるいは吸収促進剤、酸化防止剤、結合剤、緩衝剤、コーティング剤、着色剤、希釈剤、崩壊剤、乳化剤、増量剤、充填剤、香味剤、湿潤剤、潤滑剤、芳香剤、保存剤、推進剤、離型剤、滅菌剤、甘味剤、可溶化剤、湿展剤およびそれらの混合物などの製剤添加剤などがある。固体剤型で経口投与される化合物用の賦形剤には、寒天、アルギン酸、水酸化アルミニウム、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、1,3−ブチレングリコール、ヒマシ油、セルロース、酢酸セルロース、カカオバター、コーンスターチ、トウモロコシ油、綿実油、エタノール、酢酸エチル、炭酸エチル、エチルセルロース、ラウリン酸エチル、オレイン酸エチル、ゼラチン、胚芽油、グルコース、グリセリン、落花生油、イソプロパノール、等張性生理食塩水、乳糖、水酸化マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、モルト、オリーブ油、ピーナツ油、リン酸カリウム塩、ジャガイモデンプン、プロピレングリコール、リンゲル液、タルク、トラガカント、水、紅花油、ゴマ油、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、リン酸ナトリウム塩、大豆油、ショ糖、テトラヒドロフルフリルアルコールおよび混合物などがある。液体剤型で眼科投与および経口投与される化合物における賦形剤には、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、1,3−ブチレングリコール、ヒマシ油、トウモロコシ油、綿実油、エタノール、酢酸エチル、炭酸エチル、ソルビタンの脂肪酸エステル、胚芽油、落花生油、グリセリン、イソプロパノール、オリーブ油、ポリエチレングリコール類、プロピレングリコール、ゴマ油、テトラヒドロフルフリルアルコール、水およびそれらの混合物などがある。浸透圧投与される化合物用の賦形剤には、クロロフルオロ炭化水素類、エタノール、イソプロパノール、水およびそれらの混合物などがある。非経口投与される化合物用の賦形剤には、1,3−ブタンジオール、ヒマシ油、トウモロコシ油、綿実油、胚芽油、落花生油、リポソーム類、オレイン酸、オリーブ油、ピーナツ油、リンゲル液、紅花油、ゴマ油、大豆油、U.S.P.または等張性塩化ナトリウム溶液、水およびそれらの混合物などがある。直腸投与および膣投与される化合物用の賦形剤には、ココアバター、ポリエチレングリコール、ロウおよびそれらの混合物などがある。
本発明の化合物は、経口投与、眼科投与、浸透圧投与、非経口投与(皮下投与、筋肉投与、胸骨内投与、静脈投与)、直腸投与、局所投与、経皮投与および膣投与することができる。固体剤型で経口投与される化合物は、カプセル、糖衣錠、粒剤、丸薬、粉剤および錠剤として投与することができる。液体剤型で眼科投与および経口投与される化合物は、エリキシル剤、乳濁液、微細乳濁液、液剤、懸濁液およびシロップとして投与することができる。浸透圧投与および局所投与される化合物は、クリーム、ゲル、吸入剤、ローション、軟膏、ペースト、粉剤、液剤および噴霧剤として投与することができる。非経口投与される化合物は、水系もしくは油系の溶液または水系もしくは油系の懸濁液として投与することができ、その懸濁液は結晶、非晶質その他の不溶型の当該化合物を含むことができる。直腸投与および膣投与される化合物は、クリーム、ゲル、ローション、軟膏およびペーストとして投与することができる。
本発明の化合物の治療上有効量は、被投与者、治療対象の障害およびその障害の重度、その化合物を含む組成物、投与時刻、投与経路、投与期間、その化合物の効力およびその化合物の排泄速度によって決まる。単回投与または分割投与で患者に投与される化合物の1日治療上有効量は、約0.1〜約200mg/kg、好ましくは約0.25〜約100mg/kgの範囲である。単一用量組成物は、それらの量の化合物またはそれらの整数分の一の組合せを含む。
本発明の化合物の抗菌活性を確認するため、それぞれに滅菌脳・心臓滲出物寒天(Difco0418−01−5)中の被験化合物の連続希釈水溶液(10mL)を入れたシャーレ12個に、スティアーズ(Steers)レプリケータ・ブロックを用いて表1に示した典型的な微生物の1:100希釈液(または増殖遅延型ストレプトコッカス株の場合には1:10希釈液)を接種し、化合物を含まない対照プレートとともに35〜37℃で20〜24時間にわたり一緒にインキュベートし、目視によって検査して、最小阻害濃度(MIC)をμg/mL単位で得た。その濃度は、対照プレートでの増殖と比較して、接種物スポットで増殖がないか、曇りがかすかであるか、あるいはコロニーがまばらに分離した被験化合物の最低濃度を意味する。
Figure 2005530758
当該化合物が細菌増殖を阻害する能力は対照より優れており、表1に挙げた微生物に対して約0.5μg/mLから約128μg/mL超範囲であった。これらのデータは、当該化合物の抗菌剤としての有用性を示すものである。
in vitroまたはin vivoでの代謝プロセスによって産生される本発明の化合物のある種の代謝物も抗菌剤として有用である可能性があり、本発明に包含されるものであることは理解しておくべきである。
さらに、in vitroまたはin vivoで代謝されて本発明の化合物を形成するある種の前駆体化合物が本発明に包含されるものであることも理解しておくべきである。
本発明の化合物は合成化学的方法によって製造することもでき、合成化学的方法およびその方法で用いられる中間体の例を下記に示す。理解すべき点として、これら方法における工程の順序は変動し得るものであり、具体的に言及されたものに代えた反応試薬、溶媒および反応条件とすることができ、それらの方法の際に、攻撃を受けやすい部分を必要に応じて保護および脱保護することができる。
本明細書で使用される略称は、DMF:N,N−ジメチルホルムアミド;THF:テトラヒドロフランである。
Figure 2005530758
式(III)を有する化合物は、米国特許第5274085号第3欄41〜48行および同5808017号第4欄37〜53行に記載の方法に従ってエリスロマイシンAから製造することができる。
式(III)を有する化合物は、米国特許第4990602号第23欄11〜19行に記載の方法に従って式(IV)を有する化合物に変換することができる。
式(IV)を有する化合物は、米国特許第4990602号第23欄34〜42行に記載の方法に従って式(V)を有する化合物に変換することができる。
式(V)を有する化合物は、その化合物、下記式:
Figure 2005530758
[式中、Xは−Clまたは−Brである。]を有する化合物および第1の塩基を反応させることで、式(VI)を有する化合物に変換することができる。
式X−Rを有する化合物の例には、式X−R11、X−C(O)OR11、X−C(O)NH、X−C(O)NHR12およびX−C(O)NR1213を有する化合物などがある。
式X−R11を有する化合物の例には、臭化メチル、3−ブロモプロパ−1−エン、3−ブロモプロパ−1−イン、ベンジルブロミド、2−フルオロエチルブロミド、4−ニトロベンジルブロミド、4−クロロベンジルブロミド、4−メトキシベンジルブロミド、(3−ブロモプロパ−1−エニル)ベンゼン、1−ブロモブタ−2−エン、2−(5−(3−ブロモプロパ−1−イニル)チエン−2−イル)ピリジン、1−ブロモペンタ−2−エン、2−(3−ブロモプロパ−1−エニル)ナフタレン、5−(3−ブロモプロパ−1−イニル)−2−チエン−2−イルピリジン、2−(3−ブロモプロパ−1−イニル)ピリジン、3−((1E)−3−ブロモプロパ−1−エニル)キノリン、2−(5−(3−ブロモプロパ−1−イニル)イソオキサゾール−3−イル)ピリジンおよび2−(5−(3−ブロモプロパ−1−イニル)チエン−2−イル)ピリミジンなどがある。
−C(O)OR11を有する化合物の例には、クロルギ酸エチル、クロルギ酸メチル、クロルギ酸フェニル、クロルギ酸プロパルギル、クロルギ酸アリル、クロルギ酸2−ブロモエチル、クロルギ酸1−クロロエチル、ギ酸3−クロロプロピル、ギ酸4−クロロブチル、クロルギ酸−3ブテニル、クロルギ酸2−メトキシフェニル、クロルギ酸パラトルエンおよびクロルギ酸4−メトキシフェニルなどがある。
−C(O)NHを有する化合物の例には、カルバミン酸クロリドおよびカルバミン酸ブロミドなどがある。
−C(O)NHR12を有する化合物の例には、4−クロロフェニルカルバミン酸クロリド、5−ブロモ−1,1′−ビフェニル−2−イルカルバミン酸クロリド、キノリン−8−イルカルバミン酸クロリド、2−メトキシフェニルカルバミン酸クロリド、メチルカルバミン酸クロリド、シクロヘキシルカルバミン酸クロリド、2−(ジメチルアミノ)−4−メトキシフェニルカルバミン酸クロリド、プロパ−2−イニルカルバミン酸クロリド、3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニルカルバミン酸クロリドおよび2,6−ジメチルフェニルカルバミン酸クロリドなどがある。
−C(O)NR1213を有する化合物の例には、ジメチルカルバミン酸クロリド、ジエチルカルバミン酸クロリド、ジイソプロピルカルバミン酸クロリド、ジアリルカルバミン酸クロリド、4−エトキシフェニル(ピリジン−2−イル)カルバミン酸クロリド、メチル(フェニル)カルバミン酸クロリド、メチル(ビニル)カルバミン酸クロリド、ジフェニルカルバミン酸クロリド、エチル(3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)カルバミン酸クロリドおよび2−クロロプロパ−2−エニル(プロピル)カルバミン酸クロリドなどがある。
第1の塩基の例には、ピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、4−(N、N−ジメチルアミノ)ピリジン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、カリウムtert−ブトキシド、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、水酸化セシウム、水酸化テトラメチルアンモニウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、カリウムイソプロポキシド、カリウムイソブトキシドおよびそれらの混合物などがある。
この反応は典型的には、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、酢酸エチル、アセトン、N、N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシド、1,2−ジメトキシエタン、塩化メチレン、クロロホルムおよびそれらの混合物などの溶媒中、約−15℃〜約50℃で、約0.5時間〜約8時間かけて行う。
Figure 2005530758
式(VI)を有する化合物は、それぞれ米国特許第4672109号第19〜20欄54〜64行および1〜2行ならびに米国特許第5808017号第4欄21〜29行に記載の方法に従って、式(VII)を有する化合物に変換することができる。
式(VII)を有する化合物は、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジンの存在下または非存在下にその化合物、ヒドロキシル保護基前駆体および第2の塩基を反応させることで、Rがアセチル(CHC(O)−)またはベンゾイル(CC(O)−)である式(VIII)を有する化合物に変換することができる。
ヒドロキシル保護基前駆体の例には、無水酢酸および無水安息香酸などがある。
第2の塩基の例には、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンおよびピリジンなどがある。
この反応は典型的には、テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル、塩化メチレン、クロロホルム、N、N−ジメチルホルムアミドおよびそれらの混合物などの溶媒中、約25℃〜約75℃で約1時間〜約24時間にわたって行う。
Figure 2005530758
式(VIII)を有する化合物は、(a)文献(J. Org. Chem., Vol.53, No.10, 1988, p.2344)に記載のものと同じ試薬を用い、同じ条件下で11,12−ジオールを保護し、(b)図式9において式(I)−aを有する化合物を 式(II)−aを有する化合物への変換について記載のものと同じ試薬を用い、同じ条件下で、工程(a)から得られた生成物からクラジノース部分を脱離し、(c)図式1において式(IV)を有する化合物の式(V)を有する化合物への変換について記載のものと同じ試薬を用い、同じ条件下で工程(b)から得られた生成物をシリル化し、そして(d)文献(J. Org. Chem., Vol.53, No.10, 1988, p.2344)に記載のものと同じ試薬を用い、同じ条件下で工程(c)からの生成物を脱水することで、RP1がトリアルキルシリルである式(IX)を有する化合物に変換することができる。
Figure 2005530758
式(VIII)を有する化合物は、(a)それと活性化剤を、第2の塩基の存在下もしくは非存在下、かつ4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジンの存在下もしくは非存在下に反応させ、(b)工程(a)の生成物と第3の塩基を反応させることで式(X)を有する化合物に変換することができる。
活性化剤の例には、メタンスルホニルクロリド、無水メタンスルホン酸、パラ−トルエンスルホニルクロリドおよび無水酢酸などがある。
第3の塩基の例には、ナトリウムビス(トリメチルシリル)アミド、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド、リチウムジイソプロピルアミド、リチウムテトラメチルピペリジド、テトラメチルグアニジン、1,8−ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデカ−7−エンおよびそれらの混合物などがある。
工程(a)は典型的には、ピリジン、テトラヒドロフラン、エーテル、塩化メチレン、クロロホルム、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、アセトニトリルおよびそれらの混合物などの溶媒中、約−10℃〜約40℃で約1時間〜約24時間にわたって行う。
工程(b)は典型的には、アセトン、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、ジオキササン、1,2−ジメトキシエタン、アセトニトリルおよびそれらの混合物などの溶媒中、約−78℃〜約80℃で約1時間〜約3日間にわたって行う。
式(X)を有する化合物は、その化合物、式(XCHR10CO)Oを有する化合物および第2の塩基を4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジンの存在下もしくは非存在下に反応させることで、式(XI)を有する化合物に変換することができる。
式(XCHR10CO)Oを有する化合物の例には、無水クロロ酢酸、無水2−クロロプロパン酸および無水2−クロロブタン酸、炭酸ビス(1−クロロブタ−3−エニル)および炭酸ビス(1−クロロブタ−3−イニル)などがある。
その反応は典型的には、塩化メチレン、テトラヒドロフラン、アセトニトリル、クロロホルム、N、N−ジメチルホルムアミド、1,2−ジメトキシエタンおよびそれらの混合物などの溶媒中、約−10℃〜約35℃で約1時間〜約72時間にわたって行う。
式(XI)を有する化合物は、それと式RNHを有する化合物を反応させることで、式(XII)を有する化合物に変換することができる。
式RNHを有する化合物の例には、アリルアミン、ベンジルアミン、2,4−ジメトキシベンジルアミン、エチルアミン、4−メトキシベンジルアミン、メチルアミン、プロピルアミン、プロパルギルアミン、プロピルアミン、3−(5−ピリジン−2−イル−チオフェン−2−イル)アリルアミン、3−(5−ピリジン−2−イル−チオフェン−2−イル)プロパルギルアミンおよび(2E)−3−キノリン−3−イルプロパ−2−エン−1−アミンなどがある。
その反応は典型的には、RNHを有する化合物自体中、あるいはN,N−ジメチルホルムアミド、ピリジン、塩化メチレン、クロロホルム、テトラヒドロフランおよびそれらの混合物などの溶媒中、約−10℃〜約50℃で約1時間〜約72時間にわたって行う。
Figure 2005530758
式(XII)を有する化合物は、その化合物、式RCHOを有する化合物もしくはそのアセタールおよび第1の酸を反応させることで、式(I)−aを有する化合物に変換することができる。
式RCHOを有する化合物の例には、アセトアルデヒド、アクロレイン、ベンズアルデヒド、ホルムアルデヒド、4−ペンテンアルデヒドおよびプロピオンアルデヒドなどがある。
第1の酸の例には、塩酸、パラトルエンスルホン酸、酢酸、ギ酸、三フッ化ホウ素および塩化アルミニウムなどがある。
この反応は典型的には、トルエン、ベンゼン、キシレンおよびそれらの混合物などの溶媒中、約25℃〜約150℃で約1時間〜約10日間にわたって行う。
Figure 2005530758
P1がトリメチルシリルまたはトリエチルシリルである式(IX)を有する化合物は、図式4において式(X)を有する化合物の式(XII)を有する化合物への変換について記載のものと同じ試薬を用い、同じ条件下で式(XIV)を有する化合物に変換することができる。
Figure 2005530758
式(XIV)を有する化合物は、図式5において式(XII)を有する化合物の式(I)−aを有する化合物への変換について記載のものと同じ試薬を用い、同じ条件下で、式(XV)を有する化合物に変換することができる。
式(XV)を有する化合物は、それとフルオリド供与剤を反応させることで、式(II)−aを有する化合物に変換することができる。
フルオリド供与剤の例には、フッ化テトラブチルアンモニウム、塩化テトラブチルアンモニウム/フッ化カリウム・1水和物、HF−ピリジン、フッ化水素およびフッ化アンモニウムなどがある。
この反応は典型的には、ベンゼン、トルエン、テトラヒドロフラン、水、アセトンおよびそれらの混合物などの溶媒中、約25℃〜約100℃で約1時間〜約48時間にわたって行う。
Figure 2005530758
式(I)−bを有する化合物は、ヒドロキシル保護基前駆体を1当量のみ使用する以外は図式2において式(VII)を有する化合物の式(VIII)を有する化合物への変換について記載のものと同じ試薬を用い、同じ条件下で、式(I)−cを有する化合物に変換することができる。
式(I)−cを有する化合物は、それと酸化剤を、第2の塩基存在下もしくは非存在下に反応させることで、式(I)−dを有する化合物に変換することができる。
酸化剤の例には、トリアセトキシペルヨージナン、N−クロロコハク酸イミド−ジメチルスルフィド、ジシクロヘキシルカルボジイミド−ジメチルスルホキシド−トリフルオロ酢酸ピリジニウム、オキサリルクロリド−ジメチルスルホキシドおよび三酸化硫黄・ピリジン・ジメチルスルホキシドなどがある。
この反応は典型的には、水、塩化メチレン、アセトニトリル、クロロホルム、テトラヒドロフランおよびそれらの混合物などの溶媒中、約−20℃〜約35°Cで約1時間〜約72時間にわたって行う。
式(I)−dを有する化合物は、それと硫黄イリドを反応させることで、式(I)−eを有する化合物に変換することができる。
硫黄イリドの例には、ジメチルオキソスルホニウムメチリドおよびジメチルスルホニウムメチリドなどがある。
Figure 2005530758
式(I)−aを有する化合物は、それと第2の酸を反応させることで式(II)−aを有する化合物に変換することができる。
第2の酸の例には、塩酸、硫酸、過塩素酸、クロロ酢酸、ジクロロ酢酸およびトリフルオロ酢酸などがある。
この反応は典型的には、塩化メチレン、テトラヒドロフラン、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノールおよびそれらの混合物などの溶媒中、約−10℃〜約70℃で約1時間〜約72時間にわたり行う。
式(II)−aを有する化合物は、図式1において式(V)を有する化合物の式(VI)を有する化合物への変換について記載のものと同じ試薬を用い、同じ条件下で、それと式X−R32を有する化合物を反応させることで、Rが−OH以外である式(II)−bを有する化合物に変換することができる。
Figure 2005530758
式(II)−aを有する化合物は、図式8において式(I)−cの化合物の式(I)−dの化合物への変換について記載のものと同じ試薬を用い、同じ条件下で、式(II)−cを有する化合物に変換することができる。
式(II)−cを有する化合物は、それとフッ素化剤を、第4の塩基の存在下もしくは非存在下に反応させることで、式(II)−dを有する化合物に変換することができる。
第4の塩基の非存在下に使用されるフッ素化剤の例には、ギ酸中の10%F、テトラフルオロホウ酸3,5−ジクロロ−1−フルオロピリジニウム、3,5−ジクロロ−1−フルオロピリジニウムトリフレートおよびN−テトラフルオロ−N−((トリフルオロメチル)スルホニル)メタンスルホンアミドなどがある。第4の塩基の存在下に使用されるフッ素化剤の例には、N−フルオロベンゼンスルホンアミド、N−フルオロ−N−メチル−パラ−トルエンスルホンアミド、N−フルオロピリジニウムトリフレート、1−(クロロメチル)−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ(2.2.2)オクタンビス(テトラフルオロボレート)(セレクトフルオル(SELECTFLUOR;商標名))およびN−フルオロパーフルオロピペリジンなどがある。
第4の塩基の例には、水素化ナトリウム、水素化カリウム、トリメチルアミン、リチウムビス(トリエチルシリル)アミド、ナトリウムビス(トリメチルシリル)アミドおよびカリウムビス(トリメチルシリル)アミドなどがある。
がアセチルまたはベンゾイルである式(I)または式(II)を有する化合物は、それと脱保護剤を反応させることで、Rが水素である式(I)または式(II)を有する化合物に変換することができる。
脱保護剤の例には、メタノール、エタノール、酢酸およびギ酸などの酸ならびに水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウムおよびアンモニアなどの塩基などがある。
この反応は典型的には、水、メタノール、エタノールおよびそれらの混合物などの溶媒中、約25℃〜約70℃で約1時間〜約72時間にわたり行う。
Figure 2005530758
式(I)−cを有する化合物は、(a)その化合物、第3の酸、ジアゾ化合物およびホスフィンを反応させ、(b)工程(a)の生成物とアルカリ金属水酸化物を反応させることで、式(I)−fを有する化合物に変換することができる。
第3の酸の例には、安息香酸および4−ニトロ安息香酸などがある。
ジアゾ化合物の例には、ジエチルアゾジカルボキシレートおよびジイソプロピルアゾジカルボキシレートなどがある。
ホスフィンの例には、トリフェニルホスフィンおよびトリブチルホスフィンなどがある。
アルカリ金属水酸化物の例には、水酸化リチウムヒドロ、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムなどがある。
工程(a)は典型的には、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、クロロホルム、ベンゼン、トルエン、キシレンおよびそれらの混合物などの溶媒中、約0℃〜約85℃で約1時間〜約8時間にわたり行う。
工程(b)は典型的には、メタノール、エタノール、イソプロパノールおよびそれらの混合物などの溶媒中、約25℃〜約55℃で約1時間〜約24時間にわたり行う。
Figure 2005530758
がプロパ−2−エニルである式(II)を有する化合物は、その化合物、パラジウム試薬および第4の酸を反応させることで、式(II)−eを有する化合物に変換することができる。
この反応は典型的には、トルエン、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、1,2−ジメトキシエタンおよびそれらの混合物などの溶媒中、約25℃〜約100℃で約2時間〜約48時間にわたり行う。
パラジウム試薬の例には、パラジウム/炭素、テトラキスパラジウム(0)(トリフェニルホスフィン)およびPd(ジベンジリデンアセトン)ジフェニルホスフィノブタンなどがある。
第4の酸の例には、メタンスルホン酸、チオ安息香酸およびN,N−ジメチルバルビツール酸などがある。
が2,4−ジメトキシベンジルである式(II)を有する化合物は、その化合物をトリフルオロ酢酸と反応させることで、式(II)−eを有する化合物に変換することができる。
この反応は典型的には、塩化メチレン、クロロホルム、アセトニトリル、テトラヒドロフランおよびそれらの混合物などの溶媒中、約25℃〜約75℃で約2時間〜約48時間にわたり行う。
式(II)−eを有する化合物は、図式1において式(V)の化合物の式(VI)の化合物への変換について記載のものと同じ条件下で、その化合物を式X−Rを有する化合物と反応させることで、式(II)を有する化合物に変換することができる。
式X−Rを有する化合物の例には、式X−R19、X−C(O)OR19、X−C(O)NH、X−C(O)NHR20およびX−C(O)NR2021を有する化合物などがある。
式X−R19を有する化合物の例には、ブロモメタン、3−ブロモプロパ−1−エン、3−ブロモプロパ−1−イン、ベンジルブロミド、2−フルオロエチルブロミド、4−ニトロベンジルブロミド、4−クロロベンジルブロミド、4−メトキシベンジルブロミド、(3−ブロモプロパ−1−エニル)ベンゼン、1−ブロモブタ−2−エン、2−(5−(3−ブロモプロパ−1−イニル)チエン−2−イル)ピリジン、1−ブロモペンタ−2−エン、2−(3−ブロモプロパ−1−エニル)ナフタレン、5−(3−ブロモプロパ−1−イニル)−2−チエン−2−イルピリジン、2−(3−ブロモプロパ−1−イニル)ピリジン、3−((1E)−3−ブロモプロパ−1−エニル)キノリン、2−(5−(3−ブロモプロパ−1−イニル)イソオキサゾール−3−イル)ピリジンおよび2−(5−(3−ブロモプロパ−1−イニル)チエン−2−イル)ピリミジンなどがある。
−C(O)OR19を有する化合物の例には、クロルギ酸エチル、クロルギ酸メチル、クロルギ酸フェニル、クロルギ酸プロパルギル、クロルギ酸アリル、クロルギ酸2−ブロモエチル、クロルギ酸1−クロロエチル、ギ酸3−クロロプロピル、ギ酸4−クロロブチル、クロルギ酸3−ブテニル、クロルギ酸2−メトキシフェニル、クロルギ酸パラ−トルエンおよびクロルギ酸4−メトキシフェニルなどがある。
式X−C(O)NHを有する化合物の例には、カルバミン酸クロリドおよびカルバミン酸ブロミドなどがある。
式X−C(O)NHR20を有する化合物の例には、4−クロロフェニルカルバミン酸クロリド、5−ブロモ−1,1′−ビフェニル−2−イルカルバミン酸クロリド、キノリン−8−イルカルバミン酸クロリド、2−メトキシフェニルカルバミン酸クロリド、メチルカルバミン酸クロリド、シクロヘキシルカルバミン酸クロリド、2−(ジメチルアミノ)−4−メトキシフェニルカルバミン酸クロリド、プロパ−2−イニルカルバミン酸クロリド、3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニルカルバミン酸クロリドおよび2,6−ジメチルフェニルカルバミン酸クロリドなどがある。
式X−C(O)NR2021を有する化合物の例には、ジメチルカルバミン酸クロリド、ジエチルカルバミン酸クロリド、ジイソプロピルカルバミン酸クロリド、ジアリルカルバミン酸クロリド、4−エトキシフェニル(ピリジン−2−イル)カルバミン酸クロリド、メチル(フェニル)カルバミン酸クロリド、メチル(ビニル)カルバミン酸クロリド、ジフェニルカルバミン酸クロリド、エチル(3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)カルバミン酸クロリドおよび2−クロロプロパ−2−エニル(プロピル)カルバミン酸クロリドなどがある。
式(II)−eを有する化合物は、その化合物、式RCHOを有する化合物もしくは相当するアセタールおよび還元剤を、第1の酸の存在下もしくは非存在下に反応させることで、Rが−R19である式(II)を有する化合物に変換することもできる。
還元剤の例には、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素シアノナトリウム、水素化ホウ素トリアセトキシナトリウム、亜鉛/塩酸、鉄ペンタカルボニル/アルコール性水酸化カリウム、ボラン−ピリジンおよびギ酸などがある。
式RCHOを有する化合物の例には、ホルムアルデヒド、アクロレイン、4−ペンテンアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒドおよびベンズアルデヒドなどがある。
この反応は典型的には、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、トルエン、ベンゼン、キシレン、N、N−ジメチルホルムアミドおよびそれらの混合物などの溶媒中、約−10℃〜約150℃で約1時間〜約10日間にわたり行う。
下記の実施例は、本発明のある種の好ましい第1の実施形態を製造することができる方法を説明するものである。
(実施例1)
式(VIII):を有する化合物:Rが−CHC≡C−Hであり;Rが−C(O)(フェニル)であるもの
この実施例化合物を、図式1および図式2に記載の方法に従ってエリスロマイシンA(アボット・ラボラトリーズ(Abbott Laboratories)から入手)から製造した。
Figure 2005530758
(実施例2)
式(X)を有する化合物:Rが−CHC≡C−Hであり;Rが−C(O)(フェニル)であるもの
実施例1の化合物(2.605g)のピリジン(13mL)溶液を10℃で、無水メタンスルホン酸(1.2g)で処理し、25℃で20時間撹拌し、濃縮した。濃縮物を塩化メチレン(50mL)に溶かし、飽和NaHCO水溶液で洗浄し、脱水し(NaSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物と1,8−ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデカ−7−エン(0.60mL)のアセトン(15mL)溶液を20時間撹拌し、濃縮した。濃縮物について、15%から40%アセトン/ヘキサンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーを行った。
Figure 2005530758
(実施例3A)
式(XI)を有する化合物:Rが−CHC≡C−Hであり;R10が水素であり;Rが−C(O)(フェニル)であるもの
実施例2の化合物(2.19g)、トリエチルアミン(300μL)および4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン(20mg)の塩化メチレン(50mL)溶液を0℃で、無水クロロ酢酸(840mg)で処理し、25℃で30分間撹拌し、飽和NaHCO水溶液で洗浄し、脱水し(NaSO)、濾過し、濃縮し、濃縮物について15%から50%アセトン/ヘキサンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーを行った。
Figure 2005530758
(実施例3B)
式(XII)を有する化合物:Rが−CHC≡C−Hであり;Rがメチルであり;R10が水素であり;Rが−C(O)(フェニル)であるもの
実施例3Aの化合物(2.38g)および2MメチルアミンのTHF溶液(3.5mL)のDMF(20mL)溶液を25℃で18時間撹拌し、追加の2Mメチルアミンのテトラヒドロフラン溶液(3mL)で処理し、48時間撹拌し、濃縮した。濃縮物について、0.25%濃水酸化アンモニウム/(95:5塩化メチレン/メタノール)を用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーを行った。
Figure 2005530758
(実施例3C)
式(I)−aを有する化合物:Rが−CHC≡C−Hであり;Rがメチルであり;R10が水素であり;Rが−C(O)(フェニル)であるもの
実施例3Bの化合物(1.57g)、37%ホルムアルデヒド水溶液(115μL)および酢酸(2滴)のトルエン(40mL)溶液を、ディーン−スタークトラップ下に25℃で30分間、110℃で1.5時間撹拌し、濃縮した。濃縮物について10%から25%アセトン/ヘキサンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーを行った。
Figure 2005530758
(実施例3D)
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10S,11S,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,13−トリオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル4−O−ベンゾイル−2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド
実施例3Cの化合物(60mg)のメタノール(10mL)溶液を24時間還流し、濃縮した。濃縮物について、84:15:1塩化メチレン/メタノール/濃水酸化アンモニウムを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーを行った。
Figure 2005530758
(実施例3E)
実施例3Cの化合物(815mg)の塩化メチレン(20mL)およびトリフルオロ酢酸(1mL)溶液を25℃で1時間撹拌し、追加のトリフルオロ酢酸(1mL)で処理し、さらに1時間撹拌し、飽和NaHCO水溶液で洗浄し、脱水し(NaSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物について、10%から40%アセトン/ヘキサンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーを行った。
Figure 2005530758
(実施例3F)
実施例3Eの化合物(612mg)およびトリアセトキシペルヨージナン(430mg)の塩化メチレン(10mL)溶液を25℃で1時間撹拌し、塩化メチレンで希釈し、飽和NaHCO水溶液、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液およびブラインの順で洗浄し、脱水し(NaSO)、濾過し、濃縮した。
Figure 2005530758
(実施例3G)
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ−(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド
実施例3Fの化合物(60mg)のメタノール(5mL)溶液を60℃で36時間加熱し、濃縮した。濃縮物について、84:15:1塩化メチレン/メタノール/濃水酸化アンモニウムを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーを行った。
Figure 2005530758
(実施例4A)
実施例3Fの化合物(520mg)、トリエチルアミン(5mL)、2−(5−ブロモチエン−2−イル)ピリジン(250mg)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(55mg)、ビス(1,2−ジフェニルホスフィノ)エタン(48mg)およびヨウ化銅(I)(4mg)のアセトニトリル(10mL)溶液を80℃で3時間撹拌し、冷却して室温とし、濃縮した。濃縮物について、10%から40%アセトン/ヘキサンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーを行った。
Figure 2005530758
(実施例4B)
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド
実施例4Aの化合物(445mg)のメタノール(20mL)溶液を20時間還流し、濃縮した。濃縮物について、90:10:0.5塩化メチレン/メタノール/濃水酸化アンモニウムを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーを行った。
Figure 2005530758
(実施例5)
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−8−メトキシ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド
この実施例化合物は、図式3に記載の方法に従って製造した。
(実施例6A)
実施例5の化合物(1.13g)、トリエチルアミン(0.5mL)および4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン(10mg)の塩化メチレン(80mL)溶液を0℃で、無水クロロ酢酸(1.18g)で処理し、25℃で3時間撹拌し、飽和NaHCO水溶液で洗浄し、脱水し(NaSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物について、30%アセトン/ヘキサンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーを行った。
(実施例6B)
実施例6Aの化合物(4.08g)およびアリルアミン(2.5mL)の溶液を25℃で20時間撹拌し、濃縮した。濃縮物について、89:10:1塩化メチレン/メタノール/濃水酸化アンモニウムを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーを行った。
(実施例6C)
実施例6Bの化合物(2.77g)、37%ホルムアルデヒド水溶液(160μL)および酢酸(10滴)のトルエン(80mL)溶液を25℃で30分間、ディーン−スタークトラップ下に110℃で1.5時間撹拌し、濃縮した。濃縮物について、10%から50%アセトン/ヘキサンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーを行った。
前の段落からの生成物(2.48g)のTHF(50mL)溶液を25℃で、1Mフッ化テトラブチルアンモニウムのTHF溶液(3.3mL)で処理し、2時間撹拌し、濃縮した。濃縮物を塩化メチレン(60mL)に溶かし、トリアセトキシペリヨージナン(3.56g)で処理し、25℃で2時間撹拌し、塩化メチレンで希釈し、飽和NaHCO水溶液、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液およびブラインの順で洗浄し、脱水し(NaSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物について、1:1アセトン/ヘキサンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーを行った。
(実施例6D)
実施例6Cの化合物(100mg)、テトラキスパラジウム(0)(トリフェニルホスフィン)(16mg)およびN,N−ジメチルバルビツール酸(65mg)の塩化メチレン(1mL)溶液を35℃で5時間撹拌し、塩化メチレン(70mL)で処理し、飽和NaHCO水溶液およびブラインで洗浄し、脱水し(NaSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物について、29.5:70:0.5%アセトン/ヘキサン/トリエチルアミンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーを行った。
(実施例6E)
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−8−メトキシ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソヘキサ−デカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)−ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド
実施例6Dの化合物のメタノール(1mL)溶液を25℃で24時間撹拌し、濃縮した。濃縮物について、94.5:5:0.5塩化メチレン/メタノール/濃水酸化アンモニウムを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーを行った。
Figure 2005530758
(実施例7A)
実施例6Aの化合物(480mg)および2MメチルアミンのTHF溶液(1.5mL)のN,N−ジメチルホルムアミド(3mL)溶液を、25℃で6時間撹拌し、濃縮した。
(実施例7B)
実施例7Aの化合物(76mg)、37%ホルムアルデヒド水溶液(7.2μL)および酢酸(1滴)のトルエン(20mL)溶液を25℃で30分間、ディーン−スタークトラップ下に110℃で1.5時間撹拌し、濃縮した。濃縮物について、10%から50%アセトン/ヘキサンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーを行った。
(実施例7C)
実施例7Bの化合物(283mg)のTHF(5mL)溶液を25℃で、1Mフッ化テトラブチルアンモニウムのTHF溶液(0.4mL)で処理し、1.5時間撹拌し、濃縮した。濃縮物(260mg)の塩化メチレン(8mL)溶液を25℃で、トリアセトキシペルヨージナン(190mg)で処理し、1時間撹拌し、塩化メチレンで希釈し、飽和NaHCO水溶液、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、脱水し(NaSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物について、1:1アセトン/ヘキサンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーを行った。
(実施例7D)
(2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−8−メトキシ−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ−(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド
実施例7Cの化合物(225mg)のメタノール(5mL)溶液を55℃で3時間撹拌し、濃縮した。濃縮物について、89/10/1塩化メチレン/メタノール/濃水酸化アンモニウムを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーを行った。
以上の内容は、単に本発明を説明するものであって、本発明を限定することを意図するものではない。当業者に明白な変形および変更は、特許請求の範囲に規定される本発明の範疇および性質に含まれることを意図するものである。

Claims (22)

  1. 下記式(I):
    Figure 2005530758
    または下記式(II):
    Figure 2005530758
    を有する化合物またはそれらの塩、プロドラッグもしくはプロドラッグの塩。
    [式中、
    は、水素、−R11、−C(O)OR11、−C(O)NH、−C(O)NHR12、−C(O)NR1213、−CH14、−C(O)OCH14、−C(O)NHCH14または−C(O)N(CH14であり;
    は、水素またはRであり;Rはヒドロキシル保護部分であり;
    またはRの一方は水素であり、他方は−OH、−OR、−OR15、−OC(O)R15、−OC(O)OR15、−OC(O)NH、−OC(O)NHR16、−OC(O)NR1617、−OCH18または−OC(O)OCH18であり;あるいは
    およびRが一緒になって、=Oまたは−CHO−であり;
    は、水素、−R19、−C(O)OR19、−C(O)NH、−C(O)NHR20、−C(O)NR2021、−CH22、−C(O)OCH22、−C(O)NHCH22または−OC(O)N(CH22であり;
    およびR10は独立に、水素または−R23であり;
    は、=O、=NOH、=NOR、=NOR24または=NO(CH)R25であり;
    およびRの一方は水素であり、他方は−OHまたは−OR32であり;あるいは
    およびRが一緒になって、=Oであり;
    11、R15、R19、R24およびR26は独立に、アルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいは独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;
    12、R13、R16、R17、R20、R21、R27およびR28は独立に、アルキル;シクロアルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;あるいは
    12とR13が一緒になって、R16とR17が一緒になって、R20とR21が一緒になって、あるいはR27とR28が一緒になって独立に、C〜C−アルキレン;−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断されたC〜C−アルキレン;−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレン;あるいは−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断され、かつ−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレンであり;
    14、R18、R22、R25およびR29は独立に、−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から独立に選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断されたアルキル;あるいは独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキルであり;
    23は、アルキル;アルケニル;アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断されたアルキル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断されたアルケニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断されたアルキニル;あるいは独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニルであり;
    30およびR31は独立に、アルキル;シクロアルキル;アリール;ヘテロアリール;複素環;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;シクロアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;あるいは
    30およびR31が一緒になって、C〜C−アルキレン;−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断されたC〜C−アルキレン;−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレン;あるいは−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断され、かつ−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレンであり;
    32は、−R26、−C(O)OR26、−C(O)NH、−C(O)NHR27、−C(O)NR2728、−CH29、−C(O)OCH29、−C(O)NHCH29または−C(O)N(CH29であり;
    は水素またはフッ素である。]
  2. が、水素、−R11、−C(O)OR11、−C(O)NH、−C(O)NHR12または−C(O)NR1213であり;
    が、水素またはRであり;Rがヒドロキシル保護部分であり;
    またはRの一方が水素であり、他方が−OH、−OR、−OR15、−OC(O)R15、−OC(O)OR15、−OC(O)NH、−OC(O)NHR16または−OC(O)NR1617であり;あるいは
    およびRが一緒になって、=Oまたは−CHO−であり;
    が、水素、−R19、−C(O)OR19、−C(O)NH、−C(O)NHR20または−C(O)NR2021であり;
    およびR10が独立に、水素または−R23であり;
    が、=O、=NOH、=NORまたは=NOR24であり;
    およびRの一方が水素であり、他方が−OHまたは−OR32であり;あるいは
    およびRが一緒になって、=Oであり;
    11、R15、R19、R24およびR26が独立に、アルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいは独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;
    12、R13、R16、R17、R20、R21、R27およびR28が独立に、アルキル;シクロアルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;シクロアルキル;アリール;ヘテロアリール;複素環;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;
    23が、アルキル;アルケニル;アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;あるいは独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニルであり;
    30およびR31が独立に、アルキル;シクロアルキル;アリール;ヘテロアリール;複素環;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;シクロアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;
    32が、−R26、−C(O)OR26、−C(O)NH、−C(O)NHR27または−C(O)NR2728であり;
    が水素またはフッ素である式(I)または式(II)を有する請求項1に記載の化合物またはそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグもしくはプロドラッグの塩。
  3. が、水素、−R11、−C(O)OR11、−C(O)NH、−C(O)NHR12または−C(O)NR1213であり;
    が、水素またはRであり;Rがヒドロキシル保護部分であり;
    またはRの一方が水素であり、他方が−OH、−ORまたは−OC(O)R15であり;あるいは
    およびRが一緒になって、=Oまたは−CHO−であり;
    が、水素、−R19、−C(O)OR19、−C(O)NH、−C(O)NHR20または−C(O)NR2021であり;
    およびR10が独立に、水素または−R23であり;
    が、=O、=NOH、=NORまたは=NOR24であり;
    およびRの一方が水素であり、他方が−OHまたは−OR32であり;あるいは
    およびRが一緒になって、=Oであり;
    11、R15、R19、R24およびR26が独立に、アルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいは独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;
    12、R13、R20、R21、R27およびR28が独立に、アルキル;シクロアルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;シクロアルキル;アリール;ヘテロアリール;複素環;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;
    23が、アルキル;アルケニル;アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;あるいは独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニルであり;
    30およびR31が独立に、アルキル;シクロアルキル;アリール;ヘテロアリール;複素環;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;シクロアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;
    32が、−R26、−C(O)OR26、−C(O)NH、−C(O)NHR27または−C(O)NR2728であり;
    が水素またはフッ素である式(I)または式(II)を有する請求項2に記載の化合物またはそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグもしくはプロドラッグの塩。
  4. が、メチル、エチル、プロパ−2−イニルまたはプロパ−2−エニルであり、そのそれぞれが非置換であるかフェニル、キノリニル、イソキノリニル、キナゾリニルおよびキノキサリニルからなる群から選択される1個の置換基で置換されており、ここで各置換基は非置換であるか、独立に−F、−Cl、−Br、−Iおよび−NOからなる群から選択される1個もしくは2個の置換基で置換されており;Rが水素であり;Rが、−OH、((フェニル)カルボニル)オキシ、((メチル)カルボニル)オキシ、(トリメチルシリル)オキシまたは(トリエチルシリル)オキシであってRが水素であるか、あるいはRとRが一緒になって、=Oまたは−CHO−であり;Rが、水素、メチル、エチル、プロピル、プロパ−2−イニル、プロパ−2−エニル、フェニルメチル、4−メトキシフェニルメチルまたは2,4−ジメトキシフェニルメチルであり;Rが、水素、メチル、エチル、エチニルまたはフェニルであり;Rが=Oであり;Rが水素であってRが−OHであるか、あるいはRとRが一緒になって=Oであり;R10が、水素、メチル、エチル、プロパ−2−イニルまたはプロパ−2−エニルであり;Xが水素またはフッ素である式(I)または式(II)を有する請求項3に記載の化合物またはそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグもしくはプロドラッグの塩。
  5. が、イソオキサゾリルで置換されたプロパ−2−イニルであり、前記イソオキサゾリルがフリル、イミダゾリル、イソキノリニル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピリジル、ピリミジニル、キノリニル、テトラゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、チアゾリル、チエニルおよび1,2,3−トリアゾリルからなる群から選択される1個の置換基で置換されており、ここで各置換基は非置換であるか、または独立に−F、−Cl、−Br、−Iおよび−NOからなる群から選択される1個もしくは2個の置換基で置換されており;Rが水素であり;Rが、−OH、((フェニル)カルボニル)オキシ、((メチル)カルボニル)オキシ、(トリメチルシリル)オキシまたは(トリエチルシリル)オキシであり、Rが水素であるか、あるいはRとRが一緒になって=Oまたは−CHO−であり;Rが、水素、メチル、エチル、プロピル、プロパ−2−イニル、プロパ−2−エニル、フェニルメチル、4−メトキシフェニルメチルまたは2,4−ジメトキシフェニルメチルであり;Rが、水素、メチル、エチル、エテニルまたはフェニルであり;Rが=Oであり;Rが水素であり、Rが−OHであるか、あるいはRとRが一緒になって=Oであり;R10が、水素、メチル、エチル、プロパ−2−イニルまたはプロパ−2−エニルであり;Xが水素またはフッ素である式(I)または式(II)を有する請求項3に記載の化合物またはそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグもしくはプロドラッグの塩。
  6. が、チエニルで置換されたプロパ−2−イニルであり、前記チエニルがフリル、イミダゾリル、イソキノリニル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピリジル、ピリミジニル、キノリニル、テトラゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、チアゾリル、チエニルおよび1,2,3−トリアゾリルからなる群から選択される1個の置換基で置換されており、ここで各置換基は非置換であるか、または独立に−F、−Cl、−Br、−Iおよび−NOからなる群から選択される1個もしくは2個の置換基で置換されており;Rが水素であり;Rが、−OH、((フェニル)カルボニル)オキシ、((メチル)カルボニル)オキシ、(トリメチルシリル)オキシまたは(トリエチルシリル)オキシであり、Rが水素であるか、あるいはRとRが一緒になって=Oまたは−CHO−であり;Rが、水素、メチル、エチル、プロピル、プロパ−2−イニル、プロパ−2−エニル、フェニルメチル、4−メトキシフェニルメチルまたは2,4−ジメトキシフェニルメチルであり;Rが、水素、メチル、エチル、エテニルまたはフェニルであり;Rが=Oであり;Rが水素であり、Rが−OHであるか、あるいはRとRが一緒になって=Oであり;R10が、水素、メチル、エチル、プロパ−2−イニルまたはプロパ−2−エニルであり;Xが水素またはフッ素である式(I)または式(II)を有する請求項3に記載の化合物またはそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグもしくはプロドラッグの塩。
  7. が、イソオキサゾリルで置換されたプロパ−2−エニルであり、前記イソオキサゾリルがフリル、イミダゾリル、イソキノリニル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピリジル、ピリミジニル、キノリニル、テトラゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、チアゾリル、チエニルおよび1,2,3−トリアゾリルからなる群から選択される1個の置換基で置換されており、ここで各置換基は非置換であるか、または独立に−F、−Cl、−Br、−Iおよび−NOからなる群から選択される1個もしくは2個の置換基で置換されており;Rが水素であり;Rが、−OH、((フェニル)カルボニル)オキシ、((メチル)カルボニル)オキシ、(トリメチルシリル)オキシまたは(トリエチルシリル)オキシであり、Rが水素であるか、あるいはRとRが一緒になって=Oまたは−CHO−であり;Rが、水素、メチル、エチル、プロピル、プロパ−2−イニル、プロパ−2−エニル、フェニルメチル、4−メトキシフェニルメチルまたは2,4−ジメトキシフェニルメチルであり;Rが、水素、メチル、エチル、エテニルまたはフェニルであり;Rが=Oであり;Rが水素であり、Rが−OHであるか、あるいはRとRが一緒になって=Oであり;R10が、水素、メチル、エチル、プロパ−2−イニルまたはプロパ−2−エニルであり;Xが水素またはフッ素である式(I)または式(II)を有する請求項3に記載の化合物またはそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグもしくはプロドラッグの塩。
  8. が、チエニルで置換されたプロパ−2−エニルであり、前記チエニルが、フリル、イミダゾリル、イソキノリニル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピリジル、ピリミジニル、キノリニル、テトラゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、チアゾリル、チエニルおよび1,2,3−トリアゾリルからなる群から選択される1個の置換基で置換されており、ここで各置換基は非置換であるか、または独立に−F、−Cl、−Br、−Iおよび−NOからなる群から選択される1個もしくは2個の置換基で置換されており;Rが水素であり;Rが、−OH、((フェニル)カルボニル)オキシ、((メチル)カルボニル)オキシ、(トリメチルシリル)オキシまたは(トリエチルシリル)オキシであり、Rが水素であるか、あるいはRとRが一緒になって=Oまたは−CHO−であり;Rが、水素、メチル、エチル、プロピル、プロパ−2−イニル、プロパ−2−エニル、フェニルメチル、4−メトキシフェニルメチルまたは2,4−ジメトキシフェニルメチルであり;Rが、水素、メチル、エチル、エテニルまたはフェニルであり;Rが=Oであり;Rが水素であり、Rが−OHであるか、あるいはRとRが一緒になって=Oであり;R10が、水素、メチル、エチル、プロパ−2−イニルまたはプロパ−2−エニルであり;Xが水素またはフッ素である式(I)または式(II)を有する請求項3に記載の化合物またはそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグもしくはプロドラッグの塩。
  9. が、メチル、プロパ−2−イニル、3−(5−ピリジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニル、3−(キノリン−3−イル)プロパ−2−エニル、3−(3−ピリジン−2−イルイソオキサゾール−5−イル)プロパ−2−イニルまたは3−(5−ピリミジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニルであり;Rが、水素であり;Rが、−OH、((フェニル)カルボニル)オキシ、((メチル)カルボニル)オキシ、(トリメチルシリル)オキシまたは(トリエチルシリル)オキシであり、Rが水素であるか、あるいはRとRが一緒になって=Oまたは−CHO−であり;Rが、水素、メチル、エチル、プロピル、プロパ−2−イニル、プロパ−2−エニル、フェニルメチル、4−メトキシフェニルメチルまたは2,4−ジメトキシフェニルメチルであり;Rが、水素、メチル、エチル、エテニルまたはフェニルであり;Rが=Oであり;Rが水素であり、Rが−OHであるか、あるいはRとRが一緒になって=Oであり;R10が、水素、メチル、エチル、プロパ−2−イニルまたはプロパ−2−エニルであり;Xが水素またはフッ素である式(I)または式(II)を有する請求項3に記載の化合物またはそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグもしくはプロドラッグの塩。
  10. が、アルキル、−(CH)アルキニルまたはチエニルで置換された−(CH)アルキニルであり、前記チエニルがピリジルで置換されており;Rが水素であり;Rが((フェニル)カルボニル)オキシであり;Rが水素であり;Rが水素またはアルキルであり;Rが水素であり;Rが=Oであり;RとRが一緒になって=Oであり;R10が水素であり;Xが水素である式(I)または式(II)を有する請求項3に記載の化合物またはそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグもしくはプロドラッグの塩。
  11. が、メチル、プロパ−2−イニルまたはチエニルで置換されたプロパ−2−イニルであり、前記チエニルがピリジルで置換されており;Rが水素であり;Rが((フェニル)カルボニル)オキシであり;Rが水素であり;Rが水素またはメチルであり;Rが水素であり;Rが=Oであり;RとRが一緒になって=Oであり;R10が水素であり;Xが水素である式(I)または式(II)を有する請求項3に記載の化合物またはそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグもしくはプロドラッグの塩。
  12. がメチルであり;Rが水素であり;Rが((フェニル)カルボニル)オキシであり;Rが水素であり;Rが水素またはメチルであり;Rが水素であり;Rが=Oであり;RとRが一緒になって=Oであり;R10が水素であり;Xが水素である式(I)または式(II)を有する請求項10に記載の化合物またはそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグもしくはプロドラッグの塩。
  13. がプロパ−2−イニルであり;Rが水素であり;Rが((フェニル)カルボニル)オキシであり;Rが水素であり;Rが水素またはメチルであり;Rが水素であり;Rが=Oであり;RとRが一緒になって=Oであり;R10が水素であり;Xが水素である式(I)または式(II)を有する請求項10に記載の化合物またはそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグもしくはプロドラッグの塩。
  14. が3−(5−ピリジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニルであり;Rが水素であり;Rが((フェニル)カルボニル)オキシであり;Rが水素であり;Rが水素またはメチルであり;Rが水素であり;Rが=Oであり;RとRが一緒になって=Oであり;R10が水素であり;Xが水素である請求項10に記載の化合物またはそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグもしくはプロドラッグの塩。
  15. 魚類または哺乳動物での細菌感染の予防または治療用の組成物において、治療上有効量の請求項1に記載の化合物および賦形剤を含む組成物。
  16. 細菌感染の予防または治療用の医薬の製造のための、請求項1に記載の化合物の使用。
  17. 下記式(I)−b:
    Figure 2005530758
    を有する化合物または下記式(II)−f:
    Figure 2005530758
    を有する化合物
    [式中、
    は、水素、−R11、−C(O)OR11、−C(O)NH、−C(O)NHR12、−C(O)NR1213、−CH14、−C(O)OCH14、−C(O)NHCH14または−C(O)N(CH14であり;
    は、水素、−R19、−C(O)OR19、−C(O)NH、−C(O)NHR20、−C(O)NR2021、−CH22、−C(O)OCH22、−C(O)NHCH22または−OC(O)N(CH22であり;
    およびR10は独立に、水素または−R23であり;
    11およびR19は独立に、アルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個、2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいは独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;
    12、R13、R20およびR21は独立に、アルキル;シクロアルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;あるいは
    12とR13が一緒になってあるいはR20とR21が一緒になって独立に、C〜C−アルキレン;−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断されたC〜C−アルキレン;−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレン;あるいは−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断され、かつ−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレンであり;
    14およびR22は独立に、−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から独立に選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断されたアルキル;あるいは独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキルであり;
    23は、アルキル;アルケニル;アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個、2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個、2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断されたアルキル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断されたアルケニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断されたアルキニル;あるいは独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニルであり;
    30およびR31は独立に、アルキル;シクロアルキル;アリール;ヘテロアリール;複素環;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;シクロアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;あるいは
    30およびR31が一緒になって、C〜C−アルキレン;−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断されたC〜C−アルキレン;−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレン;あるいは−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断され、かつ−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレンである。]またはそれらの塩、プロドラッグもしくはプロドラッグの塩の製造方法において、
    (a)下記式(X):
    Figure 2005530758
    を有する化合物または下記式(IX):
    Figure 2005530758
    を有する化合物[式中、Rはヒドロキシル保護部分であり;RP1はトリメチルシリルまたはトリエチルシリルである。]、式(XCHR10CO)Oを有する化合物[Xは、−Clまたは−Brである]および第2の塩基を、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジンの存在下または非存在下に反応させて、それぞれ下記式(XI):
    Figure 2005530758
    を有する化合物または下記式(XIII):
    Figure 2005530758
    を有する化合物を得る工程;
    (b)工程(a)の生成物および式RNHを有する化合物を反応させて、それぞれ下記式(XII):
    Figure 2005530758
    を有する化合物または下記式(XIV):
    Figure 2005530758
    を有する化合物を得る工程;
    (c)工程(b)の生成物、式RCHOを有する化合物および第1の酸を約75℃〜約120℃で反応させて、それぞれ下記式(I)−a:
    Figure 2005530758
    を有する化合物または下記式(XV):
    Figure 2005530758
    を有する化合物を得る工程;
    (d)式(XV)を有する化合物およびフッ素化剤を反応させ、それから得られた生成物と酸化剤を、第2の塩基の存在下または非存在下に反応させて、下記式(II)−c:
    Figure 2005530758
    を有する化合物を得る工程;ならびに
    (e)−(1)式(I)−aを有する化合物と脱保護剤とを反応させる工程;あるいは
    (e)−(2)式(II)−cを有する化合物と脱保護剤とを反応させる工程
    を有する方法。
  18. 下記式(II)−g:
    Figure 2005530758
    [式中、
    は、水素、−R11、−C(O)OR11、−C(O)NH、−C(O)NHR12、−C(O)NR1213、−CH14、−C(O)OCH14、−C(O)NHCH14または−C(O)N(CH14であり;
    は、水素、−R19、−C(O)OR19、−C(O)NH、−C(O)NHR20、−C(O)NR2021、−CH22、−C(O)OCH22、−C(O)NHCH22または−OC(O)N(CH22であり;
    およびR10は独立に、水素または−R23であり;
    11およびR19は独立に、アルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個、2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいは独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;
    12、R13、R20およびR21は独立に、アルキル;シクロアルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;あるいは
    12とR13が一緒になってあるいはR20とR21が一緒になって、C〜C−アルキレン;−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断されたC〜C−アルキレン;−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレン;あるいは−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断され、かつ−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレンであり;
    14およびR22は独立に、−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から独立に選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断されたアルキル;あるいは独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキルであり;
    23は、アルキル;アルケニル;アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個、2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個、2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断されたアルキル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断されたアルケニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断されたアルキニル;あるいは独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニルであり;
    30およびR31は独立に、アルキル;シクロアルキル;アリール;ヘテロアリール;複素環;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;シクロアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;あるいは
    30およびR31が一緒になって、C〜C−アルキレン;−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断されたC〜C−アルキレン;−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレン;あるいは−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断され、かつ−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレンである。]を有する化合物またはそれらの塩、プロドラッグもしくはプロドラッグの塩の製造方法において、
    (a)下記式(II)−c:
    Figure 2005530758
    の化合物[Rはヒドロキシル保護部分である。]とフッ素化剤を、第4の塩基存在下または非存在下に反応させる工程;および
    (b)工程(a)の生成物と脱保護剤を反応させる工程
    を有する方法。
  19. 下記式(XI):
    Figure 2005530758
    を有する化合物または下記式(XII):
    Figure 2005530758
    を有する化合物またはそれらの塩。
    [式中、
    は、水素、−R11、−C(O)OR11、−C(O)NH、−C(O)NHR12、−C(O)NR1213、−CH14、−C(O)OCH14、−C(O)NHCH14または−C(O)N(CH14であり;
    は、水素、−R19、−C(O)OR19、−C(O)NH、−C(O)NHR20、−C(O)NR2021、−CH22、−C(O)OCH22、−C(O)NHCH22または−OC(O)N(CH22であり;
    10は、水素または−R23であり;
    11およびR19は独立に、アルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいは独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;
    12、R13、R20およびR21は独立に、アルキル;シクロアルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;あるいは
    12とR13が一緒になってあるいはR20とR21が一緒になって独立に、C〜C−アルキレン;−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断されたC〜C−アルキレン;−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレン;あるいは−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断され、かつ−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレンであり;
    14およびR22は独立に、−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から独立に選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断されたアルキル;あるいは独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキルであり;
    23は、アルキル;アルケニル;アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断されたアルキル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断されたアルケニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断されたアルキニル;あるいは独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニルであり;
    30およびR31は独立に、アルキル;シクロアルキル;アリール;ヘテロアリール;複素環;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;シクロアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;あるいは
    30およびR31が一緒になって、C〜C−アルキレン;−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断されたC〜C−アルキレン;−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレン;あるいは−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断され、かつ−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレンであり;
    は、(メチル)カルボニルまたは(フェニル)カルボニルであり;
    は、塩素または臭素である。]
  20. 下記式(XIII):
    Figure 2005530758
    を有する化合物または下記式(XIV):
    Figure 2005530758
    を有する化合物またはそれらの塩。
    [式中、
    は、水素、−R11、−C(O)OR11、−C(O)NH、−C(O)NHR12、−C(O)NR1213、−CH14、−C(O)OCH14、−C(O)NHCH14または−C(O)N(CH14であり;
    は、水素、−R19、−C(O)OR19、−C(O)NH、−C(O)NHR20、−C(O)NR2021、−CH22、−C(O)OCH22、−C(O)NHCH22または−OC(O)N(CH22であり;
    10は、水素または−R23であり;
    11およびR19は独立に、アルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいは独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;
    12、R13、R20およびR21は独立に、アルキル;シクロアルキル;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;あるいは
    12とR13が一緒になってあるいはR20とR21が一緒になって独立に、C〜C−アルキレン;−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断されたC〜C−アルキレン;−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレン;あるいは−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断され、かつ−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレンであり;
    14およびR22は独立に、−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から独立に選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断されたアルキル;あるいは独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキルであり;
    23は、アルキル;アルケニル;アルキニル;アリール;ヘテロアリール;複素環;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;独立にシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断されたアルキル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断されたアルケニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルケニル;独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断されたアルキニル;あるいは独立に−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個もしくは2個の部分で中断され、かつ独立にシクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、複素環、−OH、=O、−O(アルキル)、−NH、−NHR30および−NR3031からなる群から選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基で置換されたアルキニルであり;
    30およびR31は独立に、アルキル;シクロアルキル;アリール;ヘテロアリール;複素環;−(CH)アルケニル;−(CH)アルキニル;シクロアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたアルキル;シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルケニル;あるいはシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換された−(CH)アルキニルであり;あるいは
    30およびR31が一緒になって、C〜C−アルキレン;−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断されたC〜C−アルキレン;−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレン;あるいは−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−S−、−S(O)−および−SO−からなる群から選択される1個の部分で中断され、かつ−OH、−O(アルキル)、=O、−NH、−NH(アルキル)および−N(アルキル)からなる群から選択される1個の置換基で置換されたC〜C−アルキレンであり;
    は、(メチルカルボニル)または(フェニルカルボニル)であり;
    P1は、トリメチルシリルまたはトリエチルシリルであり;
    は、塩素または臭素である。]
  21. (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−8−メトキシ−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ−(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−8−メトキシ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ−(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−12−フルオロ−8−メトキシ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−8−メトキシ−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,13−トリオキソ−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−8−メトキシ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−8−メトキシ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−8−メトキシ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ−(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−12−フルオロ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ3アザシクロテトラデカ−(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,13−トリオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−12−フルオロ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,13−トリオキソ−8−((3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−8−((3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−8−((3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−ピリミジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−ピリミジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−ピリミジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−12−フルオロ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−ピリミジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ−(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−ピリミジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−ピリミジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)−ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,13−トリオキソ−8−((3−(5−ピリミジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)−ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−8−((3−(5−ピリミジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−8−((3−(5−ピリミジン−2−イルチエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(3−ピリジン−2−イルイソオキサゾール−5−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(3−ピリジン−2−イルイソオキサゾール−5−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(3−ピリジン−2−イルイソオキサゾール−5−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−12−フルオロ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(3−ピリジン−2−イルイソオキサゾール−5−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(3−ピリジン−2−イルイソオキサゾール−5−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(3−ピリジン−2−イルイソオキサゾール−5−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,13−トリオキソ−8−((3−(3−ピリジン−2−イルイソオキサゾール−5−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)−ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)−ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−8−((3−(3−ピリジン−2−イルイソオキサゾール−5−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)−ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)−ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−8−((3−(3−ピリジン−2−イルイソオキサゾール−5−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(((2E)−3−キノリン−3−イルプロパ−2−エニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(((2E)−3−キノリン−3−イルプロパ−2−エニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(((2E)−3−キノリン−3−イルプロパ−2−エニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−12−フルオロ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(((2E)−3−キノリン−3−イルプロパ−2−エニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(((2E)−3−キノリン−3−イルプロパ−2−エニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−12−フルオロ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(((2E)−3−キノリン−3−イルプロパ−2−エニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,13−トリオキソ−8−(((2E)−3−キノリン−3−イルプロパ−2−エニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−3−アリル−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−8−(((2E)−3−キノリン−3−イルプロパ−2−エニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,13−トリオキソ−8−(((2E)−3−キノリン−3−イルプロパ−2−エニル)オキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−8−メトキシ−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ−(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aS,4aR、6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bR)−15−エチル−8−メトキシ−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ−(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10S,11S,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,、13−トリオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル4−O−ベンゾイル−2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ−(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;または
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−8−メトキシ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソヘキサ−デカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)−ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド
    である化合物またはそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグもしくはプロドラッグの塩。
  22. (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−((3−(5−(ピリジン−2−イル)チエン−2−イル)プロパ−2−イニル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−8−メトキシ−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ−(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aS,4aR、6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bR)−15−エチル−8−メトキシ−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ−(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10S,11S,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,13−トリオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)−9−((3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシル)オキシ)ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−11−イル4−O−ベンゾイル−2,6−ジデオキシ−3−C−メチル−3−O−メチル−α−L−リボ−へキソピラノシド;
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−3,4a,6,8,10,12,15a−ヘプタメチル−2,5,11,13−テトラオキソ−8−(プロパ−2−イニルオキシ)−ヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ−(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド;または
    (2aR,4aS,6R,8S,9R,10R,12R,15R,15aS,15bS)−15−エチル−8−メトキシ−4a,6,8,10,12,15a−ヘキサメチル−2,5,11,13−テトラオキソヘキサデカヒドロ−2H−1,14−ジオキサ−3−アザシクロテトラデカ(1,2,3−cd)ペンタレン−9−イル3,4,6−トリデオキシ−3−(ジメチルアミノ)−β−D−キシロ−へキソピラノシド
    である請求項21に記載の化合物またはそれらの医薬上許容される塩、プロドラッグもしくはプロドラッグの塩。
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