JP2005530473A - 超音波圧電アクチュエータの制御装置の電子操作方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、制御可能な少なくとも1つの開閉器を介して電圧源に接続された変圧器を有する回路から構成され、圧電アクチュエータを励振するための交流信号を発生する昇圧コンバータを含んでなる、少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置の操作方法に関し、変圧器と共振インダクタンスとアクチュエータとから構成される負荷の端子における電圧(V)は、所定の減結合周波数(f)の方形の信号であり、負荷の中を流れる電流(I)は、開閉器の操作モードが低不連続または、超連続または、低連続型であるような共振周波数(f)の周期的な信号であり、これらのモードは、変圧器の変圧比と、アクチュエータに等価なキャパシタンスの関数として定められる共振インダクタンスから得られ、この操作方法は、自動車の熱エンジンにおける燃料噴射へ応用される。

Description

本発明は、超音波圧電アクチュエータの制御装置の電子操作方法に関し、より正確には自動車の内燃エンジンの電子噴射計算機によって操作される圧電層を有する燃料噴射器の電子操作方法に関する。
より正確には、本発明が解決することを目的とする問題は、噴射器の構造を振動させるために圧電セルの励振を引き起こす電子制御装置の操作である。このような装置は、本出願人の名において出願された出願番号01 14023のフランス国特許出願に記載されている。超音波圧電層を有する燃料噴射器は、正確で充分小さい分量を確保するように直径が定められた油滴の燃料を極めて精巧に噴霧して、噴射燃料の完全で均質な気化を確実にするためのものである。このような噴射器は、特に、円筒形ノズルと、円筒形ノズルの周期的な加振手段とを有する。円筒形ノズルは、燃料を供給され、その先端に噴射孔が設けられている。円筒形ノズルの加振手段は、変換器の一種である圧電性セラミックスの層を有し、圧電性セラミックスの層の端子の電圧を変化させて、噴射器の開口と閉鎖に対応する2つの端末位置の間の圧電層の厚さを変化させる。噴射器の圧電性セラミックスは、1次のオーダで、充電電圧が100ボルト以上に高められたキャパシタンスと等価である。この変換器は、電子制御装置によって振動の持続時間と強さを操作され、電子制御装置は、ノズルの先端を超音波振動数で振動させるようにエンジン制御用の電子装置によって操作される。
電子制御装置は、直流電源から、100ボルト以上の高電圧、10キロヘルツ以上の高周波の交流信号を発生させて、圧電セルを励振するためのものである。自動車においては、バッテリーは、12または42ボルトの供給電圧を供給する。このことは、供給されるバッテリーの低電圧をDC−DC直流昇圧コンバータによって、昇圧することを意味する。
フランス国特許出願第01 14023号
本発明の対象は、噴射器を選択するための開閉器とは別の、噴射器制御装置を制御する開閉器の電子操作にあり、変圧器と共振インダクタンスと噴射器とからなる負荷に関連するものである。
このため、本発明の目的は、少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置を制御計算機から電子的に操作する方法であって、上記制御装置は直流の電圧源から給電される直流/交流昇圧コンバータを含んでなり、上記直流/交流昇圧コンバータの高圧出力は、アクチュエータと共振インダクタンスとから構成される振動回路に接続され、上記直流/交流昇圧コンバータは、制御可能な少なくとも1つの開閉器を介して上記電圧源に接続された少なくとも1つの1次巻線と、上記圧電アクチュエータを励振するための交流信号を発生する単一の2次巻線とを有する少なくとも1つの変圧器を有する回路から構成される、少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置の電子操作方法において、
−上記変圧器と上記共振インダクタンスと上記アクチュエータとから構成される負荷の端子における電圧Vは、所定の減結合周波数fの方形の信号であり、
−上記負荷の中を流れる電流Iは、共振周波数fの2倍が上記減結合周波数fよりも大である、すなわちf<2fのような共振周波数fの周期的な信号であり、上記回路内を電流が流れることなく上記開閉器の閉操作をなし、この低不連続型の上記開閉器の操作モードは、上記変圧器の変圧比と、上記アクチュエータに等価なキャパシタンスの関数として定められる上記共振インダクタンスから得られる、ことを特徴とする少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置の電子操作方法にある。
他の1つの特徴によれば、少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置を制御計算機から電子的に操作する方法であって、上記制御装置は直流の電圧源から給電される直流/交流昇圧コンバータを含んでなり、上記直流/交流昇圧コンバータの高圧出力は、アクチュエータと共振インダクタンスとから構成される振動回路に接続され、上記直流/交流昇圧コンバータは、制御可能な少なくとも1つの開閉器を介して上記電圧源に接続された少なくとも1つの1次巻線と、上記圧電アクチュエータを励振するための交流信号を発生する単一の2次巻線とを有する少なくとも1つの変圧器を有する回路から構成された、少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置の電子操作方法において、
−上記変圧器と上記共振インダクタンスと上記アクチュエータとから構成される負荷の端子における電圧Vは、所定の減結合周波数fの方形の信号であり、
−上記負荷の中を流れる電流Iは、上記電圧Vに対して進んだ位相の、上記減結合周波数fが共振周波数fの1/2と2倍との間に含まれた、すなわちf/2<f<2fのような上記共振周波数fの周期的な信号であり、制御する上記開閉器の中に電流が流れることなく上記開閉器の閉操作をなし、この低連続型の上記開閉器の操作モードは、上記変圧器の変圧比と、上記アクチュエータに等価なキャパシタンスの関数として定められる上記共振インダクタンスから得られる。
他の1つの特徴によれば、少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置を制御計算機から電子的に操作する方法であって、上記制御装置は直流の電圧源から給電される直流/交流昇圧コンバータを含んでなり、上記直流/交流昇圧コンバータの高圧出力は、アクチュエータと共振インダクタンスとから構成される振動回路に接続され、上記直流/交流昇圧コンバータは、制御可能な少なくとも1つの開閉器を介して上記電圧源に接続された少なくとも1つの1次巻線と、上記圧電アクチュエータを励振するための交流信号を発生する単一の2次巻線とを有する少なくとも1つの変圧器を有する回路から構成された、少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置の電子操作方法において、
−上記変圧器と上記共振インダクタンスと上記アクチュエータとから構成される負荷の端子における電圧Vは、所定の減結合周波数fの方形の信号であり、
上記負荷の中を流れる電流Iは、上記電圧Vに対して遅れた位相の、上記減結合周波数fが共振周波数fの1/2よりも高い、すなわちf>f/2のような上記共振周波数fの周期的な信号であり、制御する上記開閉器の端子における電圧がゼロであるときに上記開閉器の閉操作をなし、この超連続型の開閉器の操作モードは、上記変圧器の変圧比と、アクチュエータに等価なキャパシタンスの関数として定められる共振インダクタンスとから得られる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面によって例示された、超音波圧電アクチュエータの制御装置の電子操作の複数の形態の説明を読むことによって明らかとなるであろう。これらの図において:
図1は、4つの超音波圧電アクチュエータのグループの逐次制御装置の1実施の形態の電子回路図であり、
図2a、2bは、制御装置の出口の電圧と、圧電アクチュエータの端子における電圧の時間的変化を示すグラフであり、
図3は、圧電アクチュエータの、ブリッジからなる制御装置の1実施の形態の電子回路図であり、
図4aは、本発明による、低不連続モードの、制御装置の操作によって生成される波形のグラフであり、
図4b、4dは、低不連続モードの、ブリッジのトランジスタの端子における制御電圧の時間的変化を示すグラフであり、
図4c、4eは、低不連続モードの、ブリッジのダイオードの端子における電圧を示すグラフであり、
図5aは、本発明による、低連続モードの、制御装置の操作によって生成される波形のグラフであり、
図5b、5dは、低連続モードの、ブリッジのトランジスタの端子における制御電圧の時間的変化を示すグラフであり、
図5c、5eは、低連続モードの、ブリッジのダイオードの端子における電圧を示すグラフであり、
図6aは、本発明による、超連続モードの、制御装置の操作によって生成される波形のグラフであり、
図6b、6dは、超連続モードの、ブリッジのトランジスタの端子における制御電圧の時間的変化を示すグラフであり、
図6c、6eは、超不連続モードの、ブリッジのダイオードの端子における電圧を示すグラフである。
実施の形態の非限定的なこれらの例に関して、異なる図において同一の参照符号を有する部品は、同じ結果を得るための同じ機能を果たす。
バッテリーあるいはDCコンバータの出力である直流電圧源から、100ボルト以上の高電圧と、10キロヘルツ以上の高周波数の正弦信号を、車両の各燃料噴射器の圧電セルに発生させることからなる本発明は、共振回路を構成するためのインダクタンスを介して上記の圧電セルの励振を実現する、種々のトポロジーによって、制御装置の操作方法を提案する。これらのトポロジーは、先に引用した特許出願に記載されている。これらの構造は、Nを選択的に4、5、6、8、10または12に等しい整数として、1〜Nの噴射器に有効である。以下の説明においては、非限定的な例として、制御される噴射器の数は4とする。
記載される全てのトポロジーは、2次の単一の巻線と、1次の1または2の巻線を有する、少なくとも1つの変圧器を有する構造を表わす。
単一の変圧器を有する、非限定的な構造を表わす図1によれば、4個の超音波圧電アクチュエータの中の1つの超音波圧電アクチュエータI(iは1〜4の整数)の制御装置は、直流電圧Eの電圧源B(例えば、バッテリーあるいはDC−DCコンバータの出力)を有する。電圧源Bの(−)端子は接地され、(+)端子は、中央の負荷が変圧器の1次巻線であるブリッジ回路に接続されている。この変圧器は、図に星印が示されているような、同一の鉄心の回りに巻かれた、1次巻線Lと2次巻線Lとの、2つの巻線を有する。変圧器の高圧出力の電圧Vは、圧電性セラミックスIと共振インダクタンスLとから構成される振動回路に接続されている。この共振インダクタンスは、圧電噴射器の動作周波数の関数として定められる。共振インダクタンスは、変圧器の1次側に設けてもよいし、変圧器の漏洩インダクタンスで構成してもよい。
このブリッジ回路は、電圧源Bの端子に並列に設けられた、2つのアームから構成される。2つのアームのそれぞれは、それぞれ交互に制御可能な直列の2つの開閉器P、Pと2つの開閉器P、Pとからそれぞれ構成されている。2つアームのそれぞれの中央点は、1次巻線Lの2つの端子J、Jへそれぞれ接続されている。
4個の噴射器を必要とする自動車の熱エンジンの場合について、図1は、並列に設けられた4個の圧電性セラミックスI,…,I,…,Iを図示する。本発明の第1の実施の形態によれば、これらの圧電性セラミックスは、これらのものと直列に接続された制御可能な選択開閉器Kによって順次選択される。4個の噴射器Iは、一方では、各噴射器と順次に振動回路を構成するための共振インダクタンスLに接続され、他方では、2個ずつ、それぞれリレーRとRを介して、選択開閉器KとKの一端子にそれぞれ接続されている。選択開閉器KとKの他端子は接地されている。噴射計算機は、まず第一にリレーを、次いで同時に選択開閉器とブリッジを操作して、制御する噴射器、すなわちエンジンの該当するシリンダの燃料供給を確保するために、活動期間中に開口するべき噴射器を選択する。
この制御回路の機能は、様々な開閉器の制御によって行われる、以下のようなものである。第1段階においては、噴射計算機から送出された制御信号は、一方では、選択された噴射器Iに接続された選択開閉器Kの閉操作を行い、他方では、1次巻線Lの端子JをバッテリーBの(+)端子へ接続し、1次巻線Lの端子JをバッテリーBの(−)端子へ接続する、ブリッジ開閉器Pとブリッジ開閉器Pとの閉操作を同時に行う。瞬時TとTとの間のこの時間間隔の間、1次巻線の端子における電圧vは+Eに等しく、従って2次巻線Lの端子における電圧Vは正で、変圧比の効果で+mEに等しく、計算機によって操作される選択開閉器Kによって選択されたアクチュエータIから、電流が共振インダクタンスLを通過することが可能になる。次に、瞬時TとTとの間の次の時間間隔の間の第2段階においては、制御信号は、ブリッジ開閉器PとPの開操作を行い、同時にブリッジ開閉器PとPの閉操作を行う。このようにして、1次巻線Lの端子JをバッテリーBの(−)端子へ接続し、1次巻線Lの端子JをバッテリーBの(+)端子へ接続する。1次巻線の両端子間の負の電圧vは−Eに等しい。従って2次巻線Lの端子における電圧Vは負になり、−mEに等しい。これらの2つの段階は、100μsと8msの間の噴射持続時間の間に多数回繰り返される。2次巻線Lの両端子間の時間の関数としての周期的な電圧Vは、図2aにグラフで示されている。従って、噴射器Iの端子における電圧Vciは、図2bに示されたような、最大値+Vと最小値−Vとの間で振動する、周期が2次巻線Lの端子における電圧Vの周期と同一の、正弦波となる。次いで、噴射計算機は、並列に設けられたその他の噴射器Iを順次制御する。
瞬時tとtとの間の噴射器Iの励振のために、アクチュエータIを共振インダクタンスLへ接続する目的で、計算機は、リレーRが休止位置にある時に、リレーRを噴射器Iへ向けて静止させ、選択開閉器Kを閉じ、選択開閉器Kを開く。このようにして、瞬時tとtとの間、2次巻線Lの端子における電圧Vは、両極値+mEと−mEとの間で振動する方形の周期信号であり、アクチュエータIの端子における電圧Vc1は、Gを共振インダクタンスLと噴射器モデルとの間の共振利得として、両極値+mGEと−mGEとの間で振動する正弦波である。この時、他の3つ噴射器は電圧を受けない。各選択開閉器の閉鎖持続時間TKiは、噴射器が4個のエンジンについて、100μと5msの間で変化可能な噴射時間に該当する。各変圧器の2次巻線の端子における電圧Vの方形の周期信号の周期TPiは、噴射器の構造に専ら依存し、共振振動数FPiは、100kHzと1MHzの間で変化する。
リレーの休止位置から作動位置への移行時間は、開閉器の開閉時間に比して長いので、計算機は、次の瞬時tに、噴射器Iを励振することを可能にするために、瞬時tに、第2のリレーRの作動位置への移行を操作する。
瞬時tにおいて、リレーRは噴射器Iへの作動位置へ移行され、同時に、選択開閉器Kは瞬時tから開かれているが、選択開閉器Kは瞬時tまで閉じられる。従って、2次巻線Lの端子における電圧Vは、共振インダクタンスLと、その時に接続されている噴射器Iとによって構成される振動回路の共振を引き起こす。噴射器Iの端子における電圧Vc3の信号は、次の瞬時tとtとの間の、最大振幅がmGEの正弦波である。
次の瞬時tとtとの間、選択開閉器Kは新たに閉じられ、選択開閉器Kは開かれる。しかし、リレーRは噴射器Iへ向けて移行され、従って、その制御は瞬時tとtとの間に存在したものと逆になる。従って、噴射器Iの端子における電圧Vc2の信号は、次の瞬時tとtとの間、最大振幅がmGEの正弦波となる。
次の瞬時tとtとの間、選択開閉器Kは新たに閉じられ、選択開閉器Kは開かれ、休止位置にあった2つのリレーRとRのうちのリレーRは噴射器の圧電アクチュエータIへの作動位置へ移行され、制御は瞬時tとtとの間に存在したものと逆になる。従って、噴射器Iの端子における電圧Vc4の信号は、次の瞬時tとtとの間、最大振幅がmGEの正弦波となる。
本発明は、正確にいえば、ブリッジの2つのアームの中央点を結ぶ、変圧器と共振インダクタンスとアクチュエータとから構成される負荷Cに対向するブリッジを、この負荷の中を循環する電流Iと、この負荷の端子における電圧Vに応じて制御する、ブリッジ開閉器の操作に関する。図3の実施例においては、ブリッジ開閉器Pは、それぞれ逆並列に接続されたトランジスタTとダイオードDから製作される。変圧器の2次巻線の端子における電圧Vが圧電アクチュエータIの励振を可能にするために、負荷の端子における電圧Vは、所定の減結合周波数fの方形のものでなければならない。
本発明の第1の特徴によれば、変圧器と、共振インダクタンスと、アクチュエータとから構成される負荷の端子における電圧Vは、所定の減結合周波数fの方形のものであり、負荷の中を流れる電流Iは、減結合周波数fが共振周波数fの2倍よりよりも小さい、すなわちf<2fであるような周期的な信号である。従って、ブリッジ開閉器の閉時に、この回路の中で電流は流れない。この低不連続(hypo-discontinu)型の制御開閉器の操作モードは、変圧器の変圧比と、アクチュエータに等価なキャパシタンスの値の関数として定められる共振インダクタンスの値から得られる。これは、開閉器の閉時における開閉器のスイッチングによる損失を制限し、電流の切断による電磁両立性の影響を制限することを可能にする。
直流/交流昇圧コンバータは、圧電噴射器を操作するために望ましい減結合周波数fが、負荷の共振周波数fの2倍よりよりも小さくなるように寸法決めされる。
図4aは、本発明による、低不連続モードの、制御装置の操作によって生成される波形を表わす。
与えられたアクチュエータIの制御のために、制御計算機は、一方ではそのアクチュエータに接続された選択手段の閉操作と、他方では、同時に、第1段階においては、第1のアームの第1のブリッジ開閉器の第1のトランジスタTと第2のアームの第2の開閉器の第2のトランジスタTとからなる第1の対の閉操作と、上記のアームのその他の開閉器のトランジスタT及びTからなる第2の対の開操作を行い、第2段階においては、変圧器の2次巻線の両端子間に周期的な電圧を得るように、上記の4つのブリッジ開閉器のトランジスタの逆の位置への置き換え操作を行う。これらの2つの段階は、直流電圧源から、圧電アクチュエータへ向けて、高電圧、高周波数の信号を発生させるために、アクチュエータの作動持続時間中、所定の回数繰り返される。
このように、第1段階が瞬時tとtの間に行われ、第2段階が瞬時tとtの間に行われる、相次ぐ2つの段階における、制御装置による4つの開閉器の操作の順序は以下の通りである。
第1段階開始の瞬時tにおいて、ダイオードDとDにおける電流Iがゼロである時に、トランジスタTとTは閉に制御される。
瞬時tとtの間、これらのトランジスタTとTは閉じられ、電流Iが流れるようにし、その間にダイオードDとDは電流が通過せず、ダイオードDとDの端子における電圧は+Eに等しい。
瞬時tにおいて、電流Iは反転し、2つのダイオードDとDを電流が通過するようになり、ダイオードDとDの端子における電圧はゼロであり、2つのトランジスタTとTは、これらのダイオードが導通しない瞬時tと瞬時tの間に、開に制御され、電流は消滅する。
第2段階開始の瞬時tにおいて、ダイオードDとDにおける電流Iがゼロである時に、トランジスタTとTは閉じるように制御される。
瞬時tとtの間、これらのトランジスタTとTは閉じられ、電流Iが流れるようにし、その間にダイオードDとDは導通しない。
瞬時tにおいて、電流Iは反転し、2つのダイオードDとDを電流が通過するようになり、2つのトランジスタTとTは、これらのダイオードが導通しない瞬時tと瞬時tの間に、開に制御され、電流は新たに消滅する。
図4b、4dは、ブリッジのトランジスタの端子における制御電圧の時間的変化を表わし、図4c、4eは、導通状態であれ非導通状態であれ、ブリッジのこれらのトランジスタに並列に設けられたダイオードの端子における電圧を表わす。
本発明の第2の特徴によれば、変圧器と、共振インダクタンスと、アクチュエータとから構成される負荷の端子における電圧Vは、所定の減結合周波数fの方形の信号であり、負荷の中を流れる電流Iは、電圧Vに対して進んだ位相の、減結合周波数fが共振周波数fの1/2と2倍との間に含まれる、すなわちf/2<f<2fであるような、共振周波数fの周期的な信号である。従って、制御開閉器における電流がゼロであるときに開閉器の開を操作する(「電流ゼロスイッチング」、ZCS)。この低連続(hypo-continu)型の制御開閉器の操作モードは、変圧器の変圧比の値と、アクチュエータに等価なキャパシタンスの値の関数として定められる共振インダクタンスの値とから得られる。この制御開閉器の操作モードは低連続型であるので、開時における開閉器のスイッチングによる損失を制限し、電流の切断による電磁両立性の影響を制限することを可能にする。
直流/交流昇圧コンバータは、圧電噴射器を操作するために望ましい減結合周波数fの共振周波数fに対する前述の条件を尊重して寸法決めされる。
図5aは、本発明による、低連続モードの、制御装置のブリッジによって生成される波形を表わす。
第1段階が瞬時tとtの間に行われ、第2段階が瞬時tとtの間に行われる、相次ぐ2つの段階における、制御装置の4つの開閉器のトランジスタT〜Tの操作の順序は以下の通りである。
瞬時tにおいて、ダイオードDとDにおける電流Iがゼロで、他のダイオードDとDは導通状態の時に、トランジスタTとTは閉に制御される。
瞬時tとtの間、これらのトランジスタTとTは閉じられ、電流Iが流れるようにし、その間に4つのダイオードD〜Dには電流が通過しない。
瞬時tにおいて、電流Iは反転し、2つのダイオードDとDを電流が通過するようになり、2つのトランジスタTとTは、これらのトランジスタを電流が流れない瞬時tと瞬時tの間に、開に制御される。
同じ瞬時tに、ダイオードDとDは依然導通状態にあるのに、トランジスタTとTは閉に制御される。この閉の瞬時に、ダイオードDとDは、自然に停止し、電流Iは同じ向きに流れる。
瞬時tとtの間に電流Iは反転し、ダイオードDとDは導通状態になり、トランジスタTとTは開に制御され、これらのトランジスタにもはや電流Iはない。
瞬時tにおいて、2つのトランジスタTとTは閉に制御され、ダイオードDとDは非導通状態になり、操作は瞬時tと瞬時tの間における順序と同じ順序で再開する。
図5b、5dは、低連続モードの、ブリッジのトランジスタの端子における制御電圧の時間的変化を表わし、図5c、5eは、ブリッジのこれらのトランジスタと並列に設けられた、導通状態または非導通状態のダイオードの端子における電圧を表わす。
本発明の第3の特徴によれば、変圧器と、共振インダクタンスと、アクチュエータとから構成される負荷の端子における電圧Vは、所定の減結合周波数fの方形の信号であり、負荷の中を流れる電流Iは、電圧Vに対して遅れた位相の、減結合周波数fが共振周波数fの1/2よりも高い、すなわちf>f/2であるような共振周波数fの周期的な信号である。従って、制御開閉器の端子における電圧がゼロであるときに開閉器を閉に操作する。この超連続(hyper-continu)型の制御開閉器の操作モードは、変圧器の変圧比の値と、アクチュエータに等価なキャパシタンスの値の関数として定められる共振インダクタンスの値とから得られる。超連続型の制御開閉器のこの操作モードは、開時における開閉器のスイッチングによる損失を制限し、電圧のスイッチングによる電磁両立性の影響を制限することを可能にする。この操作モードは、開閉器の端子における電圧がゼロである時に開閉器を閉にする制御のタイプ、すなわち「電圧ゼロスイッチング」、ZVCである。
直流/交流昇圧コンバータは、圧電噴射器を操作するために望ましい減結合周波数fの共振周波数fに対する前述の条件を尊重して寸法決めされる。
図6aは、本発明による、超連続モードの、制御装置のブリッジによって生成される波形を表わす。
第1段階が瞬時tとtの間に行われ、第2段階が瞬時tとtの間に行われる、相次ぐ2つの段階における、制御装置の4つの開閉器のトランジスタT〜Tの操作の順序は以下の通りである。
瞬時tとtの間において、トランジスタTとTは閉に制御されるが、2つのダイオードDとDは導通状態にあり、従ってこれらのトランジスタの端子における電圧はない。他のダイオードDとDは非導通状態にあり、2つのトランジスタTとTは開にされる。
瞬時tにおいて、ダイオードDとDは停止される。
瞬時tとtの間、トランジスタTとTは閉のままであり、電流Iが流される。
瞬時tにおいて、トランジスタTとTは開に制御され、ダイオードとDとDは導通状態になり、トランジスタTとTの端子の電圧はなくなる。ダイオードDとDには電流は流れない。
瞬時tとtの間に、トランジスタTとTは閉に制御され、引き続いて瞬時tに開に制御される。
図6b、6dは、超連続モードの、ブリッジのトランジスタの端子における制御電圧の時間的変化を表わし、図6c、6eは、ブリッジのこれらのトランジスタに並列の設けられた、導通状態または非導通状態の、ダイオードの端子における電圧を表わす。
本発明の他の一つの特徴によれば、操作方法は、変化する可能性のある直流電圧源のバッテリーの電圧Eと、圧電アクチュエータの操作信号の指令電圧の振幅とに応じて、低不連続型と低連続型と超連続型の開閉器操作の3モードを時系列的に組み合わせる。
アクチュエータの選択開閉器と変圧器の1次巻線のブリッジ開閉器は、電流に関して双方向に制御可能であり、そのため、直列または並列に設けられた2つの半導体から作ることができる。これは、例えば直列に設けられたMOSFETまたは逆並列のダイオードを有するIGBT型の2つのトランジスタでもよい。
アクチュエータを選択するリレーRは、単安定で、休止接点と作動接点とを有する電気機械型のものである。
ブリッジ開閉器に関しては、バッテリーの直後に設けられるなら、電圧低下が小さいので、望ましくはNチャネルのMOSFET型のものである。DC−DCコンバータの後に設けられる場合には、これらの開閉器はMOSFETまたはIGBT型のものでもよい。
変圧器の選択開閉器に関しては、電圧低下が小さいので、望ましくはPチャネルのMOSFET型のものである。

Claims (7)

  1. 少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置を制御計算機から電子的に操作する方法であって、上記制御装置は直流の電圧源(B)から給電される直流/交流昇圧コンバータを含んでなり、上記直流/交流昇圧コンバータの高圧出力は、アクチュエータ(I)と共振インダクタンス(L)とから構成される振動回路に接続され、上記直流/交流昇圧コンバータは、制御可能な少なくとも1つの開閉器を介して上記電圧源に接続された少なくとも1つの1次巻線と、上記圧電アクチュエータを励振するための交流信号を発生する単一の2次巻線とを有する少なくとも1つの変圧器を有する回路から構成され、上記変圧器と上記共振インダクタンスと上記アクチュエータとから構成される負荷の端子における電圧(V)は、所定の減結合周波数(f)の方形の信号である、少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置の電子操作方法において、上記負荷の中を流れる電流(I)は、上記減結合周波数(f)が共振周波数(f)の2倍よりも小さいような共振周波数(f)の周期的な信号であり、上記回路内を電流が流れることなく上記開閉器の閉操作をなし、この低不連続型の上記開閉器の操作モードは、上記変圧器の変圧比と、上記アクチュエータに等価なキャパシタンスの関数として定められる上記共振インダクタンスから得られることを特徴とする少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置の電子操作方法。
  2. 少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置を制御計算機から電子的に操作する方法であって、上記制御装置は直流の電圧源から給電される直流/交流昇圧コンバータを含んでなり、上記直流/交流昇圧コンバータの高圧出力は、アクチュエータと共振インダクタンスとから構成される振動回路に接続され、上記直流/交流昇圧コンバータは、制御可能な少なくとも1つの開閉器を介して上記電圧源に接続された少なくとも1つの1次巻線と、上記圧電アクチュエータを励振するための交流信号を発生する単一の2次巻線とを有する少なくとも1つの変圧器を有する回路から構成された、少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置の電子操作方法において、
    上記変圧器と上記共振インダクタンスと上記アクチュエータとから構成される負荷の端子における電圧(V)は、所定の減結合周波数(f)の方形の信号であり、
    上記負荷の中を流れる電流(I)は、上記電圧(V)に対して進んだ位相の、上記減結合周波数(f)が共振周波数fの1/2と2倍との間に含まれる(f/2<f<2f)ような上記共振周波数(f)の周期的な信号であり、制御する上記開閉器の中に電流が流れることなく上記開閉器の閉操作をなし、この低連続型の上記開閉器の操作モードは、上記変圧器の変圧比と、上記アクチュエータに等価なキャパシタンスの関数として定められる上記共振インダクタンスから得られることを特徴とする少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置の電子操作方法。
  3. 少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置を制御計算機から電子的に操作する方法であって、上記制御装置は直流の電圧源から給電される直流/交流昇圧コンバータを含んでなり、上記直流/交流昇圧コンバータの高圧出力は、アクチュエータと共振インダクタンスとから構成される振動回路に接続され、上記直流/交流昇圧コンバータは、制御可能な少なくとも1つの開閉器を介して上記電圧源に接続された少なくとも1つの1次巻線と、上記圧電アクチュエータを励振するための交流信号を発生する単一の2次巻線とを有する少なくとも1つの変圧器を有する回路から構成された、少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置の電子操作方法において、
    上記変圧器と上記共振インダクタンスと上記アクチュエータとから構成される負荷の端子における電圧(V)は、所定の減結合周波数(f)の方形の信号であり、
    上記負荷の中を流れる電流(I)は、上記電圧(V)に対して遅れた位相の、上記減結合周波数(f)が共振周波数fの1/2よりも高い(f>f/2)ような上記共振周波数(f)の周期的な信号であり、制御する上記開閉器の端子における電圧がゼロであるときに上記開閉器の閉操作をなし、この超連続型の開閉器の操作モードは、上記変圧器の変圧比と、アクチュエータに等価なキャパシタンスの関数として定められる共振インダクタンスとから得られることを特徴とする少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置の電子操作方法。
  4. 上記制御装置は、少なくとも1つの上記変圧器を有するブリッジの回路から構成された上記コンバータを含んでなり、上記変圧器は、交互に制御可能なトランジスタ(T、T)からなる直列の2つのブリッジ開閉器から作られた少なくとも1つの第1のアームと、上記第1のアームと並列で、交互に制御可能なトランジスタ(T、T)からなる直列の2つのブリッジ開閉器から同じく作られた少なくとも1つの第2のアームとを有し、上記第2のアームの中央点は、上記変圧器と上記共振インダクタンス(L)と上記圧電アクチュエータとから構成される上記負荷を介して、上記第1のアームの中央点と連結される、請求項1に記載の少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置の電子操作方法において、上記コンバータの4つの上記開閉器の操作の順序は、以下の通り:
    第1段階中に:
    −瞬時(t)において、第1の対を構成する上記第1のアームの第1のトランジスタ(T)と上記第2のアームの第2のトランジスタ(T)は、逆並列に設けられたダイオード(DとD)における上記電流(I)がゼロである時に、閉に制御され;
    −2つの瞬時(tとt)の間、上記第1の対の上記トランジスタ(TとT)は閉じられて、電流(I)が流れるようにし、その間に上記ダイオード(DとD)は電流が通過せず、第2の対を構成する上記第1のアームの第2のトランジスタ(T)と上記第2のアームの第1のトランジスタ(T)は開にされ;
    −瞬時(t)において、上記電流(I)は反転し、2つの上記ダイオード(DとD)を電流が通過するようになり、上記第1の対の2つの上記トランジスタ(TとT)は、上記ダイオード(DとD)が導通しない瞬時(t)と瞬時(t)の間に、開に制御され、電流は消滅し;
    第2段階中に:
    −瞬時(t)において、逆並列の設けられたダイオード(DとD)における上記電流(I)がゼロである時に、上記第2の対の上記トランジスタ(TとT)は閉に制御され;
    −2つの瞬時(tとt)の間、上記トランジスタ(TとT)は閉じられて、上記電流(I)が流れるようにし、その間に上記ダイオード(DとD)は導通せず、上記第1の対の上記トランジスタ(TとT)は開かれ;
    −瞬時(t)において、上記電流(I)は反転し、上記2つのダイオード(DとD)を電流が通過するようになり、上記2つのトランジスタ(TとT)は、上記ダイオードが導通しない瞬時(t)と瞬時(t)の間に、開に制御され、電流は新たに消滅する;
    であり、これらの2つの段階は、上記直流の電圧源から、上記圧電アクチュエータへ向けて、高電圧、高周波数の信号を発生させるために、上記アクチュエータの作動持続時間中、所定の回数繰り返されることを特徴とする、少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置の電子操作方法。
  5. 上記制御装置は、少なくとも1つの上記変圧器を有するブリッジ回路から構成された上記コンバータを含んでなり、上記変圧器は、交互に制御可能なトランジスタ(T、T)からなる直列の2つのブリッジ開閉器から作られた少なくとも1つの第1のアームと、上記第1のアームと並列で、交互に制御可能なトランジスタ(T、T)からなる直列の2つのブリッジ開閉器から同じく作られた少なくとも1つの第2のアームとを有し、上記第2のアームの中央点は、上記変圧器と上記共振インダクタンス(L)と上記圧電アクチュエータとから構成される上記負荷を介して、上記第1のアームの中央点と連結される、請求項2に記載の少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置の電子操作方法において、上記コンバータの4つの上記開閉器の操作の順序は、以下の通り:
    第1段階中に:
    −瞬時(t)において、第1の対を構成する上記第1のアームの第1のトランジスタ(T)と上記第2のアームの第2のトランジスタ(T)に逆並列に設けられたダイオード(DとD)における上記電流(I)がゼロで、上記第1のアームの第2のトランジスタ(T)と上記第2のアームの第1のトランジスタ(T)に逆並列に設けられた他のダイオード(DとD)は導通状態の時に、上記第1のアームの上記第1のトランジスタ(T)と上記第2のアームの上記第2のトランジスタ(T)は閉に制御され;
    −2つの瞬時(tとt)の間、上記第1の対の上記トランジスタ(TとT)は閉じられて、上記電流(I)が流れるようにし、その間に上記4つのダイオード(D〜D)には電流が通過せず;
    −瞬時(t)において、上記電流(I)は反転し、2つの上記ダイオード(DとD)を電流が通過するようになり、2つの上記トランジスタ(TとT)は、これらの2つのトランジスタを電流が流れない瞬時(t)と瞬時(t)の間に、開に制御され;
    第2段階中に:
    −同じ瞬時(t)に、上記ダイオード(DとD)は依然導通状態にあるのに、上記第2の対の上記トランジスタ(TとT)は閉に制御され、この閉の瞬間に、上記ダイオード(DとD)は自然に停止し、上記電流(I)は同じ向きに流れ;
    −2つの瞬時(tとt)の間に上記電流(I)は反転し、上記ダイオード(DとD)は導通状態になり、上記トランジスタ(TとT)は開に制御され、これらのトランジスタにもはや電流(I)は流れず;
    −瞬時(t)において、上記2つのトランジスタ(TとT)は閉に制御され、上記ダイオード(DとD)は非導通状態になり、操作は瞬時(t)と瞬時(t)との間における順序と同じ順序で再開する;
    であることを特徴とする、少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置の電子操作方法。
  6. 上記制御装置は、少なくとも1つの上記変圧器を有するブリッジの回路から構成された上記コンバータを含んでなり、上記変圧器は、交互に制御可能なトランジスタ(T、T)からなる直列の2つのブリッジ開閉器から作られた少なくとも1つの第1のアームと、上記第1のアームと並列で、交互に制御可能なトランジスタ(T、T)からなる直列の2つのブリッジ開閉器から同じく作られた少なくとも1つの第2のアームとを有し、上記第2のアームの中央点は、上記変圧器と上記共振インダクタンス(L)と上記圧電アクチュエータとから構成される上記負荷を介して、上記第1のアームの中央点と連結される、請求項3に記載の少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置の電子操作方法において、上記コンバータの4つの上記開閉器の操作の順序は、以下の通り:
    第1段階中に:
    −2つの瞬時(tとt)の間において、第1の対を構成する上記第1のアームの第1のトランジスタ(T)と上記第2のアームの第2のトランジスタ(T)は閉に制御され、その時これらのトランジスタに逆並列に設けられた2つのダイオード(DとD)は導通状態にあり、上記第1のアームの第2のトランジスタ(T)と上記第2のアームの第1のトランジスタ(T)に逆並列に設けられた他の2つのダイオード(DとD)は非導通状態にあり、上記2つのトランジスタ(TとT)は開かれ;
    −瞬時(t)において、上記トランジスタの上記第1の対の上記ダイオード(DとD)は停止され;
    −2つの瞬時(tとt)の間、上記第1の対の上記2つのトランジスタ(TとT)は閉のままであり、上記電流(I)が流され;
    第2段階中に:
    −瞬時(t)において、上記第1の対の上記トランジスタ(TとT)は開に制御され、第2の対を構成する上記第1のアームの上記第2のトランジスタ(T)と上記第2のアームの上記第1のトランジスタ(T)に逆並列に設けられた上記ダイオード(DとD)は導通状態になり、上記トランジスタ(TとT)の端子におけるの電圧はなくなり、上記ダイオード(DとD)には電流は流れず、
    −2つの瞬時(tとt)の間に、上記第2の対のトランジスタ(TとT)は閉に制御され、引き続いて瞬時(t)に開に制御される;
    であることを特徴とする少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置の電子操作方法。
  7. 少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置の電子操作方法において、変化する可能性のある上記直流電圧源のバッテリーの電圧Eと、上記圧電アクチュエータの操作信号の指令電圧の振幅とに応じて、請求項1または4に記載の上記低不連続型と、請求項2または5に記載の上記低連続型と、請求項3または6に記載の上記超連続型の開閉器操作の3モードを時系列的に組み合わせることを特徴とする、少なくとも1つの超音波圧電アクチュエータの制御装置の電子操作方法。
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