JP2005527852A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 視野全体で射出瞳を移動することができ、見る人が各射出瞳において選択された眼のための映像を見ることができる自動立体ディスプレイシステムであって、
   放射線の選択的減衰により映像を生成する映像形成装置と、前記映像形成装置へ向けて放射線を発射するレンズ要素のアレイと、放射線を前記レンズ要素のアレイに出力する放射線出力位置のアレイと、を備え、
   放射線出力位置の複数の異なる組が設けられ、異なる組のそれぞれが前記レンズ要素の異なる一つに対応し、出力位置が、射出瞳が前記放射線出力位置の組のそれぞれからの少なくとも一つの放射線出力位置の選択により視野の選択された部分に形成されるように選択可能であり、
   前記放射線出力位置の組のそれぞれに対して、放射線複数の見る人の左眼位置及び右眼位置に対応した二つの射出瞳を含む複数の組を視野内の選択された位置に生成するために、複数の放射線出力位置が放射線を同時に出力するため選択可能であるように制御可能である、
   自動立体ディスプレイシステム。
2. 前記レンズ要素と前記放射線出力位置との間に設置されたアパーチャのアレイを備え、
   前記放射線出力位置の複数の異なる組が所定の水平広がりにわたって広がり、
   前記アパーチャのアレイが複数のアパーチャを含み、前記アパーチャのそれぞれが、放射線出力位置のそれぞれの組と対応したレンズ要素との間に設置され、放射線出力位置の一つから出力された後に、レンズ要素から前記映像形成装置へ向けて発射された放射線ビームの水平広がりを制限し、前記アパーチャのそれぞれが、対応する放射線出力位置の組の水平幅よりも狭い水平幅を有する、請求項１に記載の自動立体ディスプレイシステム。
3. 前記レンズ要素が屈折レンズ要素を備える、請求項１又は２に記載の自動立体ディスプレイシステム。
4. 前記レンズ要素が少なくとも二つの要素が垂直方向で重なり合う構造に配置される、請求項３記載の自動立体ディスプレイシステム。
5. 映像形成装置が放射線を伝達するため選択的に作動可能である領域を有する平面的な要素を備える、請求項１〜４のいずれか一項記載の自動立体ディスプレイシステム。
6. 映像形成装置が左眼用の映像と右眼用の映像をそれぞれ別々の行に形成するように配置される、請求項１〜５のいずれか一項記載の自動立体ディスプレイシステム。
7. 映像形成装置と視野との間に設置された垂直拡散及び／又は垂直屈折要素を備える、請求項１〜６のいずれか一項記載の自動立体ディスプレイシステム。
8. フィールド順次動作で映像を伝達するように構成され、
   左眼映像用及び右眼映像用の映像フレームがそれぞれ、左眼射出瞳及び右眼射出瞳のそれぞれの放射線出力位置の選択と同期して、前記映像形成装置に交互に形成される、
   請求項１〜７のいずれか一項記載の自動立体ディスプレイシステム。
9. 前記放射線出力位置が、選択された出力位置の変動によって映像形成装置に対する射出瞳の水平角度を変えるため射出瞳が視野内で移動可能であるように選択可能である、請求項１〜８のいずれか一項記載の自動立体ディスプレイシステム。
10. 前記放射線出力位置が、選択された出力位置の変動によって映像形成装置からの射出瞳の距離を変えるため射出瞳が視野内で移動可能であるように選択可能である、請求項１〜９のいずれか一項記載の自動立体ディスプレイシステム。
11. 前記放射線出力位置が平面構造に配置される、請求項１〜１０のいずれか一項記載の自動立体ディスプレイシステム。
12. 前記レンズ要素が少しずつずれた構造に配置される、請求項１〜１１のいずれか一項記載の自動立体ディスプレイシステム。