JP2005527558A5

JP2005527558A5 -

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Publication number: JP2005527558A5
Application number: JP2003579837A
Authority: JP
Filing date: 2003-03-12
Publication date: 2006-04-06

Claims

下記の化学式：

［ここで、Ｙ_１及びＹ_２は、同一又は相違してもよく、それぞれが水素及びヒドロキシ保護基から成る群から選ばれ、ここで、Ｒ_１１及びＲ_１２はそれぞれが水素であるか、又は一まとめにした場合、メチレン基であり、ここでＲ_６及びＲ_７は、同一又は相違してもよく、Ｒ_６及びＲ_７の両方が水素であってはならないという条件で、水素、アルキル、ヒドロキシアルキル、フルオロアルキル、ヒドロキシ及びアルコキシから成る群から選ばれ、又はＲ_６及びＲ_７は、一まとめにした場合、基−（ＣＨ_２）_Ｘ−を示し、ここでＸは２〜５の整数であり、又はＲ_６及びＲ_７は、一まとめにした場合、基＝ＣＲ_８Ｒ_９を示し、ここでＲ_８及びＲ_９は、同一又は相違してもよく、それぞれが水素、アルキル、ヒドロキシアルキル、フルオロアルキル、ヒドロキシ及びアルコキシから成る群から選ばれ、又は、一まとめにした場合、Ｒ_８及びＲ_９は、基−（ＣＨ_２）_Ｘ−を示してもよく、ここでＸは２〜５の整数であり、そして、ここで基Ｒは

を示し、ここで立体化学中心（ステロイド番号のＣ−２０に相当する）はＲ又はＳの立体配置（即ち、炭素２０の周りの天然立体配置（ｎａｔｕｒａｌｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ）又は前記２０−エピ立体配置のどちらか）を有してもよく、そして、ここでＺはＹ、−ＯＹ、−ＣＨ_２ＯＹ、−Ｃ≡ＣＹ及びＣＨ＝ＣＨＹから成る群から選ばれ、ここで二重結合はシス又はトランスのジオメトリーを有してもよく、そして、ここでＹは水素、メチル、−ＣＯＲ^５及び下記構造

のラジカルから選ばれ、ここでｍ及びｎは、独立して０〜５の整数を示し、ここでＲ^１は水素、重水素、ヒドロキシ、保護ヒドロキシ、フルオロ、トリフルオロメチル、及びＣ_１−５−アルキルから選ばれて、直鎖又は分枝鎖であってもよく、そして任意にヒドロキシ又は保護ヒドロキシ置換基を有し、そして、ここでＲ^２、Ｒ^３、及びＲ^４のそれぞれは独立して重水素、デューテロアルキル、水素、フルオロ、トリフルオロメチル及びＣ_１−５−アルキルから選ばれて、直鎖又は分枝鎖であってもよく、そして任意にヒドロキシ又は保護ヒドロキシ置換基を有し、そして、ここでＲ^１及びＲ^２は、一まとめにした場合、オキソ基、又はアルキリデン基、＝ＣＲ^２Ｒ^３、又は基−（ＣＨ_２）_ｐ−を示し、ここでｐは２〜５の整数であり、そして、ここでＲ^３及びＲ^４は、一まとめにした場合、オキソ基、又は基−（ＣＨ_２）_ｑ−を示し、ここでｑは２〜５の整数であり、そして、ここでＲ^５は水素、ヒドロキシ、保護ヒドロキシ、又はＣ_１−５−アルキルを示し、そして、ここで側鎖の位置２０、２２、又は２３において、前記ＣＨ基のいずれかが窒素原子で置換されてもよく、又は、ここで位置２０、２２、又は２３において、−ＣＨ（ＣＨ_３）−、−（ＣＨ_２）_ｍ−、−ＣＲ^１Ｒ^２−又は（ＣＨ_２）_ｎ−の基のいずれかが酸素又は硫黄原子で置換されてもよい］
を有する化合物の治療的に有効量を含む、哺乳動物の新しい骨の成長を刺激するための製剤。
前記化合物が経口的に、非経口的に、経皮的、又は局所的に投与される、請求項１記載の製剤。
前記化合物が新しい骨の成長が望まれる部位において、固定化した形体で投与される、請求項１記載の製剤。
前記化合物が新しい骨の成長が望まれる部位において、遅延放出形体で投与される、請求項１記載の製剤。
前記化合物が製剤の０．０１μｇ／ｇｍないし５０μｇ／ｇｍの量で製剤中に存在する、請求項１に記載の製剤。
前記哺乳動物がヒトである、請求項１記載の製剤。
前記投与化合物が下記の化学式：

を有する２−メチレン−１９−ノル−２０（Ｓ）−１α，２５−ジヒドロキシビタミンＤ_３である、請求項１記載の製剤。
前記投与化合物が下記の化学式：

［ここで、Ｙ_１及びＹ_２は独立して、Ｒ^５が−ＯＹ_３であり、そしてＹ_３がアシル又はヒドロカルビルオキシカルボニルから成る群から選ばれるという条件で、水素又はアシル基を示す］
を有するアシル化誘導体である、請求項１記載の製剤。
前記化合物がＹ_１、Ｙ_２及びＹ_３がそれぞれＣＨ_３ＣＯ−であるようなトリアセテートである、請求項８記載の製剤。
前記化合物がＹ_１、Ｙ_２及びＹ_３がそれぞれＣＨ_３（ＣＨ_２）_４ＣＯ−であるようなトリヘキサノエートである、請求項８記載の製剤。
前記化合物がＹ_１、Ｙ_２及びＹ_３がそれぞれＣＨ_３（ＣＨ_２）_７ＣＯ−であるようなトリノナノエートである、請求項８記載の製剤。
前記化合物がＹ_１及びＹ_２が共に水素であり、そしてＹ_３がＣＨ_３ＣＯ−であるような２５−アセテートである、請求項８記載の製剤。
前記化合物が２−メチレン−１９−ノル−１α，２５（ＯＨ）_２−Ｄ_３−１，３，２５−トリアセテート、２−メチレン−１９−ノル−１α，２５（ＯＨ）_２−Ｄ_３−１，３，２５−トリヘキサノエート、２−メチレン−１９−ノル−１α，２５（ＯＨ）_２−Ｄ_３−１，３，２５−トリノナノエート、及び２−メチレン−１９−ノル−１α，２５（ＯＨ）_２−Ｄ_３−２５−アセテートから成る群から選択される、請求項８記載の製剤。
前記投与化合物が、

［ここで、Ｙ_１、Ｙ_２、Ｒ_１１、Ｒ_１２及びＲは請求項１で定義されたものであり、そしてＲ_８及びＲ_９は、同一又は相違してもよく、それぞれが水素、アルキル、ヒドロキシアルキル及びフルオロアルキルから成る群から選ばれ、又は、一まとめにした場合、基−（ＣＨ_２）_Ｘ−を示し、ここでＸは２〜５の整数である］
から成る群から選ばれる、請求項１記載の製剤。
前記投与化合物が、

［ここで、Ｙ_１、Ｙ_２、Ｒ_１１、Ｒ_１２及びＲは請求項１で定義されたものであり、そしてＲ_１０はアルキル、ヒドロキシアルキル及びフルオロアルキルから成る群から選ばれる］
から成る群から選ばれる、請求項１記載の製剤。
前記投与化合物が、

［ここで、Ｙ_１、Ｙ_２、Ｒ_１１、Ｒ_１２、Ｒ_６、Ｒ_７及びＲは、Ｒ^５が−ＯＹ_３であり、そしてＹ_３がアシル又はヒドロカルビルオキシカルボニルから成る群から選ばれるという条件で、請求項１で定義されたものである］
から成る群から選ばれる、請求項１記載の製剤。
前記化合物が骨折若しくは骨移植の治癒、骨中のインプラントの凝固、歯科インプラントの骨同化、又は歯周骨を刺激するために投与される、請求項１記載の製剤。
前記化合物が骨延長術（ｄｉｓｔｒａｃｔｉｏｎｏｓｔｅｏｇｅｎｅｓｉｓ）の処置の後に投与される、請求項１記載の製剤。