JP2005526174A - 懸濁されたビーズを含む洗浄組成物 - Google Patents

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Abstract

本出願は、手動食器洗い組成物としての使用に好適な組成物であって、安定に懸濁されたビーズと少なくとも20%の界面活性剤とを含み、本明細書に記載されるシリンダ試験により10回転未満で水に溶解する組成物に関する。

Description

本発明は、高濃度の界面活性剤と懸濁されたビーズとを含む、手動食器洗いでの使用に好適な組成物に関する。該組成物は、ビーズをある時間にわたって安定に懸濁し続けるのに十分な粘度を有するが、なお注入可能であり、食器洗いプロセスの間に水に素早く溶解する。
非相溶性成分を含む液体組成物を調製できることは、長年にわたって望まれてきた。しかし、克服すべき問題は、非相溶性成分が別々に保持でき、したがって使用前に安定である方法を見出すことである。この問題に対する1つの解決策は、非相溶性成分が組成物の異なる相にあるような組成物を配合することである。例えば、1つの非相溶性成分をビーズ、小球又はカプセルのような固体形態で調製することである。消費者受け入れの観点から、このようなビーズは組成物全体に安定に懸濁されることが不可欠である。
液体組成物中に粒子を懸濁する方法は、当該技術分野において既知である。粒子を懸濁する1つの方法は、液体を「構造化」することである。構造化された液体は、高濃度の電解質(例えば、界面活性剤)を含むこと及び該液体が米国特許第5,147,576号(モンタージュ(Montague)ら)により詳細に論じられている「ミセル」又は「ラメラ層」を形成することで広く特徴づけられてもよい。しかし、この方法で調製された液体は、注入が困難であり、ラメラ層の存在のために多くは不透明である。
液体組成物に粒子を懸濁する別の方法は、ポリマー又はガムのような増粘剤成分を使用することである。キサンタンガム又はラムサンガムのような増粘ガムは良好な粘度を提供するが、組成物が注入しにくくなる(2.5Pa・s(2500cP)を超える)ほど組成物を増粘しやすい。さらに、このようなガムは、組成物中の界面活性剤のような電解質の存在の影響を受けやすく、したがってこのような組成物中の界面活性剤の濃度は低く(組成物の約10重量%未満)なければならない。しかし、洗浄組成物中の低濃度の電解質、特に界面活性剤は、組成物がもはや洗剤として十分に機能しない点まで組成物の性能に悪影響を及ぼす。アクリレート含有ポリマーのような増粘ポリマーは、界面活性剤と相溶するが、粒子を安定に懸濁するのに不十分な濃度を付与し、その結果、少なくとも部分的に、時間の経過とともにビーズが沈澱する。
液体組成物にビーズを懸濁する上記方法のすべてが、組成物の粘度増大に依存している。ただし、粘度の増大は水中での組成物の溶解に対して悪影響がある。理論に束縛されるものではないが、界面活性剤及び/又は懸濁剤は、大きな構造、ミセル又はラメラ層を形成すると考えられている。このような構造の形成は、その後構造を破壊する水の浸透及び系の水和を減少又は遅延させる。構造がより大きく、より疎水性であるほど、それを水和し、したがって溶解することが困難である。したがって、ビーズを安定に懸濁でき、十分な洗浄を提供するのに十分な界面活性剤を含み、及びさらに手洗いに好適な温度で水に素早く溶解する組成物を提供することは本発明の目的である。
本発明によると、手動食器洗い組成物としての使用に好適な組成物であって、安定に懸濁されたビーズと少なくとも20%の界面活性剤とを含み、本明細書に記載されるように測定したときに素早く溶解できる組成物が提供される。
本発明の組成物はビーズを含む。該ビーズはビーズを懸濁できるように増粘された液体組成物中に懸濁される。本発明の利益は、ビーズを安定に懸濁することができ、さらに水との接触時に容易に溶解できることである。安定とは、21℃で30日の保存期間の後、ビーズの少なくとも80%がまだ組成物中に均一に懸濁していることを意味する。
本発明の組成物は、好ましくは0.1〜2Pa・s(100〜2000cP)の粘度、より好ましくは0.4〜1Pa・s(400〜1000cP)の粘度を有する。粘度測定は、製品がニートである、即ち希釈されていないときに実施される。これは、100%組成物濃度として定義される。
好ましい実施形態において、本発明の組成物は、80%組成物濃度で、100%組成物濃度における組成物よりも小さい粘度を有する。粘度測定は、組成物が脱イオン水の添加によって希釈された後で実施される。組成物は、脱イオン水で濃縮組成物対水の比が4:1にて希釈される。これは、80%濃縮組成物として定義される。ニートのとき及びわずかに希釈されたときに組成物の粘度を測定することで、製造業者は組成物の希釈特性を作製することができる。組成物は、濃度80%への希釈後に粘度の低下を示し、同等の希釈後に粘度の増大を示す組成物と反対に水に良好に溶解する。一般に、先行技術の組成物は80%濃縮組成物で粘度の増大を示す。先行技術の組成物及び本発明の組成物を包含するすべての組成物は、さらに希釈した(60%、40%、20%濃縮組成物)ときに、粘度の低下を示す。
100%組成物濃度の粘度を測定するには、100gのニート組成物を清浄な乾燥したビーカーに入れ、該組成物の粘度をブルックフィールド(Brookfield)シリンダ粘度計、型式番号VDVII+、S−18スピンドル付を使用し、21℃にてせん断速度30rpmで測定する。80%組成物濃度の粘度を測定するには、80gの組成物を清浄な乾燥したビーカーに入れ、20gの脱イオン水を加えて該生成物を4:1の比率で希釈する。生成物を、すべての組成物が目で見て溶解されるまで攪拌する。続いて、組成物の粘度を上記のように測定する。
上述のように、組成物の溶解速度は粘度及び組成物中の界面活性剤濃度によって影響される。したがって、十分に洗浄でき、安定にビーズを懸濁できるが、良好に溶解もできる組成物を提供することが本発明の目的である。次の試験手順は、水への組成物の溶解を測定するために使用される。
試験は、石鹸水シリンダ機(Suds Cylinder Machine)の使用を必要とする。該機械は、8本のシリンダを具備し、そのそれぞれが20〜22rpmの速度で独立に回転できる。各シリンダは高さ30.5cm×直径10.2cm(12インチ×4インチ)の寸法であり、0.3175cm(1/8インチ)の標識を示す目盛りの付いたインチ接着巻尺で垂直に標識されている。テープのゼロは、溶液の500mlの液位を示す。この試験には、該機械の片側のみが使用される。
該機械は、8本のシリンダが固定された中心軸線の周囲を22rpmの速度で回転する。4本より多いシリンダを試験中に正確に観測することは困難であるため、一試験当たり4本以下のシリンダを使用することが望ましい。
21℃+/−2℃にて500mlの水を試験に必要なシリンダに計量する。各シリンダに、染色した*試験組成物0.6ccをシリンダの中央にゆっくりとピペットで移す。該製品がシリンダの底に沈むまで放置する。慎重に、シリンダを石鹸水シリンダ機(Suds Cylinder Machine)に入れ、シリンダが振盪されず、及び水/組成物が混乱されないことを確実とする。シリンダを回転、停止させ、完全回転の都度、後で溶解を観察する。完全回転とは、シリンダが360度回転し、回転の終わりに最初の開始位置に戻ることを意味すると理解される。染色された組成物を水中で見ることができなくなる時点で、溶解が達成されたと考えられている。組成物を溶解するために必要とされた完全回転の数を記録する。本試験によると、満足に溶解する組成物はシリンダの10回転未満で溶解する。良好に溶解する組成物は、8回転未満で溶解し、好ましい組成物は6回転未満で溶解する。
本発明の組成物は、染料、ビーズ又は不透明化剤の非存在下で、410〜800nmの範囲(可視光線)の波長の少なくとも1つの波長において、1cmキュベットを使用して、光の透過率が好ましくは50%以上、より好ましくは75%以上、一層より好ましくは80%以上である。光透過率は、試料を通過した後の透過光と試料に入る入射光との比として定義される無単位数である。透過率は、ノバスペック・スペック(NovaSpec Spec)20分光分析装置を使用して測定した。記載されている組成物を、1cmのキュベットに添加し、該計測器に挿入した。透過パーセントを直接読み取った。
粘度、組成物中の界面活性剤濃度、ビーズを懸濁する能力及び溶解の間の関係は、本発明の組成物A、B、C及びD(マイクロエマルション);好適でない懸濁剤を用いた組成物R及びS;並びに先行技術の組成物X及びYを比較する次のデータによって支持される。組成物の処方を表1に示す。これらの処方の粘度、ビーズ懸濁、注入性及び溶解データを表2に示す。すべての組成物は、リポテクノロジーズ(Lipotechnologies)より入手可能なリポスフェア(liposphere)(商標名)ビーズを0.1%含む。
Figure 2005526174
Figure 2005526174
組成物A、B、C及びDは、本発明を代表しており、許容可能な溶解を示し、ビーズを安定に懸濁し、及び注入可能である。先行技術の組成物及び好適でない懸濁剤を使用した組成物は、すべて問題を呈した。組成物Rは、ビーズを安定に懸濁することに成功し、注入可能であるが、十分に良好に溶解しない。組成物Sは、ビーズを安定に懸濁せず、溶解が不十分である。組成物Xは、非常に濃厚であり、注入不可能であり、溶解が悪い。組成物Yも溶解が悪い。
(ビーズ)
本発明の組成物はビーズを含む。このような組成物に使用するのに好適なビーズは、先行技術において入手可能である。ビーズはマイクロカプセル又は好ましくは多孔質のスポンジ様ビーズから選択されてもよい。マイクロカプセルビーズは、コアを囲むシェルを具備する。前記コアは、空隙又は別の塊体を含んでもよい。多孔質ビーズは、好ましくは均質でありスポンジ様構造を示す。いずれの種類のビーズも該組成物の成分の担体として機能してもよい。
ビーズはいかなる形状であってもよいが、好ましくは三次元である。より好ましくは、ビーズは実質的に丸みがつけられ、より好ましくは実質的に球である。本発明のビーズは、好ましくは約100〜約3,000μm、好ましくは約500〜約2000μm、最も好ましくは約750〜約1250μmの平均直径を有する。
本発明のビーズは、好ましくは溶解可能、破砕可能、圧搾可能又は破裂可能であり、そのためビーズ内に担持されるいかなる活性成分も放出できる。最も好ましくは、ビーズは洗浄プロセスで使用される洗浄水との接触時に溶解する。ビーズを含む組成物は、洗浄水に添加されるか又は洗浄用具(例えば、洗浄水で湿らされたか又は湿らされるスポンジ又は布)に添加されることができると考えられる。この後者の状況において、ビーズは洗浄用具内に保持されている水との接触時に溶解してもよく、又は洗浄用具の使用中にユーザーの手の機械的力によって破砕、圧搾若しくはそうでなければ破裂されてもよい。
本組成物は広範な濃度でビーズを含んでもよい。ビーズは、通常は組成物の約0.001重量%〜約99.9重量%、好ましくは約0.005重量%〜約50重量%、より好ましくは約0.01重量%〜約20重量%の濃度で本組成物中に含まれる。
ビーズは、広範多種な材料から製造できる。このような材料は通常、ポリマーであり、本組成物の化学マトリックスに可溶化しないように設計される。本明細書のビ−ズを製造するのに好適な材料の非限定例としては、ユリアホルムアルデヒド類、メラミンホルムアルデヒド類、フェノールホルムアルデヒド類、ゼラチン、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(ビニルピロリドン)、ポリアクリレート類、ポリアミド類、ポリウレタン、ポリメタクリレート類、ポリエポキシド類、セルロースアセテート、セルロースニトレート、セルロースアセテートブチレート、エチルセルロースポリエステル、ポリクロロトリフルオロエチレン(例えば、KEL−F)、エチル/ビニルアセテート、サラン、ポリスチレン、ゼイン、パラフィンワックス、動物蝋、植物蝋、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、寒天、ポリオキシメチレン尿素、メトフェノール類などが挙げられる。好ましいビーズ材料としては、ゼラチン、寒天、ポリオキシメチレン尿素、メトフェノール類及びこれらの混合物が挙げられる。他の好適なビーズ材料は、例えば米国特許第2,800,458号;同第3,159,585号;同第3,516,846号;同第3,533,958号;同第3,697,437号;同第3,888,689号;同第3,996,156号;同第3,965,033号;同第4,010,038号;同第4,016,098号;同第4,087,376号;同第5,591,146号;英国特許第2,006,709号及び同第2,062,570号に開示されている。好ましいマイクロカプセルビーズは、リポテクノロジーズ(Lipotechnologies)より商標名リポカプセルズ(lipocapsules)で入手できる。好ましい多孔質ビーズは、リポテクノロジーズ(Lipotechnologies)より商標名リポスフェアズ(Lipospheres)で入手できる。
多孔質のスポンジ様ビーズは、本発明の組成物中により容易に懸濁されることが見出されたことから、マイクロカプセルビーズよりも好ましい。これは、組成物がビーズにより容易に浸透できるという事実のためであると考えられる。ビーズへの組成物の浸透は、ビーズ及び組成物の密度をより近いレベルに至らせる効果を有する。ビーズ及び組成物は、密度が合致していると言える。
当該技術分野において既知の様々な方法を使用して本明細書のビーズを製造できる。マイクロカプセルビーズを製造する方法の例は、米国特許第2,800,458号;同第3,159,585号;同第3,516,846号;同第3,516,941号;同第3,533,958号;同第3,697,437号;同第3,778,383号;同第3,888,689号;同第3,965,033号;同第3,996,156号;同第4,010,038号;同第4,016,098号;同第4,087,376号;同第4,089,802号;同第4,100,103号;同第4,251,386号;同第4,269,729号;同第4,303,548号;同第4,460,722号;及び同第4,610,927号;英国特許第1,156,725号;同第1,483,542号;同第2,041,319号及び同第2,048,206号、並びにベニタ(Benita)、サイモン(Simon)(編)、マイクロエンカプセレーション:方法及び産業用途(MICROENCAPSULATION:METHODS AND INDUSTRIAL APPLICATIONS)(マーセル・デッカ−(Marcel Dekker,Inc.)、1996年)に記載されている。好ましくは、マイクロカプセルは、溶液中のポリマーが疎水性コア材料の周囲に析出し、その結果、コア材料の単一の液滴又は粒子を囲む透明な、無着色のシェルが生じる析出法によって調製される。対照的に、多孔質のスポンジ様ビーズは押出方法によって調製され、カプセルよりもスポンジに似たポリマーマトリックス内に捕捉された多数の小液滴又は粒子から成る。前記ビーズは、リポテクノロジーズ(Lipotechnologies)より入手できる。
ビーズに組み入れてもよい好適な成分としては、組成物の別の相の成分と非相溶性であるいかなる成分も挙げられる。ビーズに組み入れるのに好ましい成分は、香料、酵素、皮膚コンディショニング剤及び漂白剤である。
以下でより詳細に記載される、本発明の芳香に好適ないかなる香料又は酵素も、ビーズに又はビーズ内に適用されてもよい。皮膚コンディショニング剤とは、皮膚障壁の健康(barrier health of the skin)を改良する又は表皮効果の感覚を提供することを意味する。皮膚障壁の健康の改良を提供する剤としては、皮膚脂質を補給する保湿剤(例えば油、グリセリン)、及び皮膚健康を促進する皮膚栄養素を有効に供給する生物活性物質が挙げられる。生物活性物質の例としては、ビタミン類、特にビタミンE及びA並びにナイアシンアミドのようなビタミン前駆体が挙げられる。
皮膚に表面効果の感覚を提供する剤としては、皮膚を冷やし又は和らげるが、明白には皮膚障壁健康を促進しない剤が挙げられる。例としては、メントール及びペパーミント、フレスコラト(Frescolat)(登録商標)、チモールが挙げられる。
好ましい皮膚コンディショニング剤の例としては、寒天、ビタミン類、アロエベラ、及びヒマワリ、アロエベラ、グレープシード、ホホバのような油が挙げられる。
ビーズに組み入れるための別の好ましい成分は、漂白剤である。好ましい漂白剤としては、疎水性漂白剤、好ましくはアルキル過酸類及び過酸化物類が挙げられる。最も好ましい漂白剤の選択は、過酸化ベンゾイルである。
(界面活性剤)
本発明の組成物は、少なくとも20%、より好ましくは少なくとも25%の界面活性剤を含む。界面活性剤は、両性界面活性剤、双極性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、及びこれらの混合物から成る群から選択される。好ましい界面活性剤の選択は以下に記載されているが、該目的のためのいかなる既知の及び好適な界面活性剤も本発明の組成物に用いてもよいと考えられる。
両性界面活性剤は、好ましい界面活性剤である。本発明で有用な特に好ましい両性界面活性剤は、アミンオキシド界面活性剤から選択される。アミンオキシドは半極性非イオン性界面活性剤であり、それらには10〜18個の炭素原子の1つの直鎖又は分子鎖アルキル部分並びに1〜3個の炭素原子を含有するアルキル基及びヒドロキシアルキル基から成る群から選択される2つの部分を含有する水溶性アミンオキシド類;10〜18個の炭素原子の1つのアルキル部分並びに1〜3個の炭素原子を含有するアルキル基及びヒドロキシアルキル基から成る群から選択される2つの部分を含有する水溶性ホスフィンオキシド類;10〜18個の炭素原子の1つのアルキル部分並びに1〜3個の炭素原子を含有するアルキル部分及びヒドロキシアルキル部分から成る群から選択される1つの部分を含有する水溶性スルホキシド類が挙げられる。
好適な非イオン性洗剤界面活性剤は、米国特許第3,929,678号(ラフリン(Laughlin)ら、1975年12月30日発行)の13欄14行〜16欄6行に概ね開示されており、参考として本明細書に組み込まれる。好ましい非イオン性界面活性剤としては、脂肪族アルコール類と1〜25モルのエチレンオキシドとの縮合反応生成物が挙げられる。脂肪族アルコールのアルキル鎖は直鎖状又は分枝状、一級又は二級のいずれであることもでき、一般的には8〜22個の炭素原子を含有する。特に好ましいのは、10〜20個の炭素原子を含有するアルキル基を有するアルコールとアルコールの1モルあたり2〜18モルのエチレンオキシドとの縮合生成物である。この部類の非イオン性界面活性剤は、一般に「アルキルエトキシレート類」と称される。
他の好ましい界面活性剤としては、当該技術分野において既知のアルキルポリグリコシド、脂肪酸又はポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤が挙げられる。
他の特に好ましい界面活性剤は、陰イオン性界面活性剤である。本明細書の組成物に使用するのに好適な陰イオン性界面活性剤としては、式ROSO3Mの水溶性の塩又は酸が挙げられ、式中、Rは、好ましくはC6〜C20直鎖又は分枝鎖ヒドロカルビル、好ましくはC10〜C20アルキル成分を有するアルキル又はヒドロキシアルキル、より好ましくはC10〜C14アルキル又はヒドロキシアルキルであり、MはH、又はアルカリ金属陽イオン、アンモニウム、若しくは置換アンモニウムなどの陽イオンであるが、好ましくはナトリウムである。アルキルサルフェート類、アルキルエトキシル化サルフェート類及びアルキルプロポキシ化サルフェートが、本明細書において考察される。
本明細書で用いるのに好適な他の陰イオン系界面活性剤は、式RSO3Mの水溶性の塩又は酸を包含するアルキルスルホネートであり、式中RはC6〜C20の直鎖又は分枝鎖、飽和又は不飽和アルキル基、好ましくはC10〜C20アルキル基及びより好ましくはC10〜C14アルキル基であり、MはH又は陽イオン、例えばアルカリ金属陽イオンである。
使用される特定の界面活性剤は、それゆえに想定された特定の最終用途により広範囲に変化し得る。好適な追加的界面活性剤は、名称「高分子泡増強剤を含む液体洗剤組成物(Liquid Detergent Compositions Comprising Polymeric Suds Enhancers)」の、チャンドリカ・カスツリー(Chandrika Kasturi)らの同時係属仮特許出願、P&G案件番号6938P、出願番号60/066,344に詳細に記載されており、上記に組み込まれる。好ましくは、本組成物は、陰イオン性、両性、非イオン性界面活性剤及びこれらの混合物から選択される界面活性剤を含む。
好ましい実施形態では、本組成物は少なくとも25%の界面活性剤を含む。さらに好ましい実施形態において組成物。さらに好ましい実施形態において、界面活性剤は、少なくとも20%の陰イオン性界面活性剤、少なくとも4%のアミンオキシド及び少なくとも1%のアルキルエトキシル化非イオン性界面活性剤から成る界面活性剤系である。
(構造剤)
本組成物は、好ましくは構造剤を含む。構造剤は、ビーズが溶液から沈降しないように組成物内にマイクロカプセルを懸濁させるために重要であり得る。このように、構造剤は、ビーズの安定な懸濁の実現において重要であり得る。
構造剤の濃度及び種類は、好ましくは粘弾性を付与するように選択される。好ましい構造剤は、その中でポリマー又は非ポリマー成分が相互作用して水素及び/又は疎水性結合を形成する弱いゲル形成マトリックスを提供する。分子上の官能基の一部は、組成物中の粒子の凝固を防止できる静電反発力を有する。本明細書の好ましい構造剤から得られる弱く形成されたゲルマトリックスは、ビーズを懸濁する能力がある。
存在するとき、構造剤は、組成物の約0.001重量%〜約10重量%、より好ましくは約0.005重量%〜約5重量%、より一層好ましくは約0.01重量%〜約1重量%、最も好ましくは0.01〜0.01重量%で存在してもよい。
本明細書で構造剤は、ペクチン、アルギネート、アラビノガラクタン、カラギーナン、ジェランガム、キサンタンガム(xanthum gum)、グアーガムのようなポリマーガム、微生物多糖類及び多糖類誘導体の材料又はこれらの混合物から選択できる。本明細書で好ましい構造剤としては、ジェランガム、グアーガム、キサンタンガム、及びこれらの混合物から成る群から選択されるものが挙げられる。
ジェランガムは、シュードモナセロディア(Pseudomonaselodea)ATCC31461の発酵によって調製されるヘテロ多糖である。ジェランガムは、ケルコゲル(KELCOGEL)(登録商標)、ケルコゲル(KELCOGEL)(登録商標)LT100、ケルコゲル(KELCOGEL)(登録商標)AFT、ケルコゲル(KELCOGEL)(登録商標)AF、ケルコゲル(KELCOGEL)(登録商標)PC、及びケルコゲル(KELCOGEL)(登録商標)Fを含む種々の名称のもとで、CPケルコアメリカ社(CP Kelco U.S.,Inc.)から入手可能である。ジェランガムを調製するためのプロセスは、米国特許第4,326,052号(カング(Kang)ら、1982年4月20日発行);米国特許第4,326,053号(カング(Kang)ら、1982年4月20日発行);米国特許第4,377,636号(カング(Kang)ら、1983年3月22日発行);及び米国特許第4,385,123号(カング(Kang)ら、1983年5月24日発行)中に記載される。
(任意成分)
本発明の組成物は、例えば、ジアミン、追加的な界面活性剤、溶媒、高分子泡安定剤、酵素、ビルダー、香料、キレート化剤、及びこれらの混合物などの任意成分も含んでもよい。
本明細書で使用するあらゆる部、パーセンテージ、及び比率は、特に指定のない限り、重量%として表す。全ての引用文献は、関連部分において参考として本明細書に組み込まれる。
(溶媒)
本組成物は、好ましくは溶媒を含んでいてもよい。好適な溶媒としては、ジオール類、高分子グリコール類、及びジオール類と高分子グリコール類双方との混合物が挙げられる。本発明での使用に好適なジオール類は次の式を有する。
Figure 2005526174
式中、nは0〜3であり、R7はH、メチル、又はエチルであり;R8はH、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、及びイソブチルである。好ましいジオール類としては、プロピレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、及び2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタジオールが挙げられる。ジオール類が存在する場合、本組成物は、組成物の少なくとも0.5重量%、より好ましくは少なくとも1重量%、さらにより好ましくは少なくとも3重量%のジオール類を含む。本組成物は、組成物の好ましくは20重量%以下、より好ましくは10重量%以下、さらにより好ましくは6重量%以下のジオール類も含む。
エチレンオキシド(EO)及びプロピレンオキシド(PO)基を含む高分子グリコール類も、本発明に含まれていてもよい。これらの物質は、エチレンオキシド部分のブロックをポリプロピレングリコール鎖の末端に加えることによって形成される。本発明での使用に好適な高分子グリコール類は、次の式を有する。
Figure 2005526174
式中、x+yは17〜68であり、x/(x+y)は0.25〜1.0である。好ましい高分子グリコール類は、1000〜5000、より好ましくは2000〜4000、最も好ましくは2000〜3000の平均分子量を有するポリプロピレングリコール(yが0である場合に対応する)である。
高分子グリコール類が存在する場合、本液体洗剤組成物は、組成物の少なくとも0.25重量%、より好ましくは少なくとも0.5重量%、さらにより好ましくは少なくとも0.75重量%の高分子グリコール類を含有する。本組成物は、組成物の好ましくは5重量%以下、より好ましくは3重量%以下、さらにより好ましくは2重量%以下の高分子グリコール類も含有する。
物理的安定性を満足させるために、高分子グリコール類を液体食器洗い組成物に添加する場合はいかなるときでも、ジオール及び/又は塩化ナトリウムなどのアルカリ金属無機塩のいずれかを含むことも必要なことがある。物理的安定性を得るために好適なジオール類の量は上記に見られる範囲内の量であるが、アルカリ金属無機塩の好適な量は、組成物の少なくとも0.1重量%、及び1.5重量%未満、好ましくは0.8重量%未満である。
上述で議論したように、ジオール類を添加すると液体食器洗い組成物の物理的及び酵素的安定性を改善することができる。
他の好適な溶媒としては、低級アルカノール類、ジオール類、他のポリオール類、エーテル類、アミン類などが挙げられ、これらを本発明に使用してもよい。とりわけ好ましいものはC1〜C4アルカノール類である。
他の好適な溶媒は、4〜14個の炭素原子、好ましくは6〜12個の炭素原子を有するグリコール類又はアルコキシル化グリコール類、エーテル類及びジエーテル類、アルコキシル化芳香族アルコール類、芳香族アルコール類、脂肪族分枝鎖アルコール類、アルコキシル化脂肪族分枝鎖アルコール類、アルコキシル化直鎖C1〜C5アルコール類、直鎖C1〜C5アルコール類、C8〜C14アルキル及びシクロアルキル炭化水素類及びハロ炭化水素類、C6〜C16グリコールエーテル類及びこれらの混合物である。好適なアルコキシル化グリコール類は、メトキシオクタデカノール及び/又はエトキシエトキシエタノールであり、好適な芳香族アルコールはベンジルアルコールであり、好適な脂肪族分枝鎖アルコールは2−エチルブタノール及び/又は2−メチルブタノールであり、好適なアルコキシル化脂肪族分枝鎖アルコール類としては、1−メチルプロポキシエタノール及び/又は2−メチルブトキシエタノールが挙げられ、好適な直鎖C1〜C5アルコール類はメタノール、エタノール、プロパノール又はこれらの混合物である。
他の好適な溶媒には、ブチルジグリコールエーテル(BDGE)、ブチルトリグリコールエーテル、第三級−アミルアルコール(teramilic alcohol)等が挙げられるがこれらに限定されない。
上述で例示したプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、及びジオール類に加えて、式HO−CR1R2−OHによる他のグリコール類(式中、R1及びR2は独立にH又はC2〜C10の飽和又は不飽和脂肪族炭化水素鎖及び/又は環状である)が好適であり、本明細書に使用できる。このような好適なグリコールの1つは、ドデカングリコールである。
本明細書の使用に好適な他の溶媒としては、プロピレングリコール誘導体、例えば、n−ブトキシプロパノール又はn−ブトキシプロポキシプロパノール、水溶性カルビトール(CARBITOL)R溶媒又は水溶性セルロソルブ(CELLOSOLVE)R溶媒が挙げられる;水溶性カルビトール(CARBITOL)R溶媒は2−(2−アルコキシエトキシ)エタノール系の化合物であり、ここで、アルコキシ基は、エチル、プロピル又はブチルから得られる;好ましい水溶性カルビトールは、ブチルカルビトールとしても既知の2−(2−ブトキシエトキシ)エタノールである。水溶性セルロソルブ(CELLOSOLVE)R溶媒は、2−アルコキシエトキシエタノール系の化合物であり、2−ブトキシエトキシエタノールが好ましい。他の好適な溶媒としては、ベンジルアルコール、並びに2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールなどのジオール類、及びこれらの混合物が挙げられる。本明細書での使用に好ましい溶媒は、n−ブトキシプロポキシプロパノール、ブチルカルビトールO、及びこれらの混合物である。
溶媒は、モノ−、ジ−、及びトリ−エチレングリコールのエーテル誘導体、ブチレングリコールエーテル類、並びにこれらの混合物を含む化合物群から選択することもできる。これらの溶媒の分子量は、好ましくは350未満、より好ましくは100〜300、さらにより好ましくは115〜250である。好ましい溶媒の例としては、例えば、モノエチレングリコールn−ヘキシルエーテル、モノプロピレングリコールn−ブチルエーテル、及びトリプロピレングリコールメチルエーテルが挙げられる。エチレングリコール及びプロピレングリコールエーテル類は、ダウケミカル社(Dow Chemical Company)から商品名「ダウアノール(Dowanol)」及びアルコケミカル社(Arco Chemical Company)から商品名「アルコソルブ(Arcosolv)」として市販されている。モノ−及びジ−エチレングリコールn−ヘキシルエーテルを含む他の好ましい溶媒は、ユニオンカーバイド(Union Carbide)社から入手可能である。
溶媒が存在する場合、本組成物は、組成物の少なくとも0.01重量%、より好ましくは少なくとも0.5重量%、さらにより好ましくは少なくとも1重量%の溶媒を含む。本組成物は、組成物の好ましくは20重量%以下、より好ましくは10重量%以下、さらにより好ましくは8重量%以下の溶媒も含有する。
これらの溶媒は、例えば、水などの水性の液体担体と組み合わせて使用してもよく、又は存在する水性の液体担体と組み合わせることなく使用してもよい。溶媒は、温度20℃〜25℃で液体である化合物として広く定義されるが、界面活性剤としては考慮しない。際立った特徴の1つは、溶媒が化合物の広範囲の混合物よりむしろ別個のものとして存在する傾向にあるということである。
(ジアミン類)
本発明の組成物の別の好ましいが任意選択である成分は、ジアミンである。手洗い用食器洗い組成物に関連して、本明細書の組成物におけるこのようなジアミンの「使用濃度」は、汚れやシミの種類やひどさだけでなく、洗浄水の温度、洗浄水の容量、及び食器が洗浄水と接触する時間の長さによって変化し得る。
洗剤組成物のユーザーの習慣及び実践はばらつきが激しいので、組成物は、好ましくは前記組成物の少なくとも0.1重量%、より好ましくは少なくとも0.2重量%、さらにより好ましくは少なくとも0.25重量%、さらにより一層好ましくは少なくとも0.5重量%のジアミンを含有する。本組成物はまた、好ましくは前記組成物の15重量%以下、より好ましくは10重量%以下、さらにより好ましくは6重量%以下、さらにより好ましくは5重量%以下、尚さらに一層好ましくは1.5重量%以下のジアミンを含有する。
本発明に使用するジアミン類は、本質的には不純物を含まないのが好ましい。つまり、「本質的に含まない」とは、ジアミンが95%を超える純度、即ち好ましくは97%、より好ましくは99%、さらにより好ましくは99.5%、不純物を含まないということを意味する。市販で供給されるジアミン類に存在する可能性のある不純物の例としては、2−メチル−1,3−ジアミノブタン及びアルキルヒドロピリミジンが挙げられる。さらに、ジアミン類はその分解及びアンモニア形成を避けるために、酸化反応物を含むべきではないと考えられている。
好ましい有機ジアミン類は、pK1及びpK2が8.0〜11.5の範囲、好ましくは8.4〜11の範囲、さらにより好ましくは8.6〜10.75にあるものである。性能及び供給を考慮した好ましい物質は、1,3−ビス(メチルアミン)−シクロヘキサン(pKa=10〜10.5)、1,3プロパンジアミン(pK1=10.5;pK2=8.8)、1,6ヘキサンジアミン(pK1=11;pK2=10)、1,3ペンタンジアミン(Dytek EP)(pK1=10.5;pK2=8.9)、2−メチル1,5ペンタンジアミン(Dytek A)(pK1=11.2;pK2=10.0)である。その他の好ましい物質は、一級ジアミン類で、アルキレンスペーサーがC4〜C8の範囲の一級ジアミン類である。一般に、一級ジアミン類は、二級及び三級ジアミン類より好ましいと考えられている。
pK1及びpK2の定義 − 本明細書で使用するとき、「pKa1」及び「pKa2」とは、当業者に「pKa」として集合的に知られる種類の量である。pKaは、本明細書において、化学の当業者に一般に既知の方法と同じ方法で使用される。本明細書で参照される値は、スミス(Smith)及びマーテル(Martel)著、「臨界安定性定数:第2巻、アミン類(Critical Stability Constants:Volume2、Amines)」(プレナムプレス(Plenum Press)、ニューヨーク及びロンドン、1975年)のような文献から得ることができる。pKaに関する追加的な情報は、ジアミン類の供給元であるデュポン(Dupont)により供給される情報など、関連会社の文献から得ることができる。
本明細書で実用的な定義として、ジアミンのpKaは、25℃で全水溶液において、イオン強度0.1〜0.5Mについて規定される。pKaは温度及びイオン強度とともに変化しうる平衡定数であり、したがって文献に報告されている値は場合によっては測定方法及び条件によって一致しないことがある。あいまいさを除去するために、本発明のpKaに使用する関連条件及び/又は参考は、本明細書で定義される又は「臨界安定性定数:第2巻、アミン類(Critical Stability Constants:Volume2、Amines)」に定義される。1つの典型的な測定方法は、酸と水酸化ナトリウムの電位差滴定であり、1990年、ニューヨーク、マグローヒル(McGraw Hill,NY)から出版された、シュガー(Shugar)及びディーン(Dean)による「化学者の簡便参照辞典(The Chemist's Ready Reference Handbook)」に記載及び参照されている好適な方法によるpKaの測定である。
pK1及びpK2を8.0より下げる置換基及び構造的修飾は望ましくなく、性能を損失する原因となることがわかっている。これはエトキシル化ジアミン類、ヒドロキシエチル置換ジアミン類、スペーサー基の窒素に対してベータ(及びガンマ以外)位の酸素を持つジアミン類(例えば、ジェファミン(Jeffamine)EDR148)を導く置換基を含み得る。加えて、エチレンジアミンをベースとした物質は好適ではない。
本明細書に有用なジアミン類は、次の構造によって定義され得る。
Figure 2005526174
式中、R25は独立して、H、メチル、−CH3CH2、及びエチレンオキシドから選択され、Cx及びCvは独立して、メチレン基又は分枝アルキル基から選択され、ここでx+yは3〜6であり、Aは任意に存在し、ジアミンのpKaを所望の範囲に調整するために電子供与性部位又は電子求引性部位から選択される。Aが存在する場合、x及びyはいずれも1以上でなければならない。
好ましいジアミン類の例は、1998年6月2日に提出された、P&G案件番号7167P、出願番号60/087,693、名称「改善された油脂洗浄、発泡、低温安定性及び溶解のための有機ジアミンを含有する、食器洗い洗剤組成物(Dishwashing Detergent Compositions Containing Organic Diamines for Improved Grease Cleaning,Sudsing,Low Temperature Stability and Dissolution)」のフィリップ・カイル・ビンソン(Phillip Kyle Vinson)らの同時係属仮特許出願に見出すことができ、この特許は参考として本明細書に組み込まれる。
(カルボン酸)
本発明の組成物は、直鎖若しくは環状カルボン酸又はこれらの塩を含んでもよい。これらの酸又は塩が存在し、直鎖状である場合、好ましくは1〜6個の炭素原子を含み、この酸が環状である場合、3個を超える炭素原子を含むのが好ましい。カルボン酸又はその塩の直鎖又は環状炭素含有鎖は、ヒドロキシル、エステル、エーテル、1〜6個、より好ましくは1〜4個の炭素原子を有する脂肪族基、及びこれらの混合物から成る群から選択される置換基で置換されていてもよい。
カルボン酸又はその塩は、好ましくは7未満、より好ましくは1〜3のpKaを有する。カルボン酸及びその塩は、1又は2以上のカルボキシル基を含んでもよい。
好ましいカルボン酸は、サリチル酸、マレイン酸、アセチルサリチル酸、3−メチルサリチル酸、4−ヒドロキシイソフタル酸、ジヒドロキシフマル酸、1,2,4ベンゼントリカルボン酸、ペンタン酸、及びこれらの塩、並びにこれらの混合物から成る群から選択される。カルボン酸が塩の形態で存在する場合、塩の陽イオンは、好ましくはアルカリ金属、アルカリ土類金属、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、又はトリエタノールアミン、及びこれらの混合物から選択される。
カルボン酸又はその塩は、好ましくは0.1%〜5%、より好ましくは0.2%〜1%、最も好ましくは0.25%〜0.5%の濃度で存在する。
(高分子泡安定剤)
本発明の組成物は、任意に高分子泡安定剤を含有してもよい。このような高分子泡安定剤は、液体洗剤組成物の油脂を断ち切る能力を犠牲にすることなく、高められた泡容量及び泡立ち持続時間を提供する。これらの高分子泡安定剤は以下から選択される。
i)以下の式を有する(N,N−ジアルキルアミノ)アルキルアクリレートエステル類のホモポリマー類:
Figure 2005526174
式中、各Rは独立に、水素、C1〜C8アルキル、及びこれらの混合物であり、R1は水素、C1〜C6アルキル、及びこれらの混合物であり、nは2〜6であり、
ii)(i)のコポリマー、並びに
Figure 2005526174
式中、R1は水素、C1〜C6アルキル、及びこれらの混合物であるが、だたし(ii)と(i)の比は2:1〜1:2である。従来のゲル透過クロマトグラフィーによって測定する場合の高分子泡促進剤の分子量は、1,000〜2,000,000、好ましくは5,000〜1,000,000、より好ましくは10,000〜750,000、より好ましくは20,000〜500,000、さらにより好ましくは35,000〜200,000である。高分子泡安定剤は任意に塩、又は無機塩若しくは有機塩のどちらかの形態で、例えば(N,N−ジメチルアミノ)アルキルアクリレートエステルのクエン酸塩、サルフェート、又は硝酸塩として、存在できる。
好ましい高分子泡安定剤の1つは、(N,N−ジメチルアミノ)アルキルアクリレートエステル類、即ち次式である。
Figure 2005526174
高分子泡立ち促進剤が組成物に存在する場合、高分子泡立ち促進剤は、0.01重量%〜15重量%、好ましくは0.05重量%〜10重量%、より好ましくは0.1重量%〜5重量%で組成物に存在してもよい。
(ビルダー)
本発明に基づいた組成物はさらにビルダー系を含んでもよい。クエン酸及びクエン酸塩などのビルダーは酵素の安定性を損なうことから、LDL組成物において通常使用されるビルダー塩は量を低減させるか又は完全に除去し、ビルダーとしてプロピレングリコールを混合するのが望ましい。洗剤組成物が洗剤担体の一部又は全体としてプロピレングリコール溶媒を包含するとき、酵素はより安定し、ビルダー塩も少量ですむか又は全く必要とされない。
もしビルダーを使用するのが望ましければ、アルミノケイ酸塩物質、ケイ酸塩類、ポリカルボキシレート類及び脂肪酸類、エチレン−ジアミン四酢酸などの物質、アミノポリホスホネート類、とりわけエチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸及びジエチレントリアミンペンタメチレン−ホスホン酸などの金属イオン封鎖剤を含む従来のいずれかのビルダー系が本明細書の使用に好適である。明らかな環境的な理由においてあまり好ましくないが、ホスフェートビルダー類も本明細書において使用できる。
本明細書に使用するのに好適なポリカルボキシレートビルダー類としては、クエン酸、好ましくは水溶性の塩の形態でのクエン酸、次式のコハク酸誘導体が挙げられる。
R−CH(COOH)CH2(COOH)、式中、RはC1020アルキル又はアルケニル、好ましくはC1216であり、又はRはヒドロキシル、スルホ、スルホキシル、又はスルホン置換基で置換することができる。具体例としては、ラウリルコハク酸塩、ミリスチルコハク酸塩、パルミチルコハク酸塩、2−ドデセニルコハク酸塩、2−テトラデセニルコハク酸塩などが挙げられる。コハク酸塩ビルダーは、好ましくはナトリウム、カリウム、アンモニウム、及びアルカノールアンモニウム塩を含むこれらの水溶性塩の形態で使用する。
その他の好適なポリカルボキシレート類はオキソジサクシネート類、並びに米国特許第4、663,071号に記載されているような一コハク酸酒石酸塩及び二コハク酸酒石酸塩の混合物である。
とりわけ本明細書の液体生成において、本明細書の使用に好適な脂肪酸ビルダーは、飽和又は不飽和C1018脂肪酸及び相当する石鹸である。好ましい飽和種はアルキル鎖に12〜16個の炭素原子を有する。好ましい不飽和脂肪酸はオレイン酸である。液体組成物のその他の好ましいビルダー系は、ドデセニルコハク酸及びクエン酸を基剤にしている。
洗浄性ビルダー塩が含まれる場合、それは組成物の0.5重量%〜50重量%、好ましくは5重量%〜30重量%、最も一般的には5重量%〜25重量%の量で含まれる。
(酵素)
本発明の洗剤組成物は、洗浄性能利益を提供する1つ以上の酵素をさらに含んでもよい。前記酵素には、セルラーゼ、ヘミセルラーゼ、ペルオキシダーゼ、プロテアーゼ、グルコ−アミラーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、クチナーゼ、ペクチナーゼ、キシラナーゼ、レダクターゼ、オキシダーゼ、フェノールオキシダーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、プルラナーゼ、タンナーゼ、ペントサナーゼ、マラナーゼ、β−グルカナーゼ、アラビノシダーゼ、又はこれらの混合物から選択される酵素が挙げられる。好ましい組み合わせは、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、クチナーゼ、及び/又はセルラーゼのような従来の適用可能な酵素の反応混液を有する洗剤組成物である。酵素が本組成物に存在する場合、洗剤組成物の0.0001重量%〜5重量%の活性酵素として存在する。次に、好ましいタンパク質分解酵素は、アルカラーゼ(Alcalase)(登録商標)(ノボインダストリ(Novo Industri)A/S)、BPN’、プロテアーゼA及びプロテアーゼB(ジェネンコア(Genencor))、並びにこれらの混合物から成る群から選択される。プロテアーゼBが最も好ましい。好ましいアミラーゼ酵素としては、ターマミル(TERMAMYL)(登録商標)、デュラミル(DURAMYL)(登録商標)、並びにPCT国際公開特許WO94/18314(ジェネンコア・インターナショナル(Genencor International))及びPCT国際公開特許WO94/02597(ノボ(Novo))に記載されているアミラーゼ酵素が挙げられる。
さらに好適な及び好ましい酵素の非限定的な例は、同時系属出願「改善された油脂洗浄、発泡、低温安定性及び溶解のための有機ジアミンを含有する、食器洗い洗剤組成物」と名づけられたP&G案件番号7167P、出願番号60/087,693に開示されており、それは参考として本明細書に組み込まれる。
過酸化水素並びにクエン酸及びクエン酸塩などのビルダーはLDL組成物における酵素の安定性を減ずるので、酵素を含有する組成物においてはこれらの化合物の量を減ずるか又は除去するのが望ましい。過酸化水素は、界面活性剤及び界面活性剤ペーストにおいて不純物としてしばしば見られる。このように、アミンオキシド又はアミンオキシドの界面活性剤ペーストにおける過酸化水素の好ましい濃度は0〜40ppm、より好ましくは0〜15ppmである。アミンオキシド及びベタイン類のアミン不純物が存在する場合、そのアミン不純物は過酸化水素に関して上述した濃度まで最低限にするべきである。
(マグネシウムイオン)
二価イオンは、本発明によって調製される組成物から削除されるのが好ましいが、本発明の別の実施形態はマグネシウムイオンを含んでもよい。
本発明の組成物の実施形態に含まれる場合、マグネシウムイオンは0.01重量%〜1.5重量%、好ましくは0.015重量%〜1重量%、より好ましくは0.025重量%〜0.5重量%の活性濃度で存在する。
好ましくは、マグネシウムイオンは水酸化物、塩化物、アセテート、サルフェート、蟻酸塩、オキシド、又は硝酸塩として本発明の組成物に加えられる。保存中、これらの組成物の安定性は、適度な濃度の水酸化物イオンを含有する組成物の存在において、水酸化物沈殿の形成によって低下するので、ある種のキレート剤を加えることが必要となる可能性がある。好適なキレート剤は、以下に、及び参考として本明細書に組み込まれる、オホス−アサンテ(Ofosu-asante)に対して1998年4月14日に発行された米国特許第5,739,092号に、さらに記載されている。
(キレート剤)
本明細書の洗剤組成物は、任意に1つ以上の鉄及び/又はマンガンキレート化剤を含有してもよい。このキレート化剤は、アミノカルボン酸塩、アミノホスホン酸塩、多官能置換された芳香族キレート化剤及びこれらの混合物から成る群から選択することができ、すべて以下に定義する。理論により束縛されることを意図しないが、このような物質の利益は、ある程度、可溶性キレートの形成により洗浄溶液から鉄及びマンガンイオンを取り除くそれらの並外れた能力によると考えられている。
任意のキレート剤として有用なアミノカルボキシレートとしては、エチレンジアミンテトラアセテート類、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミントリアセテート類、ニトリロ−トリ−アセテート類、エチレンジアミンテトラプロプリオネート類、トリエチレンテトラアミンヘキサアセテート類、ジエチレントリアミンペンタアセテート類、及びエタノールジグリシン類、これらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、及び置換アンモニウム塩、並びにこれらの混合物が挙げられる。
洗剤組成物において少なくとも低レベルの総リンが許容される場合、アミノホスホン酸塩類も本発明の組成物におけるキレート化剤としての使用に好適であり、デクエスト(DEQUEST)のようなエチレンジアミンテトラキス(メチレンホスホネート)類が挙げられる。このようなアミノホスホン酸塩類は、6を超える炭素原子を持つアルキル基又はアルケニル基を含有しないのが好ましい。
本明細書の組成物において、多官能置換された芳香族キレート化剤も有用である。米国特許第3,812,044号(コナー(Connor)ら、1974年5月21日発行)を参照のこと。この種の酸型の好ましい化合物は、1,2−ジヒドロキシ−3,5−ジスルホベンゼンなどのジヒドロキシジスルホベンゼン類である。
本明細書で使用するのに好ましい生分解性キレート剤は、エチレンジアミンジサクシネート(「EDDS」)であり、特に、米国特許第4,704,233号(ハートマン(Hartman)及びパーキンス(Perkins)、1987年11月3日発行)に記載されている[S,S]異性体である。
本発明における組成物は、キレート剤又は補助ビルダーとして水溶性メチルグリシン二酢酸(MGDA)塩(又は酸の形態)も含有してよい。同様に、クエン酸塩のようないわゆる「弱い」ビルダーをキレート化剤として用いることもできる。
キレート化剤を利用する場合、該キレート化剤は、一般に、本明細書における洗剤組成物の0.00015重量%〜15重量%で含まれる。さらに好ましくは、キレート化剤を利用する場合、該キレート化剤は、かかる組成物の0.0003重量%〜3.0重量%で含まれる。
(その他の成分)
本洗剤組成物は、さらに好ましくは、次から選択される1つ以上の洗浄性添加物を含む:汚れ放出ポリマー、多糖類、研磨剤、殺菌剤及びその他の抗菌剤、曇り防止剤、ビルダー、酵素、染料、緩衝剤、抗カビ剤又は白カビ制御剤、防虫剤、香料、ヒドロトロープ、増粘剤、加工助剤、泡立ち促進剤、光沢剤、錆止め助剤、安定剤、酸化防止剤、及びキレート化剤。他の活性成分、担体、ヒドロトロープ、酸化防止剤、加工助剤、染料又は顔料、液体処方のための溶媒、棒状組成物のための固体充填剤など、洗剤組成物に有用な多種多様なその他の成分が本明細書の組成物に包含されることができる。高度な泡立ちが望まれる場合、C10〜C16アルカノールアミド類のような泡立ち促進剤を、一般に1%〜10%の濃度で組成物に組み入れることができる。C10〜C14のモノエタノール及びジエタノールアミド類はかかる泡立ち促進剤の典型的な部類を例示する。上述のようなアミンオキシド類、ベタイン類、及びスルタイン類のような高い発泡補助界面活性剤と共にこのような泡立ち促進剤を使用することも有利である。
酸化防止剤を本発明の洗剤組成物に任意に加えることができる。それらは、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール(BHT)、カルバミン酸塩、アルコルビン酸塩、チオ硫酸塩、モノエタノールアミン(MEA)、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどのような洗剤組成物において使用される従来のいかなる酸化防止剤であってもよい。酸化防止剤が存在する場合、酸化防止剤は0.001重量%〜5重量%で組成物に存在することが好ましい。
前記成分を多孔性の疎水性基材に吸収させ、次いで疎水性コーティングで前記基材をコーティングすることにより、本組成物で用いられる種々の洗浄性成分を任意にさらに安定化することができる。好ましくは、洗浄性成分は多孔性基材に吸収させる前に界面活性剤と混合する。使用中、洗浄性成分は基材から水性洗い液に放出され、そこで企図された洗浄性の機能を発揮する。
この技法をさらに詳細に説明するために、多孔性疎水性シリカ(商標シペルナット(SIPERNAT)D10、デグッサ(DeGussa))を3%〜5%のC1315エトキシル化アルコール(EO7)非イオン性界面活性剤を含有するタンパク質分解酵素溶液と混合する。通常、酵素/界面活性剤溶液はシリカの重量の2.5倍である。結果として得られる粉末を撹拌しながらシリコーン油(500〜12,500の範囲の種々のシリコーン油の粘度を用いることができる)に分散する。結果として得られるシリコーン油分散物を乳化するか、別の方法として最終洗剤マトリックスに加える。この手段によって、前述の酵素、漂白剤、漂白剤活性化剤、漂白触媒、光活性化剤、染料、蛍光剤、布地コンディショナー、及び加水分解性界面活性剤などの成分を、液体洗濯用洗剤組成物を含む洗剤に使用するため「保護する」ことができる。
さらに、これらの手動食器洗い洗剤実施形態は、好ましくはさらにヒドロトロープを含む。好適なヒドロトロープには、トルエンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、クメンスルホン酸、キシレンスルホン酸のナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、又は水溶性の置換アンモニウム塩が挙げられる。
(非水性液体洗剤)
非水性担体媒体を含む液体洗剤組成物の製造は、米国特許第4,753,570号、同第4,767,558号、同第4,772,413号、同第4,889,652号、同第4,892,673号、GB−A−2,158,838、GB−A−2,195,125、GB−A−2,195,649、米国特許第4,988,462号、米国特許第5,266,233号、EP−A−225,654(6/16/87)、EP−A−510,762(10/28/92)、EP−A−540,089(5/5/93)、EP−A−540,090(5/5/93)、米国特許第4,615,820号、EP−A−565,017(10/13/93)、EP−A−030,096(6/10/81)の開示にしたがって調製することができ、これらは参考として本明細書に組み込まれる。かかる組成物は、その中に安定して懸濁される種々の粒子状洗浄性成分を含有することができる。したがって、かかる非水性組成物は「液体相」及び任意にしかし好ましくは「固体相」を含み、すべて詳細は以下及び引用文献に記載されている。
(食器類の洗浄方法)
食器類を、上述したように組成物と接触させる。組成物をそのままの状態又は希釈形態で適用してもよい。したがって、食器類は、組成物を食器類又は洗浄用具(例えば、スポンジ又は布)に適用し、任意であるが好ましくは続いて乾燥の前にすすぐことによって、個々に洗浄されてもよい。あるいは、組成物を好適な容器(例えば、タライ、流し、又はボウル)中で水と混合することもでき、それによって多くの皿を同一の組成物及び水(食器を洗うための水)を用いて洗浄することができる。さらに別の方法において、製品は、通常非常に汚れた食器類用の浸漬媒体として、適切な容器中において希釈形態で使用できる。前述したように、食器類を好ましくはあるが任意に乾燥の前に濯ぐことができる。乾燥は、水が自然に蒸発することによって受動的に行われてもよく、適切な任意の乾燥器具、例えば、布又はタオルを用いて能動的に行われてもよい。

Claims (15)

  1. 手動食器洗い組成物としての使用に好適な組成物であって、安定に懸濁されたビーズと少なくとも20%の界面活性剤とを含み、本明細書に記載されるシリンダ溶解試験により10回転未満で水への溶解を示す組成物。
  2. 前記組成物が、ポリマー及びポリマーガム並びにそれらの組み合わせを包含する構造剤を1%未満、好ましくは0.1%未満含有する、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記組成物が、染料及びビーズの非存在下で、410〜800nmの範囲の少なくとも1つの波長において、1cmキュベットを使用して75%以上の光の透過率を有する、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 前記組成物が100%の組成物濃度で0.1〜2Pa・s(100〜2000cP)の粘度を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 少なくとも25%の界面活性剤を含む、請求項1に記載の組成物。
  6. 前記界面活性剤が、陰イオン性、非イオン性、両性界面活性剤及びこれらの混合物から選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 前記界面活性剤が、少なくとも20%の陰イオン性界面活性剤、少なくとも4%のアミンオキシド、及び少なくとも1%のアルキルエトキシル化非イオン性界面活性剤から成る界面活性剤系である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 寒天、ゼラチン、ポリオキシメチレン尿素、メトフェノール及びこれらの混合物から選択される材料で作られたビーズを含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 前記ビーズが多孔質ビーズから選択される、請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 前記ビーズが漂白剤、酵素、香料、皮膚コンディショニング剤及びこれらの混合物から選択される活性成分を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. ペクチン、アルギネート、アラビノガラクタン、カラギーナン、ジェランガム、キサンタンガム、グアーガム及びこれらの混合物のようなポリマーガム、微生物多糖類及び多糖類誘導体から選択される構造剤を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 前記構造剤がジェランガムである、請求項11に記載の組成物。
  13. 本明細書に記載のシリンダ試験の8回転未満で水への溶解を示す、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の組成物を用いて食器類を洗浄する方法。
  15. 前記組成物を洗浄用具に適用する工程を含み、前記洗浄用具が前記組成物の適用の前及び/又は後に湿らされる、請求項12に記載の方法。
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