JP2005524747A - ジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサンを含むホームケア組成物 - Google Patents

ジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサンを含むホームケア組成物 Download PDF

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Abstract

ジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサンを含むホームケア組成物、及び表面を処理及び改質するための方法、及び該組成物を用いて処理された表面に対する活性物質の送達を向上させるための方法が開示される。上記ホームケア組成物は、特に、洗浄、洗い流し、産業用、家庭用又は公共用の硬質表面及び繊維物品表面のケア又は処理のために使用することができ;これらのホームケア処方物は、撥水性、汚れ放出、染み耐性、曇り防止、表面修復、しわ防止、光沢、潤滑化及び/又は残留性の向上、上記組成物中に含まれる活性物質の付与又は効力のような利点を、処理された表面上に付与するように標的化される。ジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサンは、約0.005重量%〜約10重量%、好ましくは約0.05重量%〜約5重量%の濃度で上記ホームケア組成物中に存在することができる。

Description

本発明は、ジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサンを含むホームケア処方物に関し;それらの処方物は、硬質表面及び繊維物品の表面を処理するために使用することができる。
有機官能性シリコーンは当該分野で周知である。シロキサン単位は、カルボキシアルキル(EP−A−196169;US−A−5,702,490)、カルボキシアルキルアミノアルキル(US−A−5,516,869)、カルボキシエーテルアルキル(US−A−4,658,049)のような置換基で、アルケニルコハク酸無水物(US−A−4,876,152)、任意にアミド化されたもの(US−A−6,007,801)から誘導されるラジカルで官能化されてもよく、金属、革、パーソナルケア、プラスチック類、石造物のような種々の産業物における表面を処理するために使用することができる。
ジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサンが、撥水性、汚れ放出、染み耐性、曇り防止、表面修復、しわ防止、光沢、潤滑化及び/又は残留性の向上、処理された表面上の上記組成物中に含まれる活性物質の付与又は効力のような利点を、上述の表面に付与するように標的化され、産業用、家庭用又は公共用硬質表面及び繊維物品表面を処理するためのホームケア処方物、特に、洗浄、洗い流し又はケア組成物において使用することができることがわかっている。
本明細書は、本発明を特に指摘し明確に請求する特許請求の範囲でまとめられるが、本発明は、以下の説明からよりよく理解されるものと考えられる。
本明細書中での全てのパーセント及び比率は、特に指摘されない限り、全組成物の重量による。すべての測定は、特に指定されない限り、25℃で行われる。
本明細書では、「含む」とは、最終結果に影響を及ぼさない他の工程及び他の成分を加えることができることを意味する。この用語には、「から成る」及び「から本質的に成る」という用語が包含される。
本発明によるホームケア処方物は、式(I)を有する少なくとも1つのジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサンを含む。
X(R45SiO)p(R6ASiO)qY(I)
式中、
X末端基は、式R123SiO−のトリオルガノシロキシル末端基又はZ末端基を表し、ここで、Zは−OHを表し;
Y末端基は、式−SiR321のトリオルガノシリル末端基又はW末端基を表し、ここで、Wは−Hを表し;
1〜R6は同じであるか又は異なっていてもよく、各々が、直鎖又は分枝鎖のC1〜C8アルキル又はフェニルラジカル、好ましくはメチルを表し;
Aは、次式のジカルボン酸ラジカルを表し、
Figure 2005524747
式中、
Bは、2〜30個の炭素原子、好ましくは3〜8個の炭素原子を有し、任意に、1〜30個の炭素原子を有する1個以上のアルキルラジカルによって置換されたアルキレン残基を表し;
R’は、水素原子、又は1〜30個の炭素原子を有するアルキルラジカルを表し
Eは、存在しないか、又は1〜5個の炭素原子、好ましくは1〜3個の炭素原子を有し、任意に、1〜30個の炭素原子を有する1個以上のアルキルラジカルによって置換されたアルキレン残基であり;
Mは、H又は陽イオン、又は1〜4個の炭素原子を有し、任意に、ヒドロキシ基若しくはアルコキシ基で置換されたアルキルラジカルであり;
pは、0〜1000、好ましくは0〜500、より好ましくは5〜200の範囲の平均値である。
qは、1〜100、好ましくは1〜50の範囲の平均値であり;及び
末端基X及び末端基Yの全数に対するZ末端基及びW末端基の数の比率は、0/100〜75/100、好ましくは0/100〜30/100の範囲である。Zが−OHであり、及び/又はYが−Hである生成物は副生成物である。
ジカルボキシラジカルの塩は、アルカリ金属(ナトリウム、カリウム、リチウム)塩、アルカリ土類金属(カルシウム、バリウム)塩、非置換若しくは置換のアンモニウム(メチル−、ジメチル−、トリメチル−、又はテトラメチルアンモニウム、ジメチルピペリジニウム)塩であってもよく、又はアルカノールアミン(モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン)から誘導することができる。
好ましい実施形態では、p/q比は、1/3〜99/1(シロキシル単位に対してペンダント二酸基1%〜75%に対応する)、好ましくは1/1〜10/1である。
ジカルボキシラジカル(M=アルキル)のモノ−又はジエステル誘導体に加えて、本発明は、アミド誘導体類及びジアミド誘導体類を包含する。
本ジカルボキシ官能化シロキサンポリマー類は、一般的に、ポリアルキルハイドロジェンシロキサン及びα−オレフィン性無水物のヒドロシリル化反応によって、例えば、米国特許第3,159,601号;同第3,159,662号;及び同第3,814,730号に記載されるように、有効量のヒドロシリル化金属触媒(白金)の補助によって、ジカルボキシ基Aの無水物基の加水分解によって調製される。
ヒドロシリル化反応は、好ましくは白金KARSTEDT触媒(Ptの重量の1〜300ppm、好ましくは5〜50ppm)を用いて、20〜200℃、好ましくは60〜120℃の温度で行うことができる。相対量のポリアルキルハイドロジェンシロキサン及びαアルケニル無水物は、量論量的に過剰のαアルケニル無水物(ポリアルキルハイドロジェンシロキサン1モルあたりほぼ5モルのαアルケニル無水物、好ましくはポリアルキルハイドロジェンシロキサン1モルあたりほぼ2モルのαアルケニル無水物)に対応する。
加水分解反応は、室温〜150℃、好ましくは40〜120℃の範囲の温度で、触媒存在下又は非存在下で水を用いて行うことができる。上記反応のために好適な触媒は、0.05%〜5%の範囲の量のTiCl4、ZnCl2、MgCl2のようなルイス酸、又はCH3COOH、H2SO4、HCl、KOH、NaHCO3のようなブレンステッド酸又はブレンステッド塩基であってもよい。
好ましいポリマーは、以下のジカルボン酸ペンダント基の1つ又は組み合わせを含み、
−(CH2n−CH(COOM)2
−(CH2n−CH(COOM)−CH2COOM
式中、nは2〜30である。
好ましい実施形態では、官能化ポリオルガノシロキサン中の二酸ペンダント基Aは、−(CH23−CH(COOM)−CH2COOMであり、ポリマーは、ポリアルキルハイドロジェンシロキサン及びアリルコハク酸無水物のヒドロシリル化反応の後、無水物基の加水分解によって調製される。好ましくは、ポリアルキルハイドロジェンシロキサンは、ポリジメチルハイドロジェンシロキサンであり、上記ポリマーは、末端がトリメチルシリル基である。
上記ホームケア処方物は、特に、洗浄、洗い流し、産業用、家庭用又は公共用の硬質表面及び繊維物品表面のケア又は処理のために使用することができ;これらのホームケア処方物は、撥水性、汚れ放出、染み耐性、曇り防止、表面修復、しわ防止、光沢、潤滑化及び/又は残留性の向上、処理された表面上に上記組成物中に含まれる活性物質の付与又は効力のような利点を付与するように標的化される。
用語「硬質表面」とは、より具体的には、ガラス、窓ガラス、セラミック、タイル、壁、床、食器、ステンレス鋼、硬質有機ポリマー、木のような表面を意味し;最も具体的には、無機表面を意味する。
式(I)のジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサンは、約0.005重量%〜10重量%、好ましくは約0.05重量%〜5重量%の濃度で前記処方物中に存在することができる。
本発明によるホームケア処方物は、必要な場合洗い流し後、及び乾燥後に、ジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサン0.0001〜10g/m2、好ましくは0.001〜1g/m2が処理される表面に付着可能な量で、処理される表面に適用可能である。
本発明によるホームケア処方物は、好ましくは、少なくとも1つの界面活性剤及び/又は少なくとも1つの添加物若しくは活性構成成分を含む。
他に言及されない限り、割合は、ホームケア処方物の全重量に基づく重量%(乾燥物質における)で示される。
界面活性剤は、有利には、陰イオン性及び/又は非イオン性である。それはまた、陽イオン性、両性又は双性イオン性である。
特に言及されてもよい陰イオン性界面活性剤の中で、C8〜C24脂肪酸類の塩のような石鹸、例えば、コプラ由来及びタロー由来の脂肪酸塩;アルキルベンゼンスルホネート類、特に、直鎖C8〜C13アルキルのアルキル−ベンゼンスルホネート類(ここで、アルキル基は、10〜16個の炭素原子を含む)、アルコール−サルフェート類、エトキシル化アルコール−サルフェート類、ヒドロキシアルキルスルホネート類;アルキルサルフェート類及びスルホネート類、特に、C12〜C16のもの、モノグリセリドサルフェート類、及び脂肪酸塩化物とヒドロキシアルキルスルホネート類との縮合物がある。
有利な陰イオン性界面活性剤は、特に以下のものであり、
− 式R−CH(SO3M)−COOR’のアルキルエステルスルホネート類、ここで、Rは、C8〜C20、好ましくはC10〜C16のアルキルラジカルを表し、R’は、C1〜C6、好ましくはC1〜C3のアルキルラジカルを表し、Mは、アルカリ金属(ナトリウム、カリウム又はリチウム)陽イオン、置換若しくは非置換のアンモニウム(メチル−、ジメチル−、トリメチル−又はテトラメチルアンモニウム、ジメチルピペリジニウム等)陽イオン又はアルカノールアミン誘導体(モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等)を表す。ラジカルRがC14〜C16であるメチルエステルスルホネート類が最も詳しく言及されてもよい;
− 式ROSO3Mのアルキルサルフェート類、ここで、Rは、C6〜C24、好ましくはC10〜C16のアルキル又はヒドロキシアルキルラジカルを表し、Mは、水素原子又は上記で定義されるような同じ陽イオン、並びに平均0.5〜30、好ましくは0.5〜10の、EO及び/又はPO単位を含有するそれらのエトキシレン化(EO)及び/又はプロポキシレン化(PO)誘導体類を表し;
− 式RCONHR’OSO3Mのアルキルアミドサルフェート類、ここで、Rは、C2〜C22、好ましくはC6〜C20のアルキルラジカルを表し、R’は、C2〜C3アルキルラジカルを表し、Mは、水素原子又は上記に定義されるような同じ陽イオン、並びに平均0.5〜60のEO及び/又はPO単位を含有するそれらのエトキシレン化(EO)及び/又はプロポキシレン化(PO)誘導体類を表し;
− C8〜C24、好ましくはC14〜C20の、飽和若しくは不飽和の脂肪酸類の塩、C9〜C20アルキルベンゼンスルホネート類、一級若しくは二級のC8〜C22アルキルスルホネート類、アルキルグリセリルスルホネート類、GB−A−1,082,179中に記載されるスルホネート化ポリカルボン酸類、パラフィンスルホネート類、N−アシル N−アルキルタウレート類、アルキルホスフェート類、イセチオネート類、アルキルサクシナメート類、アルキルスルホサクシネート類、スルホサクシネートモノエステル類若しくはジエステル類、N−アシルサルコシネート類、アルキルグリコシドサルフェート類、ポリエトキシカルボキシレート類、陽イオンは、アルカリ金属(ナトリウム、カリウム又はリチウム)、置換若しくは非置換のアンモニウム残基(メチル−、ジメチル−、トリメチル−又はテトラメチルアンモニウム、ジメチルピペリジニウム等)又はアルカノールアミン誘導体(モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等)であり;
− ローディア(Rhodia)社より販売されるローダファク(Rhodafac)RA600、ローダファク(Rhodafac)PA15又はローダファク(Rhodafac)PA23のようなアルキル又はアルキルアリールリン酸エステル類。
特に言及されてもよい非イオン性界面活性剤の中で、アルキレンオキシド、特にエチレンオキシドと、アルコール類、ポリオール類、アルキルフェノール類、脂肪酸エステル類、脂肪酸アミド類及び脂肪酸アミド類との縮合物;オキシドアミン類、ポリアルキルグリコシド類又は糖の脂肪酸エステル類、特にスクロースモノパルミテートのような糖誘導体類;長鎖三級ホスフィンオキシド類;ジアルキルスルホキシド類;ポリオキシエチレン及びポリオキシプロピレンのブロックコポリマー類;ポリアルコキシル化ソルビタンエステル類;ソルビタンの脂肪酸エステル類、ポリ(エチレンオキシド)、及び疎水性を与えるように変性された脂肪酸アミド類(例えば、10〜18個の炭素原子を含有する脂肪酸モノ−及びジエタノールアミド類)がある。
最も具体的には以下から作られてもよい。
・ポリオキシアルキレン化(ポリエトキシエチレン化、ポリオキシプロピレン化又はポリオキシブチレン化)アルキルフェノール類(アルキル置換基が、C6〜C12であり、5〜25個のオキシアルキレン単位を含有する);例としては、ローム&ハース社(Rohm & Haas Co.)より販売されるトリトン(Triton)X−45、X−114、X−100又はX−102から作られてもよい。
・グルコサミド類、グルカミド類及びグリセロールアミド類;
・1〜25個のオキシアルキレン(オキシエチレン、オキシプロピレン)単位を含有するポリオキシアルキレン化C8〜C22脂肪族アルコール類例として、ユニオンカーバイド社(Union Carbide Corp.)より販売されるタージトール(Tergitol)15−S−9又はタージトール(Tergitol)24−L−6NMW、シェルケミカル社(Shell Chemical Co.)より販売されるネオドール(Neodol)45−9、ネオドール(Neodol)23−65、ネオドール(Neodol)45−7及びネオドール(Neodol)45−4、並びにローディア社(Rhodia)より販売されるローダサーフ(Rhodasurf)IDO60、ローダサーフ(Rhodasurf)LA90及びローダサーフ(Rhodasurf)ITO70から作られてもよく;
・ジメチルアミンC10〜C18アルキルオキシド類及び(C8〜C22)アルコキシエチルジヒドロキシエチルアミンオキシド類のようなアミンオキシド類;
・US−A−4,565,647中に記載されるアルキルポリグリコシド類;
8〜C20脂肪酸アミド類;
・エトキシル化脂肪酸類;
・エトキシル化アミン類
陽イオン性界面活性剤は、特に次式のアルキルアンモニウム塩である。
1234+-
・X-は、ハロゲン化物、CH3SO4 -又はC25SO4 -イオンを表す。
・R1及びR2は同様であるか又は異なっており、C1〜C20アルキルラジカル又はアリール又はベンジルラジカルを表す。
・R3及びR4は同様であるか又は異なっており、C1〜C20アルキルラジカル、アリール又はベンジルラジカル、又はエチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシド縮合物(CH2CH2O)x−(CH2CHCH3O)y−Hを表し、ここで、x及びyは、0〜30の範囲であり、同時に0ではなく、
例えば、セチルトリメチルアンモニウムブロミド、ローディア(Rhodia)社より販売されるローダクアット(Rhodaquat)(登録商標)TFRである。
双性イオン性界面活性剤の例は、脂肪族四級アンモニウム誘導体類、特に、3−(N,N−ジメチル−N−ヘキサデシルアンモニオ)プロパン−1−スルホネート及び3−(N,N−ジメチル−N−ヘキサデシルアンモニオ)−2−ヒドロキシプロパン−1−スルホネートを含む。
両性界面活性剤の例は、ベタイン類、スルホベタイン類及びカルボキシレート類及び脂肪酸のスルホネート類及びイミダゾールの脂肪酸類を含み、例えば、
・アルキルジメチルベタイン類、アルキルアミドプロピルジメチルベタイン類、アルキルジメチルスルホベタイン類又はアルキルアミドプロピルジメチルスルホベタイン類、例えば、ローディア(Rhodia)社より販売されるミラタイン(Mirataine)CBS、並びに脂肪酸及びタンパク質加水分解産物の縮合生成物;
・アルキル基が6〜20個の炭素原子を含有する、アルキルアンホアセテート(alkylamphoacetate)類又はアルキルアンホジアセテート(alkylamphodiacetate)類;
・両性アルキルポリアミン誘導体類、例えば、ローディア(Rhodia)より販売されるアンフィオニック(Amphionic)XL(登録商標)及びベロル・ノーベル(Berol Nobel)より販売されるアンホラック(Ampholac)7T/X(登録商標)及びアンホラック(Ampholac)7C/X(登録商標)。
好適な界面活性剤の追加の例は、有名な文献表面活性剤(Surface Active Agents)、第I巻、シュワルツ(Schwartz)及びペリー(Perry)、並びに表面活性剤及び洗剤(Surface Active Agents and Detergents)、第II巻、シュワルツ(Schwartz)、ペリー(Perry)及びバーチ(Berch)に示される、界面活性剤として一般的に使用される化合物である。
界面活性剤は、界面活性剤の性質及びホームケア処方物の目的に応じて、約0.005重量%〜約60重量%、特には約0.5重量%〜約40重量%、より好ましくは約0.1重量%〜約25重量%の割合で存在することができる。
洗浄、洗い流し又はケア組成物の処方物の一部分である他の通常の添加物及び/又は活性薬剤の中で、以下のものから作られてもよい。
− 以下の種類の有機ビルダー類(界面活性剤の表面特性を向上させる洗剤補助剤):
・有機ホスホネート類、例えば、ローディア(Rhodia)からのブリクエスト(Briquest)類(登録商標)(0%〜約2%の量で);
・ポリカルボン酸又はそれらの水溶性の塩、及びカルボン酸ポリマー又はコポリマーの水溶性の塩、例えば、
・ポリカルボキシレート又はヒドロキシポリカルボキシレートエーテル類
・ポリ酢酸類又はそれらの塩類(ニトリロ酢酸、N,N−ジカルボキシメチル−2−アミノペンタンジオン酸、エチレンジアミンテトラ酢酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、エチレンジアミンテトラアセテート類、ニトリロトリアセテート類、例えば、ローディア(Rhodia)より販売されるネルバナイド(Nervanaid)NTA Na3、又はN−(2−ヒドロキシエチル)ニトリロ二酢酸)(0%〜約10%の量で);
・(C5〜C20アルキル)コハク酸塩
・ポリカルボン酸アセタールエステル類
・ポリアスパラギン酸塩又はポリグルタミン酸塩
・クエン酸、グルコン酸又は酒石酸又はそれらの塩(0%〜約10%の量で);
− 以下の種類の無機ビルダー類(界面活性剤の表面特性を向上させる洗剤補助剤):
・アルカリ金属、アンモニウム又はアルカノールアミンポリホスフェート類、例えば、ローディア社(Rhodia)より販売されるローディアホス(Rhodiaphos)HPA3.5(0%〜約70%の量で)
・アルカリ金属ピロホスフェート類;
・ゼオライト類;
・珪酸塩類(約50%までの範囲であり得る量で);
・アルカリ金属又はアルカリ土類金属ホウ酸塩、炭酸塩、重炭酸塩又はセスキ炭酸塩(約50%までの範囲であり得る量で)
・EP−A−488,868に開示されるアルカリ金属(ナトリウム又はカリウム)ケイ酸塩水和物及びアルカリ金属(ナトリウム又はカリウム)炭酸塩の顆粒混合物、例えば、ローディア(Rhodia)社より販売されるナビオン(Nabion)15(約50%までの範囲であり得る量で)
(有機及び/又は無機ビルダー類の全量が、前記洗浄、洗い流し又はケア組成物の全重量の約90%までを示すことが可能である);
− アセチル化漂白活性化剤と組み合わせても組み合わせなくてもよい過ホウ酸塩型又は過炭酸型の漂白活性化薬剤、例えば、N,N,N’,N’−テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、又はクロロイソシアヌレート型の塩素化生成物、アルカリ金属次亜塩素酸型の塩素化生成物(0%〜約30%の量で);
− アクリル酸及び無水マレイン酸のコポリマー又はアクリル酸ホモポリマー型の補助洗浄剤(0%〜約10%の量で);
− 疎水性又は親水性の殺菌活性薬剤
殺菌剤は、25℃の水中の溶解度が約1重量%未満、好ましくは約0.1重量%未満の場合に、「疎水性」であると考えられる。
疎水性殺菌剤の例として、以下から作られてもよい。
・パラ−クロロ−メタ−キシレノール又はジクロロ−メタ−キシレノール
・4−クロロ−m−クレゾール
・レゾルシノールモノアセテート
・モノ−又はポリ−アルキル又は−アリールフェノール類、クレゾール類又はレゾルシノール類、例えば、o−フェニルフェノール、p−tert−ブチルフェノール又は6−N−アミル−m−クレゾール
・アルキル及び/又はアリール−クロロ−又は−ブロモフェノール類、例えば、o−ベンジル−p−クロロフェノール
・ハロゲン化ジフェニルエーテル類、例えば、2’,4,4’−トリクロロ−2−ヒドロキシ−ジフェニルエーテル(トリクロサン)及び2,2’−ジヒドロキシ−5,5’−ジブロモ−ジフェニルエーテル
・クロロフェネシン(p−クロロ−フェニルグリセリックエーテル)
親水性殺菌剤の例として、以下から作られてもよい。
− 陽イオン性殺生物剤、例えば
四級モノアンモニウム塩、例えば、
ココアルキルベンジルジメチルアンモニウム、(C12〜C14)アルキルベンジルジメチルアンモニウム、ココアルキルジクロロベンジルジメチルアンモニウム、テトラデシルベンジルジメチルアンモニウム、ジデシルジメチルアンモニウム又はジオクチルジメチルアンモニウムクロリド類
ミリスチルトリメチルアンモニウム又はセチルトリメチルアンモニウムブロミド
モノ四級複素環式アミン塩、例えば、ラウリルピリジニウム、セチルピリジニウム又は(C12〜C14)アルキルベンジルイミダゾリウムクロリド類
*トリフェニルホスホニウム脂肪族アルキル塩類、例えば、ミリスチルトリフェニルホスホニウムブロミド
*ポリマー性殺生物剤、例えば
− 以下の反応から誘導されるもの
・エピクロロヒドリンとジメチルアミン又はジエチルアミン
・エピクロロヒドリンとイミダゾール
・1,3−ジクロロ−2−プロパノールとジメチルアミン
・1,3−ジクロロ−2−プロパノールと1,3−ビス(ジメチルアミノ)−2−プロパノール
・エチレンジクロリドと1,3−ビス(ジメチルアミノ)−2−プロパノール
・ビス(2−クロロエチル)エーテルとN,N’−ビス(ジメチルアミノプロピル)−ウレア又はチオウレア
− ビグアニジンポリマー性塩酸塩、例えば、バンコシル(Vantocil)IB
*両性殺生物剤、例えば、N−(N’−C8〜C18アルキル−3−アミノプロピル)グリシンの誘導体、N−(N’−(N”−C8〜C18アルキル−2−アミノエチル)−2−アミノエチル)グリシンの誘導体、N,N−ビス(N’−C8〜C18アルキル−2−アミノエチル)グリシンの誘導体、例えば、(ドデシル)(アミノプロピル)グリシン及び(ドデシル)(ジエチレンジアミン)グリシン
*N−(3−アミノプロピル)−N−ドデシル−1,3−プロパンジアミンのようなアミン類
*ハロゲン化殺生物剤、例えば、ヨードフォア類及び次亜塩素酸塩類、例えば、ナトリウムジクロロイソシアヌレート
*フェノール性殺生物剤、例えば、
・フェノール、レゾルシノール及びクレゾール類
− 合成陽イオン性ポリマー類、例えば、ローディア(Rhodia)より販売されるミラポール(Mirapol)A550(登録商標)若しくはミラポール(Mirapol)A15(登録商標)、又はカルゴン(Calgon)より販売されるマークアット(Merquat)550(登録商標)
− 混合物の粘度及び/又は使用時に生じる泡の安定性を制御するために使用されるポリマー類、例えば、セルロース誘導体類又はグアー誘導体類(カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルグアー、カルボキシメチルグアー、カルボキシメチルヒドロキシプロピルグアー等);
− 屈水剤、例えば、短鎖C2〜C8アルコール類、特に、エタノール、ジオール類及びグリコール類、例えば、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール等;
− 皮膚のための保水剤又は保湿剤、例えば、グリセロール若しくはウレア、又は皮膚を保護するための薬剤、例えば、タンパク質若しくはタンパク質加水分解産物、又は陽イオン性ポリマー類、例えば、陽イオン性グアー誘導体類(ローディア社(Rhodia)より販売されるジャグアー(Jaguar)C13S(登録商標)、ジャグアー(Jaguar)C162(登録商標)若しくはハイケア(Hicare)1000(登録商標))
− 香料又は芳香剤、例えば、以下の芳香性化合物又はそれらの混合物
・ヘキシルシンナムアルデヒド、2−メチル−3−(パラ−tert−ブチルフェニル)プロピオンアルデヒド
・7−アセチル−1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ−1,1,6,7,テトラメチルナフタレン
・サリチル酸ベンジル;7−アセチル−1,1,3,4,4,6−ヘキサメチルテトラリン
・パラ−tert−ブチルシクロヘキシルアセテート
・メチルジヒドロジャスモネート;β−ナフチルメチルエーテル
・メチルβ−ナフチルケトン;2−メチル−2−(パライソプロピルフェニル)プロピオンアルデヒド
・1,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロ−4,6,6,7,8,8−ヘキサメチルシクロペンタ−γ−2−ベンゾピラン
・ドデカヒドロ−3a,6,6,9a−テトラメチルナフト[2,1−b]ビフラン;アニスアルデヒド
・クマリン;セドロール;バニリン;シクロペンタデカノリド
・トリシクロデセニルアセテート;トリシクロデセニルプロピオネート;フェニルエチルアルコール
・テルピネオール;リナロール;酢酸リナリル;ゲラニオール;ネロール
・2−(1,1−ジメチルエチル)シクロヘキサノールアセテート;酢酸ベンジル;テルペン類(オレンジ)
・オイゲノール;フタル酸ジエチル
・精油類、樹脂類又はレジノイド類(オレンジ油、レモン油、パチョリ油、ペルー香油(Peru balm)、オリバナムレジノイド油、スチラックス油、コリアンダー油、ラバンジン油、ラベンダー油等)
芳香性化合物の他の例は、H1468(アメリカ合衆国の法定発明登録(United States Statutory Invention Registration))中に記載されている。
− 泡変性剤、使用中に過剰の泡を生じる傾向を有する組成物中で使用可能である。これらの物質の例は石鹸である。石鹸は、脂肪酸塩類であり、アルカリ金属石鹸類、特には約8〜24個の炭素原子、好ましくは約10〜約20個の炭素原子を含有する高級脂肪酸のナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩及びアルカノールアンモニウム塩を含む。特に有用な塩は、ココヤシ油及び粉砕クルミ油から誘導される脂肪酸の、モノ−、ジ−及びトリエタノールアミン塩類、そのナトリウム塩又はカリウム塩、又はそれらの混合塩類である。石鹸の量は、少なくとも約0.005重量%、好ましくは約0.5重量%〜約2重量%であってもよい。泡変性剤の追加の例は、有機溶媒類、疎水性シリカ、シリコーンオイル及び炭化水素である。
− 硫酸ナトリウム型又は塩化ナトリウム型のフィラー、0%〜約50%の量で;
− 種々の他の添加物、例えば、洗剤組成物のpHに影響を与える薬剤、特に塩基性化する添加物(アルカリ金属のリン酸塩類、炭酸塩類、過ホウ酸塩類若しくは水酸化物、又は酸性化する添加物(カルボン酸類若しくはポリカルボン酸類、アルカリ金属二炭酸塩類及びセスキ炭酸塩、リン酸類及びポリリン酸類、スルホン酸類等);又は酵素、染料又は金属腐蝕防止剤
本発明の組成物は、特に、セラミック表面(フロアタイル類、バス類、シンク類等)を洗浄するために好適である。
洗浄処方物は、有利には、前記処方物の全重量に対して、約0.02重量%〜約5重量%の式(I)のジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサン、及び少なくとも1つの界面活性剤、好ましくは非イオン性界面活性剤を含む。前記非イオン性界面活性剤の量は、通常0重量%〜約30重量%、好ましくは0重量%〜約20重量%である。陰イオン性界面活性剤は、任意に0重量%〜約30重量%、有利には0重量%〜約20重量%の量で存在することができる。この種類の組成物中で使用される界面活性剤の量は、一般的に約1.5重量%〜約50重量%、好ましくは約5重量%〜約30重量%、より具体的には約10重量%〜約20重量%である。
処方物はまた、上述のように有機又は無機の洗剤補助剤(「ビルダー」)を含有することができ;一般的に、洗剤補助剤は、約0.1重量%〜約25重量%の量で使用される。
上述の成分に加えて、処方物はまた、他の任意成分、例えば、pH調整剤、泡変性剤(石鹸)、染料、光学的光沢剤、汚れ懸濁剤、洗剤酵素、適合性ある漂白剤、ゲル形成を制御するための薬剤、凍結−融解安定剤、殺菌剤、保存剤、溶媒、殺真菌剤、防虫剤、屈水剤、芳香剤、乳白剤又はパールエッセンス剤を含有することができる。
組成物のpHは、有利には約3〜約11である。
本発明の組成物はまた、トイレの便器を洗浄するために使用することができる。
洗浄処方物は、有利には、前記処方物の全重量に対して約0.05重量%〜約5重量%の式(I)のジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサンを含む。トイレの便器を洗浄するための組成物はまた、汚れの除去に対して貢献するため、又は起泡性若しくは濡れ性を与えるため、あるいは組成物の洗浄効率を高めるために、約0.5重量%〜約10重量%の界面活性剤を含む。界面活性剤は、好ましくは、陰イオン性界面活性剤又は非イオン性界面活性剤である。陽イオン性界面活性剤はまた、殺菌性を与えるためにも添加することができる。
トイレの便器を洗浄するための組成物はまた、リン酸、スルファミン酸、塩酸、フッ化水素酸、硫酸、硝酸若しくはクロム酸及びそれらの混合物のような無機酸、又は有機酸、特に、酢酸、ヒドロキシ酢酸、アジピン酸、クエン酸、ギ酸、フマル酸、グルコン酸、グルタル酸、グリコール酸、リンゴ酸、マレイン酸、乳酸、マロン酸、シュウ酸、コハク酸、若しくは酒石酸及びそれらの混合物、硫酸水素ナトリウムのような酸塩、並びにそれらの混合から成り得る酸性洗浄剤を含むことができる。酸成分の量は、好ましくは約0.1重量%〜約40重量%、好ましくは約0.5重量%〜約15重量%である。
トイレの便器を洗浄するための組成物はまた、約0.1%〜約3%の濃度で添加されたガム、特にキサンタンガムのような増粘剤、及び以下の少量成分(製品中の微生物の増殖を防ぐことを意図される保存剤、染料、芳香剤及び/又は研磨剤)の、1つ以上を含むことができる。
このような組成物のpHは、好ましくは約0.5〜約12である。
本発明による組成物はまた、シャワー壁を洗い流すためにも好適である。
洗い流し処方物は、有利には、前記処方物の全重量に対して約0.02重量%〜約5重量%の式(I)のジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサンを含む。シャワーを洗い流すための水性組成物の他の主な活性構成成分は、約0.5重量%〜約5重量%の範囲の量で存在する少なくとも1つの界面活性剤(ポリエトキシル化脂肪族エステル類、アルキルポリグルコシド類)、及び任意に、約0.01重量%〜約5重量%の範囲の量で存在する金属キレート化剤である。好ましい金属キレート化剤は、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)及びそれらの類似体である。
シャワーを洗い流すための水性組成物は、有利には、水とともに、任意に、少なくとも1つの低級アルコールを高い比率で、添加物を低い比率(約0.1重量%〜約5重量%、より有利には約0.5重量%〜約3重量%、なおさらに好ましくは約1重量%〜約2重量%)で含有する。
組成物のpHは、有利には約7〜約11である。
本発明による組成物はまた、ガラスセラミックプレート類を洗浄するために使用することもできる。
ガラスセラミックプレート類を洗浄するための処方物は、有利には、前記処方物の全重量に対して約0.1重量%〜約5重量%の式(I)のジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサンを含む。有利には、ガラスセラミックプレートを洗浄するための組成物は、キサンタンガムのような増粘剤(約0.1%〜約1%)、炭酸カルシウム又はシリカのような研磨剤(約10%〜約40%)、ブチルジグリコールのようなグリコール(0%〜約7%)、非イオン性界面活性剤(約1%〜約10%)、及び任意に、塩基性化する薬剤又は金属イオン封鎖剤を含む。
組成物のpHは、有利には約7〜約12である。
本発明の組成物はまた、手による食器類の洗浄又は自動装置における食器類の洗浄のために有利である。
手で皿を洗浄するための処方物は、有利には、前記処方物の全重量に対して約0.05重量%〜約5重量%の式(I)のジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサンを含む。
自動装置において皿類を洗浄する場合には、上記ジカルボキシ官能化シリコーンは、洗浄サイクルにおいて使用される洗剤処方物又は洗い流し液のいずれか中に存在することができる。
自動食器洗浄機のための洗浄処方物はまた、以下を含み、
− 前記処方物の全重量に対して約0.2重量%〜約10重量%、有利には約0.5重量%〜約5重量%の界面活性剤、好ましくは非イオン性界面活性剤、及び任意に
− 前記処方物の全重量に対して約90重量%までの洗剤補助剤(「ビルダー」);
− 漂白活性化剤と組み合わせても組み合わせなくてもよい、前記処方物の全重量に対して約30重量%までの、過ホウ酸塩又は過炭酸塩のような漂白剤;
− 前記処方物の全重量に対して約10重量%までの補助洗浄剤(例えば、アクリル酸及び無水マレイン酸のコポリマー又はアクリル酸ホモポリマー類);
− 前記処方物の全重量に対して約5〜0重量%までの、硫酸ナトリウム又は塩化ナトリウムのようなフィラー;
− 種々の他の添加物、例えば、芳香剤、染料、金属腐食防止剤、処方物のpHに影響を与える薬剤、又は固体組成物の場合の酵素。
処方物のpHは、有利には約8〜約12である。
自動食器洗浄機において食器類を洗い流すための処方物はまた、有利には約0.2%〜約20%、好ましくは約0.5%〜約15%の界面活性剤、好ましくは非イオン性界面活性剤、又は非イオン性界面活性剤及び陰イオン性界面活性剤の混合物を含む。それらはまた、0%〜約10%、好ましくは約0.5%〜約5%のカルシウムを封鎖する有機酸、好ましくはクエン酸を含む。それらはまた、アクリル酸及び無水マレイン酸のコポリマー又はアクリル酸ホモポリマー型の補助剤を、0%〜約15%、好ましくは0.5%〜約10%の量で含むことができる。
処方物のpHは、約4〜約7が便利ある。
本発明の組成物はまた、手で食器類を洗い上げるために有利である。
この種類の好ましい液体洗剤処方物はまた、約3重量部〜約50重量部、好ましくは約10重量部〜約40重量部の少なくとも1つの界面活性剤、好ましくは飽和C5〜C24、好ましくはC10〜C16の、脂肪族アルコール類で、任意に、ほぼ約0.5〜約30、好ましくは約0.5mol〜約5mol、特には約0.5mol〜約3molのエチレンオキシドと縮合した脂肪族アルコール類の硫酸塩類から選択される酸型又は塩型の陰イオン性界面活性剤(in acid form or in the form of a salt)、非イオン性界面活性剤、例えば、アミンオキシド類、アルキルグルカミド類、オキシアルキレン化脂肪族アルコール誘導体類、アルキルアミド類又はアルカノールアミド類、両性界面活性剤類又は双性イオン性界面活性剤類、殺菌剤又は消毒剤、例えば、トリクロサン、合成陽イオン性ポリマー類、混合物の粘度及び/又は使用時に形成される泡の安定性を制御するためのポリマー類、屈水剤、水和剤又は保湿剤又は皮膚を保護するための薬剤、染料、芳香剤、保存剤等を含む。
処方物のpHは、約6〜約8が好都合である。
本発明の処方物はまた、ガラス表面、特に窓ガラスの処理のために使用することができる。
窓ガラスを洗浄するための処方物は、
− 約0.001重量%〜約10重量%、好ましくは約0.005重量%〜約3重量%の、式(I)の少なくとも1つのジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサン;
− 約0.005重量%〜約20重量%、好ましくは約0.5重量%〜約10重量%の少なくとも1つの非イオン性界面活性剤(例えばアミンオキシド)及び/又は陰イオン性界面活性剤;並びに
− 水及び/又は当該技術分野で通常の種々の添加物で形成される残り
を含む。
窓ガラスを洗浄するための処方物はまた、
− 0%〜約10%、有利には約0.5%〜約5%の両性界面活性剤、
− 0%〜約30%、有利には約0.5%〜約15%の、アルコールのような溶媒、並びに
− 水及び通常の添加物(特に芳香剤)から成る残り
を含有することができる。
組成物のpHは、約6〜約11が好都合である。
本発明の組成物はまた、自動車、より特定的にはそれらの車体の外側を洗浄するために使用することができる。この場合にはまた、本発明によるジカルボキシ官能化シリコーンは、洗浄操作のために使用される洗剤処方物又は洗い流し製品中のいずれかに存在することができる。
自動車の外側洗浄のための処方物は、約0.05重量%〜約5重量%の少なくとも1つの式(I)のジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサンを含む。自動車のための洗浄組成物は、有利には、非イオン性界面活性剤(0%〜約30%、好ましくは約0.5%〜約15%の量で)、両性及び/又は双性イオン性界面活性剤(0%〜約30%、好ましくは約0.5%〜約15%の量で)、陽イオン性界面活性剤(0%〜約30%、好ましくは約0.5%〜約15%の量で)、陰イオン性界面活性剤(0%〜約30%、好ましくは約0.5%〜約15%の量で)、有機又は無機の洗剤補助剤(ビルダー)、屈水剤、フィラー、pH調整剤等を含む。この種類の組成物中に存在する最少量の界面活性剤は、処方物の少なくとも約1%である。
そのpHは、有利には約8〜約12である。
本発明の組成物はまた、衣類、特に、ポリアミド、シルク、綿又はウール布地を洗浄するために使用することができる。
衣類を洗浄するための処方物は、約0.01重量%〜約3重量%の少なくとも1つの式(I)のジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサンを含む。衣類を洗浄するための組成物の他の活性構成成分は、少なくとも1つの界面活性剤(5%〜約70%、好ましくは約5%〜約50%の量で)であり;上記組成物はまた、少なくとも、無機又は有機の洗剤補助剤(約5%〜約50%の量でのビルダー)、キレート化剤、酵素類(プロテアーゼ類、アミラーゼ類、リパーゼ類、ペルオキシダーゼ類、約5mg活性酵素重量/g組成物)、泥のような柔軟剤(約0.5%〜約10%)、芳香剤、泡抑制剤(約5%まで)、汚れ放出ポリマー、例えば、セルロース誘導体類、エチレングリコールテレフタレート/ポリエチレングリコールコポリマー類、エチレングリコールテレフタレート/ポリエチレングリコール/ポリイソフタレートコポリマー類(約0.01%〜約10%)、カルボキシメチルセルロースのような再付着防止剤(約0.01%〜約10%)、ポリビニルピロリドン類のような移染防止ポリマー(約0.05%〜約5%)を含むことができる。
本発明の別の主題は、以下を含有する水性殺菌ホームケア処方物である。
約0.01%〜約20%、好ましくは約0.03%〜約5%の少なくとも1つの殺菌剤。
任意に、約0.1%〜約50%、好ましくは約0.5%〜約30%の少なくとも1つの界面活性剤、及び
約0.005重量%〜約10重量%、好ましくは約0.05重量%〜約10重量%、より特定的には約0.05重量%〜約5重量%の、式(I)の少なくとも1つのジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサン。
必要な場合、可溶化剤は、前記殺生物剤の可溶化を用意にする目的で、上記組成物中に存在することができる。可溶化剤の例として、エタノール、イソプロパノール、プロピレングリコールのようなアルコール類又は他の溶媒で作成されるものから作られてもよい。上記処方物は、洗剤組成物、特に、手で食器類を洗い上げるための洗剤組成物、産業用、家庭用又は公共用の硬質表面を洗浄及び消毒するための洗剤組成物であってもよい。
水性殺菌処方物はまた、キレート化剤[例えば、アミノカルボキシレート類(エチレンジアミン四酢酸塩、ニトリロ三酢酸、N,N−ビス(カルボキシメチル)グルタミン酸塩類、クエン酸塩類)]、アルコール類(エタノール、イソプロパノール、グリコール類)、洗剤補助剤(ホスフェート類、シリケート類)、界面活性剤、染料、芳香剤等のような添加物を含んでもよい。
手で皿類を洗浄するための組成物はまた、界面活性剤、粘度調製剤、屈水剤、芳香剤、染料等を含有することができる。
洗浄操作又は消毒操作は、任意に、約1〜約1000倍、好ましくは約1〜約100倍に希釈して、処理される表面と接触させて水性殺菌処方物を適用又は配置することから成る。
好ましく使用できる水性殺菌処方物の量は、表面1m2あたり、約0.01〜約10g、好ましくは約0.1〜約1gの殺生物剤が付着する量に対応する量であり、表面1m2あたり、約0.001〜約2g、好ましくは約0.01〜約0.5gのジカルボキシ官能化シリコーンが付着する量に対応する量である。
本発明の殺菌処方物を用いて増殖を制御することができる微生物の中で、以下のものから作られてもよい。
・以下のようなグラム陰性菌:緑膿菌;大腸菌;プロテウス菌
・以下のようなグラム陽性菌:黄色ブドウ球菌;連鎖球菌
・食物中の他の危険な微生物、例えば:サルモネラ菌;リステリア菌;カンピロバクター・ジェジュニ;腸炎エルシニア
・酵母類、例えば:サッカロマイセス・セレヴィシエ;カンジダ・アルビカンス
・真菌類、例えば:アスペルギルス・ニガー;フザリウム菌;青カビ
・藻類、例えば:クロレラ・サッカロフィラ(Chlorella saccharophilia);クロレラ・エマーソニー(Chlorella emersonii);クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgaris);クラミドモナス・オイガメトス(Chlamydomonas eugametos)
本発明の殺菌処方物は、グラム陰性微生物緑膿菌、グラム陽性微生物黄色ブドウ球菌、及びファンガス・アスペルギルス・ニガー(fungus Aspergillus nige)に対して最も特に有効である。
さらに、本水性殺菌組成物は、処理された繊維の形態におけるような表面に適用するために、不溶解性の基質に組み込むことができる。好適な水不溶性基質物質及び製造方法がリーデル(Riedel)の「不織布結合法及び物質(Nonwoven Bonding Methods and Materials)」不織布の世界(1987年);アメリカ百科辞典、第11巻、147〜153ページ、第21巻、376〜383ページ、及び第26巻、566〜581ページ(1984年);米国特許第3,485,786号(エヴァンス(Evans)、1969年12月23日発行);米国特許第2,862,251号(カルワレス(Kalwarres));米国特許第3,025,585号(カルワレス);米国特許第4,891,227号(ターマン(Thaman)ら、1990年1月2日発行);及び米国特許第4,891,228号及び米国特許第5,686,088号(ミトラ(Mitra)ら、1997年11月11日発行);米国特許第5,674,591号(ジェームズ(James)ら、1997年10月7日発行)に記載されている。
また、本発明で有用な合成材料製の不織布基材も、多種多様な市販品から入手することができる。本発明において有用な、好適な不織布層材料の非限定例としては、米国ニュージャージー州デイトンのPGI/チコピー(Chicopee)より入手可能な、PGIミラテック・ヘリングボーン(MiratecHerringbone):レーヨン約30%及びポリエステル70%を含み、坪量約67g/m2(56g/平方ヤード(gsy))の、模様付きの湿式絡みあわせ材料;米国ニュージャージー州デイトンのPGI/チコピー(Chicopee)より入手可能な、PGIミラテック・スターバースト(MiratecStarburst):レーヨン約30%及びポリエステル70%を含み、坪量約67g/m2(約56g/平方ヤード(gsy))の、模様付きの湿式絡みあわせ材料;米国マサチューセッツ州ウォルポールのヴェラテック社(Veratec,Inc)より入手可能な、ノボネット(Novonet)(登録商標)R149−616:ポリプロピレンを約100%含み、坪量約60g/m2(50gsy)の、熱結合した格子模様の材料;米国マサチューセッツ州ウォルポールのヴェラテック社(Veratec,Inc)より入手可能な、ノボネット(Novonet)R149−801:レーヨン約69%、ポリプロピレン約25%及び綿約6%を含み、坪量約90g/m2(75gsy)の、熱結合した格子模様の材料;米国マサチューセッツ州ウォルポールのヴェラテック社(Veratec,Inc)より入手可能な、ノボネット(Novonet)R149−191:レーヨン約69%、ポリプロピレン約25%及び綿約6%を含み、坪量約120g/m2(100gsy)の、熱結合した格子模様の材料;米国マサチューセッツ州ウォルポールのヴェラテック社(Veratec,Inc)より入手可能な、HEFナブテックス(Nubtex)R149−801:ポリエステルを約100%含み、坪量約84g/m2(70gsy)の、ネップ及び穴のある(apertured)湿式絡みあわせ材料;米国ニュージャージー州デイトンのPGI/チコピー(Chicopee)より入手可能な、キーバック(Keybak)R951V:レーヨン約75%及びアクリル酸繊維約25%を含み、坪量約51g/m2(43gsy)の、乾燥形成した(dry formed)穴のある(apertured)材料;米国ニュージャージー州デイトンのPGI/チコピー(Chicopee)より入手可能な、キーバック(Keybak)R1368:レーヨン約75%及びポリエステル約25%を含み、坪量約47g/m2(39gsy)の、穴のある(apertured)材料;米国ニュージャージー州デイトンのPGI/チコピー(Chicopee)より入手可能な、デュラレース(Duralace)R1236:レーヨンを約100%含み、坪量の約48g/m2(40gsy)〜約138g/m2(115gsy)の、穴のある(apertured)湿式絡みあわせ材料;米国ニュージャージー州デイトンのPGI/チコピー(Chicopee)より入手可能な、デュラレース(Duralace)R5904:ポリエステルを約100%含み、坪量約48g/m2(40gsy)〜約138g/m2(115gsy)の、穴のある(apertured)湿式絡みあわせ材料;デュポン・ケミカル社(Dupont Chemical Corp.)より入手可能な、サンタラ(Sontara)8877:ナイロン約50%及びパルプ約50%を含み、坪量約68gsmの、穴のある(apertured)湿式絡みあわせ材料が挙げられる。
あるいは、水不溶性基材は、米国特許第5,650,384号に記載されているような、ポリマーの網目状スポンジであってもよい。ポリマーのスポンジは、オレフィンモノマーの付加ポリマー及びポリカルボン酸のポリアミドのような強い、柔軟性のあるポリマーから押し出し管状網目加工された複数の層を含む。このようなポリマーのスポンジは、液状の洗剤と組み合わせて使われるように設計されているが、これらのタイプのスポンジは本発明の水不溶性基材としても用いることができる。
以下の実施例により本発明の範囲内の態様をさらに記載し、説明する。これらの実施例は単に例示することが目的であり、本発明の制限として解釈されるべきでなく、これらの多くの変更が発明の精神及び範囲から逸脱することなく可能である。特に指定しない限り、本明細書で使用される割合は全て組成物の重量によるものである。
(実施例1)
ペンダント−(CH23−CH(COOH)−CH2COOH基を有するジカルボキシ官能化ポリジメチルシロキサンの調製
93.7g(すなわち0.67mol)のアリルコハク酸無水物、52gのトルエン及び1.01gのKardtedt触媒溶液(ヘキサメチルジシロキサン中にPt0.1%)を500mL反応器に添加する。反応塊を90℃に加熱し;120g(すなわち、SiH0.45mol)の式
Me3SiO(SiMe2O)9(SiMeHO)4SiME3
を有し、3.75molのSiH/kgを含有するポリジメチルハイドロジェンシロキサンを3時間かけて添加する。添加終了時に変換されているSiH量(ガゾメトリー(gazometry)によって決定される)は96.1%であり;添加終了後2時間で100%になる。揮発分を真空(3mbar)下、150℃で10時間かけて蒸発によって除去する。次いで、コハク酸無水物の官能基を加水分解するために、15gの脱塩水を添加する。加水分解反応の後に赤外線分析をする(酸の吸収帯1714cm-1、無水物の吸収帯1863及び1782cm-1)。加水分解反応が完結したら(48時間)、水を共沸によって除去するために、100gのトルエンを添加する。133.5g(収率82%に対応する)の粘稠な油状物を回収する。
NMR分析により、得られた生成物が次の一般構造を有することを確認し、
Me3SiO(SiMe2O)9(SiMeAO)4SiMe3
式中、Aは、−(CH23−CH(COOH)−CH2COOHを表す。
上記生成物を60℃まで加熱し、次いで、酸性pHを有するホームケア組成物に適用する場合、界面活性剤中でホモジナイズすることによって分散する。上記生成物は、pHが10を超える場合、水分散性である。
(実施例2ペンダント)
−(CH23−CH(COOH)−CH2COOH基を有するジカルボキシ官能化ポリジメチルシロキサンの調製
49.8g(すなわち0.36mol)のアリルコハク酸無水物、44gのトルエン及び1.139gのKardtedt触媒溶液(ヘキサメチルジシロキサン中にPt0.1%)を500mL反応器に添加する。反応塊を90℃に加熱し;150.3g(すなわち、SiH0.266mol)の式
Me3SiO(SiMe2O)100(SiMeHO)15SiME3
を有し、1.77molのSiH/kgを含有するポリジメチルハイドロジェンシロキサンを1時間かけて添加する。添加終了時に変換されているSiH量(ガゾメトリー(gazometry)によって決定される)は86%であり;添加終了後16時間で100%になる。揮発分を真空(6mbar)下、150℃で10時間かけて蒸発によって除去する。101gのトルエンを添加し;反応塊をろ過する。次いで、コハク酸無水物の官能基を加水分解するために、6.7gの脱塩水を添加する。加水分解反応の後に赤外線分析をする(酸の吸収帯1714cm-1、無水物の吸収帯1866及び1788cm-1)。加水分解反応が完結したら(6日)、水を共沸により除去する。146.3g(収率80%に対応する)の粘稠な油状物を回収する。
NMR分析により、得られた生成物が次の一般構造を有することを確認し、
Me3SiO(SiMe2O)100(SiMeAO)15SiMe3
式中、Aは、−(CH23−CH(COOH)−CH2COOHを表す。
(実施例3ガラス洗浄処方物)
ガラス洗浄処方物を以下の表に記載している。
Figure 2005524747
(評価方法)
Obertrager型のガラススライド(GS)を、その上の処方物の上からF1〜F4を噴霧することによって処理する。次いで、それらは、純水で洗い流される(R)か、又は洗い流されない(NR)。以下の処理されたガラススライドをこのようにして調製する。
Figure 2005524747
水と各スライドの表面との間の接触角の測定は、ラームハート(Rame-Hart)アセンブリ上で実行される。次いで、各処理されたガラススライドを、以下のモデル染色処方物でコーティングすることによって染色し、
− 水(75%)及び
− 以下のブレンド(25%)
菜種油(10%)
セルロース(25%)
コレステロール(25%)
オリーブ油(10%)
二リン酸カルシウム(15%)
リン酸鉄(15%)
15分間乾燥させた後、各スライドを純水で洗い流す。表面に残った染みの量を画像解析によって評価する。全体処理した表面と比較した場合に、洗い流した後に残った染みの量という観点から、結果が与えられる。100%とは染みが全く除去されていないことを意味し;残った染みの量が多いほど、製品の性能は低い。
Figure 2005524747
これらの結果は、実施例1の製品が汚れ放出性を有し、ガラス表面への汚れ付着を防止するが、親水性は達成されていないことを示す。曇り防止の効果もまた示されている。
上述の処方物F3及びF4(又は実施例2の製品を用いた同じ処方物)は、すべての目的のクリーナーとして使用可能であり、特に窓の洗浄又はシャワー壁の洗い流しに使用可能である。それらを、窓又はシャワー壁の表面に噴霧することにより使用する(表面1m2あたり処方物3〜5g)。実施例1又は2の製品は、効果的な曇り防止及び汚れ忌避の利点を表面上に付与する。
(実施例4)
以下の表に記載されている処方物C1〜C4は、実施例3と同じ方法でセラミックタイル(CT)(ガラススライドの代わりに)上で試験される。セラミックタイル上の染み除去性の結果は、以下の表に示される。
Figure 2005524747
Figure 2005524747
上述の組成物C2〜C4(又は実施例2の生成物を用いた同様の組成物)は、自動食器洗浄剤における洗い流し補助剤として又はトイレの便器クリーナーとして使用することができる。
(実施例5)
以下の表に記載されている洗剤処方物D1及びD2は、従来の石鹸かす試験を用いてセラミックタイル上で試験される。
Figure 2005524747
染み組成物は以下のとおりである。
Figure 2005524747
(試験手順)
i).セラミックタイルをアルコールで十分に洗浄する。
ii).試験タイルを直立させて配置する。タイル標的から約30.48cm(12インチ)離して、硬水溶液を含有する噴霧器を配置する。下向きの掃くような動きによって、硬水溶液を2回完全に噴霧し、その直後に同じ標的距離から石鹸かす汚れを2回完全に噴霧する。各サイクルの間は30分空けて合計3回の汚しサイクルについて、この手順を2回以上繰り返す。汚し工程が終了したら、室温で一晩乾燥させることによって汚れを「固着」させる。
iii).試験タイルの半分(左側)を適切な手段(ステンレス鋼パネル、ガラスパネル、又は別のセラミックタイル)を用いて覆い;覆われていない側に、処方物D2が完全に覆うように均一に噴霧することによって処方物D2を適用する。30秒間汚れに浸透させる。他方(右側)を覆い、覆われていない側に比較処方物D1を適用し;汚れに30秒間浸透させる。
iv).評価のために洗い流し、乾燥させる。
v).タイルの両側を比較することによって、残った石鹸かす汚れについて、縞及び点についてタイルを視覚的に評価する。
処理された側を評価して1〜5のランクをつける。(有効性を確保するために1個のパネルを3人以上の評価者が評価する。)
1=完全に取り除かれ、残留、縞又は点なし
5=かなり汚れている
この結果(上記の表)は、処方物D2が効果的に汚れを除去することを示す。
この処方物は、浴室の洗浄への適用(シャワー壁の洗い流し)及び台所クリーナー処方物において使用することができる。
(実施例6〜7すべての目的のクリーナー)
(タイル、セラミック、シンク及び浴室、ステンレス鋼のような表面用)
これらの処方物は、下記の表に示される成分から調製される。実施例6及び7の処方物は、そのまま又は使用前に希釈することが可能な場合、水1L中に処方物10gの割合で使用される。それらは、効果的な汚れ忌避、光沢、表面修復及び次の段階での洗浄容易性の利点を表面に付与する。
Figure 2005524747
(実施例8〜11自動食器洗浄機のための洗剤処方物)
ベース洗剤処方物は、下記の表において示すされる化合物から調製される。
Figure 2005524747
これらの処方物は、汚れ忌避、光沢、表面修復、及び次の段階での洗浄容易性の利点を表面に付与する。
(実施例12〜13.手による食器洗浄のための処方物)
この処方物は、下記の表に示される成分から調製される。
Figure 2005524747
(実施例14トイレの便器クリーナー(ゲル))
この処方物は、下記の表に示される成分から調製される。
Figure 2005524747
実施例1の生成物はまた、トイレの便器表面のすぐ近くで、過酸化物を含有する処方物を有効に具現化することがわかった。漂白効果は、生成物を適用して数時間後まで維持することが可能である。
(実施例15車両洗浄処方物)
この処方物は、下記の表に示される成分から調製される。
Figure 2005524747
(実施例16シャワー壁を洗い流すための処方物)
この処方物は、以下の表中に与えられる成分から調製される。
Figure 2005524747
(実施例17)
手による食器洗浄のための水性殺菌組成物が、
− 25重量部の(固体として表される)のラウリルエーテル硫酸塩
− 10重量部の(固体として表される)のナトリウムパラフィンスルホン酸塩
− 5重量部のナトリウムココアンホアセテート
− 0.2重量部のトリクロサン
− 1重量部の実施例1又は2の生成物、
及び100部の組成物を得るための水、
を用いることによって調製される。

Claims (16)

  1. 次式(I)を有する少なくとも1つのジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサンを含み、
    X(R45SiO)p(R6ASiO)qY(I)
    式中、
    Xは、式R123SiO−のトリオルガノシロキシル末端基又はZ末端基を表し、ここで、Zは−OHを表し;
    Yは、式−SiR321のトリオルガノシリル末端基又はW末端基を表し、ここで、Wは−Hを表し;
    1〜R6は同じであるか又は異なっていてもよく、各々が直鎖又は分枝鎖のC1〜C8アルキル又はフェニルラジカル、好ましくはメチルを表し;
    Aは、次式のジカルボン酸ラジカルを表し、
    Figure 2005524747
    式中、
    Bは、2〜30個の炭素原子を有し、任意に、1〜30個の炭素原子を有する1個以上のアルキルラジカルによって置換されたアルキレン残基を表し、
    R’は、水素原子、又は1〜30個の炭素原子を有するアルキルラジカルを表し、
    Eは、存在しないか、又は1〜5個の炭素原子、好ましくは1〜3個の炭素原子を有し、任意に、1〜30個の炭素原子を有する1個以上のアルキルラジカルによって置換されたアルキレン残基であり;
    Mは、H、1〜4個の炭素原子を有し、任意に、ヒドロキシ基若しくはアルコキシ基で置換されたアルキル基であるか、又は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、置換若しくは非置換のアンモニウム、ピペリジニウム若しくはアルカノールアミンから成る群から選択される陽イオンであり;
    pは、0〜1000、好ましくは0〜500、より好ましくは5〜200の範囲の平均値であり;
    qは、1〜100、好ましくは1〜50の範囲の平均値であり;
    X末端基及びY末端基の全数に対するZ末端基及びW末端基の数の比率は、0/100〜75/100である、ホームケア処方物。
  2. Aが、−(CH23−CH(COOM)−CH2COOM基を表す、請求項1に記載のホームケア処方物。
  3. 産業用、家庭用若しくは公共用の硬質表面及び繊維物品表面の洗浄、洗い流し、修復、ケア又は処理のための、請求項1又は2に記載のホームケア処方物。
  4. 前記処方物の0.005重量%〜10重量%、好ましくは0.05重量%〜5重量%の、前記ジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサンを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載のホームケア処方物。
  5. 少なくとも1つの界面活性剤及び/又は少なくとも1つの添加物若しくは活性構成成分をさらに含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のホームケア処方物。
  6. セラミック表面を洗浄するための、請求項1〜5のいずれか1項に記載のホームケア処方物であって、前記処方物が、
    − 前記処方物の全重量に対して0.02重量%〜5重量%の、式(I)の前記ジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサン;
    − 前記処方物の全重量に対して1.5重量%〜50重量%、好ましくは5重量%〜30重量%、最も好ましくは10重量%〜20重量%の、少なくとも1つの非イオン性界面活性剤及び/又は陰イオン性界面活性剤;並びに
    − 前記処方物の全重量に対して0.1重量%〜25重量%の、少なくとも1つの有機洗剤補助剤及び/又は無機洗剤補助剤
    を含む、ホームケア処方物。
  7. トイレの便器を洗浄するための、請求項1〜5のいずれか1項に記載のホームケア処方物であって、前記処方物が、
    − 前記処方物の全重量に対して0.05重量%〜5重量%の、式(I)の前記ジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサン;
    − 前記処方物の全重量に対して0.5重量%〜10重量%の界面活性剤;
    − 任意に、前記処方物の全重量に対して0.1重量%〜3重量%の増粘剤、特にキサンタンガム;並びに
    − 任意に、前記処方物の全重量に対して0.1重量%〜40重量%、好ましくは0.5重量%〜15重量%の酸性洗浄剤
    を含む、ホームケア処方物。
  8. シャワー壁を洗い流すための、請求項1〜5のいずれか1項に記載のホームケア処方物であって、前記処方物が、
    − 前記処方物の全重量に対して0.02重量%〜5重量%の、式(I)の前記ジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサン;
    − 前記処方物の全重量に対して0.5重量%〜5重量%の界面活性剤;及び
    − 任意に、前記処方物の全重量に対して0.01重量%〜5重量%の金属キレート化剤
    を含む、ホームケア処方物。
  9. ガラスセラミックプレート類を洗浄するための、請求項1〜5のいずれか1項に記載のホームケア処方物であって、前記処方物が、
    − 前記処方物の全重量に対して0.1重量%〜5重量%の、式(I)の前記ジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサン;
    − 前記処方物の全重量に対して0.1重量%〜1重量%の、キサンタンガムのような増粘剤;
    − 前記処方物の全重量に対して10重量%〜40重量%の研磨剤;
    − 前記処方物の全重量に対して1重量%〜10重量%の非イオン性界面活性剤;及び
    − 前記処方物の全重量に対して0重量%〜7重量%のグリコール
    を含む、ホームケア処方物。
  10. 自動食器洗浄機中で食器類を洗浄するための、請求項1〜5のいずれか1項に記載のホームケア処方物であって、前記処方物が、
    − 前記処方物の全重量に対して0.05重量%〜5重量%の、式(I)の前記ジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサン;
    − 前記処方物の全重量に対して0.2重量%〜10重量%、有利には0.5重量%〜5重量%の、界面活性剤、好ましくは非イオン性界面活性剤;及び
    − 任意に、前記処方物の全重量に対して90重量%までの洗剤補助剤;
    − 前記処方物の全重量に対して30重量%までの、任意に漂白活性化剤を有する漂白剤;
    − 前記処方物の全重量に対して10重量%までの補助洗浄剤;
    − 前記処方物の全重量に対して50重量%までのフィラー;
    − 前記処方物の全重量に対して10重量%までの、芳香剤、染料、金属腐食防止剤、前記処方物のpHに影響を与える薬剤、又は酵素から選択される添加物の、1種又は混合物
    を含む、ホームケア処方物。
  11. 自動食器洗浄機中で食器類を洗い流すための、請求項1〜5のいずれか1項に記載のホームケア処方物であって、前記処方物が、
    − 前記処方物の全重量に対して0.1重量%〜5重量%の、式(I)の前記ジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサン;
    − 前記処方物の全重量に対して0.2重量%〜20重量%、有利には0.5重量%〜15重量%の、界面活性剤、好ましくは、非イオン性界面活性剤、又は非イオン性界面活性剤と陰イオン性界面活性剤との混合物;及び任意に
    − 前記処方物の全重量に対して10重量%まで、好ましくは0.5重量%〜5重量%の、カルシウムを封鎖する有機酸、好ましくはクエン酸;
    − 前記処方物の全重量に対して15重量%までの、アクリル酸及び無水マレイン酸のコポリマー又はアクリル酸ホモポリマー型の補助剤
    を含む、ホームケア処方物。
  12. 手で食器類を洗い流すための、請求項1〜5のいずれか1項に記載のホームケア処方物であって、前記処方物が、
    − 前記処方物の全重量に対して0.1重量%〜5重量%の、式(I)の前記ジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサン;
    − 前記処方物の全重量に対して3重量%〜50重量%、有利には10重量%〜40重量%の、界面活性剤、好ましくは陰イオン性界面活性剤;及び任意に
    − 少なくとも1つの殺菌剤又は消毒剤;
    − 少なくとも1つの合成陽イオン性ポリマー;
    − 混合物の粘度及び/又は泡の安定性を制御するためのポリマー;
    − 屈水剤;
    − 皮膚を保護するための水和剤又は湿潤剤;
    − 染料、芳香剤及び保存剤
    を含む、ホームケア処方物。
  13. 窓ガラスを洗浄するための、請求項1〜5のいずれか1項に記載のホームケア処方物であって、前記処方物が、
    − 前記処方物の全重量に対して0.001重量%〜10重量%、好ましくは0.005重量%〜3重量%の、少なくとも1つの式(I)のジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサン;
    − 前記処方物の全重量に対して0.005重量%〜20重量%、好ましくは0.5重量%〜10重量%の、少なくとも1つの非イオン性界面活性剤及び/又は陰イオン性界面活性剤;並びに
    − 水、溶媒類及び/又は当該技術分野で通常の種々の添加物類で形成される残り
    を含む、ホームケア処方物。
  14. 自動車類の外側を洗浄するための、請求項1〜5のいずれか1項に記載のホームケア処方物であって、前記処方物が、
    − 前記処方物の全重量に対して0.05重量%〜5重量%の、少なくとも1つの式(I)のジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサン;
    − 前記処方物の全重量に対して0重量%〜30重量%、好ましくは0.5重量%〜15重量%の、少なくとも1つの非イオン性界面活性剤;
    − 前記処方物の全重量に対して0重量%〜30重量%、好ましくは0.5重量%〜15重量%の、少なくとも1つの陰イオン性界面活性剤;
    − 前記処方物の全重量に対して0重量%〜30重量%、好ましくは0.5重量%〜15重量%の、両性界面活性剤及び/又は双性イオン性界面活性剤;
    − 前記処方物の全重量に対して0重量%〜30重量%、好ましくは0.5重量%〜15重量%の、最少量は少なくとも1%である陽イオン性界面活性剤;
    − 前記処方物の全重量に対して0重量%〜50重量%、好ましくは0.1重量%〜20重量%の、無機及び/又は有機の洗剤補助剤(「ビルダー」);並びに
    − 任意に、屈水剤、フィラー及びpH調整剤
    を含む、ホームケア処方物。
  15. 衣類を洗浄するための、請求項1〜5のいずれか1項に記載のホームケア処方物であって、前記処方物が、
    − 前記処方物の全重量に対して0.01重量%〜3重量%の、少なくとも1つの式(I)のジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサン;
    − 前記処方物の全重量に対して5重量%〜70重量%、好ましくは5重量%〜50重量%の、少なくとも1つの界面活性剤;
    − 前記処方物の全重量に対して5重量%〜50重量%の、無機及び/又は有機の洗剤補助剤(「ビルダー」);並びに、任意に、
    − 前記処方物の全重量に対して0.01重量%〜10重量%の汚れ放出ポリマー;
    − 前記処方物の全重量に対して0.01重量%〜10重量%の再付着防止剤;及び
    − 前記処方物の全重量に対して0.05重量%〜5重量%の着色防止剤
    を含む、ホームケア処方物。
  16. − 0.01%〜20%、好ましくは0.03%〜5%の、少なくとも1つの殺菌剤
    − 任意に、0.1%〜50%、好ましくは0.5%〜30%の、少なくとも1つの界面活性剤、及び
    − 前記処方物の重量の0.005重量%〜10重量%、好ましくは0.05重量%〜10重量%、最も特には0.05重量%〜5重量%の、少なくとも1つの式(I)のジカルボキシ官能化ポリオルガノシロキサン
    を含む水性殺菌処方物であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のホームケア処方物。
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