JP2005523182A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. ポリマーフィルムまたは多層ポリマーフィルムの少なくとも１つの層が（１）１種もしくは複数種のＥ／Ｘ／Ｙ共重合体もしくは前記Ｅ／Ｘ／Ｙ共重合体のアイオノマーおよび任意選択的に酸化防止剤、または（２）（ａ）３６個よりも少ない炭素原子を有する１種もしくは複数種の脂肪族の一官能性有機酸もしくはその塩、（ｂ）１種もしくは複数種のＥ／Ｘ／Ｙ共重合体もしくは前記Ｅ／Ｘ／Ｙ共重合体のアイオノマー、および任意選択的に（ｃ）酸化防止剤のブレンド、または（１）および（２）の両方より本質的になるポリマーフィルムまたは多層ポリマーフィルムであって、
   Ｅはエチレンから誘導され、ＸはＣ_３〜Ｃ_８のα，β−エチレン性不飽和カルボン酸から誘導され、そしてＹは軟化コモノマーから誘導され、
   Ｘが前記Ｅ／Ｘ／Ｙ共重合体の約３〜３０重量％であり、そしてＹが前記Ｅ／Ｘ／Ｙ共重合体の０〜約３０重量％であり、かつ
   （ａ）および（ｂ）の全酸部分の１５％〜８０％、または９０％より大きい、または１００％が好ましくはマグネシウム、ナトリウム、亜鉛またはそれらの混合物の相当する塩へ中和されていることを特徴とするポリマーフィルムまたは多層ポリマーフィルム。
2. 前記多層ポリマーフィルムが（２）より本質的になり、かつ、（ａ）および（ｂ）の全酸部分の１００％がマグネシウム、ナトリウム、亜鉛またはそれらの混合物の相当する塩へ名目上中和されていることを特徴とする請求項１に記載のポリマーフィルムまたは多層ポリマーフィルム。
3. 前記脂肪族の一官能性有機酸がパルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、またはそれらの混合物であり、ポリマーフィルムまたは多層ポリマーフィルムが酸素透過性、水透過性、または酸素透過性かつ水透過性であることを特徴とする請求項１または２に記載のポリマーフィルムまたは多層ポリマーフィルム。
4. 前記多層ポリマーフィルムが（２）より本質的になり、かつ、（ａ）および（ｂ）の全酸部分の１００％がマグネシウム、ナトリウム、亜鉛またはそれらの混合物の相当する塩へ名目上中和され、
   前記少なくとも１つの層が（ｉ）０．９１ｇ／ｃｃ未満の密度を有するメタロセンポリエチレン、（ｉｉ）前記メタロセンポリエチレンと低密度ポリエチレンとのブレンド、または（ｉｉｉ）（ｉ）および（ｉｉ）の両方をさらに含み、かつ、
   前記多層ポリマーフィルムの少なくとも１つの追加層または外層が前記１種もしくは複数種のＥ／Ｘ／Ｙ共重合体または前記（１）１種もしくは複数種のＥ／Ｘ／Ｙ共重合体の酸部分の１５〜８５％が中和された前記Ｅ／Ｘ／Ｙ共重合体のアイオノマーより本質的になることを特徴とする請求項１、２、または３に記載の多層ポリマーフィルム。
5. １ミル厚さに標準化された前記透過性フィルムの酸素透過速度が８００ｃｃ−ミル／１００平方インチ・日・気圧よりも大きいことを特徴とする請求項１、２、３、または４に記載のポリマーフィルムまたは多層ポリマーフィルム。
6. 両外層が前記（１）Ｅ／Ｘ／Ｙ共重合体より本質的になり、かつ、中間層が０．９１ｇ／ｃｃ未満の密度を有するメタロセンポリエチレンまたは前記メタロセンポリエチレンと低密度ポリエチレンとのブレンドより本質的になる３つのポリマー層を含むことを特徴とする請求項１、２、３、または５に記載の多層ポリマーフィルム。
7. 請求項１、２、３、４、５、または６に記載されたような多層ポリマーフィルム中に包まれたいつでもケース詰めできる肉、魚、ソーセージおよび生鮮食品よりなる群から選択された酸素および／または湿った空気を必要とする食品を含むことを特徴とする包装食品。