JP2005522300A - 錠剤の放出装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、ブリスタ包装(20)を収容するための手段と、ブリスタ包装から錠剤(21)を押し出すための手段と、服用時間を設定するための手段と、服用時間を表示するための手段とを有する、丸薬、糖衣錠等の形態も含む錠剤を放出するための装置(1、1’)に関する。本発明によれば、装置(1、1’)は、下部(11、101)と、下部(11)と取り外し可能に結合される、ブリスタ包装(20)を収容するためのカバー(12、102)と、ブリスタ包装(20)から錠剤(21)を押し出すための手段(18、43)とを備え、手段(18、41)の配列は、収容すべきブリスタ包装(20)内の錠剤(21)の配列に適合されることが意図される。さらに、本発明は、このような装置用のカバー(12、102)および下部(11、101)に関する。
Description
本発明は、ブリスタ包装を収容するための手段と、ブリスタ包装から錠剤を押し出すための手段と、服用時間を設定するための手段と、服用時間を表示するための手段とを有する、丸薬、糖衣錠等の形態も含む錠剤を放出するための装置に関する。
同一範疇の装置が(特許文献1)から公知である。この公知の装置は、ブリスタ包装を収容するための収容部とカバー部とを備える。収容部およびカバー部には、ブリスタ包装内に収容された錠剤の高さに開口部が設けられ、この開口部を通して錠剤を押し出すことができる。装置には、プログラミング可能な電子タイマが設けられ、この電子タイマにより薬剤の服用時点に光学信号を作動できる。このために、装置のカバー部内の各開口部に、意図する薬剤の服用時に点灯する専用の光ダイオードが割り当てられる。
この同一範疇の装置の場合、収容部およびカバー部内の開口部の配列をそれぞれのブリスタ包装に正確に適合しなければならず、これは生産技術上高価である。さらに、開口部1つにつきそれぞれ1つの光ダイオードの割当ては高価な電子装置を必要とする。
したがって、本発明の課題は、生産技術上でも電子装備に関してもより簡単かつ廉価に製造される上述の種類の装置を提供することである。
解決方法は、請求項1の特徴を有する装置に存在する。すなわち、本発明によれば、装置は、下部と、下部と取り外し可能に結合されるカバーと、ブリスタ包装から錠剤を押し出すための手段とを備え、この場合、手段の配列は、収容すべきブリスタ包装内の錠剤の配列に適合されることが意図される。このようにして、本発明による装置は、装置全体を新たに製造する必要なしに、収容すべきブリスタ包装の各タイプに簡単かつ廉価に適合できる。これによって、所定のブリスタ包装に適合された個々の装置をより好都合に製造かつ提供できる。下部およびカバーは別個に製造かつ販売することもできる。
有利な発展形態は下位請求項から得られる。例えば、カバーは、センタリングされた孔を有する切欠きを備えることができ、この切欠き内に押しボタンが紛失しないように収容される。これによって、比較的摩耗の少ないカバー形状が可能である。
下部または上部はさらに少なくとも1つの支持部を備えることができ、この支持部の上に、ブリスタ包装または格子またはストレーナを置くことができ、この支持部がブリスタ包装を支持するので、錠剤を問題なく押し出すことができる。格子またはストレーナは孔を備え、この孔の配列は手段の配列に対応する。格子またはストレーナは下部または上部に配列することができる。
特に好ましい発展形態では、下部が放出空間と放出開口部とを備えることが意図される。これによって、紛失することなしに錠剤を問題なく押し出しおよび収容することができる。さらに、下部全体にわたるブリスタ包装の下側のカバーは衛生的であり、かつブリスタ包装の損傷により錠剤が失われないことを保証する。
この手段は、好ましくは少なくとも1つの照明要素を備えるので、この手段は、どの錠剤を押し出すべきかについて光学的に伝えることもできる。したがって、この手段は透明の導光プラスチックから成ることができる。
有利に、下部または上部には、表示装置、好ましくはLCD表示器またはLED表示器が設けられる。さらに、少なくとも1つのプログラムボタンおよび/または表示ボタンが存在することができる。1つまたは複数のボタンを用いて、日付、時間および服用サイクルをプログラミングすることができる。正確なプログラミングは表示装置によって点検できる。表示装置は、錠剤を服用すべきときに光学信号を発信することもできる。
特に好ましい別の発展形態では、カバーの内側に、孔を有するボードが設けられ、この孔の配列が手段の配列に対応することが意図される。このボードは、装置をプログラミングするための1つまたは複数の回路を支持する。カバーの下方の配列は、錠剤を押し出す際に、手段の間の、例えば押しボタンとボードとの間の接触が行われることを保証するので、プログラムは錠剤の規定の取り出しを記録する。代替方法として、錠剤の取り出しの認識は、例えばキーボードを介して手動で行うこともできる。この場合、錠剤の服用サイクルのプログラミングのためにも、錠剤の取り出しの認識のためにも、ボードを用意することができる。
代替手段は、錠剤の取り出しを認識するためにのみボードが設けられ、また錠剤の服用サイクルをプログラミングするために別のボードが下部に設けられ、この場合、両方のボードが互いに電気接触するという点にある。このようにして、装置のすべての別形態のために、より高価な電子回路が下部に統一的に設けられ、錠剤の取り出しを認識するための簡単な電子回路のみが、交換可能な装置部分に設けられ、すなわち、各タイプのブリスタ包装のために電子回路を個別に製造すればよい。これにより、装置の製造が全体的に廉価になる。
本発明の実施例について、添付図を参照して以下に詳述する。
図1a、図1b、図2、図3および図7に示した本発明による装置1の実施態様は、フィルムヒンジによって互いに結合される下部11とカバー12とを有するハウジング10から構成される。下部11およびカバー12は、例えばポリスチロールまたはアクリルニトリル−ブタジエン−スチロール−コポリマ(ABS)のような食品に対し耐性のあるプラスチックから構成されることが好ましい。カバー12および下部11は、例えば通常のさね継ぎ閉鎖装置によって確実に互いに閉じることができる。カバー12は取り外し可能であり、下部11に適合する外部輪郭を有する他のカバーと交換できる。カバー12は、センタリングされた孔14を有する切欠き13を備える。切欠き13内には、頭部18’と、頭部18’の下側にピン18”とを備える押しボタン18が紛失しないように収容される。頭部18’の外径は、最大切欠き13の内径と同じ大きさである。ピン18”は孔14内に長手方向に可動に収容される。
下部は、その下側に任意の形態の支持部15を備えることができるが、その必要はない。この支持部15上に、孔17を有する格子またはストレーナ16を取り出し可能に置くことができる。格子16の孔17はカバー12の孔14と面一であり(カバーが閉じている場合)、ブリスタ包装20の錠剤21と完全に一致する(図4a、図4b)。
図5と図6は組み立てられた装置1を示している。格子またはストレーナ16は支持部15上に置かれる。その上に、押しボタン18を有するカバー12によって覆われるブリスタ包装20が位置する。下部11が中空であり、出口開口部11”に至る放出空間11’を備えることが理解される。押しボタン18を押すことによって、ピン18”は錠剤21の高さでブリスタ包装20上に押圧される。ピン18”を押すことによって、錠剤21はブリスタ包装20から押し出され、下側11の空洞部内にまたそこから放出空間11’内に落ち、また装置1から出口開口部11”を通して振り出すことができる。
図示されていないが、ブリスタ包装20内の錠剤21の位置に対応する孔を同様に備えるボードは、カバー12の内側に配置される。このボード上に、プログラミング可能な回路が設けられ、この回路によって、錠剤21の服用リズムおよび服用の時点をプログラミングすることができる。ボードの外部輪郭はカバー12の内部輪郭に対応するであろう。ボード内には、カバー12内に配置された拡張要素にかみ合う(図示せず)切欠きがある。損傷を回避するために、ボードをカバープレートで覆うことができる。同様に、カバープレートは、上述の拡張要素にかみ合う(図示せず)収容部を備えることができる。さらに、押しボタン18はカバープレート内に形成されるか、さもなければ紛失しないように一体化することができる。
押しボタン18は、ボードに固定された光ダイオードによって照明することができ、この光ダイオードは押しボタンと並んで配置されるか、あるいは押しボタン18の中に一体化され、押しボタン18が、例えば透明または導光材料から構成される場合、押しボタンを点灯させる。
次に、カバー12の構造的形状は、カバー12とボードおよび格子またはストレーナ16がユニットを形成するようになっている。ボードはカバー12の下側に直接固定され、一方、ストレーナまたは格子16は下部内に緩く挿入可能である。さらに、カバー12は下部11に取り外し可能に固定される。次に、ブリスタ包装20内の錠剤21の配列に応じて、カバー12それ自体の中におよびボード内に適合する孔を有するカバー12を下部11に固定でき、一方、そのために適合するストレーナまたは格子16が共に供給される。したがって、最も簡単な方法で装置11を種々のブリスタ包装20に適合できる。唯一配慮すべきことは、下部11の寸法は、様々な外部輪郭または寸法を有するブリスタ包装20を装置1によって収容できるようなものにすることである。図7には、図4aに示したブリスタ包装としての他のブリスタ包装に適合された別のカバー12’を備える装置1’が概略的に示されている。
図7は、本発明による装置1’の構造のさらなる別形態をさらに示している。この場合、装置1’は、前部101と後部部分102とから構成される。前部101は、LCD表示103と4つのボタン104、104’、105、105’とを有する、錠剤用のアラームおよび服用時間をプログラミングするための別のボードを収容するためのハウジングから構成される。LCD表示は、それ自体公知の方法でLED、または照明フィルム等によって実現できる背景照明を備えることが好ましい。背景照明は、アラームまたはボタン操作の際に点灯し、かつアラームのカットオフ後あるいはボタン操作後にある程度の時間の後に、例えば5秒後に再び消えるように設定することができる。この前部101は、すべてのブリスタ包装20について同一である。
後部102は、既述したように、カバー12、12’と、現在は所定のアラームの際に錠剤21の取り出しの認識のみに使用されるボード30と、必要に応じて格子またはストレーナ16と、放出空間11’および出口開口部11”とから構成され、また前部101と機械的かつ電気的に結合され、この結果、両方のボードは電気的に接触する。次に、前部は装置の下側11を形成する。装置1’は、前部101内に設けられたボードによってプログラミングされる。錠剤21が取り出されると、プッシュボタン18とカバー内に配列されたボード30との電気接触が行われ、この結果、取り出しが記録され、また情報が前部101内に収容されたボードに供給され、プログラムによって記録される。後部部分102のボタンフィールド、ボード30および必要に応じて格子またはストレーナ16の形状は、収容すべきそれぞれのブリスタ包装20の形状に適合される。
両方のボードには、例えば、ボタン電池によって電流を供給することができる。この場合、前部のプログラムボードのために、寸法11.6×5.4mm、125mAhおよび3Vの電圧の1つまたは複数のボタン電池が設けられることが好ましく、一方、後部102には、認識ボード30のために寸法11.6×3.1mm、50mAhおよび1.5Vの電圧の1つまたは複数のボタン電池を設けることができる。
このようにして、すべてのブリスタ包装20のために、前部101内に設けられる1つの同一のプログラミングユニットで十分である。認識のためのより簡単なボード30を有する後部は、ブリスタ包装20の各タイプのための個別に製造される。したがって、装置1’をブリスタ包装20の各タイプに簡単に廉価に適合させることが可能である。
装置1の構造全体は比較的平坦に形成され、例えば20〜30mmの全高を有する。
図8と図9は、カバー40の別の実施態様の断面図および平面図である。カバー40は、ブリスタ包装20内の錠剤21の配列によって覆われるセンタリングされた孔42を有する切欠き41を同様に備える。孔42内には、頭部44と貫通空間部45とを備えるプッシュボタン43が配列される。貫通空間部45はスリーブ47とピン48とから構成され、この場合、ピン48は、孔42を縦方向移動可能に貫通する。貫通空間部45の下側において、カバー40の下方に押圧面46が設けられ、この押圧面はブリスタ包装20の包装された錠剤21の上に位置する。さらに、一方でスリーブ47に、他方で切欠き41に固定されるばね49を設けることができる。
プッシュボタン43が操作されると、押圧面46はそれぞれの錠剤21をブリスタ包装20から押出すので、装置1の下側11の空洞部内の錠剤21は、図5と図6に示したように落ちて、放出空間11’および放出開口部11”を介して取り出すことができる。プッシュボタン43を操作すると、ばね49が押しつぶされる。プッシュボタン43を再び解放すると、プッシュボタンは、ばね49の戻り力によってその初期位置に戻る。プッシュボタン41の押し深さは、例えば4mmであり得る。操作の際、プッシュボタン41は(認識)ボード30に接触するので、錠剤取り出しはプログラムによって記録される。
図8から、カバー40の真下に(認識)ボード30が配列されていることがさらに明らかである。ボード30は、ブリスタ包装20内の錠剤21の配列によって覆われる孔を備える。ブリスタ包装20は、錠剤21がボード30の孔を通して突出して、プッシュボタン41の押圧面46と接触するようにボード30の下に配列される。ブリスタ包装20の下には、既述した格子またはストレーナ16が配列される。装置を充填するために、ブリスタ包装20は、錠剤21がボード30内の孔にほぼ「かみ合う」ようにボード30上に置かれる。次に、格子またはストレーナ16は、ブリスタ包装20の下側に載置され、例えば、格子またはストレーナ16内に設けられた別の切欠きによって、カバー40の下側に設けられた拡張要素とロックされる(図示せず)。
図9は、図8に示したカバー40の実施態様の平面図であり、この平面図から、ボタン41の頭部43に照明リング43’または照明点43”を装備できることが理解される。頭部43が光を導く無色のプラスチックから構成される場合、これによって、頭部43全体またはボタン40全体が照明される。プログラミングは、個々に操作されるボタン40の頭部43が常に正確に照らされるように行われる。
図10と図11は、本発明による装置用のLCDインジケータの2つの実施態様を示している。LCDインジケータは、例えばベルまたはスマイルマークのようなアラーム記号と、時間および分の時間データ、日、月および必要に応じて年の日付データと、必要に応じて短縮形態の7つの週日のデータとを含み、この場合、現在の週日は下線、より肉太の文字等によって強調すべきであろう。
アラーム表示は次のように形成することができる。アラームがプログラミングされていない場合、表示は現れない。アラームがプログラミングされかつ起動されると、ベルの外部輪郭または微笑する顔付きのスマイルマークが現れる。アラーム時間に達すると、完全に充填された、必要に応じて点滅するベル記号、または必要に応じて悲しい顔付きの点滅するスマイルマークが現れる。さらに、それ自体公知の方法でピエゾ素子によって聴覚信号を作動できる。この信号がミュートに切り換えられると、それぞれのベル記号またはそれぞれのスマイルマークは、点線でまたは破線でまたは抹消されたように現れる。さらに、別の視覚信号、すなわち放出すべき錠剤のために必要に応じて点滅するボタンの照明を用意することができる。錠剤取り出しの認識後に、(認識)ボード30を介して、聴覚信号および視覚信号が遮断され、ベルの外部輪郭または微笑する顔付きのスマイルマークが再び現れる。多様なアラーム信号は認識まで連続的に作動でき、すなわち、ボタンの聴覚信号および照明は、電流を節約するために、制限された期間、例えば1〜5秒にわたって作動し、また錠剤取り出しの認識まで、ある程度の時間間隔、例えば5〜30分繰り返すことができる。
プログラマの評価の際に位置するボタンの割当て104、104’、105、105’によって、時間、日付、必要に応じて週日ならびに服用サイクル(アラームの時間、アラームの日付、必要に応じてアラームの週日)を調整することができる。開けられたブリスタ包装20が挿入されたときまたは電池交換の後に、次のアラームの際に押すべきプッシュボタンをなお調整することができる。
本発明による装置1は、補助機能の装備に関し変更することもできる。これに関する実施例について以下に説明する。
別形態1
この実施態様により、必要な機能を有する本発明による装置が提供される。この別形態の実施例は次のように形成することができるであろう。
この実施態様により、必要な機能を有する本発明による装置が提供される。この別形態の実施例は次のように形成することができるであろう。
カバー12、102は、ブリスタ包装20の位置ずれを阻止するようにブリスタ包装20を収容するために、正確に寸法決めされた区画を含む。格子またはストレーナ16は、カバー12、102内に可動に設けることはできず、例えば遊びなしに左揃えに固定することができる。この場合、ボタンロックは、格子またはストレーナを介して行われず、カバーキャップを用いてボタンを介して行われる。カバーキャップは、例えばヒンジ部に固定され、カバー全体を覆う(図示せず)。格子またはストレーナ16が固定されることによって、放出開口部11’をじょうご状に形成するために利用できる数ミリメートルの場所が獲得され、錠剤21の取り出しが容易になり、振ることはほとんど必要でない。他のフォーマットでブリスタ包装20を差し込む場合、本実施例では、カバー12、102ならびに格子またはストレーナ16を交換する必要がある。この場合、下部11、101を維持できる。本実施例では、無資格アクセスに対するブリスタ区画の保護は、省略される。
さらなる簡易化は、押すべきボタン18、43を表示するための照明手段43’、43”が、ボタンのほかにLEDによって実現されることにあり得る。電池の寿命を延ばすために、2mAの電力消費の低電流のLEDを使用することが推奨される。特に推奨されるのは、より高いそれらの発光効率のため赤色LEDである。
放出機構として、上述の別形態(1つの錠剤当たり1つの押しピン)を使用することが好ましい。上にすでに説明したように、手段18、43は、アラーム認識用のボタンを押した際に対応するLED回路が開くように構成すべきであろう。これに関する一例は、図15に概略的に示されている。押しピンおよび上側201を備えるボタン200が重要である。押しピンと上側201との間には、導電性の周囲リングが組み込まれる。押しピンはカバー12、102を通して突出し、その自由端部において、クリップ留めされたロック部によって転がり落ちが防止される。押しピンは、シャドーマスク上に置かれたブリスタに対して正確に、あるいはこのブリスタ内に収容された錠剤に対して正確に位置する。カバー12、102内では、周囲リングに対してストリップ導体面が組み込まれる。上側201は、周囲の引き戻しばねによってカバー12、102から離間されるので、周囲リングとストリップ導体面との間の思いがけない接触は行われない。ばねは、例えば周囲フランジによって固定される。次に、錠剤をブリスタから押し出すために、上部201が押されると、周囲リングとストリップ導体面との間に電気接触が行われる。これによって信号が供給され、エレクトロニクス回路内でアラーム認識(アラームが認識され、錠剤が取り出された)として理解される。これによって、アラームが実施されたので、この時点に必要な錠剤取り出しに関するアラームメッセージが終了される。
周囲リングおよび周囲ばねの代わりに、取り囲まない伝導性の部分面および個々のばねも、もちろん考えられる。
本実施例では、個々のボタンの解除が省略されるが、これは、開発および生産のため、そのことがより高いコストをもたらすからであり、さらに、個々のボタンのロックおよび解除のための装置のため、より高い電力消費が生じるからである。
大部分のマイクロコントローラは、直接にUSB両立性でないので、装置1へのコンパクトなプラグにより、また外部入力装置への従来のシリアルプラグにより、シリアルアダプタケーブルの使用を考慮すべきであろう。USB互換性のMCUを利用する場合、もちろんUSBインタフェースも使用することができる。
基本的に、非常に多くのマイクロコントローラを選択できる。この場合、ボードに装着される装置、およびクロノメータおよび必要に応じて電圧センサを含むメモリチップが対象とされる。メモリチップには、必要とされるソフトウェアプログラムおよび服用計画が記憶される。
十分な数のI/Oピンを利用でき、さらに上方シェル内のLEDの電気供給も可能にするマイクロコントローラが優先される。必要とされるピンの数は、最終的に、他のどのような構成要素(例えば、どのようなディスプレイ)を使用するかにも左右される。しかし、大まかに見積もって例えば次のものが必要である。
最高31のボタンを制御するために、6つのピンが必要である(マルチプレクサを介した電気供給用に5つのピン、対応するボタンが押されたかどうかに関する問い合わせ用に1つのピン)。回路の基本構想は図12に明瞭に示されている。マイクロコントローラの5つの出力ライン101は、LED103の電源に使用される。スペースの理由から、例えば2つのLEDのみが示されている。さらに、ラインは、どのボタンを制御すべきかに関する情報をマルチプレクサ102に伝送する。5つのラインを用いて、25=32の状態が実現される。しかし、状態00000では、電流は流れないので、このようにして最大31のダイオードを制御することができる。マルチプレクサ102は、具体的なアラームの際にも応答するダイオードのみを通して進入電流が流れるように働く。MCUの出力電圧は、ダイオードと後接続の抵抗107とを介して低下する。したがって、分岐点104で、マイクロコントローラの出力電圧の一部分である電圧が測定される。錠剤放出ボタンの操作によって、対応するスイッチ105が閉じられ、この結果、104で測定された電圧は、次に、マイクロコントローラの入力部106に印加される。コントローラ側の入力ピンが、十分に大きな入力抵抗を利用できることが前提とされる。このようにして、マイクロコントローラはボタンが操作されたことを知り、アラームおよびダイオードをカットオフすることができる。この場合に注意しなければならない1つの問題は、電圧104が、「1」信号として一義的に識別されるには、場合によっては十分に高くないという点にある。この状況が存在するならば、選択された入力ピンは、部分電圧も識別できるA/Dコンバータでなければならない。低電流のLEDの電力消費は通常2mAであり、さもなければ典型的に10mAである。別のピンは、圧電式ビーパの制御に使用される。3つのピンは、手動プログラミング用の3つの押しボタンのために必要であり、2つの別のピンは、シリアルインタフェースの制御のために必要である。LCDディスプレイ用のピンの数は、最終的にモデルの選択に左右される(インターネットからの典型的なディスプレイは例えば11ピンを必要とする)。2つの別のピンは、外部クォーツ(寸法約8*3.7*1.8mm)の接続のために必要である。したがって、約23ピンが必要となるであろう。マイクロコントローラを選択する際、装置の時間平均した総電力消費は、約1年の電池の寿命(約300mAの円形電池)を保証する閾値を超えるべきでないことに注意すべきであろう。上述の要求基準を非常によく満たし、かつ廉価であるマイクロコントローラは、マイクロチップ技術(Microchip Technology)のモデルPIC16F871であろう。同様に、モデルPIC18F4220が適切であり、さらに高性能であるが、市場ではまだ入手できない。このモデルは、電池電圧の測定のために取り付けられたセンサを利用でき、このセンサによって全体の運転電圧範囲を検出できる。さらに、このモデルにより、ソフトウェア制御による発振器周波数の高速マッチングが可能である。内部発振器の精度は1%に過ぎない。さらに、このモデルは非常にコンパクトなQFNパッケージとして供給できるであろう。
特に簡単な形成は、例えばインタフェースを介して医者によって送信されるコードを用いた、手動操作部のソフトウェア制御によるカットオフである。使用するマイクロコントローラがこのことを補助するならば、正確なコード入力に従ってEEPROMデータメモリ用のロックビットを然るべく設定することで十分である。
ユーザにより入力されたデータおよび時間を記憶するために、マイクロコントローラにも統合可能である例えばより廉価なフラッシュメモリが適切である。代わりに、幾分より高価なEEPROMメモリも考えられる。両方のメモリの種類は、電源故障の際にも記憶されたデータを保持し、電池交換可能が問題なく可能である。
必要に応じてフレキシブルなアラーム機能を制御するには、市販のソフトウェアで十分である。音発生は、例えば圧電式ビーパによって行われる。アラーム認識は、ボタンを押すことによって、電圧がマイクロコントローラの規定のピンに印加されるように行うことができる。
電源用には、市販の電池が使用される。当然、約1年の寿命が好ましいので、ボタン電池と比べて、円形電池(例えば2つの1.5V円形電池)の方が好ましい。当然、このために、電池を収容するために下部11、101を然るべく適合させなければならない。LCDディスプレイが下げられない場合、電池用の追加の滞留空間が得られる。しかし、円形電池よりも小さく、より短い寿命の超小型電池(寸法AAA)も同様に適切である。使用するマイクロコントローラが、統合された電圧センサを利用できない場合、電池の性能を監視するために追加の電圧センサを利用できなければならない。電池交換の際のデータ記憶は、マイクロコントローラのEEPROMを介して行われる。
時計の制御は、マイクロコントローラを介して行うことができる。より優れた精度を達成するために、通常操作では外部クォーツをタイマとして利用できる。
表示機能のために、簡単なLCDディスプレイ、必要に応じて1つのみのLEDディスプレイさえも選択される。このディスプレイは廉価であり、消費電流も僅かである。
別形態2
この別形態2は上述の別形態1の実施例に対応するが、さらなる機能を含み、以下にそれについて説明する。
この別形態2は上述の別形態1の実施例に対応するが、さらなる機能を含み、以下にそれについて説明する。
ブリスタ区画は、簡単なロックを用いて無資格アクセスを防止できる。考えられる解決方法は、節約服用で使用されるようなロックであろうが、これは、ロックそれ自体のためのスペースがほとんど必要とされないからである。電源としては、従来の電池の代わりに環境に優しい電池の方が好ましい。計時は、時間送信機(電波時計)との電波調整によって補助することができる。追加の照明コンポーネントとしては、カバー12、102の外側に白熱電球を格納することができる。白熱電球は、例えばキーファインダとして、または非常の場合の読取りランプとして使用することができる。
カバー12、102または下部11、101には、収集用の画像テーブル、様々な色のカバーのような設計用途、キー用タグ等の装着をさらに可能にする差し込み装置を設けることができる。
カバー12、102の内部には、ボタンの上方に、名刺または非常予備の金を収容するための区画を格納することができる。このための簡単な解決方法は、自動車シートの背面に時折見られるような閉鎖用のストレッチゴム付き材料ポケットである。この材料ポケットは、それらの1つまたは複数のエッジにより、カバー12、102の内側に固着することができる。
別形態3
別形態3は、上述の別形態2に対してなおいくつかの補助機能をさらに備える。
別形態3は、上述の別形態2に対してなおいくつかの補助機能をさらに備える。
別形態3は、好ましくは高価な材料から製造され、代表的な外観を有する。例えば、外部ケースをステンレス鋼で形成するか、木製とすることが考えられる。装置全体は、豪華な別形態では、多くの補助機能のため他の両方の場合よりも大きい。これは、図13と図14に部分的に概略的に示されている。
薬の交換の際に、カバー12、102全体を交換する必要がないように、下部11、101およびカバー12、102の分離の場合に行われるよりも、可変の構成要素が「一定の構成要素」からさらにより強く分離されるように設計することができる。このため、カバー12、102のモジュール式の構造がそれ自体に提供される。このことは、次のように形成できるであろう。
放出ボタン18、43と、照明要素43’、43”と、放出ボタン18、43を案内するための上部シャドーマスクが存在するボードの部分とを含むモジュール「ボタンフィールド」が設けられる。カバー12、102の残りの構成要素を有する第2のモジュールは、マイクロプロセッサ、ディスプレイまたはタッチスクリーンならびに必要に応じて高価なケース(ボタン18、43の直接範囲以外)を含み得る。モジュールは、互いの中にかみ合うように構成することが好ましい。この場合、必要なすべての電子的接続のために、プラグも用意することができる。
照明は、ボタン18、43の側の照明手段43’、43”によってではなく、ボタン18、43それ自体の中のLEDのような照明手段43’、43”によって行うことができる。低コストバージョンのために提案されたスイッチ装置は、照明手段が現在ボタン内に位置し、かつボタンによる接触を介して電流を導かなければならない場合にのみ、維持することができる。
ユーザ側のプログラミングは、フレキシブルディスプレイとして同時に利用できる、画素ベースのタッチスクリーンを介して行うことができる。プログラムボタンを省略することによって、ディスプレイを相応により大きく形成することができる。服用計画の高速無線プログラミングのために、ブルーツースインタフェースが使用することができる。音発生のために、側方に取り付けられた小さなスピーカを使用することができる。
電源のために、好ましくは下方シェル内に組み込まれた充電池、例えば、本発明による装置内に組み込まれた移動電話の充電池が、組み込まれる。充電は、内蔵充電器付きペデスタルを介しても、装置の作動によっても行われる。最後に述べた機能は、当然、追加装置のために発生電流が十分でない場合に、電気供給により専用のタイマ操作を補助するためにのみ適切である。
下部11、101の背面には、移動電話(充電池、アンテナ送信機等)の重要な構成要素が存在することができる。しかし、操作は、本発明による装置のタッチスクリーンを介して行うことができる。移動電話の大きな送信出力のため、思いがけない作動障害またはデータ変更を完全に排除可能にするために、マイクロコントローラをシールドすることが得策であろう。シールド部を貫通する入出力ラインには、場合によっては、移動電話周波数をフィルタ処理するために、フィルタを取り付けなければならない。充電池を充電するには、ペデスタル付き充電ステーションまたは充電ケーブルが適切である。
本発明による装置内に、ラジオを組み込みことができる。次に、ラジオ用のスピーカは、ハウジングの側面に取り付けることができ、他方、ラジオ用の電子回路はカバー12、102内に格納することができる。操作は、同様にタッチスクリーンを介して行うことができる。
画素ベースのディスプレイは、より簡単なゲームの記載に適切であるように設計することができる。そのために提供されるゲームは、パックマン、タマゴッチ、テトリスおよびその他多数である。追加の照明コンポーネントとして、ハンドヘルドコンピュータにおける特殊ピンと同様に、ピン状のポケットライトを側面に留めることができる。
個々の別形態の特徴について、添付の付属書1に再度要約する。付属書2において、さらなる実現手段と共にこの別形態を記載する。
様々な別形態について記載した特徴は、当然、任意の方法で互いに組み合わせることができる。
付属書1
部分機能の要約、別形態1
−正確に形成された窪部内のブリスタの収容
−上方シェルの交換による新しいブリスタフォーマットへの適合
−ボタンと並んで位置するLEDによる押すべきボタンの表示
−各錠剤の上方に押出しキーが正確に位置
−ボタンロックは、ボタン上方のカバーを用いて実施
−先が尖った開口部により錠剤の取り出しが容易
−4つの操作ボタンを介して手動プログラミングを実施
−コンピュータインタフェースは、例えばシリアルインタフェースはMCUに調整。
−マイクロコントローラのEEPROMに服用計画を記憶−考えられるコントローラ、例えばマイクロチップPIC16F871/PIC18F4220
−手動操作部のソフトウェア制御によるロック
−圧電式ビーパを介したアラーム生成
−ボタンの接点によるアラーム認識
−通常の電池(円形、必要に応じて超小型)を介した給電
−電池がなくなった場合のアラーム機能は、マイクロコントローラ(PIC18F4220と結合)によって実施
−電池交換の際のデータ記憶は、EEPROMにより確保
−計時は、外部クロック発生器(精度)と結合したマイクロコントローラのタイマを介して実施
−時間表示は、従来のLCDディスプレイ(画素ベースでない)を介して実施
部分機能の要約、別形態1
−正確に形成された窪部内のブリスタの収容
−上方シェルの交換による新しいブリスタフォーマットへの適合
−ボタンと並んで位置するLEDによる押すべきボタンの表示
−各錠剤の上方に押出しキーが正確に位置
−ボタンロックは、ボタン上方のカバーを用いて実施
−先が尖った開口部により錠剤の取り出しが容易
−4つの操作ボタンを介して手動プログラミングを実施
−コンピュータインタフェースは、例えばシリアルインタフェースはMCUに調整。
−マイクロコントローラのEEPROMに服用計画を記憶−考えられるコントローラ、例えばマイクロチップPIC16F871/PIC18F4220
−手動操作部のソフトウェア制御によるロック
−圧電式ビーパを介したアラーム生成
−ボタンの接点によるアラーム認識
−通常の電池(円形、必要に応じて超小型)を介した給電
−電池がなくなった場合のアラーム機能は、マイクロコントローラ(PIC18F4220と結合)によって実施
−電池交換の際のデータ記憶は、EEPROMにより確保
−計時は、外部クロック発生器(精度)と結合したマイクロコントローラのタイマを介して実施
−時間表示は、従来のLCDディスプレイ(画素ベースでない)を介して実施
部分機能の要約、別形態2
−正確に形成された窪部内のブリスタの収容
−アクセスからブリスタ区画を保護するためのロック
−上方シェルの交換による新しいブリスタフォーマットへの適合
−ボタンと並んで位置するLEDによる押すべきボタンの表示
−各錠剤の上方に押出しキーが正確に位置
−ボタンロックは、ボタン上方のカバーを用いて実施
−先が尖った開口部により錠剤の取り出しが容易
−4つの操作ボタンを介して手動プログラミングを実施
−コンピュータインタフェースは、例えばシリアルインタフェースはMCUに調整
−マイクロコントローラのEEPROMに服用計画を記憶
−考えられるコントローラ、例えばマイクロチップPIC16F871/PIC18F4220
−手動操作部のソフトウェア制御によるロック
−圧電式ビーパを介したアラーム生成
−ボタンの接点によるアラーム認識
−充電池(円形、必要に応じて超小型)を介した給電
−電池がなくなった場合のアラーム機能は、マイクロコントローラ(PIC18F4220と結合)によって実施
−電池交換の際のデータはEEPROMに確保
−計時は、マイクロコントローラのタイマを介して実施
−受信機によって、信号が時間送信機から呼び出され、このようにして時間が更新(夏時間の自動切換え、電池交換後の時間更新)
−時間表示は、従来のLCDディスプレイ(画素ベースでない)を介して実施
−交換可能な、差し込み設計用途
−名刺、金等のためのフラップカバーの内側の材料ポケット
−非常用照明としての外側の白熱電球
−正確に形成された窪部内のブリスタの収容
−アクセスからブリスタ区画を保護するためのロック
−上方シェルの交換による新しいブリスタフォーマットへの適合
−ボタンと並んで位置するLEDによる押すべきボタンの表示
−各錠剤の上方に押出しキーが正確に位置
−ボタンロックは、ボタン上方のカバーを用いて実施
−先が尖った開口部により錠剤の取り出しが容易
−4つの操作ボタンを介して手動プログラミングを実施
−コンピュータインタフェースは、例えばシリアルインタフェースはMCUに調整
−マイクロコントローラのEEPROMに服用計画を記憶
−考えられるコントローラ、例えばマイクロチップPIC16F871/PIC18F4220
−手動操作部のソフトウェア制御によるロック
−圧電式ビーパを介したアラーム生成
−ボタンの接点によるアラーム認識
−充電池(円形、必要に応じて超小型)を介した給電
−電池がなくなった場合のアラーム機能は、マイクロコントローラ(PIC18F4220と結合)によって実施
−電池交換の際のデータはEEPROMに確保
−計時は、マイクロコントローラのタイマを介して実施
−受信機によって、信号が時間送信機から呼び出され、このようにして時間が更新(夏時間の自動切換え、電池交換後の時間更新)
−時間表示は、従来のLCDディスプレイ(画素ベースでない)を介して実施
−交換可能な、差し込み設計用途
−名刺、金等のためのフラップカバーの内側の材料ポケット
−非常用照明としての外側の白熱電球
部分機能の要約、別形態3
−正確に形成された窪部内のブリスタの収容
−アクセスからブリスタ区画を保護するためのロック
−ボタンフィールドの交換による新しいブリスタフォーマットへの適合
−ボタン内のLEDによる押すべきボタンの表示
−各錠剤の上方に押出しキーが正確に位置
−ボタンロックは、ボタン上方のカバーを用いて実施
−先が尖った開口部により錠剤の取り出しが容易
−手動プログラミングは、タッチスクリーンを介して実施
−ブルーツースによる無線データ伝送
−マイクロコントローラのEEPROMに服用計画を記憶
−考えられるコントローラ、例えばマイクロチップPIC18F4220
−手動操作部のソフトウェア制御によるロック
−アクティブボックスを介したアラーム生成
−ボタンの接点によるアラーム認識
−側方のアクティブボックスを有する、上方シェルに一体化されたラジオ
−タッチスクリーン(テトリス、タマゴッチ、パックマン)を用いたゲーム機能
−外側に留められたポケットライト
−名刺、金のためのフラップカバーの内側の材料ポケット
−充電池(円形、必要に応じて超小型)を介した給電
−充電器付きペデスタル
−偏心ウェイトによる運動時の充電
−電池がなくなった場合のアラーム機能は、マイクロコントローラ(PIC18F4220と結合)によって実施
−電池交換の際のデータはEEPROMに確保
−計時は、マイクロコントローラのタイマを介して実施
−受信機によって、信号が時間送信機から呼び出され、このようにして時間が更新(夏時間の自動切換え、電池交換後の時間更新)
−画素ベースのタッチスクリーンを介した関連するすべての情報の表示
−下方シェルのGSM移動電話(操作はタッチスクリーンを介して実施)
−正確に形成された窪部内のブリスタの収容
−アクセスからブリスタ区画を保護するためのロック
−ボタンフィールドの交換による新しいブリスタフォーマットへの適合
−ボタン内のLEDによる押すべきボタンの表示
−各錠剤の上方に押出しキーが正確に位置
−ボタンロックは、ボタン上方のカバーを用いて実施
−先が尖った開口部により錠剤の取り出しが容易
−手動プログラミングは、タッチスクリーンを介して実施
−ブルーツースによる無線データ伝送
−マイクロコントローラのEEPROMに服用計画を記憶
−考えられるコントローラ、例えばマイクロチップPIC18F4220
−手動操作部のソフトウェア制御によるロック
−アクティブボックスを介したアラーム生成
−ボタンの接点によるアラーム認識
−側方のアクティブボックスを有する、上方シェルに一体化されたラジオ
−タッチスクリーン(テトリス、タマゴッチ、パックマン)を用いたゲーム機能
−外側に留められたポケットライト
−名刺、金のためのフラップカバーの内側の材料ポケット
−充電池(円形、必要に応じて超小型)を介した給電
−充電器付きペデスタル
−偏心ウェイトによる運動時の充電
−電池がなくなった場合のアラーム機能は、マイクロコントローラ(PIC18F4220と結合)によって実施
−電池交換の際のデータはEEPROMに確保
−計時は、マイクロコントローラのタイマを介して実施
−受信機によって、信号が時間送信機から呼び出され、このようにして時間が更新(夏時間の自動切換え、電池交換後の時間更新)
−画素ベースのタッチスクリーンを介した関連するすべての情報の表示
−下方シェルのGSM移動電話(操作はタッチスクリーンを介して実施)
Claims (26)
- ブリスタ包装(20)を収容するための手段と、前記ブリスタ包装から錠剤(21)を押し出すための手段と、服用時間を設定するための手段と、服用時間を表示するための手段とを有する、丸薬、糖衣錠等の形態も含む錠剤を放出するための装置(1、1’)において、
前記装置(1、1’)が、下部(11、101)と、前記下部(11)と取り外し可能に結合される、前記ブリスタ包装(20)を収容するためのカバー(12、102)と、前記ブリスタ包装(20)から前記錠剤(21)を押し出すための手段(18、43)とを備え、それによって、前記手段(18、41)の配列が、前記収容すべきブリスタ包装(20)内の錠剤(21)の配列に適合されることを特徴とする装置(1、1’)。 - 前記カバー(12、102)が、センタリングされた孔(14、42)を有する切欠き(13、41)を備え、前記切欠き内に押しボタン(18、43)が紛失しないように収容されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 前記下部(11)が少なくとも1つの支持部(15)を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の装置。
- 孔(17)を有する格子またはストレーナ(16)が設けられ、前記孔の配列が前記手段(18、43)の配列に対応することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置。
- 前記格子またはストレーナ(16)が前記下部(11、101)に設けられることを特徴とする、請求項4に記載の装置。
- 前記格子またはストレーナ(16)が前記カバー(12、102)に設けられることを特徴とする、請求項4に記載の装置。
- 前記下部(11、101)が放出空間(11’)と放出開口部11”とを備えることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置。
- 前記手段(18、43)が少なくとも1つの照明要素(43’、43”)を備えることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の装置。
- 前記手段(18、43)が透明の導光プラスチックから成ることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の装置。
- 前記下部(11、101)または前記カバー(12、102)が、表示装置(103)、好ましくはLCD表示器またはLED表示器、ならびに少なくとも1つのプログラムボタンおよび/または表示ボタン(104、104’、105、105’)を備えることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の装置。
- 前記カバー(12、102)の内側に、孔を有するボード(30)が設けられ、前記孔の配列が前記手段(18、43)の配列に対応することを特徴とする、先行請求項のいずれか1項に記載の装置。
- 前記ボード(30)が、錠剤(21)の服用サイクルをプログラミングするために、かつ錠剤の取り出しを認識するために設けられることを特徴とする、請求項11に記載の装置。
- 前記ボード(30)が、前記錠剤の取り出しを認識するためにのみ設けられ、かつ別のボードが、前記錠剤(21)の服用サイクルをプログラミングするために前記下部(11)に設けられ、前記両方のボードが互いに電気接触することを特徴とする、請求項11に記載の装置。
- 装置用のカバー(12、102)が、前記ブリスタ包装(20)を収容するために設けられ、かつ前記ブリスタ包装(20)から前記錠剤(21)を押し出すための手段(18、43)を備え、前記手段(18、41)の配列が、前記収容すべきブリスタ包装(20)内の錠剤(21)の配列に適合されることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の装置用のカバー(12、102)。
- 前記カバーが、センタリングされた穴(14、42)を有する切欠き(13、41)を備え、前記切欠き内に押しボタン(18、43)が紛失しないように収容されることを特徴とする、請求項14に記載のカバー。
- 孔(17)を有する格子またはストレーナ(16)が設けられ、前記孔の配列が手段(18、43)の配列に対応することを特徴とする、請求項14または15に記載のカバー。
- 前記手段(18、43)が少なくとも1つの照明要素(43’、43”)を備えることを特徴とする、請求項14〜16のいずれか1項に記載のカバー。
- 前記手段(18、43)が透明の導光プラスチックから成ることを特徴とする、請求項14〜17のいずれか1項に記載のカバー。
- 前記カバーの内側に、孔を有するボード(30)が設けられ、前記孔の配列が前記手段(18、43)の配列に対応することを特徴とする、請求項14〜18のいずれか1項に記載のカバー。
- 前記ボード(30)が、前記錠剤(21)の服用サイクルをプログラミングするために、かつ錠剤の取り出しを認識するために設けられることを特徴とする、請求項19に記載のカバー。
- 前記ボード(30)が、前記錠剤の取り出しを認識するためにのみ設けられることを特徴とする、請求項19に記載のカバー。
- 前記カバーが、表示装置(103)、好ましくはLCD表示器、ならびに少なくとも1つのプログラムボタンおよび/または表示ボタン(104、104’、105、105’)を備えることを特徴とする、請求項14〜21のいずれか1項に記載のカバー。
- 孔(17)を有する格子またはストレーナ(16)が設けられ、前記孔の配列が手段(18、43)の配列に対応することを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の装置用の下部。
- 前記下部が、放出空間(11’)と放出開口部11”とを備えることを特徴とする、請求項23に記載の下部。
- 前記下部が、表示装置(103)、好ましくはLCD表示器、ならびに少なくとも1つのプログラムボタンおよび/または表示ボタン(104、104’、105、105’)を備えることを特徴とする、請求項23または24に記載の下部。
- 前記下部が、前記錠剤(21)の服用サイクルをプログラミングするためのボードを備えることを特徴とする、請求項23〜25のいずれか1項に記載の下部。
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