JP2019025102A - 服薬支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】服用者に対して確実にメッセージを認識させることができる服薬支援装置を提供する。【解決手段】服薬支援装置100は、複数の薬剤ケース90を積み重ねた状態で収容するケース保持部103の上端部に薬剤ケース90を排出するための取出し口102aおよび薬剤ケース90の取り出しを検出するケースセンサ112を備えている。ケースセンサ112は、制御装置120に接続されている。制御装置120は、薬剤ケース90を取り出した服用者に出力する音声データからなるメッセージコンテンツを記憶するメッセージ記憶装置121を備えており、ケースセンサ112を用いて薬剤ケース90の取り出しを検出するとメッセージ記憶装置121に記憶したメッセージコンテンツをスピーカ122を介して出力する。【選択図】 図3

Description

本発明は、薬剤を定期的に服用者に提供するための服薬支援装置に関する。
従来から、薬剤を定期的に服用者に提供するための服薬支援装置が提案されている。例えば、下記特許文献1には、薬剤を収容する薬剤ケースを服用時間にトレイ排出口から送出するとともに、この薬剤ケースを送出時に服用者に向けて音声メッセージを出力する薬剤服用管理装置が開示されている。
特開2003−10288号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された服薬支援装置においては、服用者が服薬支援装置の近くに居なければメッセージを認識することができないとともに、仮に服用者が服薬支援装置の近くに居たとしても服薬支援装置が出力するメッセージに注意を払っていなければ不意に出力されるメッセージを正確に把握することができないため、服用者に対して重要なメッセージ(例えば、服用に対する注意事項など)を出力させることができないという問題がある。
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、服用者に対して確実にメッセージを認識させることができる服薬支援装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、薬剤を服用予定時間に利用者に提供する服薬支援装置であって、薬剤を収容する薬剤ケースを保持するケース保持部と、ケース保持部から薬剤ケースが取り出されたことを検出するためのケースセンサと、音声および画像のうちの少なくとも一方からなるメッセージコンテンツを記憶するメッセージ記憶装置と、メッセージコンテンツを出力するメッセージ出力装置と、ケースセンサを用いて薬剤ケースの取り出しを検出したとき、メッセージ出力装置からメッセージコンテンツを出力させる制御装置とを備えることにある。
このように構成した本発明の特徴によれば、服薬支援装置は、ケース保持部から薬剤ケースが取り出されたことを検出したとき、すなわち、服用者が薬剤ケースを取得した直後にメッセージを出力するため、服用者に対して確実にメッセージを認識させることができる。
また、本発明の他の特徴は、前記服薬支援装置において、さらに、メッセージ記憶装置にメッセージコンテンツを入力するメッセージ入力手段を備え、メッセージ記憶装置は、メッセージコンテンツを書き換え可能であることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、服薬支援装置は、メッセージ記憶装置がメッセージ入力手段を介してメッセージコンテンツを書き換え可能に構成されているため、服用者に対して任意のメッセージを伝えることができる。この場合、メッセージ入力手段は、音声データおよび/または画像データを送受信するためのUSB端子またはRS232Cなどの各種コネクタのほか、音声を直接入力するマイクおよび/または画像を直接入力する撮像装置がある。
また、本発明の他の特徴は、前記服薬支援装置において、メッセージ入力手段は、物理的に離れた端末装置との間でデータの送受信を行う通信インターフェースであることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、服薬支援装置は、通信インターフェースを介してメッセージ記憶装置にメッセージコンテンツを書き換えることができるため、服用者にメッセージを伝えたいメッセージの発信者は任意の場所からメッセージコンテンツを書き換えることができる。この場合、通信インターフェースは、服薬支援装置と発信者の携帯端末装置との間で赤外線通信を行うための受発信装置、服薬支援装置を広域無線通信網であるWANまたはローカルエリアネットワークであるLANに接続可能な無線通信モジュールがある。
また、本発明の他の特徴は、前記服薬支援装置において、さらに、利用者からメッセージコンテンツの出力指示を受け付けるための出力指示入力手段を備え、制御装置は、出力指示入力手段による出力指示に応じてメッセージ出力装置からメッセージコンテンツを出力させることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、服薬支援装置は、服用者による出力指示入力手段の操作によってメッセージコンテンツを出力するため、服用者が意識的にメッセージを受けることができ、メッセージを確実に服用者に認識させることができる。
また、本発明の他の特徴は、前記服薬支援装置において、メッセージコンテンツは、音声であり、メッセージ出力装置は、音声を出力するスピーカであることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、服薬支援装置は、メッセージコンテンツが音声であるため、字を読むことができない服用者、字を読むことに抵抗のある服用者、字を読むことへの注意を払うことが苦手な服用者、または高齢な服用者に対してメッセージを確実に認識させることができる。また、本発明によれば、人の声によってメッセージを伝えるため、服用者に対して活字で伝えるよりも対人的な温かみのあるメッセージを伝えることができる。
また、本発明の他の特徴は、前記服薬支援装置において、制御装置は、音声からなるメッセージコンテンツを少なくとも2回以上出力させることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、服薬支援装置は、音声メッセージを少なくとも2回以上出力させるため、服用者に聞き損じを生じさせることなく確実にメッセージを認識させることができる。
また、本発明の他の特徴は、前記服薬支援装置において、メッセージ記憶装置は、人の声を録音した録音データをメッセージコンテンツとして記憶するものであり、制御装置は、録音データをスロー再生することにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、服薬支援装置は、人の声を直接録音した録音データをスロー再生させるため、服用者に聞き損じを生じさせることなく確実にメッセージを認識させることができる。ここで、スロー再生とは、人の声を録音した際の発声のスピードよりも遅いスピードで再生することである。
また、本発明の他の特徴は、前記服薬支援装置において、さらに、静止画または動画を撮像する撮像装置を備え、制御装置は、ケースセンサを用いて薬剤ケースの取り出しを検出したとき、撮像装置の作動を制御して服薬支援装置の周囲の撮像を行うことにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、服薬支援装置は、薬剤ケースの取り出しを検出したとき、撮像装置の作動を制御して服薬支援装置の周囲の撮像を行うため、薬剤ケースを取得する服用者を含む服薬支援装置の周囲の様子を記録して服薬時の様子の確認に用いることができる。
本発明の一実施形態に係る服薬支援装置の全体構成を斜め前方から概略的に示す前方斜視図である。 図1に示す服薬支援装置における投薬面カバーを開けた状態を示す前方斜視図である。 図1に示す服薬支援装置の作動を制御する制御システムのブロック図である。 図1に示す服薬支援装置内に収容される薬剤ケースの構成を蓋部を開けた状態を示す斜視図である。 図4に示す薬剤ケースの表側の外観構成を後方から示す斜視図である。
以下、本発明に係る服薬支援装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る服薬支援装置100の外観構成の概略を斜め前方から示した前方斜視図である。また、図2は、図1に示す服薬支援装置100における投薬面カバー102を開けた状態を示す前方斜視図である。また、図3は、図1に示す服薬支援装置100の作動を制御する制御システムのブロック図である。この服薬支援装置100は、薬剤(図示せず)が入れられた薬剤ケース90を複数個収容して薬剤の服用時間ごとに薬剤ケース90を排出してユーザに服薬を促す機械装置である。
服薬支援装置100を説明する前に、まず、この服薬支援装置100に用いられる薬剤ケース90について説明する。薬剤ケース90は、図4および図5にそれぞれ示すように、服用者が服用する薬を収容する容器であり、樹脂材を直方体状の箱型に形成して構成されている。より具体的には、薬剤ケース90は、直方体における一つの面が開放したケース本体91と、この開放した面に対して開閉する蓋体92とで構成されている。この場合、蓋体92は、ケース本体91における開口部の縁の一部に繋がって形成されている。すなわち、薬剤ケース90は、ケース本体91と蓋体92とが一体的に形成されている。
この薬剤ケース90における上面および下面の各四隅には、係合穴93がそれぞれ形成されている。これらの係合穴93は、服薬支援装置100における係合突起が嵌合する部分であり、薬剤ケース90の幅方向に延びる長穴で構成されている。この場合、各係合穴93は、本実施形態においてはそれぞれ有底の所謂止り穴で構成されているが、上面に形成された係合穴93と下面に形成された係合穴93とが互いに繋がった貫通孔で構成することもできる。
また、薬剤ケース90は、本実施形態においては半透明な樹脂材で構成されているが、透明な材料または薬剤ケース90内を視認できない不透明な材料で構成することもできる。なお、この薬剤ケース90は、一例であり、服用者が服用する薬を収容する容器であって服薬支援装置100にセッティングできるように構成されていれば必ずしも本実施形態に限定されるものではない。
(服薬支援装置100の構成)
服薬支援装置100は、筐体101を備えている。筐体101は、服薬支援装置100を構成する部品や機械装置を収容して服薬支援装置100の外表面の一部を構成する樹脂製の部品であり、直方体の一面、より具体的には、服薬支援装置100の前方面が開口した箱型に形成されている。この場合、筐体101は、全体として下方から上方に向かって服薬支援装置100の後方側に反って形成されている。
この筐体101には、側面に状態確認スイッチ101aが設けられているとともに、筐体101における開口した部分には、同開口部分を覆う状態で投薬面カバー102が設けられている。状態確認スイッチ101aは、後述する制御装置120に対して服薬支援装置100の状態、より具体的には、前回の薬の服薬状況や次回の服薬時間の案内などの情報をユーザに提供することを指示するための操作子である。
投薬面カバー102は、服薬支援装置100の前面を構成する樹脂製の部品であり、筐体101に沿った板状に形成されている。より具体的には、投薬面カバー102は、筐体101に沿って下方から上方に向かって服薬支援装置100の後方側に反って形成されるとともに、筐体101に対して図示上方に向かって開閉自在に設けられている。この投薬面カバー102には、上部側に取出し口102aおよびランプカバー102bがそれぞれ水平方向に4つ並んで設けられている。取出し口102aは、筐体101内に収容された薬剤ケース90が排出される貫通孔であり、ユーザが薬剤を服用する4つの時間(例えば、朝、昼、晩、就寝時)にそれぞれ対応して設けられている。ランプカバー102bは、薬剤ケース90の排出時に点灯する表示ランプ105の前面を覆う半透明の部品である。
また、この投薬面カバー102には、下部側中央部に投薬面カバー102が誰でも開閉できないようにするためのカバー鍵102cが設けられているとともに、2つの押し部102dがそれぞれ形成されている。これらの2つの押し部102dは、投薬面カバー102を閉めた際に後述するリリース部110を押圧するための部分であり、投薬面カバー102の裏面からそれぞれ内部方向に突出して形成されている。
筐体101の内部には、ケース保持部103が設けられている。ケース保持部103は、複数個の薬剤ケース90を上下方向に積み重ねた状態で収容する部分であり、筐体101内部の前面を構成する樹脂製の内側前面パネル104から凹状に窪んだ状態で上下方向に延びて形成されている。より具体的には、ケース保持部103は、薬剤ケース90の幅よりも若干広い横幅でかつ薬剤ケース90の奥行きよりも浅い奥行で形成されている。これにより、各ケース保持部103は、薬剤ケース90の長手方向の先端部を内側前面パネル104から突出させた状態で収容する。
そして、このケース保持部103は、前記取出し口102aに対応して左右方向に4列形成されている。これら4列のケース保持部103の各上方には、表示ランプ105がそれぞれ設けられている。表示ランプ105は、薬剤ケース90を排出する際に点灯して服薬者に対して服薬を促すための表示装置であり、後述する制御装置120によって作動制御されるLEDランプでそれぞれ構成されている。
また、ケース保持部103の下方における内側前面パネル104上には、リリース部110が露出して設けられているとともに操作パネル106が設けられている。操作パネル106は、制御装置120に対してこの服薬支援装置100を利用する利用者からの指示を入力するスイッチ類および制御装置120からの情報を表示するための液晶ディスプレイをそれぞれ備えたユーザインターフェースである。
一方、各ケース保持部103内には、プレッシャ体107がそれぞれ設けられている。プレッシャ体107は、ケース保持部103内に収容される重ねた状態の薬剤ケース90をケース保持部103内の下端部から上端部に向かって押し上げる部品であり、樹脂材を平面視でU字板状に形成して構成されている。このプレッシャ体107は、ケース保持部103の各両側壁を構成する側壁レール107a内に設けられた図示しないコイルスプリングによって図示上側に押圧力を受けた状態で側壁レール107aに摺動可能に支持されている。これらの各プレッシャ体107の各下方には、図示しないロック機構がそれぞれ設けられている。
ロック機構は、ケース保持部103内における最下端部に位置するプレッシャ体107を一時的に保持して上方への変位を規制するための部品であり、内側前面パネル104の内側にそれぞれ設けられている。これらの各ロック機構は、各プレッシャ体107の一部を弾性的に引っ掛ける鉤状の引掛け部(図示せず)、およびこの引掛け部を奥側に押圧することでプレッシャ体107の引っ掛け状態を解除するリリース部110をそれぞれ備えて構成されている。
リリース部110は、筐体101の奥行き方向にスライド変位可能な状態で内側前面パネル104に露出して設けられており、投薬面カバー102の押し部102dによって奥行き方向奥側に押されることで前記4つの引掛け部を奥側にそれぞれ押圧する。すなわち、リリース部110は、投薬面カバー102が閉められることにより前記引掛け部によるプレッシャ体107の保持状態を解除する。
また、4つのケース保持部103内における各プレッシャ体107の上方には、ケース提供機構111がそれぞれ設けられている。ケース提供機構111は、各ケース保持部103内で積み重ねられた薬剤ケース90のうちの一方の端部、具体的には、最上部の薬剤ケース90のみをケース保持部103内から押し出して同薬剤ケース90の先端部を取出し口102aから露出させるための機械装置である。
より具体的には、ケース提供機構111は、主として、ケース保持部103内を奥行き方向にスライド変位して薬剤ケース90を押し出す押出し体(図示せず)、同押出し体をケース保持部103内の奥行き方向にスライド変位させる駆動源としての電動モータ(図示せず)、および取出し口102aから取り出されなかった薬剤ケース90を回収する際に薬剤ケース90の係合穴93に嵌合する係合突起(図示せず)をそれぞれ備えて構成されている。これにより、ケース提供機構111は、制御装置120が前記電動モータの作動を制御することにより、薬剤ケース90を取出し口102aから出没させる。
また、このケース提供機構111には、取出し口102aに押し出した薬剤ケース90の有無を検出するケースセンサ112が設けられている。ケースセンサ112は、各取出し口102aから一部が露出した薬剤ケース90の有無を検出して服用者によって薬剤ケース90が取り出された否かを検出するための部品であり、検出結果に対応する電気信号を制御装置120にそれぞれ出力する。これらの各ケースセンサ112は、取出し口102aから一部が露出した薬剤ケース90の有無を検出して検出結果に対応する電気信号を制御装置120に出力するように構成されていればどのような形態のセンサであってもよい。したがって、ケースセンサ112は、例えば、薬剤ケース90に物理的に接触するリミットセンサ型で構成できるとともに、薬剤ケース90の有無を光学的に検出する赤外線センサで構成することもできる。
制御装置120は、CPU、ROM、RAMなどからなるマイクロコンピュータによって構成されており、表示ランプ105,操作パネル106、ケース提供機構111、ケースセンサ112およびスピーカ122の各作動をそれぞれ制御する。具体的には、制御装置120は、ROMなどの記憶装置に予め記憶された投薬支援制御プログラムを実行することによって準備者が予め指定した時間ごとに薬剤ケース90を取出し口102aに排出するケース提供処理を実行するとともに薬剤ケース90が取り出されない場合にこの薬剤ケース90のケース保持部103内に回収するケース回収処理を実行する。
このケース提供処理において、制御装置120は、取出し口102aに排出した薬剤ケース90が取出し口102aから取り出されたか否かをケースセンサ112で検出するとともに、薬剤ケース90の取り出しを検出した場合には、RAMからなるメッセージ記憶装置121に記憶した音声データからなるメッセージコンテンツをスピーカ122から出力する。この場合、メッセージコンテンツは、取出し口102aから薬剤ケース90を取り出した服用者に伝えるメッセージであり、メッセージを伝えたい人(例えば、服用者の家族、友人、介護者、薬剤師、看護師または医師)などによってメッセージ記憶装置121に予め記憶される。
また、制御装置120は、前記メッセージのほかに、スピーカ122を介して服用者に対して各種情報を音声で知らせる。例えば、制御装置120は、服薬支援装置100の稼働条件の初期設定時における操作案内や、投薬支援制御プログラムの実行時における動作案内などの情報を操作パネル106での表示やスピーカ122による音声出力を通じて行う。このスピーカ122は、筐体101の背面に設けられている。
また、制御装置120は、状態確認スイッチ101aが電気的に接続されており、状態確認スイッチ101aの押下操作に応答して投薬支援制御プログラムの稼働状況、具体的には、前回の薬の服薬状況や次回の服薬時間の案内などの音声情報をユーザに提供する。また、制御装置120には、外部インターフェース123が接続されている。外部インターフェース123は、制御装置120を外部機器、例えば、マイク、撮像カメラ、インターネット回線、LAN、WAN、報知機器(例えば、ナースコール)または無線通信機器などを接続するためのUSB(Universal Serial Bus)などの接続端子であり、筐体101の背面に設けられている。この制御装置120は、内側前面パネル104の裏面に取り付けられている。
なお、この服薬支援装置100には、家庭用電源から電力を導入する電源コードおよび導入した電力を表示ランプ105,操作パネル106、ケース提供機構111、ケースセンサ112、制御装置120およびスピーカ122にそれぞれ供給するための図示しない電源部なども備えているが、これらについては、本発明に直接関わらないため、その説明は省略する。
(服薬支援装置100の作動)
次に、このように構成した服薬支援装置100の作動について説明する。まず、この服薬支援装置100を使用の準備をする準備者は、服薬支援装置100を用意した後、初期設定を行う。具体的には、準備者は、服薬支援装置100の電源をONにするとともに投薬面カバー102を開けた後、操作パネル106を操作することによって薬剤ケース90を提供する時間および提供状態を維持する時間を制御装置120にセットする。例えば、準備者は、制御装置120に対して薬剤ケース90を提供する時間として朝(例えば、午前7時30分)、昼(例えば、午後1時)、晩(例えば、午後6時30分)、就寝(例えば、午後10時)の時間をそれぞれ設定するとともに、薬剤ケース90の提供状態を維持する時間として60分を設定する。
次に、準備者は、制御装置120に対して提供した薬剤ケース90が抜き取られた際に出力するメッセージコンテンツを設定する。具体的には、準備者は、メッセージコンテンツである音声データを記録したUSBメモリ、スマートフォンまたはボイスレコーダなどの機器(図示せず)を外部インターフェース123に接続してこれらの機器に記憶されている音声データをメッセージコンテンツとしてメッセージ記憶装置121に記憶させる。また、準備者は、外部インターフェース123にマイクを接続して、音声メッセージを直接メッセージコンテンツとしてメッセージ記憶装置121に記憶させることもできる。
これらの場合、音声データは、メッセージを送りたい人が任意の内容のメッセージの音声をパソコン、ICレコーダまたはスマートフォンなどの録音機器を用いて記録しておく。そして、準備者は、操作パネル106を操作して薬剤ケース90を提供する時間ごとに出力するメッセージコンテンツを選択して設定する。
ここで、メッセージコンテンツとしては、服用者が薬剤ケース90を抜き取ったことを褒めたり励ましたりする言葉、抜き取った薬剤ケース90に収容された薬剤の種類、用法または注意事項の説明、薬剤の服用後の服用者に対する依頼事項の説明または次の服用に関する案内などのほか、単なる声掛けなど何でもよい。例えば、メッセージコンテンツの内容としては、「このお薬は、食後30分以内に飲んでね」、「このお薬は、水に溶いて飲んでね」、「錠剤は、お熱がなければ飲まなくていいよ」、「お薬を取り出した薬剤ケースは、テーブルの上に置いておいてね」、「今日のお薬はこれでおしまいね」、「お熱を測ってメールしてね」、「洗濯物を取り込んでおいてね」、「今日私は、19時ごろに帰るね」、「今週末、遊びに行くね」、「おじいちゃん、大好きだよ」などが考えられる。
なお、メッセージ記憶装置121へのメッセージコンテンツの設定は、薬剤ケース90のすべての提供時間に設定してもよいが必ずしもすべての提供時間に設定する必要はなく、服用者へのメッセージが必要な提供時間に設定されるものである。また、メッセージコンテンツを構成する音声は、人の声を直接録音した録音データのほか、人の声を人工的に再現した人工音声であってもよい。
次に、準備者は、複数の薬剤ケース90および薬剤をそれぞれ用意した後、服薬支援装置100内にセットする(図2参照)。具体的には、準備者は、服用するタイミングごとの薬剤を薬剤ケース90にそれぞれ収容した後、同じ服用タイミングごとの薬剤ケース90を積み重ねてそれぞれ対応するケース保持部103に収容する。例えば、準備者は、何日分かの朝、昼、晩、就寝時ごとに服用する1回分の薬剤を薬剤ケース90にそれぞれ収容した後、朝、昼、晩、就寝時ごとに薬剤ケース90を積み重ねて4つのケース保持部103のうちのそれぞれ対応するケース保持部103内にそれぞれ収容する。この場合、準備者は、プレッシャ体107を指で直接下方に押し下げてロック機構によるロック状態とした状態で積み重ねられた薬剤ケース90をケース保持部103内に配置する(図2参照)。
次に、準備者は、操作パネル106を操作して投薬支援制御プログラムの実行、すなわち、服用時間ごとに薬剤ケース90を出力する処理の実行を制御装置120に指示して投薬面カバー102を閉める。これにより、プレッシャ体107は、投薬面カバー102が閉じられることでロック機構によるロック状態が解除されてケース保持部103内で積み重ねられた薬剤ケース90を下方側からケース提供機構111側に向けて押し上げる。
次に、服薬支援装置100は、投薬支援制御プログラムの実行を開始することによって準備者によって予め設定された時間ごとに対応する取出し口102aから薬剤ケース90を吐出させる(図1参照)。具体的には、制御装置120は、準備者によって予め設定された時間に達するとケース提供機構111を作動させてケース保持部103内の最上部に位置する薬剤ケース90を取出し口102aから突出させる。また、制御装置120は、表示ランプ105およびスピーカ122の作動を制御して服用者に対して服薬時間の到来を報知する。これにより、服用者は、薬剤の服用時間であることを認識して薬剤ケース90を取出し口102aから引き出すことで薬剤を取得することができる。
この場合、制御装置120は、ケースセンサ112からの出力信号を用いて取出し口102aからの薬剤ケース90の取り出しの有無を監視するとともに、薬剤ケース90の取り出しを検出することでメッセージコンテンツの出力処理を実行する。具体的には、制御装置120は、薬剤ケース90の取り出しを検出した場合には、薬剤ケース90の提供時間ごとにメッセージ記憶装置121に記憶したメッセージコンテンツをスピーカ122から出力させる。これにより、服用者は、薬剤ケース90の取得とともにメッセージを認識することができる。
なお、この場合、制御装置120は、メッセージコンテンツを1回だけ出力してもよいし、2回以上繰り返して出力することもできる。また、制御装置120は、メッセージコンテンツが人の声を録音した録音データである場合には、録音時の発声スピードよりも遅いスピードのスロー再生で出力させることができる。これらにより、服薬支援装置100は、服用者に聞き損じを生じさせることなく確実にメッセージを認識させることができる。また、制御装置120は、薬剤ケース90の取り出しの検出後直ちに(例えば、1秒以内)にメッセージコンテンツを出力してもよいが、検出後、数秒(例えば、1秒〜5秒)間空けてメッセージコンテンツを出力するようにするとよい。
一方、制御装置120は、取出し口102aから薬剤ケース90の取り出しを検出することなく所定の提供維持時間(本実施形態においては60分)が経過したときには、ケース提供機構111の作動を制御して取出し口102aから露出させた薬剤ケース90をケース保持部103内に引き戻す。この場合、制御装置120は、薬剤ケース90が取り出されることがなかったことを表示ランプ105の点灯状態(例えば、点滅や点灯色の変化)およびスピーカ122による音声出力によって服用者に対して報知する。また、制御手段120は、薬剤ケース90が取り出されなかったことを記憶しておき、準備者が操作パネル106を操作して履歴を確認することができる。さらに、制御装置120は、外部インターフェース123を介して外部機器に情報を提供することによって病院、薬局、家族または介護者などに対してユーザの服薬状況や投薬予定に関する情報を出力することができる。
制御装置120は、このような薬剤ケース90の提供およびメッセージコンテンツの出力または薬剤ケース90の引き戻しをすべての取出し口102aごとに実行する。また、準備者は、服薬者が薬剤ケース90を取得した際に伝えるメッセージを変えたい場合には、前記と同様にして、メッセージコンテンツである音声データを記録したUSBメモリやスマートフォンなどの機器(図示せず)を外部インターフェース123に接続してこれらの機器に記憶されている音声データをメッセージコンテンツとしてメッセージ記憶装置121に上書き記憶させる。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、服薬支援装置100は、ケース保持部103から薬剤ケース90が取り出されたことを検出したとき、すなわち、服用者が薬剤ケース90を取得した直後にメッセージを出力するため、服用者に対して確実に重要なメッセージを認識させることができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、服薬支援装置100は、外部インターフェース123に音声データを記録したUSBメモリやスマートフォンなどの機器を接続してメッセージ記憶装置121にメッセージコンテンツを記憶するように構成した。すなわち、外部インターフェース123が、本発明に係るメッセージ入力手段に相当する。
しかし、服薬支援装置100は、Wi−Fiルータなどを用いたLAN回線、さらにはブロードバンドルータやサーバを介したインターネット回線などを通じて服薬支援装置100から物理的に離れた場所や遠隔地からパソコンやスマートフォンを用いてメッセージ記憶装置121にメッセージコンテンツを記憶するように構成することもできる。これによれば、服薬支援装置100は、メッセージを発信したい者が服薬支援装置100から物理的に離れた場所に居てもメッセージ記憶装置121にメッセージコンテンツを記憶させることができ、メッセージの追加、変更または削除を任意の場所および時間に自由に行うことができる。
また、上記実施形態においては、メッセージ記憶装置121は、メッセージコンテンツを書き換え可能な記憶装置(RAM)で構成した。しかし、服薬支援装置100は、メッセージ記憶装置121をメッセージコンテンツが書き換えできない記憶装置(ROM)で構成することによって常に同じ内容のメッセージを出力するように構成することもできる。また、制御装置120は、メッセージ記憶装置121内に予め記憶しておいた複数種類の内容のメッセージコンテンツを準備者に対して薬剤ケース90の提供タイミングごとに選択するように構成することもできる。
また、上記実施形態においては、服薬支援装置100は、服用者が薬剤ケース90を取得した際に出力するメッセージコンテンツを音声情報で構成した。しかし、服薬支援装置100は、服用者が薬剤ケース90を取得した際に出力するメッセージコンテンツを画像情報で構成することもできる。この場合、メッセージコンテンツを構成する画像情報としては、文字(記号を含む)図形、写真および動画を単体でまたはこれらを組み合わせたもので構成することができる。この場合、服薬支援装置100は、画像情報からなるメッセージコンテンツを服用者に出力するための液晶ディスプレイやプロジェクタなどからなる表示装置を備えるとよい。また、服薬支援装置100は、服用者が薬剤ケース90を取得した際に音声情報および画像情報に加えて音楽情報を出力するようにしてもよい。これによれば、服薬支援装置100は、音声情報および画像情報の出力に際して服用者により注意を促すことができる。
また、上記実施形態においては、服薬支援装置100は、音声情報からなるメッセージコンテンツを服用者に出力するためにスピーカ122を備えて構成した。すなわち、スピーカ122が本発明に係るメッセージ出力装置に相当する。しかし、メッセージ出力装置は、メッセージコンテンツが前記画像情報である場合には表示装置で構成することができる。
また、上記実施形態においては、本発明に係るメッセージ入力手段としてUSB端子からなる外部インターフェース123で構成した。しかし、メッセージ入力手段は、メッセージ記憶装置121にメッセージコンテンツを入力することができれば、必ずしも上記実施形態に限定されるものではない。したがって、メッセージ入力手段は、メッセージコンテンツが音声情報である場合にはマイクで構成してもよいし、メッセージコンテンツが画像情報である場合には静止画または動画を撮像することができるカメラなどの撮像装置124で構成することできる。
また、上記実施形態においては、服薬支援装置100は、薬剤ケース90の取り出しを検出した場合にメッセージコンテンツを出力するように構成した。この場合、服薬支援装置100は、メッセージコンテンツの出力に加えて服薬支援装置100の周囲の画像を記録することもできる。具体的には、服薬支援装置100は、制御装置120によって作動制御されて静止画または動画を撮像するカメラなどの撮像装置124を備えて構成することができる。この場合、撮像装置124は、服薬支援装置100に一体的に設けられていてもよいし、外部インターフェース123を介して有線または無線で服薬支援装置100と別体で設けられていてもよい。なお、撮像装置124は、薬剤ケース90の提供以外のタイミング、例えば、所定の時間ごとや、服薬支援装置100とは物理的な離れた遠隔地に居る人からスマートフォンなどの通信機器を介した指示によって画像を撮像させることもできる。
そして、服薬支援装置100は、薬剤ケース90の取り出しを検出した場合にメッセージコンテンツの出力とともに、服薬支援装置100の周囲、具体的には服薬支援装置100の前方の画像を撮像して記録する。これにより、服薬支援装置100は、薬剤ケース90を取り出した服用者や服用者を含む服薬支援装置100の周囲の様子を撮像して服薬時の様子を記録することができる。また、この場合、服薬支援装置100は、記録した画像データを家族、友人、介護者、薬剤師、看護師または医師などにインターネット回線を通じて送信することもできる。
また、上記実施形態においては、服薬支援装置100は、薬剤ケース90の取り出しを検出した場合にメッセージコンテンツを自動的に1回または複数回出力するように構成した。しかし、服薬支援装置100は、薬剤ケース90の取り出しを検出した場合に服薬者によるメッセージコンテンツの出力開始の操作によってメッセージコンテンツを出力するように構成してもよいし、薬剤ケース90の取り出しを検出した場合に初回のメッセージコンテンツの出力を自動的に行う一方で2回目以降のメッセージコンテンツの出力を服用者による操作に応じて行うようにしてもよい。この場合、服薬支援装置100は、服用者からのメッセージコンテンツの出力指示を制御装置120に入力するための操作子などからなる出力指示入力手段125を備えるとよい。これによれば、服薬支援装置100は、服用者による出力指示入力手段125の操作によってメッセージコンテンツを出力するため、服用者が意識的にメッセージを受けることができ、メッセージを確実に服用者に認識させることができる。
また、上記実施形態においては、服薬支援装置100は、ケース保持部103は、上下方向に延びた状態で4列設けた。しかし、ケース保持部103の形成方向および形成数は、投薬の仕様に応じて適宜決定されるものである。したがって、ケース保持部103は、例えば、左右方向に延びて形成してもよいし、3列以下または5列以上設けてもよい。また、服薬支援装置100は、取出し口102aを投薬面カバー102の下部側に設けて投薬面カバー102の下部側から薬剤ケース90を取り出すように構成することもできる。
また、上記実施形態においては、ケース提供機構111は、電動モータを用いて取出し口102aから薬剤ケース90を出没させるように構成した。しかし、ケース提供機構111は、服用者に対して薬剤ケース90を提供することができるように構成されていれば、必ずしも上記実施形態に限定されるものではない。したがって、ケース提供機構111は、薬剤ケース90をリニアアクチュエータなどの他のアクチュエータを用いて出没させるように構成してもよい。また、ケース提供機構111は、薬剤ケース90を変位させる機構に代えて、静止した薬剤ケース90に対してこの薬剤ケース90を覆うフタやカバーを変位させて取り出すことができるよう構成することもできる。
90…薬剤ケース、91…ケース本体、92…蓋体、93…係合穴、
100…服薬支援装置、
101…筐体、101a…状態確認スイッチ、102…投薬面カバー、102a…取出し口、102b…ランプカバー、102c…カバー鍵、102d…押し部、103…ケース保持部、104…内側前面パネル、105…表示ランプ、106…操作パネル、107…プレッシャ体、107a…側壁レール、
110…リリース部、111…ケース提供機構、112…ケースセンサ、
120…制御装置、121…メッセージ記憶装置、122…スピーカ、123…外部インターフェース、124…撮像装置、125…出力指示入力手段。

Claims (8)

  1. 薬剤を服用予定時間に利用者に提供する服薬支援装置であって、
    前記薬剤を収容する薬剤ケースを保持するケース保持部と、
    前記ケース保持部から前記薬剤ケースが取り出されたことを検出するためのケースセンサと、
    音声および画像のうちの少なくとも一方からなるメッセージコンテンツを記憶するメッセージ記憶装置と、
    前記メッセージコンテンツを出力するメッセージ出力装置と、
    前記ケースセンサを用いて前記薬剤ケースの取り出しを検出したとき、前記メッセージ出力装置から前記メッセージコンテンツを出力させる制御装置とを備えることを特徴とする服薬支援装置。
  2. 請求項1に記載した服薬支援装置において、さらに、
    前記メッセージ記憶装置に前記メッセージコンテンツを入力するメッセージ入力手段を備え、
    前記メッセージ記憶装置は、
    前記メッセージコンテンツを書き換え可能であることを特徴とする服薬支援装置。
  3. 請求項2に記載した服薬支援装置において、
    前記メッセージ入力手段は、
    物理的に離れた端末装置との間でデータの送受信を行う通信インターフェースであることを特徴とする服薬支援装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載した服薬支援装置において、さらに、
    前記利用者から前記メッセージコンテンツの出力指示を受け付けるための出力指示入力手段を備え、
    前記制御装置は、
    前記出力指示入力手段による出力指示に応じて前記メッセージ出力装置から前記メッセージコンテンツを出力させることを特徴とする服薬支援装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載した服薬支援装置において、
    前記メッセージコンテンツは、
    前記音声であり、
    前記メッセージ出力装置は、
    前記音声を出力するスピーカであることを特徴とする服薬支援装置。
  6. 請求項5に記載した服薬支援装置において、
    前記制御装置は、
    前記音声からなるメッセージコンテンツを少なくとも2回以上出力させることを特徴とする服薬支援装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のうちのいずれか1つに記載した服薬支援装置において、
    前記メッセージ記憶装置は、
    人の声を録音した録音データを前記メッセージコンテンツとして記憶するものであり、
    前記制御装置は、
    前記録音データをスロー再生することを特徴とする服薬支援装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のうちのいずれか1つに記載した服薬支援装置において、さらに、
    静止画または動画を撮像する撮像装置を備え、
    前記制御装置は、
    前記ケースセンサを用いて前記薬剤ケースの取り出しを検出したとき、前記撮像装置の作動を制御して前記服薬支援装置の周囲の撮像を行うことを特徴とする服薬支援装置。
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