JP2005522175A - リニアモータ及びそのリニアモータにより駆動されるリニアコンプレッサ - Google Patents

リニアモータ及びそのリニアモータにより駆動されるリニアコンプレッサ Download PDF

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ラマンティア,マウリツィオ
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コンタリニ,アンドレア
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ヴィグナンデル,ウォルター
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ザヌッシ エレットロメカニカ ソシエタ ペル アチオニ
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    • H02K33/16Motors with reciprocating, oscillating or vibrating magnet, armature or coil system with polarised armatures moving in alternate directions by reversal or energisation of a single coil system

Abstract

【課題】 本発明は、リニアモータ及びそのリニアモータにより駆動されるリニアコンプレッサに関する。
【解決手段】 長手方向軸に沿ってほぼ直線的に延在している、1対の外側ヨーク(4,5)と、少なくとも1のコイル(3)とを備えて構成されている固定子を有するリニアモータであって、前記固定子は、対応する外側ヨーク(4,5)と対向する少なくとも第1及び第2の凹所(19,20)を有する内側ヨーク(2)をさらに備えて構成され、前記少なくとも1のコイル(3)は、前記第1及び第2の凹所(19,20)内に収容されていることを特徴とするリニアモータ。

Description

本発明は、リニアモータ及びそのリニアモータにより駆動されるリニアコンプレッサに関する。
リニアモータは一般的に、断面がCの形をした外側ヨークと、前記外側ヨークと対向し、それから一般にエアギャップとして知られているある距離だけ離れた位置に配置される内側ヨークを備える固定子からなる。C形の先端にある脚は、内側ヨークと外側ヨークとに形成される磁気回路の磁極片を構成し、その磁極片の間には、例えば銅線といった電気伝導性材料のコイルが巻かれる。エアギャップには、モータの可動部を形成する厚み方向に磁化された永久磁石が配置される。コイルに電流が流れると、永久磁石の磁化方向に直交する力が、前記電流値に比例した強度でモータの前記可動部に対して働き、比例定数はほぼ、磁石、エアギャップ、コイルそれら自体に依存する。
当該技術で現在もっとも使用されているリニアモータの外側ヨークと内側ヨークの形態は、トロイダル構成、すなわち、外側ヨークと永久磁石と内側ヨークを、垂直軸を中心に回転させたとしたときに得られる構成である。いずれにしても、このような構成のリニアモータを製作するにあたっては、渦電流の低減を考慮して磁気回路を積層化しなければならないという点で、相当な問題や困難が生じることが避けられない。
積層化トロイダル構成は、円環の一部を切り取った形状の断面を有する板厚可変の薄片を使用することによって理論的に得ることができる。しかし、この解決方法は、モータの最終コストが非常に高くなるといった相当の設計と製造問題とによって商業的に適用するには実現可能とは言えないことがわかっている。
このような問題の打開策として現在採用されている解決方法では、実際には、磁気回路を複数の薄板薄片で形成される平面な部分に細分化し、それらを所望のトロイダルの輪を形成するように互いに近接配置する。しかし、その結果、このような設計によってもなお非常に複雑となり、理想的な解決策とされる解決方法と比較すると、漏れリアクタンスと薄片の積層率の双方の点から間違いなく悪化する。
さらに、エアギャップの外部にコイルを巻いたトロイダル構成では、ドーナツ状構造の中心軸に磁極片が対向しており、コイルの巻きの平均の長さが相当長いので、それぞれのスロットに適切な導線を挿入配置することができないという欠点がある。
実際にはコイルは型板あるいは模型の上で巻線しなければならず、外側ヨークを形成するC型の磁気回路の部分はその上に組みつけられる。一体の円環状に形成するのは困難であるので、永久磁石であっても、円環の一部の形状に形成される。これもまた相当製造が困難であるとともに、利用率が低いという問題を伴う。
前述の種々の欠点に対する解決方法の1つとして、リニアモータあるいはそのようなモータを利用するコンプレッサが特許文献1に開示されていて、その固定子は、対応する外側ヨークと共に、少なくとも2つの内側角柱状のヨークとを備え、双方の種類のヨークは本質的に矩形の複数の薄片を積層することによって形成されている。前記の外側ヨークにはそれぞれ、材料除去加工によって、2つの隣接する磁極片の間にコイルを巻回するスロットを形成している少なくとも3つの磁極片が設けられる。従って、各外側ヨークには、隣接して延在している電極と中心に延在している電極とにより形成される2つのスロットに沿って中央に延在する電極にコイルが巻かれることとなる。内側ヨークと外側ヨークの間には、各エアギャップについて、互いに離隔していると共に、互いに逆の極性で磁化された1対の永久磁石が設けられた可動部が配置される。
いくつかの点においては、構造は確かに簡素化されたが、前述の特許文献の教示により設計および製造されたモータは、実際に満足が得られる程度に前述の欠点や問題をなくすことについては、決して有効ではない。実際には、各磁気回路についてみると高い薄片の積層率が確保されているものの、固定子全体として有効な程度にまで使用可能な体積を利用するには至っていない。一方、全体の構造は、まったく小型化あるいは望ましい形に小型化されておらず、比較的多数の構成要素を含む。実際に、もっとも簡単な実施形態であっても、2本から4本程度のコイルが必要であり、それに応じた内側ヨークと外側ヨークが必要となる。また、スロットの中でのコイル巻き作業の自動化は、設計の観点からはやや困難であり、いずれにしても、外側ヨークの断面がE形であるため、比較的低い生産性でのみ実施可能である。断面がこのような形状になっていること、特にコイルが巻かれる中央磁極片が存在することから、複雑な動きをする巻線ニードルを設ける必要があり、実際には前述の問題点と制限を引き起こす。このような巻線作業を容易にすることを考慮すると、中央磁極片の周りにコイルが巻かれたあとに続けて組みつけられるように磁極片を別々にすることが考えられる。しかし、このような解決方法はやはり満足のいくものではない。それは、前述の生産性が低いというデメリットだけでなく、更に製造及び組立工程の双方において作業シーケンスの複雑さが増すとともにコストの増加を伴うためである。
米国特許第6184597号明細書
従って、本発明の主たる目的は、その構成及び製造の双方の大幅な簡素化を確実にすることを考慮して最適な方法で設計されたリニアモータを提供することによって前述した従来技術の解決方法の欠点全てをなくすことである。
本発明の前述した目的に含まれる主なもの、その構成の簡素化が構成要素とその構成要素を互いに組み付けることの両方を含むリニアモータを提供することである。
本発明の別の主たる目的は、小型化され同時にたいへん効率的な構造であり、それによって、薄片及び巻線に関する限り、最適な積層率の実現を可能とする一方で使用していない空間を最小限に減らすリニアモータを提供することである。特に、このようなモータの特に有利な用途は、スペースが限られている場所、すなわち、動作媒体つまりそこで使用される媒体の圧縮に使用される装置を収容可能な一般的にほんの小さな限られたスペースで、一般に冷蔵、空気調和その他家電製品で使用できるように、コンプレッサを装備したモータでの利用である。
本発明の更なる主たる目的は、隣接する磁極片の間のスロット内のコイルを簡素化することである。
本発明のまた更なる主たる目的は、モータの可動部、特には永久磁石の製造及び組立工程の双方について簡素化することである。
本発明のその他の目的は、低コストで、簡単に入手可能な機械及び技術を利用することによって製造可能な装置を提供することである。
本発明によると、後述の説明により明らかになるものに加えて、前述の目的と利益とは、付記された請求項1に記された特徴と特性を採用したリニアモータ、すなわち「長手方向軸に沿ってほぼ直線的に延在している、1対の外側ヨークと、少なくとも1のコイルとを備えて構成されている固定子を有するリニアモータであって、前記固定子は、対応する外側ヨークと対向する少なくとも第1及び第2の凹所を有する内側ヨークをさらに備えて構成され、前記少なくとも1のコイルは、前記第1及び第2の凹所内に収容されていることを特徴とするリニアモータ」によって達することができるのであって、本発明によるリニアモータとそのモータによって駆動するリニアコンプレッサの更なる特徴と特性とは、付記された従属請求項に記載されている。
いずれにしても、本発明の特徴と利益とは、添付図面を参照した制限のない例として図示されるひとつではなく特定の実施形態の後述の説明から、より容易に理解されるであろう。
前述の引用および記載される図を参照すると、全体として1に示されるリニアモータは、内側ヨーク2と、前記内側ヨーク2に巻回される少なくとも1のコイル3と、内側ヨーク2から間隔をあけてそれぞれ第1のエアギャップ6と第2のエアギャップ7とを画成するように前記内側ヨーク2の横方向に対面する1対の外側ヨーク4と外側ヨーク5とからおおむね構成される固定子を備える。
リニアモータはさらに、横断面が実質的にU字型で、すなわち前記第1のエアギャップ6と第2のエアギャップ7との中にそれぞれ収容される1対の側脚8bと8cとを支持する横脚8a及び8bを特徴とする可動部8を備える。前記1対の側脚8b及び8cはまた、永久磁石9及び永久磁石10をそれぞれ支持する。
内側ヨーク2及び外側ヨーク4,5は、コイル3で構成される電気回路を流れる電流と、永久磁石9及び永久磁石10の存在により磁束を生成する磁気回路を画成する。
内側ヨーク2と、外側ヨーク4及び外側ヨーク5は共に、図2の符号11,12及び13に示すように、それぞれが高透磁性の複数の薄片が互いに積み重ねられてできていて、それは各ヨークの断面に応じた形に切断されている。これについてはより詳細に後述する。薄片11,12及び13の積層は、長手軸14に沿って直線的に行われるので、基本的に直線的に延在する固定子が画成される。より良い方法では、内側ヨーク2と外側ヨーク4,5をそれぞれ形成するように、薄片11,12、13の組立は、パンチングして切断されるのと同じ段階で個々の薄片を積み重ねることによって行うことができる。
従って、内側ヨーク2を形成する各薄片11は、長手軸14に対して中央部15を備える断面を有し、そこから中央部15の中央垂直面18に対してほぼ対称に配置され、外側ヨーク4及び5それぞれに対向する少なくとも1対の第1の磁極片16,16aと第2の磁極片17,17aが横向きに延在している。第1の磁極片16,16aの組合せと、第2の磁極片17,17aの組合せは、第1の凹所19と第2の凹所20とをそれぞれ画成する。
電気回路は、軸14によって画成される内側ヨーク2の長手方向の延長部全体に沿って第1の凹所19及び第2の凹所20に対して、中央部15の周辺に巻回されているコイル3によって構成される。
より良い方法では、対となる磁極片16,16aと磁極片17,17aはそれぞれ、つまりXの形をした断面を形成するような方法といった、中央部15から分岐する方向に方向付けられる。この方法によって、Xのような脚の間には、外側ヨーク4,5にそれぞれ対向する前述の第1の側面凹所19と第2の側面凹所20と、可動部8の横脚8aに対向する第3の下凹所21と、第3の凹所21に対して反対の方向に方向付けられている第4の上凹所と、が設けられる。
電気回路の絶縁性は、絶縁材によって作られた2つの予め成型された部分23および24で得られ、中央部15に対して内側ヨーク2と連結される。これらの予め成型された部分23及び24は例えばモールド成形してもよく、頭部25及び26に対するコイル3の支持部として作用する。予め成型された部分23及び24同様に、コイル3をモータ(図示せず)から出る電源線に接続するのに使用される電気接続の配列のための支持手段として機能させることもできる。
外側ヨーク4及び5、つまり前記ヨークを作る各薄片12及び13は断面がほぼ矩形であって、対となる磁極片16,16aと、磁極片17,17aとにそれぞれ対向するように配置されるので、その結果、各薄片12の形を構成する矩形の主要な側面は、対応する磁極片16,16aを、全体的に覆い、また含むように延長する。そして磁極片17,17aに限っていえば、各薄片13の主要な側面の場合も同じ方法が行われる。
モータの可動部に限っていえば、可動部8によって支持され、第1のエアギャップ6及び第2のエアギャップ7にそれぞれ収容される永久磁石9,10はそれぞれ、それぞれのエアギャップについて単一の横断方向に沿って磁化される一体構造で作られている。永久磁石9及び永久磁石10を支持する可動部8はまた、磁束と電流との相互作用によって生成される運動を、例えば更に詳細に後述するコンプレッサといった稼動装置に伝えるといった意味でも作用する。このような動作伝達は、例えば可動部8に連動し、内側ヨーク2に設けられた孔27を通るシャフト(図1から図5に図示せず)といった一般的に知られている駆動手段によって発生する。
前述した装置の動作について以下に示す。電流がコイル3に供給されると、反対の極の極性が磁極片16,16a及び17,17aに発生し、これらの極性は、磁気回路を再度閉じるために、外側ヨーク4,5と共に前記第1のエアギャップ6及び第2のエアギャップ7に対して図5の矢印A,B,A’,B’に示す横方向に磁束を生成する。その結果、永久磁石9及び永久磁石10は、反対の極の磁極片それぞれによって、電流に比例する値の磁力Fで引きつけられる。コイル3を交流で励磁することによって、可動部8の往復運動や同期運動が起こる。磁束A,B,A’,B’は、薄片11,12,13(図5の薄い層の表面に相当する)の回転する面に並行に走る経路に追従し、低い磁気抵抗を示す。このようにして起きた往復運動は可動部8によって適切な運動伝達あるいは可動手段を介して稼動装置に伝えられる。
従って前述の説明から、本発明のリニアモータは、実際に前述した目的と利点のすべてを達成することが可能であることが容易に理解することができる。実際、リニア方式で開発されるモータの構造や、非常に単純な形状をした薄片11,12,13は、モータの全体的な構造においてかなりの簡素化を達成するといったような、コストの点で明確な利点の中で完全なオートメーション製造を理想的に可能とする。このような簡素化は、モータの個々の構成要素が製造される段階と、構成要素そのものが次に最終製品に組み立てられる段階とで生じる。実際にはこの場合、内側ヨークと外側ヨークは、電気帯鋼板をパンチングする段階において、反転させてから同じ薄片を積み重ねることによって、直接得ることができる。また、孔27を通る動作伝達手段は、同じパンチング作業によって得ることができる。
断面積が比較的大きく、内側ヨーク2に対して外側に配置されている側凹所19,20の構成により、他の作業あるいはより複雑な作業又はそれらの双方を行うことなく、コイル3を同じ凹所に直接巻回することが簡便にできるようになっている。例えば、予め組み立てたコイルを凹所に挿入しなければならないとか、複雑な経路を何回も移動しなければならないとか、後工程のために、ヨークを多数の部分に分けて製作しておかなければならないといった必要がない。
前述の構成のリニアモータは、その全体の大きさがより小型であるとともに、占有され使用される空間全体に対する必要な空間、あるいは稼動空間の割合が比較的高いため、効率が良い。これは、すなわち、
・コイル3を巻き付けやすいような側凹所の構成、つまり、コイルの巻線を容易にすることは、同一のコイルが同一の側凹所で最適な充填率で装填されるようにするだけでなく、コイルの抵抗を軽減することも可能であること、
・内側ヨーク及び外側ヨークが直線的に延長している部分の薄片の積層率が最適化されていること、特にそのXの形をした内側ヨークの構成は、モータに接続している操作装置の構成要素が下凹所21及び上凹所22内に収容可能になっていること
といった、様々な要因によるものである。
本発明が、本発明の要旨を逸脱しない範囲でいくつかの変更例あるいは変形例があってもよく、また、いくつかの異なる応用例の組み合わせで使用されても良いということは、もちろん理解されるであろう。
図6から図9は、本発明のリニアモータをコンプレッサに応用した図である。これらの図では、前述の図で既に説明されたモータの同じ構成要素を示すのに同一の符号を使用している。従って、ここで考慮される図に示されるモータは、内側ヨーク2と、側凹所19,20に対応する前記内側ヨーク2の周りに巻回されるコイル3と、前記内側ヨーク2と対向する1対の外側ヨーク4,5と、を備える固定子を含むように示される。可動部8は、内側ヨーク2と外側ヨーク4,5との間に設けられたエアギャップに収容される横脚8b及び8cに対応して、1対の永久磁石9,10を支持する。また横脚8aに対応して、モータに交流が供給される際、可動部8に伝わる往復運動を伝達する連動手段が存在する。これらの手段は、内側ヨーク2の中央に設けられる孔27を通るシャフト28で構成され、シャフト28は、その上端部にコンプレッサのピストン29を形成する広がった頭部を有する。
固定子は、上フランジ30及び下フランジ31の内側に収容されていて、上フランジ30には、その中にスライド可能に収容されたピストン29が入っているシリンダ32と、モータの動作中、つまり可動部8の往復運動中に対応する脚8b,8cとスライド可能に収容するように適合された1対のレセプタクル33,34と、が設けられている。下フランジ31には、シャフト28が貫通するための開口35と共に、可動部8の脚8b,8cがそこを通るための1対の孔36,37が設けられている。さらに下フランジ31には、弾性的に変形自在な手段39の支持部38が設けられていて、これについては詳細に後述するが、またこれは支持部38の下側と可動部8の上側とに接続する。
その結果、装置は、吐出ダクト及び吸引ダクトの通路のための開口41,42が備えられる頭部40によって上部が閉鎖される。
内側ヨーク2の断面がおおむねX形の構成である場合、上フランジ30とシリンダ32が内側ヨーク2の上側に設けられている第4の凹所内に延伸可能である。内側ヨーク2に向かって方向づけられるピストン29の部分43は、シリンダ32内のストロークが下死点に到達すると、ピストン29は前述の第4の凹所22に受けいれられるように、第4の凹所22の形状にはまり込むような形状になされた2つの傾斜面48,49を持つ円筒状の構成となる。この手段によって、この説明の始めに既に示唆されていたように、コンプレッサの機械部品をそこに収容するようにモータが画成する体積を活用する最適な方法で非常に小型に作られるような装置の構成が可能となる。同様に、下フランジ31は第3の下凹所21内にほぼ延在するようにすることが可能である。外側ヨーク4,5と内側ヨーク2には、組立ての際にこれらのフランジの中央あわせを容易にするために、上フランジ30及び下フランジ31に設けられる各レセプタクルに対応する突起50,51,52,53,54,55,56,57を備えても良い。
頭部40のない装置の全体を示す図6から、前述の説明に基づいて製造されたコンプレッサにおける構成の全体的な小型化について明確に推測できる。
この特定の産業分野において一般的に共振ばねと呼ばれる弾性的に変形自在な手段39は、1つ以上のどんな本質的に公知なタイプのねじりばねで構成してもよい。しかし、本構造の高さ寸法を軽減する目的を満たすことはほとんどないであろう。
この接続を可能にする解決方法は、特に図32を参照して米国特許第6184597号明細書に記されている薄板ばねによって得ることができる。しかし、この解決方法では、縦の寸法を確実に縮小するが、可動部8自体が往復運動をすることによって、それが縦軸18を中心とする回転運動を引き起こすので、最終的に可動部8が固定子との衝突を招くおそれのある好ましくない螺旋運動を観測することとなる。
従ってこういう意味での特に好適な解決方法は、図8に示す共振ばね39によって表される。このバネ39は、少なくとも2つの弓形の弾性的に変形自在な部材46,47から成り、前記部材はそれぞれ、図8に示す実施例では、各部材は4本であるが、1枚以上の弾性板ばねで構成され、3本以上のアーム46,47を備える。これら弾性的に変形自在な部材44,45は、そのくぼみが互いに対面して、前記アーム46,47の端部に対応して確実に接合するために、このように互いに接して配置される。アーム46,47の延長部分に対して垂直に負荷がかかると、弾性的に変形自在な部材44,45には曲げ応力が作用し、それによって曲げ変形を受ける。
図7を参照すると、ばね39の上部は、弾性的に変形自在な部材44に対応してシャフト28と同軸に可動部8の横脚8aに固定され、またばね39の下部は、弾性的に変形自在な部材45に対応して下フランジ31の一部である支持部38に固定される。このようなばねの取り付けは、例えばねじ、ボルト等の公知の固定手段を利用して行われる。好適には、ねじ本体は可及的に広い範囲で加えられた力を均一に分散させるように設計される。
前述の説明から、本発明に基づいて製造されたリニアモータについて示した利益が、実際にどのようにそういったモータの分野に広がって前述の種類のコンプレッサに有効であるかについて、容易に理解できるであろう。実際、コンプレッサの機械部品を製造する構成要素が占める大きな体積は、実際に収容可能である。すなわち、前述したモータの下凹所21と上凹所22に収容される。
さらに、前述の共振ばね39を使用することによって、装置の高さにおける負担を更に軽減することができるので、可動部8に伝達される回転運動に関係するいかなる問題も持ち込むことなく、コンプレッサ全体の構成をより小型化することができる。これに加えて、弾性的に変形自在な部材44,45がほとんど接するようになっているので、ばねの圧縮行程は先行技術の解決方法に対し増加し、それによって利用可能なピストン29の行程が増える可能性を生み出し、その結果コンプレッサの効率が大幅に向上する。
なお、本発明を実現するために使用される材料ならびに各構成要素の形状及び大きさは、本発明の範囲から外れることなく、最も適切に特定の要求に応じ、あるいは出願に関連する要求に従って選択しても良い。
図1は、本発明のリニアモータの略断面図である。 図2は、図1に示すリニアモータの平面図である。 図3は、内側ヨークの詳細な斜視図である。 図4は、モータの主な構成要素の分解斜視図である。 図5は、本発明のモータの動作を表す図1と同様の図である。 図6は、本発明のリニアコンプレッサ装置の斜視図である。 図7は、図6に示すコンプレッサの断面図である。 図8は、図6に示すコンプレッサのための共振ばねの斜視図である。
符号の説明
2 内側ヨーク
3 コイル
4,5 外側ヨーク
14 長手方向軸
19 第1の凹所
20 第2の凹所

Claims (30)

  1. 長手方向軸に沿ってほぼ直線的に延在している、1対の外側ヨーク(4,5)と、少なくとも1のコイル(3)とを備えて構成されている固定子を有するリニアモータであって、
    前記固定子は、対応する外側ヨーク(4,5)と対向する少なくとも第1及び第2の凹所(19,20)を有する内側ヨーク(2)をさらに備えて構成され、
    前記少なくとも1のコイル(3)は、前記第1及び第2の凹所(19,20)内に収容されていることを特徴とするリニアモータ。
  2. 前記内側ヨーク(2)の断面は中心部(15)を有し、そこから各一対の第1の及び第2の磁極片(16,16a,17,17a)が延長しており、それら磁極片は前記中心部(15)に対してほぼ左右対称に、また、前記第1の凹所(19)と第2の凹所(20)それぞれに隣接して配置されることを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
  3. 前記コイル(3)は、前記第1及び第2の凹所(19,20)に対応して、前記中心部(15)の周囲に巻回されていることを特徴とする請求項2に記載のリニアモータ。
  4. 前記内側ヨーク(2)は、複数の薄片(11)を互いに積層することによって得られるものであって、前記薄片は高透磁性を有し、前記内側ヨーク(2)の断面に対応した形に切断されていることを特徴とする請求項2に記載のリニアモータ。
  5. 各一対の第1と第2の磁極片(16,16a,17,17a)は、前記中央部の垂直な正中面(18)に対して左右対称であることを特徴とする請求項2に記載のリニアモータ。
  6. 第1と第2の凹所(19,20)は、対となる第1の磁極片(16,16a)と、対となる第2の磁極片(17,17a)とによってそれぞれ画成されることを特徴とする請求項5に記載のリニアモータ。
  7. 前記外側ヨーク(4,5)は、その断面が互いにほぼ矩形であって、前記一対の第1の磁極片と前記一対の第2の磁極片とにそれぞれ対向するように配置されていることを特徴とする請求項2に記載のリニアモータ。
  8. 前記外側ヨーク(4,5)は複数の薄片(11)を互いに積層することによって得られるものであって、前記薄片は、高透磁性を有し、前記外側ヨーク(4,5)の断面に対応した形に切断されていることを特徴とする請求項7に記載のリニアモータ。
  9. 前記外側ヨーク(4,5)は、第1と第2のエアギャップ(6,7)をそれぞれ画定するように、対応する第1と第2の対となる磁極片(16,16a,17,17a)から離して配置されていることを特徴とする請求項7に記載のリニアモータ。
  10. 前記第1と第2のエアギャップ(6,7)にそれぞれ収容される1対の側脚(8b,8c)を支持する横脚(8a)が設けられた可動部(8)を更に備えるリニアモータであって、
    更に前記側脚(8b,8c)はそれぞれ、永久磁石(9,10)を支持していることを特徴とする請求項9に記載のリニアモータ。
  11. 前記永久磁石(9,10)はそれぞれ、一つの横断方向に磁化された一体構造で形成されていることを特徴とする請求項10に記載のリニアモータ。
  12. 前記可動部(8)は、最適な動作伝達手段を介して、前記モータにより生成される動作をコンプレッサといった機械に伝えるのに適していることを特徴とする請求項10に記載のリニアモータ。
  13. 前記第1と第2の対となる磁極片(16,16a,17,17a)は、前記内側ヨーク(4,5)の前記断面が本質的にXの形をした構成となるように中心部(15)から分岐する向きに方向付けられていることを特徴とする請求項1乃至12のいずれかあるいはそれらの組合せに記載のリニアモータ。
  14. 前記断面がX形のつながった脚は、外側ヨーク(4,5)に対向する前記第1と第2の凹所(19,20)を画定すると共に、横脚(8a)と対向する第3の凹所(21)と前記第3の凹所(21)に対して反対の方向に方向付けられる第4の凹所(22)を画定していることを特徴とする請求項13に記載のリニアモータ。
  15. 前記コイル(3)は、絶縁材によって形成されて、前記内側ヨーク(2)の中心部(15)に対して連結されている少なくとも2つの予め成型された部分(23,24)によって絶縁されていることを特徴とする請求項1乃至14のいずれかあるいはそれらの組合せに記載のリニアモータ。
  16. 前記予め成型された部分(23,24)は、前記内側ヨーク(2)の頭部(25,26)に対して前記コイル(3)を支持するのに適していることを特徴とする請求項15に記載のリニアモータ。
  17. 前記予め成型された部分(23,24)は、コイル(3)をモータから出ている電源線と接続するのに使用される電気接続配線を支持するのに適していることを特徴とする請求項16に記載のリニアモータ。
  18. 内側ヨーク(2)と外側ヨーク(4,5)をそれぞれ形成するように前記薄片(11,12,13)を互いに組み立てることは、このような薄片をパンチングして切断するのと同じ段階で、各単一の薄片(11,12,13)に反転操作を行うことによって得られることを特徴とする請求1乃至17のいずれかあるいはそれらの組合せに記載のリニアモータ。
  19. リニアモータで駆動するコンプレッサであることを特徴とする請求項1乃至18のいずれかあるいはそれらの組合せに記載のコンプレッサ。
  20. 請求項12に記載の前記動作伝達手段は、内側ヨーク(2)に適切に設けられる孔(27)を通って延長するシャフト(28)によって構成されていることを特徴とする請求項19に記載のコンプレッサ。
  21. 前記シャフト(28)は、その上端部に前記コンプレッサのピストン(29)を構成する拡大された頭部を有していることを特徴とする請求項20に記載のコンプレッサ。
  22. 前記固定子は、上フランジ(30)と下フランジ(31)との間に収容されていることを特徴とする請求項19に記載のコンプレッサ。
  23. 前記下フランジ(31)と上フランジ(30)は、前記第3の凹所(21)と第4の凹所(22)内にそれぞれ延長していることを特徴とする請求項22に記載のコンプレッサ。
  24. 前記上フランジ(30)には、前記ピストン(29)がスライド可能に収容されるシリンダ(32)が形成されていることを特徴とする請求項21及び22に記載のコンプレッサ。
  25. 前記内側ヨーク(2)の方に向けられている前記ピストンの部分(43)は、前記ピストン(29)が、前記シリンダ(32)内の行程において下死点に到達した時に、前記第4の凹所(22)に収容可能である態様で、第4の凹所(22)の形に逆にほぼはまるような形状の2つの平面(48,49)を有する円筒状に構成されていることを特徴とする請求項14に記載のリニアモータにより駆動する請求項24に記載のコンプレッサ。
  26. 前記下フランジ(31)は、前記シャフト(28)が貫通する孔(35)を備えるとともに、前記支持部(38)の下側と前記可動部(8)の上側とに接続された弾性的に変形自在な手段(39)の支持部(38)を備えていることを特徴とする請求項22に記載のコンプレッサ。
  27. 前記弾性的に変形自在な手段は、所定の湾曲を有する少なくとも2つの弾性的に変形自在な部材(44,45)を備える共振ばね(39)によって構成されており、前記弾性的に変形自在な部材はそれぞれ、3本以上のアーム(46,47)を備える1枚以上の弾性片によって構成されていることを特徴とする請求項26に記載のコンプレッサ。
  28. 前記弾性的に変形自在な部材(44,45)は、その各凹面が互いに対向するように互いに重ねて配置されており、前記アーム(46,47)の端部において互いに接合されていることを特徴とする請求項27に記載のコンプレッサ。
  29. 前記アーム(46,47)は、前記弾性的に変形自在な部材(44,45)それぞれについて4本あることを特徴とする請求項28に記載のコンプレッサ。
  30. 添付図面を参照しつつ説明および図示された内容を特徴とするリニアモータと、前記モータにより駆動されるコンプレッサ。

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