JP2005517358A - 電話番号の変更 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ダイヤルされた番号を、その番号が実際にダイヤルされた型式によらず、電話帳にセーブされる前に自動的に標準的な国際番号へと変更すること。
【解決手段】 ダイヤルされた番号を、その番号が実際にダイヤルされた型式にかかわらず、電話帳にセーブする前に、自動的に標準的な国際番号に変更する方法および装置。そして電話帳に格納される番号は、ダイヤルすれば世界のどこからでも必要とされる電話をかけることができる型式で格納される。
【解決手段】 ダイヤルされた番号を、その番号が実際にダイヤルされた型式にかかわらず、電話帳にセーブする前に、自動的に標準的な国際番号に変更する方法および装置。そして電話帳に格納される番号は、ダイヤルすれば世界のどこからでも必要とされる電話をかけることができる型式で格納される。
Description
本発明は、ダイヤルされた電話番号をユーザの便利のために自動的に変更することに関連する。本発明は限定されないが特に、携帯電話(mobile or cellular telephones)に適用可能である。
全ての電話番号は、最大4つの部分からなり得る。すなわち、国際アクセスコード、国コード、エリア(トランク)コード、およびローカル番号である。
発呼者および被呼者の位置によって、発呼者は4つの部分の全てまたは2つだけをダイヤルしなければならなかったり、あるいはもし同じローカルエリアから電話している場合は、ローカル番号だけをダイヤルしたりする。
このように、異なる国の被呼者に電話をかける発呼者は、国際アクセスコード、国コード、エリアコード、およびローカル番号をダイヤルしなければならない。被呼者と同じ国にいるが異なるエリアにいる発呼者は、エリアコードとローカル番号だけをダイヤルすればよい。被呼者と同じエリアから電話をかける発呼者は、ローカル番号をダイヤルすればよい。もちろん、発呼者は通常、なるべく短い型式の番号を用いるであろう。
携帯電話番号は、国コード、サービス提供者コード(エリアコードではなく)およびローカル番号からなると言う意味で、同様なパターンをとっている。それ以外については、同じ原則である。
電話システムが認識する国際アクセスコードは、「+」である。携帯電話は、「+」を国際アクセスコードとして認識し、ダイヤリングの際においてこれをその特定の国において国際電話をかけるために必要とされる番号に変換する。大部分の国においてこれは00であるが、米国とカナダにおいてこれは011である。ユーザは国際電話をかける際において、通常は一般コードである+の代わりに00または011を用いる。
一例として、ドイツのミュンヘンの人が、123456と言うローカル番号を持っているとるとする。ミュンヘンのエリアコードは(0)89である。ドイツの国コードは49である。ミュンヘン内の電話からこの人に電話をかけるためには、発呼者は123456だけをダイヤルすればよい。ドイツ内の他の場所からこの人に電話をするためには、発呼者は089 123456とダイヤルしなければならない。イギリスからこの人に電話をするためには、発呼者は英国から国際電話をかけるための国際アクセスコード、すなわち00または一般コード+、これに引き続き国コード49、そしてこれに続いてエリアコードおよびローカル番号である89 123456をダイヤルしなければならない。
いくつかの携帯電話サービス提供者でも同様に、同じ国内でかつ同じサービス提供者である人に電話するためには、ローカル番号のみをダイヤルすればよい。もしサービス提供者が違う場合は、サービス提供者コードに続いてローカル番号をダイヤルすればよい。別の国からの場合には、国際アクセスコードまたは番号に続いてサービス提供者番号、そしてローカル番号をダイヤルする必要がある。
携帯電話(そしていくつかの陸線電話も)は、ユーザが頻繁にダイヤルする番号を格納できるとともに、格納された番号に関する名前その他の情報を格納することができる、電子的な電話帳を有している。そして、発呼者がこの同じ番号に電話するときにはいつでも、電話帳メモリからこれを呼び出して1つの「ダイヤル」ボタンを押すだけで、キーパッドを使ってこの番号を再び物理的にダイヤルする必要なしに、この番号に電話をかけることができる。このような電子的電話帳は、様々な形態をとる。
GSMシステムにおいては、携帯電話ネットワークにアクセスするために必要な承認情報を提供するために、スマートカードあるいはSIM(System Identity Module:システムIDモジュール)を用いている。これはまた、電子的盗聴に対する保護を提供するために必要な、暗号化鍵を含んでいる。SIMはさらに、アドレスエントリからなる電子的電話帳を含んでいる。各アドレスエントリは、標準的な「ハードコピーの」電話帳と同様に、電話番号および対応する名前その他の情報を格納するための約30文字分のスペースを含んでなる。
あるいは、GSMおよびその他の携帯電話は、内蔵の不揮発性メモリに格納された電子的アドレス帳を有している場合もある。
さらなる特徴として、ユーザに電話がかかってきたときには、電話ソフトウェアが電話帳内に格納されている番号を検索する。もし発呼者ID(すなわち発呼者の電話番号)がある格納されている番号に対応すれば、この番号とともに電話帳中に格納されている情報が表示される。呼び出された電話側においては、発呼者IDは常にフル国際形式で受け取られる。しかし、最近の携帯電話においては、電話帳内に格納されているより短い型式との比較が行われる(すなわち電話ソフトウェアが、フル国際発呼者IDの最後の部分を、電子的電話帳に格納されたローカル番号と比較する)。
携帯電話およびその電話帳の別の特徴として、ユーザがある番号をダイヤルするときに、ユーザは、その番号を(ダイヤルされたままの型式で)電話帳にセーブするオプションが与えられる。
手書きの記録よりも電子的記憶手段に依存する傾向がある今日の携帯電話主流型の社会では、このような記憶やアドレス帳といった特徴は、いずれも非常に有用である。最も便利なのは、あるユーザが頻繁にダイヤルするすべての電話番号が電話機自体に格納されてあり、ダイヤルされた新しい番号をユーザが格納することができることである。これらの番号を別の紙の電話帳に書かなければならない場合、これらの番号をもしすぐに利用可能にしたいと思うならば、ユーザは電話帳を常に携帯しなければならないことになる。
"インターナショナル・テレコミュニケーションズ・ユニオン(International Telecommunications Union)規格"、[online]、インターネット<http://www.itu.int/itu−t/bulletin>
"インターナショナル・テレコミュニケーションズ・ユニオン(International Telecommunications Union)規格"、[online]、インターネット<http://www.itu.int/itu−t/bulletin>
しかし、発明者は、この形態による番号の記憶およびダイヤリングについて、問題あるいは不都合を見いだした。
上述のように、ダイヤルされた番号は、もしそのまま電話帳にセーブされると、ダイヤルされたままの型式で格納される。従って、もしユーザが同じ国内の番号を(なるべく短い型式を用いて)ダイヤルした場合、この番号は国際アクセス番号またはコード無しで、かつ国コード無しでダイヤルされたことになる。さらに、もしユーザが同じサービス提供者コード(あるいは陸線電話の場合は同じエリアコード)の番号にかけた場合、この番号はローカル番号のみでダイヤルされているであろう。単純な自動の「アドレス帳にセーブ」機能を用いた場合には、この状態で番号がアドレス帳に格納されることになる。
これは、発呼者が次にこの相手を再び同じ国から同じサービス提供者/エリアコードを用いて呼び出したい場合には問題とはならない。アドレス帳から番号を呼び出し、「ダイヤル」ボタンを押せばよいだけであり、格納された番号が自動的にダイヤルされる。
しかし、例えばもしユーザが同じ相手を別の国から呼び出したいとしたら、格納された番号はフル国際形式ではないため、認識されず、従って、電話帳呼び出し機能および1つの「ダイヤル」ボタンを単に用いただけでは電話はかけられない。すなわち、この機能を使うと、ダイヤルされた番号は必要な国際アクセスコードおよび国コードを有さないことになる。この電話をかけるためには、ユーザは国際番号全体を物理的にダイヤルするか、 格納された番号を修正しなければならない。
番号全体をダイヤルし直さなければならないことの不便さに加え、発呼者はさらにまず電子的電話帳からローカル番号を書き出さないといけないかも知れない。というのは、フル番号をリダイヤルするとき、格納された番号はディスプレイから消え去るからである。
別の問題としては、発呼者は実際にはかけようとしている国の国コードを知らないかもしれず、また、正しい国際ダイヤリングコードや必要なトランクコードなども知らないかも知れない。
従って本発明の目的は、上記の問題を克服することにあり、ダイヤルされた番号を、その番号が実際にダイヤルされた型式によらず、電話帳にセーブされる前に自動的に標準的な国際番号へと変更することである。そして電話帳に格納される番号は、ダイヤルすれば世界のどこからでも必要とされる電話をかけることができる型式で、格納される。
変更された国際型式の番号はまた、電話機のリダイヤルメモリ(例えば最後にかけられた10件の番号を格納するメモリである)に格納される番号である。これらの番号は、リダイヤルメモリを呼び出し、必要な番号を選択して、1つの「ダイヤル」ボタンを押すだけで、自動的にリダイヤルすることができる。また、リダイヤルメモリから番号を電話帳にセーブすることもできる。
本発明のある局面において、これらの目的を、電話機において、ダイヤルされた番号を自動的に変更する方法であって、ダイヤルされた番号の型式を所定の番号型式と比較し、番号を所定の型式に対応するように変更することを包含する方法を提供することにより、達成する。
本方法は好ましくは、ダイヤルされた番号のパラメータ特徴を決定し、その特徴パラメータに関連付けられた所定の番号型式を選択するステップをさらに包含する。
好適な実施形態において、決定されるパラメータ特徴は、番号のダイヤル元の国に関連付けられたMCC(移動機国コード)であり、所定の番号型式は、ダイヤルされた番号の標準的なフル国際形式である。
本方法の好適な実施形態における動作様態においては、いずれのMCCに対してのフル国際電話番号の型式も、公知であるか予め定められている。番号のダイヤル元の国に対するMCCが決定される。ダイヤルされた番号を、そのMCCにおけるフル国際形式と比較する。もしダイヤルされた番号が所定の型式とマッチしない場合、ダイヤルされた番号が所定の型式の最後の部分のみと対応するのか(従ってこの番号が、エリアコード、国コードおよび国際アクセスコード無しでローカル番号としてダイヤルされたことを示す)、ダイヤルされた番号がこの型式の最後の2つの部分(適切な場合はさらにトランクコード)のみに対応するのか(従ってこの番号が、国コードおよび国際アクセスコード無しでダイヤルされたことを示す)、あるいはこの番号が実質的にフル型式に対応しているが一般的な国際アクセスコード+の代わりに番号を用いているのかを、決定する。
本方法はそして、フル型式のうちのどの部分がダイヤルされた番号に欠けているかを決定し、これらをダイヤルされた番号の前に追加することを含む。次に、ダイヤルされた番号をフル国際形式に変更し、この型式で電話機に格納することができる。これは、格納された番号を世界のどこからでも呼び出してダイヤルすることができ、それが接続するための正しい型式になっていることを意味する。
電話機のユーザにとって、上述の方法を用いて、電話先の国の名前を知り、また電話先の国における現在時刻を知ることが、有利であり得る。例としてユーザは企業にコンタクトを取ろうとしている場合があり、例えば電話をその国における営業時間外にかけようとしているとか、あるいは友人が居る地においては夜中であるとは知らずにその友人と喋るために電話をかけようとしていることを、電話機が促してくれれば、有用であり有る。
従って本発明のシステムはまた、好ましくは、電話先の国の名前(あるいはそのなんらかの表示)を決定し、所望であれば表示するように構成される。好ましくは、電話先の国の時刻(あるいは時刻表示)、および/または電話先の国と電話元の国との間の時差、あるいはGMTまたは中央ヨーロッパ時間(CET)などの特定の標準時経帯に対する時差(あるいはその表示)である。ユーザはこのようにして、電話先の国における時刻を教えてもらうことができ、好適な実施形態において、例えば音声および/または視覚的アラームによって、電話をかけるには特に不適切な時間に対して警告を受けることができる。好ましくは、電話先の国における時刻が不適切であってもなお電話を実行に移すかどうかについて、ユーザによる確認を行う。ある実施形態において、「不適切な」時刻または時刻制限は、ユーザによって設定され得る。
好ましくは、システムは、現在電話元の国の名前をユーザに対して表示することもできる。これは、ユーザが隣国中の国境近くにいるときにネットワーク上に存在(camped on)しているときに有益であり得る。システムはまた、ユーザが存在しているネットワークの国における時刻を、表示することができる。
本発明の第2の局面において、ダイヤルされた番号のパラメータ特徴を決定する手段と、その特徴パラメータに関連付けられた所定の番号型式を識別する手段と、ダイヤルされた番号を所定の型式と比較する手段と、ダイヤルされた番号を所定の型式に対応する型式に変更する手段と、を備える電話機が提供される。
好ましくは、電話機は、変更された番号を、後のリダイヤリングのために格納する手段をさらに備える。
別の局面において、本発明は、電話機において実行されて上述の方法を実現するコンピュータプログラムを包含し、また別の局面において、本発明は、当該プログラムに従って動作するようにプログラミングされた電話機を包含する。
本発明の好適な実施形態を、単なる例示として説明する。
図1は、本発明による方法の実施形態を示すフローチャートである。
携帯電話は、 セルに割り当てられた基地局と定期的に通信することにより、電話機およびサービス提供者は任意の時刻において携帯電話がどこに位置するのかを知ることができる。これは電話に対する課金および電話された番号の解釈などの、様々な理由で重要である。各携帯電話は、電話をかける際に自身のIDを有している。これはその電話機のIMEI(International Mobile Equipment ID)であり、加入者自身のホーム国に関する情報を含むものである。
サービス提供者はまた、PLMNコードを通じて自身を携帯電話に対して識別する。 PLMNコードは、MCC(移動機国コード)およびNCC(Network Colour Code:ネットワークカラーコード)を含んでなる。携帯電話は、自身が存在している国(あるいは少なくともサービス提供者が存在している国)を、MCCから知る。これらのコードは、業界標準規格に従って割り当てられるものであり、MCC(地理的エリアコードとしても知られる)の最新リストが、ITU−T資料文書中において、ITU Operational Bulletin No.741−1.VI. 2001の補遺として、かつITU−T Recommendation E. 212 (11/98)の補足として、述べられている。各国には、3桁のMCCが割り当てられている。コードのリストは必要に応じて更新され、現行のリストは、ITUのホームページhttp://www.itu.int/itu−t/bulletinにおいて入手可能である。本発明において、この情報を以下に詳細に説明するように用いる。
「Dialling procedures(international prefix, national (trunk) prefix and national (significant) number」の名称を有する別のITU−T 規格資料文書において(ITU−T recommendation E. 164 (05/97)に従うものであり、ITU Operational Bulletin No.719−1.VII.2000の補遺として)、ITUは各国に必要なダイヤリング手順を述べている。このリストは、各国について、国(トランク)プレフィクス、国際プレフィクス、国コード、および国(significant)番号を含む。
国(トランク)プレフィクスは、同じ国内にいるが異なる番号エリアにいる加入者に電話をかける際に、エリア(トランク)コードの前にダイヤルされなければならない数字あるいは数字の組み合わせである。これにより、自動発信トランク設備へのアクセスを提供する。例えば、欧州の大部分の国において、これは0である。従って、例えばドイツ内のミュンヘン以外のどこかから、ミュンヘンに居る相手に電話をかけるとき、ダイヤルされる必要があるトランクコードは0であり、これにミュンヘンのエリアコードである89が続く。国によっては、エリアコードを用いない単一の全国的な番号付けプランを有しており、国内の全ての電話はローカル番号だけを用いてダイヤルされるため、国(トランク)プレフィクスが割り当てられていない国もある。
国際プレフィクスは、電話元の国以外の国へダイヤルする際に、国コードの前にダイヤルされなければならない、数字または数字の組み合わせである。国際電話が可能である大部分の国において、国際プレフィクスは00である。
国コードは、呼び出し先の国を特徴付ける1つ、2つまたは3つの数字からなるコードであり、通常は国際プレフィクスの後にダイヤルされる。国コードのリストもまた、「List of ITU−T Recommendation E. 164 assigned country codes」において、Operational Bulletinの補遺として公表されている。
国(significant)番号は、同じ国内であるが異なるローカルネットワークまたは番号エリアにいる相手に到達するために、国(トランク)プレフィクスに続いてダイヤルされるべき番号である。この番号は、エリアコードに引き続いてローカルまたは加入者番号からなる。
いくつかの国においては、これらに関する追加的なダイヤリング手順または異なるダイヤリング手順ならびに情報が、上述の補遺に対する注記として含まれている。これらには以下が含まれる:
サントメ−プリンシペに他の国から電話をかける際には、加入者番号にプレフィクスとして12を付けなければならない。
アイルランドから北アイルランドにダイヤルする際には、エリアコードにプレフィクスとして0044の代わりに048を付けてもよい。
サンマリノからイタリアにダイヤルする際には、加入者はプレフィクス0039無しで用いられなければならず、イタリアからサンマリノへは加入者番号にプレフィクスとして00378の代わりに0549を付けなければならない。
以下に説明するように、やはりこれらの情報すべてを本発明において用いる。
まず、上述の2つの資料文書に含まれている情報から、電話ソフトウェアに用いられるためのデータベースを編纂する必要がある。このデータベースがどのようにして編纂されるかは、本発明にとって重要ではないが(MCCなどの識別子および対応するダイヤリング手順が生成される限り)、好適な方法においては、このデータベースを形成するためにプログラムを用いる。好適な実施形態においてこのプログラムは、携帯電話中において実際に用いられるものではなく、むしろ電話に内蔵されている他のソフトウェアによって利用される前述のデータベースを生成するために、用いられる。従って、データベースを生成するためのプログラムは、高品質、携帯性の携帯電話ソフトウェア水準で書かれる必要はない。
このプログラムの基本的機能は、上述の2つの資料文書に含まれる情報をマージすることにより、各MCCに対するダイヤリング手順のデータベースを構築することである。
好適な実施形態において、2つの資料文書を英語でダウンロードし、2つのテキスト文書としてセーブする。プログラムは、両資料文書における国名比較することにより、MCCおよびダイヤリング手順のテーブルを生成することができる。また、「ダイヤリング手順」資料文書に対する注記の全てまたは一部を、データベース内の特別なテーブルに格納する。
各MCCに対するダイヤリング手順は、各エントリにつきたった7バイトだけのコードに圧縮される。この非常に高率的なコーディングは、227個のMCCに対し、必要なダイヤリング情報全てを格納するために249個のレコード、すなわち1743バイトだけが必要であることを意味する。
2つの開始資料文書は、時として若干異なる国名を用いていることがあるため、またいくつかの国名は非常に類似していることから、上記移動機国コード資料文書および上記ダイヤリング手順資料文書にリストされている国の間で正しい相関が取られ、正しいMCCに対して正しいダイヤリング手順が割り当てられるように、プログラムを注意深く設計しなければならない。
好適なプログラムは、以下のように実行される。
まずプログラムは、上記MCC資料文書中の国を、上記ダイヤリング手順資料文書中の対応する国と関連付ける。上述のように、これらの資料文書は同一の国を必ず同一の名称で呼称するわけではない。例えば、上記MCC資料文書においては、アルゼンチン共和国(Argentine Republic)として言及されているが、これと対応する国を上記ダイヤリング手順資料文書においてはアルゼンチナ(Argentina)としている。従って、プログラムは、同一の国名をマッチさせるだけでなく、同一の国名の異なるバージョンをも識別しなければならない。
次に2つのデータセットをマージすることによって、各国についてのダイヤリング手順対すMCCのテーブルを生成する。これは、以下のようにして行い得る。
プログラムは、上記MCC資料文書から、各国についての情報が2行にわたっているテーブルを生成する。2つのリストが存在する。MCCのリストが1つと、2番目のリストとして国をアルファベット順に並べたものである。プログラムは、リストの終わりに達するまで、この情報から1行づつ繰り返し取り込んでいく。プログラムは、3つの十進数を含む第1番目の行を待つ−−これがもっとも低いMCCである。次にこのMCCを抽出する。次に対応する国を抽出し、この国に最もよくマッチするダイヤリング手順を、上記ダイヤリング手順資料文書から探し出す。
これは、まずMCC/国リストから各ワードを抽出し、ある国名中における各ワードの長さおよびワードの数を決定することにより、行い得る。「Democratic」、「Republic」および「American」などの特定のワードは特別な意義を持っており、プログラムはこれらの文字列のうちのいずれかが存在するかどうかをワード群を検索して調べる。
MCC国中の各ワードについて、ダイヤリング手順テーブル中のワードとどれくらいよくマッチするかを評価した評価値が与えられる。
ダイヤリング手順リスト中の国名も、同様にして抽出する。
各MCCの国ワードについて、ダイヤリング手順の国ワードのすべてに対する比較が行われる。特定のマッチについては「ボーナス」ポイントが割り当てられ、最大ポイント数により「最良のマッチ」が決定される。
見つけられた各最良のマッチに対して、データベース中の1つ以上のレコードが生成される。
この処理を、全てのMCCが処理されるまで繰り返す。
上述のように、エントリが圧縮された形態で格納されていればシステムは最も効率的である(ただし非圧縮データレコードを用いても本発明は機能する)。
各MCC(大多数の国についての)は、1つのレコード、すなわち6バイトのMCCレコードだけを必要とする。そのMCCについての対応するダイヤリング手順は、4.5バイト(すなわち9ニブル)でエンコードされる。
国コード、トランクおよび国際アクセスコードは、4.5バイトコード中においてBCD列として圧縮される。全ての未使用の数字は十六進法のAである。MCCはニブル0〜2を使用する。国コードはニブル3〜5を使用し、トランクコードはニブル6〜7に含まれ、国際アクセスコードはニブル8〜11に含まれる。国際アクセスコードの最後の2つのニブルは、国際アクセス番号自体(大部分の場合において00であるが011の場合もある)に必要なことはほとんどなく、従って最後の2つのニブルは特別な意味を有し得、ここでは「追加ニブル」および「制御ニブル」と呼ぶ。これらのニブルは、未使用を意味するAに初期化される。
上述のダイヤリング手順資料文書の注記に述べられるような、通常外のダイヤリング手順を有する国は、追加および制御ニブルを用いてその通常外特徴を示す。
例えば、アイルランド、イタリア、マレーシアおよびシンガポールは、他の国にダイヤルするために特別なトランクコードを有している。タンザニアは2つの国について2つのトランクを有している。好適な実施形態において、この追加的なデータは、トランクアクセスおよび国コードニブルに組み込まれ、制御ニブルは、これを示すように設定される。
イタリアは4つの数字からなるトランクアクセスを有しており、従って追加ニブルを用いてトランクアクセスを最大5つの数字まで拡張する。同様に、追加ニブルを用いてサントメ−プリンシペの国コードを拡張する。アルーバはあいまいなトランクアクセスを有しており、これは解釈不能なためこれを制御ニブルで示しておく。
このように情報はテーブル形式のエンコードされた形態で格納され、各エントリについて、MCCはニブルの整数として表現され、そして国コード、トランクアクセス(あるいは国プレフィクス)および国際アクセス番号は4.5バイト中の9ニブルとしてエンコードされる。ここで、好適なコードにおいては、ニブルが未使用の場合は十六進法のAが挿入される。下記の表は、各MCCに対してエンコードされた情報を有するデータベースの、内容のコピーである。
データベースの最初の34個のレコードを下記に示している。
ギリシャは最も低いMCCである十六進法の202を有しており、その国コードは30、トランクアクセスは0、国際アクセスは00である。ユーゴスラビアのMCCである十六進法の220は、国コードが381、トランクアクセスが0、そして国際アクセスが99である。
イタリアのMCCである十六進法の222は、2つのレコードを要する。最初のレコードから、このMCCは国コード39を有し、トランクコードがなく、国際アクセスが00であることがわかる。2番目のレコードは、追加ニブル値bおよび制御ニブル値dの両方を用いている。国際アクセスの最初の2つの数字がトランクアクセスに追加されており、トランクアクセス0549となっている。制御ニブルは、このトランクコードをダイヤルすることにより実際には国コード378がダイヤルされることを示している。また、この番号はイタリアの外からは+378としてダイヤルされなければならないが、イタリア内では0549としてダイヤルされなければならないことを示している。
英国は2つのMCCを有しており、スウェーデンおよびフィンランドは多数の国際アクセスコードを有している。
このように、このデータベースは、各MCCについて(すなわち、MCC−−つまり携帯電話によって認識されるコード−−によって呼ばれる各国につき)、全ての関連するダイヤリング手順情報を格納する。
データベースはまた、North American Numbering Plan(NANP)も用いられているアメリカ合衆国用の、特定のダイヤリングコードを含むように拡大されてもよい。すべてのNANPコードは、国コードとして1を有する。続く3つの数字は合衆国/カナダ用のエリアコード、あるいはNANP内の国のコードである。例えば、+1212により合衆国のニューヨーク市にダイヤルされるが、+1242ならばバハマにダイヤルされる。好適な実施形態において、国コードテーブルの最初の21個のエントリは 英数字でソートされた3桁のNANPコードである。先行する1は暗黙であり、テーブルに格納される必要はない。NANPコードは、合衆国内において1nnnとしてダイヤルされた番号や、合衆国外において+1nnnとしてダイヤルされた番号に関連する。いずれの場合においても、実際にダイヤルしているNANP国を知ることは興味深いことである。
+1nnnの型式の数字がダイヤルされた場合、システムはまずNANPコードを検索して、国が認識されるかどうかを調べる。もしマッチするNANPコードが見つからなければ、このコードは合衆国またはカナダ内のどこかのエリアコードであると見なされる。
ダイヤリング手順のデータベースにおいて、いくつかの「あいまいな」国コードが存在する。
各あいまいな国コードに対して、3つのレコードがある。第1のレコードは、国名および、必要ならばマージされた時経帯(下記に詳述)を有する。このレコードは、ユーザが国際コードをダイヤルするときに国を検索していれば、見つけられる。データベースはまた、あいまいな国コードを有する個々の国についてのレコードを含んでおり、これらのレコードは、MCCまたは国名を通じてアクセスされる。
もちろん、上述のように、情報が照合されてエンコードされるやり方は、本発明にとって本質的ではなく、任意の公知の照合およびアクセス可能に格納する方法によって、この情報を使い得る。
その国に対しての、通常言語における名称、または通常言語における名称の理解可能な表示(例えばアメリカをUSAとする)。国名は、例えば、上述のようなMCC情報の編纂ステップ中において、決定および格納され得る。例えば、移動機国コード資料文書および上記ダイヤリング手順資料文書中の国名を相関付けるステップ中において、実際の国名 もまた、データベース中の各MCCに対する追加的なエントリとして格納され得る。MCCを国名と相関付けるために、国の通常言語における名称を決定する別の方法を用いることもできる。 さらに、国名は異なる言語で決定および/または格納されてもよい。
さらに、本発明の本実施形態において、電話先の国の時経帯および電話先の国における時刻も決定し得る。電話先の国における時刻は、好適な実施形態において、データベースに含まれる情報と、公知の標準時刻(例えばGMT)および/または電話元の国における時刻との組み合わせから決定され得る。
呼び出されている国の時経帯を導出する1つの方法は、その国のグリニッジ平均時(GMT)からの差を決定することである。例えば、2つの資料文書における国名を比較することによりMCCおよびダイヤリング手順情報が導出される方法と同様な方法で、所与の国名に対する時経帯もまた、国名を、国名とその対応する時経帯(グリニッジ平均時(GMT)から測定される)とのリストを含む資料文書に対して比較することによって、決定され得る。そのような情報を含むテーブルは、例えば、インターネット上において容易に入手可能である。
年間を通じて時差を決定するため、例えば特定の国における時計時刻変化(例えば英国夏時間(BST))を考慮するために、季節変化もまたデータベースに格納してもよい。
本発明の第2の部分は、好適な実施形態において、以下のようなプログラムによって実行される。すなわち、呼び出し元の電話機に対するMCC(すなわち電話元の国)およびダイヤルされた番号を識別し、これを同MCCに対するダイヤリング手順に関する情報(上述のデータベース中にエンコードされた型式で格納されている)と比較することにより、この番号がローカル番号としてダイヤルされたか、エリアコード(またはサービス提供者コード)プラスローカル番号としてダイヤルされたか、国際番号として(ただし00または011を国際アクセスコードとして用いて)としてダイヤルされたか、あるいは標準型式の国際番号(すなわち+を国際アクセスコードとして用いる)としてダイヤルされたかを決定する、プログラムである。そしてシステムはこの情報を用いて、ダイヤルされた番号を、それがどのようにダイヤルされたかに関わらず(既に国際標準型式になっていない限り)標準的な国際型式に変換する。 もしダイヤルされた番号が続いてリダイヤルメモリおよび/または電話帳に格納される場合は、フル国際形式で格納されることにより、世界のどこからでも、メモリまたは電話帳から自動的かつ直接的にダイヤルされることができる。図1は、本方法を実行するための1つの方法の概略を示すフローチャートである。
大略的には、本処理のこの部分は、現在のネットワーク(すなわち発呼者がいる場所)のMCCをテーブル中のMCCと比較し、その国に対する国コード(単数または複数)、国際アクセスコード(単数または複数)およびトランクアクセスコード(単数または複数)を抽出する。
ローカル国際アクセスコード(例えば00または011)を用いてダイヤルされた番号は、+...に変換される。
トランクアクセスコードを用いてダイヤルされた番号は、+国コード...に変換される。
電話ソフトウェアにはまた、ダイヤルされた番号に(変更されたとすれば)どのような変更がなされたかを示す、ステータス機能が備えられる。電話ソフトウェアはこのステータスを用いて、ユーザにこの番号を格納するための最良の方法をアドバイスする。例えば、「この国際番号は、この国ではトランクアクセスとしてダイヤルされなければなりません」のステータスとともに、フル国際番号と特殊なトランクアクセスの両方が電話帳に格納され得る。以下のステータスが返され得る。
番号は既に完全でした
ローカル国際アクセスを+に置換しました
トランクアクセスを+に続き国コードに置換しました
そのままですが、国際的にダイヤルできないことが多い800番号でした
トランクアクセスは実際には国際電話です−−トランクアクセスを+国コードに置換しました
そのままですが、トランクコールとしてダイヤルされなければなりません
この国際番号は、この国ではトランクアクセスとしてダイヤルされなければなりません
この国のトランクアクセスはあいまいで、番号はトランクコールです
ダイヤルされた番号が理解できませんでした
MCCが認識されませんでした
好適な実施形態において、ダイヤルされた番号の型式を識別し、その国について格納されている型式と比較し、そして番号をグローバルな国際番号に変換する本発明の部分は、以下のように機能する。
発呼者のMCCを識別する。このMCCを次に、上述のように作成されたテーブルまたはデータベース中で見つける。
また、ダイヤルされた番号を識別する。
もしダイヤルされた番号「+」から始まるならば、ダイヤルされた国コードをこのMCCに対する全ての国コードと比較する。もし国コードが見つかれば、特別テーブル群を調べて、国際アクセスがトランクアクセスとしてダイヤルされなければならないかどうかを確認する。
もしダイヤルされた番号が「+」で始まっていなければ、プログラムは、番号をこのMCCについて格納されている型式と比較し、番号がダイヤルされた形とマッチする最も長い国際アクセスコードを選び出す。もしマッチが見つかれば、再び、ダイヤルされた国コードをこのMCCに対する全ての国コードと比較する。もし国コードが見つかれば、特別テーブル群を調べて、国際アクセスがトランクアクセスとしてダイヤルされなければならないかどうかを確認する。
ローカル国際アクセス番号(00、011)を+に変換する。
もしマッチする国際アクセスコードがなければ、番号がダイヤルされた形とマッチする最も長いトランクアクセスコードを選び出す。もしマッチがなければ、番号は認識されなかったので、変換不可能である。
次に、トランクコードを0800番号と比較してもよい。もしマッチが存在すれば、適切なメッセージ(上記参照)が表示される。
次に、特別テーブル群を調べて、このトランクアクセスが実は異なる国であるか、および/または、トランクとしてダイヤルされなければならず国際的にはダイヤルできないかどうかを決定する。このような場合にはやはり適切なメッセージ(上記参照)を表示してもよい。もし国際コードが、むしろトランクアクセスとしてダイヤルされなければならない国への国際ダイヤリングだった場合は、正しいトランクアクセスがローカル番号中に含められる。
もしトランクアクセスコードがその国に対するあいまいなトランクアクセスであると認識された場合、トランクアクセスを「+」に続き国コードで置換する。もしトランクコードが国際アクセスのためのものであった場合は、国コードは「ホーム」国のものではなく、このトランクコードでダイヤルされた国のものであることに注意しなければならない。
ローカル番号は、元のダイヤルされた番号である。
次に、ダイヤルされた番号を、可能な場合には、グローバルな国際番号に変換し、通常の方法で格納することができる。そしてステータス(すなわち行われた変更)を表示してもよい。
データベースに格納されるデータ量を減らすために、上記処理に様々な改変を行うことができる。例えば、日本は2つのMCC(440および441)を有する。各MCCは8つのレコードを必要とする。この情報の全てをテーブルに格納する代わりに、本システムの第2の部分(すなわち、ダイヤルされた番号を変換する処理)は初めに、例えばMCCが441であるかどうかを確認し、もしそうならば、日本であることを認識して、プログラムの残りについてのMCCを440に設定してもよい。あるいは、データベースは、日本の国際アクセスコードを記述する単一のエントリを含んでいてもよい。日本のエントリは長いエントリとなるであろう。
上述のように、電話をかける際に、電話先の国における時刻に関する情報がユーザに提供されれば、有用な特徴となる。人はしばしば、自身の国と電話先の国との時差について考えずに電話をかけてしまうことがあり、これは無駄に電話をかけてしまうことになるか、かけられた側の人に迷惑になるか、かけた側の人が恥ずかしい思いをすることになる。
よって、最も好ましい実施形態においては、上述のデータベース中の情報に加えて、国名のリストが、これらの国の対応する時経帯とともに格納される。
好適な実施形態において、データベースは、MCCとともに、その国に対しての通常言語における名称、または通常言語における名称の理解可能な表示(例えばアメリカをUSAとする)を格納する。国名は、例えば、上述のようなMCC情報の編纂ステップ中において、決定および格納され得る。例えば、移動機国コード資料文書および上記ダイヤリング手順資料文書中の国名を相関付けるステップ中において、実際の国名 もまた、データベース中の各MCCに対する追加的なエントリとして格納され得る。MCCを国名と相関付けるために、国の通常言語における名称を決定する別の方法を用いることもできる。 さらに、国名は異なる言語で決定および/または格納されてもよい。
さらに、本発明の本実施形態において、電話先の国の時経帯および電話先の国における時刻も決定し得る。電話先の国における時刻は、好適な実施形態において、データベースに含まれる情報と、公知の標準時刻(例えばGMT)および/または電話元の国における時刻との組み合わせから決定され得る。
呼び出されている国の時経帯を導出する1つの方法は、その国のグリニッジ平均時(GMT)からの差を決定することである。例えば、2つの資料文書における国名を比較することによりMCCおよびダイヤリング手順情報が導出される方法と同様な方法で、所与の国名に対する時経帯もまた、国名を、国名とその対応する時経帯(グリニッジ平均時(GMT)から測定される)とのリストを含む資料文書に対して比較することによって、決定され得る。そのような情報を含むテーブルは、例えば、インターネット上において容易に入手可能である。
年間を通じて時差を決定するため、例えば特定の国における時計時刻変化(例えば英国夏時間(BST))を考慮するために、季節変化もまたデータベースに格納してもよい。
電話先の国における時刻を計算するために、プログラムは単に各国の時経帯と、例えばグリニッジ平均時とを比較し、電話元の国における現在時刻および、これと例えばGMTとの差を用いて、電話先の国における現在時刻を決定することができる。
例えば携帯電話に用いられる場合、電話先の国の名称、電話元の国の名称、および各国または両国における時刻のうちの1つまたはいくつかが、電話機の表示手段上においてユーザに表示され得る。
電話機における好適な実施形態のさらなる特徴として、電話先の国における時刻が所定の営業時間または社会的に容認可能な時間外であることを、ユーザに促すことができ、さらに、電話を実行に移すかどうかをユーザに確認させてもよい。そのような容認可能な時間は、ユーザによって予め設定され得る。
例えば、「ドイツの時刻は23.30です−−実行しますか?」
などの警告文および/または音声メッセージで、ユーザは促されてもよく、
などの警告文および/または音声メッセージで、ユーザは促されてもよく、
あるいは、電話機の電話帳中の番号とともに用いられた場合は、
「「ホーム」における時刻は06.00です−−電話しますか?」でもよい。
「「ホーム」における時刻は06.00です−−電話しますか?」でもよい。
メッセージのトリガーとなる制限はユーザによって定義され得る。
もちろん、ユーザが望む場合は、全ての電話についてメッセージがトリガーされ得る。
電話先の国の名称およびその国における時刻を表示すると言う特徴、これとともにユーザに電話をかけたいかどうかを確認するように促すと言う追加的な特徴は、ユーザまたは製造者あるいはサービス提供者によって、選択的かつ独立的にオンまたはオフにされ得る。
これらの好適な特徴が図1に関連して上記に説明したシステムに備えられる場合は、国名および時経帯の追加的なリストが、テーブルまたはデータベースの追加的な要素として格納され、これらは従って少なくとも以下の4つのエントリを含む。すなわち、国名、移動機国コード(MCC)、ダイヤリング手順、および時経帯である。
ただしより好適な実施形態においては、本発明において必要とされる情報を含むデータベースは、5つのテーブルに分割される。すなわち、
テーブル群中の情報のほとんどは、国コード、国際アクセスおよびトランクアクセスを表す十進数0から9の列である。1つの十進数は1つのニブルで表すことができるため、テーブル群は実質的に、ニブルベースになるであろう。
十進数列の中には可変長のものもある。例えば国コードは、1つ、2つ、または3つの数字からなる。例えばドイツの国コードは49であり、従って1番目のニブルは4であり、2番目のニブルは9であり、3番目の未使用のニブルはAか10に設定される。一般に好適な実施形態において、未使用ニブルはAに設定される。
テーブル群はすべて相互参照されるため、大部分のレコードは、別のテーブル内のレコードへの1つ以上のインデックスを有する。全てのインデックスは符号無しの1バイトであり、0から255の範囲を与えられる。固定長のテーブルをインデックスする場合は、インデックスはレコードポインタであり、可変長のテーブルをインデックスする場合は、インデックスはバイトポインタである。
このように、例えば国名は、MCCテーブルから、国コードテーブルから、あるいはダイヤリング手順テーブルからアクセスされ得る。
好適な実施形態において、MCCテーブルは、以下のように構成された6ニブルの固定レコード長を有する。
MCCは3つの十六進法の数字であり、テーブルはMCCに従って英数字でソートされる。 ITUによって定義された通りMCCは常に3つの数字からなるため、数字で効果的にソートされる。
国コードインデックスは1バイトであり、このMCCに対するCCODEテーブル内のレコードを指し示す。
国コードが上述のようにあいまいな場合は、MCCエントリは、CCODEテーブルの第3番目のセクション中のレコードを指し示す。
国名テーブルにおいて、国名は2つのセクションに分けられる。1番目のセクションにおいて、国名はアルファベット順にソートされ、これを用いて国名ベースのルックアップテーブルをユーザに提供することができる。2番目のセクションは4つのレコードを有しており、あいまいな国コードについてマージされた国名を含んでいる。国名の長さは、表示幅いっぱいに制限される。
CNAMEテーブルには2つのフィールドが存在する。すなわち、国名と、国コードテーブル内のレコードへのインデックスとである。好適な実施形態において、第2のセクション中のレコードは、CCODEテーブルへのインデックスは有さない。
好適な実施形態において、国名は様々な言語に翻訳されることが可能であり、これを行うための翻訳プログラムが設けられてもよい。好ましくは、翻訳後において名称はアルファベット順にソートされず、CCODEテーブルにおけるインデックスが有効であり続けるように、英語の順が維持される。
ユーザに翻訳した国名のソートされた国名リストを提示する場合は、ソートインデックスを作成し得る。
国コードテーブルは、10ニブルの固定長レコードを有する。
CCODEテーブルは、3つのセクションに分けられる。1番目のセクションはNANPコードである。2番目のセクションは、あいまいな国コードを含む通常の国コードである。3番目のセクションは、MCCまたはCNAMEテーブルによってインデックスされた、あいまいな国コードのみからなる。最初の2つのセクションは、番号としての国コードは用いられず、最上位桁から最下位桁までの比較が用いられると言う意味で、英数字でソートされる。 以下に示すように、359に続いて36、370となる。
国名インデックスは1バイトであり、CNAMEテーブル中のレコードをインデックスする。
DPインデックスは1バイトであり、DPテーブル中のこの国コードのレコードを指し示す。DPテーブル内のレコードは可変長であるため、このインデックスは、レコードの始まりを指し示す。
時経帯 インデックスは1バイトである。国が1つの時経帯だけを有する場合は、その時経帯を、マイナス12時間帯から正の1/4時間数としてエンコードして格納する。GMTが「ベースタイム」であり、本実施形態においては48である。
国が1つ以上の時経帯を有する場合には、高位ビットを設定し、低い方の7つのビットは、可変長レコード長の時経帯テーブル中のレコードの始まりを指し示す。
ダイヤリング手順テーブルは、可変長レコードを有する。これはトランクおよび国際アクセスコードを定義する。多くの国が、より単純なダイヤリング手順(例えばトランク 0、国際00など)を共有する。第1のニブルは、レコード0〜5のタイプを定義する。
タイプ0から2は、以下のような長さ4ニブルのレコードを有している。
タイプ3のレコードは、以下のような長さ6ニブルのレコードを有している。
タイプ4のレコードは、以下のような長さ13ニブルである。
タイプ5のレコードは可変長である。
タイプ6のレコード(トランク転送)は可変長である。1番目のトランクコードは通常のトランクアクセスである。その後のトランクアクセスは実際には、国コードインデックスで指定された通りの別の国にダイヤルする。
単一の時経帯群は、CCODEテーブルに直接エンコードされる。複数の時経帯を有する国は、この表のレコードにアクセスする。各バイトは、時経帯を−12 時間から1/4時間単位で定義し、コード0xffでリストの終わりを示す。最後のレコードは、全ての時経帯を定義し、衛星国コードおよびMCCに関連する。
本方法のダイヤルされた番号の変更に関する他のステップは、図1に関連して説明したものと実質的に同じである。
上記好適な実施形態の記載においては、本発明を携帯電話によってダイヤルされた番号の標準的なあるいはグローバルな国際型式への変換に関連して説明した。しかし、同じ原則を陸線電話にも適用できることが考えられ、またこの番号変換はネットワークによっても行われ得る。例えば、MSC(Mobile Station Controller)で稼働するソフトウェアにより、この種の文責および変換を行うことができ、理想の番号(単数または複数)を携帯電話ソフトウェアに返すことができる。
さらに、本発明の原理は、必ずしも国際型式の番号への変更だけではなく、ダイヤルされた番号任意の所望の変更のために用いることが可能である。
例えば、さまざまな地域において電話をかけるための最も安価なネットワークに関する情報を提供する、インターネットを介して利用可能なサービスが存在する。これらのネットワークは、被呼者の番号の前にネットワークコードをダイヤルすることによって、アクセスされる。
本発明のある実施形態において、ダイヤルされた番号を、これらのネットワークコードのうちの1つを含めるように変更することができる。さらなる発展として、現在最も安価なネットワークに関する最新情報を提供するゲートウェイを電話機が呼び出して、その情報を読み込み、そしてそのネットワークのためのダイヤリングコードを番号の初めに追加するように、システムを構成することができる。
本発明の別の応用例として、電話コストを減らすために現在利用可能な別の方式がある。電話をかけるための所定の量の時間を与えるプリペイドカードを、ネットワークの通常のコスト未満で購入することが可能である。サービス提供者の番号(0800番号)がダイヤルされる。カードの所有者は所定のIDコードを入力し、電話したい番号を入力する。このサービスを用いれば、電話のコストは標準的なネットワークを介した場合より少なくなり得る。このようなカードは携帯電話にも用いることができる。このようなカードを持つユーザは、呼出しの詳細を携帯電話に入力し、番号がダイヤルされたとき、電話機が最良のコーリングカード(calling card)を選択し、そのアクセス番号にかけ、IDおよびユーザがかけたい番号を渡すことにより、電話コストを削減することができる。
ダイヤルされた番号を格納および/またはダイヤル/リダイヤルする前に変更することで利点が生じる場合において、本発明の他の多くの応用例が考えられる。
本発明は、ダイヤルされた電話番号をユーザの便利のために自動的に変更することに関連する。本発明は限定されないが特に、携帯電話(mobile or cellular telephones)に適用可能である。
Claims (30)
- 電話機において、ダイヤルされた番号を自動的に変更する方法であって、前記ダイヤルされた番号の型式を所定の番号型式と比較し、前記番号を前記所定の型式に対応するように変更するステップを包含する方法。
- ダイヤルされた番号のパラメータ特徴を決定し、その特徴パラメータに関連付けられた所定の番号型式を選択するステップをさらに包含する、請求項1に記載の方法。
- 前記所定の番号型式は前記電話機に格納されている、請求項2に記載の方法。
- 前記決定されるパラメータ特徴は、前記番号のダイヤル元の国に関連付けられた移動機国コードであり、前記所定の番号型式は、前記ダイヤルされた番号の標準的なフル国際形式である、請求項2または3に記載の方法。
- 前記移動機国コード(MCC)は、International Telecommunications Union規格に基づいて決定される、請求項4に記載の方法。
- いずれの移動機国コード(MCC)に対しての前記標準的なフル国際形式も公知であるか予め定められている、請求項4に記載の方法。
- 前記標準的なフル国際形式は、International Telecommunications Union規格から決定される、請求項6に記載の方法。
- 前記変更された番号を前記電話機に格納するステップをさらに包含する、前記請求項のうちいずれかに記載の方法。
- 前記変更された番号を前記電話機上で表示するステップをさらに包含する、前記請求項のうちいずれかに記載の方法。
- ダイヤル先の国と前記番号のダイヤル元の国との間のダイヤリングに必要な、追加的または異なるダイヤリングプレフィクスが決定され、
前記ダイヤルされた番号は、前記必要な追加的または異なるダイヤリングプレフィクスを含むように変更される、前記請求項のうちいずれかに記載の方法。 - 前記追加的または異なるダイヤリングプレフィクスは、International Telecommunications Union規格から決定される、請求項10に記載の方法。
- 電話先の国の名称を決定する手段をさらに包含する、前記請求項のうちいずれかに記載の方法。
- 前記電話先の国の名称がユーザに表示される、請求項12に記載の方法。
- 電話先の国における時刻を決定する手段をさらに包含する、前記請求項のうちいずれかに記載の方法。
- 電話先の国の時刻は、電話元の国における時刻および、各国における時刻の差を決定することによって決定される、請求項14に記載の方法。
- 電話先の国の時刻は、GMTおよび、前記電話先の国とGMTとの間の時差から決定さる、請求項14に記載の方法。
- 電話先の国の時刻は、CETおよび、前記電話先の国とGMTとの間の時差から決定さる、請求項14に記載の方法。
- ユーザに電話先の国における前記電話の時刻を表示する手段をさらに包含する、請求項14ないし17のいずれかに記載の方法。
- 電話先の国における現在時刻が前記ユーザに表示される、請求項18に記載の方法。
- ユーザは、電話を実行に移すことの確認を促される、請求項14ないし19のいずれかに記載の方法。
- 電話機において、ダイヤルされた番号を自動的に変更する方法であって、
(A)前記番号のダイヤル元の国に対する移動機国コードを決定するステップと、
(B)ステップ(A)において決定された前記移動機国コードに基づいて、前記ダイヤルされた番号の標準的なフル国際形式を決定するステップと、
(C)前記ダイヤルされた番号を前記標準的なフル国際形式と比較するステップと、
(D)前記ダイヤルされた番号が、前記ステップ(B)で決定した前記標準的なフル国際形式に対応する型式を有するかどうかを決定するステップと、そうでなければ、
(E)前記ダイヤルされた番号を、前記標準的なフル国際形式に対応するように変更するステップと、
を包含する方法。 - ダイヤル先の国と前記番号のダイヤル元の国との間のダイヤリングに必要な、追加的または異なるダイヤリングプレフィクスを決定するステップと、
前記ダイヤルされた番号を、前記必要な追加的または異なるダイヤリングプレフィクスを含むように変更するステップと、
をさらに包含する請求項21に記載の方法。 - ダイヤルされた番号のパラメータ特徴を決定する手段と、その特徴パラメータに関連付けられた所定の番号型式を識別する手段と、前記ダイヤルされた番号を前記所定の型式と比較する手段と、前記ダイヤルされた番号を前記所定の型式に対応する型式に変更する手段と、を備える電話機。
- 前記変更された番号を、後のリダイヤリングのために格納する手段をさらに備える、請求項23に記載の電話機。
- 前記電話機はディスプレイをさらに備える、請求項23または24に記載の電話機。
- 前記ディスプレイは、電話先の国における時刻をユーザに表示するように構成された、請求項25に記載の電話機。
- 前記ディスプレイは、電話先の国の名称をユーザに表示するように構成された、請求項25または26に記載の電話機。
- ユーザは、電話を実行に移すことの確認を促される、請求項23ないし27のいずれかに記載の電話機。
- 請求項1ないし22のいずれかに記載の方法を実行するために、電話機において実行される、コンピュータプログラム。
- 請求項29に記載のプログラムに従って動作するようにプログラムされた、電話機。
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