JP2005516509A - ページング機能をサポートする休止モードのための装置および方法 - Google Patents

ページング機能をサポートする休止モードのための装置および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005516509A
JP2005516509A JP2003564759A JP2003564759A JP2005516509A JP 2005516509 A JP2005516509 A JP 2005516509A JP 2003564759 A JP2003564759 A JP 2003564759A JP 2003564759 A JP2003564759 A JP 2003564759A JP 2005516509 A JP2005516509 A JP 2005516509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
access point
paging
group
wlan
beacon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003564759A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4099149B2 (ja
JP2005516509A5 (ja
Inventor
ダイチ フナト
フジト ワタナベ
トシオ ミキ
Original Assignee
ドコモ コミュニケーションズ ラボラトリーズ ユー・エス・エー インコーポレーティッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ドコモ コミュニケーションズ ラボラトリーズ ユー・エス・エー インコーポレーティッド filed Critical ドコモ コミュニケーションズ ラボラトリーズ ユー・エス・エー インコーポレーティッド
Publication of JP2005516509A publication Critical patent/JP2005516509A/ja
Publication of JP2005516509A5 publication Critical patent/JP2005516509A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4099149B2 publication Critical patent/JP4099149B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W68/00User notification, e.g. alerting and paging, for incoming communication, change of service or the like
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/20Selecting an access point
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/16Discovering, processing access restriction or access information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0212Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave
    • H04W52/0216Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave using a pre-established activity schedule, e.g. traffic indication frame
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0212Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave
    • H04W52/0219Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave where the power saving management affects multiple terminals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W64/00Locating users or terminals or network equipment for network management purposes, e.g. mobility management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/20Manipulation of established connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W80/00Wireless network protocols or protocol adaptations to wireless operation
    • H04W80/04Network layer protocols, e.g. mobile IP [Internet Protocol]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

【課題】コンピュータ装置の電力消費を抑え、ネットワークのシグナリングを低減させる。
【解決手段】 ここにはWLANにおいてページングを伴う休止モードを実施するための装置と方法が開示される。
コンピュータ装置における節電とネットワークのトラフィックの低減は、コンピュータ装置にWLANにおける位置の通知を要求することにより達成される。ページングを伴う休止モードは、例えばIEEE 802.11のような、休止機能とページング機能とをサポートするプロトコルにおいて実施されるが、プロトコル自身はこのような機能を実施する方法や基準を備えてはいない。ここに開示される方法と装置は、このようなプロトコルにおいて休止モードを実施するのに必要な方法を備えている。一般に、ページングを伴う休止モードを実行するための方法と装置は、基本的には(1)ページングエリアを確立することと、(2)コンピュータ装置にアクセスグループの情報を通信することと、(3)コンピュータ装置の位置を特定することとを含んでいる。

Description

(関連出願)
本願は、米国特許出願番号60/352,423(2002年1月28日出願)、「METHOD AND ASSOCIATED APPARATUS FOR DORMANT MODE SUPPORT WITH PAGING IN IEEE 802.11,」と題された仮出願に基づく優先権を主張するものであり、その参照によりこの出願の開示が含まれる。
(背景)
ローカルエリアネットワーク(LAN)は、コンピュータ、ラップトップ型コンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、スキャナ等のデジタル情報を扱うあらゆる機器を含むほとんど全てのコンピュータ装置のデジタルネットワーク化を可能にした。しかし、LANは伝統的にコンピュータ装置と物理的、すなわち有線の接続を必要としたため、LANの物理的な適用範囲は制限されてきた。ダイアルアップの電話と同じように、LANネットワークは最終的にはその有線という特質により制限される。この制限を克服するために、ワイヤレス・ソリューションが発達した。
無線LAN(WLAN)においては、ネットワーク接続はケーブルのかわりにラジオ周波数(RF)、赤外線、マイクロ波、ミリ波、あるいはその他の無線通信のような無線技術の利用により達成される。WLANは、コンピュータ装置が移動中であったり、WLANに物理的に接続されていない状態であっても、ネットワークと接続し続けることを可能とする。この接続は通常、コンピュータ装置に取り付けられたインターフェースカードの使用を通して達成および維持される。また、WLANはLANのような有線ネットワークとの接続も含むこともある。有線ネットワークとの接続はアクセスポイントの利用により達成される。アクセスポイントはいくつかの種類の有線接続を用いるノードに接続される。アクセスポイントは有線ネットワーク上の全てのノードに属することができ、ネットワークの有線の部分と無線の部分の間のルーティングデータ(IPトラフィック)に対するゲートウェイとして機能することができる。
WLANの標準化のためにいくつかのプロトコルが提案され、広範囲のデバイス、ネットワーク、および構成要素にさらに高い互換性を与えた。そのようなプロトコルの一つにIEEE 802.11がある。IEEE 802.11は、WLANの構造とレイヤの両方の仕様を定めている。IEEE 802.11プロトコルは、WLANの物理層とメディアアクセス制御(MAC)層の仕様を定めている。物理層はデータの無線伝送を処理し、一般にRFないしは赤外線通信の形式である。MAC層は状態の維持に寄与するプロトコルのセットである。
アーキテクチャに関しては、IEEE 802.11プロトコルには2つのタイプがある。第1に、図1に示されているようなアドホックネットワークがある。アドホックネットワークは複数のコンピュータ装置に自発的に生成される。図1に示されているように、アドホックネットワークは構造や定点を有さず、また一般に、全てのコンピュータ装置は相互に通信を行うことが可能である。第2のタイプのアーキテクチャにインフラストラクチャがある。図2に示されているように、この構造はアクセスポイントを用いており、アクセスポイントを介してコンピュータ装置が相互に通信を行うとともに有線ネットワークのノード(以下「ノード」)と通信を行う。コンピュータ装置は、あるタイプの無線技術を用いてアクセスポイントと通信を行い、アクセスポイントは、あるタイプの有線技術を用いてノードと通信を行う。ノードは、例えばインターネットのようなさまざまなタイプのネットワーク(一般的にはいくつかのタイプの有線接続)を用いて相互に通信を行うことができる。分散システムはアクセスポイントが相互に通信を行うための機構である。分散システムには複数のアクセスポイントが含まれており、また、複数のノードと、ネットワークと、それらの間の接続とが含まれている。それぞれのアクセスポイントは、サービスを提供する有効範囲を有する。これらの各々の有効範囲は基本サービスセット(BSS)であり、同時に、BSSと分散システムが、サービスが提供される有効範囲を定義する拡張サービスセット(ESS)を形成する。ネットワーク上におけるコンピュータ装置の位置は、接続されているアクセスポイントによって特定される。
コンピュータ装置は、接続されているアクセスポイントの有効範囲内を自由に動くことができる。アクセスポイントの有効範囲が部分的に重複するようにWLANが設計されているとき、コンピュータ装置はWLANとの接続を維持したままアクセスポイント間を移動し、IPトラフィックの送受信を続けることが可能となり得る。これを行うために、WLANはコンピュータ装置宛の直接のIPトラフィックがどこにあるかを知るために、コンピュータ装置がどこにあるのかを知る必要がある。換言すれば、WLANはコンピュータ装置を追跡しなければならない。
一般に、ネットワークがコンピュータ装置を追跡するために、その動作中ないしはコンピュータ装置が異なるアクセスポイント間を移動するとき、コンピュータ装置はアクセスポイントと所定の時間間隔で接続を行っている。コンピュータ装置宛のIPトラフィックは、コンピュータ装置が接続された最後のアクセスポイントへと転送され、アクセスポイントはIPトラフィックをコンピュータ装置に転送する。しかし、このようにコンピュータ装置に対してIPトラフィックの追跡と転送を行っていては、コンピュータ装置の電力の浪費とネットワーク上での高レベルのシグナリングを招くことがある。例えば、コンピュータ装置は、新たなアクセスポイントの有効範囲に入る度に新たなアクセスポイントと接続されなくてはならず、コンピュータ装置はいつ新たなアクセスポイントの有効範囲に入ったのかを検知するために、常に留まっていなくてはならなくなる。加えて、コンピュータ装置は着信してくるIPトラフィックを受信するために常に留まっていなくてはならなくなる。この連続的な検知と度重なる接続は、コンピュータ装置の電源を著しく浪費し、ネットワークを行き来する信号を増大させることとなる。
この不都合を解消するために、IEEE 802.11プロトコルは休止モード機能を備える。休止モード機能(ページング機能を除く)はコンピュータ装置が「アクティブモード」と「休止モード」の2つのモードで動作することを可能にする。アクティブモードにおいては、コンピュータ装置はIPトラフィック等の信号を受信し、コンピュータ装置にアクセスポイントを接続するときに送信されるような信号を送信することができる。休止モードにおいては、コンピュータ装置は電源がオフになるのではなく、所定のチャネルの監視を低減することでIPトラフィックを受信する能力を低減させるモードとなり、電力消費を低減した状態になる。コンピュータ装置は、IPトラフィックの送受信をするためにはアクティブモードになっていて、アクセスポイントと接続されていなければならない。それゆえ、コンピュータ装置は定期的にアクティブモードになってアクセスポイントと接続され、IPトラフィックの送受信を行わなくてはならない。コンピュータ装置が休止モードのときにコンピュータ装置宛のIPトラフィックが送信されることもあるため、IEEE 802.11プロトコルはアクセスポイントにおけるバッファを内蔵し、コンピュータ装置宛のIPトラフィックを待ち行列に入れる。アクティブモードに切り替わると、コンピュータ装置はこのIPトラフィックを受信することが可能となり、それゆえ休止モードにおけるIPトラフィックを見逃さない。休止モード機能は、コンピュータ装置にある程度の節電とネットワークのシグナリングの減少とをもたらすが、それでもなおコンピュータ装置は、有効範囲内にあるアクセスポイントを登録し、IPトラフィックの送受信を行うために、定期的にアクティブモードに切り替わらなくてはならない。
ページングを用いることで、コンピュータ装置の電力の浪費とネットワークのシグナリングのさらなる低減を達成することができる。ページングとは、休止しているコンピュータ装置にIPトラフィックの着信を通知する方法である。ページングには(i)ページングエリアの利用と(ii)コンピュータ装置のページングがある。ページングエリアの利用には、ページングエリアを生成することと、コンピュータ装置がページングエリアの境界を横断する場合にのみコンピュータ装置にネットワークへ信号を送らせることとが含まれる。ページングエリアの境界は、複数のアクセスポイントの集合(アクセスポイントグループ)の有効範囲の境界の外縁によって定義され、休止状態のコンピュータ装置の位置を特定するために用いられる。この境界の外縁は、ページングエリアのページングエリア境界を形成している。ページングエリアはそれぞれ、各ページングエリアに固有のページングエリア識別子を定期的にブロードキャストすることにより、各々のページングエリア自体をコンピュータ装置に一意的に特定させる。
一般に、ネットワークが実行しているページングは、少なくとも2つのページングエリアを有するように決められている。コンピュータ装置があるページングエリアの境界から別のページングエリアの境界へと横断した場合に限り、コンピュータ装置は最近接のアクセスポイントに接続する。コンピュータ装置は、各ページングエリア固有のページングエリア識別子の変化を検知することにより、ページングエリアの境界を横断したことを検知する。しかし、近隣のページングエリアどうしは通常、有効範囲が途切れることのないように互いに部分的に重複しており、コンピュータ装置は同時に1より多いページングエリア内に存在する可能性があり、それゆえ1より多いページングエリア識別子を検知することとなる。この場合、コンピュータ装置はそれぞれのページングエリアからのページングエリア識別子の強度を検知し、その結果、コンピュータ装置は強度が最大のページングエリア識別子がブロードキャストされたページングエリアと接続する。
コンピュータ装置は、ブロードキャストされている単数あるいは複数の固有のページングエリア識別子を検知できるように、定期的に休止モードからアクティブモードとなるようにプログラムされている。ページングエリアの境界を横断するときにだけコンピュータ装置がネットワークに接続することを要求することにより、ネットワークの信号の量は減少し、コンピュータ装置が休止し続けられる時間が増加するため、それゆえ電力消費が減少する。コンピュータ装置は定期的にアクティブモードに切り替わればよいだけなので、コンピュータ装置による電力使用とシグナリングのさらなる減少が実現される。
上述した方法でコンピュータ装置がネットワークにその位置を通知して、インスタンスの数を減らすことによる影響の1つは、ネットワークはあるページングエリア内におけるコンピュータ装置の位置を知ることができないことである。これは、あるアクセスポイントと接続した最後の時間の後にコンピュータ装置が移動している可能性があり、かつ、ネットワークが知ることのできることのは、コンピュータ装置がコンピュータ装置が最後に接続したアクセスポイントのページングエリア(以前のアクセスポイント)内のどこかに位置しているということだけだからである。ネットワークがコンピュータ装置にIPトラフィックを転送するためには、ネットワークはコンピュータ装置が現時点で有効範囲内であるアクセスポイント(新たなアクセスポイント)を知り、コンピュータ装置にIPトラフィックが未決であることを警告しなければならない。ネットワークは、コンピュータ装置を呼び出す(ページング)ことにより、ページングエリア内のコンピュータ装置の位置を正確に特定する。コンピュータ装置のページングは、接続を確立するためにコンピュータ装置の位置を特定し、警告を行うためのアクセスポイントを介した、ネットワークによるシグナリングである。コンピュータ装置のページングは、以前のアクセスポイントと同じページングエリア内のアクセスポイントの全てへの要求の送信を伴う。このとき、これらのアクセスポイントはページング信号を送信する。コンピュータ装置がページング信号を受信したとき、コンピュータ装置は新たなアクセスポイントと接続する。コンピュータ装置がいったん新たなアクセスポイントと接続すると、ネットワークは有効範囲内にあるアクセスポイントという点からコンピュータ装置の位置を知る。このとき新たなアクセスポイントは以前のアクセスポイントに信号を送信し、以前のアクセスポイントはバッファリングした任意のIPトラフィックを新たなアクセスポイントに送信し、新たなアクセスポイントはバッファリングしたIPトラフィックをコンピュータ装置へと供給する。コンピュータ装置がページングされたときに、コンピュータ装置は同じページングエリア内の新たなアクセスポイントとだけ接続するので、コンピュータ装置の電力の浪費とネットワーク上のシグナリングは減少する。
携帯電話をベースとした多くの無線WANプロトコルがページングをサポートしているが、IEEE 802.11プロトコルのようなWLANプロトコルは、ページングを実施するための基準や方法を明確には規定していない。例えば、IEEE 802.11プロトコルは、休止中のコンピュータ装置の位置を特定するためのページングエリアや、専用のページングチャネルや、ラジオリンクプロトコルを有さない。加えて、IEEE 802.11およびその他のWLANプロトコルにはページングエリアを確立および変更して、コンピュータ装置とアクセスポイントとを接続し、ページングを実行するための規約が欠如している。さらに、現行のWLANプロトコルは、アクセスポイントのグループのそれぞれを横断するアクセスポイントの同期を維持する問題と、アクセスポイント間の信号の干渉を低減させる問題に対処していない。
次に開示される方法と装置の利点は、以下の要約と好適な実施例の詳細な説明から明らかとなるであろう。
(要約)
WLANにおいてページングを伴う休止モードを実施するための装置と方法がここに開示される。コンピュータ装置における電力の節約とネットワーク全体のトラフィックの低減は、ページングエリアの境界を横断する場合、ないしはIPトラフィックを受信した場合にだけコンピュータ装置にその位置をWLANに通知することを要求することにより達成される。ページングを伴う休止モードは、例えばIEEE 802.11のように、休止機能をサポートするがそれ自身は休止モードやページングの機能を実施するための方法や基準を備えていないあるプロトコルにおいて実施される。ここに開示される方法と装置とは、そのようなプロトコルのもとで実施され、このようなプロトコルのもとでページングを伴う休止モードを実施するのに必要な方法を提供する。一般に、ページングを伴う休止モードを実行するための方法と装置は、基本的には(1)ページングエリアを確立することと、(2)コンピュータ装置にアクセスグループの情報を通信することと、(3)コンピュータ装置の位置を特定することとを含んでいる。
一般に、ページングエリアの確立は、(a)アクセスポイントグループの構造を定義することと、(b)それぞれのアクセスポイントグループにおいてアクセスポイント間の通信のためのプロトコルを確立することと、(c)アクセスポイントグループが扱うプロトコルを確立することとを含む少なくとも2つのアクセスポイントのグループを必要とする。
ページングエリアは、ページング機能を有効にするために必要とされ、主にページンググループを用いてページングエリア境界を定義することで有効となる。一般に、ページンググループは、アクセスポイント間の接続を確立するアクセスポイントグループの構造を定義することにより、WLANまたはネットワーク内の全てのアクセスポイントのうちの一部から形成される。別の実施例においては、ページンググループにおけるアクセスポイント間の接続はツリー構造分散グループモデルによって定義されることが可能である。ツリー構造分散グループモデルは、アクセスポイントが「マスタ」、「スレーブ」、もしくはその両方の機能で定義される階層的なツリー構造を有している。
アクセスポイント間の通信のためのプロトコルの確立は、独自のプロトコルを構築するか、あるいは既存のIEEEのアクセスポイント間プロトコル(IAPP)のようなプロトコルを修正することを含み得る。アクセスポイントグループを操作するプロトコルの確立には、通信のためのオペレーションにツリー構造分散グループモデルの実施を可能にするプロトコルを追加することを含む。アクセスポイントグループに対してツリー構造分散グループモデルを実行することは、IAPPの動作を拡張することによって達成され得る。ページンググループを形成し、操作するためには、IAPPに少なくとも5つの動作を追加する必要がある。これらの動作は、「結合」、「分離」、「グループ統合」、「グループ切取」、および「継承」を含んでいる。
いったんアクセスポイントグループが形成されたら、アクセスポイントグループはコンピュータ装置の位置を特定するために、それぞれの同一性をアクセスポイントグループが定義するページングエリア内にあるコンピュータ装置に通信するためのいくつかの方法を有する必要がある。一般に、アクセスポイントグループの情報をコンピュータ装置に通信するステップは(a)アクセスポイントグループ内の各アクセスポイントのビーコンにアクセスポイントグループのページングエリアIDを含むことと、(b)ビーコンをブロードキャストするチャネルを割り当てることと、(c)定期的にビーコンを検知するためにコンピュータ装置を起こすことと、(d)アクセスポイントグループ内の全てのアクセスポイントがビーコンをブロードキャストするタイミングを同期させることとを含む。
それぞれのアクセスポイントのビーコンに各アクセスポイントに固有のページングエリアIDを含むことで、ページンググループ(ないしはページングエリア)のそれぞれを区別することが可能となる。コンピュータ装置がどのページングエリアに位置するのかを判断できるように、各々のページンググループは固有のページングIDが割り当てられ、ページンググループのページングエリア内のあらゆるコンピュータ装置にこのページングIDを通信する。これは、IEEE 802.11プロトコルにおけるビーコンのようなビーコンのパケット、すなわちビーコンを用いることで達成される。ビーコンはアクセスポイントのそれぞれに定期的にブロードキャストされる信号であり、ページングエリアIDを含むさまざまな情報を含んでいる。
アクセスポイントIDを含むビーコンあるいはその他のパケットをブロードキャストするためのチャネルを割り当てる場合には、考慮すべきいくつかの問題がある。隣接するアクセスポイントに異なるチャネルのビーコンをブロードキャストすることは、干渉を防止することに役立つ点で有利である。また、アクセスポイントに異なるチャネルのビーコンないしその他のパケットをブロードキャストすることは、IPトラフィックとビーコンないしその他のパケットとの間の干渉を防止することに役立つので、IPトラフィックをブロードキャストに用いるよりも有利である。しかし、使われるチャネルが多いほど、コンピュータ装置があるアクセスポイントの有効範囲から別の有効範囲へと移動する度に多くのチャネルを検索しなくてはならなくなる。チャネルの分割とチャネル数の最小化の両要求には矛盾があるため、、この割り当てがある状況に対して最適化されるためには、ビーコンをブロードキャストするチャネルの割り当てに複数の方法が求められる。
チャネルの割り当て方法は、(1)静的に割り当てる方法と、(2)標準の共通ページングチャネルを割り当てる方法と、(3)局地的に共通なページングチャネルを割り当てる方法とを含む。静的に割り当てる方法においては、WLAN内の全てのアクセスポイントはIPトラフィックとビーコンをブロードキャストするための共通のチャネルを割り当てられる。標準の共通ページングチャネルを割り当てる方法においては、アクセスポイントはビーコンをブロードキャストする全体に共通のチャネルと、これとは異なったIPトラフィックをブロードキャストする共通チャネルが割り当てられる。局地的に共通なページングチャネルを割り当てる方法においては、同一のアクセスポイントグループ内の全てのアクセスポイントは同一のページングチャネルを割り当てられるとともに、いずれのページングチャネルとも異なったIPトラフィックのためのチャネルを割り当てられるが、隣接するアクセスページンググループは、同一のページングチャネルを割り当てられることはない。
アクセスポイントグループ内の各アクセスポイントにビーコンをブロードキャストするタイミングは、ほぼ同じ時間(ビーコンタイミング)に発生するように同期されていなければならない。アクセスポイントグループにビーコンが同時にブロードキャストされると、コンピュータ装置が接続されているアクセスポイントがいずれであるかに関わらず、コンピュータ装置はビーコンタイミングの間だけアクティブモードであればよい。アクセスポイントグループ内のアクセスポイントのビーコンタイミングを同期することは、アクセスポイントとコンピュータ装置に影響を及ぼす。コンピュータ装置が第1のアクセスポイントの有効範囲内から第2のアクセスポイントの有効範囲内へと移動するとき、コンピュータ装置は「ビーコンタイミングの差分」を確定するために、第1のアクセスポイントのビーコンタイミングと第2のアクセスポイントのビーコンタイミングとの差分を検知する。そして、コンピュータ装置は、このビーコンタイミングの差分を第1のアクセスポイントとのビーコンタイミングの差分を通信する第2のアクセスポイントに通信する。第1または第2のアクセスポイント、ないしはその両方のビーコンタイミングの差分は同期される。
コンピュータ装置の位置を特定することは、コンピュータ装置がいつアクセスポイントの境界を横断し、いつページングされる場合であっても、コンピュータ装置とアクセスポイントないしはアクセスポイントグループとの接続に影響を及ぼす。コンピュータ装置がアクセスポイントの境界を横断するときにはいつでも、コンピュータ装置は新たなアクセスポイントグループの新たなアクセスポイントと接続しなくてはならない。コンピュータ装置がページングされるときにはいつでも、コンピュータ装置はIPトラフィックを受信できるように有効範囲内にあるアクセスポイントと接続していなくてはならない。アクセスポイントと接続するためには、コンピュータ装置は新たなアクセスポイントと接続するための要求を送信する。その後、接続ID(AID)がコンピュータ装置に割り当てられる。
(詳細な説明)
示された図面においては、同様の機構には同様の参照符号が付してある。ここに開示されているのは、WLANにおいてページングを伴う休止モードを実施するための方法および装置である。基本的には、ページングを伴う休止モードを実施する方法は、(1)ページングエリアを確立するステップと、(2)アクセスグループ情報をコンピュータ装置へ通信するステップと、(3)コンピュータ装置の位置を特定するステップとを含む。以下の例ではこの方法と装置が1つのコンピュータ装置を用いて説明されているが、複数のコンピュータ装置が用いられることも可能である。以下の例は説明を目的とするものであり、限定を目的とするものではないと理解されることを意図している。
一般に、ページングエリアを確立するステップは、(a)アクセスポイントグループの構造を定義することと、(b)アクセスポイントグループのそれぞれにおけるアクセスポイント間での通信のためのプロトコルを確立することと、(c)アクセスポイントグループを操作するためのプロトコルを確立することとを含んだ少なくとも2つのアクセスポイントグループが形成されることを必要とする。
一般に、ページンググループ内で最も外側のアクセスポイントグループの有効範囲の最外周によってページングエリアが定義されている。この最外周はページングエリア境界である。ページンググループは一般に、アクセスポイント間の関係を確立するアクセスポイントグループの構造を定義することにより、WLANまたはネットワーク内の全てのアクセスポイントのサブセットから形成されている。一例が図3に示されているが、ここにおいてページングエリアの定義されたWLAN400が示されている。このWLAN400においては、2つのノード402と404が例えばインターネットのようなネットワーク406にある種の有線接続によって接続されている。複数のアクセスポイント420,422,424,428,430,および432は、ある種の有線接続を介してノード402または404に接続されている。アクセスポイント420,422,424,428,430,および432は、アクセスポイントの有効範囲434,436,438,440,442,および444がページングエリア境界452を有する1つのページングエリア450を定義するようにグループ化されている。
別の例においては、あるページンググループ内のアクセスポイント間の関係はツリー構造分散グループモデルによって定義されることができる。図4はアクセスポイントグループ10を示しており、ここにアクセスポイントグループ10内のアクセスポイント12〜21の間の関係は分散グループモデルによって定義される。ページンググループ10はアクセスポイント12〜21を含み、ページングエリア26を定義する。ページングエリア境界28はアクセスポイント12〜21の有効範囲30〜39の最外周によって定義され、ページングエリア26を取り囲んでいる。
ツリー構造分散グループモデルは階層的ツリー構造を有している。階層的ツリー構造においては、それぞれのアクセスポイントは1以上のアクセスポイントに直接接続されている。加えて、アクセスポイントにはその機能として「マスタ」、「スレーブ」、またはその両方が定義されている。マスタとは他のアクセスポイントが属しているアクセスポイントであり、その属しているアクセスポイントを制御する能力を有している。図4において、マスタとなるアクセスポイントは12,13,15,17,および18である。スレーブはマスタに属しているアクセスポイントのことである。アクセスポイントグループ10においては、スレーブとなるアクセスポイントは13〜21である。アクセスポイント13,15,17,および18のように、マスタとスレーブの両方の機能を同時に有することも可能である。加えて、アクセスポイント12,15,および17のように、アクセスポイントが1以上のアクセスポイントのマスタとなることも可能である。しかし、アクセスポイントは1より多いマスタを有することはできない。アクセスポイントが同時にマスタとスレーブの両方であるとき、マスタはスレーブの属性に従わなければならない。各々のアクセスポイントグループは、直接的あるいは間接的に他の全てが属する1つのアクセスポイントを有している。これを「ルートアクセスポイント」(アクセスポイント12)と呼ぶ。ツリー構造でのアクセスポイントは「リーフアクセスポイント」(アクセスポイント14,16,19,10および21)と呼ばれるアクセスポイントで終了する。残るアクセスポイントは全て「中間アクセスポイント」(アクセスポイント13,15,17,および18)と呼ばれる。
アクセスポイントグループにおけるアクセスポイント間の通信のためのプロトコルの確立は、他とは異なる独自のプロトコルを作り出すことか、あるいは既存のプロトコルの一部を変更することを伴う。IEEEによるアクセスポイント間プロトコル(IAPP)は、既存のアクセスポイント間のプロトコルであり、共通の分散システム上で多数のメーカーのアクセスポイントの適合を可能にする。IAPPはIPパケットをアクセスポイントに伝えることを可能にするアクセスポイント(サービス・プリミティブを表す)、一連の関数、およびプロトコルの機能性を定めている。図5はIAPPの構造を示している。アクセスポイント管理エンティティ、すなわちAPME40は、アクセスポイントの主要な動作プログラムとして用いられ、アクセスポイント製造者による独自の機構とアルゴリズムを実装している。アクセスポイントグループに対するツリー構造の分散モデルはAMPEによって実行される。
アクセスポイントグループを操作するプロトコルを確立することは、ツリー構造分散モデルの実施を可能にするための動作の追加を伴う。AMPEにおいてアクセスポイントグループのツリー構造分散モデルの実施は、IAPPの動作を拡張することにより達成される。ページンググループを形成するためには、少なくとも5つの動作がIAPPに追加される必要がある。これらの動作は「結合」、「分離」、「グループ統合」、「グループ切除」、および「継承」を含んでいる。これらの動作の例を図6A〜図13Bに示す。
結合動作は、既存のアクセスポイントグループにアクセスポイントを追加するために必要なステップを実行する。最も単純な場合は、あるアクセスポイントが別のアクセスポイントに結合する場合に関係している。第1のアクセスポイントは第2のアクセスポイントに結合要求を送信する。第2のアクセスポイントは自身に第1のアクセスポイントが結合するのを許可し、自身をルートアクセスポイントとしてアクセスポイントグループのツリー構造を形成する。これは第1のアクセスポイントにスレーブとしてのクラスタマップ(CMAP)を追加することで行われる。CMAPはアクセスポイントグループにおける全てのアクセスポイントを示したリストである。このとき、第2のアクセスポイントは結合応答を第1のアクセスポイントに返送する。ここで、第1および第2のアクセスポイントは、第2のアクセスポイントをルートアクセスポイント、第1のアクセスポイントをリーフアクセスポイントとしたアクセスポイントグループを形成する。
1以上のアクセスポイントを含むアクセスポイントグループにアクセスポイントが結合するために、結合するアクセスポイントはアクセスポイントグループのあるアクセスポイントに結合要求を送信する。結合要求を受信したアクセスポイントがアクセスポイントグループのルートアクセスポイントでない場合には、このアクセスポイントは結合要求をルートアクセスポイントへと転送する。このステップは結合要求がルートアクセスポイントに到達するまで繰り返される。そして、ルートアクセスポイントは、このアクセスポイントをCMAPに追加し、ルートアクセスポイントに結合要求を転送してきたアクセスポイントを介し、その逆の順序で結合するアクセスポイントに結合応答を返送することで、結合を要求したアクセスポイントの結合を許可する。結合するアクセスポイントに結合応答を送信する前に、結合するアクセスポイントから結合要求を受信したアクセスポイントはCMAPに結合するアクセスポイントをスレーブとして追加する。しかし、ルートアクセスポイントは結合を要求するアクセスポイントの参加を拒否することがある。例えば、ルートアクセスポイントがアクセスポイントグループに含ませることができる限界の数のアクセスポイントを含んでいる場合は、ルートアクセスポイントは結合を要求するアクセスポイントに結合応答を返さずに、このアクセスポイントの参加を拒否する。
図6A〜Cは結合動作の一実施例に含まれる手順を示している。図6Aはこの動作が実行される前のアクセスポイント60およびアクセスポイントグループ50を示す一方、図6Bは結合動作におけるステップを示している。また、図6Cはこの動作が実行された後のアクセスポイントグループ50を示している。図6Aにおけるアクセスポイントグループ50はルートアクセスポイント52と、中間アクセスポイント54と、2つのリーフアクセスポイント53および55を含んでいる。アクセスポイントグループ50はページングエリア境界57とともにページングエリア56を定義する。図6Bに示されているように、アクセスグループ50にアクセスポイント60が追加されるとき、アクセスポイント60は時刻t1においてアクセスポイントグループ50のアクセスポイントの1つ54に結合要求を送信する。時刻t2において、アクセスポイント54はこの接続要求をルートアクセスポイント52に転送する。次にルートアクセスポイント52は、CMAPにアクセスポイント60を付加することによりアクセスポイント60の結合を許可し、時刻t3において結合応答をアクセスポイント54に返送する。時刻t4において、アクセスポイント54はCMAPにアクセスポイント60をスレーブとして追加し、そして結合応答をアクセスポイント60に転送する。図6Cは結合動作の後のアクセスポイントグループ50を示している。アクセスポイント60はアクセスポイントグループ50の一部であり、アクセスポイント54のスレーブである。アクセスポイントグループ50は拡大ページングエリア58を取り囲んだ拡大ページングエリア境界59を有する。
結合動作の別の実施例においては、第1のアクセスポイントグループが第2のアクセスポイントグループへの結合を試み、この結合動作は、第1のアクセスポイントグループのルートアクセスポイントが第2のアクセスポイントグループに結合する要求をするように定義されている。これは、スレーブが別のアクセスポイントグループに結合する場合にそのスレーブアクセスポイントが1より多いマスタを持つことになるのを防ぐ。結合動作のさらに別の実施例においては、第1のアクセスポイントグループが第2のアクセスポイントグループへの結合を試みる場合、第1のアクセスポイントグループ内のアクセスポイントが第2のアクセスポイントグループへの結合には制限がない。しかし、スレーブアクセスポイントはマスタを1つしか同時に有することができないので、第1のアクセスポイントグループ内のスレーブアクセスポイントが第2のアクセスポイントグループに接続を要求する場合には、そのスレーブアクセスポイントは結合要求が許可される前に第1のアクセスポイントグループと離れなくてはならない。
アクセスポイントが1より多いアクセスポイントを含んだアクセスポイントグループから分離するとき、分離するアクセスポイントはアクセスポイントグループ内のあるアクセスポイントに分離要求を送信する。分離要求を受信したアクセスポイントがルートアクセスポイントでなければ、そのアクセスポイントはその分離要求をマスタへと転送する。このステップは分離要求がルートアクセスポイントに到達するまで繰り返される。次に、ルートアクセスポイントはCMAPから分離するアクセスポイントを削除することによりこのアクセスポイントの分離を許可し、分離要求をルートアクセスポイントに送信してきたのと同じアクセスポイントにより分離するアクセスポイントに分離応答を逆の方向へと返送する。分離するアクセスポイントに分離応答を送信する前に、分離するアクセスポイントから分離要求を受信したアクセスポイントはCMAPから分離するアクセスポイントを削除する。
図7および図6C,6Aは分離動作の実施例に含まれる手順を示している。図7は分離動作におけるリーフアクセスポイントがアクセスポイントグループから分離するときのステップを示しており、さらに図6Cは分離動作が実行される前のアクセスポイントグループ50を示しており、さらに図6Aは分離動作が実行された後のアクセスポイントグループ50を示している。図6Cにおいて、アクセスポイントグループ50は、ルートアクセスポイント52と、中間アクセスポイント54と、3つのリーフアクセスポイント53,55,および60とを備えている。アクセスポイントグループ50はページングエリア境界59とともにページングエリア58を定義している。図7に示されているように、アクセスポイント60がアクセスグループ50から分離されるとき、アクセスポイント60は時刻t1においてアクセスポイントグループ50のアクセスポイントの1つである54に分離要求を送信する。時刻t2において、アクセスポイント54はこの分離要求をルートアクセスポイント52に転送する。次に、ルートアクセスポイント52は、時刻t3においてアクセスポイント60をCMAPから削除し、分離応答をアクセスポイント54に送信することによってアクセスポイント60の分離を許可し、ここでアクセスポイント54は、時刻t4においてCMAPからアクセスポイント60を削除し、続いて分離応答をアクセスポイント60に転送する。図6Aは分離動作が実行された後のアクセスポイントグループ50とアクセスポイント60とを示している。アクセスポイント50は、縮小されたページングエリア56を取り囲んでいる縮小されたページングエリア境界57を有している。
分離動作の別の実施では、中間アクセスポイントのアクセスポイントグループからの分離を含んでいる。この実施においては、図6C,9A,および9Bに示されているように、中間アクセスポイントが直接マスタと3つのアクセスポイントに接続されている。分離動作を実施して中間アクセスポイントを分離することは、中間アクセスポイントをアクセスポイントグループから分離し、分離したアクセスポイントのスレーブをアクセスポイントグループに再度結合することを意味することから「グラフティング(接ぎ木、接合)」と呼ばれる。図6Cにおいて、アクセスポイントグループ50はルートアクセスポイント52と、中間アクセスポイント54と、3つのリーフアクセスポイント53,55,および60とを含んでいる。アクセスポイントグループ50はページングエリア境界59とともにページングエリア58を定義している。図8Aに示されているように、時刻t1において中間アクセスポイント54がアクセスグループ50から分離しようとするとき、アクセスポイント54は分離要求をマスタ(ルートアクセスポイント52)に送信する。次に、ルートアクセスポイント52は時刻t2において、CMAPからアクセスポイント54を削除し、分離応答をアクセスポイント54に返送することによって、アクセスポイント54の分離を許可する。次に、アクセスポイント54は時刻t3において、スレーブであるアクセスポイント60,53,および55に分離要求を送信する。次に、アクセスポイント60,53,および55は、時刻t4において分離要求をアクセスポイント54に送り返し、このときアクセスポイント55はCMAPからアクセスポイント60,53,および55を削除する。アクセスポイント60,53,および55がアクセスポイントグループ50から分離されないように、アクセスポイント60,53,および55はルートアクセスポイント52に結合要求を送信する。アクセスポイント60,53,および55とアクセスポイントグループ50は、上述したような結合動作を実行する。図8Bは、分離動作の後のアクセスポイントグループ50とアクセスポイント55を示している。アクセスポイントグループ50は縮小ページングエリア61を取り囲んだ縮小ページングエリア境界62を有する。
2つのアクセスポイントグループを結合させて1つのアクセスポイントグループを形成するために、第1のアクセスポイントグループのルートアクセスポイント(ルートアクセスポイントのみ)は、第2のアクセスポイントグループの1つのアクセスポイントへ統合要求を送信する。統合要求を受信したアクセスポイントがルートアクセスポイントでなければ、そのアクセスポイントはこの統合要求をマスタへと転送する。このステップは統合要求がルートアクセスポイントに到達するまで繰り返される。次に、第2のアクセスポイントグループのルートアクセスポイントは、第2のアクセスポイントグループのルートアクセスポイントのCMAPに第1のアクセスポイントグループを追加し、第2のアクセスポイントグループのルートアクセスポイントに統合要求を転送された第2のアクセスポイントグループの同じアクセスポイントを介して、第1のアクセスポイントグループのルートアクセスポイントに、統合要求と逆の順序で統合応答を返送することによって、第2のアクセスポイントグループを第2のアクセスポイントグループに統合することを許可する。統合応答を第1のアクセスポイントグループのルートアクセスポイントに送信する前に、第1のアクセスポイントグループのルートアクセスポイントから統合要求を受信した第2のアクセスポイントグループのアクセスポイントは、CMAPに第1のアクセスポイントグループのルートアクセスポイントを追加する。
図9A〜9Cは統合動作の一実施例に含まれる手順を示している。図10Bは統合動作におけるステップを示しており、図9Aは統合動作が実行される前のアクセスポイントグループ70および80を示しており、図9Cは統合動作が実行された後のアクセスポイントグループ70を示している。図9Aにおいて、アクセスポイントグループ70は、ルートアクセスポイント74と、中間アクセスポイント76と、2つのリーフアクセスポイント75および77とを含んでいる。アクセスポイントグループ70はページングエリア境界72を伴ったページングエリア71を定義する。アクセスポイントグループ80はルートアクセスポイント84と2つのリーフアクセスポイント85,86とを含んでいる。アクセスポイントグループ80はページングエリア境界82を伴ったページングエリア81を定義する。図9Bに示されているように、時刻t1においてアクセスポイントグループ80がアクセスポイントグループ70に結合されるとき、アクセスポイントグループ80のルートアクセスポイント84はアクセスポイントグループ70のアクセスポイントの1つである75に結合要求を送信する。アクセスポイント75は時刻t2においてこの統合要求をアクセスポイント76に転送し、アクセスポイント76は時刻t3においてこの統合要求をアクセスポイントグループ70のルートアクセスポイント74に転送する。次に、ルートアクセスポイント74は時刻t4において、CMAPにアクセスポイント84を追加し、アクセスポイント76に統合応答を返送することによって、アクセスポイント80をアクセスポイントグループ70に統合することを許可する。次に、アクセスポイント76は時刻t5において、この統合応答をアクセスポイント75に転送する。時刻t6において、アクセスポイント75はCMAPにアクセスポイント80を追加し、次に統合応答をアクセスポイント84に転送する。図9Cはこの統合動作の後のアクセスポイントグループ70を示している。アクセスポイントグループ70は拡張ページングエリア境界89によって定義される拡張ページングエリア88を有している。
第1のアクセスポイントに直接的あるいは間接的に従属するアクセスポイントを切り取るために第1のアクセスポイントは切取問い合わせ要求をマスタに送信する。この切取問い合わせ要求を受信したアクセスポイントがアクセスポイントグループのルートアクセスポイントでなければ、切取問い合わせ要求を受信したアクセスポイントはこの切取問い合わせ要求をマスタへと転送する。このステップは切取問い合わせ要求がルートアクセスポイントに到達するまで繰り返される。次に、ルートアクセスポイントは、ルートアクセスポイントのCMAPからこの従属したアクセスポイントを削除し、ルートアクセスポイントに切取問い合わせ要求を転送したアクセスポイントと同じアクセスポイント(中間アクセスポイント)を介して切取問い合わせ応答を第1のアクセスポイントに返送することによって、この従属したアクセスポイントを切り取ることを許可する。切取問い合わせ応答は、要求元に従属するアクセスポイントのリストを有するCMAPを含む。中間アクセスポイントは従属するアクセスポイントの全てをCMAPから削除する。次に、第1のアクセスポイントはスレーブアクセスポイントのそれぞれに切取要求を送信する。次に、第1のアクセスポイントはスレーブアクセスポイントをCMAPから削除し、それぞれのスレーブアクセスポイントは第1のアクセスポイントのアクセスポイントグループから分離される。分離されたスレーブアクセスポイントがそれ自身スレーブを有していれば、このスレーブアクセスポイントは新たなアクセスポイントグループのルートアクセスポイントとなり、そうでなければ独立したアクセスポイントとなる。
図6C,10A,および10Bはこの切取動作の実施例に含まれる手順を示している。図10Aはこの切取動作の手順を示している一方、図6Cは切取動作が実行される前のアクセスポイントグループ50を示しており、そして図10Bは切取動作が実行された後のアクセスポイントグループ50および96を示している。図10Aに示されているように、時刻t1においてアクセスポイント54がアクセスポイント55,53および60を切り取るとき、アクセスポイント54は切取問い合わせ要求をルートアクセスポイント52に送信する。次に、ルートアクセスポイント52は時刻t2において、ルートアクセスポイント52のCMAPから従属するアクセスポイント53,55,および60を削除し、切取問い合わせ応答をアクセスポイント54に返送することにより、アクセスポイント54に従属したアクセスポイント53,55,および60を切り取ることを許可する。切取問い合わせ応答はアクセスポイント54に従属するアクセスポイントを含むCMAPを含んでいる。時刻t3において、アクセスポイント54はアクセスポイント53,55,および60をCMAPから削除し、アクセスポイント53,55,および60に切取要求を送信する。時刻t4において、アクセスポイント53,55,および60は切取応答アクセスポイント54に返送する。図10Bは、切取動作の後のアクセスポイントグループ50とアクセスポイント53,55,および60とを示している。アクセスポイントグループ50は縮小されたページングエリア境界94によって定義される縮小されたページングエリア92を有している。アクセスポイント53,55,および60はいずれのアクセスポイントグループの構成要素にもならない独立したアクセスポイントである。
ルートアクセスポイントがアクセスポイントグループから離れるとき、継承動作が用いられる。ルートアクセスポイントが全てのCMAPとルートの役割のスレーブへの委任を含んだ継承要求を送信したとき、継承動作は開始する。次にスレーブは継承応答をルートアクセスポイントに返送する。ルートアクセスポイントは全てのスレーブをCMAPから削除する。それぞれのスレーブアクセスポイントは新たなアクセスポイントグループのルートアクセスポイントとなる。新たに形成されたルートアクセスポイントは、それぞれ委任要求を各自のスレーブへと送信する。いずれのスレーブもリーフアクセスポイントでないのであれば、続いてスレーブは委任要求をそれぞれのスレーブへ転送する。この転送動作は、全てのリーフアクセスポイントがこの委任要求を受信するまで続く。次に、それぞれのスレーブは委任応答を新たに形成されたルートアクセスポイントのそれぞれに返信する。
図11A,11B,および11Cはこの継承動作の実施例に含まれる手順を示している。図11Aは継承動作の実行される前のアクセスポイントグループ500を示している一方、図11Bは継承動作におけるステップを示しており、図11Cは継承動作の実行された後のアクセスポイント504および508とアクセスポイントグループ520とを示している。図11Aに示されているように、アクセスポイントグループは、ルートアクセスポイント504と、中間アクセスポイント506および508と、リーフアクセスポイント510,512,および514とを含んでいる。アクセスグループ500はページングエリア境界502によって定義されるページングエリア501を有している。図11Bに示されているように、時刻t1においてルートアクセスポイント504がアクセスポイントグループ500から離れるとき、アクセスポイント504は全てのCMAPを含んだ継承要求をスレーブアクセスポイント506および508へと送信する。次に、アクセスポイント506および508は時刻t2において、継承応答をルートアクセスポイント504へと送信する。次に、ルートアクセスポイント504は従属するアクセスポイント508,508,510,512,および514をCMAPから削除する。次に、アクセスポイント506は時刻t3において、委任要求をスレーブアクセスポイント510,512,および514に送信する。次に、アクセスポイント510,512,および514は時刻t4において、委任応答をアクセスポイント504へと返送する。図11Cはこの継承動作の後の新たなアクセスポイントグループ520とアクセスポイント504および508とを示している。新たなアクセスポイントグループ520は、ページングエリア境界524によって定義されるページングエリア522を有している。
いったんアクセスポイントグループが形成されると、アクセスポイントグループは、コンピュータ装置の位置が特定できるようにするために、定義したページングエリア内のあらゆるコンピュータ装置にその識別情報を通信するための何らかの方法を持たなくてはならない。アクセスポイントグループの情報をコンピュータ装置に通信する手順は、一般に(a)アクセスポイントグループのそれぞれのアクセスポイントのビーコンにアクセスポイントグループのページングエリアIDを含めるステップと、(b)ビーコンをブロードキャストするチャネルを割り当てるステップと、(c)定期的にビーコンを検知するためにコンピュータ装置をアクティブにするステップと、(d)アクセスポイントグループ内の全てのアクセスポイントがビーコンをブロードキャストするタイミングを同期させるステップとを含んでいる。以下の例は単独のコンピュータ装置についてこれらの方法を明確にするものであるが、この方法は複数のコンピュータ装置が存在する場合にも適用可能である。
アクセスポイントグループに固有のページングエリアIDをそれぞれのアクセスポイントのビーコンに含むステップは、あるページンググループ(ないしページングエリア)を他と区別することを可能にする。コンピュータ装置がどのページングエリアに位置しているのかを判断可能とするために、それぞれのページンググループは固有のページングエリアIDが割り当てられ、このページングエリアIDをそれぞれのページングエリア内の全てのコンピュータ装置へ通信する。これは、IEEE 802.11プロトコルにおけるビーコンパケット(以下「ビーコン」)を用いることで達成される。
ビーコンはアクセスグループにおけるアクセスポイントどうしが通信を行うための仕組みを提供する。ビーコンはそれぞれのアクセスポイントから定期的にブロードキャストされる信号であり、種々の情報を含むことができる。ビーコンにおける情報のパケットのそれぞれは「エレメント」と呼ばれる。IEEE 802.11プロトコルに記載されているビーコンは図12Aに示されたエレメント110を含んでいる。このエレメントはエレメント名とエレメントIDとによって特定される。エレメントID32〜255は未使用であり、ゆえに利用可能である。図12Bは、未使用エレメントの1つであったエレメントID32にページングエリアID112を有する強化エレメント110を示している。その他のエレメント114は利用可能のままである。
図12CはページングエリアID120のフォーマットを示している。このフォーマットはエレメントIDのための1オクテットの領域と、ページングエリアID124の長さのための1オクテットの領域と、ページングエリアID128自体のための8オクテットの領域とを含んでいる。ページングエリアIDはEUI−48とEUI−64(MACアドレス)の一方ないし両方を含むことができる。あるいは、ページングエリアIDは各ページングエリアに固有の指示子であればどのような指示子も含むことができる。加えて、ページングエリアIDに用いられる領域サイズは、異なる長さのページングエリアIDに応じて変化させることができる。さらに、ページングエリアIDはアクセスポイントからブロードキャストされるあらゆるパケットに含めることができる。ページングエリアIDをIEEE 802.11プロトコルないしはその他のブロードキャストパケットのビーコンにおけるエレメントとして含めることにより、ページングエリアIDは、アクセスポイントグループのそれぞれのアクセスポイントにより各アクセスポイントの有効範囲全体でビーコンないしはその他のパケットがブロードキャストされる毎に定期的にブロードキャストされる。
アクセスポイントIDを含むビーコンあるいはその他のパケットをブロードキャストするためのチャネルを割り当てる場合には、考慮すべきいくつかの問題がある。隣接するアクセスポイントに異なるチャネルのビーコンをブロードキャストすることは、干渉を防止することに役立つ点で有利である。また、アクセスポイントに異なるチャネルのビーコンないしその他のパケットをブロードキャストすることは、IPトラフィックとビーコンないしその他のパケットとの間の干渉を防止することに役立つので、IPトラフィックをブロードキャストに用いるよりも有利である。IEEE802.11プロトコルの物理層は複数のチャネルを定義しているが、使われるチャネルが多いほど、コンピュータ装置があるアクセスポイントの有効範囲から別の有効範囲へと移動する度に多くのチャネルを検索しなくてはならなくなる。ここには明らかに、チャネル分割の要求とチャネル数の最小化に矛盾が生じている。ゆえに、ある状況に対して最適化されるために、ビーコンをブロードキャストするために用いられるチャネルを割り当てるためのいくつかの方法が提供される。
チャネルの割り当て方法は、(1)静的に割り当てる方法と、(2)標準の共通ページングチャネルを割り当てる方法と、(3)局地的に共通なページングチャネルを割り当てる方法とを含む。静的な割り当て方法においては、WLAN内の全てのアクセスポイントはIPトラフィックとビーコンをブロードキャストするための共通のチャネルが割り当てられる。
標準の共通ページングチャネルを割り当てる方法においては、WLAN内の全てのアクセスポイントには単一のページングチャネルが割り当てられる。アクセスポイントは、ページングエリアIDを含むビーコンないしはその他のパケットをブロードキャストするための共通のチャネル(ビーコンチャネル)と、IPトラフィックをブロードキャストするためのビーコンチャネルとは異なる共通のチャネル(IPチャネル)とを割り当てられる。この方法はコンピュータ装置がビーコンチャネルを検索する必要性を減少させることが可能であり、ビーコンチャネルとIPチャネルが干渉を起こす危険性を解消させることが可能となる。しかしながら、隣接したアクセスポイントのブロードキャストの間にはなお干渉の危険性がある。この方法はコンピュータ装置がビーコンブロードキャストを検索する必要性を解消させることが可能であるが、ビーコンないしはその他のパケットとIPトラフィックが干渉を起こす危険性がある。加えて、隣接したアクセスポイントのブロードキャストの間には干渉の危険性がある。
局地的に共通なページングチャネルを割り当てると、隣接したアクセスポイントのブロードキャスト間で干渉が起こる危険性を低減させるのに役立つ。局地的に共通なページングチャネルを割り当てる方法においては、同一のアクセスポイントグループ内の全てのアクセスポイントに同一のページングチャネルが割り当てられる。しかし、隣接するアクセスページンググループには同一のページングチャネルが割り当てられない。IPチャネルはそれぞれのページングチャネルが異なるチャネルである。一般に、それぞれのアクセスポイントグループのページングチャネルはアクセスポイントグループのルートアクセスポイントに割り当てられる。加えて、それぞれのスレーブアクセスポイントはそのマスタと同一のページングチャネルを使用し、いずれのスレーブアクセスポイントもIPチャネルをページングチャネルとして使用することはない。この方法においては、アクセスポイントグループの全てのアクセスポイントは同一のページングエリアIDを有しているので、コンピュータ装置はページングエリア境界を横断するときにページングチャネルを検索するだけでよい。加えて、隣接するアクセスポイントグループに異なるビーコンチャネルを割り当てることは、これらのグループのビーコンチャネル間で干渉が起こるのを低減させるのに役立つ。
用いられるチャネルの割り当て方法に関わらず、コンピュータ装置がビーコンないしはその他のパケットを検知するためには、コンピュータ装置は休止モードから復帰していなければならない。アクティブモードに復帰すると、ビーコンないしはその他のパケットに局地的に共通なページングチャネルを割り当てられた方法が用いられている場合には、コンピュータ装置はページングチャネルを検索する。一般に、コンピュータ装置自体は、設定された間隔で定期的に復帰するようにプログラムされており、所定の期間(ビーコン期間)アクティブモードのままである。しかし、一般に、設定された間隔とビーコン期間は、アクセスポイントのビーコンがブロードキャストされるタイミングに一致している必要がある。
アクセスポイントグループ内の全てのアクセスポイントでビーコンタイミングを同期させることは、コンピュータ装置を定期的に休止モードから復帰させるだけでよいだけでなく、コンピュータ装置のバッテリの寿命を延ばす。コンピュータ装置がページングエリア境界を横断するときにコンピュータ装置がアクセスポイントを認識できるように、アクセスポイントは継続的かつ定期的にページングエリアIDをブロードキャストする必要がある。上述のように、ページングエリアIDを含むビーコンないしはその他のパケットを検知するために、コンピュータ装置は定期的に休止モードから復帰しなくてはならない。しかし、頻繁な復帰は深刻なバッテリの消費を引き起こす。バッテリの消費を抑えるためには、復帰の回数を低減させる必要がある。同一のアクセスポイントグループのアクセスポイントがビーコンないしはその他のパケットを全て同時にブロードキャストした場合、それがコンピュータ装置があるアクセスポイントの有効範囲内から別のアクセスポイントの有効範囲へと横断する場合であっても、コンピュータ装置はそのビーコンがブロードキャストされている期間だけ復帰されていればよい。
アクセスポイントグループ内の全てのアクセスポイントがWLANの同一のサブネット内にあれば、アクセスポイントは、IAPPによって明らかとなるローカルサブネットブロードキャストを用いることで、ビーコンタイミングがその他のアクセスポイントのビーコンタイミングと合致するように調整できる。しかし、アクセスポイントグループ内のいくつかのアクセスポイントが異なるサブネットに属するのであれば、遷移遅延とルータ待機遅延はローカルのサブネットにおけるビーコンタイミングを同期化させる機能を不正確なものにする。それゆえ、アクセスポイントグループ内の全てのアクセスポイントが同一のサブネットでなければ、分散システムを用いて全てのアクセスポイントのビーコンタイミングを同期させることは達成できない。かわりに、同期はコンピュータ装置のタイミングレポートを用いることで達成される。コンピュータ装置のタイミングレポートは少なくともビーコンタイミングの差分を含んでいる。
アクセスポイントグループの全てのアクセスポイントでビーコンタイミングを同期させるために用いられる方法は、図13Aおよび13Bに示されている。図13Aに示されているように、はじめに、コンピュータ装置がページングエリア(第1のページングエリア)に入ってきたとき、コンピュータ装置は有効範囲内であるアクセスポイント(第1のアクセスポイント)を登録する(ステップ202)。次に、コンピュータ装置は第1のアクセスポイントからの最初のビーコンを待機する(ステップ204)。コンピュータ装置は待機しながら、最初のビーコンを感知したか否かを判断する(ステップ204)。コンピュータ装置は、最初のビーコンを感知しなければ、最初のビーコンを感知したと判断される(ステップ206)まで待機を続ける(ステップ204)。最初のビーコンは(全てのビーコンと同じように)、第1のアクセスポイントを構成要素とするアクセスポイントグループのためのビーコンタイミングを含んでいる。ビーコンタイミングは、いつ次の信号を予想するべきかをコンピュータ装置に知らせる。最初のビーコンを感知したら、コンピュータ装置はセット間隔を設定し(ステップ208)、そして休止モードの状態になる(ステップ210)。コンピュータ装置はグループビーコンタイミングにしたがってビーコンを予想する。
休止モードである間は、コンピュータ装置は静止したままであるか、第1のアクセスポイントの有効範囲内を移動しているか、第1のページングエリア内の別のアクセスポイント(第2のアクセスポイント)の有効範囲内へと移動するか、あるいは第2のページングエリアへと移動する(ステップ212)。コンピュータ装置が静止したままであるか、第1のアクセスポイントの有効範囲内を移動しているか、あるいは第2のアクセスポイントの有効範囲内へと移動する場合であれば、コンピュータ装置はセット間隔(グループビーコンタイミングに設定されている)で休止モードから復帰し(ステップ214)、新たなビーコンを待機する(ステップ216)。コンピュータ装置が第2のアクセスポイントの有効範囲内へと移動したら、新しいビーコンは第1のアクセスポイントのビーコンか、もしくは第2のアクセスポイントのビーコンのいずれか一方となり得る。次に、コンピュータ装置は、ビーコン窓の期間に新たなビーコンを感知したか否かを判断する(ステップ218)。ビーコン窓にビーコンを感知したと判断したら、コンピュータ装置の新たなビーコンのタイミングとセット間隔は既に同期されている。ゆえに、コンピュータ装置は休止モードに戻り(ステップ210)、コンピュータ装置がビーコン期間に新たなビーコンを感知しないと判断するまでの間、ステップ210〜218が繰り返される。
コンピュータ装置がビーコン窓に新たなビーコンを感知しないと判断したら(ステップ218)、セット間隔と新たなビーコンのタイミングは同期されていない。したがって、コンピュータ装置は、コンピュータ装置がビーコンタイミングの差分を計算する新たなビーコンを感知したと判断するまで、アクティブモードであり続ける(ステップ220)。ビーコンタイミングの差分は、新たなビーコンがコンピュータ装置により予想される間のビーコン期間の開始と、コンピュータ装置により実際に新たなビーコンが感知される時間との時間差である。第2のアクセスポイントから新たなビーコンが到来しなければ(ステップ221)、新たなビーコンは第1のアクセスポイントから到来する。この場合、コンピュータ装置が第1のアクセスポイントの有効範囲内にとどまっており、コンピュータ装置のセット間隔が第1のアクセスポイントのビーコンタイミングと同期していないことを意味している。したがって、コンピュータ装置は、少なくとも第1のアクセスポイントのビーコンタイミングの差分を含んだビーコンタイミングレポートを送信する(ステップ250)。続いてコンピュータ装置は、第1のアクセスポイントのビーコンタイミングに対してタイマを設定し(ステップ252)、休止モードに戻って処理をステップ210から続ける。
新たなビーコンが第2のアクセスポイントからのものであれば(ステップ221)、コンピュータ装置が第2のアクセスポイントの有効範囲へと移動したことを意味している。コンピュータ装置は、少なくともビーコンタイミングの差分と第1のアクセスポイントのIDを含むビーコンタイミングレポートを第2のアクセスポイントに送信する(ステップ222)。そして、第2のアクセスポイントが第1のアクセスポイントのマスタであるかどうかが判断される(ステップ226)。第2のアクセスポイントは、この判断をビーコンタイミングレポートの第1のアクセスポイントのIDにより行う。第2のアクセスポイントが第1のアクセスポイントのマスタである場合、第1のアクセスポイントのビーコンタイミングは第2のアクセスポイントのビーコンタイミングに設定される(ステップ228)。コンピュータ装置のセット間隔もまた第2のアクセスポイントのビーコンタイミングに設定される(ステップ230)。しかし、第2のアクセスポイントが第1のアクセスポイントのマスタでない場合には(ステップ226)、第1のアクセスポイントが第2のアクセスポイントのマスタであるかどうかを判断する必要がある(ステップ232)。第1のアクセスポイントが第2のアクセスポイントのマスタであれば、第2のアクセスポイントのビーコンタイミングは第1のアクセスポイントのビーコンタイミングに設定される(ステップ234)。そして、コンピュータ装置のセット間隔が第1のアクセスポイントのビーコンタイミングに設定される(ステップ238)。その一方、第1のアクセスポイントが第2のアクセスポイントのマスタでない場合には、第1および第2のアクセスポイントのビーコンタイミングはそれぞれに共通のマスタのビーコンタイミングに設定される(ステップ236)。次に、コンピュータ装置のセット間隔もまた共通のマスタのビーコンタイミングに設定される(ステップ237)。いずれのアクセスポイント(第1のアクセスポイント、第2のアクセスポイント、あるいは両方)がビーコンタイミングを変更していても、ステップ230,237,あるいは238のいずれかのステップでコンピュータ装置のセット間隔が設定されたら、コンピュータ装置はアクセスポイントグループ内のその他のアクセスポイントに、ビーコンタイミングの変化を通知する。しかし、ビーコンに含まれるページングエリアIDによって示されるように、第1のアクセスポイントが異なるページングエリアにある場合には、コンピュータ装置第1と第2のアクセスポイントの同期を行わない。
ビーコンの同期に関連する信号通信の一例が図14に示されている。この例においては、時刻t8において、コンピュータ装置が第1のアクセスポイントの有効範囲内から第2のアクセスポイントの有効範囲内へと移動し、ここにおいて2つのアクセスポイントのビーコンタイミングは同期されていない。加えて、双方のアクセスポイントは同一のアクセスポイントグループに位置しており、第1のアクセスポイントが第2のアクセスポイントのマスタである。コンピュータ装置360のための信号は、コンピュータ装置が休止モードのときは「ロー」として示され、コンピュータ装置がアクティブモードのときは「ハイ」として示されている。第1のアクセスポイントの信号320および第2のアクセスポイントの信号322は複数のセグメントに分割される。セグメント322と342はそれぞれ、それぞれのアクセスポイントのビーコンの時間長とほぼ同様の時間長を有している。コンピュータ装置は、第1の期間324の間には第1のアクセスポイントの有効範囲内にあり、時刻t8において第2のアクセスポイントの有効範囲内に移動し、第2の期間326の間にはそこにとどまる。第2のアクセスポイントは第1の期間324の間にビーコン344および348をブロードキャストしているが、コンピュータ装置は第1の期間324の間に第2のアクセスポイントの有効範囲内に存在しないため、ビーコン344および348を感知しない。その後、コンピュータ装置は時刻t8において第2のアクセスポイントの有効範囲内に移動し、第2の期間326の間は第2のアクセスポイントの有効範囲内にあり、第2の期間326の間はそこにとどまる。第1のアクセスポイントは第2の期間326の間にビーコン332,334および336をブロードキャストしているが、コンピュータ装置は第2の期間326の間に第1のアクセスポイントの有効範囲内に存在しないため、ビーコン332,334および336を感知しない。
はじめに、コンピュータ装置が第1の期間324の間に第1のアクセスポイントの有効範囲内にあるとき、時刻t1においてコンピュータ装置の信号は「ハイ」である。第1のアクセスポイントは、時刻t2からt3の間にビーコン328をブロードキャストする。第1のアクセスポイントがビーコン328をブロードキャストしたら、コンピュータ装置は時刻t4において休止モードに戻る(コンピュータ装置の信号は「ロー」に戻る)。第1のアクセスポイントのビーコン328はビーコンタイミングを含むので、コンピュータ装置はいつ第1のアクセスポイントの次のビーコンを予想するべきかがわかる。したがって、時刻t5において、第1のアクセスポイントのビーコン330が予想される時間の少し前に、コンピュータ装置の信号は「ハイ」になり、第1のアクセスポイントが第1のアクセスポイントのビーコン332のブロードキャストを終えるまでは「ハイ」のままでいる。
時刻t8,つまり第2の期間326の始まりにおいて、コンピュータ装置は第1のアクセスポイントの有効範囲内から第2のアクセスポイントの有効範囲内へと移動する。しかし、この移動の直前の時刻t7において、コンピュータ装置は第1のアクセスポイントからの次のビーコン332を予想している。第1および第2のアクセスポイントのビーコンタイミングが同期されていれば、コンピュータ装置は第2のアクセスポイントのビーコンを時刻t7の直後に感知している。第1および第2のアクセスポイントのビーコンタイミングが同期されていないので、コンピュータ装置は第2のアクセスポイントのビーコンを時刻t8においては感知できず、そのかわりに時刻t9において感知する。したがって、第2のアクセスポイントがそのビーコン350のブロードキャストを完了させる時刻t10までは、コンピュータ装置の信号は「ハイ」のままでなければならない。
第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントのビーコンタイミングを同期させるために、コンピュータ装置はビーコンタイミングの差分362を計算する。この場合、ビーコンタイミングの差分362は時刻t10(第2のアクセスポイントのビーコン350のブロードキャストが終了する時刻)と時刻t7(第1のアクセスポイントのビーコン332が予想される直前)の差分である。そして、コンピュータ装置はこのビーコンタイミングの差分を第2のアクセスポイントに送信する。第2のアクセスポイントはIAPPとサービスロケーションプロトコル(SLP)を用いて第1のアクセスポイントを特定する。第1のアクセスポイントは第2のアクセスポイントのマスタなので、第2のアクセスポイントはビーコンタイミングを第1のアクセスポイントのビーコンタイミングと合致させなくてはならない。
この時点でコンピュータ装置に感知された最後のビーコンが第2のアクセスポイントのビーコン350であり、ビーコン350は第2のアクセスポイントの非同期のビーコンを含んでいるので、コンピュータ装置の信号はコンピュータ装置が時刻t12において次のビーコンを予想する直前の時刻t11において「ハイ」となる。したがって、第1のアクセスポイントのビーコンタイミングと合致する前に、第2のアクセスポイントは本来のビーコンタイミングである時刻t12において1より多いビーコン352をブロードキャストする。しかし、ビーコン352は第1のアクセスポイントのビーコンタイミングに合致されたビーコンタイミングを含んでいる。コンピュータ装置の信号は、ビーコン352のブロードキャストが終了した時刻t13において「ロー」となる。
コンピュータ装置の信号は、合致されたビーコンタイミングにしたがって予想される第2のアクセスポイントの次のビーコン354の到来が期待される直前の時刻t14において、再び「ハイ」となる。
コンピュータ装置の位置を特定する手順は、コンピュータ装置がアクセスポイント境界と横断するときとコンピュータ装置がページングされるときは常に、コンピュータ装置への接続を含んでいる。コンピュータ装置がアクセスポイント境界を横断するときには常に、コンピュータ装置は新たなアクセスポイントグループと接続しなければならない。新たなアクセスポイントグループと接続するために、コンピュータ装置はコンピュータ装置がその有効範囲内にあるアクセスポイントグループのアクセスポイント(射程アクセスポイント)と通信を行う。より具体的には、新たなアクセスポイントグループに接続するために、コンピュータ装置は射程アクセスポイントへ接続のための要求を送信する。次に、新たなアクセスポイントグループのルートアクセスポイントは、それが射程アクセスポイントである可能性もあるが、接続ID(AID)をコンピュータ装置に割り当て、コンピュータ装置のAIDと接続されたMACアドレスを接続テーブルに追加する。一般に、AIDはおよそ1から2007の範囲の値を有し、AIDフィールドの下位14ビットに格納されており、AIDフィールドの下位2ビットは各々「1」に設定されている。新たなアクセスポイントグループのルートアクセスポイントは、コンピュータ装置のMACアドレスとAIDを新たなアクセスポイントグループのその他のアクセスポイントに通信する。この通信は、同一サブネット上の全てのアクセスポイントに対して、IAPPを用いたローカルサブネットブロードキャストでIAPP−ADD要求(これはコンピュータ装置のMACアドレスとAIDを含む)をブロードキャストするために、接続の間IAPPを用いて発生する。これは、コンピュータ装置のMACアドレスをルートアクセスポイントと同一のサブネット上のアクセスポイントへと通信する。IAPPもまた、ルートアクセスポイントと同一のサブネット上にはないアクセスポイントグループのアクセスポイントに対して、コンピュータ装置のMACアドレスを通信するために用いられることがある。MACアドレスは、コンピュータ装置を特定するためにIPアドレスのかわりとして用いられるため、あるサブネットから別のサブネットへと移動するコンピュータ装置に通常関連した問題が回避される。
コンピュータ装置が明示的あるいは暗示的に新たなアクセスポイントグループから分離するまでは、AIDはコンピュータ装置に関連付けられたままとなり、コンピュータ装置のMAC番号は新たなアクセスポイントグループのアクセスポイントの接続テーブルに残ったままとなる。明示的に分離するためには、コンピュータ装置は分離サービスを呼び出す。暗示的に分離するためには、コンピュータ装置は明示的に分離せずとも、ただ新たなアクセスポイントグループの有効範囲を離れればよい。所定の期間内に新たなアクセスポイントグループがコンピュータ装置からの通信を受信しなくなったときに、新たなアクセスポイントグループはコンピュータ装置が明示的に分離せずとも、その有効範囲から離れたことを察知する。このとき、コンピュータ装置は分離する。コンピュータ装置がアクセスポイントグループから分離するとき、AIDは再利用されることが可能であり、コンピュータ装置のMACアドレスは新たなアクセスポイントグループのアクセスポイントの接続テーブルから削除される。
コンピュータ装置は、呼び出されたときにIPトラフィックを受信できるように、アクセスポイントグループに接続することに加えて、アクセスポイントとも接続する必要がある。いったんコンピュータ装置がアクセスポイントグループに接続されると、アクセスポイントグループはルートアクセスポイントを介して、そのコンピュータ装置のIPトラフィックを受信する。ルートアクセスポイントがコンピュータ装置のIPトラフィックを受信するとき、コンピュータ装置はアクセスポイントグループ内に位置していなければならず、休止モードであれば、コンピュータ装置はアクティブモードに切り替わらなくてはならない。アクセスポイントグループ内におけるコンピュータ装置の位置は不明であるため、ルートアクセスポイントは、通信装置が呼び出されようとしているアクセスポイントグループ内のその他のアクセスポイントと通信する。そして、アクセスポイントグループの全てのアクセスポイントは通信装置を呼び出す。呼び出しを受けたら、通信装置は接続するための要求を有効範囲内にあるアクセスポイントのいずれかに送信する。そのアクセスポイントは、有効範囲内にあるコンピュータ装置の存在をルートアクセスポイントに通知し、ルートアクセスポイントはそのアクセスポイントにIPトラフィックを転送する。そのアクセスポイントはIPトラフィックをコンピュータ装置に転送する。コンピュータ装置がアクティブモードである場合は、コンピュータ装置が同一のアクセスポイントグループの第2のアクセスポイントの有効範囲内に移動したとき、コンピュータ装置は第2のアクセスポイントを登録する。
ここに開示された方法と装置は具体的な実施例と用途に関して説明されたが、当業者においては、この開示を踏まえて、特許請求の範囲に記載の発明の精神と範囲を超えることなく、追加の実施例を生むことが可能である。例えば、ここに開示された方法と装置は休止モードとページング機能をサポートするいかなるプロトコルにおいても実施されることが可能である。それゆえ、この開示における図面および説明は、本発明の理解を容易ならしめるために提供されるものであり、その範囲を限定するものと解釈されるべきものではない。
図1は従来の技術に基づいたアドホックアーキテクチャを有する無線ネットワークの図である。 図2は従来の技術に基づいたインフラストラクチャアーキテクチャを有する無線ネットワークの図である。 図3は好適な実施形態に基づいたページングをサポートするWLANの図である。 図4は好適な実施形態に基づいた、ある構造の分散グルーピングモデルを用いたアクセスポイントグループの図である。 図5は、従来の技術に基づいたIAPPアーキテクチャの図である。 図6Aは好適な実施形態に基づいたアクセスポイントとアクセスポイントグループの図である。 図6Bは好適な実施形態に基づいた結合動作のステップの図である。 図6Cは好適な実施形態に基づいた、図6Bの結合動作が実行された後のアクセスポイントグループの図である。 図7は好適な実施形態に基づいた分離動作のステップの図である。 図8Aは好適な実施形態に基づいた分離動作のステップの図である。 図8Bは好適な実施形態に基づいた、図8Aの分離動作が実行された後のアクセスポイントグループの図である。 図9Aは好適な実施形態に基づいた第1および第2のアクセスグループの図である。 図9Bは好適な実施形態に基づいたグループ統合動作のステップの図である。 図9Cは好適な実施形態に基づいた、図10Bのグループ統合動作が実行された後のアクセスグループの図である。 図10Aは好適な実施形態に基づいたグループ切取動作のステップの図である。 図10Bは好適な実施形態に基づいた、図10Aのグループ切取動作が実行された後の第1および第2のアクセスグループの図である。 図11Aは好適な実施形態に基づいたグループ継承動作が実行される前のアクセスグループの図である。 図11Bは好適な実施形態に基づいたグループ継承動作のステップを示した図である。 図11Cは好適な実施形態に基づいた、図11Bのグループ継承動作が実行された後のアクセスグループと2つのアクセスポイントの図である。 図12Aは従来の技術に基づいたIEEE 802.11プロトコルのビーコンエレメントの図である。 図12Bは好適な実施形態に基づいたIEEE 802.11プロトコルのビーコンエレメントの図である。 図12Cは好適な実施形態に基づいたページングIDのフォーマットの図である。 図13Aは好適な実施形態に基づいたビーコンの同期のための方法フローチャートである。 図13Bは15Bのフローチャートの続きである。 図14は好適な実施形態に基づいた、ビーコンの同期の間に第1のアクセスポイントと、第2のアクセスポイントと、コンピュータとによって生成される信号の図である。
符号の説明
400…WLAN,402,404…ノード、406…インターネット、420,422,424,428,430,432…アクセスポイント、434,436,438,440,442,444…アクセスポイントの有効範囲、452…ページングエリア境界、450…ページングエリア。

Claims (39)

  1. 複数のアクセスポイントを含んだWLAN(Wireless Local Area Network)において複数のページングエリアを確立するための方法であって、
    複数のアクセスポイントグループを形成する段階と、
    複数のアクセスポイント間で通信するためのプロトコルを確立する段階と、
    アクセスポイントグループを操作するためのプロトコルを確立する段階とを含み、
    前記複数のアクセスポイントグループのそれぞれは、複数のアクセスポイントのサブセットから形成されており、ツリー構造分散グループモデルを用い、ページングエリアを定義する
    WLANにおいて複数のページングエリアを確立するための方法。
  2. WLANにおいて複数のページングエリアを確立するための請求項1に記載の方法であって、
    さらに、固有のページングエリア識別番号を複数のアクセスポイントのそれぞれに割り当てる段階と、複数のアクセスポイントグループのそれぞれにおけるアクセスポイントのそれぞれに、それぞれのアクセスポイントのアクセスポイントグループに関連付けられたページングエリア識別番号をそれぞれのアクセスポイントのアクセスポイントグループにブロードキャストさせる段階とを含む
    WLANにおいて複数のページングエリアを確立するための方法。
  3. WLANにおいて複数のページングエリアを確立するための請求項1に記載の方法であって、複数のアクセスポイントグループを形成する段階は、
    アクセスポイントグループのそれぞれのアクセスポイントに、マスタとスレーブを含んだ少なくとも1つの役割を割り当てるステップと、
    マスタの役割を割り当てられたそれぞれのアクセスポイントに、スレーブの役割を割り当てられた少なくとも1つのアクセスポイントを接続するステップと、
    スレーブの役割を割り当てられたそれぞれのアクセスポイントに、マスタの役割を割り当てられた1つのアクセスポイントを接続するステップとを含む
    WLANにおいて複数のページングエリアを確立するための方法。
  4. WLANにおいて複数のページングエリアを確立するための請求項1に記載の方法であって、
    複数のアクセスポイント間で通信するために確立されたプロトコルはIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)アクセスポイント間プロトコルである
    WLANにおいて複数のページングエリアを確立するための方法。
  5. WLANにおいて複数のページングエリアを確立するための請求項1に記載の方法であって、
    アクセスポイントグループを操作するためのプロトコルを確立する段階がIEEEアクセスポイント間プロトコルを修正する段階および提供する段階を含む
    WLANにおいて複数のページングエリアを確立するための方法。
  6. WLANにおいて複数のページングエリアを確立するための請求項5に記載の方法であって、
    IEEEアクセスポイント間プロトコルを修正する段階は、結合動作と、分離動作と、グループ統合動作と、グループ切取動作と、グループ継承動作を追加する段階を含む
    WLANにおいて複数のページングエリアを確立するための方法。
  7. 複数のアクセスポイントを含み、かつ、ページングを伴う休止モードが有効であるWLANにおいて複数のページングエリアを確立するための方法であって、
    複数のアクセスポイントグループを形成する段階を含み、ここで複数のアクセスポイントグループのそれぞれは複数のアクセスポイントのサブセットから形成されており、構造としてはツリー構造分散グループモデルを有し、ページングエリアを定義し、さらに前記方法は、
    アクセスポイントグループのそれぞれのアクセスポイントに、マスタとスレーブとを含む少なくとも1つの役割を割り当てる段階と、
    マスタの役割が割り当てられたアクセスポイントはそれぞれ、スレーブの役割を割り当てられたアクセスポイントを少なくとも1つ接続し、スレーブの役割を割り当てられたアクセスポイントはそれぞれ、マスタの役割を割り当てられたアクセスポイントを1つ接続する段階とを含み、
    複数のアクセスポイント間で通信するために確立されたプロトコルがIEEEアクセスポイント間プロトコルであり、さらに、
    結合動作と、分離動作と、グループ統合動作と、グループ切取動作と、グループ継承動作とを追加することによるIEEEアクセスポイント間プロトコルの修正を含んだアクセスポイントグループを操作するためのプロトコルを確立する段階と、
    複数のアクセスポイントグループのそれぞれに固有のページングエリア識別番号を割り当てる段階と、
    複数のアクセスポイントグループのそれぞれにおける各アクセスポイントに、それぞれのアクセスポイントのアクセスポイントグループに関連付けられたページングエリア識別番号をそれぞれのアクセスポイントのアクセスポイントグループにブロードキャストさせる段階とを含む
    WLANにおいて複数のページングエリアを確立するための方法。
  8. 少なくとも1つのアクセスポイントグループを含むWLANのためのチャネルの割り当て方法であり、少なくとも1つのアクセスポイントグループのそれぞれにページングのための共通の専用のチャネルを割り当てる段階を含む
    WLANのためのチャネルの割り当て方法。
  9. 請求項8に記載のWLANのためのチャネルの割り当て方法であって、
    少なくとも1つのアクセスポイントグループのそれぞれはルートアクセスポイントを有し、このルートアクセスポイントがページングのための共通のチャネルの割り当てを実行する
    WLANのためのチャネルの割り当て方法。
  10. 請求項9に記載のWLANのためのチャネルの割り当て方法であって、
    ページングのための共通の専用のチャネルを割り当てる段階は、さらに、ページングチャネルにIPチャネルとは異なるチャネルを割り当てる段階を含む
    WLANのためのチャネルの割り当て方法。
  11. 第1のアクセスポイントのビーコンタイミングを第2のアクセスポイントのビーコンタイミングと同期させるための方法であって、第1および第2のアクセスポイントはWLAN内のアクセスポイントグループ内にあり、前記方法は、
    ビーコンタイミングの差分を確定させるために第1のアクセスポイントのビーコンタイミングと第2のアクセスポイントのビーコンタイミングとの差分の計算をコンピュータ装置に実行させる段階と、
    ビーコンタイミングの差分をコンピュータ装置から第2および第1のアクセスポイントに通信する段階と、
    第1のアクセスポイントないしは第2のアクセスポイントのいずれか一方のビーコンタイミングが他方のビーコンタイミングと同等となるように、第1のアクセスポイントないしは第2のアクセスポイントのいずれか一方のビーコンタイミングを合致させる段階とを含む
    第1のアクセスポイントのビーコンタイミングを第2のアクセスポイントのビーコンタイミングと同期させるための方法。
  12. 第1のアクセスポイントのビーコンタイミングを第2のアクセスポイントのビーコンタイミングと同期させるための請求項11に記載の方法であって、ビーコンタイミングの差分を確定させるための第1のアクセスポイントのビーコンタイミングと第2のアクセスポイントのビーコンタイミングとの差分の計算が、
    コンピュータ装置が第1のアクセスポイントの有効範囲内にあるときには、所定の時間間隔でブロードキャストされる第1のアクセスポイントのビーコンを、少なくとも1つの所定回数検知するためにコンピュータ装置を定期的にアクティブモードに切り替えるステップを含み、ここで、所定の回数は第1のアクセスポイントのビーコンタイミングに一致し、さらに、前記差分の計算は、
    コンピュータ装置を第1のアクセスポイントの有効範囲内から第2のアクセスポイントの有効範囲内へと移動させるステップと、
    コンピュータ装置が第2のアクセスポイントの有効範囲内にあるときには、ある時間間隔でブロードキャストされる第2のアクセスポイントのビーコンを少なくとも1つの所定回数検知するためにコンピュータ装置を定期的にアクティブモードに切り替えるステップを含み、ここで、時間間隔はコンピュータが第2のアクセスポイントによるビーコンのブロードキャストを検知したときに終了するものであり、さらに、前記差分の計算は、
    ビーコンタイミングの差分を計算するために少なくとも1の所定回数のうちの1つを時間間隔から減算するステップとを含む
    第1のアクセスポイントのビーコンタイミングを第2のアクセスポイントのビーコンタイミングと同期させるための方法。
  13. 第1のアクセスポイントのビーコンタイミングを第2のアクセスポイントのビーコンタイミングと同期させるための請求項16に記載の方法であって、ビーコンタイミングの差分をコンピュータ装置から第2および第1のアクセスポイントに通信する段階は、
    コンピュータ装置がビーコンタイミングの差分を第2のアクセスポイントに通信するステップと、
    第2のアクセスポイントが第1のアクセスポイントを識別するステップと、
    第2のアクセスポイントがビーコンタイミングの差分を第1のアクセスポイントに通信するステップとを備える
    第1のアクセスポイントのビーコンタイミングを第2のアクセスポイントのビーコンタイミングと同期させるための方法。
  14. 第1のアクセスポイントのビーコンタイミングを第2のアクセスポイントのビーコンタイミングと同期させるための請求項11に記載の方法であって、第1のアクセスポイントないしは第2のアクセスポイントのいずれか一方のビーコンタイミングが他方のビーコンタイミングと同等となるように、第1のアクセスポイントないしは第2のアクセスポイントのいずれか一方のビーコンタイミングを合致させる段階は、
    第1のアクセスポイントないし第2のアクセスポイントのいずれか一方が他方のマスタアクセスポイントであり、他方のアクセスポイントがマスタアクセスポイントのスレーブアクセスポイントである場合に、スレーブアクセスポイントのビーコンタイミングをマスタアクセスポイントのビーコンタイミングに一致させるステップと、
    第1のアクセスポイントおよび第2のアクセスポイントのいずれも他方のマスタアクセスポイントでない場合に、共通のマスタアクセスポイントを判断し、第1のアクセスポイントのビーコンタイミングと第2のアクセスポイントのビーコンタイミングを共通のマスタアクセスポイントのビーコンタイミングに一致させるステップとを備える
    第1のアクセスポイントのビーコンタイミングを第2のアクセスポイントのビーコンタイミングと同期させるための方法。
  15. 第1のアクセスポイントのビーコンタイミングを第2のアクセスポイントのビーコンタイミングと同期させるための方法であって、第1および第2のアクセスポイントはWLAN内のあるアクセスポイントグループ内にあり、前記方法は、
    ビーコンタイミングの差分を確定させるために第1のアクセスポイントのビーコンタイミングと第2のアクセスポイントのビーコンタイミングとの差分の計算をコンピュータ装置に実行させる段階と、
    コンピュータ装置が第1のアクセスポイントの有効範囲内にあるとき、第1のアクセスポイントのビーコンのブロードキャストを、所定の時間間隔で少なくとも1の所定の回数検知するためにコンピュータ装置を定期的にアクティブモードに切り替える段階とを含み、ここで、この少なくとも1の所定の回数は第1のアクセスポイントのビーコンタイミングに一致し、さらに前記方法は、
    コンピュータ装置が第1のアクセスポイントの有効範囲内から第2のアクセスポイントの有効範囲内へと移動する段階と、
    コンピュータ装置が第2のアクセスポイントの有効範囲内にあるとき、第2のアクセスポイントのビーコンのブロードキャストを、少なくとも1の所定の回数のうちの1つの時間間隔で検知するためにコンピュータ装置を定期的にアクティブモードに切り替える段階とを含み、ここで、この時間間隔はコンピュータ装置が第2のアクセスポイントのビーコンのブロードキャストを検知したときに終了し、さらに前記方法は、
    ビーコンタイミングの差分を計算するために少なくとも1の所定の回数の1つから時間間隔を差し引く段階と、
    ビーコンタイミングの差分をコンピュータ装置から第2のアクセスポイントおよび第1のアクセスポイントに通信する段階とを含み、この段階は、
    コンピュータ装置がビーコンタイミングの差分を第2のアクセスポイントに通信するステップと、
    第2のアクセスポイントが第1のアクセスポイントを識別するステップと、
    第2のアクセスポイントがビーコンタイミングの差分を第1のアクセスポイントに通信するステップと、
    第1ないし第2のアクセスポイントのいずれか一方のビーコンタイミングがいずれか他方のビーコンタイミングと等しくなるように、第1ないし第2のアクセスポイントのいずれか一方のビーコンタイミングを合致させるステップとを含み、このステップは、
    第1のアクセスポイントないし第2のアクセスポイントのいずれか一方が他方のマスタアクセスポイントである場合に、他方のアクセスポイントはマスタアクセスポイントのスレーブアクセスポイントであり、スレーブアクセスポイントのビーコンタイミングをマスタアクセスポイントのビーコンタイミングを一致させ、
    第1のアクセスポイントないし第2のアクセスポイントのいずれも他方のマスタアクセスポイントでない場合に、共通のマスタアクセスポイントを判断し、第1のアクセスポイントのビーコンタイミングと第2のアクセスポイントのビーコンタイミングを共通のマスタアクセスポイントのビーコンタイミングに一致させる処理を含む
    第1のアクセスポイントのビーコンタイミングを第2のアクセスポイントのビーコンタイミングと同期させるための方法。
  16. コンピュータ装置がアクセスポイントの境界を横断するときであっても、コンピュータ装置をWLAN内の複数のアクセスポイントを含む新たなアクセスポイントグループに接続させるための方法であって、
    コンピュータ装置がアクセスポイントの境界を横断したことを発見する段階と、
    コンピュータ装置が新たなアクセスポイントグループに要求を送信する段階と、
    接続識別番号をコンピュータ装置に割り当てる段階とを含む
    コンピュータ装置をWLAN内の新たなアクセスポイントグループに接続させるための方法。
  17. コンピュータ装置がアクセスポイントの境界を横断するときであっても、コンピュータ装置をWLAN内の新たなアクセスポイントグループに接続させるための請求項16に記載の方法であって、コンピュータ装置がアクセスポイントの境界を横断したことを発見する段階は、コンピュータ装置が、
    新たなアクセスポイントグループにおける複数のアクセスポイントの1つのビーコンブロードキャストのグループ識別番号を検知するステップと、
    新たなアクセスポイントグループの複数のアクセスポイントの1つのビーコンブロードキャストが以前のアクセスポイントグループの複数のアクセスポイントの1つのビーコンブロードキャストより強いことを判断するステップとを含む
    コンピュータ装置をWLAN内の新たなアクセスポイントグループに接続させるための方法。
  18. コンピュータ装置がアクセスポイントの境界を横断するときであっても、コンピュータ装置をWLAN内の新たなアクセスポイントグループに接続させるための請求項16に記載の方法であって、この新たなアクセスポイントグループへ要求を送信するコンピュータ装置は、
    アクセスポイントグループの複数のアクセスポイントの1つに要求を送信するステップと、
    そのアクセスポイントグループのアクセスポイントがルートアクセスポイントでなければ、ルートアクセスポイントに要求を通信するステップとを含む
    コンピュータ装置をWLAN内の新たなアクセスポイントグループに接続させるための方法。
  19. コンピュータ装置がアクセスポイントの境界を横断するときであっても、コンピュータ装置をWLAN内の新たなアクセスポイントグループに接続させるための請求項16に記載の方法であって、ルートアクセスポイントが接続識別番号のコンピュータ装置への割り当てを実行する
    コンピュータ装置をWLAN内の新たなアクセスポイントグループに接続させるための方法。
  20. コンピュータ装置がアクセスポイントの境界を横断するときであっても、コンピュータ装置をWLAN内の複数のアクセスポイントを含んだ新たなアクセスポイントグループに接続させるための方法であって、
    コンピュータ装置がアクセスポイントの境界を横断したことを発見する段階を含み、ここの段階は、コンピュータ装置が新たなアクセスポイントグループの複数のアクセスポイントの1つのビーコンブロードキャストにおけるグループの識別番号を検知するステップと、新たなアクセスポイントグループの複数のアクセスポイントの1つのビーコンブロードキャストが以前のアクセスポイントグループの複数のアクセスポイントの1つのビーコンブロードキャストよりも強いことを判断するステップとを含み、さらに前記方法は、
    コンピュータ装置が新たなアクセスポイントグループに要求を送信する段階と、
    コンピュータ装置がアクセスポイントグループの複数のアクセスポイントの1つに要求を送信する段階と、
    そのアクセスポイントグループのアクセスポイントがルートアクセスポイントでなければ、ルートアクセスポイントに要求を通信し、ルートアクセスポイントが接続識別番号をコンピュータ装置に割り当てる段階とを含む
    コンピュータ装置をWLAN内の新たなアクセスポイントグループに接続させるための方法。
  21. アクセスポイントグループ情報をコンピュータ装置に通信するための方法であって、
    それぞれのアクセスポイントグループのビーコンを少なくとも2つのアクセスポイントグループのそれぞれのページングエリア識別番号に含む段階と、
    それぞれのビーコンにチャネルを割り当てる段階と、
    少なくとも1つのアクセスポイントグループのそれぞれに、そのアクセスポイントグループにより定義されるページングエリア内のアクセスポイントグループのビーコンをブロードキャストする段階と、
    少なくとも1つのアクセスポイントグループの少なくとも1つのビーコンを検知するために、少なくとも1つのコンピュータ装置を定期的にアクティブにする段階と、
    ビーコンのタイミングを同期させる段階とを含む
    アクセスポイントグループ情報をコンピュータ装置に通信するための方法。
  22. ページングを伴うWLANであって、
    複数のアクセスポイントと、
    少なくとも2つのアクセスポイントグループと、
    少なくとも2つのページングエリアと、
    複数のアクセスポイント間の通信のためのプロトコルと、
    アクセスポイントグループを操作するためのプロトコルと
    を含み、
    少なくとも2つのアクセスポイントグループのそれぞれは分散グルーピングモデルにしたがって複数の関連するアクセスポイントのサブセットを含み、
    少なくとも2つのページングエリアのそれぞれはページングエリア境界を含み、少なくとも2つのページングエリアのうちの1つによって定義される
    ページングを伴うWLAN。
  23. 請求項22に記載のページングを伴うWLANであって、少なくとも2つのアクセスポイントグループのそれぞれは固有のページングエリア識別番号を含む
    ページングを伴うWLAN。
  24. 請求項23に記載のページングを伴うWLANであって、固有のページングエリア識別番号はIEEE 802.11プロトコルのビーコンパケットに含まれる
    ページングを伴うWLAN。
  25. 請求項22に記載のページングを伴うWLANであって、複数のアクセスポイントのそれぞれは、少なくとも1つの役割を有する
    ページングを伴うWLAN。
  26. 請求項25に記載のページングを伴うWLANであって、少なくとも1つの役割はマスタとスレーブを含んだグループから選択され、また、少なくとも2つのアクセスポイントグループのそれぞれは、マスタの役割のアクセスポイントのそれぞれには少なくとも1つのスレーブの役割のアクセスポイントが連結され、スレーブの役割のアクセスポイントのそれぞれにはちょうど1つのマスタの役割のアクセスポイントが連結されている
    ページングを伴うWLAN。
  27. 請求項26に記載のページングを伴うWLANであって、複数のアクセスポイント間の通信のためのプロトコルはIEEE アクセスポイント間プロトコルである
    ページングを伴うWLAN。
  28. 請求項27に記載のページングを伴うWLANであって、アクセスポイントグループを操作するためのプロトコルは修正されたIEEE アクセスポイント間プロトコルを含む
    ページングを伴うWLAN。
  29. 請求項28に記載のページングを伴うWLANであって、修正されたIEEE アクセスポイント間プロトコルは、結合動作と、分離動作と、グループ統合動作と、グループ切取動作と、グループ継承動作とを含む
    ページングを伴うWLAN。
  30. 請求項22に記載のページングを伴うWLANが、さらにページングとIPトラフィックのために単一のチャネルを含む
    ページングを伴うWLAN。
  31. or paging and a channel for IP traffic.
    請求項22に記載のページングを伴うWLANが、さらにページングのためのチャネルとIPトラフィックのためのチャネルとを含む
    ページングを伴うWLAN。
  32. 請求項22に記載のページングを伴うWLANが、さらにIPトラフィックのためのチャネルと少なくとも2つのアクセスポイントグループのそれぞれのページングのための共通の専用チャネルとを含む
    ページングを伴うWLAN。
  33. 請求項32に記載のページングを伴うWLANであって、少なくとも2つのアクセスポイントグループのそれぞれがページングのための共通の専用チャネルを割り当てるルートアクセスポイントを有する
    ページングを伴うWLAN。
  34. 請求項22に記載のページングを伴うWLANが、さらにコンピュータ装置を含む
    ページングを伴うWLAN。
  35. 請求項34に記載のページングを伴うWLANであって、複数のアクセスポイントのそれぞれがビーコンをブロードキャストし、このビーコンはそのアクセスポイントのビーコンタイミングを含む
    ページングを伴うWLAN。
  36. 請求項35に記載のページングを伴うWLANであって、第1のアクセスポイントのビーコンタイミングと第2のアクセスポイントのビーコンタイミングの差分はビーコンタイミングの差分を定義する
    ページングを伴うWLAN。
  37. 請求項36に記載のページングを伴うWLANであって、複数のアクセスポイントのビーコンタイミングを同期させるために、コンピュータ装置と少なくとも複数のアクセスポイントのサブセットとがビーコンタイミングの差分を用いる
    ページングを伴うWLAN。
  38. WLANであって、
    ページングエリアを確立する手段と、
    アクセスグループ情報をコンピュータ装置と通信する手段と、
    WLAN内部でのコンピュータ装置の位置を特定する手段と
    を含むWLAN。
  39. WLANにおいてページングを伴う休止モードを実行するための方法であって、
    ページングエリアを確立するステップと、
    アクセスグループ情報をコンピュータ装置と通信するステップと、
    コンピュータ装置の位置を特定するステップと
    を含む方法。
JP2003564759A 2002-01-28 2003-01-24 アクセスポイント Expired - Fee Related JP4099149B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US35242302P 2002-01-28 2002-01-28
US10/264,807 US7689225B2 (en) 2002-01-28 2002-10-04 Method and apparatus for dormant mode support with paging
PCT/US2003/002203 WO2003065237A1 (en) 2002-01-28 2003-01-24 Method and apparatus for dormant mode support with paging

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005516509A true JP2005516509A (ja) 2005-06-02
JP2005516509A5 JP2005516509A5 (ja) 2006-01-05
JP4099149B2 JP4099149B2 (ja) 2008-06-11

Family

ID=27616446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003564759A Expired - Fee Related JP4099149B2 (ja) 2002-01-28 2003-01-24 アクセスポイント

Country Status (5)

Country Link
US (6) US7689225B2 (ja)
EP (1) EP1470495A4 (ja)
JP (1) JP4099149B2 (ja)
CN (1) CN1602477B (ja)
WO (1) WO2003065237A1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008547268A (ja) * 2005-06-14 2008-12-25 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ ページングを用いた休止モードサポートの方法および装置
JP2009088955A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Hitachi Communication Technologies Ltd 無線lanシステム
US7693098B2 (en) 2005-08-12 2010-04-06 Nec Corporation Method for controlling paging signaling communication with mobile stations within a WLAN network
JP2012517175A (ja) * 2009-02-10 2012-07-26 ノキア コーポレイション 単一無線音声通話連続性のためのソース識別方法、装置、及びコンピュータプログラム製品
US8369291B2 (en) 2004-10-27 2013-02-05 Nec Corporation Method for controlling communication with mobile stations within a network by implementing at least one functional entity in the network
US9100798B2 (en) 2011-01-14 2015-08-04 Fujitsu Limited Apparatus and method for performing wireless communciation access stations via a mobile terminal
JP2016019103A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 日本電信電話株式会社 無線通信システム及び無線通信方法

Families Citing this family (110)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AUPR292301A0 (en) * 2001-02-06 2001-03-01 Silverbrook Research Pty. Ltd. A method and apparatus (ART99)
US7937096B2 (en) * 2001-10-03 2011-05-03 Ntt Docomo, Inc. Method and associated apparatus for distributed dynamic paging area clustering under heterogeneous access networks
US7574223B2 (en) * 2001-10-04 2009-08-11 Ntt Docomo, Inc. Method and associated apparatus for distributed dynamic paging area clustering under heterogeneous access networks
US7689225B2 (en) * 2002-01-28 2010-03-30 Ntt Docomo, Inc. Method and apparatus for dormant mode support with paging
GB2388275B (en) * 2002-04-30 2005-11-02 Hewlett Packard Co Wireless data network security
JP3862073B2 (ja) * 2002-06-07 2006-12-27 ソニー株式会社 無線通信装置および無線通信方法、記録媒体、並びにプログラム
US20040203787A1 (en) * 2002-06-28 2004-10-14 Siamak Naghian System and method for reverse handover in mobile mesh Ad-Hoc networks
EP1531561A4 (en) * 2002-08-22 2011-02-16 Panasonic Corp POSITIONS MANAGEMENT SERVER AND MOBILE COMMUNICATION SYSTEM
US20040203828A1 (en) * 2002-12-06 2004-10-14 Vinod Mirchandani Selective channel assignment in a wireless data communications network
SE0301964D0 (sv) * 2003-07-03 2003-07-03 Ericsson Telefon Ab L M Wlan session control
US7043256B2 (en) * 2003-08-13 2006-05-09 Alcatel Apparatus, and an associated method, for paging a mobile station operable in a radio communication system
US7231221B2 (en) * 2003-09-12 2007-06-12 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Channel access methods and apparatus in low-power wireless communication systems
US8010633B2 (en) * 2003-10-20 2011-08-30 Sony Computer Entertainment America Llc Multiple peer-to-peer relay networks
JP4396416B2 (ja) 2003-10-24 2010-01-13 ソニー株式会社 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP4399284B2 (ja) * 2004-01-30 2010-01-13 京セラ株式会社 移動体通信システム、移動体通信方法及び移動体通信用基地局装置
US7299009B2 (en) 2004-02-25 2007-11-20 Nokia Corporation Blue-tooth assisted wireless local area network (WLAN) home network systems
EP2209344B1 (en) * 2004-03-04 2021-02-17 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method for controlling an operational mode of a Mac layer in a broadband wireless access communication system
US7969937B2 (en) * 2004-03-23 2011-06-28 Aruba Networks, Inc. System and method for centralized station management
US9432848B2 (en) 2004-03-23 2016-08-30 Aruba Networks, Inc. Band steering for multi-band wireless clients
KR20050097674A (ko) * 2004-04-02 2005-10-10 삼성전자주식회사 모바일 노드의 인터넷 접속 서비스 방법 및 시스템
US7388857B2 (en) 2004-04-12 2008-06-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for synchronizing two end terminals using beacon synchronization with multiple channels in a wireless local area network
WO2005109695A1 (en) * 2004-05-07 2005-11-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for receiving broadcast service using broadcast zone identifier in a mobile communication system
US8099094B2 (en) 2004-07-12 2012-01-17 Interdigital Technology Corporation Neighbor scanning in wireless local area networks
EP1626537A1 (en) * 2004-08-11 2006-02-15 Iwatsu Electric Co., Ltd. Wireless LAN network system and a method for connecting access points thereof
US7440418B2 (en) * 2004-09-10 2008-10-21 Interdigital Technology Corporation Accelerating discovery of access points in a wireless local area network
EP1657853A1 (en) * 2004-11-12 2006-05-17 STMicroelectronics (Research & Development) Limited Roaming network stations using a MAC address identifier to select a new access point
US7186149B2 (en) * 2004-12-06 2007-03-06 Commscope Solutions Properties, Llc Communications connector for imparting enhanced crosstalk compensation between conductors
KR100713145B1 (ko) * 2005-02-18 2007-05-02 삼성전자주식회사 무선 센서 네트워크에서의 전력소모를 최소화하는 네트워크형성방법
US8543138B2 (en) * 2005-03-04 2013-09-24 Qualcomm Incorporated Multi-sector broadcast paging channel
EP1856935A1 (en) * 2005-03-09 2007-11-21 Nokia Corporation Base-station-controlled paging in mobile radio systems
US20060217076A1 (en) * 2005-03-28 2006-09-28 Mediacell Licensing Corp Synchronized beacon for wireless access point having multiple radios
US8023495B1 (en) 2005-04-08 2011-09-20 Hewlett-Packard Company Method and system for WLAN synchronization
EP1884072B1 (en) * 2005-05-04 2014-06-25 Sandwave IP, LLC Externally sourced synchronized beacon
EP1989933A4 (en) * 2005-05-04 2012-06-06 Sandwave Ip Llc GROUND PLAN SPEAKER
US7440436B2 (en) * 2005-05-13 2008-10-21 Natural Lighting Systems, Inc. Self-organizing multi-channel mesh network
US7664504B2 (en) * 2005-07-14 2010-02-16 Sandwave Ip, Llc Virtual cells for wireless networks
KR101539069B1 (ko) * 2005-11-02 2015-07-24 인터디지탈 테크날러지 코포레이션 무선 분배 시스템에 대한 자율적인 채널 코디네이션 방법 및 장치
KR101009804B1 (ko) 2005-11-04 2011-01-19 재단법인서울대학교산학협력재단 근거리무선통신망 단말을 위한 절전방법
WO2007062004A2 (en) * 2005-11-22 2007-05-31 The Trustees Of Columbia University In The City Of New York Methods, media, and devices for moving a connection from one point of access to another point of access
US20070167171A1 (en) * 2005-12-30 2007-07-19 Mediacell Licensing Corp Determining the Location of a Device Having Two Communications Connections
CN1992660B (zh) * 2005-12-30 2010-05-05 技嘉科技股份有限公司 自动建立多个无线接入点间的分布式网络的方法
US8504678B2 (en) * 2005-12-30 2013-08-06 Sandwave Ip, Llc Traffic routing based on geophysical location
US20070167159A1 (en) * 2006-01-17 2007-07-19 Rajaram Ramesh Broadcast-centric cellular communication system, method, and mobile station
US7590418B1 (en) * 2006-01-20 2009-09-15 Cisco Technology, Inc. Method and apparatus of a location server for hierarchical WLAN systems
US8582498B2 (en) * 2006-03-07 2013-11-12 Sandwave Ip, Llc Service subscription using geophysical location
US7620370B2 (en) * 2006-07-13 2009-11-17 Designart Networks Ltd Mobile broadband wireless access point network with wireless backhaul
CN101114996A (zh) * 2006-07-27 2008-01-30 朗迅科技公司 为无线局域网生成轮询调度的方法
US7496078B2 (en) * 2006-08-15 2009-02-24 Cisco Technology, Inc. Route tree building in a wireless mesh network
US8634342B2 (en) * 2006-10-05 2014-01-21 Cisco Technology, Inc. Upgrading mesh access points in a wireless mesh network
US20080188247A1 (en) * 2007-02-02 2008-08-07 Ipwireless, Inc. Hierarchical organization of paging groups
US8264994B2 (en) * 2008-02-29 2012-09-11 Futurewei Technologies, Inc. Method for supporting paging and deep sleep with multiple radio interfaces
US8548428B2 (en) 2009-01-28 2013-10-01 Headwater Partners I Llc Device group partitions and settlement platform
US8346225B2 (en) 2009-01-28 2013-01-01 Headwater Partners I, Llc Quality of service for device assisted services
US8626115B2 (en) * 2009-01-28 2014-01-07 Headwater Partners I Llc Wireless network service interfaces
US8406748B2 (en) 2009-01-28 2013-03-26 Headwater Partners I Llc Adaptive ambient services
US8275830B2 (en) 2009-01-28 2012-09-25 Headwater Partners I Llc Device assisted CDR creation, aggregation, mediation and billing
US8589541B2 (en) 2009-01-28 2013-11-19 Headwater Partners I Llc Device-assisted services for protecting network capacity
US8839387B2 (en) 2009-01-28 2014-09-16 Headwater Partners I Llc Roaming services network and overlay networks
US8340634B2 (en) 2009-01-28 2012-12-25 Headwater Partners I, Llc Enhanced roaming services and converged carrier networks with device assisted services and a proxy
US8391834B2 (en) 2009-01-28 2013-03-05 Headwater Partners I Llc Security techniques for device assisted services
US8832777B2 (en) 2009-03-02 2014-09-09 Headwater Partners I Llc Adapting network policies based on device service processor configuration
US8402111B2 (en) 2009-01-28 2013-03-19 Headwater Partners I, Llc Device assisted services install
US20100080197A1 (en) * 2008-09-29 2010-04-01 Nortel Networks Limited Method and system for gigabit wireless transmission
US11218854B2 (en) 2009-01-28 2022-01-04 Headwater Research Llc Service plan design, user interfaces, application programming interfaces, and device management
US10326800B2 (en) 2009-01-28 2019-06-18 Headwater Research Llc Wireless network service interfaces
US9954975B2 (en) 2009-01-28 2018-04-24 Headwater Research Llc Enhanced curfew and protection associated with a device group
US10798252B2 (en) 2009-01-28 2020-10-06 Headwater Research Llc System and method for providing user notifications
US9609510B2 (en) 2009-01-28 2017-03-28 Headwater Research Llc Automated credential porting for mobile devices
US10779177B2 (en) 2009-01-28 2020-09-15 Headwater Research Llc Device group partitions and settlement platform
US10057775B2 (en) 2009-01-28 2018-08-21 Headwater Research Llc Virtualized policy and charging system
US10248996B2 (en) 2009-01-28 2019-04-02 Headwater Research Llc Method for operating a wireless end-user device mobile payment agent
US10484858B2 (en) 2009-01-28 2019-11-19 Headwater Research Llc Enhanced roaming services and converged carrier networks with device assisted services and a proxy
US10264138B2 (en) 2009-01-28 2019-04-16 Headwater Research Llc Mobile device and service management
US9565707B2 (en) 2009-01-28 2017-02-07 Headwater Partners I Llc Wireless end-user device with wireless data attribution to multiple personas
US10200541B2 (en) 2009-01-28 2019-02-05 Headwater Research Llc Wireless end-user device with divided user space/kernel space traffic policy system
US10237757B2 (en) 2009-01-28 2019-03-19 Headwater Research Llc System and method for wireless network offloading
US9980146B2 (en) 2009-01-28 2018-05-22 Headwater Research Llc Communications device with secure data path processing agents
US10064055B2 (en) 2009-01-28 2018-08-28 Headwater Research Llc Security, fraud detection, and fraud mitigation in device-assisted services systems
US9955332B2 (en) 2009-01-28 2018-04-24 Headwater Research Llc Method for child wireless device activation to subscriber account of a master wireless device
US10841839B2 (en) 2009-01-28 2020-11-17 Headwater Research Llc Security, fraud detection, and fraud mitigation in device-assisted services systems
US10783581B2 (en) 2009-01-28 2020-09-22 Headwater Research Llc Wireless end-user device providing ambient or sponsored services
US9392462B2 (en) 2009-01-28 2016-07-12 Headwater Partners I Llc Mobile end-user device with agent limiting wireless data communication for specified background applications based on a stored policy
US10715342B2 (en) 2009-01-28 2020-07-14 Headwater Research Llc Managing service user discovery and service launch object placement on a device
US11973804B2 (en) 2009-01-28 2024-04-30 Headwater Research Llc Network service plan design
US9572019B2 (en) 2009-01-28 2017-02-14 Headwater Partners LLC Service selection set published to device agent with on-device service selection
US10492102B2 (en) 2009-01-28 2019-11-26 Headwater Research Llc Intermediate networking devices
US9270559B2 (en) 2009-01-28 2016-02-23 Headwater Partners I Llc Service policy implementation for an end-user device having a control application or a proxy agent for routing an application traffic flow
US9706061B2 (en) 2009-01-28 2017-07-11 Headwater Partners I Llc Service design center for device assisted services
DE102009041821A1 (de) * 2009-09-18 2011-03-24 Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg Netzwerk
US8644821B2 (en) * 2009-10-28 2014-02-04 Taiwan Gomet Technology Co., Ltd. Method of beacon synchronization for base stations
EP2494795B1 (en) 2009-10-30 2019-02-27 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Method for contacting a group of terminals within a communication network, method in a terminal, arrangement and terminal within a communication network
US8934420B2 (en) * 2010-10-12 2015-01-13 Cisco Technology, Inc. Multiple wired client support on a wireless workgroup bridge
US8532004B2 (en) * 2011-01-10 2013-09-10 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Power management on portable devices
US9402243B2 (en) 2011-10-28 2016-07-26 Qualcomm Incorporated Systems and methods for fast initial network link setup
US8873494B2 (en) 2011-10-28 2014-10-28 Qualcomm Incorporated Systems and methods for fast initial network link setup
US9338732B2 (en) 2011-10-28 2016-05-10 Qualcomm Incorporated Systems and methods for fast initial network link setup
US9191977B2 (en) 2011-10-28 2015-11-17 Qualcomm Incorporated Systems and methods for fast initial network link setup
US9445438B2 (en) 2011-10-28 2016-09-13 Qualcomm Incorporated Systems and methods for fast initial network link setup
US9271317B2 (en) 2011-10-28 2016-02-23 Qualcomm Incorporated Systems and methods for fast initial network link setup
US9814085B2 (en) 2011-10-28 2017-11-07 Qualcomm, Incorporated Systems and methods for fast initial network link setup
US9295030B2 (en) 2011-12-02 2016-03-22 Qualcomm Incorporated Methods and apparatuses for improved paging area identifier selection in wireless networks containing low power base stations
US8971302B2 (en) * 2011-12-06 2015-03-03 At&T Mobility Ii Llc Cluster-based derivation of antenna tilts in a wireless network
US9544811B2 (en) 2012-11-19 2017-01-10 Qualcomm Incorporated Systems and methods for beacon timing adjustment in wireless networks
US8923180B2 (en) * 2013-01-23 2014-12-30 Conversant Intellectual Property Management Incorporated Power saving in wireless network entities
US9277528B1 (en) * 2013-08-12 2016-03-01 Sprint Spectrum L.P. Configuration of tracking area layers
BE1023514B1 (fr) * 2015-10-05 2017-04-12 Henri Crohas Méthode et dispositif de communication sans fil
CN107666683B (zh) * 2016-07-29 2019-08-30 电信科学技术研究院 一种无线系统区域管理的方法、终端及基站
US10701707B2 (en) * 2017-03-28 2020-06-30 Arris Enterprises Llc Allocation of wireless channels for preferred stations
CN109544893B (zh) * 2019-01-09 2023-09-22 福州大学 一种适用于土木结构监测的低噪声实时无线数据采集系统
CN113518339B (zh) * 2020-04-10 2022-10-18 华为技术有限公司 终端漫游方法及装置、计算机可读存储介质

Family Cites Families (69)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60182825A (ja) 1984-02-29 1985-09-18 Nec Corp 無線電話方式
US5077834A (en) * 1989-03-28 1991-12-31 Telefind Corporation Paging receiver with continuously tunable antenna and RF amplifier
US5237603A (en) * 1989-12-11 1993-08-17 Sony Corporation Cordless telephone which intermittently monitors predetermined channels from all available channels
US5109530A (en) 1990-10-24 1992-04-28 Motorola, Inc. Receiver with battery saver
US5940771A (en) 1991-05-13 1999-08-17 Norand Corporation Network supporting roaming, sleeping terminals
US5241568A (en) 1991-12-02 1993-08-31 Motorola, Inc. Method and apparatus for synchronizing a receiver to a transmitted signal while conserving power
US5734984A (en) 1993-11-30 1998-03-31 Northern Telecom Limited Telephone system for mobile wireless telephone services
US5613204A (en) 1994-12-22 1997-03-18 Bell Atlantic Mobile Systems, Inc. Beacon system for roaming cellular stations
CN1090437C (zh) 1995-04-04 2002-09-04 艾利森公司 移动台用户群的操作
GB9508884D0 (en) * 1995-05-02 1995-06-21 Telecom Sec Cellular Radio Ltd Cellular radio system
US5920821A (en) * 1995-12-04 1999-07-06 Bell Atlantic Network Services, Inc. Use of cellular digital packet data (CDPD) communications to convey system identification list data to roaming cellular subscriber stations
TW317058B (en) * 1996-04-23 1997-10-01 Ibm Data communication system for a wireless access to an atm network
US6195046B1 (en) * 1996-06-06 2001-02-27 Klein S. Gilhousen Base station with slave antenna for determining the position of a mobile subscriber in a CDMA cellular telephone system
JP2985773B2 (ja) 1996-06-10 1999-12-06 日本電気株式会社 無線基地局間同期装置
US6088591A (en) 1996-06-28 2000-07-11 Aironet Wireless Communications, Inc. Cellular system hand-off protocol
US5778075A (en) 1996-08-30 1998-07-07 Telefonaktiebolaget, L.M. Ericsson Methods and systems for mobile terminal assisted handover in an private radio communications network
US5945948A (en) 1996-09-03 1999-08-31 Motorola, Inc. Method and apparatus for location finding in a communication system
JPH10271553A (ja) 1997-03-25 1998-10-09 Pioneer Electron Corp 無線電話システム
US6065058A (en) 1997-05-09 2000-05-16 International Business Machines Corp. Dynamic push filtering based on information exchanged among nodes in a proxy hierarchy
FI105251B (fi) * 1997-06-18 2000-06-30 Nokia Mobile Phones Ltd Menetelmä aikajakoisen solukkoverkon tukiasemien tunnistamiseksi matkaviestimessä ja matkaviestin
US6085193A (en) 1997-09-29 2000-07-04 International Business Machines Corporation Method and system for dynamically prefetching information via a server hierarchy
FI980584A0 (fi) 1998-03-17 1998-03-17 Nokia Telecommunications Oy Cellbytesfoerfarande och cellulaerradiosystem
US6259898B1 (en) 1998-05-05 2001-07-10 Telxon Corporation Multi-communication access point
JP3903231B2 (ja) 1998-05-08 2007-04-11 富士通株式会社 移動通信システム
US6914906B1 (en) * 1998-07-01 2005-07-05 Motorola, Inc. Method for RF network virtual end nodes
US6351468B1 (en) 1998-07-02 2002-02-26 Gte Service Corporation Communications protocol in a wireless personal area network
US6345043B1 (en) 1998-07-06 2002-02-05 National Datacomm Corporation Access scheme for a wireless LAN station to connect an access point
US6519248B1 (en) * 1998-07-24 2003-02-11 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Packet data network having distributed database
GB2342196A (en) 1998-09-30 2000-04-05 Xerox Corp System for generating context-sensitive hierarchically-ordered document service menus
US7003297B2 (en) * 1999-04-06 2006-02-21 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Partial support of mobility between radio access networks
US6985750B1 (en) 1999-04-27 2006-01-10 Bj Services Company Wireless network system
US6980660B1 (en) 1999-05-21 2005-12-27 International Business Machines Corporation Method and apparatus for efficiently initializing mobile wireless devices
US6868272B1 (en) * 1999-06-08 2005-03-15 Utstarcom, Inc. Method and apparatus for roaming in hierarchical mobile communications network
US6650630B1 (en) * 1999-06-25 2003-11-18 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Resource management and traffic control in time-division-duplex communication systems
US6594931B1 (en) * 1999-08-19 2003-07-22 Jeffrey C. Barton Fluorescent illuminated sign assembly
US6717926B1 (en) * 1999-09-13 2004-04-06 Nokia Corporation Apparatus and associated method, by which to transmit beacon signals in a radio communication system
US6975613B1 (en) 1999-12-06 2005-12-13 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) System and method for scheduling communication sessions in an ad-hoc network
JP3338818B2 (ja) 1999-12-14 2002-10-28 エヌイーシーインフロンティア株式会社 無線lan端末のためのパワーマネージメント方式
AU2001234620A1 (en) 2000-01-28 2001-08-07 Ibeam Broadcasting Corporation Method and apparatus for client-side authentication and stream selection in a content distribution system
US6594493B1 (en) 2000-02-09 2003-07-15 Lucent Technologies Inc. Paging arrangement for wireless communications
US7054938B2 (en) 2000-02-10 2006-05-30 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for network service reservations over wireless access networks
FI109163B (fi) 2000-02-24 2002-05-31 Nokia Corp Menetelmä ja laitteisto liikkuvuuden tukemiseksi tietoliikennejärjestelmässä
US6788668B1 (en) * 2000-02-29 2004-09-07 National Semiconductor Corporation Low power long code synchronization scheme for sleep mode operation of CDMA systems
KR100542093B1 (ko) 2000-04-07 2006-01-11 인터디지탈 테크날러지 코포레이션 무선 통신 시스템용 기지국 동기 방법 및 시스템
US20020026592A1 (en) 2000-06-16 2002-02-28 Vdg, Inc. Method for automatic permission management in role-based access control systems
US6940869B1 (en) * 2000-06-22 2005-09-06 Nokia Corporation Apparatus, and associated method, for integrating operation of packet radio communication systems
US6831896B1 (en) * 2000-07-11 2004-12-14 Nokia Corporation Short range RF network
US6659947B1 (en) * 2000-07-13 2003-12-09 Ge Medical Systems Information Technologies, Inc. Wireless LAN architecture for integrated time-critical and non-time-critical services within medical facilities
US7146636B2 (en) * 2000-07-24 2006-12-05 Bluesocket, Inc. Method and system for enabling centralized control of wireless local area networks
JP3559757B2 (ja) * 2000-08-22 2004-09-02 キヤノン株式会社 通信方法及び通信装置
US7454373B2 (en) 2000-11-06 2008-11-18 Jpmorgan Chase Bank, N.A. System and method for providing automated database assistance to financial service operators
US6920171B2 (en) 2000-12-14 2005-07-19 Motorola, Inc. Multiple access frequency hopping network with interference anticipation
US7039027B2 (en) * 2000-12-28 2006-05-02 Symbol Technologies, Inc. Automatic and seamless vertical roaming between wireless local area network (WLAN) and wireless wide area network (WWAN) while maintaining an active voice or streaming data connection: systems, methods and program products
US7308263B2 (en) * 2001-02-26 2007-12-11 Kineto Wireless, Inc. Apparatus for supporting the handover of a telecommunication session between a licensed wireless system and an unlicensed wireless system
US7313628B2 (en) 2001-06-28 2007-12-25 Nokia, Inc. Protocol to determine optimal target access routers for seamless IP-level handover
US7333820B2 (en) * 2001-07-17 2008-02-19 Networks In Motion, Inc. System and method for providing routing, mapping, and relative position information to users of a communication network
US20030018623A1 (en) 2001-07-18 2003-01-23 International Business Machines Corporation System and method of query processing of time variant objects
US6968219B2 (en) * 2001-08-15 2005-11-22 Qualcomm, Incorporated Method for reducing power consumption in bluetooth and CDMA modes of operation
US6892083B2 (en) * 2001-09-05 2005-05-10 Vocera Communications Inc. Voice-controlled wireless communications system and method
US7283496B2 (en) * 2001-10-17 2007-10-16 Alcatel Lucent Network paging system and method
US20030087645A1 (en) * 2001-11-08 2003-05-08 Kim Byoung-Jo J. Frequency assignment for multi-cell IEEE 802.11 wireless networks
US7406319B2 (en) 2001-11-19 2008-07-29 At&T Corp. WLAN having load balancing by access point admission/termination
JP4148898B2 (ja) * 2001-12-05 2008-09-10 トムソン ライセンシング 移動端末をページングする方法、移動端末にページング要求を送信するためのネットワーク・アクセス・ポイントおよびユーザ・デバイスを制御する方法
US7016326B2 (en) * 2001-12-07 2006-03-21 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for effecting handoff between different cellular communications systems
ITBS20010111A1 (it) * 2001-12-20 2003-06-20 Paoli Ambrosi Gianfranco De Composizione per uso topico a base dell'estere etilico dell'acido linoleico e e del trietil estere dell'acido citrico associati con opportun
US7689225B2 (en) * 2002-01-28 2010-03-30 Ntt Docomo, Inc. Method and apparatus for dormant mode support with paging
US7417971B2 (en) * 2002-10-04 2008-08-26 Ntt Docomo, Inc. Method and apparatus for dormant mode support with paging
US7106326B2 (en) * 2003-03-03 2006-09-12 Sun Microsystems, Inc. System and method for computing filtered shadow estimates using reduced bandwidth
US6921071B2 (en) * 2003-10-16 2005-07-26 Muncie Novelty Company, Inc. Multi-play jar tickets

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8369291B2 (en) 2004-10-27 2013-02-05 Nec Corporation Method for controlling communication with mobile stations within a network by implementing at least one functional entity in the network
JP2008547268A (ja) * 2005-06-14 2008-12-25 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ ページングを用いた休止モードサポートの方法および装置
US7693098B2 (en) 2005-08-12 2010-04-06 Nec Corporation Method for controlling paging signaling communication with mobile stations within a WLAN network
JP2009088955A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Hitachi Communication Technologies Ltd 無線lanシステム
JP2012517175A (ja) * 2009-02-10 2012-07-26 ノキア コーポレイション 単一無線音声通話連続性のためのソース識別方法、装置、及びコンピュータプログラム製品
US9100798B2 (en) 2011-01-14 2015-08-04 Fujitsu Limited Apparatus and method for performing wireless communciation access stations via a mobile terminal
JP2016019103A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 日本電信電話株式会社 無線通信システム及び無線通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2003065237A1 (en) 2003-08-07
US7689225B2 (en) 2010-03-30
US8510442B2 (en) 2013-08-13
US20080240323A1 (en) 2008-10-02
US20080069022A1 (en) 2008-03-20
EP1470495A1 (en) 2004-10-27
EP1470495A4 (en) 2010-09-08
CN1602477A (zh) 2005-03-30
US20080244069A1 (en) 2008-10-02
JP4099149B2 (ja) 2008-06-11
US20070233863A1 (en) 2007-10-04
US7610053B2 (en) 2009-10-27
US7920879B2 (en) 2011-04-05
US20030145092A1 (en) 2003-07-31
CN1602477B (zh) 2010-05-05
US7769397B2 (en) 2010-08-03
US20060155860A1 (en) 2006-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4099149B2 (ja) アクセスポイント
KR100904003B1 (ko) 근거리 무선 단말기의 제어
JP4988937B2 (ja) 無線ネットワークにおける通信方法
US9648662B2 (en) Bluetooth networking
JP5860888B2 (ja) 階層的に構造化された移動通信ネットワークで非アクティブな動作モードからよりアクティブな動作モードに基地局を切り替える方法および対応するシステム
JP4679579B2 (ja) 既存のネットワークに新しい装置を接続する方法
CN107743718B (zh) 经由nan代理服务器提供代理服务的方法和装置
US8184568B2 (en) Wireless LAN system and wireless communication method
JP2004513565A (ja) 端末をサブネットワークの制御器として決定する、複数の端末を有するアドホックネットワーク
KR20060049401A (ko) 광대역 무선 접속 통신 시스템에서 인접 기지국의 정보구성과 송/수신 방법 및 시스템
KR20000066756A (ko) 이동 통신 시스템에서 패킷 데이터 서비스 제어 시스템 및 방법.
JP2004040755A (ja) 組合せモバイルipシステム及びこれを用いたモビリティ管理方法
US20220345872A1 (en) Method and system for controlling id identifier network mobility based on programmable switch
EP3791635B1 (en) Switching pans while maintaining parent/child relationships
JP2006513628A (ja) スレーブ端末によって転送される照会に応答することによってアドホックネットワークを形成するネットワーク及び端末であって、前記ネットワークに組み込まれるべき前記端末との接続をマスタユニットによって設定するような、ネットワーク及び端末
US7613424B2 (en) Method for performing bluetooth high rate supervisor handover
JP6616805B2 (ja) ビーコンの待ち受けを制御するアクセスポイント、無線端末、プログラム及び方法
US8396017B2 (en) Apparatus and method for filtering broadcast message
JP7353044B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム
CN103582035B (zh) 一种无线资源配置的管理方法和系统
EP2223468B1 (en) Managing multiple channels in single network and network management device
JP2007288293A (ja) ネットワーク管理システム、ネットワーク管理用管理サーバ、ネットワーク管理方法およびネットワーク管理プログラム
CN117812667A (zh) 一种基于tdma的多模式组网系统和方法
JP2007189465A (ja) 通信装置および通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050920

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050920

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20051130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080311

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140321

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees