JP2007288293A - ネットワーク管理システム、ネットワーク管理用管理サーバ、ネットワーク管理方法およびネットワーク管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】端末の電力モードの状態に応じて、端末に対して必要なパケットのみを適切なタイミングで配信、管理できる技術を提供する。
【解決手段】ネットワークに属する端末を、端末の状態に応じて、休止モードの端末が所属する休止用仮想ネットワーク、又は通常の電力供給状態にあるアクティブモードの端末が所属するアクティブ用仮想ネットワークのいずれかに所属させ、前記仮想ネットワーク毎に送信するパケットの種別を管理する。これにより、休止モードの端末は、応答する必要のないパケットに対して都度覚醒して受信する必要がなくなる。
【選択図】図3
【解決手段】ネットワークに属する端末を、端末の状態に応じて、休止モードの端末が所属する休止用仮想ネットワーク、又は通常の電力供給状態にあるアクティブモードの端末が所属するアクティブ用仮想ネットワークのいずれかに所属させ、前記仮想ネットワーク毎に送信するパケットの種別を管理する。これにより、休止モードの端末は、応答する必要のないパケットに対して都度覚醒して受信する必要がなくなる。
【選択図】図3
Description
本発明は、ネットワーク管理システム、ネットワーク管理用管理サーバ、ネットワーク管理方法およびネットワーク管理プログラムに関し、特に接続する端末の電力消費を節減できることを特徴とするネットワーク管理システム、ネットワーク管理用管理サーバ、ネットワーク管理方法およびネットワーク管理プログラムに関する。
コンピュータ装置は省電力化が進み、近年における多くのコンピュータ装置は、通常の電力供給状態であるアクティブモードから省電力状態である休止モードに移行することが可能となっている。例えば、WindowsXP(登録商標)の休止モードでは、作業中断時の状態がディスクに保存されるので、アプリケーションを終了せずにコンピュータの電源を切ることができる。
無線LAN(WLAN[WirelessLAN])技術においても、端末の省電力化をサポートする形で、これまでにもいくつかの技術が提案されてきている。
例えば、非特許文献1に開示されている技術では、無線LANの標準規格であるIEEE802.11プロトコルにおいて、端末の休止モード機能がサポートされている。休止モードは、IEEE802.11無線LAN上でデータの送受信が不能になるが、これによって端末のバッテリーの消費電力を抑えることができる。そして、IEEE802.11無線LANにおける無線LAN端末(WLAN端末)は、通常の電力供給状態であるアクティブモードと休止モードと二つのモード間で状態遷移が可能となる(非特許文献1)。
すなわち、アクティブモードにおけるWLAN端末は、パケットの送受信が可能な状態にあり、一方、休止モード状態に遷移したWLAN端末は、パケットの送受信が不能な状態となるが、バッテリーの消費電力を抑えることができる。
その具体的な動作は下記の通りである。
まず、休止モード状態のWLAN端末あてのデータがアクセスポイントへ到来した場合には、端末はデータの送受信が不能なため、アクセスポイントは端末あてのデータをバッファリングしておく。アクセスポイントは、さまざまな制御情報を伝えるビーコンと呼ばれる電波を定期的に配信しているが、このビーコンに合わせてTIM(Traffic Indication MAP)として、パケットの到着を端末へ通知する。ここで、TIM情報によってパケット到着を認識した端末は、アクティブモード状態への状態遷移を行い、アクセスポイントに蓄積されたデータを受信することが可能となる。
また、WLAN端末はアクセスポイントと所定の時間間隔で接続を行うことで、WLAN端末あてのデータは、WLANが接続された最後のアクセスポイントへと転送され、アクセスポイントはデータを該WLAN端末に転送する。WLAN端末は、有効範囲内にあるアクセスポイントを登録し、データの送受信を行うために定期的にアクティブモードに切り替わる。
さて、上述の一般的技術を基礎として、さらなる省電力化や通信効率化を目的として、WLAN端末のモード制御やページング制御に関するいくつかの技術が提案されてきている。ここで、ページングとは、休止しているWLAN端末にデータの着信を通知する方法である。
例えば、WLANにおいて、スリーピングモード(休止モード)の端末をグループ化して管理することで、基地局からの不要なページングメッセージの伝送を抑え、端末の通信効率を向上させるシステムが提案されている(特許文献2)。
また、待ち受け状態の端末局を基地局から呼び出す際の、基地局又は端末局での処理負担を減らすことを目的として、基地局と端末局との間で呼び出す信号、呼び出す信号の一部を送信するための呼び出し信号伝送区間を用意し、端末局で待ち受け時に、呼び出し信号伝送区間が配されたフレーム期間内の特定位置の近傍だけを間欠受信すればよいものとして、端末の節電を可能にする技術が提案されている(特許文献3)。
また、アクセスポイントをグループ化し、各々のページングエリアをWLAN端末に一意に特定させることで、アクセスポイントとの接続頻度を少なくすることで端末の節電を可能にする技術がある(特許文献4)。
さらに、移動端末あてのパケットを受信した場合に、移動端末の属するページングエリアに対してページング通知パケットを送信することによって、移動端末の位置情報を取得して該パケットの転送先を決定することで、ネットワーク内でページング通知パケットのトラフィック量を軽減し、端末の通信負荷を軽減させる技術もある(特許文献5)。
ANSI/IEEE Std 802.11, 1999 Edition
特開2005−080287号公報
特開2005−259448号公報
特開2005−516509号公報
特開2005−033786号公報
しかしながら、上記提案の技術においては、問題があった。
ネットワーク上では、ARP(Address Resolution Protocol)やNDP(Neighbor Discovery Protocol)等のさまざまなブロードキャストパケットが流れている。このブロードキャストパケットには、WLAN端末以外の端末をあて先とする、応答する必要の無いものも多く含まれる。WLAN端末は、こうした不要なパケットに対しても応答しなければならなかった。
即ち、例えば特許文献2に開示されている技術においては、ページングメッセージといった基地局側が端末を制御するための情報については伝送を抑えているものの、アクセスポイントの外部のノードから送出されるパケットの種類に応じて、送信するパケットの伝送を抑えることは難しかった。
また、特許文献2以外の上記提案のいずれの技術においても、休止モードのWLAN端末はアクティブモードの他のWLAN端末と同じネットワークセグメントに共存するため、休止モードの端末が定期的にアクティブモードに移行した際には不要なパケットであっても受信してしまう。
その結果、応答する必要の無いブロードキャストパケット等に対する応答や処理に無駄な電力を消費してしまう結果となっていた。
また、休止モード状態に遷移したWLAN端末の移動にも課題があった。
WLAN端末が休止モード状態のまま他のアクセスポイントに移動してしまうと、アクセスポイントは、当該WLAN端末に対して保持したパケットを転送することが不可能となってしまう。この問題を解決する手法として、例えば特許文献4を見ると、ページングエリアの境界を横断する場合、または端末あてパケットを受信した場合にのみ、自端末の位置に関する問い合わせ要求をWLANに対して行う方法が提案されている(特許文献4)。
しかし、この場合でも、休止モードのWLAN端末は、移動先においてアクティブモードの状態にある他のWLAN端末とネットワークを共有することには変わらず、応答する必要の無いブロードキャストパケット等に対する応答や処理に無駄な電力を消費してしまう結果となっていた。
従って、本発明が解決しようとする課題は、端末の電力モードの状態に応じて、端末に対して必要なパケットのみを適切なタイミングで配信、管理できる技術を提供することにある。
上記課題を解決するための第1の発明は、ネットワーク管理システムであって、ネットワークに属する端末を、前記端末の状態に応じて、休止モードの端末が所属する休止用仮想ネットワーク、又は通常の電力供給状態にあるアクティブモードの端末が所属するアクティブ用仮想ネットワークのいずれかに所属させ、前記仮想ネットワーク毎に送信するパケットの種別を管理する管理手段を有することを特徴とする
上記課題を解決するための第2の発明は、管理サーバであって、ネットワークに属する端末を、前記端末の状態に応じて、休止モードの端末が所属する休止用仮想ネットワーク、又は通常の電力供給状態であるアクティブモードの端末が所属するアクティブ用仮想ネットワークのいずれかに所属させ、前記仮想ネットワーク毎に送信するパケットの種別を管理する管理手段を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第3の発明は、ネットワークの管理方法であって、
ネットワークを、休止モード端末が所属する休止用仮想ネットワークと通常の電力供給状態にあるアクティブモード端末の所属するアクティブ用仮想ネットワークとに分離しておき、
端末を電力モードの状態に応じて前記いずれかの仮想ネットワークに所属させるステップと、
前記仮想ネットワーク毎に送信するパケットの種別を管理する管理ステップと
を有することを特徴とする。
ネットワークを、休止モード端末が所属する休止用仮想ネットワークと通常の電力供給状態にあるアクティブモード端末の所属するアクティブ用仮想ネットワークとに分離しておき、
端末を電力モードの状態に応じて前記いずれかの仮想ネットワークに所属させるステップと、
前記仮想ネットワーク毎に送信するパケットの種別を管理する管理ステップと
を有することを特徴とする。
上記のように構成させたことにより、休止モードの端末は、応答する必要のないパケットに対して都度覚醒して受信する必要がなくなる。
その理由は、ネットワークに属する端末を、この端末の電力モードの状態に応じて、それぞれの仮想ネットワークに所属させ、仮想ネットワーク毎に送信するパケットの種別を管理しているからである。
また、WLAN端末が休止モードのまま移動して、休止モード状態を登録した時と異なるアクセスポイントに所属している場合でも、必要なパケットを受信することができる。
その理由は、休止用仮想ネットワークが、本発明の管理サーバのカバーする全てのアクセスポイントを収容しているからである。そして、この管理サーバが休止用仮想ネットワークに所属する休止モードの端末が応答すべきパケットを検知すると、このパケットを休止用仮想ネットワークに送信するように構成されているからである。
本発明の第1の実施の形態について図を用いて説明する。
図1〜図3は本発明になるネットワーク管理システムの実施の形態を説明する為のもので、図1は全体のブロック図、図2は各装置間の動作フロー、図3は実施形態を示す図である。
図1を参照すると、WLAN端末210,220は802.11b無線LANによる通信機能を具備した移動可能な802.11b無線LAN端末である。また、AP410、AP420、AP4nnは802.11b無線LANにおけるアクセスポイントであり、WLAN端末間を接続する電波中継機である。
尚、WLAN端末210(またはWLAN端末220)は、AP410とのアソシエーション(接続)処理時において、休止モードの状態におけるビーコン受信周期を通知できるものとする。また、AP410は、この周期に従って、休止モードにあるWLAN端末210へパケットが着信したことを通知できるものとする。パケットが着信したことを示すこの通知は、802.11bにおけるTIM情報として通知される。このTIM情報によってパケット到着を認識したWLAN端末210は、アクティブモードの状態へと遷移し、AP450に蓄積されたパケットを受信する。
また、図1に示すように、本実施の形態におけるネットワーク管理システムのネットワークは、VLAN(VirtualLAN[仮想LAN])技術により、初期アクセス用ネットワークである初期アクセス用VLAN100、休止モードのWLAN端末が所属する休止用VLAN110、アクティブモードのWLAN端末が所属するアクティブ用VLAN120、管理用ネットワークである管理用VLAN140に分割されている。
ここに、初期アクセス用VLAN100は、WLAN端末が初めて本発明のネットワークにアクセスする場合に所属する仮想ネットワークである。
休止用VLAN110は、休止モードの状態に遷移したWLAN端末を所属させるための仮想ネットワークである。この休止用VLAN110上には、休止用状態のWLAN端末が応答すべきパケットのみが配信される。すなわち、休止用状態のWLAN端末あてのユニキャストパケットまたはブロードキャストパケットのうちWLAN端末を送信先とするパケットが配信される。また、図3に示すように、休止用VLAN110は、管理サーバ500がカバーする全AP(AP410〜AP450)を収容している。
アクティブ用VLAN120は、通常の電力供給状態にあるWLAN端末を所属させるための仮想ネットワークである。アクティブ用VLAN120上では、WLAN端末にとって不要なパケットも含めた全てのブロードキャストパケットがアクティブモードのWLAN端末に配信される。
管理用VLAN140は、システムを構成する装置を設定する際にWLAN端末が所属する仮想ネットワークである。
更に、本実施の形態におけるネットワーク管理システムには、認証サーバ600と、管理サーバ500と、VLANスイッチ300とが設置されている。
認証サーバ600は、本発明のネットワーク管理システムに接続するWLAN端末を認証するためのサーバである。この認証サーバは、1つであってもよく、またホーム認証サーバとローカル認証サーバに分離された形でも良い。この認証サーバ600は、WLAN端末210,220が本発明であるネットワーク管理システムに接続する際に認証を行う。
VLANスイッチ300はネットワーク分離装置であり、ネットワークを前述の各仮想ネットワークに分離するために用いるVLAN機能を具備したスイッチである。
管理サーバ500は、ゲートウェイとしての機能も有する他、WLAN端末210,220の電力モードの状態に応じて、休止用VLAN110、又は、アクティブ用VLAN120のいずれかに所属させ、これらの仮想ネットワーク毎に送信するパケットの種別を管理する。
ここで、パケットの種別とは受信したパケットの種類であって、休止モードにある端末が応答すべきパケットと該端末が応答する必要の無いパケットとに大別される。
ここで、休止モードの端末が応答すべきパケットとは、特定の端末を送信先としてあて先の決まっている通信パケット(ユニキャストパケット)や、休止モードの端末に対するARP要求といったローカルブロードキャストパケットがある。また、休止モードの端末が応答する必要の無いパケットには、アクティブモードの端末に対して行われたARP要求やNetbios等のネットワーク全体を送信対象としたブロードキャストパケットがある。
ここで、休止モードの端末が応答すべきパケットとは、特定の端末を送信先としてあて先の決まっている通信パケット(ユニキャストパケット)や、休止モードの端末に対するARP要求といったローカルブロードキャストパケットがある。また、休止モードの端末が応答する必要の無いパケットには、アクティブモードの端末に対して行われたARP要求やNetbios等のネットワーク全体を送信対象としたブロードキャストパケットがある。
ここで、管理サーバの構成について、図1を用いてさらに具体的に説明する。
管理サーバ500は、受信部510と、送信部520と、端末状態認識部530と、パケット振分部540と、端末情報管理部550とを有する。
受信部510は、外部から到来するパケットを受信する。
また、アクティブ用VLAN120上で送受信されるパケットを受信する。
また、アクティブ用VLAN120上で送受信されるパケットを受信する。
端末状態認識部530は、WLAN端末210の電力モード状態を認識する。即ち、WLAN端末210が休止モードの状態にあるのか、アクティブモードの状態にあるのかを認識する。
具体的には、このWLAN端末の電力モード状態の認識には、パワーマネージメントビットを用いている。例えば、まずWLAN端末210が休止モード状態へ遷移する場合、WLAN端末210は、既存802.11bのMACフレームにおけるパワーマネージメントビットを0から1に変更し、WLAN端末が休止状態へと遷移した旨の情報を遷移通知情報としてAP410へ通知する。この遷移通知情報は、さらにAP410から、管理サーバ500へと送信される。そして、端末情報認識部530は、受信部510を介して受信したこの遷移通知情報のマネジメントビットのビット情報により、この該端末の電力モード状態を認識する。また、このとき端末状態認識部530は、この遷移通知情報を端末情報管理部550へ送信する。
パケット振分部540は、端末状態認識部530による認識の結果WLAN端末がアクティブモードの状態にあると認識した場合は、該端末あてのパケットを送信部520を介してアクティブ用VLAN120に振り分ける。また、WLAN端末が休止モードの状態にあると認識した場合は、該端末あてのパケットを休止用VLAN110に振り分ける。
また、このときパケット振分部540は、AP410を介してWLAN端末210をアクティブモードに遷移させる指示を行う。具体的には、パケット振分部540はAP410にTIM情報を送信し、AP410からビーコン情報に含めて通知されたTIM情報を受信したWLAN端末210は、アクティブモードに遷移する。
図5に示すように、端末情報管理部550は、WLAN端末のIPアドレス情報とMACアドレス情報と電力モード状態を示す識別子とを登録した端末管理テーブルを有しており、このテーブルで休止モードの状態にあるWLAN端末の情報を登録、管理している。端末情報管理部550は、WLAN端末210が休止モードへと遷移した旨の遷移通知情報を端末状態認識部530から受け取ると、端末管理テーブルの識別子を休止モードの状態を表すビット情報1へと更新する。こうして、WLAN端末210の情報の登録が完了すると、管理サーバ500は、AP410へ登録完了を通知する。そして、WLAN端末210が休止モードに遷移した旨の情報が、AP410が有する所定の記憶装置に登録される。
受信したパケットが該端末あてのものかどうかについては、端末情報管理部550が有する端末管理テーブルの情報に基づいて判断する。即ち、受信したパケットのIPアドレス及びMacアドレスの情報が、端末管理テーブルに存在する場合には、パケット振分部540は受信したパワーマネージメントビットの情報に基づいて休止モードのWLAN端末あてパケットであると識別する。
尚、管理サーバ500におけるこれら諸機能は、別々のハードウェア装置によって個々に実現されても良い。
次に、上記のように構成させたネットワーク管理システムの動作について図2を用いて説明する。
ここでは、特に802.11bWLAN端末210が、本発明になるネットワーク管理システムに接続し、その後休止モードの状態へ遷移する過程と、休止モードの802.11bWLAN端末210が自端末あてのパケットを受信するまでの動作について説明する。
ここでは、特に802.11bWLAN端末210が、本発明になるネットワーク管理システムに接続し、その後休止モードの状態へ遷移する過程と、休止モードの802.11bWLAN端末210が自端末あてのパケットを受信するまでの動作について説明する。
尚、以下の説明において、WLANは802.11bを適用したモデルであるとする。また認証サーバは、RADIUS(Remote Access Dial In User System)サーバを用いるものとして説明する。
まず、802.11bWLAN端末210が、本発明になるネットワーク管理システムのアクセスポイントであるAP410に対して接続をすると、WLAN端末210は、まず初期アクセス用VLAN100に所属する。そして、認証サーバ600によりRADIUS認証がされると、WLAN端末210は、アクティブ用VLAN120に所属する。
このRADIUS認証処理の際、AP410は、WLAN端末210に割りあてられるネットワーク情報を認証サーバ600から取得する。ここで、ネットワーク情報とは、IPアドレスやMACアドレス等のネットワーク上の端末を特定するため情報である。具体的には、AP410は、RADIUSアクセスパケットに含まれるであるFramed−IPアドレス情報を認証サーバ600から取得し、このWLAN端末へ割り当てられたIPアドレス情報を取得し保持する。ここに、Framed−IPアドレス情報とは、端末に設定されるIPアドレスの属性値である。そして、この認証済のWLAN端末210はアクティブモード端末であるとして、認証サーバ600によりAP410に登録される。
次に、WLAN端末210が休止モードに遷移すると、WLAN端末210は休止用VLAN110に所属するメンバーであるとして、管理サーバ500に登録される。
ここで、この休止モードの状態に遷移したWLAN端末210を、休止用VLAN110のメンバーであるとして管理サーバ500が登録する動作は下記の通りである。
まず、WLAN端末210は休止モードに遷移する際、802.11bのMACフレームにおけるパワーマネージメントビットをAP410へと送信する。ここで、パワーマネージメントビットとは、端末が休止モードにあるのか、アクティブモードにあるのかの電力状態を示す信号を含んだ情報値であり、0または1の属性からなる。
そして、このパワーマネージメントビットによる通知を受けたAP410は、WLAN端末210を休止モードの端末として扱う。次に、このパワーマネージメントビットは、認証サーバから取得したIPアドレスとMACアドレス及び該パワーマネージメントビット情報とともに管理サーバ500の受信部510へと送信され、端末情報管理部550によって端末管理テーブルに休止用VLAN110に所属するメンバーとしての登録がなされる。
管理サーバ500の受信部510が外部からのパケットを受信すると、パケット振分部540は、受信したパケットのヘッダー情報に含まれる送信先IPアドレスの情報に基づいて、送信先IPアドレスが端末管理テーブルに登録された休止用VLAN110のメンバーのIPアドレス情報と一致するか否かを判断する。そして、受信したパケットの送信先が、休止用VLAN110に所属しているWLAN端末210のIPアドレスと一致する場合には、このパケットを休止用VLAN110上に流す。このとき、このパケットはブロードキャストパケットとして、管理サーバ500配下の全アクセスポイントであるAP410〜AP450にも転送される。
さらにこのとき、パケット振分部540は、AP410を介してWLAN端末210をアクティブモードに遷移させる指示を行う。具体的には、パケット振分部540はAP410にTIM情報を送信する。そして、AP410は、WLAN端末210に対しビーコン情報にTIM情報を含めて通知する。このTIM情報を受信したWLAN端末210は、アクティブモードに遷移する。
次に、休止モードの状態にあるWLAN端末210は、休止用VLAN110上に流されたパケットを受信するためにアクティブモードに遷移する。その動作は下記の通りである。
まず、休止モードのWLAN端末210は、AP410との接続時に、休止モードの状態におけるビーコンの受信周期をAP410に予め通知しておく。すると、AP410は、この周期に従って休止モードのWLAN端末210に対してパケットの着信を通知する。このパケットの着信の通知は、802.11bにおけるTIM(Traffic Indication Map)として前述のビーコン情報に含めて通知される。
次に、TIM情報によって自端末あてパケットの到着を認識したWLAN端末210は、アクティブモードへと状態遷移し、休止用VLANに所属した状態でAP210に蓄積されたパケットを受信する。
さて、AP410が通知するこのTIM情報は、AP420〜AP450に対しても同様に配信されている。このとき、WLAN端末210はAP410に所属しているから、AP420〜AP450配下にはWLAN端末210は存在せず、AP420〜AP450はWLAN端末210あてにパケットの送信ができない。そのため所定の時間を経過した後に、AP420〜AP450に蓄積されたパケットを廃棄する。
別な方法として、受信パケットの送信先MACアドレスからWLAN端末210が存在しないことを検知し、受信パケットを廃棄してもよい。
管理サーバ500は、アクティブVLAN120で送受信されるブロードキャストパケットも監視している。即ち、受信部510は、アクセスポイントや休止用VLAN110に加えてアクティブVLAN120にも接続されており、休止モードの状態にあるWLAN端末210,220が応答すべきブロードキャストパケットを振分部540が検知すると、振分部540は該ブロードキャストパケットを休止用VLAN110上に流す。
例えば、管理サーバ500は、WLAN端末210,220のアドレスを問い合わせるARPパケットを受信した場合、これを休止用VLAN110上に転送する。
本実施の形態では、管理サーバ500が検知するアクティブVLAN120上のパケットとしてブロードキャストパケットを例にとったが、休止モードの端末が応答すべきパケットであればユニキャストパケットであってもよい。
上記第1の実施の形態では、WLAN端末を端末の電力モード状態に応じて異なるネットワークに所属させて、送信するパケットの種別を管理しているので、休止モード状態の端末は応答する必要のあるパケットがあった場合にだけアクティブモードに遷移してパケットを受信すればよい。このため休止モード状態をより長時間維持することが可能となり、効率的な省電力化が可能となる。
次に、第2の実施の形態として、WLAN端末が休止モード状態のまま、休止モード状態を登録した時のアクセスポイントから他のアクセスポイントへ移動してしまった場合におけるWLAN端末のパケット受信の動作について説明する。
尚、ここでは、WLAN端末がAP410からAP450に移動した場合を例にとって説明する。また、第2の実施の形態における構成は、第1の実施の形態の構成と同じであるため、以下では第1の実施の形態で説明したときに用いた図1〜図3及び同一の符号番号を用いて説明するものとする。
図3に示すように、休止用VLAN110は、管理サーバ500がカバーする全AP(AP410〜AP450)を収容している。このAP410〜AP450は、ビーコン中にSSID(Service Set IDentifier)を含めて周辺の端末に通知しているものとする。また、AP410〜AP450は、定期的に配信されるビーコンにあわせてTIMとしてパケットの到着を端末へ通知することのできるものである。尚、上記SSIDは、アクセスポイントを識別することのできる情報であればESS−ID等であってもよい。また、IPアドレス等のネットワーク情報であってもよい。
まず、WLAN端末220が休止モード状態のままAP410から他のアクセスポイントであるAP450へと移動すると、WLAN端末220は移動先のアクセスポイントを認識するためアクティブモードに遷移する。そして、WLAN端末220は、AP450が通知しているSSIDを使ってAP450に接続する。このSSIDはAP450から管理サーバ500にも通知される。
次にWLAN端末220は、移動先のAP450とのアソシエーション(接続)を終了すると、休止モード状態に再び遷移する。そして、WLAN端末220は休止用VLAN110に所属しなおす。この休止用VLAN110に所属しなおす具体的な動作は以下の通りである。
WLAN端末220は、アクティブモードから休止モードに遷移する際AP450に対して遷移通知情報(パワーマネージメントビット1)を送信する。管理サーバ500の端末情報認識部530は、AP450を介して受信したこの遷移通知情報に基づいて、WLAN端末220の電力モード状態が休止モードに再び遷移したことを認識する。さらに、端末情報管理部550は、受信した遷移通知情報をもとに端末管理テーブルを更新し、WLAN端末220を休止用VLAN110に所属しているメンバーとして扱う。
次に、管理サーバ500が外部からWLAN端末220あてのデータパケットを検知すると、管理サーバ500の振分部540は、このパケットを休止用VLAN110上に配信する。
すると、AP450は、TIM情報をビーコン情報に含めてWLAN端末220に対し送信し、これを受信したWLAN端末220はアクティブモードに遷移して自端末あてのパケットを受信する。その結果、WLAN端末220がAP410から仮にAP450に移動した場合であっても、必要なパケットを受信することが可能となる。
このとき、AP410〜AP440はTIM情報を持っていない。TIM情報を持たないアクセスポイントであるAP410〜AP440は、休止モード状態のWLAN端末220あてに届いたパケットを受信した場合に、該パケットを即廃棄する。
このパケットを廃棄する別な方法として、WLAN端末220がAP450へ移動した結果、AP410〜AP440がWLAN端末220に対してパケットの送信ができなくなった場合には、AP410〜AP440は一定時間このパケットを蓄積した後廃棄してもよい。さらに別な方法として、受信パケットの送信先MACアドレスからWLAN端末220が存在しないことを検知し、受信パケットを廃棄しても良い。
上記第2の実施の形態では、休止用VLAN110が、管理サーバ500のカバーする全AP(AP410〜AP450)を収容しており、管理サーバ500が、WLAN端末220あてのパケットを検知するとこれを休止用VLAN110に配信するので、WLAN端末が休止モード状態のまま他のアクセスポイントに移動した場合であっても、自端末あてのパケットの受信が可能となる。
次に本発明の第3の実施の形態について説明する。
図4に示す第3の実施の形態では、本発明を公衆網用WLANアクセスサービスとして適用し、さらに企業網内のWLANと併用したモデルを示している。この実施の形態は、初期アクセス用VLAN100と管理用VLAN140が共用化されている。
また公衆無線LANサービス用には、公衆網用の管理サーバ510が配置され、企業網用の管理サーバ520が配置されている。そしてそれぞれにおいて、休止用VLAN111,アクティブ用VLAN121,アクティブ用VLAN131と休止用VLAN112、アクティブ用VLAN122、アクティブ用VLAN123が用意されている。
802.11b AP 450は、公衆網用802.11b APと企業網内802.11b APとしての機能を持つ。両者のサービスは、802.11bAP450が送出するSSIDによって区別される。図4では、SSID=Publicが公衆網用、SSID=Enterpriseが企業網用を示している。
初期アクセス用 VLANは、公衆網/企業網共通で利用される。初期アクセス時の802.11b端末は、初期アクセス用VLANのメンバーとなる。次に認証処理を行った時に、公衆網への接続と企業網への接続に分離される。SSID=Publicを使ってアクセスしてきた802.11b端末270は、公衆網へ接続され、SSID=Enterpriseを使ってアクセスしてきた802.11b端末280は、企業網へ接続される。
ローカルRADIUSサーバ 610は、公衆用RADIUSサーバ620と企業用RADIUSサーバ 630に接続されている。SSID=Publicを使ってアクセスしてきた802.11b端末270は、公衆用RADIUSサーバ620によって認証が行われ、公衆網用VLANメンバーとして登録される。またSSID=Enterpriseを使ってアクセスしてきた802.11b端末280は、企業用RADIUSサーバ630によって認証が行われ、企業網用VLANメンバーとして登録される。
公衆網用VLANのトラフィックは、公衆網管理サーバ510を介して、公衆網へ転送される。また企業網用のトラフィックは、企業網管理サーバ520を介して企業網へ転送される。
本発明における第3の実施の形態によれば、公衆網事業者は、企業網内WLANの無線エリアをサービスエリアとすることを可能とし、さらに本発明における端末省電力化を達成することが可能となる。
100 初期アクセス用 VLAN
110 休止用VLAN
120 アクティブ用VLAN
130 アクティブ用VLAN
140 管理用VLAN
210 WLAN端末
220 WLAN端末
230 WLAN端末
240 WLAN端末
300 VLANスイッチ
310 VLANスイッチ
410 AP(アクセスポイント)
420 AP(アクセスポイント)
430 AP(アクセスポイント)
440 AP(アクセスポイント)
450 AP(アクセスポイント)
460 AP(アクセスポイント)
470 AP(アクセスポイント)
480 AP(アクセスポイント)
490 AP(アクセスポイント)
500 管理サーバ
510 公衆網管理サーバ
520 企業網管理サーバ
600 認証サーバ
610 ローカルRadiusサーバ
620 公衆用Radiusサーバ
630 企業用Radiusサーバ
110 休止用VLAN
120 アクティブ用VLAN
130 アクティブ用VLAN
140 管理用VLAN
210 WLAN端末
220 WLAN端末
230 WLAN端末
240 WLAN端末
300 VLANスイッチ
310 VLANスイッチ
410 AP(アクセスポイント)
420 AP(アクセスポイント)
430 AP(アクセスポイント)
440 AP(アクセスポイント)
450 AP(アクセスポイント)
460 AP(アクセスポイント)
470 AP(アクセスポイント)
480 AP(アクセスポイント)
490 AP(アクセスポイント)
500 管理サーバ
510 公衆網管理サーバ
520 企業網管理サーバ
600 認証サーバ
610 ローカルRadiusサーバ
620 公衆用Radiusサーバ
630 企業用Radiusサーバ
Claims (21)
- ネットワーク管理システムであって、
ネットワークに属する端末を、前記端末の状態に応じて、休止モードの端末が所属する休止用仮想ネットワーク、又は通常の電力供給状態にあるアクティブモードの端末が所属するアクティブ用仮想ネットワークのいずれかに所属させ、前記仮想ネットワーク毎に送信するパケットの種別を管理する管理手段を有することを特徴とするネットワーク管理システム。 - 前記管理手段は、休止用仮想ネットワークに所属し休止モードの端末をあて先とする外部からのパケットのうち前記休止モードの端末が応答すべきパケットを検知した場合に、前記端末をアクティブモードに遷移させ、休止用仮想ネットワークあてに前記パケットを送信するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク管理システム。
- 前記管理手段は、前記アクティブ用仮想ネットワークで送受信されるパケットのうち前記休止用仮想ネットワークに所属する休止モードの端末が応答すべきパケットを検知した場合に、前記端末をアクティブモードに遷移させ、休止用仮想ネットワークに前記パケットを送信するように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のネットワーク管理システム。
- 前記管理手段は、アクセスポイントから周期的に送信されるビーコン情報に、前記端末をアクティブモードに遷移させる情報を含めて、前記端末あてに送信するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のネットワーク管理システム。
- 前記管理手段は、
端末から取得したネットワーク情報と端末の状態とを管理する端末情報管理手段と、
前記端末情報管理手段により管理する端末の情報に基づいて、休止用仮想ネットワークに所属する休止モードの端末が応答すべきパケットを検知して休止用仮想ネットワークにパケットを振り分けるパケット振分手段と
を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のネットワーク管理システム。 - 前記管理手段は、前記休止用仮想ネットワークを複数のアクセスポイントで共用するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のネットワーク管理システム。
- 前記管理手段は、前記休止用仮想ネットワークに所属する休止モードの端末が他のアクセスポイントに移動した場合に、再度休止用仮想ネットワークに所属させ、前記端末が応答すべきパケットを検知した場合に、前記パケットを休止用仮想ネットワークに送信するように構成されていることを特徴とする請求項6に記載のネットワーク管理システム。
- ネットワークに属する端末を、前記端末の状態に応じて、休止モードの端末が所属する休止用仮想ネットワーク、又は通常の電力供給状態であるアクティブモードの端末が所属するアクティブ用仮想ネットワークのいずれかに所属させ、前記仮想ネットワーク毎に送信するパケットの種別を管理する管理手段を有することを特徴とする管理サーバ。
- 前記管理手段は、休止用仮想ネットワークに所属し休止モードの端末をあて先とする外部からのパケットのうち前記休止モードの端末が応答すべきパケットを検知した場合に、前記端末をアクティブモードに遷移させる指示を行い、休止用仮想ネットワークに前記パケットを送信するように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の管理サーバ。
- 前記管理手段は、前記アクティブ用仮想ネットワークで送受信されるパケットのうち前記休止用仮想ネットワークに所属する休止モードの端末が応答すべきパケットを検知した場合に、前記端末をアクティブモードに遷移させる指示を行い、休止用仮想ネットワークに前記パケットを送信するように構成されていることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の管理サーバ。
- 前記管理手段は、アクセスポイントから周期的に送信されるビーコン情報に、前記端末をアクティブモードに遷移させる情報を含めて、前記端末あてに送信するように構成されていることを特徴とする請求項8から請求項10のいずれかに記載の管理サーバ。
- 前記管理手段は、
端末から取得したネットワーク情報と端末の状態とを管理する端末情報管理手段と、
前記端末情報管理手段により管理する端末の情報に基づいて、休止用仮想ネットワークに所属する休止モードの端末が応答すべきパケットを検知して休止用仮想ネットワークにパケット振り分けるパケット振分手段と
を有することを特徴とする請求項8から請求項11のいずれかに記載の管理サーバ。 - 前記管理手段は、前記休止用仮想ネットワークを複数のアクセスポイントで共用するように構成されていることを特徴とする請求項8から請求項12のいずれかに記載の管理サーバ。
- 前記管理手段は、前記休止用仮想ネットワークに所属する休止モードの端末が他のアクセスポイントに移動した場合に、再度休止用仮想ネットワークに所属させ、前記端末が応答すべきパケットを検知した場合に、前記パケットを休止用仮想ネットワークに送信するように構成されていることを特徴とする請求項13に記載の管理サーバ。
- ネットワークの管理方法であって、
ネットワークを、休止モード端末が所属する休止用仮想ネットワークと通常の電力供給状態にあるアクティブモード端末の所属するアクティブ用仮想ネットワークとに分離しておき、
端末を電力モードの状態に応じて前記いずれかの仮想ネットワークに所属させるステップと、
前記仮想ネットワーク毎に送信するパケットの種別を管理する管理ステップと
を有することを特徴とするネットワーク管理方法。 - 前記管理ステップは、休止用仮想ネットワークに所属し休止モードの端末をあて先とする外部からのパケットのうち前記休止モードの端末が応答すべきパケットを検知した場合に、前記端末をアクティブモードに遷移させ、休止用仮想ネットワークあてに前記パケットを送信することを特徴とする請求項15に記載のネットワーク管理方法。
- 前記管理ステップは、前記アクティブ用仮想ネットワーク上で送受信されるパケットのうち前記休止用仮想ネットワークに所属する休止モードの端末が応答すべきパケットを検知した場合に、前記端末をアクティブモードに遷移させ、休止用仮想ネットワークに前記パケットを送信することを特徴とする請求項15または請求項16に記載のネットワーク管理方法。
- 前記管理ステップは、アクセスポイントから周期的に送信されるビーコン情報に、前記端末をアクティブモードに遷移させる情報を含めて、前記端末あてに送信することを特徴とする請求項15から請求項17のいずれかに記載のネットワーク管理方法。
- 前記管理ステップは、
端末から取得したネットワーク情報と端末の状態に関する情報とを用いて、休止用仮想ネットワークに所属する休止モードの端末が応答すべきパケットを検知するステップと、
応答すべきパケットを検知すると、休止用仮想ネットワークにパケットを送信するステップと
を有することを特徴とする請求項15から請求項18のいずれかに記載のネットワーク管理方法。 - 前記管理ステップは、前記休止用仮想ネットワークを複数のアクセスポイントで共用させることを特徴とする請求項15から請求項19のいずれかに記載のネットワーク管理方法。
- 前記管理ステップは、前記休止用仮想ネットワークに所属する休止モードの端末が他のアクセスポイントに移動した場合に、再度休止用仮想ネットワークに所属させ、前記端末が応答すべきパケットを検知した場合に、前記パケットを休止用仮想ネットワークに送信することを特徴とする請求項20に記載のネットワーク管理方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006110486A JP2007288293A (ja) | 2006-04-13 | 2006-04-13 | ネットワーク管理システム、ネットワーク管理用管理サーバ、ネットワーク管理方法およびネットワーク管理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006110486A JP2007288293A (ja) | 2006-04-13 | 2006-04-13 | ネットワーク管理システム、ネットワーク管理用管理サーバ、ネットワーク管理方法およびネットワーク管理プログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2007288293A true JP2007288293A (ja) | 2007-11-01 |
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ID=38759687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006110486A Pending JP2007288293A (ja) | 2006-04-13 | 2006-04-13 | ネットワーク管理システム、ネットワーク管理用管理サーバ、ネットワーク管理方法およびネットワーク管理プログラム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007288293A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009284114A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Nec Infrontia Corp | 無線lan通信システム、アクセスポイント装置及びそれらに用いるネットワーク間移行方法 |
-
2006
- 2006-04-13 JP JP2006110486A patent/JP2007288293A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009284114A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Nec Infrontia Corp | 無線lan通信システム、アクセスポイント装置及びそれらに用いるネットワーク間移行方法 |
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