JP2005515297A5 - - Google Patents

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本発明により、初めに明確にしたあらゆるセルラーゼ、エンドグルカナーゼおよびセロビオヒドロラーゼの両方を使用することができる。これらの中で好ましいものは、エンドグルカナーゼである。本発明により使用し得るセルラーゼは、菌類および細菌の両方を起源とするものであり得る。本発明により使用し得るセルラーゼの例は、本出願の導入部で説明した酵素である。それらは、好ましくは、初めから、本発明の洗剤の二次洗浄性能に対して認め得る寄与を有するセルラーゼである。これらは、例えば商品名 Celluzyme(商標)、Carezyme(商標)および Endolase(商標)の名前で得ることができる製品を個々および混合物としての両方で含む。それらは、特に出願 WO 96/34092 A2、EP 739982 A1、WO 96/34080 A1、WO 96/34108 A2、WO 97/34005 A1、EP 747471 B1、WO 96/23928 A1、WO 95/24471 A1、WO 97/14804 A1、EP 739982 A1 および WO 01/32817 A1 に記載されているセルラーゼ若しくはセルラーゼ混合物、またはそれらの混合物を含む。さらに同様に好ましいセルラーゼ、特に Thielavia terrestris(チエラビア・テレストリス)からのエンドグルカナーゼは、例えば出願 WO 96/29397 A1 に開示されている。セルラーゼは、好ましくは性能増強変性を有し、これは例えば出願 WO 98/12307 A1 に記載されている。
本発明の作用を示すために製造された顆粒を、さらなる処理をなされていない該洗剤に添加することができる。任意に該洗剤は、さらに配合され得る。関連する実施態様は、以下でさらに示される。
得られるセルラーゼのあらゆる性能面、特に始めに説明した性能面における、本発明による向上は望ましい。特に好ましいことは、再付着阻害の増強である。
選択セルロースが、洗剤の洗浄性能、特に二次洗浄性能へのセルラーゼの寄与を刺激することができるかどうかの試験を、簡単に、該セルロースを関連洗剤に添加し、達成される洗浄性能を測定することにより行うことができる。この種の配合物は、当業者に知られており、さらに以下でより詳細に説明される。適当な測定法は、同様に先行技術から知られている。それらは、例えば初めに述べた文献、特にWO 96/34080 A1、EP 350098 A1、EP 271004 A1、WO 96/34092 A2 および EP 747471 B1 に記載されている。
好ましい実施態様において本発明の洗剤は、セルロースが崩壊作用を有することを特徴とする。
これは、セルロースが、圧縮された微細造形品に組み込まれる場合に発揮する崩壊作用を意味する。なぜならこれが、上で説明した機械的変性により得られるほとんどのセルロースの巨視的に観察することができる最も顕著な特徴であり、本発明により使用される場合に実際に造形品に導入されるか否かに関係しない物性だからである。実施例で使用される機械的変性セルロースも、この性質を有し、上記出願においてタブレット崩壊剤として記載されている。この実施態様の別の利点は、この種のセルロースが、セルラーゼ含有洗剤タブレット中で使用される場合に二重の機能を発揮し得ることである(以下参照):即ち(1.)該タブレットを崩壊させること、および(2.)得られるセルラーゼに帰すことができる該洗剤の二次洗浄性能を本発明により刺激すること。
好ましい実施態様において本発明の洗剤は、全体的に粉末形態で存在することを特徴とする。
そのような粉末は、該洗剤のために設計され、さらに以下で詳細に説明される成分を、例えば微粉末としてまたは粗粒状の圧縮または未圧縮形態で、押出物からまたは他の製造法により得られる顆粒、粒子の形状で含み、さらに、好ましくは混合の顆粒状粒子の形態の上記セルロースを含む。別の実施態様においてセルロース粒子は、洗剤の他の成分と一緒に圧縮されるか、または前記の他の成分は、相互に圧縮される。従って例えば、洗剤中に存在する酵素を一緒に、自体既知の方法により、例えば適切な場合、接合顆粒化および保護層での被覆により配合することが有益である。
好ましい実施態様において本発明の洗剤は、全体的に圧縮形態で存在することを特徴とする。
そのような圧縮は、本発明にとって重要なセルロースを含む洗剤のあらゆる各成分を、好ましくは全体として顆粒形態に圧縮することを含む。従って洗剤は、巨視的に考えられる粒子の均一混合物の形態で存在し、これは、順に全ての洗剤成分を含む。この種の圧縮を、例えば押出しにより得ることができる。
好ましい実施態様において本発明の洗剤は、造形品に圧縮されていることを特徴とする。
そのように成分の全混合物を、洗剤タブレットまたは洗浄剤タブレットとして使用し得る巨視的な造形品に圧縮または圧密する方法は、先行技術で確立され、例えば WO 98/40463 A1 に開示されている。出願 WO 98/40462 A1 により、ここで特に好ましいものは、単に該圧縮によるだけで、さらなる結合剤または接着剤無しで共に保持する造形品である。従って水との接触は、結果として、微分散セルロース粒子の急速な膨潤を生じ、それにより促進される引き裂きの形成およびより多くの水の流れ込みの後に、急速な完全崩壊が生ずる。この圧縮物は、その中に存在する顆粒状粒子の外側に未圧縮セルロース部分もさらに含み得る。本発明により、該圧縮物中に存在する本発明にとって重要なセルロースは、洗液中で、存在するセルラーゼの再付着防止作用の向上を引き起こす。
特に好ましい実施態様において本発明にとって重要なセルロースは、これら造形品の溶解過程を促進し、そうしてそれは、既に上で述べた二重の機能を有する。そのような本発明の洗剤はまた、代わりに、本発明にとって重要なセルロースの2つの部分を含むことができ、その第1のものは、存在するセルラーゼの二次洗浄性能を促進する作用を有し、第2のものは、タブレット崩壊剤として機能する。それらは、化学的に同一であり得る。例えば出願 WO 99/13042 A1 の教示に従うことにより、造形品中で空間的に相互に離された2つの部分を与えることが、ここで有益であり得る。
好ましい実施態様において本発明の洗剤は、1種またはそれ以上のさらなるセルロースおよび/またはセルロースの化学変性により得られる1種またはそれ以上のさらなるセルロース誘導体をさらに含むことを特徴とする。
追加のセルロース、または上で説明したような使用することができる化学変性、例えばエステル化、エーテル化またはヒドロキシル基の置換を介して、例えば別の調剤として、または本発明にとって重要なセルロースと一緒の共顆粒として得られるセルロース誘導体は、セルラーゼの性能向上に加えて、特にその二次洗浄性能への寄与に関するさらなる機能を本発明の洗剤中において果たす。これらは、例えば以下のものを含む:
・さらなるセルラーゼ機能を刺激すること;
洗剤が造形品に圧縮されている場合の崩壊剤として作用すること;例えば WO 98/55575 A1 によれば、微結晶セルロースと非微結晶セルロースとの崩壊剤としての接合顆粒化は、洗浄される物質上の残留物の形成を低く維持するために有利である;
・安定化または配合のための、特に酵素のカプセル封入のための手段;または
・液状洗剤の増粘剤。
その好ましい実施態様においては本発明の洗剤は、さらに存在する少なくとも1種の他のセルロースまたはセルロース誘導体が、崩壊剤として適していることを特徴とする。
これは、該洗剤が、上で説明したように有利な溶解挙動を有する造形品に圧縮化されることを可能にする。
本発明は、洗剤のための先行技術で確立されている、および/または適当である、あらゆる提示により実施することができる。これに含まれるものは、例えば、適切な場合に複数の層から構成される圧縮または未圧縮の固体、粉末状、ゲル状またはペースト状の洗剤である。さらなる例は、大きな容器および部分の両方に包装される押出物、顆粒、タブレットまたはパウチを含む。
本発明の洗剤は、例えばその中に存在する活性化合物を時間的および/または空間的に分散させる様式で放出するために、複数の相からなることができる。該相は、凝集の様々な状態または同じ状態であり得る。その例は、タブレット、好ましくは簡単に個々の成分を混合することにより製造することができる粉末または顆粒、およびまた別個に乳化した活性化合物を有するエマルションまたはカプセル封入成分を含有する溶液である。感受性成分、例えば酵素または漂白剤を、別個に、適切な場合に後で、製造においてまたは適用のためにのみ添加することができる。
既に説明した成分とは別に本発明の洗剤は、先行技術において詳細に記載されているような、洗剤において通例のさらなる成分を含み得る。これらは、例えば酵素安定剤、界面活性剤、例えば非イオン、アニオンまたは両性界面活性剤、漂白剤、ビルダー、および適切な場合に、以下で説明するさらなる通例の成分を含む。
さらなる適当なアニオン界面活性剤は、特に石鹸である。飽和脂肪酸石鹸、例えばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、水添エルカ酸およびベヘン酸の塩、特に天然脂肪酸、例えばココヤシ、パーム核または獣脂の脂肪酸から誘導される石鹸混合物が適当である。
石鹸を含むアニオン界面活性剤は、そのナトリウム、カリウムまたはアンモニウム塩の形態で存在することができ、有機塩基、例えばモノ-、ジ-またはトリエタノールアミンの溶解性塩として存在することができる。アニオン界面活性剤は、好ましくはそのナトリウムまたはカリウム塩の形態、特にナトリウム塩の形態で存在する。
界面活性剤は、本発明の洗剤中に、 完成洗剤を基準に好ましくは5質量%〜50質量%、特に8質量%〜30質量%の全量で存在し得る。
別の実施態様において洗剤は、漂白剤含有洗剤である。
漂白剤として機能し、H22を水中で生ずる化合物の中で、過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム四水和物および過ホウ酸ナトリウム一水和物が、特に重要である。使用し得る他の漂白剤は、例えばパーオキソピロリン酸塩、クエン酸塩過酸化水素化物およびH22-生成過酸塩または過酸、例えば過硫酸塩または過硫酸である。また有用なものは、尿素パーオキソヒドレートパーカルバミドであり、これは、式:H2N-CO-NH2・H22により記載することができる。それらは、有機漂白剤の群からの漂白剤も含み得る。典型的な有機漂白剤は、ジアシル過酸化物、例えばジベンゾイルパーオキシドである。さらなる典型的な有機漂白剤は、パーオキシ酸、その特別な例は、アルキルパーオキシ酸およびアリールパーオキシ酸である。好ましい典型は、パーオキシ安息香酸およびその環置換誘導体、例えばアルキルパーオキシ安息香酸、しかしまたパーオキシα-ナフトエ酸およびマグネシウムモノペルフタレート、脂肪族または置換脂肪族パーオキシ酸、例えばパーオキシラウリン酸、パーオキシステアリン酸、ε-フタルイミドパーオキシカプロン酸(フタロイミノパーオキシヘキサン酸、PAP)、o-カルボキシベンズアミドパーオキシカプロン酸、N-ノニルアミドペルアジピン酸およびN-ノニルアミドペルスクシネート、並びに脂肪族および芳香脂肪族パーオキシジカルボン酸、例えば1,12-ジパーオキシカルボン酸、1,9-ジパーオキシアゼライン酸、ジパーオキシセバシン酸、ジパーオキシブラシル酸、ジパーオキシフタル酸、2-デシルジパーオキシブタン-1,4-二酸およびN,N-テレフタロイルジ(6-アミノペルカプロン酸)を使用することができる。
洗剤の漂白剤含有量は、1〜40質量%、特に10〜20質量%であり得、有利には過ホウ酸塩一水和物または過炭酸塩を使用する。
本発明の洗剤は、通常、1種またはそれ以上のビルダー、特にゼオライト、ケイ酸塩、炭酸塩、有機コビルダー、および生態的理由がその使用を反対しない場合にリン酸塩も含有する。
Na2O:SiO2 1:2〜1:3.3、好ましくは1:2〜1:2.8、特に1:2〜1:2.6を有する非晶質ケイ酸ナトリウムも使用することができ、これは遅延溶解性および二次洗剤性を有する。通常の非晶質ケイ酸ナトリウムに関する溶解遅延は、様々な手段、例えば表面処理、配合、圧密/圧縮または過乾燥により誘発され得る。本発明の範囲内での用語「非晶質」は、「X線非晶質」も意味する。これは、X線回折実験においてケイ酸塩が、結晶質物質に典型的な鋭いX線反射を生じず、その代わりにせいぜい、回折角のいくらかの度数単位の幅を有する1つまたはそれ以上の散乱X放射極大を生ずることを意味する。しかしながら、電子線回折実験においてケイ酸塩粒子が、ぼんやりとした、または鋭くさえある回折極大を生ずる場合に、特に良好なビルダー特性が生じ得る。これは、生成物が寸法10nm〜数百nm有する微結晶領域を有するという趣旨に解釈されるべきであり、好ましいものは、最大50nmまでの値、特に最大20nmの値である。特に好ましいものは、圧縮/圧密化非晶質ケイ酸塩、配合非晶質ケイ酸塩、および過乾燥X線非晶質ケイ酸塩である。
酸自体も使用し得る。酸はまた、そのビルダー作用に加えて、典型的に酸性化成分の性質を有し、それゆえ残りの成分の混合物から生ずるpHが望ましくない限り、洗剤または洗浄剤の低くて穏やかなpHを構築する役割を果たす。系統的および環境的に安全な酸、例えばクエン酸、酢酸、酒石酸、リンゴ酸、乳酸、グリコール酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、グルコン酸、およびこれらのあらゆる混合物が、ここで特に言及されるべきである。しかしながら鉱酸、特に硫酸、または塩基、特にアンモニウムまたはアルカリ金属水酸化物も、pH調整剤として機能し得る。本発明の洗剤は、そのような調整剤を、好ましくは20質量%以下、特に1.2質量%〜17質量%の量で含有する。
適当なものはまた、コポリマーポリカルボキシレートであり、特にアクリル酸とメタクリル酸とのコポリマー、およびアクリル酸またはメタクリル酸とマレイン酸とのコポリマーである。特に適当であることが分かっているコポリマーは、50〜90質量%のアクリル酸および50〜10質量%のマレイン酸を含有するアクリル酸とマレイン酸とのコポリマーである。その相対分子量は、遊離酸を基準に、一般に2,000〜70,000g/モル、好ましくは20,000〜50,000g/モル、特に30,000〜40,000g/モルである。(コ)ポリマーポリカルボキシレートを、粉末または水溶液のいずれかとして使用し得る。洗剤の(コ)ポリマーポリカルボキシレート含有量は、0.5〜20質量%、特に1〜10質量%であり得る。
そのようなデキストリンの酸化誘導体は、糖環の少なくとも1つのアルコールの官能基をカルボン酸の官能基に酸化できる酸化剤との反応生成物である。本発明の洗剤のために特に好ましい有機ビルダーは、出願 EP 472 042、WO 97/25399 および EP 755 944 それぞれの酸化デンプンおよびその誘導体である。
コビルダー性を有する物質のさらなる群は、ホスホネートである。これは、特にヒドロキシアルカンおよびアミノアルカンホスホネートである。ヒドロキシアルカンホスホネートの中で、1-ヒドロキシエタン-1,1-ジホスホネート(HEDP)が、コビルダーとして特に重要である。それは、好ましくはナトリウム塩として使用され、その二ナトリウム塩は中性であり、その四ナトリウム塩はアルカリ性(pH9)である。適当なアミノアルカンホスホネートは、好ましくはエチレンジアミンテトラメチレンホスホネート(EDTMP)、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホネート(DTPMP)およびこれらの高級同族体である。それらは、好ましくは中性ナトリウム塩の形態、例えばEDTMPの六ナトリウム塩またはDTPMPの七ナトリウム塩または八ナトリウム塩として使用される。ここで好ましくは、ホスホネートの群からのビルダーとしてHEDPを使用する。さらに、アミノアルカンホスホネートは、明白な重金属結合能力を有する。従って、特に洗剤が漂白剤も含む場合、アミノアルカンホスホネート、特にDTPMP、または該ホスホネート混合物を使用することが好適であり得る。
さらに、アルカリ土類金属イオンと錯体を形成することができるあらゆる化合物を、コビルダーとして使用し得る。
本発明の洗剤は、ビルダー物質を適切な場合に90質量%までの量で含有することができ、好ましくはそれらを75質量%までの量で含有する。本発明の洗剤は、特に5質量%〜50質量%のビルダー含有量を有する。
上で説明した本発明にとって重要な成分に加えて、本発明の洗剤はさらなる灰色化抑制剤を含み得る。これらは、液中の懸濁において、汚れを布繊維から引き離したままに維持する機能を有する。この目的のために適当なものは、通常は本質的に有機の水溶性コロイド、例えばポリマーカルボン酸の水溶性塩、グルー、ゼラチン、エーテルカルボン酸塩、デンプン若しくはセルロースのエーテルスルホン酸塩、またはセルロース若しくはデンプンの酸性硫酸エステルの塩である。酸性基含有水溶性ポリアミドも、この目的のために適当である。さらなるデンプン誘導体、例えばアルデヒドデンプン、および適切な場合にさらなるセルロース誘導体(上を参照)、例えばセルロースエーテル、例えばカルボキシメチルセルロース(Na塩)、メチルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロース、および混合エーテル、例えばメチルヒドロキシエチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、メチルカルボキシメチルセルロースおよびこれらの混合物も使用することができる。灰色化抑制剤は、洗剤を基準に、例えば0.1〜5質量%の量で使用される。
防汚活性成分または汚れ反発剤は、通常、洗剤中で使用される場合に防汚性を洗濯繊維に付与する、および/または他の洗剤成分の汚れをはずす能力を助けるポリマーである。
特に有効で以前から知られている防汚活性成分は、ジカルボン酸、アルキレングリコールおよびポリアルキレングリコール単位を有するコポリエステルである。その例は、ポリエチレンテレフタレートのコポリマーまたは混合ポリマーおよびポリオキシエチレングリコール(それぞれ DT 16 17 141、および DT 22 00 911)である。独国公開公報 DT 22 53 063 は、とりわけ二塩基カルボン酸およびアルキレンまたはシクロアルキレンポリグリコールのコポリマーを含有する酸性洗剤を開示している。ドイツの文献 DE 28 57 292 および DE 33 24 258 並びに 欧州特許 EP 0 253 567 は、エチレンテレフタレートおよびポリエチレンオキシドテレフタレートのポリマー、並びに洗剤中でのその使用を記載している。欧州特許 EP 066 944 は、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、芳香族ジカルボン酸およびスルホン化芳香族ジカルボン酸のコポリエステルを特定のモル比で含有する洗剤に関する。欧州特許 EP 0 185 427 は、エチレンおよび/またはプロピレンテレフタレートおよびポリエチレンオキシドテレフタレート単位を有するメチルまたはエチル基の末端基封鎖ポリエステル、並びにそのような防汚ポリマーを含有する洗剤を開示している。
本発明の洗濯洗剤中で使用するために適している色移り防止剤は、特にポリビニルピロリドン、ポリビニルイミダゾール、ポリマーN-オキシド、例えばポリ(ビニルピリジンN-オキシド)およびビニルピロリドンとビニルイミダゾールとのコポリマーを含む。
機械洗浄方法において使用するために、洗剤に抑泡剤を添加することが有利であり得る。適当な抑泡剤の例は、高い割合のC18〜C24脂肪酸を有する天然または合成起源の石鹸である。適当な非界面活性剤型の抑泡剤の例は、オルガノポリシロキサンおよび極微小の任意にシラン化されているシリカとのそれらの混合物、およびまたパラフィン、ワックス、微結晶ワックス、およびシラン化シリカまたはビスステアリルエチレンジアミドとのそれらの混合物である。有利には、異なる抑泡剤の混合物、例えばリコーン、パラフィンまたはワックスの混合物も使用される。抑泡剤、特にシリコーンおよび/またはパラフィンを含有するものは、好ましくは顆粒状の水溶性または分散性担体物質と結合される。ここで特に好ましいものは、パラフィンおよびビスステアリルエチレンジアミドの混合物である。
芳香剤を、洗剤に直接組み込むことができる。しかしながら、洗浄される物質への香料の接着を強め、芳香剤のゆっくりとした放出により、特に処理布の長期の芳香を確保するキャリヤに芳香剤を適用することも有利であり得る。そのようなキャリヤとして確立されている物質は、例えばシクロデキストリンであり、加えて、シクロデキストリン-香料錯体を、さらなる助剤でさらに被覆することができる。芳香剤のための別の好ましいキャリヤは、記載したゼオライトXであり、これは、芳香剤を、界面活性剤の代わりにまたはそれとの混合物中で吸収することもできる。それゆえ好ましいものは、記載したゼオライトX、および少なくとも部分的にゼオライトに吸収される芳香剤を含有する洗剤および洗浄剤である。
当業者にとってその選択が困難ではない好ましい染料は、高い貯蔵安定性および洗剤の他の成分および光に対する非感受性を有し、また布繊維を汚すような布繊維に対する明白な親和性を有しない。
本発明の洗剤は、処理布に付着し、繊維の光安定性および/または他の配合成分の光安定性を向上させるUV吸収剤を含有することができる。UV吸収剤は、紫外線を吸収し、吸収エネルギーをより長波長放射の形態、例えば熱で放出することができる有機物質(光保護フィルター)を意味する。
これらの望ましい性質を有する化合物は、例えば無放射失活を介して活性である化合物、並びに2位および/または4位に置換基を有するベンゾフェノン誘導体である。また適当なものは、置換ベンゾトリアゾール、3位でフェニル置換しているアクリレート(2位にシアノ基を有するまたは有さないケイ皮酸誘導体)、サリチラート、有機Ni錯体、並びにウンベリフェロンおよび内因性ウロカニン酸のような天然物質である。特に重要なものは、ビフェニル、特に例えば EP 0728749 A に記載されており、Tinosorb(商標) FD または Tinosorb(商標)FR として Ciba から市販されているようなスチルベン誘導体である。
洗浄または清浄性能を向上させるために本発明の洗剤は、酵素を含有することができ、この目的のために先行技術で確立されているあらゆる酵素を、原則、使用することができる。これらは、特にプロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、ヘミセルラーゼ、適切な場合に追加のセルラーゼ、またはオキシドレクターゼ、および好ましくはこれらの混合物を含む。該酵素は、原則、天然起源のものであり、天然分子から出発する改良変種が、洗剤および洗浄剤中で使用するために入手でき、従ってそれらが、好ましくは使用される。本発明の洗剤は、好ましくは、活性タンパク質を基準に1×10-6〜5質量%の酵素総量を含有する。タンパク質濃度を、既知の方法、例えばBCA法(ビシンコニン酸;2,2'-ビキノリル-4,4'-ジカルボン酸)、またはビウレット法(A.G. Gornall, C.S. Bardawill および M.M. David, J. Biol. Chem., 177(1948年), 第751-766頁)により測定することができる。
本発明の洗剤は、リパーゼまたはクチナーゼを、特にそれらのトリグリセリド開裂活性の故に、しかしまた適当な前駆体から過酸をインサイチューで発生させるために含むことができる。その例は、当初は Humicola lanuginosa(フミコラ・ラヌギノサ)(Thermomyces lanuginosus(テルモミセス・ラヌギノスス))から得ることができ、さらに開発されているリパーゼ、特にアミノ酸置換D96Lを有するものを含む。それらは、例えば商品名 Lipolase(商標)、Lipolase(商標)Ultra、LipoPrime(商標)、Lipozyme(商標)および Lipex(商標)で Novozymes から販売されている。使用し得るさらなる例は、当初 Fusarium solani pisi(フサリウム・ソラニ・ピシ)および Humicola insolens(フミコラ・インソレンス)から単離されたクチナーゼである。また有用なリパーゼを、呼称 Lipase CE(商標)、Lipase P(商標)、Lipase B(商標)、Lipase ces(商標)、Lipase AKG(商標)、Bacillis sp. Lipase(商標)、Lipase AP(商標)、Lipase M-AP(商標)および Lipase AML(商標)で天野から得ることができる。使用し得る Genencorwhich からのリパーゼおよびクチナーゼの例は、出発酵素が、当初は Pseudomonas mendocina(プソイドモナス・メンドシナ)および Fusarium solanii(フサリウム・ソラニ)から単離されたものである。挙げることができる他の重要な市販品は、Gist Brocades から当初販売されていた調剤 M1 Lipase(商標)および Lipomax(商標)、並びに名前 Lipase MY-30(商標)、Lipase OF(商標)および Lipase PL(商標)で名糖産業株式会社、日本から販売されている酵素、およびまた Genencor からの製品 Lumafast(商標)である。
本発明の洗剤は、特に布処理が予定されている場合に目的に応じて、純粋酵素として、酵素調剤として、または個々の成分が有利にはそれらの異なる性能面に関して相互に補う混合物の形態で、さらなるセルラーゼを含み得る。これらの性能面は、特に洗剤の一次洗浄性能、二次洗浄性能(再付着防止作用または灰色化抑制)および仕上げ(織物作用)への寄与、「ストーンウォッシュ」効果を発揮することまでの寄与を含む。従って特に、望ましい性能の焦点を、本発明にとって重要なセルラーゼの組合せにより設定することができる。
特に本発明の洗剤は、特に問題のある汚れを除去するために、用語ヘミセルラーゼで分類されるさらなる酵素を含むことができる。これらは、例えばマンナナーゼ、キサンタンリアーゼ、ペクチンリアーゼ(=ペクチナーゼ)、ペクチンエステラーゼ、ペクチン酸リアーゼ、キシログルカナーゼ(=キシラナーゼ)、プルラナーゼおよびβ-グルカナーゼを含む。適当なマンナナーゼは、例えば名前 Gamanase(商標)および Pektinex AR(商標)で Novozymes から、名前 Rohapec(商標) B1L で AB Enzymes から、および名前 Pyrolase(商標)で Diversa Corp.、サンディエゴ、カリフォルニア、米国から入手できる。例えば出願 WO 99/06573 A1 は、B. alcalophilus(アルカロフィルス)からの適当なβ-グルカナーゼを開示している。B. subtilis(スブチリス)から単離されるβ-グルカナーゼは、名前 Cereflo(商標)で Novozymes から入手できる。
本発明の洗剤中で使用される酵素は、当初は微生物、例えば Bacillus(バチルス)、Streptomyces(ストレプトミセス)、Humicola(フミコラ)または Pseudomonas(プソイドモナス)属から由来し、および/または適当な微生物から、例えば自体既知のバイオテクノロジーの方法による、Bacillus(バチルス) 属または糸状菌の遺伝子発現宿主により製造される。
該酵素の精製は、有利にはそれ自体確立された方法を介して、例えば析出、沈殿、濃縮、液相の濾過、精密濾過、限外濾過、化学薬品の作用、脱臭またはこれら工程の適当な組合せを介して行われる。
これらの酵素、および本発明にとって重要な酵素を、本発明の洗剤に、酵素配合物のために通例の、または特定の洗剤の授与のために適切であると思われるあらゆる形態で添加することができる。それらを、乾燥した洗剤中で、例えば乾燥、顆粒化、カプセル封入、またはカプセル封入および追加乾燥の形態で使用することができる。それら、別個に、即ち別の相として、または他の成分と一緒に同じ相において、圧縮してまたは圧縮せずに添加することができる。マイクロカプセル封入酵素が固体形態に加工されることが予定される場合、先行技術で既知の方法、例えば噴霧乾燥、遠心分離または再溶解による除去を使用することによる処理に起因して、水溶液から水を除去することができる。
ゼラチン状またはペースト状の本発明の洗剤に、酵素、および先行技術により行われるタンパク質単離から出発する本発明にとって重要なタンパク質、および調剤を、濃縮水溶液または非水溶液中で、例えば液状形態、例えば溶液、懸濁液または乳液として、しかしまたゲル形態若しくはカプセル封入、または乾燥粉末として添加することができる。酵素濃縮物の製造方法は、先行技術、例えば精密濾過または限外濾過から知られている。通例の溶媒中の溶液形態のそのような本発明の洗剤は、通常、固体または溶液として自動ミキサー中に導入することができる成分を単純に混合することにより製造される。
本発明の洗剤中に存在するタンパク質および/または酵素を、特に貯蔵の際に、例えば物理的影響、酸化またはタンパク質分解による損害、例えば失活、変性または腐食から保護することができる。タンパク質および/または酵素を微生物的に得る場合、特に好ましくはタンパク質加水分解を、特に洗剤がプロテアーゼも含有する場合に抑制する。この目的のために、好ましい本発明の洗剤は安定剤を含有する。
ポリアミドオリゴマーまたはポリマー化合物、例えばリグニン、水溶性ビニルコポリマーまたはセルロースエーテル、アクリルポリマーおよび/またはポリアミドは、酵素調剤を、とりわけ物理的影響またはpH変動に対して安定化する。ポリアミンN-オキシド含有ポリマーは、同時に、酵素安定剤および色移り防止剤として作用する。他のポリマー安定剤は、直鎖C8〜C18ポリオキシアルキレンである。アルキルポリグリコシドは、本発明の洗剤の酵素成分を安定化することもでき、好ましくはさらにそれらの性能を向上させることができる。架橋N-含有化合物は、好ましくは防汚剤および酵素安定剤として、二重の機能を果たす。疎水性非イオン性ポリマーは、特に、存在してもしなくてもよいセルラーゼを安定化する。
本発明の別の主題は、布の洗浄方法であり、これは、セルラーゼを含む上記洗剤を、少なくとも1つの工程において使用することを特徴とする。
これは、手洗い、しかし特に機械洗浄方法を含む布または類似物質のあらゆる洗浄方法に関する。前記の解説より、好適なものは上で説明した洗剤を使用する方法である。
布を洗浄するための、特に上で説明した方法における上で説明したセルラーゼを含む洗剤の使用は、本発明の別の主題である。
これは、手洗い、しかし特に機械的使用を含む布または類似物質を洗浄するためのあらゆる可能な使用に関する。前記の解説に基づき、相応じて好ましいことは、上で説明した洗剤が、使用されるか、または上で説明した方法の要素である使用である。
実施例が、本発明にとって重要なセルロースは、未圧縮および/または膨潤状態で存在する場合でさえセルロース加水分解酵素の二次洗浄性能を向上させることを説明するので、本発明のこの使用は、該セルロースが本発明の洗剤中における崩壊剤として同時使用されることを必要としない。従ってそのようなセルロースは、セルラーゼの洗浄性能、特に再付着防止作用を促進する目的のためだけに使用することもできる。それは、この目的のためだけにセルラーゼ含有剤に添加することができ、または洗浄方法の適切な工程に導入することができる。
それは、このために圧縮状態であることが必ずしも必要ではない。従って実施態様は、タブレット崩壊剤とは無関係に、またはタブレット崩壊剤の同時使用は全く無しで、本発明にとって重要なセルロースは、存在するセルラーゼの二次洗浄性能を刺激するために使用されるものである。これは、特に洗剤の未圧縮体裁、例えば粉末またはゼラチン状洗剤に当てはまる。それらはまた、押出洗剤であり得る。本発明のこの主題のさらなる実施態様は、洗剤が造形品の形状で存在するものである。さらに洗剤は、二次洗浄性能をさらに向上させる、および/または崩壊作用を可能にする若しくは向上させる機能のさらなる成分を含むことができる。
洗浄後に洗浄布の白色度を、硫酸バリウムのものと比較して測定した。この後者は100%に規格化されていた。測定を、Datacolor SF500-2 分光計において、460nm(UV遮蔽フィルター3)、30mmの絞り、グロス無し、D65光源、10°、d/8°で行った。以下の表1は、規約反射率(%)、即ち硫酸バリウムと比較した割合(%)として得られた結果をまとめる。全ての配合物の結果が、4種類全ての織物および4種類の織物の平均(Φ)について示される。それらは、特定洗剤の洗浄性能に対する変更成分の寄与について引き出される結論を与える。

Claims (15)

  1. セルラーゼを含む洗剤であって、少なくとも部分的に、機械圧力下で圧縮され、次いで顆粒化された形態で、好ましくは非常に微分散されたセルロース含有物質として存在するセルロースを含み、少なくとも1種は崩壊剤として適している1種またはそれ以上のさらなるセルロースおよび/またはセルロースの化学変性により得られる1種またはそれ以上のさらなるセルロース誘導体をさらに含むことを特徴とする洗剤。
  2. セルロースが、化学変性されていないことを特徴とする請求項1に記載の洗剤。
  3. セルロースが、崩壊作用を有することを特徴とする請求項1または2に記載の洗剤。
  4. 全体的に粉末形態で存在することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の洗剤。
  5. 全体的に圧縮形態で存在することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の洗剤。
  6. 造形品に圧縮されていることを特徴とする請求項5に記載の洗剤。
  7. 存在するセルロースの割合が、洗剤の1〜10質量%、好ましくは2〜7.5質量%、特に好ましくは3〜5質量%であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の洗剤。
  8. 1種またはそれ以上のさらなるセルラーゼをさらに含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の洗剤。
  9. 存在するセルラーゼまたはセルラーゼ混合物の総活性が、洗剤100gあたり、0.5CMC-U〜40CMC-U、好ましくは1CMC-U〜30CMC-U、特に好ましくは2CMC-U〜20CMC-Uであることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の洗剤。
  10. セルラーゼまたはセルラーゼ混合物が、1未満のピリング防止性(AP)に対する引張強度損失(TSL)の比を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の洗剤。
  11. 1種またはそれ以上のさらなるセルロースおよび/またはセルロースの化学変性により得られる1種またはそれ以上のさらなるセルロース誘導体をさらに含むことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の洗剤。
  12. さらに存在する少なくとも1種の他のセルロースまたはセルロース誘導体が、崩壊剤として適していることを特徴とする請求項11に記載の洗剤。
  13. 請求項1〜12のいずれかに記載のセルラーゼを含む洗剤を、工程の少なくとも1つで使用することを特徴とする布の洗浄方法。
  14. 布を、特に請求項13に記載の方法において洗浄するための、請求項1〜12のいずれかに記載のセルラーゼを含む洗剤の使用。
  15. 洗剤の洗浄性能、特に二次洗浄性能へのセルラーゼの寄与を刺激するための、少なくとも部分的に、機械圧力下で圧縮され、次いで顆粒化された形態で、好ましくは非常に微分散されたセルロース含有物質として存在し、および/または化学変性されておらず、および/または崩壊作用を有するセルロースの使用。
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