JP2005514708A - 一般的媒体によるペイ・フォー・パフォーマンス広告のためのシステムおよび方法 - Google Patents

Abstract

ペイ・フォー・パフォーマンス（効果に対する支払い）モデルを使用する一般的媒体で広告サービスを提供するための方法。サービス・プロバイダは、広告媒体内で提示するために、少なくとも１つの入札可能な広告を定義する。少なくとも１つの入札可能な広告に応答があった場合、ある参加広告主に課金することができる入札金額は、一般的に、サービス・プロバイダが主催する公開オークションにより決まる。入札可能な広告の少なくとも一部は、入札金額に基づいて、１人の参加広告主と関連づけられる。サービス・プロバイダが入札可能な広告に対する応答を受信すると、この応答は関連する参加広告主に供給され、その参加広告主には応答に対する入札金額が課金される。ある入札可能な広告に関連する広告主は、オークション、および入札可能な広告を多数の参加広告主に関連づける入札加重ローテーションのようなサービス・プロバイダが使用する関連機構に基づいてリアルタイムで変更することができる。

Description

本発明は、概して、販売および広告の配布に関し、特に公開入札アーキテクチャおよびそれに対する消費者の応答の追跡に基づく１つまたはそれ以上のタイプの一般的媒体によるペイ・フォー・パフォーマンス広告のためのシステムおよび方法に関する。

本出願は、２００１年１２月２８日出願の、米国特許出願第６０／３４４，１００号の、「広告掲載欄および効果追跡のためのペイ・フォー・パフォーマンス階層を使用する一般的媒体で販売を行うためのシステムおよび方法」（ＳＹＳＴＥＭ ＡＮＤ ＭＥＴＨＯＤ ＦＯＲ ＭＡＲＫＥＴＩＮＧ ＩＮ ＧＥＮＥＲＡＬ ＭＥＤＩＡ ＥＭＰＬＯＹＩＮＧ Ａ ＰＡＹ ＦＯＲ ＰＥＲＦＯＲＭＡＮＣＥ ＨＩＥＲＡＲＣＨＹ ＦＯＲ ＡＤＶＥＲＴＩＳＥＭＥＮＴ ＰＬＡＣＥＭＥＮＴ ＡＮＤ ＰＥＲＦＯＲＭＡＮＣＥ ＴＲＡＣＫＩＮＧ）という名称の米国仮特許出願の利益を主張する。

インターネットは、高いレベルの研究者用の無名のリソースから数百万のユーザがアクセスすることができる数億ページのコンテンツを有する遍在的リソースに急速に成長した。インターネット上の所望のコンテンツを発見するために、ユーザは、一般的に、特定の問合わせに対するコンテンツの関連を決定するために、コンピュータ・アルゴリズムに依存する１つまたはそれ以上の検索エンジンを使用する。多数の従来の検索エンジンが供給するコンピュータが生成した関連基準に代わるものとして、いくつかの検索エンジンは、ユーザの検索に応じて特定のコンテンツがリストの形に作成される場合に動作するペイ・フォー・プレースメント機能を提供する。このペイ・フォー・プレースメント・モデルの場合、広告主は、自分が供給するコンテンツ・ページ上で提供する商品およびサービスに関連すると思われるいくつかのキーワードに対して入札金額を支払う。ユーザの検索が１人またはそれ以上の広告主が購入したキーワードを含んでいる場合には、これらのコンテンツ・ページは、最高の入札広告からスタートして降順に、優先順位順にリストの形に作成される。このペイ・フォー・プレースメント・モデルの場合には、広告主は、ユーザが、広告主のコンテンツ・ページにハイパーテキスト・リンクを提供する表示されたコンテンツ・ページのリストをクリックした場合に入札金額を支払う。ペイ・フォー・プレースメントの場合には、ユーザがリストを能動的にクリックすると、ある名前に進んで支払いを行う広告主のデータベースが生成される。

ペイ・フォー・プレースメント・モデルは、広告主および消費者の両方にとって有益であることがわかっている。広告主は結果に対して支払いをし、消費者には、その関心に基づいて高い関連を有する結果が呈示される。雑誌、新聞、テレビ、ラジオ等のような一般的媒体により広告コンテンツを配布するためのペイ・フォー・パフォーマンス・システムから類似の利点を入手することができる。

本発明の１つの目的は、キーワードまたは関心のある他の話題によりグループ分けされた分類別広告掲載欄の１つのブロックのような従来の媒体でサービス・プロバイダが事前購入した多数の広告掲載欄の間で、掲載のためのオークションに広告主が参加することができるインターネットを通してのようなペイ・フォー・プレースメント入札プロセスを提供することである。

本発明のもう１つの目的は、サービス・プロバイダが１つまたはそれ以上の共通のハブのところで、すべての参加広告主に対する消費者からの問合わせを受信し、その問合わせを適当な参加広告主に別のルートで送る従来の媒体に対するペイ・フォー・プレースメント・プロセスを提供することである。

本発明は、ペイ・フォー・パフォーマンス（効果に対する支払い）モデルを使用する一般的媒体で広告サービスを提供するための方法を提供する。サービス・プロバイダは、広告媒体で提示するために、少なくとも１つの入札可能な広告を定義する。少なくとも１つの入札可能な広告に応答が行われた場合、参加広告主に課金することができる入札金額は、サービス・プロバイダが主催する公開オークションのようなオークションにより決まる。次に、入札可能な広告は、少なくとも部分的には入札金額に基づいて参加広告主と関連づけられる。サービス・プロバイダが入札可能な広告に対する応答を受け取ると、この応答は関連する参加広告主に送られ、参加広告主は各応答に対して入札金額が課金される。

入札可能な広告に関連する広告主は、オークションおよび入札可能な広告を多数の参加広告主に関連づける入札加重ローテーションのようなサービス・プロバイダが使用する関連機構に基づいてリアルタイムで変更を行うことができる。

本発明の場合には、サービス・プロバイダは、広告主と、雑誌、新聞、テレビ、ラジオ等のような広告コンテンツ・プロバイダとの間で仲介業者として機能する。サービス・プロバイダは、また、広告コンテンツに対して応答を行う消費者と参加広告主との間で仲介業者として機能する。

サービス・プロバイダは、媒体プロバイダから広告スペースのいくつかのブロックを購入することができ、広告主が入札することができるその内部の広告掲載欄のような広告スペースの１つまたはそれ以上の構成部分を少なくとも部分的に定義する。本明細書においては、これらの入札可能な広告構成部分を入札可能な広告と呼ぶ。

また、本発明によれば、サービス・プロバイダは、１人またはそれ以上の媒体プロバイダにペイ・フォー・パフォーマンス・サービスを外注することができる。外注を受けた媒体プロバイダを媒体チャネルと呼ぶことができる。この場合、サービス・プロバイダは、通常、媒体チャネルから広告スペースを購入しないで、媒体チャネル内の媒体プロバイダによりペイ・フォー・パフォーマンス広告を行うことができるサービスを提供する。サービス・プロバイダは、入札可能な広告に対する広告主による入札を容易にし、それに関連する入札を受け取る。入札可能な広告に対する消費者の応答はサービス・プロバイダが受け取り、次に広告主に転送されるか、または広告主の入札に基づいてその情報コンテンツと一緒に提供される。サービス・プロバイダは、消費者の応答を追跡し、その応答に関連する広告主の口座に課金するかまたは口座から引き落とす。

入札可能な広告は、サービス・プロバイダおよび／または媒体プロバイダにより完全に定義することができる。いくつかの動的または対話型媒体の場合には、入札可能な広告は、参加広告主が指定するコンテンツを含む。広告主からのコンテンツは、サービス・プロバイダが維持することができ、入札可能な広告を完全に定義するために予め定義したコンテンツと統合することができる。

消費者の応答を追跡するために種々の機構を使用することができる。例えば、一実施形態の場合には、サービス・プロバイダは、８００および８７７のフリーダイヤル番号のようないくつかの電話線に対してホストとして機能する。次に、入札可能な広告は、広告に含まれる電話番号を通してサービス・プロバイダの電話線と関連づけられる。サービス・プロバイダの電話番号に対して電話がかけられると、消費者の応答が追跡される。消費者の呼は、関連する広告主が提供する電話番号に経路指定されるかまたは転送され、関連する広告主の口座から入札金額が引き落とされる。

同様に、各入札可能な広告は、サービス・プロバイダが提供したインターネット・ウェブ・ページ・アドレスを含むことができ、指定のウェブ・ページ・アドレスに対するトラヒックをサービス・プロバイダにより関連する入札可能な広告に対する応答として追跡することができる。このような消費者の追跡方法は、二方向通信を行うことができない新聞用紙、雑誌、従来の広告掲示板等のような静的広告媒体で特に役に立つ。

キオスクのような対話型媒体の場合には、消費者は、サービス・プロバイダと相互作用を行うことができ、例えば、広告主が提供する製品またはサービスについてもっとよく知るために、または印刷した割引クーポンを入手するために、特定の入札可能な広告を選択することができる。入札可能な広告の消費者の対話型選択、追加の広告主のコンテンツの配信、またはクーポンの印刷は、追跡機構として機能することができる。

好適には、広告主のリストおよび入札可能な広告は、それに関連するコンテンツ記述子を有することが好ましい。コンテンツ記述子または分類記述子により、媒体チャネルは、入札可能な広告に関連する広告コンテンツ、およびそれに基づいて、スクリーニングおよび照合するリストに対する基準を指定することができる。このことは、コンテンツのタイプによる広告の編成、予想される視聴者による広告の目標づけまたは制限を行う際に役に立つ場合がある。コンテンツ記述子は、また、対話型媒体プラットフォームのユーザが関心のある入札可能な広告、またはユーザの行動および表示スクリーンに関連していて、それに応じる入札可能な広告を提示する媒体チャネルを検索することができるようにする際に役に立つ場合がある。

この方法の場合、入札可能な広告に対する広告主の関連は、好適には、広告への消費者の応答を受け取るために、広告主が提供する入札金額に基づくことが好ましい。この関連は、それに対して行われた最高価格の入札に基づく簡単な「勝者がすべてを得る（ｗｉｎｎｅｒ ｔａｋｅｓ ａｌｌ）」割当てであっても、または入札可能な広告に対する入札する広告主の少なくとも一部のローテーションであってもよい。別の方法としては、広告主ローテーションのシステムの場合には、広告主のローテーションは、広告および／または広告の提示への消費者の応答への広告主の参加レベルが広告主の入札金額に関連するように、入札に基づいて加重することができる。

いわゆる「逆ぜり」も、広告主ローテーションを確立するために使用することができる。その場合には、所定の数の広告主が、ローテーションに参加することができ、各広告主は、ローテーションに参加することを許された最後の広告主の入札金額に基づいて応答に対して支払いを行う。

サービス・プロバイダは、広告スペース内に入札可能な広告のグループを定義することができる。この場合、複数の広告掲載欄は、列に降順に配置されている広告のように値の順位を有し、広告掲載欄は、降順の入札金額に基づいて対応する数の広告主と関連する。順に並べられた広告掲載欄に対する広告主の関連は、最高入札金額の広告主から最低入札金額の広告主への降順になっている。

本発明は、一般的媒体によるペイ・フォー・パフォーマンス広告のためのものであって、一般的媒体の１つまたはそれ以上の形式をサポートするために実行することができるシステムおよび方法を提供する。本明細書で使用する場合、ペイ・フォー・パフォーマンス広告という用語は、広告主が、予想した数の広告の印象を主としてベースとする支払いとは対照的に、広告に対する測定した応答をベースとしてサービス・プロバイダに支払いをする広告掲載欄を意味する。広告主がサービス・プロバイダに支払う金額は、広告掲載欄に対して多数の広告主が競争して入札する公開オークション・システムにより通常決定される。本明細書においては、このような広告掲載欄は入札可能な広告と呼ばれる。

システムおよび方法は、応答を参加広告主に経路指定することができ、その広告の効果を測定することができるような方法で、入札可能な広告を配布するためのものである。サービス・プロバイダは、雑誌、新聞、テレビ、ラジオ等のような一般的媒体内に広告スペースを入手する。サービス・プロバイダは、広告スペース内に掲載する広告掲載欄の少なくとも一部を定義する。広告掲載欄への応答の受け取りに関心がある広告主は、オークションに参加し、応答を受け取るために他の入札者と競争入札する。オークションは、通常、インターネットを通して行われ、サービス・プロバイダがホスト役を行う。次に、広告主は、広告と関連づけられる。すなわち、広告主は、自分が行った入札に基づいて応答を受け取る。サービス・プロバイダは、入札可能な広告への消費者の応答を受け取り、消費者の応答を追跡し、消費者の応答を関連する参加広告主に経路指定する。サービス・プロバイダは、受け取った各応答に対する広告主の入札金額に基づいて、関連する広告主の口座に課金する、または口座から引き落とす。

本発明の場合、一般的媒体は３つの分類、すなわち静的媒体、動的媒体および対話型媒体に分けることができる。通常、静的媒体は、広告がかなり長い時間にわたって変化しない媒体である。印刷媒体の形をした静的媒体の例は多数あり、例えば、新聞、雑誌、カタログ、チラシ、郵便広告、ポスター、従来の広告掲示板等がある。この形式の媒体は、発行サイクルの間、広告の位置および内容は変化しない静的媒体である。動的媒体は、更新または変更することができる画像を有する電子広告掲示板のようなリアルタイムまたはほぼリアルタイムで広告を変更することができる媒体、または広告プログラミングを受信することができる同報通信媒体である。対話型媒体は動的であり、消費者の入力を受信することができ、消費者の入力に応じて更新または変更することができる媒体である。対話型媒体の例は、タッチ・スクリーンのようなユーザ・インタフェースを有するインターネット・ウェブサイトまたはキオスクを含むことができ、それにより、例えば、消費者はそこに記載されている製品またはサービスについてもっとよく知るためにある広告を選択することができる。ユーザの入力に対して、特定のビデオ・プログラムを選択し、スタートするビデオ・オン・デマンド・システムも、対話型媒体のソースとして使用することができる。

図１は、一般的媒体によるペイ・フォー・パフォーマンス広告のための本発明の方法を実行するためのシステムの概略ブロック図である。このシステムは、インターネットのようなデータ・ネットワーク１０５に接続しているシステム・プロバイダ１００を含む。広告主１１０は、データ・ネットワーク１０５を通してシステム・プロバイダ１００に接続していて、口座、広告リスト、およびサービス・プロバイダ１００が維持する入札可能な広告に対する入札を管理する。媒体配布チャネル１１５、媒体プロバイダ１７５、対話型媒体システム１２０および動的媒体システム１２５は、入札可能な広告の管理および配信を容易にするためにインターネット１０５に接続している。

対話型媒体システム１２０および動的媒体システム１２５の他に、ペイ・フォー・パフォーマンス・システムも、サービス・プロバイダが広告スペースを入手する静的媒体１７０の利点を利用することができる。

サービス・プロバイダ１００も、公衆交換電話網１３０に接続している。また、消費者の電話１３５および広告主の電話１６５も電話網１３０に接続している。サービス・プロバイダ１００は、サーバ・クラスタ１４０を含み、サーバ・クラスタ１４０は、１つまたはそれ以上のサーバを含むことができ、好適には、機密保護のために従来のファイアウォール１４５を通してインターネット１０５に結合していることが好ましい。サーバ・クラスタ１４０も、データベース１５５に接続している。データベース１５５は、動作可能にテレコム交換機１６０に接続していることが好ましい。

図１は、また、媒体チャネル１１５を示す。サービス・プロバイダが提供するサービスは、その広告主にこのようなサービスを提供したいと考えている媒体プロバイダのような第三者サービス・プロバイダに外注することができる。システムは、サービス・プロバイダにより個人的にラベルを付けることができ、このような第三者に供給することができる。この場合、第三者は、広告スペースを手配し、サービス・プロバイダは、参加広告主および消費者にとってトランスペアレントな方法で、オークション・サービスおよび第三者への応答追跡のホストのような機能を提供する。本明細書においては、外注を受けたサービス・プロバイダを媒体チャネル１１５と呼ぶ。この場合、サービス・プロバイダ１００は、通常、媒体チャネル１１５から広告スペースを購入しないで、媒体チャネル１１５内のペイ・フォー・パフォーマンス広告を行うことができるようにするために、「私的ラベル」方法でサービスを提供する。消費者から見ると、サービスは媒体チャネル１１５が操作しているように見える。しかし、システムおよびこのシステムが行う方法は、サービス・プロバイダ１００により提供され、維持される。

本発明の場合には、サービス・プロバイダ１００は、広告主１１０と媒体プロバイダ１７５と媒体チャネル１１５との間の仲介業者として機能する。サービス・プロバイダ１００は、また、広告掲載欄に応答する消費者と参加広告主１１０との間で仲介業者として機能する。消費者は、電話１３５、インターネット・ウェブサイトを通して、または他の対話型媒体１２０を通して広告掲載欄に応答を行うことができる。

サービス・プロバイダは、媒体プロバイダ１７０から広告スペースのブロックを購入し、広告主１１０が入札することができる広告掲載欄のようなスペースの１つまたはそれ以上の構成部分を定義する。例えば、サービス・プロバイダ１００は、雑誌のような静的媒体の広告スペースの１ページ全体を購入し、広告スペースの全ページをいくつかの広告掲載欄または構成部分に分割することができる。次に、広告掲載欄は、広告掲載欄への応答を受け取るために、相互に入札する参加広告主に提供される。本明細書においては、これらの入札可能な広告掲載欄または構成部分を入札可能な広告と呼ぶ。

図２Ａおよび図２Ｂは入札可能な広告の例を示す。図２Ａは、記述子、すなわち「車の販売」に関連する完全に定義された入札可能な広告欄２００Ａの一例を示す。入札可能な広告欄２００Ａは、ボックス２０２Ａで区切られている全１ページの大きさを有し、コンテンツ記述子２０３および固定コンテンツ２０４Ａを含む。また入札可能な広告欄２００Ａは、入札可能な広告欄２００Ａに対する消費者の応答を追跡するために使用することができる電話番号２０６Ａも含む。入札可能な広告欄２００Ａは、また、インターネットを通して広告掲載欄に消費者の応答を提供するために、ウェブ・ページ・アドレス２０８Ａを含むこともできる。ウェブ・ページ・アドレスは、通常、サービス・プロバイダ１００のウェブ・ページを示していて、広告主に対する追加のコンテンツを含むこともできるし、広告主のウェブサイトに転送することもできる。

サービス・プロバイダの電話番号２０６Ａは、広告が特定の広告を識別するために、追加の数字コードの使用を含む複数の入札可能な広告に適用される各広告掲載欄または１つの数字に対する一意の電話番号であってもよい。数字コードは、入札可能な広告の電話の内線として表示することもできるし、また多数の広告掲載欄を１つのサービス・プロバイダの電話線に関連づけるために使用することもできる。このようなサービス・プロバイダの電話番号に対するテレコム交換機１６０により、消費者に対して内線番号を入力するように音声によりプロンプトすることができる。

好適には、広告のリストおよび入札可能な広告は、コンテンツ記述子２０３Ａを含むことができることが好ましい。これにより、広告コンテンツの分類または指定を入札可能な広告に適用することができる。コンテンツ記述子は、コンテンツまたは製品およびサービスのタイプにより広告を編成する際に、および予想される視聴者により広告を目標にし制限する際に役に立つ。コンテンツ記述子２０３Ａも、広告主用の機構が、広告主が参加したい入札可能な広告を検索するのを容易にする。関連するコンテンツ記述子２０３Ａも、対話型媒体プラットフォームのユーザが、関心のある入札可能な広告を検索できるようにする際に、または媒体プロバイダが、出版物の所与のセクションに関連する入札可能な広告を提示できるようにする際に役に立つ場合がある。

動的媒体の場合には、広告掲載欄のコンテンツは広告主指定のコンテンツを含むことができる。図２Ｂは、広告主のコンテンツを挿入することができる入札可能な広告２００Ｂの一例を示す。入札可能な広告２００Ｂは、ボックス２０２Ｂが示す全１ページの大きさを有し、ボックス２０４Ｂが示す大きさの広告主のコンテンツを収容することができる。入札可能な広告欄２００Ｂは、また、電話番号２０６Ｂおよび／またはサービス・プロバイダが指定し、広告２００Ｂへの消費者の応答を受け取りまた追跡するために使用される、ウェブ・ページ・アドレス２０８Ｂを含む。コンテンツ記述子２０３Ｂは、広告掲載欄にも記載することができる。

動的媒体の場合には、動的広告掲載欄に挿入される広告主が指定したコンテンツは、データベース１５５内の広告主の口座でサービス・プロバイダ１００が維持することができ、動的入札可能な広告を完全に定義するために、サービス・プロバイダ１００からの予め定義されたコンテンツと統合することができる。

サービス・プロバイダ１００は、参加広告主間でのオークションをサポートし、入札可能な広告に対する広告主１１０による入札を許可するシステムを提供する。多数の参加広告主１１０は、インターネット１０５を通してサービス・プロバイダ１００のサーバ１４０にアクセスする。サーバ１４０は、データベース１５５へのアクセスを制御する。データベース１５５は、参加広告主の口座を供給し、現在の入札金額に基づいて参加広告主への使用可能な入札可能な広告のマッピングを維持する。

入札可能な広告への消費者の応答は、広告主の入札に基づいて広告主１１０に経路指定される。この経路指定動作は、サービス・プロバイダが供給するウェブ・ページ上に追加情報を提供するステップ、サービス・プロバイダが供給する電話応答システム上で追加情報を提供するステップ、または、応答を広告主の電話番号またはウェブ・ページに転送するステップを含むことができる。例えば、電話１３５により広告に応答する消費者を、サービス・プロバイダ１００により、関連する広告主の電話１６５に自動的に転送することができる。対話型媒体１２０に応答する消費者には、追加の広告主のコンテンツを提供することができる。いかなる場合でも、サービス・プロバイダ１００は、消費者の応答を追跡し、消費者の応答に関連する広告主の口座から引き落とす。

図３は、サービスの特定の分類に対して入札可能な広告のグループとして編成された広告スペースの１つのブロックの図面である。入札可能な広告掲載欄は、分類、すなわち「車の販売」３１４のための広告用の刊行物１（３１２）で入手することができる広告３０２、３０４、３０６、３０８および３１０のための５つの可能な広告位置を含む。各広告は、サービス・プロバイダ１００の電話交換機に向けられる特定の電話番号に関連する。参加広告主１１０は、どの広告主１１０が、各電話番号を呼び出している消費者から生成したトラヒックを受信するのかを決定するために、インターネット上の検索結果のリスト用のペイ・フォー・プレースメント広告に関連して発生するようなグループ入札可能な広告に対する進行中の入札プロセスに参加することができる。

優先順位のコンセプトにより、入札可能な広告は、リストの一番上の広告掲載欄が、第２、第３および第４の広告掲載欄等よりも価値があるという仮定により、入札金額の降順で割当てられる。例えば、図３の場合には、「車の販売」の分類に対する最高入札者には第１の広告掲載欄３０２が割り当てられ、電話番号８００−５５５−１２３４への問い合わせを受信する。２番目に高い金額の入札者は、第２の広告掲載欄３０４に関連し、次に高い金額の入札者は、第３の広告掲載欄３０６に関連し、４番目に高い金額の入札者は、第４の広告掲載欄３０８に関連し、５番目に高い入札者は、第５の広告掲載欄３１０に関連する。

消費者が、電話番号８００−５５５−１２３４をダイヤルして入札可能な広告３０２に応答すると、サービス・プロバイダは、ＰＳＴＮ１３０を通してこの呼を受信し、入接続呼をデータベース１５５内に保持している最高入札者の電話番号に自動的に転送する。サービス・プロバイダ１００は、呼イベントを記録し、受信し転送した各呼に対する入札金額に対する最高入札者の口座から引き落とす。別の参加広告主１１０が、その後でリストの一番上の広告掲載欄に対してもっと高い入札金額を呈示した場合には、この新しい入札金額の高い参加広告主１１０が、リストの一番上の電話番号に向けられた問合わせを受信する。２番目に高い入札金額の入札広告主は、第２の広告掲載欄３０４を受信し、電話番号８００−５５５−１２３５への問合わせを受信する。オークション・プロセスは、好適にはリアルタイムで行うことが好ましい。それ故、静的媒体内では広告掲載欄は変化しないが、広告掲載欄への応答の受信人は、入札活動のラベルに基づいて頻繁に変化する場合がある。

別の方法としては、図３の広告掲載欄に記入するために、「逆ぜり」を使用することもできる。この場合には、上位５人の入札広告主が５つの使用できる広告掲載欄のために選択され、それぞれ５番目に高い入札金額の入札者の入札金額に等しい金額を支払う。広告掲載欄に関連する広告主の順位は、５つの広告掲載欄の間で選択した広告主のランダムな選択、またはローテーションに基づくことができる。

サービス・プロバイダが、消費者の応答を広告掲載欄まで追跡することができるように、広告掲載欄は、サービス・プロバイダ１００が指定する情報を含む。図２Ａおよび図２Ｂに示すように、サービス・プロバイダ１００は、８００および８７７のフリーダイヤル番号のようないくつかの電話線を取得することができる。消費者の応答を追跡することができるのは、サービス・プロバイダの電話番号に対して電話がかけられ、テレコム交換機１６０がそれを受信するからである。

広告掲載欄に応答する消費者は、消費者の電話１３５から広告に掲載されている番号にダイヤルする。この呼は、ＰＳＴＮ１３０を通して、テレコム交換機１６０に送られ、テレコム交換機１６０により関連する広告主の電話１６５に転送することができる。広告主の電話番号は、広告主の入札に基づいて入札可能な広告に関連していて、テレコム交換機１６０がアクセスすることができるデータベース１５５内に位置する経路指定テーブルに含まれている。応答は、広告主の入札金額に対する口座から引き落とすことにより、関連する広告主の口座に記録される。この消費者の応答の追跡方法は、応答を追跡するために相互作用を使用することができない新聞、雑誌、従来の広告掲示板等のような静的広告媒体１７０の場合に特に役に立つ。

また、図２Ａおよび図２Ｂに示すように、広告掲載欄は、サーバ・クラスタ１４０がホスト役をしているウェブ・ページに送ることができるウェブ・ページ・アドレス２０８Ａおよび２０８Ｂを含むことができる。広告に掲載されているウェブ・ページへの消費者の応答は、サーバ・クラスタ１４０により、データベース１５５内の広告主の口座に指定されているウェブ・ページに転送することができる。

別の方法としては、キオスクのような対話型媒体１２０の場合には、消費者は、関連する広告主１１０が提供する製品またはサービスについてもっとよく知るために、または関連する印刷した割引クーポンを入手するために、特定の入札可能な広告を選択することができる。消費者の対話型選択、追加の広告主のコンテンツの配信またはクーポンの印刷は、追跡機構として機能することができる。

参加広告主１１０は、広告主が、入札可能な広告に参加するためのサービス・プロバイダ１００への広告リストを提出するデータベース１５５内に口座を維持する。広告リストは、消費者の応答、動的入札可能な広告に挿入するための広告コンテンツ、および入札可能な広告に相互作用により応答を行う消費者へ提示するための追加の関連広告コンテンツを転送するために、電話番号および／またはウェブ・ページを含むことができる。広告主の口座は、また、消費者の応答を広告主に関連する広告掲載欄まで追跡し、このような応答に対するサービス・プロバイダに帰する支払いの全額を追跡するための口座を含む。

通常、入札可能な広告掲載欄の数は有限であり、好適には、このような広告掲載欄への参加に関心のある広告主の数より少ないことが好ましい。それ故、広告主の参加の選択および順位を決定するための機構は、本発明のシステムおよび方法の態様である。

通常、広告主１１０は、各広告に対する入札金額に基づいて、入札可能な広告との関連で選択される。ある選択方法の場合には、最高の入札金額の広告主は、何時でも特定の入札可能な広告に関連している。他の方法の場合には、入札可能な広告のグループを、値の階層的順位を有する多数の広告掲載欄が定義される入札可能なスペース内に定義することができる。この場合、順序付けられた広告掲載欄に対する広告主１１０の関連は、最高金額の広告主が一番上になり、最低金額の広告主が一番下になる。

広告主を入札可能な広告に関連づけるもう１つの方法の場合には、１つの広告掲載欄を複数の入札広告主が使用できるようにするために、入札加重ローテーションを使用することができる。この場合には、広告は広告主により時分割され、何人かの参加広告主に関連する印象または応答の頻度は、各入札金額に基づいている。ローテーションは参加広告主の入札金額をベースとしていて、そのため、入札金額が高ければ高いほど参加のレベルも高い。

入札金額をベースとするローテーションのある方法は、入札加重ローテーションと呼ぶことができる。入札加重ローテーションは、入札プロファイルの他に、過去のローテーション・データをベースとして決定することができる（入札加重測定ローテーション）し、またはこのローテーションは、入札プロファイルによりランダム・イベントとして決定することもできる（入札加重ランダム・ローテーション）。現在のローテーションが終了すると、次の広告主のローテーションが決定される。別の方法としては、次のローテーションを、現在のローテーションが終了する前に決定することもできる。例えば、その広告に対する現在の入札プロファイルをベースとして、所定の数のローテーション、すなわち、次の１００回のローテーションに対してあるスケジュールを計算することができる。しかし、入札はリアルタイムで行うことができるので、このような事前の決定は、入札の変更により不正確なものになる恐れがある。それ故、好適には、現在のローテーションが終了してから決定を行うことが好ましい。

ローテーションの終了は、時間をベースとすることもできるし、応答または選択をベースとすることもできる。広告主の特定のコンテンツを含む入札可能な広告の場合には、内蔵されている広告主のコンテンツが時間の関数として参加を供給するという点で、時間をベースとする終了が好ましい。サービス・プロバイダ１００により完全に定義され、広告主の特定のコンテンツを含んでいない入札可能な広告の場合には、応答および選択をベースとする終了が好ましい。何故なら、これがこのような広告での参加の最も正確な測定であるからである。時間の長さに依存して、入札可能な広告が流され、ローテーションの予測速度、参加広告主の数を各ローテーション中に制限しなければならない場合がある。

図４Ａは、それぞれ入札金額４１０、４１２、４１４および４１６を有する広告主４０２、４０４、４０６および４０８の例示としての入札可能な広告の入札プロファイルである。各広告主に対する参加の目標百分率レベルが決定されるが、このレベルは、広告主の入札金額を全参加広告主の入札金額の総額で割り、１００を掛けたものに等しい。この例の場合には、入札金額の総額は１．００ドルに等しい。それ故、入札金額と目標参加レベルとの間には簡単な相互関係がある。広告主４０２、４０４、４０６および４０８は、それぞれ４１８、４２０、４２２、および４２４という目標参加レベルを有する。

参加広告主の間のローテーションは、ローテーション内の過去の参加の測定をベースとすることもできる。測定したローテーションの場合には、各広告主がローテーションに参加していた時間数のカウントは、サービス・プロバイダ１００により維持される。すべての広告主がローテーションに参加していた時間数の全カウントは、個々のカウントを合計することにより、必要に応じて維持または計算することができる。現在のローテーションが終了する度に、サーバ１００は、１人またはそれ以上の広告主の目標参加レベルが、カウントが示すその実際の参加レベルと一致したかどうかを判断する。参加レベルがチェックされ、最も高い目標レベルを有する広告主からスタートして、最も低い目標レベルを有する広告主へ下降する順序で条件が満たされる。この順序により、参加レベルをベースとして、ローテーション内の広告主に優先順位が与えられる。２人またはそれ以上の広告主が、同じ入札金額を持っている場合には、順序は、各広告主が自分の現在の入札を維持した時間の長さを反映することができ、そのため最も長い入札時間を有する広告主が最初にチェックされる。

図４Ｂは、図４Ａに示す入札プロファイルに対する８つのローテーション４２６、４２８、４３０、４３２、４３４、４３６、４３８および４４０の一組の結果を示す表である。第１のローテーション４２６の前は、広告主は誰もローテーションに参加していない。それ故、最高金額の入札広告主４０２（４０％）の目標レベルはまだ達成されていないで、１回目のローテーション４２６は、広告主Ａ１に割り当てられる。２回目のローテーション４２８の場合には、最も高い金額の入札広告主４０２の実際のおよび目標の参加レベルが最初に測定される。広告主４０２は、１つの広告掲載欄の全カウントの中の１つの広告掲載欄の１つのカウントを有し、それ故、４０％の関連する目標レベル４１８を満足させる１００％の実際のレベルを有する。その後で、次に金額の高い入札広告主４０４の参加レベルがチェックされる。広告主４０４は提示されていないので、この広告主は、２７％の目標レベル４２０に対して０％の参加レベルを有する。それ故、２回目のローテーション４２８は、広告主４０４に割り当てられる。

３回目のローテーション４３０の場合には、最も高い金額の入札広告主の参加レベルが最初にチェックされ、４０％の目標４１８に対して実際の参加レベルは５０％であることがわかる。次に、次に金額が高い入札広告主４０４のレベルがチェックされ、２７％の目標４２０に対して実際の参加レベルは５０％であることがわかる。次に、次に金額が高い入札広告主４０６のレベルがチェックされ、２３％の目標４２２に対して実際の参加レベルは０％であると判断される。それ故、３回目のローテーション４３０は、広告主４０６に割り当てられる。

４回目のローテーション４３２の場合には、最も高い金額の入札広告主の参加レベルが最初にチェックされ、４０％の目標４１８に対して実際の参加レベルは３３．３％であると判断される。それ故、４回目のローテーション４３２は、広告主４０２に割り当てられる。このプロセスは、それぞれ４０４、４０６、４０２および４０８に割り当てられるローテーション４３４、４３６、４３８、４４０に対しても引き続き行われ、それにより、８回のローテーションが行われる。この時点での計算により、４０％、２７％、２３％および１０％の目標のレベルに対して、広告主４０４、４０６、４０２および４０８の実際のレベルは、それぞれ３７．５％、２５．０％、２５．０％および１２．５％であることが分かる。多数ローテーションを行うと、実際のレベルと目標レベルとの間の差は小さくなる。すべての目標レベルを、関連する実際のレベルで満足させることができる。この例の場合には、最も高い金額の入札広告主にローテーションを与えることができる。

入札加重ローテーションの場合には、入札金額が高いと広告掲載欄を入手できる可能性が高くなる。効果モデルに対する純粋な支払いの場合には、入札金額とは無関係に、広告の印象を受けている消費者がその広告に対して応答をしない限りは、広告主は広告の印象に対して支払いを行わない。しかし、入札可能な広告欄が動的または対話型なものであり、広告主指定のコンテンツを含んでいる場合には、入札金額の一部のような１回目の料金を、広告の提示に対して広告主に課金することができる。この場合、入札金額全額は、広告に対する応答があった場合に広告主に課金される。

この方法が実際のレベルと目標レベルとの間に実質的な収束を供給する限りは、上記のチェック順序以外のチェック順序を考慮の対象にすることができる。さらに、測定したローテーションに対する上記方法は、入札金額をベースとして参加レベルの優先順位チェック順序を提供するという利点を有する。

新しい広告主がすでに進行中のローテーションに参加を許される場合がある。この場合、新しい広告主が入札を確立した場合には、新しい広告主を含む各参加広告主に対する新しい目標レベルが計算され、新しい広告主がこのローテーションに追加される。あるカウントをこの広告主に割り当てることができる。このカウントは、実際の参加レベルを広告主の目標レベルの近くに確立するように選択することができる。別の方法としては、新しい広告主は、それに隣接する広告主のうちの１人のカウントを目標参加レベルの順序内にあると見なすことができる。別の全カウントが維持されている場合には、新しい広告主に割り当てられたカウントによりそれを上方修正することができる。

現在の広告主がローテーション中に入札を撤回した場合には、残りの広告主に対して新しい参加レベルが計算され、入札を撤回した広告主がローテーションから除外され、関連するカウントが削除され、別の全カウントが維持されている場合には、削除したカウントにより下方修正される。入札が変更された場合には、この入札は除去されたものとして処理され、新しい入札により広告主は入札を変更する。

カウントが大きくなると、カウントを周期的に小さくすることができる。例えば、全カウントが１０，０００または他のある所定のしきい値を超えた場合、すべてのカウントを１００または他の所定の分母で割ることができる。

上記の測定したローテーションの方法の場合には、百分率で表示するために、参加レベルに１００パーセント・ポイントを掛けるステップは必要ではないが、この方法を説明する際に役に立つ。

測定したローテーションの別の方法としては、現在のローテーションを選択するために使用するランダム・イベントとして、乱数発生器を適用するランダム・ローテーションのある方法を使用することもできる。それ故、サービス・プロバイダはローテーションを決定するために、参加広告主に対する過去のカウントを維持する必要はない。乱数発生器の範囲は、入札広告主に対する入札の合計の範囲に等しくなるように調整される。次に、各広告主に、その入札金額に比例する調整した範囲のサブセットが割り当てられる。調整された乱数が含まれるサブセットを占める広告主が、ローテーションのために選択される。図４Ｃは、広告主４０２、４０４、４０６および４４８に対して、それぞれ、一組の絶対的範囲の表示４４２、４４４、４４６および４４８、および一組の相対的範囲の割当て４５０、４５２、４５４および４５６を含む図４Ａの入札プロファイルに対する範囲の割当てを示す。１と４０との間に調整した乱数の場合、広告主４０２が選択され、範囲割当て４５０により表示される。４１と６７との間に調整した乱数の場合には、広告主４０４が範囲割当て４５２により選択され、表示される。６８と９０との間に調整した乱数の場合には、広告主４０６が範囲割当て４５４により選択され、表示される。最後に、９１と１００との間に調整した乱数の場合には、広告主４０８が範囲割当て４５６により選択され、表示される。

ランダム・ローテーションのもう１つの方法も、入札の合計に合わせた乱数発生器を使用する。このもう１つの方法の場合には、乱数発生器の値の絶対的範囲が、各入札金額をベースとして参加広告主に割り当てられる。絶対的範囲は、最大のものから最小のものに大きさ順に配置されていて、結果が負かゼロになるまで調整した乱数から一度に１が差し引かれる。結果を負かゼロにする絶対的範囲に関連する広告主は、このローテーションのために選択された広告主である。別の方法としては、次の絶対的範囲が残りの調整した乱数より大きくなるまで、調整した乱数から絶対的範囲を差し引くことができる。次の絶対的範囲に関連する広告主は、このローテーションに対して選択された広告主である。

絶対的入札範囲は、最大のものから最小のものの順序に配列する必要もなければ、この順序で減算を行う必要もない。しかし、この方法は、調整した乱数に対する全範囲を、連続している各算術演算でできるだけ速い速度で横切るという利点を有する。

図１のところで説明したように、サービス・プロバイダは、データベース１５５を維持する。図５は、データベース１５５に適しているテーブル構造５００を示す図面である。テーブル構造５００は、広告主テーブル５０２、広告リスト・テーブル５０４、媒体チャネル・テーブル５０６、入札可能な広告のテーブル５０８、入札テーブル５１０、チャネル残高テーブル５１２、および電話経路指定テーブル５１４を含む。広告主テーブル５０２は、広告主識別（ＩＤ）により識別される広告主記録を含む。各広告主記録は、所与の広告主１１０に関連するデータを含んでいて、広告主ＩＤにより１つまたはそれ以上の広告リスト記録に関連する。広告リスト・テーブル５０４は、広告リストＩＤにより識別される広告リスト記録を含む。各広告リスト記録は、それが内蔵する広告主ＩＤにより広告主１１０に関連している。広告リストは、所与の広告リストに関連するデータを含んでいて、所与の広告リストに関連する広告コンテンツの大きなデータ・ファイルへのポインタを含むことができる。媒体チャネル・テーブル５０６は、チャネルＩＤにより識別されるチャネル記録を含み、サービス・プロバイダ１００に関連する媒体チャネル１１５に関連するデータを含んでいて、チャネルＩＤにより１つまたはそれ以上の入札可能な広告記録と関連している。

入札可能な広告テーブル５０８は、入札可能な広告ＩＤにより識別される入札可能な広告記録を含む。各入札可能な広告記録は、それが内蔵するチャネルＩＤにより媒体チャネル１１５と関連していて、所与の入札可能な広告に関連するデータを含む。入札可能な広告記録も、所与の入札可能な広告に関連する広告コンテンツのデータ・ファイルへのポインタを含むことができる。入札テーブル５１０は入札記録を含む。各入札記録は、入札可能な広告ＩＤと一緒に広告リストＩＤにより識別され、入札金額を含む。各入札記録により、広告リストとそれに対して行われた入札を有する入札可能な広告との間に関連が生まれる。入札可能な広告がローテーションをベースとする広告である場合には、入札記録も広告リストに関連するローテーション・カウントを含んでいて、それにより同様に広告主１１０に関連している。

サブチャネル・テーブル（図示せず）は、媒体チャネル１１５をサブチャネルにセグメント分割できるように、媒体チャネル・テーブル５０６と入札可能な広告テーブル５０８との間に常駐することができる。このテーブルは、媒体チャネル１１５を、地理的マーケットまたは特定の刊行物のようなものにセグメント分割するために使用することができる。それにより、入札可能な広告および入札をサブチャネルに関連づけることができる。

サービス・プロバイダが、サービスを複数のチャネルに外注するシステムの場合には、広告主が自分が参加している各チャネルに関連する残金を有することができるようにすることが望ましい場合がある。チャネル残高テーブル５１２は、チャネルＩＤと一緒に広告主ＩＤにより識別されるチャネル残高記録を備え、チャンネル残高データを含む。各広告主１１０は、それにより１つまたはそれ以上の外注チャネル１１５に関連する残金を有することができる。

電話経路指定テーブル５１４は、電話経路指定ＩＤにより識別される電話経路指定記録を提供し、サービス・プロバイダの電話番号と広告主の電話番号との間を関連づける。電話経路指定記録は、また、関連するサービス・プロバイダの電話番号への入接続呼に応じて再生される音声メッセージまたは音声メッセージへのポインタを含むことができる。この音声メッセージは、発呼者がある古い広告に関連する電話番号を呼出す場合がある状況にアドレスする際に役に立つ「車の販売」のようなその電話番号の関連する分類を発呼者に表示するために使用することができる。内線テーブル（図示せず）は、所与の経路指定ＩＤおよびその関連する経路指定記録およびプロバイダの番号へ複数の内線を割り当てるために電話経路指定テーブルと一緒に使用することができる。この場合、経路指定記録内の広告主番号はゼロであり、広告主番号および音声メッセージは、所与のプロバイダ番号に複数を割り当てることができる内線記録に内蔵される。

広告主リストは、１つまたはそれ以上のタイプの一般的媒体、および１つまたはそれ以上の媒体チャネル１１５の適性に対して評価および承認を行うことができる。広告主１１０は、リストを、種々の媒体チャネル１１５およびそれに対して行われた入札を通しての媒体タイプで入手することができる種々の入札可能な広告に関連づけることができる。広告主は入札を行い、入札可能な広告の位置を発見し、そうでない場合には、広告主のコンピュータ１１０上に表示されるグラフィック・ユーザ・インタフェースである、入札管理スクリーンを通してデータベース１５５内の広告主の口座を管理する。図６は、例示としての入札管理スクリーン６００の図面である。入札管理スクリーン６００により、広告主１１０はドロップダウン・エントリ・ボックス６０４を使用して媒体チャネル６０２を選択することができ、ドロップダウン・エントリ・ボックス６０８により、広告リスト６０６を選択することができる。広告リスト６０６に関連する承認された分類６１０のリストは、リスト、入札設定および入札情報に対して入手できる広告６１４へのアクセスと一緒に、入札管理スクリーン６００のセクション６１２内に表示される。スクロール・バー６１６により、広告主は追加のリストを横切って垂直にスクロールすることができる。別の方法としては、ボックス６０８を追加のリストに移動するために使用することができる。スクロール・バー６１８により、広告主は、追加の媒体チャネルを通して水平方向にスクロールすることができる。別の方法としては、ボックス６０４は、追加のチャネルに移動するために使用することができる。

広告詳細閲覧リンク６２０は、入手することができる広告に関連する詳細を閲覧するために使用することができる。このリンクは、広告、および固定コンテンツの説明、広告の大きさ、出版物の説明、出版物内の位置等のような詳細の表示を含むことができる。広告に対する入札は、入札コラム６２２内に入力することができる。広告主は、入手できる広告６１４に対する上位入札６２４のリストを閲覧することができる。ある広告に対する競合する入札に対する広告主の位置は、位置コラム６２６内に表示される。回転参加セクション６２８は、関連する広告が入札加重ローテーションを含んでいるかどうかを表示するために、イエス／ノー・コラム６３０を含んでいて、上記ローテーションを含んでいる場合には、参加の百分率レベルがコラム６３２内に表示される。入札が、ローテーションを含む広告に対する広告入札位置６２２に入力されると、参加レベルが計算され、参加レベル・コラム６３２内に表示される。回転しない広告に対する入札金額６２２は、消費者が広告に応答をする度に、高値の入札者の口座に課金される金額を表す。回転広告に対する入札金額６２２は、消費者が広告に応答をした場合、ローテーションに参加している現在の広告主の口座に課金される金額を表す。

チャネル内の入札を変更した後で、広告主は、チャネル入札を更新するために、入札変更提示ボタン６３４を選択することができる。入札変更クリア・ボタン６３６を選択すると、表示されているチャネルに対してまだ提示していない入札変更がクリアされ、変更した入札設定がその前の設定に戻る。状態変更リンク６３８および６４０は、それぞれ表示されているチャネル６０２および表示されているリスト６０６をオフラインにするために使用することができ、それにより関連する入札は無効になる。承認されたリスト分類変更リンク６４２は、分類を削除し、承認を求めて新しいリスト分類を提示するために使用することができる。表示されているリスト６０６も、新しい分類を削除または提示する目的で、スクリーンにアクセスするために選択することができる。さらに、リストの他の態様を、関連するコンテンツまたは広告主の電話番号の修正のような表示されているリスト６０６を選択することにより修正することができる。

また、入札管理スクリーン６００を使用すれば、広告主は、フィルタ設定リンク６４４を選択することにより、制限または許可コンテンツによりそれらを閲覧するために、入手できる広告をフィルタリングすることができる。例えば、ある種の広告は、成人向けのコンテンツを禁止する制限を有することができる。ある種の広告は、ある分類に対して制限することができない。広告主は、オン／オフ設定６４６を使用することにより、フィルタ設定をオンまたはオフすることができる。

あまりに急激に変化が起こると、広告を見ている消費者が混乱する恐れがある。さらに、消費者の広告閲覧とそれに対する応答の間には応答待ち時間がある。広告を閲覧した後で変更された広告に応答する消費者は、所望の広告主に経路指定されない場合がある。広告の変更の頻度が低いと（最短時間が長いと）、変更された広告への応答の件数が少なくなる。このような問題を解決するために、広告主の入札変更に応じる入札可能な広告コンテンツ内の過度に急速な変更を禁止するために、動的および対話型媒体に対して最短発行期間を指定することができる。変更した広告に対するこのような応答の数を低減するもう１つの方法は、広告変更後のある時間、または保留時間の間、応答機構、電話線、ウェブ・ページ等を維持するという方法である。最短広告時間および保留時間は、広告詳細閲覧リンク６２０に内蔵させることができる。広告主の入札を受け入れる前に、サーバは、広告主の口座が、広告に関連する任意の最短および保留時間の間の広告に対する推定応答レベルに見合う十分な残高を持っているかどうかチェックすることができる。

応答が正しい広告に確実に送られるのを助けるために、テレコム交換機１６０（図１）は、呼出された電話番号に関連する現在の広告または広告の分類を表示するために、消費者の電話による応答に応じて音声メッセージを提供することができる。テレコム交換機１６０は、さらに、これが所望する広告分類であるかどうかを表示するように、消費者からの入力をプロンプトすることができる。消費者が、現在の広告分類が欲しいものではないと表示した場合には、テレコム交換機１６０は、オペレータをベースとするかまたは音声認識をベースとする紹介機能に呼を経路指定することができる。消費者は、自分の所望する広告分類を表示し、一致する分類記述子に関連する広告主に経路指定してもらうことができる。また、類似の紹介機能をウェブ・ページ・アドレスに応じて実施することができる。サービス・プロバイダは、このような紹介のための記述子上の広告主による入札を可能にすることができる。広告主は、紹介の度ごとにその入札金額を入金してもらうことができる。広告主は、最高額の入札者に基づいて、または入札加重ローテーションにより、紹介記述子と関連することができる。

上記紹介方法は、また、広告主がもはや関連する入札金額をカバーすることができないほどに、広告主の口座の残高が少なくなった場合にだけ使用することができる。消費者に対しては、消費者の応答に関連する広告はもはや無効であることを通知し、次に紹介サービスを提供することができる。

図７のフローチャートは、静的媒体の入札可能な広告への消費者の応答に対する処理の例示として流れを示す。図７について説明すると、プロセスは、静的な入札可能な広告の定義によりスタートする（ステップ７０２）。入札可能な広告は、媒体プロバイダ１７５から広告スペースのいくつかのブロックを購入し、入札可能な広告を定義しているサービス・プロバイダ１００からのものである場合もあるし、関連するサービス・プロバイダの電話番号の割当てに対して、入札可能な広告を提示している媒体チャネル１１５の中の１つからのものである場合もある。入札可能な広告は、サーバ１４０により、データベース１５５内に位置する入札可能な広告テーブル５０８内に記憶することができる。サービス・プロバイダ１００は、静的媒体１７０内での以降の刊行のために、インターネット１０５を通して媒体チャネル１１５または媒体プロバイダ１７５に入札可能な広告を配布する（ステップ７０４）。サーバ１４０は、データベース１５５内に関連するサービス・プロバイダの電話番号を含む入札可能な広告を維持する（ステップ７０６）。広告主１１０は、閲覧および入札のためにインターネット１０５を通して入札可能な広告にアクセスすることができる。サーバは、また、データベース１５５内に、広告主テーブル５０２およびチャネル残高テーブル５１２内の広告主の口座、広告リスト・テーブル５０４内の広告リスト、入札テーブル５１０内の広告リストおよび入札可能な広告に関連する入札を維持する（ステップ７０８）。サーバは、さらに、データベース１５５内に、電話経路指定テーブル５１４内に含まれている電話経路指定を維持する。経路指定は、上記入札および広告主の口座をベースとしている（ステップ７１０）。経路指定は、新しい入札、入札変更または広告主のローテーションによりリアルタイムで更新される。

消費者が、その内部に含まれている関連する電話番号に電話することにより広告に応答すると（ステップ７１２）、公衆交換電話網１３０は、消費者の電話１３５からの呼を、呼を受信するテレコム交換機１６０に経路指定する（ステップ７１４）。テレコム装置１６０は、ダイヤルした番号を決定し、電話経路指定テーブル５１４にアクセスし、消費者の呼を公衆交換電話網１３０を通して適当な広告主の電話１６５に転送する（ステップ７１６）。好適には、テレコム交換機１６０は、呼を経路指定する前に、ダイヤルされた電話番号に関連する分類のオーディオによる表示を提供することが好ましい。この機能は、消費者が、その番号がもはや無効になっていて、他の分類用に使用されている古い印刷媒体に関連する番号を呼び出した場合に役に立つ。次に、サーバ１４０は、関連する入札金額により、また入札可能な広告が掲載された関連するチャネルに対して、データベース１５５内に位置する広告主テーブル５０２、およびチャネル残高テーブル５１２内に含まれている広告主の口座から引き落とし（ステップ７１８）、プロセスはステップ７２０で終了する。消費者が、ステップ７１２において広告に応答を行わない場合には、プロセスはステップ７０６に戻る。

別の方法としては、ステップ７１２において、消費者は、インターネット・ウェブ・ページ・アドレスを通して、入札可能な広告に応答を行うことができる。この場合、サービス・プロバイダは、サーバ１４０を通して、応答をステップ７１６において関連する広告主が指定したウェブ・ページに転送する。

図８は、動的媒体の入札可能な広告への消費者の応答に対する例示としての処理の流れを示すフローチャートである。図８について説明すると、プロセスは、少なくとも一部が定義されている動的入札可能な広告によりスタートする（ステップ８０２）。まだ内蔵されていない広告主の特定のコンテンツを含む広告は、プロセスのこの時点で部分的に定義されているといわれる。入札可能な広告は、媒体プロバイダ１７５から広告スペースのいくつかのブロックを購入し、入札可能な広告の少なくとも一部を定義しているサービス・プロバイダ１００からのものである場合もあるし、関連するサービス・プロバイダの電話番号の割当てに対して、入札可能な広告を提示している媒体チャネル１１５の中の１つからのものである場合もある。

入札可能な広告は、データベース１５５内に位置する入札可能な広告テーブル５０８内のサーバ１４０により記憶される。サーバ１４０は、データベース１５５内に、関連するサービス・プロバイダの電話番号を含む入札可能な広告を維持する（ステップ８０４）。広告主１１０は、閲覧および入札のために、インターネット１０５を通して入札可能な広告にアクセスすることができる。サーバは、また、データベース１５５内に、広告主テーブル５０２およびチャネル残高テーブル５１２内の広告主の口座、広告リスト・テーブル５０４内の広告リスト、および入札テーブル５１０内の広告リストおよび入札可能な広告に関連する入札を維持する（ステップ８０６）。

その内部に含まれている広告主の特定のコンテンツを含む入札可能な広告は、新しい入札、入札の変更または広告主のローテーションに応じて更新される。現在の広告主に対する最短時間要件が満たされていない入札可能な広告は更新されない。サーバは、さらに、データベース１５５内に、電話経路指定テーブル５１４内に含まれている電話経路指定を維持する。経路指定は、上記入札および広告主の口座をベースとしている（ステップ８０８）。広告主の特定のコンテンツを含んでいない入札可能な広告に対する経路指定は、更新することができ、新しい入札、入札の変更または広告主のローテーションにより、リアルタイムで効果的に行うことができる。更新した広告主の特定のコンテンツを含んでいる入札可能な広告に対する更新した経路指定は、更新した広告の発行と一緒に効果的に行わなければならない。入札可能な広告は、最初の発行の際に配布され、また更新した広告主コンテンツに応じて配布される（ステップ８１０）。

消費者が、その内部に含まれている関連する電話番号を呼び出すことにより広告に応答を行った場合には（ステップ８１２）、公衆交換テレコム・ネットワーク１３０は、消費者の電話１３５からの呼を、呼を受信するテレコム交換機１６０に経路指定する（ステップ８１４）。テレコム装置１６０は、ダイヤルした番号を決定し、電話経路指定テーブル５１４にアクセスし、消費者の呼を公衆交換電話網１３０を通して適当な広告主の電話１６５に転送する（ステップ８１６）。好適には、交換装置１６０は、呼を経路指定する前に、ダイヤルした電話番号に関連する分類のオーディオによる表示を供給することが好ましい。この機能は、消費者が、その番号がもはや無効になっていて、他の分類用に使用されている古い印刷媒体に関連する番号を呼び出した場合に役に立つ。次に、サーバ１４０は、関連する入札金額により、また入札可能な広告が掲載された関連するチャネルに対して、データベース１５５内に位置する広告主テーブル５０２およびチャネル残高テーブル５１２内に含まれている広告主の口座から引き落とし（ステップ８１８）、プロセスはステップ８２０で終了する。消費者が、ステップ８１２において広告に応答を行わない場合には、プロセスはステップ８０４に戻る。

別の方法としては、ステップ８１２において、消費者は、インターネット・ウェブ・ページ・アドレスを通して入札可能な広告に応答を行うことができる。この場合、サービス・プロバイダは、サーバ１４０を通して応答をステップ８１６において関連する広告主が指定したウェブ・ページに転送する。

図９は、対話型媒体の入札可能な広告への消費者の応答に対する例示としての処理の流れを示すフローチャートである。図９について説明すると、プロセスは、少なくとも一部が定義されている対話型入札可能な広告によりスタートする（ステップ９０２）。広告主の特定のコンテンツがまだ内蔵されていない広告は、プロセスのこの時点で部分的に定義されているといわれる。入札可能な広告は、媒体プロバイダ１７５から広告スペースのいくつかのブロックを購入し、入札可能な広告の少なくとも一部を定義しているサービス・プロバイダ１００からのものである場合もあるし、関連するサービス・プロバイダの電話番号の割当てに対して、入札可能な広告を提示している媒体チャネル１１５の中の１つからのものである場合もある。

入札可能な広告は、データベース１５５内に位置する入札可能な広告テーブル５０８内のサーバ１４０により記憶される。サーバ１４０は、データベース１５５内に、関連するサービス・プロバイダの電話番号を含む入札可能な広告を維持する（ステップ９０４）。広告主１１０は、閲覧および入札のために、インターネット１０５を通して、入札可能な広告にアクセスすることができる。サーバは、また、データベース１５５内に、広告主テーブル５０２およびチャネル残高テーブル５１２内の広告主の口座、広告リスト・テーブル５０４内の広告リスト、および入札テーブル５１０内の広告リストおよび入札可能な広告に関連する入札を維持する（ステップ９０６）。入札可能な広告は、新しい入札、入札の変更または広告主のローテーションに応じて更新される。現在の広告主に対する最短時間要件が満たされていない入札可能な広告は更新されない。入札可能な広告は、最初の刊行の際に、また更新された広告主のコンテンツに応じて配布される（ステップ９０８）。

消費者が、対話型広告に応答を行った場合には、サービス・プロバイダ１００は、インターネット１０５を通してのように、消費者が位置する対話型媒体１２０から対話型応答を受信し（ステップ９１４）、サーバ１４０と消費者との間に対話型セッションが発生する（ステップ９１６）。通常の対話型セッションは、製品またはサービスについてのもっと多くの情報に対する要求、割引クーポン、小売り店舗の位置への方向等に対する要求を含むことができる。対話型セッションは、また、製品またはサービスの購入を含むこともできる。

次に、サーバ１４０は、関連する入札金額により、また入札可能な広告が掲載された関連するチャネルに対して、データベース１５５内に位置する広告主テーブル５０２およびチャネル残高テーブル５１２内に含まれている広告主の口座から引き落とし（ステップ９１８）、プロセスはステップ９２０で終了する。消費者が、ステップ９１２において広告に応答を行わない場合には、プロセスはステップ９０４に戻る。

本発明は、また、消費者の応答に対する追跡機構を持たない入札可能な広告にも適用することができる。例えば、広告主は、入札可能な広告および予想した応答のレベルの高さ、印刷の品質、掲載場所、時刻等などの属性をベースとして入札を行うことができる。この実施形態の場合には、ペイ・フォー・パフォーマンス広告機能のために消費者の応答の追跡機構を使用する必要はない。

好適な実施形態を参照しながら本明細書に本発明を説明してきた。本明細書の詳細な説明を読めば、当業者であれば、他の実施形態およびそれを変更したものにより、本発明をどのように実行するのかを理解することができる。このような変更は、添付の特許請求の範囲に記載する本発明の範囲内に含まれる。

一般的媒体によるペイ・フォー・パフォーマンス広告の本発明の方法を実行するためのシステムの概略ブロック図である。 記述子「車の販売」に関連する完全に定義した入札可能な広告の一例を示す図面である。 広告主のコンテンツを挿入することができる入札可能な広告の一例を示す図面である。 ５つの可能な広告位置を使用することができる入札可能な広告の例示としてのグループを示す図面である。 広告主のグループに対する例示としての入札可能な広告の入札プロファイルを示すテーブルである。 図４Ａの入札プロファイルのための８人一組の広告主の測定したローテーションの結果を示すテーブルである。 図４Ａの入札プロファイルによる、広告主のランダム・ローテーションで使用するための図４Ａの入札プロファイルに対する範囲の割当てを示す図面である。 本発明によるデータベース・テーブル構造を示す概略ブロック図である。 リストおよび入札可能な広告に関連する入札を管理するために、広告主が使用するための例示としての入札管理グラフィック・ユーザ・インタフェース・スクリーンを示す図面である。 静的な入札可能な広告に対する消費者の応答の処理の流れを示すフローチャートである。 動的な入札可能な広告に対する消費者の応答の処理の流れを示すフローチャートである。 対話型の入札可能な広告に対する消費者の応答の処理の流れを示すフローチャートである。

符号の説明

１００ システム・プロバイダ
１０５ データ・ネットワーク
１１０ 広告主
１１５ 媒体チャネル
１２０ 対話型媒体システム
１２５ 動的媒体システム
１３０ 公衆交換電話網
１３５ 消費者の電話
１４０ サーバ・クラスタ
１４５ ファイアウォール
１５０ インターネット
１５５ データベース
１６０ テレコム交換機
１６５ 広告主の電話
１７０，１７５ 媒体プロバイダ
２００Ａ，２００Ａ 広告欄
２０２Ａ，２０２Ｂ，２０４Ｂ ボックス
２０３，２０３Ａ コンテンツ記述子
２０４ 固定コンテンツ
２０６Ａ サービス・プロバイダの電話番号
２０８Ａ，２０８Ｂ ウェブ・ページ・アドレス
３０２，３０４，３０６，３０８，３１０ 広告掲載欄
４０２，４０４，４０６，４０８ 広告主
４１０，４１２，４１４，４１６ 入札金額
４２６，４２８，４３０，４３２，４３４，４３６，４３８，４４０ ローテーション
５００ テーブル構造
５０２ 広告主テーブル
５０４ 広告リスト・テーブル
５０６ 媒体チャネル・テーブル
５０８ 入札可能な広告のテーブル
５１０ 入札テーブル
５１２ チャネル残高テーブル
５１４ 電話経路指定テーブル
６００ 入札管理スクリーン
６０２ 媒体チャネル
６０４，６０８ ドロップダウン・エントリ・ボックス
６０６ 広告リスト
６０８ ボックス
６１８ スクロール・バー
６２０ 広告詳細閲覧リンク
６２２ 入札コラム
６２４ 上位入札
６２６ 位置コラム
６２８ 回転参加セクション
６３０ イエス／ノー・コラム
６３２ コラム
６３４ 入札変更提示ボタン
６３６ 入札変更クリア・ボタン
６３８，６４０ 状態変更リンク
６４６ オン／オフ設定

Claims (25)

1. 広告サービスを提供するための方法であって、
   広告媒体内に提示するために、少なくとも１つの入札可能な広告を定義するステップと、
   前記少なくとも１つの入札可能な広告に応じて、参加広告主に課金できる入札金額を確立するステップと、
   前記入札金額に基づいて、前記少なくとも１つの入札可能な広告を参加広告主に関連づけるステップと、
   前記入札可能な広告への応答を受信するステップと、
   前記関連する参加広告主に前記応答を提供するステップと、
   前記入札金額に基づいて、前記応答が行われた時点で前記入札可能な広告に関連する前記参加広告主に課金するステップとを含む方法。
2. 前記広告媒体が静的媒体であり、前記少なくとも１つの入札可能な広告を定義する前記ステップが、前記広告内に問合わせ識別子を供給するステップを含む、請求項１に記載の広告サービスを提供する方法。
3. 前記問合わせ識別子が、サービス・プロバイダの電話番号であり、前記少なくとも１つの入札可能な広告を前記参加広告主に関連づける前記ステップが、前記参加広告主の電話番号により前記サービス・プロバイダの電話番号をマッピングするステップを含む、請求項２に記載の広告サービスを提供する方法。
4. 前記少なくとも１つの入札可能な広告が、静的媒体内に配置されている複数の入札可能な広告掲載欄を備え、前記各入札可能な広告掲載欄が、前記サービス・プロバイダの一意の電話番号を有する、請求項３に記載の広告サービスを提供する方法。
5. 前記複数の入札可能な広告掲載欄が異なる値を有し、前記入札可能な広告を前記参加広告主に関連づける前記ステップが、複数の参加広告主の入札金額により、値の順序で前記複数の広告掲載欄を関連づけるステップをさらに含む、請求項４に記載の広告サービスを提供する方法。
6. 前記問合わせ識別子が、サービス・プロバイダのネットワーク・アドレスであり、前記少なくとも１つの入札可能な広告を前記参加広告主に関連づける前記ステップが、前記参加広告主に関連するネットワーク・アドレスにより前記サービス・プロバイダのネットワーク・アドレスをマッピングするステップを含む、請求項２に記載の広告サービスを提供する方法。
7. 前記少なくとも１つの入札可能な広告を定義する前記ステップが、前記入札可能な広告に関連する前記参加広告主が指定するコンテンツを挿入するステップを含む、請求項１に記載の広告サービスを提供する方法。
8. 前記広告媒体が対話型媒体であり、前記参加広告主が指定するコンテンツの少なくとも一部が、前記入札可能な広告に応答を行う当事者が供給する入力により決定される、請求項７に記載の広告サービスを提供する方法。
9. 前記少なくとも１つの入札可能な広告をある参加広告主に関連づける前記ステップが、複数の参加広告主の間に入札加重ローテーションをさらに含み、前記各参加広告主の参加レベルが、前記各入札金額により決定される、請求項１に記載の広告サービスを提供する方法。
10. 前記入札加重ローテーションが、前記複数の参加広告主の測定したローテーションに基づいて、前記複数の広告主のうちの１人を入札可能な広告に関連づける、請求項９に記載の広告サービスを提供する方法。
11. 前記入札加重ローテーションが、前記複数の参加広告主のランダムなローテーションに基づいて、前記複数の広告主のうちの１人を入札可能な広告に関連づける、請求項９に記載の広告サービスを提供する方法。
12. 静的媒体によるペイ・フォー・パフォーマンス広告のための方法であって、
    静的媒体内に複数の入札可能な広告を発行するステップであって、前記各入札可能な広告がその内部に問合わせ識別子を含むステップと、
    参加広告主間の前記入札可能な広告に対してオークションを提供するステップであって、前記参加広告主が、前記入札可能な広告への応答に対して支払い可能な入札金額を供給するステップと、
    少なくとも一部は前記入札金額に基づいて、参加広告主を前記入札可能な広告に関連づけるステップと、
    広告主の口座、広告主のリスト、前記広告リストに関連する入札金額、参加広告主に対する問合わせ経路指定情報の記録を有する参加広告主データベースを維持するステップと、
    前記問合わせ識別子を用いて、前記入札可能な広告のうちの少なくとも１つの広告に応じて消費者から問合わせを受信するステップと、
    応答が行われている前記入札可能な広告にどの参加広告主が関連しているのかを決定し、前記参加広告主に関連する前記問合わせ経路指定情報を用いて、前記問合わせを経路指定するステップと、
    前記問合わせが経路指定された前記参加広告主の前記広告主の口座から前記入札金額を引き落とすステップとを含む静的媒体のペイ・フォー・パフォーマンス広告のための方法。
13. 前記問合わせ識別子が、サービス・プロバイダの電話番号であり、前記少なくとも１つの入札可能な広告を前記参加広告主に関連づける前記ステップが、前記参加広告主の電話番号により、前記サービス・プロバイダの電話番号をマッピングするステップを含む、請求項１２に記載の広告サービスを提供する方法。
14. 前記少なくとも１つの入札可能な広告が、静的媒体内に配置されている複数の入札可能な広告掲載欄を備え、前記各入札可能な広告掲載欄が前記サービス・プロバイダの一意の電話番号を有する、請求項１３に記載の広告サービスを提供する方法。
15. 前記複数の入札可能な広告掲載欄が、異なる値を有し、前記入札可能な広告を参加広告主に関連づける前記ステップが、複数の参加広告主の入札金額により、値の順序で前記複数の広告掲載欄を関連づけるステップをさらに含む、請求項１４に記載の広告サービスを提供する方法。
16. 前記問合わせ識別子が、サービス・プロバイダのネットワーク・アドレスであり、前記少なくとも１つの入札可能な広告を前記参加広告主に関連づける前記ステップが、前記参加広告主に関連するネットワーク・アドレスにより、前記サービス・プロバイダの前記ネットワーク・アドレスをマッピングするステップを含む、請求項１２に記載の広告サービスを提供する方法。
17. 前記少なくとも１つの入札可能な広告をある参加広告主に関連づける前記ステップが、複数の参加広告主の間に入札加重ローテーションをさらに含み、前記各参加広告主の参加レベルが、前記各入札金額により決定される、請求項１２に記載の広告サービスを提供する方法。
18. 前記入札加重ローテーションが、前記複数の参加広告主の測定したローテーションに基づいて、前記複数の広告主のうちの１人を１つの入札可能な広告に関連づける、請求項１７に記載の広告サービスを提供する方法。
19. 前記入札加重ローテーションが、前記複数の参加広告主のランダムなローテーションに基づいて、前記複数の広告主のうちの１人を１つの入札可能な広告に関連づける、請求項１７に記載の広告サービスを提供する方法。
20. ペイ・フォー・パフォーマンス広告システムで広告掲載欄への応答を管理するためのコンピュータ・システムであって、
    少なくとも１つの広告掲載欄への応答を受信するための少なくとも１つの電話線を有するテレコム交換システムと、
    コンピュータ・サーバとを備え、前記コンピュータ・サーバが、
    広告主がアクセスすることができるコンピュータ・ネットワークに動作できるように結合していて、前記コンピュータ・サーバが、コンピュータ可読媒体内にデータベースを維持し、前記データベースが、その中に複数の広告主の口座リストを含み、各口座リストが、広告掲載欄への応答に対して支払いをすることができる入札金額と、応答経路指定データと、応答記録とを含み、前記コンピュータ・サーバが、前記テレコム交換システムに動作できるように結合していて、そこからの応答を受信し、応答を行っている前記広告掲載欄に関連する前記応答経路指定データを用いて、そこを通して前記応答を経路指定するように適合しているコンピュータ・システム。
21. ペイ・フォー・パフォーマンス広告システムのためのコンピュータ・サーバであって、前記コンピュータ・サーバが、
    コンピュータ可読媒体内に維持されているデータベースを備え、前記データベースが、その中に複数の広告主口座リストを含み、各口座リストが、広告掲載欄への応答に対して支払いをすることができる入札金額と、応答経路指定データと、応答記録とを含み、さらに、
    プロセッサを備え、前記プロセッサが、
    前記少なくとも１つの入札可能な広告への応答があった場合に、参加広告主に課金できる入札金額を確立するように、
    前記確立した入札金額に基づいて、前記少なくとも１つの入札可能な広告を参加広告主に関連させるように、
    前記入札可能な広告への応答を受信するように、
    前記データベース内の前記応答経路指定データにより、前記関連する参加広告主に前記応答を供給するように、
    前記入札金額により前記応答の時点で、前記関連する参加広告主の前記応答記録を更新するように、
    プログラムされているコンピュータ・サーバ。
22. 入札金額を確立するための前記プロセッサの動作が、複数の広告主の間で前記入札可能な広告に対するオークションを行うステップをさらに含む、請求項２１に記載のコンピュータ・サーバ。
23. 前記少なくとも１つの入札可能な広告を１人の参加広告主に関連づけるための前記プロセッサの動作が、複数の参加広告主の間に入札加重ローテーションをさらに含み、前記各参加広告主の参加レベルが、前記各入札金額により決定される、請求項２１に記載のコンピュータ・サーバ。
24. 前記入札加重ローテーションが、前記複数の参加広告主の測定したローテーションに基づいて、前記複数の広告主のうちの１人を、１つの入札可能な広告に関連づける、請求項２３に記載のコンピュータ・サーバ。
25. 前記入札加重ローテーションが、前記複数の参加広告主のランダムなローテーションに基づいて、前記複数の広告主のうちの１人を１つの入札可能な広告に関連づける、請求項２３に記載のコンピュータ・サーバ。
    最高入札金額の広告主から最低入札金額の広告主への降順になっている。

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