JP2005514268A - 車両用電動油圧ブレーキ回路 - Google Patents

車両用電動油圧ブレーキ回路 Download PDF

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Abstract

【解決手段】 電動油圧ブレーキ回路(1)の要素が機能不全に陥った時に、マスターシリンダ(2)が車輌を制動することができる。その時、ブレーキ作動シミュレータ(8)は、Oリングガスケット(22)がセカンダリピストン(11)の溝(16)とマスターシリンダの内孔(24)の間で圧縮された後、Oリングガスケット(22)によってマスターシリンダ(2)から接続を断たれる。急制動の後のブレーキ解除(又はブレーキペダルを離す)時に、ガスケットが溝から押し出されないようにするために、本発明は、圧力逃がし管路(32)をセカンダリピストンの内部に設けるという条件を設定している。従って、余分な圧力は、ブレーキ解除(又はブレーキペダルを離す)時に、ブレーキ解除管路(32)を通って、シミュレータのチャンバ(30)の中からマスターシリンダのプライマリチャンバ(10)に向けて放出されることになる。

Description

本発明は、車両用の、マスターシリンダを含んでいる電動油圧ブレーキ回路に関する。本発明の目的は、特に、車輌の急制動時に電動油圧回路の少なくとも1つの要素が機能不全に陥った場合に、運転者の制御の下で車輌の制動作用を改善し最適化することである。本発明は、より具体的には、自動車分野に適用可能であるが、他の分野に使用することもできる。
電動油圧回路は、ブレーキペダルの変位を感知する変位センサを備えており、このセンサはブレーキペダルの上、又はその付近に配置されている。車輌制動時には、センサがブレーキペダルの変位を感知して油圧ポンプに命令を送る。油圧ポンプは、作動液貯留部から来る作動液を吸い上げてその作動液の圧力を上げる働きをする。ポンプが作り出す圧力によって、車輌を制動装置で制動するのに必要な或る圧力で或る体積の作動液を送り出すことができるようになる。
運転者がブレーキペダルを踏んでいる感覚は、ブレーキ作動シミュレータにより再現される。このシミュレータはマスターシリンダに接続されている。
マスターシリンダは、一方の端がブレーキペダルに、他方の端が制動装置に接続されている。マスターシリンダがポンプの作用を妨げないようにするために、マスターシリンダと制動装置の間にソレノイド弁が配置されている。センサがマスターシリンダの変位を検出すると、前記ソレノイド弁を閉じて、マスターシリンダを可逆的に制動装置から遮断できるようになっている。
ブレーキペダルから制動装置に向って、マスターシリンダにはプライマリチャンバが設けられ、その中をプライマリピストンとセカンダリピストンが滑動する。マスターシリンダのプライマリチャンバとセカンダリチャンバには、作動液貯留部から作動液が供給される。前記マスターシリンダだけが、車輌の制動に使用されているわけではない。しかしながら、電動油圧回路の少なくとも1つの要素が機能不全に陥った場合には、前記マスターシリンダが車輌を制動する。例えば、電動油圧回路のそのような要素としては、油圧ポンプ、又はブレーキペダルの変位を感知するセンサがある。
ブレーキ作動シミュレータは、管路を経由してマスターシリンダのプライマリチャンバ内部に開口している。シミュレータにはチャンバがある。このチャンバを介して、シミュレータは、ブレーキペダルの変位に続いて作動液貯留部から来る或る体積の作動液を受け入れることにより、運転者の制動感覚を再現する。
電動油圧回路の要素の1つが機能しなくなった状況でも、なおマスターシリンダで車輌を制動することができる。このような状況では、マスターシリンダと制動装置の間のソレノイドバルブは開いたままとなり、シミュレータは、マスターシリンダから可逆的に遮断される。
シミュレータをマスターシリンダから遮断して、当該体積の作動液がシミュレータのチャンバを満たすのを防ぐために、シミュレータのチャンバとプライマリチャンバの間の連通はOリングガスケットで遮断される。Oリングガスケットは、プライマリピストンとシミュレータの管路の間で、セカンダリピストンの外周上に取り付けられている。Oリングガスケットは円形の溝の中に配置される。円形の溝は、セカンダリピストンの外周回りに設けられている。非作動時、前記ガスケットはマスターシリンダの内孔に設けられた円形の段差後退部に面して配置される。
車輌の制動中に回路が機能不全に陥ると、マスターシリンダと制動装置の間に配置されているソレノイドバルブが開くので、マスターシリンダのセカンダリピストンは制動装置に向って移動する。セカンダリピストンが動くことによって、Oリングガスケットも、マスターシリンダの内孔に沿って共に動かされる。Oリングガスケットは、移動してしまうと、もはや段差後退部に面してはいない。すると、Oリングガスケットはマスターシリンダの内径面に、そしてセカンダリピストン内の溝に押し付けられる。押し付けられることによって、Oリングガスケットは、プライマリチャンバとシミュレータのチャンバの間の連通を遮断する。シミュレータのチャンバを満たすための作動液が、マスターシリンダのセカンダリピストンとマスターシリンダの内孔の間を流れることは無くなる。従って、当該体積の作動液は、プライマリチャンバ内で圧縮され、制動装置に向けて圧力を送出できるようになる。セカンダリピストンも、第2体積分の作動液を圧縮し制動装置内で作用するように働く。
急制動が掛けられ、且つ電動油圧回路が機能不全に陥った場合には、セカンダリピストンが、マスターシリンダ内を制動装置に向けて急速且つ迅速に移動する。ガスケットがプライマリチャンバとシミュレータのチャンバの間の連通を遮断する前に、セカンダリピストンとマスターシリンダの内孔の間を通り抜ける時間があるのは、僅かな体積の作動液だけである。作動液は、正常な制動時よりもずっと迅速にシミュレータのチャンバ内に侵入する。非常に迅速に侵入する作動液が、シミュレータのチャンバからプライマリチャンバに向かって伝搬する圧力波を発生させるのは、このためである。
制動が解除されても(又はブレーキペダルが離されても)、シミュレータのチャンバとプライマリチャンバは、なお全ての連通を断たれた状態にある。プライマリピストンは、セカンダリピストンよりも、ブレーキペダルに向けてより速く移動する性質がある。プライマリピストンがシミュレータのチャンバから離れるのが速いほど、プライマリピストン内側の圧力は低くなる。従って、セカンダリピストンは、ガスケットがマスターシリンダの内孔の段差後退部に面するようになるまで、ブレーキペダルに向けて動き続ける。そのとき、プライマリチャンバとシミュレータのチャンバとの間の圧力差は最大となる。プライマリチャンバ内の圧力よりも高いシミュレータのチャンバ内の圧力は、圧力波と一緒になって、セカンダリピストンをブレーキペダルに向けて押す働きをする。ここで、ガスケットは、圧力がより低いプリマリチャンバ側に向けて吸引される方向にある。ガスケットは、セカンダリピストンの軸に垂直な軸に沿って離れていく。最終的には、ガスケットはその着座位置から押し出されてしまう。
次に制動が掛けられるとき、ガスケットが着座位置から押し出されていると、このガスケットはプライマリチャンバとシミュレータのチャンバ間の遮断材としては、機能できない。プライマリチャンバ内にある作動液は、従って、シミュレータのチャンバに向ってこのチャンバが一杯になるまで移動する。シミュレータのチャンバが一杯になると、プライマリピストンは前記体積に圧力を働かせる。当該体積に圧力を発生させるのに要する時間が長くなり、車輌が制動に反応する時間も短くなる。車輌制動への反応時間が短くなることにより、制動は効果が低下する。従って、車輌の制動をより効果的にするためには、運転者にとっては、制動時、特に急制動時に、ガスケットがその溝から押し出されないようになっているのが都合がよい。
急制動の後のブレーキ解除(又はブレーキペダルを離す)時にガスケットがセカンダリピストンの溝から押し出されないようにするためには、マスターシリンダの内孔に設けられた段差後退部の深さを浅くすることもできる。このようにすれば、ブレーキ解除(又はブレーキペダルを離す)時に、ガスケットが溝から押し出される十分な空間が無くなる。しかしながら、この解決策には、電動油圧回路が正常に作動している間に、プライマリチャンバからシミュレータのチャンバに侵入することのできる作動液の量が非常に少なくなるという欠点がある。運転者にブレーキペダルを介して車輌を制動している感覚を与えるためには、新しいパラメータを考慮に入れねばならない。この解決策は、前記新しいパラメータを定める必要があるため、実施に費用がかかり面倒なものとなる。
急制動の後のブレーキ解除(又はブレーキペダルを離す)時にガスケットが溝から押し出されないようにするためには、プライマリピストンがブレーキペダルに向かって動く際にプライマリピストンの変位速度を落とす装置を設置することもできる。ブレーキ解除(又はブレーキペダルを離す)時にブレーキペダルに向かうプリマリピストンの変位速度を落とすことにより、プリマリチャンバとシミュレータのチャンバとの間の圧力差は小さくなる。ガスケットがマスターシリンダの内孔に設けられた段差後退部に面する際にプライマリチャンバに移されることになる、シミュレータのチャンバ内の余分な圧力は、低くなるはずである。このときに移される余分な圧力の量が小さければ、ガスケットを溝から押し出すには不十分となる。しかしながら、このような装置を設置することも、実現には費用がかかり面倒である。
回路の要素が機能不全に陥った場合の急制動の後、ガスケットが溝から押し出されないようにするために、本発明は、ブレーキ解除(又はブレーキペダルを離す)時に、シミュレータのチャンバ内に存在する余分な圧力を取り除けるようにする。前記シミュレータのチャンバ内に存在する余分な圧力を取り除くために、本発明では、セカンダリピストン内側に少なくとも1つの圧力逃がし管路を形成するという条件を設ける。圧力逃がし管路は、ガスケットがシミュレータのチャンバとプライマリチャンバの間の連通を遮断したときに、シミュレータのチャンバをプライマリチャンバに接続できるようにする。この解決策の利点は、実施が簡単で安価なことである。
プライマリチャンバから来る圧力が掛かっている当該体積の作動液が制動中にシミュレータのチャンバを満たせないように、そして前記体積分が直接圧縮可能なように、圧力逃がし管路内部にチェックバルブが配置されている。
本発明は、こうして、ブレーキ解除(又はブレーキペダルを離す)時にガスケットがその座から押し出されないようにすることにより、そして電動油圧回路の要素が機能不全に陥った場合にはできる限り直ちに制動が掛かるようにすることにより、車輌の制動を改善し最適化できるようにする。
本発明は、この様に、車両用の電動油圧ブレーキ回路を提供しており、このブレーキ回路にはマスターシリンダが含まれており、このマスターシリンダにはプライマリチャンバとブレーキ作動シミュレータのチャンバが設けられ、プライマリチャンバは、一方の端がプライマリピストンにより閉鎖され、セカンダリピストンの外周上の周辺溝内に配置されたOリングによりシミュレータのチャンバから隔離された構成であり、前記ブレーキ回路は、セカンダリピストンに、シミュレータのチャンバからプライマリチャンバへ圧力を逃がせるようにする手段が設けられていることを特徴とする。
本発明は、以下の説明を読み、添付図面を精査することにより理解が深まるであろう。図面は、例示を目的としたものであり、本発明を限定するものではない。
図1は、車両用の、本発明の電動油圧ブレーキ回路1を示しており、このブレーキ回路にはマスターシリンダ2が含まれている。電動油圧ブレーキ回路1には、ブレーキペダル3、ブレーキペダルの変位を感知して指令C1を発することにより油圧ポンプ5を作動させる変位センサ4、作動液7の貯留部6、制動装置F、及びマスターシリンダ2に接続されているブレーキ動作シミュレータ8も含まれている。
ブレーキペダル3から制動装置Fに向って、マスターシリンダ2は、プライマリチャンバ10の内側を滑動するプライマリピストン9と、セカンダリチャンバ12の内側を滑動するセカンダリピストン11とを有している。
セカンダリピストン11の一方の端部、即ち制動装置Fに向かう端部には、セカンダリピストン11の外周14周りに円形の通路13が設けられている。前記通路13内には、シールワッシャ15が配置されている。ワッシャ15は、プライマリチャンバ10をセカンダリチャンバ12に対して密封する。
セカンダリピストン11の他方の端部、即ちブレーキペダル3に向かっている端部には、外周円形溝16が設けられている。この溝16は、図2aから図2dに示しているが、底壁17と2つの側壁18及び19を有している。底壁17は、セカンダリピストン11の軸20に平行な面を成している。各側壁18、19は、底壁17の面に対して垂直でセカンダリピストン11の軸20に垂直な面を成している。側壁18は、プライマリチャンバ10に近い側に位置しており、側壁19は、セカンダリチャンバ12に近い側に位置している。側壁18は、セカンダリピストン11の一部と協働して、マスターシリンダの外側に向って半径方向外側に伸張する突起部即ちカラー21を形成している。カラー21は、セカンダリピストン11の軸20に垂直な面を有する細長い形状をしている。
Oリングガスケット22は、図2aに示すように、溝16の中に配置されている。前記ガスケットは、断面が丸く、ガスケット22を溝16の中に装着するとセカンダリピストン11の外周14を超えて伸張するような直径23を有している。直径23は、ガスケット22がマスターシリンダ2の内孔24の内面で僅かに圧縮されるような直径である。
マスターシリンダの内孔24には、図2aに示す段差後退部25も設けられており、非作動時には、ガスケット22が段差後退部25に面して位置しガスケット22が圧縮されないように形成されている。段差後退部は、互いに反対方向に傾斜する第1斜面26と第2斜面27を有する台形形状である。斜面26は、ブレーキペダル3に近い側に位置し、斜面27はセカンダリチャンバ12に近い側に位置している。2つの斜面26と27は、相互接続面28を介して相互接続されている。相互接続面は、セカンダリピストン11の軸20に平行な面を有している。非作動時には、ガスケット22は、ガスケット22と段差後退部25の相互接続面28の間に空間29(図2a)ができるように配置されている。
シミュレータ8は、セカンダリチャンバ11に面して配置された管路31を介してマスターシリンダ2のプライマリチャンバ10に接続されているチャンバ30を有している(図1)。管路31は、通路13と溝16の間に開口している。管路は、また図1のように、通路13が位置するところに開口していてもよい。
本発明では、セカンダリピストン11には、シミュレータのチャンバ30からプライマリチャンバ10に圧力を逃がせるようにする手段が設けられている。シミュレータのチャンバからプライマリチャンバに圧力を逃がせるようにする前記手段は、少なくとも1つの圧力逃がし管路32を備えている。圧力逃がし管路32は、セカンダリピストン11内に設けられている。前記圧力逃がし管路32は、図1に点線で示されている。圧力逃がし管路32は、プライマリチャンバ10内に開口し、マスターシリンダ2の内孔24の内面に向って開口するように、セカンダリピストン11内に設けられている。圧力逃がし管路32は、プライマリチャンバ10をシミュレータ8のチャンバ30に接続している。具体的には、圧力逃がし管路32は、ガスケット22が溝16とマスターシリンダの内孔24の間で圧縮される時に、プライマリチャンバ10をチャンバ30に接続している。
しかしながら、管路32は図3に示すようにガスケット22を迂回していてもよい。具体的には、図3に示すように、圧力逃がし管路32は、溝16の底壁17を起点に設けられている。圧力逃がし管路32は、溝16の底壁17から始まってセカンダリピストン11の直径34(図1)の少なくとも1部33(図3)に亘って穿孔されている。例えば、部分33は、溝16の端壁17とセカンダリピストン11の軸20との間の距離に対応する長さに亘って穿孔してもよい。しかし、部分33は、溝16の端壁17とセカンダリピストン11の軸20との間の距離に亘って穿孔してもよい。例えば、図3に示すように、圧力逃がし管路32は、溝16の底壁17から軸20に平行な別の軸35まで形成してもよい。圧力逃がし管路32は、同じ部分33から、セカンダリピストン11に対して軸方向の軸穴36を経由してプライマリチャンバ10の中に開口していてもよい。具体的には、圧力逃がし管路32は、穴36を介してセカンダリピストン11の軸20に沿って開口していてもよい。或いは、前記圧力逃がし管路32は、図3に示すように、穴36を介して、セカンダリピストン11の軸35に沿って伸張することにより、セカンダリピストン11の軸20に平行に開口していてもよい。
或る変形例では、カラー21にも、図3に示すように別の圧力逃がし管路37が設けられている。前記他の圧力逃がし管路37は、セカンダリピストン11の軸20に平行に、プライマリチャンバ10内に開口している。
制動時で、電動油圧回路1が(図1に示すように)正常に作動しているときには、ブレーキペダル3の変位を感知するための変位センサ4は、ブレーキペダル3の変位を検知すると、命令C1をポンプ5に送る。命令C1は、ポンプ5に作動液を貯留部6から汲み上げさせる。ポンプ5が作動液に圧力を掛けた状態になると、作動液は、車輌を制動するため制動装置Fに送られる。ブレーキペダル3の変位を感知するための変位センサ4は、同時に別の命令C2も送る。前記別の命令C2は、図1に示すように、ソレノイドバルブ38を閉じさせる。ソレノイドバルブ38は、マスターシリンダ2の下流の、マスターシリンダと制動装置Fの間にある。ソレノイドバルブ38が閉じると、マスターシリンダ2と制動装置Fの間の連通が遮断される。
マスターシリンダのプライマリチャンバ10に入っている或る体積の作動液も排出される。前記体積の作動液を排出する目的は、運転者がブレーキペダル3を足で踏み込んだ場合に、運転者に制動の感覚を再現するためである。当該体積分は、プライマリピストン9により、ブレーキ作動シミュレータ8のチャンバ30に向けて排出される。作動液は、ガスケット22とマスターシリンダの内孔24の内面の間を流れる。具体的には、作動液は、図2aに示すように、ガスケット22と段差後退部25の間の空間を通って流れる。その後、作動液は、セカンダリピストン11とマスターシリンダの内孔24の内面の間を通り、管路31を経由してシミュレータ8のチャンバ30に流れ込む。シミュレータのチャンバ30に向って流れる作動液を図2aに矢印39で示している。
シミュレータは、チャンバ30に当該体積の作動液をある量の抵抗と共に徐々に受け入れることにより、ブレーキペダルを踏み込む感覚を作り出す。この目的で、シミュレータには、第1レセプタクル40が第2レセプタクル41に入った状態で設けられている(図4)。第1レセプタクル40は、第1ばね42で第2レセプタクル41の中に吊り下げられている。第1レセプタクル40は、チャンバ30と、第1作動ピストン43と、第2作動ピストン44を含んでいる。作動液がチャンバ30に流れ込むと、第1ピストン43は、先ず基部45に向けて押し付けられる。基部45は第1レセプタクル40にしっかりと固定されている。チャンバ30が作動液で満たされ、第1ピストン43が基部45と接触すると、第2作動ピストン44が、今度は基部45の第1ピストン43に向けて押し付けられる。第2ピストン44は第2ばね46に取り付けられているので、前記第2ピストン44は、第1ピストン43に押し付けられるようになるまで移動する。その後、作動液の圧力により、第1レセプタクル40は、第2レセプタクル41の端壁47に向けて動かされる。チャンバ30を或る体積の作動液で満たすことにより連続的に移動させられているピストン43及び44と、第2レセプタクル41の端壁47に向って移動している第1レセプタクル40は、運転者がブレーキペダル3を踏み込むときの抵抗の感覚を作り出す。
電動油圧回路の少なくとも1つの要素(例えば、油圧ポンプ5)が作動しなくなると、マスターシリンダ2は、車輌へ予備の制動機能を提供する。この場合、制動時にブレーキペダル3が踏み込まれた後も、ソレノイドバルブ38は開いた位置に留まる。この位置では、ソレノイドバルブ38は、マスターシリンダを制動装置Fに接続できるようにする。すると、マスターシリンダ2のプライマリチャンバ10に入っている作動液は、プライマリピストン9が制動装置Fに向けてセカンダリピストン11に対して前進することにより圧縮され、次いで、制動装置F(図1)まで続いている管路(図示せず)を経由して排出される。
作動液がシミュレータのチャンバ30に侵入するのを防ぐために、プライマリチャンバ10とシミュレータのチャンバ30の間の連通は、ガスケット22により一時的に遮断される。制動時で且つ回路1の要素が機能不全に陥った際の、プライマリチャンバ10とシミュレータ8のチャンバ30との間の連通を遮断する効果を、図2aから図2bに示している。作動液がセカンダリピストン11に押し付けられることによって、セカンダリピストン11が移動する。セカンダリピストン11が移動すると、Oリングガスケット22も移動する(図2b)。こうしてガスケットは、段差後退部25の外側にくる。すると、ガスケットはマスターシリンダの内孔24と溝16の間で圧縮される。本発明では、ガスケットは漏れ密封性と弾性を有しているので、前記ガスケット22は、プライマリチャンバ10とシミュレータのチャンバ30の間の連通を遮断する。作動液がシミュレータ8のチャンバ30に向けて流れるのを妨げられた様子を、図2bの矢印39で示している。
本発明では、作動液が、制動時に圧力逃がし管路32を経由してシミュレータのチャンバ30に侵入するのを防ぐため、図3に示すように、圧力逃がし管路32の内部に逆止手段48を設けている。例えば、図3に示すように、圧力逃がし管路32の内部に逆止弁48を設けている。逆止弁48は、静止第1ロッド49と可撓第2ロッド50を備えている。2つのロッド49と50は、圧力逃がし管路32の内側に直径方向に挿入されている。両者は、セカンダリピストン11の軸20に対して垂直に挿入されている。ロッド50はロッド49よりも長く、ロッド49とプライマリチャンバ10の間に位置している。従って、作動液は、シミュレータ30のチャンバからプライマリチャンバ10に向かう方向にのみ、圧力逃がし管路32に侵入することができる。
逆止弁48が設置されていない場合は、弾性を然るべく調整したOリングガスケット22の壁で圧力逃がし管路32を閉じることにより、同じ成果が得られる。圧力逃がし管路32がガスケット22の壁で閉じられる状態を、図3に点線で示している。
正常な制動の後のブレーキ解除(又はブレーキペダルが離される)時、セカンダリピストン11は、ガスケットが段差後退部25に面する位置にくるまで、マスターシリンダ内の内孔24に沿ってブレーキペダル3に向け滑動する。
急制動の場合、プライマリピストン9は、作動液を、制動装置Fに向けてセカンダリピストン11に押し付ける。制動が迅速なために、セカンダリピストン11が、ガスケット22を介してプライマリチャンバ10をシミュレータ8のチャンバ30から遮断する前に、空間29を通過しマスターシリンダの内孔24とセカンダリピストン11の間を流れてシミュレータ8のチャンバ30内に侵入できる作動液の体積は、少量になる(図2c,図2d)。この体積分の作動液が、圧力波51を発生させる(図2d)。この圧力波51は、シミュレータ8のチャンバ30からプライマリチャンバ10に向って伝搬する。
急制動の後のブレーキ解除(又はブレーキペダルを離す)時、プライマリピストン9はセカンダリピストン11よりも速くブレーキペダル3に向けて移動する。従って、プライマリチャンバ10とシミュレータのチャンバ30の間で、吸い込みが発生する。プライマリチャンバ10内部の圧力は、チャンバ30内部の圧力よりも低い。従って、チャンバ30の内部は、プライマリチャンバ10の内部に比べて余分な圧力を有している。余分な圧力は、プライマリピストン9がブレーキペダル3に向けて動き続けるのに対し、ガスケット22がブレーキペダル3方向へのセカンダリピストン11の移動速度を落とすので、かえって大きくなる。
こうして、シミュレータのチャンバ30内部の余分な圧力と、シミュレータ内部に存在する圧力波51は、ガスケットが図2dに示すように段差後退部25に面する位置にくると、溝16からガスケット22を押し出すように働く。ガスケットが段差後退部25に面する位置にくると、ガスケット22は、圧力の低いプライマリチャンバ10に向って吸引されることになる。シミュレータのチャンバ30内部の高圧と圧力波51によって、ガスケットは、セカンダリピストン11の軸20に垂直で直径23に一致している軸52に沿って、離れる方向に動く。ガスケットは、斜面27とカラー21に押し付けられる。次いで、ガスケットはカラー21に巻きつくことになり、最終的には溝16から外れた状態になる。圧力51と、シミュレータのチャンバ30内の余分な圧力とにより作り出される推力に起因するガスケット21の湾曲を、図2dに点線で示している。
しかしながら、本発明では、ガスケット22が溝16から押し出されるようなことはない。余分な圧力は、セカンダリピストン11内部に圧力逃がし管路32があることで低くなる(図3)。圧力逃がし管路32で、シミュレータのチャンバ30がプライマリチャンバ10に接続されることによって、余分な圧力と圧力波51を、シミュレータのチャンバ30から放出できるようになる。このような余分な圧力の放出は、ガスケット22を迂回している圧力逃がし管路32を通して起きる(図3)。プライマリピストン9は、ブレーキペダル3に向って移動する際に、シミュレータのチャンバ30の内容物を吸い出すように働くので、余分な圧力の放出はかえって容易になる。
このような余分な圧力の放出は、ガスケット22が、段差後退部25に面する位置にきたとき吸引によって溝の底壁17から遠ざかるように動くことによっても、更に容易になる。溝16の底壁17から離れることにより、ガスケット22は、空間53を開けて、前記余分な圧力と圧力波51の放出を促す。
車両用の、本発明の電動油圧ブレーキ回路の略図である。 図2aから図2dまでは、セカンダリピストンがマスターシリンダ内側をどのように滑動するかを示す略図である。 本発明のセカンダリピストンの略図である。 マスターシリンダの縦断面図である。

Claims (11)

  1. 車両用の電動油圧ブレーキ回路(1)において、
    前記ブレーキ回路はマスターシリンダ(2)を含んでおり、前記マスターシリンダ(2)には、プライマリチャンバ(10)とブレーキ動作シミュレータ(8)のチャンバ(30)とが設けられ、前記プライマリチャンバ(10)は、一方の端部がプライマリピストン(9)によって閉じられ、セカンダリピストン(11)の外周(14)上の周辺溝(16)内に配置されたOリングガスケット(22)によって前記シミュレータのチャンバ(30)から隔離されるように構成された前記ブレーキ回路であって、前記セカンダリピストン(11)には、前記シミュレータのチャンバから前記プライマリチャンバに圧力を逃がせるようにする手段が設けられていることを特徴とするブレーキ回路。
  2. 前記圧力逃がし手段は、前記セカンダリピストン(11)内に設けら少なくとも1つの圧力逃がし管路(32)を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の回路(1)。
  3. 前記圧力逃がし管路(32)は、ガスケット(22)を迂回していることを特徴とする請求項1又は2に記載の回路(1)。
  4. 前記圧力逃がし管路(32)は、前記溝(16)を起点に設けられていることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の回路(1)。
  5. 前記圧力逃がし管路(32)は、前記溝(16)の底壁(17)を起点に設けられており、前記底壁の面は前記セカンダリピストン(11)の軸に平行であることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の回路(1)。
  6. 前記圧力逃がし管路(32)は、前記溝(16)の前記底壁(17)を起点に設けられており、前記セカンダリピストン(11)の直径(34)の少なくとも一部分(33)を通過し、前記一部分から前記セカンダリピストンに対して軸方向に設けられた穴(36)を経由して前記プライマリチャンバ(10)の中に開口していることを特徴とする請求項5に記載の回路(1)。
  7. 前記圧力逃がし管路(32)は、前記セカンダリピストン(11)の直径(34)の前記一部分(33)に垂直な穴(36)を経由して開口していることを特徴とする請求項6に記載の回路(1)。
  8. 前記圧力逃がし管路(32)は、前記溝(16)のカラー(21)を起点に設けられ、前記カラーの面は前記セカンダリピストン(11)の軸(20)に垂直であることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の回路(1)。
  9. 前記ガスケット(22)は、弾性が有り、漏れに対する密封性を有することを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の回路(1)。
  10. 前記圧力逃がし管路(32)には、作動液が前記プライマリチャンバ(10)から前記シミュレータのチャンバ(30)に流れるのを妨ぐ逆止手段(48)が設けられていることを特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載の回路(1)。
  11. 前記手段(48)は逆止弁(48)から成ることを特徴とする請求項10に記載の回路(1)。
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