JP2005512634A - ステントを搬送するための装置及び方法 - Google Patents

ステントを搬送するための装置及び方法 Download PDF

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Abstract

自己拡張型ステントを搬送装置内に挿入した後、体腔内に同ステントを搬送するための方法及び装置に関する。装置は、外管203と、外管内の内管201と、内管上に摺動可能に取り付けられた捕捉要素206と、同捕捉要素は、外管よりも小さい基端部と外管よりも大きい先端部を有する折畳み可能なスリーブ207を備えることと、内管に固定された制止要素207と、同制止要素は、制止要素の基端側のスリーブ207内にステントが挿入されることを阻止し、捕捉要素206が内管に対して所定の位置の先端側に位置することを阻止すべく構成されていることとからなる。ステント205は、搬送装置200を体腔内に挿入して、搬送装置の先端部をステント配置部位に近接して配置し、ステント205に対して基端方向に外管を後退させて、内管上の制止要素207により、ステントが外管と共に後退されることを阻止して、ステントを径方向に収縮した状態から解放して配置する。

Description

本発明は、自己拡張型ステント、グラフト、ステントグラフト、被覆ステント等を体腔内に搬送することに関する。より詳細には、本発明は、自己拡張型ステント等を搬送装置に装着及び搬送装置から解放することに関する。
外科的に体腔(管状をなす体内管)に埋め込まれる自己拡張型のステント、例えば編成されたステントは、体腔を修復したり、補強したりするものとして知られている。ステントは、基本的には、体腔を補う中空状の管である。体腔が壊れたり、閉塞したりする傾向にある狭窄の病状に対して、ステントは、体腔の壁を支持することにより、血管壁が壊れたり、閉塞したりするのを防止する。内部にプラークが形成されて狭くなった血管は、狭窄の一例である。体腔が脆弱化し、管内の内圧に耐えることができずに膨れたり、破裂したりする動脈瘤の病状に対しては、グラフト又はステントグラフトは、基本的には逆の役割、即ち、体腔の脆弱化した部分を補って、代替的な働きをする。ステントは、血管、胆管、結腸、気管、食道、尿道、尿管、鼻腔、管状器官等に挿入するものとして知られている。
ステントは、力により曲げられたときに曲がった形状を保持する、硬度に優れるものの変形可能な材料から製造される。このようなステントは、収縮された状態のバルーン上に取り付けられ、圧力を付与されていない、径方向において最小の大きさとなる形態で体腔に挿入することができる。ステントが本来の位置に配置されると、ステントを径方向に拡張するためにバルーンが拡張され、ステントはバルーンが収縮され、除去された後も、その径方向に拡張された形状を保持する。
他のタイプのステントも、自己拡張型のステントと呼ばれる。自己拡張型のステントは、径方向に圧縮可能であるが、径方向に収縮する力がなくなると、本来の形状に拡張される。自己拡張型のステントのいくつかのタイプは、超弾性の材料又は形状記憶特性を有する材料で形成される。このようなステントは、化学組成や熱加工処理の過程により、形状記憶材料又は超弾性材料として使用することができ、生体適合性を有する合金であるニチノールで通常は形成される。ボストンサイエンティフィック社(Boston Scientific Corporation )により製造・販売されるウルトラフレックス(登録商標ULTRAFLEX)のステントは、編成されたニチノール製ステントの一例である。
径方向に圧縮されたときに弾性変形しただけであるため、元の形状に戻る他のタイプの自己拡張型のステントは、ウォールステン(Wallsten)に付与された特許文献1に例示される。特許文献1の出願人は、自己拡張型で網目状をなす、外科的に拡張を行うステントを開示しており、このステントは、特に冠状動脈の拡張に使用されるが、他の体腔での使用ができるように変更可能である。同特許文献1は、概ね、本願において図1Aに示すステント10を開示している。同ステントは、中空状の管状部材からなり、管状部材の壁は、個々の可撓性を有する糸状要素12,14が連なって形成される。糸状要素12,14は、各々、ステントの中心の長手方向の軸の周囲に螺旋状に延びる。可撓性を有する糸要素12からなる第1の集合体は、同一方向に巻回され、ステントの円筒形状をなす表面の周囲において、互いに対して入れ替わるように配置される。糸状要素12からなる第1の集合体は、螺旋状をなす糸状要素14からなる第2の集合体と交差する。糸要素14からなる第2の集合体も、ステントの円筒形状をなす表面の周囲において、互いに対して入れ替わるように配置されるが、巻回の方向が逆となる。従って、図1Aに示すように、第1の集合体としての糸状要素12は、第2の集合体としての糸状要素14と、交点16において交差する。
ステントは軸方向において伸張するにつれて、即ち、長手方向における端部18,20が互いに対して離れるように強いられると、図1Bに示すように、直径が縮小する。同様に、ステントの壁が径方向に収縮されて、ステントの直径が小さくなると、ステントは伸張する。換言すれば、径方向における収縮及び軸方向における伸張は、関連して起こる。圧力が付与されなくなると、ステントは休止時の直径及び長さに復帰しようとする。
生体吸収性を備えたステントも、従来技術において知られている。生体吸収性のステントは、体内の流体に接触するうちに、時間の経過とともに分解され、体内における周囲の細胞に吸収される材料から製造される。 ポリ−L,D−乳酸、ポリ−L−乳酸、ポリ−D−乳酸、ポリグリコール酸、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン、ポリジオキサノン、ポリ(乳酸−エチレンオキシド)共重合体やこれらの組み合わせ等のポリマーを含むステント製造に適した様々な生体吸収性の材料が、従来技術において知られている。
非特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6、特許文献7、特許文献8、及び特許文献9は、生体吸収性を備えたステントの製造に適した化合物を開示しており、これらの文献に開示された化合物は、本願においても開示されたものとする。
ほとんどのステントは、体腔内に挿入できるように、径方向において収縮される、即ち直径が小さくなる必要がある。更に、ステントが本来の位置にある時、ステントは解放されて径方向に拡張する。
径方向において収縮されたステントを体腔に搬送し、次に体腔内で自己拡張できるようにステントを解放するための異なる搬送装置は、周知である。特許文献10に開示され、図2において示された装置により例示された周知の一実施例において、搬送装置は、同心円の外管1に囲まれた内管5を有する。外管は内管よりも短いため、内管は、両端部において外管から延びる。ハンドル6は、通常、内管の基端部において構成される。他のハンドル2は、外管の基端部において構成される。内部コアは、これら2つのハンドルを相対的に操作することにより、外管内において摺動可能である。ステント11は、搬送装置の先端部付近において、内管と外管との間に固定された搬送装置内に装着される。
内部コアは、中空状であり、ガイドワイヤ8を収容するように構成され、ガイドワイヤ8は、従来技術において周知であり、体腔4内のステント搬送部位まで装置を誘導するために使用される。
ステントを搬送する際に、医師は通常、所望のステント配置部位から離れた箇所において体腔4を切開し、ステント搬送装置の先端部がステント配置部位に達するまで体腔内にステント搬送装置を誘導する。次に、外管1は、基端方向に後退し、一方、内管5は静止している。従って、外管1は、ステント11上を摺動し、ステントを径方向に収縮した状態から解放することにより、ステントが径方向に拡張して体腔4の壁に接触する。ステントの径方向への拡張力により生じた、体腔の壁とステント本体との間の摩擦力により、ステント11は所定の位置に保持される。ステントが完全に配置され、搬送装置が後退して、処置が完了する。
米国特許第4655771号明細書 米国特許第4700704号明細書 米国特許第4653497号明細書 米国特許第4649921号明細書 米国特許第4599945号明細書 米国特許第4532928号明細書 米国特許第4605730号明細書 米国特許第4441496号明細書 米国特許第4435590号明細書 米国特許第5026377号明細書 「高分子科学の発展 第14巻(Progress in Polymer Science vol.14)」、バイニヨンプ他(Vainionp et al.)著、1989年、p.697−716。
本発明の目的は、ステントを体腔内に搬送するための改良された方法及び装置を提供することにある。
本発明は、自己拡張型ステントを体腔内に搬送するための方法及び装置に関する。装置は、基端部及び先端部を有する外管と、外管はその中に径方向に収縮した状態の自己拡張型ステントを保持するように寸法が設定されていることと、外管内にあり、基端部及び先端部を有する内管と、内管上に対して摺動可能に取り付けられた捕捉要素と、同捕捉要素は、ステントを径方向に収縮させるための補助をする折畳み可能なスリーブを備え、これら2つの管の間の搬送装置内にステントを挿入することと、内管の先端部付近において同管に対して固定された制止要素と、制止要素は、捕捉要素を外管内に引込み、スリーブ内に挿入されたステントが所定の位置を越えて保持装置内に挿入されないように構成されていることとからなる。スリーブは、基端部及び先端部を有し、基端部は外管よりも小さく、先端部は外管よりも大きい。捕捉要素は内管上にあり、折畳まれていない状態において、スリーブの先端部は外管の先端部を越えて延び、内管が外管に対して基端方向に引寄せられると、スリーブは外管内に引込まれて、外管内で折畳まれる。従って、スリーブの先端部内に挿入された端部を有するステントは、内管を外管に対して基端方向に内管を引寄せることにより、外管内に引込まれて、ステントを外管内で径方向に収縮された状態において保持する。ステントは、内管に対して基端側にある外管を軸方向に移動させることにより、解放される。外管が内管に対して基端方向に移動すると、捕捉要素は、外管に係合し、且つ外管と共に引寄せられることにより、ステントの基端部の先端をスリーブより自由にして、ステントの解放を円滑に行うことができる。
本発明の方法は、内管を配置する工程を有する、上記のステント搬送装置内にステントを装着する工程と、それにより捕捉要素の先端部は外管の先端部を越えて延びることと、ステントの端部をスリーブ内に挿入する工程と、スリーブとステントを外管内に引込むために、内管を外管に対して基端方向に引寄せる工程と、それによりスリーブとステントを外管内において径方向に収縮された状態で保持されることとからなる。
生体吸収性を備えた自己拡張型ステントは、多くの点において金属製の自己拡張型ステントに優る利点を有するが、潜在的な問題も有している。例えば、生体吸収性の自己拡張型ステントは、かなりの期間に渡って径方向に収縮された状態で保持されると、その状態で固定されがちであり、径方向の圧力が解放された時に、本来の直径にまで十分に拡張しない。たとえステントが本来の直径にまで拡張できたとしても、長期間に渡って径方向に収縮された状態で保持される前に比べて、径方向への拡張力が弱くなることがある。
自己拡張型ステントは、通常、製造時にはステント搬送装置内に収容されている。従って、医師はすでに搬送装置内に収容されたステントを手にするため、医師がステントをステント搬送装置内に挿入するための機構を構成する必要はない。しかしながら、ステント及びステント搬送装置が製造され、医療処置において実際に使用されるまでに、相当な時間が経過し得る。この期間が、1年又は1年を越えることは珍しいことではない。上記の理由から、この点が、生体吸収性の自己拡張型ステントに関して問題となり得る。
内管201と外管203との間の空間の断面積は、通常は極めて小さく、ステントの壁の厚さよりもわずかに大きいだけである。更に、冠動脈ステントなどの特定の実施例によっては、ステント及び搬送装置は極めて小さい。従って、医師が、手動でステントをステント搬送装置内に適切に挿入することは、不可能ではないにしても、極めて困難である。そのため、医療処置を行う直前に、医師が容易にステントを搬送装置内に挿入できるような、方法及び機構を提供することが望ましい。それにより、ステントが完全に拡張した状態で搬送装置の外部に配備されて、ステント及びその搬送装置が包装され得る。本発明は、そのようなシステムを提供することを目的とする。
本発明は、まず図3乃至6において例示した第1の実施例に関して説明される。
図3及び4は、それぞれ、本発明によるステント及びステント搬送装置の主要な要素の平面図及び断面図である。ハンドル、任意のガイドワイヤ及び装置の先端など、本発明に特に関連しない要素は、説明の明瞭化のために示していない。搬送装置200は、基端部200a及び先端部200bを有する。基端部は、医療処置の間、医師に把持される側である。先端部は、医療処置の間、体内腔に挿入される側である。装置200は、基端部201a及び先端部201bを備えた内管201、及び基端部203a及び先端部203bを備えた外管203を有する。ステント205は、搬送装置200内に挿入されて、外管203と内管201との間に径方向に収縮された状態に保持される。
図5において詳細が示される捕捉要素206は、ステントを搬送装置内に容易に挿入し、挿入中にステントの糸が解れたり、撓んだりしないように、ステントの基端側の先端を保護すべく構成される。捕捉要素206は、内管201を囲む帯状体状又はリング状であってもよいキャリッジ211を有し、内管201と外管203との間の隙間内に取り付けられ、内管201上を長手方向に摺動可能である。円錐形又は漏斗状のスリーブ207は、キャリッジ211の先端部において装着される。スリーブ207の基端部207aは、接着剤等により、キャリッジ211の先端部に固定して装着される。スリーブ207は、硬質ではなく、折畳み可能であり、捕捉要素206が外管203内に引込まれると、スリーブ207は収縮して折畳まれて、外管203内に収容される。スリーブ207は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)又は他の好適な材料、若しくはそれらの組み合わせなどの生体適合性を有する薄いプラスチックから形成されてもよい。スリーブ207の内表面及び外表面は、ステントをスリーブ内に把持し、搬送装置の外管内にスリーブを後退させるために、異なる特性を有してもよい。従って、スリーブの内表面は、高い摩擦係数又は不均一な表面を有する材料或いはコーティング材からなってもよく、一方、スリーブの外部分は、低い摩擦係数を有する材料、或いはシリコン化処理又はハイドロゲルコーティングなどの加工により得られる滑らかなコーティング材からなってもよい。
他の実施例において、スリーブの内表面は、装置を生理食塩水で洗浄することにより活性化されるハイドロゲルコーティング材でコーティングされてもよく、ステントが搬送装置に完全に装着されて、ステントが解放され始める時に、スリーブからステントを円滑に解放できる。
スリーブ207の先端部207bは開口しており、実際に外管203の先端における開口部よりも大きい開口部を有する。スリーブ207の先端部207bにおける開口部は、径方向に収縮していないステントの直径と同じ、又はそれよりも大きくてもよいが、そうである必要はない。好適な実施例において、開口部は、収縮していないステントの直径よりも小さい。開口部は、手動又は他の余り面倒ではない器具で、ステントを径方向に収縮させることにより、医師がステントの一端をスリーブ207内に挿入できる程度の大きさである。ステントの一端部がスリーブ207内にある時は、ステントはスリーブ207内に押され続け(例えば、搬送装置の基端部方向へ)、それにより、スリーブ207の内壁はステントの同端部を径方向に収縮させて、外管203の内径よりも小さいスリーブ207の基端部207aの直径にまで収縮させる。この時点で、更にステントを基端方向に押し、及び/又は内管201を基端方向に引寄せることにより、ステントは、外管内に入り、外管203と内管201との間において、径方向に収縮した状態で搬送装置内に保持される。
異なる制止リング209は、キャリッジ211の先端側にある内管201に固定して装着される。これに代えて、制止リング209は、内管201と一体的に形成されてもよい。制止リング209は、2つの主な機能を有する。第1に、制止リング209は、ステントの端部が制止リング209の基端側(及び捕捉要素206の基端側)の搬送装置200内に挿入されることを阻止する。ステントが、内管201と捕捉要素206のキャリッジ211との間の隙間に入り込むことがある。制止リング209は、この現象を防止する。更に、制止リング209は、捕捉要素が内管の端部から落ちることを防止する。特に、制止リング209は、捕捉要素206のキャリッジ211が制止リング209の先端側に移動することを防止する。即ち、ステント205が搬送装置200内に挿入される間に、内管201は、外管203に対して基端方向に引寄せられる。内管201が基端方向に引寄せられると、制止リング209は、捕捉要素206のキャリッジ211に接触し、キャリッジ211を基端方向に引寄せる。或いは、内管201が、基端側に向かって外管203内に引込まれると、捕捉要素206は、内管201の先端部から落ちることがある。そのため、制止リング209は、捕捉要素206が内管に対して所定箇所の先端側に位置することを阻止する。
図6に関して、内管201及び捕捉要素206が、外管に対して基端方向に引寄せられた時に、折畳み可能なスリーブ207は収縮して折畳まれ、外管の先端203bに接して、ステント205が保持されたように、内管201と外管203との間において折畳まれた状態で保持される。図6は、ステント205を有する搬送装置200の先端部及び捕捉要素206が、搬送装置200内に挿入されていることを示す。
これで、ステント及びステント搬送装置は、ステントが体腔内に配置されて、医療処置を行える状態となる。図7は、ステントの配置後のステント及びステント搬送装置の状態を示す。内管201が静止中に外管203が後退すると、捕捉要素206は、スリーブ207が外管203に摩擦係合するために、外管と共に後退し得る。従って、捕捉要素が内管に固定されると、スリーブ207は外管203の先端部203bから突出しないため、ステントが解放されることを妨害しない。外管が基端方向に後退してステントを解放すると、制止リング209は、内管に対してステントが基端方向へ移動することを防止して、外管の先端部が基端方向に後退して制止リングに達すると、ステントが完全に解放される。
図8及び9は、捕捉要素であるキャリッジ211の他の実施例を示し、これらの実施例は、外管が基端方向に後退してステントを解放すると、捕捉要素206が確実に外管と共に後退するように構成される。例えば、図8に示す実施例において、キャリッジ211は先端に向かって角度をつけたバーブ801を有し、同バーブは外管203の内表面に係合し、外管に対して捕捉要素206の先端方向への移動を抑止するが、基端方向への移動は可能にする。
図9に示す他の実施例において、バーブに代えて、1つ以上の板バネ901が、キャリッジ211の外表面上に配置され、先端に向かって斜めに延びて、外管203に対してキャリッジ211の先端方向への移動を抑止するが、外管に対してキャリッジの基端方向への移動は可能にする。
スリーブ207は、いずれの好適なポリマー、エラストマー、又は金属から形成されてもよい。スリーブ207は、内管と外管との間の隙間に流体が流れるように、多孔質であっても、せん孔又は溝を有してもよい。図に示す実施例において、内管201は、捕捉要素を越えて延びるため、ステントは、内管と外管との間に保持される。しかしながら、これは特に必要なことではない。制止リング209は、内管201の先端に装着されるため、ステントは、挿入されると外管内に保持されるので、内管はステントに近接しない。内管201は、硬質であっても又は中空状であってもよい。中空状である場合、ガイドワイヤは、搬送装置をステント配置部位に誘導するために使用されてもよいし、使用されなくてもよい。
捕捉要素の構成要素は、体温又は体液の存在において変わるような材料特性を有してもよい。例えば、捕捉要素206のキャリッジ211は、体温又は体液により拡張する材料から形成されてもよく、それにより、外管203の内表面とキャリッジ211との間に十分な強度を有する摩擦係合が生じ、外管が基端方向に後退すると、キャリッジ211は外管と共に移動する。更に、図はキャリッジ211及び制止リング209を硬質の環として示しているが、そうである必要はない。どちらの要素も、環状及び硬質である必要はない。スリーブ207についても同様である。キャリッジ211に対して、長手方向の溝又は穴を機械加工することにより、例えば、使用前にカテーテルを洗浄したり、処置中に造影剤を注入するために、内管と外管との間の隙間に流体が流れるようにしてもよい。
本発明は、上記したように、標準的な自己拡張型ステントに関するが、他のタイプのステントにも適用でき、実際に、同様の方法で搬送されるいずれの管状の自己拡張型の人工的補助器官であってもよい。例えば、本発明は、ステントグラフト及び被覆ステントにも同様に適用でき、両者とも当業者にとっては周知のステントを元にした医療用の人工器官である。実際に、この人工器官が自己拡張型である必要もない。本発明は、小径の開口部に挿入すべき、いずれの人工器官に関しても有効である。
本発明のいくつかの特定の実施例について説明してきたが、当業者には、容易に様々な変更や修正や改良を加えることができるであろう。本願における開示により自明であるこのような変更、修正、改良は、本願に明示されていなくても、本願の記載に包含されるものであり、本発明の精神及び範囲から逸脱するものではない。従って、前述の説明は、本発明の例示を行うものであり、限定を行うものではない。本発明は、請求項に定義される事項と、これに均等の事項によってのみ、限定される。
従来技術における編成された自己拡張型ステントを示す平面図。 径方向に収縮し、軸方向に伸張した状態において示される図1Aのステントの平面図。 従来例におけるステント及びステント搬送装置の断面図。 本発明によるステント及びステント搬送装置の平面図。 図3の4−4線におけるステント及びステント搬送装置の断面図。 図4に示したステント搬送装置内に自己拡張型ステントを挿入した時の初期段階における搬送装置の先端部を詳細に示す断面図。 同じく図4に示すステント搬送装置内に自己拡張型ステントがほぼ挿入された、又は完全に挿入された時のステント搬送装置の先端部を詳細に示す断面図。 ステントが解放された後のステント及びステント搬送装置の詳細な断面図。 本発明の特定の一実施例による搬送装置の捕捉要素、及び先端部の詳細な断面図。 本発明の他の実施例によるステント搬送装置の捕捉要素、及び先端部の詳細な断面図。

Claims (21)

  1. 基端部及び先端部を有し、その中に径方向に収縮された状態の自己拡張型ステントを保持するように寸法が設定された外管と、
    外管内において基端部及び先端部を有する内管と、
    内管に対して摺動可能に係合した折畳み可能なスリーブを有する捕捉要素と、同スリーブは基端部及び先端部を有し、基端部は外管よりも小さく、先端部は外管よりも大きいことと、捕捉要素が内管上を移動することにより、スリーブの先端部は、非折畳み状態にある外管の先端部を越えて延び、内管が外管に対して基端方向に後退すると、スリーブは外管内に後退して、同外管内で折畳まれることと、スリーブの先端部内に挿入された端部を有するステントは外管内に後退することと、それによりステントは径方向に収縮された状態で外管内に保持されることと、
    内管の先端部付近で同内管に対して固定された制止要素と、制止要素はスリーブ内に挿入されたステントが制止要素の基端側に位置すること阻止し、捕捉要素が内管に対して所定の位置の先端側に位置することを阻止するように構成されていることとからなる体腔内に自己拡張型ステントを搬送するための装置。
  2. 制止要素は、内管に固定された帯状体を有する請求項1に記載の装置。
  3. 捕捉要素は更にキャリッジを有し、スリーブの基端部はキャリッジに固定して装着され、キャリッジは少なくとも内管をほぼ囲むことにより、内管上において長手方向に摺動可能である請求項1に記載の装置。
  4. キャリッジは外管に係合するように構成されて、外管に対して捕捉要素が基端方向に移動することを抑止する以上に、外管に対して捕捉要素が先端方向に移動することを抑止する請求項3に記載の装置。
  5. キャリッジは、同キャリッジから先端に向かって斜めに延び、外管に係合する板バネを有し、板バネは、外管に対してキャリッジが基端方向へ移動することを抑止する以上に、外管に対してキャリッジが先端方向へ移動することを抑止する請求項4に記載の装置。
  6. キャリッジは、外管に係合し、外管に対してキャリッジが基端方向へ移動することを抑止する以上に、外管に対してキャリッジの先端方向への移動を抑止するように構成された、外向きに突出部分を有する表面を備える請求項4に記載の装置。
  7. スリーブは漏斗状である請求項1に記載の装置。
  8. スリーブは円錐状である請求項7に記載の装置。
  9. 内管の先端部が制止要素を越えて延びることにより、スリーブ内に挿入されたステントは、内管と外管との間に保持される請求項1に記載の装置。
  10. 内管が捕捉要素の先端側に延びることを回避してなる請求項1に記載の装置。
  11. スリーブは薄いプラスチックフィルムより形成される請求項1に記載の装置。
  12. ステントは、ステントグラフトである請求項1に記載の装置。
  13. ステントは、被覆ステントである請求項1に記載の装置。
  14. 捕捉要素は開口部を有することにより、外管と内管との間に注入された流体が、外管の基端部と外管の先端部との間を流れる請求項1に記載の装置。
  15. ステント搬送装置内にステントを装着する方法であって、同搬送装置は、その中に径方向に収縮された状態の自己拡張型ステントを保持するように寸法が設定された外管と、外管は基端部及び先端部を有することと、外管内にある内管は基端部及び先端部を有することと、内管に対して摺動可能に取り付けられた捕捉要素と、同捕捉要素は基端部及び先端部を有する折畳み可能なスリーブを備えることと、同基端部は外管よりも小さく、先端部は外管よりも大きいことと、捕捉要素が内管上を移動することにより、スリーブの先端部は、非折畳み状態にある外管の先端部を越えて延びて、内管が外管に対して基端方向に後退すると、スリーブは外管内に後退して折畳まれることと、内管の先端部付近の同内管に対して固定された制止要素は、スリーブ内に挿入されたステントが制止要素の基端側に位置することを阻止し、捕捉要素が内管に対して所定の位置の先端側に位置することを阻止すべく構成されていることとからなり、更に前記方法は、
    (1)捕捉要素の先端部が外管の先端部を越えて延びるように、内管を配置する工程と、
    (2)ステントの一端をスリーブの先端部内に挿入する工程と、
    (3)内管を外管に対して基端方向に後退させて、スリーブとステントを外管内に引込むことにより、スリーブとステントを径方向に収縮した状態で外管内に保持する工程とからなる方法。
  16. (4)工程(3)の後で、搬送装置を体腔内に挿入して、外管の先端部をステント配置部位に近接して配置する工程と、
    (5)工程(4)の後で、内管とステントに対して基端方向に外管を後退させて、ステントを径方向に収縮した状態から解放する工程とを有する、請求項15に記載のステント搬送装置内に装着されたステントを体腔内に配置する方法。
  17. 工程(2)は、ステントの一端が制止要素に隣接するまで、ステントをスリーブ内に挿入する工程を有する請求項15に記載の方法。
  18. 工程(5)において、制止要素はステントが外管と共に後退することを阻止する請求項17に記載の方法。
  19. 制止要素は、スリーブの基端部の先端側の内管に固定して装着された帯状体を有し、捕捉要素は内管に摺動可能に係合され、工程(5)において、スリーブは外管と共に後退する請求項18に記載の方法。
  20. 捕捉要素はスリーブの基端部が固定して装着されたキャリッジを更に有し、キャリッジは内管を囲んで摩擦係合することにより、力が付与されると内管に対して摺動可能となり、キャリッジの外表面が外管に係合するように構成されることにより、内管が外管に対して先端方向に移動すると、捕捉要素は外管に対して先端方向に移動せず、工程(5)において、外管と係合することにより、スリーブは外管と共に後退する請求項19に記載の方法。
  21. 内管の先端部は制止要素を越えて延びることにより、工程(3)において、ステントは内管とスリーブとの間に保持される請求項19に記載の装置。
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