JP2005511813A5

JP2005511813A5 -

Info

Publication number: JP2005511813A5
Application number: JP2003549452A
Authority: JP
Filing date: 2002-11-29
Publication date: 2006-01-26
Anticipated expiration: 2022-11-29

Claims

少なくとも下記の各工程を含むことを特徴とする、フィッシャー-トロプシュ(FT)反応中に生成した少なくとも１つのガス状原料生成物留分またはその凝縮物からの少なくとも１つの非酸化学品(NAC)類留分の分離方法：
‐少なくとも前記ガス状原料生成物留分またはその凝縮物を蒸留カラムへ供給トレーにおいて供給する工程；
‐液体流を前記カラムから前記供給トレーの上に位置するトレーから回収する工程；
‐前記液体流を水性相とNACリッチ相とに分離する工程；および、
‐前記水性相を前記蒸留カラムへ前記液体流を回収した前記トレーの下のトレーにおいて戻す工程。
前記方法が、C₅〜C₂₀範囲の炭化水素類を前記ガス状原料生成物の凝縮物から予備工程において除去することを含む、請求項１記載の方法。
前記方法が、前記ガス状原料生成物を３相分離器において分離する前に、前記ガス状原料生成物を凝縮させることを含む予備工程を含む、請求項２記載の方法。
前記分離器を出る３つの流れが、テールガス、C₅〜C₂₀範囲の炭化水素類を主として含む炭化水素凝縮物、並びにNAC類、水、酸類および懸濁炭化水素類を含有する反応水流である、請求項３記載の方法。
前記懸濁炭化水素類を、その後、前記反応水流を炭化水素懸濁液と水リッチ流とに分離し得る適切な分離器を使用して前記反応水流から分離する、請求項４記載の方法。
使用する分離器がオイルコアレッサである、請求項５記載の方法。
前記コアレッサが炭化水素類を前記反応水流から10 ppm〜1000 ppmの濃度までに分離可能である、請求項６記載の方法。
２相分離器および/またはコアレッサを使用して炭化水素類を前記蒸留カラムの底部生成物から分離する、請求項１記載の方法。
分離した炭化水素類を前記分離器にリサイクルさせる、請求項５記載の方法。
前記水リッチ流を前記蒸留カラムに供給する、請求項５記載の方法。
前記蒸留カラムが30〜60枚のトレーを有する、請求項１〜１０のいずれか１項記載の方法。
前記蒸留カラムが38〜44枚のトレーを有する、請求項１〜１１のいずれか１項記載の方法。
前記蒸留カラムへの供給トレーを、各トレーを前記カラムの上部から下流に向けて番号付けしたときのトレー７とトレー１５の間に位置させる、請求項１〜１２のいずれか１項記載の方法。
前記蒸留カラムへの供給トレーがトレー１０である、請求項１３記載の方法。
前記液体流を、前記カラムから、NACリッチ相が最初に出現または生成するトレーの直下に位置させたトレーから回収する、請求項１〜１４のいずれか１項記載の方法。
前記液体流を、その後、水性相とNACリッチ相とに分離する、請求項１５記載の方法。
前記液体流を、前記カラムの内側または外側に位置するデカンターによって前記水性相とNACリッチ相とに分離する、請求項１６記載の方法。
前記液体流を、前記蒸留カラムから、トレー４とトレー１３の間に位置するトレーにおいて回収する、請求項１３〜１７のいずれか１項記載の方法。
前記液体流を、前記蒸留カラムからトレー６において回収する、請求項１８記載の方法。
前記水性相を、前記液体流を回収したトレーの下に位置するトレーにおいて前記カラムに戻す、請求項１〜１９のいずれか１項記載の方法。
前記水性相を、前記液体流を回収したトレーの直下に位置するトレーに戻す、請求項２０記載の方法。
前記カラムの操作条件が、前記オーバーヘッド生成物が15〜45質量％の水を含有するような条件である、請求項１〜２１のいずれか１項記載の方法。
前記カラムの操作条件が、前記オーバーヘッド生成物が25〜30質量％の水を含有するような条件である、請求項１〜２２のいずれか１項記載の方法。