JP2005511342A - 交換式プリンタコンポーネント用の可変感熱抵抗素子 - Google Patents

交換式プリンタコンポーネント用の可変感熱抵抗素子 Download PDF

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Abstract

交換式プリンタコンポーネント(14)は、第1の抵抗を有する感熱抵抗素子(14B)を備える。感熱抵抗素子に接続された抵抗変更手段(510)は、第1の抵抗を変更する。メモリ(16A)は、変更された第1の抵抗の大きさを表す抵抗値を記憶する。

Description

本発明はプリンタに関する。詳しくは、本発明は、交換式プリンタコンポーネント用の可変感熱抵抗素子に関する。
インクジェットテクノロジの技術分野は、比較的よく発展している。コンピュータプリンタ、グラフィックプロッタおよびファクシミリ装置等の製品が、インクジェットテクノロジで実現され、印刷された媒体を生み出している。一般に、インクジェット画像は、インクジェットプリントヘッドアセンブリと呼ばれるインク滴生成装置によって射出されたインク滴を印刷媒体上に正確に配置することによって形成される。インクジェットプリントヘッドアセンブリは少なくとも1つのプリントヘッドを含む。通常、インクジェットプリントヘッドアセンブリは、印刷媒体の表面上を移動する可動キャリッジに支持され、マイクロコンピュータその他のコントローラのコマンドにしたがって適切な時点でインク滴を噴射するように制御される。その場合、インク滴の塗布のタイミングは、印刷中の画像のピクセルパターンに対応するようにしている。
インクジェットプリンタは少なくとも1つのインク供給源を有する。インク供給源は、インク貯蔵器を有するインク容器を含む。インク供給源は、インクジェットプリントヘッドアセンブリと共にインクジェットカートリッジすなわちペンの中に格納することもできるし、別に格納することもできる。インク供給源をインクジェットプリントヘッドアセンブリとは別に収納した場合、ユーザは、インクジェットプリントヘッドアセンブリを交換することなく、インク供給源を交換することができる。そして、インクジェットプリントヘッドアセンブリは、インク供給源を交換する時ではなく、プリントヘッドの寿命またはその付近で交換される。
従来のプリンタシステムは通常、インクジェットカートリッジ、インクジェットプリントヘッドアセンブリ、インク供給源等のような、1以上の交換式プリンタコンポーネントを有する。従来のシステムの中には、交換式プリンタコンポーネントにオンボードメモリを設けることにより、その交換式コンポーネントに関する情報をプリンタに伝達するものがある。例えばインクジェットカートリッジの場合、オンボードメモリは通常、製造日(過度に古いインクがプリントヘッドに損傷を与えないようにするため)、インク色(誤取付を防止するため)、製品識別コード(互換性のないインクや粗悪なインクが他のプリンタ部品に入り込みそれらに損傷を与えないようにするため)等の情報を記憶している。そのようなメモリは、インクレベル情報等のようなインク容器に関する他の情報を更に記憶している場合もある。インクレベル情報をプリンタに送信することにより、インクの残量を示すことができる。ユーザは、そのインクレベル情報を観察することで、空になったインク容器を交換する必要性を予期することができる。
一部のインクジェットプリントヘッドアセンブリ等のように、交換式プリンタコンポーネントの中には、感熱抵抗素子(TSR)を有するものがある。TSRの目的は、プリンタがプリントヘッドアセンブリの温度を判定できるようにすることである。TSR材料の濃度が分かれば、熱抵抗係数(TCR)を判定することができる。プリンタは、TCRと測定したTSRの抵抗に基づいてプリントヘッドアセンブリの温度を判定することができる。
一般に、プリントヘッドアセンブリは動作時に温度が上昇する。プリンタは、TSRを監視し、印刷アルゴリズムを変更してエネルギーを加減することにより、射出インク滴のサイズを変更することができる。ダイが低温の場合(例えばプリンタに新たなカートリッジを取り付けたばかりのとき)、プリンタは、そのプリントヘッドアセンブリが低温であることを認識し、さらにエネルギーを供給して、インク滴をわずかに大きくする。ダイの温度が上昇するのに従って、プリンタはエネルギーの供給を減らしてゆく。システムによっては、プリントヘッドアセンブリの温度を監視して、オーバヒートを防止するものもある。温度が特定の閾値に達するとプリンタは待機モードに入り、プリンタは短時間だけ停止し、プリントヘッドアセンブリが冷却されるようにする。
従来のプリンタシステムでは、アナログハードウェアを用いて既知の温度におけるTSRの抵抗を測定し、それを後の温度判定の際に開始点として使用している。この初期抵抗測定はアナログ測定であり、あまり正確ではない。また、アナログ測定ハードウェアはプリンタの高価な部品でもある。
特定温度におけるTSR抵抗を符号化し、交換式プリンタコンポーネントに記憶しておくことにより、アナログ測定ハードウェアと、それに関連するコストを不要にすることが望ましい。その後プリンタは、符号化したデータを追加要素とともに使用することで、TSR抵抗の初期アナログ測定を実施することなく、プリントヘッドアセンブリの温度を判定できることが望ましい。
通常、交換式プリンタコンポーネントのメモリにおいて使用可能なビットの数は限られている。空きがあればさらにビットを実現することもできるが、ビットの追加により交換式プリンタコンポーネントのコストは増大する。メモリの特定のビットを「二重に使用」し、ある種の情報を表すビットを、符号化したTSR情報を表すのにも使用することが望ましい。
交換式プリンタコンポーネントメモリにおける特定タイプのビットの場合、「ペン特異」ビットのように、比較的ランダムなビット値の分布を有することが望ましく、同じビット値が頻繁に反復されることなく(もし反復したとしても)、各メモリがペンの一意性に関して一意の値を記憶することが望ましいものがある。しかしながら、特定のウェハ上のTSRをすべて同じ公称抵抗値に設計した場合、TSRの測定抵抗値を表すビット値は比較的狭い範囲に点在し、そのビット値でペン特異性とTSR情報とを両方表現したいときに望ましいランダム性が得られなくなる。製造時にTSRの公称抵抗を変化させ、TSRビット値の範囲を拡大することにより、もっと高いランダム性、すなわちペン特異値に関するもっと高い一意性を得ることが望ましい。
本発明の一形態は、第1の抵抗を有する感熱抵抗素子を備えた交換式プリンタコンポーネントを提供する。感熱抵抗素子に接続された抵抗変更手段は、第1の抵抗を変更する。一実施形態において、メモリは変更した第1の抵抗の大きさを表す抵抗値を記憶する。
好ましい実施形態に関する下記の詳細な説明では、その一部を形成する添付の図面を参照する。そこでは、本発明を実施することが可能な特定の実施形態を例として示す。本発明の範囲から外れることなく、他の実施形態を用いたり、構造的または論理的変更を施す場合もあると考えるべきである。従って、下記の詳細な説明は限定の意味にとるべきでなく、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によって規定される。
I.インクジェットプリンタ
図1は、本発明の一実施形態によるインクジェットプリンタの主なコンポーネントを示す電気ブロック図である。インクジェットプリンタ10は、交換式インクジェットカートリッジ12を有する。インクジェットカートリッジ12は、インクジェットプリントヘッドアセンブリ14と、メモリ16と、インク供給源26とを有する。インクジェットカートリッジ12は、プリンタ10からプラグにより取外し可能である。インクジェットプリントヘッドアセンブリ14は、少なくとも1つのプリントヘッド14Aと、感熱抵抗素子(TSR)14Bとを有する。メモリ16は、RAM、ROM、EEPROM等のような複数の形態のメモリを含む場合もあり、インクジェットプリントヘッドアセンブリ14およびインク供給源26に関するデータを記憶する。一実施形態において、メモリ16は、工場で書込まれたデータとプリンタが記録したデータとを含む。一実施形態において、メモリ16は、具体的には、13個の「ヒュージブル」ビットと13個の「マスク」ビットとを有する26ビットROM16Aを含む。代替実施形態において、ROM16Aの26個のビットはすべてヒュージブルビットである場合もある。ヒュージブルビットを用いた場合、製品寿命の任意の時点で適当な装置を用いてヒュージブルビットに書き込みを行なうことができる。そのため、ヒュージブルビットの使用により多大な柔軟性が得られる。これに対し、マスクビットは、製造プロセス中に定義された「ハードコード」ビットである。
各ヒュージブルビットの設定は、ヒュージブルビットを表す回路300A(図3Aに示す)において抵抗器を溶断することによって行なうことができる。各マスクビットの設定は、マスクビットを表す回路300B(図3Bに示す)に抵抗器を追加することによって行なうことができる。一実施形態において、ROM16Aは、インクジェットプリントヘッドアセンブリ14と一体化される場合がある。代替実施形態において、ROM16Aはインク供給源26と一体化される場合もある。当業者であれば、インクジェットプリントヘッドアセンブリ14およびインク供給源26をインクジェットカートリッジ12に組込むのではなく、個別に収納し、それらが別個のメモリを有していてもよい、ということが分かるであろう。
プリンタ10は、インクジェットカートリッジ12とコントローラ34との間の通信用の通信ライン20を含む。通信ライン20は、アドレスライン20Aと、第1符号化イネーブルライン20Bと、第2符号化イネーブルライン20Cと、出力ライン20Dとを含み、一実施形態において、それらがすべてROM16Aに接続される。本発明の一形態において、アドレスライン20Aは13本のアドレスラインを含む。第1符号化イネーブルライン20Bは、ROM16Aのヒュージブルビットを選択するのに使用され、第2符号化イネーブルライン20Cは、ROM16Aのマスクビットを選択するのに使用される。アドレスライン20Aは、特定のヒュージブルビットまたは特定のマスクビットを選択するのに使用される。選択したヒュージブルビットまたはマスクビットの値は、出力ライン20Dで出力を検出することによって読み出される。
インクジェットプリントヘッドアセンブリ14、メモリ16およびインク供給源26はコントローラ34に接続される。コントローラ34は、様々なプリンタコンポーネントすなわちサブアセンブリを制御するための電子回路とファームウェアとを両方含む。プリンタドライバに組込まれる場合がある印刷制御手順35により、メモリ16からデータが読み出され、メモリ16から取得したデータに従ってプリンタの動作が調節される。コントローラ34は、インクジェットプリントヘッドアセンブリ14およびインク供給源26を制御し、インク滴がプリント媒体32上に所定の様式で噴射されるようにする。
ホストプロセッサ36は、コントローラ34に接続され、中央演算処理装置(CPU)38とソフトウェアプリンタドライバ40とを含む。モニタ41は、ホストプロセッサ36に接続され、インクジェットプリンタ10の状態を示す様々なメッセージを表示するのに使用される。あるいはプリンタ10は、スタンドアロンに構成したりネットワーク動作用に構成したりすることもでき、その場合、メッセージはプリンタのフロントパネルに表示される。
II.TSR情報の符号化
図1に示すように、インクジェットプリントヘッドアセンブリ14はTSR14Bを含む。一実施形態において、TSR14Bは、0.5%が銅、99.5%がアルミニウムである。製造プロセス中にTSR14Bの抵抗を測定し、ROM16A内のいくつかのビットに「書き込み」を行い、測定した抵抗を表す符号化値を記憶させる。
一実施形態において、ウェハ上の各プリントヘッドアセンブリ14におけるTSR14Bの抵抗は32℃で測定される。本発明の一形態では、1つのウェハ上に280個のプリントヘッドアセンブリ14が形成される。測定した抵抗値は切捨てる(例えば258.9Ωは258Ωになる)。そして、切捨て後の抵抗値を、図2に示す抵抗−符号化値ルックアップテーブル200の中から見つける。
ルックアップテーブル200は、列202A,202Bと、複数のエントリ204とを含む。ルックアップテーブル200の各エントリ204は、抵抗値(列202Aに示す)をビット値の集合(列202Bに示す)に関連付ける。測定した抵抗値に対する列202Bで見つかったビット値に基づき、ROM16Aの対応するビットに書き込みを行い、TSR抵抗情報を記憶する。ROM16Aの書き込みを行なったビットは、後で試験を行い、正しい符号化TSR抵抗値が記憶されたことを確認する。本発明の一形態では、エラーを防止するため、書き込まれたTSRビットが全く無かった場合(すなわち0から1へ変更されたビットが無かった場合)、その部分をウェハ単位で不合格にする。変更されたTSRビットが全くない場合、それは、ビット書き込みプロセス中にその部分が何らかの形でスキップされたか、またはビット書込みプロセスがその部分に対して正しく作用しなかったことを意味する。
III.ROM回路
ROM16Aに対するビット書き込みプロセスは、そのビットがヒュージブルビットであるかマスクビットであるかによって異なる。図3Aは、ROM16Aのヒュージブルビットの状態を規定する回路を示す概略図である。回路300Aは、第1符号化イネーブル入力(E_on)302と、出力(id_out)304と、アドレス入力306と、トランジスタ308と、抵抗器310と、トランジスタ312と、第2符号化イネーブル入力(E_off)314と、トランジスタ316と、接地部(p_gnd)318とを含む。アドレス入力306は、アドレスライン20A(図1に示す)のうちの1本に接続される。第1符号化イネーブル入力302は、第1符号化イネーブルライン20B(図1に示す)に接続される。第2符号化イネーブル入力314は、第2符号化イネーブルライン20C(図1に示す)に接続される。出力304は、出力ライン20D(図1に示す)に接続される。
一実施形態において、トランジスタ308、312、316はそれぞれ、電界効果トランジスタ(FET)である。アドレス入力306は、トランジスタ308のドレインに接続される。第1符号化イネーブル入力302は、トランジスタ308のゲートに接続される。トランジスタ308のソースは、トランジスタ312のゲートとトランジスタ316のドレインに接続される。トランジスタ316のゲートは、第2符号化イネーブル入力314に接続される。トランジスタ316のドレインは、トランジスタ308のソースとトランジスタ312のゲートに接続される。トランジスタ316のソースは、接地部318に接続される。出力304とトランジスタ312のドレインとの間には、抵抗器310が配置される。トランジスタ312のソースは、接地部318に接続される。
回路300Aで表されるビット等のような、ROM16Aのヒュージブルビットは、第1符号化イネーブル入力302をハイに設定し、アドレス入力306をハイに設定し、出力304で信号を検出することにより読み出される。第1符号化イネーブル入力302は、第1符号化イネーブルライン20Bをコントローラ34によりハイに設定することによって、ハイに設定される。アドレス入力306は、アドレス入力306に接続されたアドレスライン20Aをコントローラ34によりハイに設定することによって、ハイに設定される。出力304における出力電圧は、出力ライン20Dの電圧をコントローラ34で検出することによって、検出される。
トランジスタ308は、入力302,306を有するANDゲートとして働く。入力302と入力306がいずれもハイである場合、トランジスタ308を通じて電流が流れ、トランジスタ312がオンになる。トランジスタ312は、出力304を駆動する駆動用トランジスタとして働く。抵抗器310が溶断されている場合、出力304の電圧はハイになり、論理1を示す。抵抗器310が溶断されていない場合、出力304の電圧はローになり、論理0を示す。一実施形態において、抵抗器310は、大電流を流すことによって溶断される。トランジスタ316は、トランジスタ312がオフでなければならない時にトランジスタ308からの漏れ電流がトランジスタ312をオンにしてしまうのを防止するための、アクティブプルダウンとして使用される。トランジスタ316は、第2符号化イネーブル入力314をハイに設定することによってオンになる。トランジスタ316がオンになると、トランジスタ316は、トランジスタ308からの電流を接地部へ流す。
抵抗器310を溶断することの他に、機械的切断、レーザ切断および他の方法等のような他の方法を用いて開回路を形成し、ROM16Aのビットの状態を規定することもできる。
図3Bは、ROM16Aのマスクビットの状態を規定する回路を示す概略図である。回路300Bは、図3Aに示した回路300Aと実質的に同じであるが、抵抗器310はスイッチ320で置き換えられ、トランジスタ322はトランジスタ312よりも幅が狭くなっている。一実施形態において、スイッチ320は、実際の物理スイッチではなく、抵抗器の有無を表している。本発明の一形態では、製造プロセス中に抵抗器320を付加し、論理1ビット値を提供する。スイッチ320の位置に抵抗器があれば、その抵抗器は、出力304とトランジスタ322との間の開回路として働くのに十分な抵抗を有する。スイッチ320の位置に抵抗器がなければ、出力304とトランジスタ322との間に抵抗は付加されない。
アドレス入力306は、アドレスライン20A(図1に示す)のうちの1本に接続される。第1符号化イネーブル入力302は、第2符号化イネーブルライン20C(図1に示す)に接続される。第2符号化イネーブル入力314は、第1符号化イネーブルライン20B(図1に示す)に接続される。出力304は、出力ライン20D(図1に示す)に接続される。
アドレス入力306は、トランジスタ308のドレインに接続される。第1符号化イネーブル入力302は、トランジスタ308のゲートに接続される。トランジスタ308のソースは、トランジスタ322のゲートとトランジスタ316のドレインに接続される。トランジスタ316のゲートは、第2符号化イネーブル入力314に接続される。トランジスタ316のドレインは、トランジスタ308のソースとトランジスタ322のゲートに接続される。トランジスタ316のソースは、接地部318に接続される。出力304とトランジスタ322のドレインとの間には、スイッチ310が配置される。トランジスタ322のソースは、接地部318に接続される。
回路300Bで表されるビット等のような、ROM16Aのマスクビットは、第1符号化イネーブル入力302をハイに設定し、アドレス入力306をハイに設定し、出力304で信号を検出することにより読み出される。第1符号化イネーブル入力302は、第2符号化イネーブルライン20Cをコントローラ34によりハイに設定することによって、ハイに設定される。アドレス入力306は、アドレス入力306に結合されたアドレスライン20Aをコントローラ34によりハイに設定することによって、ハイに設定される。出力304の出力電圧は、出力ライン20Dの電圧コントローラ34で検出することによって、検出される。
トランジスタ308は、入力302,306を有するANDゲートとして働く。入力302と入力306がいずれもハイである場合、トランジスタ308を通じて電流が流れ、トランジスタ322がオンになる。トランジスタ322は、出力304を駆動する駆動用トランジスタとして働く。スイッチ320が開いている場合(すなわち抵抗器がある場合)、出力304の電圧はハイになり、論理1を示す。スイッチ310が閉じている場合(すなわち抵抗器が無い場合)、出力304の電圧はローになり、論理0を示す。トランジスタ316は、トランジスタ322がオフでなければならない時にトランジスタ308からの漏れ電流がトランジスタ322をオンにしてしまうのを防止するための、アクティブプルダウンとして使用される。トランジスタ316は、第2符号化イネーブル入力314をハイに設定することによってオンになる。トランジスタ316がオンとなると、トランジスタ316は、トランジスタ308からの電流を接地部へ流す。
IV.ROMの内容
図4は、本発明の一実施形態によるROM16Aに記憶された情報を示すテーブルである。テーブル400は、アドレスライン識別子402と、符号化イネーブルライン識別子404と、ビットタイプ識別子406Aおよび406B(合せてビットタイプ識別子406と呼ぶ)と、ビット値408と、フィールド410A〜410J(合せてフィールド410と呼ぶ)とを含む。テーブル400は、部分412と部分414とに分割される。テーブル400の部分412は、ヒュージブルタイプ識別子406Aによって示されるように、ヒュージブルビットに関する情報を表す。テーブル400の部分414は、マスクタイプ識別子406Bによって示されるように、マスクビットに関する情報を表す。アドレスライン識別子402の各々は、アドレスライン20A(図1に示す)のうちの1本を表し、ヒュージブルビットまたはマスクビットのいずれかに対応する。ヒュージブルビットおよびマスクビットにはいずれも、そのビットに関連する特定のアドレスライン20Aを示す1〜13の番号が付けてある。符号化イネーブルライン識別子404は、対応するビットを選択するために設定しなければならない符号化イネーブルライン20Bまたは20Cを示す。符号化イネーブルライン識別子404の「1」は、ヒュージブルビットを選択するのに使用される第1符号化イネーブルライン20Bに対応する。符号化イネーブルライン識別子404の「2」は、マスクビットを選択するのに使用される第2符号化イネーブルライン20Cに対応する。
ヒュージブルビット1〜13およびマスクビット1〜13は、複数のフィールド410に分割される。特定のフィールド410内の各ビットはビット値408を含む。ビットを設定した場合、そのビットは対応するビット値408に示された値を有する。ビットを設定していない場合、そのビットは0の値を有する。一実施形態において、ヒュージブルビット1〜13およびマスクビット1〜13はROM16Aの製造時に設定される。代替実施形態において、ヒュージブルビット1〜13はROM16Aの製造後に設定される。また、上述したように、ROM16Aは、代替実施形態において全ビットを製造後に設定できるように全てヒュージブルビットにする場合がある。
TSR/ペン特異フィールド410Aはヒュージブルビット11〜13を含む。一実施形態において、ヒュージブルビット11〜13は、TSR14Bの測定された抵抗を表す最上位3ビットである。上述したように、TSR14Bの測定された抵抗を表すビットは、ルックアップテーブル200の列202Bから取り出される。また、後述するように、これらのTSRビットはペン特異の情報を提供するのにも使用される。
インク充填フィールド410Bはヒュージブルビット9〜10を含む。一実施形態においてヒュージブルビット9〜10は、インク量低下警告を表示すべき場合を判定するための、基準レベルすなわちトリガレベルを提供する。
マーケティングフィールド410Cはヒュージブルビット5〜8を含む。一実施形態においてヒュージブルビット5〜8は、インクジェットカートリッジを特定のプリンタで使用することができるか否かを識別するために使用される。
TSR/ペン特異フィールド410Dはヒュージブルビット1〜4を含む。一実施形態においてヒュージブルビット1〜4は、TSR14Bの測定された抵抗を表す最下位4ビットである。上述したように、TSR14Bの測定された抵抗を表すビットは、ルックアップテーブル200の列202Bから取り出される。また、後述するように、TSRビットはペン特異の情報を提供するのにも使用される。
ペン特異フィールド410Eはマスクビット12〜13を含む。一実施形態においてマスクビット12〜13は、TSR/ペン特異フィールド410Aおよび410Dに関連して使用されインクジェットカートリッジ12のペン特異の値を提供する乱数の最上位2ビットである。
フィールド410Fはマスクビット11を含む。一実施形態において、マスクビット11はデータの記憶に使用されないため、フィールド410Fは文字「NA」(すなわち、未使用)を含む。
フィールド410Gはマスクビット10を含む。一実施形態においてマスクビット10はノズル位置情報を提供する。
フィールド410Hはマスクビット9を含む。一実施形態においてマスクビット9は、ペンタイプフィールド410Iに対応するビットに関して使用されるパリティビットである。
ペンタイプフィールド410Iはマスクビット5〜8を含む。一実施形態においてマスクビット5〜8は、ROM16Aに関連するインクジェットカートリッジのタイプの識別を提供する。
ペン特異フィールド410Jは、マスクビット1〜4を含む。一実施形態では、マスクビット1〜4は、TSR/ペン特異フィールド410Aおよび410Dに関連して使用されインクジェットカートリッジ12のペン特異値を提供するための乱数の最下位4ビットである。フィールド410A、410D、410Eおよび410Jから成るペン特異値はインクジェットカートリッジ12を一意に識別し、それによって新たなインクジェットカートリッジが取付けられた場合をプリンタコントローラ34が判定できるようにする。一実施形態において、新たに挿入されたカートリッジのペン特異値が最近挿入された3つのカートリッジと異なる場合、プリンタは、新たなカートリッジが挿入されたものとして振る舞い、位置合せ手順、インクレベル検知リセットおよびエネルギー較正を実施する場合がある。
プリンタ10は、ROM16Aのフィールド410Aおよび410DからTSR抵抗情報を取得し、インクジェットプリントヘッドアセンブリ14の温度を判定することができる。従来の印刷システムとは異なり、プリンタ10は、TSR14Bの抵抗の初期アナログ測定を実行する必要がない。、プリンタ10は、TSR14Bの熱抵抗係数(TCR)と特定温度での抵抗(ROM16Aのフィールド410Aおよび410Dに符号化されている)を知ることにより、他の要素からインクジェットプリントヘッドアセンブリ14の温度を判定することができる。また、プリンタ10は、ROM16Aから、フィールド410A,410Dの符号化TSR情報およびフィールド410E,410Jの乱数を含むペン特異値を取得することができる。
従来のプリンタ製品では、ウェハ上のいずれのインクジェットプリントヘッドアセンブリダイについてもTSRが同じ長さに設計され、約240〜250Ωの同じ公称抵抗値に設計されていた。ペン特異値に与えるランダム性を高めるため、後で説明するように、本発明の一実施形態では、TSR14Bを異なる公称抵抗値で製造することにより、フィールド410Aおよび410DのTSR値の範囲を拡大する。
V.可変TSR
図5Aは、TSR14Bの可変長部分500を示す拡大平面図である。一実施形態において可変長部分500は、インクジェットプリントヘッドアセンブリダイの左下隅付近に配置される。本発明の一形態において、TSR14Bは、可変部分500に接続されインクジェットプリントヘッドアセンブリダイの他の領域にまで延びる他の部分を更に含む場合がある。
可変TSR部分500は、上端および下端近くに複数の遷移領域506を有する蛇行形状領域502を含む。一実施形態において、電流は、導体508を通ってTSR部分500に入り、蛇行領域502の複数の脚部を通って上下に移動し、その後導体504を通って出てゆく。
本発明の一形態において、TSR部分500に関する設計はインクジェットプリントヘッドアセンブリ14に関するダイデータベースに含まれる。TSR部分500は、金属層の堆積や、適当なフォトマスクを用いて金属層をエッチングすることにより図5Aに示す蛇行形状502を作成することなどを含む、標準的な製造技術を用いて形成される。
図5Bは、図5Aに示す可変TSR部分500の拡大平面図であり、部分500の抵抗を変化させ、それに応じてTSR14B全体の抵抗を変化させるために、短絡バーすなわちジャンパ510が付加されている。短絡バー510は、TSR部分500の下端付近にある第1のいくつかの遷移領域506を短絡させることによりTSR部分500を有効に短絡させ、それによってTSR14Bの公称抵抗を変化させる。そのため、電流の大部分は、蛇行部分502の第1のいくつかの脚を通して上下に移動する代りに、短絡バー510を通して水平に流れ、蛇行部分502の幅のほぼ中程に達するまで流れて、その後、蛇行部分502の残りの脚を通して上下に流れ始め、導体504を通して出てゆく。
一実施形態では、可変長短絡バー510を用いて可変TSR部分500の長さを変更することにより、ウェハ上に、長さが異なる4つのTSR14B(および4つの異なる公称抵抗値)を設ける。代替実施形態では、長さが異なる5つのTSR14B(および5つの異なる公称抵抗値)をウェハ上に設ける。さらに他の実施形態では、他の数のTSR長を与える場合もある。
本発明の一形態は、所望のTSR公称抵抗値それぞれについて固有のインクジェットプリントヘッドアセンブリダイを設計する必要なく、インクジェットプリントヘッドアセンブリにおいて可変抵抗TSRを作成する方法を提供する。一実施形態において、可変長短絡バー510は、インクジェットプリントヘッドアセンブリダイではなく、マスクフレームに付加する場合がある。従って、ウェハ上のTSR14Bの長さに関するちょっとした変更は、マスクフレームデータ(ダイデータではなく)を用いて行なわれる。
1つのウェハ(または複数のウェハ)上に、1つの汎用インクジェットプリントヘッドアセンブリダイ設計を複数回複製する。本発明の一形態では、ウェハ上に280個のインクジェットプリントヘッドアセンブリダイを形成する。データベースは、汎用ダイ設計のソフトコピーを含む。インクジェットプリントヘッドアセンブリダイを一回設計した後、その設計をウェハ大フォトマスクに280回配置する。フォトマスクは、ダイデータの他にフレームデータを更に含む。フレームは一般に各ダイの周囲の縁である。フレームデータは、ダイデータとは別に格納される。フレームは比較的大きく、数個の特徴しかもたず、280個のダイについてスポットを有する。フレームは、ダイデータベースに格納された汎用インクジェットプリントヘッドアセンブリダイの280個のコピーで占められる。フレームは、可変長短絡バー510を作成する特徴を有する。
代替実施形態では、4または5個のダイスポットを備えたフォトマスクを用いる場合がある。そのため、4または5個のインクジェットプリントヘッドアセンブリダイをプリントし、フォトマスクを移動し、さらに4つまたは5つのダイをプリントし、このプロセスを280個のダイが形成されるまで繰り返す。あるいは、フォトマスクにおける4または5個のダイをウェハ大フォトマスク等のような比較的大きなフォトマスクに挿入してもよい。フォトマスクにおける4または5個のダイは、上に重ねるフレームにより様々な長さの短絡バー510を付加し、様々な公称抵抗のTSR14Bを作成する場合を除けば、実質的に同一のものにすることが望ましい。
図6は、単一ウェハ上の複数のインクジェットプリントヘッドアセンブリ14から測定されたTSR抵抗を示す棒グラフ600である。水平軸には1〜100の範囲のペン番号が記され、各番号が単一ウェハ上の1つのインクジェットプリントヘッドアセンブリ14を表している。一実施形態においてウェハ上には最大280個までのインクジェットプリントヘッドアセンブリが存在するが、図6には100個だけを示している。垂直軸は、TSR14Bの抵抗値をオームで示している。
グラフ600に示すように、ウェハ上のインクジェットプリントヘッドアセンブリ14について、4つの異なる長さのTSR14B(および4つの異なる公称抵抗値)が存在する(符号602A、602B、602Cおよび602Dで示す)。4つのグループ602A、602B、602Cおよび602Dそれぞれの中において、TSR抵抗は同じ公称抵抗値に設計されているが、製造誤差が原因で、各グループ内でもばらつきが存在する。そのため、設計上の4個(または5個)の公称抵抗値の違いの他にも、TSR14Bの各グループ602A、602B、602Cおよび602D内には、ある範囲のTSR抵抗値が存在する。TSR14Bの厚さ、線幅および材料組成は、ウェハ全体にわたって変化する場合がある。従って、TSR14Bを公称点に設計した場合であっても、それらの部品の通常の製造の際には、特定範囲の測定値が生じるであろう。
TSR14Bの各グループ602A、602B、602Cまたは602Dにおいて、あるTSR14Bの切捨て後の抵抗値が他のTSR14Bから十分に異なる場合(例えば1オーム以上)、それら2つのTSR14Bには、TSRビットの異なる集合(ROM16Aのフィールド410Aおよび410Dに記憶されている)が割当てられる。TSR14Bの切捨て後の抵抗値間の間隔が1Ω以下である場合、それらのTSR14Bは、フィールド410Aおよび410Dに7ビットの同じ集合を有することになるが、フィールド410Eおよび410Jにある更なるビットによって、そのペン特異値に変化が生じる。グラフ600は更に、TSR14Bの公称抵抗値が可変でなかった場合、1つのグループ602A、602B、602Cまたは602D内で発生するフィールド410Aおよび410Dにおける変動だけが、比較的小さな抵抗値変動になるであろう、ということも示している。そして、同じペン特異値を得る可能性は高くなる。
本発明の一実施形態では、交換式プリンタコンポーネントにおける一定温度でのTSR抵抗を符号化して記憶することにより、アナログ測定ハードウェアおよび関連コストが不要になる。従って、プリンタ10は、追加の要素とともに符号化データを使用することにより、従来必要とされていたTSR抵抗の初期アナログ測定を実施することなく、プリントヘッドアセンブリ14の温度を判定することができる。
また、本発明の実施形態は、いくつかのビットを二重使用することにより、交換式プリンタコンポーネントメモリで通常使用可能なビットの数が制限されるという問題にも対処し、それにより更にビットを追加するための余分なコストを回避している。一実施形態では、1タイプの情報(たとえば、ペン特異の情報)を表すビットを、符号化TSR情報を表すのにも使用している。また、本発明の実施形態では、製造時にTSRの公称抵抗を変更し、TSRビット値の範囲を拡大することにより、ペン特異値のランダム性すなわち一意性を向上させている。
本明細書では好ましい実施形態を説明する目的で具体的な実施形態を例示し説明してきたが、当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなく、図示および説明した特定の実施形態を様々な代替および/または均等の実施態様で置き換えることも可能であることは、明らかであろう。化学、機械、電気機械、電気およびコンピュータ技術分野における当業者であれば、本発明を非常に広い範囲の様々な実施形態で実現することができるということも、容易に分かるであろう。この出願は、本明細書で説明した好ましい実施形態のいかなる応用または変形をもカバーすることを意図している。従って、当然ながら、この発明は、特許請求の範囲の記載した発明およびその均等によってしか限定されないことを意図している。
本発明の一実施形態によるインクジェットプリンタの主なコンポーネントを示す電気ブロック図である。 TSR抵抗値に関するビット値を示すルックアップテーブルを示す図である。 インクジェットカートリッジメモリのヒュージブルビットの状態を規定する回路を示す概略図である。 インクジェットカートリッジメモリのマスクビットの状態を規定する回路を示す概略図である。 本発明の一実施形態によるインクジェットカートリッジメモリに記憶された情報を示すテーブルの図である。 本発明の一実施形態によるTSRの可変長部分を示す拡大平面図である。 公称TSR抵抗値を変更するための短絡バーを追加した、図5Aに示す可変長TSR部分の拡大平面図である。 単一ウェハ上の複数のインクジェットプリントヘッドアセンブリから測定されたTSR抵抗を示す棒グラフである。

Claims (10)

  1. 第1の抵抗を有する感熱抵抗素子(14B)と、
    前記感熱抵抗素子に接続され前記第1の抵抗を変更するための抵抗変更手段(510)と
    からなる交換式プリンタコンポーネント(14)。
  2. 前記変更された第1の抵抗の大きさを表す記憶するメモリ(16A)を更に含む、請求項1の交換式プリンタコンポーネント。
  3. 前記メモリがROMである、請求項2の交換式プリンタコンポーネント。
  4. 前記記憶された抵抗値は、第2のタイプのコンポーネント情報の少なくとも一部を更に表す、請求項2の交換式プリンタコンポーネント。
  5. 前記抵抗変更手段は、前記感熱抵抗素子の一部を短絡させる導体である、請求項1の交換式プリンタコンポーネント。
  6. 異なる公称抵抗値を有する感熱抵抗素子(14B)を備えた複数の交換式プリンタコンポーネント(14)を形成する方法であって、
    ウェハを設けるステップと、
    複数の交換式プリンタコンポーネントであって該交換式プリンタコンポーネントのそれぞれが感熱抵抗素子を有し、該感熱抵抗素子のそれぞれが実質的に同じ公称抵抗を有する、複数の交換式プリンタコンポーネントを前記ウェハ上に形成するステップと、
    前記複数の感熱抵抗素子の公称抵抗を変更するように構成された複数の抵抗変更手段(510)を前記ウェハ上に形成し、それによって様々な公称抵抗値を有する感熱抵抗素子を形成するステップと
    からなる方法。
  7. 複数のメモリ(16A)であって該メモリのそれぞれが複数の交換式プリンタコンポーネントのうちの1つに関連する、複数のメモリを設けるステップと、
    前記感熱抵抗素子のそれぞれの抵抗を測定するステップと、
    前記複数のメモリのそれぞれに、前記メモリに関連する前記感熱抵抗素子の前記測定した抵抗の大きさを表す抵抗値を記憶するステップと
    を更に含む、請求項6の方法。
  8. 前記複数の交換式プリンタコンポーネントがそれぞれ、単一セットの汎用ダイデータに基づいて形成される、請求項6の方法。
  9. 前記複数の抵抗変更手段がそれぞれ、マスクフレームデータに基づいて形成される、請求項8の方法。
  10. プリント媒体(32)上にインク滴を選択的に付着させる少なくとも1つのインクジェットプリントヘッド(14A)を有するインクジェットプリントヘッドアセンブリ(14)と、
    前記少なくとも1つのインクジェットプリントヘッドに供給するためのインクを貯蔵するインク供給源(26)と、
    第1の抵抗を有する感熱抵抗素子(14B)と、
    前記感熱抵抗素子に接続され前記第1の抵抗を変更するための抵抗変更手段(510)と、
    前記変更された第1の抵抗の大きさを表す抵抗値を記憶するメモリ装置(16A)と、
    前記メモリ装置に接続され該メモリ装置の出力に応答し、前記記憶された抵抗値に少なくとも部分的に基づいて当該印刷システム内のコンポーネントの温度を判定するように構成されたコントローラ(34)と、
    からなる印刷システム。

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