JP2005507349A - ウェットタオルまたは湿潤した化粧用パッドの包装容器 - Google Patents
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- A47K2010/3266—Wet wipes
Abstract
Description
【0001】
本発明は、ウェットタオルまたは湿潤した化粧用パッドを収容するための包装容器に関する。
【背景技術】
【0002】
ウェットタオルや湿潤した化粧用パッドを収容するための包装容器は、従来技術から公知である。このような容器は、中に入っているウェットタオルや化粧用パッドを実質的に気密に包囲するとともに、ウェットタオルや化粧用パッドへのアクセス可能性を提供するためのものである。この場合、取出しができるだけ快適に行われ、また、何度開閉しても容器の内容物が乾燥から守られなくてはならない。
【0003】
特許文献1より、取出し開口部を通して取り出し可能であるウェットタオルの包装容器が公知である。取出し開口部は、容器の中に入っているウェットタオルの中央領域に手によるアクセスを可能にする。
【0004】
特許文献2より、ウェットタオルをつかむための準備部が少なくとも1つの縁部で提供されているウェットタオルが公知である。
【0005】
特許文献3より、水分を蓄えておくための追加層が中に挿入されている、ウェットタオルの積重ねが公知である。
【0006】
さらに、包装本体とネジ付き閉止蓋とで構成された、ウェットタオルや化粧用パッドのための市販の包装容器がある。
【0007】
上に挙げた各文献に共通しているのは、ウェットタオルや化粧用パッドがただ1つの積重ねとして配置されていることである。ウェットタオルや化粧用パッドを包装容器から快適に取り出すためには、ウェットタオルや化粧用パッドの寸法に実質的に対応する開口部を開けるか、または、ウェットタオルや化粧用パッドへのアクセスをウェットタオルや化粧用パッドの表面中心部に対して行わなければならない。この場合、指でつかんで、ウェットタオルや化粧用パッドよりも小さい寸法を有している取出し開口部を通過させるために、ウェットタオルや化粧用パッドを変形させることになる。取出し開口部が大きいと、取出し開口部を開けたときに、中に入っているタオルやパッドがすぐ乾いてしまうという問題が生じる。たとえばネジ付き閉止蓋を備える市販の包装容器には、非常に大きな開口部が空いている。ネジ付き閉止開口部の取外しは、蓋のネジを緩めて外すことによって行われ、そのためにはネジ付き閉止蓋および/または包装体を何度も持ちなおすことが必要になる。パッドの取出しを行うのが快適でない。それに加えて大きな取出し開口部が空けられていて、そのため、中に入っているタオルやパッドの乾燥というすでに前述の問題の可能性が高くなる。特許文献3で意図されているように水分を蓄える層を追加的に挿入するのは高いコストがかかり、処分量を増やしてしまう。しかも追加の挿入物は、タオルやパッドを挿入するのに利用できない空間を占めることになる。
【0008】
【特許文献1】
欧州特許出願第1 002 746 A1号明細書
【0009】
【特許文献2】
欧州特許出願第0 857 453 A1明細書
【0010】
【特許文献3】
欧州特許出願第0 978 247 A1号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明の課題は、ウェットタオルや化粧用パッドの快適な取出しを可能にし、中に入っているウェットタオルや化粧用パッドを乾燥から良く防護するとともに、簡単かつ好都合に製造可能である、ウェットタオルまたは化粧用パッドを収容する包装容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
この課題は、少なくとも2つの積重ねのウェットタオルまたは湿潤した化粧用パッドを収容するための包装容器であって、異なる積重ねとされたウェットタオルまたは湿潤した化粧用パッドが部分領域でのみ重なり合っていて、すなわち、1つの積重ねとされているそれぞれ2つのウェットタオルまたは化粧用パッドの間で、他の積重ねのウェットタオルまたは化粧用パッドを前記部分領域に挿入してあり、包装容器は、領域的に重なり合って配置されているウェットタオルまたは湿潤した化粧用パッドの外側形状に対応しているがウェットタオルまたは化粧用パッドのそれぞれの基本形状とは異なる外側形状を有していて、ウェットタオルまたは化粧用パッドの重なり合い領域へ手でアクセスする領域に、取出し開口部が設けられていることによって解決される。
【0013】
すなわち本発明による包装容器は、それ自体としては任意の基本形状、すなわちたとえば円形、楕円形、あるいは多角形であってよい基本形状をそれぞれ有する、少なくとも2つの積重ねのウェットタオルまたは湿潤した化粧用パッドを収容する役目をするものである。タオルやパッドが部分領域でのみ重なり合っていることで、タオルまたはパッドの基本形状とは異なる外側形状が生じる。この外側形状は、少なくとも2つの積重ねのウェットタオルまたは化粧用パッドを取り囲んでいる。タオルまたはパッドは、互いに交互に重なり合うように配置されている。この重なり合いの領域で、一方の積重ねまたは他方の積重ねの縁部のところでタオルまたはパッドを交互につかめる。そのために、この重なり合い領域へ手でアクセスする領域に取出し開口部が設けられている。取出し開口部は、タオルまたはパッドの基本形状よりも小さく構成されていてよく、それにもかかわらず、タオルやパッドの快適な取出しを可能にする。タオルまたはパッドの形状に合わせて適合化された包装容器の外側形状により、外観的に人に訴えかける印象が惹起される。
【0014】
包装容器の外側形状は、2つまたはそれ以上の基本形状の重なり合いによって形成され、もしくは規定される。たとえば円形の基本形状と角形の基本形状といった異なる基本形状を選択することも考えられる。しかしながら美観上の理由からは、少なくとも類似する形態を有する基本形状を選択するのが好都合であることが判明している。円形または楕円形の底面をもつ基本形状を選択するのが特に好ましいことが判明している。この場合、包装容器は8の字に似た外側形状を有する。このような形状は、包装容器の簡単な製作という観点や、美観上の形態という観点から好ましいことが判明している。
【0015】
さらに、取出し開口部が、少なくとも領域的に取外し可能な、包装容器の壁部からの切抜部で形成されていると好ましいことが判明している。
【0016】
包装容器を最初に使用する前に、中に入っているウェットタオルや化粧用パッドができるだけ気密に包囲されるのが望ましい。したがって、ウェットタオルまたは化粧用パッドが初回に取り出されるときに初めて、取出し開口部が形成されるのが好ましいことが判明している。そのために取外し可能な切抜部は、少なくとも円周の一部に沿って脆弱部を有しているのが好ましい。
【0017】
この脆弱部は、包装容器の壁部にある切取線として構成されるのが好ましい。そうすれば、追加の工具を手に取る必要なしに、切抜部の快適な取外しが可能である。また、切取線は容易に製作可能である。
【0018】
本発明の別の実施形態では、取出し開口部を選択的に開いたり、実質的に気密に閉じたりする、繰り返し使用可能な閉止手段が設けられるのが好ましいことが判明している。このような閉止手段は、たとえば、取出し開口部を全面的に覆い、少なくとも取出し開口部の範囲外に接着剤を備えている封止フィルムまたは接着フィルムとして構成されていてよく、この接着剤によって閉止手段が包装容器の壁部と取外し可能に結合され、取出し開口部が実質的に気密に閉止される。
【0019】
この発明思想の発展例として、閉止手段が包装容器の壁部の切抜部と取外し不能に結合されていて、取出し開口部を形成するために閉止手段を最初に取り外すことによって、閉止手段と取外し不能に結合されている切抜部が少なくとも領域的に包装容器の壁部から分離されることが提案される。最初の使用時に、切抜部が少なくとも領域的に包装容器の壁部から分離される。しかし切抜部は閉止手段に付いたまま保たれる。包装容器の壁部から切抜部を分離するために追加の取扱工程が必要なく、このような分離は閉止手段を引き剥がすことによって、または旋回させることによって行われる。さらに、壁部から分離された切抜部を別個に処分する必要もない。
【0020】
包装容器は、収容空間を形成する包装本体とカバーとを有しているのが好ましい。
【0021】
包装容器への充填をするときは、ウェットタオルまたは化粧用パッドを包装容器の収容空間へ挿入可能であり、その後、包装本体にカバーを装着可能である。カバーは、たとえば縁部領域が包装本体の縁部領域と結合されたフィルムでできていてよい。この結合は、たとえば接着や溶着によって実施可能である。
【0022】
この場合、取出し開口部は包装容器のカバーに形成されるのが好ましい。
【0023】
さらに、包装容器またはその包装本体および/またはカバーがプラスチックでできていると好ましいことが判明している。包装の構成部品を製造するには、たとえばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチロールなどの熱可塑性の量産樹脂が適している。上に挙げた材料は軽量で安価であり、包装の構成部品の自由な造形を可能にする。使用するプラスチックは透明または染色されていてよく、外面または内面に適当な装飾を備えていてよい。包装本体が深絞り部品として構成されていると、包装容器の好都合な製造にとって特別に好ましいことが判明している。それにより、少ない壁厚およびそれに伴う少ない材料消費で十分な安定性をもって、および良好な表面品質をもって、包装本体を製造可能になる。深絞りフィルムの使用されるべき材料壁厚は400から800μmであるのが好ましい。包装容器の好ましい寸法は請求項12から16に記載されている。
【0024】
包装容器の中に入れられるべきパッドまたは化粧用タオルは、木綿不織布またはビスコース不織布でできているのが好ましく、場合により、1から10 dtexと3から60 mmの長さをもつ合成繊維、好ましくは複合繊維および/またはポリエステル繊維が添加される。同様に、0.1から0.9 dtexのポリエステルミクロ繊維の添加も考えられる。パッドまたはタオルは、エアレイ法、カード法、ニードルパンチ法、水流絡合法といった通常の不織布形成法で製作され、場合により熱的または化学的な結合剤によって固化される。乾燥状態のパッドまたはタオルの単位面積あたり重量は40から300 g/m2であり、好ましくは60から150 g/m2、特に70から90 g/m2である。
【0025】
包装容器へ充填をするとき、パッドは乾燥した状態で包装本体の中に入れられる。2枚から5枚のパッドを入れた後に、調量ポンプを使って洗浄液が塗布される。この液体は、たとえば水溶液または水中油滴型エマルジョンまたは脂肪中水型エマルジョンからなっていてもよい。この液体はその他の手入れ成分、たとえばアロエベラのような植物抽出物、および/または香料、香水、および/または保存剤などを含んでいてもよい。1枚のパッドは0.5から6 g、好ましくは1.5から3 gの液体を吸収するので、パッドの総重量のおよそ60から90%が液体の割合で占められる。たとえば直径が70 mmと90 mmの楕円形をした木綿パッドは約0.4gであり、洗浄液の吸収後には2.5 gとなり、したがって液体の重量割合は84%となる。円形または楕円形のパッドの場合、小さいほうの直径は特に30mmから110mmであり、大きいほうの直径は30 mmから220 mmである。直径は60 mmから80 mmの範囲ないし70 mmから110 mmの範囲であるのが好ましい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
本発明のその他の好ましい実施形態や具体的事項は、図面に示されている実施例を参照しながら本発明を詳しく記述、説明する以下の記述から明らかである。
【0027】
図1は、実質的に円形の基本形状を有するウェットタオルまたは湿潤した化粧用パッド2のための、本発明による包装容器を平面図で示す。ウェットタオルまたは化粧用パッド2は、2つの積重ね3,4として配置されている。一方の積重ねのウェットタオルは、他方の積重ねのウェットタオルと重なり合っている。それぞれの積重ねが互いに押し込まれた、重なり合い領域6が形成されている。積重ね3および4は、互いに押し込まれた両方の積重ね3および4の外側形状に実質的に対応する、ほぼ8の字形の外側形状を有する包装本体8に収納されている。
【0028】
図2は、ウェットタオルまたは化粧用パッドがどのように領域的に重なり合っているかを示している。一方の積重ね3とされている化粧用パッド10が、それぞれ他方の積重ね4の2つの化粧用パッド12の間に挿入されている。
【0029】
両方の積重ね3,4を取り囲む包装本体8は、取出し開口部16を備えるカバー14を有している。カバー14はフィルムとして構成されていて、外部に対して包囲された鍔状の縁部区域17に沿って包装本体8と溶着されている。
【0030】
図3には、ほぼ中央部に取外し可能な切抜部18を有するカバー14が取り付けられた包装本体8が図示されていて、この切抜部は、円周に沿って切取線の形態で構成された脆弱線20によって区切られている。この取外し可能な切抜部18は、積重ね方向24(図1)で見て重なり合い領域6の上側に設けられた取出し開口部16を形成している。図4は図3の包装容器を示していて、ここでは取出し開口部16ないし切抜部18は、切抜部18を完全に覆う舌部28の形態の閉止手段26で隠されている。この舌部28は、カバー14のほうを向いている側30に接着剤塗布部32を備えている。この接着剤塗布部は切抜部18と取外し不能に結合されていて、カバー14の、外部を向いているほうの可視側34に取外し可能に付着している。舌部28は、接着剤なしで構成されていて「指で持ち上げる部分」としての役目をする、長手方向の端部に設けられたつかみ領域36を有している。
【0031】
包装容器を開けるには、ユーザーが舌部28のつかみ領域36を指で持ってから、舌部を上方または下方に向かって引き剥がす。このとき、カバー14の壁部から取外し可能な切抜部18がその切取線22に沿って、舌部28とともにカバー14から引き離され、それによって取出し開口部16が形成される。この時点でユーザーは、ウェットタオルまたは湿潤した化粧用パッドの重なり合い領域6にアクセス可能であり、そのつど一番上にある化粧用パッドをその縁部領域38(図2参照)で指でつかみ、取出し開口部36を通して包装容器から取り出し可能である。その後、舌部28を再びカバーの可視面34の上に載せ、指をその上に押し付ければ、接着剤塗布部32によって包装容器が再び実質的に気密に閉じられる。
【0032】
図5から明らかなように、舌部28をカバー14から完全に取り外す必要はない。分離可能な切抜部18は長孔状に構成されていて、取出し開口部16を形成するためには閉止舌部28を部分的にのみ可視面30から剥がせば十分であり、この取出し開口部は、そのつどのウェットタオルまたは化粧用パッドを包装容器から取り出すのに十分な大きさである。このことは、形成される取出し開口部16に対する舌部28の所定の位置が正しく維持され、舌部28を正しい閉止位置へと再び移動可能であるという理由から、格別に好ましいことが判明している。舌部28が引き剥がされすぎるのを防ぐために、切抜部18が切取線22で完全に取り囲まれるのではなく、切抜部18が、特に開口方向40に対して実質的に横向きに延びる線42を介してカバー14に結合されたまま保たれると、格別に好ましいことが判明している。そうすれば、このような結合は舌部28が引き離されすぎることも防止する。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明による包装容器を示す平面図である。
【図2】図1の包装容器を図1の矢印II−IIの方向から見た断面図である。
【図3】図1の包装容器を示す斜視図である。
【図4】閉止手段を備える包装容器を示す、図3に対応する図である。
【図5】閉止手段が部分的に開かれた図4の包装容器を示す図である。
Claims (17)
- ウェットタオルまたは湿潤した化粧用パッド(20,10,12)の少なくとも2つの積重ね(3,4)を収容するための包装容器において、異なる積重ね(3,4)とされたウェットタオルまたは湿潤した化粧用パッド(10,12)が部分領域(6)でのみ重なり合っていて、すなわち、1つの積重ね(4)のそれぞれ2つのウェットタオルまたは化粧用パッド(12)の間で、他の積重ね(3)とされたウェットタオルまたは化粧用パッド(10)を前記部分領域(6)に挿入していて、前記包装容器は、領域的に重なり合って配置されている前記ウェットタオルまたは湿潤した前記化粧用パッド(20,10,12)の外側形状に対応しているが前記ウェットタオルまたは前記化粧用パッド(20,10,12)のそれぞれの基本形状とは異なる外側形状を有し、前記ウェットタオルまたは前記化粧用パッド(20,10,12)の前記重なり合い領域(6)へ手でアクセスする領域に、取出し開口部(16)が設けられていることを特徴とする包装容器。
- 8の字形に類似した外側形状を有している、請求項1に記載の包装容器。
- 前記取出し開口部(16)が、少なくとも領域的に取外し可能な、包装容器の壁部からの切抜部(18)で形成されている、請求項1または2に記載の包装容器。
- 前記取外し可能な切抜部(18)が少なくともその円周の一部に沿って脆弱部(20)を有している、請求項3に記載の包装容器。
- 前記脆弱部(20)が切取線(22)からなる、請求項4に記載の包装容器。
- 前記取出し開口部(16)を選択的に開けたり実質的に気密に閉じたりする、繰り返し使用可能な閉止手段(26)が設けられている、請求項1から5のうち少なくとも1項に記載の包装容器。
- 前記閉止手段(26)が、包装容器の壁部の切抜部(18)と取外し不能に結合されていて、前記取外し開口部(16)を形成するために前記閉止手段(26)を最初に取り外すことによって、前記閉止手段(26)と取外し不能に結合された前記切抜部(18)を少なくとも領域的に包装容器の壁部から分離可能である、請求項6に記載の包装容器。
- 包装容器が、収容空間を形成する包装本体(8)とカバー(14)とを有する、請求項1から7のうち少なくとも1項に記載の包装容器。
- 取出し開口部(16)を前記カバー(14)として形成している、請求項8に記載の包装容器。
- 包装容器またはその包装本体(8)および/またはカバー(14)がプラスチックからなる、請求項1から9のうち少なくとも1項に記載の包装容器。
- 包装本体(8)が深絞り部品として作られている、請求項8から10までの少なくとも1項に記載の包装容器。
- 前記深絞り部品が400μmから800μmの壁厚を有する、請求項11に記載の包装容器。
- 包装容器が長手方向で75 mmから135 mmの外側寸法を有し、および/または横方向で65 mmから110 mmの外側寸法を有し、および/または15 mmから40 mmの高さを有する、請求項1から12のうち少なくとも1項に記載の包装容器。
- 包装容器が狭隘領域で50 mmから85 mmの外側寸法を有する、請求項1から13のうち少なくとも1項または複数項に記載の包装容器。
- 前記閉止手段(36)が60 mmから110 mmの縦方向長さと30 mmから65 mmの横方向長さとを有する、請求項6から14までの少なくとも1項または複数項に記載の包装容器。
- 前記取出し開口部(16)が40 mmから60 mmの縦方向長さと20 mmから30 mmの横方向長さとを有する、請求項1から15のうち少なくとも1項または複数項に記載の包装容器。
- 前記ウェットタオルまたは前記化粧用パッドにおける液体割合が60重量%から90重量%である、請求項1から16のうち少なくとも1項または複数項に記載の包装容器。
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