JP2002085289A - シート積層体 - Google Patents
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- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
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- A47K10/00—Body-drying implements; Toilet paper; Holders therefor
- A47K10/16—Paper towels; Toilet paper; Holders therefor
- A47K10/18—Holders; Receptacles
- A47K10/20—Holders; Receptacles for piled sheets
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H45/00—Folding thin material
- B65H45/12—Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
- B65H45/24—Interfolding sheets, e.g. cigarette or toilet papers
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47K—SANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
- A47K10/00—Body-drying implements; Toilet paper; Holders therefor
- A47K10/24—Towel dispensers, e.g. for piled-up or folded textile towels; Toilet-paper dispensers; Dispensers for piled-up or folded textile towels provided or not with devices for taking-up soiled towels as far as not mechanically driven
- A47K10/32—Dispensers for paper towels or toilet-paper
- A47K10/42—Dispensers for paper towels or toilet-paper dispensing from a store of single sheets, e.g. stacked
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/24—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
- Y10T428/2419—Fold at edge
- Y10T428/24215—Acute or reverse fold of exterior component
- Y10T428/24231—At opposed marginal edges
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/24—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
- Packages (AREA)
- Sanitary Thin Papers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 折り畳まれたウエットシートの積層体では、
上下のシートを適正な重ね幅で重ねることが必要であ
る。しかし前記重ね幅を適正にしてしかも全体の折り幅
を小さくするには困難である。 【解決手段】 各シート折り畳み体２０は、折り線２２
で中間片２３と２４が折られ、中間片２３の上に上折り
片２６が、中間片２４の下に下折り片２８が折り返され
ている。そして上のシートの下折り片２８の上に、下の
シートの上折り片２６が重ねられている。この折り構造
では、例えば全幅が２００ｍｍのシートを用い、上下の
シートの重ね幅Ｌｗを３０ｍｍ近傍にしたときに、幅寸
法を５６ｍｍ程度に短くできる。
上下のシートを適正な重ね幅で重ねることが必要であ
る。しかし前記重ね幅を適正にしてしかも全体の折り幅
を小さくするには困難である。 【解決手段】 各シート折り畳み体２０は、折り線２２
で中間片２３と２４が折られ、中間片２３の上に上折り
片２６が、中間片２４の下に下折り片２８が折り返され
ている。そして上のシートの下折り片２８の上に、下の
シートの上折り片２６が重ねられている。この折り構造
では、例えば全幅が２００ｍｍのシートを用い、上下の
シートの重ね幅Ｌｗを３０ｍｍ近傍にしたときに、幅寸
法を５６ｍｍ程度に短くできる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエットティッシ
ュペーパ、ウエットな不織布、ドライのティッシュペー
パ、ドライの不織布などが折り畳まれた状態で、順番に
取出し自在に積層されたシート積層体に関する。
ュペーパ、ウエットな不織布、ドライのティッシュペー
パ、ドライの不織布などが折り畳まれた状態で、順番に
取出し自在に積層されたシート積層体に関する。
【０００２】
【従来の技術】手ふき用、乳児のお尻拭き用、あるいは
トイレットや台所の清掃用のウェットシートは、湿潤状
態を維持するため、硬質の容器または包装シートで形成
された袋体などの包装体の中に密封して収納される。そ
して、前記包装体には、シートを順番に取出せるように
開口部が形成される。またこの種のウエットシートは、
上下に位置するシートが互いに連結された状態で組み合
わされ、上のシートが開口部から引き出されると、その
下のシートが引きずられてその上部が開口部から突出し
た状態となる。
トイレットや台所の清掃用のウェットシートは、湿潤状
態を維持するため、硬質の容器または包装シートで形成
された袋体などの包装体の中に密封して収納される。そ
して、前記包装体には、シートを順番に取出せるように
開口部が形成される。またこの種のウエットシートは、
上下に位置するシートが互いに連結された状態で組み合
わされ、上のシートが開口部から引き出されると、その
下のシートが引きずられてその上部が開口部から突出し
た状態となる。
【０００３】この種のいわゆるポップアップ式のシート
積層体の従来例を図４に示す。図４に示すシート積層体
は、複数のシート折り畳み体１が重ねられたものであ
る。このシート折り畳み体１は、中間片２から折り線３
を介して上折り片４が上方へ折り返され、前記中間片２
から折り線５を介して下折り片６が下方へ折り返された
Ｚ折り形状である。
積層体の従来例を図４に示す。図４に示すシート積層体
は、複数のシート折り畳み体１が重ねられたものであ
る。このシート折り畳み体１は、中間片２から折り線３
を介して上折り片４が上方へ折り返され、前記中間片２
から折り線５を介して下折り片６が下方へ折り返された
Ｚ折り形状である。
【０００４】前記シート折り畳み体１が上下に積層さ
れ、上側のシート折り畳み体１の中間片２と下折り片６
との間に、下側のシート折り畳み体１の上折り片４が挟
まれ、前記下折り片６と上折り片４とが、所定幅Ｌｗの
重ね代において重ね合わされている。シートがウエット
ティッシュなどのウエット状態の場合には、前記重ね代
において下折り片６と上折り片４とが、水膜を介して密
着している。
れ、上側のシート折り畳み体１の中間片２と下折り片６
との間に、下側のシート折り畳み体１の上折り片４が挟
まれ、前記下折り片６と上折り片４とが、所定幅Ｌｗの
重ね代において重ね合わされている。シートがウエット
ティッシュなどのウエット状態の場合には、前記重ね代
において下折り片６と上折り片４とが、水膜を介して密
着している。
【０００５】前記シート折り畳み体１が積層されたシー
ト積層体は、プラスチックなどの硬質の容器あるいは軟
質な包装シートで形成された袋体などの包装体１０内に
収納される。前記包装体１０の上面には、所定幅の開口
部１１が形成されている。
ト積層体は、プラスチックなどの硬質の容器あるいは軟
質な包装シートで形成された袋体などの包装体１０内に
収納される。前記包装体１０の上面には、所定幅の開口
部１１が形成されている。
【０００６】前記シート折り畳み体１を形成するシート
が前記開口部１１から取出されると、前記重ね代を介し
て重ねられた次のシートが引き出され、上方のシートが
取出された後に次のシートの端部が前記開口部１１から
一部突出して、次の取出しが可能とされる。
が前記開口部１１から取出されると、前記重ね代を介し
て重ねられた次のシートが引き出され、上方のシートが
取出された後に次のシートの端部が前記開口部１１から
一部突出して、次の取出しが可能とされる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】この種のシート積層体
を形成するシート折り畳み体１の折り畳みの条件として
は、上下のシートの重ね代での重ね幅Ｌｗを適正に設定
することが必要である。この重ね幅Ｌｗが短すぎると、
上のシートが取出されたときに、その下のシートが追随
できず、前記下のシートが包装体１０内に残ってしま
う。また前記重ね幅Ｌｗが長すぎると、上側のシートが
取出された後に、次のシートの開口部１１からの突出量
が大きくなりすぎる。
を形成するシート折り畳み体１の折り畳みの条件として
は、上下のシートの重ね代での重ね幅Ｌｗを適正に設定
することが必要である。この重ね幅Ｌｗが短すぎると、
上のシートが取出されたときに、その下のシートが追随
できず、前記下のシートが包装体１０内に残ってしま
う。また前記重ね幅Ｌｗが長すぎると、上側のシートが
取出された後に、次のシートの開口部１１からの突出量
が大きくなりすぎる。
【０００８】例えば前記シートが、親水性繊維を含む紙
または不織布で、水または液を含浸したウエット状態の
場合、前記重ね幅Ｌｗが３０ｍｍ程度であることが好ま
しく、その範囲は３０±２０ｍｍが好ましい。
または不織布で、水または液を含浸したウエット状態の
場合、前記重ね幅Ｌｗが３０ｍｍ程度であることが好ま
しく、その範囲は３０±２０ｍｍが好ましい。
【０００９】ここで、手拭き用または乳児のお尻拭き用
のシートの長辺方向の全幅寸法Ｌ０は、１９０ｍｍまた
は２００ｍｍであり、一般には１５０〜２３０ｍｍ程度
である。ここで、図５に示すように前記シートを二つ折
りしたＶ字折りとし、Ｖ字折りとしたシートどうしを前
記重ね幅Ｌｗで重ねたとする。ここで前記重ね幅を３０
ｍｍ、シートの長辺の全長Ｌ０を２００ｍｍとすると、
二つ折り状態のそれぞれのシートの幅寸法Ｌｄは１００
ｍｍとなり、シートが組み合わされた状態での幅寸法Ｌ
ｅは、２×Ｌｄ−Ｌｗであるから、Ｌｅは１７０ｍｍと
なり非常に幅寸法の広いものとなる。よってシート積層
体が収納された包装体の幅寸法も大きくなる。
のシートの長辺方向の全幅寸法Ｌ０は、１９０ｍｍまた
は２００ｍｍであり、一般には１５０〜２３０ｍｍ程度
である。ここで、図５に示すように前記シートを二つ折
りしたＶ字折りとし、Ｖ字折りとしたシートどうしを前
記重ね幅Ｌｗで重ねたとする。ここで前記重ね幅を３０
ｍｍ、シートの長辺の全長Ｌ０を２００ｍｍとすると、
二つ折り状態のそれぞれのシートの幅寸法Ｌｄは１００
ｍｍとなり、シートが組み合わされた状態での幅寸法Ｌ
ｅは、２×Ｌｄ−Ｌｗであるから、Ｌｅは１７０ｍｍと
なり非常に幅寸法の広いものとなる。よってシート積層
体が収納された包装体の幅寸法も大きくなる。
【００１０】そこで図４に示すように１枚のシートを３
枚折り（Ｚ折り）にすると、全体の幅寸法を短くするこ
とができる。
枚折り（Ｚ折り）にすると、全体の幅寸法を短くするこ
とができる。
【００１１】例えば図４に示すシート折り畳み体１が展
開された状態のシートの長辺方向の全幅寸法Ｌ０を２０
０ｍｍとし、重ね幅寸法Ｌｗを３０ｍｍにすると、中間
片２の幅寸法Ｌａを８５ｍｍにすることが必要である。
前記Ｌａが８５ｍｍであると、上折り片４の幅寸法Ｌｂ
と下折り片６の幅寸法Ｌｃとの和Ｌｂ＋Ｌｃは２００−
８５＝１１５ｍｍとなり、しかも重ね幅寸法Ｌｗを、１
１５−８５＝３０ｍｍに設定することができる。
開された状態のシートの長辺方向の全幅寸法Ｌ０を２０
０ｍｍとし、重ね幅寸法Ｌｗを３０ｍｍにすると、中間
片２の幅寸法Ｌａを８５ｍｍにすることが必要である。
前記Ｌａが８５ｍｍであると、上折り片４の幅寸法Ｌｂ
と下折り片６の幅寸法Ｌｃとの和Ｌｂ＋Ｌｃは２００−
８５＝１１５ｍｍとなり、しかも重ね幅寸法Ｌｗを、１
１５−８５＝３０ｍｍに設定することができる。
【００１２】このように、図４に示すシート積層体は、
図５に示すシート積層体に比べて幅寸法を半分にでき
る。しかしながら、包装体１０の幅寸法をさらに短くし
て携帯に便利なシート包装体としたり、さらには狭い床
面積の保管領域に保管できるようにするためには、前記
図５に示す二つ折りや、図４に示す三つ折りでは限界が
ある。前記二つ折りや三つ折りにし、且つ前記重ね幅Ｌ
ｗを適度に設定し、しかも全体の幅寸法を短くするに
は、展開状態のシートとして、長辺の全幅寸法Ｌ０の短
いものを使用しなければならない。
図５に示すシート積層体に比べて幅寸法を半分にでき
る。しかしながら、包装体１０の幅寸法をさらに短くし
て携帯に便利なシート包装体としたり、さらには狭い床
面積の保管領域に保管できるようにするためには、前記
図５に示す二つ折りや、図４に示す三つ折りでは限界が
ある。前記二つ折りや三つ折りにし、且つ前記重ね幅Ｌ
ｗを適度に設定し、しかも全体の幅寸法を短くするに
は、展開状態のシートとして、長辺の全幅寸法Ｌ０の短
いものを使用しなければならない。
【００１３】しかしシートの全幅寸法Ｌ０を短くする
と、包装体１０から取出して手拭きやお尻拭きに使用す
る際に、十分なシート面積を拭き作業に使用することが
できず、取り扱いが不便になる。
と、包装体１０から取出して手拭きやお尻拭きに使用す
る際に、十分なシート面積を拭き作業に使用することが
できず、取り扱いが不便になる。
【００１４】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、個々のシートを小さくする必要がなく、上下のシ
ートどうしの重ね幅を適正に設定でき、しかも全体の幅
寸法を短くできるシート積層体を提供することを目的と
している。
あり、個々のシートを小さくする必要がなく、上下のシ
ートどうしの重ね幅を適正に設定でき、しかも全体の幅
寸法を短くできるシート積層体を提供することを目的と
している。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本発明は、折り畳まれた
シートが複数枚積層され、上下のシートが所定幅の重ね
代を介して重ね合わされ、上のシートが持ち上げられた
ときにその下に位置するシートが一緒に持ち上げられる
シート積層体において、前記各シートは、シートの一辺
と平行な折り線で折られた同じ幅寸法の２つの中間片
と、一方の中間片から上側へ折り返された上折り片およ
び他方の中間片から下側へ折り返された下折り片と、を
有するように折り畳まれ、奇数番目のシートと偶数番目
のシートで、前記折り線が逆方向へ向けられた状態で、
各シートが積層されており、上に位置するシートの下折
り片の上に、下に位置するシートの上折り片が、前記所
定幅の重ね代で重ねられていることを特徴とするもので
ある。
シートが複数枚積層され、上下のシートが所定幅の重ね
代を介して重ね合わされ、上のシートが持ち上げられた
ときにその下に位置するシートが一緒に持ち上げられる
シート積層体において、前記各シートは、シートの一辺
と平行な折り線で折られた同じ幅寸法の２つの中間片
と、一方の中間片から上側へ折り返された上折り片およ
び他方の中間片から下側へ折り返された下折り片と、を
有するように折り畳まれ、奇数番目のシートと偶数番目
のシートで、前記折り線が逆方向へ向けられた状態で、
各シートが積層されており、上に位置するシートの下折
り片の上に、下に位置するシートの上折り片が、前記所
定幅の重ね代で重ねられていることを特徴とするもので
ある。
【００１６】例えば、前記シートは、水または液が含浸
されたウエットシートであり、前記重ね代の幅寸法Ｌｗ
が３０±２０ｍｍである。さらに好ましくは３０±１０
ｍｍである。
されたウエットシートであり、前記重ね代の幅寸法Ｌｗ
が３０±２０ｍｍである。さらに好ましくは３０±１０
ｍｍである。
【００１７】また、前記シートが平坦な状態での幅の全
長をＬ０、前記中間片の幅寸法をＬ１、前記上折り片の
幅寸法をＬ２、下折り片の幅寸法をＬ３としたときに、
Ｌ０＝２×Ｌ１＋Ｌ２＋Ｌ３であり、且つＬ２＋Ｌ３−
Ｌｗ＝Ｌ１となるように、前記各幅寸法が決められてい
るものである。
長をＬ０、前記中間片の幅寸法をＬ１、前記上折り片の
幅寸法をＬ２、下折り片の幅寸法をＬ３としたときに、
Ｌ０＝２×Ｌ１＋Ｌ２＋Ｌ３であり、且つＬ２＋Ｌ３−
Ｌｗ＝Ｌ１となるように、前記各幅寸法が決められてい
るものである。
【００１８】そして、上方に取出し口を有する硬質また
は軟質の包装体内に、前記シートが重ねられた状態で収
納され、前記取出し口から個々のシートを引き出し自在
とされているものである。
は軟質の包装体内に、前記シートが重ねられた状態で収
納され、前記取出し口から個々のシートを引き出し自在
とされているものである。
【００１９】本発明のシート積層体は、各シートが四つ
折りであり、奇数番目と偶数番目が互いに逆向きとなる
ように組み合わされている。この四つ折りで、折り片の
幅寸法を設定することで、幅寸法を従来よりも短くで
き、しかも上下のシートの重ね幅を例えば３０±２０ｍ
ｍにすることができる。
折りであり、奇数番目と偶数番目が互いに逆向きとなる
ように組み合わされている。この四つ折りで、折り片の
幅寸法を設定することで、幅寸法を従来よりも短くで
き、しかも上下のシートの重ね幅を例えば３０±２０ｍ
ｍにすることができる。
【００２０】
【発明の実施の形態】図１は本発明のシート積層体のシ
ートの組合せを示す斜視図、図２はシート積層体が包装
体に収納された状態を示す側面図、図３はシート折り畳
み体の折り寸法の関係を示す説明図である。
ートの組合せを示す斜視図、図２はシート積層体が包装
体に収納された状態を示す側面図、図３はシート折り畳
み体の折り寸法の関係を示す説明図である。
【００２１】このシート積層体は、複数のシート折り畳
み体２０が重ねられているものであり、上下に位置する
シートの折り畳み構造が全て同じである。しかし、奇数
番目（ｉ）（ｉｉｉ）（ｖ）…と、偶数番目（ｉｉ）
（ｉｖ）（ｖｉ）…で、シート折り畳み体２０の向きが
左右逆向きである。
み体２０が重ねられているものであり、上下に位置する
シートの折り畳み構造が全て同じである。しかし、奇数
番目（ｉ）（ｉｉｉ）（ｖ）…と、偶数番目（ｉｉ）
（ｉｖ）（ｖｉ）…で、シート折り畳み体２０の向きが
左右逆向きである。
【００２２】それぞれのシート折り畳み体を構成するシ
ート２１は、紙または不織布である。例えば、パルプか
ら抄紙されてバインダーが含まれた非水解性の紙、レー
ヨンなどの再生セルロース繊維、または再生セルロース
繊維と合成樹脂繊維とで形成されたスパンレースなどの
不織布である。
ート２１は、紙または不織布である。例えば、パルプか
ら抄紙されてバインダーが含まれた非水解性の紙、レー
ヨンなどの再生セルロース繊維、または再生セルロース
繊維と合成樹脂繊維とで形成されたスパンレースなどの
不織布である。
【００２３】または、使用後に水洗トイレへ捨てたとき
に多量の水で繊維がばらばらになるように崩壊する水解
性シートであり、例えば、レーヨンやパルプなどの繊維
から抄紙された紙、不織布で、水解性または水膨潤性の
ＣＭＣなどのバインダーが含まれているもの、または、
繊維長が１０ｍｍ以下または７ｍｍ以下のレーヨンなど
を用いウォータジェットで繊維を交絡させた不織布で、
多量の水が与えられたときに１０ｍｍ以下の短い繊維の
交絡がほぐれて水解するもの、またはレーヨンやパルプ
にフィブリル化レーヨンが含まれ、前記フィブリル化レ
ーヨンをバインダーとして機能させた紙または不織布な
どである。
に多量の水で繊維がばらばらになるように崩壊する水解
性シートであり、例えば、レーヨンやパルプなどの繊維
から抄紙された紙、不織布で、水解性または水膨潤性の
ＣＭＣなどのバインダーが含まれているもの、または、
繊維長が１０ｍｍ以下または７ｍｍ以下のレーヨンなど
を用いウォータジェットで繊維を交絡させた不織布で、
多量の水が与えられたときに１０ｍｍ以下の短い繊維の
交絡がほぐれて水解するもの、またはレーヨンやパルプ
にフィブリル化レーヨンが含まれ、前記フィブリル化レ
ーヨンをバインダーとして機能させた紙または不織布な
どである。
【００２４】これら各シートは水または薬液が含浸され
たウエット状態で、包装体３５内に収納されている。た
だし、本発明でのシート折り畳み体２０のシートが乾燥
状態であってもよい。
たウエット状態で、包装体３５内に収納されている。た
だし、本発明でのシート折り畳み体２０のシートが乾燥
状態であってもよい。
【００２５】個々のシート折り畳み体２０は、長方形の
シート２１が、短辺２１ａと平行な各折り線により折ら
れて折り畳まれている。
シート２１が、短辺２１ａと平行な各折り線により折ら
れて折り畳まれている。
【００２６】まず第１の折り線２２により折られて上側
の中間片２３と下側の中間片２４が形成される。上側の
中間片２３から第２の折り線２５によりさらに折り返さ
れて上折り片２６が形成され、この上折り片２６が前記
中間片２３の上に重ねられている。また下側の中間片２
４から第３の折り線２７により折り返されて下折り片２
８が形成され、この下折り片２８は中間片２４の下に重
ねられている。そして全体の折り形状はＷ折りである。
の中間片２３と下側の中間片２４が形成される。上側の
中間片２３から第２の折り線２５によりさらに折り返さ
れて上折り片２６が形成され、この上折り片２６が前記
中間片２３の上に重ねられている。また下側の中間片２
４から第３の折り線２７により折り返されて下折り片２
８が形成され、この下折り片２８は中間片２４の下に重
ねられている。そして全体の折り形状はＷ折りである。
【００２７】前記シート折り畳み体２０は、奇数番目
（ｉ）（ｉｉｉ）（ｖ）…と、偶数番目（ｉｉ）（ｉ
ｖ）（ｖｉ）…で、第１の折り線２２の向きが左右逆向
きとなるように組み合わされる。そして、図１と図２に
示すように、上側に位置するシート折り畳み体２０の下
側の中間片２４と下折り片２８との間に、下側に位置す
るシート折り畳み体２０の上折り片２６が挟まれ、上側
のシートの下折り片２８の上に、下側のシートの上折り
片２６が重ねられて重ね幅寸法がＬｗの重ね代が形成さ
れている。
（ｉ）（ｉｉｉ）（ｖ）…と、偶数番目（ｉｉ）（ｉ
ｖ）（ｖｉ）…で、第１の折り線２２の向きが左右逆向
きとなるように組み合わされる。そして、図１と図２に
示すように、上側に位置するシート折り畳み体２０の下
側の中間片２４と下折り片２８との間に、下側に位置す
るシート折り畳み体２０の上折り片２６が挟まれ、上側
のシートの下折り片２８の上に、下側のシートの上折り
片２６が重ねられて重ね幅寸法がＬｗの重ね代が形成さ
れている。
【００２８】シートがウエット状態のときには、前記重
ね代において下折り片２８と上折り片２６とが水膜を介
して接合され、またドライのシートどうしの場合には、
下折り片２８と上折り片２６とがシート表面の摩擦力に
より接合されている。
ね代において下折り片２８と上折り片２６とが水膜を介
して接合され、またドライのシートどうしの場合には、
下折り片２８と上折り片２６とがシート表面の摩擦力に
より接合されている。
【００２９】図２に示すようにシート積層体は、包装体
３５内に収納される。包装体３５は、プラスチック製の
硬質容器、またはフィルムなどの包装シートで形成され
た袋体である。そして前記容器や袋体の前記包装体３５
の上面には取出し口３６が形成されている。本発明は、
幅寸法が短くコンパクトなシート積層体であるため、前
記包装体３５が軟質な包装シートで形成された携帯用の
包装袋を用いる場合に好適である。また前記取出し口３
６の左右方向の開口幅Ｗ１は、３０ｍｍ以下であること
が好ましく、取出し口３６がスリットであってもよい。
３５内に収納される。包装体３５は、プラスチック製の
硬質容器、またはフィルムなどの包装シートで形成され
た袋体である。そして前記容器や袋体の前記包装体３５
の上面には取出し口３６が形成されている。本発明は、
幅寸法が短くコンパクトなシート積層体であるため、前
記包装体３５が軟質な包装シートで形成された携帯用の
包装袋を用いる場合に好適である。また前記取出し口３
６の左右方向の開口幅Ｗ１は、３０ｍｍ以下であること
が好ましく、取出し口３６がスリットであってもよい。
【００３０】また、軟質の包装シートで形成され取出し
口を有する袋体内に前記シート積層体が収納された状態
で、さらにこの包装体が取出し口を有する硬質容器の中
に収納されて使用される場合もある。
口を有する袋体内に前記シート積層体が収納された状態
で、さらにこの包装体が取出し口を有する硬質容器の中
に収納されて使用される場合もある。
【００３１】最上部のシート２１が取出し口３６から取
出されると、重ね代で重ねられた次のシート２１が一緒
に持ち上げられ、下のシートが前記取出し口３６から突
出した状態となる。
出されると、重ね代で重ねられた次のシート２１が一緒
に持ち上げられ、下のシートが前記取出し口３６から突
出した状態となる。
【００３２】上側のシートが取出された後に、下のシー
トの位置部が取出し口３６から適度な量で突出するため
には、前記取出し口３６の開口幅Ｗ１が適正であるとと
もに、上下のシートの重ね代での重ね量Ｌｗが適正であ
ることが必要である。ウエットな状態のシートの場合、
前記重ね代の重ね幅Ｌｗは３０±２０ｍｍが好ましく、
さらに好ましくは３０±１０ｍｍである。
トの位置部が取出し口３６から適度な量で突出するため
には、前記取出し口３６の開口幅Ｗ１が適正であるとと
もに、上下のシートの重ね代での重ね量Ｌｗが適正であ
ることが必要である。ウエットな状態のシートの場合、
前記重ね代の重ね幅Ｌｗは３０±２０ｍｍが好ましく、
さらに好ましくは３０±１０ｍｍである。
【００３３】ここでシート２１が平坦な状態のときの長
辺２１ｂの全長をＬ０、図３に示す前記中間片２３と２
４の幅寸法をＬ１、前記上折り片２６の幅寸法をＬ２、
下折り片の幅寸法をＬ３としたときに、Ｌ０＝２×Ｌ１
＋Ｌ２＋Ｌ３であり、且つＬ２＋Ｌ３−Ｌｗ＝Ｌ１とな
るようにし、このときに前記Ｌｗが前記３０±２０ｍｍ
となるように前記各幅寸法を決めればよい。
辺２１ｂの全長をＬ０、図３に示す前記中間片２３と２
４の幅寸法をＬ１、前記上折り片２６の幅寸法をＬ２、
下折り片の幅寸法をＬ３としたときに、Ｌ０＝２×Ｌ１
＋Ｌ２＋Ｌ３であり、且つＬ２＋Ｌ３−Ｌｗ＝Ｌ１とな
るようにし、このときに前記Ｌｗが前記３０±２０ｍｍ
となるように前記各幅寸法を決めればよい。
【００３４】例えば全長Ｌ０が２００ｍｍのシートを用
いた場合、Ｌ１を５６．５ｍｍとすると、Ｌ２＋Ｌ３が
８７ｍｍであり、この場合の重ね代Ｌｗは、８７−５
６．５＝３０．５ｍｍに設定できる。
いた場合、Ｌ１を５６．５ｍｍとすると、Ｌ２＋Ｌ３が
８７ｍｍであり、この場合の重ね代Ｌｗは、８７−５
６．５＝３０．５ｍｍに設定できる。
【００３５】また全長Ｌ０が１９０ｍｍのシートを用い
た場合、Ｌ１を５３．５ｍｍとすると、Ｌ２＋Ｌ３が８
３ｍｍとなり、重ね代の幅寸法Ｌｗは、８３−５３．５
＝２９．５ｍｍに設定できる。
た場合、Ｌ１を５３．５ｍｍとすると、Ｌ２＋Ｌ３が８
３ｍｍとなり、重ね代の幅寸法Ｌｗは、８３−５３．５
＝２９．５ｍｍに設定できる。
【００３６】このように、従来と同じ寸法のシートを用
いて、折り幅寸法を前記のような５６．５ｍｍや５３．
５ｍｍのように短くでき、しかも上下のシートの重ね代
での重ね幅を３０ｍｍまたはその近傍に設定することが
できる。したがって、例えば携帯に適した小型の包装体
内にシート積層体を収納させることができる。
いて、折り幅寸法を前記のような５６．５ｍｍや５３．
５ｍｍのように短くでき、しかも上下のシートの重ね代
での重ね幅を３０ｍｍまたはその近傍に設定することが
できる。したがって、例えば携帯に適した小型の包装体
内にシート積層体を収納させることができる。
【００３７】
【発明の効果】以上のように本発明では、比較的大きい
シートを折り畳んで小型のシート積層体を形成し、しか
も上下のシートの重ね代の重ね幅を適正に設定できる。
よって小型の包装体に収納でき、シートを取出したとき
に次のシートが適正に突出するシート積層体を形成でき
る。
シートを折り畳んで小型のシート積層体を形成し、しか
も上下のシートの重ね代の重ね幅を適正に設定できる。
よって小型の包装体に収納でき、シートを取出したとき
に次のシートが適正に突出するシート積層体を形成でき
る。
【図１】本発明のシート積層体の斜視図、
【図２】本発明のシート積層体が包装体に収納された状
態を示す側面図、
態を示す側面図、
【図３】シートの折り畳み寸法を示す側面図、
【図４】従来のシート積層体を示す側面図、
【図５】従来のシート積層体を示す側面図、
２０ シート折り畳み体 ２１ シート ２１ａ 短辺 ２１ｂ 長辺 ２１ 第１の折り線 ２３ 上側の中間片 ２４ 下側の中間片 ２６ 上折り片 ２８ 下折り片
Claims (4)
- 【請求項１】 折り畳まれたシートが複数枚積層され、
上下のシートが所定幅の重ね代を介して重ね合わされ、
上のシートが持ち上げられたときにその下に位置するシ
ートが一緒に持ち上げられるシート積層体において、 前記各シートは、シートの一辺と平行な折り線で折られ
た同じ幅寸法の２つの中間片と、一方の中間片から上側
へ折り返された上折り片および他方の中間片から下側へ
折り返された下折り片と、を有するように折り畳まれ、 奇数番目のシートと偶数番目のシートで、前記折り線が
逆方向へ向けられた状態で、各シートが積層されてお
り、上に位置するシートの下折り片の上に、下に位置す
るシートの上折り片が、前記所定幅の重ね代で重ねられ
ていることを特徴とするシート積層体。 - 【請求項２】 前記シートは、水または液が含浸された
ウエットシートであり、前記重ね代の幅寸法Ｌｗが３０
±２０ｍｍである請求項１記載のシート積層体。 - 【請求項３】 前記シートが平坦な状態での幅の全長を
Ｌ０、前記中間片の幅寸法をＬ１、前記上折り片の幅寸
法をＬ２、下折り片の幅寸法をＬ３としたときに、Ｌ０
＝２×Ｌ１＋Ｌ２＋Ｌ３であり、且つＬ２＋Ｌ３−Ｌｗ
＝Ｌ１となるように、前記各幅寸法が決められている請
求項２記載のシート積層体。 - 【請求項４】 上方に取出し口を有する硬質または軟質
の包装体内に、前記シートが重ねられた状態で収納さ
れ、前記取出し口から個々のシートを引き出し自在であ
る請求項１ないし３のいずれかに記載のシート積層体。
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| EP2414254B1 (en) * | 2009-03-31 | 2014-08-20 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Refill cartridges of a folded tissue product |
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