JP2005505698A - 圧力電解槽、およびそのような圧力電解槽を作動するための方法 - Google Patents

圧力電解槽、およびそのような圧力電解槽を作動するための方法 Download PDF

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Abstract

【解決手段】本発明は、圧力容器2、および、積層体の様式でまとめられた多数の電解セル4から成る、この圧力容器2内において配設された電解セルブロック3を有する圧力電解槽に関する。これら電解セル4は、それぞれに、陽極11、および陰極12を備えており、且つ、陽極11へと陽極液を供給するため、および陰極12へと陰極液を供給するためのアルカリ液循環システムが設けられており、およびその際、この電解セルブロック3が、この圧力容器2の内側に対して封隙されたケーシング5を備えている。本発明により、電解セルブロック3のケーシング5が、圧力容器2との協働で、少なくとも2つの相互に分離された空間7,8を形成しており、これら空間が、アルカリ液循環システムの構成要素であり、且つ、これら空間が、このケーシング5によって電解セル4に対して、およびこの圧力容器2によって周囲環境に対して区画されている。有利な実施形態において、相互に分離された空間の内の一方の空間7は、陽極液循環の構成要素であり、且つ、相互に分離された空間の内の他方の空間8が、陰極液循環の構成要素である。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の上位概念による圧力電解槽、並びにそのような圧力電解槽を作動するための方法に関する。
【背景技術】
【0002】
水から水素および酸素に電気分解的に分解するために、圧力電解槽が公知であり、このこれら圧力電解槽は、圧力容器、および、積層体の様式でまとめられた多数の電解セルから成る、この圧力容器内において配設された電解セルブロックを備えている。これら電解セルは、それぞれに、陽極、および陰極を備えており、且つ、陽極へと陽極液を供給するため、および陰極へと陰極液を供給するためのアルカリ液循環システムが設けられており、および、この電解セルブロックが、この圧力容器の内側に対して封隙されたケーシングを備えている。
【0003】
このような圧力電解槽は、ドイツ連邦共和国特許第25 48 699号明細書(特許文献1)から公知である。この公知の圧力電解槽の場合、電解セルブロックに加えて、同様に、洗浄するための装置、冷却装置、および電解液の循環装置も、圧力容器内において配設されている。
【特許文献1】
ドイツ連邦共和国特許第25 48 699号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従って、本発明の課題は、改良された圧力電解槽を提供することである。更に本発明の課題は、このような圧力電解槽の作動のための改良された方法を提示することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
装置に関して、この提示された課題は、請求項1において記載された圧力電解槽によって解決される。
【発明の効果】
【0006】
本発明による圧力電解槽の有利な更なる構成は、従属請求項において記載されている。
【0007】
方法に関して、この提示された課題は、請求項41において記載された方法によって解決される。本発明による方法の有利な更なる構成は、従属請求項において記載されている。
【0008】
本発明により、圧力容器、および、積層体の様式でまとめられた多数の電解セルから成る、この圧力容器内において配設された電解セルブロックを有する圧力電解槽が提供される。これら電解セルは、それぞれに、陽極、および陰極を備えており、且つ、陽極へと陽極液を供給するため、および陰極へと陰極液を供給するためのアルカリ液循環システムが設けられている。この電解セルブロックは、この圧力容器の内側に対して封隙されたケーシングを備えている。本発明により、電解セルブロックのケーシングが、圧力容器との協働で、少なくとも2つの相互に分離された空間を形成しており、これら空間が、アルカリ液循環システムの構成要素であり、且つ、これら空間が、このケーシングによって電解セルに対して、およびこの圧力容器によって周囲環境に対して区画されている。本発明による圧力電解槽の利点は、アルカリ液循環システムの簡単な構造にある。他の利点は、本発明による圧力電解槽が必要である僅かな所要スペースである。
【0009】
本発明による圧力電解槽の特に有利な実施形態により、相互に分離された空間の内の一方の空間は、陽極液循環の構成要素であり、および、相互に分離された空間の内の他方の空間が、陰極液循環の構成要素である。この実施形態の利点は、陽極液循環および陰極液循環の分離によって、より良好なガス純度、および従って、より大きな負荷制御範囲が達成可能であることである。
【0010】
本発明による圧力電解槽の特に有利な実施形態により、相互に分離された空間は、ケーシングと圧力容器との間に延在する分離壁によって相互に分離されている。
【0011】
有利な実施形態により、圧力容器は、筒体の形状を有しており、且つ、電解セルブロックが、この電解セルブロックの長手方向軸線でもって筒体の軸線に対して平行に、この圧力容器内において配置されている。
【0012】
本発明による圧力電解槽の更に有利な実施形態により、分離壁は、この筒体の軸線に対して平行に、この電解セルブロックのケーシングと圧力容器との間で、延在している。
【0013】
本発明による圧力電解槽の特に有利な実施形態により、電解セルブロックのケーシング5は、電解セルの多数の相前後して積層されたセルフレームによって形成されている。
【0014】
有利な更なる実施形態により、このことから、その都度、それぞれの陽極が、固有の陽極セルフレームを、および、その都度、それぞれの陰極が、固有の陰極セルフレームを有しており、且つ、陽極セルフレームが、陽極液循環の構成要素である空間との陽極の結合部を形成する通過部を有しており、且つ、陰極セルフレームが、陰極液循環の構成要素である空間との陰極の結合部を形成する通過部を有している。
【0015】
他の有利な実施形態により、電解セルブロックは、ケーシングの長手方向でもって、基本的に水平方向に配設されており、この電解セルブロックのケーシング、および圧力容器によって区画された空間が、垂直方向に、この電解セルブロックの長手方向において、両方の相互に分離された空間に分割されている。
【0016】
両方の上記実施形態の特に有利な更なる構成により、陽極との結合部を形成する通過部は、それぞれに、陽極セルフレームの上側および下側において、陽極液循環の構成要素であるこれら相互に分離された空間の一方の空間と結合状態にあり、且つ、陰極との結合部を形成する通過部が、それぞれに、陰極セルフレームの上側および下側において、陰極液循環の構成要素であるこれら相互に分離された空間の他方の空間と結合状態にある。このことから、アルカリ液循環が、自動的に、電解セル内において上昇するガスのガス湧出効果によって、および、これらガス抜きされたアルカリ液柱体に比してセル内におけるアルカリ液ガス混合物のより僅かな密度によって、これらセルの外側で、付加的なアルカリ液循環ポンプ無しに行われることは利点である。両方の相互に分離された空間内において、これら空間の上側に、生成ガス、酸素、もしくは水素が集積する。
【0017】
本発明による圧力電解槽の他の有利な実施形態により、圧力容器の内側に、アルカリ液循環システムの基本的な構成要素、特に、ガス分離装置及び/またはアルカリ液冷却装置が設けられている。このことから、利点は、特に場所を取らない、コンパクトな圧力電解槽の構造にある。
【0018】
更に有利な実施形態により、分離壁の内の1つの分離壁は、電解セルブロックの下方に配設されており、且つ、同時に、この電解セルブロックの機械的な受け面を形成している。
【0019】
本発明による圧力電解槽の特に有利な実施形態により、陽極、および陰極は、これら電極の周囲に沿って延在する封隙部材によって囲繞されており、この封隙部材が、この陽極、もしくは陰極の領域において、電解セルの側方の閉鎖部を形成しており、且つ、セルフレームの間に、封隙状態で挿入されている。
【0020】
このことから、特に有利な実施形態により、電解セルの陽極、および陰極は、それぞれに分離された状態で、封隙部材内において囲繞されている。
【0021】
有利には、陽極、および陰極の封隙部材は、共に、2つの連続的なセルフレームの間に、封隙状態で挿入されている。
【0022】
有利には、封隙部材は、同様にこの陽極と陰極との間に配設された隔壁における電解セルの側方の閉鎖部をも形成する。
【0023】
有利には、陽極の封隙部材と、陰極の封隙部材との間に、隔壁が、封隙状態で挿入されている。
【0024】
有利には、封隙部材は、陽極、及び/または陰極の周囲において、フレーム形状で延在した状態で配設されている。
【0025】
有利な実施形態により、封隙部材は、陽極、及び/または陰極の縁部の周囲を、これら陽極もしくは陰極の前面側から背面側へと巡らされた状態で形成されている。
【0026】
このことから、特に有利な実施形態により、封隙部材は、一つまたは多数の陽極もしくは陰極の周囲に沿って指向する封隙リップを備えており、これら封隙リップが、陽極セルフレーム、もしくは、陰極セルフレームの封隙面に当接している。
【0027】
この場合、有利には、これら封隙リップは、方向において、陽極もしくは陰極の面に対して垂直方向に突出しており、且つ、陽極セルフレーム、もしくは陰極セルフレームの封隙面が、この陽極、もしくは陰極の面に対して平行に指向した状態で形成されている。
【0028】
封隙部材は、有利には、伸縮性合成樹脂の材料から形成されている。
【0029】
その際、封隙部材が、陽極、もしくは陰極の縁部の押出し被覆成形によって、伸縮性合成樹脂の材料でもって形成されている場合、特に有利である。
【0030】
本発明による圧力電解槽の有利な更なる実施形態により、2つの隣接する電解セルは、双極薄板によって、相互に分離されており、この双極薄板が、この双極薄板の周囲に沿って延在する封隙部材によって囲繞されており、この封隙部材が、この双極薄板の領域において、電解セルの側方の閉鎖部を形成し、且つ、隣接する電解セルのセルフレームの間に、封隙状態で挿入されている。
【0031】
有利には、封隙部材は、双極薄板の周囲において、フレーム形状に延在して配設されている。
【0032】
1つの実施形態により、封隙部材は、双極薄板の一方の側面に沿って配設されている。
【0033】
他の実施形態により、封隙部材は、双極薄板の縁部の周囲を、この双極薄板の前面側から背面側へと巡らされた状態で形成されている。
【0034】
封隙部材は、一つまたは多数の、双極薄板の周囲に沿って指向する封隙リップを備えており、これら封隙リップが陽極セルフレーム、もしくは、陰極セルフレームの封隙面、またはこの双極薄板自体に、封隙状態で当接している。
【0035】
このことから、有利な実施形態により、封隙リップは、方向において、この双極薄板の面に対して垂直方向に突出しており、且つ、この陽極セルフレーム、もしくは、陰極セルフレームの封隙面が、この双極薄板の面に対して平行に指向した状態で形成されている。
【0036】
有利には、封隙部材は、伸縮性合成樹脂の材料から形成されている。
【0037】
封隙部材は、双極薄板の縁部の押出し被覆成形によって、伸縮性合成樹脂の材料でもって形成されている。
【0038】
圧力容器内における別個の空間は、有利な実施形態により、陰極液と陰極液との間の水準均衡を可能にするために、測地学的に(geodaetisch)低い位置において、互いに結合されている。この結合は、圧力容器の外側に延在する結合導管を介して行われる。選択的に、これら空間は、圧力容器の内側で、開口部、または分離部内における薄膜を介して結合されていても良い。
【0039】
電気的な絶縁のために、1つの実施形態による圧力容器は、非導電性の材料から成っている。選択的に、電解セルブロックのケーシングおよび圧力容器の内側によって囲繞された、空間は、それぞれに、電気的に絶縁状態である材料から成る外皮によってチャンバー化(gekammert)されている。電解セルブロックのケーシング、及び/または圧力容器は、同様に電気的に絶縁状態である被膜、または上張りを備えられていても良い。
【0040】
ガス分離は、圧力容器の内側で、測地学的に電解セルブロックの上方に配置された領域内において行われる。その際、これらガス分離領域内において、編組体の様式のガス合体補助体(Gaskoaleszierhilfe)、及び/または超音波発信器、及び/または流動方向転換体を配設することは有利である。
【0041】
本発明による圧力電解槽の更なる実施形態により、
水貯蔵容器が設けられており、この水貯蔵容器は、供給水充填弁を備えている供給水充填導管を介して供給水源と、および、供給水流入弁を備えている供給水流入導管を介して、分離された複数の空間の内の1つの空間の下側の領域と結合されており、且つ、加圧弁を備えている加圧導管を介して、これら分離された空間の内の1つの空間の上側の領域と結合されており、且つ、
更に、この水貯蔵容器が、換気弁を備えている換気導管を介して周囲環境に対して換気可能であり、その際、
これら分離された空間の内の1つの空間の上側の領域が、この圧力電解槽の作動の際に、複数の生成ガスの内の1つの生成ガスでもって充填されている。
【0042】
このことから、有利な実施形態により、その空間と水貯蔵容器が、供給水流入導管、および加圧導管を介して結合されている、分離された空間の内の一方の空間は、電解液循環の構成要素を形成する他方の分離された空間である。
【0043】
方法に関して、提示された課題は、以下の方法の工程を有する、両方の上述のうち最後に述べた実施形態の圧力電解槽を充填するための方法によって解決される:
a) 開放された換気弁、および閉鎖された加圧弁、および閉鎖された供給水流入弁の条件のもとで、供給水充填導管を介して、開放された供給水充填弁でもっての、水貯蔵容器の無圧力状態の充填、
b) 換気弁、および供給水充填弁の閉鎖、
c) 水貯蔵容器を、加圧導管を介して、圧力容器内に存在している圧力にするための、加圧弁の開放、
d) 供給水を、水貯蔵容器から圧力容器内へと配量するための、供給水流入弁の開放、
e) 供給水流入弁の閉鎖。
【0044】
有利には、水貯蔵容器から圧力容器内への供給水の配量添加は、重力作用のもとで行われ、その際、この水貯蔵容器が、空間的に、圧力容器の上方に配設されている。
【0045】
選択的に、この目的で、水貯蔵容器から圧力容器内への供給水の配量添加は、しかし同様に、供給水流入導管内に備えられている、有利にはその場合に僅かな出力を有する供給水ポンプを用いて行われても良い。
【0046】
次に、図を参照して、本発明の有利な実施例を詳しく説明する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0047】
図1において、全体に、参照符号1でもって示された圧力電解槽は、圧力容器2を備えており、この圧力容器内において、積層体の様式でまとめられた多数の電解セル4から成る、電解セルブロック3が配設されている。
【0048】
その中で、2つの電解セル4がこれら電解セルの基本的な構成要素でもって図示されている図3が、詳細に示しているように、1つの電解セル4は、1つの陽極11、および1つの陰極12を備えており、これら電解セルが、これら電解セルの間に配設された隔壁13によって、相互に分離されている。2つの隣接する電解セル4の間に、1つの双極薄板14が設けられており、この双極薄板によって、一方の電解セル4の陽極側のセル空間が、隣接する電解セル4の陰極側のセル空間から分離されており、その際、同時に、しかも互いに電気的に接触状態が保持されている。電解セルブロック3の更に別の実施形態に関しては、例えばドイツ連邦共和国特許第197 81 442号明細書(特許文献2)に示されている。特に、この明細書から、どのようにしてセルブロック内へと電流供給が行われ得るのか、どのような電位に、終端板、および圧力容器があるのか、および、どのようにして電気的な絶縁が行われるのかが明らかである。
【特許文献2】
ドイツ連邦共和国特許第197 81 442号明細書
【0049】
他方また、図1に関連して、電解セルブロック3の単に示されたケーシング5と、圧力容器2との間に、2つの空間7、8が形成されており、これら空間が、分離壁9、10によって、相互に分離されており、これら分離壁が、このケーシング5と圧力容器2との間に延在していることが見て取れる。これら両方の相互に分離された空間7、8は、圧力電解槽のアルカリ液循環システムの構成要素であり、その際、相互に分離された空間の内の一方の空間7が、陽極液循環の構成要素であり、および、相互に分離された空間の内の他方の空間8が、陰極液循環の構成要素である。それぞれの矢印によって図1内において概略的に示されているように、この圧力電解槽内において進行する電気分解のプロセスの反応生成物として、陽極液循環から分離された空間7内において酸素が、および、陰極液循環から分離された空間8内において水素が収集、且つ抽出され、および、その都度、相応する量の清水によって補填される。
【0050】
図1において更に概略的に示されているように、圧力容器2の内側の分離された空間7、8内において、更に、例えばアルカリ液冷却装置19、20の様式におけるアルカリ液循環システムの基本的な構成要素が配置されている。この圧力容器2は、筒体の形状を有しており、この圧力容器内において、電解セルブロック3が、この電解セルブロックの長手方向軸線でもって筒体軸線に対して平行に配置されている。分離壁9、10は、この筒体の軸線に対して平行に、この電解セルブロック3のケーシング5と圧力容器2との間で、延在している。
【0051】
図4において拡大されて図示された、図3との関連状態における図1の詳細Zから見て取れるように、電解セルブロック3のケーシング5は、電解セル4の多数の相前後して積層されたセルフレーム15、16によって形成されている。その際、その都度、それぞれの陽極11に隣接して固有の陽極セルフレーム15が、および、その都度、それぞれの陰極12に隣接して固有の陰極セルフレーム16が配置されている。
【0052】
それら図内において、図1に示された圧力電解槽1が、それぞれに、垂直方向の断面図において図示されている、図2a、および2bが示しているように、陽極セルフレーム15内において、陽極液循環の構成要素である空間7との陽極側の結合部を形成する通過部17a、bが配置されており −図2aを参照− 、および、陰極セルフレーム16が、陰極液循環の構成要素である空間8との陰極側の結合部を形成する通過部18a、bを有している。
【0053】
図2a、および2bから更に見て取れるように、ケーシングの長手方向でもって水平方向に配設された電解セルブロック3のケーシング5、および圧力容器2によって区画された空間は、垂直方向に、および、この電解セルブロック3の長手方向において、両方の相互に分離された空間7、8に分割されている。陽極液循環との陽極11の結合部を形成する通過部17a、bは、それぞれに、陽極セルフレーム15の上側もしくは下側において、陽極液循環の構成要素であるこれら相互に分離された空間7の一方の空間と結合状態にあり、且つ、陰極液循環との陰極側の結合部を形成する通過部18a、bが、それぞれに、陰極セルフレーム16の上側もしくは下側において、陰極液循環の構成要素であるこれら相互に分離された空間8の他方の空間と結合状態にある。この電解セルブロック3上方の圧力容器2内における、分離壁9によって中央で分離されている空間は、この分離壁9の左側、即ち空間7で酸素分離部の役目を果たし、且つ、この分離壁9の右側、即ち空間8で水素分離部の役目を果たす。この電解セルブロック3の上方のガス分離領域内において、疎水性の編組体の様式のガス合体補助体、超音波発信器、流動方向転換体、およびじゃま板が配置されている。両方の側面での、即ち空間7を通る陽極液循環および空間8を通る陰極液循環における、アルカリ液循環は、その都度自動的に、ガス湧出効果によって、電解セル4内において上昇するガスに基づいて、および、これらガス抜きされたアルカリ液柱体に比してセル内におけるより僅かなアルカリ液ガス混合物の密度に基づいて、外側で、分離された空間7、8内において行われる。必要のある場合には、しかしながら図示されていないアルカリ液循環ポンプが配設され得る。分離壁の内の1つの分離壁10は、電解セルブロック3の下方に配設されており、且つ、同時に、この電解セルブロックの機械的な受け面を形成している。圧力容器2は、その際、この電解セルブロック3のための担持フレームとして使用される。
【0054】
図5aから5cまでが、異なる尺度の図示において示しているように、それぞれに陽極電極11aによって接触される陽極11、および、それぞれに陰極電極12aによって接触される陰極12は、それぞれに、これら電極の周囲に沿って延在する封隙部材21、22によって囲繞されており、この封隙部材が、この陽極11、もしくは陰極12の領域において、電解セル4の側方の閉鎖部を形成している。これら封隙部材21、22は、1つの電解セル4のセルフレーム15、16の間に、即ち、陽極セルフレーム15と陰極セルフレーム16との間に、封隙状態で挿入されている。
【0055】
1つの電解セル4の陽極11、および陰極12は、それぞれに、1つの固有の分離された封隙部材21、もしくは22を装備しており、且つ、これら封隙部材21、22が、共に、1つのセル4の上記のセルフレーム15、16の間に、封隙状態で挿入されており、その際、これら封隙部材21、22の間に、1つの電解セル4の陽極11および陰極12を相互に分離する隔壁13が、封隙状態で挿入されている。このことによって、これら封隙部材21、22は、同様にこの隔壁13における電解セル4の側方の閉鎖部をも形成する。これら封隙部材21、22は、フレームの様式で、この陽極11、もしくは陰極12の周囲において、延在した状態で配置されている。
【0056】
図5cにおいて拡大された図が示しているように、封隙部材21、22は、陽極11、もしくは陰極12の縁部の周囲を、これら陽極もしくは陰極の前面側から背面側へと巡らされた状態で形成されている。
【0057】
図5b、および5cが示しているように、封隙部材21、22は、多数の陽極11もしくは陰極12の周囲に沿って、もしくは平行に指向する封隙リップ41、42を備えており、これら封隙リップ41、42が、方向において、陽極11もしくは陰極12の面に対して垂直方向に突出しており、且つ、陽極セルフレーム15の封隙面45、もしくは、陰極セルフレーム16の封隙面46に当接しており、その際、これら封隙面45、46が、陽極11、もしくは陰極12の面に対して平行に指向した状態で形成されている。
【0058】
封隙部材21、22は、伸縮性合成樹脂の材料から形成されており、且つ、陽極11、もしくは陰極12の縁部の押出し被覆成形によって形成されている。
【0059】
図5aから5cまでが更に示しているように、同様に2つの隣接する電解セル4を相互に分離する双極薄板14も、2つの隣接する電解セル4のセルフレーム15、16の間で、即ち、一方の電解セル4の陽極セルフレーム15と、隣接する電解セル4の陰極セルフレーム16との間で、封隙状態で挿入されている。
【0060】
双極薄板14は、フレーム形状にこの双極薄板の周囲に沿って延在する封隙部材24によって囲繞されたおり、この封隙部材が、この双極薄板14の領域において、電解セル4の側方の閉鎖部を形成し、且つ、封隙状態で、隣接する電解セル4のセルフレーム15、16の間に挿入されている。
【0061】
図5cにおいて拡大された図が示しているように、封隙部材24は、双極薄板14の一方の側面に沿って配設されており、且つ、多数の、この双極薄板14の周囲に沿って、もしくは平行に指向する封隙リップ44を備えており、これら封隙リップがこの双極薄板14自体に、封隙状態で当接している。これら封隙リップ44は、方向において、この双極薄板14の面に対して垂直方向に突出している。それらの間に、この双極薄板14がこの双極薄板の封隙部材24との協働で封隙状態で挿入されている、セルフレーム15、16は、それぞれに、封隙面47、48を装備しており、これら封隙面が、この双極薄板14の面に対して平行に指向した状態で形成されており、且つ、これら封隙面に、この封隙部材24、もしくは双極薄板14が、封隙状態で当接している。この封隙部材24は、伸縮性合成樹脂の材料から形成されている。
【0062】
ここで、図6に移って、供給水でもって、圧力電解槽1を充填するための、有利な装置、および、相応する方法を説明する。水貯蔵容器31が設けられており、この水貯蔵容器は、供給水充填弁33を備えている供給水充填導管32を介して供給水源と、および、供給水流入弁35を備えている供給水流入導管34を介して分離された空間8の下側の領域と結合されており、且つ、更に、加圧弁37を備えている加圧導管36を介して分離された空間8の上側の領域と結合されている。更に、この水貯蔵容器31は、換気弁39を備えている換気導管38を介して周囲環境に対して換気可能である。この加圧導管36が結合されている、この分離された空間8の上側の領域は、この圧力電解槽1の作動の際に、生成ガスとしての圧力のもとにある水素でもって充填されている。
この圧力電解槽1を充填するための方法は、以下の方法の工程から成っている:
a) 先ず始めに、開放された換気弁39、および閉鎖された加圧弁37、および閉鎖された供給水流入弁35の条件のもとで、供給水充填導管32を介して、開放された供給水充填弁33でもって、水貯蔵容器31の無圧力状態の充填が行われる。
b) 次いで、換気弁39、および供給水充填弁33が閉鎖される。
c) 次に、水貯蔵容器31を、加圧導管36を介して、圧力容器2内に存在している圧力にするために、加圧弁37の開放が行われる。
d) 引き続いて、供給水を、水貯蔵容器31から圧力容器2内へと配量するために、供給水流入弁35が開放される。
e) 供給水流入弁35の閉鎖と共に、充填工程は、その場合に、完了されている。
【0063】
水貯蔵容器31から圧力容器2内への供給水の配量添加は、重力作用のもとで行われ、その際、この水貯蔵容器31が、空間的に、圧力容器2の上方に配設されている。選択的に、この水貯蔵容器31から圧力容器2内への供給水の配量添加は、しかし同様に、供給水流入導管34内に備えられている供給水ポンプを用いて行われても良い。
【0064】
作動状態において、異なるアルカリ液濃度が、陽極液側、および陰極液側で生起し、このことは、陰極側で上昇するアルカリ液状態と共に、浸透性の圧力形成を生じさせる。この濃度相違は、水酸基イオンの過剰によって陰極側で引き起こされており、この濃度相違に基づいて、水が陽極側から陰極側へと流動する。陰極液側と陽極液側との間の濃度均衡は、確かに基本的に、セル隔壁を介して可能である。これらセル隔壁の制限された多孔性に基づいて、完全な均衡は、しかしながら、一般的に、備わっていない。従って、この濃度均衡を、陰極液内への供給水の付加的な挿入によって生じさせることは可能である。この均衡は、電解セルブロックの脚部における分離壁9、10内の穿孔、または薄膜を介して、または、圧力容器2の外側に位置している、陰極液室と陰極液室とを結合している結合導管を介して行われる。貫通流動を制御するために、制御可能な弁が、この結合導管内において設けられていても良い。この結合導管は、ガスを含んだ供給水が相互に交換されることを防止するために、有利には、測地学的に低く配置された位置に設けられるべきである。
【0065】
電解槽の通電中の状態の部材の、不十分な絶縁の場合、不都合な短絡が生じる可能性があり、このことは、しかし回避されるべきである。電気的な絶縁のために、圧力容器2の内側は、非導電性の内張り、例えば被膜を備えられており、または、この圧力容器2自体が、非導電性の材料から形成されている。陽極セルフレームおよび陰極セルフレームが、この圧力容器2の内側に対して、電気的に絶縁されていることも可能である。この絶縁部は、その際、同時に、これらセルフレームをアルカリ液の作用から保護する材料から成っている。この絶縁部は、更に続いて、絶縁状態の外皮から成り、これら外皮が、陽極液、および陰極液のためのチャンバーを形成し、且つ、それに応じて、電解セルブロックの外側面、および圧力容器2の内側面によって囲繞された室を形成する。
【図面の簡単な説明】
【0066】
【図1】本発明の実施例による圧力電解槽の、図式化され、断面された平面図である。
【図2a】陽極液循環を図示するための、図1に示された圧力電解槽の断面された、側方からの眺望の図である。
【図2b】図2aに相応する、陰極液循環を図示するための断面図である。
【図3】電解セルの最も重要な構成要素を説明するための、電解セルブロックの一部分の、断面された平面図である。
【図4】陽極液循環および陰極液循環内における流動案内を説明するための、符号Zでもって参照符号を付けられた詳細部の拡大された図である。
【図5a】電解セルブロックのケーシングにおける、電解セルの封隙を説明するための、異なる尺度比率における詳細図である。
【図5b】電解セルブロックのケーシングにおける、電解セルの封隙を説明するための、異なる尺度比率における詳細図である。
【図5c】電解セルブロックのケーシングにおける、電解セルの封隙を説明するための、異なる尺度比率における詳細図である。
【図6】供給水でもって圧力電解槽を充填するための付加的な構成要素を備えている、図式化されたブロック図である。
【符号の説明】
【0067】
1 圧力電解槽
2 圧力容器
3 電解セルブロック
4 電解セル
5 ケーシング
7 陽極液循環のための空間
8 陰極液循環のための空間
9 分離壁
10 分離壁
11 陽極
11a 陽極電極
12 陰極
12a 陰極電極
13 隔壁
14 双極薄板
15 陽極セルフレーム
16 陰極セルフレーム
17a、b 通過部
18a、b 通過部
19 アルカリ液冷却装置
20 アルカリ液冷却装置
21 封隙部材
22 封隙部材
24 封隙部材
30 供給水充填システム
31 水貯蔵容器
32 供給水充填導管
33 供給水充填弁
34 供給水流入導管
35 供給水流入弁
36 加圧導管
37 加圧弁
38 換気導管
39 換気弁
41 封隙リップ
42 封隙リップ
44 封隙リップ
45 封隙面
46 封隙面
47 封隙面
48 封隙面

Claims (43)

  1. 圧力電解槽であって、この圧力電解槽が、
    圧力容器(2)、および、積層体の様式でまとめられた多数の電解セル(4)から成る、この圧力容器(2)内において配設された電解セルブロック(3)を有しており、その際、
    これら電解セル(4)が、それぞれに、陽極(11)、および陰極(12)を備えており、且つ、陽極(11)へと陽極液を供給するため、および陰極(12)へと陰極液を供給するためのアルカリ液循環システムが設けられており、およびその際、
    この電解セルブロック(3)が、この圧力容器(2)の内側に対して封隙されたケーシング(5)を備えている様式の上記圧力電解槽において、
    電解セルブロック(3)のケーシング(5)が、圧力容器(2)との協働で、少なくとも2つの相互に分離された空間(7,8)を形成しており、
    これら空間が、アルカリ液循環システムの構成要素であり、
    且つ、これら空間が、このケーシング(5)によって電解セル(4)に対して、およびこの圧力容器(2)によって周囲環境に対して区画されている、
    ことを特徴とする圧力電解槽。
  2. 相互に分離された空間の内の一方の空間(7)は、陽極液循環の構成要素であること、および、相互に分離された空間の内の他方の空間(8)が、陰極液循環の構成要素であることを特徴とする請求項1に記載の圧力電解槽。
  3. 相互に分離された空間(7、8)は、ケーシング(5)と圧力容器(2)との間に延在する分離壁(9、10)によって相互に分離されていることを特徴とする請求項1または2に記載の圧力電解槽。
  4. 圧力容器(2)は、筒体の形状を有していること、および、電解セルブロック(3)が、この電解セルブロックの長手方向軸線でもって筒体の軸線に対して平行に、この圧力容器(2)内において配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の圧力電解槽。
  5. 分離壁(9、10)は、この筒体の軸線に対して平行に、この電解セルブロック(3)のケーシング(5)と圧力容器(2)との間で、延在していることを特徴とする請求項4に記載の圧力電解槽。
  6. 電解セルブロック(3)のケーシング(5)は、電解セル(4)の多数の相前後して積層されたセルフレーム(15、16)によって形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の圧力電解槽。
  7. その都度、それぞれの陽極(11)は、固有の陽極セルフレーム(15)を、および、その都度、それぞれの陰極(12)が、固有の陰極セルフレーム(16)を有していること、および、
    陽極セルフレーム(15)が、陽極液循環の構成要素である空間(7)との陽極(11)の結合部を形成する通過部(17a、b)を有しており、且つ、陰極セルフレーム(16)が、陰極液循環の構成要素である空間(8)との陰極(12)の結合部を形成する通過部(18a、b)を有していること、
    を特徴とする請求項6に記載の圧力電解槽。
  8. 電解セルブロック(3)は、ケーシングの長手方向でもって、基本的に水平方向に配設されていること、および、
    この電解セルブロック(3)のケーシング(5)、および圧力容器(2)によって区画された空間が、垂直方向に、この電解セルブロック(3)の長手方向において、両方の相互に分離された空間(7、8)に分割されていること、
    を特徴とする請求項2から7のいずれか一つに記載の圧力電解槽。
  9. 陽極(11)との結合部を形成する通過部(17a、b)は、それぞれに、陽極セルフレーム(15)の上側および下側において、陽極液循環の構成要素であるこれら相互に分離された空間(7)の一方の空間と結合状態にあること、および、
    陰極(12)との結合部を形成する通過部(18a、b)が、それぞれに、陰極セルフレーム(16)の上側および下側において、陰極液循環の構成要素であるこれら相互に分離された空間(8)の他方の空間と結合状態にあること、
    を特徴とする請求項7または8に記載の圧力電解槽。
  10. 圧力容器(2)の内側に、アルカリ液循環システムの基本的な構成要素、特に、ガス分離装置及び/またはアルカリ液冷却装置(19、20)が設けられていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一つに記載の圧力電解槽。
  11. 分離壁の内の1つの分離壁(10)は、電解セルブロック(3)の下方に配設されており、且つ、同時に、この電解セルブロックの機械的な受け面を形成していることを特徴とする請求項8から10のいずれか一つに記載の圧力電解槽。
  12. 陽極(11)、および陰極(12)は、これら電極の周囲に沿って延在する封隙部材(21、22)によって囲繞されており、この封隙部材が、この陽極(11)、もしくは陰極(12)の領域において、電解セル(4)の側方の閉鎖部を形成しており、且つ、セルフレーム(15、16)の間に、封隙状態で挿入されていることを特徴とする請求項6から11のいずれか一つに記載の圧力電解槽。
  13. 電解セル(4)の陽極(11)、および陰極(12)は、それぞれに分離された状態で、封隙部材(21)もしくは(22)によって囲繞されていることを特徴とする請求項12に記載の圧力電解槽。
  14. 陽極(11)、および陰極(12)の封隙部材(21、22)は、共に、2つの連続的なセルフレーム(15、16)の間に、封隙状態で挿入されていることを特徴とする請求項13に記載の圧力電解槽。
  15. 封隙部材(21、22)は、同様にこの陽極(11)と陰極(12)との間に配設された隔壁(13)における電解セル(4)の側方の閉鎖部をも形成することを特徴とする請求項12から14のいずれか一つに記載の圧力電解槽。
  16. 陽極(11)の封隙部材(21)と、陰極(12)の封隙部材(22)との間に、隔壁(13)が、封隙状態で挿入されていることを特徴とする請求項13から15のいずれか一つに記載の圧力電解槽。
  17. 封隙部材(21、22)は、陽極(11)、及び/または陰極(12)の周囲において、フレーム形状で延在した状態で配設されていることを特徴とする請求項12から16のいずれか一つに記載の圧力電解槽。
  18. 封隙部材(21、22)は、陽極(11)、及び/または陰極(12)の縁部の周囲を、これら陽極もしくは陰極の前面側から背面側へと巡らされた状態で形成されていることを特徴とする請求項12から17のいずれか一つに記載の圧力電解槽。
  19. 封隙部材(21、22)は、一つまたは多数の陽極(11)もしくは陰極(12)の周囲に沿って指向する封隙リップ(41、42)を備えており、これら封隙リップが、陽極セルフレーム(15)、もしくは、陰極セルフレーム(16)の封隙面(45、46)に当接していることを特徴とする請求項18に記載の圧力電解槽。
  20. 封隙リップ(41、42)は、方向において、陽極(11)もしくは陰極(12)の面に対して垂直方向に突出していること、および、
    陽極セルフレーム(15)、もしくは陰極セルフレーム(16)の封隙面(45、46)が、この陽極(11)、もしくは陰極(12)の面に対して平行に指向した状態で形成されていることを特徴とする請求項19に記載の圧力電解槽。
  21. 封隙部材(21、22)は、伸縮性合成樹脂の材料から形成されていることを特徴とする請求項17から20のいずれか一つに記載の圧力電解槽。
  22. 封隙部材(21、22)は、陽極(11)、もしくは陰極(12)の縁部の押出し被覆成形によって、伸縮性合成樹脂の材料でもって形成されていることを特徴とする請求項21に記載の圧力電解槽。
  23. 2つの隣接する電解セル(4)は、双極薄板(14)によって、相互に分離されており、この双極薄板が、この双極薄板の周囲に沿って延在する封隙部材(24)によって囲繞されており、この封隙部材が、この双極薄板(14)の領域において、電解セル(4)の側方の閉鎖部を形成し、且つ、隣接する電解セル(4)のセルフレーム(15、16)の間に、封隙状態で挿入されていることを特徴とする請求項6から22のいずれか一つに記載の圧力電解槽。
  24. 封隙部材(24)は、双極薄板(14)の周囲において、フレーム形状に延在して配設されていることを特徴とする請求項23に記載の圧力電解槽。
  25. 封隙部材(24)は、双極薄板(14)の一方の側面に沿って配設されていることを特徴とする請求項23または24に記載の圧力電解槽。
  26. 封隙部材(24)は、双極薄板(14)の縁部の周囲を、この双極薄板の前面側から背面側へと巡らされた状態で形成されていることを特徴とする請求項23または24に記載の圧力電解槽。
  27. 封隙部材(24)は、一つまたは多数の、双極薄板(14)の周囲に沿って指向する封隙リップ(44)を備えており、これら封隙リップが陽極セルフレーム(15)、もしくは、陰極セルフレーム(16)の封隙面(47)、またはこの双極薄板(14)自体に、封隙状態で当接していることを特徴とする請求項23から26のいずれか一つに記載の圧力電解槽。
  28. 封隙リップ(44)は、方向において、この双極薄板(14)の面に対して垂直方向に突出していること、および、
    陽極セルフレーム(15)、もしくは、陰極セルフレーム(16)の封隙面(46、47)が、この双極薄板(14)の面に対して平行に指向した状態で形成されていることを特徴とする請求項27に記載の圧力電解槽。
  29. 封隙部材(24)は、伸縮性合成樹脂の材料から形成されていることを特徴とする請求項24から28のいずれか一つに記載の圧力電解槽。
  30. 封隙部材(24)は、双極薄板(14)の縁部の押出し被覆成形によって、伸縮性合成樹脂の材料でもって形成されていることを特徴とする請求項29に記載の圧力電解槽。
  31. 圧力容器(2)内における空間(7、8)は、陰極液と陰極液との間の水準均衡を可能にするために、測地学的に低い位置において、互いに結合されていることを特徴とする請求項2から30のいずれか一つに記載の圧力電解槽。
  32. 空間(7、8)は、圧力容器(2)の外側に延在する結合導管を介して結合されていることを特徴とする請求項31に記載の圧力電解槽。
  33. 空間(7、8)は、測地学的に低く配置された位置において、圧力容器(2)の内側で、開口部、または分離部内における薄膜を介して、互いに結合されていることを特徴とする請求項31に記載の圧力電解槽。
  34. 圧力容器(2)は、非導電性の材料から成っていることを特徴とする請求項1から33のいずれか一つに記載の圧力電解槽。
  35. 電解セルブロック(3)のケーシング(5)および圧力容器(2)の内側によって囲繞された、空間(7、8)は、それぞれに、電気的に絶縁状態である材料から成る外皮によってチャンバー化されていることを特徴とする請求項1から33のいずれか一つに記載の圧力電解槽。
  36. 電解セルブロック(3)のケーシング(5)は空間(7、8)に向いた側面上で、及び/または圧力容器(2)がこの圧力容器の内側で、電気的に絶縁状態である被膜、または上張りを備えられていることを特徴とする請求項1から33のいずれか一つに記載の圧力電解槽。
  37. ガス分離は、空間(7)、および空間(8)の中へ、基本的に、測地学的に電解セルブロック(3)の上方に配置された領域内において行われることを特徴とする請求項10に記載の圧力電解槽。
  38. これらガス分離領域内において、編組体の様式のガス合体補助体、及び/または超音波発信器、及び/または流動方向転換体が配設されていることを特徴とする請求項37に記載の圧力電解槽。
  39. 水貯蔵容器(31)が設けられており、この水貯蔵容器は、供給水充填弁(33)を備えている供給水充填導管(32)を介して供給水源と、および、供給水流入弁(35)を備えている供給水流入導管(34)を介して、分離された複数の空間(7、8)の内の1つの空間の下側の領域と結合されており、且つ、加圧弁(37)を備えている加圧導管(36)を介して、これら分離された空間(7、8)の内の1つの空間の上側の領域と結合されており、且つ、
    更に、この水貯蔵容器が、換気弁(39)を備えている換気導管(38)を介して周囲環境に対して換気可能であり、その際、
    これら分離された空間(7、8)の内の1つの空間の上側の領域が、この圧力電解槽の作動の際に、複数の生成ガスの内の1つの生成ガスでもって充填されている、
    ことを特徴とする請求項2から38のいずれか一つに記載の圧力電解槽。
  40. その空間と水貯蔵容器(31)が、供給水流入導管(34)、および加圧導管(36)を介して結合されている、分離された空間の内の一方の空間は、電解液循環の構成要素を形成する他方の分離された空間(8)であることを特徴とする請求項39に記載の圧力電解槽。
  41. 請求項39または40による圧力電解槽を充填するための方法において、
    以下の方法の工程:
    a) 開放された換気弁(39)、および閉鎖された加圧弁(37)、および閉鎖された供給水流入弁(35)の条件のもとで、供給水充填導管(32)を介して、開放された供給水充填弁(33)でもっての、水貯蔵容器(31)の無圧力状態の充填、
    b) 換気弁(39)、および供給水充填弁(33)の閉鎖、
    c) 水貯蔵容器(31)を、加圧導管(36)を介して、圧力容器(2)内に存在している圧力にするための、加圧弁(37)の開放、
    d) 供給水を、水貯蔵容器(31)から圧力容器(2)内へと配量するための、供給水流入弁(35)の開放、
    e) 供給水流入弁(35)の閉鎖、
    を特徴とする方法。
  42. 水貯蔵容器(31)から圧力容器(2)内への供給水の配量添加は、重力作用のもとで行われ、その際、この水貯蔵容器(31)が、空間的に、圧力容器(2)の上方に配設されていることを特徴とする請求項41に記載の方法。
  43. 水貯蔵容器(31)から圧力容器(2)内への供給水の配量添加は、供給水流入導管(34)内に備えられている供給水ポンプを用いて行われることを特徴とする請求項41に記載の方法。
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