JP2005504859A - リサイクルゴムの加工および性能向上 - Google Patents

リサイクルゴムの加工および性能向上 Download PDF

Info

Publication number
JP2005504859A
JP2005504859A JP2003532574A JP2003532574A JP2005504859A JP 2005504859 A JP2005504859 A JP 2005504859A JP 2003532574 A JP2003532574 A JP 2003532574A JP 2003532574 A JP2003532574 A JP 2003532574A JP 2005504859 A JP2005504859 A JP 2005504859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
weight
sulfur
mercaptobenzothiazole
zinc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003532574A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005504859A5 (ja
Inventor
タン,イン
Original Assignee
アメリカン ラバー テクノロジィーズ,インク.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アメリカン ラバー テクノロジィーズ,インク. filed Critical アメリカン ラバー テクノロジィーズ,インク.
Publication of JP2005504859A publication Critical patent/JP2005504859A/ja
Publication of JP2005504859A5 publication Critical patent/JP2005504859A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/0008Organic ingredients according to more than one of the "one dot" groups of C08K5/01 - C08K5/59
    • C08K5/0025Crosslinking or vulcanising agents; including accelerators
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J11/00Recovery or working-up of waste materials
    • C08J11/04Recovery or working-up of waste materials of polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J11/00Recovery or working-up of waste materials
    • C08J11/04Recovery or working-up of waste materials of polymers
    • C08J11/10Recovery or working-up of waste materials of polymers by chemically breaking down the molecular chains of polymers or breaking of crosslinks, e.g. devulcanisation
    • C08J11/18Recovery or working-up of waste materials of polymers by chemically breaking down the molecular chains of polymers or breaking of crosslinks, e.g. devulcanisation by treatment with organic material
    • C08J11/28Recovery or working-up of waste materials of polymers by chemically breaking down the molecular chains of polymers or breaking of crosslinks, e.g. devulcanisation by treatment with organic material by treatment with organic compounds containing nitrogen, sulfur or phosphorus
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/09Carboxylic acids; Metal salts thereof; Anhydrides thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/09Carboxylic acids; Metal salts thereof; Anhydrides thereof
    • C08K5/098Metal salts of carboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/36Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2321/00Characterised by the use of unspecified rubbers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

強力なせん断およびジャストオンタイム混合を提供することができる専用のツインスクリュー押出機内で、細かく摩砕したスクラップ加硫ゴムを混ぜ合わせ、押出機に再生剤を添加し、ゴムスクラップが脱硫されるまでゴムスクラップおよび再生剤を押出機内で混練することによって、硫黄硬化加硫ゴムを再利用するためのプロセス。また本発明は独自の再生剤組成物も開示し、該組成物は、以下の化合物:促進剤のTBBS、ZMBT、MBT、およびTMTMと、活性化剤の酸化亜鉛およびステアリン酸と、脂肪酸の亜鉛塩および硫黄とからなることが好ましい。再生ゴムは、バインダを添加することなく高品質のゴム製品を製造する場合に使用するのに適する。あるいは、新ゴム配合物と混ぜ合わせて、高仕様ゴム製品を製造するのに適する。

Description

【技術分野】
【0001】
自動車用タイヤなどの有用なゴム製品は、通常、加硫ゴムから成形される。一般に、加硫は炭化水素ゴムポリマーの化学処理であり、長いポリマー鎖分子が架橋剤分子と架橋する。反応によって、柔らかくて弱い可塑性高分子材料は、劣化や永久変形に耐性のある比較的強い弾性材料に変化する。最も一般的な架橋剤の1つは硫黄である。架橋剤として硫黄または硫黄供与体が使用される場合、硫黄または硫黄供与体ならびに1つの促進剤または数種の促進剤(第1および第2促進剤など)がゴムポリマーと混合される。混合物は圧力および熱を受けて、硫黄分子と架橋したポリマー鎖分子をもたらす。
【0002】
硫黄の添加は、強度、弾性および耐久性など、最終ゴム製品の有利な物理特性を提供する。残念なことに、達成された利点は加硫ゴムのリサイクルを試みる際に問題を呈する。架橋ゴムポリマーは、単に加熱して再加工するだけでは有用な製品に再利用することができない。架橋結合の強度は、加硫ゴムが溶融、溶解またはバージンゴムマトリックスと結合するのを妨げる。これにより、米国におけるスクラップタイヤ問題の発生がいくらか助長されている。
【0003】
加硫ゴムは、米国における最も深刻な廃棄物問題の中の1つの問題の原因である。毎年、何百万トンもの天然および合成ゴムが生産および消費されている。この生産量は、使用済みタイヤを含むスクラップゴムを大量にもたらす。スクラップタイヤは、毎年蓄積および廃棄されるスクラップゴム全体の大きな割合を占める。例えば、約2億7300万本のタイヤが毎年廃棄され、数十億本のタイヤが廃棄された。しかしながら、毎年発生する廃棄タイヤのうちのほんのわずかだけが本当にリサイクルされ、大部分は燃料として燃やされる。
【0004】
膨大な量のスクラップゴムは、深刻な処分および環境問題を引き起こしている。処分の心配に加えて、廃棄タイヤは深刻な火災や安全性の危険を引き起こす。かかる問題および心配は、スクラップゴム廃棄物の受け入れを拒否する埋立て地の数の増大にしたがって高まり続けている。およそ12の州では、全てのスクラップタイヤの埋立てが禁止されており、その約2倍の数の州では、処理されたタイヤのみが埋立てを許可されている。
【0005】
埋立て地の利用の可能性が減少するにつれて、満足できるリサイクルプロセスに対する要求が高まっている。廃棄ゴム問題の解決を試みるために多数のアプローチが用いられている。1つの方法には、タイヤを小さな屑(crumb)に寸断および摩砕して、次に、ゴムをポリウレタンと結合させて、ゴムマット、ガスケットおよび車両用泥よけなどの低性能製品にすることが含まれる。屑ゴムは、道路アスファルトの添加剤として、駐車場や運動場などの表面のためのグラウンド被覆物として、更に、道路表面や競技場およびゴルフ場などの芝地の下の詰め物(fill)として使用されている。更に、スクラップゴムは燃料として燃やされており、熱分解を受けて、燃料として使用される油を生成する。しかしながら、これらのアプローチは、一般に、低品質のゴム製品を製造するか、あるいは更なる汚染問題を与える。
【0006】
新しい製品を形成するために屑ゴムを使用する場合には、バージンゴムと混合するための充填剤として屑を使用することができる。しかしながら、一般に、配合物の特性が低下し始める前には、ほんの少しの割合の屑充填剤しか添加することができない。従来の屑の主な欠点は、加硫プロセスで形成される架橋結合が非常に強力なことである。この結果、「メモリー」効果を有するゴム配合物分子がもたらされる。メモリー効果は、変形力が加えられた後に、ゴム製品が元の形状に復帰するのを可能にする。例えば、引き伸ばされたゴムバンドはその本来の形状に戻る。加硫ゴムが屑に加工される場合でさえ、ゴム分子はその物理特性の多くを保持する。架橋結合の強度はバージンゴムマトリックス内で加硫ゴムの結合を困難にし、新しいゴムと加硫屑との間の結合が弱い。したがって、新しいタイヤの製造では、わずか約3〜4重量パーセントの再生ゴムしか使用することができない。
【0007】
屑が混合物中に取り込まれる能力を高めるように屑の表面を変性すれば、より多くの屑を充填剤として添加することができる。例えば、ゴム屑が混合物中に混合されるのを助けるために、屑の表面上のゴム分子鎖を化学修飾することもできるし、表面をコーティングすることもできる。しかしながら、プロセスは屑コアの不活性な性質を変化させず、充填剤として添加することができる表面変性屑の量は依然として制限される。
【0008】
ゴム廃棄物をリサイクするためのもう1つのアプローチは、屑ゴムの脱硫である。脱硫は、混ぜ合わせた硫黄を除去することなく、ゴム分子を解重合するか、あるいはポリスルフィド結合を破壊することを目的とする。脱硫のための方法は、機械的せん断、高エネルギー放射、化学的処理、および熱機械的処理を含むことができる。加硫は完全には可逆的でないが、部分的な脱硫の結果、変形に対する耐性が低下すると共に、未変性または未処理の屑を用いる場合に添加できる量よりも多い量の脱硫屑を新しいゴム混合物へ添加することが可能になる。脱硫または再生ゴムは、天然または合成ゴムもしくはバインダを添加して、あるいは添加せずに、再加硫させることができる。
【0009】
現行の脱硫または再生方法には、幾つかの欠点がある。例えば、現行の方法は、リサイクル中のエラストマー材料を分解する(digest)ために高温(例えば、150℃〜250℃)を使用し、長時間(例えば5〜12時間)の攪拌を必要とすることがある。この結果、エネルギー消費が高くなり、再生途中の材料の劣化が起こる。例えば、熱機械的プロセスの極度の熱および機械的せん断作用は、高分子鎖骨格の破壊を引き起こす可能性がある。更に、このプロセスは化学薬品を使用しないので、標的とするポリスルフィド結合を選択的に切断することができない。溶媒抽出などのいくつかのプロセスは、環境に被害を与え得る大量の化学薬品または溶媒を使用するか、あるいは、溶媒または化学薬品の複雑な回収および処理を必要とする。マイクロ波または超音波加工などの更にその他の再生プロセスでは、入手が困難で、工業生産のために効率的に操作するのが難しい比較的複雑な装置が使用される。
【0010】
このようなアプローチを用いて再生されたゴムは物理特性が悪い傾向にある。例えば、従来のように再生されたゴムは引張り強度が約5〜6MPaであるが、天然ゴムは20MPaを超える引張り強度を有することができる。
【0011】
ゴムマットおよび道路標識などの高強度を必要としない幾つかの製品では、スクラップタイヤからの加硫ゴム屑を高い割合で使用することができる。しかしながら、新ゴム配合物との混合物中に、処理済でも未処理でもリサイクルゴムが存在すると、最終製品の物理特性に悪影響を及ぼし得る。その結果、再生ゴムは、通常、自動車用タイヤの製造では使用されない。
【0012】
したがって、最終製品の要求仕様を依然として満たしながら、加硫スクラップゴムのより多くの部分が再利用されるのを可能にする脱硫方法が今もなお必要とされている。
【0013】
[発明の開示]
本発明は、専用の押出機および再生剤の使用を含み、現在使用されているスクラップゴム再生方法の欠点を軽減する部分脱硫プロセスを可能にする。
【0014】
本発明は、硫黄または硫黄供与体の添加により加硫したエラストマー製品、例えば天然または合成ゴムから製造されるタイヤなどを、部分脱硫および再活性化プロセスによって再生することを含み、再生材料をリサイクルすることができる。本発明のプロセスは、毒性がなく一般に使用されるゴム薬品と、特別に設計したツインスクリュー押出機との独自の組み合わせを用いて、加硫ゴムスクラップまたは廃棄物を再生する。本発明の一態様によると、適切なせん断、圧力、滞留時間および温度を提供する押出機の作用と組み合わせた化学的製法は、天然および合成両方の硫黄硬化ゴムを脱硫する。このプロセスは、加硫ゴムスクラップ中の硫黄架橋結合を選択的に破壊し、分子レベルの架橋を改変し、物理特性を実質的に低下させることなくゴムスクラップのリサイクル性を増大させる重要な再結合および再加硫特性を提供する。脱硫ゴムは他のバインダを添加することなく再加硫されて、満足できる物理特性を有するゴム製品を製造することができる。また脱硫ゴムは新ゴム配合物と混合されて、良好な物理特性を有するゴム製品を提供することができる。
【0015】
本発明の利点は現行の再生プロセスの欠点の多くを克服する。本明細書に開示される本発明のプロセスは数分のうちに実行させることができ、これにより、従来の熱機械的プロセスと比較して、はるかに少ないエネルギーが消費され、より多くの製品の物理特性が保持される。本明細書に開示される本発明のプロセスは非常に少量の毒性のない化学薬品を使用し、環境への影響がなく、処理後に回収する必要がない。更には、プロセスは化学薬品を低い割合で使用する。本明細書で教示される安全で効率的な化学的製法は、更なる臭気をもたらすことがなく、もとの製品中のバージンゴムを置き換えるための方法およびプロセスに与える影響が少ない。
【0016】
プロセスの第1のステップは工場スクラップゴムまたは使用済みタイヤを細かい粒子または屑にすることを含む。次に屑は、ツインスクリュー押出機内で再生剤により処理される。小さい粒子は高い表面積対体積の比を示し、再生剤とゴム粒子との間の最適な表面相互作用を可能にする。本発明のプロセスは複雑な加熱または冷却装置を必要とせず、押出機の動きを妨害しやすい液体またはスラリーも使用しない。
【0017】
ツインスクリュー押出機は、多くの加硫表面架橋を開放または露出させる極端なせん断条件を作り出す、特別に設計された切断および攪拌手段を有する。押出機は急速かつ徹底的にゴム屑を混合して、再生剤で被覆する。
【0018】
再生剤の主な成分には、硫黄と、メルカプトベンゾチアゾール亜鉛(zinc mercaptobenzothiazole、ZMBT)および2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT)などの誘導体、N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド(TBBS)などのスルフェンアミド、ならびにテトラメチルチウラムモノスルフィド(TMTM)などのチウラムから選択される促進剤と、ステアリン酸亜鉛、酸化亜鉛などの活性化剤と、が含まれる。再生剤は細かい粉末状にされて、押出機内における再生剤とゴム屑との間の最大接触を容易にする。
【0019】
本発明のプロセスは、天然ゴム(NR)、ポリブタジエン(BR)、スチレンブタジエン(SBR)、エチレン−プロピレン−ジエン−ターポリマー(EPDM)、ネオプレン(CR)およびニトリル(NBR)などの硫黄硬化配合物の大部分に有効である。このプロセスで製造した再生ゴムはバインダを添加することなく単独の製品として再加硫させることができ、ゴム配合物の物理特性の大部分をまだ保有している。あるいは、少量の新ゴムを添加することによって、再生ゴムの特性を向上させることができる。本発明の一実施形態では、脱硫したタイヤ全体の屑を粉砕し、従来の硬化剤を配合して320°Fで10分間硬化させて、引張り強度700psi、伸び180%、引裂き強度71pliの通常の物理特性を有する再加硫製品を提供することができる。タイヤ全体の屑の代わりに工場スクラップを加工すると、製品は、引張り強度2000psi、伸び300%、引裂き強度150pliを有することができる。更に、このような再生ゴムは新しい同一配合物と共に高濃度でリサイクルされるか、あるいは、同様であるが全く同一ではない配合物と適度の濃度で混合されて、更に良好な物理特性を提供することができる。
【0020】
要約すると、使用する再生ゴムの量を変化させて、ほとんどどのマスターバッチ仕様にも適合させることができる。得られる再加硫特性は、原料のオリジナル配合物の特性に依存する。例えば、産業スクラップゴムは、使用後のスクラップよりも良い特性を提供する。更に、ある程度の実験室内での作業(internal laboratory work)が、通常、特定の要求を満たすように再生ゴムを最適化するために必要である。例えば、必要な調整は、油などの添加剤により粘度を低下させることであり得る。
【0021】
以上のことから、本発明の主な目的が、加硫スクラップおよび廃棄ゴムから脱硫ゴムを製造するためのプロセスを提供することであることは、読者には明らかであろう。更に詳細には、プロセスは再生剤および専用のツインスクリュー押出機を使用して再生剤とゴム屑を十分に混合し、骨格ポリマーを実質的に分解させずにこのようなゴム屑中の硫黄架橋を選択的に処理し、再利用可能なゴムポリマーを回収する。
【0022】
また、本発明の目的は、得られるゴム製品の品質を劣化させることなく、配合物処方において、バージンンゴムの部分的な代替として、より多くの割合の脱硫スクラップゴムを再利用するのを可能にする脱硫プロセスを提供することでもある。
【0023】
本発明の更なる目的は、加工時間および消費エネルギーを削減することによって製造コストを低減すると同時に、通常の毒性のない加硫薬品を使用する加硫ゴムスクラップの脱硫プロセスを提供することである。本発明を特徴付ける新規の様々な特徴は、本出願の特許請求の範囲において詳細に指摘されるであろう。
【0024】
本発明の上記およびその他の特徴、態様、および利点は、添付図面に示されるその実施形態についての以下の説明に関連して更に詳細に検討される。
【0025】
[発明を実施するための形態]
上記に要約され、列挙した特許請求の範囲により定義される本発明は、添付図面と併せて読まれるべき以下の詳細な説明を参照することによってより良く理解することができる。本発明の特定の実施態様を誰でも構築および使用できるようにするために以下に記載された特定の実施形態のこの詳細な説明は、列挙した特許請求の範囲を限定することを意図するものではなく、その特定の実施例としての役割を果たすことを意図する。当業者は、本発明と同一の目的を実行するために他の方法およびシステムを修正または設計するための基礎として、開示された概念および特定の実施形態を容易に使用できることを認識すべきである。また当業者は、このような等価の組立品が、最も広い形態における本発明の精神および範囲から逸脱しないことも理解すべきである。
【0026】
概要
本発明のプロセスによると、図1に示されるように、廃棄タイヤおよび産業廃棄物などの加硫ゴムスクラップは、製造されたゴム屑を、専用のツインスクリュー押出機内で新規な再生剤にさらすことによって脱硫される。適切な圧力、温度、滞留時間、およびせん断応力を生ずる再生剤および押出機作用の組み合わせは、ほとんどポリマー主鎖の分解なしに、屑ゴム中の硫黄架橋を切断する。プロセスは、加硫ゴムスクラップを、同様の配合物における新しいエラストマーの多くの特性を有する再利用可能なエラストマー材料に変化させる。
【0027】
プロセスは、再生のためのスクラップゴムを製造することから始まる。摩砕中のスクラップがタイヤである場合、ワイヤおよび繊維補強剤がもしあれば除去しなければならない。本発明が意図する加硫スクラップの実例となるタイプとしては、NR、SBR、BR、CR、NBR、およびEPDMがある。しかしながら、硫黄硬化した他のタイプのゴムに由来するスクラップゴムを本発明で使用してもよい。スクラップゴムは、従来の破砕および摩砕技法(低温技法を含むことができる)を用いて、細かく摩砕されて細かい屑にされる。均一な混合を保証するために、ゴムスクラップは、少なくとも約20メッシュの粒径に摩砕されるが、再加硫された最終製品の物理特性(例えば、破断伸びおよび引張り強度)を向上させるためには、約40〜約60メッシュまたは更に細かい粒径が好ましい。ゴムスクラップは、周囲温度で寸断および摩砕することができる。このようなスクラップはまず低温凍結されてから摩砕されるのが好ましく、より良い流動特性をもたらす細かい屑に摩砕することが容易にされる。
【0028】
スクラップゴムは摩砕された後、特別設計された押出機内へ送り込まれ、確立された温度で特定の時間、このような押出機内で再生剤と混合される。温度および時間は、使用されるスクラップゴムのタイプと、最終製品で所望される特性とに依存する。本発明は一段階混合プロセスを使用するのが好ましいが、バンバリー内部混合機または2本ロールミルなどの異なる加工装置を用いるバッチ混合も可能である。
【0029】
架橋剤が硫黄または硫黄供与体である場合の加硫の間に、図2に示されるように、長いポリマー鎖分子は硫黄分子と架橋する。本発明の一実施形態では、再生剤は、押出機の作用と併せて、加硫ゴム中の長い硫黄架橋結合を破壊し、ポリマー骨格を実質的に劣化させることなく分子レベルの架橋を改変する。本発明のプロセスは、複数の硫黄架橋の数を大幅に減少させ、次のゴム製造プロセスの間に再結合させるためにこのような架橋を化学的に覆う。再生剤に硫黄を添加することは、次の再結合の助けとなる。
【0030】
幾つかの硫黄架橋は破壊されないので、脱硫ゴムの特定の特性は影響を受ける。例えば、本発明により製造された脱硫屑でバージンゴムを置き換えて製造された加硫ゴム製品は、同様の配合および加硫された新しいエラストマーの最初の引張り強度の約50〜85%を提供する。本発明の脱硫屑は、図1に示されるように、要求されるより高い製品性能を満たすように新しい配合物と混合されてもよい。
【0031】
押出機
標準クラッカーミルまたは同様のバッチ加工装置などのゴム産業で標準的な装置を用いて、屑を再生剤と共に加工することができる。しかしながら、この装置は操作に非常に手間がかかると共に、処理量が少ない。使用することができる他の機械としては、バンバリー内部混合機がある。本発明の好ましい実施形態では、加工は、ゴムの連続脱硫を可能にする高せん断で高圧の温度制御された専用のツインスクリュー押出機内で行われる。コンピュータ、好ましくはプログラマブルロジックコントローラ(PLC)によって押出機を制御する。ゴム屑は押出機内に配置され、再生剤は押出機内のフィーダに配置される。PLCは、ゴム屑100重量部に対して1〜2重量部の再生剤を添加するようにフィーダに命令する。屑に添加される再生剤の正確な量は、加工中のゴムの成分と、製品の所望される物理特性とに依存する。
【0032】
表1は本発明の押出機の仕様データを提供する。押出機は、メカニズムを駆動する独立して調整可能な2本の逆方向回転出力シャフトを備え、目的に合うように設計されたギアボックスを駆動する電気モータを有する。始動されると、オンボードコンピュータが押出機を制御する。本発明の脱硫プロセスは、4つのモジュラー水冷式チャンバ内で行われる。スクリューの設計は、容易に変更されるフレキシブルな加工ツールの配列を提供する。コンピュータ制御されたフィーダによって、屑および再生薬品は内部チャンバ内へ送られ、連続操作を容易にする。コンピュータは、押出機が、必要に応じて調整される所定の混合比率および生産レベルで作動するのを可能にする。またコンピュータは、冷却水温度を含むその他の全ての押出機の機能を監視および制御する。
【0033】
【表1】
Figure 2005504859
【0034】
本発明の押出機はゴム屑および再生薬品のジャストオンタイム混合を提供し、そのスクリューデザインは、強力な混合およびせん断を発生させる。機械的なせん断は、屑の表面を再生薬品にさらして、ポリマー化学製品中の複数の硫黄架橋を破壊するために必要とされる。屑は約75℃と85℃の間の温度で絶えず集中的に混練されて、わずか1分または2分の通過時間を与える。プロセスは、高生産率で、環境汚染もなく、均一な生成物を提供する。
【0035】
バッチ加工によるのではなく、制御された環境で、連続プロセスを提供することが押出機の目的であることに注意するのが重要である。押出機により提供される機械的せん断および熱作用は、再生薬品により提供される長い硫黄架橋の選択的切断と組み合わされて、表面における化学的および物理的作用ならびに屑粒子の深部の浸透を可能にする。この結果、物質移動がより激しくなり、ポリマー骨格ではなく、より多くのポリスルフィド結合が破壊される。表面および深部の処理の組み合わせは、屑に対してより強い物理的および化学的作用を提供するので、表面処理だけよりも優れている。
【0036】
好ましくは約75℃と約85℃の間の温度で生じる押出機内の加工時間は約2分より短く、その結果、エネルギー消費が少なくなる。押出機内で摩擦により熱が発生するが、内部チャンバ温度は監視され、加工チャンバを包囲するアルミニウムジャケット内を循環する水で冷却することによって適切な温度が維持される。約75℃より低い温度はゴム屑の脱硫速度を遅くするが、約85℃を超える温度はポリマー骨格を切断し得る。押出機内で加工した後、脱硫した屑は、単独の製品あるいはバージンゴム配合物との混合物の製造が可能である。
【0037】
再生剤
本発明のプロセスは、環境汚染が発生しないようにゴム産業で一般的な無害な化学薬品を使用する。更に、加工が完了した後で、化学薬品を分離または除去する必要がない。化学混合物は粉末形態であるため表面積が大きい薬品が提供され、再生剤薬品と細かいメッシュのゴム屑との間の最大接触を可能にする。これは、分散を改良し、脱硫反応を促進する。本発明の再生薬品は、1つまたは複数の促進剤と、1つまたは複数の活性化剤と、再加硫を助ける硫黄とを含む。化学混合物は天然または合成ゴムバインダを必要としない。
【0038】
本発明の好ましい実施形態では、次の促進剤:スルフェンアミド系促進剤、好ましくはN−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド(TBBS)と、メルカプト系促進剤、好ましくは2−メルカプトベンゾチアゾールの亜鉛塩(ZMBT)および誘導体2−メルカブトベンゾチアゾール(MBT)と、チウラム促進剤、好ましくはテトラメチルチウラムモノスルフィド(TMTM)と、が使用される。また本発明の実施形態では、脂肪酸の亜鉛塩と、ステアリン酸、メタクリル酸および酸化亜鉛などの1つまたは複数の活性化剤、好ましくはステアリン酸および酸化亜鉛と、硫黄とが使用される。
【0039】
ZMBTおよびMBTはメルカプト系からの好ましい促進剤であるが、ジベンゾチアジル−ジスルフィド(MBTS)などのメルカプト系からの他の促進剤も代用することができる。
【0040】
TBBSはスルフェンアミド系からの好ましい促進剤であるが、次の任意のもの:N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド(CBS)、ベンゾチアジル−2−モルホリンスルフェンアミド(MBS)、2−(N−モルホリニルジチオ)−ベンゾチアゾールおよびモルホリニル−チオカルボニルスルフェンモルホリドを含むスルフェンアミド系からの他の促進剤も代用することができる。
【0041】
TMTMは好ましいチウラム促進剤であるが、次のもの:テトラエチルチウラムジスルフィド(TETD)、テトラメチルチウラムジスルフィド(TMTD)、およびテトラベンジルチウラムジスルフィド(TBTD)を含む他のチウラム促進剤も代用することができる。
【0042】
再生薬品の好ましい量は、次の通りである。TBBSは好ましくは約4重量%〜約10重量%の範囲であり、更に好ましくは約6重量%である。ZMBTは好ましくは約4重量%〜約18重量%の範囲であり、更に好ましくは約16重量%である。TMTMは好ましくは約3重量%〜約5重量%の範囲であり、更に好ましくは約4重量%である。MBTは好ましくは約4重量%〜約18重量%の範囲であり、更に好ましくは約8重量%である。脂肪酸の亜鉛塩は、好ましくは約3重量%〜約6重量%の範囲であり、更に好ましくは約4重量%である。酸化亜鉛は、好ましくは約1重量%〜約3重量%の範囲であり、更に好ましくは約2重量%である。ステアリン酸は、好ましくは約1重量%〜約3重量%の範囲であり、更に好ましくは約2重量%である。最後に、硫黄は、約40重量%〜約65重量%の範囲であり、更に好ましくは約58重量%である。
【0043】
このように、押出機で加工するための好ましい配合物は、100部のゴム屑を1部と2部の間の再生剤と合わせた混合物を含む。必要とされる再生剤の有効量は、脱硫中のゴムのタイプと所望される最終製品とに依存する。
【0044】
上記成分に加えて、得られる製品の本質的な性質に影響を与えない様々なその他の成分を使用してもよいことは、当業者には明らかであろう。事実、多くのこのような成分を使用して、産業的に受け入れられるように様々な特性を改良することができる。典型的な成分には、カーボンブラックなどの充填剤、着色剤、老化防止剤、加工潤滑剤、および離型剤が含まれるが、これらに限定されない。
【0045】
以下の実施例および表は、単に本発明を説明するためだけに提供されるものであり、本発明がそれらに限定されないことは理解されるべきである。実施例および本明細書中の他の箇所における様々な成分の量はすべて、他に指定されない限りは重量によるものである。
【実施例1】
【0046】
再生剤は以下の化合物を所与の割合で含む。
Figure 2005504859
【0047】
化合物を一緒に混合して、粉末の再生剤を形成する。細かいメッシュのゴム屑および再生剤を、専用のツインスクリュー押出機内で混ぜ合わせる。ゴム屑100部当たり1部の再生剤を押出機内で混合する。約75℃と約85℃の間の温度を維持しながら、ゴム屑および再生剤を押出機内で約1〜2分間混練し、これにより、ゴム屑を脱硫する。比較および試験のために、ゴム屑100部当たり2部の再生剤を用いて手順を繰り返し、第2の脱硫サンプルを得る。
【0048】
各サンプルを硬化特性について試験し、320°Fで10分間硬化させて、物理特性について試験する。試験結果は表2および表3に示される。
【0049】
【表2】
Figure 2005504859
【0050】
【表3】
Figure 2005504859
【0051】
本明細書に開示されるようなプロセスからの脱硫ゴムは、バインダを用いずに直接使用して、100%リサイクルゴム製品を形成することができる。得られた脱硫ゴムは、満足できる特性を示す。例えば、約600psiより大きい引張り強度および約150%より大きい伸び率は、一般に、適切な加硫を示す。表3は、本発明がこれらの要件の両方を満たすことを示す。ほとんどの再生ゴムが新ゴムまたは他のバインダと混合されなければならないことを考えれば、本発明の教示に従う脱硫は大きな業績である。
【0052】
更に、本発明の脱硫ゴムは、より高い物理特性が要求される場合には、新しい配合物と混ぜ合わされてもよい。添加される新しい配合物の量は、意図される製品最終用途に依存する。性能要求に応じて、特性の大幅な損失を被ることなく、約10%〜約50%の新しい配合物を本発明の脱硫ゴムによって代用することができる。
【実施例2】
【0053】
この実施例は、様々な比率で一緒に混ぜ合わせた場合の、様々な促進剤の効果を証明する。試験した促進剤はTBBS、ZMBT、およびTMTMである。プロセスは、様々な促進剤の組み合わせおよび比率を除いて、実施例1で記載したプロセスと同様である。試験結果は表4および表5に示される。
【0054】
【表4】
Figure 2005504859
【0055】
【表5】
Figure 2005504859
【0056】
結果は、明らかに、複数の促進剤を組み合わせた場合に、物理特性に対する効果が有利であることを示す。全体として、三成分系のTBBS/ZMBT/TMTMは、二成分系のTBBS/ZMBTまたはTBBS/TMTMよりも良好な結果を与える。さらに、二成分系では、TBBSの比率が高い場合に最良の結果が達成された。TBBS/ZMBTの比率5:1は、二成分系では最良の物理特性を提供する。
【実施例3】
【0057】
この実施例は、ニトリルゴムの工場スクラップに対する実験再生剤の効果を証明する。ニトリルゴムの工場スクラップからの屑を、実施例1および2に記載されたプロセスによって押出機で再生剤を用いて加工する。再生剤は、加工される屑100部当たり1.25部使用する。次に、生成物を325°Fで12分間、再加硫させる。結果は表6に示される。
【0058】
【表6】
Figure 2005504859
【0059】
表6は、本明細書に開示されるプロセスで加工することによって、硫黄硬化した工場スクラップが、ポリマーのタイプに関係なく、使用済みのスクラップよりもはるかによい物理特性を与え得ることを示す。製品は大部分の商業的および産業的用途に対して満足できる特性を示す。
【0060】
本発明の概念を説明するために、特定の値、関係、材料および工程が示されたが、上記の教示に鑑みて、本明細書で教示される本発明の基本概念および作用原理から逸脱することなく当業者がこれらの細部を変更できることは、認識されるべきである。したがって、特許保護の範囲を決定するためには、上記詳細な説明と併せて特許請求の範囲が参照されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1】本発明のプロセスの概略図である。
【図2】分子レベルでの加硫および脱硫の概略図である。

Claims (15)

  1. 加硫網目構造を有する硫黄硬化エラストマー材料から、硬化可能なエラストマー材料を得るための化学組成物であって、
    (a)(i)N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド(CBS)、(ii)ベンゾチアジル−2−モルホリンスルフェンアミド(MBS)、(iii)N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド(TBBS)、(iv)2−(N−モルホリニルジチオ)−ベンゾチアゾール、および(v)モルホリニル−チオカルボニルスルフェンモルホリドからなる群から選択されるスルフェンアミド系促進剤と、
    (b)(i)2−メルカプトベンゾチアゾール亜鉛(ZMBT)、(ii)2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT)、および(iii)ジベンゾチアジル−ジスルフィド(MBTS)からなる群から選択される少なくとも2つのメルカプト系促進剤と、
    (c)(i)テトラメチルチウラムモノスルフィド(TMTM)、(ii)テトラエチルチウラムジスルフィド(TETD)、(iii)テトラメチルチウラムジスルフィド(TMTD)、および(iv)テトラベンジルチウラムジスルフィド(TBTD)からなる群から選択されるチウラム系促進剤と、
    (d)脂肪酸の亜鉛塩と、
    (e)(i)ステアリン酸、(ii)メタクリル酸、および(iii)酸化亜鉛からなる群から選択される少なくとも1つの活性化剤と、
    (f)硫黄と、
    からなる化学組成物。
  2. 前記スルフェンアミド系促進剤が、N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド(TBBS)である請求項1に記載の化学組成物。
  3. 前記メルカプト系促進剤が、2−メルカプトベンゾチアゾール亜鉛(ZMBT)および2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT)である請求項1に記載の化学組成物。
  4. 前記チウラム系促進剤が、テトラメチルチウラムモノスルフィド(TMTM)である請求項1に記載の化学組成物。
  5. 前記活性化剤が、ステアリン酸および酸化亜鉛である請求項1に記載の化学組成物。
  6. (a)約4重量%〜約10重量%のN−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド(TBBS)と、(b)約4重量%〜約18重量%の2−メルカプトベンゾチアゾール亜鉛(ZMBT)と、(c)約4重量%〜約18重量%の2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT)と、(d)約3重量%〜約5重量%のテトラメチルチウラムモノスルフィド(TMTM)と、(e)約3重量%〜約6重量%の脂肪酸の亜鉛塩と、(f)約1重量%〜約3重量%のステアリン酸と、(g)約1重量%〜約3重量%の酸化亜鉛と、(f)約40重量%〜約65重量%の硫黄とからなる請求項1に記載の化学組成物。
  7. (a)約6重量%のN−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド(TBBS)と、(b)約16重量%の2−メルカプトベンゾチアゾール亜鉛(ZMBT)と、(c)約8重量%の2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT)と、(d)約4重量%のテトラメチルチウラムモノスルフィド(TMTM)と、(e)約4重量%の脂肪酸の亜鉛塩と、(f)約2重量%のステアリン酸と、(g)約2重量%の酸化亜鉛と、(f)約58重量%の硫黄とからなる請求項6に記載の化学組成物。
  8. 加硫網目構造を有する前記硫黄硬化エラストマー材料が、(a)天然ゴム(NR)と、(b)ポリブタジエン(BR)と、(c)スチレンブタジエン(SBR)と、(d)エチレン−プロピレン−ジエン−ターポリマー(EPDM)と、(e)ネオプレン(CR)と、(f)ニトリル(NBR)と、(g)上記のものの組み合わせとからなる群から選択される請求項1に記載の化学組成物。
  9. 加硫網目構造を有する硫黄硬化エラストマー材料から、有用なエラストマー製品に再配合および再硬化させることができる硬化可能なエラストマー材料を得るためのプロセスであって、
    (A)前記硫黄硬化エラストマー材料を細かい粒子屑にする工程、
    (B)前記屑を加工するためのツインスクリュー押出機を用意する工程、
    (C)(a)(i)N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド(CBS)、(ii)ベンゾチアジル−2−モルホリンスルフェンアミド(MBS)、(iii)N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド(TBBS)、(iv)2−(N−モルホリニルジチオ)−ベンゾチアゾール、および(v)モルホリニル−チオカルボニルスルフェンモルホリドからなる群から選択されるスルフェンアミド系促進剤と、(b)(i)2−メルカプトベンゾチアゾール亜鉛(ZMBT)、(ii)2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT)、および(iii)ジベンゾチアジル−ジスルフィド(MBTS)からなる群から選択される少なくとも2つのメルカプト系促進剤と、(c)(i)テトラメチルチウラムモノスルフィド(TMTM)、(ii)テトラエチルチウラムジスルフィド(TETD)、(iii)テトラメチルチウラムジスルフィド(TMTD)、および(iv)テトラベンジルチウラムジスルフィド(TBTD)からなる群から選択されるチウラム系促進剤と、(d)脂肪酸の亜鉛塩と、(e)(i)ステアリン酸、(ii)メタクリル酸、および(iii)酸化亜鉛からなる群から選択される少なくとも1つの活性化剤と、(f)硫黄とからなる混合物によって、前記ツインスクリュー押出機を用いて、前記屑を処理する工程、および、
    (D)前記押出機内で、選択された温度で十分な時間、前記屑および前記混合物を混練し、それにより前記硫黄硬化エラストマー材料内の硫黄架橋を破壊する工程、
    を含むプロセス。
  10. 前記屑と前記混合物の比率が、屑約100部および混合物約1〜2部からなる請求項9に記載のプロセス。
  11. 混練時間が約2分よりも短い請求項9に記載のプロセス。
  12. 前記屑および前記混合物を混練する温度が、約75℃と85℃の間で選択される請求項9に記載のプロセス。
  13. 前記混合物が、(a)約4重量%〜約10重量%のN−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド(TBBS)と、(b)約4重量%〜約18重量%の2−メルカプトベンゾチアゾール亜鉛(ZMBT)と、(c)約4重量%〜約18重量%の2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT)と、(d)約3重量%〜約5重量%のテトラメチルチウラムモノスルフィド(TMTM)と、(e)約3重量%〜約6重量%の脂肪酸の亜鉛塩と、(f)約1重量%〜約3重量%のステアリン酸と、(g)約1重量%〜約3重量%の酸化亜鉛と、(f)約40重量%〜約65重量%の硫黄とからなる請求項9に記載のプロセス。
  14. 前記混合物が、(a)約6重量%のN−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド(TBBS)と、(b)約16重量%の2−メルカプトベンゾチアゾール亜鉛(ZMBT)と、(c)約8重量%の2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT)と、(d)約4重量%のテトラメチルチウラムモノスルフィド(TMTM)と、(e)約4重量%の脂肪酸の亜鉛塩と、(f)約2重量%のステアリン酸と、(g)約2重量%の酸化亜鉛と、(f)約58重量%の硫黄とからなる請求項11に記載のプロセス。
  15. 加硫網状組織を有する前記硫黄硬化エラストマー材料が、(a)天然ゴム(NR)と、(b)ポリブタジエン(BR)とからなる群から選択される請求項9に記載のプロセス。
JP2003532574A 2001-10-03 2002-10-02 リサイクルゴムの加工および性能向上 Withdrawn JP2005504859A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/970,177 US6590042B1 (en) 2000-10-06 2001-10-03 Recycled rubber processing and performance enhancement
PCT/US2002/031782 WO2003029337A1 (en) 2001-10-03 2002-10-02 Recycled rubber processing and performance enhancement

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005504859A true JP2005504859A (ja) 2005-02-17
JP2005504859A5 JP2005504859A5 (ja) 2006-01-05

Family

ID=25516535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003532574A Withdrawn JP2005504859A (ja) 2001-10-03 2002-10-02 リサイクルゴムの加工および性能向上

Country Status (10)

Country Link
US (1) US6590042B1 (ja)
EP (1) EP1434817A4 (ja)
JP (1) JP2005504859A (ja)
KR (1) KR20040047888A (ja)
CN (1) CN1561363A (ja)
BR (1) BR0213017A (ja)
CA (1) CA2460645A1 (ja)
MX (1) MXPA04003071A (ja)
PL (1) PL367813A1 (ja)
WO (1) WO2003029337A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013146536A (ja) * 2012-08-24 2013-08-01 Clean Tex Japan Kk ラバーマット及び一体化ラバーマット
JP2015502426A (ja) * 2011-11-25 2015-01-22 ニュー ラバー テクノロジーズ ホールディングス インコーポレイテッド 架橋型エラストマー材料の脱硫方法
JP2017155078A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 株式会社ブリヂストン 再生ゴム、これを用いたゴム組成物およびこれらの製造方法

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070122529A1 (en) * 2003-08-21 2007-05-31 Advanced Nutri-Tech Systems Inc. Fruit sponge
US20060065770A1 (en) * 2003-12-31 2006-03-30 Armex, Inc. Material processing apparatus and methods
US7588206B2 (en) * 2003-12-31 2009-09-15 Armex, Inc. Material processing apparatus and methods
US7250451B2 (en) * 2004-03-09 2007-07-31 American Rubber Technologies, Inc. Recycled rubber processing and performance enhancement
EP1879955B1 (en) * 2005-05-10 2012-06-27 Cray Valley Technology USA, LLC Rubber composition containing metal salts of organic acids, method of curing, cured compositions, and article
BRPI0620706A2 (pt) * 2005-12-14 2011-11-22 Mobilestream Oil Inc método para decompor uma composição, método para extrair um material a base de petróleo; aparelho para decompor uma composição; aparelho para extrair um material a base de petróleo de um composto; e polìmero, negro de fumo, aço, óleo, gás, monÈmero, material a base de petróleo produzidos pelo método da invenção
WO2007117754A2 (en) * 2006-02-02 2007-10-18 Novak John F Method and apparatus for microwave reduction of organic compounds
US7767722B2 (en) 2006-12-11 2010-08-03 Green Source Energy Llc Devulcanized rubber and methods
US8101812B2 (en) 2007-09-20 2012-01-24 Green Source Energy Llc Extraction of hydrocarbons from hydrocarbon-containing materials
US8272442B2 (en) 2007-09-20 2012-09-25 Green Source Energy Llc In situ extraction of hydrocarbons from hydrocarbon-containing materials
US8404108B2 (en) 2007-09-20 2013-03-26 Green Source Energy Llc Extraction of hydrocarbons from hydrocarbon-containing materials and/or processing of hydrocarbon-containing materials
US7811373B2 (en) * 2007-09-28 2010-10-12 Sierra Process Systems, Inc. Incorporation of heat-treated recycled tire rubber in asphalt compositions
KR100901561B1 (ko) * 2007-11-21 2009-06-08 현대자동차주식회사 연속 압출 방식에 의한 폐고무의 탈황처리 방법
US20090137690A1 (en) * 2007-11-26 2009-05-28 Semmaterials, L.P. Delinked Polymer Modified Bitumen and Method of Producing Same
US9011740B2 (en) 2008-12-15 2015-04-21 Textile Management Associates, Inc. Method of recycling synthetic turf and infill product
NZ595324A (en) * 2009-03-13 2014-02-28 Green Source Energy Llc Extraction of hydrocarbons from hydrocarbon-containing materials and/or processing of hydrocarbon-containing materials
CN101508795B (zh) * 2009-03-16 2011-05-11 江苏强维橡塑科技有限公司 一种采用双螺杆挤出机脱硫再生硫化橡胶的方法
EP2516122B1 (en) 2009-12-22 2016-02-17 Green-Gum Rubber Recycle Ltd. Method and apparatus for rubber grinding and reclaiming
GB2481205A (en) * 2010-06-14 2011-12-21 Smithers Rapra Technology Ltd Method for the devulcanisation of a rubber material
CN101880406B (zh) * 2010-07-08 2012-02-01 都江堰市新时代工贸有限公司 橡胶常压连续脱硫的方法
CN102212203B (zh) * 2011-05-13 2012-12-26 都江堰市新时代工贸有限公司 一种橡胶常压连续脱硫的方法
CN109666201A (zh) 2011-06-08 2019-04-23 利哈伊技术股份有限公司 包含宽尺寸分布的回收的硫化弹性体颗粒和化学改性的硫化的弹性体颗粒的弹性体的组合物
MX2014014148A (es) 2012-05-30 2015-02-04 Bridgestone Bandag Llc Superficie de rodamiento de llanta y metodo para fabricar la misma.
LV14868B (lv) * 2013-12-06 2014-08-20 Igors Jevmenovs Metode gumijas devulkanizācijai un katalizators šim nolūkam
CN104211983A (zh) * 2014-08-12 2014-12-17 山东舜合胶业有限公司 一种废旧子午轮胎高强力再生胶及制备方法
US11718762B2 (en) * 2015-12-17 2023-08-08 Ppg Industries Ohio, Inc. Impact resistant coating compositions
IT201600090172A1 (it) * 2016-09-07 2016-12-07 Agr S R L Composizione di gomma a basse emissioni odorifere.
KR101967451B1 (ko) 2016-11-17 2019-04-10 주식회사 남명 에틸렌-프로필렌 고무(epdm) 폐스크랩과 폐섬유를 이용한 복합 성형방법
HUE064100T2 (hu) 2016-11-18 2024-03-28 New Born Rubber License B V Eljárás a gumi visszanyerésére, és az így nyerhetõ megújított gumikompozíciók
KR200485683Y1 (ko) 2017-07-06 2018-02-08 김영균 납골함 설치기구
PT115191B (pt) * 2018-12-05 2021-10-22 Alerta Plateia Lda Processo de desvulcanização de borracha
CN110452411B (zh) * 2019-08-09 2021-07-20 福建省邵武市恒晖橡胶再生有限公司 一种橡胶脱硫的控制方法及其控制装置
WO2021027248A1 (zh) * 2019-08-09 2021-02-18 福建省邵武市恒晖橡胶再生有限公司 再生橡胶的脱硫出料控制方法及其控制装置
CN112898654B (zh) * 2019-12-04 2022-11-04 北京橡胶工业研究设计院有限公司 一种门尼粘度稳定且高强力的再生胶及其制备方法
CN111234310A (zh) * 2020-03-30 2020-06-05 泸州正发新材料有限公司 一种活化废橡胶精细胶粉的制备方法
DE102020207121A1 (de) * 2020-06-08 2021-12-09 Continental Reifen Deutschland Gmbh Verfahren zur Devulkanisation einer vulkanisierten Kautschukmischung, Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens und Verwendungen der Vorrichtung sowie Kautschukmischung als auch Fahrzeugluftreifen oder technischer Gummiartikel, umfassend ein Bauteil aus der Kautschukmischung
EP4166608A1 (en) * 2021-10-12 2023-04-19 A.G.R. S.r.l. Rubber composition with low odor emissions and process for its production

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4211676A (en) 1977-06-07 1980-07-08 Bridgestone Tire Company Limited Process for reclaiming scrap vulcanized rubber
US4481335A (en) 1981-08-10 1984-11-06 Stark Jr Fred J Rubber compositions and method
US5770632A (en) 1994-06-25 1998-06-23 Sekhar; Balachandra Chakkinggal Reclaiming of elastomeric materials
US5602186A (en) 1995-10-27 1997-02-11 Exxon Research And Engineering Company Rubber devulcanization process
EP0857761B1 (en) * 1996-05-29 2007-01-03 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Process for making a pneumatic tire having an almost impermeable thermoplastic elastomer composition in gas-barrier layer
US5891926A (en) 1998-03-12 1999-04-06 The Goodyear Tire & Rubber Company Devulcanization of cured rubber

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015502426A (ja) * 2011-11-25 2015-01-22 ニュー ラバー テクノロジーズ ホールディングス インコーポレイテッド 架橋型エラストマー材料の脱硫方法
JP2013146536A (ja) * 2012-08-24 2013-08-01 Clean Tex Japan Kk ラバーマット及び一体化ラバーマット
JP2017155078A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 株式会社ブリヂストン 再生ゴム、これを用いたゴム組成物およびこれらの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6590042B1 (en) 2003-07-08
CN1561363A (zh) 2005-01-05
KR20040047888A (ko) 2004-06-05
CA2460645A1 (en) 2003-04-10
MXPA04003071A (es) 2005-01-25
EP1434817A4 (en) 2006-08-09
WO2003029337A1 (en) 2003-04-10
BR0213017A (pt) 2004-11-09
EP1434817A1 (en) 2004-07-07
PL367813A1 (en) 2005-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005504859A (ja) リサイクルゴムの加工および性能向上
US7250451B2 (en) Recycled rubber processing and performance enhancement
Adhikari et al. Reclamation and recycling of waste rubber
Isayev Recycling of rubbers
Ramarad et al. Waste tire rubber in polymer blends: A review on the evolution, properties and future
CA2260350C (en) Rubber composition and method for producing the same
Wiśniewska et al. Waste tire rubber devulcanization technologies: State-of-the-art, limitations and future perspectives
Forrest Recycling and re-use of waste rubber
EP2947116B1 (en) Chemically functionalized renewed rubber composition
Abraham et al. Recent advances in the recycling of rubber waste
CA2791956C (en) Method and apparatus for regenerating vulcanized rubber
US6992116B2 (en) Devulcanization of cured rubber
TWI564322B (zh) 天然及合成橡膠之回收方法的改良
Joseph et al. The current status of sulphur vulcanization and devulcanization chemistry: devulcanization
KR100901561B1 (ko) 연속 압출 방식에 의한 폐고무의 탈황처리 방법
CA2426598A1 (en) Devulcanization product consisting of scrap rubber, a devulcanization compound, a method for producing same, the reuse thereof in fresh mixtures and the use thereof for producing injection molded parts
HU214782B (hu) Eljárás kénnel vulkanizált elasztomer anyagok regenerálására, készítmény, és regenerált elasztomer anyagok
KR100867417B1 (ko) 폐 고무 분말의 탈황처리 및 악취제거 장치 및 방법
Sutanto Development of a Continuous Process for EPDM Devulcanization in an Extruder
Sutanto et al. State of the art: Recycling of EPDM rubber vulcanizates
AU2002337819A1 (en) Recycled rubber processing and performance enhancement
JPS6140706B2 (ja)
KR101481169B1 (ko) 폐고무의 재활용을 위한 냄새 제거방법
KR100386192B1 (ko) 고무물질의 재생방법
JPH11209512A (ja) ゴムの再生方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050824

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050824

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060614