JP2005502372A - ペットフード製品および製造方法 - Google Patents

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Abstract

収着性食物物体、およびその食物物体中に吸収される機能成分を含む流体キャリヤーを含むペットフードが提供される。食物物体は相対的に湿っているのが好ましく、そして例えば35〜60重量%の水分率、およびペット動物による最初の噛みつき下で弾力がある堅い構造を有する。蛋白質含量は少なくとも20重量%であるのが好ましい。食物物体の収着性は、その食物物体中から第一液体を減少させることによって、例えばロースト処理、挽き処理、フライ揚げ処理およびベーキング処理におけるような乾熱源に対する曝露により乾燥を引き起こすことによって高められる。収着性の食物物体を準備し、その食物物体をして機能成分を含んでいるキャリヤー流体を吸収させ、そしてその食物物体を適切な包装材料中に詰めることを含む製造方法が開示される。本発明は、さらに、機能成分をペット動物に送達する送達手段であって、中に機能成分吸着剤を有する収着性食物物体を含むそのような送達手段を提供する。機能成分は栄養素または製剤であることができる。

Description

【技術分野】
【0001】
この発明は、向上したカロリー含量を有する、肉の外観に似せた、栄養的にバランスの取れたペットフードに関する。本発明は、また、水分が低下された食品およびこの食品の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
食肉蛋白質に基づく肉エマルジョンおよび押出製品は、均一、均質な素材(mass)にする従来の方法によって製造することができる。これらには、しかし、構造、組織および外観に関して、天然の肉のチャンクに対して十分な類似性が全くない。
【0003】
このような肉製品を改善する1つの試みが、米国特許第4,781,939号明細書に開示されている。この米国特許は、天然の肉のチャンクに組織、外観およびコンシステンシーを似せたチャンクまたは寸断物(pieces)の形での層状非膨張製品の製造をもたらす条件下で、肉エマルジョンを加工処理することを開示している。この肉エマルジョン製品は、外観、組織およびコンシステンシーが天然肉のチャンクに似ている、複数の、並列した、相互に引き離し得る肉様の層を有する独特なチャンクまたは寸断物の形態をしている。この肉エマルジョンのチャンクは、人用食品または動物用食品の両食品において一層高価な天然肉のチャンクの部分的または完全な代替品としての使用に適している。それらチャンクは、高水分率の缶詰食品の製造において必要とされるもののような工業的な缶詰化および滅菌処理の手順に付されるときにチャンクの一体性および形状を保持している。
【0004】
ペットトリート(pet treats)は、それらによりペットの主食を補おうとするものではないという点で標準のペットフードとは異なる。代わりに、それらトリートは、一般に、ペットに褒美を与える手段として、特に行動を改めるプロセスの一部として意図された。従って、ペットトリートはある種特定の必須栄養素を含んでいることがあるが、それらは、通常、栄養的にはバランスが取れていない。それでも、それらトリートはペットにとって極めて味がよいことが望ましい。
【0005】
ペットトリートは種々の形態で入手できる。第一のカテゴリーのものは乾燥ペットトリートで、それは約15重量%未満の水分を含む。例を挙げると、犬用の骨形状製品のような焼き製品がある。第二のカテゴリーのものはやや湿りのあるまたは中間水分量のペットトリートで、それは20〜50重量%の水分率を有する。これらの製品は、一般に、軟らかく脆い組織、および肉または革製品に匹敵する密度がその特徴である。これらの製品は、通常、そのpHおよび水分活性をカビおよび細菌の増殖を防ぐレベルまで変える色々な酸および溶質の包含によって安定にされる。第三のカテゴリーはペット用チュー(chews)および同ジャーキー(jerkies)を包含する。これらの製品は噛みごたえがあり、低〜中度の水分率を有し、比較的稠密であり、そして保存安定性である。これらの製品は、主として、ペットによって咀嚼されることが意図されているもので、一般的には、完全食(complete meals)としてというよりはトリートとしての使用に合っている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、犬および猫にそれぞれ適した別形態で、極めて特殊な加工処理の必要なしで製造できる噛みごたえのあるペットフードの必要が残っている。それは、さらに、見栄えが良好であり、味が極めてよく、しかも咀嚼することに努めさせる構造となっているべきであり、それはまた同時に完全食を提供することも望ましい。
【0007】
また、製剤、栄養剤または他の機能成分の送達系として機能するペットフードを提供し、同時に味が極めて良い食品を提供することも望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0008】
有益なことに、本発明はこの必要を扱おうとするものである。
【0009】
従って、本発明は、収着性食物物体(sorbent food body)およびその中に吸収(absorb)されている機能成分を含むペットフードから成る、機能成分をペット動物に送達する送達手段を提供する。
【0010】
1つの態様において、機能成分は製剤、栄養およびカロリーの増強剤(boosting agent)より成る群から選ばれる。機能成分は、原因がそれを消費するペット動物におけるその機能成分の欠乏に帰せられる状態を治療する際に有効である十分な量で吸収されるのが好ましい。
【0011】
1つの態様において、機能成分は流体キャリヤー中に収着(sorb)されている。流体キャリヤーはその少なくとも一部分が食物物体(body,ボディ)中に保持されているのが好ましい。
【0012】
1つの態様において、食物物体は約30〜約60重量%の水分率を有する。
【0013】
1つの態様において、吸収された流体キャリヤーは収着後の食物物体の重量に対して約10〜60%を構成する。
【0014】
1つの態様において、食物物体は少なくとも約1.7kcal/gのカロリー密度を有する。
【0015】
本発明の第二の面によれば、機能成分をペット動物に送達する方法は、収着性のペットフード物体を形成し、機能成分を含んでいる流体キャリヤーを与え、そしてその流体キャリヤーを上記食物物体に少なくとも部分的に吸収させてその食物物体中に所望濃度の機能成分を与えることを含む。その後、この方法は、上記食物物体をシール容器の中に包装し、そしてその容器上に食物物体をペット動物に給餌するための使用法を付けることをさらに含むことができる。
【0016】
1つの態様において、上記方法は食物物体の収着容量を流体キャリヤーがその食物物体中に吸収される前に高めることを含む。この工程は、食物物体から第一流体を減少させ、そしてその流体減少食物物体に機能成分を含んでいる第二流体を補充することを含むことができる。1つの態様において、食物物体の流体減少工程は、食物物体の水分率を、流体キャリヤーを吸収する前に低下させることを含む。1つの好ましい態様において、水分率は40重量%以下まで、さらに好ましくは約25〜30重量%の範囲まで低下される。
【0017】
本発明の第三の面によれば、ペットフードは熱変性蛋白質を含み、そして少なくとも約1.5kcal/g、好ましくは1.7〜約2.8kcal/gのカロリー密度を有する食用物体(edible body)を含む。
【0018】
1つの態様において、このペットフードは約30〜約60重量%の水分率を有する。1つの好ましい態様において、水分率は約45〜約60重量%である。
【0019】
もう1つの態様において、このペットフード食用物体は実質的に変化した表面着色を有する。この着色は対照的なより暗い領域とより明るい領域を含む。特に好ましい1つの態様において、より暗い領域は黒化しているように見える。
【0020】
1つのさらなる態様において、表面着色は少なくとも部分的には褐変反応に帰せられる。
【0021】
この発明の1つの好ましい態様において、ペットフード物体は軽圧に付されるときに脂肪質物質を滲み出させることが可能である。
【0022】
なおもさらなる1つの態様において、ペットフード物体は層状構造を有する。この構造は内側ゾーンと外側ゾーンを含むことができ、この場合その外側ゾーンは内側ゾーンより低い水分率を有する。1つの好ましい態様において、外側ゾーンは酸性のコーティングを含む。
【0023】
この発明の1つのさらなる好ましい態様において、ペットフード物体は約20〜約40重量%の蛋白質を含む。
【0024】
本発明の第四の面によれば、ペットフード製品は機能成分を含んでいる食物物体を含み、ここでこのような機能成分はそれを含む流体キャリヤーの吸収によって食物物体中に吸収されている。
【0025】
この発明の1つの好ましい態様において、食物物体は約30〜60重量%、さらに好ましくは45〜60重量%の水分率を有する。
【0026】
1つの態様において、ペットフード物体は少なくとも約1.5kcal/gのカロリー密度を有する。好ましくは、カロリー密度は約1.6〜3kcal/gの範囲、さらに好ましくは約1.9〜2.8kcal/gの範囲にある。
【0027】
さらに、本発明のもう1つの面において、ペットフード製品の製造における収着性食用物体の使用であって、その食用物体が機能成分を含んでいる流体キャリヤーの収着前に約20〜40%の水分率を有するそのような使用が提供される。この発明の1つの好ましい態様において、機能成分は製剤、栄養およびカロリーの増強剤より成る群から選ばれる。
【0028】
本発明のもう1つの面によれば、ペットフード製品はシール容器、その容器内にある、複数の、調合された、蛋白質に富む食用物体を含み、ここでその物体は褐変外観、約30〜約60重量%の水分率、約1.8〜約2.8kcal/gのカロリー密度および弾力性のある組織を有する。
【0029】
1つの態様において、上記の褐変外観は食用物体を乾熱源に曝露することによってもたらされる。
【0030】
1つのさらなる態様において、ペットフード製品は添加水または同肉汁を含んでいない。
【0031】
本発明の1つのなおもさらなる面は、褐変外観、45〜60重量%の水分率、20〜40重量%の蛋白質含量および1.9〜2.8kcal/gのカロリー密度、並びにペット動物による初期噛み圧(initial pressure of biting)下で弾力性である組織の堅さを与える構造を有する、複数の、調合された、蛋白質に富む食用物体を含むペットフード製品であって、上記水分は上記物体を乾熱源に曝露することによって低下されたものであるそのようなペットフード製品を提供する。
【0032】
この発明は、さらに、肉様の食用物体および収着された高カロリー密度物質を含むペットフードであって、その物質がその物体よりも高いカロリー密度を有する上記のペットフードを提供する。
【0033】
1つの態様において、肉様物体は少なくとも約1.5kcal/gのカロリー密度を有する。
【0034】
本発明の1つのなおもさらなる面によれば、ペットフードのカロリー密度を高める方法は、第一の相対的に低いカロリー密度を有するペットフード物体を形成し、第二の相対的に高いカロリー密度を有する食用物質を含む流体を与え、そしてその流体を上記ペットフード物体中に、上記物質がペット動物によって食されることに備えて上記物体中に保持されるように収着させることを含む。
【0035】
この方法はペットフード物体の収着性を高める工程を含むことができる。
【0036】
この工程はペットフード物体から水分を除去することによって達成することができる。1つの好ましい態様において、この水分除去工程はペットフード物体を乾熱に曝露することによって成し遂げられる。好ましくは、水分は20〜40重量%の範囲まで低下される。
【0037】
1つの態様において、収着された液体物質、約40〜60質量%の水分率および約1.7〜2.8kcal/gの範囲のカロリー密度を有する部分的に乾燥された食用物体を含む上記方法のペットフード製品が提供される。
【0038】
本発明の1つのさらなる面によれば、ペットフードを製造する方法は、蛋白質に富む凝集(coherent)食物物体を形成し、その収着性をその食物物体から水分を約20〜40重量%の水分範囲まで除去することによって高め、そして除去水分の少なくとも一部分を流体キャリヤーで置換する工程を含む。好ましくは、流体キャリヤーは機能成分を含んでいる。機能成分はカロリーエンハンサーであることができる。或いはまた、または加えて、機能成分は食餌サプリメントまたは予防薬のような栄養相乗剤であることができる。或いはまた、または加えて、機能成分は製剤から選ぶことができる。
【0039】
本発明のさらなる面において、約40〜60質量%の水分率および約1.7〜2.8kcal/gの範囲のカロリー密度を有する、吸収された液体物質を有する部分的に乾燥された食用物体を含むペットフード製品が提供される。1つの態様において、液体物質は親水コロイドシロップである。
【0040】
1つの態様において、そのペットフードは複数のチャンクを含む。好ましくは、チャンク対シロップの質量比は約0.8:1.0〜約1.3:1.0の範囲にある。
【0041】
本発明のもう1つの面によれば、栄養剤をペット動物に送達する送達手段は、中に栄養剤が収着されている食物物体を含む。栄養剤はペット動物におけるその欠乏に帰せられる状態を予防する際に、有益な効能を奏する十分な量で収着されるのが好ましい。
【0042】
さらに、本発明によれば、向上したカロリー密度を有するペットフードを提供する方法は、ペットフード物体を用意し、その水分率を低下させ、そして失われた水分の少なくとも一部を、その水分率が低下される前にその素材のカロリー密度よりも高いカロリー密度の物質で置換する工程を含む。この物質は流体形態にある間に置換されるのが好ましい。流体は液体であるのが好ましい。液体は機能成分を含んでいることができる。機能成分は、ミネラル、ビタミン、誘導体の抽出物、代謝産物またはプリバイオティックであることができる。
【0043】
本発明の1つのさらなる面は、栄養化合物、機能性化合物および製剤化合物より成る群から選ばれる少なくとも1種の成分をペット動物に送達する方法であって、このような成分がペットフード物体形成後に配合されたペットフード物体を与える工程を含み、ここで配合は吸収された流体キャリヤーによっている上記の方法を提供する。
【0044】
なおもさらに、本発明によれば、ペットフード製品は水分が低下された食物物体、およびその食物物体に加えるために別個に包装された、機能成分を含む流体キャリヤーを含んでいるシール容器を含む。
【0045】
本発明の追加の特長および利点は、次の発明の詳細な説明および図表で説明され、そしてそれらから明らかにされるだろう。
【0046】
この発明は、ペットフードを食べるペット動物に機能成分を送達する送達系となる湿りペットフードに関する。好ましい態様において、それは外観、組織、味および風味において天然の肉に似せてある。このペットフードは、かくして、本物の肉および肉副産物を含む出発材料から製造することができ、そしてそのペットフードには水分低減環境中においてある種の形の調理を受けた肉の外観を与えることができる。しかし、肉を含まない態様のものも考えられ、この場合肉を含まないとは動物の屠体源に由来する蛋白質を1%未満しか有さないことを意味する。
【0047】
概括的にいうと、1つの態様において、その製造方法は、機能成分を運ぶキャリヤー流体を吸収する収着能を有する食物物体を形成し、そしてこのようなキャリヤー流体をその食物物体によって吸収させ、その後に、かくして装填された食物物体を適当な容器に詰めることを含む。収着能は、食物物体の水分率を低下させ、次いで前もって選択された機能成分を含んでいる流体キャリヤーを加えることによって高めることができる。
【0048】
1つの代替態様において、その製造方法は、食物物体を形成し、その収着能を高め、そしてその食物物体をして機能成分を含む流体キャリヤーを吸収させることを含む。かくして機能成分が装填された食物物体は、次いで、それにふさわしく包装することができる。収着能は食物物体からその中に既に含まれている液体を減らすことによって適切に高めることができる。
【0049】
これらの方法態様は、優れた食餌上の利益を持つ食物物体を提供する手段を与える。この食餌上の利益は、例えば高いカロリー密度を有すること、即ち単位チャンク容量につき与えられる従来のものよりも大きいカロリー数を有することに関係するもので、ペットが、より低いカロリー密度を持つが容量がより大きい食物からのカロリー上の利益と同じカロリー上の利益が得られるようにするためには、より少ない容量の食物を消費することが必要であることを意味する。それ故、ペットはより少ない容量の食物に十分な満足を感じることができる。結果としてその便量が減少し得る。
【0050】
このような食品の1つの利点は、より小さい包装容量が肉の1定量または一盛りにつき必要とされるということである。かくして、本発明の1つの態様において、機能成分は非増強食物物体のカロリー値よりも大きい高カロリー値の物質である。低カロリーの水分を除去することによって、より高いカロリーの物質を吸収する収着能が生み出される。
【0051】
この発明は、また、消費する動物としてのペット動物に機能成分を送達する方法を提供し、この場合添加キャリヤーはそのような機能成分を含み、その成分は食物物体中にそれが食べられるまで保持されるように吸収されている。
【0052】
この明細書の目的には、用語「機能成分」はその機能成分を受け取るペット動物の満足のいく状態に関して有益な機能を有することができる、または有することが意図される任意の成分を包含するものとする。この有益な機能として、関係のある機能成分の食餌量不足に関しての予防効果が挙げられる。機能成分は、従って、ビタミン、ミネラル、酸化防止剤、プリバイオティック、微生物、例えばプロバイオティック菌、代謝産物またはそのような微生物の培養物の上澄み液、上記のどれを含んでいてもよい植物からの抽出物、他の、任意の、適した健康増進成分、上記の任意のものを含んでいる食餌サプリメント、上記のものの適切な組み合わせおよび混合物等であることができる。好ましい態様において、機能成分は既知の健康疾患を予防または軽減する効能を与える、前もって定められた量で含められるように選ばれる。治療上の食餌目的からキャリヤー流体は医薬品を含み得ることは認識されるだろう。
【0053】
好ましい態様において、ペットフード製品は凝集食物物体である。この食物物体はそれ自体として湿りはあるが湿潤してはおらず、その水分率はその収着能を高めるために低下されている。それは堅く、しかもなお弾力のある構造を有する。その水分低下後の乾燥状態では、それは吸収によって流体、特に液体物質を実質的な量で吸収することが可能である。しかし、それは、この水分低下形態の、流体吸収能を有する収着性物体である最終製品として与えられ得るけれども、それは流体を富ませた形態での最終製品、即ち収着された流体キャリヤーを既に含んでいる最終製品として与えられるのが好ましい。それにもかかわらず、それは、後に加えることができる流体とは別個に水分低下食物物体を提供するこの発明の範囲内である。
【0054】
加えられるべき流体が液体または液化可能物質である場合、最終製品は、軽く圧せられまたは噛まれるときに少量の液体を目で見える程度に滲み出させる能力を有することが好ましい。その収着平衡は、流体の目に見える溜まりが圧縮下で起きないようなものであるのが好ましい。これは、本発明の製品を従来技術のチャンク−肉汁製品から区別する点である。
【0055】
本発明の本質から逸脱することなく液体物質が食物物体に一旦添入されると、その液体物質はある特定の温度条件下でその液体中に凝固形態で存在するように凝固せしめられ得ると考えられる。これは液体キャリヤーが標準の室温より高い融点を有する脂質である場合にそうである。それは、しかし、給餌直前に随意に行われる後の加熱のために冷蔵形態で貯蔵する目的から、室温より低い融点を有する脂質によっても与えられ得る。
【0056】
水分低下後の食物物体の構造によって与えられる組織は、それが投与されて利用される動物が直ぐにのみ込むのではなく、咀嚼しようと努めることが見いだされる。この素材のこの咀嚼性は、食物物体構造中への収着のために浸透している液体内に含まれる機能成分の口中へのより効率的な放出を可能にする。従って、これらの成分は動物の唾液によって作用が及ぼされて、動物組織への最終的な収着を改善する。
【0057】
食物物体の表面およびその表面に最も近い内部領域は、ペット動物が、その歯を必ずしも直ぐには通さずに、またはその素材を崩壊させずに、その歯を上記表面および内部領域に食い込ませることができるという意味で弾力があり、かつ噛むことが可能である。この表面およびそれに隣接する領域は、かくして、初期噛み圧下で弾力があるが、但しそれは切り分けられることを許して、反復噛み圧および持続噛み圧下でその素材の内部に接近できるようにする。
【0058】
食物物体の表面は外観が不均一であるのが好ましい。それは褐変、焼け焦げまたは炭化のある種の効果を示すことが望ましい。この効果は熱で引き起こすことができるが、褐変反応のような化学反応、例えばメイラード反応の結果であることもできる。
【0059】
食物物体は、好ましくは澱粉源と混合された熱ゲル化性の蛋白質源から製造され、この場合その混合物は熱的にゲル化されて食物素材になる。この素材は形成後に複数のばらばらの食物物体に分割することができる。これらの分離された食物物体はチャンクと称される。
【0060】
食物素材またはそのチャンクは水分低下工程に付される。1つの好ましい態様において、水分低下は、乾熱源に対する曝露によるような熱処理工程で達成される。この水分低下工程は機能成分を含んでいるキャリヤー流体、例えば液体の収着を受ける能力を有する素材を与える。キャリヤーが液体である場合、その添加液体は除去されるものとは異なる方が好ましい。このような液体の1例は、カロリーに富む肉汁調合物を含んでいる脂質である。それは、また、親水コロイド系またはガム系溶液であってもよいし、或いは水性であってもよい。例えば、適した親水コロイドシロップは約90〜98%までの水を含んでいることができ、残りはキサンタンガム、糖(1種または2種以上)、風味料、アミノ酸類、酸化防止剤、ビタミン類と、重量で約1−9%の脂質から成る。
【0061】
キャリヤー流体はガスであってもよい。この場合、それは食物物体成分と相溶性で、好ましくは不活性であるガスから選ばれるのが好ましい。しかし、それは食物物体中の選ばれた成分と反応して風味を高め、または望ましくない風味成分を中和するガスであってもよい。比較的不活性なキャリヤーガスの適した例は窒素および炭酸ガスである。
【0062】
こうしてキャリヤーガスに機能成分を与えることによって、形成段階後の素材に追加の成分を加えることができる。これは、熱、または形成段階若しくはそれより早い他の処理工程に関連した他の条件に感受性であることが知られている成分を素材中に含めることが望ましい場合に有利である。
【0063】
食物素材またはそのチャンクは、その中で流体の収着を引き起こすのに有効な方法で流体と接触せしめられる。液体の場合、接触を引き起こす1つの好ましい方法は、その液体の浴を調製し、そしてチャンク形態の食物素材をその液体浴を通過させることを含む。それに代わるもう1つの方法は、流動床配置中における、または噴霧チャンバー若しくは同トンネルを通しての噴霧処理のような噴霧処理を、所望とされるレベルの収着が生じるのに十分な時間行うことを含むことができる。これら後者の方法は、流体キャリヤーがガス形態であるときその流体の収着に適切に適合する。
【0064】
キャリヤー流体がカロリー増強剤を含んでいる場合、食物物体、望ましくは収着後の食物物体は少なくとも約1.5kcal/gのカロリー密度を有する。カロリー密度は1.7〜2.8kcal/gの範囲にあることが好ましく、1.9〜2.7kcal/gの範囲にあることが最も好ましい。最終製品の食物物体は質量で約40〜90%の固体チャンク材料および約60〜10%の吸収された流体から成ることが好ましい。
【0065】
流体収着後に、食物チャンクは、さらに、望ましいならば、包装される前に被覆することもできるし、或いは他の処理工程に付すこともできる。包装の際に、複数のチャンクをシール性容器に装填することができる。1つの態様において、チャンクは異なる組織の食物寸断物、例えば咀嚼する必要が少ない寸断物、または全く異なるが、好ましくは補足食品から作られた寸断物と混合される。1例は通常のウエットフードのチャンクである。追加または別法として、チャンクは粗挽き穀物またはビスケットのようなより硬く、よりドライな食物寸断物と混ぜ合わせることができる。1つの態様において、それらはよりドライまたはウエットな食物寸断物と単一容器に共通に包装することができ、ここでそれぞれのタイプの食物は別々の区画室に封入される。区画室は水分の相互移動を防ぐために気密状態で互いに隔離されることが望ましいだろう。乾燥した収着性チャンクは、また、ペットを世話する人が分離シールを破くことによって後で組み合わせる、例えば給餌時に組み合わせることを見込んで、ある量の流体キャリヤーから別々にシールされるように包装することもできる。流体キャリヤーは機能成分を含んでいることもできるし、或いは機能成分が、乾燥した収着性食物チャンクに加えられる前に混合することに備えて、別々のシール容器中または容器の区画室中に与えられていることもできる。
【0066】
最終製品形態の、例えばチャンクとしての本発明の食物物体は、約30〜60重量%の範囲内の水分率を有することが好ましい。水分率は約45〜60重量%の範囲にあることがさらに好ましい。この態様では、食物物体または同寸断物は、この技術分野の当業者であれば認められるだろうように、嗜好性およびチャンクの大きさのような考慮すべき事柄に関してそれぞれ最終製品の構成に依存するが、猫または犬に対する給餌に適している。
【0067】
食物物体それ自体は、任意の適切な供給源から得ることができる蛋白質、澱粉および他の成分から成り、その選択は、主として、栄養上の必要、嗜好性の考慮点、および製造されるべき食物の最終形態によって決まる。
【0068】
蛋白質源は、植物蛋白質源、動物蛋白質源またはこれら蛋白質源の混合物であることができる。適した植物蛋白質源はグルテン、小麦蛋白質、大豆蛋白質、コメ蛋白質、トウモロコシ蛋白質等である。これらの蛋白質は穀粉、濃厚物および分離物の所望とされる形態で与えることができる。しかし、動物蛋白質が好ましい。適した動物蛋白質源は、哺乳動物、家禽および魚の筋目肉または骨格の肉;獣肉粉、骨粉、魚粉および家禽粉のような粉末;心臓、レバー、腎臓、舌等のような副産物;および乳蛋白質である。食物物体は蛋白質を少なくとも約20重量%の量で含むが、約45重量%以下が好ましい。1つのさらに好ましい態様では、蛋白質含量は25〜35重量%である。
【0069】
澱粉源は、トウモロコシ、コメ、小麦、大麦、エンバクまたは大豆のような穀物およびこれら穀物の混合物であるのが都合がよい。穀物は、通常、穀粉の形で提供される。所望とされるならば、純粋なまたは実質的に純粋な澱粉も使用できる。穀粉が使用されるとき、それらはある種の蛋白質も与える。従って、蛋白質源でもあり、同時に澱粉源でもある材料を使用することが可能である。
【0070】
色々な他の成分、例えば塩類、薬味料、調味料、ビタミン類、ミネラル類、風味料、脂質等も、熱ゲル化性混合物に所望とされるとおりに配合することができる。脂質を加える場合、それらは任意の適切な動物脂肪、例えば獣脂であってもよいし、或いは植物性脂肪であってもよい。
【0071】
初期の予備チャンク調合物を含む蛋白質源には、有効水の少なくとも一部の保持を促進することによって終局の最終製品の組織を軟らかくするように、可塑剤または水制御剤を加えることができる。任意の適切な可塑剤または水制御剤が使用できる。適した例に、例えば水素化トウモロコシシロップ、グリセリン、ポリプロピレングリコール、ブチレングリコール、多価アルコール、例えばグリセロールおよびソルビトールがある。適した糖類に転化糖およびスクロースがある。適した塩に塩化ナトリウムおよびピロリン酸ナトリウムがある。
【0072】
熱的にゲル化した蛋白質に富む素材は、多数の異なる方法で所望とされるように製造することができる。
【0073】
例えば、熱ゲル化性混合物は、水、蛋白質、および水分低下された調合食品に含められるべき他の全ての成分から調製することができる。熱ゲル化性混合物は次に加熱され、そして層に形成される。これは米国特許第4,781,939号および同第5,132,137号明細書に記載されるように行うことができる;それら米国特許の開示がここで言及することによって含められる。これらの特許明細書に記載されるように、熱ゲル化性混合物はエマルジョンミルに供給され、その中でこの混合物は急速な機械的加熱と剪断に付される。任意の適切なエマルジョンミル、例えば米国特許第5,132,137号明細書に開示されるエマルジョンミルが使用できる。他の適したエマルジョンミルに、Trigonalなる商標名で商業的に入手でき、そしてSiefer Machinenfabrik CmbH & Co KG、Bahnhofstarasse 114, Postfach 101008, Velbert 1, Germanyから得ることができる。
【0074】
エマルジョンミル中において、混合物の温度は非常に短い時間内に、通常は1秒または2秒未満の時間内に所望とされるゲル化温度まで上昇せしめられる。好ましくは、温度は約100〜約120℃まで上昇せしめられる。或いはまた、温度は米国特許第5,132,137号明細書に記載される約45〜約75℃の範囲に上昇させることもできる。エマルジョンミル中で発生する機械的エネルギーは、通常、混合物を所望温度まで加熱するのに十分であるが、これは過熱蒸気の注入によって補うことができる。
【0075】
加熱された混合物はエマルジョンミルから薄い流れをなして保持管の中に射出される。加熱混合物は保持管に薄い流れをなして入るので、それはその保持管中に既にある加熱混合物の上に薄い層を形成する。保持管中におけるこの層状の加熱混合物は、次いで、その保持管に沿ってゆっくり移動しながらゲル化する。層状の加熱混合物の各層は相変わらず実質的に視覚的に識別できる。加熱混合物の保持管中における滞留時間は、その混合物が保持管の出口に達したときに堅いゲル化生成物にゲル化するのに十分な時間である。この段階で、そのゲル化素材は一般に約50〜約70質量%の範囲内の水分率を有する。それは、また、高度に筋目の入った外観および肉の組織を有するのが好ましい。
【0076】
別法として、例としてであるが、熱ゲル化した素材は、水、蛋白質および脂質、並びに水分低下配合食物製品中に含められるべき成分を乳化することによって製造することができる。高速の乳化機またはホモジナイザーが乳化に特に適している。必要または所望とされるならば、ゲル化剤を加えてもよい。エマルジョンは、次に、そのエマルジョンを熱的にゲル化して熱ゲル化素材を与えるために、例えばミキサー−煮沸釜、スチームオーブンまたは押出機中で加熱される。次に、熱ゲル化素材は、押出ダイのようなオリフィスを通して押し進められて寸断物にカットするのに適したゲル化生成物を与えることができる。ここでもまた、水分率は一般に約50〜約70質量%の範囲内にある。
【0077】
上記の代替法および非限定例示方法のどちらから得られたゲル化生成物素材も使用され、次いで水分を除去する前に寸断物に分割することができる。しかし、上記に代えて、または加えて、水分は、素材をチャンクに分割する前に取り出すこともできる。分割は適切なカッターによるのが好ましい。寸断物は、ペットに一食のペットフードの一部として与えるのに適した大きさ、例えば約8mmの最小寸法を有する大きさにカットされる。これらの寸断物は、次に、微粉物を除去するために篩に掛けることができる。
【0078】
或いはまた、寸断物はカットされるか、さもなければペットにトリートとして与えるのに適した形状に形成することができる。このような寸断物の大きさは、完全ペットフード食を作るために使用されるものより大きくなる傾向があると思われる。
【0079】
かくして形成された蛋白質に富む凝集寸断物は、次に組織化工程に付される。この工程は収着性を高めるのに役立つ。典型的には、それは寸断物から水分を除去することを含む。強い乾熱源が好ましい。この結果として、熱の強さ、曝露時間および寸断物の水分率に依存するが、少なくとも2つのゾーン―水分率がより高い内部ゾーンと水分率が内部ゾーンより低い外側または外部ゾーン―を含む構造を獲得している食物物体をもたらすことができる。
【0080】
水分除去は、食物素材またはそのチャンクを常用の乾燥機で乾燥することによって成し遂げることができる。それらは熱風の流れのような空気との相対運動状態で、またはそれらを加熱空気の中を通して落下させることによって乾燥されるのが好ましい。乾熱法の1つの好ましい例は対流乾燥である。乾燥機中の空気温度は、約20〜約40重量%―好ましくは約25〜約30重量%―の範囲までの急速水分低下を数分以内に成し遂げるのに適した温度であるべきである。典型的な乾燥時間と温度との組み合わせは、150〜約200℃、例えば約160〜約180℃と1〜2分間である。
【0081】
別法として、または加えて、前記寸断物は、高速熱風乾燥機中で、それらを所望とされる水分率まで乾燥されるのに十分な時間同様に乾燥することができる。乾燥時間は約10分を超えるべきではなく、好ましくは約7分未満、さらに好ましくは4〜6分の範囲内であるべきである。温度範囲は約140〜180℃であるのが望ましい。乾燥パラメーターの1つの好ましい組は、140〜160℃と約5〜3分間である。この組が食物物体の水分率を所望とされる程度まで低下させ、かつその堅さを所望とされる程度まで高めることが見いだされた。しかし、任意、特定の生成物に必要とされる特定の時間および温度は、当業者が過度の実験なしに決め得ることは認められるだろう。別法として、乾燥は食物物体またはその寸断物を加熱表面と接触させることによって遂行することができる。
【0082】
層状寸断物から製造された乾燥食物物体は未乾燥の層状寸断物の膨張した層状構造を保持し、しかも、驚くべきことに、顕著には収縮せず、従ってそれらの肉様外観を保持していることが見いだされる。
【0083】
水分の除去後、かくして少なくとも部分的に乾燥され、今やより収着性の高いチャンクは機能成分の流体キャリヤー経由での添加の準備ができている。添加が水性キャリヤーによる場合、この工程後の所望とされる水分率は30〜60重量%であるが、好ましくは45〜60重量%である。
【0084】
乾燥した寸断物は、また、例えば風味料で被覆することができる。これは機能成分を有する流体キャリヤーの収着後に行われるのが好ましい。適した風味料に動物質の消化物、グリシンのようなアミノ酸、獣脂のような脂肪等がある。
【0085】
被覆が行われる場合、その被覆段階において寸断物のpHを下げることが好ましい。典型的には、これは6.0〜6.5の範囲内のpHから4.0〜5.5の範囲内の値まで下げられる。このpH低下は寸断物を酸性にすることによって、好ましくはそれら寸断物に酸性コーティングを適用することによって成し遂げられる。食品グレードの酸、例えばリン酸を使用することが好ましい。1つの好ましい態様において、コーティングは被覆された食物物体の約1〜5重量%を構成する。
【0086】
有利なことに、このコーティングはその中に味が極めてよくなる焼き焦げおよび褐変の効果を与える酸との反応用のスクロースまたはグルコースのような糖をさらに含むことができ、そしてこれは水分低下工程の結果として既にもたらされているかもしれない褐変を向上させる。しかし、糖は、上記に加えて、または別法として、ゲル化段階前に初期の蛋白質に富む調合物中に含めてもよいし、或いは後の都合のよい任意の段階に加えてもよい。
【0087】
寸断物は、キャリヤー流体および機能成分の少なくとも一部を吸収することによって取り入れた後に適当な容器に、特にシール可能な缶またはパウチに詰められる。シールされる前に容器のヘッドスペースは、製品の貯蔵安定性を高めるのに適したガス、例えば窒素または炭酸ガス、或いは無毒の不活性ガスでガスフラッシュされる。この態様では、その補給済み乾燥寸断物は、ペットに完全食または一食分の一部として給餌するのに特に合っている。或いはまた、この寸断物はトリートとして与えることもできる。トリートは食事間のスナックとして、または褒美として与えることができる。この発明の増強カロリー密度態様が持つ省空間という利点の故に、この製品は旅行または家から離れているときにペット用スナックとして使用することに特に合っている。
【0088】
この態様において、寸断物は容器に密に充填されるのが好ましく、追加の水または他の液体、例えば肉汁は加えられない。一旦シールされれば、その容器は殺菌により滅菌処理することができる。滅菌処理の熱は食品寸断物中またはその上での酸と糖との反応を促進する。この反応の結果は、焼け焦げまたは炭化に類似している寸断物上の濃い不均一な表面効果に見られる。
【0089】
もう1つ別の態様において、寸断物は、乾燥して水分を低下させ、次いで冷却した後に容器に詰められ、その後に、少なくとも部分的な収着、および乾燥で失われた水分の少なくとも部分的な置換のためにキャリヤー流体が加えられる。もう1つの態様では、前記のように、部分的に乾燥されたチャンクは添加キャリヤー流体なしで詰めることができ、この場合後者は別の容器中に、またはチャンクと同じ容器の適当に隔離された区画室中に包装される。そのチャンクと流体は使用時点に組み合わせることができる。
【0090】
かくして、本発明の好ましい態様においては、最終製品としての寸断物は、好ましくは約10重量%以下の澱粉;約20〜約45重量%の蛋白質;約5〜約15重量%の脂質;および約45〜約60重量%の水分を含み、ここでその水分は元々の残留水分およびキャリヤー流体からの置換水分の寄与によるものである。寸断物に追加の成分―前記で議論したコーティング成分に加えて―例えば、塩類、糖類、薬味料、調味料、風味料、ミネラル類等が含められているならば、これら追加成分はその寸断物の約0.5〜約15重量%を構成するのが好ましい。
【0091】
中型乃至大型犬の場合、チャンクは、好ましくは、次の大きさの範囲内、即ち8〜12mmの最小横寸法および16〜約25mm最長寸法の範囲内にあるべきことが見いだされる。チャンクは、一般に、全く球状であることができるけれども、もっとずんぐりした形状割合の立体形態が咀嚼により努めさせると思われ、従って口部の健康により良好な効果があると予想できるので、これら立体形態が好ましいことが一般に見いだされる。しかし、ずんぐりした、球形の形状物だけでなく、それらの組み合わせを同じ容器中に含む形状物もこの発明の範囲内である。
【0092】
この発明の方法によれば、従って、市販のウエットペットフードよりも有意に高いカロリー密度を有し、それによって従来見いだされたよりも多い単位重量当たり栄養分を供給する湿りペットフードが有利に提供される。さらに、達成可能な水分率がより低いために、この製品はより小さい重さを有して、材料を包装するに当たって節約を可能にする。
【0093】
上記の諸態様には、本発明の精神と範囲から逸脱することなしに数多くの改変および変化をなし得ることは認められるだろう。勿論、用いられる特定の風味料はこの食品を消費しようとする動物の種類に応じて異なるだろう。
【0094】
実施例1
熱ゲル化性混合物を製造するためのベース配合物を、肉蛋白質、小麦グルテン、脱脂大豆粉、その他の成分および水から次のおおよその重量割合で調製する:
(表1)
肉 69.0%
小麦 19.0%
大豆粉 5.0%
水 4.0%
その他(ミネラル類、糖類、
ビタミン類、風味料等) 3.0%
【0095】
この熱ゲル化性混合物をエマルジョンミル(Siefer Machinenfabrik CmbH & Co KGから得られたTrigonal Mill)にかけて処理する。この混合物は約112℃の温度に加熱されている上記エマルジョンミルを出て保持管中へと排出される。保持管中の滞留時間は約3分である。保持管を出た生成物はゲル形態をしており、長さ約8mmの寸断物にカットされる。この寸断物は筋目のある肉様外観を有する。
【0096】
上記の寸断物を篩にかけて微粉物を除去する。この寸断物の水分率は約55重量%であることが見いだされる。この寸断物を次に対流乾燥機に移し、その中でそれらを180℃の強い乾熱に約4分間曝露してそれらの水分率を低下させる。次いで、この寸断物を取り出し、そして周囲温度まで冷却する。その乾燥寸断物は筋目のある肉様外観を保持し、そしておよそ6のpHを有している。その表面に黒くなった小さいパッチ状領域が視認できた。
【0097】
乾燥後の寸断物の組成は次のとおりであると測定される(重量%):
(表2)
蛋白質 39%
脂肪 20%
水分 27%
灰分 5%
糖類(主にスクロース)、その他の
炭水化物およびその他の常用成分 9%
【0098】
上記の乾燥寸断物を、次に、スラリーの形をした親水コロイド含有ガム系溶液とブレンドするための再流動化装置に移す。スラリー対半乾燥チャンクの比は重量でおよそ20:80である。スラリーは重量で約0.7%のグアーガム、約90%の水および5%のオメガ3脂肪酸、並びに常用の着色料、風味料、褐変を促進する還元糖を含んでいる。加えて、それは15mg/1000kcalのベータ−カロチンおよび500IU/1000kcalのビタミンEを含む。それは約4.2kcal/gのカロリー密度を有する。この寸断物をスラリー中に入れてそのスラリーをそれら寸断物に浸透させる。接触時間は約2分である。
【0099】
最後に、上記寸断物をシール可能な缶の中に詰める。追加の肉汁、水または他の水分源は加えない。その缶をシールし、そして殺菌処理する。それを周囲温度まで放冷した後、この缶を開き、そしてその内容物を検査する。
【0100】
上記寸断物は、様々な着色を持つ不均一な肉に見える表面を有することが観察される。前に観察された黒くなったパッチ模様は相変わらず視認できる。これら寸断物は僅かに脂様の触感、そして、軽く圧すると脂肪性の汁を滲み出させる。この寸断物からの代表試料をカロリー含量について分析する。そのカロリー密度は2.5kcal/gであることが見いだされる。水分率は44重量%であることが見いだされる。
【0101】
実施例2
実施例1の方法に従って製造された半乾燥寸断物を殺菌処理可能なパウチ容器に詰め、そしてシールした。その内容物を殺菌処理した。4.5kcal/gのカロリー密度を有する脂質系肉汁をサッシェの中に密封し、そして上記パウチに固定した。そのパウチとサッシェのシールを破ってそれら内容物を一緒に混ぜ合わせた。この混合物を数分間放置して肉汁の大部分をそのチャンクによって吸収させた。これはペットに与えるのに有効な向上したカロリー値を持つペット食を与えた。
【0102】
実施例3
熱ゲル化性混合物を製造するためのベース配合物を、肉蛋白質、小麦グルテン、脱脂大豆粉、その他の成分および水から次のおおよその重量割合で調製する:
(表3)
肉 67%
小麦 18%
大豆粉 7%
水 5%
その他(酸化防止剤、糖類、
ビタミン類、風味料等) 3%
【0103】
この熱ゲル化性混合物をエマルジョンミル(Siefer Machinenfabrik CmbH & Co KGから得られたTrigonal Mill)にかけて処理する。その加熱混合物は約112℃の温度のエマルジョンミルを出て保持管中へと排出される。保持管中の滞留時間は約5分である。保持管を出た生成物はゲル形態をしており、長さ約8mmの寸断物にカットされる。この寸断物は筋目のある肉様外観を有する。
【0104】
上記の寸断物を篩にかけて微粉物を除去する。この寸断物の水分率は60重量%である。この寸断物を次に高速熱風乾燥機に移し、その中でそれらを165℃の温度で約6分間乾燥させる。その乾燥寸断物は熱風乾燥中にスチームの放出に因り僅かに膨れるが、筋目のある肉様外観を保持し、そして6のpHを有している。
【0105】
乾燥後の寸断物の組成は次のとおりであると測定された(重量%):
(表4)
蛋白質 39%
澱粉 8%
脂肪 20%
水分 28%
糖類、特にスクロースまたはグルコース 2%
その他 2%
【0106】
上記の乾燥寸断物を、次に、プロバイオティック菌であるラクトバシラスアシドフィルスの培養物の上澄み液を20%含む脂質系肉汁配合物を含んでいる浴を通過させた。浴中の滞留時間は約2分であった。
【0107】
上記寸断物は肉汁配合物のコーティングを、そして今や約34重量%の水分率を有することが見いだされた。この被覆寸断物はそれらの堅さを保持し、しかもなお弾力のある組織を保持していた。
【0108】
最後に、上記寸断物を、いかなるさらなる肉汁および水も加えることなくシール可能な缶の中に詰めた。その缶をシールし、そして殺菌処理した。それを周囲温度まで放冷した後、この缶を開き、そしてその内容物を検査した。
【0109】
上記食物寸断物は、様々な着色を持つ不均一な肉に見える表面を有することが観察された。これら寸断物は僅かに油性の触感、そして、軽く圧すると脂肪性物質を滲み出させた。もっと強い加圧は肉汁様液体の実質的な溜まりをそれら寸断物の周りに形成させた。この寸断物から取った代表試料をカロリー含量について分析した。そのカロリー密度は2.2kcal/gであることが見いだされた。
【0110】
実施例4
チャンクを前記実施例1に記載されるようにして製造し、そして対流乾燥機中で水分低下に付して38%の中間水分率を達成した。これらのチャンクを次いで流動床装置を通過させ、そこでそれらチャンクを微粉状アスコルビン酸(ビタミンC)粒子が分散されている35℃の窒素の流れと接触させた。
【0111】
上記チャンクをその反応器から取り出したが、それらはアスコルビン酸を100g当たり20mgのレベルまで吸収していたことが測定された。カロリー密度は約2.5kcal/gであった。水分率は約30%であった。
【0112】
実施例5
肉様外観を有するペットフードの寸断物を、出発調合物から実施例1に記載した方法を用いて製造した。但し、乾燥は実施例2に記載した熱風乾燥機を通過する加熱されたスチールベルト上で行い、また条件は28%の水分率および筋目のある外観を有する最終乾燥寸断物を与えるように調整した。この場合、乾燥時間は約200℃の平均乾燥機温度を用いて約2分であった。ベルト温度は200℃に保持した。その乾燥寸断物はそれらの予備乾燥における筋目のある肉様外観を保持し、そして6のpHを有していた。それらは僅かに油性の触感を有していた。この寸断物のおおよその平均寸法は長さと幅が10mm、そして深さが20mmであった。この寸断物のカロリー密度は2.9kcal/gであると測定された。
【0113】
実施例6
寸断物を出発調合物から実施例3に記載した方法を用いて製造した。但し、乾燥条件は23%の水分率を有する最終乾燥寸断物を与えるように調整した。この場合、乾燥時間は約177℃の平均乾燥機温度を用いて約4分であった。得られた乾燥寸断物はごく僅かに脂性の触感、および18mm×15mm×32mmの平均寸法を有していた。それらを殺菌処理可能なプラスチック性パウチの中に包装し、そして95重量%の90:10水/獣脂エマルジョンを含んでいる肉汁配合物、およびビタミン類と酸化防止剤との混合物を加えた。その透明な包装材料を通して見たとき、その寸断物は肉汁配合物で取り囲まれていた。1週間後、その肉汁配合物はほとんど見えなかった。その包装を開けてその寸断物を皿に注ぎ出すと、寸断物上にべとつきが視認できた。その水分率は35重量%であると測定された。カロリー密度は約2.2kcal/gであった。
【0114】
実施例7
層状肉エマルジョンのチャンクを水性肉汁の中に含むペットフード缶詰製品を次の手順で製造する。
【0115】
冷凍肉のブロックをまずカットまたは砕いて大きさ約10cmの寸断物となし、そしてその寸断物を1cmのプレートを備える常用の肉挽き器で粉砕する。使用した肉材料の割合は次のとおりである:
(表5)
Figure 2005502372
【0116】
上記の粉砕肉をミキサーに導入し、その中でその肉をスチーム注入によって約0℃の温度まで加熱する。混合後、粉砕肉材料のブレンドをエマルジョンミルに送り、その中で肉をカットおよび剪断して乳化中に機械的作用で約35℃の温度まで加熱される肉エマルジョンを形成する。この温かい肉エマルジョンをエマルジョンミルから連続式ミキサーにポンプ輸送し、そこでそのエマルジョンを、乾燥蛋白質材料、小麦グルテンおよび大豆粉をビタミン類、ミネラル類および薬味料と一緒に含んでいる乾燥成分のブレンドと完全に混合して、約80%の肉材料、19%の乾燥蛋白質材料、および残りのビタミン類、ミネラル類および薬味料を含む濃厚で粘稠なエマルジョンを形成する。かくして形成された粘稠エマルジョンをその連続式ミキサーから真空スタッファーにポンプ輸送してそのエマルジョンを脱気する。
【0117】
脱気の後、約37℃の温度にあるその粘稠なエマルジョンをエマルジョンミルにポンプ輸送し、その中でエマルジョンをその細かさを高める条件下でカットおよび剪断し、そしてほとんど同時にそのエマルジョンを約110℃まで加熱する。この温度で蛋白質の凝集が急速に進み、そのため約2分以内に堅い肉エマルジョン製品が形成される。
【0118】
この熱いエマルジョンをエマルジョンミルから直接内径約6cm、長さ約6mの細長い管にポンプ輸送する。その管を通るエマルジョンの流量は、そのエマルジョンに約2分の管中滞留時間を与えるように制御される。
【0119】
このエマルジョン中に上記管の長さの最初の25%以内の点で0.5−1.0kg/cmの圧力のスチームを注入する;この場合そのスチームは60秒間隔で注入1回につき約3秒の期間注入される。この細長い管から堅いエマルジョン製品が、長さが約1.25cmから約5cmまたはそれ以上まで変化しているばらばらになった不規則形状の肉様寸断物またはチャンクの形で間欠的に排出され、この場合それらチャンクの各々は一緒に接着した、外観および組織が天然の肉チャンクに似ている、硬化肉エマルジョンの複数の並置層を有する。これらチャンクは一緒に接着されているが、それらの別個の層は相互に引き離すことが可能で、肉のチャンクの肉目(grain)に沿ってカットすることに似ている。管から排出された個々のチャンクは約99℃の温度にある。
【0120】
上記チャンクを、次に、そのチャンクの水分が上記管の排出端における約50−52重量%から約27−28重量%まで低下されるように、熱風衝突乾燥機を用いて対流で乾燥する。乾燥機温度は約140−160℃の範囲内にあり、また滞留時間は約3.5分であった。これらのチャンクを適当な可撓性のパウチ型包装材料に満たす。次に親水コロイドシロップを加える。チャンク対シロップの比は重量で約1.15:1.0である。そのシロップは約98%の水から構成され、残りはキサンタンガム、糖類、肉様風味料(即ち、マグロ、サケ、レバー、鶏の心臓/レバー等々)、アミノ酸類、酸化防止剤、ビタミン類、脂肪/油等々から成る。上記包装材料のヘッドスペースを窒素/炭酸ガス混合物によりガスフラッシュ処理することも貯蔵安定性を高めるために使用される。得られた製品を通常の熱プロセス仕様に従って殺菌処理する。その仕上げ組成は次のとおりである(重量による):
(表6)
蛋白質 22%
脂肪 10%
水分 60%
灰分 3%
炭水化物 5%
【0121】
これらのチャンクは約1.8kcal/gのカロリー密度を有することが見いだされた。
【0122】
実施例8
上記実施例7におけるようにして製造したチャンクをフレークに粉砕し、そして対流乾燥機中で約25%の水分率まで乾燥する。この乾燥成分を親水コロイド系シロップと1.3:1.0比でブレンドする。このシロップは98%の水を含み、残りはキサンタンガム、糖(1種または複数種)、アミノ酸類、着色料、酸化防止剤類およびビタミンB類から成っている。
【0123】
一旦均一になったら、粉砕された鶏肉、鶏肉副産物、魚肉および魚肉臓物の組み合わせより成る第三成分を、仕上げ組成:
(表7)
乾燥チャンク/スライス等々 40%
シロップ 30%
粉砕鶏肉および魚肉副産物等々 30%
【0124】
を与えるように加え、ブレンドする。
【0125】
この混合物を熱滅菌処理可能なパウチに満たし、そして滅菌処理する。仕上げ組成は次のとおりである:
(表8)
蛋白質 20%
脂肪 10%
水分 60%
灰分 3%
炭水化物 7%
【0126】
この混合物をその缶から取り出し、そしてカロリー含量について分析する。その平均カロリー密度は1.9kcal/gにあると測定される。
【0127】
本明細書に記載される現在のところ好ましい諸態様に対する様々な変更および修正はこの技術分野の当業者には明白であると理解されるべきである。このような変更および修正は、これらを、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、かつ本発明の意図される利点を減ずることなくなすことができる。従って、このような変更および修正は、添付特許請求の範囲によってカバーされることが意図される。

Claims (45)

  1. 収着性食物物体およびその中に吸収されている機能成分を含むペットフードを含む、機能成分をペット動物に送達する送達手段。
  2. 機能成分が製剤、栄養およびカロリーの増強剤より成る群から選ばれる、請求項1記載の送達手段。
  3. 機能成分が、食物物体中に、原因がその機能成分を消費するペット動物におけるその機能成分の欠乏に帰せられる状態を予防するために有効である十分な量で存在する、請求項1記載の送達手段。
  4. 機能成分が流体キャリヤー中に存在する、請求項1記載の送達手段。
  5. 流体キャリヤーが食物物体の重量の約10〜60%を構成する、請求項1記載の送達手段。
  6. 食物物体が約30〜約60重量%の水分率を有する、請求項1記載の送達手段。
  7. 食物物体が少なくとも約1.7kcal/gのカロリー密度を有する、請求項1記載の送達手段。
  8. 食物物体が約1.9〜3kcal/gのカロリー密度を有する、請求項7記載の送達手段。
  9. 収着性のペットフード食物物体を用意し、機能成分を含んでいる流体キャリヤーを用意し、そしてその流体キャリヤーを上記食物物体に少なくとも部分的に吸収させてその食物物体中に所望濃度の機能成分を与えることを含む、機能成分をペット動物に送達する方法。
  10. 食物物体をシール容器の中に包装し、そしてその容器上に該食物物体をペット動物に給餌するための使用法を付けることをさらに含む、請求項9記載の方法。
  11. 食物物体の収着能を、流体キャリヤーがその食物物体中に吸収される前に高めることを含む、請求項9記載の方法。
  12. 食物物体の水分率を、流体キャリヤーを吸収する前に低下させることを含む、請求項11記載の方法。
  13. 熱変性蛋白質を含み、そして少なくとも約1.5kcal/gのカロリー密度を有する食用物体を含むペットフード。
  14. 約30〜約60重量%の水分率を有する、請求項13記載のペットフード。
  15. 食用物体が実質的に変化した表面着色を有する、請求項13記載のペットフード。
  16. 表面着色が少なくとも部分的には褐変反応に帰せられる、請求項15記載のペットフード。
  17. 食用物体が、軽圧に付されるときに脂肪質物質を滲み出させることが可能である、請求項13記載のペットフード。
  18. 層状構造を有する、請求項13記載のペットフード。
  19. 水分率が約35〜約45重量%である、請求項14記載のペットフード。
  20. 構造が内側ゾーンと外側ゾーンを含み、その外側ゾーンが内側ゾーンより低い水分率を有する、請求項18記載のペットフード。
  21. 外側ゾーンが酸性のコーティングを含む、請求項20記載のペットフード。
  22. 20〜40重量%の蛋白質を含む、請求項13記載のペットフード。
  23. 機能成分を含んでいる食物物体を含むペットフード製品であって、その機能成分がそれを含む液体キャリヤーの吸収によって食物物体中に吸収されている上記のペットフード製品。
  24. 約40〜60重量%の水分率を有する、請求項23記載のペットフード製品。
  25. 少なくとも約1.5kcal/gのカロリー密度を有する、請求項23記載のペットフード製品。
  26. 約1.6〜3kcal/gの範囲のカロリー密度を有する、請求項25記載のペットフード製品。
  27. 約1.7〜2.8kcal/gの範囲のカロリー密度を有する、請求項26記載のペットフード製品。
  28. 液体キャリヤーが食物物体から除去された第一液体を少なくとも部分的に置換している、請求項23〜27のいずれか1項記載のペットフード製品。
  29. 機能成分を含んでいるペットフード製品の製造における収着性食用物体の使用であって、その食用物体が機能成分を含んでいる流体キャリヤーの収着前に約20〜40%の水分率を有する上記の使用。
  30. 食用物体の水分率が収着前に低下されている、請求項29記載の使用。
  31. 機能成分が製剤、栄養およびカロリーの増強剤より成る群から選ばれる、請求項29または30記載の使用。
  32. シール容器、その容器内にある、複数の、調合された、蛋白質に富む食用物体を含むペットフード製品であって、該物体は褐変外観、30〜60重量%の水分率、1.8〜約2.8kcal/gのカロリー密度および弾力性のある組織を有する上記のペットフード製品。
  33. 褐変外観が食用物体を乾熱源に曝露することによってもたらされる、請求項32記載のペットフード製品。
  34. 添加水または同肉汁を含んでいない、請求項32記載のペットフード製品。
  35. 褐変外観、45〜60重量%の水分率、20〜40重量%の蛋白質含量および1.9〜2.8kcal/gのカロリー密度、並びにペット動物による初期噛み圧下で弾力性である組織の堅さを与える構造を有する、複数の、調合された、蛋白質に富む食用物体を含むペットフード製品であって、上記水分は該物体を乾熱源に曝露することによって低下されたものである、上記のペットフード製品。
  36. 肉様の食用物体および収着された高カロリー密度物質を含むペットフードであって、該物質が該物体よりも高いカロリー密度を有する上記のペットフード。
  37. 少なくとも約1.5kcal/gのカロリー密度を有する、請求項36記載のペットフード。
  38. ペットフードのカロリー密度を高める方法であって、第一の相対的に低いカロリー密度を有するペットフード物体を形成し、第二の相対的に高いカロリー密度を有する食用物質を含む流体を用意し、そしてその流体を上記ペットフード物体中に、ペット動物によって食されるために上記物質が上記物体中に保持されるように収着させることを含む上記の方法。
  39. プロセス感受性成分を含むペットフードを提供する方法であって、第一流体を含んでいる食物素材を形成し、その素材からある量の第一流体を除去して流体減少素材を与え、その流体減少素材を上記感受性成分を含む第二流体に導き、そして上記素材をして第二流体をその素材が有効量の上記感受性成分を含むように十分な量で吸収させる工程を含む上記の方法。
  40. ペットフード物体の収着性を高める工程を含む、請求項38記載の方法。
  41. ペットフード物体から水分を除去することを含む、請求項40記載の方法。
  42. 水分を除去する工程がペットフード物体を乾熱に曝露することによって成し遂げられる、請求項41記載の方法。
  43. 水分が30〜45重量%の範囲まで低下される、請求項42記載の方法。
  44. 約40〜60質量%の水分率および約1.7〜2.8kcal/gの範囲のカロリー密度を有し、そして収着された液体物質を有する部分的に乾燥した食用物体を含むペットフード製品。
  45. 水分の低下した食物物体にして、その重量の少なくとも20%に同等の量で液体を吸収する能力を有する上記食物物体を含んでいるシール容器、および上記食物物体に添加するために別個に包装されている、機能成分を含んでいる流体キャリヤーを含むペットフード製品。
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