JP2005354857A - ディジタル保護リレー装置のプログラム自動作成方法 - Google Patents
ディジタル保護リレー装置のプログラム自動作成方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 ディジタル保護リレープログラムを、フィルタ処理プログラム、リレー演算プログラムなどの複数のコアプログラムモジュールからなるプログラム基本部61と、各コアプログラムモジュールの入出力データの結合関係を記述したリレー構成設定データ部62とに明確に分割し、プログラム自動作成ツール40に各コアプログラムモジュールの結合関係を規定する設定データを入力し(S10〜S15)、入力された設定データに基づいて前記各コアプログラムモジュール相互の結合関係を記述したリレー構成設定データを作成し、前記各コアプログラムモジュールが参照する前記入出力データのアドレスに対応させて前記リレー構成設定データを格納してなるデータベースを作成する(S16)。
【選択図】 図2
Description
(1)入力チャネルとアナログ入力データ取込みプログラム30との結合関係及びアナログ入力データの属性
(2)アナログ入力データ取込みプログラム30と入力データ編集プログラム32の結合関係
(3)入力データ編集プログラム32とリレー演算処理プログラム33の結合関係
(4)リレー演算処理プログラム33とシーケンス処理プログラム34の結合関係
(5)入力チャネルとディジタル入力取込みプログラム31の結合関係
(6)ディジタル入力取込みプログラム31とシーケンス処理プログラム34の結合関係
(7)シーケンス処理プログラム34とディジタル出力プログラム36の結合関係
(8)データセーブ処理プログラム35及びヒューマンインターフェース処理プログラム37と、上記の各コアプログラムモジュールとの結合関係
図5に、プログラム自動作成ツール40のメニュー画面の構成の一例を示す。図示のように、アナログ入力設定41、入力データ編集設定42、ディジタル入力設定43、リレー設定44、ディジタル出力設定45、データセーブ設定46のメニュー選択ボタンが表示される。また、プログラム自動作成47、データ保存48及びデータ出力49のメニュー選択ボタンが表示される。アナログ入力設定41等の設定に係る選択ボタンを選択すると、選択されたメニューの設定画面(例えば、図6)が表示されるようになっている。また、プログラム自動作成47を選択すると、本ツール40によるプログラムの自動作成が実行される。データ保存48を選択すると、本ツール40で設定したデータが電子データとして保存される。また、データ出力49を選択すると、本ツールで設定したデータが、プリンタ等に出力される。
図5のアナログ入力設定41の選択ボタンを押下すると、図6に示すアナログ入力設定画面50が表示される。この入力設定画面50の例では、ディジタル保護リレー装置で使用するアナログ入力のチャンネル設定、各チャンネルのアナログ入力が電流入力か電圧入力か等、アナログ入力データの属性の設定を行う。つまり、ハードウエアの制約から、通常、アナログ入力のチャネル数が決まっている。そこで、それぞれのチャネルCh.1〜9について、使用ないし不使用をそれぞれ設定する。また、使用するチャネルのアナログ入力の属性(電流、電圧)に合わせて、変成器の変流比及び変圧比を設定する。例えば、アナログ入力チャネルCh.1〜6について使用を設定し、その他のアナログ入力チャネルCh.7〜9については不使用を設定する。使用するアナログ入力チャネルのうち、Ch.1〜3の属性を電流入力に設定し、変流比を2000A/1Aのように設定する。またCh.4〜6を電圧入力に使用する場合、属性を電圧に設定し、変圧比を66kV/110Vのように設定する。このようにして、入力チャネルとアナログ入力データとの結合関係を記述した設定データは、プログラム自動作成ツール40の内部データとして一旦保持される。
図5の入力データ編集設定42の選択ボタンを押下すると、図示していないが、アナログ入力設定画面50と同様に、設定が必要な事項を表示した入力データ編集設定画面が表示される。例えば、S11で設定された各チャネルの入力データに使用するフィルタを予め作成されている数種類のデジタルフィルタモジュールの中から選択して設定する。例えば、入力チャネルCh.1〜3の入力データについてローパス特性のディジタルフィルタを適用し、入力チャネルCh.4〜6にはバンドパス特性のディジタルフィルタの適用を設定する。また、入力データの実効値演算等のデータ変換処理の要否を設定する。例えば、入力チャネルCh.1〜6の入力データについて、実効値演算要の設定を行う。また、入力データ同士の合成処理を必要とする場合も、このステップで設定する。合成処理としては、例えば、零相電流データが必要なときは、入力チャネルCh.1〜3の各相の電流データを加算する処理を設定する。
アナログ入力の場合と同様に、ハードウエアの制約から、予め決められた数のディジタル入力のチャネルについて、使用ないし不使用をそれぞれ設定する。次いで、使用するチャネルについて、ディジタル入力とシーケンス処理との関連付けの設定を行う。すなわち、シーケンス処理は、予め設定された条件に従って電力系統に保護指令を出力するか否かの判別を実行するロジック処理であり、保護リレー演算の事故判別の結果を入力情報とする。ディジタル入力チャネルから入力される他のディジタル保護リレー装置の事故判別結果(通常、オン・オフデータ)を所定のロジック処理に結合する必要がある。したがって、シーケンス処理内のどこのロジック要素の入力端に、各ディジタル入力チャネルのディジタル入力データを入力するかの結合関係を設定する。
リレーの設定は、予め作成されている数十種類のリレーモジュールの中から、今回作成するディジタル保護リレー装置に必要な機能のリレーモジュールを選択する。次いで、選択した各リレーモジュールの入出力設定を行う。
入力チャネルの場合と同様に、ハードウエアの制約から、予め決められた数のディジタル出力チャネルについて、使用ないし不使用をそれぞれ設定する。そして、使用するディジタル出力チャネルとシーケンス処理プログラム34の出力との結合関係を設定する。本実施の形態では、結合関係の設定を判りやすくするため、シーケンス処理のロジック要素の信号名称を予め決めておき、設定対象のディジタル出力チャネルに取込み先のロジック要素の信号名称を記述ないし選択することにより設定するようにしている。
データセーブ処理プログラム35は、系統事故発生時の当該系統の状態や、保護リレーの動作状態を保存するプログラムである。そこで、保存対象のデータ等を設定する必要がある。例えば、系統の電圧、電流、及びこれらを編集したアナログ入力データ、シーケンス処理内の各種のデータ(例えば、ディジタル入力、リレー演算の事故判別結果、シーケンス処理中の情報、ディジタル出力等)を、保存対象データとして設定する。また、セーブ時間の設定を行う。セーブ時間は、リレー動作時点をトリガポイントとし、トリガポイントより前の時間については0.1s、0.3s、0.5s、トリガポイントより後ろの時間については0.5s、1.0s、3.0s、5.0sの設定時間を任意の組合せにて設定する。
S10〜S15の処理によりプログラム自動作成ツール40には、内部データとして各コアモジュールプログラムの結合関係を記述してなる設定データが保持される。なお、S10〜S15の処理の順番は任意に変えることができる。
ステップS16の処理により作成されたリレー構成設定データ部62と、別途作成されたプログラム基本部61をコンパイルし、オブジェクトコードに変換した後、ディジタル保護リレー装置のメモリ内に実装する。これにより、所望の機能を有するディジタル保護リレーを構築することができる。
プログラム自動作成ツール40により作成されたデータベースは、図5のデータ保存48を選択することにより、電子データとしてパソコンや各種の記憶メディアに保存することができる。
プログラム自動作成ツール40により作成されたデータベースの内容を図面化するために、図5のデータ出力49を選択することにより、プリンタ等へ出力することができる。
60 ディジタル保護リレー装置
61 プログラム基本部
62 リレー構成設定データ部
Claims (3)
- 電力系統の状態を示す入力データを入力チャネルから所定周期で取込み、該取込まれた入力データに基づいて前記電力系統の事故判別を実行し、該事故判別の結果に基づいて前記電力系統に保護指令を出力するか否かの条件に従って出力判別を実行し、該出力判別結果に基づいて前記保護指令を出力するディジタル保護リレー装置のプログラム自動作成方法において、
前記ディジタル保護リレー装置を構成する複数のコアプログラムモジュールについて、各コアプログラムモジュールの入出力データの取込み先及び/又は出力先を記述した設定データを入力するステップと、該設定データに基づいて前記各コアプログラムモジュール相互の結合関係を記述したリレー構成設定データを作成し、前記各コアプログラムモジュールが参照する前記入出力データのアドレスに対応させて前記リレー構成設定データを格納してなるデータベースを作成するステップとを含んでなることを特徴とするディジタル保護リレー装置のプログラム自動作成方法。 - 前記コアプログラムモジュールは、入力チャネルから所定周期で保護対象の電力系統の状態量のアナログ入力データを取り込むアナログ入力取込みプログラムと、該取り込まれたアナログ入力データのフィルタ処理等のデータ処理を行う入力データ編集プログラムと、該編集された入力データに基づいて前記電力系統の事故判別を実行するリレー演算プログラムと、入力チャネルから所定周期で他のディジタル保護リレーの動作状態のディジタル入力データを取り込むディジタル入力取込みプログラムと、該取り込まれた他のディジタル保護リレーの判別結果と前記リレー演算プログラムの事故判別結果に基づいて前記電力系統に保護制御指令を出力するか否かの条件に従って出力判定を行うシーケンス処理プログラムと、該シーケンス処理プログラムの判定結果に基づき保護制御指令を出力する出力データ処理プログラムとを含んでなることを特徴とする請求項1に記載のディジタル保護リレー装置のプログラム自動作成方法。
- 前記設定データは、前記入出力データの属性データを含むことを特徴とする請求項1に記載のディジタル保護リレー装置のプログラム自動作成方法。
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CN116631492A (zh) * | 2023-07-25 | 2023-08-22 | 中国电力科学研究院有限公司 | 一种基于多核处理器芯片的继电保护方法及系统 |
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