JP2005354505A - デジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、無音状態になった種々の原因を報知して、それぞれの原因に対する対策を施すことを支援し得るデジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法を提供することを目的としている。
【解決手段】デジタル放送信号を受信する受信手段16と、受信されたデジタル放送信号から音声信号を再生する再生手段17,18と、再生手段17,18から音声信号が出力できない状態となったことを原因別に判別する判別手段23と、判別結果に基づいて、再生手段17,18から音声信号が出力できない状態となった原因毎に異なる警告音を発生する警告音発生手段21,22とを備える。
【選択図】 図2
【解決手段】デジタル放送信号を受信する受信手段16と、受信されたデジタル放送信号から音声信号を再生する再生手段17,18と、再生手段17,18から音声信号が出力できない状態となったことを原因別に判別する判別手段23と、判別結果に基づいて、再生手段17,18から音声信号が出力できない状態となった原因毎に異なる警告音を発生する警告音発生手段21,22とを備える。
【選択図】 図2
Description
この発明は、例えば地上波デジタル放送を受信する携帯用の放送受信端末等に使用して好適するデジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法に関する。
周知のように、近年では、衛星を用いたデジタル放送に加えて、地上波デジタル放送も実用化されている他、衛星を用いた携帯型の放送受信端末のような移動体を主なサービス対象としたモバイル放送も計画されている。また、地上波デジタル放送においても、携帯型の放送受信端末のような移動体を主なサービス対象とした低データレート放送、いわゆる1セグメント放送が計画されている。
ところで、アナログ放送の受信装置では、放送電波を受信することができなくなった場合にノイズ音が出力される。このため、例えば映像表示手段を持たない音声放送専用の受信装置であっても、ユーザは、放送電波を受信することができない状態になったことを、即座に認識することができる。
一方、上記したデジタル放送の受信装置では、放送電波を受信することができなくなってもノイズが発生することは基本的になく、無音状態となる。特許文献1には、受信中に信号が検出されなくなった場合に、無信号であることを、オンスクリーン表示、インジケータ表示、警告音等によってユーザに知らせる受信装置の構成が開示されている。
しかしながら、デジタル放送の受信装置においては、放送電波を受信することができない状態となった場合だけでなく、無音状態を引き起こす原因が種々存在する。このため、ユーザは、無音状態になった場合に、その原因を把握し対策を施すことが非常に困難になっている。
特開平10−108095号公報
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、無音状態になった種々の原因を報知して、それぞれの原因に対する対策を施すことを支援し得るデジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法を提供することを目的とする。
この発明に係るデジタル放送受信装置は、デジタル放送信号を受信する受信手段と、受信手段で受信されたデジタル放送信号から音声信号を再生する再生手段と、再生手段から音声信号が出力できない状態となったことを原因別に判別する判別手段と、判別手段の判別結果に基づいて、再生手段から音声信号が出力できない状態となった原因毎に異なる警告音を発生する警告音発生手段とを備えるようにしたものである。
また、この発明に係るデジタル放送受信方法は、デジタル放送信号を受信する第1の工程と、受信されたデジタル放送信号から音声信号を再生する第2の工程と、音声信号が出力できない状態となったことを原因別に判別する第3の工程と、判別結果に基づいて、音声信号が出力できない状態となった原因毎に異なる警告音を発生する第4の工程とを備えるようにしたものである。
上記した発明によれば、放送の受信中に無音状態になった場合、その原因別に異なる警告音を発生させるようにしたので、ユーザは無音状態になった理由を、例えば画面の表示される警告表示等を見ることなく耳に聞こえる音だけで容易に認識し、それぞれの原因に対する対策を速やかに施すことが可能となる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施の形態で説明する放送受信装置11の外観を示している。この放送受信装置11は、携帯可能な薄型箱状の筐体12を有している。
そして、この放送受信装置11の筐体12には、その一方の平面部12aに表示部13と操作部14とが設置され、一側面12bにヘッドホン等を接続するための音声出力用のコネクタ15が設置されている。
図2は、上記放送受信装置11の信号処理系を示している。すなわち、筐体12に内蔵されたアンテナ16によって受信されたデジタル放送信号は、受信処理部17に供給される。この受信処理部17は、入力されたデジタル放送信号に対して、選局処理、復調処理及び誤り訂正処理等を施して、TS(Transport Stream)信号を生成する。
そして、この受信処理部17から出力されたTS信号は、TSデコード部18に供給される。このTSデコード部18は、入力されたTS信号にデコード処理を施して映像信号及び音声信号を生成している。
このうち、映像信号は、映像信号処理部19に供給される。この映像信号処理部19では、入力された映像信号に、上記表示部13による表示に対応した形態に変換する処理を施すとともに、所定のグラフィックス信号を重畳する。そして、この映像信号処理部19から出力された映像信号が、表示制御部20を介して表示部13に供給され、映像表示に供される。
また、上記TSデコード部18で生成された音声信号は、混合部21により警告音発生部22から選択的に出力される各種の音声信号と混合された後、前記コネクタ15から外部のヘッドホン等に出力されて音声再生される。
ここで、この放送受信装置11は、上記した受信動作を含むその全ての動作を制御部23によって統括的に制御されている。この制御部23は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵しており、前記操作部14からの操作情報を受け、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
この場合、制御部23は、メモリ部24を利用している。すなわち、このメモリ部24は、主として、制御部23のCPUが実行する制御プログラムを格納した読み出し専用メモリと、該CPUに作業エリアを提供する読み出し書き込みメモリと、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリとを含んでいる。
また、この放送受信装置11は、その各部に電力を供給するための電源部25を備えている。この電源部25は、電池25aの電力に基づいて各部に供給するための電力を生成している。
図3は、上記受信処理部17の詳細を示している。すなわち、前記アンテナ16によって受信されたデジタル放送信号は、入力端子17aを介してチューナ部17bに供給された後、チューナ部17bで中間周波数に変換後、IQ検波され、IQのベースバンド信号が出力される。
そして、このIQのベースバンド信号が、復調部17cに供給されて同期検出処理及び復調処理が施された後、誤り訂正部17dにより誤り訂正処理が施されて誤り訂正後のTS信号が出力され、契約情報判定部17hとデスクランブラ17iとに供給される。
このうち、契約情報判別部17hは、入力されたTS信号から契約情報を検出する。そして、検出された契約情報と、予め設定されている受信契約とが対応しているか否かを判別し、その判別結果を制御部17fに出力し、さらには必要に応じてデスクランブルするための鍵情報をデスクランブラ17iに出力する。
デスクランブラ17iは、前記鍵情報を使って、入力されるTS信号を必要に応じてデスクランブルし、デスクランブル後のTS信号は、出力端子17eを介して前記TSデコード部18に出力される。
上記制御部17fは、契約情報と受信契約とが対応している旨の判別結果が入力された場合、そのチャンネルの放送を受信可とし、契約情報と受信契約とが対応していない旨の判別結果が入力された場合、そのチャンネルの放送を受信不可とする。
ここで、上記受信処理部17は、その動作を制御部17fによって制御されている。この制御部17fは、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵し、制御端子17gを介して前記制御部23と交信しながら各部を制御している。
図4は、上記した放送受信装置11において、放送の受信中に無音状態になった場合の動作をまとめたフローチャートを示している。まず、動作が開始(ステップS1)され、ステップS2で、所定のチャンネルが正常に受信されている通常視聴状態において、制御部23は、ステップS3で、音声信号が出力できない状態になったか否かを判別する。
この音声信号が出力できない状態になったか否かの判別は、放送電波が受信できない状態になったか否か、非契約チャンネルを選局したか否か場合、現在休止中のチャンネルを選局したか否か、視聴制限されているチャンネルを選局したか否か場合、放送受信装置11で対応していないチャンネルを選局したか否か、の5種類の原因について行なわれる。
このうち、放送電波が受信できないことは、前記復調部17cにおける同期はずれ状態や、誤り訂正部17dにおける誤り訂正不可状態等を制御部17fが認識することによって、制御部23が検出することができる。
非契約チャンネルを選局したことは、前記契約情報判別部17hの判別結果を制御部17fが認識することによって、制御部23が検出することができる。現在休止中のチャンネルを選局したことは、制御部23が、放送される番組情報等に基づいて、選局されたチャンネルが現在休止中であることを検出することができる。
視聴制限されているチャンネルを選局したことは、制御部23が、受信した放送信号に含まれる視聴制限情報と予めメモリ部24に設定された視聴制限情報とを比較することにより検出することができる。放送受信装置11で対応していないチャンネル、例えば放送受信装置11で対応していない方式で符号化されたチャンネルを選局したことは、制御部23が検出することができる。
そして、上記ステップS3で、放送電波が受信できないことにより、音声信号が出力できない状態になったと判断された場合(YES)、制御部23は、ステップS4で、前記警告音発生部22から、放送電波を受信できないという原因に対応する警告音Aを発生させるための音声信号を出力させて、処理を終了(ステップS9)する。これにより、ユーザは、ヘッドホンから警告音Aが再生されることにより、放送電波を受信できないために無音状態になっていることを認識することができる。
また、上記ステップS3で、非契約チャンネルを選局したことにより、音声信号が出力できない状態になったと判断された場合(YES)、制御部23は、ステップS5で、前記警告音発生部22から、非契約チャンネルを選局したという原因に対応する警告音Bを発生させるための音声信号を出力させて、処理を終了(ステップS9)する。これにより、ユーザは、ヘッドホンから警告音Bが再生されることにより、非契約チャンネルを選局したために無音状態になっていることを認識することができる。
また、上記ステップS3で、現在休止中のチャンネルを選局したことにより、音声信号が出力できない状態になったと判断された場合(YES)、制御部23は、ステップS6で、前記警告音発生部22から、現在休止中のチャンネルを選局したという原因に対応する警告音Cを発生させるための音声信号を出力させて、処理を終了(ステップS9)する。これにより、ユーザは、ヘッドホンから警告音Cが再生されることにより、現在休止中のチャンネルを選局したために無音状態になっていることを認識することができる。
また、上記ステップS3で、視聴制限されたチャンネルを選局したことにより、音声信号が出力できない状態になったと判断された場合(YES)、制御部23は、ステップS7で、前記警告音発生部22から、視聴制限されているチャンネルを選局したという原因に対応する警告音Dを発生させるための音声信号を出力させて、処理を終了(ステップS9)する。これにより、ユーザは、ヘッドホンから警告音Dが再生されることにより、視聴制限されているチャンネルを選局したために無音状態になっていることを認識することができる。
また、上記ステップS3で、放送受信装置11で対応していないチャンネルを選局したことにより、音声信号が出力できない状態になったと判断された場合(YES)、制御部23は、ステップS8で、前記警告音発生部22から、放送受信装置11で対応していないチャンネルを選局したという原因に対応する警告音Eを発生させるための音声信号を出力させて、処理を終了(ステップS9)する。これにより、ユーザは、ヘッドホンから警告音Eが再生されることにより、放送受信装置11で対応していないチャンネルを選局したために無音状態になっていることを認識することができる。
ここで、上記警告音A〜Eとしては、例えば、1または2〜3の音階の音を時間的な長さを含めて組み合わせた電子音である。例えば、警告音Aは「ピッ、ピッ」であり、警告音Bは「ピー、ピッ」であり、警告音Cは「ピー、ピー」であり、警告音Dは「ピピピ」であり、警告音Eは「ピー」である。
上記した実施の形態によれば、放送の受信中に無音状態になった場合、その原因別に異なる警告音A〜Eを発生させるようにしたので、ユーザは無音状態になった理由を容易に認識し、それぞれの原因に対する対策を速やかに施すことが可能となる。
また、無音状態になった原因を音で報知しているため、例えば音声放送専用チャンネルを受信しているような場合、つまり、ユーザが表示部13を見ていない場合でも、無音状態になった理由を容易に認識することができる。
なお、警告音A〜Eを発生させるだけでなく、前記表示部13に、無音状態になった原因を示すメッセージを表示させることも可能である。この場合、制御部23は、映像信号処理部19にメッセージに対応したグラフィックス信号を発生させ、表示部13に表示させる。例えば、図5に示すように、「非契約チャンネルを選局したため無音状態になっています」のようなメッセージを表示部13に表示させる。
図6は、上記した実施の形態の変形例を示している。図6において、図4と同一ステップには同一符号を付して説明すると、制御部23は、ステップS3で音声信号が出力できない状態になったと判断された場合(YES)、ステップS10で、原因に無関係に前記警告音発生部22から同じ警告音Fを発生させるための音声信号を出力させて、処理を終了(ステップS9)する。
すなわち、図6に示す例では、無音状態になった場合、その原因にかかわらず同一の警告音Fを発生させるようにしたので、放送受信装置11の故障以外の何らかの原因で無音状態になっていることがユーザに報知される。
なお、警告音Fを発生させるとともに、図5のように、表示部13に、無音状態になった原因を示すメッセージを表示させることも可能である。このようにすれば、ユーザが表示部13を見ていない場合でも、警告音Fを聞いたユーザは、表示部13を見て詳細な原因を認識することができる。
図7は、上記した実施の形態の他の変形例を示している。図7において、図4と同一ステップには同一符号を付して説明すると、ステップS3における音声信号が出力できない状態になったか否かの判別の中に、ステップS11に示すように選局処理中であるか否かを含めている。
すなわち、デジタル放送、特に携帯型の放送受信端末向けのデジタル放送では、バースト的に受信信号が途切れても復元可能とするために、インターリーブの期間を長くするのが一般的である。このため、受信端末の選局処理に時間を要し、新たに選局されたチャンネルの映像及び音声が再生されるまでに数秒を要する場合もある。
そして、この選局処理中は無音状態となるため、制御部23は、ステップS11で、前記警告音発生部22から、選局処理中という原因に対応する警告音Gを発生させるための音声信号を出力させて、処理を終了(ステップS9)する。これにより、ユーザは、ヘッドホンから警告音Gが再生されることにより、選局処理中であるために無音状態になっていることを認識することができる。
図8は、上記した実施の形態のさらに他の変形例を示している。図8において、図7と同一ステップには同一符号を付して説明すると、制御部23は、ステップS3で選局処理中も含めて音声信号が出力できない状態になったと判断された場合(YES)、ステップS12で、原因に無関係に前記警告音発生部22から同じ警告音Hを発生させるための音声信号を出力させて、処理を終了(ステップS9)する。
すなわち、図8に示す例では、選局処理中も含めて無音状態になった場合、その原因にかかわらず同一の警告音Hを発生させるようにしたので、放送受信装置11の故障以外の何らかの原因で無音状態になっていることがユーザに報知される。なお、警告音Hを発生させるとともに、図5のように、表示部13に、無音状態になった原因を示すメッセージを表示させることも可能である。
なお、無音状態になった原因を、放送電波が受信できない場合と、選局処理中である場合と、それ以外の場合との3種類に分類し、それぞれの場合で異なる警報音を発生させるようにすることも可能である。
また、選局処理が完了する直前または直後に、選局した番組のジャンルに応じた音色の音を発生させるようにすれば、表示部13を見ることなく選局した番組のジャンルを知ることが可能となる。
図9及び図10は、上記放送受信装置11の他の例を示している。この放送受信装置11は、薄型箱状の2つの筐体26,27をヒンジ機構28により回動可能に連結している。この場合、放送受信装置11は、筐体26に対して筐体27を、ヒンジ機構28によりY軸を中心に回動させることにより、図9に示すように互いに重なり合う折り畳み位置と、図10に示す展開位置とをとることができる。
また、筐体26には、折り畳み位置で筐体27と対向する面26aに表示部29が設置されている。さらに、筐体27には、折り畳み位置で筐体26と対向する面27aに操作部30が設置されている。なお、筐体27の一側面27bには、ヘッドホン等を接続するための音声出力用のコネクタ31も設置されている。
このような折り畳み型の放送受信装置11に対しても、放送の受信中に無音状態になった場合、その原因別に異なる警告音を発生させることが可能である。
なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することができる。また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
11…放送受信装置、12…筐体、13…表示部、14…操作部、15…コネクタ、16…アンテナ、17…受信処理部、18…TSデコード部、19…映像信号処理部、20…表示制御部、21…混合部、22…警告音発生部、23…制御部、24…メモリ部、25…電源部、26,27…筐体、28…ヒンジ機構、29…表示部、30…操作部、31…コネクタ。
Claims (10)
- デジタル放送信号を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信されたデジタル放送信号から音声信号を再生する再生手段と、
前記再生手段から音声信号が出力できない状態となったことを原因別に判別する判別手段と、
前記判別手段の判別結果に基づいて、前記再生手段から音声信号が出力できない状態となった原因毎に異なる警告音を発生する警告音発生手段とを具備することを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 前記警告音発生手段は、
前記再生手段から音声信号が出力できない状態となった原因に対応した警告音を発生させるための音声信号を出力する音声発生部と、
前記音声発生部で発生された音声信号を前記再生手段の出力に混合する混合手段とを具備することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。 - デジタル放送信号を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信されたデジタル放送信号から音声信号を再生する再生手段と、
前記再生手段から音声信号が出力できない状態となったことを原因別に判別する判別手段と、
前記判別手段の判別結果に基づいて、前記再生手段から音声信号が出力できない状態となった原因に無関係に、同じ警告音を発生する警告音発生手段とを具備することを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 前記警告音発生手段は、
警告音を発生させるための音声信号を出力する音声発生部と、
前記音声発生部で発生された音声信号を前記再生手段の出力に混合する混合手段とを具備することを特徴とする請求項3記載のデジタル放送受信装置。 - 前記判別手段は、前記再生手段から音声信号が出力できない状態となった原因として、放送電波が受信できない場合、選局処理中である場合、それ以外の場合のいずれかを判別することを特徴とする請求項1または3記載のデジタル放送受信装置。
- 前記判別手段は、前記再生手段から音声信号が出力できない状態となった原因として、放送電波が受信できない場合、非契約チャンネルを選局した場合、現在休止中のチャンネルを選局した場合、視聴制限されているチャンネルを選局した場合、受信装置で対応していないチャンネルを選局した場合、選局処理中である場合のいずれかを判別することを特徴とする請求項1または3記載のデジタル放送受信装置。
- 前記判別手段の判別結果に基づいて、前記再生手段から音声信号が出力できない状態となった原因に対応したメッセージを表示する表示手段を具備することを特徴とする請求項1または3記載のデジタル放送受信装置。
- デジタル放送信号を受信する第1の工程と、
受信されたデジタル放送信号から音声信号を再生する第2の工程と、
前記音声信号が出力できない状態となったことを原因別に判別する第3の工程と、
判別結果に基づいて、音声信号が出力できない状態となった原因毎に異なる警告音を発生する第4の工程とを具備することを特徴とするデジタル放送受信方法。 - デジタル放送信号を受信する第1の工程と、
受信されたデジタル放送信号から音声信号を再生する第2の工程と、
音声信号が出力できない状態となったことを原因別に判別する第3の工程と、
判別結果に基づいて、音声信号が出力できない状態となった原因に無関係に、同じ警告音を発生する第4の工程とを具備することを特徴とするデジタル放送受信方法。 - 前記第3の工程の判別結果に基づいて、音声信号が出力できない状態となった原因に対応したメッセージを表示する表示手段を具備することを特徴とする請求項8または9記載のデジタル放送受信方法。
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