JP2005354252A - 光通信方法、光伝送装置、プログラム、および記録媒体。 - Google Patents

光通信方法、光伝送装置、プログラム、および記録媒体。 Download PDF

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Abstract

【課題】 各子ノードに上り通信に対して1波長ずつ異なる波長を割り当てながらも、それらの通信時間を変化させることにより、親ノードに備える光受信器の数を子ノードの数よりも少なくし、且つ高速化も実現する。
【解決手段】 対向する1個の親ノードと8個の子ノードとから構成され、前記8個の子ノードから前記親ノードへ向かう上り方向の光信号に、各々異なる波長が1波長ずつ割り当てられている光ネットワークでの光通信方法において、前記親ノードが2個以上8個未満の光受信器を備え、該光受信器各々の受信波長を時間的に切り替えながら上り光信号を受信し、前記8個の子ノード各々からの送信要求に従って、前記光受信器各々の受信波長およびその割当時間を決定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、波長多重光通信システムや時分割多重光通信システムにおけるトラフイツク制御を目的とした光通技術に関し、主に1対nの双方向光通信の上り通信技術に関するものである。
図18〜図23に従来の光通信方法を示す。図18はpassive Optical Network(以下PONと略す)による従来の光通信方法を説明する図である。光ネットワークは1個の親ノード10A、n個の子ノード21〜2n、n分岐スターカプラ30を備え、親ノード10Aとスターカプラ30が1本の光ファイバ40で、スターカプラ30とn個の子ノード21〜2nがn本の光ファイバ51〜5nで、それぞれ接続された構成をとる。
子ノードから親ノードに向けた通信を「上り通信」、その逆方向の通信を「下り通信」と呼ぶのが一般的であるので、本明細書でも同様の表現を用いる。また、本発明は上り通信に関するもので、特に下り通信方式によらないため、従来技術に関しても便宜上、上り通信のみの説明にとどめる。
各子ノード21〜2nの信号#1〜#nは時分割多元接続(Time Division Multiple Access:TDMA)により伝送される。その際、各子ノードの信号が時間的に重なって衝突すると、信号の受信が困難になるため、それを回避するように、各子ノード21〜2nは、親ノード10Aが指定するタイミングで信号#1〜#nを送信する。また、各子ノード21〜2nが送信時に占有できる時間を制御することによって各子ノードの上り通信の速度を制御することが出来る。
TDMAによる従来のPON構成のネットワークにおいては、親ノード10Aからスターカプラ30までの光ファイバ40を複数の子ノード21〜2nで共有できる。また、1個の伝送装置を親ノード10Aに設定するだけで、n個の子ノード21〜2nを賄うことができることから、少ない設備投資および少ない設備設置面積でネットワークを構築できるというメリットがある。
しかし、この通信方式では、親ノード10Aが備える上り信号用の受信装置を全子ノードで共有するため、利用している子ノードの数nが多い場合に通信速度が低下してしまうという問題があった。また、悪意を持った者による妨害波の影響を受ける可能性があり、その際に妨害者を特定することが難しい。さらに、スターカプラ30による分岐は、光信号のパワーを分岐することになるため、一般に高い最小受光感度を実現することが難しい超高速伝送を実現するためには、分岐数n(=子ノード数)を減少させざるを得なくなり、経済効果が薄れてしまうという問題も挙げられる。
図19はWavelength Division Multiple Access-PON(以下WDMA−PONと略す)による光通信方法を説明する図である。前記のTDMAによるPONとの大きな違いは、スターカプラ30の代わりにnチャネル光合波器60を用いている点である。このネットワークでは、各子ノード21〜2nの上り通信に対して各々1波長ずつ割り当てられており、各子ノード21〜2nは互いに異なる波長の光を発する送信器をそれぞれ備える必要がある。親ノード10Bは、図20に示すように、nチャネル波長フィルタ16ならびにn個の光受信器Rx1、Rx2、・・・、Rxnを備える必要がある。
光信号は、子ノード21〜2nから光合波器60までの各光ファイバ51〜5n上は各子ノード割当波長λ1、λ2、・・・、λnのみが伝送され、光合波器60から親ノード10Bまでの光ファイバ40上ではWDM伝送される。図18のスターカプラ30によるPONとは異なり、少ないパワー損失で親ノード10Bに伝送することが出来るだけでなく、各子ノード21〜2n毎に対応する光受信器が親ノード10Bに存在するために、通信速度の低下が生じることもなく、悪意を持った者による妨害波の影響も受けることもない。
しかしながら、この方式では、前述のように親ノード10B側に子ノード21〜2nの数nと等しい数の受信器が必要になるため、設備投資の増大、設置面積の増大を招き、高コストになってしまうという問題があった。
前記のWDMA−PONにおいては既に述べたように、子ノード21〜2nごとに異なる波長を発する光送信器が必要となるために光部品の多品種化を招き、装置コストが高くなるという問題がある。
これを解決する手段として、図21、図22に示すように各子ノード21〜2nがLEDやASE光源などの、広帯域光源を変調および送信し、各子ノードの波長のみを波長フィルタ70によりスライスし、各波長のスペクトルスライス光を波長多重して親ノード10Bに伝送する方式が検討されている。これにより、各子ノード21〜2nが同一の光送信器を使用し、光部品コストの削減が可能になる(例えば、非特許文献1参照)。
また、各加入者の上り通信/上り通信双方に1波長ずつ割り当てるような双方向の波長多重通信において、光合分波器としてアレイ導波路回折格子型合分波器(AWG)を用い、各加入者に対して上り通信用の波長と下り通信用の波長とを、前記AWGのFSRだけ離れた関係になるように割り当てることによって、親ノードと各子ノードとの間で1心双方向の波長多重通信を実現する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、前記2つ(非特許文献1および特許文献1)の従来技術いずれの場合においても親ノードには子ノード数と等しい数だけの光受信器が必要となるために、高コスト化が避けられないという問題は未解決のままである。
また、各子ノードへの下り方向通信(親ノードから子ノードへと信号が流れる通信)それぞれに対して異なる波長を割り当てるWDM−PONにおいて、図23に示すように親ノード10Cに波長可変光源を1個備え、送信波長を時間的に切り替えることにより、親ノード10C側の送信器を1個で賄うという方式(例えば、特許文献2の図1)が提案されているが、TDMAによる従来のPON構成と同様に通信速度が低下してしまう。
また、上がり方向帯域を割り当てる際に、予め決まった周期毎に各子ノードへの帯域を決定し、また効率向上のために複数の異なる要求帯域を受け付ける方式(例えば、特許文献3,請求項1〜4参照)が提案されている。
K.Akimoto,et al.,"Spectrum-Sliced,25-GHz spaced,155Mbps×32channel WDM access",Proc.CLEO/Pacifc Rim 2001,ThB1-5,pp.II-556〜II-557,Chiba(Japan),July,2001 特開2003−143084号公報 特開平3−64136号公報 特開2003−87281号公報
以上のように、PON方式における従来のTDMAによる上り通信では、1波長を複数の子ノードで共有しているために高速化には限界がある。また、各子ノードに上り通信に対して1波長割り当て、親ノード装置にも子ノードの数と等しい数の受信器を用意すれば高速通信が可能であったが、高コストになってしまう問題があった。
本発明の目的は、各子ノードに上り通信に対して1波長ずつ異なる波長を割り当てながらも、それらの通信時間を変化させることにより、親ノードに備える光受信器の数を子ノードの数よりも少なくし、且つ高速化も実現することである。
請求項1にかかるの発明の光通信方法は、対向する1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとから構成され、前記n個の子ノードから前記親ノードへ向かう上り方向の光信号に、各々異なる波長が1波長ずつ割り当てられている光ネットワークでの光通信方法において、前記親ノードに2個以上n個未満の光受信器を備え、該光受信器各々の受信波長を時間的に切り替えながら上り光信号を受信し、前記n個の子ノード各々からの送信要求に従って、前記光受信器各々の受信波長およびその割当時間を決定し、該割当時間に対応して前記n個の子ノードの上り光信号送信時間が制御されるようにすることを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の光通信方法において、前記n個の子ノード各々の要求送信時間の総和を前記光受信器の数で除した時間を前記光受信器全てに同時に確保し、該確保した時間内に前記n個の子ノード各々の要求送信時間を割り当てることによって、前記光受信器各々の受信波長およびその割当時間を決定することを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1に記載の光通信方法において、前記光受信器全てに或る時間を同時に確保し、該確保した時間に前記n個の子ノード各々の要求送信時間を割り当てるとき、該要求送信時間の長いものから順に、最も空き時間の長い光受信器に対して再帰的に割り当てることによって、前記光受信器各々の受信波長およびその割当時間を決定することを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項1又は3に記載の光通信方法において、前記光受信器全てに或る時間を同時に確保し、該確保した時間内に前記n個の子ノード各々の要求送信時間を割り当てるとき、前記n個の子ノード各々の要求送信時間全てを1つ以上の優先クラスに分類し、優先クラス毎に、かつ、高い優先クラスの要求送信時間群から順に割り当てることによって、前記光受信器の受信波長およびその割当時間を決定することを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項1に記載の光通信方法において、前記光受信器全てに或る時間を同時に確保し、該確保した時間内に前記n個の子ノード各々の要求送信時間を割り当てるとき、前記確保した時間よりも総割当時間が長く、超過時間が発生した光受信器に対しては、受信波長およびその割当時間を次に決定する際に、該超過時間を既割当時間として取り扱い、前記確保した時間よりも総割当時間が短く余剰時間が発生した光受信器に対しては、受信波長およびその割当時間を次に決定する際に、該余剰時間を前記空き時間に加えて取り扱うことを特徴とする。
請求項6にかかる発明は、請求項1又は3に記載の光通信方法において、前記要求送信時間各々が、単一もしくは複数の、それ以上分割できない単位時間であるフレームから構成され、かつ該フレーム長は必ずしも等しくはなく、前記光受信器全てに或る時間を同時に確保し、該確保した時間内に前記n個の子ノード各々の要求送信時間を割り当てるとき、最も空き時間の長い光受信器に対して、子ノードの要求送信時間のうち最も長いものを割り当て、その際に該要求送信時間が該空き時間以上の場合には、未割当の該要求送信時間をフレーム毎に分割するという手続を、任意の光受信器の空き時間以下の要求送信時間が存在しなくなるまで再帰的に行った後、全ての未割当のフレームのうち、フレーム長が最も長いものを、最も空き時間の長い光受信器に対して割り当て、その際には、該光受信器に割当済みの他の送信時間もしくは該光受信器に割当済みの他のフレームの送信開始時刻もしくは送信終了時刻のうち、同一子ノードのフレームが時間的に重ならない、最も早い送信開始時刻もしくは送信終了時刻に前記フレームを挿入し、その際に該光受信器において、該フレームを挿入可能な送信開始時刻もしくは送信終了時刻が存在しない場合には、該光受信器へのフレーム割当を実行せずに該フレームを破棄するという手続を、未割当のフレームが存在しなくなるまで再帰的に行うことを特徴とする。
請求項7にかかる発明の光伝送装置は、対向する1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとから構成され、前記n個の子ノードから前記親ノードへ向かう上り方向の光信号に、各々異なる波長が1波長ずつ割り当てられている光ネットワークの、前記親ノードが備える光伝送装置であって、2個以上n個未満の光受信器と、前記各子ノードの上り方向の光信号を受信する際に前記光受信器各々の受信波長を時間的に切り替えるとともに、前記n個の子ノード各々からの送信要求に従って、前記光受信器各々の受信波長およびその割当時間を決定し、該割当時間に対応して前記n個の子ノードの上り光信号送信時間が制御されるようにする制御装置と、を備えることを特徴とする。
請求項8にかかる発明は、請求項7に記載の光伝送装置において、前記制御装置は、前記光受信器各々の受信波長およびその割当時間を決定する際に、前記n個の子ノードの要求送信時間の総和を前記親ノードの有する光受信器数で除した時間を前記光受信器全てに同時に確保し、該確保した時間内に前記n個の子ノードの要求送信時間を割り当てる機能を備えることを特徴とする。
請求項9にかかる発明は、請求項7に記載の光伝送装置において、前記制御装置は、前記光受信器全てに或る時間を同時に確保し、該確保した時間内に前記n個の子ノード各々の要求送信時間を割り当てる機能と、前記確保した時間内に、前記n個の子ノードの要求送信時間を、長いものから順に、最も空き時間の長い光受信器に対して再帰的に割り当てることによって、光受信器の受信波長およびその割当時間を決定する機能と、を備えることを特徴とする。
請求項10にかかる発明は、請求項7に記載の光伝送装置において、前記制御装置は、前記子ノードの要求送信時間全てを1つ以上の優先クラスに分類するとき、優先クラス毎に、かつ、高い優先クラスの要求送信時間群から順に割り当てることによって、前記光受信器の受信波長およびその割当時間を決定する機能とを備えることを特徴とする。
請求項11にかかる発明は、請求項7に記載の光伝送装置において、前記制御装置は、前記光受信器全てに或る時間を同時に確保し、該確保した時間内に前記n個の子ノード各々の要求送信時間を割り当てる機能と、前記確保した時間に対して総割当時間が長くて、超過時間が発生した光受信器に対しては、受信波長およびその割当時間を次に決定する際に、該超過時間を既割当時間として取り扱う機能と、前記確保した時間に対して総割当時間が短くて、余剰時間が発生した光受信器に対しては、受信波長およびその割当時間を次に決定する際に、該余剰時間を前記空き時間に加えて取り扱う機能と、を備えることを特徴とする。
請求項12にかかる発明は、請求項7又は9に記載の光伝送装置において、前記要求送信時間各々が、単一もしくは複数の、それ以上分割できない単位時間であるフレームから構成され、かつフレーム長は必ずしも等しくはないとき、前記制御装置は、前記光受信器全てに或る時間を同時に確保し、該確保した時間内に前記n個の子ノード各々の要求送信時間を割り当てる機能と、最も空き時間の長い光受信器に対して、子ノードの要求送信時間のうち最も長いものを割り当て、その際に該要求送信時間が該空き時間以上の場合には、未割当の該要求送信時間をフレーム毎に分割するという手続を、任意の光受信器の空き時間以下の要求送信時間が存在しなくなるまで再帰的に行った後、全ての未割当のフレームのうち、フレーム長が最も長いものを、最も空き時間の長い光受信器に対して割り当て、その際には、該光受信器に割当済みの他の送信時間もしくは該光受信器に割当済みの他のフレームの送信開始時刻もしくは送信終了時刻のうち、同一子ノードのフレームが時間的に重ならない、最も早い送信開始時刻もしくは送信終了時刻に前記フレームを挿入し、その際に該光受信器において、該フレームを挿入可能な送信開始時刻もしくは送信終了時刻が存在しない場合には、該光受信器への割当を実行せずに該フレームを破棄するという手続を、未割当のフレームが存在しなくなるまで再帰的に行う制御機能と、を備えることを特徴と。
請求項13にかかる発明のプログラムは、対向する1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとから構成され、前記親ノードが2個以上n個未満の光受信器を備え、前記n個の子ノードから前記親ノードへ向かう上り方向の光信号に、各々異なる波長が1波長ずつ割り当てられ、該光受信器各々の受信波長を時間的に切り替えながら上り光信号を受信するような光ネットワークでの、通信トラヒックを制御するプログラムにおいて、前記n個の子ノード各々からの送信要求に従って、前記n個の子ノード各々の要求送信時間の総和を前記受信器の数で除した時間を前記光受信器全てに同時に確保し、該確保した時間内に前記n個の個ノード各々の要求送信時間を割り当てることによって、前記光受信器各々の受信波長およびその割当時間を決定するステップを有することを特徴とする。
請求項14にかかる発明のプログラムは、対向する1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとから構成され、前記親ノードが2個以上n個未満の光受信器を備え、前記n個の子ノードから前記親ノードへ向かう上り方向の光信号に、各々異なる波長が1波長ずつ割り当てられ、該光受信器各々の受信波長を時間的に切り替えながら上り光信号を受信するような光ネットワークでの、通信トラヒックを制御するプログラムにおいて、前記n個子ノードの要求送信時間を割り当てるために、前記光受信器全てに確保された或る時間内に、前記n個の個の要求送信時間を、長いものから順に、最も空き時間の長い光受信器に対して再帰的に割り当てるステップを有することを特徴とする。
請求項15にかかる発明は、請求項14に記載のプログラムにおいて、最も空き時間の長い光受信器に対して子ノードの要求送信時間のうち最も長いものを割り当る際に、該要求送信時間が該空き時間以上の場合には、未割当の該要求送信時間をフレーム毎に分割するという手続を任意の光受信器の空き時間以下の要求送信時間が存在しなくなるまで再帰的に行うステップと、全ての未割当のフレームのうち、フレーム長が最も長いものを最も空き時間の長い光受信器に対して割り当てる際に、該光受信器に割当済みの他の送信時間もしくは該光受信器に割当済みの他のフレームの送信開始時刻もしくは送信終了時刻のうち、同一子ノードのフレームが時間的に重ならない、最も早い送信開始時刻もしくは送信終了時刻に前記フレームを挿入し、該フレームを挿入可能な送信開始時刻もしくは送信終了時刻が存在しない場合には、該光受信器への割当を実行せずに該フレームを廃棄するという手続を、未割当のフレームが存在しなくなるまで再帰的に行うステップと、を有することを特徴とするプ。
請求項16にかかる発明の記録媒体は、請求項13に記載のプログラムが記録されていることを特徴とする。
請求項17にかかる発明の記録媒体は、請求項14に記載のプログラムが記録されていることを特徴とする。
請求項18にかかる発明の記録媒体は、請求項15に記載のプログラムが記録されていることを特徴とする。
本発明によれば、上り通信に関して、親ノードに必要とされる光受信器の数が子ノードの数より少なくかつ2以上であるので、該光受信器の数が少なければより低コストを、多ければより高速化を実現することができ、両者の兼ね合いにより低コスト化と通信の高速化の双方を満足させることができる。
また、n個の子ノード各々の要求送信時間の総和を光受信器の数で除した時間を光受信器全てに同時に確保し、該確保した時間内にn個の子ノード各々の要求送信時間を割り当てることにより、確保した時間内に全ての光受信器の波長割当時間を無理なく納めることができる。
また、確保した時間内にn個の子ノード各々の要求送信時間を割り当てるとき、該要求送信時間の長いものから順に、最も空き時間の長い光受信器に対して再帰的に割り当てることにより、各光受信器への波長割当時間を均等にすることができる。
また、確保した時間内にn個の子ノード各々の要求送信時間を割り当てるとき、n個の子ノード各々の要求送信時間全てを1つ以上の優先クラスに分類し、優先クラス毎に、かつ、高い優先クラスの要求送信時間群から順に割り当てることにより、高い優先クラス要求送信時間を確実に割り当てることができる。
また、光受信器各々のうち、確保した時間よりも総割当時間が長く超過時間が発生した光受信器に対しては、次の割当の際に該超過時間を既割当時間として取り扱い、総割当時間が短く余剰時間が発生した光受信器に対しては、次の割当の際に該余剰時間を前記空き時間に加えて取り扱うことにより、光受信器に確保した時間を無駄なく有効に利用することができる。
また、要求送信時間各々がフレームから構成されているときは、最も空き時間の長い光受信器に対して子ノードの要求送信時間のうち最も長いものを割り当て、その際に該要求送信時間が該空き時間以上の場合に、未割当の該要求送信時間をフレーム毎に分割して割り当てることにより、光受信器各々に確保された時間を超過して割り当てることができないときに、上り通信の送信効率を向上することができる。
本発明は、1個の親ノードとn個の子ノードにより構成される光ネットワークにおいて、子ノードに対して1波長ずつ異なる波長を割り当て、かつそれらの通信時間を変化させることにより通信速度を制御する上り方向通信であり、親ノードに2個以上で子ノードの数より少ない数の光受信器を具備させ、かつ該光受信器各々の受信波長割当を子ノード要求送信時間に応じて変更させることにより、親ノードの光受信器の数で子ノードの通信速度を制御する。以下、各実施例について詳しく説明する。
図1〜図8は本発明の実施例1を説明するものである。まず、ネットワーク構成とその構成要素について説明する。図1に示すように、光ネットワークは対向する1個の親ノード10と、8個の子ノード21〜28とから構成され、それらの間に8チャネル光合波器80が配置され、親ノード10と光合波器8が1本の光ファイバ40で、光合波器80と8個の子ノード21〜28が8本の光ファイバ51〜58で接続された構成をとる。子ノード21〜28はそれぞれ、互いに異なる波長の光を発する光送信器(図示せず)を備える。本実施例においては図2に示すように、親ノード10が2個の光受信器Rx1,Rx2と、光信号を各受信器毎に分配する光分岐素子11と、2個の波長可変フィルタ素子12(12A,12B)と、制御装置13と、を上り方向の光伝送装置として備える。制御装置13は、子ノード各々からの要求送信時間に関する情報を基に、光受信器各々の受信波長およびその割当時間を決定し、併せて波長可変フィルタ12A,12Bの透過/遮断の波長とその時間を決定・切替制御する。子ノード各々からの要求送信時間に関する情報とは、該要求送信時間の長さ、要求元子ノード、およびその波長の情報などである。
前記波長可変フィルタ素子12としては、所望の1波長のみを透過させ、かつその波長を高速に(送受信データのフレーム間隔並みの速度で)チューニングするタイプの素子や、図3に示すように、nチャネル光合波器121とnチャネル光分波器122との間にn個のゲート素子123を配置し、透過させたい波長のポートに接続されているゲートを「on」にし、そうでない波長のポートに接続されているゲートを「off」にすることにより波長可変フィルタを実現する、ゲートアレイタイプの素子などが考えられる。124は入力ポート、125は出力ポートである。
前記波長可変フィルタ素子12として、図3に示した上記ゲートアレイ型を用いた場合を例に、実施例1の動作を説明する。
まず、各子ノード21〜28は上り信号の送信時間を親ノード10に対して要求する。親ノード10は光受信器Rx1,Rx2の各々に対し、各子ノード21〜28の要求送信時間をもとに、受信波長およびその割当時間を決定する。
子ノードkの上り方向信号に関して、送信波長をλk(kは整数、1≦k≦8)と、送信時間をBkと、それぞれ表現する。ある時間周期C(C:自然数)において、光受信器Rx1に波長λ1,λ2,λ3,λ4の信号をその順に割り当てる。同様に光受信器Rx2に、λ5,λ6,λ7,λ8の信号をその順に割り当てる。
その際は、図4、図5に示すように、制御装置13は、前記波長可変フィルタ12A,12Bと光受信器Rx1,Rx2を連携して動作させ、各光受信器Rx1,Rx2の割当波長を順に切り替えて透過させる。周期Cにおいては波長可変フィルタ12Aはλ1をB1の時間だけ透過させ、次にλ2をB2の時間、λ3をB3の時間、λ4をB4の時間、それぞれ透過させ、光受信器Rx1は各透過波長λ1〜λ4の光信号を順に受信する。同様に、波長可変フィルタ12Bはλ5をB5の時間だけ透過させ、次にλ6をB6の時間、λ7をB7、λ8をB8の時間、それぞれ透過させ、光受信器Rx2も同様に各透過波長λ5〜λ8の光信号を順に受信する。
また、各光受信器Rx1,Rx2に対しては前記の時間周期Cに依存せずに、受信波長を切り替えて割り当てることもできる。具体的には図6に示すように、次の周期C+1において、光受信器Rx1に対してλ1をB1、λ2をB2、λ5をB5の時間だけ割り当て、光受信器Rx2に対してλ6をB6、λ7をB7、λ8をB8の時間だけ割り当てることも可能である。この場合、図7、図8に示すように波長可変フィルタ12A,12Bの動作もそれに対応して変更される。このように光受信器の受信波長を柔軟に変更できることにより、子ノード21〜28の送信時間を光受信器Rx1,Rx2に均等に割り振ることが可能になるなどのメリットがある。
また、子ノード21〜28の要求送信時間が多くなってきたときにも、光受信器を増設することにより、1つの子ノードが送信できる時間を増大できるので、容易に子ノードの要求を満たすことも出来る。
本発明の実施例2を説明する。実施例1と同様に、親ノード10は制御装置13を備える。制御装置13について、子ノード各々からの要求送信時間に関する情報を基に、光受信器の受信波長およびその割当時間を決定し、併せて波長可変フィルタ12の透過/遮断の波長とその時間を決定・切替制御するという機能は実施例1と同様である。
本実施例2では、さらに親ノード10の制御装置13が、子ノードからの送信要求時間を受け付け、各光受信器の受信波長およびその割当時間を決定する手続を、ある時間Tごとに周期的に行う。
この時、Tを決定する手順を説明する。親ノード10が備える制御装置13は、まず、各子ノードの全ての総要求送信時間を光受信器の数で除することにより平均を計算し、Tavgと定義する。そして、全光受信器に時間Tavgを確保し、子ノードの要求する送信時間に応じて各光受信器への割当波長を選択し、その時間を決定する。Tavgは、各光受信器の上限を決める基準となる。
例えば、ネットワーク構成としては実施例1に記載されたものと同様であるが、子ノードがA、B、C、D、E、Fの6個存在し(なお、以降では子ノードを21、22、・・ではなく、A、B、・・のように表す。)、親ノード10に光受信器がRx1、Rx2、Rx3の3個存在する点が異なる場合(よって、波長可変フィルタも3個存在する)を考える。
子ノードA〜Fのそれぞれが要求送信時間を、A:18、B:17、C:14、D:2、E:3、F:6とする(単位は任意)。この場合、Tavg=60÷3=20なので、光受信器Rx1〜Rx3の各々に20の時間を確保し、各光受信器Rx1〜Rx3に子ノードA〜Fの要求送信時間に応じて受信波長およびその時間を割り当てる。
この時、例えば、光受信器Rx1にAとD、Rx2にBとE、Rx3にCとFの波長およびその送信時間を割り当てると、光受信器Rx1〜Rx3の各々の全体での総波長割当時間を、確保した時間20の内に無駄なく納めることが出来る。以上の動作概略を図9に示す。
各光受信器Rx1〜Rx3に対して、子ノードA〜Fの送信時間に応じて受信波長およびその時間を割り当てる際の時間周期をこのようにして決定することにより、子ノードA〜Fが要求する送信時間の全てを光受信器Rx1〜Rx3のいずれかに受信させることが可能になる。
実施例3の動作を示すフローチャートを図10に、動作の概略図を図9に示す。ネットワーク構成は実施例2と同様で、子ノードがA、B、C、D、E、Fの6個、親ノード10の光伝送装置に光受信器がRx1、Rx2、Rx3の3個存在する(よって、波長可変フィルタも3個存在する)ものとする。また、親ノード10は制御装置13を備える。
この制御装置13について、子ノードからの要求送信時間に関する情報を基に、光受信器Rx1〜Rx3の受信波長およびその割当時間を決定し、併せて3個の波長可変フィルタの透過/遮断の波長とその時間を決定・切替制御するという機能は実施例1、2と同様であるが、光受信器Rx1〜Rx3への受信波長およびその割当時間の決定方法が異なる。
この実施例3では、各子ノードA〜Fの要求送信時間が子ノードA:18、B:17、C:14、D:2、E:3、F:6である(単位は任意)。光受信器Rx1〜Rx3に確保する時間Tavgを20とする。
子ノードの要求送信時間に関する情報を前記制御装置13に入力し、子ノードA〜Fの要求送信時間を、長いものから順に、各光受信器Rx1〜Rx3のうちもっとも空き時間の多いものに対して、図10のフローチャートで示すように再帰的に割り当てる。
3つの光受信器Rx1〜Rx3のそれぞれに割り当てる子ノードA〜Fの送信時間に関しては例えば、Rx1には子ノードAとD、Rx2には子ノードBとE、Rx3には子ノードCとFの波長およびその送信時間をそれぞれ割り当てる。
このような手法によって、受信する波長およびその時間を各光受信器Rx1〜Rx3に対して割り当てることにより、各光受信器Rx1〜Rx3への総波長割当時間を均等にすることが出来る。この時、受信する波長およびその時間を選択するために光受信器Rx1〜Rx3に確保する時間を、実施例2で述べたような方法で決定しても良い。
実施例4の動作を示す。ネットワーク構成は実施例2、3と同様、子ノードがA、B、C、D、E、Fの6個、親ノード10の光伝送装置に光受信器がRx1、Rx2、Rx3の3個存在するもの(よって、波長可変フィルタも3個存在する)とする。また、実施例1〜3と同様、親ノード10は制御装置13を備える。
この制御装置13については、子ノードからの要求送信時間に関する情報を基に、光受信器Rx1〜Rx3の受信波長およびその割当時間を決定し、併せて3個の波長可変フィルタの透過/遮断の波長とその時間を決定・切替制御するという機能は実施例1〜3と同様であるが、光受信器Rx1〜Rx3への受信波長およびその割当時間の決定方法が異なる。
この実施例3では、各子ノードA〜Fの要求送信時間が子ノードA:18、B:17、C:14、D:2、E:3、F:6である(単位は任意)。光受信器に確保する時間Tavgを20とする。
この時、例えば2つの優先クラスを用意する。子ノードA、D、Fの送信時間は高い優先クラスに分類される。
動作の概略を図11に示す。まず全ての子ノードA〜Fの要求送信時間に関する情報を前記制御装置13Aに入力する。前記制御装置13Aは、高い優先クラスの送信時間である子ノードA、D、Fの送信時間を先に、各光受信器Rx1〜Rx3のうちもっとも空き時間の多いものに対して割り当てる。次に、優先クラスの低い子ノードB、C、Eの要求送信時間を各光受信器Rx1〜Rx3に割り当てる。このようにして、各光受信器Rx1〜Rx3の受信波長およびその割当時間を決定する。
このとき、実施例2において述べたような前記光受信器Rx1〜Rx3に確保される時間の決定方法によっては、子ノードA〜Fが要求する送信時間全てを前記確保された時間内に納めることが不可能になることも起こりうる。しかし、本実施例において既に述べたように、優先度の高い送信時間を先に光受信器Rx1〜Rx3に対して割り当てることによって、そのような要求送信時間を必ず送信させることが可能になる。その結果、例えば低遅延性が要求されるような情報を子ノードが送信したい時においても、そのような要求をかなえることができるというメリットがある。
この時、光受信器Rx1への総波長割当時間は21であり、光受信器に確保した時間Tavgである20を超過してしまう。この超過分は、実施例5や6において説明する手法によっては、確保した時間に依存することなく取り扱うことが可能である。
今回は優先クラスが2つの場合であるが、優先クラスを3つ以上用意する場合においても、高い優先クラスの要求送信時間群から順に、光受信器Rx1〜Rx3への割当を行うという動作は変わらない。
またこのとき、上に述べた動作と組み併せて、実施例3のように要求送信時間の長いものから順に、光受信器Rx1〜Rx3に割り当てても良い。具体的には図12に示すように、優先度の高い送信時間を長いものから順に光受信器Rx1〜Rx3に対して割り当て、その後で優先されない送信時間も同様に、長いものから順に光受信器Rx1〜Rx3に対して割り当てる。つまり、結果として光受信器Rx1には子ノードAとE、Rx2には子ノードDとB、Rx3には子ノードFとCの波長および送信時間を割り当てる。
このように、優先される送信時間を前記確保された時間内に確実に送信させ、かつ、各光受信器Rx1〜Rx3間での総波長割当時間の均等化も併せて実現可能である。
本発明の実施例5を説明する。ネットワーク構成および装置構成は実施例4と同じとする。また、親ノード10は制御装置13を備える。この制御装置13につては、子ノードからの要求送信時間に関する情報を基に、光受信器Rx1〜Rx3の受信波長およびその割当時間を決定し、併せて3個の波長可変フィルタの透過/遮断の波長とその時間を決定・切替制御するという機能は実施例1〜4と同様であるが、光受信器Rx1〜Rx3への受信波長およびその割当時間の決定方法が異なる。
この実施例5では、実施例4においても少し述べたように、親ノード10の光伝送装置が備える各光受信器Rx1〜Rx3に対して、各子ノードの送信時間に応じて受信する波長およびその時間を割り当てる際には、光受信器への総波長割当時間を光受信器に確保した時間内に納めることが出来ずに超過が起こる状況も生じうる。
例えば、図11に示すように実施例4においては、光受信器Rx1への総波長割当時間は当該光受信器Rx1に対して確保した時間Tavg:20を超過する。このように、ある子ノードの要求送信時間を光受信器に割り当てる結果、確保した時間を超過してしまうような要求送信時間(例えば、実施例4において、図17を用いて説明した時の光受信器Rx1における子ノードEの要求送信時間)の取り扱い方としては、(1)全て割り当てる、(2)確保した時間内に納まる分だけ分割して割り当てる、(3)全て破棄する、の3つが考えられる。上記(3)のように全てを廃棄するのは、上り通信の送信効率低下を招くくので望ましくない。
そこで、本実施例においては、親ノード10が備える制御装置13は、(1)のようにそのような要求送信時間が光受信器に対して確保した時間Tavgを超過することを許容し、光受信器に対して全て割り当てる。この方法により、上り通信の送信効率低下を抑制できる。その分、次の周期において光受信器に確保する時間を利用するため、次の周期においては、超過分を該光受信器に割り当てることが出来ないが、それは以下に述べるような方法で、空き時間を有効利用すれば対応可能である。
図11に示すように実施例4においては、光受信器Rx2への総波長割当時間は全光受信器Rx1〜Rx3に対してそれぞれ確保した時間20に達せず、空き時間が存在する。この空き時間も、空いたままでは上り通信の送信効率を招くので望ましくない。
そこで、光受信器Rx1〜Rx3に確保した時間Tavgに対して、総波長割当時間が満たずに時間が余った光受信器に関しては、次の周期に、その余剰時間を光受信器に割当可能な時間として空き時間に加えて取り扱う。また、前記確保した時間よりも総割当時間が長く超過時間が発生した光受信器に対しては、次の周期に、該超過時間を既割当時間として取り扱う。それにより、子ノードの上り通信に関する送信効率を向上させることが可能である。
以上実施例5の概略を、図13に示す。このとき、親ノード10は3つの光受信器Rx1〜Rx3を備え、子ノードの数は8個とする。子ノードk(k:8以下の自然数)が上り方向の通信に用いる波長をλk、子ノードkの送信時間をBkとする。
実施例5の方法によれば、光受信器に確保した時間を無駄なく有効に利用できるので、子ノードの上り通信における送信効率低下を抑制可能である。
実施例6の動作を説明する。ネットワーク構成は実施例4と同様、子ノードがA、B、C、D、E、Fの6個、親ノード10の光伝送装置に光受信器がRx1、Rx2、Rx3の3個存在する(よって、波長可変フィルタも3個存在する)ものとする。また、実施例1〜5と同様、親ノード10は制御装置13を備える。
この制御装置13としては、子ノードからの要求送信時間に関する情報を基に、光受信器Rx1〜Rx3の受信波長およびその割当時間を決定し、併せて3個の波長可変フィルタの透過/遮断の波長とその時間を決定・切替制御するという機能は実施例1〜5と同様であるが、光受信器Rx1〜Rx3への受信波長およびその割当時間の決定方法が異なる。また、制御装置13内に要求送信時間を単位時間(フレームと定義する)単位で扱う制御装置13Aを備える。
この実施例6では、各子ノードA〜Fの要求送信時間はA:18、B:17、C:14、D:8、E:3、F:6(単位は任意)とし、光受信器Rx1〜Rx3に確保する時間Tavgを実施例2で述べた方法で計算し、22(単位は任意)とする。
ただし、本実施例においては実施例5とは異なり、光受信器Rx1〜Rx3に対する総波長割当時間が予め確保された時間Tavgを超過することを許可しない。このとき、要求送信時間の各々は、単一もしくは複数のフレームから構成され、前記フレームはそれ以上分割できず、かつその長さが必ずしも等しくはないものとする。
本実施例において、各光受信器Rx1〜Rx3に受信する波長およびその時間を割り当てる際のフローチャートを図14に示す。
まず全ての子ノードA〜Fの要求送信時間に関する情報を前記制御装置13に入力する。各子ノードA〜Fの要求送信時間を長いものから順に空き時間が最も多い光受信器に対して再帰的に割り当てていく。つまり、A、B、C、D、F、Eの順で、光受信器Rx1には子ノードA、Rx2には子ノードB、Rx3には子ノードCとDの波長および送信時間を割り当てるが、子ノードDの要求送信時間の次に長い、子ノードFの要求送信時間を割り当てられるほど多い空き時間を有している光受信器がこの時点で存在しない。
そこで、子ノードFの要求送信時間を、該送信時間を構成するフレームに分割し、該フレームに関する情報を制御装置13Aに入力する。該フレームに関する情報とは、フレーム長、該フレームの要求元子ノードおよびその波長や、実施例4において述べた優先度の情報などである。
前記制御装置13には子ノードEの要求送信時間が未割当のまま残っているので、引き続き最も空き時間の多い光受信器Rx2に振り分け、次にフレーム毎に分割された未割当の要求送信時間を割り当てていく。ここまでの動作の様子を、図15に示す。
次に、フレーム毎に分割された未割当の子ノードFの要求送信時間も同様に、該フレーム長が最も長いものを、最大の空き時間を有する光受信器に対して再帰的に割り当てる。この子ノードFは長さ3のフレームF3、長さ2のフレームF2、長さ1のフレームF1からなるものとする。
この時、まず、最長フレームである、子ノードFの長さ3フレームF3を、最大の空き時間を有する光受信器Rx1に割り当てる。光受信器Rx1における該フレームF3(子ノードFの要求送信時間、長さ:3)の送信開始時刻は、同一子ノードのフレームが時間的に重ならない、最も早い送信開始時刻もしくは送信終了時刻に挿入する。従って、光受信器Rx1における最も最初の位置、つまり子ノードAの送信開始時刻に該フレームを挿入する。
次に、長さ2のフレームF2を、最大の空き時間を有する光受信器Rx2に対して割り当てる。光受信器Rx2における該フレームF2(子ノードFの要求送信時間、長さ:2)を挿入する位置は、光受信器Rx2に割当済みの送信時間の送信開始時刻もしくは送信終了時刻のうち、既割当の子ノードFのフレームと時間的に重ならない、かつ最も早い送信開始時刻である、子ノードEの送信開始時刻である。
最後に、長さ1のフレームF1を、最大の空き時間を有する光受信器Rx1に対して割り当てる。光受信器Rx1における該フレームF1(子ノードFの要求送信時間、長さ:1)の送信開始時刻は、光受信器Rx1に割当済みの送信時間の送信開始時刻もしくは送信終了時刻のうち、全ての既割当の子ノードFのフレームと時間的に重ならない、かつ最も早い送信開始時刻である、子ノードAの送信終了時刻である。
以上により未割当のフレームがなくなったので、この時点で光受信器Rx1〜Rx3に各子ノードの要求送信時間およびフレームを割り当てる処理を終了とする。
上記において述べたような手続きによって、各子ノードA〜Fの要求送信時間を光受信器Rx1〜Rx3に割り当てることにより、各光受信器Rx1〜Rx3に確保された時間を出来るだけ有効に使用することが出来る。また、実施例5において述べたような、光受信器に確保された時間を超過して子ノードの要求送信時間を割り当てることは許容しないが、次の波長割当時に、余った分の時間を光受信器に割当可能な時間として加えて取り扱うことは上り通信の送信効率向上の観点からは有効である。
実施例3〜6における、光受信器Rx1〜Rx3の受信波長およびその割当時間を決定し、割り当てる際の全ての制御機能は、親ノード10の光伝送装置の記憶部に記録されたプログラムを実行することで実現するようになっている。記憶部は、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリやRAM(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせにより構成されるものとする。また、前記記憶部とは、インターネットなどのネットワークや電話回線などの通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含む。
また、前記プログラムは、このプログラムを記憶装置などに格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により、他のコンピュータシステムに伝送されても良い。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネットなどのネットワークや電話回線等の通信回線のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、前記プログラムは、前述した処理の一部を実現するためのものであっても良い。
なお、以上の各実施例においては、ある時間Tを確保するために、各子ノードの全ての総要求送信時間を光受信器の数で除することにより平均時間Tavgを算出してこれを使用したが、この時間Tの算出方法はこれに限られるものではなく、他の手法で決めることもできる。
実施例1のネットワーク構成を説明する図である。 実施例1の親ノードの構成を説明する図である。 波長可変フィルタ(ゲートアレイタイプ)の構成例を説明する図である。 実施例1、周期Cにおける波長可変フィルタ12Aの動作を説明する図である。 実施例1、周期Cにおける波長可変フィルタ12Bの動作を説明する図である。 実施例1における光受信器間の割当波長変更動作を説明する図である。 実施例1、周期C+1における波長可変フィルタ12Aの動作を説明する図である。 実施例1、周期C+1における波長可変フィルタ12Bの動作を説明する図である。 実施例2、3の動作を説明する図である。 実施例3における動作の基となるフローチャートを示す図である。 実施例4の動作を説明する図である。 実施例3に記載の技術と組み合わせたときの実施例4の動作を説明する図である。 実施例5の動作を説明する図である。 実施例6における動作の基となるフローチャートを示す図である。 実施例6における制御装置13の波長割当動作を説明する図である。 実施例6における制御装置13Aの波長割当動作を説明する図である。 実施例6における制御装置13Aの波長割当動作を説明する図である。 TDMA−PONを説明する図である。 WDMA−PONを説明する図である。 WDMA−PONにおける親ノードの構成を説明する図である。 スペクトルスライスによるWDMA−PONを説明する図である。 スペクトルスライスによるWDMA−PONにおける光スペクトルを説明する図であって、(a)は子ノード−波長フィルタ間の光スペクトルを説明する図、(b)は波長フィルタ−親ノード間の光スペクトルを説明する図である。 WDM/TDM−PONのネットワーク構成を説明する図である。
符号の説明
10,10A,10B,10C:親ノード、11:光分岐素子、12(12A,12B):波長可変フィルタ、121:nチャネル光分波器、122:nチャネル光合波器、123:ゲート素子、124:入力ポート、125:出力ポート、13,13A:制御装置、16:nチャネル波長フィルタ、Rx1〜Rx3:光受信器
21〜2n、A〜F:子ノード
30:n分岐スターカプラ
40、51〜5n:光ファイバ
60:nチャネル光合波器
70:nチャネル波長フィルタ
80:8チャンネル光合波器

Claims (18)

  1. 対向する1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとから構成され、前記n個の子ノードから前記親ノードへ向かう上り方向の光信号に、各々異なる波長が1波長ずつ割り当てられている光ネットワークでの光通信方法において、
    前記親ノードに2個以上n個未満の光受信器を備え、
    該光受信器各々の受信波長を時間的に切り替えながら上り光信号を受信し、
    前記n個の子ノード各々からの送信要求に従って、前記光受信器各々の受信波長およびその割当時間を決定し、該割当時間に対応して前記n個の子ノードの上り光信号送信時間が制御されるようにすることを特徴とする光通信方法。
  2. 請求項1に記載の光通信方法において、
    前記n個の子ノード各々の要求送信時間の総和を前記光受信器の数で除した時間を前記光受信器全てに同時に確保し、該確保した時間内に前記n個の子ノード各々の要求送信時間を割り当てることによって、前記光受信器各々の受信波長およびその割当時間を決定することを特徴とする光通信方法。
  3. 請求項1に記載の光通信方法において、
    前記光受信器全てに或る時間を同時に確保し、該確保した時間に前記n個の子ノード各々の要求送信時間を割り当てるとき、
    該要求送信時間の長いものから順に、最も空き時間の長い光受信器に対して再帰的に割り当てることによって、前記光受信器各々の受信波長およびその割当時間を決定することを特徴とする光通信方法。
  4. 請求項1又は3に記載の光通信方法において、
    前記光受信器全てに或る時間を同時に確保し、該確保した時間内に前記n個の子ノード各々の要求送信時間を割り当てるとき、
    前記n個の子ノード各々の要求送信時間全てを1つ以上の優先クラスに分類し、優先クラス毎に、かつ、高い優先クラスの要求送信時間群から順に割り当てることによって、前記光受信器の受信波長およびその割当時間を決定することを特徴とする光通信方法。
  5. 請求項1に記載の光通信方法において、
    前記光受信器全てに或る時間を同時に確保し、該確保した時間内に前記n個の子ノード各々の要求送信時間を割り当てるとき、
    前記確保した時間よりも総割当時間が長く、超過時間が発生した光受信器に対しては、受信波長およびその割当時間を次に決定する際に、該超過時間を既割当時間として取り扱い、
    前記確保した時間よりも総割当時間が短く余剰時間が発生した光受信器に対しては、受信波長およびその割当時間を次に決定する際に、該余剰時間を前記空き時間に加えて取り扱うことを特徴とする光通信方法。
  6. 請求項1又は3に記載の光通信方法において、
    前記要求送信時間各々が、単一もしくは複数の、それ以上分割できない単位時間であるフレームから構成され、かつ該フレーム長は必ずしも等しくはなく、
    前記光受信器全てに或る時間を同時に確保し、該確保した時間内に前記n個の子ノード各々の要求送信時間を割り当てるとき、
    最も空き時間の長い光受信器に対して、子ノードの要求送信時間のうち最も長いものを割り当て、その際に該要求送信時間が該空き時間以上の場合には、未割当の該要求送信時間をフレーム毎に分割するという手続を、任意の光受信器の空き時間以下の要求送信時間が存在しなくなるまで再帰的に行った後、
    全ての未割当のフレームのうち、フレーム長が最も長いものを、最も空き時間の長い光受信器に対して割り当て、
    その際には、該光受信器に割当済みの他の送信時間もしくは該光受信器に割当済みの他のフレームの送信開始時刻もしくは送信終了時刻のうち、同一子ノードのフレームが時間的に重ならない、最も早い送信開始時刻もしくは送信終了時刻に前記フレームを挿入し、
    その際に該光受信器において、該フレームを挿入可能な送信開始時刻もしくは送信終了時刻が存在しない場合には、該光受信器へのフレーム割当を実行せずに該フレームを破棄するという手続を、未割当のフレームが存在しなくなるまで再帰的に行うことを特徴とする光通信方法。
  7. 対向する1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとから構成され、前記n個の子ノードから前記親ノードへ向かう上り方向の光信号に、各々異なる波長が1波長ずつ割り当てられている光ネットワークの、前記親ノードが備える光伝送装置であって、
    2個以上n個未満の光受信器と、
    前記各子ノードの上り方向の光信号を受信する際に前記光受信器各々の受信波長を時間的に切り替えるとともに、前記n個の子ノード各々からの送信要求に従って、前記光受信器各々の受信波長およびその割当時間を決定し、該割当時間に対応して前記n個の子ノードの上り光信号送信時間が制御されるようにする制御装置と、
    を備えることを特徴とする光伝送装置。
  8. 請求項7に記載の光伝送装置において、
    前記制御装置は、前記光受信器各々の受信波長およびその割当時間を決定する際に、前記n個の子ノードの要求送信時間の総和を前記親ノードの有する光受信器数で除した時間を前記光受信器全てに同時に確保し、該確保した時間内に前記n個の子ノードの要求送信時間を割り当てる機能を備えることを特徴とする光伝送装置。
  9. 請求項7に記載の光伝送装置において、
    前記制御装置は、前記光受信器全てに或る時間を同時に確保し、該確保した時間内に前記n個の子ノード各々の要求送信時間を割り当てる機能と、
    前記確保した時間内に、前記n個の子ノードの要求送信時間を、長いものから順に、最も空き時間の長い光受信器に対して再帰的に割り当てることによって、光受信器の受信波長およびその割当時間を決定する機能と、を備えることを特徴とする光伝送装置。
  10. 請求項7に記載の光伝送装置において、
    前記制御装置は、前記子ノードの要求送信時間全てを1つ以上の優先クラスに分類するとき、優先クラス毎に、かつ、高い優先クラスの要求送信時間群から順に割り当てることによって、前記光受信器の受信波長およびその割当時間を決定する機能とを備えることを特徴とする光伝送装置。
  11. 請求項7に記載の光伝送装置において、
    前記制御装置は、前記光受信器全てに或る時間を同時に確保し、該確保した時間内に前記n個の子ノード各々の要求送信時間を割り当てる機能と、
    前記確保した時間に対して総割当時間が長くて、超過時間が発生した光受信器に対しては、受信波長およびその割当時間を次に決定する際に、該超過時間を既割当時間として取り扱う機能と、
    前記確保した時間に対して総割当時間が短くて、余剰時間が発生した光受信器に対しては、受信波長およびその割当時間を次に決定する際に、該余剰時間を前記空き時間に加えて取り扱う機能と、を備えることを特徴とする光伝送装置。
  12. 請求項7又は9に記載の光伝送装置において、
    前記要求送信時間各々が、単一もしくは複数の、それ以上分割できない単位時間であるフレームから構成され、かつフレーム長は必ずしも等しくはないとき、
    前記制御装置は、前記光受信器全てに或る時間を同時に確保し、該確保した時間内に前記n個の子ノード各々の要求送信時間を割り当てる機能と、
    最も空き時間の長い光受信器に対して、子ノードの要求送信時間のうち最も長いものを割り当て、その際に該要求送信時間が該空き時間以上の場合には、未割当の該要求送信時間をフレーム毎に分割するという手続を、任意の光受信器の空き時間以下の要求送信時間が存在しなくなるまで再帰的に行った後、
    全ての未割当のフレームのうち、フレーム長が最も長いものを、最も空き時間の長い光受信器に対して割り当て、
    その際には、該光受信器に割当済みの他の送信時間もしくは該光受信器に割当済みの他のフレームの送信開始時刻もしくは送信終了時刻のうち、同一子ノードのフレームが時間的に重ならない、最も早い送信開始時刻もしくは送信終了時刻に前記フレームを挿入し、
    その際に該光受信器において、該フレームを挿入可能な送信開始時刻もしくは送信終了時刻が存在しない場合には、該光受信器への割当を実行せずに該フレームを破棄するという手続を、未割当のフレームが存在しなくなるまで再帰的に行う制御機能と、を備えることを特徴とする光伝送装置。
  13. 対向する1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとから構成され、前記親ノードが2個以上n個未満の光受信器を備え、前記n個の子ノードから前記親ノードへ向かう上り方向の光信号に、各々異なる波長が1波長ずつ割り当てられ、該光受信器各々の受信波長を時間的に切り替えながら上り光信号を受信するような光ネットワークでの、通信トラヒックを制御するプログラムにおいて、
    前記n個の子ノード各々からの送信要求に従って、前記n個の子ノード各々の要求送信時間の総和を前記受信器の数で除した時間を前記光受信器全てに同時に確保し、該確保した時間内に前記n個の個ノード各々の要求送信時間を割り当てることによって、前記光受信器各々の受信波長およびその割当時間を決定するステップを有することを特徴とするプログラム。
  14. 対向する1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとから構成され、前記親ノードが2個以上n個未満の光受信器を備え、前記n個の子ノードから前記親ノードへ向かう上り方向の光信号に、各々異なる波長が1波長ずつ割り当てられ、該光受信器各々の受信波長を時間的に切り替えながら上り光信号を受信するような光ネットワークでの、通信トラヒックを制御するプログラムにおいて、
    前記n個子ノードの要求送信時間を割り当てるために、前記光受信器全てに確保された或る時間内に、前記n個の個の要求送信時間を、長いものから順に、最も空き時間の長い光受信器に対して再帰的に割り当てるステップを有することを特徴とするプログラム。
  15. 請求項14に記載のプログラムにおいて、
    最も空き時間の長い光受信器に対して子ノードの要求送信時間のうち最も長いものを割り当る際に、該要求送信時間が該空き時間以上の場合には、未割当の該要求送信時間をフレーム毎に分割するという手続を任意の光受信器の空き時間以下の要求送信時間が存在しなくなるまで再帰的に行うステップと、
    全ての未割当のフレームのうち、フレーム長が最も長いものを最も空き時間の長い光受信器に対して割り当てる際に、該光受信器に割当済みの他の送信時間もしくは該光受信器に割当済みの他のフレームの送信開始時刻もしくは送信終了時刻のうち、同一子ノードのフレームが時間的に重ならない、最も早い送信開始時刻もしくは送信終了時刻に前記フレームを挿入し、該フレームを挿入可能な送信開始時刻もしくは送信終了時刻が存在しない場合には、該光受信器への割当を実行せずに該フレームを廃棄するという手続を、未割当のフレームが存在しなくなるまで再帰的に行うステップと、
    を有することを特徴とするプログラム。
  16. 請求項13に記載のプログラムが記録された記録媒体。
  17. 請求項14に記載のプログラムが記録された記録媒体。
  18. 請求項15に記載のプログラムが記録された記録媒体。
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