JP2005353216A - 情報記録媒体、情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、コンピュータプログラム並びに制御信号を含むデータ構造 - Google Patents

情報記録媒体、情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、コンピュータプログラム並びに制御信号を含むデータ構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数のアプリケーションの夫々により好適に記録や再生を行う。
【解決手段】 情報記録媒体(100)は、所定のファイルシステム(UDF)に準拠した情報記録媒体であって、第1アプリケーションにより記録及び再生が行われる第1ファイルを記録するための論理的な第1記録領域(110)と、第1アプリケーションとは異なる第2アプリケーションにより記録及び再生が行われる第2ファイルを記録するための論理的な第2記録領域(210)とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えばDVD等の情報記録媒体、例えばDVDレコーダ等の情報記録装置及び方法、例えばDVDプレーヤ等の情報再生装置及び方法、コンピュータをこのような情報記録装置として機能させるコンピュータプログラム、並びに制御信号を含むデータ構造の技術分野に属する。
現在、一般的な家庭においてパーソナルコンピュータ(PC)が広く普及しており、各種用途に用いられている。また、テレビやDVDプレーヤ等のAV機器を含む家電製品も一般的な家庭において広く普及している。
他方、各種情報記録媒体に記録されるファイルのデータ構造を統一すべく、例えばDVD等の光ディスクの分野においては、OSTA(Optical Storage Technology Association)によってUDF(Universal Disk Format)なる規格が提唱されている。このUDFは、OS(Operating System)に依存することのないディスクフォーマットである。このUDFなる統一的なディスクフォーマットにより、あるDVD等に対してPCを用いて各種ファイルを記録したり再生したりすることができ、また同じDVD等に対して家電製品を用いて各種ファイルを記録したり再生したりすることができる。
しかしながら、PCと家電製品とは本来動作しているアプリケーションが異なるため、例えば一枚の記録媒体をPC及び家電製品の夫々で利用しようとすると、様々な問題が生ずるおそれがある。例えば、家電製品であるDVDレコーダによれば、各種テレビ番組や映画等が、DVDレコーダのアプリケーションに準拠した形式のファイルとして記録され、他方PCによれば、ワープロソフト等に用いられる一般的なファイル(例えば、テキストファイル等)が記録される。即ち、一枚の記録媒体に、PC及び家電製品双方のアプリケーションに用いられるファイルが混在してしまう。この場合、PCは主としてファイルのコピー、移動、削除或いは改変等のファイル操作を行うことができるため、これらのファイル操作によっては、DVDレコーダのアプリケーションに準拠した形式のファイルを再生することができなくなってしまうという技術的な問題点を有している。例えばDVDレコーダ等のアプリケーションに準拠したファイルは、例えばDVDビデオ等の規格により、PCにより記録されるファイルと比較して、より厳しい各種制約(例えば、ファイル名やファイルの記録位置やファイルを構成するユニットの単位等)を満たしていなければならない。従って、これら各種制約を満たして記録されているファイルに対して安易にPCからのファイル操作を行うと、これらのファイルを用いてテレビ番組や映画等を再生することができなくなってしまうという技術的な問題点を有している。
このように様々なアプリケーションに準拠した複数のファイルが一枚のDVDに混在して記録されると、単にPC上にDVDアプリケーションを実装する等のみでは、適切な再生動作や記録動作等を担保できないという技術的な問題点を有している。また、これらのファイル操作をPCより行わないようにユーザに指示することで、これらの不都合を回避できるとも考えられるが、ユーザフレンドリーなPCや家電製品が好まれるという消費市場の実体からすると、有効な解決手段であるとはいえない。
本発明は、例えば上述した従来の問題点に鑑みなされたものであり、例えば複数のアプリケーションの夫々により好適に記録や再生等することが可能な情報記録媒体、情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、コンピュータをこのような情報記録装置や情報再生装置として機能させるコンピュータプログラム、並びに制御信号を含むデータ構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の情報記録媒体は、所定のファイルシステムに準拠した情報記録媒体であって、第1アプリケーションにより記録及び再生が行われる第1ファイルを記録するための論理的な第1記録領域と、前記第1アプリケーションとは異なる第2アプリケーションにより記録及び再生が行われる第2ファイルを記録するための論理的な第2記録領域とを備える。
上記課題を解決するために、請求項18に記載の情報記録装置は、請求項1から17のいずれか一項に記載の情報記録媒体に対して記録動作を行なう情報記録装置であって、前記第1アプリケーションに従って前記第1ファイルを前記第1記録領域に記録する第1記録手段と、前記第2アプリケーションに従って前記第2ファイルを前記第2記録領域に記録する第2記録手段とを備える。
上記課題を解決するために、請求項23に記載の情報記録方法は、請求項1から17のいずれか一項に記載の情報記録媒体に対して記録動作を行なう情報記録方法であって、前記第1アプリケーションに従って前記第1ファイルを前記第1記録領域に記録する第1記録工程と、前記第2アプリケーションに従って前記第2ファイルを前記第2記録領域に記録する第2記録工程とを備える。
上記課題を解決するために、請求項24に記載の情報再生装置は、請求項1から17のいずれか一項に記載の情報記録媒体に対して再生動作を行なう情報再生装置であって、前記第1アプリケーションに従って、前記第1記録領域に記録された前記第1ファイルを読み取り且つ再生する第1再生手段と、前記第2アプリケーションに従って、前記第2記録領域に記録された前記第2ファイルを読み取り且つ再生する第2再生手段とを備える。
上記課題を解決するために、請求項28に記載の情報再生方法は、請求項1から17のいずれか一項に記載の情報記録媒体に対して再生動作を行う情報再生方法であって、前記第1アプリケーションに従って、前記第1記録領域に記録された前記第1ファイルを読み取り且つ再生する第1再生工程と、前記第2アプリケーションに従って、前記第2記録領域に記録された前記第2ファイルを読取且つ再生する第2再生工程とを備える。
上記課題を解決するために、請求項29に記載のコンピュータプログラムは、請求項18から22のいずれか一項に記載の情報記録装置に備えられたコンピュータを制御する記録制御用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記第1記録手段及び前記第2記録手段のうち少なくとも一部として機能させる。
上記課題を解決するために、請求項30に記載のコンピュータプログラムは、請求項24から27のいずれか一項に記載の情報再生装置に備えられたコンピュータを制御する再生制御用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記第1再生手段及び前記第2再生手段のうち少なくとも一部として機能させる。
上記課題を解決するために、請求項31に記載の制御信号を含むデータ構造は、所定のファイルシステムに準拠した制御信号を含むデータ構造であって、第1アプリケーションにより記録及び再生が行われる第1ファイルを記録するための論理的な第1記録領域と、前記第1アプリケーションとは異なる第2アプリケーションにより記録及び再生が行われる第2ファイルを記録するための論理的な第2記録領域とを備える。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされよう。
以下、発明を実施するための最良の形態としての本発明の実施形態に係る情報記録媒体、情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、コンピュータプログラム並びに制御信号を含むデータ構造について順に説明する。
(情報記録媒体の実施形態)
本発明の情報記録媒体に係る実施形態は、所定のファイルシステム(例えば、後述のUDF)に準拠した情報記録媒体であって、第1アプリケーションにより記録及び再生が行われる第1ファイルを記録するための論理的な第1記録領域(例えば、後述のメインパーティション)と、前記第1アプリケーションとは異なる第2アプリケーションにより記録及び再生が行われる第2ファイルを記録するための論理的な第2記録領域(例えば、後述のサブパーティション)とを備える。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態によれば、第1記録領域には、第1アプリケーション(例えば、PC等に用いられる汎用アプリケーション)により第1ファイルが記録される。他方で、第1記録領域とは異なる(例えば、後述するように第1記録領域の一部の記録領域である)第2記録領域には、第2アプリケーション(例えば、DVDレコーダ等の家電製品に用いられる専用アプリケーション)により第2ファイルが記録される。即ち、異なる複数のアプリケーションの夫々に用いられるファイルの種類(或いは、用途)に応じて、別個の記録領域を有している。
従って、第1記録領域に記録される第1ファイルは、主として第1アプリケーションにより記録や再生が行われるため、第2アプリケーションによる記録や再生は原則として行われない。他方、第2記録領域に記録される第2ファイルは、主として第2アプリケーションにより記録や再生が行われるため、第1アプリケーションによる記録や再生は原則として行われない。このため、例えば第2アプリケーションの規格に準拠して記録された第2ファイルが、第1アプリケーションにより行われるファイル操作(例えば、移動や削除や改変等)によって、その規格に準拠しない形式となる不都合を抑制ないしはなくすことができる。同様に、例えば第1アプリケーションの規格に準拠して記録された第1ファイルが、第2アプリケーションにより行われるファイル操作(例えば、移動や削除や改変等)によって、その規格に準拠しない形式となる不都合を抑制ないしはなくすことができる。
このように、記録されるファイルの種類に応じて異なる記録領域を割り当てる(或いは、設ける)ことで、一枚の情報記録媒体に対して異なるアプリケーションの夫々によりファイルの記録がなされても、その記録動作やファイルの再生動作等において特段の問題は生じない。
以上の結果、本発明の情報記録媒体に係る実施形態によれば、複数の異なるアプリケーションの夫々により、一枚の情報記録媒体に対して好適にファイルの記録や再生を行うことが可能となる。
尚、本実施形態において、「第1記録領域」及び「第2記録領域」の夫々は、ファイルシステムに対して論理的な記録領域として割り当てられる。即ち、物理的には、単一の記録領域(例えば、後述のデータ記録エリアや複数の記録層を有する情報記録媒体であれば、夫々の記録層のデータ記録エリアの集合)を有していながらも、論理的には複数の記録領域を有する構造となっている。従って、物理的な記録領域の分割のように、他方の記録領域を認識することすらできないという事態も発生しないという利点を有している。
加えて、異なる記録領域が割り当てられることで、第1記録領域と第2記録領域との夫々に追記箇所を設けることができる。従って、より柔軟なファイルの記録が可能となる。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の一の態様は、前記第2記録領域は、前記第1記録領域の中に配置される。
この態様によれば、情報記録媒体の記録領域全体を占めてなる第1記録領域の一部に第2記録領域を設けることが可能となる。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の他の態様は、前記第2記録領域は、前記第1アプリケーションに対しては使用済領域である。
この態様によれば、第1記録領域と第2記録領域とが1つの情報記録媒体中に並存していても、第1アプリケーションが第2記録領域を使用済領域とみなすため、記録動作や再生動作の際に特段の支障は生じない。即ち、第2記録領域に対して第1アプリケーションが第1ファイルの記録等を行ったり第2ファイルのファイル操作等を行うという不都合を防ぐことができる。
尚、逆に第2記録領域の中に第1記録領域を配置するように構成してもよいし、或いは構成しなくともよい。また、第2記録領域の中に第1記録領域を配置した場合は、該第1記録領域は、第2アプリケーションに対しては使用済領域であることが好ましい。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の他の態様は、前記第1アプリケーションは、前記所定のファイルシステムにおける記録及び再生全般の用途に用いられる汎用アプリケーションであり、前記第2アプリケーションは、前記所定のファイルシステムにおける特定の用途に用いられる専用アプリケーションである。
この態様によれば、汎用アプリケーション(例えばPC等に用いられるアプリケーションであって、具体的には例えばOS(Operating System)等)と専用アプリケーション(例えば家電製品等に用いられる特殊用途のアプリケーションであって、具体的にはDVD−videoアプリケーション等)との双方が扱うことができる情報記録媒体を実現することができる。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の他の態様は、前記第1ファイルは、前記第1記録領域にのみ記録され、前記第2ファイルは、前記第2記録領域にのみ記録される。
この態様によれば、第1アプリケーションにより第2ファイルが第1記録領域に記録等されることがなくなり、また第2アプリケーションにより第1ファイルが第2記録領域に記録等されることがなくなる。即ち、ファイルやアプリケーションの種類等に応じて、明確に第1記録領域と第2記録領域とを分けることができる。従って、複数の異なるアプリケーションの夫々により、一枚の情報記録媒体に対してより好適にファイルの記録や再生を行うことが可能となる。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の他の態様は、前記第1記録領域には、前記所定のファイルシステムに準拠したデータ構造を有するように前記第1ファイルが記録され、前記第2記録領域には、前記所定のファイルシステムに準拠したデータ構造を有するように前記第2ファイルが記録される。
この態様によれば、第1記録領域のデータ構造と第2記録領域とのデータ構造が同一であるため、例えば第1アプリケーションは第2ファイルを読み取る(即ち、認識する)ことが可能となる。他方、第2アプリケーションも第1ファイルを読み取る(認識する)ことが可能となる。
但し、あくまで第1ファイルは第1アプリケーションの規格に準拠しているため、実際に第2アプリケーションにより第1ファイルの記録や再生が行われることはない。また第2ファイルは第2アプリケーションの規格に準拠しているため、実際に第1アプリケーションにより第2ファイルの記録や再生が行われることはない。このため、第1ファイルと第2ファイルとのデータ構造が同一であっても、特段の問題は生じない。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の他の態様は、前記第1記録領域には、前記所定のファイルシステムに準拠したデータ構造を有するように前記第1ファイルが記録され、前記第2記録領域には、前記所定のファイルシステムに準拠したデータ構造のうち少なくとも一部のデータ構造(例えば、後述のサブセットデータ構造)を有するように前記第2ファイルが記録される。
この態様によれば、少なくとも一部のデータ構造を有する用に第2ファイルが第2記録領域に記録されれば、例えば第1アプリケーションは第2ファイルを読み取る(即ち、認識する)ことが可能となる。尚、この「少なくとも一部のデータ構造は」は、所定のファイルシステムに準拠したデータ構造のうち例えば第1アプリケーションが第2ファイルを認識することができる程度に抽出されたデータ構造を有していることが好ましい。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の他の態様は、前記第2記録領域には、前記第2アプリケーションにより使用され且つ前記第2ファイルを管理するための管理情報(サムネイルやタイトル等を示す各種情報)が更に記録される。
この態様によれば、管理情報を参照することで、数多くの第2ファイルが記録されることになり得る第2記録領域を好適に且つ比較的容易に管理することが可能となる。
また、この管理情報を第1記録領域に記録するように構成してもよい。もちろん、第1記録領域に、第1アプリケーションにより使用され且つ第1ファイルを管理するための管理情報を更に記録してもよい。
上述の如く管理情報が記録される情報記録媒体の態様では、当該情報記録媒体は、少なくとも二つの前記第2記録領域を備えており、前記第2ファイルは、前記少なくとも二つの第2記録領域のうち一の第2記録領域に記録され、前記第2アプリケーションにより使用される前記管理情報は、前記一の第2記録領域とは異なる他の第2記録領域に記録されるように構成してもよい。
このように構成すれば、他の第2記録領域にアクセスすれば、第2ファイルが記録されている一の第2記録領域にアクセスしなくとも管理情報を読み取ることができる。このように、管理情報を記録するための(或いは、管理情報専用の)第2記録領域が存在するため、単一の第2記録領域内から管理情報を読み取る場合と比較して、該読み取りに要する時間を大幅に短縮することが可能となる。この結果、数多くの第2ファイルが記録されることになり得る第2記録領域を好適に且つ比較的容易に管理することが可能となる。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の他の態様は、前記第2記録領域には、当該情報記録媒体の記録領域全体に対する前記第2記録領域の配置(例えば、情報記録媒体中の或いは第1記録領域のいずれの位置に第2記録領域が配置されるかを示す情報)及びサイズ(例えば、第2記録領域の大きさ)の夫々を示す配置情報が更に記録される。
この態様によれば、第2記録領域の構成(例えば、複数の第2ファイルが記録されている位置等)が意図せず変化してしまった場合であっても、第2記録領域が本来配置される位置とそのサイズを含む配置情報を参照することで、再び第2記録領域を復旧する(即ち、元の構成に戻す)ことができる。もちろん、この配置情報を第1記録領域に記録するように構成してもよいし、第1記録領域に関する配置情報が更に記録されるように構成してもよい。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の他の態様は、前記第1記録領域には、前記第2記録領域の特定のアドレス位置を示すポインタ情報が更に記録される。
この態様によれば、例えば正規なアクセス経路から第2記録領域にアクセスできない場合であっても、当該ポインタ情報を参照することで、正規なアクセス経路とは別の経路(即ち、予備的な経路)で第2記録領域に直接的にアクセスすることができる。即ち、第1記録領域と第2記録領域との間のアクセス経路を示すデータが何らかの理由で破壊等されても、好適に第2記録領域にアクセスすることができる。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の他の態様は、前記第2記録領域には、前記第1記録領域の特定のアドレス位置(例えば、後述のファイルエントリICB(サブP)のアドレス位置等)を示すポインタ情報が更に記録される。
この態様によれば、ポインタ情報を参照することで、第2記録領域から第1記録領域の特定の記録領域へアクセスすることが可能となる。従って、第1記録領域から第2記録領域にアクセスできなくなったとしても、例えば上述の予備的な経路を用いて第2記録領域等にアクセスできれば、該アクセスした第2記録領域から第1記録領域へのアクセス経路(更には、その逆の第1記録領域から第2記録領域への本来のアクセス経路)を特定することが可能となる。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の他の態様は、前記第2記録領域には、前記第2ファイルの属性、前記第2ファイルを記録又は再生する際の転送レート、前記第2ファイルを構成するユニットの最小サイズ及び前記第2ファイルのシーク速度の少なくとも一つを示す属性情報が更に記録されている。
この態様によれば、属性情報を参照することで、第2記録領域を好適に設けたり或いは管理したりすることが可能となる。もちろん、この属性情報を第1記録領域に記録するように構成してもよいし、第1記録領域に関する属性情報が更に記録されるように構成してもよい。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の他の態様は、前記第2記録領域には、前記第2アプリケーションを特定するためのアプリケーション情報が更に記録される。
この態様によれば、アプリケーション情報を参照することで、情報記録装置や情報再生装置は、第2記録領域に対して第2ファイルを記録したり或いは再生する第2アプリケーションを比較的容易に識別することができる。したがって、誤ったアプリケーションによって第2ファイルが記録されたり、或いは再生されるという不都合を避けることが可能となる。もちろん、このアプリケーション情報を第1記録領域に記録するように構成してもよいし、第1アプリケーションを特定するためのアプリケーション情報が更に記録されるように構成してもよい。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の他の態様は、前記第2記録領域は、前記第1アプリケーションに対しては読取専用な記録領域である。
この態様によれば、第2記録領域に記録された第2ファイルが誤って第1アプリケーションにより再生されるという不都合を避けることができる。従って、誤って再生されることによる情報再生装置の暴走等の不都合を避けることができる。もちろん、第1記録領域が第2アプリケーションに対しては読取専用な記録領域であるように構成してもよい。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の他の態様は、前記第2記録領域を複数備える。
この態様によれば、複数の第2記録領域を用いて第2ファイルを記録することができる。また、複数の第2記録領域から所望の第2ファイルを読み取り、再生することができる。従って、第2記録領域をより有効に使用することが可能となる。
上述の如く複数の第2記録領域を備える情報記録媒体の態様では、前記複数の第2記録領域の夫々は、該夫々の第2記録領域を識別するための識別番号を有する。
このように構成すれば、複数の第2記録領域が存在していても、これらを好適に識別することが可能となる。もちろん、第1記録領域を複数設けるように構成してもよいし、複数の第1記録領域の夫々は、該夫々の第1記録領域を識別するための識別番号を有するように構成してもよい。
(情報記録装置の実施形態)
本発明の情報記録装置に係る実施形態は、上述した本発明の情報記録媒体に係る実施形態(但し、その各種態様を含む)に対して記録動作を行なう情報記録装置であって、前記第1アプリケーションに従って前記第1ファイルを前記第1記録領域に記録する第1記録手段と、前記第2アプリケーションに従って前記第2ファイルを前記第2記録領域に記録する第2記録手段とを備える。
本発明の情報記録装置に係る実施形態によれば、第1アプリケーションに従って動作する第1記録手段の動作により、第1記録領域に第1ファイルを記録することができる。また、第2アプリケーションに従って動作する第2記録手段の動作により、第2記録領域に第2ファイルを記録することができる。従って、上述した本発明の情報記録媒体に係る実施形態に対して第1ファイル及び第2ファイルを好適に記録することができる。これにより、上述した本発明の情報記録媒体が有する利益と同様の利益を享受することが可能となる。
尚、上述した本発明の情報記録媒体に係る実施形態の各種態様に対応して、本発明の情報記録装置に係る実施形態も各種態様を採ることが可能である。
また、第1ファイル及び第2ファイルの双方を記録可能な情報記録装置でなくとも、いずれか一方のファイルを記録する情報記録装置であっても本発明の範囲に含まれる。即ち、前記第1ファイルを前記第1記録領域に記録する第1記録手段と、前記第1アプリケーションに従って前記第1ファイルを記録するように前記第1記録手段を制御する制御手段とを備える情報記録装置であってもよいし、或いは前記第2ファイルを前記第2記録領域に記録する第2記録手段と、前記第2アプリケーションに従って前記第2ファイルを記録するように前記第2記録手段を制御する制御手段とを備える情報記録装置であってもよい。
本発明の情報記録装置に係る実施形態の一の態様は、前記第1記録領域の少なくとも一部を前記第2ファイルが記録されるための記録領域として設定することで、前記第2記録領域を生成する生成手段を更に備える。
この態様によれば、生成手段の動作により、必要に応じて新たな第2記録領域を比較的容易に生成することができる。従って、第1記録領域と第2記録領域との割り振りを比較的容易に管理することができ、情報記録媒体の記録容量を有効に利用することが可能となる。
本発明の情報記録装置に係る実施形態の他の態様は、前記第1記録領域には、当該情報記録媒体の記録領域全体に対する前記第2記録領域の配置及びサイズの少なくとも一方を示す配置情報が記録されており、前記第2記録領域が破壊された場合に、前記配置情報に基づいて、前記第2記録領域を再構築する再構築手段を更に備える。
この態様によれば、第2記録領域の構成(例えば、複数の第2ファイルが記録されている位置等)が意図せず変化してしまった場合であっても、配置情報を参照する再構築手段の動作により、再び第2記録領域を復旧する(即ち、元の構成に戻す)ことができる。
(情報記録方法の実施形態)
本発明の情報記録方法に係る実施形態は、上述した本発明の情報記録媒体に係る実施形態(但し、その各種態様を含む)に対して記録動作を行なう情報記録方法であって、前記第1アプリケーションに従って前記第1ファイルを前記第1記録領域に記録する第1記録工程と、前記第2アプリケーションに従って前記第2ファイルを前記第2記録領域に記録する第2記録工程とを備える。
本発明の情報記録方法に係る実施形態によれば、上述した本発明の情報記録装置に係る実施形態と同様の各種利益を享受することができる。
尚、上述した本発明の情報記録装置に係る実施形態における各種態様に対応して、本発明に係る情報記録方法の実施形態も各種態様を採ることが可能である。
(情報再生装置の実施形態)
本発明に係る情報再生装置の実施形態は、上述した本発明の情報記録媒体に係る実施形態(但し、その各種態様を含む)に対して再生動作を行なう情報再生装置であって、前記第1アプリケーションに従って、前記第1記録領域に記録された前記第1ファイルを読み取り且つ再生する第1再生手段と、前記第2アプリケーションに従って、前記第2記録領域に記録された前記第2ファイルを読み取り且つ再生する第2再生手段とを備える。
本発明の情報再生装置に係る実施形態によれば、第1アプリケーションに従って動作する第1再生手段の動作により、第1記録領域に記録された第1ファイルを読み取り且つ再生することができる。また、第2アプリケーションに従って動作する第2再生手段の動作により、第2記録領域に記録された第2ファイルを読み取り且つ再生することができる。従って、上述した本発明の情報記録媒体に係る実施形態より読み取られた第1ファイル及び第2ファイルを好適に再生することができる。これにより、上述した本発明の情報記録媒体が有する利益と同様の利益を享受することが可能となる。
尚、上述した本発明の情報記録媒体に係る実施形態における各種態様に対応して、本発明に係る情報再生装置の実施形態も各種態様を採ることが可能である。
また、第1ファイル及び第2ファイルの双方を再生可能な情報再生装置でなくとも、いずれか一方のファイルを再生する情報再生装置であっても、本発明の範囲に含まれる。即ち、前記第1記録領域に記録された前記第1ファイルを読み取り且つ再生する第1再生手段と、前記第1アプリケーションに従って前記第1ファイルを再生するように前記第1再生手段を制御する制御手段とを備える情報記録装置であってもよいし、或いは前記第2ファイルを前記第2記録領域に記録する第2記録手段と、前記第2アプリケーションに従って前記第2ファイルを記録するように前記第2記録手段を制御する制御手段とを備える情報記録装置であってもよい。
本発明の情報再生装置に係る実施形態の一の態様は、前前記第1記録領域には、前記所定のファイルシステムに準拠したデータ構造を有するように前記第1ファイルが記録されており、前記第2記録領域には、前記所定のファイルシステムに準拠したデータ構造を有するように前記第2ファイルが記録されるており、前記第1再生手段は、前記第2記録領域に記録された前記第2ファイルを読み取る。
この態様によれば、第1記録領域のデータ構造と第2記録領域とのデータ構造が同一であるため、第1再生手段は第1ファイルのみならず第2ファイルをも読み取ることが可能となる。従って、第1再生手段の動作により、情報記録媒体全体に記録されている様々なファイルを比較的容易に認識し又は管理することが可能となる。
(情報再生方法に係る実施形態)
本発明に係る情報再生方法の実施形態は、上述した本発明の情報記録媒体に係る実施形態(但し、その各種態様を含む)に対して再生動作を行う情報再生方法であって、前記第1アプリケーションに従って、前記第1記録領域に記録された前記第1ファイルを読み取り且つ再生する第1再生工程と、前記第2アプリケーションに従って、前記第2記録領域に記録された前記第2ファイルを読取且つ再生する第2再生工程とを備える。
本発明の情報再生方法に係る実施形態によれば、上述した本発明の情報再生装置に係る実施形態と同様の各種利益を享受することができる。
尚、上述した本発明の情報再生装置に係る実施形態における各種態様に対応して、本発明の情報再生方法に係る実施形態も各種態様を採ることが可能である。
(コンピュータプログラムの実施形態)
本発明に係るコンピュータプログラムの第1実施形態は、コンピュータを上述した情報記録装置の実施形態(但し、その各種形態も含む)の少なくとも一部として機能させる。また、本発明に係るコンピュータプログラムの第2実施形態は、コンピュータを上述した情報再生装置の実施形態(但し、その各種形態も含む)の少なくとも一部として機能させる。
本発明に係るコンピュータプログラムの各実施形態によれば、当該コンピュータプログラムを格納するROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の記録媒体から、当該コンピュータプログラムをコンピュータに読み込んで実行させれば、或いは、当該コンピュータプログラムを、通信手段を介してコンピュータにダウンロードさせた後に実行させれば、上述した本発明の情報記録装置又は情報再生装置に係る実施形態を比較的簡単に実現できる。
尚、上述した本発明の情報記録装置又は情報再生装置に係る実施形態における各種態様に対応して、本発明のコンピュータプログラムに係る第1又は第2実施形態も各種態様を採ることが可能である。
(制御信号を含むデータ構造の実施形態)
本発明の制御信号を含むデータ構造に係る実施形態は、所定のファイルシステムに準拠した制御信号を含むデータ構造であって、第1アプリケーションにより記録及び再生が行われる第1ファイルを記録するための論理的な第1記録領域と、前記第1アプリケーションとは異なる第2アプリケーションにより記録及び再生が行われる第2ファイルを記録するための論理的な第2記録領域とを備える。
本発明の制御信号を含むデータ構造に係る実施形態によれば、上述した本発明の情報記録媒体に係る実施形態と同様の利益を享受することが可能となる。
尚、上述した本発明の情報記録媒体に係る実施形態における各種態様に対応して、本発明のデータ構造に係る実施形態も各種態様を採ることが可能である。
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされる。
以上説明したように、本発明の情報記録媒体に係る実施形態によれば、第1記録領域及び第2記録領域を備える。従って、複数のアプリケーションの夫々により第1ファイルや第2ファイルの記録や再生等を好適に行うことが可能となる。
以上説明したように、本発明の情報記録装置又は方法に係る実施形態によれば、第1記録手段及び第2記録手段、又は第1記録工程及び第2記録工程を備える。従って、本実施形態に係る情報記録媒体に対して好適に第1ファイルや第2ファイルを記録することができる。また、本発明の情報再生装置又は方法に係る実施形態によれば、第1再生手段及び第2再生手段、又は第1再生工程及び第2再生工程を備える。従って、本実施形態に係る情報記録媒体に記録された第1ファイルや第2ファイルを好適に再生することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
(情報記録媒体)
初めに、図1から図6を参照して本発明の情報記録媒体に係る実施例について説明を進める。
(1)基本構成
先ず、図1を参照して、本発明の情報記録媒体に係る実施例の基本構成について説明する。本実施例では、情報記録媒体として光ディスクを用いて説明を進める。ここに、図1は、上側に複数のエリアを有する光ディスクの構造を概略平面図で示すと共に、下側にその径方向におけるエリア構造を概念図で対応付けて示すものである。
図1に示すように、光ディスク100は、例えば、エンボスピット等によりデータが予め記録されており、又は記録(書き込み)が複数回又は1回のみ可能な、光磁気方式、相変化方式等の各種記録方式で記録可能とされており、DVDと同じく直径12cm程度のディスク本体上の記録面に、センターホール102を中心として内周から外周に向けて、リードインエリア104、データ記録エリア106及びリードアウトエリア108が設けられている。そして、各エリアには、例えば、センターホール102を中心にスパイラル状或いは同心円状に、グルーブトラック及びランドトラックが交互に設けられており、このグルーブトラックはウオブリングされてもよいし、これらのうち一方又は両方のトラックにプレピットが形成されていてもよい。尚、本発明は、このような三つのエリアを有する光ディスクには特に限定されない。例えば、リードインエリア104やリードアウトエリア108が存在せずとも、以下に説明するファイル構造は構築可能である。また、後述するように、リードインエリア102やリードアウト108は更に細分化された構成であってもよい。
(2)データ構造
続いて、図2を参照して、本実施例に係る情報記録媒体の具体的なデータ構造について説明を進める。ここに、図2は、本実施例に係る光ディスク100上における論理的な記録領域を概念的に示す説明図である。
図2(a)に示すように、光ディスク100には、本発明の「第1記録領域」の一具体例に相当するメインパーティション110と、本発明の「第2記録領域」の一具体例に相当するサブパーティション210とが設けられている。このメインパーティションとサブパーティションとは論理的な記録領域であって、上述したリードインエリア104、データ記録エリア106及びリードアウトエリア108の如き物理的な記録領域と必ずしも一致するものではない。即ち、例えば複数の記録層を有する光ディスクのように物理的に記録領域が複数に分かれていようとも、それらとは直接的に関連することなく、後述するようにその記録領域を使用するアプリケーションに応じて論理的に分割された態様を有するように各記録領域が設けられる。即ち、いわゆるPCにおけるハードディスクのパーティション分割や、複数のOS(Operating System)を一台のハードディスクで動作させるためのパーティション分割の如き、物理的な記録領域の分割とは大きく異なるものである。
メインパーティション110は、本発明の「第1アプリケーション」の一具体例に相当するパーソナルコンピュータ等に用いられる汎用アプリケーション(例えば、OS)が使用するファイル(データ)を記録するための論理的な記録領域である。そして、このメインパーティション110内に記録されているファイルは、本発明の「第1ファイル」の一具体例に相当しており、汎用アプリケーションによって記録され再生されまた実行される。言い換えれば、メインパーティション110には、汎用アプリケーションによって記録され、再生されまた実行されるファイルのみが選択的に記録される。
サブパーティション210は、本発明の「第2アプリケーション」の一具体例に相当する民生用のDVDレコーダ等に用いられている専用アプリケーション(例えば、DVD−videoアプリケーション)が記録、再生及び実行するためのファイルを記録するための論理的な記録領域である。特に、メインパーティション110内の一部の記録領域がサブパーティション210として割り当てられ、汎用アプリケーションにとっては、該サブパーティション210は使用済みの記録領域(recorded and allocated area)として認識される。そして、このサブパーティション210内に記録されているファイルは、本発明の「第2ファイル」の一具体例に相当しており、専用アプリケーションによって記録され、再生されまた実行される。言い換えれば、サブパーティション210には、専用アプリケーションによって記録され、再生されまた実行されるファイルのみが選択的に記録される。
また、図2(b)に示すように、複数のサブパーティション(#1)210a及びサブパーティション(#2)210bを備えるように構成してもよい。そして、サブパーティション(#1)210aとサブパーティション(#2)210bとの夫々に対して、同じアプリケーション(例えば、上述の専用アプリケーション)によりファイルが記録等されるように構成してもよい。或いは、サブパーティション(#1)210aに対して一のアプリケーション(例えば、一の専用アプリケーション)によりファイルが記録等され、他方サブパーティション(#2)210bに対して他のアプリケーション(例えば、他の専用アプリケーション)によりファイルが記録等されるように構成してもよい。即ち、複数のサブパーティションに対して、夫々異なる複数のアプリケーションによりファイルが記録等されるように構成してもよい。
そして、このように複数のサブパーティション210を備える場合には、夫々のサブパーティション210に対して固有の(或いは、一意に識別可能な)識別番号を付与することが好ましい。例えば、図2(b)に示すように、#1、#2・・・なる識別番号を付与することが好ましい。そして、この識別番号は後述するFSD120内に記録されることが好ましい。
このような、異なる2つのアプリケーションのいずれか一方に夫々対応する2つのパーティションを論理的に有する光ディスクを実現するためのより具体的なデータ構造について、図3及び図4を参照しながら説明する。ここに、図3は、図2に示す論理的な記録領域を有する光ディスクを規定する論理的なデータ構造をより詳細に示すデータ構造図であり、図4は、図2に示す論理的な記録領域を有する光ディスクを規定する論理的なデータ構造であって、特にサブパーティションに係る論理的なデータ構造をより詳細に示すデータ構造図である。
尚、以下の説明では、当該光ディスク100は、ファイルシステムとして、UDF(Universal Disk Format)の規格に準拠したデータ構造を有するものとして説明する。従って、以下の説明で示す各ファイルは、UDFに準拠した形式で記録される。そして、一般的なUDFの規格に関する説明については省略する。規格の説明については、OSTA(Optical Storage Technology Association)が発行しているUDF Specification(Revision 2.50)を参照されたい。もちろん他の規格に準拠したデータ構造であっても、本実施例において説明するような2つの或いは複数のパーティションを有する構造を採用することは当然に可能である。
図3に示すように、光ディスク100の論理的なデータ構造の頂点(或いは、最上流・最上位)には、AVDP(Anchor Volume Description Pointer)が配置されている。このAVDPは、VDS(Volume Description Sequence)が実際に記録されているアドレス位置(論理アドレス)を指し示すポインタ情報であり、例えば物理アドレスが“FFh”の記録領域に記録されている。
VDSには、光ディスク100の光ディスク100のディスクボリューム空間全体を示すための各種情報が記録されている。この各種情報として例えばPVD(Primary Volume Descriptor)、LVD(Logical Volume Descriptor)、PD(Partition Descriptor)、IUVD(Implementation Use Volume Descriptor)、USD(Unallocated Space Descriptor)、TD(Terminating Descriptor)等を一具体例として挙げることができる。
このとき、特にLVDはFSD(File Set Descriptor)120が実際に記録されているアドレス位置を指し示している。このFSD120は、光ディスク100の論理的なディスクボリューム空間毎に一つずつ設けられ、光ディスク100上の実際のファイル構造(具体的には、ルートディレクトリ(Root Directory)140)を指し示すためのルートディレクトリICB130が実際に記録されているアドレス位置を指し示している。
ルートディレクトリ140には、実際の各ファイルを識別するファイルID(File Identifier)が記録されている。例えば図3に示すデータ構造においては、ルートディレクトリ140は、サブディレクトリ(Sub Directory:サブD)に関するファイルID(サブD)、ファイル1に関するファイルID(ファイル1)及びサブパーティション(サブP)210に関するファイルID(サブP)を備えている。また、ファイルID(サブD)は、サブディレクトリICBが実際に記録されているアドレス位置を指し示している。ファイルID(ファイル1)は、ファイルエントリICB(ファイル1)が実際に記録されているアドレス位置を指し示しており、ファイルIDは、ファイルエントリICB(サブP)151が実際に記録されているアドレス位置を指し示している。
そして、サブディレクトリICBは、サブディレクトリの実体が実際に記録されているアドレス位置を指し示している。また、ファイルエントリICB(ファイル1)は、ファイル1の実体が実際に記録されているアドレス位置を指し示している。また、ファイルエントリICB(サブP)151は、サブパーティション210の実体が実際に記録されているアドレス位置(具体的には、後述のサブパーティションディスクリプタ220が実際に記録されているアドレス位置)を指し示している。
続いて、サブパーティション内部のデータ構造について説明する。図4に示すように、サブパーティションディスクリプタ220は、ルートファイルエントリ(サブP)ICB230が記録されているアドレス位置を指し示しており、このルートファイルエントリ(サブP)ICB230以下のデータ構造は、図3において示したルートディレクトリICB130以下のデータ構造と同様である。
このように、メインパーティション110及びサブパーティション210は夫々、同一の規格(或いは、ファイルシステム構造)に準拠したツリー状のデータ構造を有している。従って、メインパーティション110内にサブパーティション210を設けても、汎用アプリケーションが光ディスク100(即ち、メインパーティション110及びサブパーティション210)に記録されているファイルにアクセスする分には、特段の支障は生じない。
そして、専用アプリケーションにより実行等されるファイルは、サブパーティション210内に記録され、また汎用アプリケーションにより実行等されるファイルは、メインパーティション110内に記録される。従って、メインパーティション110に記録されたファイルに対して専用アプリケーションによって実行等や各種ファイル操作(例えば、コピーや移動や削除や改変等)が行われることはない。同様に、サブパーティション210に記録されたファイルに対して汎用アプリケーションによって実行等或いは各種ファイル操作が行われることはない。従って、一枚の光ディスク100に対して異なるアプリケーションの夫々によりファイルの記録等がなされても、アプリケーション毎に使用する記録領域を分けているがゆえに、各アプリケーションの規格の相違に影響されることはない。即ち、そのアプリケーションが使用するファイルを、対応する記録領域から読み取るため、アプリケーションの各種動作等において特段の問題は生じない。
より具体的な例を用いて説明すると、例えば現行のDVD−videoの規格(即ち、専用アプリケーションに関する規格の一具体例)では、例えばファイルの名称によっていずれのファイルをどのように実行するかが定められている。他方で、PC用のファイル(例えばワープロソフトにより用いられるテキストファイル等)は概ねファイルの名称は自由に設定・改変等することができる。このような場合であっても、本実施例の如くメインパーティション110とサブパーティション210とを備える光ディスク100によれば、汎用アプリケーションによりPC用のファイルのファイル操作等が行われても、DVD−video用のファイルに対して各種ファイル操作等が行われることはない。従って、概してユーザの操作により実行される汎用アプリケーションのファイル操作が、DVD−video用のファイルに対して行われることで、該操作が行われたファイルを実行できなくなり得るという不都合を好適に避けることが可能となる。
その他にも、例えば記録されるファイルの最小ユニット単位や複数のファイルが記録される場合のそれらのファイルの間隔など、汎用アプリケーションと専用アプリケーションとの間で異なる制約を受けることがある。このような2つのアプリケーションが夫々異なる制約を受ける場面においても、本実施例に係る光ディスク100によれば、夫々のアプリケーションが夫々のファイルを夫々対応する記録領域に記録するため、上述の如き不都合を好適に避けることが可能となる。即ち、一方のアプリケーションの動作によって、他方のアプリケーションに関するファイルが本来満たすべき制約を満たさなくなる不都合を好適に避けることが可能となる。
加えて、サブパーティション210は、メインパーティション110と同様の汎用的なデータ構造(具体的には、UDFに準拠したデータ構造)を有しているがゆえに、例えばUDF以外の他のファイルシステムにおいても同様の構造を採ることができる。即ち、サブパーティション210の構造は、ポータブルな構造である。
また、サブパーティション210のデータ構造を規定する各種要素(即ち、上述のファイルセットディスクリプタ220等)とサブパーティションに記録されるファイルの実体とが同じサブパーティション210内に記録されている。このため、サブパーティション210にアクセスする専用アプリケーションのシーク時間を減少させることができる。
このとき、サブパーティション210は、メインパーティション110と同様のデータ構造を有しているがゆえに、ファイルの読み取りは汎用アプリケーションであっても可能である。即ち、どのようなファイルが記録されているかを閲覧(或いは、認識)することは可能である。他方で、例えばサブパーティション210に記録されるファイルは、専用アプリケーションの規格に準拠しているため、汎用アプリケーションでは記録したり再生したり実行したりすることはできない。加えて、上記の如き例えばファイルの名称の改変等を防ぐという観点から、サブパーティション210は、汎用アプリケーションにとっては読取専用の記録領域であることが好ましい。
尚、サブパーティション210内は、必ずしもメインパーティションと同一のデータ構造を採用しなくともよい。例えば、図4中点線で囲むサブセットデータ構造を有するサブパーティションを構成してもよい。ここでは、サブセットデータ構造として、サブパーティションディスクリプタ220、ルートファイルエントリ(サブP)ICB230及びルートファイルエントリ(サブP)240が一具体例として挙げられている。このようなサブセットデータ構造を最小限有するサブパーティション210であれば、上述した各種利益を享受することは可能である。
以上の結果、本実施例に係る光ディスク100によれば、複数の異なるアプリケーションの夫々により、一枚の情報記録媒体に対して好適にファイルの記録や再生を行うことが可能となる。
ここで更に、本実施例に係る情報記録媒体のデータ構造について詳細に説明する。
再び図3において、FSD120は、サブパーティションのアドレス位置を示すポインタ情報121を有している。具体的には、例えばサブパーティションディスクリプタ220のアドレス位置を示すポインタ情報を有していてもよい。これにより、仮にFSD120とサブパーティションディスクリプタ220との間のデータ構造が破壊された(或いは、認識できなくなった)としても、当該ポインタ情報121を参照することで、破壊されたデータ構造に依存することなくサブパーティション210へアクセスすることができる。例えば、汎用アプリケーションを用いたユーザのファイル操作(例えば、ファイルの移動操作)により、誤ってルートディレクトリ140中のファイルID(サブP)が破壊等されてしまった場合等において有効となってくる。更に、このUDFの構造そのものを正しく認識することができない専用アプリケーション(例えば、バグを有している専用アプリケーション)であっても、サブパーティション210をダイレクトに示すポインタ情報151を参照すれば、サブパーティション210に直接アクセスして各種ファイルを実行等することができるという利点も有している。
また、図4に示すように、サブパーティションディスクリプタ220は、ファイルエントリICB(サブP)151のアドレス位置を示すポインタ情報221を有していてもよい。これにより、仮にFSD120とサブパーティションディスクリプタ220との間のデータ構造が破壊されて、FSD120から(いわゆる、上流側から)サブパーティション221へアクセスできないという場合に、該ポインタ情報221を参照することで下流側からFSD120とサブパーティションディスクリプタ220との間のデータ構造を認識することが可能となる。即ち、当該ポインタ情報221を参照すれば、サブパーティションディスクリプタ220からファイルエントリICB(サブP)151のアドレス位置を取得でき、同様の動作をファイルエントリICB(サブP)151に対しても或いはその後に取得できるデータに対しても行えば、いずれFSD120にアクセスすることができる。このため、図3及び図4に示すデータ構造の各要素は、上流側に配置される要素のアドレス位置をポインタ情報として有していることが好ましい。
また、図4に示すように、ファイルエントリICB(サブP)151は、サブパーティション配置情報(Sub Partition Allocation Information)152を有していてもよい。サブパーティション配置情報152は、サブパーティション210のサイズ(大きさ)とサブパーティション210の位置との夫々を示す情報を含んでいる。
このような配置情報(allocation information)を持つがゆえに、汎用アプリケーションを用いたユーザのファイル操作に起因してサブパーティション210の配置や構成等が変わってしまった場合にも、比較的容易に元の正しい状態に戻す(即ち、復旧する)ことが可能となる。この復旧の態様について図5を参照してより詳細に説明する。ここに、図5は、サブパーティションの復旧(再構築)の態様を概念的に示す説明図である。
例えば図5(a)に示すように、本来サブパーティション#1、サブパーティション#2、サブパーティション#3及びサブパーティション#4がこの順番で連続して記録されているとする。そして、再生時には、各サブパーティションがこの順番で連続して再生されるとする。ここで、例えばユーザのファイル操作等により、図5(b)の上部に示すように各サブパーティションの配置が変えられてしまった場合、例えばサブパーティション#1とサブパーティション#2との間が大きく空いてしまったがゆえに、後述の光ピックアップのジャンプ時間等(即ち、例えばシーク時間等)の増加により好適にファイルを再生できなくなるおそれがある。しかるに、配置情報を参照すれば、各サブパーティションの本来のサイズや配置等が判明する。このため、図5(b)の上部に示す状態から図5(b)の下部に示す正しい状態に戻すことができる。従って、配置情報が記録されていることにより、サブパーティション210に記録されたファイルの好適な再生・実行を担保することが可能となる。
また、このサブパーティション配置情報152のコピー(サブパーティション配置情報(コピー)222)が、サブパーティションディスクリプタ220内に記録されるように構成してもよい。即ち、ユーザによるファイル操作が容易に行われるメインパーティション110以外に、ユーザによるファイル操作等が容易に行われないサブパーティション210にサブパーティション配置情報(コピー)が記録される。このため、サブパーティション配置情報(コピー)222が、ユーザのファイル操作等に起因して破壊されるおそれは少ない。これにより、例えばユーザのファイル操作等に起因してメインパーティション110内のサブパーティション配置情報152を認識できなくなってしまっても、サブパーティション210内のサブパーティション配置情報(コピー)222を参照すれば、上述の如き利益を享受することができる。
また、図2に示すように複数のサブパーティション210を有する場合には、夫々のサブパーティション毎の上述のサイズ及び位置を示すサブパーティション配置情報152及びサブパーティション配置情報222が記録されることが好ましい。
また、図4に示すように、サブパーティションディスクリプタ220は、サブパーティション210の属性を示すサブパーティション属性情報(Sub Partition Attribute Information)223を有していてもよい。属性情報223には最小転送レート(Minimum Transfer Rate)、最小ユニットサイズ(Minimum Extent Size)、推奨シーク速度(Recommended Seek Performance)等が含まれている。
最小転送レートは、ファイルを記録又は再生する際の最小の転送レートを示す情報である。記録時の最小転送レートと再生時の最小転送レートの夫々を有していてもよいし、或いは記録時及び再生時の夫々に共通の最小転送レートを有していてもよい。
最小ユニットサイズは、ファイルを構成するユニットの最小サイズを示す情報である。例えばDVD−videoに関するファイルであれば例えばVOB(Video Object)のサイズであってもよいし、或いはMPEG(Moving Picture Experts Group)のGOP(Group Of Picture)のサイズであってもよい。或いは、その他の所定値を最小ユニットサイズとしてもよい。
推奨シーク速度は、ファイルのシーク速度の推奨値を示す情報である。
このサブパーティション属性情報223を参照することで、専用アプリケーションは、サブパーティション210に対してより好適にファイルを記録したり、或いはサブパーティションに記録されているファイルを再生したり実行したりすることが可能となる。また、汎用アプリケーションも、専用アプリケーションが記録するファイルに応じて、サブパーティション210を割り当てる等の動作が可能となる。
また、図4に示すように、サブパーティション210に、サブパーティション用のフリースペースビットマップ(Free Space Bitmap)231が記録されるように構成してもよい。このフリースペースビットマップ231は、サブパーティション210内の記録領域を管理するための情報である。例えば、サブパーティション210の記録領域を複数のサブ記録領域に分割した時の夫々のサブ記録領域が記録済であるか又は未記録であるかを示すフラグ情報を含んでいる。このフリースペースビットマップ231を参照すれば、サブパーティション210におけるファイルの記録状態の概略を比較的容易に且つ迅速に認識することができる。このため、専用アプリケーションによるサブパーティション210に記録されたファイルの実行等に要する時間をより短縮することが可能となる。
また、サブパーティション210に、専用アプリケーションの種類等を示すドメインサフィックス(Domain Suffix)が記録されるように構成してもよい。このドメインサフィックスは、本発明の「アプリケーション情報」の一具体例に相当する。尚、このドメインサフィックスは、FSD120内に記録されるように構成してもよい。
また、サブパーティション210に、該サブパーティション210に記録されている各種ファイルを管理するための管理情報を記録するように構成してもよい。例えば、管理情報は、サブパーティション210内に記録されている各ファイルが示すテレビ番組や映画のタイトルやサムネイルを示す情報等を含んでいてもよい。この管理情報を参照することで、サブパーティション210内に記録されている各ファイルの管理が比較的容易となり、また、比較的迅速にファイルの再生・実行動作を行なうことが可能となる。
更に、サブパーティション210内のデータ構造を示すバックアップ情報(或いは、ミラー情報)を記録するように構成してもよい。これにより、該バックアップ情報を用いてのサブパーティション210の再構築を比較的容易に行うことが可能となる。
(3)変形例
続いて、図6を参照して、本実施例に係る情報記録媒体の変形例について説明する。ここに、図6は、変形例に係る情報記録媒体を概念的に示す説明図である。
図6に示すように、一のサブパーティション(#1)210aをテレビ番組や映画等を含むコンテンツに関するファイルを記録するためのサブパーティションとし、他のサブパーティション(#2)210bを上述の管理情報を記録するためのサブパーティションとしてもよい。そして、他のサブパーティション(#2)210bは、管理情報を記録することができる程度のサイズを有していれば足り、概して一のサブパーティション(#1)よりも小さい。
これにより、相対的に小さな記録領域をサーチすれば管理情報を取得することができるため、管理情報を取得するために必要なシーク時間を減少させることが可能となる。また、この制御情報用の記録領域として1つのサブパーティション210を割り当てるため、例えば64MBの連続した記録領域を制御情報の記録ように確保することができる。従って、制御情報が細かな記録領域に細分化されて記録されることがなくなり、よりサブパーティションを管理しやすくなる。
(情報記録再生装置)
続いて、図7から図9を参照して本発明の情報記録装置及び情報再生装置に係る実施例である情報記録再生装置について説明する。
(1)基本構成
先ず、図7を参照して、本発明の情報記録装置及び情報再生装置に係る実施例としての情報記録再生装置300の構成について説明する。ここに、図7は、本発明の実施例に係る情報記録再生装置300のブロック図である。尚、情報記録再生装置300は、光ディスク100に記録データを記録する機能と、光ディスク100に記録された記録データを再生する機能とを備える。
図7を参照して情報記録再生装置300の内部構成を説明する。情報記録再生装置300は、プロセッサ354の制御下で、光ディスク100に情報を記録すると共に、光ディスク100に記録された情報を読み取る装置である。
情報記録再生装置300は、光ディスク100、スピンドルモータ351、光ピックアップ352、信号記録再生手段353、CPU(ドライブ制御手段)354、メモリ355、データ入出力制御手段306、操作ボタン310、表示パネル311、及びバス357により構成されている。
スピンドルモータ351は光ディスク100を回転及び停止させるもので、光ディスクへのアクセス時に動作する。より詳細には、スピンドルモータ351は、図示しないサーボユニット等によりスピンドルサーボを受けつつ所定速度で光ディスク100を回転及び停止させるように構成されている。
光ピックアップ352は光ディスク100への記録再生を行うもので、レーザ装置とレンズから構成される。より詳細には、光ピックアップ352は、光ディスク100に対してレーザービーム等の光ビームを、再生時には読み取り光として第1のパワーで照射し、記録時には書き込み光として第2のパワーで且つ変調させながら照射する。
信号記録再生手段353は、スピンドルモータ351と光ピックアップ352を制御することで光ディスク100に対して記録再生を行う。
メモリ355は、記録再生データのバッファ領域や、信号記録再生手段353で使用出来るデータに変換する時の中間バッファとして使用される領域などディスクドライブ300におけるデータ処理全般において使用される。また、メモリ355はこれらレコーダ機器としての動作を行うためのプログラムが格納されるROM領域と、映像データの圧縮伸張で用いるバッファやプログラム動作に必要な変数が格納されるRAM領域などから構成される。
CPU(ドライブ制御手段)354は、信号記録再生手段353、メモリ355と、バス357を介して接続され、各制御手段に指示を行うことで、情報記録再生装置300全体の制御を行う。通常、プロセッサ354が動作するためのソフトウェアは、メモリ355に格納されている。
データ入出力制御手段306は、情報記録再生装置300に対する外部からデータ入出力を制御し、メモリ355上のデータバッファへの格納及び取り出しを行う。データの入出力が映像信号である場合には、データ入力時には外部から受け取ったデータをMPEGフォーマットに圧縮(エンコード)してからメモリ355へ出力し、データ出力時には、メモリ355から受け取ったMPEGフォーマットのデータを伸張(デコード)してから外部へ出力する。
操作制御手段307は情報記録再生装置300に対する動作指示受付と表示を行うもので、記録又は再生といった操作ボタン310による指示をプロセッサ354に伝え、記録中や再生中といった情報記録再生装置300の動作状態を蛍光管などの表示パネル311に出力する。
このように、情報記録再生装置300の一例である、家庭用機器では映像を記録再生するレコーダ機器である。このレコーダ機器は放送受信チューナや外部接続端子からの映像信号をディスクに記録し、テレビなど外部表示機器にディスクから再生した映像信号を出力する機器である。メモリ355に格納されたプログラムをCPU354で実行させることでレコーダ機器としての動作を行っている。
尚、一台の情報記録再生装置で汎用アプリケーションによる記録動作等と専用アプリケーションによる記録動作等を行なうように構成してもよいし、汎用アプリケーションによる記録動作等のみを行なうように構成してもよいし、専用アプリケーションによる記録動作等のみを行なうように構成してもよい。
(2)記録動作例
続いて、図8及び図9を参照して、本実施例に係る情報記録再生装置による記録動作について説明する。ここに、図8及び図9は夫々、記録動作の最中におけるサブパーティション210に記録されているファイルを概念的に示す説明図である。
記録動作に先立って、光ディスク100が情報記録再生装置300にローディングされると、記録すべきファイルに応じて、汎用アプリケーションによる記録動作が行なわれるか或いは専用アプリケーションによる記録動作が行なわれるかが選択される。但し、汎用アプリケーションによる記録動作のみを行なう情報記録再生装置及び専用アプリケーションによる記録動作のみを行なう情報記録再生装置であれば、この選択動作は実行されなくともよい。そして、汎用アプリケーションによる記録動作であれば、メインパーティション110にファイルが記録される。他方、専用アプリケーションによる記録動作であれば、当初から割り当てられたサブパーティション210にファイルが記録される。或いは、メインパーティション110の一部をサブパーティション210として新たに割り当てて、該割り当てられたサブパーティション210にファイルが記録される。
尚、記録の態様として、例えば以下に説明する2つの態様が考えられる。
図8に示すように、記録の一の態様では、メインパーティション110及びサブパーティション210の夫々に共通な追記ポイント(NWA:Next Writable Address)からファイルを記録する。即ち、光ディスク100上に追記ポイントは1箇所しか存在しない。
このとき、UDFの規格に準拠してVAT(Virtual Allocation Table)を用いたデータ構造を有するようにファイルを記録してもよい。特に、ファイルの記録が一度のみ可能なDVD−R等の光ディスク100にファイルを記録する場合には、このVATを用いることが好ましい。そして、VATを用いる際には、該VATが実際に記録されているアドレス位置を指し示すVAT_ICBが更に記録される。
また、図9に示すように、記録の他の態様では、一の追記ポイントからメインパーティション110にファイルを記録し、該一の追記ポイントとは異なる他の追記ポイントからサブパーティション210にファイルを記録する。即ち、光ディスク100上に追記ポイントは複数箇所存在している。例えば、一のサブパーティションを専用アプリケーションに用いられるファイルを記録するための記録領域とし、他のサブパーティションをそのファイルをバックアップするための記録領域とし、夫々の追記ポイントから複数のサブパーティションに並行してファイル(及びバックアップファイル)を記録することもできる。このとき、サブパーティション210のVAT及びVAT_ICBの後ろ側の記録領域は、サブパーティション210用に予め割り当てられており、実際にファイルは記録されていなくとも、汎用アプリケーションにとっては記録済みの記録領域であると認識される。
このため、複数の追記ポイントのいずれからもファイルを記録することができるため、より柔軟な記録動作を実現することが可能となる。
また、当初割り当てられていたサブパーティション210の全ての記録領域にファイルを記録した場合は、メインパーティション110の一部の記録領域を新たにサブパーティション210として割り当てるように構成してもよい。或いは、当初からメインパーティション110しか存在しない光ディスク100にファイルを記録する場合等においては、専用アプリケーションによりファイルが記録される都度、メインパーティション110の一部の記録領域をサブパーティション210として割り当てながら該ファイルを記録するように構成してもよい。
(3)再生動作例
続いて、本実施例に係る情報記録再生装置による再生動作(或いは、実行動作)について説明する。
再生動作に先立って、光ディスク100が情報記録再生装置300にローディングされると、再生すべきファイルに応じて、汎用アプリケーションによる再生動作が行なわれるか或いは専用アプリケーションによる再生動作が行なわれるかが選択される。但し、汎用アプリケーションによる再生動作のみを行なう情報記録再生装置及び専用アプリケーションによる再生動作のみを行なう情報記録再生装置であれば、この選択動作は実行されなくともよい。汎用アプリケーションによる再生動作であれば、メインパーティション110に記録されたファイルが再生されまた実行される。他方、専用アプリケーションによる再生動作であれば、サブパーティション210に記録されたファイルが再生されまた実行される。
以上説明したように記録動作や再生動作が行なわれる。特に、アプリケーションの種類(或いは、ファイルの種類)に応じて、ファイルを記録する又は再生する記録領域を変えている。このため、上述した光ディスクが有する各種利益を享受することができる。
また、上述の実施例では、情報記録媒体の一例として光ディスク100及び情報記録再生装置の一例として光ディスク100に係るレコーダ或いはプレーヤについて説明したが、本発明は、光ディスク及びそのレコーダに限られるものではなく、他の高密度記録或いは高転送レート対応の各種情報記録媒体並びにそのレコーダ或いはプレーヤにも適用可能である。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、記録制御用又は再生制御用のコンピュータプログラム、並びに制御信号を含むデータ構造もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本発明の情報記録媒体に係る実施例である光ディスクについて、上側に複数のエリアを有する光ディスクの構造を概略平面図で示すと共に、下側にその径方向におけるエリア構造を概念図で対応付けて示す説明図である。 本実施例に係る情報記録媒体上の論理的な記録領域を概念的に示す説明図である。 図2に示す論理的な記録領域を有する情報記録媒体を規定する論理的なデータ構造をより詳細に示すデータ構造図である。 図2に示す論理的な記録領域を有する光ディスクを規定する論理的なデータ構造であって、特にサブパーティションに係る論理的なデータ構造をより詳細に示すデータ構造図である。 サブパーティションの復旧(再構築)の態様を概念的に示す説明図である。 変形例に係る情報記録媒体を概念的に示す説明図である。 本発明の情報記録装置及び情報再生装置に係る実施例における情報記録再生装置及び、ホストコンピュータのブロック図である。 本実施例に係る情報記録再生装置の記録動作中におけるサブパーティションに記録されているファイルを概念的に示す一の説明図である。 本実施例に係る情報記録再生装置の記録動作中におけるサブパーティションに記録されているファイルを概念的に示す他の説明図である。
符号の説明
100 光ディスク
110 メインパーティション
120 FSD
121 ポインタ情報
151 ファイルエントリICB(サブP)
152 サブパーティション配置情報
210 サブパーティション
220 サブパーティションディスクリプタ
221 ポインタ情報
222 サブパーティション配置情報(コピー)
223 サブパーティション属性情報
230 ルートファイルエントリ(サブP)ICB
231 フリースペースビットマップ
240 ルートファイルエントリ(サブP)
300 情報記録再生装置
352 光ピックアップ
353 信号記録再生手段
354 CPU

Claims (31)

  1. 所定のファイルシステムに準拠した情報記録媒体であって、
    第1アプリケーションにより記録及び再生が行われる第1ファイルを記録するための論理的な第1記録領域と、
    前記第1アプリケーションとは異なる第2アプリケーションにより記録及び再生が行われる第2ファイルを記録するための論理的な第2記録領域と
    を備えることを特徴とする情報記録媒体。
  2. 前記第2記録領域は、前記第1記録領域の中に配置されることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  3. 前記第2記録領域は、前記第1アプリケーションに対しては使用済領域であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報記録媒体。
  4. 前記第1アプリケーションは、前記所定のファイルシステムにおける記録及び再生全般の用途に用いられる汎用アプリケーションであり、
    前記第2アプリケーションは、前記所定のファイルシステムにおける特定の用途に用いられる専用アプリケーションであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  5. 前記第1ファイルは、前記第1記録領域にのみ記録され、前記第2ファイルは、前記第2記録領域にのみ記録されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  6. 前記第1記録領域には、前記所定のファイルシステムに準拠したデータ構造を有するように前記第1ファイルが記録され、前記第2記録領域には、前記所定のファイルシステムに準拠したデータ構造を有するように前記第2ファイルが記録されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  7. 前記第1記録領域には、前記所定のファイルシステムに準拠したデータ構造を有するように前記第1ファイルが記録され、前記第2記録領域には、前記所定のファイルシステムに準拠したデータ構造のうち少なくとも一部のデータ構造を有するように前記第2ファイルが記録されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  8. 前記第2記録領域には、前記第2アプリケーションにより使用され且つ前記第2ファイルを管理するための管理情報が更に記録されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の情報記録媒体
  9. 当該情報記録媒体は、少なくとも二つの前記第2記録領域を備えており、
    前記第2ファイルは、前記少なくとも二つの第2記録領域のうち一の第2記録領域に記録され、前記第2アプリケーションにより使用される前記管理情報は、前記一の第2記録領域とは異なる他の第2記録領域に記録されることを特徴とする請求項8に記載の情報記録媒体。
  10. 前記第2記録領域には、当該情報記録媒体の記録領域全体に対する前記第2記録領域の配置及びサイズの夫々を示す配置情報が更に記録されることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  11. 前記第1記録領域には、前記第2記録領域の特定のアドレス位置を示すポインタ情報が更に記録されることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  12. 前記第2記録領域には、前記第1記録領域の特定のアドレス位置を示すポインタ情報が更に記録されることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  13. 前記第2記録領域には、前記第2ファイルの属性、前記第2ファイルを記録又は再生する際の転送レート、前記第2ファイルを構成するユニットの最小サイズ及び前記第2ファイルのシーク速度の少なくとも一つを示す属性情報が更に記録されていることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  14. 前記第2記録領域には、前記第2アプリケーションを特定するためのアプリケーション情報が更に記録されることを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  15. 前記第2記録領域は、前記第1アプリケーションに対しては読取専用な記録領域であることを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  16. 前記第2記録領域を複数備えることを特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  17. 前記複数の第2記録領域の夫々は、該夫々の第2記録領域を識別するための識別番号を有することを特徴とする請求項16に記載の情報記録媒体。
  18. 請求項1から17のいずれか一項に記載の情報記録媒体に対して記録動作を行なう情報記録装置であって、
    前記第1アプリケーションに従って前記第1ファイルを前記第1記録領域に記録する第1記録手段と、
    前記第2アプリケーションに従って前記第2ファイルを前記第2記録領域に記録する第2記録手段と
    を備えることを特徴とする情報記録装置。
  19. 前記第1記録領域の少なくとも一部を前記第2ファイルが記録されるための記録領域として設定することで、前記第2記録領域を生成する生成手段を更に備えることを特徴とする請求項18に記載の情報記録装置。
  20. 前記第1記録領域には、当該情報記録媒体の記録領域全体に対する前記第2記録領域の配置及びサイズの少なくとも一方を示す配置情報が記録されており、
    前記第2記録領域が破壊された場合に、前記配置情報に基づいて、前記第2記録領域を再構築する再構築手段を更に備えることを特徴とする請求項18又は19に記載の情報記録装置。
  21. 請求項1から17のいずれか一項に記載の情報記録媒体に対して記録動作を行なう情報記録装置であって、
    前記第1ファイルを前記第1記録領域に記録する第1記録手段と、
    前記第1アプリケーションに従って前記第1ファイルを記録するように前記第1記録手段を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする情報記録装置。
  22. 請求項1から17のいずれか一項に記載の情報記録媒体に対して記録動作を行なう情報記録装置であって、
    前記第2ファイルを前記第2記録領域に記録する第2記録手段と
    前記第2アプリケーションに従って前記第2ファイルを記録するように前記第2記録手段を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする情報記録装置。
  23. 請求項1から17のいずれか一項に記載の情報記録媒体に対して記録動作を行なう情報記録方法であって、
    前記第1アプリケーションに従って前記第1ファイルを前記第1記録領域に記録する第1記録工程と、
    前記第2アプリケーションに従って前記第2ファイルを前記第2記録領域に記録する第2記録工程と
    を備えることを特徴とする情報記録方法。
  24. 請求項1から17のいずれか一項に記載の情報記録媒体に対して再生動作を行なう情報再生装置であって、
    前記第1アプリケーションに従って、前記第1記録領域に記録された前記第1ファイルを読み取り且つ再生する第1再生手段と、
    前記第2アプリケーションに従って、前記第2記録領域に記録された前記第2ファイルを読み取り且つ再生する第2再生手段と
    を備えることを特徴とする情報再生装置。
  25. 前記第1記録領域には、前記所定のファイルシステムに準拠したデータ構造を有するように前記第1ファイルが記録されており、前記第2記録領域には、前記所定のファイルシステムに準拠したデータ構造を有するように前記第2ファイルが記録されるており、
    前記第1再生手段は、前記第2記録領域に記録された前記第2ファイルを読み取ることを特徴とする請求項24に記載の情報再生装置。
  26. 請求項1から17のいずれか一項に記載の情報記録媒体に対して再生動作を行なう情報再生装置であって、
    前記第1記録領域に記録された前記第1ファイルを読み取り且つ再生する第1再生手段と、
    前記第1アプリケーションに従って前記第1ファイルを再生するように前記第1記録手段を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする情報再生装置。
  27. 請求項1から17のいずれか一項に記載の情報記録媒体に対して再生動作を行なう情報再生装置であって、
    前記第2記録領域に記録された前記第2ファイルを読み取り且つ再生する第2再生手段と、
    前記第2アプリケーションに従って前記第2ファイルを再生するように前記第2再生手段を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする情報再生装置。
  28. 請求項1から17のいずれか一項に記載の情報記録媒体に対して再生動作を行う情報再生方法であって、
    前記第1アプリケーションに従って、前記第1記録領域に記録された前記第1ファイルを読み取り且つ再生する第1再生工程と、
    前記第2アプリケーションに従って、前記第2記録領域に記録された前記第2ファイルを読取且つ再生する第2再生工程と
    を備えることを特徴とする情報再生方法。
  29. 請求項18から22のいずれか一項に記載の情報記録装置に備えられたコンピュータを制御する記録制御用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記第1記録手段及び前記第2記録手段のうち少なくとも一部として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  30. 請求項24から27のいずれか一項に記載の情報再生装置に備えられたコンピュータを制御する再生制御用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記第1再生手段及び前記第2再生手段のうち少なくとも一部として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  31. 所定のファイルシステムに準拠した制御信号を含むデータ構造であって、
    第1アプリケーションにより記録及び再生が行われる第1ファイルを記録するための論理的な第1記録領域と、
    前記第1アプリケーションとは異なる第2アプリケーションにより記録及び再生が行われる第2ファイルを記録するための論理的な第2記録領域と
    を備えることを特徴とする制御信号を含むデータ構造。
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