JPH11162089A - データ再生制御装置、同装置に用いられる記録媒体、データ再生制御方法 - Google Patents

データ再生制御装置、同装置に用いられる記録媒体、データ再生制御方法

Info

Publication number
JPH11162089A
JPH11162089A JP9329217A JP32921797A JPH11162089A JP H11162089 A JPH11162089 A JP H11162089A JP 9329217 A JP9329217 A JP 9329217A JP 32921797 A JP32921797 A JP 32921797A JP H11162089 A JPH11162089 A JP H11162089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reproduction
multimedia data
data
control
control information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9329217A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Yanagihara
正秀 柳原
Seiichi Nakamura
誠一 中村
Hideki Sogabe
秀樹 曽我部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9329217A priority Critical patent/JPH11162089A/ja
Publication of JPH11162089A publication Critical patent/JPH11162089A/ja
Priority to US10/348,753 priority patent/US20030161614A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】データを重複して持つなどの大幅な変更を必要
とせずに、パーソナルコンピュータ特有の利用方法を容
易に実現する。 【解決手段】記録媒体16aには所定の再生単位毎に再
生制御のための制御情報が埋め込まれたマルチメディア
データが記録されている。この記録媒体16aにマルチ
メディアデータおよび制御情報の物理位置を定義した第
1のファイルと、マルチメディアデータの物理位置を定
義した第2のファイルとを管理した管理テーブルを設け
る。CPU11はこの管理テーブルを参照して第1また
は第2のファイルに基づく再生制御を実行する。このよ
うに、マルチメディアデータを共有する複数のファイル
を用いることにより、同じマルチメディアデータを重複
して持つことなく、それぞれの処理を効率的に行なうこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVD(digital
video disk)−ROMプレーヤとして利用可能なパーソ
ナルコンピュータ等のデータ再生制御装置、同装置に用
いられる記録媒体、データ再生制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のマルチメディア技術の発達に伴
い、CD−ROMに代わる新たなメディアとしてDVD
が注目されている。DVD−ROMメディアでは、片面
で4.7Gバイト、両面で9.4Gバイトの大容量のデ
ータを記録することができる。このDVD−ROMメデ
ィアを使用することにより、例えば映画などの動画像を
高画質に再生することが可能となる。
【0003】ところで、このようなDVD−ROMメデ
ィアを用いた再生装置としては、一般的に市販されてい
るプレーヤ(consumer player)の他
に、DVD−ROMドライブを標準装備したパーソナル
コンピュータがある。
【0004】一般プレーヤでは、DVDビデオ規格に従
ってメディアに記録されたディジタル映像データを用い
てビデオ再生のみを行なうことになるが、パーソナルコ
ンピュータでは、単なるビデオ再生だけでなく、例えば
映像データを部分的に利用してゲームなどの処理を行な
うことが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、パー
ソナルコンピュータをDVD−ROMプレーヤとして用
いた場合には、DVDビデオ規格に従ったビデオ再生に
限らず、映像データを部分的に利用してゲームを行なう
など、様々な応用が可能であり、そのような要求が高ま
っている。
【0006】しかしながら、このようなパーソナルコン
ピュータ特有の利用方法を実現するためには、一般プレ
ーヤにて再生可能なデータと共に、パソコン(PC)専
用のデータを同じメディアに重複して記録しておく必要
がある。このため、メディアのデータ量が増大するな
ど、非常に無駄が多くなる問題があった。
【0007】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、データを重複して持つなどの大幅な変更を必要と
せずに、パーソナルコンピュータ特有の利用方法を容易
に実現することのできるデータ再生制御装置、同装置に
用いられる記録媒体、データ再生制御方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)本発明のデータ再
生制御装置は、所定の再生単位毎に再生制御のための制
御情報が埋め込まれたマルチメディアデータを記録した
記録媒体を備え、上記制御情報に基づいて上記マルチメ
ディアデータの再生を行なうデータ再生制御装置であっ
て、上記マルチメディアデータおよび上記制御情報の物
理位置が定義された第1のファイルと、上記マルチメデ
ィアデータの物理位置が定義された第2のファイルとを
記憶した管理テーブルと、この管理テーブルに記憶され
た上記第1または第2のファイルに基づいて上記マルチ
メディアデータの再生処理を実行する制御手段とを具備
したことを特徴とする。
【0009】このような構成によれば、例えばマルチメ
ディアデータを用いた通常の再生処理の他に、そのマル
チメディアデータを部分的に利用してゲームなどの特定
の処理を行なう場合において、マルチメディアデータを
共有する複数のファイルを用いることにより、同じマル
チメディアデータを重複して持つことなく、それぞれの
再生処理を効率的に行なうことができる。
【0010】(2)本発明のデータ再生制御装置は、所
定の再生単位毎に再生制御のための制御情報が埋め込ま
れたマルチメディアデータを記録した記録媒体を備え、
上記制御情報に基づいて上記マルチメディアデータの再
生を行なうデータ再生制御装置であって、上記マルチメ
ディアデータの再生時間毎にユーザアクションに応じた
処理を定義した情報テーブルと、上記マルチメディアデ
ータの再生中にユーザアクションの有無を検出するユー
ザアクション検出手段と、このユーザアクション検出手
段によってユーザアクションがあったことが検出された
場合に上記情報テーブルを参照し、その時点での上記マ
ルチメディアデータの再生時間によって定義されたユー
ザアクションに応じた処理を実行する制御手段とを具備
したことを特徴とする。
【0011】このような構成によれば、マルチメディア
データを時間単位で管理することで、データ再生中にユ
ーザアクションがあったとき、例えば再生中のシーンに
関連するインターネット情報を取得するなど、その時点
でのマルチメディアデータの再生時間によって定義され
たユーザアクションに応じた処理を実行することができ
る。
【0012】また、本発明のデータ再生制御装置は、所
定の再生単位毎に再生制御のための制御情報が埋め込ま
れたマルチメディアデータを記録した記録媒体を備え、
上記制御情報に基づいて上記マルチメディアデータの再
生を行なうデータ再生制御装置であって、上記マルチメ
ディアデータの再生量毎にユーザアクションに応じた処
理を定義した情報テーブルと、上記マルチメディアデー
タの再生中にユーザアクションの有無を検出するユーザ
アクション検出手段と、このユーザアクション検出手段
によってユーザアクションがあったことが検出された場
合に上記情報テーブルを参照し、その時点での上記マル
チメディアデータの再生量によって定義されたユーザア
クションに応じた処理を実行する制御手段とを具備する
ことを特徴とする、このような構成によれば、マルチメ
ディアデータを再生量単位で管理することで、データ再
生中にユーザアクションがあったとき、例えば再生中の
シーンに関連するインターネット情報を取得するなど、
その時点でのマルチメディアデータの再生量によって定
義されたユーザアクションに応じた処理を実行すること
ができる。
【0013】(3)本発明のデータ再生制御装置は、所
定の再生単位毎に再生制御のための制御情報が埋め込ま
れたマルチメディアデータを記録した記録媒体を備え、
上記制御情報に基づいて上記マルチメディアデータの再
生を行なうデータ再生制御装置であって、上記マルチメ
ディアデータに埋め込まれた上記制御情報とは別に、同
マルチメディアデータを制御するための制御情報を取得
する制御情報取得手段と、この制御情報取得手段によっ
て得られた別の制御情報に基づいて上記マルチメディア
データの再生制御を行なう制御手段とを具備したことを
特徴とする。
【0014】このような構成によれば、マルチメディア
データに埋め込まれた制御情報とは別の制御情報を例え
ば記録媒体や外部(通信媒体、HDD等の外部記憶装
置)から持ってくることで、同じマルチメディアデータ
を用いて通常の再生処理とは異なる制御を行なうことが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の一実施形態に係るデ
ータ再生制御装置の構成を示すブロック図である。な
お、本装置は、DVD−ROMドライブを標準装備した
パーソナルコンピュータにて実現される。また、本装置
は、映像、音声などのAVデータや放送データなどの連
続再生可能なデータ(これをマルチメディアデータと呼
ぶ)を扱うことができるが、ここでは説明を分かりやす
くするため、その中の映像データを例にして説明するも
のとする。
【0016】図1に示すように、本装置はCPU11を
備えている。CPU11は、本装置全体の制御を行なう
ものであり、ここではDVD−ROMドライブ16に対
するデータ再生制御を主として行なう。このCPU11
には、システムバス10を介してROM12、メインメ
モリ13、入力デバイス14、表示デバイス15、DV
D−ROMドライブ16、MPEGデコーダ17、HD
D(ハードディスク装置)18、通信制御部19などが
接続されている。
【0017】ROM12には、CPU11を起動するた
めのプログラムなどの各種データが記憶されている。メ
インメモリ13は、例えばDRAMからなり、CPU1
1の処理動作に必要な各種データを記憶する。また、こ
のメインメモリ13にはワーク領域13aが設けられて
おり、ここにDVD−ROMドライブ16の記録媒体1
6aから読み出された管理テーブル21(図2参照)な
どが格納されるようになっている。なお、この管理テー
ブル21については、後に図2を参照して説明する。
【0018】入力デバイス14は、例えばキーボードの
他、マウスやアキュポイントなどのポインティングデバ
イスからなり、データの入力やファンクション指示を行
なうために用いられる。表示デバイス15は、例えばT
FT方式カラー液晶ディスプレイからなり、データの表
示を行なうために用いられる。
【0019】DVD−ROMドライブ16は、本装置に
標準装備され、CPU11の制御の下で記録媒体(メデ
ィア)16aに記録されたデータを最大10.08Mb
psの転送レートで読み出す。このDVD−ROMドラ
イブ16は、光ディスクからなる記録媒体16aの他、
モータ、ピックアップ、ピックアップドライブ、サーボ
コントローラ、エラー検出・訂正のためのECCを含む
ドライブコントローラなどから構成されている。
【0020】記録媒体16aは、例えば片面で135分
程度の映画を記録可能な容量を有すめメディアであっ
て、DVD−ROMドライブ16にセットされる。本実
施形態では、この記録媒体16aにディジタル映像デー
タ(カラー動画データ)がMPEG方式により圧縮符号
化された形で記録されている。さらに、本実施形態で
は、この記録媒体16aにディジタル映像データの再生
制御を行なうための管理テーブル21(図2参照)の
他、例えば同映像データをゲームとして利用する場合の
アプリケーションソフトなどが設けられている。
【0021】MPEGデコーダ17は、記録媒体16a
から再生されたディジタル映像データをデコード処理す
る。このMPEGデコーダ17は、ハードウェアまたは
ソフトウェアにて実現することができる。
【0022】HDD18は、外部記憶装置として用いら
れ、本装置で使用可能な各種ファイルやアプリケーショ
ンソフト(WWWブラウザを含む)などの各種データを
記憶する。通信制御部19は、モデム20を介して外部
装置とのデータの通信制御を行なう。モデム20は、電
話回線などを通じて外部装置との間でデータの送受信処
理を行なうための信号変換装置であり、データの変調/
復調機能を有して構成されている。
【0023】ここで、記録媒体16aのファイル構造を
説明する。図2は第1の実施形態における記録媒体16
aのファイル構造を説明するための図である。図2
(b)に示すように、記録媒体16aの各セクタには、
DVDVideoに用いられる一連のディジタル映像デ
ータと、そのディジタル映像データ中に埋め込まれる制
御コマンドが所定の再生単位毎に記録されている。
【0024】この制御コマンドは、各映像データを1つ
のシーンとして連結したり、ボタン等の押下によるユー
ザアクションに応じて、どこのシーンに飛ぶのかといっ
たディジタル映像データの再生制御を行なうためのもの
であり、ナビゲーションコマンドと呼ばれる。この制御
コマンドにより、所定の再生手順でビデオ再生を行なう
ことができる。
【0025】ここで、パーソナルコンピュータ(PC)
において、例えばディジタル映像データを部分的に利用
してゲームなどを行なうことを想定した場合には、映像
データおよび制御コマンドからなるビデオデータの中か
ら制御コマンドを除いて、そのゲーム専用のデータを新
たに作り、記録媒体16aに記録しておく必要がある。
この場合、同じ映像データを有する2種類のデータが重
複して存在することになり、データ量が非常に大きくな
る問題がある。
【0026】そこで、本実施形態では、図2(a)に示
すように、同じ映像データを一般プレーヤ(consu
mer player)から見た場合の形式と、PCか
ら見た場合の形式をファイルとして持つことで、上記の
ような不具合を解消することを特徴としている。
【0027】すなわち、File1およびFile2
は、一般プレーヤから見た場合の形式を示しており、制
御コマンドと映像データが混在して1つのファイルを形
成している。File1は、物理セクタアドレス「00
01」〜「0004」に記録されている映像データおよ
び制御コマンドの物理位置を定義している。File2
は、物理セクタアドレス「0005」〜「0008」に
記録されている映像データおよび制御コマンドの物理位
置を定義している。これらのFile1,2は通常のビ
デオ再生に用いられる。
【0028】これに対し、File3およびFile4
は、PCから見た場合の形式を示しており、映像データ
の部分を結合させて1つのファイルを形成している。例
えばFile3は、物理セクタアドレス「0002」,
「0003」に記録されている映像データの物理位置を
定義している。File4は、物理セクタアドレス「0
002」,「0003」,「0006」,「0007」
に記録されている映像データの物理位置を定義してい
る。これらのFile3,4は映像データのみを利用し
たゲームなどに用いられる。
【0029】なお、利用する映像データの選択は任意で
あり、例えば物理セクタアドレス「0002」,「00
06」に記録されている映像データを用いてゲームなど
に付与することもできる。
【0030】管理テーブル21は、このようなディジタ
ル映像データを共有する複数のファイルを管理するもの
であって、各ファイル毎にファイル名とそれに対応する
物理セクタアドレスが記憶されている。この管理テーブ
ル21は、標準規格である「ISO9660」フォーマ
ットに従って記録媒体16aの所定のセクタに記録され
ており、再生時にメインメモリ13のワーク領域13a
に読み込まれる。CPU11はこのワーク領域13aに
読み込まれた管理テーブル21を参照して、後述するデ
ータ再生処理を実行する。
【0031】次に、第1の実施形態としての処理動作を
説明する。図3は第1の実施形態におけるデータ再生処
理の動作を示すフローチャートである。データ再生に際
し、DVD−ROMドライブ16に記録媒体16aをセ
ットする(ステップA11)。
【0032】ここで、記録媒体16aには、「ISO9
660」フォーマットに従って再生種類選択用のファイ
ル(例えばWindows95のオートラン機能による
ファイル)が所定のセクタに記録されているものとす
る。ここでは、説明を分かりやすくなるため、再生種類
として、ビデオ再生とゲーム再生の2種を想定して説明
する。
【0033】CPU11は、DVD−ROMドライブ1
6を起動し、まず、記録媒体16aに記録された再生種
類選択用ファイルの検索を行なう(ステップA12)。
この再生種類選択用ファイルを検索できたら(ステップ
A13のYes)、CPU11は当該ファイルに記述さ
れたプログラムを実行し(ステップA14)、ユーザに
再生種類を選択させるための画面を表示デバイス15に
表示する(ステップA15)。
【0034】この選択画面の表示により、ユーザはビデ
オ再生とゲーム再生のどちらかを入力デバイス14によ
り選択する。ビデオ再生が選択された場合には(ステッ
プA16のYes)、CPU11は図2に示す管理テー
ブル21を参照し、その中からビデオ再生用のファイル
を検索する(ステップA17)。ビデオ再生用ファイル
/ゲーム再生用ファイルはそのファイル名によって区別
される。図2の例では、File1,2を検索すること
になる。
【0035】なお、この管理テーブル21は記録媒体1
6aの所定位置に設けられているものであるが、本実施
形態ではキャッシュを行なうために、再生時に記録媒体
16aからメインメモリ13のワーク領域13aに読み
込んでおくものとする。したがって、CPU11はこの
ワーク領域13aを通じて管理テーブル21を参照する
ことになる。
【0036】ビデオ再生用のファイルが得られると、C
PU11はそのビデオ再生用ファイルに基づいてディジ
タル映像データおよび制御コマンド物理的な位置(メデ
ィア上のセクタアドレス)を確認し、DVD−ROMド
ライブ16にリード要求を出して、それらのデータを記
録媒体16aから読み出すことにより、ビデオ再生処理
を実行する(ステップA18)。
【0037】一方、ゲーム再生が選択された場合には
(ステップA16のYes)、CPU11は、まず、ゲ
ーム用のアプリケーションソフトを実行する(ステップ
A19)。このゲーム用のアプリケーションソフトは、
記録媒体16aの中に当該ディジタル映像データと対に
して設けられている。
【0038】次に、CPU11は図2に示す管理テーブ
ル21を参照し、その中からゲーム再生用のファイルを
検索する(ステップA20)。図2の例では、File
3,4を検索することになる。ゲーム再生用のファイル
が得られると、CPU11はそのゲーム再生用ファイル
に基づいて当該ゲームに利用される映像データの物理的
な位置(メディア上のセクタアドレス)を確認し、DV
D−ROMドライブ16にリード要求を出して、それら
のデータを記録媒体16aから読み出すことにより、ゲ
ーム再生処理を実行する(ステップA21)。
【0039】このように、記録媒体16aに記録された
ディジタル映像データを共有する複数のファイルを用い
て再生処理を行なうことにより、データを重複して持つ
などの大幅な変更を必要とせずに、パーソナルコンピュ
ータ特有の利用方法を容易に実現することができる。
【0040】なお、上記実施形態では、ユーザに再生種
類(ビデオ再生/ゲーム再生)を選択させるようにした
が、例えばゲーム用のアプリケーションが指定されたと
きにゲーム再生を選択し、それ以外ではビデオ再生を選
択して再生処理を実行するなどの制御も可能である。
【0041】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。一般プレーヤでは、DVD
−ROMメディアに記録されたディジタル映像データの
制御を物理単位毎にしか行なうことができない。すなわ
ち、ディジタル映像データ中に所定の再生単位毎に埋め
込まれた制御コマンドに基づいて、一連のディジタル映
像データを所定の再生手順で再生することしかできな
い。
【0042】ここで、パーソナルコンピュータでは、例
えばWWWブラウザを用いて、世界各地のあらゆる情報
をインターネット経由で見ることが可能であり、このよ
うなインターネットとDVD−ROMとの融合が求めら
れる。すなわち、例えばデータ再生中に、ある商品の映
像シーンが映し出された際に、その商品に関連する情報
をインターネット経由で取得して、ユーザに提供すると
いったものである。
【0043】このようなデータ再生時における利用要求
は、インターネットとの融合だけに限らない。例えばデ
ータ再生中に、ある動物の映像シーンが映し出された際
に、その動物に関連する別のディジタル映像データを再
生する、といった利用方法も求められる。
【0044】第2の実施形態では、このようなデータ再
生中における利用方法を実現するものであって、特に時
間情報テーブルを用いて、時間単位毎に細かなアクショ
ンを規定することを特徴とする。
【0045】図4は第2の実施形態における時間単位の
再生制御方法を説明するための図である。記録媒体16
aの各セクタには、DVDVideoに用いられる一連
のディジタル映像データと、そのディジタル映像データ
中に埋め込まれる制御コマンドが所定の再生単位毎に記
録されている。
【0046】ここで、記録媒体16aに記録されたディ
ジタル映像データに対し、時間単位毎にユーザアクショ
ンに応じた処理内容を定義した時間情報テーブル31を
用意する。図4の例では、60分の映像シーンを秒単位
で区切り、「0:00〜0:01」のときにTable
1,「0:01〜0:02」のときにTable2,
「0:02〜0:10」のときにTable3,…「5
9:00〜60:00」のときにTableNといった
ように各Tableが対応付けられており、それぞれに
ユーザアクションに応じた処理内容が定義されている。
【0047】このような時間情報テーブル31を用いる
ことにより、記録媒体16aに記録されたディジタル映
像データの再生中にユーザアクションが起きたとき、そ
の時点での再生時間から時間情報テーブル31を参照し
て、ユーザアクションに応じた処理を実行する。
【0048】例えば、「0:01〜0:02」のとき
に、Action1を行なう指令があると、Table
1を参照して別のディジタル映像データ2の再生に移る
といった処理を行なう。また、同時刻にAction2
を行なう指令があれば、WWWブラウザの起動によりイ
ンターネット情報を検索するといった処理を行なう。こ
の場合、Table1には、予めURLなどのインター
ネット接続先の情報が定義されているものとする。
【0049】なお、この時間情報テーブル31は、標準
規格である「ISO9660」フォーマットに従って記
録媒体16aの所定のセクタに記録されており、再生時
にメインメモリ13のワーク領域13aに読み込まれ
る。CPU11はこのワーク領域13aに読み込まれた
時間情報テーブル31を参照して、上記のような時間単
位毎の再生制御を行なう。
【0050】次に、第2の実施形態としての処理動作を
説明する。図5は第2の実施形態におけるデータ再生処
理の動作を示すフローチャートである。データ再生中
(ビデオ再生またはゲーム再生)において(ステップB
11)、CPU11はボタン等の押下によるユーザアク
ションの有無を検出する(ステップB12)。
【0051】ここで、入力デバイス14を通じてユーザ
アクションが起きたことが検出されると(ステップB1
2のYes)、CPU11は図4の時間情報テーブル3
1を参照して、現在の再生時間(再生を開始してからユ
ーザアクションが起きたときの時間)に対応する処理内
容を判断する(ステップB13)。
【0052】なお、この時間情報テーブル31は記録媒
体16aの所定位置に設けられているものであるが、本
実施形態ではキャッシュを行なうために、再生時に記録
媒体16aからメインメモリ13のワーク領域13aに
読み込んでおくものとする。したがって、CPU11は
このワーク領域13aを通じて時間情報テーブル31を
参照することになる。
【0053】現在の再生時間に対応する処理内容を判断
すると、CPU11はその処理内容の中で当該ユーザア
クションに応じた処理を実行する(ステップB14)。
すなわわち、図4の例で、「0:01〜0:02」のと
きにAction1があったとすると、Table1を
参照して別のディジタル映像データ2の再生処理に移
る。このディジタル映像データ2は記録媒体16aに予
め記録されているものとする。
【0054】また、同時刻にAction2があれば、
WWWブラウザの起動によりインターネット情報を検索
する処理に移る。具体的には、通信制御部19の制御に
よりモデム20を介してインターネット上のサーバに接
続し、このサーバを通じて予め指定されたインターネッ
ト情報を取得し、これを表示デバイス15に表示するな
どの処理を行なう。
【0055】このように、時間単位でディジタル映像デ
ータの再生制御を行なうことにより、データ再生中にユ
ーザアクションに応じた別の処理を速やかに行なうこと
ができる。これにより、例えばデータ再生中にインター
ネット情報を見たり、別のディジタル映像データを見る
などの利用が可能となる。
【0056】なお、上記実施形態では、記録媒体16a
に設けられた時間情報テーブル31を用いて上記のよう
な処理を行なうようにしたが、この時間情報テーブル3
1の情報を外部よりスクリプト形式で記述しておくこと
も可能である。このときのスクリプト形式の記述例を図
4に示す。スクリプト形式で言語的に記述すれば、各時
間単位毎にテーブルを用意する必要がなくなるため、デ
ータ量を減らすことができるなどの利点がある。
【0057】また、上記実施形態では、データ再生時の
再生時間に基づいてユーザアクションに応じた処理を行
なうようにしたが、このような時間管理に限らず、例え
ばデータの再生量(再生を開始してからデータ量)を管
理することでも、上記同様の処理を実現することができ
る。この場合、各再生毎に処理内容を定義した情報テー
ブルを記録媒体16aに用意しておき、ユーザアクショ
ンが起きたときに、その時点の再生量から予め定義され
た処理を実行する。さらに、その情報テーブルによって
定義された内容をスクリプト形式で言語的に記述するこ
とも可能である。
【0058】また、このような情報テーブルを外部(例
えば通信媒体あるいはHDD等の外部記憶装置)から取
得することにより、上記同様の処理を行なうことができ
る。 (第3の実施形態)次に、本発明の第3の実施形態につ
いて説明する。
【0059】一般プレーヤでは、ディジタル映像データ
のコマンドセット(制御コマンド群)が固定であったた
め、1通りの再生制御しか行なうことができない。これ
は、一般プレーヤでは所定の再生手順で一連のディジタ
ル映像データを再生するのみであるため、それとは異な
る再生制御を行なう必要性がないからである。一方、パ
ーソナルコンピュータでは、予め固定化された再生制御
の他に、その再生手順を任意に変更したり、映像データ
を部分的に再生するなどの様々な再生制御が求められる
ことがある。
【0060】そこで、第3の実施形態では、ディジタル
映像データの中に既に存在する制御コマント群とは別
に、再生制御用のコマンドセット(制御コマンド群)を
複数設定しておき、これらのコマンドセットを用いてデ
ィジタル映像データの再生制御を行なうことを特徴とす
る。
【0061】図6は第3の実施形態におけるコマンドセ
ットの設定方法を説明するための図である。記録媒体1
6aの各セクタには、DVDVideoに用いられる一
連のディジタル映像データと、そのディジタル映像デー
タの中に埋め込まれた制御コマンドが所定の再生単位毎
に記録されている。
【0062】ここで、ディジタル映像データ中の制御コ
マンドとは別に、コマンドセット1,コマンドセット2
といったように、同じディジタル映像データに対する複
数のコマンドセットをファイル形式で用意しておく。
【0063】このコマンドセット1,コマンドセット2
は、パーソナルコンピュータにて再生制御を行なうため
のものである。本実施形態では、コマンドセット1は一
般プレーヤと同じ制御内容を有し、コマンドセット2は
一般プレーヤとは異なる制御内容を有するものとする。
【0064】これらのコマンドセット1,2は、標準規
格である「ISO9660」フォーマットに従って記録
媒体16aの所定のセクタに記録されており、再生時に
メインメモリ13のワーク領域13aに読み込まれる。
CPU11はこのワーク領域13aに読み込まれたコマ
ンドセット1,2を参照して、それぞれの制御コマンド
に定義された再生制御を行なう。
【0065】また、例えば通信媒体や外部記憶装置な
ど、外部からコマンドセット3を持ってきて、そのコマ
ンドセット3に基づいて再生制御を行なうことも可能で
ある。本実施形態では、コマンドセット3は通信媒体が
得られ、一般プレーヤとは異なる制御内容を有するもの
とする。
【0066】次に、第3の実施形態としての処理動作を
説明する。図7は第3の実施形態におけるデータ再生処
理の動作を示すフローチャートである。データ再生に際
し、DVD−ROMドライブ16に記録媒体16aをセ
ットする(ステップC11)。
【0067】ここで、デェフォルト状態ではコマンドセ
ット1が設定されているものとする。CPU11は、D
VD−ROMドライブ16を起動することにより、記録
媒体16aからコマンドセット1を読み出し、これをメ
モリ13のワーク領域13aに格納した後、そのコマン
ドセット1に基づいてディジタル映像データの再生制御
を行なう(ステップC12)。この場合、コマンドセッ
ト1は一般プレーヤと同じ制御内容を有する。
【0068】ここで、入力デバイス14を通じてコマン
ドセット変更のユーザアクションがあると(ステップC
13のYes)、CPU11はコマンドセットの変更が
可能な状態であるか否かを判断する(ステップC1
4)。コマンドセットの変更が可能な状態とは、例えば
映像が停止している状態など、ユーザ待ちとなっている
状態のことである。コマンドセットの変更が可能な状態
でない場合には(ステップC13のNo)、CPU11
はその変更を禁止し、そのまま現在のデータ再生を継続
する。
【0069】また、コマンドセットの変更が可能な状態
であれば(ステップC14のYes)、その新たなコマ
ンドセットがメディア内のものであれば(ステップC1
5のYes)、CPU11は記録媒体16aからコマン
ドセット2を読み出し、これをメモリ13のワーク領域
13aに格納した後(ステップC16)、そのコマンド
セット2に基づいてディジタル映像データの再生制御を
行なう(ステップC17)。この場合、コマンドセット
2は一般プレーヤとは異なる制御内容を有する。
【0070】一方、新たなコマンドセットがメディア外
のものであれば(ステップC15のNo)、CPU11
は外部(通信媒体)からコマンドセット3を取得し、こ
れをメモリ13のワーク領域13aに格納した後(ステ
ップC18)、そのコマンドセット3に基づいてディジ
タル映像データの再生制御を行なう(ステップC1
9)。この場合、コマンドセット3は一般プレーヤとは
異なる制御内容を有し、通信媒体を通じて得られる。な
お、外部の場合には、通信媒体に限らず、例えばHDD
18などの外部記憶装置も含む。
【0071】このように、複数のコマンドセットを用意
しておくことにより、それぞれに応じたディジタル映像
データの再生制御を行なうことができる。したがって、
一般プレーヤでは見られない、パーソナルコンピュータ
独自の再生制御を実現することができる。
【0072】なお、上記実施形態では、デェフォルトと
してコマンドセット1を予め設定しておくようにした
が、前回のデータ再生時に使用したコマンドセットを初
めに用いるようにしても良い。
【0073】また、上記実施形態では、データ再生中に
コマンドセットの変更を行なうようにしたが、データ再
生前にコマンドセットの変更を行なうこともできる。こ
の場合、データ再生に際し、コマンドセット変更のユー
ザアクションを起こし、そのユーザアクションに従って
メディア内または外部からコマンドセットを取得して変
更処理を行なうようにすれば良い。
【0074】また、上述した第1〜第3の実施形態の説
明では、ディジタル映像データを例にして説明したが、
本発明はこれに限るものではなく、映像データの他に、
例えば音声データを含むAVデータや、さらには外部か
ら送られてくる放送データなど、連続再生可能なマルチ
メディアデータの全てを対象として、上記各実施形態で
説明した処理を同様に実現することができるものであ
る。
【0075】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、DVD−
ROMメディアなどの記録媒体に記録されたマルチメデ
ィアデータを用いて、所定の規格に従った通常の再生処
理の他にゲームなどの特定の処理を行なう場合におい
て、マルチメディアデータを共有する複数のファイルを
用い、それらのファイルに従った再生制御を行なうこと
で、同じマルチメディアデータを重複して持つことな
く、それぞれの再生処理を効率的に行なうことができ
る。
【0076】また、本発明によれば、記録媒体に記録さ
れたマルチメディアデータを時間単位で管理すること
で、データ再生中にユーザアクションがあったとき、そ
の時点でのマルチメディアデータの再生時間によって定
義されたユーザアクションに応じた処理を実行すること
ができる。
【0077】また、マルチメディアデータを再生量単位
で管理することでも、上記同様に、データ再生中にユー
ザアクションがあったとき、その時点でのマルチメディ
アデータの再生量によって定義されたユーザアクション
に応じた処理を実行することができる。
【0078】また、本発明によれば、マルチメディアデ
ータに埋め込まれた制御情報とは別の制御情報を例えば
記録媒体や外部(通信媒体、HDD等の外部記憶装置)
から持ってくることで、同じマルチメディアデータを用
いて通常の再生処理とは異なる制御を行なうことができ
る。
【0079】このように、一般プレーヤでも使われるD
VD−ROMメディアなどの記録媒体をパーソナルコン
ピュータで使用する場合において、データを重複して持
つなどの大幅な変更を必要とせずに、パーソナルコンピ
ュータ特有の利用方法を容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデータ再生制御装置
の構成を示すブロック図。
【図2】第1の実施形態における記録媒体のファイル構
造を説明するための図。
【図3】第1の実施形態におけるデータ再生処理の動作
を示すフローチャート。
【図4】第2の実施形態における時間単位の再生制御方
法を説明するための図。
【図5】第2の実施形態におけるデータ再生処理の動作
を示すフローチャート。
【図6】第3の実施形態におけるコマンドセットの設定
方法を説明するための図。
【図7】第3の実施形態におけるデータ再生処理の動作
を示すフローチャート。
【符号の説明】
11…CPU 12…ROM 13…メインメモリ 13a…ワーク領域 14…入力デバイス 15…表示デバイス 16…DVD−ROMドライブ 16a…記録媒体 17…MPEGデコーダ 18…HDD 19…通信制御部 20…モデム 21…管理テーブル 31…時間情報テーブル

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の再生単位毎に再生制御のための制
    御情報が埋め込まれたマルチメディアデータを記録した
    記録媒体を備え、上記制御情報に基づいて上記マルチメ
    ディアデータの再生を行なうデータ再生制御装置であっ
    て、 上記マルチメディアデータおよび上記制御情報の物理位
    置が定義された第1のファイルと、上記マルチメディア
    データの物理位置が定義された第2のファイルとを記憶
    した管理テーブルと、 この管理テーブルに記憶された上記第1または第2のフ
    ァイルに基づいて上記マルチメディアデータの再生処理
    を実行する制御手段とを具備したことを特徴とするデー
    タ再生制御装置。
  2. 【請求項2】 上記管理テーブルは、上記記録媒体の所
    定位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載
    のデータ再生制御装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、外部からの指示に従っ
    て上記管理テーブルから上記第1のファイルを検索し、
    そのファイルによって物理位置が定義された上記マルチ
    メディアデータおよび上記制御情報を用いて再生処理を
    実行することを特徴とする請求項1記載のデータ再生制
    御装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、外部からの指示に従っ
    て上記管理テーブルから上記第2のファイルを検索し、
    そのファイルによって物理位置が定義されたマルチメデ
    ィアデータを部分的に利用して特定の再生処理を実行す
    ることを特徴とする請求項1記載のデータ再生制御装
    置。
  5. 【請求項5】 所定の再生単位毎に再生制御のための制
    御情報が埋め込まれたマルチメディアデータを記録した
    記録媒体であって、 上記マルチメディアデータおよび上記制御情報の物理位
    置を定義した第1のファイルと、上記マルチメディアデ
    ータの物理位置を定義した第2のファイルとを管理した
    管理テーブルが所定位置に設けられていることを特徴と
    するコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 所定の再生単位毎に再生制御のための制
    御情報が埋め込まれたマルチメディアデータを記録した
    記録媒体を備え、上記制御情報に基づいて上記マルチメ
    ディアデータの再生を行なうデータ再生制御装置に用い
    られるデータ再生制御方法であって、 上記マルチメディアデータおよび上記制御情報の物理位
    置を定義した第1のファイルと、上記マルチメディアデ
    ータの物理位置を定義した第2のファイルとを管理した
    管理テーブルを有し、 この管理テーブルに記憶された上記第1または第2のフ
    ァイルに基づいて上記マルチメディアデータの再生処理
    を実行することを特徴とするデータ再生制御方法。
  7. 【請求項7】 所定の再生単位毎に再生制御のための制
    御情報が埋め込まれたマルチメディアデータを記録した
    記録媒体を備え、上記制御情報に基づいて上記マルチメ
    ディアデータの再生を行なうデータ再生制御装置であっ
    て、 上記マルチメディアデータの再生時間毎にユーザアクシ
    ョンに応じた処理を定義した情報テーブルと、 上記マルチメディアデータの再生中にユーザアクション
    の有無を検出するユーザアクション検出手段と、 このユーザアクション検出手段によってユーザアクショ
    ンがあったことが検出された場合に上記情報テーブルを
    参照し、その時点での上記マルチメディアデータの再生
    時間によって定義されたユーザアクションに応じた処理
    を実行する制御手段とを具備したことを特徴とするデー
    タ再生制御装置。
  8. 【請求項8】 所定の再生単位毎に再生制御のための制
    御情報が埋め込まれたマルチメディアデータを記録した
    記録媒体を備え、上記制御情報に基づいて上記マルチメ
    ディアデータの再生を行なうデータ再生制御装置であっ
    て、 上記マルチメディアデータの再生量毎にユーザアクショ
    ンに応じた処理を定義した情報テーブルと、 上記マルチメディアデータの再生中にユーザアクション
    の有無を検出するユーザアクション検出手段と、 このユーザアクション検出手段によってユーザアクショ
    ンがあったことが検出された場合に上記情報テーブルを
    参照し、その時点での上記マルチメディアデータの再生
    量によって定義されたユーザアクションに応じた処理を
    実行する制御手段とを具備したことを特徴とするデータ
    再生制御装置。
  9. 【請求項9】 上記情報テーブルは、上記記録媒体の所
    定位置に設けられていることを特徴とする請求項7また
    は請求項8記載のデータ再生制御装置。
  10. 【請求項10】 上記情報テーブルによって定義された
    内容をスクリプト形式により記述することを特徴とする
    請求項7または請求項8記載のデータ再生制御装置。
  11. 【請求項11】 上記情報テーブルを外部から取得する
    ことを特徴とする請求項7または請求項8記載のデータ
    再生制御装置。
  12. 【請求項12】 上記制御手段は、上記マルチメディア
    データの再生時間によって定義されたユーザアクション
    に基づき、再生中のシーンに関連するインターネット情
    報を取得するための処理を実行することを特徴とする請
    求項7または請求項8記載のデータ再生制御装置。
  13. 【請求項13】 所定の再生単位毎に再生制御のための
    制御情報が埋め込まれたマルチメディアデータを記録し
    た記録媒体であって、 上記マルチメディアデータの再生時間毎にユーザアクシ
    ョンに応じた処理を定義した情報テーブルが所定位置に
    設けられていることを特徴とするコンピュータ読取り可
    能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 所定の再生単位毎に再生制御のための
    制御情報が埋め込まれたマルチメディアデータを記録し
    た記録媒体であって、 上記マルチメディアデータの再生量毎にユーザアクショ
    ンに応じた処理を定義した情報テーブルが所定位置に設
    けられていることを特徴とするコンピュータ読取り可能
    な記録媒体。
  15. 【請求項15】 所定の再生単位毎に再生制御のための
    制御情報が埋め込まれたマルチメディアデータを記録し
    た記録媒体を備え、上記制御情報に基づいて上記マルチ
    メディアデータの再生を行なうデータ再生制御装置に用
    いられるデータ再生制御方法であって、 上記マルチメディアデータの再生時間毎にユーザアクシ
    ョンに応じた処理を定義した情報テーブルを有し、 上記マルチメディアデータの再生中にユーザアクション
    の有無を検出し、 ユーザアクションがあったことが検出された場合に上記
    情報テーブルを参照し、その時点での上記マルチメディ
    アデータの再生時間によって定義されたユーザアクショ
    ンに応じた処理を実行することを特徴とするデータ再生
    制御方法。
  16. 【請求項16】 所定の再生単位毎に再生制御のための
    制御情報が埋め込まれたマルチメディアデータを記録し
    た記録媒体を備え、上記制御情報に基づいて上記マルチ
    メディアデータの再生を行なうデータ再生制御装置に用
    いられるデータ再生制御方法であって、 上記マルチメディアデータの再生量毎にユーザアクショ
    ンに応じた処理を定義した情報テーブルを有し、 上記マルチメディアデータの再生中にユーザアクション
    の有無を検出し、 ユーザアクションがあったことが検出された場合に上記
    情報テーブルを参照し、その時点での上記マルチメディ
    アデータの再生量によって定義されたユーザアクション
    に応じた処理を実行することを特徴とするデータ再生制
    御方法。
  17. 【請求項17】 所定の再生単位毎に再生制御のための
    制御情報が埋め込まれたマルチメディアデータを記録し
    た記録媒体を備え、上記制御情報に基づいて上記マルチ
    メディアデータの再生を行なうデータ再生制御装置であ
    って、 上記マルチメディアデータに埋め込まれた上記制御情報
    とは別に、同マルチメディアデータを制御するための制
    御情報を取得する制御情報取得手段と、 この制御情報取得手段によって得られた別の制御情報に
    基づいて上記マルチメディアデータの再生制御を行なう
    制御手段とを具備したことを特徴とするデータ再生制御
    装置。
  18. 【請求項18】 上記マルチメディアデータに埋め込ま
    れた上記制御情報とは別の制御情報は上記記録媒体の所
    定位置にファイル形式で設けられており、 上記制御情報取得手段は、上記記録媒体から上記別の制
    御情報を取得することを特徴とする請求項17記載のデ
    ータ再生制御装置。
  19. 【請求項19】 上記制御情報取得手段は、外部から上
    記マルチメディアデータに埋め込まれた上記制御情報と
    は別の制御情報を取得することを特徴とする請求項17
    記載のデータ再生制御装置。
  20. 【請求項20】 上記マルチメディアデータに埋め込ま
    れた上記制御情報とは別の制御情報を複数設定してお
    き、 上記制御情報取得手段は、外部からの指示に従って上記
    各制御情報を選択的に取得することを特徴とする請求項
    17記載のデータ再生制御装置。
  21. 【請求項21】 所定の再生単位毎に再生制御のための
    制御情報が埋め込まれたマルチメディアデータを記録し
    た記録媒体であって、 上記マルチメディアデータに埋め込まれた上記制御情報
    とは別に、同マルチメディアデータを制御するための制
    御情報が所定位置に設けられていることを特徴とするコ
    ンピュータ読取り可能な記録媒体。
  22. 【請求項22】 所定の再生単位毎に再生制御のための
    制御情報が埋め込まれたマルチメディアデータを記録し
    た記録媒体を備え、上記制御情報に基づいて上記マルチ
    メディアデータの再生を行なうデータ再生制御装置に用
    いられるデータ再生制御方法であって、 上記マルチメディアデータに埋め込まれた上記制御情報
    とは別に、同マルチメディアデータを制御するための制
    御情報を取得し、 この別の制御情報に基づいて上記マルチメディアデータ
    の再生制御を行なうことを特徴とするデータ再生制御方
    法。
JP9329217A 1997-11-28 1997-11-28 データ再生制御装置、同装置に用いられる記録媒体、データ再生制御方法 Pending JPH11162089A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9329217A JPH11162089A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 データ再生制御装置、同装置に用いられる記録媒体、データ再生制御方法
US10/348,753 US20030161614A1 (en) 1997-11-28 2003-01-23 Method and apparatus for playing back data recorded on a recoding medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9329217A JPH11162089A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 データ再生制御装置、同装置に用いられる記録媒体、データ再生制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11162089A true JPH11162089A (ja) 1999-06-18

Family

ID=18218969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9329217A Pending JPH11162089A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 データ再生制御装置、同装置に用いられる記録媒体、データ再生制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11162089A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003514418A (ja) * 1999-11-10 2003-04-15 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム 書き換え可能なディスクメディア向けの編集及び共有システム
WO2004095285A1 (ja) * 2003-03-28 2004-11-04 Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. 記録媒体およびこれを用いる記録装置並びに再生装置
US6934744B2 (en) 2000-03-22 2005-08-23 Visionare Corporation Service system
JP2006139439A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003514418A (ja) * 1999-11-10 2003-04-15 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム 書き換え可能なディスクメディア向けの編集及び共有システム
US6934744B2 (en) 2000-03-22 2005-08-23 Visionare Corporation Service system
WO2004095285A1 (ja) * 2003-03-28 2004-11-04 Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. 記録媒体およびこれを用いる記録装置並びに再生装置
JP2006139439A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4690303B2 (ja) シリーズコンテンツの視聴ポイントに基づいてコンテンツを再生させる装置およびその方法
US7440675B2 (en) AV information reproducing system and a reproducing method applied to the same system
US20020129036A1 (en) System and method for storing and manipulating multi-media
US20150301995A1 (en) Method for editing and processing contents file and navigation information
WO2008068940A1 (ja) 映像音声再生装置
JP4508028B2 (ja) 情報処理装置,情報処理方法およびコンピュータプログラム
JP4281437B2 (ja) 記録媒体及び再生装置
JPH11161664A (ja) Av情報の再生システム及び同システムに適用する再生方法
CN105103232B (zh) 再现装置、控制方法以及程序
JP2002016866A (ja) ファイル管理システムおよびステータス情報送信システム
US7882157B2 (en) Content data recording device and recording control method
JPH11162089A (ja) データ再生制御装置、同装置に用いられる記録媒体、データ再生制御方法
JP2008041120A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JPH09307859A (ja) インタラクティブ映像メディア及び装置及び記録再生方式
JP2007265556A (ja) 情報再生装置および情報提示方法並びに情報提示システム
JP4363117B2 (ja) コンテンツ再生装置、コンテンツ管理装置、コンテンツ再生制御システム、コンテンツ再生方法、コンテンツ管理方法、コンテンツ再生制御方法、およびプログラム
JP4408457B2 (ja) 情報再生システム及び情報再生装置
JP4291218B2 (ja) Avシステム及び記録媒体再生方法
JP2009193633A (ja) 光ディスク記録媒体、及びav機器
KR100589809B1 (ko) 광디스크 장치에서의 축소영상 프리뷰 방법
JP2009194409A (ja) マルチメディアサーバシステム及びこれに用いられるタンクサーバ
JP5976024B2 (ja) 再生装置、制御方法、及び制御プログラム
JP2005353216A (ja) 情報記録媒体、情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、コンピュータプログラム並びに制御信号を含むデータ構造
JP4462373B2 (ja) 記録媒体及び再生装置
JP5094907B2 (ja) 記録媒体及び再生装置